JP2006122061A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回動操作部材が非操作位置へ勢いよく復帰しても、発射停止装置の衝撃力による故障や誤動作を確実に防止することが可能なパチンコ機を提供する。
【解決手段】 回動操作部材35の外周部で引掛部51Aの近傍に取り付けられる操作部62は、駆動ワイヤ部材65を介して検出装置43に接続される。また、この操作部62の押下によって駆動回路部30にON・OFF信号を送出する検出装置43は、前枠3の前面部に固設されるハンドル本体部33に取り付けられている。更に、駆動ワイヤ部材65は、管状のアウターケーブル65と、このアウターケーブル65A内に挿通されて該アウターケーブル65Aに対して長手方向に相対変位可能なインナーケーブル65Bとから構成されて、インナーケーブル65Bの他端側が、アウターケーブル65Aの長手方向外側に変位した時に、検出装置43から駆動回路部30にON信号が送出される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、回動操作部材を回動させてパチンコ球の発射勢を調整する操作ハンドルと、この操作ハンドルに設けられてパチンコ球の発射を一時中断する発射停止装置とが設けられたパチンコ機に関するものである。
従来より、回動操作部材を回動させてパチンコ球の発射勢を調整する操作ハンドルと、この操作ハンドルに設けられてパチンコ球の発射を一時中断する発射停止装置とが設けられたパチンコ機に関し種々提案されている。
例えば、 パチンコ機に固定されるハンドルベースと、該ハンドルベースに対して回転可能に取付けられ、遊技者が回転角度を変化して遊技球の発射強度を調整する発射ハンドルとを備えるパチンコ機において、前記遊技球の発射を一時中断する発射停止装置を、前記発射ハンドル側に設け、該発射ハンドルと一体的に回転するように構成されたパチンコ機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−263271号公報(段落(0014)〜(0021)、図1〜図2)
しかしながら、上述したパチンコ機では、発射停止スイッチとパチンコ機本体間の電気的接続は、フレキシブル接続ケーブル等を使用することにより、発射ハンドルの操作性への悪影響を排除可能となるが、発射ハンドル内にはハンドルカバーを取り付けるための取付ボスがハンドルベースの複数箇所に立設されており、該取付ボスにフレキシブル接続ケーブルが引っ掛かる虞があるという問題がある。また、発射停止スイッチは発射ハンドルに取り付けられているため、フレキシブル接続ケーブルの発射停止スイッチへの半田付け部分が疲労によって断線する虞があるという問題がある。更に、発射ハンドルには、非操作位置(回転操作されていない位置)に向かって常時付勢する復帰バネが設けられており、この発射ハンドルを回転した後に指を離すと、その捻り弾性力によって発射ハンドルは勢いよく非操作位置まで復帰されるが、その時に、発射ハンドル側に設けられた発射停止スイッチは衝撃力を受けることとなり、該発射停止スイッチの故障や誤動作の発生する虞があるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、発射停止装置の半田付け部分の疲労による断線を確実に防止することが可能となると共に、発射停止装置によって操作ハンドルの回動操作部材の操作性を損なうことがないパチンコ機を提供することを目的とする。また、回動操作部材が勢いよく非操作位置に復帰しても、発射停止装置の誤動作を防止することができ、長寿命化及び高信頼性化を図ることができるパチンコ機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係るパチンコ機は、パチンコ球を発射する発射装置と、回動操作部材を回動させてパチンコ球の発射勢を調整する操作ハンドルと、前記操作ハンドルの調整に応じて前記発射装置を駆動制御する発射制御装置と、前記操作ハンドルに設けられてパチンコ球の発射を一時中断する場合に操作されることにより前記発射装置の駆動停止を指示する停止信号を前記発射制御装置に送出する発射停止装置と、を備えたパチンコ機において、前記操作ハンドルは、パチンコ機の前面部に固設されるハンドル本体部と、前記回動操作部材の前面側を覆うと共に前記ハンドル本体部に固設される把持部と、を有し、前記発射停止装置は、前記回動操作部材に取り付けられて該回動操作部材の外周部から外側方向に突出すると共に出入り可能に設けられてパチンコ球の発射を一時中断する場合に操作される操作部と、前記ハンドル本体部に固設されて前記操作部が操作されたことを検出した場合に、前記停止信号を送出する検出装置と、前記操作部が操作されたことを前記検出装置に伝達する駆動ワイヤ部材と、を有し、前記駆動ワイヤ部材は、管状のアウターケーブルと、前記アウターケーブル内に挿通されて該アウターケーブルに対して長手方向に相対変位可能に設けられると共に、一端側が前記操作部の内方側端縁部に連結されて、他端側が前記検出装置に接続されるインナーケーブルと、を有し、前記検出装置は、前記インナーケーブルの他端側の変位を検出した場合に、前記停止信号を送出することを特徴とする。
また、請求項2に係るパチンコ機は、請求項1に記載のパチンコ機において、前記回動操作部材は、回動軸心に沿って裏側方向に立設される円筒状の回転軸部を有し、前記駆動ワイヤ部材は、前記回転軸部内に挿通されて前記検出装置に接続されていることを特徴とする。
また、請求項3に係るパチンコ機は、請求項2に記載のパチンコ機において、前記ハンドル本体部は、前記回転軸部の外側端縁部を回転可能に支持する回転支持部と、前記回転支持部の底面部に穿設されて前記駆動ワイヤ部材が挿通される貫通孔と、を有し、前記検出装置は、前記貫通孔の裏側に配設されていることを特徴とする。
更に、請求項4に係るパチンコ機は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のパチンコ機において、前記アウターケーブルは、一端側が前記回動操作部材に固着され、他端側が前記検出装置に回転可能に連結されていることを特徴とする。
請求項1に係るパチンコ機では、回動操作部材を回動させてパチンコ球の発射勢を調整する操作ハンドルは、パチンコ機の前面部に固設されるハンドル本体部と、該回動操作部材の前面側を覆うと共にハンドル本体部に固設される把持部とから構成されている。また、パチンコ球の発射を一時中断する場合に操作されることにより発射装置の駆動停止を指示する停止信号を発射制御装置に送出する発射停止装置は、この回動操作部材に取り付けられて該回動操作部材の外周部から外側方向に突出すると共に出入り可能に設けられてパチンコ球の発射を一時中断する場合に操作される操作部と、ハンドル本体部に固設されて操作部が操作されたことを検出した場合に、停止信号を送出する検出装置と、操作部が操作されたことを検出装置に伝達する駆動ワイヤ部材とから構成されている。また、この駆動ワイヤ部材は、管状のアウターケーブルと、このアウターケーブル内に挿通されて該アウターケーブルに対して長手方向に相対変位可能に設けられると共に、一端側が操作部の内方側端縁部に連結されて、他端側が検出装置に接続されるインナーケーブルとから構成されている。そして、検出装置はインナーケーブルの他端側の変位を検出した場合に、停止信号を発射制御装置に送出する。
これにより、停止信号を送出する検出装置は、パチンコ機の前面部に固設されるハンドル本体部に取り付けられているため、回動操作部材の回動に伴って動くことがなく、検出装置の半田付け部分の疲労による断線を確実に防止することが可能となる。また、回動操作部材を回転した後に指を離すことにより該回動操作部材が非操作位置に勢いよく復帰しても、検出装置はその衝撃力を受けることがなく、該検出装置の故障や誤動作の発生を確実に防止でき、長寿命化及び高信頼性化を図ることができる。また、回動操作部材の外周部に取り付けられる操作部は、駆動ワイヤ部材を介して検出装置に接続されるため、該回動操作部材の操作性を損なうことを防止することができる。更に、駆動ワイヤ部材は、管状のアウターケーブルと、このアウターケーブル内に挿通されて該アウターケーブルに対して長手方向に相対変位可能なインナーケーブルとから構成され、このインナーケーブルは、一端側が操作部の内方側端縁部に連結されて、他端側の変位が検出装置を介して検出された場合に、停止信号が送出されるため、簡易な構成とすることができると共に、回動操作部材の回動による電気配線の疲労断線を確実に防止することが可能となる。
また、請求項2に係るパチンコ機では、駆動ワイヤ部材は、回動操作部材の回動軸心に沿って裏側方向に立設される円筒状の回転軸部内に挿通されて検出装置に接続されているため、操作ハンドルの組み立て時において、駆動ワイヤ部材の挟み込みやハンドル本体部内に立設される取付ボス等への引っ掛かりを確実に防止することが可能となる。
また、請求項3に係るパチンコ機では、駆動ワイヤ部材は、回動操作部材の回転軸部の外側端縁部を回転可能に支持する回転支持部の底面部に穿設される貫通孔に挿通されて、該貫通孔の裏側に配設される検出装置に接続されているため、駆動ワイヤ部材を回動操作部材の回動軸心上に配置することが可能となり、インナーケーブルを長手方向にスムーズに変位させることができ、操作部の変位を確実に検出装置に伝達することが可能となる。また、駆動ワイヤ部材は、回動操作部材の回転軸部内、及びハンドル本体部の回転支持部の底面部に穿設される貫通孔を介して検出装置に接続されるため、該駆動ワイヤ部材のハンドル本体部内に立設される取付ボス等への引っ掛かりを確実に避けることができ、回動操作部材の操作性を損なうことを防止できる。
更に、請求項4に係るパチンコ機では、アウターケーブルは、一端側が回動操作部材に固着され、他端側が検出装置に回転可能に連結されているため、回動操作部材の回動による駆動ワイヤ部材の捩れを防止でき、この回動操作部材の操作性の更なる向上を図ることができる。また、アウターケーブルの硬度を大きくすることが可能となり、駆動ワイヤ部材の耐久性の向上を図ることができる。
以下、本発明に係るパチンコ機を具体化した一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
先ず、本実施例に係るパチンコ機の概略構成について図1及び図2に基づき説明する。
図1に示すように、本実施例に係るパチンコ機1は、所定量のパチンコ球を賞球として払い出す、いわゆる第1種パチンコ機で、一般にCR機(カードリーディング機)と称され、カード式球貸機とパチンコ機1とによって構成され、これらは対をなして設置されるが、図1においては、カード式球貸機の図示を省略している。パチンコ機1は、木製の外枠11に対して合成樹脂製の前枠3が、前枠取付用ヒンジを構成する上ヒンジ3A及び下ヒンジ3Bを介して外枠11に対して開閉自在に取り付けられている。そして、この前枠3のほぼ上半分の前側には、合成樹脂製の前面カバー部材4が左端縁部の上下を軸支されて開閉自在に取付けられている。また、この前面カバー部材4のほぼ中央部には略円形の窓部5が開設され、この窓部5の外周縁部に形成されるガラス保持枠に装着された2枚のガラスを通して遊技領域を見ることができるように構成されている。また、前面カバー部材4の窓部5の上端縁部には、フルカラーの発光ダイオードが内蔵され、遊技中のエラーを表示するエラー表示電飾ランプ6Aが取付けられている。また、このエラー表示電飾ランプ6Aの左右外側には、「当たり」等の発生を報知したり遊技中に光演出をする各電飾ランプ6Bが取付けられている。また、前面カバー部材4の前面部分は、不透明な合成樹脂製の前面部材4Aで覆われており、この各電飾ランプ6A、6Bと窓部5の上端周縁部との間に、不図示のフルカラーダイオードが左右方向に内蔵され、遊技中に光演出が行われる。
また、前面カバー部材4の右側中央部には、前枠3及び前面カバー部材4を施錠する施錠装置(不図示)を操作するための鍵挿入部4Bが設けられている。前面カバー部材4を開くためには、この鍵挿入部4Bに所定のキーを挿入して所定方向に回せば、施錠装置のロック状態が解除されて、前面カバー部材4のみがオープンされる。
また、この前面カバー部材4の下側には、賞球ケース17(図2参照)を介して払い出される賞球を受ける上皿7がスピーカ7Aを内蔵して合成樹脂製プレート8に配設されている。また、このプレート8は、左端縁部の上下を軸支されて、前面カバー部材4を開放後、内側に設けられた不図示のレバーを下げることにより開放できるように取付けられている。また、この上皿7の中央前面部には、カード式球貸機の操作ボタン7B、7C及びカード残高表示装置7Dが設けられている。そして、その上皿7の下には、下皿9が配設される。また、上皿7に連通する不図示の球送り機構を介して上皿7のパチンコ球が操作ハンドル10によって駆動制御される発射装置12へ送られるよう構成されている。
また、図2に示すように、パチンコ機1の裏側最上段には、上方に開口した賞球タンク15が機構セット盤16に固定されている。賞球タンク15は、傾斜した底面に連通孔が形成され、その連通孔の下方にはパチンコ球を2列に整列流出し、賞球ケース17にパチンコ球を送る通路を形成するタンクレール18が取付けられている。
また、タンクレール18の下側には不図示の液晶表示器(LCD)等をカバーする樹脂製のセンターカバー19が取付けられている。そして、このセンターカバー19の背面部内側には、スピーカ7Aを駆動制御する音制御基板20、各電飾ランプ6A、6B等を駆動制御するランプ制御基板21、及びLCD等を駆動制御する表示制御基板22が取り付けられている。また、センターカバー19の下側には、パチンコ機1の遊技動作を制御する主基板23が内蔵される基板ケース25が配設されている。また、基板ケース25の下方には、上皿7から溢れた賞球を受けて下皿9に案内する下部受皿ボックス26がボルトにより前枠3の裏側に取り付けられている。
また、発射装置12は、反復回動自在に取り付けられて供給されるパチンコ球を連続的に叩打する槌28を不図示のカム機構等を介して駆動する発射モータ29や駆動回路部30等から構成され、該駆動回路部30は、操作ハンドル10の内部に取り付けられる可変抵抗器(不図示)を介して発射モータ29への供給電力が調節され、槌28のパチンコ球の発射勢を強めたり、弱めたりすることが可能なように構成されている。これにより、遊技者が操作ハンドル10における回動操作部材35(図3、図4参照)の回動量を調節することによって、可変抵抗器の抵抗値が増減され、槌28によるパチンコ球の発射勢の加減を適宜行うことができるように構成されている。
次に、操作ハンドル10の概略構成について図3乃至図8に基づいて説明する。
図3乃至図5に示すように、操作ハンドル10は、前枠3の前面部にビス止め等によって固設されるハンドル本体部33と、このハンドル本体部33に固定的に保持される把持部34と、このハンドル本体部33と把持部34との間に回動可能に設けられる回動操作部材35とから構成されている。
ここに、ハンドル本体部33は、前枠3の前面側に向かって突出形成された略円筒状の支持部36、及び、支持部36の径よりも大径を有し支持部36に連続して形成されて把持部34を固定的に保持する略半球状の保持部37とから構成されている。尚、支持部36は円筒状である必要はなく、例えば、断面四角形状等の筒状であってもよい。
また、ハンドル本体部33の保持部37の内部において、不図示の可変抵抗器が固定されている。かかる可変抵抗器は回動操作部材35を回転させることによって回転可能な軸を有し、軸の回転量に基づき抵抗値が変化し、このように変化された抵抗値の信号が信号線を介して駆動回路部30に入力されるものである。
また、図6に示すように、ハンドル本体部33の支持部36の保持部37側端縁部は、壁部38によって閉塞されている。また、この壁部38の保持部37側端面部の略中央部には、回動操作部材35の回動軸心39を中心軸とする円筒状の回転支持部40が所定高さ立設されている。また、この回転支持部40の底面部の中心部には、貫通孔41が穿設されている。また、この貫通孔41の裏側(図6中、下側)には、検出装置43が配設されている。
また、保持部37の内側面の3箇所には(図6中には、1箇所が図示されている。)、内部に貫通孔46Aが形成されて、回動操作部材35に形成される正面視円弧上の溝部45に挿通される取付ボス46が設けられている。これにより、回動操作部材35の回動範囲が可変抵抗器の抵抗可変範囲内に限定されるように構成されている。
また、把持部34は、略半球状に形成されると共に、この内部球面の略頂部付近から回動操作部材35の回動軸心39を中心軸とする円筒状の回転支持部48が所定高さ立設されている。また、把持部34の内部球面の各取付ボス46に対向する位置には、内部にネジ孔50Aが形成されて、この取付ボス46の端面部(図6中、上端面部)に当接するように所定高さ立設される各ボス部50(図6中には、1箇所が図示されている。)が設けられている。
また、回動操作部材35は、その外周に、手の指の長さ等に合致させるとともに指を引っ掛けるための複数個(図4には3個が示されている)の引掛部51A乃至51Cが一体に形成されており、また、回動操作部材35の板状部52における略中央位置の両側面部(図6中、上下側面部)からは、各回転支持部40、48に回転可能に嵌入される円筒状の各回転軸部55、56が回動軸心39を軸心とするように、それぞれ所定高さ垂設されている。
また、回動操作部材35の把持部34側に立設される回転軸部56の基端部外周には、復帰バネ58が配設されている。この復帰バネ58の一端側は、回動操作部材35の板上部52に固定され、他端側は、保持部37の内側面に立設される不図示のボス部に固定されている。これにより、回動操作部材35は、復帰バネ58により非操作位置(回転操作されていない位置)に向かって常時付勢されており(図4中、反時計回転方向に付勢されている)、回動操作部材35が回転された後に回動操作部材35から指が離されると、その捻り弾性力に基づき回動操作部材35は非操作位置まで復帰される。
また、回動操作部材35の表面部には、導電性薄膜が形成されて、該回動操作部材35に設けられるタッチ検出回路60に接続されている。そして、このタッチ検出回路60は、駆動回路部30に接続されており、タッチ検出回路60を介して遊技者が回動操作部材35に触れている信号が駆動回路部30に入力された場合にのみ発射モータ29が駆動可能な状態になるように構成されている。
また、図4及び図6に示すように、回動操作部材35の外周部には、引掛部51Aの近傍に出入り可能に突出する操作部62が設けられている。この操作部62はコイルバネ63によって外側方向に突出するように付勢されている。また、この操作部62の挿通される貫通孔64の内方側端縁部の外周部には、駆動ワイヤ部材65を構成する管状のアウターケーブル65Aの一端が接続されている。また、この操作部62の内方側端縁部には、このアウターケーブル65A内に挿通されるインナーケーブル65Bの一端が固着されている。
また、回動操作部材35のハンドル本体部33側の軸方向側面部に立設される回転軸部55の基端部近傍位置で、操作部62に対向する位置には、駆動ワイヤ部材65が挿通される貫通孔67が穿設されている。
一方、図7に示すように、ハンドル本体部33に設けられる検出装置43は、貫通孔41の裏側に取り付けられる箱体状の筐体69と、この筐体69の貫通孔41側の壁面部の回動軸心39上又はその近傍位置に回転可能に突設される略円筒状の筒部材70と、この筒部材70に対向する壁面部に配置される検出スイッチ71とから構成されている。また、筒部材70の内径寸法は、駆動ワイヤ部材65のインナーケーブル65Bの外形寸法よりも大きくなるように形成されている。
尚、このスイッチ71は、発射装置12の駆動回路部30に電気的に接続されている。そして、スイッチ71のスイッチレバー71Aが押下されていない場合には、該駆動回路部30にOFF信号を送出し、このスイッチレバー71Aが押下された場合には、該駆動回路部30にON信号を送出するように構成されている。また、駆動回路部30は、スイッチ71からOFF信号が入力されている場合には、発射モータ29を駆動可能な状態に設定し、該スイッチ71からON信号が入力された場合には、発射モータ29を停止するように駆動制御する。
そして、図6及び図7に示すように、駆動ワイヤ部材65の他端側は、回動操作部材35の回転軸部55に形成される貫通孔67に挿通される。更に、該駆動ワイヤ部材65のインナーケーブル65Bの他端側は、検出装置43の筒部材70に挿通されて、スイッチ71のスイッチレバー71Aが上がっている状態の時に、該スイッチレバー71Aに当接又は近接するように設けられている。また、この駆動ワイヤ部材65のアウターケーブル65Aの他端側は、検出装置43の筒部材70の外側端縁部に連結されている。
これにより、回動操作部材35を回動させた場合には、それに伴って駆動ワイヤ部材65も回動軸心39回り(両矢印B方向)に回転すると共に、該駆動ワイヤ部材65の他端側に接続される筒部材70も回動軸心39回り(両矢印C方向)に回転する。また、図8に示すように、操作部62を内側方向(矢印D方向)に押下した場合には、図7に示すように、駆動ワイヤ部材65のインナーケーブル65Bの他端側が、アウターケーブル65Aの長手方向外側に変位してスイッチレバー71Aを押下することとなり、スイッチ71からON信号が送出される。
ここで、操作部62、駆動ワイヤ部材65及び検出装置43は、発射停止装置を構成する。
従って、本実施例に係るパチンコ機1では、回動操作部材35に設けられた操作部62の押下によって駆動回路部30にON・OFF信号を送出する検出装置43は、前枠3の前面部に固設されるハンドル本体部33に取り付けられているため、回動操作部材35の回動に伴って動くことがなく、該検出装置43のスイッチ71の半田付け部分の疲労による断線を確実に防止することが可能となる。また、回動操作部材35を回転した後に指を離すことにより該回動操作部材35が復帰バネ58の捻り弾性力によって非操作位置に勢いよく復帰しても、検出装置43のスイッチ71は、その衝撃力を受けることがなく、該スイッチ71の故障や誤動作の発生を確実に防止でき、長寿命化及び高信頼性化を図ることができる。また、回動操作部材35の外周部で引掛部51Aの近傍に取り付けられる操作部62は、駆動ワイヤ部材65を介して検出装置43に接続されるため、該回動操作部材35の操作性を損なうことを防止することができる。更に、駆動ワイヤ部材65は、管状のアウターケーブル65と、このアウターケーブル65A内に挿通されて該アウターケーブル65Aに対して長手方向に相対変位可能なインナーケーブル65Bとから構成されている。そして、このインナーケーブル65Bは、一端側が操作部62の内方側端縁部に連結されており、他端側の変位が検出装置43のスイッチ71を介して検出された場合に、このスイッチ71から駆動回路部30にON信号が送出されるため、簡易な構成とすることができると共に、回動操作部材35の回動によるスイッチ71の電気配線の半田付け部分の疲労断線を確実に防止することが可能となる。
また、駆動ワイヤ部材65は、回動操作部材35の回動軸心39に沿って裏側方向に立設される円筒状の回転軸部55内に、該回転軸部55の基端部近傍に穿設される貫通孔67から挿通されて検出装置43に接続されているため、操作ハンドル10の組み立て時において、駆動ワイヤ部材65の挟み込みやハンドル本体部33内に立設される取付ボス46等への引っ掛かりを確実に防止することが可能となる。
また、駆動ワイヤ部材65は、回動操作部材35の回転軸部55の外側端縁部を回転可能に支持する回転支持部40の底面部に穿設される貫通孔41に挿通されて、該貫通孔41の裏側に配設される検出装置43に接続されているため、駆動ワイヤ部材65を回動操作部材35の回動軸心39上に配置することが可能となり、インナーケーブル65Bを長手方向にスムーズに変位させることができ、操作部62の変位を確実に検出装置43のスイッチ71に伝達することが可能となる。また、駆動ワイヤ部材65は、回動操作部材35の回転軸部55内、及びハンドル本体部33の回転支持部40の底面部に穿設される貫通孔41を介して検出装置43に接続されるため、該駆動ワイヤ部材65のハンドル本体部33内に立設される取付ボス46等への引っ掛かりを確実に避けることができ、回動操作部材35の操作性を損なうことを防止できる。
更に、アウターケーブル65Aは、一端側が回動操作部材35に固着され、他端側が検出装置43に回転可能に連結されているため、回動操作部材35の回動による駆動ワイヤ部材65の捩れを防止でき、この回動操作部材35の操作性の更なる向上を図ることができる。また、アウターケーブル65の硬度を大きくすることが可能となり、駆動ワイヤ部材65の耐久性の向上を図ることができる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。
(A)上記実施例では、検出装置43の筒部材70は、筐体69の壁面部に回転可能に突設したが、該筒部材70を筐体69の壁面部に固着すると共に、柔軟性を有する樹脂製チューブでアウターケーブル65Aを形成してもよい。これにより、検出装置43の構成を簡易化することができ、製造コストの削減化を図ることができる。
(B)上記実施例では、スイッチレバー71Aが押下された場合に、ON信号を送出するスイッチ71を検出装置43に設けたが、このスイッチ71に替えてインナーケーブル65Bの他端側の変位や通過を検出することができる他のセンサー(例えば、光電スイッチなどである。)を設ける構成にしてよい。
本実施例に係るパチンコ機全体を示した正面図である。 本実施例に係るパチンコ機全体を示した背面図である。 本実施例に係るパチンコ機の操作ハンドルを示した斜視図である。 本実施例に係るパチンコ機の操作ハンドルを示した正面図である。 本実施例に係るパチンコ機の操作ハンドルを示した側面図である。 図4のA−A矢視断面図である。 本実施例に係るパチンコ機の操作ハンドルの検出装置を示す要部拡大断面図である。 図6の操作部を押下した状態を示す図である。
符号の説明
1 パチンコ機
10 操作ハンドル
12 発射装置
29 発射モータ
30 駆動回路部
33 ハンドル本体部
34 把持部
35 回動操作部材
39 回動軸心
40 回転支持部
41、64、67 貫通孔
43 検出装置
55 回転軸部
62 操作部
65 駆動ワイヤ部材
65A アウターケーブル
65B インナーケーブル
71 スイッチ

Claims (4)

  1. パチンコ球を発射する発射装置と、回動操作部材を回動させてパチンコ球の発射勢を調整する操作ハンドルと、前記操作ハンドルの調整に応じて前記発射装置を駆動制御する発射制御装置と、前記操作ハンドルに設けられてパチンコ球の発射を一時中断する場合に操作されることにより前記発射装置の駆動停止を指示する停止信号を前記発射制御装置に送出する発射停止装置と、を備えたパチンコ機において、
    前記操作ハンドルは、パチンコ機の前面部に固設されるハンドル本体部と、
    前記回動操作部材の前面側を覆うと共に前記ハンドル本体部に固設される把持部と、
    を有し、
    前記発射停止装置は、前記回動操作部材に取り付けられて該回動操作部材の外周部から外側方向に突出すると共に出入り可能に設けられてパチンコ球の発射を一時中断する場合に操作される操作部と、
    前記ハンドル本体部に固設されて前記操作部が操作されたことを検出した場合に、前記停止信号を送出する検出装置と、
    前記操作部が操作されたことを前記検出装置に伝達する駆動ワイヤ部材と、
    を有し、
    前記駆動ワイヤ部材は、管状のアウターケーブルと、
    前記アウターケーブル内に挿通されて該アウターケーブルに対して長手方向に相対変位可能に設けられると共に、一端側が前記操作部の内方側端縁部に連結されて、他端側が前記検出装置に接続されるインナーケーブルと、
    を有し、
    前記検出装置は、前記インナーケーブルの他端側の変位を検出した場合に、前記停止信号を送出することを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記回動操作部材は、回動軸心に沿って裏側方向に立設される円筒状の回転軸部を有し、
    前記駆動ワイヤ部材は、前記回転軸部内に挿通されて前記検出装置に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 前記ハンドル本体部は、前記回転軸部の外側端縁部を回転可能に支持する回転支持部と、
    前記回転支持部の底面部に穿設されて前記駆動ワイヤ部材が挿通される貫通孔と、
    を有し、
    前記検出装置は、前記貫通孔の裏側に配設されていることを特徴とする請求項2に記載のパチンコ機。
  4. 前記アウターケーブルは、一端側が前記回動操作部材に固着され、他端側が前記検出装置に回転可能に連結されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のパチンコ機。
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