JP2006122150A - Toilet bowl apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、便器装置に関し、詳しくは便蓋及び便座の開閉機構に関するものである。 The present invention relates to a toilet device, and more particularly, to an opening / closing mechanism for a toilet lid and a toilet seat.
従来から、便器装置には、便器本体のボウル部の後方上面に便蓋及び便座を取付ける支持体を設けると共に、この支持体に取り付けた便蓋及び便座を開閉駆動させる駆動装置を設けたことで、便蓋及び便座の開閉を自動的に行わせたものがある。ここで、便蓋や便座の自動回動にかかる制御は、一般的には、駆動装置に設けた回転数検知センサによって駆動装置内の任意の歯車等の伝達部材の回転数を検知することで、便蓋や便座の回動位置を判定させて便蓋や便座をその上限位置や下限位置で止めるようにしている。 Conventionally, a toilet device is provided with a support body for attaching a toilet lid and a toilet seat on the rear upper surface of the bowl portion of the toilet body, and a driving device for opening and closing the toilet lid and the toilet seat attached to the support body. In some cases, the toilet lid and toilet seat are automatically opened and closed. Here, the control related to the automatic rotation of the toilet lid and the toilet seat is generally performed by detecting the rotation speed of a transmission member such as an arbitrary gear in the drive apparatus by a rotation speed detection sensor provided in the drive apparatus. The toilet lid and the toilet seat are determined to be rotated, and the toilet lid and the toilet seat are stopped at the upper limit position and the lower limit position.
ところで、このような便蓋及び便座の開閉を自動的に行わせた便器装置にあって、たとえば開閉中の便蓋や便座を手で押さえたり、間違って便座に座っているときに便蓋を閉めるように動作させたりすると、駆動装置内の歯車等の伝達部材やモータに過負荷がかかって駆動装置が破損してしまう恐れがある。上記過負荷によって駆動装置が破損してしまうと、図13のように、回転数検知センサで検知した駆動装置内の伝達部材の回転数と便蓋や便座の回動位置との相関性がとれなくなり、便蓋及び便座の正確な自動開閉制御が不可能になってしまうのである。なお、図13は、便座が開き動作中に駆動装置が破損した場合であって、その後モータの回転を止め、便座が自重で閉じ位置にまで下降する動作を示すグラフである。 By the way, in the toilet apparatus in which the toilet lid and toilet seat are automatically opened and closed, for example, when the toilet lid and toilet seat being opened and closed are pressed by hand or when sitting on the toilet seat by mistake, If it is operated so as to be closed, the transmission device such as gears in the drive device and the motor may be overloaded and the drive device may be damaged. When the driving device is damaged by the overload, as shown in FIG. 13, the rotational speed of the transmission member in the driving device detected by the rotational speed detection sensor is correlated with the rotational position of the toilet lid or toilet seat. As a result, accurate automatic opening / closing control of the toilet lid and toilet seat becomes impossible. FIG. 13 is a graph showing an operation in which the drive device is broken while the toilet seat is opened, and then the motor is stopped and the toilet seat is lowered to its closed position by its own weight.
なお、上記便蓋1及び便座2の開閉を自動的に行わせた便器装置に、駆動装置4にかかる過負荷を逃がすためのクラッチ機構7を駆動装置4の機構内に設けたものは、たとえば特許文献1にあるように存在している。このクラッチ機構7は、詳しくは図14のように、駆動装置4のケース4aに架設した軸10にモータ6側に連結した駆動側伝達部材41と便座2(便蓋)側に連結した従動側伝達部材42とを並べて回転自在に軸支し、駆動側伝達部材41の中央にスラスト方向に突出した円錐突部41aを形成すると共に従動側伝達部材42に上記円錐突部41aを挿入するための傾斜状内周面を備えた穴部42aを形成し、従動側伝達部材42をコイルバネ43にて駆動側伝達部材41に付勢して円錐突部41aの外周面と穴部42aの内周面とを弾接させることで、円錐突部41aの外周面と穴部42aの内周面との間のすべり摩擦にて従動側伝達部材42と駆動側伝達部材41とが一体化するように構成されており、従動側伝達部材42に一定以上の過負荷がかかると円錐突部41aの外周面が穴部42aの内周面に対して滑り、従動側伝達部材42と駆動側伝達部材41側との間で過負荷を逃がし、過負荷が駆動側伝達部材41を介してモータ6にまで至らないようにされている。
In addition, in the toilet device in which the toilet lid 1 and the
ところで、便蓋1や便座2を取付ける支持体3としては近年広く普及している温水洗浄便座装置19がこれを構成することが多いのであるが、近年では温水洗浄便座装置19の多機能化が急激に進んでおり、それに伴って温水洗浄便座装置19内により多くの各種機器を内装する必要に迫られており、つまり温水洗浄便座装置19内に内装する上記駆動装置4にあっても省スペース化が求められているのである。そして、この観点から上記図14のクラッチ機構7を考えると、従動側伝達部材42と駆動側伝達部材41とコイルバネ43とが軸方向に並設されると共に、円錐突部41aの外周面と穴部42aの内周面との接離を可能にする軸方向への寸法も必要であることから、主に軸方向への寸法が大きく必要とされる構造となっており、すなわち駆動装置4の小型化という点では充分満足できるものではなく、そのまま採用できるものではなかった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、便蓋及び便座の正確な自動開閉制御を確保できるように駆動装置にクラッチ機構を設け、同時にクラッチ機構を設けた駆動装置の小型化をも図った便器装置を提供することを課題とするものである。 The present invention has been invented in view of the above-described conventional problems, and is provided with a clutch mechanism in a drive device so as to ensure accurate automatic opening / closing control of a toilet lid and toilet seat, and at the same time, a drive device provided with a clutch mechanism It is an object of the present invention to provide a toilet device that is also miniaturized.
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る便器装置は、便器本体のボウル部の後方上面に便蓋1及び便座2を取付ける支持体3を設けると共にこの支持体3に取り付けた便蓋1及び便座2を開閉駆動させる駆動装置4を設け、この駆動装置4内の任意の歯車等の伝達部材の回転数を検知する回転数検知センサ5を設け、この回転数検知センサ5の検知によって便蓋1及び便座2の位置を判定して便蓋1及び便座2の自動開閉を行わせた便器装置において、駆動装置4のモータ6に連結された伝達部材と回転数検知センサ5にて回転数が計測される伝達部材との間にクラッチ機構7を介装し、上記クラッチ機構7を、中央に中空部9を形成した第1伝達部材8と、上記中空部9内に配設されて駆動装置4のケース4aに架設した軸10に枢支された第2伝達部材11とで構成し、第1伝達部材8の内周面または第2伝達部材11の外周面のいずれか一方にその周方向に亙って複数の係合凹部12を凹設し、他方に上記一方の周面に向けてバネ付勢させた係合凸部13を設け、この係合凸部13を係合凹部12に嵌合したことで第1伝達部材8と第2伝達部材11とを一体化したことを特徴とする。
In order to solve the above problems, a toilet device according to claim 1 of the present invention is provided with a
これによると、自動回動中の便蓋1及び便座2への外力などに起因する駆動装置4への過負荷を逃がすために駆動装置4内にクラッチ機構7を設けるにあたり、このクラッチ機構7を駆動装置4のモータ6に連結された伝達部材と回転数検知センサ5にて回転数が計測される伝達部材との間に介装したことで、クラッチ機構7が機能してモータ6と便蓋1及び便座2との機構的連結が断たれても、回転数検知センサ5にて回転数が計測される伝達部材の便蓋1及び便座2との機構的連結を維持させることができ、引き続き回転数検知センサ5が検出する回転数に基いた適宜の便蓋1及び便座2の回動制御を行うことができるのであり、また、駆動装置4内に設けるクラッチ機構7の構造を、第1伝達部材8の中空部9内に第2伝達部材11を配設すると共に、係合凸部13と係合凹部12との軸径方向の弾接・嵌合にて第1伝達部材8と第2伝達部材11とを一体化させる構造としたことで、軸方向への必要寸法を極力小さくでき、クラッチ機構7、ひいては駆動装置4の小型化を図ることができるものである。なお、軸径方向にバネ付勢される係合凸部13を軸対称位置に複数設けると、係合凸部13と係合凹部12との弾接・嵌合に起因した軸10にかかる力は相殺されるようになって軸10への荷重バランスを良好にでき、クラッチ機構7の寿命信頼性能を向上できる。
According to this, when the
また、請求項2に係る便器装置は、請求項1において、上記係合凸部13を、伝達部材の周面に開口して径方向に凹没させた有底状の収納部14を形成し、この収納部14の奥方にコイルバネ15を配設すると共に収納部14の開口に臨ませるように上記コイルバネ15で付勢した球体16を配設し、上記コイルバネ15の外径を収納部14の内径Cと略同寸法に形成すると共に、球体16の外径をコイルバネ15の内径よりも大きく外径よりも小さく形成して構成したことを特徴とする。これによると、係合凸部13の先端を構成した球体16が係合凹部12に嵌合する構造としたことで、第1伝達部材8と第2伝達部材11との連結力を安定させることができ、また、コイルバネ15を収納部14の内壁面に沿わせるように配設したことで、コイルバネ15に力がかかって伸縮する際に座屈などを生じさせないようにでき、また、球体16の外径をコイルバネ15の内径よりも大きく外径よりも小さく形成したことで、係合凹部12から球体16にかかる力が収納部14の内壁にかからずにコイルバネ15の軸方向に向けて安定的にかけることができるのであり、しかしてクラッチ機構7の作動信頼性能を向上できる。
A toilet device according to a second aspect of the present invention is the toilet device according to the first aspect, wherein the
また、請求項3に係る便器装置は、請求項2において、上記係合凹部12を球体16に合致する円弧面で形成すると共に、係合凹部12の凹没寸法Aを球体16の半径よりも短く形成したことを特徴とする。これによると、球体16が係合凹部12内に完全に嵌り込んで軸周方向に引っ掛かってしまうことを無くすることができ、第1伝達部材8と第2伝達部材11との連結力を安定化できてクラッチ機構7の作動信頼性能を向上できる。
A toilet device according to a third aspect is the toilet device according to the second aspect, wherein the
また、請求項4に係る便器装置は、請求項2または3において、上記コイルバネ15の自然長を収納部14の凹没寸法Bよりも短くしたことを特徴とする。これによると、収納部14内にコイルバネ15を完全に収めることができ、第1伝達部材8と第2伝達部材11とを組み合わせる際に、第1伝達部材8に収めたコイルバネ15の先端が第2伝達部材11に引っ掛かることを防止でき、クラッチ機構7の組み立て性能を向上できる。
According to a fourth aspect of the present invention, the toilet device according to the second or third aspect is characterized in that the natural length of the
また、請求項5に係る便器装置は、請求項1乃至4のいずれかにおいて、第1伝達部材8の中空部9を軸方向に凹設した有底穴状に形成し、この有底穴状の中空部9内に第2伝達部材11を配設したときに中空部9の開口を覆って閉空間状にする庇片17を第2伝達部材11に形成したことを特徴とする。これによると、組み立て後のクラッチ機構7の中空部9を庇片17にて閉空間状にしたことで、中空部9への異物の侵入や中空部9からの潤滑油の漏れなどを防止でき、クラッチ機構7の作動信頼性能を向上できる。
A toilet device according to a fifth aspect of the present invention is the toilet device according to any one of the first to fourth aspects, wherein the
また、請求項6に係る便器装置は、請求項1乃至5のいずれかにおいて、第1伝達部材8の中空部9に第2伝達部材11を配設した状態で、第1伝達部材8と第2伝達部材11との間に両者の接触面積を低減させるための空間部18を形成したことを特徴とする。これによると、第1伝達部材8と第2伝達部材11との間での接触抵抗を低減できて第1伝達部材8と第2伝達部材11との連結力を安定化でき、クラッチ機構7の作動信頼性能を向上できる。
A toilet device according to a sixth aspect of the present invention is the toilet device according to any one of the first to fifth aspects, wherein the
本発明は、便蓋及び便座の正確な自動開閉制御を確保させつつ駆動装置にクラッチ機構を設けると共に、クラッチ機構を設けた駆動装置の小型化を図ることができるという効果を有している。 The present invention has an effect that the drive device is provided with a clutch mechanism while ensuring accurate automatic opening / closing control of the toilet lid and toilet seat, and the drive device provided with the clutch mechanism can be downsized.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
便器装置は、便器本体(図示せず)の後方上面に便蓋1及び便座2を取付けた支持体3を載置し、支持体3に便蓋1及び便座2を開閉駆動させる駆動装置4を設け、駆動装置4内の任意の歯車等の伝達部材の回転数を検知する回転数検知センサ5を設け、回転数検知センサ5の検知によって便蓋1及び便座2の位置を判定して便蓋1及び便座2の自動開閉を可能にして構成されている。具体的に、上記支持体3は本例ではいわゆる温水洗浄便座装置19の本体部19aで構成されており、この温水洗浄便座装置19は、図2のように、便器本体のボウル部の後方上面に幅方向に亙るように載設する本体部19aと、この本体部19aに取付けた便蓋1及び便座2とで形成されている。温水洗浄便座装置19の本体部19aには、その幅方向側部に操作部20が隣接して設けられ、使用者の局部洗浄を行う洗浄ノズル21が便器本体のボウル部に臨むようにその幅方向の中央部位における前端下縁に備えられると共に、水道経路に接続された加温タンク等の洗浄ノズル21への洗浄水供給手段が内装されており、上記操作部20の操作によって局部洗浄が行われるようにされている。また、上記本体部19aには幅方向中央部に前方且つ上方に開口する凹所22が形成され、この凹所22の対向する両側面にそれぞれ一対の便蓋用枢支軸(図示せず)及び便座用枢支軸23を突設し、便蓋1及び便座2を便蓋用枢支軸及び便座用枢支軸23に枢支させて取付け、本体部19aの凹所22の両幅方向の隣接部位に便蓋1用の駆動装置4及び便座2用の駆動装置4を内装し、便蓋1や便座2が連結された各枢支軸23を各駆動装置4で回転駆動させることで便蓋1や便座2が自動で回動可能にされている。ここで、便蓋1や便座2の自動回動にかかる制御は、上記駆動装置4に設けた回転数検知センサ5によって駆動装置4内の任意の歯車等の伝達部材の回転数を検知することで、本体部19aに設けた制御部で便蓋1や便座2の回動位置を判定させると共にこの判定に基いて便蓋1や便座2をその上限位置や下限位置で停止させるようにして行われている(図3)。なお、便蓋1や便座2は基本的に使用者の操作部20の操作によって制御部を介して開閉制御が行われるのであるが、本例の便蓋1ではこれに加えて便器装置に設けた人感センサ40によって使用者がトイレに入室したことを検知したときには制御部によって自動的に開くような制御が行われている。
The toilet device has a
ところで、本発明は、上述のような回転数制御によって便蓋1及び便座2の自動開閉を行わせた便器装置において、自動回動中の便蓋1及び便座2への外力などに起因する駆動装置4への過負荷を逃がすために駆動装置4内にクラッチ機構7を設けるにあたって便蓋1及び便座2の正確な自動開閉制御を確保するような工夫を施したこと、並びにこのクラッチ機構7を設けた駆動装置4の小型化を図る工夫を施したことに特徴を有し、すなわち便蓋1及び便座2の開閉機構に特徴を有したものであるが、便蓋1の開閉機構と便座2の開閉機構とは共通した構成を有するがために便宜上、便蓋1の開閉機構の説明は省き、便座2の開閉機構をのみ以下に説明していく。
By the way, in the toilet apparatus in which the toilet lid 1 and the
図1には駆動装置4を示す。駆動装置4は、給電により駆動されるモータ6と、このモータ6の回転出力を伝達して便座用枢支軸23を減速回転させる減速機構4bとを有して構成される。本例の減速機構4bは、詳しくはモータ6の回転出力軸に設けたピニオン24から順に第1〜第4歯車25〜28を介して便座用枢支軸23の基端に設けた歯車29に至る減速歯車列で構成されており、カバー4a内に内装されている。また、駆動装置4には回転数検知センサ5が付設されており、具体的に第3歯車27の回転数を検知可能にしている。また、駆動装置4の減速機構4b内には駆動装置4にかかる過負荷を逃がすためのクラッチ機構7を設けているが、これは本例では第2歯車26に設けている。後に詳述するが、クラッチ機構7は、駆動装置4にかかる過負荷を逃がすためにクラッチ機能を作動させたときには、モータ6と便座2との機構的連結を断ってモータ6の回転出力を便座2に伝達させないようにするものである。したがって、クラッチ機構7が機能した後には、クラッチ機構7の伝達経路の前後に位置するたとえばモータ6の回転数と便座2の回動位置とは関連性が無くなるものである。ここで、本例では駆動装置4内にクラッチ機構7を設けるにあたって、上述のようにクラッチ機構7を駆動装置4のモータ6に連結されたピニオン24と回転数検知センサ5にて回転数が計測される第3歯車27との間のたとえば第2歯車26に設けている。これにより、クラッチ機構7が機能してモータ6と便蓋1及び便座2との機構的連結が断たれても、回転数検知センサ5にて回転数が計測される第3歯車27と便座2との機構的連結を維持させて、引き続き回転数検知センサ5が検出する回転数と便座2の回動位置との関係を維持できるのであり(図4)、したがって、回転数検知センサ5が検出する回転数に基いた適宜の便座2の回動制御を行うことが可能にされているのである。なお、図4は、便座2が開き動作中にクラッチ機構7が機能した場合であって、その後モータ6の回転を止め、便座2が自重で閉じ位置にまで下降する動作を示すグラフである。
FIG. 1 shows the
図5乃至図7には本例のクラッチ機構7を備えた第2歯車26を示す。この第2歯車26はモータ6の回転出力を、第1歯車25から第3歯車27に減速させて伝達するための歯車であって、第1歯車25に噛合する大径歯車30と第3歯車27に噛合する小径歯車31とを備えて形成され、駆動装置4のケース4aに架設した軸10に枢支されてケース4a内に配設されている。そして、この大径歯車30と小径歯車31とは別体の第1伝達部材8と第2伝達部材11とに分けて形成されており、この第1伝達部材8と第2伝達部材11との間でクラッチ機能を働かせるようにしたクラッチ機構7が備えられているのである。
5 to 7 show the
詳しくは、第1伝達部材8は金属製部材であって、外周面に周方向に亙って上記大径歯車30を刻設し、中央部に軸10を挿通させる軸穴32を穿孔すると共にこの軸穴32の周囲に軸方向に凹没させた有底状の中空部9を形成し、この中空部9の内周面に亙って後述する係合凸部13が嵌合する複数の係合凹部12を連続的に凹設して形成されている。なお、本例の係合凹部12は後述する本例の係合凸部13の先端部位を構成する球体16の球面に合致するような円弧断面状の溝で構成されている。更に言うと、この係合凹部12における中空部9の内周面から径外方向への凹没寸法Aは球体16の半径よりも短く形成されている。
Specifically, the
また、第2伝達部材11は樹脂製部材であって、外周面に周方向に亙って上記小径歯車31が刻設された歯車部11aと第1伝達部材8の中空部9に収納する本体部11bとを軸方向に一体化し、これら歯車部11aと本体部11bとの中央に軸10を挿通させる軸穴32を穿孔して形成されている。ここで、第2伝達部材11の本体部11bの外周面には、その軸対称位置に第1伝達部材8の係合凹部12に弾接・嵌合させる係合凸部13が径外方向に突出するように複数設けられている。なお、本例の係合凸部13は、第2伝達部材11の本体部11bの外周面に開口して径内方向に向けて穿設した有底孔状の収納部14に、その奥方から順にコイルバネ15、金属製の球体16を配設したことで形成されている。このコイルバネ15にはその自然長が収納部14の径内方向への凹没寸法Bよりも短いものを用いており、このコイルバネ15で付勢した球体16は収納部14の開口に臨むように配設可能にされている。このように収納部14内にコイルバネ15を完全に収めるようにしたことで、第1伝達部材8と第2伝達部材11とを組み合わせる際には、第1伝達部材8に収めたコイルバネ15の先端が第2伝達部材11に引っ掛かることを防止でき、クラッチ機構7(第2歯車26)の組み立て性能の向上が図られている。更に言うと、コイルバネ15の外径は収納部14の内径Cと略同寸法に形成されており、また球体16の外径はコイルバネ15の内径よりも大きく外径よりも小さく形成され、球体16がコイルバネ15に回転可能に保持されるようにされている。
The
第1伝達部材8の中空部9に第2伝達部材11の本体部11bを収納した際には、図6のように、第2伝達部材11から径外方向に付勢された係合凸部13が第1伝達部材8の係合凹部12に弾接・嵌合されたことで第1伝達部材8と第2伝達部材11とが一体化されてクラッチ機構7を備えた第2歯車26が形成される。ここで、上記第1伝達部材8と第2伝達部材11との一体化にかかる力を連結力と称する。すなわち、回動中の便座2に外力などがかかって駆動装置4の減速機構4bに過負荷が生じて第1伝達部材8と第2伝達部材11との間で軸周方向に滑り力が生じたとき、この滑り力が上記連結力よりも大きい場合には、第1伝達部材8に対し相対的に軸周方向にズレようとする第2伝達部材11の係合凹部12によって係合凸部13がコイルバネ15の付勢に抗うように径内方向へ押し込まれて係合凹部12から抜け出るのであり、係合凸部13と係合凹部12との嵌合が解除されて第1伝達部材8と第2伝達部材11との連結が解除されたことで上記過負荷を逃がすことができるのであり、このようにして過負荷が駆動装置4を破損するのを防止するようにクラッチ機構7のクラッチ機能が作動するようになっている。
When the
上述のように本例の駆動装置4内に設けるクラッチ機構7の構造は、第1伝達部材8の中空部9内に第2伝達部材11を配設すると共に、係合凸部13と係合凹部12との軸径方向の弾接・嵌合にて第1伝達部材8と第2伝達部材11とを一体化させる構造にされている。したがって、本例のクラッチ機構7は、背景技術に例示したクラッチ機構7のように従動側伝達部材42と駆動側伝達部材41とコイルバネ43とを軸方向に並設したり円錐突部41aの外周面と穴部42aの内周面との軸方向へのすべり寸法を必要とする構造のものではなく、軸方向への必要寸法を極力小さくできたものであることから、クラッチ機構7、ひいては駆動装置4の大幅な小型化を図り得たものである。
As described above, the structure of the
更に言うと、本例のクラッチ機構7では、軸径方向にバネ付勢される係合凸部13が軸対称位置に複数設けてあることから、係合凸部13と係合凹部12との弾接・嵌合に起因した軸10にかかる力は相殺されるようになって軸10への荷重バランスを良好にでき、構造的にクラッチ機構7の長寿命化や作動信頼性能の向上が図られている。また、着脱される係合凸部13と係合凹部12とがいずれも金属製であることによって耐摩擦性能が向上され、クラッチ機構7の長寿命化が図られている。また、係合凸部13の先端が球体16による球面にされていて円弧面状の係合凹部12に弾接・嵌合されているので、第1伝達部材8と第2伝達部材11との間の連結力を安定させることができ、クラッチ機構7の作動信頼性能が向上されている。更に言うと、係合凸部13の先端を構成した球体16が回転自在にされたことでも、上記連結力の安定化が図られてクラッチ機構7の作動信頼性能の更なる向上が図られている。また、係合凹部12における中空部9の内周面からの凹没寸法Aが球体16の半径よりも短く形成されているので、球体16が係合凹部12内に完全に嵌り込んで軸周方向に引っ掛かってしまうことを無くすることができ、これによっても上記連結力の安定化が図られてクラッチ機構7の作動信頼性能の向上が図られている。
More specifically, in the
また、コイルバネ15の外径を収納部14の内径Cと略同寸法に形成すると共に、球体16の外径をコイルバネ15の内径よりも大きく外径よりも小さく形成しているので、球体16の収納部14の内壁面への当接を回避しつつコイルバネ15を収納部14の内壁面に沿わせるように配設でき、しかして、球体16が係合凹部12から受けた軸周方向の押圧力を収納部14の内壁に作用させずにコイルバネ15にその軸方向に安定的に作用させることができ、そしてコイルバネ15は収納部14の内壁面に沿った状態で上記押圧力による伸縮を行うために伸縮するコイルバネ15に座屈などを生じさせないようにできるのであり、これによってもクラッチ機構7の作動信頼性能の向上が図られているのである。
In addition, the outer diameter of the
また、本例では、図7のように、第1伝達部材8の中空部9に第2伝達部材11を配設した状態で、第1伝達部材8と第2伝達部材11との間に両者の接触面積を低減させるための空間部18を形成してある。詳しくは、この空間部18は、たとえば第1伝達部材8の中空部9の内周面と第2伝達部材11の本体部11bの外周面の間や、第1伝達部材8の中空部9への第2伝達部材11の本体部11bの挿入方向における両者の対向面間に形成されている。これによると、第1伝達部材8と第2伝達部材11との間での接触抵抗を低減させて第1伝達部材8と第2伝達部材11との間の連結力の安定化が図られ、クラッチ機構7の作動信頼性能の向上が図られているのである。
Further, in this example, as shown in FIG. 7, both are disposed between the
なお、本例では、第2伝達部材11の本体部11bの外周面に係合凸部13を径外方向へ突設すると共に第1伝達部材8の中空部9の内周面に係合凹部12を凹設しているが、第2伝達部材11の本体部11bの外周面に係合凹部12を凹設すると共に第1伝達部材8の中空部9の内周面から係合凸部13を径内方向へ突設することができるのは、言うまでもない。
In this example, the engaging
以下には、本発明の実施の形態の他例を列挙する。ここでは、先例と共通する部位は同符合を付して説明を省き、要部のみ説明をするものとする。 Other examples of the embodiment of the present invention are listed below. Here, parts common to the previous examples are given the same reference numerals, description thereof is omitted, and only main parts are described.
図8には本発明の実施の形態の他例を示す。本例は、第2伝達部材11の本体部11bに凹設した収納部14を外周面及び軸方向端面に開口せる溝状に形成した例である。これによると、先例の孔状の収納部14に比べて収納部14の形状を簡単にでき、第2伝達部材11、ひいてはクラッチ機構7の製造性の向上を図ることができる。
FIG. 8 shows another example of the embodiment of the present invention. This example is an example in which the
図9には本発明の実施の形態の更に他例を示す。本例は、第2伝達部材11の本体部11bにおける第1伝達部材8の中空部9への挿入方向と反対方向の端部に径外方向に庇片17を突設し、この庇片17にて組み立て後のクラッチ機構7の中空部9を閉空間状にした例である。これによると、中空部9への異物の侵入や中空部9からの潤滑油の漏れなどを防止でき、クラッチ機構7の作動信頼性能の向上を図ることができる。
FIG. 9 shows still another example of the embodiment of the present invention. In this example, a
図10には本発明の実施の形態の更に他例を示す。本例は、係合凹部12の断面形状を最深部分を境に曲率の大きい急勾配面12aと曲率の小さい緩勾配面12bとなるように形成し、第1伝達部材8と第2伝達部材11との間で、第1伝達部材8に対して回転する第2伝達部材11の回転方向のうち、係合凹部12の急勾配面12aに係合凸部13が引っ掛かる方向である一方の回転方向のみに制動をかけるようにした例である。たとえば便座2の開き動作時に便座2の自重を支えて持ち上げる方向と便座2の閉じ動作時に便座2の自重を支えてブレーキをかける方向とは同方向であり、この方向と上記係合凹部12の急勾配面12aに係合凸部13が引っ掛かる方向とを同方向にすると、構造的に駆動装置4にかかる過負荷への耐性(第1伝達部材8と第2伝達部材11との間の連結力)を向上できて、これに応じてコイルバネ15の付勢力を低減できてむやみに係合凸部13の係合凹部12への弾接・嵌合を強力に行わないでも済むことから、クラッチ機構7の作動信頼性能の向上が図られているのである。
FIG. 10 shows still another example of the embodiment of the present invention. In this example, the cross-sectional shape of the engaging
図11には本発明の実施の形態の更に他例を示す。本例は、第2伝達部材11の本体部11bの外周面に亙って複数の係合凹部12を連続的に凹設すると共に第1伝達部材8の中空部9の内周面から係合凸部13を径内方向へ突設した例であって、係合凸部13を板バネ33を用いて形成させた例である。詳しくは、板バネ33は、その幅方向の中央に径内方向に突出する折曲部33aを形成し、その幅方向の両端部に第1伝達部材8の中空部9の内周面に設けた取付部34に対して係止固定させる係合部33bを設けて形成されている。また、第1伝達部材8の中空部9の内周面は、板バネ33を取付ける溝状の取付部34を周方向の所定間隔毎に設けると共に、隣接する取付部34の間に径外方向に凹設した凹所35を設けて形成されている。ここで、本例の取付部34は隣接する一対の板バネ33の両係合部33bを係止固定できるようにされて第1伝達部材8の中空部9の周方向の4ヵ所に設けられており、しかして第1伝達部材8には4枚の板バネ33が取付けられる。詳しくは、図11(b)のように、板バネ33は隣接する取付部34に架け渡されるように第1伝達部材8の中空部9に取付けられるのであり、このとき板バネ33は自身の弾性によってその幅方向の中央部が径外方向、すなわち凹所35内に撓み変形可能にされている。なお、板バネ33の幅方向の中央部から径内方向に突出した折曲部33aが係合凸部13を構成している。しかして、クラッチ機構7(第2歯車26)を形成するべく第1伝達部材8の中空部9に第2伝達部材11の本体部11bを収納したときには、第2伝達部材11の本体部11bの外周面に形成した係合凹部12に、第1伝達部材8の中空部9に取付けた板バネ33の折曲部33aで構成される係合凸部13が弾接・嵌合され、第1伝達部材8と第2伝達部材11との一体化がなされるのである。
FIG. 11 shows still another example of the embodiment of the present invention. In this example, a plurality of engaging
本例の上記構成のクラッチ機構7にあっても、先の例と同様、第1伝達部材8の中空部9内に第2伝達部材11を配設すると共に、係合凸部13と係合凹部12との軸径方向の弾接・嵌合にて第1伝達部材8と第2伝達部材11とを一体化させる構造にされている。したがって、先の例と同様、背景技術に例示したクラッチ機構7のように従動側伝達部材42と駆動側伝達部材41とコイルバネ43とを軸方向に並設したり円錐突部41aの外周面と穴部42aの内周面との軸方向へのすべり寸法を必要とする構造のものではなく、軸方向への必要寸法を極力小さくできたものであることから、クラッチ機構7、ひいては駆動装置4の大幅な小型化を図り得たものである。
Even in the
図12には本発明の実施の形態の更に他例を示す。本例は、係合凸部13を屈曲板バネ36を用いて形成させた例である。詳しくは、屈曲板バネ36は、図12(c)のように角の無い滑らかな山形状に屈曲させた山部37を3ヵ所に連設したことで形成されている。また、第2伝達部材11の本体部11bは、軸穴32の周囲から径外方向に突設した突出片38と、この突出片38から第1伝達部材8の中空部9への挿入方向に複数突設させた突出棒39とで構成されている。屈曲板バネ36は第2伝達部材11の本体部11bに取付けられるのであるが、これは屈曲板バネ36の連設した3つの山部37のうちの両側の山部37bを隣接する一対の突出棒39に引掛けることで行われるのであり、突出棒39に引掛けられない中央の山部37aが係合凸部13を構成している。なお、本例では、上記突出棒39は軸周方向に計6本設けられており、屈曲板バネ36は第2伝達部材11の本体部11bに計3個、軸対称になるように取付けられている。第2伝達部材11の本体部11bに取付けた屈曲板バネ36にあっては、自身の弾性によって係合凸部13を構成する中央の山部37aが径外方向に付勢されている。しかして、クラッチ機構7(第2歯車26)を形成するべく第1伝達部材8の中空部9に第2伝達部材11の本体部11bを収納したときには、第2伝達部材11の本体部11bに取付けた屈曲板バネ36の中央の山部37aで構成される係合凸部13が、第1伝達部材8の中空部9の内周面に形成した係合凹部12に弾接・嵌合され、第1伝達部材8と第2伝達部材11との一体化がなされるのである。
FIG. 12 shows still another example of the embodiment of the present invention. In this example, the engaging
本例の上記構成のクラッチ機構7にあっても、先の例と同様、第1伝達部材8の中空部9内に第2伝達部材11を配設すると共に、係合凸部13と係合凹部12との軸径方向の弾接・嵌合にて第1伝達部材8と第2伝達部材11とを一体化させる構造にされている。したがって、先の例と同様、背景技術に例示したクラッチ機構7のように従動側伝達部材42と駆動側伝達部材41とコイルバネ43とを軸方向に並設したり円錐突部41aの外周面と穴部42aの内周面との軸方向へのすべり寸法を必要とする構造のものではなく、軸方向への必要寸法を極力小さくできたものであることから、クラッチ機構7、ひいては駆動装置4の大幅な小型化を図り得たものである。
Even in the
1 便蓋
2 便座
3 支持体
4 駆動装置
4a ケース
5 回転数検知センサ
6 モータ
7 クラッチ機構
8 第1伝達部材8
9 中空部
10 軸
11 第2伝達部材
12 係合凹部
13 係合凸部
19 温水洗浄便座装置
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
DESCRIPTION OF
Claims (6)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004311505A JP2006122150A (en) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | Toilet bowl apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=36717437
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006122150A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013536023A (en) * | 2010-08-23 | 2013-09-19 | ユリウス ブルム ゲー エム ベー ハー | Extending guide for drawer |
EP3357389B1 (en) | 2017-02-03 | 2020-06-17 | Toto Ltd. | Toilet device |
-
2004
- 2004-10-26 JP JP2004311505A patent/JP2006122150A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013536023A (en) * | 2010-08-23 | 2013-09-19 | ユリウス ブルム ゲー エム ベー ハー | Extending guide for drawer |
US9044088B2 (en) | 2010-08-23 | 2015-06-02 | Julius Blum Gmbh | Pull-out guide for drawers |
EP3357389B1 (en) | 2017-02-03 | 2020-06-17 | Toto Ltd. | Toilet device |
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