JP2006122128A - 瘻管供給用の栄養剤の容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な量の栄養剤を1回の投与で簡単に行うことのできる瘻管供給用の栄養剤の容器を提供すること。
【解決手段】瘻管を通して胃または腸に供給される栄養剤を入れるための容器10であって、栄養剤が収容される収容室17を備えた袋11と、袋11に取り付けられ、収容室17に連通しているスパウト12とを有し、上記袋11は、外力に応じて変形し、それによって収容室17に収容された栄養剤がスパウト12から吐出され、外力が除去されても変形した袋11は変形前の形態に自然復元しない材料で形成されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、患者に栄養補給をするために、患者の腹部に空けられた瘻管を通して患者の胃または腸に直接供給される栄養剤を入れるための容器に関する。
意識障害、嚥下障害、消火器疾患など、何らかの障害や疾患により経口摂取不能な患者に対する栄養補給の手段として、経腸栄養法が行われている。経腸栄養法とは、経鼻的に胃または十二指腸に留置されたチューブ、あるいは患者の腹壁と胃壁または腸壁に跨がって開けられた穴に挿入された瘻管(胃瘻、腸瘻)を通して栄養剤を投与する方法である。従来より、経腸栄養法では主に液体の栄養剤が使用されているが、液体の栄養剤の場合、胃内に投与された栄養剤が食道に向かって逆流する現象(胃食道逆流)により、逆流性食道炎や嚥下性肺炎を引き起こす原因となることが懸念される。この胃食道逆流を防止する方法として、半固形あるいは粘体状にした栄養剤が提案されている(特許文献1:特開2004−26844号公報、特許文献2:特開2004−217531号公報)。
これら半固形化あるいは粘体状にした栄養剤(以後、ゲル化栄養剤)の投与は、プラスチックシリンジまたはドレッシングポットなどの容器の中で調製されるか、あるいはこれらの容器に移し換えられ、シリンジの押し出し作用またはドレッシングポットが押圧されて、瘻管を経て胃または腸に供給される。
特開2004−26844号公報 特開2004−217531号公報
ところで、プラスチックシリンジを用いてゲル化した栄養剤を投与するやり方では、プラスチックシリンジの容量が限られており、1回に投与できる栄養剤の量が少ないという課題がある。仮に、プラスチックシリンジの容量を大きくして、1回の投与に必要な栄養剤を収容できるものにした場合は、プラスチックシリンジが扱いにくい大きさになってしまう。
また、ドレッシングポットに栄養剤を入れて投与するやり方では、投与の際にドレッシングポットを凹ませて栄養剤を押し出さなければならず、強い力が必要になるという課題がある。
さらに、プラスチックシリンジやドレッシングポットを用いて投与するやり方では、投与の際にゲル化栄養剤をプラスチックシリンジまたはドレッシングポットなどの容器の中で調製するか、あいるはこれらの容器に移し換えなければならず、手間がかかり、また、栄養剤が微生物などにより汚染される可能性がある。
この発明は、かかる背景のもとになされたもので、適切な量の栄養剤を1回の投与で簡単に行うことのできる瘻管供給用の栄養剤の容器を提供することを主たる目的とする。
また、この発明は、ゲル化した栄養剤が収容された容器自体から直接瘻管を通しての胃瘻栄養を行うことのできる瘻管供給用の栄養剤の容器を提供することを他の目的とする。 さらにこの発明は、流通および保管に適し、投与が必要な際に1セットずつ必要に応じて使用できる瘻管供給用の栄養剤セットを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、瘻管を通して胃または腸に供給される栄養剤を入れるための容器であって、栄養剤が収容される収容室を備えた袋と、袋に取り付けられ、収容室に連通しているスパウトとを有し、上記袋は、外力に応じて変形し、それによって収容室に収容された栄養剤がスパウトから吐出され、外力が除去されても変形した袋は変形前の形態に自然復元しない材料で形成されていることを特徴とする、瘻管供給用の栄養剤の容器である。
請求項2記載の発明は、上記袋は、所定の形状のシートが貼り合わされて形成されていることを特徴とする、請求項1記載の瘻管供給用の栄養剤の容器である。
請求項3記載の発明は、上記スパウトは、袋から突出し、瘻管に直接接続できるように、外形が先端に向かって細まったテーパ形状を有することを特徴とする、請求項1または2記載の瘻管供給用の栄養剤の容器である。
請求項4記載の発明は、請求項1または2に記載の容器と、瘻管とを接続するためのアダプタであって、一端に上記スパウトに接続可能な第1接続口を有し、他端に瘻管に接続可能な第2接続口を有することを特徴とするアダプタである。
請求項5記載の発明は、上記スパウトは、袋に取り付けられたスパウト本体と、スパウト本体に着脱可能に嵌合された蓋とを含み、上記アダプタは、上第1接続口が記蓋の代わりにスパウト本体に嵌合可能であることを特徴とする、請求項4記載のアダプタである。
請求項6記載の発明は、瘻管を通して胃または腸に供給される瘻管供給用の栄養剤セットであって、栄養剤が収容された収容室を備えた袋と、上記袋に取り付けられ、収容室に連通しているスパウトとを有し、上記栄養剤は、硬さが2000−20000N/m2 のゲル化栄養剤であり、上記袋は、外力に応じて変形し、それによって収容室に収容されている栄養剤がスパウトから吐出され、外力が除去されても変形した袋は変形前の形態に自然復元しない材料で形成されており、上記スパウトは、袋に取り付けられたスパウト本体と、スパウト本体に着脱可能に嵌合された蓋とを含み、上記スパウトと瘻管とを接続するためのアダプタであって、一端に上記蓋の代わりにスパウト本体に嵌合可能な第1接続口を有し、他端に瘻管に接続可能な第2接続口を有するアダプタと、が一緒になって、1セットとされていることを特徴とする瘻管供給用の栄養剤セットである。
請求項1記載の発明によれば、栄養剤が収容される袋は、外力に応じて変形し、外力が除去されても変形前の形状に自然復元しない材料で形成されている。それゆえ、袋(収容室)に収容された栄養剤を瘻管を通して供給する際には、袋を軽く加圧すれば、収容された栄養剤をスパウトから瘻管へ容易に供給できる。また、患者の様子を見ながら、供給者(看護人)は栄養剤の供給速度等を調整できる。そして、たとえば短時間供給を中断する場合には、袋に手指で加えていた圧力を弛めたり、解除したりする。その場合に、袋は、元の状態に膨らんだりしないので、袋から瘻管へ供給されている栄養剤が袋内に逆流することがない。
袋は、手指で加圧することにより容易に変形し、かつ、その変形が自然復元しないので、栄養剤の供給をスムーズに、かつ苦労なく行うことができる。
また、袋(収容室)を所望の容量とすれば、1回の投与に必要な栄養剤を収容できるので、いわゆる使い切り型の容器とすることができ、衛生面での信頼性が向上する。
請求項2の発明によれば、袋は、シートを貼り合わせることにより形成することができる。このシートとしては、樹脂、アルミニウム等の積層シートを利用するのが好ましい。
請求項3の発明では、スパウトの外形は、先端に向かって細まったテーパ形状をしている。よって、スパウトの先端を瘻管に直接接続することができる。そしてスパウトと瘻管との接続部から栄養剤がほとんど漏れることなく、栄養剤を瘻管を通して患者の胃または腸へ供給することができる。
請求項4の発明では、スパウトと瘻管とをアダプタを用いて良好に接続することができ、容器内の栄養剤を供給する際に、栄養剤が漏れたりすることがない。
また、アダプタの形状を選択することにより、種々の形状の瘻管に適用することができる。
請求項5の発明では、スパウト本体は蓋で覆われているので、収容された栄養剤を衛生的に保管できる。また、短時間栄養剤の補給を中断する場合等は、蓋を用いてスパウト本体を閉じることができるので、栄養剤が雑菌等に曝されるおそれがない。
請求項6のように栄養剤入り容器とアダプタとをセットにして販売、保管等すれば、調製の手間を必要としない使い切りタイプで扱い易い瘻管供給用の栄養剤を提供することができる。
以下、この発明の実施形態についてより具体的に説明をする。
図1は、この発明の一実施形態に係る瘻管供給用の栄養剤の容器の構成を説明するための分解斜視図である。この容器10は、栄養剤を収容するための袋11と、袋11に取り付けられるスパウト12とを有している。袋11は、この実施形態では4片のシート13,14,15,16が貼り合わされて形成されている。各シート片13〜16は、高分子樹脂のシートまたは樹脂とアルミニウム箔等との積層シートにより構成することができる。この実施形態では、PET(厚み:12μm)、アルミニウム箔(厚み:9μm)、ON(延伸ナイロン)(厚み:15μm)、ポリエチレン(厚み:80μm)の4層構造のシート片が用いられている。
そして4つのシート片13〜16は、それら輪郭部同士が重ねられて加熱・加圧されることにより相互に融着され、袋11が形成されている。そして、袋11内には栄養剤を収容するための収容室17が形成されている。
上記袋11に関する説明は、一実施形態に過ぎず、袋11の構成は上記の内容に限定されるものではない。たとえば、袋11は、上述のように4片のシート片が貼り合わされて形成されたものではなく、一対のシート片が貼り合わされて形成されたものでもよいし、円筒状のシートの両端が貼り合わされて収容室17が形成された袋でもよい。また、袋11を形成するシート片の素材は、上述の積層シート片に限定されない。
要は、袋11は、外力に応じて変形し、それによって収容室17に収容された栄養剤がスパウト12から吐出され、外力が除去されても変形した袋11は変形前の形態に自然復元しない材料で形成されていればよい。
スパウト12は、本体18、ノズル19およびキャップ20に区分することができる。本体18の根元側21は、収容室17に連通するように袋11に取り付けられる。具体的な取付構造は、袋11を構成するシート片13および14を貼り合わせる際に、根元部21を挟むようにして貼り合わせることにより実現できる。この実施形態では、根元部21は、短い筒状をしているが、これに限らず、根元部21が収容室17内に延びており、その周面に長手方向に延びる取込口が形成された形状であってもよい。
スパウト本体18にはフランジ22が備えられており、フランジ22の先方側にノズル19が延びている。ノズル19はその外形が先端に向かって細まったテーパ形状をしている。そしてその外周面には、長さ方向に直交方向に立ち上がり、先方に向かって傾斜したリング状の凹凸が先端に向かって多数配列されている。このリング状の凹凸23は、ノズル19を瘻管に差し込んだ際に、瘻管からノズル19が容易に抜け落ちるのを防止する役目をする。
ノズル19の先端にはキャップ20が一体的に形成されている。キャップ20は、ひねり折ることにより、ノズル19の先端から外れ、ノズル19の先端が開栓する。
かかるスパウト12は、この実施形態では高密度ポリエチレンにより一体的に形成されている。なお、スパウト12は、袋11と加熱融着し得る材料で形成されていればよく、上記の材料に限定されるものではない。
この容器10の収容室17に入れられる栄養剤としては、次のものを例示することができる。
まず、栄養剤の組成は以下の通りである。
(1)組成としては、タンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維で構成され、1Kcal/1gに調整されたゲル化栄養剤。
(2)タンパク質、糖質、脂質、食物繊維としては、栄養剤100gに対して、タンパク質が5g、糖質が14.7g、脂質が2.2g、食物繊維が17gを含むゲル化栄養剤。
(3)ビタミンとしては、ゲル化栄養剤100gに対してビタミンAが250IU、ビタミンDが25IU、ビタミンB1 が0.20mg、ビタミンB2 が0.20mg、ビタミンB6 が0.30mg、ナイアシンが1.45mg、パントテン酸が1.00mg、葉酸が0.04mg、ビタミンB12が0.30μg、ビタミンCが80mg、ビタミンKが5.5μg、ビタミンEが3.0mgを含むゲル化栄養剤。
(4)ミネラルとしては、ゲル化栄養剤100gに対してナトリウムが145mg、カリウムが125mg、マグネシウムが27mg、カルシウムが59mg、リンが60mg、鉄が1.0mg、ヨウ素が13μg、マンガンが0.34mg、銅が0.15mg、亜鉛が1.5mg、セレンが5.0μg、クロムが3.0μg、モリブデンが3.2μgを含むゲル化栄養剤。
(5)ゲル化剤としては、寒天、カラギーナン、ペクチン、ジェランガム、ローカストビーンガム、キサンタンガム、アラビアガムの1種類または2種類以上配合したゲル化栄養剤。なお、その配合量は、ゲル化栄養剤100gに対して、2g以下を配合する。
次に、栄養剤の物性は、次の通りである。
(1)製品時のpHが6.0〜8.0であるゲル化栄養剤。
(2)硬さは、容器10から絞り出すのに十分な硬さであればよく、好ましくは、2000〜20000N/m2 であるゲル化栄養剤。
次に、栄養剤の製造方法および容器10への充填方法について説明する。
(1)120℃4分間以上の加圧加熱殺菌を行ったゲル化栄養剤である。
(2)具体的な製造方法は、温水(約80℃)にタンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養成分を加え、十分に分散・溶解する。分散・溶解した液に、温水(約80℃)を加え、予め設定した重量とする。この分散・溶解液を均質化するために圧力を用いた乳化操作を行い、栄養剤の均質化液を作成する。別に、水(常温)にゲル化材を分散後、加熱溶解したゲル化剤溶解液を準備し、栄養剤の均質化液とよく混合し、容器10に充填する。ゲル化栄養剤を充填した容器10を殺菌釜に入れ、120℃4分間以上の加圧加熱殺菌を行う。
図2は、この発明の他の実施形態に係る容器10の構成例を示す図であり、特に、スパウト12の変形例を示す図である。図2に示す実施形態では、スパウト12は、本体18とノズル19との間に可撓性のチューブ24が備えられている。すなわち、本体18の先端には可撓性チューブ24の後端が接続されており、一定の長さを有する可撓性チューブ24の先端に、ノズル19が結合されている。かかる構成により、袋11に対しスパウト12のノズル19が自由に操作できるので、ノズル19を瘻管等にセットし易いという利点がある。特に、患者に装着された瘻管が、患者の腹部から外部へ突出している突出量が少ない場合、その瘻管にノズル19を直接連結して、栄養剤を供給するのに便利な構成である。
なお、ノズル19の先端にたとえばシリコンゴムのキャップ25を被せられるようにしておけば、栄養剤の投与を途中で一時中断する場合等に、衛生面の観点から有利である。 図3は、この発明のさらに他の実施形態に係る容器10の構成、特にスパウト12の変形例を示す図である。この実施形態では、スパウト12はスパウト本体18および蓋26を備えている。スパウト本体8の先端(袋11から突出している側)にはねじ山27が形成されている。そして蓋26は、その内側にねじ山28が形成されており、スパウト本体18に外嵌するようにねじ結合している。これにより、容器10のスパウト12はリキャップできる。そして、この実施形態では、蓋26と互換性のあるアダプタ30が備えられている。アダプタ30は、その根元部に蓋26と同様、内側にねじ山28が切られたベース31を有し、ベース31から前方にノズル32が突出している。ノズル32は前方に向かってその外形が細まったテーパ形状をしている。そして好ましくは、その周面には前方に向かって配列された凹凸23が形成されている。
栄養剤が収容された容器10を、図3のように、スパウト12とスパウト12の蓋26と互換性のあるアダプタ30とを1セットとして取り扱うことにより、使い切りタイプの扱い易い瘻管供給用の栄養剤を提供することが可能である。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
この発明の一実施形態に係る瘻管供給用の栄養剤の容器の構成を説明するための分解斜視図である。 この発明の他の実施形態に係る瘻管供給用の栄養剤の容器、特にスパウトの構成を説明するための斜視図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る瘻管供給用の栄養剤の容器、特にスパウトおよびアダプタの構成を説明するための図である。
符号の説明
10 容器
11 袋
12 スパウト
13,14,15,16 シート片
17 収容室
18 スパウト本体
19 ノズル
20 キャップ
23 凹凸
24 チューブ
26 蓋
30 アダプタ

Claims (6)

  1. 瘻管を通して胃または腸に供給される栄養剤を入れるための容器であって、
    栄養剤が収容される収容室を備えた袋と、
    袋に取り付けられ、収容室に連通しているスパウトとを有し、
    上記袋は、外力に応じて変形し、それによって収容室に収容された栄養剤がスパウトから吐出され、外力が除去されても変形した袋は変形前の形態に自然復元しない材料で形成されていることを特徴とする、瘻管供給用の栄養剤の容器。
  2. 上記袋は、所定の形状のシートが貼り合わされて形成されていることを特徴とする、請求項1記載の瘻管供給用の栄養剤の容器。
  3. 上記スパウトは、袋から突出し、瘻管に直接接続できるように、外形が先端に向かって細まったテーパ形状を有することを特徴とする、請求項1または2記載の瘻管供給用の栄養剤の容器。
  4. 請求項1または2に記載の容器と、瘻管とを接続するためのアダプタであって、
    一端に上記スパウトに接続可能な第1接続口を有し、他端に瘻管に接続可能な第2接続口を有することを特徴とするアダプタ。
  5. 上記スパウトは、袋に取り付けられたスパウト本体と、スパウト本体に着脱可能に嵌合された蓋とを含み、
    上記アダプタは、上第1接続口が記蓋の代わりにスパウト本体に嵌合可能であることを特徴とする、請求項4記載のアダプタ。
  6. 瘻管を通して胃または腸に供給される瘻管供給用の栄養剤セットであって、
    栄養剤が収容された収容室を備えた袋と、
    上記袋に取り付けられ、収容室に連通しているスパウトとを有し、
    上記栄養剤は、硬さが2000−20000N/m2 のゲル化栄養剤であり、
    上記袋は、外力に応じて変形し、それによって収容室に収容されている栄養剤がスパウトから吐出され、外力が除去されても変形した袋は変形前の形態に自然復元しない材料で形成されており、
    上記スパウトは、袋に取り付けられたスパウト本体と、スパウト本体に着脱可能に嵌合された蓋とを含み、
    上記スパウトと瘻管とを接続するためのアダプタであって、一端に上記蓋の代わりにスパウト本体に嵌合可能な第1接続口を有し、他端に瘻管に接続可能な第2接続口を有するアダプタと、が一緒になって、1セットとされていることを特徴とする瘻管供給用の栄養剤セット。
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