JP2006130168A - 係止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マグネットを設けたホルダーを、磁性体の面、タイル面、ガラス面、木質系の壁面、コンクリート系の壁面、プラスチック製家具の側面等非磁性体の面にも貼って剥がせるホルダーに設けたマグネットに吸着させる係止具を提供する。
【解決手段】 ホルダー本体(2)と、このホルダー本体(2)に設けたマグネッ(3)と、ホルダー本体(2)と一体に成形された可撓性舌片(5)の片面に接着された両面接着シート(6)と、壁面から剥離するための可撓性舌片(5)との間に隙間(4a)を設け、可撓性舌片(5)に切欠部(5a)を複数設けた構造の係止具。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種類の壁面に粘着し、鉄部を有する物を係止するマグネット係止具に関する。
従来のマグネットは、その使用の際、マグネットで保持するための磁性体たとえば冷蔵庫のドア等、スチール製の保持部材に紙片等を置いて、その上からマグネットの磁力で紙片をマグネットとドア等の保持部材との間に磁着挟持する使い方が主であった。
たとえば、機能を、付加した、粘着面付きマグネットが提案されている(特許文献1)。
この粘着面付きマグネットは、円滑塗装鉄板等の立面に吸着保持する際に、粘着面で滑りを防止し、書類、小物等の落下を防ぐ目的の粘着剤の使用である。
同様に接着剤層或いは粘着剤層の表面に剥離紙が被覆されている面状磁石体が提案されている(特許文献2)。
この面状磁石体は、スチールパネルやスチール家具にホワイトボードや額縁といった少し重量のあるものを磁石で係止させる目的のものである。
特開2002−164209号公報 特開2004−173757号公報
従来、一般的に使用されているボタン型マグネットには、次のような欠点があった。
(イ)冷蔵庫のドアやスチール家具、ホワイトボード等磁性体には使えるが、タイル、ガラス、木製、壁クロス等々他の壁面には使用できなかった。
(ロ)係止できる物は、磁力が透過する紙片や薄いものに限られていた。
(ハ)マグネット用取付け座があるが、壁面から剥離するとき剥がし難く、壁面に傷を付けることがあり、また取付け座の場所を変えることは簡単にできなかった。
本発明はこれらの欠点を解決したもので、係止具を壁に貼ってマグネット部に鉄部を有する物を吸着させる構造である。
本発明は、非磁性体で形成されたホルダー本体2に設けたマグネット3と、このホルダー本体2は可撓性舌片5と一体に形成され、ホルダー本体2と可撓性舌片5の間に楔形の隙間4aを設け、一体形成された可撓性舌片5に両面粘着シート6の片面6a面は強い接着剤で強固に接着し、他方6b面は反復使用可能なウレタンエラストマーを粘着剤とし、表面には離型紙7が被覆されている構成である。
上記、マグネット係止具1を壁面に粘着使用し、貼った場所を変えたいとき、ホルダー本体2と可撓性舌片5の間に楔形の隙間4aが形成されているので、可撓性舌片5が撓る余地があり撓ることで僅かの湾曲ができることを利用して除々に剥がすことができる。
本発明は以上のような構成よりなり、従来のマグネット使用法とは異なる活用を提案した壁面に貼って剥がせるマグネット係止具である。
本発明のマグネット係止具を使用すると、磁性体の面、タイル面、ガラス面、木質系の壁面、コンクリート系の壁面、プラスチック製家具の側面等々非磁性体の面にも貼付けられ、広範囲の面に貼り付けて使用できる係止具である。
又、一度貼った場所を変えたいときは容易に剥がすことができて、再度貼って使用することが出来る。
壁面の粘着力と磁石の吸着力の範囲において、紙片をクリップした鉄製のクリップを吸着係止できるほか、金物文具、はさみ、ペーパーナイフ、カッター、ドライバー、ピンセット、キーホルダー、爪切り等々、鉄片部分を有する軽量小物を係止整理できる。
更に、鉄片を小物に接着し、その鉄片部分をマグネットに近づけると吸着係止できる。
以下、図1から図3を参照して、本発明の第一の実施例について説明する。
図1に示すマグネット係止具1は、非磁性体で形成された適宜な合成樹脂、たとえば、プラスチック樹脂を成形材料として一体成形されたホルダー本体2と、このホルダー本体2に設けたマグネット3と壁面に貼り付けたマグネット係止具1を、別の場所に貼り変えたいとき、図3に示すように剥離を容易にするためにホルダー本体2と可撓性舌片5の間に楔形の隙間4aを設け、可撓性舌片5に切欠部5aを設けた一体成形構造にしている。
ホルダー本体2とマグネット3の全体を覆うように合成樹脂でコーティングしても良いし、カラー塗装しても良い。
又、プラスチック樹脂自体に色を付けてカラフルな、楽しい装飾マグネット係止具としても良い。
ホルダー本体2と可撓性舌片5は、一体成形しているが適宜な合成樹脂シートとホルダー本体2を接着しても良い。
図2に示すようにホルダー本体2は円形に形成しているがこれに拘るのもではなく、たとえば花びらの形、木の葉の形、動物の形、或いは絵を施しても良いが、ホルダー2に設けたマグネット3が鉄片を吸着することを妨げない様にする必要がある。
本発明の第一実施例の詳細説明をする。
図1はマグネット係止具1の側面図であり、この第一の実施例に置いてはホルダー本体2の側面は略楕円形で、可撓性舌片5の厚さも含んで略7mm、図2は正面図を示し、ホルダー本体2は円形略φ32mm、マグネット3は直径φ5mm、高さ5mmのネオジウム磁石を設けている。
可撓性舌片5は、この第一の実施例に置いては上下対称に略楕円形に形成されていて、ホルダー本体2と一体成形され可撓性舌片5は羽の様に本体中央部から対称に両端が突き出ていて、ホルダー本体部を含めてその両端間の長さは50mm、本体中央部の幅18mm、本体と当接するまでの厚さ1.2mmである。
両面粘着シート6は、厚さ1.2mm、長さ30mm、幅16mmの長方形であり、図1に示すように片面6a面は、ホルダー本体2に粘着剤で強固に接着し、他方6b面は反復使用可能なウレタンエラストマー粘着剤で、表面には離型紙7が被覆されている。
図3は図2のA―A断面図であり、マグネット3の吸着面はホルダー表面と同一である。
又可撓性舌片5の両先端部は両面粘着シートが貼られていないので、壁面との間に隙間4bができて、貼る場所を変更したい場合、この隙間に手の指を入れて壁面Wから浮かし、可撓性舌片5を指で掴み湾曲させながら除々に剥がすことができる。
剥がし終え1〜2分で、剥がすとき僅かに湾曲した粘着部分は復元力が働きほぼ平に復元しており、次の貼りたい場所に貼り付けることができる。
要は剥がすとき小さな力で僅かに湾曲させながら粘着部分を少しずつ剥がし、壁面に傷を付けない為に、無理なくゆっくりと剥がす、その為に可撓性舌片5の撓り代として楔形の隙間4aを設け、可撓性舌片5に切欠部5aを設けた構造にしてある。
本発明は、以上のような構造で、マグネット係止具1を使用すると、磁性体の面、タイル面、ガラス面、木質系の壁面、コンクリート系の壁面、プラスチック製家具の側面等々非磁性体の面にも貼付けられ、広範囲の面に貼り付けられ、マグネット3の吸着力を活用して物を係止できる。
以下これを使用して物を係止する場合の説明をする、貼って剥がせ反復使用可能なウレタンエラストマー粘着剤を被覆している剥離紙を剥がして、任意の壁面にマグネット係止具1を貼付け、たとえば図13に示すように紙片、伝票P、書類数枚〜10数枚を鉄製のクリップでクリップして鉄部をマグネット3に近づけると磁力で吸着され係止できる。
同様に未整理の領収書を鉄製のクリップでクリップして鉄部をマグネット3に近づけると磁力で吸着され係止できる。
同様に図14に示すようにペーパーナイフの鉄部をマグネット3に近づけると磁力で吸着され係止できる。
同様に図15に示すように鉄製のくさりのついたキーホルダーの鉄部をマグネット3に近づけると磁力で吸着され係止できる。
同様に図16に示すように鉄片を接着剤で貼った球花器に造花40aを活け、短冊40bを貼りつけた花器セットの鉄片部をマグネット3に近づけると磁力で吸着され係止できる。
同様に図17に示すように鉄製網ポケット50の鉄部をマグネット3に近づけると磁力で吸着され係止できる。
同様に図18に示すように鉄製器物保持具60と一体に形成された器物保持バンド60bで確り保持されたビーカー型一輪挿し60aに花一輪を活けて、鉄製器物保持具60の鉄部をマグネット3に近づけると磁力で吸着され係止できる。
同様に図19に示すように鉄片を接着したプラスチック製のポケット70の鉄部をマグネット3に近づけると磁力で吸着され係止できる。
本発明は、壁面等保持部材には粘着力を用い、マグネット3は鉄部を有する器物を吸着係止させる機能に用い従来のマグネット使用法を逆に活用したマグネット係止具である。
つぎに、図4から図6を参照して、本発明の第三の実施例について説明する。
図4に示すマグネット係止具1は、非磁性体で形成された適宜な合成樹脂、たとえば、プラスチック樹脂を成形材料として一体成形されたホルダー本体2と、このホルダー本体2に設けたマグネット3と壁面に貼り付けたマグネット係止具1を、別の場所に貼り変えたいとき、図6に示すように剥離を容易にするためにホルダー本体2と可撓性舌片5の間に楔形の隙間4aを設け、可撓性舌片5に切欠部5aを設けた一体成形構造にしている。
ホルダー本体2とマグネット3の全体を覆うように合成樹脂でコーティングしても良いし、カラー塗装しても良い。
又、プラスチック樹脂自体に色を付けてカラフルな、楽しい装飾マグネット係止具としても良い。
図5に示すようにホルダー本体2にマグネット3を設けた部分は円形に成形しているがこれに拘るのもではなく、たとえばさくらの花びらの形、木の葉の形、動物の形等任意の形に成形できるが、ホルダー本体2に設けたマグネット3が鉄片を吸着することを妨げない様にする必要がある。
本発明の第二の実施例は、ホルダー本体2が変形レの字形に成形されて、壁面Wに粘着されるためマグネット3に係止された物の重量の作用点が下に移動し壁面に沿って下方に引っ張る力のはたらきとなり、剥がす力のモーメントが小さくなり安定的に係止できる。
本発明の第二の実施するための詳細説明をする。
図4はマグネット係止具1の側面図であり、この第二の実施例に置いてはホルダー本体2の側面は変形レの字形で、可撓性舌片5の厚さは、楔形の隙間も含んで略8.5mm、全長45mm、図5は正面図を示し、ホルダー本体2のマグネット保持部は円形略φ18mm、マグネット3は直径φ5mm、高さ5mmのネオジウム磁石、可撓性舌片5はホルダー本体2と一体に成形され、この第二の実施例に置いては先端の角切り形成されていて厚さ1.2mm、長さ45mm、幅22mm。
図4、図5、図6に置いて、両面粘着シート6は長方形で幅20mm、長さ30mm、厚さ1.2mm、両面粘着シート6の片面6a面は、ホルダー本体2に、接着剤で強固に接着し、他方6b面は反復使用可能なウレタンエラストマー粘着剤で、表面には離型紙7が被覆されている。
図6は図5のA―A断面図であり、マグネット3の吸着面はホルダー表面と同一である。
この第二の実施例の場合上に可撓性舌片5があり、ホルダー本体2との間に楔形の隙間4aを設けているので可撓性舌片5の撓り代があり、又可撓性舌片5に切欠部5aを複数設けている。
先端部は両面粘着シートが貼られていないので、壁面との間に隙間4bができて、貼る場所を変更したい場合この隙間に手の指を入れて壁面Wから浮かし、可撓性舌片5を指で掴み湾曲させながら除々に剥がすことができる。
剥がし終え1〜2分で、剥がすとき僅かに湾曲した粘着部分は復元力が働きほぼ平に復元しており、次の貼りたい場所に貼り付けることができる。
要は剥がすとき小さな力で僅かに湾曲させながら粘着部分を少しずつ剥がし、壁面に傷を付けない為に、無理なくゆっくりと剥がす、その為に可撓性舌片5の撓り代、楔形の隙間4aを設け、可撓性舌片5に切欠部5aを設けた構造にしてある。
つぎに、図7から図9を参照して、本発明の第三の実施例について説明する。
図7に示すマグネット係止具1は、非磁性体で形成された適宜な合成樹脂、たとえば、プラスチック樹脂を成形材料として一体成形されたホルダー本体2と、このホルダー本体2に設けたマグネット3と壁面に貼り付けたマグネット係止具1を、別の場所に貼り変えたいとき、図9に示すように剥離を容易にするためにホルダー本体2と可撓性舌片5の間に隙間4aを設けて一体成形した構造にしている。
ホルダー本体2とマグネット3の全体を覆うように合成樹脂でコーティングしても良いし、カラー塗装しても良い。
又、プラスチック樹脂自体に色を付けてカラフルな、楽しい装飾マグネット係止具としても良い。
図8に示すようにホルダー本体2にマグネット3を設けた部分は円形に成形しているがこれに拘るのもではなく、たとえば四角形、長方形、花びらの形、木の葉の形、動物の形等任意の形に成形できるが、ホルダー本体2に設けたマグネット3が鉄片を吸着することを妨げない様にする必要がある。
本発明の第三の実施例について詳細説明をする。
図7はマグネット係止具1の側面図であり、この第三の実施例に置いてはホルダー本体2の側面は略トの字形で、可撓性舌片5の厚さも含んで略7mm、長さ40mm、図8は正面図を示し、ホルダー2のマグネット保持部は円形略φ20mm、マグネット3は直径φ5mm、高さ7mmのネオジウム磁石、可撓性舌片5はこの第三の実施例に置いては変形トの字に一体成形され本体に当接するまでの厚さ1.2mm、全長さ40mm、幅22mm。両面粘着シート6は長方形で幅20mm、長さ30mm、厚さ1.2mm両面粘着シート6の片面6a面は、ホルダー本体2に、接着剤で強固に接着し、他方6b面は反復使用可能なウレタンエラストマー粘着剤で、表面には離型紙7が被覆されている。
図9は図8のA―A断面図であり、マグネット3の吸着面はホルダー表面と同一である。
図9に示すように壁面Wからの剥離を容易にするために、ホルダー本体2と壁面Wとの間は可撓性舌片5の先端部には両面粘着シートが接着されていないので、壁面との間に隙間4bができる。貼る場所を変更したい場合この隙間に手の指を入れて壁面Wから浮かし、可撓性舌片5を指で掴み除々に、ゆっくりと剥がして行く、要は剥がすとき小さな力で僅かに湾曲させながら粘着部分を少しずつ剥がし、壁面に傷を付けない為に、無理なくゆっくりと剥がすことが肝要であり、その為に可撓性舌片5の撓り代、楔形の隙間4aを設け、可撓性舌片5に切欠部5aを設けた構造にしてある。
本発明第三の実施例では、上に可撓性舌片5があるので上から剥がすことができる。
剥がし終え1〜2分で、剥がすとき僅かに湾曲した粘着部分が、弾性力でほぼ平面に復元しており、次の貼りたい位置に貼り付けることができる。
つぎに、図10から図12を参照して、本発明の第四の実施例について説明する。
図10に示すマグネット係止具1は、非磁性体で形成された適宜な合成樹脂、たとえば、プラスチック樹脂を成形材料として一体成形されたホルダー本体2と、このホルダー本体2に設けたマグネット3と壁面に貼り付けたマグネット係止具1を、別の場所に貼り変えたいとき、図12に示すように、可撓性舌片5と壁面Wとの間の先端部は両面粘着シートが接着されていないので、壁面との間に隙間4bができ剥がしやす構造にしている。
尚本発明の第四の実施例では、ホルダー本体2にマグネット3を設けている部分が小さく可撓性舌片5の撓りに支障がないので、楔型の隙間を設ける必要のない例を示している。
ホルダー本体2とマグネット3の全体を覆うように合成樹脂でコーティングしても良いし、カラー塗装しても良い。
又、プラスチック樹脂自体に色を付けてカラフルな、楽しい装飾マグネット係止具としても良い。
本発明の第四の実施例について詳細説明する。
図10はマグネット係止具1の側面図であり、本発明の第四の実施例に置いてはホルダー2の側面は変形トの字形で、可撓性舌片5の厚さも含んで略5.4mm、図11は正面図を示し、ホルダー本体2のマグネット保持部はプレス成形で円形の内径略φ5mmで、マグネット3の直径φ5mm、高さ5mmのネオジウム磁石を埋設保持している。本体部は直径φ32mm、厚さ0.4mm、可撓性舌片5と一体に成形されている。
可撓性舌片5は指でつまみやすい半楕円状で本体部の円形付け根の幅は10mm突き出た長さ10mm。
図10で示す両面粘着シート6は円形で直径φ32mm、厚さ1.2mm両面粘着シート6の片面6a面は、ホルダー2に、粘着剤で強固に接着し、他方6b面は反復使用可能なウレタンエラストマー粘着剤で、表面には離型紙7が被覆されている。
図11に示すようにホルダー本体2と可撓性舌片5と一体に成形された円形部はこれに拘るのもではなく、たとえば、花びらの形、木の葉の形、動物の形等任意の形に成形できる。
図12は図11のA―A断面図であり、マグネット3の吸着面はホルダー本体2のシート面に被われているが厚さ0.4mmであり吸着に問題ない磁力を有している。
図12に示すように壁面Wからの剥離を容易にするために、ホルダー本体2と壁面Wとの間は可撓性舌片5の先端部には両面粘着シートが接着されていないので、壁面との間に隙間4bができる。
貼る場所を変更したい場合この隙間に手の指を入れて壁面Wから浮かし、可撓性舌片5を指で掴み除々に、ゆっくりと剥がして行く、要は剥がすとき小さな力で僅かに湾曲させながら粘着部分を少しずつ剥がし、壁面に傷を付けない為に、無理なくゆっくりと剥がすことが肝要であり、その為に可撓性舌片5が撓る厚さにしてある。
本発明の第四の実施例では上に可撓性舌片5があるので上から剥がすことができる。剥がし終え1〜2分で、剥がすとき僅かに湾曲した粘着部分が、弾性力でほぼ平面に復元しており、次の貼りたい場所に貼り付けることができる。
以上のように実施四例においては、磁性体は勿論のこと、非磁性体の壁面例えば、タイル、ガラス、プラスチック、木製板、壁紙、コンクリート面、木製家具の側面など、広い範囲に貼り付けて使用できる。
又、一度貼った場所を変えたいときは、前記の様に壁面から容易に剥がして再使用することが出来る。
壁面に、何度か貼り付けて、ゴミ等が付着し粘着力が落ちた場合、水で洗い乾かせば粘着力は回復する。
又、壁面の粘着力と磁石の吸着力の範囲内において、紙片をクリップした鉄製のクリップを吸着係止できるほか、はさみ、ペーパーナイフ、カッター、ドライバー、ピンセット、キーホルダー、爪切り等前記した以外にも、鉄片部分がある軽量小物を係止整理できる。
又、吸着係止したい小物に鉄片を設けることによって、たとえば、布製の人形や合成樹脂製のフィギアや、ミニチュアーの自動車、プラスチック製品等々、鉄片部分をマグネットに近づけ吸着係止できる。
詰まり本発明の係止具を使用すると、許容範囲において、磁性体の鉄片を設けた小物はすべて吸着する効果を奏する。
又、四事例を示しているが、これに限定されるものではなく、図20に示すように、複数個のマグネットを設けて、小物金物を横一列に係止整理等ができる。
同様に、図21に示すように、複数個のマグネットを設けて、袋物等を係止し分別整理に使用できる等応用範囲は広い。
又、各寸法も例示されたものに拘るものではなく、壁面の種類にもよるが、粘着力は粘着面積に比例するし、吸着形態に応じてマグネットの磁力と必要とする面の大きさの設計をすることで、適切なマグネットの種類を選択をすることで実用性を高めることができる。
又、事例のホルダーの材料も、合成樹脂に限らず、商品企画の問題であるが、製造コスト、販売価格政策によって鉄やステンレス等を選択使用することもできる。
同様に、腰があって可撓性があれば、布、不識布、紙等の材料を使用することも出来る。この材料の使用、寸法によっては、可撓性舌片5に切欠部5aを設けなくても良い。
又、貼って剥がせ反復使用可能なウレタンエラストマー粘着剤を、両面粘着シートにスポンジ状の柔軟材を使うことによって、小さい凹凸面のある漆喰系の壁面にも適用できる。
又、反復使用可能なウレタンエラストマー粘着剤を、マグネット3の吸着面に塗布することで摩擦力を増し、吸着力と摩擦力でより安定して、物の係止ができる。
粘着力に差が生じるとしても、ほとんどの壁面に粘着可能で、鉄片を介してマグネットに近づけると吸着する着脱簡便な係止具は、生活上の便利品となる。
本発明第一実施例の側面図である。 本発明第一実施例の正面図である。 本発明第一実施例の図2のA−A断面図である。 本発明第二実施例の側面図である。 本発明第二実施例の正面図である。 本発明第二実施例の図5のA−A断面図である。 本発明第三実施例の側面図である。 本発明第三実施例の正面図である。 本発明第三実施例の図8のA−A断面図である。 本発明第四実施例の側面図である。 本発明第四実施例の正面図である。 本発明第四実施例の図11のA−A断面図である。 本発明第一実施例の鉄製クリップで紙片をクリップして係止状態を示す側面図である。 本発明第一実施例の鉄製ペーパーナイフの係止状態を示す側面図である。 本発明第一実施例の鉄製輪とくさりの係止状態を示す側面図である。 本発明第一実施例の鉄片を貼った球花器の係止状態を示す側面図である。 本発明第一実施例の鉄製網ポケットの係止状態を示す側面図である。 本発明第一実施例の鉄製器物保持具で一輪挿しを保持し係止している状態を示す側面図である。 本発明第一実施例の鉄片を接着したプラスチック製ポケットの係止状態を示す側面図である。 本発明の実施例で、鉄部を有する各種類の器物を係止している状態を示す正面図である。 本発明の実施例で、鉄製口金付きポリ袋を吸着係止している状態を示す正面図である。
符号の説明
1;マグネット係止具
2;ホルダー
3;マグネット
4a;隙間a
4b;隙間b
5;可撓性舌片
5a;切欠部
6;両面粘着シート
6a;強固な接着
6b;反復使用可能な粘着剤
7;剥離紙
W;壁面
P:紙片

Claims (3)

  1. ホルダー本体(2)と、このホルダー本体(2)に設けたマグネット(3)と、前記ホルダー本体(2)と壁面から剥離するために一体に設けた可撓性舌片(5)の片面に接着された粘着シート(6)の構成からなる係止具。
  2. 係止具(1)を壁面から剥離するとき、ホルダー本体(2)と可撓性舌片(5)の間に楔形の隙間(4a)を設けた請求項1記載の係止具。
  3. 係止具(1)を壁面から剥離するとき、可撓性舌片(5)のホルダー本体(2)側の面に切欠部(5a)を複数設けた請求項1請求項2記載の係止具。

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