JP2006130432A - ローラ保持シャフト洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適量の洗浄液で被洗浄ローラ保持シャフトへの汚れの再付着或は前記洗浄布の清潔な部分への汚れの再付着を防止し、効率良く洗浄することができるローラ保持シャフト洗浄装置を提供すること。
【解決手段】被洗浄ローラ保持シャフト1を洗浄する洗浄布2と、洗浄布2を張設するためのガイドローラ3と、同様に洗浄布2を張設し、且つ、洗浄布2に洗浄液を供給する洗浄液供給シャフト4と、被洗浄保持シャフトと洗浄布の接触圧を調整するテンション調整ローラ5と、前記テンション調整ローラ5を軸と垂直方向に引張る引張り機構6と、洗浄布2を送り出す洗浄布送り出し機構7と洗浄布2を巻き取る洗浄布巻き取り機構8と、洗浄布2に洗浄液を供給する洗浄液供給機構9とでできるローラ保持シャフト洗浄装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ローラ表面に塗料を塗布する塗布装置に関し、特に塗料を塗布された円筒体表面の洗浄機構に関するものである。
従来のロール洗浄方法及び装置としては、図4に示されるように、洗浄液が含浸付与された被洗浄ロールより小さい幅の洗浄ベルトの幅方向の一部をバックアップロールによって回転している被洗浄ロールの表面に押し当て、被洗浄ロールの表面上を一端から他端まで軸方向に移動させて前記被洗浄ロールが洗浄されることを特徴とするものが提案されている(特許文献1参照)。
又、従来のロールクリーニング装置としては、図5に示されるように、クリーニング対象ロールWRをクリーニングテープCTを用いてクリーニングする方法であって、供給ロールKRから供給されるクリーニングテープCTを、タッチロールTRによって微粉末が付着したクリーニング対象ロールに押し付けてクリーニングするものであって、前記クリーニングテープCTの走行方向をクリーニング対象ロールWRの表面の進行方向と逆の方向にするとともに、クリーニングテープCTをクリーニング対象ロールWRの幅方向に蛇行走行させるものがある(特許文献2参照)。
更に、従来のローラ洗浄器としては、図6に示されるように、巻き出しローラFR及び巻き取りローラMK巻に調節された帯状のフエルトFを溶剤槽Yをくぐらせて溶剤を保持してガイドローラGRを介して、回転している被洗浄ローラWの回転方向と逆方向に供給するとともに、前記被洗浄ローラWを前記フエルトFを介してバックアップローラBRに圧接して前記被洗浄ローラWを洗浄するものがある(特許文献3参照)。
又、従来の自動ロール・クリーナとしては、図7に示されるように、エア・シリンダACによって均一な接触圧を確保するためにゴム材料で覆った非回転のタッチロールTRをクリーニング・クロスCCを介在させてプロセス・ロールPRに押し付けて洗浄し、エア・シリンダACによって前記タッチロールTRを後退させた後、タッチロールTRを回転させて次のクリーニングに備え、前記クリーニング・クロスCCの清潔な部分を用意するものがある(特許文献4参照)。
又、従来の洗浄布加圧機構としては、図8示されるように、固定されたシート取付棒4と回転可能なシート取付棒3間にシート材6を張設し、シート取付棒3に常時所定の回転力を付与してシート材6を緊張させる圧力調整バネ8を取り付け、シート材6とローラ10間に洗浄布9を介在させて洗浄布9とローラ10を当接し、その接触圧を、シート取付棒3が圧力調整バネ8による回転方向と反対の方向に回転することにより吸収緩和するものがある(特許文献5参照)。
特開2000−334392号公報 特開平3−176816号公報 特開平7−204588号公報 特開平6−305120号公報 特開平6−312503号公報
従来のロール洗浄方法及び装置では、バックアップローラにより洗浄ベルトと被洗浄ロールを加圧するため、被洗浄ロールの付着物が塗料であった場合、その塗料が洗浄ベルトを通してバックアップローラに付着してしまい、前記洗浄ベルトを供給した時に前記洗浄ベルトの清潔な部分が前記バックアップローラに付着した塗料により汚れてしまう恐れがあり、且つ、前記被洗浄ロールより小さい幅の洗浄ベルトの幅方向の一部で被洗浄ロールの表面上を一端から他端まで軸方向に移動させる洗浄方法のため、とても時間が掛かってしまうという問題がある。
又、従来のロールクリーニング装置は、前記供給ロールKRから供給される前記クリーニングテープCTを、前記タッチロールTRによって微粉末が付着した前記クリーニング対象ロールWRに押し付けてクリーニングするものであって、前記クリーニングテープCTを前記クリーニング対象ロールWRの幅方向に蛇行走行させるものであるので、前記クリーニングテープCTが前記クリーニング対象ロールWR上において方向を変える度に前記クリーニングテープCTによって拭き取られた汚れの一部が、前記クリーニング対象ロールWR上に再付着するという問題があった。
更に、従来のローラ洗浄器は、前記帯状のフエルトFを前記溶剤槽Yをくぐらせて溶剤を保持するため、前記帯状のフエルトFに保持される溶剤の量が前記帯状のフエルトFの送り速度に依存して変動するために制御できず、前記溶剤が垂れてしまう恐れがあり、且つ、溶剤コストが高く掛かってしまう。
又、従来の自動ロール・クリーナは、前記クリーニング・クロスCCを介在させ前記プロセス・ロールに押し付けるための前記タッチロールTRが非回転のため、前記エア・シリンダACによって、前記タッチロールTRを後退させるときに前記クリーニング・クロスCCに付着した汚れが前記プロセス・ロールPRに再付着するという問題があった。
又、従来の洗浄布加圧機構は、圧力調整バネ8によりシート取付棒3に常時所定の回転力を付与してシート材6を緊張させる方法のため、ローラ10の押し当て量によりテンションが変わってしまい、且つ、シート材6は送り機構がないため、洗浄布9で拭き取ったローラの汚れが洗浄布9を介してシート材に付着し、シート材に汚れが溜まる、或は再び清潔な部分の洗浄布9に付着してしまうという恐れがある。
そこで、本発明者は、洗浄布により被洗浄ローラ保持シャフト表面に付着した塗料を拭き取るローラ保持シャフト洗浄方法において、一対の洗浄液吐出シャフトとガイドシャフト間に被洗浄ローラ保持シャフトの洗浄範囲よりも幅の広い洗浄布を張設し、洗浄位置よりも上流に設けられた移動可能なテンション調整ローラに軸と垂直な方向に引張力を付与し前記洗浄布を常時所定のテンションで保持する機構を設け、洗浄位置よりも上流に設けられた前記洗浄液吐出シャフトから前記洗浄布に洗浄液を吐出し、回転した被洗浄ローラ保持シャフト表面と洗浄液が含浸された前記洗浄布の部分とを当接するとともに前記洗浄布を移動させることにより、被洗浄ローラ保持シャフト表面の塗料を拭き取るという本発明の技術的思想により、適量の洗浄液で被洗浄ローラ保持シャフトへの汚れの再付着或は前記洗浄布の清潔な部分への汚れの再付着を防止し、効率良く洗浄するという目的を達成する本発明に到達した。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、洗浄布によりローラ端面に勘合された被洗浄ローラ保持シャフト表面に付着した塗料を拭き取るローラ保持シャフト洗浄装置において、一対の洗浄液吐出シャフトとガイドシャフト間に被洗浄ローラ保持シャフトの洗浄範囲よりも幅の広い洗浄布を張設し、洗浄位置よりも上流に設けられた移動可能なテンション調整ローラに軸と垂直な方向に引張力を付与し前記洗浄布を常時所定のテンションで保持する機構を設け、洗浄位置よりも上流に設けられた前記洗浄液吐出シャフトから前記洗浄布に洗浄液を吐出し、回転した被洗浄ローラ保持シャフト表面と洗浄液が含浸された前記洗浄布の部分とを当接するとともに前記洗浄布を移動させることにより、被洗浄ローラ保持シャフト表面の塗料を拭き取ることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記テンション調整ローラには、錘又はエアシリンダーが装備され、前記錘又はエアシリンダーにより軸と垂直な方向に所定の力を付与することにより、前記洗浄布を所定のテンションで保持し、被洗浄ローラ保持シャフト表面と前記洗浄布を当接させ、その接触圧により被洗浄ローラ保持シャフト表面の塗料を拭き取ることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記洗浄布は装置に備えられた送り出し・巻取り機構により供給され、被洗浄ローラ保持シャフトを回転しながら被洗浄ローラ保持シャフトの回転方向と逆方向に前記洗浄布を移動させることにより塗料を拭き取ることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記溶剤吐出シャフトには洗浄布との当接方向に溶剤供給口から徐々に径を大きくした所定の個数の微細孔が設けられ、前記洗浄液が前記洗浄布の幅方向に均等に洗浄液を吐出されることにより、前記洗浄液を前記洗浄布に含浸させ塗料を拭き取ることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、一対の洗浄液吐出シャフトとガイドシャフト間に被洗浄ローラ保持シャフトの洗浄範囲よりも幅の広い洗浄布を張設し、洗浄位置よりも上流に設けられた移動可能なテンション調整ローラに軸と垂直な方向に引張力を付与し前記洗浄布を常時所定のテンションで保持する機構を設け、洗浄位置よりも上流に設けられた前記洗浄液吐出シャフトから前記洗浄布に洗浄液を吐出し、回転した被洗浄ローラ保持シャフト表面と洗浄液が含浸された前記洗浄布の部分とを当接するとともに前記洗浄布を移動させることにより、被洗浄ローラ保持シャフト表面の塗料を拭き取るものであるので、適量の洗浄液で被洗浄ローラ保持シャフト表面の長手方向一面を一度に拭き取ることができ効率が良く、且つ、被洗浄ローラ保持シャフトへの拭き取られた汚れの再付着或は前記洗浄布の清潔な部分への拭き取られた汚れの再付着を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、前記錘又はエアシリンダーにより前記洗浄布を所定のテンションで保持し、被洗浄ローラ保持シャフト表面と前記洗浄布を当接させ、その接触圧により被洗浄ローラ保持シャフト表面の塗料を拭き取るもので、前記洗浄布を介して被洗浄ローラ保持シャフトとの反対側に加圧体を用いることがないため、前記洗浄布に染み込んだ塗料が加圧体に付着することなく、前記洗浄布の清潔な部分への汚れの再付着を防止することができ、又、テンション付与の手段として錘又はエアシリンダーを用いることにより、被洗浄ローラ保持シャフトの押し当て量に関わらず錘又はエアシリンダーの設定のみで接触圧を制御することできる。
請求項3記載の発明によれば、前記洗浄布は装置に備えられた送り出し・巻取り機構により供給され、被洗浄ローラ保持シャフトを回転しながら被洗浄ローラ保持シャフトの回転方向と逆方向に前記洗浄布を移動させることにより塗料を拭き取るので、常に前記洗浄布の清潔な部分が被洗浄ローラ保持シャフトを洗浄し、短い送り量でより効率良く洗浄することができ、且つ、被洗浄ローラ保持シャフトへ拭き取られた汚れの再付着を防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、前記溶剤吐出シャフトには洗浄布との当接方向に溶剤供給口から徐々に径を大きくした所定の個数の微細孔が設けられ、前記洗浄液が前記洗浄布の幅方向に均等に洗浄液を吐出されることにより、前記洗浄液を前記洗浄布に含浸させ塗料を拭き取るので、余分な洗浄液を用いることなく、コストダウンを図ることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
本実施の形態のローラ保持シャフト洗浄装置は、図1に示されるように、被洗浄ローラ保持シャフト1を洗浄する洗浄布2と、前記洗浄布を張設するためのガイドローラ3と、同様に前記洗浄布を張設し、且つ、前記洗浄布に洗浄液を供給する洗浄液供給シャフト4と、被洗浄ローラ保持シャフトと前記洗浄布の接触圧を調整するテンション調整ローラ5と、前記テンション調整ローラ5を軸と垂直方向に引張る引張り機構6と、前記洗浄布を送り出す洗浄布送り出し機構7と前記洗浄布を巻き取る洗浄布巻き取り機構8と、前記洗浄布に洗浄液を供給する洗浄液供給機構9とから成るものである。
洗浄布巻き取り機構8は、前記洗浄液供給機構9から前記洗浄液供給シャフト4を介し前記洗浄液が前記洗浄布に供給された時、又、被洗浄ローラ保持シャフトと前記洗浄布が当接した時に、所定の量だけ巻き取るものである。
洗浄液供給シャフト4は、図3に示されるように、軸方向に下からφ0.3×3、φ0.4×2、φ0.5×2の計7つの微細孔がそれぞれ5mm間隔で開けられられることで、前記洗浄液は前記微細孔から前記洗浄布の幅方向に均等に吐出される。
上記構成より成る本実施の形態のローラ保持シャフト洗浄装置は、前記引張り機構6により前記テンションローラ5が軸と垂直方向に引っ張られ、前記ガイドローラ3と前記洗浄液供給シャフト4間の前記洗浄布が所定のテンションで保持された状態で、前記洗浄液が前記洗浄液供給機構9から前記洗浄液供給シャフト4を介して前記洗浄布2に吐出された後に、前記洗浄布巻き取り機構により前記洗浄布が所定量移動することにより、前記洗浄液が前記洗浄布2に含浸付与された部分が被洗浄ローラ保持シャフトの当接位置まで移動する。
前記巻取り機構8により前記洗浄液が前記洗浄布2に含浸された部分が被洗浄ローラ保持シャフト1 との当接位置まで移動する時に、回転した被洗浄ローラ保持シャフト1と前記洗浄布2が当接し、前記引張り機構6により付与されたテンションによる接触圧と、前記洗浄布巻き取り機構8により前記洗浄布2が移動することにより、被洗浄ローラ保持シャフト表面の塗料を拭き取る。
回転した被洗浄ローラ保持シャフト1と前記洗浄布2が当接すると、前記巻取り機構8が前記洗浄布1を所定の速度で巻き取り、洗浄面には常に前記洗浄液が含浸された前記洗浄布の清潔な部分が供給され、被洗浄ローラ保持シャフト1が洗浄される。
本実施の形態におけるローラ保持シャフト洗浄装置は、図1及び図2に示されるように、引張り機構6によりテンション調整ローラ5が軸と垂直方向に引っ張られ、ガイドローラ3と洗浄液供給シャフト4間の前記洗浄布2が所定のテンションで保持された状態で、洗浄液が洗浄液供給機構9から前記洗浄液供給シャフト4を介して吐出され、前記洗浄液が含浸付与された前記洗浄布2の部分と被洗浄ローラ保持シャフト1が当接し、被洗浄ローラ保持シャフト1の塗料を拭き取るものである。
引張り機構6は洗浄液供給シャフト4よりも上流に位置しエアシリンダー14により構成され、常時一定のエア圧で前記洗浄布2が所定のテンションで保持されるように構成されている。
洗浄布2は、被洗浄ローラ保持シャフト1の洗浄範囲よりも広い幅のコットン紙により構成され、エアシリンダー14によりテンション調整ローラ5を介してガイドシャフト3と洗浄液吐出シャフト4間の前記洗浄布のテンションを調節し、所定のテンションを付与した状態で、洗浄液供給ポンプ12より前記洗浄液を流入し、前記洗浄液吐出シャフト4に設けられた微細孔から前記洗浄布2に吐出されるように構成されている。
洗浄布巻き取り機構8は、ステッピングモータにより構成され、前記洗浄布2に前記洗浄液が含浸付与されると、所定量回転し前記洗浄液が含浸された前記洗浄布2の部分が被洗浄ローラ保持シャフト1との当接位置まで移動し、又、被洗浄ローラ保持シャフト1が前記洗浄布2に当接するとき再度所定量回転し、前記洗浄布2の前記洗浄液が含浸された清潔な部分が常時供給されるように構成されている。
被洗浄ローラ保持シャフト1は、ステッピングモータ11により回転を行い、回転した状態で前記洗浄布2と当接され、当接してから所定量回転を行った後停止するように構成されている。
洗浄布送り出し機構7は、ステッピングモータにより構成されているが、常時回転しないものとし、そのため、エアシリンダー14のロッドは、前記洗浄布巻き取り機構8により前記洗浄布2が巻き取られる度に伸びることになる。前記洗浄布送り出し機構7は、エアシリンダー14のロッドがある位置まで移動しセンサー10によりセンシングされた時のみ所定の回転を行い、その際、エアシリンダー14のロッドは、ストロークスタートに戻ろうとするが、前記洗浄布送り出し機構7の回転速度は所定の速度とし、前記洗浄布2のテンションが常時一定に保持されるように構成されている。
前記洗浄液供給タンク12には一定の圧が付与されており、前記洗浄液供給ポンプ12と前記洗浄液供給シャフト4間に設けられた電磁弁13の開閉によりチューブを通り、図3に示されるような前記洗浄液吐出シャフト4の微細孔から均一に前記洗浄布2に供給・停止されるように構成されている。
上記構成より成る本実施の形態のローラ保持シャフト洗浄装置は、図1及び図2に示されるように、前記洗浄布2はエアシリンダー4に所定圧を付与することにより、一定のテンションで保持される。
前記洗浄液供給タンク12に所定圧のエアを付与し、前記電磁弁13を開けることで、前記洗浄液は、チューブから前記洗浄液吐出シャフト4の微細孔を通して、前記洗浄布2にその幅方向に均一に吐出される。
前記洗浄液が前記洗浄布2に供給されると、前記洗浄布巻き取り機構8が所定量回転し、前記洗浄液が含浸付与された前記洗浄布2の部分が被洗浄ローラ保持シャフト1との当接位置まで移動し、ステッピングモータ11により回転した被洗浄ローラ保持シャフト1と前記洗浄布2が当接する。
被洗浄ローラ保持シャフト1と前記洗浄布2が当接し、被洗浄ローラ保持シャフト1が所定量回転すると前記洗浄布巻き取り機構8が回転して前記洗浄布2が移動し始める。そのため、前記洗浄液が含浸された清潔な部分が常に供給されるので、拭き取った塗料の被洗浄ローラ保持シャフト1への再付着を防止することができる。
前記洗浄布巻き取り機構8が所定量の回転を行うと、回転が停止し前記洗浄布2の移動が停止するとともに、被洗浄ローラ保持シャフト1が前記洗浄布2から離れ、洗浄終了となる。
前記洗浄布送り出し機構7は通常回転しないため、前記洗浄布2が前記巻取り機構8により巻き取られる度に、エアシリンダー14のロッドは伸びていく。ロッドが或る位置まで伸びると洗浄布送りセンサー10がセンシングを行い、洗浄布送り出し機構7が回転し始め、前記洗浄布2が送られることによりロッドはストロークスタートまで戻るとともに洗浄布送り出し機構7の回転は停止する。
本実施の形態のローラ保持シャフト洗浄装置は、前記洗浄布2がエアシリンダー14にエア圧を付与することにより一定のテンションで保持されているという機構のため、エア圧により容易にテンションの制御ができると共に、被洗浄ローラ保持シャフト1の押し付け量に関わらず前記洗浄布2と被洗浄ローラ保持シャフト1の接触圧が一定に保持できるという効果を奏する。
又、本実施の形態のローラ保持シャフト洗浄装置における前記洗浄布2は、被洗浄ローラ保持シャフト1の洗浄範囲よりも広い幅のコットン紙により構成されているため、被洗浄ローラ保持シャフト1の洗浄部長手一面を一度にムラなく洗浄でき、タクト短縮という効果を奏する。
更に、本実施の形態のローラ保持シャフト洗浄装置は、洗浄液供給シャフト4に下からφ0.3×3、φ0.4×2、φ0.5×2の計7つの微細孔がそれぞれ5mm間隔で設けられ、前記洗浄布2の幅方向に均一に前記洗浄液が吐出され前記洗浄布2に所定の範囲で均一に広がるように構成されていおり、少量の洗浄液で、且つ、余分な洗浄液を用いることがないため、コストダウンという効果を奏する。
更に、本実施の形態のローラ保持シャフト洗浄装置は、前記錘又はエアシリンダ14により前記洗浄布2を所定のテンションで保持し、被洗浄ローラ保持シャフト1の表面と前記洗浄布2を当接させ、その接触圧により被洗浄ローラ保持シャフト1の表面の塗料を拭き取るもので、前記洗浄布2を介して被洗浄ローラ保持シャフト1との反対側に加圧体を用いることがなく、前記洗浄布2に染み込んだ塗料が加圧体に付着することがないため、前記洗浄布2の清潔な部分への汚れの再付着を防止するという効果を奏する。
又、本実施の形態のローラ保持シャフト洗浄装置は、前記洗浄液が洗浄位置よりも上流の位置で含浸付与され、前記洗浄液が含浸された部分で被洗浄ローラ保持シャフト1を当接し荒拭きを行い、前記洗浄布2を被洗浄ローラ保持シャフト1の回転方向と逆方向に移動させることにより、前記洗浄液が含浸された清潔な部分で被洗浄ローラ保持シャフト1を洗浄するため、被洗浄ローラ保持シャフト1の拭き残しがなく、且つ、拭き取られた汚れの被洗浄ローラ保持シャフト1への再付着を防止するという効果を奏する。
本発明に係るローラ保持シャフト洗浄装置の要部を示す上面図である。 本発明に係るローラ保持シャフト洗浄装置の要部を示す斜視図である。 本発明における洗浄液吐出シャフトを示す斜視図である。 従来のロール洗浄方法及び装置を示す側面図である。 従来のロールのクリーニング装置を示す斜視図である。 従来のローラ洗浄器を示す断面図である。 従来の自動ロール・クリーナを示す側面図である。 従来の洗浄布加圧機構を示す概略図である。
符号の説明
1 被洗浄ローラ保持シャフト
2 洗浄布
3 ガイドシャフト
4 洗浄液吐出シャフト
5 テンション調整ローラ
6 引張り機構
7 洗浄布送り出し機構
8 洗浄布巻き取り機構

Claims (4)

  1. 洗浄布によりローラ端面に勘合された被洗浄ローラ保持シャフト表面に付着した塗料を拭き取るローラ保持シャフト洗浄装置において、
    一対の洗浄液吐出シャフトとガイドシャフト間に被洗浄ローラ保持シャフトの洗浄範囲よりも幅の広い洗浄布を張設し、洗浄位置よりも上流に設けられた移動可能なテンション調整ローラに軸と垂直な方向に引張力を付与し前記洗浄布を常時所定のテンションで保持する機構を設け、洗浄位置よりも上流に設けられた前記洗浄液吐出シャフトから前記洗浄布に洗浄液を吐出し、回転した被洗浄ローラ保持シャフト表面と洗浄液が含浸された前記洗浄布の部分とを当接するとともに前記洗浄布を移動させることにより、被洗浄ローラ保持シャフト表面の塗料を拭き取ることを特徴とするローラ保持シャフト洗浄装置。
  2. 前記テンション調整ローラには、錘又はエアシリンダーが装備され、前記錘又はエアシリンダーにより軸と垂直な方向に所定の力を付与することにより、前記洗浄布を所定のテンションで保持し、被洗浄ローラ保持シャフト表面と前記洗浄布を当接させ、その接触圧により被洗浄ローラ保持シャフト表面の塗料を拭き取ることを特徴とする請求項1記載のローラ保持シャフト洗浄装置。
  3. 前記洗浄布は装置に備えられた送り出し・巻取り機構により供給され、被洗浄ローラ保持シャフトを回転しながら被洗浄ローラ保持シャフトの回転方向と逆方向に前記洗浄布を移動させることにより塗料を拭き取ることを特徴とする請求項1記載のローラ保持シャフト洗浄装置。
  4. 前記溶剤吐出シャフトには洗浄布との当接方向に溶剤供給口から徐々に径を大きくした所定の個数の微細孔が設けられ、前記洗浄液が前記洗浄布の幅方向に均等に洗浄液を吐出されることにより、前記洗浄液を前記洗浄布に含浸させ塗料を拭き取ることを特徴とする請求項1記載のローラ保持シャフト洗浄装置。
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