JP2006129281A - 番組記録保存装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電波状態の不良によらない録画不備、例えばテロップ混入や緊急放送挿入や番組変更を自動的に認識して、再放送の自動予約ができ、また再放送の自動予約時には、取りこぼしなく再放送番組を録画予約して録画を行うことが可能な番組記録保存装置を提供すること。
【解決手段】外部より番組放送の番組表情報及びそれ以外の情報を含んだ番組情報を取得する手段と、ユーザが入力した自動予約の検索情報を設定する手段27bと、番組放送を受信する受信手段42と、前記検索情報及び前記番組表情報以外の前記情報を基に前記番組表情報を検索し、番組の記録予約をする自動予約設定手段31と、前記自動予約設定手段の記録予約に基づいて前記受信手段にて受信した番組を記録装置27aに記録する手段とを備え、自動記録予約する際の番組検索の範囲を多角的に変えて(例えば広くして)記録することができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、外部より入手可能な番組情報と、ユーザの設定した条件をもとにテレビ番組等の情報を記録予約および記録可能な装置において、番組情報に基づいて自動的に再放送を記録予約する番組記録保存装置に関する。
従来は、ユーザーがテレビジョン放送の番組を選ぶためには、新聞の番組欄或いは番組情報誌を見ることが多かった。
近年では、インターネットのウェブ上に電子番組表(EPG)を提供するサイトがあるので、パソコン等で番組表を閲覧することも可能である。
また、インターネットからの番組情報に加えて、地上アナログ放送波からも電子番組表(EPG)を取得することが可能となっている。
更に、テレビジョン放送では電子番組表(EPG)情報がテレビジョン番組と共に放送されている。従って、電子番組表(EPG)対応のテレビジョン受信装置を利用すれば、リモコン操作によって放送波からEPG情報を取り出し、その情報に基づいて放送予定の番組表をテレビ画面に表示することが可能となる。
上記の電子番組表には、1週間分或いは2週間分の放送予定番組につき、各番組のそれぞれの番組名、番組内容及び出演者等が各放送局のチャンネル毎に区分されて表示される。
一方、DVDレコーダ、HDDレコーダ又はDVD/HDDレコーダ等の記録再生装置では、上記のように外部より入手したテレビ番組等の番組情報を、ユーザの設定した検索条件をもとに自動的に検索して記録予約の自動設定を行うことが可能な(このような機能を録画自動予約機能という)装置が開発され、普及しつつある。録画自動予約機能は、予め登録してある検索条件をもとにして、電子番組表を所定のキーワード等で検索し、検索した番組を自動的に録画予約するものである。
ところで、上記のようなテレビジョン受信装置又は記録再生装置において、従来、視聴又は録画予約を行った番組の放送中に受信障害があった場合に、受信電波状態の不良による視聴又は録画不備を検知し、番組情報から当該番組と同一の番組を番組名(タイトル)でキーワード検索し、視聴又は録画の自動予約をしてリカバリーを図るものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、放送波の受信レベルを監視して、受信レベルに異常があった場合、番組の再放送をEPGから検索して自動的に録画予約に設定したり、さらに始めに録画した録画状態と取り直した録画状態を比較し、悪い録画状態の方を削除することによって、最良の録画結果を得るものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−309286号公報 特開2000−312323号公報
しかしながら、特許文献1では、電波状態の不良によらない録画不備、たとえば地震速報のテロップ混入,緊急放送の割り込み,番組変更などへの対応は困難であった。一方、番組名による検索は再放送時に番組名が同一でない場合(例えば番組名に「再放送」などが付加されている場合)には機能することが困難であった。
また、特許文献2では、自動で予約録画されるため、再放送があって同じ番組を重複して録画するのを回避することもできるが、何らかの原因で録画番組がテロップ混入,緊急放送の割り込み,番組変更などで予期した内容と異なってしまった場合、録画内容を視聴するまで異常に気が付かない問題がある。
そこで、本発明は上記の問題に鑑み、電波状態の不良によらない録画不備、例えばテロップ混入,緊急放送の割り込み,番組変更を自動的に認識して、再放送の自動予約ができ、また再放送の自動予約時には、取りこぼしなく再放送番組を録画予約して録画を行うことが可能な番組記録保存装置を提供することを目的とするものである。
本発明による番組記録保存装置は、
外部より番組放送の番組表情報及びそれ以外の情報を含んだ番組情報を取得する手段と、
ユーザが入力した自動予約の検索情報を設定する手段と、
番組放送を受信する受信手段と、
前記検索情報及び前記番組表情報以外の前記情報を基に前記番組表情報を検索し、番組の記録予約をする自動予約設定手段と、
前記自動予約設定手段の記録予約に基づいて前記受信手段にて受信した番組を記録装置に記録する手段と、を具備したものである。
本発明による番組記録保存装置は、
外部より番組放送の番組表情報を含む番組情報を取得する手段と、
ユーザが入力した自動予約の検索情報を設定する手段と、
番組放送を受信する受信手段と、
前記検索情報を基に前記番組情報を検索し、番組の記録予約をする自動予約設定手段と、
前記自動予約設定手段の記録予約に基づいて前記受信手段にて受信した番組を記録装置に記録する手段と、
前記記録装置に記録した番組について正常に記録されたか判断する判断手段と、
前記判断手段により前記記録した番組が正常に記録されたと判断した場合、同一の番組名を前記検索情報に排他情報として追加する手段と、
前記排他情報が追加された検索情報を用いて、再放送される同一番組を前記自動予約設定手段に記録予約させないようにする二重記録回避手段とを具備し、
前記判断手段により前記記録した番組が正常に記録されていないと判断した場合、再度前記自動予約設定手段にて前記検索情報を基に番組情報を検索し、番組の記録予約を行うことを特徴とする。
本発明によれば、既に記録した番組が再放送された場合、その放送番組を記録予約しないようにし、二重記録を回避することができる。これにより、番組を記録するHDDなどの記録装置を無駄に使うことがなく、記録装置の記憶容量を有効に活用することが可能となる。
本発明による番組記録保存装置は、
外部より番組放送の番組表情報を含む第1の番組情報を取得する手段と、
ユーザが入力した自動予約の検索情報を設定する手段と、
番組放送を受信する受信手段と、
前記検索情報を基に前記第1の番組情報を検索し、番組の記録予約をする自動予約設定手段と、
前記番組放送と同時に受信した番組表情報以外の情報を含む第2の番組情報に基づき受信番組が通常でないことを検出する手段と、
前記番組放送が通常でないことを検出した場合に、前記検索情報及び前記第2の番組情報を基に、前記番組放送の前記第1の番組情報又はその後に更新される第1の番組情報を検索し、該当する再放送番組の記録予約を前記自動予約設定手段にさせる手段と、
前記自動予約設定手段の記録予約に基づいて前記受信手段にて受信した番組を記録装置に記録する手段と、を具備したものである。
本発明による番組記録保存装置は、
外部より番組放送の番組表情報を含む第1の番組情報を取得する手段と、
ユーザが入力した自動予約の検索情報を設定する手段と、
番組放送を受信する受信手段と、
前記検索情報を基に前記第1の番組情報を検索し、番組の記録予約をする自動予約設定手段と、
前記番組放送と同時に受信した番組表情報以外の情報を含む第2の番組情報に基づき受信番組が通常でないことを検出する手段と、
前記番組放送が通常でないことを検出した場合に、前記検索情報及び前記第2の番組情報を基に、前記番組放送の前記第1の番組情報又はその後に更新される第1の番組情報を検索し、該当する再放送番組の記録予約を前記自動予約設定手段にさせる手段と、
前記自動予約設定手段の記録予約に基づいて前記受信手段にて受信した番組を記録装置に記録する手段と、
前記記録装置に正常に記録した番組と同一の番組名を前記検索情報に排他情報として追加する手段と、
前記排他情報が追加された検索情報を用いて、再放送される同一番組を前記自動予約設定手段に記録予約させないようにする二重記録回避手段と、を具備したものである。
本発明による番組記録保存装置は、
番組放送の番組表情報及びそれ以外の情報として過去のどの放送日時の番組の再放送であるかを特定する情報を含む第1の番組情報を受信可能であると共に放送された番組放送を受信可能な番組記録保存装置であって、
前記第1の番組情報を取得する手段と、
前記番組放送を受信する受信手段と、
過去の放送日時を特定する情報を含む自動予約の検索情報を設定する手段と、
前記検索情報を基に前記第1の番組情報を検索し、番組の記録予約をするもので、過去の放送日時より特定された再放送番組を記録予約することが可能な自動予約設定手段と、
前記自動予約設定手段の記録予約に基づいて前記受信手段にて受信した番組を記録装置に記録する手段と、を具備したものである。
本発明によれば、再放送番組である場合は、送信側装置から番組表情報とそれ以外の情報として過去のどの放送日時の番組の再放送であるかを特定する情報を送ってくるので、記録に失敗した番組があってもその再放送が予定されている場合には、過去のどの放送日時の番組の再放送であるかを特定する情報を検索情報に含めて検索することで、再放送番組の記録予約及び記録を確実に行うことが可能となる。
本発明によれば、電波状態の不良によらない録画不備、例えばテロップ混入,緊急放送割り込み,番組変更を自動的に認識して再放送の自動予約ができる。再放送の自動予約時には、前回の自動予約時に番組予約データをEPGデータより検出した時のもとの検索条件や他の複数の番組情報を用いて、多角的な検索を行うことで、取りこぼしの少ない番組記録保存装置を実現できる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
現在、EPGなどの番組表情報は、放送電波と一緒に配信する方法と、インターネットを介してそのウェブ情報で提供する方法がある。
ここでは、インターネットや無線/有線放送を介して(図2参照)、EPGなどの番組表情報を入手し、かつ番組表情報をもとに録画予約が可能であり、またテレビジョン放送など無線/有線放送を受信してその受信情報を記録保存することが可能な装置(以降、番組記録保存装置と記す)及び番組記録保存システムについて説明する。
図1で本発明の実施例1の番組記録保存装置を説明する前に、図2を参照して全体的なシステムを説明する。
図2は本発明の実施例1に係る番組記録保存システムの構成図を示している。
図2に示すシステムは、番組表情報を含む番組情報と番組放送とを受信可能な番組記録保存装置1と、番組表情報の情報提供会社2から提供される番組表情報及びそれぞれ以外の情報を含む番組情報を送信する放送局3又はインターネット4と、番組放送を送信する一方、番組表情報以外の番組情報を必要に応じて情報提供会社2及び放送局3に供給する放送局5と、を備えている。
番組記録保存装置1は、放送局3又はインターネット4より受信したテレビ番組等の番組情報から、ユーザの入力設定したキーワードやその他の検索条件をもとに自動的に番組検索を行って記録予約の設定を自動的に行うことが可能な装置である。
放送局3は例えば地上アナログ放送波に番組表情報やそれ以外の情報を重畳して送信するもので、米国ジェムスター社開発の独自技術に基づく地上波アナログの電子番組ガイド(EPG)であるGガイド(TBS系列局で放送)や、地上波テレビ電波を利用したHTMLデータ放送サービスであるADAMS(テレビ朝日系列局で放送)がある。一方、インターネット4を介して提供されるEPGサービスとしては、(株)東芝が提供するDEPGや、ソニー(株)が提供するiEPGがある。
番組情報を含む番組放送信号を送信する放送局5は、地震などの災害発生時や緊急を要する事件などの発生時には、番組表情報を含む番組情報の情報提供会社2及び番組表情報を含む番組情報を送信する放送局3に対して、番組情報に挿入するテロップ,緊急放送,番組変更などを示す情報を提供することで、放送局3又はインターネット4を通してテロップ情報や緊急時の情報や番組変更情報を番組記録保存装置1に送信することができる。
図1は本発明の実施例1の番組記録保存装置の装置ブロック図を示している。
図1に示す番組記録保存装置1は、テレビジョン放送波を受信するためのTV放送受信装置11と、BSチューナやケーブルテレビチューナなど外部チューナを接続するための外部チューナインターフェース(外部チューナI/Fと記す)12と、DEPGなどインターネットを介したEPGデータを入手するためのインターネット接続装置13と、ユーザーが番組記録保存装置1に対して操作手段であるリモコン(図示せず)を用いて操作情報を送信するためのリモコンインタフェース(リモコンI/Fと記す)14と、各種情報をユーザに通知するための表示装置15と、予約録画の開始・終了の基準となる計時手段としての時計16と、TV受像機やAV機器と接続するためのオーディオインターフェース(オーディオI/Fと記す)17およびビデオインタフェース(ビデオI/Fと記す)18と、番組記録保存装置1の各部を制御するするCPU19およびCPUの制御処理に必要とされるデータを記憶するメモリ20と、ビデオデータを符号化/複号化するためのビデオエンコーダ21及びビデオデコーダ25と、オーディオデータを符号化/複号化するためのオーディオエンコーダ22及びオーディオデコーダ26と、オーディオデータとビデオデータを多重化するためのマルチプレクサ(MUXと記す)23と、オーディオデータとビデオデータの多重データを分離化するためのデマルチプレクサ(DEMUXと記す)24と、録画データおよび各種データベース(DBと記す)の情報を記録するための記録装置27と、を備えている。
記録装置27は、例えばHDDなどの磁気ディスクドライブ装置やDVDなどの光ディスクドライブ装置で構成され、番組放送の録画データを格納する録画データDB27aと、自動予約の際の検索条件などを格納する自動予約情報DB27bと、取得したEPGなどの番組表情報を格納するEPG DB27cと、予約録画実行する予定の番組情報を格納する予約情報DB27dと、番組放送の受信を行うと共に録画実行されたときの番組放送と同時に受信した番組情報を格納するもので、本発明による再放送番組の自動予約を行うのに必要な検索情報を得るのにも用いられる録画番組情報DB27eと、を記録する。
なお、番組記録保存装置1内の記録装置27を省略したときのその代りの記録装置として、或いは当該記録装置27に更に追加する記録装置として、外部の記録装置(図示せず)をインターネット接続装置13とネットワーク(LAN)を介して装置1に接続する構成としてもよい。
図1の番組記録保存装置1においては、地上波アナログ放送及びデジタル放送のTV放送信号を受信するためのチューナを含んだ無線/有線のTV放送受信装置11の他、アナログ放送及びデジタル放送のTV放送信号を受信するためのBSチューナなどの外部チューナに接続する外部チューナI/F12が設けられている。両者のチューナ出力の切換えは、ユーザによるリモコン操作に基づいたCPU19の制御によって行われる。
TV放送受信装置11は、内部チューナ及び外部チューナの内の一方のチューナから入力された映像信号を所定フォーマットのデジタル信号に変換し、映像ストリーム,音声ストリームとしてそれぞれビデオエンコーダ21,オーディオエンコーダ22へ供給する。
ビデオエンコーダ21及びオーディオエンコーダ22はそれぞれ、コーデック(codec)として例えばMPEG−2のエンコーダで構成され、入力された映像ストリーム及び音声ストリームをMPEG−2規格で圧縮符号化処理し、この圧縮符号化処理され映像及び音声ストリームをマルチプレクサ23で多重化してHDDなどの記録装置27へ出力する。記録装置27はMPEG−2ストリームの映像及び音声データを図示しないピックアップにより記録媒体としてのディスクに記録する。
記録装置27は、映像及び音声ストリームを記録及び再生可能である。再生時、記録装置27で再生した再生ストリームはデマルチプレクサ24に供給される。デマルチプレクサ24は、再生ストリームを映像ストリーム及び音声ストリームに分離してそれぞれをビデオデコーダ25及びオーディオデコーダ26へ出力する。
ビデオデコーダ25及びオーディオデコーダ26はそれぞれ、MPEG−2のデコーダを含んで構成され、入力された再生ストリームをMPEG−2デコードして元の映像ストリーム,音声ストリームを得た後、それぞれをアナログ映像信号,アナログ音声信号に変換して出力する。ここではcodecとしてMPEG−2を例示したがこれに限定されずMPEG−4、H246などを用いることもできる。
ビデオI/F18は、アナログ映像信号を図示しないディスプレイ装置やTV受像機へ出力する。また、オーディオI/F17は、アナログ音声信号を図示しないスピーカや音響装置へ出力する。
番組情報取得部30は、TV放送受信装置11から入力されたデータ信号から番組に関する番組情報を抽出し、この番組情報をシステムコントローラとしてのCPU19へ出力する。なお、上記したデータ信号はアナログ放送ではテレビジョン信号の帰線期間に多重されており、文字放送番組の他,番組開始時刻情報,番組終了時刻情報,番組識別情報等、番組に関する情報を含んでいる。デジタル放送ではデータ信号はパケット化され、映像パケット,音声パケットと共に多重されている。CPU19は、番組情報取得部30から入力された番組情報の中から番組開始時刻情報および番組終了時刻情報を抽出する。
番組情報取得部30は、TV放送受信装置11から出力された受信テレビジョン信号中にEPGデータが付加されている場合には、受信テレビジョン信号中から番組表情報としてのEPGデータを抽出し、これを記録装置27のEPG DB27cに記憶させる。なお、EPGデータには、各放送局毎に放送される番組の番組名(タイトル)、放送日、放送開始・終了時間、ジャンル、放送時間帯、番組内容を示す補助情報が含まれている。ここで、ジャンルとは、番組の内容を種別するものであり、例えば、ニュース、スポーツ、ドラマ、映画、音楽、子供向け、アニメ、教養娯楽等である。又、補助情報とは、例えば、新番組,連続番組,再放送番組を示す情報や、出演者、作者、監督、シリーズ名等である。
一方、受信テレビジョン信号中にEPGデータが付加されていない場合には、番組情報取得部30は、インターネット接続装置13からWebデータとして番組表情報であるEPGデータを取得する。インターネット接続装置13は、EPG要求に応答して、インターネット4(図2参照)に接続されているWebサーバ(図示せず)にアクセスする。インターネット接続装置13は、インターネット4を介して送られてきたEPGデータを受信し、これを番組情報取得部30に供給する。この際、番組情報取得部30は、インターネット接続装置13から供給されたEPGデータを記録装置27内のEPG DB27cに記憶させる。
図3は本発明の実施例1の番組記録保存装置の機能的な構成を示すブロック図である。図1の機能的な構成に相当しており、図1と同一のものには同一符号を付してある。
図3に示す番組記録保存装置1は、自動予約設定手段31と、放送内容変更・異常検出手段32と、EPG更新タイマ33と、EPG受信手段34と、EPG表示手段35と、録画データDB27aと、自動予約情報DB27bと、EPG DB27cと、予約情報DB27dと、録画番組情報DB27eと、自動予約条件入力手段36と、手動番組予約手段37と、EPG検索手段38と、予約情報保存手段39と、録画成否ユーザ設定手段40と、録画指示手段41と、放送受信手段42と、録画手段43と、番組情報読取手段44と、番組情報保存手段45と、ユーザへの情報通知手段46と、電子メール送信手段47と、を備えている。
EPG受信手段34及び番組情報読取手段44は、図1における番組情報取得部30の機能に相当する。EPG受信手段34は、図2で示したようなテレビジョン放送データ又はインターネットWebデータとして送信された所定日数分の番組表情報(EPGデータ)を受信し、EPG DB27cに記憶させるものであり、番組情報読取手段44は、放送受信手段42で番組放送と同時に受信した番組情報を読み取り、録画番組情報DB27eに記憶させるものである。
放送受信手段42は、TV放送受信装置11のような通常の無線/有線のテレビジョン放送の番組受信機能のほかに、インターネットから受信される無線/有線のインターネット放送の番組受信機能も含み、番組放送と共に番組情報も受信できる。放送受信手段42における番組情報は、電子番組表(EPG)のような番組表情報以外の形式で送信される番組情報も含むものである。
自動予約条件入力手段36は、自動予約のためにキーワード検索等を行う際に、ユーザ操作によってその検索条件を入力する機能である。
録画成否ユーザ設定手段40は、ユーザが録画した番組を視聴した際に、例えばユーザがこの録画は失敗であったと認識した際など、再度同じ番組の録画を希望する場合にユーザ操作に基づいて再録画の指示を出す機能である。
手動番組予約手段37は、ユーザが手動で番組予約を行うための機能であり、EPG表示手段35に表示された番組表からカーソル移動等によって所望の番組を選択して、予約情報保存手段39を用いて予約情報DB27dに予約設定させる。
EPG更新タイマ33は、定期的にEPG受信手段34の受信機能をアクティブにしてEPGデータを取得するタイミング(トリガ)を与えるものである。
自動予約設定手段31は、自動予約情報DB27bに保存されている検索条件に基づいてEPG検索手段38を用いてEPG DB27cの所定日数分のEPGデータを検索することによって、検索条件に合った番組データを予約情報保存手段39を用いて予約情報DB27dに設定(登録)させる機能を備えている。
予約情報DB27に予約設定された番組データに基づいて録画開始時刻になると、録画指示手段41は放送受信手段42に予約番組の録画実行指示を出す。放送受信手段42にて受信した放送番組は録画手段43に送られて録画データDB27aに格納される一方、番組情報読取手段44に送られて番組情報が読み取られ、その番組情報は番組情報保存手段45を用いて録画番組情報DB27eに格納される。録画番組情報DB27eには、録画予約実行によって実際に受信した番組のリアルタイムな番組情報が格納される一方、予約情報DB27dからのEPGデータより得た番組情報も格納され、それらは一定期間保持されることになる。
放送内容変更・異常検出手段32は、番組情報読取手段44にて読み取られた放送局の番組情報にテロップ,緊急放送,番組変更などを示すテキストデータが挿入されていると、番組情報保存手段45に異常検出を通知する一方、自動予約設定手段31にも異常検出を通知する。これにより、自動予約設定手段31は録画不備となる(即ち録画データが不完全なものになる)ことに対応して、今回の録画番組の再放送を自動予約するのに必要な検索情報として、録画番組情報DB27eに格納されている録画した番組についての番組情報の全部又はその一部を用いて、EPG DB27cをEPGデータが更新される度に検索して、その検索条件に該当する番組があり且つ時間的に重複する予約がなければ、その番組データを予約情報として予約情報DB27dに設定(登録)する。
ところで、番組情報は、再放送番組であると、新聞のテレビの番組欄にみられるように情報が小さくなっている可能性がある。番組のタイトルが短くなっていたり、或いは副題が付いていなかったりする。そうすると、一度録画予約をして録画を行った番組と同一の再放送の番組であっても、例えば番組のタイトルだけを用いてもう一度検索をかけても同じ内容の再放送番組であると認識できない可能性がある。
具体的には、既に録画した番組の番組情報は、録画番組情報DB27eに格納されるわけであるが、ここには番組のタイトルのみが入るのではなくて、自動的に録画するときに色々な情報、例えば放送局名、放送時間長、出演している俳優や演出家の名前なども入っている。そこで、再放送を自動検索する際には、その全ての情報を用いそれら情報のOR,ANDの適宜の組合わせを検索情報として用いてEPG DB27cに定期的に更新されているEPGデータを検索することによって再度録画予約設定を行うようにする。これにより、番組のタイトルだけを用いてもう一度検索をかける場合に比べて、検索の漏れを少なくして検索できる。即ち、再放送の番組を自動的に検索し予約するにあたって、予約する範囲をもう少し広くしてもう一度録画予約を自動的にかけるようにする。
次に、記録装置27内の各DB27c,27e,27d,27bに格納される情報の例は下記の通りである。
表1はEPG DBなどに格納される一般的な番組表情報の例を示している。
TVチューナ内蔵パソコンやHDDレコーダなどの機器は、EPGなどの番組表情報をもとにユーザへ番組情報を表示し、一般にユーザは表示された番組情報を元に番組予約を指定可能である。番組予約には放送局、放送日、放送開始時間、放送終了時間の情報が必要である。その他に番組概要情報などの付加情報が添付される場合がある。
[表1]
Figure 2006129281
表2は録画番組情報DBの番組あたりの情報の例を示している。
番組を録画する際に、番組表情報より得た番組情報と、番組放送と共に受信した番組情報とにより、録画番組情報DB27eには録画番組情報として下記を保存する。
[表2]
Figure 2006129281
表3は予約情報DB27dの番組あたりの情報の例を示している。
予約情報DB27dは、手動予約設定および自動予約設定に限らず、番組予約の情報を格納する。
[表3]
Figure 2006129281
表4は自動予約情報DB27bの一つの検索条件の例を示している。
自動予約情報DB27bは、自動予約を行う場合、予約する番組を検索・選定するための情報を設定する。複数の情報を組合わせ検索可能とする。また異なる情報のグループを設定して、複数の種類の放送を自動予約可能とする。
[表4]
Figure 2006129281
図4は図3における自動予約処理のフローチャートを示している。
EPG更新タイマ33は、一定時間毎に即ち定期的にEPG受信手段34をトリガする。これによって、EPG受信手段34は、番組表情報を提供する放送局からの放送波を受信したり、或いはインターネットの番組表情報提供サイトへのアクセスを行うことによって、EPGデータの更新処理に入る(ステップS1)。そして、新たに取得したEPGデータが更新されているか否かの判定を行う(ステップS2)。
取得したEPGデータが更新されている場合は、EPG DB27cのEPGデータを更新した後、自動予約設定手段31による自動予約設定処理(図6参照)が起動される(ステップS4)。なお、ステップS2で、取得されたEPGデータが更新されていなかった場合は、自動予約設定処理(図6参照)は行わない。
または、番組情報読取手段44からの読み取り情報(即ち番組情報)が放送内容変更・異常検出手段32へ引き渡されると、放送内容変更・異常検出手段32による放送内容変更・異常検出処理(図5参照)が行われる(ステップS5)。そして、予約録画終了時に、放送内容変更・異常検出手段32から放送内容変更・異常検出処理により録画正常/異常終了情報が自動予約設定手段31へ通知されることによって、自動予約設定手段31による自動予約設定処理(図6参照)が起動される(ステップS4)。
あるいは、ユーザが録画した番組を視聴した際に再度同じ番組の録画を希望する場合に起動される録画成否ユーザ設定手段40によっても、自動予約設定手段31による自動予約設定処理(図6参照)が起動される(ステップS4)。
ユーザの希望によって録画成否ユーザ設定手段40による録画成否ユーザ設定処理に入ると(ステップS6)、そのときユーザがした設定は、録画失敗の設定であったか否かが判定される(ステップS7)。判定結果、録画失敗の設定がなされていれば、前述の自動予約設定処理(図6参照)がなされる(ステップS4)。ステップS7で、録画失敗の設定がなされなかった場合は、自動予約設定処理(図6参照)は行わない。
一方、ユーザが自動予約条件入力手段36により自動予約の条件を変更した場合にも、自動予約設定手段31による自動予約設定処理(図6参照)が起動される(ステップS4)。
図5は図4の放送内容変更・異常検出処理ステップS5の詳細なフローチャートを示している。
放送内容変更・異常検出手段32による放送内容変更・異常検出処理では、EPG更新タイマからの更新通知、予約番組の録画終了時の録画正常/異常終了の通知、録画成否ユーザ設定通知、または、自動予約条件入力手段からの条件変更通知によって起動され、放送受信手段42にて番組放送と共に番組情報を受信し、番組情報読取手段44にて読み取った番組情報からテキストデータを検索する。そして、テキストデータに放送局がテロップ,緊急放送割り込み,番組変更を示す情報を流す時に番組情報へ挿入する所定のテキストが出現した場合に異常と判断し、その旨を自動予約設定手段31に通知する。一方、録画終了まで当該テキストを検出しなかった場合には、録画正常終了を自動予約設定手段31に通知する。この処理を図5を参照して説明する。
図5において、番組情報読取手段44で読み取った番組情報が放送内容変更・異常検出手段32へ引き渡されると、放送内容変更・異常検出手段32は先ずその番組情報に以下のように放送局がテロップ,緊急放送割り込み,番組変更を示す情報を流した時に番組情報へ挿入するテキスト(キーワード)が出現するか確認する(ステップS41)。キーワードとしては、「地震速報」「地震警報」「緊急放送」「緊急報道」「災害情報」「津波警報」「番組の変更」「番組を変更」などがある。
そして、上記のようなキーワードが番組情報に含まれるか否かの判定を行う(ステップS42)。キーワードが含まれていれば、番組情報保存手段45に異常検出を通知する(ステップS43)一方、自動予約設定手段31に異常検出を通知する(ステップS44)。
ステップS42において、キーワードが含まれていなければ、録画が終了したか否かの判定を行う(ステップS45)。録画が終了していなければ、ステップS41へ戻る。
ステップS45で録画が終了していれば、自動予約設定手段31に正常終了を通知する(ステップS46)。
図6は図4の自動予約設定処理ステップS4の詳細なフローチャートを示している。
録画異常が通知された場合、自動予約設定手段31は当該番組の検索に用いた検索情報や番組情報を録画番組情報DB27eより読み取り、自動予約情報DB27bに検索条件として設定することで当該番組が自動予約されるようにする。ただし、同じ検索条件が既に自動予約情報DB27bに存在する場合には追加しない。
録画正常終了が通知された場合、自動予約設定手段31はその番組が繰り返し録画の設定が無ければ1回のみの録画番組であるから当該番組を重複して録画しないようにするために、自動予約情報DB27bの当該検索情報に、排他情報として当該番組のタイトルを追加する。これによって重複録画を回避し、記録装置27の記憶領域を無駄に使用しないようにする。
EPGが更新されたことを示す更新通知を通知された場合、または録画異常が通知された場合、あるいは録画正常終了が通知され自動予約情報DB27bを変更した場合、自動予約設定手段31は自動予約情報DB27bの検索条件をもとにEPG検索手段38を使ってEPG DB27cを検索し、該当する番組が存在する場合には予約情報DB27dに番組予約に要する情報を登録する。また、その番組予約と重複する番組予約が既に予約情報DB27dに登録されている場合には、ユーザへの情報通知手段46を用いて番組記録保存装置1が有する表示装置15および/または電子メール送信手段47によってユーザに重複を通知する。これにより、ユーザに新旧どちらの番組予約が本当に良いかを選択させることができる。ユーザにより別途、番組予約の選択処理による調整が行われない場合には、例えば先に予約された番組を優先的に録画予約する。この処理を図6を参照して説明する。
図6において、自動予約設定手段31から録画異常通知、録画正常終了通知またはEPG更新通知のいずれかがあった場合は、まず、EPG変更通知があったか否かが判定される(ステップS51)。
EPG変更通知があった場合は、自動予約設定手段31は自動予約情報DB27bの検索条件をもとにEPG検索手段38を使ってEPG DB27cを検索し(ステップS56)、該当する番組が存在するか否かを判定する(ステップS60)。
該当する番組が存在する場合には、予約情報DB27dに時間が重なる予約が既にあるか検索し(ステップS61)、時間が重なる予約があるか否かを判定する(ステップS62)。その番組予約と重複する番組予約が既に予約情報DB27dに登録されている場合には、ユーザへの情報通知手段46を用いて番組記録保存装置1が有する表示装置15および/または電子メール送信手段47によってユーザに重複を通知する(ステップS63)。
そして、このとき、ユーザにより別途、番組予約の旧い方か又は新しい方かの一方の番組予約を選択して、予約情報DB27dに当該番組の予約情報として登録処理する(ステップS64)。ユーザにより別途、番組予約の選択処理による調整が行われない場合には、先に予約された番組を優先的に録画予約登録する。また、ステップS62において、時間が重なる予約がなければ、新たに予約した当該番組の予約情報を登録処理する(ステップS64)。
一方、ステップS51において、EPG変更通知が無かった場合は、録画が異常か否かを判定する(ステップS52)。録画が異常か否かの判定は、図5に示したように番組情報に放送局で挿入したテロップ,緊急放送の割り込み,番組変更を示すテキストデータ(キーワード)があるか否かによって判定される。
ステップS52で録画異常と判定されれば、録画番組情報DB27eより当該番組の再放送の自動予約に必要な番組検索情報を読み取り(ステップS53)、当該番組の検索に用いたのと同一の条件が自動予約情報DB27bにあるか否かの判定を行う(ステップS54)。同一条件が自動予約情報DB27bになければ、自動予約情報DB27bに当該番組検索情報を設定し(ステップS55)、前述のステップS56以降のステップに進む。
ステップS54で、当該番組の検索に用いたのと同一の条件が自動予約情報DB27bにあれば、番組検索情報を加えることなく前述のステップS56以降のステップに進む。
また一方、ステップS52において、録画異常が無い場合、即ち録画が正常であった場合は、予約情報DB27dより該当する番組の予約情報を読み取り(ステップS57)、 繰り返し予約が設定されているか否かを判定する(ステップS58)。繰り返し予約が設定されていれば、例えば連続ドラマだったりすると、同じ検索条件で何度か繰り返して予約しなければならないので、図示しない繰り返し予約処理に進む。なお、連続ドラマなど繰り返し録画する番組の指定或いは設定については、ユーザによる指定の他に、番組情報に含まれる情報(ここでは連続番組であるフラグなど)をもとに、繰り返し予約を自動設定することができる。
ステップS58において、その録画された番組について繰り返し予約の設定が無ければ、当該番組を重複して録画しないようにするため、自動予約情報DB27bの当該検索情報に、排他情報として当該番組のタイトルを追加する。これによって無用な重複録画を回避することができる。
以上述べたように本発明の実施例1によれば、再放送などの自動予約時には、前回の自動予約時に番組予約情報をEPGデータより検出した時の検索条件やそのほかの複数の番組情報を元に、前回より広い番組検索条件を設定することが可能なり、再放送番組を取りこぼすことなく記録予約及び記録することができる。
なお、本発明では、上記の実施例のように、検索条件を広くしたり狭くしたりすることによって結果として録画予約範囲を広くしたり狭くしたりする場合に限らず、検索条件は前回と同じでも、予約情報DBに実際に記録予約設定する際に、録画番組情報DBからの番組情報を予約設定条件に加えて記録予約設定を行う場合も含むものとする。
従って、本発明では、もとの検索条件やそのほかの複数の番組情報を用いて、前回の検索条件とは変えた検索条件で多角的な検索(前回より広い或いは狭い検索範囲)を可能とすることで、より適切な番組検索を行って記録予約及び記録を行うことが可能である。具体的には、もとの検索条件やそのほかの複数の番組情報を用いて、前回より広い番組検索条件(例えば複数の情報で主にOR検索を用いて)を設定する場合や、もとの検索条件やそのほかの複数の番組情報を用いて、前回より狭い番組検索条件(例えば複数の情報で主にAND検索を用いて)を設定する場合も含んでいる。
デジタル放送などで番組放送と同時に配信される番組情報(テロップ,緊急放送,番組変更などの情報)をもとに放送内容変更・異常検出手段により、予約録画番組へのテロップ挿入,緊急番組割込み,番組変更を示す情報に基づき受信番組が通常でないことを自動検出し、それにより同じ番組が再放送される場合には同一番組に関する検索情報や番組情報を用いて自動的に再放送番組を検索し、記録予約及び記録ができる。
ユーザが予約録画した番組を視聴し、再度録画を希望する場合は、録画成否ユーザ設定手段により再度の自動録画を指示することができ、それにより同じ番組が再放送される場合には自動的に記録予約及び記録ができる。
放送内容変更・異常検出手段により予約録画が正常に終了したと判断した場合、自動予約設定手段により自動予約設定のための検索条件に排他条件として番組タイトルを登録することにより、同一タイトルの番組が再放送された場合に再記録(二重記録)することを避けることができる。
自動予約設定手段により、既に予約されている番組と重複する時間に自動予約が登録された場合、番組記録保存装置の表示装置および/または電子メールによりユーザへ予約の重複を通知する。あるいは、既に自動予約設定手段により自動予約した番組と、新たにユーザが予約を指定しようとした番組との時間が重なった場合、同様にしてユーザへ予約の重複を通知する。(なお、従来は、手動設定を優先するシステムや、後で予約設定した新しい方を優先するシステムが見受けられるが、本実施例では、必ずしも手入力による予約や新しく予約設定した方が優先度が高いとは限らないので、時間的に重複する予約となった場合これをユーザに通知してどちらの予約が本当に良いのかをユーザに選択決定してもらうようにしている。)
次に、本発明の実施例2について説明する。
本発明の実施例2の構成は、図2に示した実施例1の番組記録保存システムの構成と同様である。
実施例2において、第1の送信装置としての放送局3は、番組放送の番組表情報及びそれ以外の情報として過去のどの放送日時の番組の再放送であるかを特定する情報を含む第1の番組情報を送出する。第2の送信装置である放送局5は、番組放送を送出すると共に、放送局3及び情報提供会社2に対して前記第1の番組情報に挿入される過去のどの放送日時の番組の再放送であるかを特定する情報を提供する。
一方、番組記録保存装置1は、放送局3から送信されてきた前記第1の番組情報を受信可能であると共に放送局5から放送された番組放送を受信可能であって、前記放送局3より送信された前記第1の番組情報を取得する手段と、前記放送局5から送信されてきた番組放送を受信する受信手段と、ユーザが入力した自動予約の過去の放送日時を含む検索情報を設定する手段と、前記検索情報を基に前記第1の番組情報を検索し、番組の記録予約をするもので、過去の放送日時の特定された再放送番組を記録予約することが可能な自動予約設定手段と、前記自動予約設定手段の記録予約に基づいて前記受信手段にて受信した番組を記録装置としてのHDDなどに記録する手段とを、少なくとも備えている。
本発明の実施例2によれば、送信側から送出される第1の番組情報としては、番組表情報ほかにそれ以外の情報として過去のどの放送日時の番組の再放送であるかを特定する情報を送信するシステムとしたので、記録に失敗した番組があってもその再放送が将来放送される場合には、再放送受信のためにユーザが入力設定する検索条件としては、過去のどの放送日時の番組の再放送であるかを特定する情報を含めた検索条件を用意することで、再放送番組の記録予約及び記録を確実に行うことが可能となる。
なお、過去のどの放送日時の番組の再放送であるかを特定する情報を検索条件の1つとする代わりに、「再放送」を検索条件の1つとして検索し、検索された複数の再放送番組それぞれに含まれる過去の放送日時を表示手段に提示させ、ユーザがそこから所望の1つの再放送番組を選択して記録予約及び記録を行うように構成してもよい。
本発明は、録画再生可能なHDDレコーダ、録画再生可能なDVDレコーダ及びDVDレコーダあるいはデジタルテレビジョン受信装置(DTV)に搭載して自動的に記録予約を行うのに有用である。
本発明の実施例1の番組記録保存装置の装置ブロック図。 本発明の実施例1に係る番組記録保存システムの構成図。 本発明の実施例1の番組記録保存装置の機能的な構成を示すブロック図。 図3における自動予約処理のフローチャート。 図4の放送内容変更・異常検出処理ステップS5の詳細なフローチャート。 図4の自動予約設定処理ステップS4の詳細なフローチャート。
符号の説明
1…番組記録保存装置
27…記録装置
27a…録画データDB
27b…自動予約情報DB
27c…EPG DB
27d…予約情報DB
27e…録画番組情報DB
30…番組情報取得部
31…自動予約設定手段
32…放送内容変更・異常検出手段
33…EPG更新タイマ
34…EPG受信手段
36…自動録画条件入力手段
37…手動版予約手段
38…EPG検索手段
40…録画成否ユーザ設定手段
41…録画指示手段
42…放送受信手段
43…録画手段
46…ユーザへの情報通知手段
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (7)

  1. 外部より番組放送の番組表情報及びそれ以外の情報を含んだ番組情報を取得する手段と、
    ユーザが入力した自動予約の検索情報を設定する手段と、
    番組放送を受信する受信手段と、
    前記検索情報及び前記番組表情報以外の前記情報を基に前記番組表情報を検索し、番組の記録予約をする自動予約設定手段と、
    前記自動予約設定手段の記録予約に基づいて前記受信手段にて受信した番組を記録装置に記録する手段と、
    を具備したことを特徴とする番組記録保存装置。
  2. 外部より番組放送の番組表情報を含む番組情報を取得する手段と、
    ユーザが入力した自動予約の検索情報を設定する手段と、
    番組放送を受信する受信手段と、
    前記検索情報を基に前記番組情報を検索し、番組の記録予約をする自動予約設定手段と、
    前記自動予約設定手段の記録予約に基づいて前記受信手段にて受信した番組を記録装置に記録する手段と、
    前記記録装置に記録した番組について正常に記録されたか判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記記録した番組が正常に記録されたと判断した場合、同一の番組名を前記検索情報に排他情報として追加する手段と、
    前記排他情報が追加された検索情報を用いて、再放送される同一番組を前記自動予約設定手段に記録予約させないようにする二重記録回避手段とを具備し、
    前記判断手段により前記記録した番組が正常に記録されていないと判断した場合、再度前記自動予約設定手段にて前記検索情報を基に番組情報を検索し、番組の記録予約を行うことを特徴とする番組記録保存装置。
  3. 外部より番組放送の番組表情報を含む第1の番組情報を取得する手段と、
    ユーザが入力した自動予約の検索情報を設定する手段と、
    番組放送を受信する受信手段と、
    前記検索情報を基に前記第1の番組情報を検索し、番組の記録予約をする自動予約設定手段と、
    前記番組放送と同時に受信した番組表情報以外の情報を含む第2の番組情報に基づき受信番組が通常でないことを検出する手段と、
    前記番組放送が通常でないことを検出した場合に、前記検索情報及び前記第2の番組情報を基に、前記番組放送の前記第1の番組情報又はその後に更新される第1の番組情報を検索し、該当する再放送番組の記録予約を前記自動予約設定手段にさせる手段と、
    前記自動予約設定手段の記録予約に基づいて前記受信手段にて受信した番組を記録装置に記録する手段と、
    を具備したことを特徴とする番組記録保存装置。
  4. 外部より番組放送の番組表情報を含む第1の番組情報を取得する手段と、
    ユーザが入力した自動予約の検索情報を設定する手段と、
    番組放送を受信する受信手段と、
    前記検索情報を基に前記第1の番組情報を検索し、番組の記録予約をする自動予約設定手段と、
    前記番組放送と同時に受信した番組表情報以外の情報を含む第2の番組情報に基づき受信番組が通常でないことを検出する手段と、
    前記番組放送が通常でないことを検出した場合に、前記検索情報及び前記第2の番組情報を基に、前記番組放送の前記第1の番組情報又はその後に更新される第1の番組情報を検索し、該当する再放送番組の記録予約を前記自動予約設定手段にさせる手段と、
    前記自動予約設定手段の記録予約に基づいて前記受信手段にて受信した番組を記録装置に記録する手段と、
    前記記録装置に正常に記録した番組と同一の番組名を前記検索情報に排他情報として追加する手段と、
    前記排他情報が追加された検索情報を用いて、再放送される同一番組を前記自動予約設定手段に記録予約させないようにする二重記録回避手段と、
    を具備したことを特徴とする番組記録保存装置。
  5. 前記自動予約設定手段が前記番組表情報又は前記番組情報を検索し、番組の記録予約をする際に、既にユーザが指定して記録予約した番組と、新たに自動予約設定手段により記録予約を行おうとする番組との時間が重なった場合、ユーザに警告を通知し、あるいは、既に自動予約設定手段により記録予約した番組と、新たにユーザが記録予約を指定しようとした番組との時間が重なった場合、ユーザに警告を通知し、あるいは、既に自動予約設定手段により記録予約した番組と、新たに自動予約設定手段により記録予約を行おうとする番組との時間が重なった場合、ユーザに警告を通知する手段
    を更に具備したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の番組記録保存装置。
  6. ユーザが入力した録画の成否情報を設定する手段と、
    録画の失敗が設定された場合に、前記検索情報及び前記第2の番組情報を基に、前記番組放送の前記第1の番組情報又はその後に更新される第1の番組情報を検索し、該当する再放送番組の記録予約を前記自動予約設定手段にさせる手段と、
    を更に具備したことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1つに記載の番組記録保存装置。
  7. 番組放送の番組表情報及びそれ以外の情報として過去のどの放送日時の番組の再放送であるかを特定する情報を含む第1の番組情報を受信可能であると共に放送された番組放送を受信可能な番組記録保存装置であって、
    前記第1の番組情報を取得する手段と、
    前記番組放送を受信する受信手段と、
    過去の放送日時を特定する情報を含む自動予約の検索情報を設定する手段と、
    前記検索情報を基に前記第1の番組情報を検索し、番組の記録予約をするもので、過去の放送日時より特定された再放送番組を記録予約することが可能な自動予約設定手段と、
    前記自動予約設定手段の記録予約に基づいて前記受信手段にて受信した番組を記録装置に記録する手段と、
    を具備することを特徴とする番組記録保存装置。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008017212A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Canon Inc コンテンツ記録装置及びコンテンツ記録方法
JP2009159320A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Toshiba Corp 番組予約録画装置及び番組予約録画方法
JP2012159215A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Noritz Corp 温水システム

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