JP2006127040A - 情報処理システム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 2つの情報処理装置が接続したときに適切なオペレーティングシステムが起動できる情報処理システムを提供する。
【解決手段】 第1の情報処理装置100は第2の情報処理装置200へオペレーティングシステムプログラムを要求、取得する手段を有し、第2の情報処理装置200は、第1の情報処理装置で実行できるオペレーティングシステムプログラムをOS−B記憶部207に記憶する。そして、通信部101を介して、第2の情報処理装置200からオペレーティングシステムプログラムを受信し、RAM106に記憶した後、そのオペレーティングシステムプログラムを実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理機器を接続したときに適切なオペレーティングシステムを起動できる情報処理システム及び情報処理装置に関するものである。
従来、例えば、デジタルカメラや携帯電話などのポータブルな機器は、外出先で使用するために便利なように携帯性に優れた情報処理装置としての十分な機能を備えている。
また、性能の高い据え置き型のパーソナルコンピュータ(以下PCと称す)などの情報機器とこれらのポータブルな機器とをUSB(ユニバーサルシリアルバス)に代表されるシリアルケーブルあるいはパラレルケーブルで接続し、撮影した画像データなどをPC上へ送信する機能を有している。
PCは、例えば、マイクロシステム社のWindows(登録商標)XPなどのオペレーティングシステム(以下OSと略称する)や、LinuxなどのOSを利用し、通常は、文書処理や、インターネットに接続して、Webページの閲覧や、メールの送受信などを行えるシステムとなっている。また必要とあれば、ユーザがアプリケーションを追加できるシステムとなっている。
一般にポータブル機器からPCへ画像データなどを送ってくると、それに対応したアプリケーションをインストールし、そのアプリケーションを使って、送られてきたデータに対して編集、保存などを行っている。また、その結果のデータをプリンタで印刷、書き込み可能なCD−RやDVD−RAM,DVD±R、DVD±RWなどの媒体へ複写、保存することも行われる。
上記の操作をするのに必要となるPCへの編集や印刷などを行うアプリケーションプログラムのインストールが必要となるが、このアプリケーションプログラムをデジタルカメラからPCへの転送操作を簡単に行うことを目的として、PCへのプログラムを事前にインストールしない構成をとるデジカメカメラの技術が開示されている(特許文献1参照)。
一方、複数のOSをコンピュータにインストールしておき、ハードウェア構成や接続している周辺機器に応じて起動するOSを選択する技術が開示されている(特許文献2参照)。
特開平9−312791号公報 特開2003−196096号公報
しかしながら、ポータブルな機器は、携帯性に優れているという特長を持たせるために、機器を小型化する必要があり、そのため表示画面が小さかったり、操作するボタンが少なかったりして、操作しづらい面がある。また、携帯機器は、バッテリで長時間駆動させるために消費電力を少なくする必要があるため、高性能であるが消費電力の高いCPUを利用することができなかった。
また、通常PC上で利用しているOS(以下OS−Aと称す)は、汎用性が高く、多くの機能を利用できるようになっている。そのために、利用できるすべての機能に必要なドライバや常駐プログラムは、いつも利用できるようにしておく必要がある。そのことにより、OSの立ち上がり時間はOS自身の立ち上がり時間に加え、上記ドライバや常駐プログラムを立ち上げるための時間がかかるため非常に長くなる傾向があった。
さらに、上記の汎用のOSを利用するということは、ある特定の目的でPCを利用しようとしたとき、例えばデジタルカメラで撮影した画像データをPCで編集するという目的においては、まったく不要な機能(例えば、Web閲覧機能)のための起動時間を待たされることになった。
上記特許文献1では、アプリケーションのインストールは、PCとポータブル機器を接続したときに自動的に行えるようになっているが、元々PCに入っているOSに対してインストールし、そのOS上でアプリケーション実行することになっているため、上記課題(OSの立ち上がり時間が長い)を解決できていない。
また、上記特許文献2では、複数のOSのうちの一つにポータブル機器を利用するのに便利なOS(以下OS−Bと称す)を利用できたとしても、事前に、複数のOSをPCへインストールする必要がある。逆にPCとポータブル機器を接続しないときは、OS−Bのプログラムがまったく利用されないことになり、PC内の記憶領域の一部を無駄に消費してしまうことになる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ポータブル機器とPCを接続する場面に当たり、適切なOSを利用できる情報処理システム及び情報処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理システム及び情報処理装置は、以下の特徴を備えている。
本発明に係る情報処理システムは、第1のCPUと、第1のオペレーティングシステムプログラムを記憶する第1の記憶手段と、ワークエリアと、第2の情報処理装置と通信する第1の通信手段と、を備える第1の情報処理装置と、第2のCPUと、第2のオペレーティングシステムプログラムを記憶する第2の記憶手段と、前記第1の情報処理装置と通信する第2の通信手段と、を備える第2の情報処理装置とからなる情報処理システムであって、前記第1の情報処理装置は、前記第1の通信手段及び前記第2の通信手段を介して、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2のオペレーティングシステムプログラムを前記ワークエリアへ読み取り、前記第1のCPUで、前記第1のオペレーティングシステムプログラムの替わりに、前記第2のオペレーティングシステムプログラムを実行することを特徴とする。
本発明に係る情報処理システムは、前記第1の情報処理装置は、外部周辺装置を接続する接続手段を備え、前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置に前記外部周辺装置を接続する前記接続手段により接続された前記外部機器を制御するドライバプログラムを記憶する第2のドライバ記憶手段を備え、前記第2のオペレーティングシステムプログラムが前記第1の情報処理装置で実行しているときに、前記第2のオペレーティングシステムプログラムは、前記ドライバプログラムを前記第2のドライバ記憶手段から前記ドライバプログラムを転送し、前記外部周辺装置を制御し、前記第1の情報処理装置が前記外部周辺装置を制御する前記ドライバプログラムを記憶する第1のドライバ記憶手段を備える場合には、前記第2のドライバ記憶手段から前記ドライバプログラムを転送し、前記外部周辺装置を制御することを特徴とする。
本発明に係る情報処理システムは、前記第1の情報処理装置は、公衆網に接続する公衆網接続手段および公衆網に接続している他の機器からデータを取得するデータ取得手段をさらに備え、該データ取得手段で取得したデータを前記第2の情報処理装置へ送信し、該第2の情報処理装置では、送信されたデータを保存する手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る情報処理システムは、前記公衆網の他の機器から取得するデータは、前記第2の情報処理装置で利用できるファームウェアであることを特徴とする。
本発明に係る情報処理システムは、前記第2の情報処理装置は、被写体を撮像する撮像手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る情報処理システムは、前記撮像手段を備えた前記第2の情報処理装置は、前記撮像手段で撮影した静止画あるいは動画を編集、複写、削除するアプリケーションプログラムを前記第2のオペレーティングシステム上で実行することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、CPUと、第1のオペレーティングシステムプログラムを記憶する記憶手段と、ワークエリアと、第2の情報処理装置と通信する通信手段と、を備える情報処理装置であって、前記第2の情報処理装置に記憶している第2のオペレーティングシステムプログラムを前記ワークエリアに読み取り、前記CPUで、前記第1のオペレーティングシステムプログラムの替わりに、前記第2のオペレーティングシステムプログラムを実行することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、外部周辺装置を接続する接続手段をさらに備え、第2のオペレーティングシステムプログラムが実行しているときに、第2の情報処理装置に記憶している前記外部周辺装置のドライバプログラムを前記第2の情報処理装置に要求して前記ワークエリアに読み込み、前記外部周辺装置を制御することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、さらに、前記外部周辺装置を接続する接続手段と、該外部周辺装置を制御するドライバプログラムを記憶するドライバ記憶手段とを、備え、前記第2のオペレーティングシステムプログラムが実行しているときに、前記ドライバ記憶手段に記憶している前記ドライバプログラムを前記ワークエリアに読み込み、前記外部周辺装置を制御することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記ドライバ記憶手段を着脱できる手段を備え、該ドライバ記憶手段は、着脱可能な記憶手段であることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記第2の情報処理装置と接続されているかを監視する接続監視手段を備え、前記接続監視手段により前記第2の情報処理装置と接続されていることが検出された時に、前記CPUは、前記通信手段を介して前記第2のオペレーティングシステムプログラムを自動的に前記ワークエリアに読み取り開始を行うようにしたことを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記接続監視手段により前記第2の情報処理装置と接続されたことが検出されたとき、現在実行している前記第1のオペレーティングシステムプログラムを自動的にシャットダウンするようにしたことを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記接続監視手段により前記他の情報処理装置との接続が解除されたことを検出したとき、現在実行している前記第2のオペレーティングシステムプログラムを自動的にシャットダウンするようにしたことを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、システム動作状態を記憶する動作状態記憶手段を備え、
前記接続監視手段により前記第2の情報処理装置と接続されたことが検出されたとき、現在実行している前記第1のオペレーティングシステムプログラムを自動的にシャットダウンされる場合に、前記第1のオペレーティングシステムプログラムの実行に応じたシステム状態を記憶するようにし、さらに、前記動作状態記憶手段に動作状態の情報が記憶されている場合に、前記接続監視手段により前記第2の情報処理装置と解除されたことが検出されたとき、前記記憶されている動作状態になるように、システム動作を設定するようにしたことを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、装置全体に電源を供給する主電源部および前記接続監視手段に電源を供給する待機電源部を備え、主電源部がオフで、待機電源がオンの場合に、前記接続監視手段により前記第2の情報処理装置と接続されたことを検出されたとき、主電源部を自動的にオンにするようにしたことを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記主電源部がオンで、前記待機電源がオンの場合に、前記接続監視手段により前記第2の情報処理装置と接続が解除されたことを検出されたとき、前記主電源部を自動的にオフにするようにしたことを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、CPUおよび第1の情報処理装置と通信する通信手段を備え、前記第1の情報処理装置が現在実行している第1のオペレーティングシステムプログラムの替わって、第2のオペレーティングシステムプログラムの読み取り要求が前記第1の情報処理装置からあったときに、前記通信手段を介して前記第2のオペレーティングシステムプログラムを前記第1の情報処理装置に送信し、さらに、現在実行しているアプリケーションプログラムも前記第1の情報処理装置に送信することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記CPUが実行しているオペレーティングシステムプログラムと前記第1の情報処理装置から読み取り要求された前記第2のオペレーティングシステムプログラムとが同一であることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記第2のオペレーティングシステムプログラムが、仮想コードで記述されていることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、さらに、前記第1の情報処理装置に接続した前記外部周辺装置を制御するためのドライバプログラムを記憶するドライバ記憶手段を備え、前記ドライバプログラムを第1の情報処理装置からの要求に従って送信することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記ドライバ記憶手段を着脱する着脱手段を備え、前記ドライバ記憶手段は、着脱可能な記憶手段であることを特徴とする。
本発明に係る情報処理システムによれば、比較的能力の低いCPUを持つ装置が、比較的CPUの能力の高い装置で起動できるオペレーティングシステムを保存し、CPUの能力の高い装置へ送信し、実行することにより、能力の低いCPUを持つ装置単体で実行するよりも応答速度を上げることができる。
また、ユーザインタフェースに優れない装置が、ユーザインタフェースに優れている装置で起動できるオペレーティングシステムを保存し、ユーザインタフェースに優れている装置へ送信し、実行することにより、ユーザは容易にユーザインタフェースに優れていない装置であっても操作をすることができる。
さらに、接続監視手段で接続を検知することでユーザがわざわざOSを切り換える操作無しで目的のOSが立ち上がる。
また、接続監視手段で接続の解除を検知することでOSをシャットダウンすれば、ユーザがOSをシャットダウンする操作をする必要がなくなる。
さらに、待機状態の装置が接続を検知すれば、自動的に主電源をオンしてからOSを起動させれば、待機時の省電力につながる。
また、逆に動作時に装置の接続の解除の検知により自動的に主電源をオフにすれば、電源の切り忘れがなくなり、さらに省電力につながる。
また、単体で別の作業をするOSを起動しているときに、接続を検知するとこれら2つの装置を接続したときに最適なOSに自動的に切り替わることで、ユーザの手間が省ける。
さらに、逆に接続の解除を検知すると自動的に元のOSに戻るので、ユーザがOSを戻す手間が省ける。
また、単体で別の作業をするOSを起動しているときに、接続を検知するとこれら2つの装置を接続したときに、その作業状態を保存することで、元に戻すことが可能である。
さらに、保存した作業状態を元に戻せば、中断した状態から作業を再開できる。
また、第2の情報処理装置がオペレーティングシステムプログラムと同時に自分自身を制御するアプリケーションも一緒に送信することができ、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置の通信回数を減らすことができる。
また、第1の情報処理装置と第2の情報処置装置が同じCPUあるいは、互換性のあるCPUであれば、第1の情報処理装置へ送信して起動するOSプログラムが第2の情報処理装置で実行するOSプログラムと同一とすることができ、第2の情報処理装置での記憶容量が削減できる。
さらに、OSプログラムが仮想プログラムであれば、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置のCPUが違っていても、トランスレータがあれば、同じプログラムを動作させることができる。
また、外部周辺装置を接続したときに、ドライバプログラムを第2の情報処理装置から送ることができ、第1の情報処理装置には、前記外部周辺装置に対するプログラムを記憶する記憶媒体も不要である。特に、前記外部周辺装置が常時第1の情報処理装置に接続しない形態であれば、さらに有効である。
さらに、上記ドライバプログラムを記憶する媒体が着脱可能であれば、第2の情報処理装置においても、外部周辺装置が接続された第1の情報処理装置を使用しなくなれば、外すことができるので、余分な記憶媒体を常時持つ必要がなくなる。
さらに、外部周辺装置を接続したときに、第1の情報処理装置は、ドライバプログラムを保持することで、上記外部周辺装置を制御することができる。解時に外部周辺装置が第1の情報処理装置に常設している場合にユーザはドライバプログラムを気にする必要がないので有効である。
また、第1の情報処理装置から外部周辺装置をはずせば、ドライバプログラムは不要になるので、上記ドライバプログラムを記憶する媒体が着脱可能であれば、簡単にドライバプログラムのない状態にすることができる。
さらに、第1の情報処理装置が公衆網に接続して、公衆網経由でデータを取得できれば、第2の情報処理装置が公衆網に接続する手段がなくても、データを送ることができる。
また、取得したデータが第2の情報処理装置のファームウェアであれば、ファームウェアのアップデート等の作業が簡単にできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
〔第1の実施形態〕
本発明の第1の実施形態について図1から図11に基づいて説明すると以下の通りである。
具体的には、第1の情報処理装置として、据え置き型のPCで、DVD−Rドライブおよびプリンタを接続できる機能があり、第2の情報処理装置として、静止画および動画を撮影できるデジタルカメラに適用した例を説明する。
まず、図1を参照して、本実施の形態に係る情報処理システム構成について説明する。
図1は、情報処理システムのブロック図であり、第1の情報処理装置として、情報処理装置100、第2の情報処理装置として情報処理装置200がそれぞれの通信部(第1の通信手段)101および、通信部(第2の通信手段)201を介して接続されている。さらに情報処理装置100には、DVD−Rドライブ300および印刷部400がそれぞれコネクタ130、131を介して接続されている。
通信部101と通信部201は、USBなどのシリアルあるいはパラレルなどの有線による接続で通信を行ってもよいし、無線による接続で通信を行ってもよい。
DVD−Rドライブは、IEEE1394やUSBなどの接続であってもよいし、内蔵型のドライブでIDE(Integrated Drive Electronics)で接続してもよい。プリンタもまた、USBであってもパラレルケーブルの接続であってもよい。
情報処理装置100は、上記通信部101と、中央処理装置であるCPU102(第1のCPU)と、例えば、液晶表示装置あるいはCRT(Cathode Ray Tube)などからなり、ユーザに処理した結果を表示したり、グラフィカルなユーザインタフェースを提供したりするための表示装置103と、例えば、キーボード、マウスあるいはタッチパネルなどからなり、ユーザの操作を受け付けるための入力装置104と、通常ROMに保存され、第1の情報処理装置の主電源が入ったときに最初に起動するプログラムを保存しているBIOS105と、CPU102が処理をするためのワークエリアであるRAM106と、PCが単体で動作しているときに起動するOS(第1のオペレーティングシステムプログラム)を保存しているOS−A記憶部(第1の記憶手段)107とDVD−Rドライブ300を制御するためのドライバを保存しているドライバ記憶部(第1のドライバ記憶手段)108と、PC100でOS−Aの動作状態を記憶する動作状態記憶部(動作状態記憶手段)109と、通信部101が情報処理装置200と接続しているかどうかを監視する接続監視部(接続監視手段)110と、OSの切換え時に利用するフラグを保存しておくフラグ記憶部(フラグ記憶手段)140と、情報処理装置100全体に電源を供給する主電源部120と、接続監視部110にだけ電源を供給する待機電源部121と、から構成されている。
第1の情報処理装置であるPC100は、主電源部120がオンになると、ユーザからの入力を受け付け、ユーザの望む処理ができるが、主電源部120がオフで、待機電源部121がオンのときは、接続監視部110の機能だけが使え、このときは消費電力が少なくなる。
OS−A記憶部107、ドライバ記憶部108および動作状態記憶部109は、通常ハードディスクなどの記憶装置が利用される。
また、動作状態記憶部109は、休止ファイルという形で1つのファイル形式になっているファイルデータを記憶する。
また、フラグ記憶部140は、NVRAMなどの電源がオフになっても消えないデバイスを利用する。
次に、第2の情報処理装置200の構成について説明する。
情報処理装置200は、上記通信部201と、中央処理装置であるCPU(第2のCPU)202と、例えばファインダや液晶モニタなどからなり、撮影情報や状態などを表示したりメニューなどのユーザが操作しやすいようなガイダンスを表示したりするための表示部203と、表示部に表示されるガイダンスに従って操作するデジタルカメラ上のボタンあるいは録画ボタンあるいは撮影するシャッターである入力部204と、カメラの撮影機能である撮像部205と、CPU202が処理するためのワークエリアであるRAM206と、PC100と接続されたときにPC上で実行できるOSプログラム(第2のオペレーティングシステムプログラム)およびそのOS上で起動できるアプリケーションプログラムを保存しているOS−B記憶部(第2の記憶手段)207と、撮影した画像や動画を保存するデータ記憶部208と、メモリカードスロット209と、通信部201が報処理装置100と接続しているかどうかを監視する接続監視部(第2の接続監視手段)210と、情報処理装置200全体に電源を供給する主電源部220と、接続監視部210にだけ電源を供給する待機電源部221とから構成されている。
第2の情報処理装置200であるデジタルカメラは、主電源部220がオンになると、単体としてのユーザからの入力を受け付け、撮影などのユーザの望む処理ができる。また、主電源部220がオフで、待機電源部221がオンのときは、接続監視部210の機能だけが使え、このときは消費電力が少なくなる。
メモリカードスロット209には、メモリカード形態であるドライバ記憶部(第2のドライバ記憶部)250が挿入され、このドライバ記憶部250にはプリンタ400を制御するプリンタドライバを記憶している。メモリカードはコンパクトフラッシュ(登録商標)や、SDメモリカード、メモリースティック、USBメモリなどスロットに適合するものなら何でもよい。
尚、本実施の形態では、データ記憶部208はメモリカードにあってもよい。逆に、ドライバ記憶部は、着脱可能のメモリカード形態としたが、内蔵のRAMであってもよい。
本実施の形態において、OS−Bとして、例えば、Tao社製のintentOS、OS−Aとして、例えば、Microsoft社製のWindows(登録商標)を利用する。intentOSは、OSのプログラムおよびintentOS上のアプリケーションのほとんどが仮想コードで書かれており、実行時に仮想コードから実際のCPUで動くコードにトランスレートするトランスレータを含んでいるので、トランスレートしながらプログラムを実行することができる。
図11を参照して、intentOSが違ったCPUで動作する概略を説明する。例として、PCのCPU102がPentium(登録商標)、デジタルカメラのCPU202がエイコーン社製(英国)のARMといった場合を説明する。
PC100は、Pentium(登録商標)トランスレータ901を使ってintentOS900をPentium(登録商標)ネイティブコード910へ変換して実行する。一方、デジタルカメラは、ARMトランスレータ902を使って、intentOS900をARMネイティブコード920へ実行する。Pentium(登録商標)ネイティブコード910はCPU102で実行できるコードであり、ARMネイティブコード920はCPU202で実行できるコードである。
尚、トランスレーションの操作は、各ライブラリ、モジュール、ツール単位で行うことができ、プログラムを実行していく上で必要なときに上記単位でトランスレーションを行う。
結局、intentOS900のコードはPCとデジタルカメラの共通で利用することができ、記憶領域の増加にはつながらない。
さらに、OS上で実行できるアプリケーション960あるいはアプリケーションが利用するライブラリ950も仮想コードにしておくことで、両方のCPUで利用できるライブラリあるいはアプリケーションが1つの仮想コードで記述することが可能である。
図2を参照して、本実施の形態における第1の情報処理装置100であるPCのOS切り替え時のフローチャートを示す。
まず、初期状態として、第1の情報処理装置100の主電源がOFFで、第1の情報処理装置100と第2の情報処理装置200が接続された場合を説明する。
なお、図2で示したフローを処理するプログラムは、主としてOSの起動、シャットダウンを司るプログラムである。また、OSの切替えの監視プログラムでもあり、第1の情報処理装置100のBIOS105に常駐しているものである。ここで、このプログラムの一部の処理は、OS内部で行ってもよい。例えば、後述するステップS8,9の処理が挙げらるが、特に、ステップS8の処理は、OSに含まれている休止状態プログラムをそのまま使用してもよい。
ステップS1(以下、ステップを略す)で、接続監視部121から接続状態が変化したかどうかを監視し続け、接続状態が変わったならば、S2へ進む(S2;YES)。S2では、第2の情報処理装置200が接続されたので、S3へ進み(S2;接続)、S3で主電源がOFFの状態であるので、S4へ進む(S3;NO)。S4で、主電源をONし、次に、S5で、電源フラグDFを“オン”状態とする。
なお、電源フラグDFは、“オン”と“継続”の2つの状態があり、“オン”状態は、情報処理装置100の主電源120を切る場合の判断に使用する情報であり、“継続”状態は、OS−Aを起動又は復帰するための判断に使用する情報である。
さらに、S6で、OS−Bをロードした後、起動する(詳細は後述する)。
以上のフローで、PCの主電源がOFFのときに、デジタルカメラが接続されると、デジタルカメラのデータを処理するのに適切なOS−Bをデジタルカメラから読み込み、OS−Bを起動することができる。
次に、OS−Bが起動した状態で接続を解除した場合を説明する。
上記フローのS6の処理が終わると、S1へ戻るので、ここで、接続が解除されるまで待つ(S1;NO)。接続が解除されると、S2を経て、S20へ進む(S2;切断)。S20でOS−Bをシャットダウンする。
次に、S21で、電源フラグDFを判定する。電源フラグDFは、S5で“オン”になっているので、S22へ進む(S21;オン)。S23で主電源をOFFして、PCを待機状態に戻す。
ここまでを総括すると、PCの主電源がOFFのときにデジタルカメラを接続すると、接続したことをトリガーとしてOS−Bが起動し、また、接続を解除したことをトリガーとしてOS−Bがシャットダウンし、PCの主電源がOFFの待機状態に戻る。
次に、第1の情報処理装置100は、OS−Aが起動している状態で第1の情報処理装置100と第2の情報処理装置200が接続された場合を説明する。
上記の主電源がOFFの場合と同様にS3まで進み、ここで、主電源がONであるので、S7へ進む(S3;YES)。
S7では、OS−Aをシャットダウンするときの条件フラグSFを参照し、“休止”状態(休止ファイルを作成して、シャットダウンすることを休止状態にすると称する)であるならば、S8へ進み(S7;YES)、S8の状態を復元するための休止ファイルを作成した後、S9へ進む。S7で条件フラグSFが“休止”でなければ、S9へ直接進む(S7;NO)。S9で、OS−Aをシャットダウンし、S10で電源フラグDFを“継続”に設定する。次に、S6へ進んで、OS−Bをロードした後、起動される。
以上のフローで、PCでOS−Aが起動されているときに、デジタルカメラを接続すると、OS−Aを休止状態にするあるいはそのままシャットダウンした後、デジタルカメラのデータを処理するのに適切なOS−Bをデジタルカメラ200から読み込んで、起動することができる。
次に、上記状態でPCとデジタルカメラの接続が解除されたときのフローを説明する。
上記フローのS6の処理が終わると、S1へ戻るので、ここで、接続が解除されるまで待つ。接続が解除されると、S2を経て、S20へ進む(S2;切断)。S20でOS−Bをシャットダウンする。
次に、S21で、電源フラグDFを参照する。電源フラグDFは、S10で“継続”になっているので、S23へ進む(S21;継続)。
S23で休止ファイルが存在するかどうかを判断する。休止ファイルが存在すれば(S23;YES)、S24で休止ファイルに基づき休止した状態のOS−Aを復帰する。復帰した後はS25で休止ファイルを削除しておく。
S23で休止ファイルが存在しないとすれば、S26へ進み、OS−Aを初期の状態から起動する(S23;NO)。
以上の処理フローについて動作をまとめると、以下のようになる。
条件フラグSFを参照してSFが“休止”でなく、PCでOS−Aが起動しているときにデジタルカメラ200を接続すると、OS−Aをシャットダウンし、OS−Bを起動することでデジタルカメラに最適なOS−Bに自動的にOSを切り換えることができる。さらに、PCとデジタルカメラの接続を解除すると、OA−Bをシャットダウンし、OS−Aに自動的に切り換えることができる。
また、条件フラグSFを参照してSFが“休止”となっており、PCでOS−Aが起動しているときに、デジタルカメラ200を接続すると、OS−Aの動作状態を保存してからシャットダウンし、OS−Bを起動することでデジタルカメラに最適なOS−Bに自動的にOSを切り換えることができる。さらに、PCとデジタルカメラの接続を解除すると、OS−Aの休止ファイルがあるので、休止ファイルに保存している状態に復帰することで、OS−Aの作業も中断した場面から再開することができる。
本フローチャートで利用した条件フラグSFおよび電源フラグDFは、フラグ記憶部140に記憶され、OSが切り替わったり主電源がオフになったりしても消えない。また、条件フラグSFは、OS−AあるいはOS−Bが起動しているときにユーザによって“休止”あるいは“通常”の設定ができる。例えば、条件フラグにアクセスする専用用の操作メニューを表示し、そのメニューを選択することで、SFの設定を変更できるようにしてもよい。
図3を参照して、OS−Bの起動時のフローを説明する。
図3に示したフローチャートは、図2のS6のステップをより詳細に述べたものである。
最初に、S31で、デジタルカメラにOS−Bのブートセクタの転送要求を出し、返ってくるデータを取得する。
次に、S32のブートセクタのエントリポイントへジャンプする。エントリポイントからはOS−B本体および割り込み処理ルーチンをロードするプログラムが書かれているので、そのプログラムに従い、OS−B本体および割り込み処理ルーチン、OS−B上で起動するアプリケーションを一緒にロードする(S33)。割り込み処理ルーチン等のハードウェアに依存する部分については、PC用とデジタルカメラ用の2つを用意しておき、適宜選択するようにする。
S34で、OS−Bのエントリポイントへジャンプする。OS−Bのエントリポイントでは、まずOS−Bのワークエリアなどの初期化を行う(S35)。
次に、S36で、周辺機器が接続されているかどうかを調べる。接続されていなければ、OS−Bの起動処理が終了するが(S36;NO)、接続されていれば、その中の1つの機器Mに注目してS37へ進む(S36;YES)。
S37では、機器Mに対するドライバがドライバの置き場所として定めている場所(ドライバ記憶部108に相当。例えば、ハードディスクの第1パーティションのディレクトリ¥Driverの中に存在)にあるかを調べる。もしここにあれば(S37;YES)、S38へ進み、このドライバをメモリにロードする。もしなければ(S37;NO)、S39へ進み、デジタルカメラ200にドライバを要求する。
次に、S40へ進み、デジタルカメラ200は、要求されたドライバに対して、保持していれば、取得可能ステータスを返し、保持していなければ、エラーステータスを返す。取得可能ステータスが帰ってくれば(S40;YES)、S41へ進み、ドライバプログラムをメモリにロードする。デジタルカメラからエラーステータスが返ってくると(S40;NO)、S42へ進み、機器Mのドライバはシステム内に存在しないので、機器Mを使用不可とする。1つの機器についてドライバをロードするか(S38,S41)、使用不可とした(S42)後は、S43へ進む。S43で接続しているドライバすべてに対して確認したかをチェックし、まだ確認していない機器が有れば(S43;NO)、S36へ戻る。全ての機器について確認終了すれば(S43;YES)、起動処理を終了する。
次に、図4を参照して、OS−BがPC100で動作しているときのメモリマップを使って図3のフローチャートに示すOS−Bの起動動作およびドライバのロードの具体的な動作を説明する。
図4に示すメモリマップは、下から上へ向けて、下位番地から上位番地になっているものとして説明する。
S31でブートセクタをロードし、RAM上の番地500に置く。S32でブートセクタのプログラムの開始番地であるエントリポイントへJumpしてブートセクタを実行する。ブートセクタ500のコードに従い、OS−B本体をデジタルカメラ200に要求し、送られてきたデータをRAM上の番地510および520にロードする(S33)。
S34で、OS−B本体の開始番地であるエントリポイントへJumpする。S35でOS−Bの初期化として、まず、OS−Bが利用するワークエリア525の初期化を行う。S36で、周辺機器の接続状態を調べ、DVD−Rとプリンタが接続されている場合、S37へ進む。
次に、ドライバを検索する対象機器MをDVD−Rとすると、DVD−RのドライバはPCのドライバ記憶部108に記憶しているので、S38へ進み、そこからRAM上の番地540へロードする。S43で、まだプリンタのドライバの検索が終わっていないので、S36へ戻る。
次に、ドライバを検索する対象機器Mをプリンタとして、PC上にドライバが存在しない場合(S37;NO)、S39でデジタルカメラへドライバプログラムを要求する。デジタルカメラは、プリンタドライバプログラムを送り返すので、S41へ進み、送られてきたドライバをRAM上の番地550へロードする。
これで、全周辺機器のドライバのロードが終わったので、OS−Bの初期化を終了する。
尚、本実施の形態では、OS−Bの起動時にすべてのプログラムを読み込むこととしたが、仮想記憶のページングの概念を用いて、実行するのに必要となったときに初めて第1の情報処理装置から第2の情報処理装置へ要求を出し、対応するプログラムあるいはデータを読み込むとしても良い。
図5を参照して、本実施の形態における第1の情報処理装置であるPCで、OS−B上の編集アプリケーションの動作画面例について説明する。
このアプリケーションの操作画面は、PCの画面上にメニュー610および対象の画像を表示するエリア600とで構成されている。さらに、メニューを選ぶとさらにプルダウンメニューになっているメニューもある。例えば、保存メニューはプルダウンメニュー620がある。ユーザはそれぞれの機能をマウスでメニューを選ぶことにより実行できる。
図6を参照して、本実施の形態における第1の情報処理装置であるPCで、OS−B上における編集アプリケーションの動作概略のフローチャートを示す。
S81で、編集アプリケーションを立ち上げる。アプリケーションの起動は、OSが起動すれば自動的に起動しても良いし、ユーザの指示で起動しても良い。
次に、S82で対象とする画像データを選択する。このときにデジタルカメラ200内のデータ記憶部208にあるリストを表示し、その中から対象とするデータをユーザが選ぶ。
次に、S83で、ユーザが指定した画像データをデジタルカメラ200へ取得要求し、デジタルカメラはこの要求に応えて、画像データをPCへ送信する。S84で、受け取った画像データを画面のエリア600に表示する。S85で、ユーザの操作を待ち、操作によってS90からS95のいずれかに進む。
ユーザが編集メニュー選択をすれば、さらにプルダウンメニュー(不図示)によって具体的な編集操作を選択することになり、それを選択することでS91へ進み、選択したメニューに従って、画像データの変更を行う。その結果を画面のエリア600に表示するために、S84へ戻る。本フローチャートは編集作業ということでまとめたフローになっているが、編集操作の例としては、画像の切り取り、複写、貼付け、トリミング、画像の色調整、画像の変形、文字挿入などが含まれる。
ユーザが印刷メニューを選べば、S92へ進む。S92では、ドライバ記憶部250に記憶されている印刷ドライバ530をメインメモリ上に読み込んであるので、このドライバを使って、編集した画像データをプリンタに送信し、プリンタ400で印刷する。
ユーザが保存メニューの中の「PC内保存」を選べば、S93へ進む。S93で、PCに内蔵のハードディスクのディレクトリの階層およびファイル名を入力する画面が出てくるので、ユーザが画面に従い入力を完了すれば、実際に画像データがハードディスク内に保存される。
ユーザが保存メニューの中の「デジタルカメラ内保存」を選べば、S94へ進む。S94で、デジタルカメラにデータを送り戻してデータ記憶部208に保存する。この場合は、元のデータを更新することになる。
ユーザが保存メニューの中の「光ディスク保存」を選べば、S95へ進む。S95で、ドライバ記憶部108に保存しているDVD−Rドライバプログラム540をメインメモリ上へ読み込んであるので、このドライバプログラムを使って、光ディスクであるDVD−Rドライブ300へデータを送信し、DVD−Rへデータを書き込む。
最後に、ユーザが「終了メニュー」を選ぶと、S90へ進む。S90で本編集アプリケーションは終了する。
尚、本フローチャートは、エラー処理は適宜なされているものとして省略している。
また、本アプリケーションプログラムは静止画像データを対象とする編集操作について説明したが、動画であっても編集操作として、時間の概念が加わるだけでその他データの流れなどは同様である。
さらに、本アプリケーションでハードディスクへ保存をせずに、デジタルカメラ内に保存すれば、PC上に編集結果を残すことがないので、例えば、他人のPCを借用してもデータが残らないので、セキュリティ上安全である。
図7を参照して、本実施の形態における第1の情報処理装置であるPCで、OS−B上のカメラ制御アプリケーションの動作画面例を示す。
このアプリケーションは、PCの画面上にメニュー710およびレンズが向けられているファインダの画像あるいは、撮影済の画像を表示するエリア700とで構成されている。さらに、メニューを選ぶとさらにプルダウンメニューになっているメニューもある。
図8を参照して、デジタルカメラの操作部を説明する。
表示部として液晶モニタ850がデジタルカメラに備え付けられており、モニタは、撮影する風景や人物を映し出すファインダとしての機能のほかに、操作メニューを表示し、ユーザの操作ガイダンスを表示することもできる。
メニュー表示ボタン810を押せば、モニタ850にメニューを表示する。さらに、方向ボタン840で、メニュー上のカーソルを上下左右に移動させることができ、決定ボタン820でカーソル位置のメニューを選ぶことができる。また、シャッター830で静止画や、動画の撮影ができる。
次に、図9に示すフローチャートを参照して、デジタルカメラにおけるPCとの組み合わせアプリケーション処理動作及び単体処理動作について説明する。
ここで、図9に示すフローチャートは、PC100側のプログラムがデジタルカメラ専用のアプリケーションものであるか、又はデジタルカメラ200からロードしたOS上で動作するアプリケーションのものに制限されずにデジタルカメラ200のPCとの組み合わせ及び単独処理が可能なフローとなっているが、以下の説明では、図11に示したアプリケーション960との関係を明確にするために、OS−B上で動作するアプリケーションとのやり取りの場合を念頭に以下に説明する。
S51で、主電源ボタンが押されたかどうかをチェックし、押されていれば(S51;YES)、OS−Bが起動し、このOSの基で、デジタルカメラ単体での機器の操作に対する各種アプリケーション処理を行うことができる。例えば、デジタルカメラ単体での撮影、露出などの撮影モードの調整、撮影した画像の閲覧、削除などである。
次に、S52では、PCと接続されたかどうかを判定する。PCと接続されていなければ(S52;NO)、デジタルカメラ単体の動作かを判定する(S53)。単体動作であれば(S53;YES)、デジタルカメラ単体の動作を行う(S54)。S55で主電源ボタンOFFの操作がなされるまで、S54へ戻り(S55;NO)、単体の操作が可能である。主電源ボタンがOFFされると(S55;YES)、再びS51へ戻る。
S52で、PCと接続されたと判定すると(S52;YES)、デジタルカメラ及びPCの組み合わせ動作の前処理を行う(S56)。例えば、機器間の通信が正常に動作するかの確認処理等である。次に、S61以降、OS−BがロードされたPCによるデジタルカメラの制御処理が行われる。
S61でPCと接続されている状態でカメラの操作があったかどうかを調べる。操作があれば、S62へ進み、操作した内容をPCへ送信する。
カメラ200の操作があると(S61;YES)、操作データをPCへ送信する(S62)。カメラ200の操作としては、表示部203に表示されるカーソルの移動、シャッターの押下等である。
カメラの操作がなければ(S61;NO)、S63でPCからデータ要求されているかどうかを確認する。要求されるデータは、OS−B記憶部207に保存されているOS−B本体、ドライバ記憶部250に保存されているドライバプログラム、データ記憶部208に保存されている画像データ、デジタルカメラの制御設定情報(不図示)などである。
データ要求されているのであれば(S63;YES)、S64へ進み、要求されたデータを送り出せるかどうかを確認し、送り出せるならば(S64;YES)、S65へ進んで、データを送信する。要求されたデータが存在しなければ(S64;NO)、S66へ進んで、“データなし”のステータスを送信する。
S63で要求データがなければ(S63;NO)、S67へ進み、保存要求が来たかどうかを確認する。保存要求が送られてきたならば(S63;YES)、S68で送られてくるデータを保存する。ここでは、主に画像データが保存要求される。
S67で送られてきたデータが保存要求でなければ(S67;NO)、S69へ進み、制御命令が送られてきたかどうかを調べる。制御命令であるならば(S69;YES)、S70へ進み、制御命令に従ってデジタルカメラ200の制御を行う。例えば、撮影、撮影モード変更、表示部203へメニュー表示、表示部203に表示したメニュー上のカーソル移動などである。
S69でNOと判断した後は、S71へ進みPCとの接続が解除されているかどうかを判定する。PCとの接続が解除されていないならば(S71;NO)、S61へ戻る。解除されているならば、PCとの組み合わせ終了後処理を行う(S57)。ここでいう後処理は、例えば、組み合わせ処理で必要であったメモリ空間の開放処理等である。
図10を参照して、カメラ制御アプリケーションのフローチャートを示す。
S101でアプリケーションを起動する。このアプリケーションの起動は、OSが起動すれば自動的に起動しても良いし、ユーザの指示で起動しても良い。
S102でカメラ上の操作があったかどうかを確認する。メニュー表示ボタン810が押されると、S103へ進みメニューをモニタ850に表示する。詳細に説明すると、図5のフローに従い、メニュー表示ボタン810を押したという情報をデジタルカメラ200はPC100へ送信する。この情報を受信したPC100は、本アプリケーションで、対応する処理として、デジタルカメラのモニタ850へメニューを表示するという命令をデジタルカメラへ送信する。デジタルカメラ200では、この制御命令に従ってモニタ850にメニューを表示する。方向ボタン840が押されていると、ファインダ上のカーソルを移動する。シャッター830が押されるとS112へ進み、撮影を行う。選択ボタン820がおされていると、S111へ進む。
方向ボタン840、シャッター830、選択ボタン820の詳細動作もまた、メニュー表示ボタン810と同様に、操作情報をPCへ送り、PCが制御命令を出すことでデジタルカメラ200を制御する。
カメラ上の操作がなければS110へ進み、PC上で操作があったかどうかを確認する。
PC上でメニュー810のいずれかが選択されるとS111へ進む。S111で、選択されているメニューに応じて分岐する。シャッターメニューが選択されていると、S112へ進み、撮影を行う。
一覧メニューが選択されると、S114へ進み、撮影済みの画像を一覧表示する。詳細に説明すると、デジタルカメラ200へ画像データを要求し、要求にしたがって、データ記憶部208に保存してある画像データをデジタルカメラが送り返す。送り返されたデータをエリア700に表示する。
削除メニューが選択されると、S113へ進み、現在表示している撮影済みの画像データを削除する。詳細に説明すると、削除命令をデジタルカメラ200に送信し、デジタルカメラ200は、命令に従いデータ記憶部208に保存している画像のうち、削除命令で指定されている画像を削除する。
モード変更メニューが選択されると、S115へ進み、撮影モード(例えば露出、シャッタースピードなど)を変更する。
それぞれのメニューが選ばれS112からS115の操作が行われた後はS116へ進み、操作した結果の表示にPC上のエリア700を変更し、次の入力のチェックに戻る。
以上説明したフローチャートにより、デジタルカメラ200で操作を接続状態においても単体と同じように操作することができ、さらにPCの画面およびマウスを利用して、デジタルカメラ200を制御することができる。
〔第2の実施形態〕
本発明の第2の実施形態について図12及び図13に基づいて説明すると以下のとおりである。
具体的には、第1の情報処理装置100として、インターネットに接続する機能のあるPCで、第2の情報処理装置200として、インターネットに接続する機能のないデジタルカメラに適用し、PCを利用してデジタルカメラ内のファームウェアあるいは内部データを更新する例を説明する。
図12を参照して、本実施の形態の構成を説明する。尚、第1の実施の形態と同等の機能の部分は、説明を繰り返さない。
図12は、情報処理システムのブロック図であり、第1の情報処理装置300と第2の情報処理装置200がそれぞれの通信部101および、通信部201を介して接続されている。さらに第1の情報処理装置300は、インターネット接続部(公衆網接続部)150を介してインターネットに接続されている。
通信部101と通信部201は、USBなどのシリアルあるいはパラレルなどの有線による接続で通信を行ってもよいし、無線による接続で通信を行ってもよい。
DVD−Rドライブは、IEEE1394やUSBなどの接続であってもよいし、内蔵型のドライブでIDE(Integrated Drive Electronics)で接続してもよい。プリンタもまた、USBであってもパラレルケーブルの接続であってもよい。
インターネット接続部150によって、PCは、インターネットに接続でき、インターネット上にあるデータ検索し取得できる。
他の構成要素に関しては、第1の実施の形態と同じであるのでここでは繰り返さない。本実施の形態において、OS−Bの起動フローチャート、デジタルカメラ200上の処理フローチャートなどは、第1の実施の形態と同じである。(図2、図3、図5)
図13を参照して、OS−B上で動作するデジタルカメラ200のファームウェアのデータを更新するアプリケーションのフローチャートを説明する。本実施の形態で説明するファームウェアは、撮像部205を制御するプログラム(不図示)を示し、内部データはOS−B記憶部207のOS−BのプログラムおよびOS−B上で動作するアプリケーションプログラム(OS−B記憶部207に記憶されている)などを示す。
S121で、データ更新のアプリケーションを起動する。
次に、S122でインターネット上のアドレスおよびプロトコルを指定してデータを要求する。例えば、ftp:/www.abcde.co.jp/update1.datといったURLおよびプロトコルでデータを要求する。URLで指定されたサーバ1000は、その中で要求されているデータを第1の情報処理装置300へ送信する。
S123で、サーバ1000からのデータを受信し、RAM106に貯める。
次に、S124で貯めたデータを更新先のデジタルカメラ200へ更新データである旨を示す情報を付けてRAM106に保存している更新データを送信する。デジタルカメラでは、このデータを受信して、ファームウェアあるいは内部データを更新する。
本実施の形態によれば、インターネットに接続する機能のないデジタルカメラであってもPC300を利用することにより、インターネット上のサーバにファームウェアの更新データからデジタルカメラ200内部のファームウェアを更新することができる。
〔第3の実施形態〕
本発明の第3の実施形態について図14に基づいて説明すると以下のとおりである。
具体的には、第1の情報処理装置として据え置き型のPC1100、第2の情報処理装置として携帯電話1200に適用する。
図14は、PC1100と携帯電話1200を接続した外観図である。
PC1100は、PC本体1101、表示部としてモニタ1102、入力装置としてキーボード1103およびマウス1104を備えている。携帯電話1200は、表示部としてモニタ1201および、ボタン1202を内蔵している。携帯電話1200は、ポータブル性があるため、モニタ1201は、モニタ1101よりもはるかに小さく、ボタン1202も十数個で、キーボード1102の約100個のキーに比べてはるかに少ない。
本発明により、携帯電話1200内の電話帳(不図示)の編集を行う例を説明する。
第1の実施の形態と同じように、携帯電話内に記憶しているOSおよび携帯電話内の電話帳を編集するアプリケーションをPCに送信し、PC1100では、そのOSと電話帳編集アプリケーションを起動する。起動したアプリケーションは、モニタ1101に表示され、編集は、キーボード1102およびマウス1103を使って行うことができる。
編集作業が終わった後は、携帯電話1200に書き戻すことにより携帯電話1200内の電話帳を更新することができる。
このことにより、大画面であり、操作性の良いキーボードおよびモニタを使って電話帳の編集ができ、さらにデータの同期などの操作をする必要がなく、携帯電話内の電話帳の更新をすることができる。
尚、第1の情報処理装置1100としてPC,第2の情報処理装置1200としてPDA(パーソナルデジタルアシスタント)を適用すれば、モバイル環境のときはPDA単体で利用、PCと接続して使用するときは、PCの大画面および使いやすいキーボードやマウスを利用することができるようになる。
また、第1の情報処理装置1100としてPC,第2の情報処理装置1200としてPVR(パーソナルビデオレコーダ)を適用すれば、PVRに保存している映像をPCで編集操作が簡単にできるようになる。
さらに、第1の情報処理装置1100としてテレビ,第2の情報処理装置1200としてデジタルカメラを適用すれば、TVの大画面に撮影した画像あるいは動画を表示しながらリモコンを使って画像の編集や取捨選択を行うことができる。
本発明に係る情報処理システムは、能力の違う2つの機器を接続したときに適切なOSおよびアプリケーションを利用できるので、例えば、PCからデジタルカメラあるいは携帯電話などの種々のポータブル機器を動作させる場合に広く適用できる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 第1の情報処理装置におけるOS切換え時の起動プログラムを示すフロー図である。 第1の情報処理装置おけるOS切換え時の起動プログラムのうち、OS−Bを起動するためのプログラムを示すフローチャートである。 第1の情報処理装置におけるOS−Bを起動したときのメモリマップの例を示す図である。 情報処理装置100で起動できる画像編集アプリケーション画面例である。 情報処理装置100で起動できる画像編集アプリケーションのフローチャートである。 情報処理装置100で起動できるデジタルカメラ制御アプリケーションの画面例である。 情報処理装置200の外観を説明する図面である。 デジタルカメラにおけるPCとの組み合わせアプリケーション処理動作及び単体処理動作を説明するフローチャートである。 情報処理装置100で起動できるデジタルカメラ制御アプリケーションのフローチャートである。 情報処理装置100と情報処理装置200の両方で起動できるintentOSを説明する図である。 本発明の第2の実施形態を示すものであり、情報処理システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態において、ファームウェア更新をするアプリケーションのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるシステムの概念図である。
符号の説明
100 情報処理装置
101 通信部
102 中央処理装置
103 表示部
104 入力部
105 BIOS
106 RAM
107 OS−A記憶部
108 ドライバ記憶部
109 動作状態記憶部
110 接続監視部
120 主電源部
121 待機電源部
130,131 接続部
140 フラグ記憶部
160 接続部
170 公衆網
200 情報処理装置
201 通信部
202 中央処理装置
203 表示部
204 入力部
205 撮像部
206 RAM
207 OS−B記憶部
208 データ記憶部
209 メモリスロット
210 接続監視部
220 主電源部
221 待機電源部
250 ドライバ記憶部
300,400 情報処理装置
500〜540 OS−Bを起動した際のメモリマップ
600〜620 デジタルカメラ制御アプリケーション画面
700〜710 画像編集アプリケーション画面
810〜860 デジタルカメラ入出力部
900 OS−B本体プログラム(intentOS)
901 仮想コードをPentium(登録商標)コードへ変換するトランスレータ
902 仮想コードをARMコードへ変換するトランスレータ
910 Pentium(登録商標)のネイティブコードへ変換されたOS−Bプログラム
920 ARMのネイティブコードへ変換されたOS−Bプログラム
950、960 intentOSで利用できるライブラリ及びアプリケーション
1000 サーバ装置
1100 パーソナルコンピュータ
1101 PC本体
1102 モニタ
1103 キーボード
1104 マウス
1200 携帯電話
1201 表示部(液晶モニタ)
1202 入力部(ボタン)

Claims (21)

  1. 第1のCPUと、第1のオペレーティングシステムプログラムを記憶する第1の記憶手段と、ワークエリアと、第2の情報処理装置と通信する第1の通信手段と、を備える第1の情報処理装置と、
    第2のCPUと、第2のオペレーティングシステムプログラムを記憶する第2の記憶手段と、前記第1の情報処理装置と通信する第2の通信手段と、を備える第2の情報処理装置とからなる情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、前記第1の通信手段及び前記第2の通信手段を介して、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2のオペレーティングシステムプログラムを前記ワークエリアへ読み取り、前記第1のCPUで、前記第1のオペレーティングシステムプログラムの替わりに、前記第2のオペレーティングシステムプログラムを実行することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第1の情報処理装置は、外部周辺装置を接続する接続手段を備え、
    前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置に前記外部周辺装置を接続する前記接続手段により接続された前記外部機器を制御するドライバプログラムを記憶する第2のドライバ記憶手段を備え、
    前記第2のオペレーティングシステムプログラムが前記第1の情報処理装置で実行しているときに、前記第2のオペレーティングシステムプログラムは、前記ドライバプログラムを前記第2のドライバ記憶手段から前記ドライバプログラムを転送し、前記外部周辺装置を制御し、
    前記第1の情報処理装置が前記外部周辺装置を制御する前記ドライバプログラムを記憶する第1のドライバ記憶手段を備える場合には、前記第2のドライバ記憶手段から前記ドライバプログラムを転送し、前記外部周辺装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1の情報処理装置は、公衆網に接続する公衆網接続手段および公衆網に接続している他の機器からデータを取得するデータ取得手段をさらに備え、
    該データ取得手段で取得したデータを前記第2の情報処理装置へ送信し、該第2の情報処理装置では、送信されたデータを保存する手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記公衆網の他の機器から取得するデータは、前記第2の情報処理装置で利用できるファームウェアであることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記第2の情報処理装置は、被写体を撮像する撮像手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記撮像手段を備えた前記第2の情報処理装置は、前記撮像手段で撮影した静止画あるいは動画を編集、複写、削除するアプリケーションプログラムを前記第2のオペレーティングシステム上で実行することを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. CPUと、第1のオペレーティングシステムプログラムを記憶する記憶手段と、ワークエリアと、第2の情報処理装置と通信する通信手段と、を備える情報処理装置であって、
    前記第2の情報処理装置に記憶している第2のオペレーティングシステムプログラムを前記ワークエリアに読み取り、前記CPUで、前記第1のオペレーティングシステムプログラムの替わりに、前記第2のオペレーティングシステムプログラムを実行することを特徴とする情報処理装置。
  8. 外部周辺装置を接続する接続手段をさらに備え、
    第2のオペレーティングシステムプログラムが実行しているときに、第2の情報処理装置に記憶している前記外部周辺装置のドライバプログラムを前記第2の情報処理装置に要求して前記ワークエリアに読み込み、前記外部周辺装置を制御することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. さらに、前記外部周辺装置を接続する接続手段と、該外部周辺装置を制御するドライバプログラムを記憶するドライバ記憶手段とを、備え、
    前記第2のオペレーティングシステムプログラムが実行しているときに、前記ドライバ記憶手段に記憶している前記ドライバプログラムを前記ワークエリアに読み込み、前記外部周辺装置を制御することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  10. 前記ドライバ記憶手段を着脱できる手段を備え、該ドライバ記憶手段は、着脱可能な記憶手段であることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記第2の情報処理装置と接続されているかを監視する接続監視手段を備え、
    前記接続監視手段により前記第2の情報処理装置と接続されていることが検出された時に、前記CPUは、前記通信手段を介して前記第2のオペレーティングシステムプログラムを自動的に前記ワークエリアに読み取り開始を行うようにしたことを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記接続監視手段により前記第2の情報処理装置と接続されたことが検出されたとき、現在実行している前記第1のオペレーティングシステムプログラムを自動的にシャットダウンするようにしたことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記接続監視手段により前記他の情報処理装置との接続が解除されたことを検出したとき、現在実行している前記第2のオペレーティングシステムプログラムを自動的にシャットダウンするようにしたことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  14. システム動作状態を記憶する動作状態記憶手段を備え、
    前記接続監視手段により前記第2の情報処理装置と接続されたことが検出されたとき、現在実行している前記第1のオペレーティングシステムプログラムを自動的にシャットダウンされる場合に、前記第1のオペレーティングシステムプログラムの実行に応じたシステム状態を記憶するようにし、
    さらに、前記動作状態記憶手段に動作状態の情報が記憶されている場合に、前記接続監視手段により前記第2の情報処理装置と解除されたことが検出されたとき、前記記憶されている動作状態になるように、システム動作を設定するようにしたことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  15. 装置全体に電源を供給する主電源部および前記接続監視手段に電源を供給する待機電源部を備え、
    主電源部がオフで、待機電源がオンの場合に、前記接続監視手段により前記第2の情報処理装置と接続されたことを検出されたとき、主電源部を自動的にオンにするようにしたことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  16. 前記主電源部がオンで、前記待機電源がオンの場合に、前記接続監視手段により前記第2の情報処理装置と接続が解除されたことを検出されたとき、前記主電源部を自動的にオフにするようにしたことを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. CPUおよび第1の情報処理装置と通信する通信手段を備え、
    前記第1の情報処理装置が現在実行している第1のオペレーティングシステムプログラムの替わって、第2のオペレーティングシステムプログラムの読み取り要求が前記第1の情報処理装置からあったときに、前記通信手段を介して前記第2のオペレーティングシステムプログラムを前記第1の情報処理装置に送信し、
    さらに、現在実行しているアプリケーションプログラムも前記第1の情報処理装置に送信することを特徴とする情報処理装置。
  18. 前記CPUが実行しているオペレーティングシステムプログラムと前記第1の情報処理装置から読み取り要求された前記第2のオペレーティングシステムプログラムとが同一であることを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 前記第2のオペレーティングシステムプログラムは、仮想コードで記述されていることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の情報処理装置。
  20. さらに、前記第1の情報処理装置に接続した前記外部周辺装置を制御するためのドライバプログラムを記憶するドライバ記憶手段を備え、
    前記ドライバプログラムを第1の情報処理装置からの要求に従って送信することを特徴とする請求項17から請求項19のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  21. 前記ドライバ記憶手段を着脱する着脱手段を備え、
    前記ドライバ記憶手段は、着脱可能な記憶手段であることを特徴とする請求項20に記載の情報処理装置。
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