JP2006129162A - 画像読取装置 - Google Patents

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崇 征矢
Shinichiro Wakahara
伸一郎 若原
Shohei Takeda
昌平 武田
Jiro Futagawa
次郎 二川
Yuichi Makino
裕一 牧野
Masabumi Kamei
正文 亀井
Tetsuo Fukusaka
哲郎 福坂
Katsuhiro Ishido
勝宏 石戸
Kazuhiro Togashi
和寛 冨樫
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Abstract

【課題】 読み取りガラス上のゴミや汚れを清掃する場合に、ユーザーへの清掃補助を行うことができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】 原稿を原稿読み取りガラスに対して副走査方向へ一定の速度で移動させるための原稿移動手段(自動原稿搬送手段)と、所定の読み取り位置において原稿読み取りガラス上を移動する原稿を照明するための照明手段と、前記読み取り位置にて一定速度で移動する原稿の画像を読み取るための画像読取手段と、所定のタイミング、もしくは、操作者の選択に応じて、前記読み取り位置において前記照明手段を点灯させて前記原稿読み取りガラスを照射するための制御手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿台ガラスに付着したゴミや汚れ等の不良エリアを検出するための機能を有する画像読取装置等に関し、特に原稿台ガラス上にゴミや汚れが付着した場合の清掃補助機能を装備した画像読取装置に関する。
従来、自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)を装備した画像読取装置において、原稿に光を照射する光走査部を所定の原稿読み取り位置に停止した状態で、自動原稿搬送装置によって原稿を1枚ずつ一定速度で移動させながら原稿を読み取る“流し読みモード”を備える装置が知られている。この“流し読みモード”では、原稿を単に一定方向に移動するだけで良いので、大量の原稿を連続して読み取る場合に、原稿と原稿の間の時間がスキャン動作に比べて短いというメリットがある。
このような“流し読みモード”時に、原稿台ガラス上の原稿読み取り位置にゴミや汚れが付着していると、その位置に対応した読み取り画像の副走査方向に黒いスジが発生してしまうという問題がある。
このため、黒いスジの発生を解決する方法として、次のようなものが提案されている。
(従来例1)
原稿台ガラス上のゴミや汚れに起因して発生する黒スジの発生を検出する手段を有し、原稿台ガラス上の流し読み位置において非原稿読取期間中に自動原稿搬送用の搬送ベルトを回転させて非原稿領域の読取画像からゴミ検出を実施し、ゴミや汚れが付着していると判断された場合に、原稿台ガラスの清掃を促す表示を行ったり、ゴミの無い位置に原稿読み取り位置を変更するものがある(例えば、特許文献1参照)。
(従来例2)
また、原稿台ガラス上のゴミや汚れに起因して発生する黒スジの発生を検出する手段を有し、原稿台ガラス上の流し読み位置において非原稿読取期間中に自動原稿搬送用の搬送ベルトを回転させて非原稿領域の読取画像からゴミ検出を実施し、ゴミや汚れが付着していると判断された場合に、“流し読みモード”から光学系を移動して原稿を読み取る“固定読みモード”に切り替えるものがある(例えば、特許文献2参照)。
(従来例3)
また、原稿台ガラス上のゴミや汚れに起因して発生する黒スジの発生を検出する手段を有し、読取画像からゴミ検出を実施し、ゴミや汚れが付着していると判断された場合に、読み取り画像のゴミや汚れが検出された部分に相当する画素の値をその幅に応じて隣接する複数の画素の値で補正するものがある(例えば、特許文献3参照)。
(従来例4)
また、原稿台ガラス上のゴミや汚れに起因して発生する黒スジの発生を検出し、ゴミや汚れが付着していると判断された場合に、清掃ローラを自動的に回転させることによって自動的に原稿台ガラス面を清掃するものがある(例えば、特許文献4参照)。
(従来例5)
また、原稿台ガラス上のゴミや汚れに起因して発生する黒スジの発生位置を検出する手段を有し、読取画像からゴミ位置検出を実施し、ゴミや汚れが付着していると判断された場合に、読み取り画像のゴミや汚れが検出された位置の画素を補正すると共に、その補正位置を操作部や転写紙に表示して警告するものがある(例えば、特許文献5参照)。
特開2001−144901号公報 特開2002−185705号公報 特開2002−77584号公報 特開2002−368963号公報 特開2002−368932号公報
しかしながら、前記従来例1では、読み取り位置を自動的に移動することが可能であるが、全ての読み取り位置にゴミや汚れが付着してしまった場合には、ユーザーに読み取りガラスの清掃を行ってもらうことが必要である。
また、前記従来例2では、“固定読みモード”に切り替えることが可能であるが、読み取りの生産性が落ちてしまうことと、ベルト流し読み方式の構成でしか実現できないことになる。
また、前記従来例3では、画像による補正が可能であるが、周辺画素から推定されるデータに置き換えることしか出来ず、原稿が正しく読み取れた場合の画像情報と全く同じにすることは出来ないため、異常画像の原因を改善したことにはならない。
また、前記従来例4では、自動的に原稿台ガラス面を清掃することが可能であるが、ゴミや汚れの種類によっては、完全に清掃しきれない場合もある。
また、前記従来例5では、ゴミや汚れの位置を操作部や転写紙に表示して、ユーザーに知らせることが可能であるが、操作部への位置表示では詳細な位置を確認することが困難であり、転写紙への位置表示はユーザーにとって必ずしも最善な方法ではない。
以上によれば、ゴミや汚れに起因するスジを完全に取り除くためには、やはりユーザーに読み取りガラスの清掃を行ってもらうことが最も効果的である。しかし、従来の画像読取装置では、読み取りガラスに付着したゴミや汚れが見難いために、どこにゴミや汚れが付着しているのか確認すること、または、清掃によってゴミや汚れが除去できたかどうか確認することが困難である。
そこで、本発明の目的は、読み取りガラス上のゴミや汚れを清掃する場合に、ユーザーへの補助を行うことができる画像読取装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、原稿読み取りガラス上で原稿画像を読み取る画像読取装置であって、前記原稿読み取りガラス上の原稿を照明するための照明手段と、ガラス清掃モードと、前記ガラス清掃モード時に、前記照明手段を点灯制御するための制御手段とを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、前記原稿の画像を読み取るための画像読み取り手段と、前記画像読取手段から出力される画像データから、前記原稿読取ガラス上に汚れがあるか否かを検出するための検出手段とを有し、前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に応じて、前記ガラス清掃モードを実行することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、ガラス清掃モードを選択する選択手段を有し、前記制御手段は、前記選択手段による前記ガラス清掃モードの選択に応じて、前記照明手段を点灯制御することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2に記載の画像読取装置において、ガラス清掃モードを選択する選択手段を有し、前記制御手段は、前記検出手段によって前記原稿読み取りガラス上に汚れが検出され、且つ、前記選択手段による前記ガラス清掃モードの選択に応じて、前記照明手段を点灯制御することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2に記載の画像読取装置において、原稿を前記原稿読取ガラスに対して副走査方向へ移動させるための原稿移動手段と、前記原稿移動手段の開閉を検知するための開閉検知手段を有し、前記制御手段は、前記検出手段によって前記原稿読み取りガラス上に汚れが検出され、且つ、前記開閉検知手段によって原稿移動手段が開いたことを検知したことに応じて、前記照明手段を点灯制御することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項3に記載の画像読取装置において、原稿を前記原稿読取ガラスに対して副走査方向へ移動させるための原稿移動手段と、前記原稿移動手段の開閉を検知するための開閉検知手段を有し、前記制御手段は、前記選択手段により前記ガラス清掃モードが選択され、且つ、前記開閉検知手段によって原稿移動手段が開いたことを検知したことに応じて、前記照明手段を点灯制御することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項3から6のいずれかに記載の画像読取装置において、前記制御手段は、所定位置において前記照明手段を点灯制御することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7に記載の画像読取装置において、前記所定位置とは、前記読み取り位置であることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7に記載の画像読取装置において、前記所定位置とは、前記照明手段によって間接的に前記原稿読み取りガラスを照射する照射位置であることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9に記載の画像読取装置において、前記照明手段によって間接的に前記原稿読み取りガラスを照射する照射位置とは、白色板の下の位置であることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1から7のいずれかに記載の画像読取装置において、前記点灯制御とは、前記照明手段を原稿読み取り時とは異なる光量で点灯制御することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項11に記載の画像読取装置において、前記照明手段を原稿読み取り時とは異なる光量で点灯制御する為に、更に前記制御手段はシャッター手段を有することを特徴とする。
また、請求項13の発明は、原稿読み取りガラス上で原稿画像を読み取る画像読取装置であって、前記原稿読み取りガラス上の原稿を照明するための第一照明手段と、前記第一照明手段とは異なる前記原稿読み取りガラスを照明するための第二照明手段と、ガラス清掃モードと、前記ガラス清掃モード時に、前記第二照明手段を点灯制御するための制御手段とを有することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項13に記載の画像読取装置において、前記原稿の画像を読み取るための画像読み取り手段と、前記画像読取手段から出力される画像データから、前記原稿読取ガラス上に汚れがあるか否かを検出するための検出手段とを有し、前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に応じて、前記ガラス清掃モードを実行することを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項13に記載の画像読取装置において、ガラス清掃モードを選択する選択手段を有し、前記制御手段は、前記選択手段による前記ガラス清掃モードの選択に応じて、前記第二照明手段を点灯制御することを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項14に記載の画像読取装置において、ガラス清掃モードを選択する選択手段を有し、前記制御手段は、前記検出手段によって前記原稿読み取りガラス上に汚れが検出され、且つ、前記選択手段による前記ガラス清掃モードの選択に応じて、前記第二照明手段を点灯制御することを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項14に記載の画像読取装置において、原稿を前記原稿読取ガラスに対して副走査方向へ移動させるための原稿移動手段と、前記原稿移動手段の開閉を検知するための開閉検知手段を有し、前記制御手段は、前記検出手段によって前記原稿読み取りガラス上に汚れが検出され、且つ、前記開閉検知手段によって原稿移動手段が開いたことを検知したことに応じて、前記第二照明手段を点灯制御することを特徴とする。
請求項18の発明は、請求項15に記載の画像読取装置において、原稿を前記原稿読取ガラスに対して副走査方向へ移動させるための原稿移動手段と、前記原稿移動手段の開閉を検知するための開閉検知手段を有し、前記制御手段は、前記選択手段により前記ガラス清掃モードが選択され、且つ、前記開閉検知手段によって原稿移動手段が開いたことを検知したことに応じて、前記第二照明手段を点灯制御することを特徴とする。
請求項19の発明は、請求項15から18のいずれかに記載の画像読取装置において、前記制御手段は、前記読み取り位置を照射するように前記第二照明手段を点灯制御することを特徴とする。
ユーザーは、読み取りガラス清掃時において、ガラス上のゴミや汚れを見つけ易くなるため、確実にゴミや汚れを清掃することが可能となる。これにより、流し読みモード時の黒スジ発生を低減することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第一実施形態]
本実施例においては、ベルト流し読み方式の自動原稿搬送装置を取り付けた場合の構成例について、また、ゴミが検出された後に自動原稿搬送装置が開いたことを検知した場合に自動で読み取り位置に移動して照明ランプを点灯するゴミ清掃補助動作について説明する。
先ず、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7を用いて、本発明のゴミ検出機能を有する画像読取装置について説明する。
本発明のリニアイメージセンサを用いた画像読取装置の構成を図1に示す。図1において、100は画像読取装置、101は原稿照明ランプ、102〜104はそれぞれ第1〜第3ミラー、105はレンズ、106はリニアイメージセンサ、107は原稿台ガラス、108は原稿、109はシェーディング補正用の基準となる白色板である。
この画像読取装置100では、図示しない駆動モータによって、第1〜第3ミラー及び照明ランプが図1の矢印Sに示す方向に移動することで光学的なスキャン(副走査スキャン)を行い、原稿108を2次元的に読み取ることができる。
このような画像読取装置に自動原稿搬送装置を取り付けた場合の構成を図2、及び、図3に示す。
図2は、画像読取装置100にベルト流し読み方式の自動原稿搬送装置を取り付けた場合の構成である。図2において、自動原稿搬送装置200は、原稿束201から原稿を1枚ずつ画像読取装置100の原稿台ガラス107へ送る装置であり、駆動ローラ203で自動原稿搬送用搬送ベルト202を回転させて原稿を搬送する。画像読取装置100側では、原稿台ガラス107の所定の位置を読み取るべく光学系(ランプ101及びミラー群102〜104)を移動し、光学系はそのままの状態で、上記のように自動原稿搬送装置200側で自動原稿搬送用搬送ベルト202を一定速度で回転させることによって一定速度で移動させられる原稿上の画像を読み取る。
ここで、画像読取装置100側が読み取っている原稿台ガラス107上の所定の位置を“流し読み位置“と呼び、例えば、図4(a)の破線400に示すような所定の位置である。一方、原稿401は自動原稿搬送装置により、図4(a)の破線の矢印に示す向きに移動する。ところが、この流し読みモードの場合、図4(a)に示すように原稿台ガラス107の流し読み位置にゴミや汚れ404があると、図4(b)に示すように読み取り画像402の対応する主走査位置に黒スジ403が発生してしまうことになる。
また、図3は、画像読取装置にローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置を取り付けた場合の構成である。図3において、300は画像読取装置、301は原稿照明ランプ、302〜304はそれぞれ第1〜第3ミラー、305はレンズ、306はリニアイメージセンサ、307は原稿台ガラス、309はシェーディング補正用の基準となる白色板、310は流し読みガラスであり、350はローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置、351はピックアップローラ、352は分離部、353は第1レジストローラ、354は第2レジストローラ、355は第1搬送ローラ、356は第2搬送ローラ、357は第3搬送ローラ、358は排紙ローラ、359は白色読み取りローラ、360は分離センサ、361はレジストセンサ、362はリードセンサ、363は排紙センサ、364は原稿検知センサ、365は原稿長検知センサ、370は原稿トレイ、371は排紙トレイ、372は原稿束である。
自動原稿搬送装置350は、原稿トレイ370上に表面を上に向けてセットされた原稿束372をピックアップローラ351により最上位の原稿から分離部352へと繰り出す。分離部352は、上方に分離ローラ、下方に分離パッドが配置されており、原稿束372の最上紙より一枚ずつ分離を行う。分離された原稿は、第1レジストローラ353によって分離搬送中に発生した斜行補正を行った後、第1レジストローラ353から第2レジストローラ354、第1搬送ローラ355により搬送され、流し読み位置Rを介して第2搬送ローラ356から第3搬送ローラ357及び排紙ローラ358により、排紙トレイ371上に原稿表面を下に向けて順番に排出される。
ここで、ピックアップローラ351、分離部352の分離ローラ、第1レジストローラ353は、図示しない分離モータで駆動され、第2レジストローラ354、第1搬送ローラ355、第2搬送ローラ356は図示しない給紙モータで駆動され、第3搬送ローラ357及び排紙ローラ358は、図示しない排紙モータで駆動される。
画像読取装置300側では、流し読みガラス310の所定の位置(読み取り位置R)を読み取るべく光学系(ランプ301及びミラー群302〜304)を移動し、光学系はそのままの状態で、上記のように自動原稿搬送装置350側によって一定速度で移動させられる原稿上の画像を読み取る。
ここで、画像読取装置300側が読み取っている流し読みガラス310上の所定の位置を“流し読み位置“と呼び、例えば、図5(a)の破線500に示すような所定の位置である。一方、原稿501は自動原稿搬送装置により、図5(a)の破線の矢印に示す向きに移動する。ところが、この流し読みモードの場合、図5(a)に示すように流し読みガラス310の流し読み位置にゴミや汚れ504があると、図5(b)に示すように読み取り画像502の対応する主走査位置に黒スジ503が発生してしまうことになる。
次に、ゴミ検出機能について説明する。図6は、ゴミ検出機能を有する画像読取装置の要部を示すブロック図である。図6において、601はリニアイメージセンサ、602は増幅器、603はA/D変換器、604はシェーディング補正回路、600はゴミ検出回路部、612は画像読取装置全体を制御するためのCPUである。ゴミ検出回路部600の主な構成を説明すると、605はフィルタ、606は2値化回路、607は加算回路、608はラインメモリ、609は比較回路、610はゲート回路、611は判定結果保持回路である。
リニアイメージセンサ601から出力された画像信号は、増幅器602、A/D変換器603及びシェーディング補正回路604を経由して、ゴミ検出回路部600へ供給されると共に、I/F回路を介して画像形成装置や外部に接続されるPCなどに出力される。
ゴミ検出動作は、原稿読み取り前、または、原稿読み取り後、または、複数原稿読み取り時の原稿間といった、原稿の存在しない区間において、自動原稿搬送用搬送ベルト、または、白色読み取りローラを回転させながら、ガラス上の画像をリニアイメージセンサによって読み取り、その読み取り画像をゴミ検出回路で処理する。
ゴミ検出処理について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。先ず、非原稿読取期間中に自動原稿搬送用搬送ベルト、または、白色読み取りローラを回転させ(ステップS701)、ガラス上の流し読み位置において非原稿領域、つまり自動原稿搬送用搬送ベルト、または、白色読み取りローラの画像を読み取る(ステップS702)。すなわち、リニアイメージセンサ601より出力された非画像領域の画像データは、増幅器602にて所定のゲイン倍に増幅され、A/D変換器603によりデジタル信号に変換された後、シェーディング補正回路604でシェーディング補正が行われて、ゴミ検知回路部600へ供給される。
シェーディング補正処理が施された非画像領域の画像データは、ゴミ検知回路部600において、フィルタ605を経て2値化回路606へ供給される。2値化回路606では、シェーディング補正後の画像データを所定の2値化スライスレベルと比較することで2値化する(ステップS703)。この際、前記2値化スライスレベルより小さな場合を“1”、大きな場合を“0”と2値化するものとする。
そして、2値化した画像データを、加算回路607及びラインメモリ608によって画素毎に累積加算する(ステップS704)。累積加算は、所定のライン数分行うが、累積加算の対象となるラインは、連続したラインで行う場合と、Nライン間隔の間欠ラインで行う場合が考えられる。
このように2値化した画像データを画素毎に累積加算することで、ゴミが存在する場合には、該当する画素に対する累積加算値が非常に大きな値となる。
次に、比較回路609では、この画素毎の累積加算値を所定のゴミ判定レベルと比較し(ステップS705)、ゴミ判定レベルを超えた画素について“ゴミ有り”と判定し(ステップS706,S707)、それ以外の画素については“ゴミ無し”と判定する(ステップS708)。
その後、ゲート回路610は、読取領域のうち原稿読取に使用される有効領域の区間信号部のみを判定結果保持回路611へ伝え、判定結果保持回路611は、有効区間内に1画素でも黒スジ発生と判定された場合に、CPU612へ黒スジ発生の情報を通知する。CPU612では、ゴミ有りの情報に応じて所定の制御を行うことになる。
図8は、本発明の第一実施形態に係る画像読取装置の概略の電気的な構成を示すブロック図である。尚、上記で説明したものと重複する部分の説明は省略する。また、本実施形態の画像読取装置、及び、自動原稿搬送装置の機械的構成は、図2に示すものと同一であるとする。
図8において、613はCPU612による制御によって照明ランプ101を点灯させるための照明ランプ点灯回路、614は第1〜第3ミラー及び照明ランプを移動させるための駆動モータ、615はCPU612による制御によって駆動モータ614を駆動させるためのモータ駆動回路、616は画像読取装置の操作を行うと共に画像読取装置の状態を表示させるための操作部、617は自動原稿搬送装置の開閉を検知するための開閉センサである。
以下、本実施形態に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理について、図9及び図10のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
ゴミ検出動作は、原稿読み取り前、または、原稿読み取り後、または、複数原稿読み取り時の原稿間といった、原稿の存在しない区間において、自動原稿搬送用搬送ベルトを回転させながら、ガラス上の画像をリニアイメージセンサによって読み取り、その読み取り画像からゴミの有無を検出する。
ゴミ清掃補助処理動作は、原稿読み取り前、または、原稿読み取り後、または、複数原稿読み取り時の原稿間において後に記すゴミ回避処理を行い、“ゴミ有り”または“ゴミ無し”を判断する(ステップS901)。次に、JOBが終了したか否かを判定し、JOBが終了していれば次のステップに進み、JOBが終了していなければJOBを続ける(ステップS902)。JOB終了後、ゴミ回避処理の判定結果からゴミの有無を判定し、“ゴミ有り”の場合は次のステップに進み、“ゴミ無し”の場合はゴミ清掃補助処理動作を終了する(ステップS903)。“ゴミ有り”の場合、図11に示すように操作部616上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ゴミ清掃補助処理のキャンセルが指定可能なボタン表示を行う(ステップS904)。操作部616上から前記キャンセルが選択された場合、ゴミ清掃補助処理動作を終了する(ステップS905)。
次に、開閉センサ617の出力から自動原稿搬送装置200が開けられたか否かを判定し、自動原稿搬送装置200が開けられた場合は、ユーザーが清掃を行うと判断し次のステップに進み、自動原稿搬送装置200が閉じたままの場合はステップS905に戻る(ステップS906)。自動原稿搬送装置200が開けられた後、流し読み位置に光学系を移動し、ランプを点灯させる(ステップS907)。次に、操作部616上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ガラス清掃が終了したことが選択可能なボタン表示を行う(ステップS908)。
次に、ガラス清掃の終了が選択されたか否か、または、開閉センサ617の出力から自動原稿搬送装置が閉じられたか否かを判定し(ステップS909、S910)、ガラス清掃の終了が選択された場合、または、自動原稿搬送装置が閉じられた場合には、照明ランプを消灯し、光学系を所定の基準位置(通常は白色板109の下)に戻す処理を行い(ステップS911)、ゴミ清掃補助処理動作を終了する。ガラス清掃の終了が選択されない場合、且つ、自動原稿搬送装置が閉じられない場合には、ステップS909に戻る。
ステップS901のゴミ回避処理について、先ず、前述したゴミ検出処理を行い(ステップS1001)、“ゴミ有り”と判定された場合には、次のステップに進み、“ゴミ無し”と判定された場合には、ゴミ回避処理を終了する(ステップS1002)。次に、“ゴミ有り”と判定された場合には、読み取り位置を変更できるか否かを判定し(ステップS1003)、読み取り位置を変更できる場合は、読み取り位置を移動し(ステップS1004)、ステップS1001に戻る。既に読み取り位置が変更され、読み取り位置を変更できない場合には、“ゴミ有り”と判断し(ステップS1005)、ゴミ回避処理を終了する。
本実施形態によれば、ゴミが検出された後に自動原稿搬送装置が開いたことを検知した場合に自動で読み取り位置に移動して照明ランプを点灯することで、ガラスの下からゴミや汚れを照射するために、ガラス上に付着した微細なゴミや汚れが確認し易くなり、確実にゴミや汚れを清掃出来ると共に、自動原稿搬送装置の開閉でランプの点灯を制御するためにランプの寿命にも効果がある。
また、CPU612は、ラインメモリ608の格納内容を調べることができ、格納されているデータをゴミ判定レベルと比較することで、ゴミを検出した主走査アドレスを得ることも出来る。これによって、ゴミの主走査方向の位置を知ることが可能であり、操作部616上におおよそのゴミ位置を表示することも出来る。
尚、本実施形態では、2値化スライスレベルを一定の値として取り扱ったが、予め自動原稿搬送用搬送ベルト上の画像を読み取って演算する、または、画像の平均、または、最小値検出、または、減算などを行うことによって2値化スライスレベルを最適な状態に可変することができ、これによって自動原稿搬送用搬送ベルト上の変色や汚れをガラス上のゴミや汚れと誤判定してしまう不具合を回避することができる。
また、ゴミ清掃補助処理が終了した後、再びゴミ清掃補助処理を行うことで、ガラス上のゴミや汚れが正しく清掃できているかどうかを確認する処理を追加しても良い。但し、この確認処理を行う場合は、清掃終了の選択がされていること、且つ、自動原稿搬送装置が閉じられていることが必要となる。
[第二実施形態]
本実施例においては、ローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置を取り付けた場合の構成例について、また、ゴミが検出された後に操作部からユーザーが清掃モードを選択した場合に、自動で読み取り位置に移動して照明ランプを点灯するゴミ清掃補助動作について説明する。また、ゴミ清掃補助動作における照明ランプの光量を通常動作から変更する制御について説明する。
画像読取装置においては、更なる画像読み取り速度の高速化、画像読み取り高画質化が進められており、照明ランプの光量が増大しつつある。これにより、照明ランプを直視した場合には、非常にまぶしく感じられる。従って、通常画像読み取り動作以外においては、照明ランプ光量を低下させることが望ましい。本実施例におけるゴミ清掃補助動作においても照明ランプの光量を低下して点灯する制御について説明する。
本実施形態の画像読取装置、及び、自動原稿搬送装置の機械的構成は、図3に示すものと同一であるとする。また、画像読取装置の概略の電気的な構成を示すブロック図も図8と同一であるとする。尚、ランプ点灯回路613には、照明ランプ101の光量を調整可能な光量調整回路(図示しない)が含まれている。
以下、本実施形態に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理について、図12のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
ゴミ清掃補助処理動作は、原稿読み取り前、または、原稿読み取り後、または、複数原稿読み取り時の原稿間において前述したゴミ回避処理を行い、“ゴミ有り”または“ゴミ無し”を判断する(ステップS1201)。次に、JOBが終了したか否かを判定し、JOBが終了していれば次のステップに進み、JOBが終了していなければJOBを続ける(ステップS1202)。
JOB終了後、ゴミ回避処理の判定結果からゴミの有無を判定し、“ゴミ有り”の場合は次のステップに進み、“ゴミ無し”の場合はゴミ清掃補助処理動作を終了する(ステップS1203)。“ゴミ有り”の場合、図13に示すように操作部616上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ゴミ清掃補助処理のキャンセルを指定可能なボタン表示と、ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)への移行を指定可能なボタン表示を行う(ステップS1204)。操作部616上から前記キャンセルが選択された場合、ゴミ清掃補助処理動作を終了し(ステップS1205)、ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)が選択された場合は次のステップに進み(ステップS1206)、何も選択されない場合はステップS1205に戻る。ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)が選択された場合は、流し読み位置に光学系を移動し(ステップS1207)、CPU612によってランプ光量制御が行われて光量を低下してランプを点灯させる(ステップ1208)。
次に、操作部616上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ガラス清掃が終了したことが指定可能なボタン表示を行う(ステップS1209)。次に、ガラス清掃の終了が選択されたか否か、または、開閉センサ617の出力から自動原稿搬送装置が閉じられたか否かを判定し(ステップS1210、S1211)、ガラス清掃の終了が選択された場合、または、自動原稿搬送装置が閉じられた場合には、照明ランプを消灯し、光学系を所定の基準位置(通常は白色板109の下)に戻す処理を行い(ステップS1212)、ゴミ清掃補助処理動作を終了する。ガラス清掃の終了が選択されない場合、且つ、自動原稿搬送装置が閉じられない場合には、ステップS1210に戻る。
本実施形態によれば、ゴミが検出された後に、操作部からユーザーが清掃モードを選択した場合に、自動で読み取り位置に移動して、通常動作時よりもランプ光量を低下させて照明ランプを点灯することで、ガラスの下からゴミや汚れを照射するために、ガラス上に付着した微細なゴミや汚れが確認し易くなり、確実にゴミや汚れを清掃出来ると共に、ユーザー選択によりランプの点灯を制御するためにランプの寿命にも効果があり、且つ、ランプのまぶしさについても改善できる。
また、CPU612は、ラインメモリ608の格納内容を調べることができ、格納されているデータをゴミ判定レベルと比較することで、ゴミを検出した主走査アドレスを得ることも出来る。これによって、ゴミの主走査方向の位置を知ることが可能であり、操作部616上におおよそのゴミ位置を表示することも出来る。
尚、本実施形態では、2値化スライスレベルを一定の値として取り扱ったが、予め自動原稿搬送用搬送ベルト202上の画像を読み取って演算する、または、画像の平均、または、最小値検出、または、減算などを行うことによって2値化スライスレベルを最適な状態に可変することができ、これによって自動原稿搬送用搬送ベルト202上の変色や汚れをガラス上のゴミや汚れと誤判定してしまう不具合を回避することができる。
また、ゴミ清掃補助処理が終了した後、再びゴミ清掃補助処理を行うことで、ガラス上のゴミや汚れが正しく清掃できているかどうかを確認する処理を追加しても良い。但し、この確認処理を行う場合は、清掃終了の選択がされていること、且つ、自動原稿搬送装置が閉じられていることが必要となる。
[第三実施形態]
本実施例においては、ベルト流し読み方式の自動原稿搬送装置を取り付けた場合の構成例について、また、ゴミが検出されない場合でも、操作部上の操作によってユーザーモードやサービスモードからユーザーが“ガラス清掃モード”を選択することによって、自動で読み取り位置に移動して照明ランプを点灯するゴミ清掃補助動作について説明する。また、ゴミ清掃補助動作における照明ランプの光量を通常動作から変更する制御について説明する。
本実施形態の画像読取装置、及び、自動原稿搬送装置の機械的構成は、図2に示すものと同一であるとする。また、画像読取装置の概略の電気的な構成を示すブロック図も図8と同一であるとする。尚、ランプ点灯回路613には、照明ランプ101の光量を調整可能な光量調整回路(図示しない)が含まれている。
以下、本実施形態に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理について、図14のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
ユーザーによって、操作部616上からユーザーモードまたはサービスモードに移行し、“ガラス清掃モード”が選択されると(ステップS1401)、図15に示すように操作部616上に“ガラス清掃モード”に移行した旨と、ガラス清掃モードの実行指定ボタンとガラス清掃モードのキャンセル指定ボタンが表示される(ステップS1402)。ユーザーによってキャンセルが選択された場合は“ガラス清掃モード”を終了し、ガラス清掃モードが選択された場合は、ガラス清掃モードが実行される(ステップS1403、ステップS1404)。ガラス清掃モードが実行されると、流し読み位置に光学系を移動し(ステップS1405)、CPU612によってランプ光量制御が行われて光量を低下して照明ランプを点灯させる(ステップ1406)。
次に、操作部616上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ガラス清掃が終了したことが指定可能なボタン表示を行う(ステップS1407)。ユーザーによってガラス清掃がなされた後、ガラス清掃終了が選択されると(ステップS1408)、照明ランプを消灯し、光学系を所定の基準位置(通常は白色板109の下)に戻す処理を行う(ステップS1409)。
次に、操作部616上に、ガラス清掃が正しく行われたか否かの確認動作を実行するか否かを選択する旨と、ガラス清掃確認動作の実行指定ボタンとガラス動作確認のキャンセル指定ボタンが表示され、ユーザーによってキャンセルが選択された場合は“ガラス清掃モード”を終了し、ガラス清掃動作確認が選択された場合は、ガラス清掃確認動作が実行される(ステップS1410)。ガラス清掃確認動作が実行されると、開閉センサ617の出力から自動原稿搬送装置が閉じられたか否かを判定し(ステップS1411)、自動原稿搬送装置が開いている場合には、操作部616上に、自動原稿搬送装置を閉じる旨と、ガラス動作確認のキャンセル指定ボタンを表示し(ステップS1412)、キャンセルが選択された場合には“ガラス清掃モード”を終了し、選択の無い場合はステップS1411に戻る(ステップS1413)。自動原稿搬送装置が閉じられている場合には、シェーディング処理を行って光学系を所定の流し読み位置に移動させた後(ステップS1414)、ゴミ回避処理を行う(ステップS1415)。
ゴミ回避処理が終了した後、照明ランプを消灯し、光学系を所定の基準位置(通常は白色板109の下)に戻す処理を行う(ステップS1416)。そして、操作部616上に、ゴミ回避処理の結果を表示し、つまり、ガラスが正しく清掃されたか否かの表示を行った後に(ステップS1417)、ゴミ清掃補助処理動作を終了する。
本実施形態によれば、ゴミが検出された場合だけでなく、ユーザーが任意に操作部からユーザーが清掃モードを選択可能なため、ガラスの清掃が行い易くなる。
また、ユーザーがガラス清掃確認動作を選択することによって、ゴミの主走査方向の位置を知ることが可能であり、操作部616上におおよそのゴミ位置を表示することも出来る。
[第四実施形態]
本実施例においては、ローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置を取り付けた場合の構成例について、また、ゴミ清掃補助動作における照明ランプのまぶしさについての対応として、ガラスの真下から光を照射するのではなく、板金などの遮蔽物の陰で照明ランプを点灯させて、間接光によってガラスに照射する光量を低下させる制御について説明する。
本実施形態の画像読取装置、及び、自動原稿搬送装置の機械的構成は、図3に示すものと同一であるとする。また、画像読取装置の概略の電気的な構成を示すブロック図も図8と同一であるとする。
以下、本実施形態に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理について、図16のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
ゴミ清掃補助処理動作は、原稿読み取り前、または、原稿読み取り後、または、複数原稿読み取り時の原稿間において前述したゴミ回避処理を行い、“ゴミ有り”または“ゴミ無し”を判断する(ステップS1601)。次に、JOBが終了したか否かを判定し、JOBが終了していれば次のステップに進み、JOBが終了していなければJOBを続ける(ステップS1602)。JOB終了後、ゴミ回避処理の判定結果からゴミの有無を判定し、“ゴミ有り”の場合は次のステップに進み、“ゴミ無し”の場合はゴミ清掃補助処理動作を終了する(ステップS1603)。“ゴミ有り”の場合、図13に示すように操作部616上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ゴミ清掃補助処理のキャンセルを指定可能なボタン表示と、ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)への移行を指定可能なボタン表示を行う(ステップS1604)。
操作部616上から前記キャンセルが選択された場合、ゴミ清掃補助処理動作を終了し(ステップS1605)、ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)が選択された場合は次のステップに進み(ステップS1606)、何も選択されない場合はステップS1605に戻る。ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)が選択された場合は、図3における白色板309の下の流し読みガラスに近い位置に光学系を移動して(ステップS1607)、ランプを点灯させる(ステップ1608)。
次に、操作部616上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ガラス清掃が終了したことが指定可能なボタン表示を行う(ステップS1609)。次に、ガラス清掃の終了が選択されたか否か、または、開閉センサ617の出力から自動原稿搬送装置が閉じられたか否かを判定し(ステップS1610、S1611)、ガラス清掃の終了が選択された場合、または、自動原稿搬送装置が閉じられた場合には、照明ランプを消灯し、光学系を所定の基準位置(通常は白色板309の下)に戻す処理を行い(ステップS1612)、ゴミ清掃補助処理動作を終了する。ガラス清掃の終了が選択されない場合、且つ、自動原稿搬送装置が閉じられない場合には、ステップS1610に戻る。
本実施形態によれば、ゴミが検出された後に、板金などの遮蔽物の陰で照明ランプを点灯させて、間接光によってガラスに照射する光量を低下させることで、ガラスの下からゴミや汚れを照射するために、ガラス上に付着した微細なゴミや汚れが確認し易くなり、確実にゴミや汚れを清掃出来ると共に、ランプのまぶしさについても改善出来る。
[第五実施形態]
本実施例においては、ローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置を取り付けた場合の構成例について、また、ゴミ清掃補助動作における照明ランプのまぶしさについての対応として、ガラスの下に照明ランプの光量を低下させるシャッター手段を配置し、ガラスに照射する光量を低下させる制御について説明する。
本実施形態の画像読取装置、及び、自動原稿搬送装置の機械的構成を図17、図18に示す。図17において、311は照明ランプ301から照射する光の光量を低下させるためのシャッターである。図18において、618はシャッター311を(図示しない)シャッター移動機構によって移動させるためのシャッター駆動回路である。尚、上記で説明したものと重複する部分の説明は省略する。
以下、本実施形態に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理について、図19のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
ゴミ清掃補助処理動作は、原稿読み取り前、または、原稿読み取り後、または、複数原稿読み取り時の原稿間において前述したゴミ回避処理を行い、“ゴミ有り”または“ゴミ無し”を判断する(ステップS1901)。次に、JOBが終了したか否かを判定し、JOBが終了していれば次のステップに進み、JOBが終了していなければJOBを続ける(ステップS1902)。JOB終了後、ゴミ回避処理の判定結果からゴミの有無を判定し、“ゴミ有り”の場合は次のステップに進み、“ゴミ無し”の場合はゴミ清掃補助処理動作を終了する(ステップS1903)。“ゴミ有り”の場合、図13に示すように操作部616上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ゴミ清掃補助処理のキャンセルを指定可能なボタン表示と、ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)への移行を指定可能なボタン表示を行う(ステップS1904)。
操作部616上から前記キャンセルが選択された場合、ゴミ清掃補助処理動作を終了し(ステップS1905)、ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)が選択された場合は次のステップに進み(ステップS1906)、何も選択されない場合はステップS1905に戻る。ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)が選択された場合は、シャッター311をガラスの下に移動し(ステップS1907)、流し読み位置に光学系を移動して、ランプを点灯させる(ステップS1908)。
次に、操作部616上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ガラス清掃が終了したことが指定可能なボタン表示を行う(ステップS1909)。次に、ガラス清掃の終了が選択されたか否か、または、開閉センサ617の出力から自動原稿搬送装置が閉じられたか否かを判定し(ステップS1910、S1911)、ガラス清掃の終了が選択された場合、または、自動原稿搬送装置が閉じられた場合には、照明ランプを消灯すると共に光学系を所定の基準位置(通常は白色板309の下)に戻し(ステップS1912)、シャッター311を所定の位置(通常読み取り動作に影響しない位置であり、ここでは流し読みガラス310の左側とする)に戻し(ステップS1913)、ゴミ清掃補助処理動作を終了する。ガラス清掃の終了が選択されない場合、且つ、自動原稿搬送装置が閉じられない場合には、ステップS1910に戻る。
本実施形態によれば、ゴミが検出された後に、ガラスの下に照明ランプの光量を低下させるシャッター手段を配置し、ガラスに照射する光量を低下させることで、ガラスの下からゴミや汚れを照射するために、ガラス上に付着した微細なゴミや汚れが確認し易くなり、確実にゴミや汚れを清掃出来ると共に、ランプのまぶしさについても改善出来る。
[第六実施形態]
本実施例においては、ローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置を取り付けた場合の構成例について、また、ゴミ清掃補助動作における照明ランプのまぶしさについての対応として、照明ランプとは別にまぶしくない光量でガラスを照射するた清掃補助ランプを設けた場合の制御について説明する。
本実施形態の画像読取装置、及び、自動原稿搬送装置の機械的構成を図20、図21に示す。図20において、312は清掃補助ランプであり、流し読み位置を照射するように流し読みガラス310の下方に配置される。図21において、619は清掃補助ランプ312を点灯させるためのランプ点灯回路である。尚、上記で説明したものと重複する部分の説明は省略する。
以下、本実施形態に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理について、図22のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
ゴミ清掃補助処理動作は、原稿読み取り前、または、原稿読み取り後、または、複数原稿読み取り時の原稿間において前述したゴミ回避処理を行い、“ゴミ有り”または“ゴミ無し”を判断する(ステップS2201)。次に、JOBが終了したか否かを判定し、JOBが終了していれば次のステップに進み、JOBが終了していなければJOBを続ける(ステップS2202)。JOB終了後、ゴミ回避処理の判定結果からゴミの有無を判定し、“ゴミ有り”の場合は次のステップに進み、“ゴミ無し”の場合はゴミ清掃補助処理動作を終了する(ステップS2203)。“ゴミ有り”の場合、図13に示すように操作部616上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ゴミ清掃補助処理のキャンセルを指定可能なボタン表示と、ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)への移行を指定可能なボタン表示を行う(ステップS2204)。
操作部616上から前記キャンセルが選択された場合、ゴミ清掃補助処理動作を終了し(ステップS2205)、ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)が選択された場合は次のステップに進み(ステップS2206)、何も選択されない場合はステップS2205に戻る。ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)が選択された場合は、清掃補助ランプ312を点灯させる(ステップS2207)。
次に、操作部616上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ガラス清掃が終了したことが指定可能なボタン表示を行う(ステップS2208)。次に、ガラス清掃の終了が選択されたか否か、または、開閉センサ617の出力から自動原稿搬送装置が閉じられたか否かを判定し(ステップS2209、S2210)、ガラス清掃の終了が選択された場合、または、自動原稿搬送装置が閉じられた場合には、清掃補助ランプを消灯し(ステップS2211)、ゴミ清掃補助処理動作を終了する。ガラス清掃の終了が選択されない場合、且つ、自動原稿搬送装置が閉じられない場合には、ステップS2209に戻る。
本実施形態によれば、ゴミが検出された後に、清掃補助ランプにより、ガラスの下からゴミや汚れを照射するために、ガラス上に付着した微細なゴミや汚れが確認し易くなり、確実にゴミや汚れを清掃出来ると共に、ランプのまぶしさ、照明ランプの寿命についても改善出来る。
尚、清掃補助ランプの点灯は、ゴミが検出された場合だけでなく、第三の実施例のように、ユーザーが任意に操作部からユーザーが清掃モードを選択した場合でも良い。
[第七実施形態]
本実施例においては、ローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置を取り付けた場合の構成例について、また、ガラス上に色の付いたゴミが付着した場合に、色の付いたゴミを見易くするため、色の付いたゴミとその背景とのコントラストを大きくするように、ガラスの下方の延長上に液晶パネルを設け、液晶パネルへ色表示すると共に、表示色を切り替えていく制御について説明する。
本実施形態の画像読取装置、及び、自動原稿搬送装置の機械的構成を図23、図24に示す。図23において、313は液晶パネルであり、流し読みガラス310の下方に配置され、上から流し読みガラスを見た場合にその背景全体に液晶パネルが見られるように配置される。図24において、620は液晶パネル313を表示させるための液晶パネル駆動回路であり、CPU612との通信により表示中に表示色を順次切り替える。尚、上記で説明したものと重複する部分の説明は省略する。
以下、本実施形態に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理について、図25のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
ゴミ清掃補助処理動作は、原稿読み取り前、または、原稿読み取り後、または、複数原稿読み取り時の原稿間において前述したゴミ回避処理を行い、“ゴミ有り”または“ゴミ無し”を判断する(ステップS2501)。次に、JOBが終了したか否かを判定し、JOBが終了していれば次のステップに進み、JOBが終了していなければJOBを続ける(ステップS2502)。JOB終了後、ゴミ回避処理の判定結果からゴミの有無を判定し、“ゴミ有り”の場合は次のステップに進み、“ゴミ無し”の場合はゴミ清掃補助処理動作を終了する(ステップS2503)。“ゴミ有り”の場合、図13に示すように操作部616上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ゴミ清掃補助処理のキャンセルを指定可能なボタン表示と、ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)への移行を指定可能なボタン表示を行う(ステップS2504)。
操作部616上から前記キャンセルが選択された場合、ゴミ清掃補助処理動作を終了し(ステップS2505)、ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)が選択された場合は次のステップに進み(ステップS2506)、何も選択されない場合はステップS2505に戻る。ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)が選択された場合は、液晶パネル313を表示させると共に表示色を順々に切り替えていく(ステップS2507)。それと平行して、操作部616上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ガラス清掃が終了したことが指定可能なボタン表示を行う(ステップS2508)。
次に、ガラス清掃の終了が選択されたか否か、または、開閉センサ617の出力から自動原稿搬送装置が閉じられたか否かを判定し(ステップS2509、S2510)、ガラス清掃の終了が選択された場合、または、自動原稿搬送装置が閉じられた場合には、液晶パネルを非表示にし(ステップS2511)、ゴミ清掃補助処理動作を終了する。ガラス清掃の終了が選択されない場合、且つ、自動原稿搬送装置が閉じられない場合には、ステップS2509に戻る。
本実施形態によれば、ゴミが検出された後に、液晶パネルへ色表示し順々に表示色を切り替えていくことにより、ガラス上の色が付いた微細なゴミや汚れが確認し易くなり、確実にゴミや汚れを清掃出来る。
尚、液晶パネルの表示は、ゴミが検出された場合だけでなく、第三の実施例のように、ユーザーが任意に操作部からユーザーが清掃モードを選択した場合でも良い。
[第八実施形態]
本実施例においては、光源に複数の色光源を用いているCIS(コンタクトイメージセンサ)を搭載した画像読取装置、また、ローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置を取り付けた場合の構成において、ガラス上にゴミが検出された場合に、複数の色光源を切り替えて順次点灯させることによって、ガラス上に色の付いたゴミが付着した場合に、色の付いたゴミを見易くする制御について説明する。
本実施形態の画像読取装置、及び、自動原稿搬送装置の構成を図26に示す。図26は、CISを用いた画像読取装置にローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置を取り付けた場合の構成である。図26において、2600は画像読取装置、2607は原稿台ガラス、2609はシェーディング補正用の基準となる白色板、2610は流し読みガラスであり、2615はイメージセンサ、光源、レンズを一体化させたCIS、350はローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置であり前述した構成と同じである。
CIS2615は主に、光源であるLED2601、LED2601から照射された光を原稿面に均一に照明するための導光体2614、イメージセンサ2606、原稿面からの反射光をイメージセンサ2606に結像するためのセルフォックレンズアレイ2605から構成される。
画像読取装置2600側では、流し読みガラス2610の所定の位置(読み取り位置R)を読み取るべくCIS2615を移動し、CISはそのままの状態で、上記のように自動原稿搬送装置350側によって一定速度で移動させられる原稿上の画像を読み取る。
次に、ゴミ検出機能について説明する。図27は、ゴミ検出機能を有する画像読取装置の要部を示すブロック図である。図27において、2615はCIS、2702は増幅器、2703はA/D変換器、2704はシェーディング補正回路、2700はゴミ検出回路部、2712は画像読取装置全体を制御するためのCPU、2713はLED2601を点灯させるためのLED点灯回路、2714はCISを移動させるための駆動モータ、2715はCPU2712による制御によって駆動モータ2714を駆動させるためのモータ駆動回路、2716は画像読取装置の操作を行うと共に画像読取装置の状態を表示させるための操作部、2717は自動原稿搬送装置の開閉を検知するための開閉センサである。
LED2601は、RBGの3つのLEDから構成され、CPU2712、及び、LED点灯回路2713によって、1色ずつ点灯することもできるし、3色同時に点灯することもできるし、3色中の2色を任意に点灯することもできる。
ゴミ検出回路部2700は主に、2705はフィルタ、2706は2値化回路、2707は加算回路、2708はラインメモリ、2709は比較回路、2710はゲート回路、2711は判定結果保持回路から構成される。
以下、本実施形態に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理について、図28のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
ゴミ清掃補助処理動作は、原稿読み取り前、または、原稿読み取り後、または、複数原稿読み取り時の原稿間において前述したゴミ回避処理を行い、“ゴミ有り”または“ゴミ無し”を判断する(ステップS2801)。次に、JOBが終了したか否かを判定し、JOBが終了していれば次のステップに進み、JOBが終了していなければJOBを続ける(ステップS2802)。JOB終了後、ゴミ回避処理の判定結果からゴミの有無を判定し、“ゴミ有り”の場合は次のステップに進み、“ゴミ無し”の場合はゴミ清掃補助処理動作を終了する(ステップS2803)。“ゴミ有り”の場合、図13に示すように操作部2716上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ゴミ清掃補助処理のキャンセルを指定可能なボタン表示と、ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)への移行を指定可能なボタン表示を行う(ステップS2804)。
操作部2716上から前記キャンセルが選択された場合、ゴミ清掃補助処理動作を終了し(ステップS2805)、ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)が選択された場合は次のステップに進み(ステップS2806)、何も選択されない場合はステップS2805に戻る。ゴミ清掃補助処理(ガラス清掃モード)が選択された場合は、流し読み位置にCISを移動し(ステップS2807)、CPU2712によってLED2601を、RGB3色点灯→R点灯→G点灯→B点灯→RB点灯→RG点灯→GB点灯→RGB3色点灯→・・・のように順々にLEDを点灯させる(ステップ2808)。それと平行して、操作部2716上に、ガラス清掃を促すメッセージを表示すると共に、ガラス清掃が終了したことが指定可能なボタン表示を行う(ステップS2809)。
次に、ガラス清掃の終了が選択されたか否か、または、開閉センサ2717の出力から自動原稿搬送装置が閉じられたか否かを判定し(ステップS2810、S2811)、ガラス清掃の終了が選択された場合、または、自動原稿搬送装置が閉じられた場合には、LEDを全て消灯し、CISを所定の基準位置(通常は白色板2609の下)に戻す処理を行い(ステップS2812)、ゴミ清掃補助処理動作を終了する。ガラス清掃の終了が選択されない場合、且つ、自動原稿搬送装置が閉じられない場合には、ステップS2810に戻る。
本実施形態によれば、複数の色光源を切り替えて順次点灯させることによって、ガラス上に色の付いたゴミが付着した場合に、色の付いたゴミを見易くする。
尚、LED点灯は、ゴミが検出された場合だけでなく、第三の実施例のように、ユーザーが任意に操作部からユーザーが清掃モードを選択した場合でも良い。
尚、上述した図7、図9、図10、図12、図14、図16、図19、図22、図25、図28のフローチャートに従ったプログラムを画像読取装置内の記憶装置に格納し動作することにより、上述の制御方法を実現させることが可能となる。
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施例に係る画像読取装置の構成図である。 本発明の実施例に係るベルト流し読み方式の自動原稿搬送装置を装着した場合の画像読取装置の構成図である。 本発明の実施例に係るローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置を装着した場合の画像読取装置の構成図である。 本発明の実施例に係るベルト流し読み方式における画像読み取り位置の説明図、及び、黒スジ発生画像の説明図である。 本発明の実施例に係るローラ流し読み方式における画像読み取り位置の説明図、及び、黒スジ発生画像の説明図である。 本発明の実施例に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係るゴミ検出処理のフローチャートである。 本発明の実施例に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施例に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理のフローチャートである。 本発明の実施例に係るゴミ回避処理のフローチャートである。 本発明の第一実施例に係る操作部の表示例を示す図である。 本発明の第二実施例に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理のフローチャートである。 本発明の第二実施例に係る操作部の表示例を示す図である。 本発明の第三実施例に係る清掃補助処理のフローチャートである。 本発明の第三実施例に係る操作部の表示例を示す図である。 本発明の第四実施例に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理のフローチャートである。 本発明の第五実施例に係るローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置を装着した場合の画像読取装置の構成図である。 本発明の第五実施例に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第五実施例に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理のフローチャートである。 本発明の第六実施例に係るローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置を装着した場合の画像読取装置の構成図である。 本発明の第六実施例に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第六実施例に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理のフローチャートである。 本発明の第七実施例に係るローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置を装着した場合の画像読取装置の構成図である。 本発明の第七実施例に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第七実施例に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理のフローチャートである。 本発明の第八実施例に係るローラ流し読み方式の自動原稿搬送装置を装着した場合の画像読取装置の構成図である。 本発明の第八実施例に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第八実施例に係るゴミ検出処理、及び、清掃補助処理のフローチャートである。
符号の説明
100、300、2600 画像読取装置
101、301 照明ランプ
102、302 第1ミラー
103、303 第2ミラー
104、304 第3ミラー
105、305 レンズ
106、306、601 リニアイメージセンサ
107、307、2607 原稿台ガラス
108 原稿
109、309、2609 白色板
200 ベルト方式自動原稿搬送装置
201、372 原稿束
202 自動原稿搬送用ベルト
203 駆動ローラ
310、2610 流し読みガラス
311 シャッター
312 清掃補助ランプ
313 液晶パネル
350 ローラ方式自動原稿搬送装置
351 ピックアップローラ
352 分離部
353 第1レジストローラ
354 第2レジストローラ
355 第1搬送ローラ
356 第2搬送ローラ
357 第3搬送ローラ
358 排紙ローラ
359 白色読み取りローラ
360 分離センサ
361 レジストセンサ
362 リードセンサ
363 排紙センサ
364 原稿検知センサ
365 原稿長検知センサ
370 原稿トレイ
371 排紙トレイ
600、2700 ゴミ検知回路
602、2702 増幅器
603、2703 A/D変換器
604、2704 シェーディング補正回路
605、2705 フィルタ
606、2706 2値化回路
607、2707 加算回路
608、2708 ラインメモリ
609、2709 比較回路
610、2710 ゲート回路
611、2711 判定結果保持回路
612、2712 CPU
613 照明ランプ点灯回路
614、2714 駆動モータ
615、2715 モータ駆動回路
616、2716 操作部
617、2717 ADF開閉センサ
618 シャッター駆動回路
619 清掃補助ランプ点灯回路
620 液晶パネル駆動回路
2601 LED
2605 セルフォックレンズアレイ
2606 イメージセンサ
2614 導光体
2615 CIS
2713 LED点灯回路

Claims (19)

  1. 原稿読み取りガラス上で原稿画像を読み取る画像読取装置であって、
    前記原稿読み取りガラス上の原稿を照明するための照明手段と、
    ガラス清掃モードと、
    前記ガラス清掃モード時に、前記照明手段を点灯制御するための制御手段とを有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記原稿の画像を読み取るための画像読み取り手段と、
    前記画像読取手段から出力される画像データから、前記原稿読取ガラス上に汚れがあるか否かを検出するための検出手段とを有し、
    前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に応じて、前記ガラス清掃モードを実行することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. ガラス清掃モードを選択する選択手段を有し、
    前記制御手段は、前記選択手段による前記ガラス清掃モードの選択に応じて、前記照明手段を点灯制御することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  4. ガラス清掃モードを選択する選択手段を有し、
    前記制御手段は、前記検出手段によって前記原稿読み取りガラス上に汚れが検出され、且つ、前記選択手段による前記ガラス清掃モードの選択に応じて、前記照明手段を点灯制御することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  5. 原稿を前記原稿読取ガラスに対して副走査方向へ移動させるための原稿移動手段と、前記原稿移動手段の開閉を検知するための開閉検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記検出手段によって前記原稿読み取りガラス上に汚れが検出され、且つ、前記開閉検知手段によって原稿移動手段が開いたことを検知したことに応じて、前記照明手段を点灯制御することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  6. 原稿を前記原稿読取ガラスに対して副走査方向へ移動させるための原稿移動手段と、前記原稿移動手段の開閉を検知するための開閉検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記選択手段により前記ガラス清掃モードが選択され、且つ、前記開閉検知手段によって原稿移動手段が開いたことを検知したことに応じて、前記照明手段を点灯制御することを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  7. 前記制御手段は、所定位置において前記照明手段を点灯制御することを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の画像読取装置。
  8. 前記所定位置とは、前記読み取り位置であることを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
  9. 前記所定位置とは、前記照明手段によって間接的に前記原稿読み取りガラスを照射する照射位置であることを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
  10. 前記照明手段によって間接的に前記原稿読み取りガラスを照射する照射位置とは、白色板の下の位置であることを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。
  11. 前記点灯制御とは、前記照明手段を原稿読み取り時とは異なる光量で点灯制御することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の画像読取装置。
  12. 前記照明手段を原稿読み取り時とは異なる光量で点灯制御する為に、更に前記制御手段はシャッター手段を有することを特徴とする請求項11に記載の画像読取装置。
  13. 原稿読み取りガラス上で原稿画像を読み取る画像読取装置であって、
    前記原稿読み取りガラス上の原稿を照明するための第一照明手段と、
    前記第一照明手段とは異なる前記原稿読み取りガラスを照明するための第二照明手段と、
    ガラス清掃モードと、
    前記ガラス清掃モード時に、前記第二照明手段を点灯制御するための制御手段とを有することを特徴とする画像読取装置。
  14. 前記原稿の画像を読み取るための画像読み取り手段と、
    前記画像読取手段から出力される画像データから、前記原稿読取ガラス上に汚れがあるか否かを検出するための検出手段とを有し、
    前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に応じて、前記ガラス清掃モードを実行することを特徴とする請求項13に記載の画像読取装置。
  15. ガラス清掃モードを選択する選択手段を有し、
    前記制御手段は、前記選択手段による前記ガラス清掃モードの選択に応じて、前記第二照明手段を点灯制御することを特徴とする請求項13に記載の画像読取装置。
  16. ガラス清掃モードを選択する選択手段を有し、
    前記制御手段は、前記検出手段によって前記原稿読み取りガラス上に汚れが検出され、且つ、前記選択手段による前記ガラス清掃モードの選択に応じて、前記第二照明手段を点灯制御することを特徴とする請求項14に記載の画像読取装置。
  17. 原稿を前記原稿読取ガラスに対して副走査方向へ移動させるための原稿移動手段と、前記原稿移動手段の開閉を検知するための開閉検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記検出手段によって前記原稿読み取りガラス上に汚れが検出され、且つ、前記開閉検知手段によって原稿移動手段が開いたことを検知したことに応じて、前記第二照明手段を点灯制御することを特徴とする請求項14に記載の画像読取装置。
  18. 原稿を前記原稿読取ガラスに対して副走査方向へ移動させるための原稿移動手段と、前記原稿移動手段の開閉を検知するための開閉検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記選択手段により前記ガラス清掃モードが選択され、且つ、前記開閉検知手段によって原稿移動手段が開いたことを検知したことに応じて、前記第二照明手段を点灯制御することを特徴とする請求項15に記載の画像読取装置。
  19. 前記制御手段は、前記読み取り位置を照射するように前記第二照明手段を点灯制御することを特徴とする請求項15から18のいずれかに記載の画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013162316A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Sharp Corp 画像読取装置、それを備えた画像形成装置および画像読取装置の制御方法
US10917537B2 (en) 2019-04-15 2021-02-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Image reading device and image forming apparatus

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