JP2006134038A - 車載用顔面データ登録装置及び車両における顔面データ登録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 車両の運転状態に応じて車載機器から出力される特定信号(例えばミラー調整信号)が受信可能となるように前記車載機器に接続され、カメラ10による撮影動作を継続的に実行させる継続的撮影動作を実行し、この継続的撮影動作中に、前記特定信号を受信すると、この特定信号受信の所定時間前から所定時間後までの期間においてカメラ10により撮影された画像に基づくデータを、認証用顔面データの候補として候補データ記憶手段24aに登録する認証用データ採取制御手段(画像処理ユニット20、車両側コントローラ30)を設ける。
【選択図】 図1
Description
顔面認証を行う場合は、顔が正面向きなど一方向を向いた画像についてのデータを照合用の元データ(認証用顔面データ)として登録したのみでは、十分な認証の信頼性を得ることはできない。撮影の際に異なった方向を顔が向いている可能性があるためである。また、認証用顔面データの顔の向きが一定であると、認証時のユーザの顔の向きが限定され、使い易くないという問題も生じる。
また特許文献2では、被撮影者が向く可能性が高い方向にカメラを設置する構成となっている。従って、常時撮影を行いその中から順次画像処理を行う構成を取っている。
車両の運転席に座っている運転者の顔を含む画像が撮影可能なカメラと、
顔面認証に用いる認証用顔面データの候補を登録しておく候補データ記憶手段と、
前記認証用顔面データの候補を自動採取する制御を行う認証用データ採取制御手段とを備え、
前記認証用データ採取制御手段は、
車両の運転状態に応じて車載機器から出力される特定信号であって、運転者の顔が前記カメラに対して特定の方向を向く可能性が高い時に出力される特定信号が受信可能となるように、前記車載機器に接続され、
前記カメラによる撮影動作を継続的に実行させる継続的撮影動作を実行し、この継続的撮影動作中に、前記特定信号を受信すると、この特定信号を受信しているタイミング或いはこのタイミングから所定時間前又は/及び所定時間後までの期間において前記カメラにより撮影された画像に基づくデータを、前記認証用顔面データの候補として前記候補データ記憶手段に登録することにより、前記自動採取を実現するものである。
なお、ミラー調整信号が特定信号として利用できるのは、ミラー調整時には、必ず調整を行うミラーの方向を運転者の顔が向くためである。一般に助手席側のミラーを調整する場合、大きく顔が横を向くため必ずしも顔面認証用の画像としては適さないが、走行中を前提としているため、調整開始前後に顔が前方向きに戻ると考えられ、その途中経過の顔画像を認証用画像として採用できる。
また、制動信号が特定信号として利用できるのは、走行時に制動操作を行うのは、運転者が前方に減速すべき状況を発見した場合であり、進行方向の前方を向いている可能性が高いからである。なお、制動信号と操舵信号が同時に出力されている場合は、曲線路で減速している状況であるから、操舵信号を優先すべきである。
また、加速信号が特定信号として利用できるのは、発進加速時などの加速中は、運転者が前方を注視しているからである。なお、加速信号と操舵信号が同時に出力されている場合は、曲線路で加速している状況であるから、操舵信号を優先すべきである。
なお、認証用データ採取制御手段によるデータ(認証用顔面データの候補)の登録は、前述した所定の期間においてカメラにより撮影された全画像について実行するのではなく、全画像から特定の画像を選択し、選択された画像についてのみ実行するようにしてもよい。
また、こうして認証用顔面データの候補を登録した後には、その候補の中から実際に顔面認証に使用する認証用顔面データを選別することが必要になるが、その選別方法につては、本発明は特に限定されるものではない。なお、認証用顔面データの候補を全て実際に使用する認証用顔面データとして選択する態様(実質的には候補からの選択を行わない態様)であってもよい。
即ち、通常は、運転中運転者がいつどこを向いているかは不明である。しかしながら、自動車の運転をしている限り必要に応じて特定の方向を向いていると言える。例えば、ミラー調整を行っている場合は、調整しているミラーの方向を見ている可能性が高い。また、操舵時は進行方向を見ている可能性が高い。また、制動時や加速時には、前方を注視している可能性が高い。また、例えば右折するために右側の方向指示器を出した場合は、右後方を確認するために右側のサイドミラーを見る蓋然性が高い。従って、右の方向指示器が出た際に撮影した画像には、右を向いた運転者の顔が撮影されている可能性が高い。
また特定信号は、1種類であってもよいが、後述するように複数あるのが望ましい。
前記認証用データ採取制御手段が、前記画像に基づくデータを、前記特定の方向毎に属性を区別して登録するものである。
この態様であると、複数の方向を向いた運転者の顔を含む画像に基づく認証用顔面データの候補が採取でき、顔面認証に使用する認証用顔面データとしても、顔の向きが異なる複数種類のデータが得られることになる。このため、バリエーションの多い認証用顔面データに基づいて、より信頼性の高い顔面認証が可能となる。
この態様であると、認証には不向きな画像(正面から太陽光に照らされているような特殊な照明状態や、サンバイザにより目よりも上の部分の光量が少なく、それよりも下は光量が多い状況での画像)が、認証用画像として無駄に撮影されたり、或いはその画像に基づくデータが無駄に登録されたりしない利点がある。
前記自動採取の前提条件が、車両の運転席に運転者が座っていること、及び、予め登録されていた認証用顔面データに基づいて前記運転者の個人認証が為されたこと、であるものである。
なお、車両の運転席に運転者が座っているか否かは、シートベルトの装着状態によって判定できる。通常、運転席のシートベルトの装着状態は、センサによって検出され、非装着状態が表示される構成となっているので、そのセンサの出力から運転席に運転者が座っているか否かを判定できる。
車両の運転状態に応じて車載機器から出力される特定信号であって、運転者の顔が前記カメラに対して特定の方向を向く可能性が高い時に出力される特定信号を監視し、
前記カメラによる撮影動作を継続的に実行し、この継続的撮影動作中に、前記特定信号が出力されると、この特定信号が出力されているタイミング或いはこのタイミングから所定時間前又は/及び所定時間後までの期間において前記カメラにより撮影された画像に基づくデータを、前記認証用顔面データの候補として登録するものである。
本例は、車両の運転者の顔面認証を行なう顔面認証装置(車載用顔面データ登録装置を含むもの)であり、図1〜図4により説明する。図1は、顔面認証装置を含むシステム構成を示すブロック図である。図2は、システムの機能や動作を示すPAD(問題分析図)である。図3は、データの構成例を示す図である。また図4は、カメラの配置を説明する図である。
また、画像処理ユニット20と車両側コントローラ30は、本発明の認証用データ採取制御手段を構成する。
またカメラ10は、例えばCMOSカメラ或いはCCDカメラであり、車両の運転席に座っている運転者の顔を含む画像を撮影できる位置に設置される。例えば、図4に示すように、ルームミラーの位置にカメラ10は配置される。図4において、符号51はルームミラー、符号52は左側のドアミラー(右側のドアミラーは図示省略)、符号53はパーキングブレーキレバー、符号54はシフトチェンジレバー、符号55はワイパースイッチ、符号56はハンドル、符号57は速度計、符号58はライトスイッチ及び方向指示器レバー、符号60はクラッチペダル、符号61はブレーキペダル、符号62はアクセルペダル、符号63は運転席、符号64は助手席を示す。なお図4の場合、ミラー調整スイッチ2は、ミラー設定スイッチ2aとミラー作動スイッチ2bとよりなる。ミラー設定スイッチ2aは、左右どちらのドアミラーの向きを調整するかを設定するためのスイッチである。また、ミラー作動スイッチ2bは、ミラー設定スイッチ2aで設定されている側のドアミラーの向きを上下左右に動かすためのスイッチである。
ここで、候補データ記憶手段24aは、好ましくは読み出し書き込み消去可能な不揮発性の記憶手段(例えば、EEPROMなどの半導体メモリ又はハードディスク)よりなるが、読み出し書き込み消去可能な揮発性の記憶手段(例えば、一般的なRAMなどの半導体メモリ)であってもよい。認証用顔面データの候補のデータが最悪失われても問題にはならないからである。一方、認証データ記憶手段24bは、読み出し書き込み消去可能な不揮発性の記憶手段(例えば、EEPROMなどの半導体メモリ又はハードディスク)よりなる。また、認証データ記憶手段24bには、予めその車両を運転する運転者(運転者)の顔面画像を少なくとも1枚登録しておく必要がある。なお、候補データ記憶手段24aと認証データ記憶手段24bとが、一つの同じデバイスで構成される態様(例えば、同じ不揮発性メモリの中に、候補データ記憶手段としての領域と、認証データ記憶手段としての領域が設定されている態様)もあり得るし、候補データ記憶手段24aが実際にはマイコンを構成するRAM23の一部の領域で構成される態様もあり得る。
また、カメラインターフェース25は、カメラ10と上記マイコン間の信号の入出力を行なう回路である。
また車両側コントローラ30は、マイコンを構成するCPU31、ROM32、及びRAM33を備える。この車両側コントローラ30のマイコンと、画像処理ユニット20のマイコンは、コマンド(指令)やデータの授受が可能となるように接続されている。
車両側コントローラ30は、起動すると、まずステップS1で、シートベルトスイッチ6からの信号を監視し、運転者席のシートベルトが締められるまで(即ち、シートベルトスイッチ6からのアクティブな信号を受信するまで)待機する。そして、運転者席のシートベルトが締められると(即ち、シートベルトスイッチ6からのアクティブな信号を受信すると)、ステップS2に進み、運転者の顔面認証を画像処理ユニット20に指令する。
そして、一致データ有りの場合(所定値以上の一致度で一致する認証用顔面データが存在した場合)には、その認証用顔面データに対応する運転者として登録されている人(所定値以上の一致度のデータが複数あった場合には、最も一致度の高いデータに対応する者)が現在の運転者であると判定し、その判定結果の情報を車両側コントローラ30に送信するとともに、それ以降カメラ10による継続的撮影動作(例えばカメラ10により周期的に静止画をキャプチャする動作)を実行する。また、一致データ無しの場合(所定値以上の一致度で一致する認証用顔面データが存在しない場合)には、その判定結果の情報を車両側コントローラ30に送信し、処理を終了する。
また画像処理ユニット20は、撮影した画像を、少なくとも後述する所定時間(所定時間TA+所定時間TB)の間は、一時記憶する。一時記憶する場所は、候補データ記憶手段24a又は認証データ記憶手段24bでもよいし、RAM23でもよいし、その他の記憶手段でもよく、書込み、読出し、削除ができれば、不揮発性である必要はない。
ステップS5は、前述の特定信号を監視し、前述の特定信号のいずれかが入力された場合には、ステップS6,S7,S8を順次実行するものである。
ここで、ステップS6は、カメラ10による撮影動作(前述の認証結果が一致データ有りとなって開始された撮影動作)を、特定信号入力時点から所定時間TBの間だけ継続した後に、終了する処理である。なお、特定信号が入力されると撮影動作を停止させるのは、画像を一時記憶する記憶手段への上書きを防止するとともに、撮影に要する無駄なエネルギ消費を削減するためである。
なお、こうして認証用顔面データの候補を登録した後には、その候補の中から実際に顔面認証に使用する認証用顔面データを選別することが必要になるが、その選別方法につては、本発明は特に限定されるものではない。なお、認証用顔面データの候補の全てを実際に使用する認証用顔面データとして選択する態様(実質的には候補からの選択を行わない態様)であってもよい。またこの場合、候補から選別された認証用顔面データは、認証データ記憶手段24bに登録される。
また、登録は、入力された特定信号の種類(顔の方向)に応じて、認証用顔面データの属性を分類して登録する態様が好ましいが、このような分類を行わないで登録する態様でもよい。
また、登録するデータは画像データではなく、人の顔の特徴抽出処理により得た特徴データであることが望ましい。顔面画像データのまま登録するとデータ量が多いため、データベースとして候補データ記憶手段24aや認証データ記憶手段24bに多くの容量を必要とするとともに、認証の際に特徴抽出を行う必要が生じる等の問題が有るからである。
また、認証データ記憶手段24bへのデータ登録は、データベースの対応する登録者の登録エリアに登録余地があれば登録し、余地が無ければ候補として保留しておくか破棄する構成でよい。もしくは、既にデータベースに登録されているデータのうち一致率の低いものを削除し、差替える構成でも良い。
また、同様の画像を登録としても価値がないので、抽出された特徴が近似している場合は、取りまとめることが望ましい。
また、ステップS4に処理が進んだ場合には、運転者席のシートベルトが外されない限り、前述の特定信号が入力される度に、ステップS6,S7,S8は何回でも実行される。
また、カメラ10の撮影動作は、運転者席のシートベルトが外されない限り、ステップS8が終了した時点で、再度開始される。
また、認証用顔面データとして顔面画像の特徴データを登録する場合、採取され選別された認証用画像から前記特徴データを抽出する必要があるが、この特徴抽出に必要な顔面領域の検出、器官抽出、特徴点の算出などの処理としては、周知の方法(一般的なパターンマッチング法、グラフを用いる方法など)が使用できるので、説明を省略する。
またなお、ここでは、シートベルトの着用に基づき顔面認証による本人認証を開始する構成としたが、ETC等金銭授受を行う際に顔面認証を開始する構成としても良い。
また、顔面認証によって本人が特定できなかった場合、未承認者の無断利用の記録として、顔面データを取得し登録する構成としても良い。
(データベース構造1)
まず、図3のデータベース構造1は、分類を行わないで登録する態様のものであり、3名の登録者識別子甲〜丙(個々の運転者に対応する符号)が設定され、登録者毎に6個の記憶領域(データ1〜6)が設けられている。そして、図3に示すデータベース構造1の登録状況の場合、現時点での運転者が乙又は丙であれば、データベースの末尾の領域(乙はデータ6、丙はデータ4)に今回得られたデータを追加登録する。現時点の運転者が、甲である場合には、登録余地が無いため、登録を行わず候補として保留するか破棄する対応が取られる。
次に、図3のデータベース構造2を説明する。認証用顔面データを登録する際は、登録するデータについて顔が向いている方向を加味して、データベースに追加することができる。顔が向いている方向は、画像を撮影した際の前記特定信号によって推定することが可能である。つまり、例えば、右側のミラーを調整する信号に基づいて撮影したのであれば、右向きの顔が撮影されたと推定する。なお、加速信号又は制動信号と操舵信号が同時に出力されている場合は、曲線路で加速又は減速している状況であるから、操舵信号を優先すべきである。
本例は、運転者の顔が向いている方向が限定できる状況、即ち前述の特定信号が出力されている状況において、運転者を撮影した画像に基づくデータを認証用顔面データの候補とするものである。このため、顔の向きに関してバリエーションある認証用顔面データが取得できる可能性の高い特定のタイミング(即ち、前記特定信号が出力されたタイミング)に対してのみ、必要に応じて画像処理を行えば済み、電力消費や発熱を低減して、バリエーションある認証用顔面データの登録を効率良く実現できる。
例えば、車両のサンバイザが降りている状況(サンバイザの使用を検出する図示しないセンサの検出時)においては、上記の特定信号が生じても、認証用画像の採取を行わない構成としても良い。サンバイザが降ろされている状況においては、正面から太陽光に照らされているような、特殊な照明状態であり、また、サンバイザにより目よりも上の部分の光量が少なく、それよりも下は光量が多い状況にあって、このような特殊な状態で撮影した画像は、認証には不向きだからである。
また、認証用画像の採取は、車両のエンジンが始動された後に開始することとしても良い。エンジンが停止している停車状態では、運転者がどちらを向いているか特定し難いからである。
また、認証用顔面データの候補からデータを選別して認証データ記憶手段24bに登録する処理は、候補を採取する度に順次データベースに追加登録する構成でもよいが、例えば管理者の特定の操作があったときに、採取しておいた認証用顔面データの候補からデータを選別して認証データ記憶手段24bに登録する態様でもよい。
2 ミラー調整スイッチ(車載機器)
4 エンジンコントローラ(車載機器)
5 方向指示器コントローラ(車載機器)
7 舵角センサ(車載機器)
10 カメラ
20 画像処理ユニット(認証用データ採取制御手段)
24a 候補データ記憶手段
24b 認証データ記憶手段
30 車両コントローラ(認証用データ採取制御手段)
Claims (10)
- 車両の運転席に座っている運転者の顔を含む画像が撮影可能なカメラと、
顔面認証に用いる認証用顔面データの候補を登録しておく候補データ記憶手段と、
前記認証用顔面データの候補を自動採取する制御を行う認証用データ採取制御手段とを備え、
前記認証用データ採取制御手段は、
車両の運転状態に応じて車載機器から出力される特定信号であって、運転者の顔が前記カメラに対して特定の方向を向く可能性が高い時に出力される特定信号が受信可能となるように、前記車載機器に接続され、
前記カメラによる撮影動作を継続的に実行させる継続的撮影動作を実行し、この継続的撮影動作中に、前記特定信号を受信すると、この特定信号を受信しているタイミング或いはこのタイミングから所定時間前又は/及び所定時間後までの期間において前記カメラにより撮影された画像に基づくデータを、前記認証用顔面データの候補として前記候補データ記憶手段に登録することにより、前記自動採取を実現することを特徴とする車載用顔面データ登録装置 - 前記特定信号として、前記特定の方向が異なる複数の信号が、前記認証用データ採取制御手段に入力される構成とされ、
前記認証用データ採取制御手段は、前記画像に基づくデータを、前記特定の方向毎に属性を区別して登録することを特徴とする請求項1に記載の車載用顔面データ登録装置。 - 前記特定信号には、車両のミラー調整時に出力される信号が、少なくとも含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の車載用顔面データ登録装置。
- 前記特定信号には、車両の操舵時に出力される信号が、少なくとも含まれることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の車載用顔面データ登録装置。
- 前記特定信号には、車両の制動時に出力される信号が、少なくとも含まれることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の車載用顔面データ登録装置。
- 前記特定信号には、車両の方向指示器操作時に出力される信号が、少なくとも含まれることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の車載用顔面データ登録装置。
- 前記特定信号には、車両の加速時に出力される信号が、少なくとも含まれることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の車載用顔面データ登録装置。
- 前記認証用データ採取制御手段は、
車両のサンバイザ使用時には、前記継続的撮影動作を実行しないか、或いは、前記継続的撮影動作中に前記特定信号を受信しても、前記画像に基づくデータの登録を行わないことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の車載用顔面データ登録装置。 - 前記認証用データ採取制御手段は、
前記自動採取の前提条件が成立していない時には、前記継続的撮影動作を実行しないか、或いは、前記継続的撮影動作中に前記特定信号を受信しても、前記画像に基づくデータの登録を行わない構成であり、
前記自動採取の前提条件は、車両の運転席に運転者が座っていること、及び、予め登録されていた顔面データに基づいて前記運転者の個人認証が為されたこと、であることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の車載用顔面データ登録装置。 - 車両の運転席に座っている運転者の顔を含む画像が撮影可能なカメラを使用して、顔面認証に用いる認証用顔面データの候補を採取する車両における顔面データ登録方法であって、
車両の運転状態に応じて車載機器から出力される特定信号であって、運転者の顔が前記カメラに対して特定の方向を向く可能性が高い時に出力される特定信号を監視し、
前記カメラによる撮影動作を継続的に実行し、この継続的撮影動作中に、前記特定信号が出力されると、この特定信号が出力されたタイミング或いはこのタイミングから所定時間前又は/及び所定時間後までの期間において前記カメラにより撮影された画像に基づくデータを、前記認証用顔面データの候補として登録することを特徴とする車両における顔面データ登録方法。
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WO2023286228A1 (ja) * | 2021-07-15 | 2023-01-19 | 三菱電機株式会社 | 顔情報登録支援装置 |
Citations (1)
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2004
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