JP2006136554A - ベッド - Google Patents

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徹 原島
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Abstract

【課題】 使い勝手の良い把持部を具えしかも見栄えに優れたベッドを提供する。
【解決手段】矩形の周囲枠を有するフレーム体からなりかつ前記周囲枠に飾り側板を設けた平面矩形のベッド枠体と、マットを載せる寝具載置面を有し前記フレーム体に支持されうるマットフレームと、前記ベッド枠体の側部に取付けられ、使用者が把持しうる把持部を有する握り板ユニットとを具えるベッドであって、前記マットフレームは、前記寝具載置面に、ベッド巾方向にのびる複数枚の長板を、使用者の頭部側の前部から後部に、隙間を隔てて平行に配したすのこ状部を有し、前記握り板ユニットは、前記ベッド枠体の飾り側板を越えて立ち上がる前記把持部を、前記すのこ状部の複数の前記隙間を通る複数の通し軸により連結したことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コンパクトに装着でき、かつ位置変えも可能としうる把持部を有するベッドに関する。
ベッドに登り降りし、またベッド上で姿勢を替える際のグリップとして、或いは寝具のずれ落ち防止のため、本出願人は、図12、13に示すように、側部に把持部aを設けたベッドを提案している(例えば、特許文献1参照)。
前記把持部aは、門型のガード本体部bと、このガード本体部bの両下端部から内方に折れ曲がった水平部dとからなるサイドガード部材eを、ベッド本体f側部で前後にのびる縦枠材gに固着することにより形成している。なお前記水平部dの内端部は、下開放の横コ字状の結合金具hを介して縦枠材gに螺着している。
特開2002−119380号公報
しかしながら、前記ベッドの把持部aは、内端部がベッド本体fの下面で縦枠材gに螺着したサイドガード部材eが、ベッド本体fの側部で立ち上がって形成されるため、大型化するとともにベッド本体fの側方に飛び出しを生じる。そのため、外観上目立ちがちであり、側方に飛び出したガード本体部bが、例えば介護作業などを邪魔する可能性も考えられる。更に、把持部aは前記縦枠材gから側方に張り出して片持ち状に支持されるものであるため、過酷な使用状態を考慮に入れると強度上の改良も要求される。
本発明は、使用者が把持しうる把持部をマットフレームのすのこ状部の隙間を通る通し軸により連結したことを基本とし、使い勝手の良い把持部を具えしかも見栄えに優れたベッドの提供を課題としている。
前記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、矩形の周囲枠を有するフレーム体からなりかつ前記周囲枠に飾り側板を設けた平面矩形のベッド枠体と、マットを載せる寝具載置面を有し前記フレーム体に支持されうるマットフレームと、前記ベッド枠体の側部に取付けられ、使用者が把持しうる把持部を有する握り板ユニットとを具えるベッドであって、前記マットフレームは、前記寝具載置面に、ベッド巾方向にのびる複数枚の長板を、使用者の頭部側の前部から後部に、隙間を隔てて平行に配したすのこ状部を有し、前記握り板ユニットは、前記ベッド枠体の飾り側板を越えて立ち上がる前記把持部を、前記すのこ状部の複数の前記隙間を通る複数の通し軸により連結したことを特徴とする。
請求項2に係る発明では、前記ベッド枠体は、前記すのこ状部に位置して、その飾り側板の内側面と、マットフレームの外側面と、前記周囲枠の上面とが面する溝状部が形成され、前記握り板ユニットは、該溝状部に嵌まり合う下向き嵌合部を具え、また請求項3に係る発明において、前記把持部は、前記飾り側板上に載置されて立ち上がるつかみ具と、下方にのび、下端部に前記下向き嵌合部を有する連結金具とからなり、かつ前記下向き嵌合部は前記飾り側板の内側面に沿う外側片と、前記マットフレームの外側面に沿う小高さの内側片と、それらの下端を継ぐ底片とを具え、しかも前記通し軸は、前記内側片の上端をへて前記外側片に固着されることを特徴とする。
請求項4の握り板ユニットは、ヘッド巾方向長さが調整可能であり、また請求項5に係る発明において、前記マットフレームは、頭部又は脚部を折れ曲げ可能であり、かつ前記すのこ状部は少なくとも臀部が載置される非折曲げ部に形成されることを特徴とする。
請求項1に係る発明は、把持部を連結する通し軸が、すのこ状部の隙間でコンパクトに配置されるとともにマットに隠れて外から見えることなく、見栄えに優れる。しかも把持部は、ベッド枠体の飾り側板を越えて立ち上がるため、ベッド側方に突出することがない。従って、使用者が誤ってこれに引っ掛かかることを防止でき、かつ介護者などの作業を妨げることもない。また握り板ユニットは、把持部が複数の通し軸によって連結されるため、剛性が高められる。その結果、ベッドへの登り降り、ベッド上で姿勢を入れ替えるなどの際、使用者がこれを把持して力を加えても揺れなどの変形が抑制され、使用者の安全と安心感とを高めることができる。さらには通し軸の挿入する隙間を前後に変えることにより、把持部を使用条件に適合した位置に設けることができる。
請求項2に係る発明のように、握り板ユニットの下向き嵌合部がベッド枠体の溝状部に嵌まり合って支持されると、使用者の加える力を安定して支持できる。しかも、握り板ユニットの着脱を簡単に行えるため、使い勝手に優れる。また請求項3に係る発明のように、連結金具に下向き嵌合部を形成することにより、つかみ具と通し軸端部との連設部が支持されるため、握り板ユニットの固定が安定し、しかも通し軸は、内側片の上端をへて前記外側片に固着されるため、通し軸と把持部とを堅固に連結できる。
請求項4に係る発明の握り板ユニットは、各種変形に追従して、ヘッド巾方向の長さが調整できるため、着脱操作をスムースに行える。また請求項5に係る発明では、頭部又は脚部側を折り曲げてリクライニング状に持ち上がるマットフレームの上の使用者が、臀部に配される握り板ユニットの把持部を持つことにより、安全に動作でき、かつ寝具の落下を防止しうる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1、2に示すように、ベッド1は、平面矩形のベッド枠体5と、このベッド枠体5に支持されるとともにマットMを受けるマットフレーム7と、握り板ユニット9とを具える。
前記ベッド枠体5は、フレーム体3を有し、両側部に配される飾り側板4が設けられ、更に本形態では、使用者の頭部側の前部にヘッドボード(宮板)21、及び後部にフットボード22を設けている。
前記フレーム体3は、図2に示すように、周囲枠2と、この周囲枠2の内側に架け渡され、前後にのびる補強桟23Aと、巾方向にのびる補強桟23Bとからなる。前記周囲枠2は、両側部で前後にのびる左右の側枠2A、2Aと、この側枠2A、2Aの前後端部をつないで、巾方向にのびる前枠2B、及び後枠2Cとからなり、矩形状をなす。なお前記側枠2A、前枠2B及び後枠2Cは、同一断面の縦長角パイプが用いられている。
前記周囲枠2は、左右の側枠2A、2Aの前部及び後部に、ベッド枠体5を水平に支える支脚部24が形成される。この支脚部24は、側枠2Aから垂下する支柱部24Aと、この支柱部24Aの下端部から前後にのびる水平な腕部24Bとからなり逆T字状をなす。なお前記腕部24Bの前後端部には、キャスター25が設けられる。
前記飾り側板4は、図2、6に示すように、側枠2Aと略同じ長さを有する長尺板状をなし、内側上部に段部32を有して縦断面略L字状に形成される。そして、この飾り側板4は、前記段部32を側枠2Aの外側面及び下面に沿わせて配され、側枠2Aを上下に貫通するビス(図示せず)を前記段部32の下面に打ち込むことにより、側枠2Aに沿い固着される。
また前記ヘッドボード(宮板)21及びフットボード22は、前記フレーム体3と略同巾の直立板状をなし、周囲枠2の前枠2B及び後枠2Cにビス、金物などを用いて固着される。なお前記飾り側板4の前後端部は、ヘッドボード(宮板)21、フットボード22の表面に当接しているため、隙間がなく見栄えが良い点で好ましい。
なお飾り側板4、ヘッドボード(宮板)21及び後部のフットボード22は、杉、松、樅、栂などの針葉樹、およびナラ、チーク、ラワンなどの広葉樹を含む木材、MDF(中密度繊維板)、集成材などの木質加工材、リサイクル木粉にポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂などを配合して押出、射出成形した人工木材、プラスチック、金属その他を用いて形成される。
前記マットフレーム7は、前記周囲枠2よりも少し小巾で矩形の外周枠26Aとこの外周枠26Aの内側に配された補強枠26Bとにより構成され、フレーム体3上でその中央に配置される。本形態のマットフレーム7は、前部から後部に向け、使用者の頭を支える頭部枠体27、背中を支える背部枠体28、臀部を支える臀部枠体29、大腿部を支える大腿部枠体30、及び下腿部を支える下腿部枠体31に分割して形成される。前記臀部枠体29は、前記フレーム体3にビスなどを用いて固着される。背部枠体28は後端部が臀部枠体29に枢着され、更に背部枠体28の前端部に頭部枠体27が連結されている。そして、図9に示すように、頭部枠体27及び背部枠体28は、揺動レバー(図示せず)により持ち上げられると、臀部枠体29の前端から折れ曲がって上昇し、起き上がる使用者の上半身を支えるリクライニング状態が形成される。
また、前記大腿部枠体30は、前端部が臀部枠体29に枢支され、この大腿部枠体30の後端部に下腿部枠体31の前端部を枢着している。そして、大腿部枠体30及び下腿部枠体31は、平行クランク機構(図示せず)により持ち上げられると、臀部枠体29の後端から折れ曲がるとともに下腿部枠体31が水平状態を維持しつつ上昇し、脚部をリラックスさせるフットアップ状態が形成される。
このように本形態では、臀部枠体29がフレーム体3に固着されることにより、非折曲げ部21を形成している。そして頭部側及び脚部側を共に折り曲げ可能に形成しているが、何れか一方を臀部枠体29と同様、非折曲げ部21とすることもよい。
なおマットフレーム7は、前記の如くフレーム体3より小巾に形成され、しかもフレーム体3の中央に配置される。従ってマットフレーム7の両側部に、図3、4に示すように、マットフレーム7の外周枠26Aの外側面と、この外側面から間隔W1離れた飾り側板4の内側面と、フレーム体3の周囲枠2の上面とが面する溝状部14が形成される。
この両側の溝状部14の間で、前記マットフレーム7上部には、すのこ状部12が形成される。このすのこ状部12は、図6に示すように、ベッド巾方向にのびる複数枚の長板10を、マットフレーム7の上で、隙間11を隔てて前後に平行に配置して形成される。そしてこのすのこ状部12の表面により、マットMを載せる寝具載置面6が形成される。前記隙間11の巾は、例えば7〜25mm程度、本形態では、13mmに形成される。本形態の長板10は、長板10を上下に貫通するビスをマットフレーム7に打ち込んで固着されている。またつなぎ桟により数枚の長板10を連結した後、マットフレーム7に固着すると、効率的に取り付けできる点で好ましい。長板10には、抗菌、防臭、通気性に優れた桐を用いることが好ましく、この他、檜、杉、ファルカタなどを用いることもできる。
本形態では、前記頭部枠体27、背部枠体28、臀部枠体29、大腿部枠体30、及び下腿部枠体31に対し、各枠体の大きさに応じた枚数の長板10が取り付けられている。しかし、臀部枠体29を除く各枠体には、長板10と略同厚のマット受板を取り付けることにより、寝具載置面6を形成することもできる。
前記握り板ユニット9は、図3に示すように、前記左右の飾り側板4、4の間隔と等しく離れて向き合う直立板状の把持部8、8の下部間を複数、本形態では2本の通し軸13、13で連結して形成される。そして本形態の通し軸13は、前記隙間11の巾よりも僅かに小さい巾の角パイプにより形成されている。そして、握り板ユニット9は、把持部8が飾り側板4に載置されて立ち上がり、かつ通し軸13を前記すのこ状部12の隙間11に挿入して装着される。従って、使用者が把持部8を握ってベッドへの登り降り、ベッド上での姿勢の入れ替えなどを楽に行うことができ、また高齢者の起き上がり動作等を助けるグリップとして使用できる。更には寝具のずれ落ちを防止でき、子供の落下防止用の防護柵としても機能する。
また本形態の通し軸13は、図8に示すように、左右に分断された角パイプ13A、13Bにより形成されている。一方の角パイプ13A端部の中空孔には、角棒13Dの基部が嵌合固着され、かつ前記角棒13Dの先端部が他方の角パイプ13B端部の中空孔に摺動可能に挿入されている。このように形成された通し軸13の伸縮により、握り板ユニット9はベッド巾方向長さが調整可能であり、荷重による撓み変形、熱膨張などによるベッドの変形に追従できるため、着脱操作をスムースに行えるとともに、浮上りなども防止される。
また本形態の把持部8は、図7に示すように、飾り側板4の上に載置されて立ち上がるつかみ具16と、このつかみ具16を通し軸13に固着する連結金具17とからなる。本形態のつかみ具16は、図7に示すように、略台形状をなし下部に埋め込みナット34を埋設した一対の側片16A、16Aと、この側片16Aの下部を繋ぐ逆台形状の下片16Bと、この下片16Bから上に離れて側片の上端部間を繋ぐ上片16Dとを接着して形成される。前記つかみ具16は、上片16Dと下片16Bとの間に開口16Eが形成され、この開口16Eに指を挿入できグリップ性を高めうる点で好ましい。
前記連結金具17は、短冊形をなし上部に固着孔35を有する外側片18と、この外側片18の下端で直角に折れ曲がり水平にのびる底片20と、この底片20の先端で直角に折れ曲がり前記外側片18から間隔W2離れて小高さで立ち上がる内側片19とからなり、略L字状をなす。なお前記内側片19の小高さとは、外側片18の高さに比べてかなり低く、例えば10〜35mm程度をいう。外側片18は、その下部がつかみ具16の下端よりも下に突出する高さで、つかみ具16の内表面に重なる。そして前記固着孔35に挿入したボルト36を前記つかみ具16の埋め込みナット34に螺合し、これにより連結金具17がつかみ具16に固着される。このようにして取り付けられた連結金具17は、外側片18のつかみ具16下端よりも下方に突出する部分と、底片20と、内側片19とで下向き嵌合部15を形成する。
本形態では前記外側片18と内側片19との間隔W2は、前記溝状部14を構成するマットフレーム7の外周枠26Aの外側面と、飾り側板4の内側面との間隔W1と略同一に形成される。従って、図4、6に示すように、飾り側板4上に載置されたつかみ具16から下方にのびる下向き嵌合部15は、前記溝状部14に嵌合し、外側片18が飾り側板4の内側面に沿い、他方内側片19がマットフレーム7の外側面に沿って挟着されるため、握り板ユニット9は堅固に固定される。その結果使用者が把持部8を強く押し引きしても、把持部8の固定は揺らぐことなく安定してその力を支えることができる。また、握り板ユニット9を真上に持ち上げると、下向き嵌合部15の嵌合を解除することができ、握り板ユニット9の取り外し、或いはその装着位置を前又は後側へ移動させる等の取り扱いを簡単に行える。
更に本形態の底片20は、図4、5に示すように、フレーム体3の周囲枠2の上面に沿って配置されている。従って、使用者が加える負荷が連結金具17を通じてフレーム体3に直接支持さるため、握り板ユニット9の支持強度が更に安定する点で好ましい。
また本形態の通し軸13は、その端部が前記連結金具17の外側片18に溶接などにより固着されるとともに内側片19の上端部に対しても溶接などにより固着されている。そのため通し軸13と把持部8とが堅固に固着され、握り板ユニット9の剛性が向上しうる点で好ましい。
叙上の如く、ベッドへの登り降りをはじめ高齢者等の動作を助けるとともに寝具のずれ落ち、子供の落下を防止しうる柵として機能する把持部8は、図10に示すように、通し軸13を通す隙間11の位置を選択することにより、使用条件に応じて把持部8を前後に移動させて、使い勝手を高めることができる。
また把持部8を連結する通し軸13は、図1に示すように、すのこ状部12の隙間11でコンパクトに配置されるとともにマットMに隠れて露呈せず、しかも飾り側板4から立ち上がる把持部8は、飾り側板4と一体化された外観を呈するため、見栄えが優れる。更に把持部8は、ベッド枠体5の飾り側板4の上に立ち上がるため、ベッド側方へ飛び出すことがない。従って、使用者などが誤って引っ掛かかることもなく、また介護、掃除などの作業がやり易く、更に狭い寝室などの空間においても問題なく使用できる。また把持部8が複数の通し軸13によって連結されるため、握り板ユニット9の剛性が高い。従って、使用者が大きな力を加えても揺れなどの変形が小さく、安全かつ安心して使用できる。
また前記の如く折れ曲がり可能に形成されたマットフレーム7の頭部又は脚部を持ち上げる際は、図9に示すように、非折曲げ部21の臀部枠体29に装着された握り板ユニット9の把持部8により、傾斜角度を変化させて動くベッド上の使用者の安全及び安心感を維持できるとともに寝具のずれ落ちを防止できる。
図11は、他の実施形態を例示している。以下異なる内容について説明し、それ以外は図中に表れた主要な構成に同じ符号を付すのみとする。本形態のベッド1では、ベッド枠体5が電動器37により駆動するシザースリンク機構からなる支脚部38により支持され、昇降自在に形成されている。従って本形態の把持部8は、昇降するベッド上の使用者の落下防止柵になるとともに、グリップとして使用者が体勢を整えることができ、使用者の安全性、快適性を高めることができる。
図12は、握り板ユニット9の他の実施形態を例示している。本形態のつかみ具16は、垂直矩形板状の基板33と、この基板33の上端面から立ち上がる逆U字棒39とからなる。このつかみ具16は、基板33の内側面に螺着された前記と同様な構成のL字状の連結金具17とで把持部8を構成している。本形態のつかみ具16の逆U字棒39は握り易いため、握力の低下した高齢者でも使い勝手が良く、しかもリクライニング機構などを制御するリモコンのホルダ部として便利に使用できる点で好ましい。
なお叙上の説明は本発明の実施の形態を例示したものであり、本発明の技術的範囲はこれに限定されるものではない。
本発明の一実施の形態を例示する斜視図である。 その分解斜視図である。 そのA−A断面図である。 その要部拡大図である。 その要部拡大平面図である。 その要部拡大斜視図である。 握り板ユニットの要部分解斜視図である。 その異なる要部正面図である。 使用状態を説明する正面図である。 異なる使用状態を説明する正面図である。 他の実施形態を例示する斜視図である。 他の握り板ユニットの要部分解斜視図である。 従来例の斜視図である。 その要部拡大斜視図である。
符号の説明
1 ベッド
2 周囲枠
3 フレーム体
4 飾り側板
5 ベッド枠体
6 寝具載置面
7 マットフレーム
8 把持部
9 握り板ユニット
10 長板
11 隙間
12 すのこ状部
13 通し軸
14 溝状部
15 下向き嵌合部
16 つかみ具
17 連結金具
18 外側片
19 内側片
20 底片
21 非折曲げ部
M マット

Claims (5)

  1. 矩形の周囲枠を有するフレーム体からなりかつ前記周囲枠に飾り側板を設けた平面矩形のベッド枠体と、マットを載せる寝具載置面を有し前記フレーム体に支持されうるマットフレームと、前記ベッド枠体の側部に取付けられ、使用者が把持しうる把持部を有する握り板ユニットとを具えるベッドであって、
    前記マットフレームは、前記寝具載置面に、ベッド巾方向にのびる複数枚の長板を、使用者の頭部側の前部から後部に、隙間を隔てて平行に配したすのこ状部を有し、
    前記握り板ユニットは、前記ベッド枠体の飾り側板を越えて立ち上がる前記把持部を、前記すのこ状部の複数の前記隙間を通る複数の通し軸により連結したことを特徴とするベッド。
  2. 前記ベッド枠体は、前記すのこ状部に位置して、その飾り側板の内側面と、マットフレームの外側面と、前記周囲枠の上面とが面する溝状部が形成され、前記握り板ユニットは、該溝状部に嵌まり合う下向き嵌合部を具えることを特徴とする請求項1記載のベッド。
  3. 前記把持部は、前記飾り側板上に載置されて立ち上がるつかみ具と、下方にのび、下端部に前記下向き嵌合部を有する連結金具とからなり、かつ前記下向き嵌合部は前記飾り側板の内側面に沿う外側片と、前記マットフレームの外側面に沿う小高さの内側片と、それらの下端を継ぐ底片とを具え、しかも前記通し軸は、前記内側片の上端をへて前記外側片に固着されることを特徴とする請求項1又は2記載のベッド。
  4. 前記握り板ユニットは、ヘッド巾方向長さが調整可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のベッド。
  5. 前記マットフレームは、頭部又は脚部を折れ曲げ可能であり、かつ前記すのこ状部は少なくとも臀部が載置される非折曲げ部に形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のベッド。
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