JP2006119123A - 位相差検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路内部で発生するジッタ成分を小さくすることができる位相差検出装置を提供する。
【解決手段】 第1入力信号と第2入力信号との位相差を検出する位相差検出装置であって、第1入力信号を2分周した第1分周信号を、第1入力信号の全ての立ち上がりエッジが、第1分周信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのいずれかと対応するように生成する第1分周器と、第2入力信号を2分周した第2分周信号を、第1分周信号とエッジが対応するように生成する第2分周器と、第1分周信号における立ち上がりエッジと、第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジとの間の位相差を検出する第1位相検出器と、第1分周信号における立ち下がりエッジと、第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジとの間の位相差を検出する第2位相検出器とを備える位相差検出装置を提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は、本発明は、入力される2つの信号間の位相差を検出する位相差検出装置に関する。特に、高周波数の信号間の位相差を検出するための位相差検出装置に関する。
従来、入力される2つの信号間の位相差を検出する位相検出器として、例えば2つのフリップフロップを用いた回路が知られている。図1は、従来の位相検出器300の構成の一例を示す図である。位相検出器300は、第1入力信号を動作クロックとして受け取る第1フリップフロップ310と、第2入力信号を動作クロックとして受け取る第2フリップフロップ320と、論理積回路330を備える。
第1フリップフロップ310及び第2フリップフロップ320のデータ入力には論理値1が入力される。論理積回路330は、第1フリップフロップ310のデータ出力と、第2フリップフロップ320のデータ出力との論理積を生成し、第1フリップフロップ310及び第2フリップフロップ320のリセット端子に入力する。このような構成により、第1フリップフロップ310は、第1入力信号の立ち上がりエッジが第2入力信号の立ち上がりエッジより進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅の位相差信号UPを出力する。また、第2フリップフロップ320は、第1入力信号の立ち上がりエッジが第2入力信号の立ち下がりエッジより遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅の位相差信号DOWNを出力する。
図2は、従来の位相検出器300の構成の他の例を示す図である。このような構成の位相検出器300も、図1において説明した位相検出器300と同様に、第1入力信号及び第2入力信号の位相差に応じたパルス幅の位相差信号UP及び位相差信号DOWNを出力する。
図3は、位相検出器300の入出力信号の一例を示す図である。図3に示すように、位相検出器300は、第1入力信号の立ち上がりエッジの位相が、第2入力信号の立ち下がりエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅の位相差信号UPを出力し、遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅の位相差信号DOWNを出力する。このような位相検出器300は、入力信号の1周期分の位相進みから、1周期分の位相遅れまでを検出する。
また、このような位相検出器300は、例えばPLL(Phase-Locked Loop)や、DLL(Delay-Locked Loop)において、発振周波数を安定させるために用いられている。この場合、位相検出器300は、基準クロックと電圧制御発振器の発振信号との位相差に基づいて位相差信号を生成し、当該位相差信号に基づいて電圧制御発振器の発振周波数を制御することにより、精度のよい発振信号を生成させている。
現在、関連する特許文献等は認識していないので、その記載を省略する。
しかし、このような構成の位相検出器300は動作周波数に限界があり、位相比較を行うことのできる入力信号の周波数に限界がある。また、入力信号の周波数が高くなるにつれて、位相検出器300において生じるジッタ成分が大きくなるという問題がある。
図4は、入力信号の周波数と、位相検出器300において生じる固有のジッタ成分のRMS値との関係を示す図である。図4に示すように、入力信号の周波数が高くなると、ジッタ成分のRMS値が大きくなってしまう。このため、高周波の入力信号に対しては、正確な位相差信号を出力することができない。
このため本発明は、上述した課題を解決することのできる位相差検出装置を提供することを目的とする。この目的は、請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1形態においては、第1入力信号と第2入力信号との位相差を検出する位相差検出装置であって、第1入力信号を2分周した第1分周信号を、第1入力信号の全ての立ち上がりエッジが、第1分周信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのいずれかと対応するように生成する第1分周器と、第2入力信号を2分周した第2分周信号を、第1分周信号とエッジが対応するように生成する第2分周器と、第1分周信号における立ち上がりエッジと、第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジとの間の位相差を検出する第1位相検出器と、第1分周信号における立ち下がりエッジと、第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジとの間の位相差を検出する第2位相検出器とを備える位相差検出装置を提供する。
第1位相検出器及び第2位相検出器は、検出した位相差に応じたパルス幅を有する位相差信号を出力し、位相差検出装置は、第1位相検出器が出力した位相差信号と、第2位相検出器が出力した位相差信号との論理和を、第1入力信号と第2入力信号との間の位相差を示す信号として出力する論理和回路を更に備えてよい。
第1位相検出器は、第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力し、第2位相検出器は、第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、第2分周信号において当該立ち下がりエッジに対応するエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力し、論理和回路は、第1位相検出器が出力する第1位相差信号と、第2位相検出器が出力する第1位相差信号との論理和を出力する第1論理和ゲートと、第1位相検出器が出力する第2位相差信号と、第2位相検出器が出力する第2位相差信号との論理和を出力する第2論理和ゲートとを有してよい。第1位相検出器及び第2位相検出器は、位相周波数検出器であってよい。
本発明の第2の形態においては、第1入力信号と第2入力信号との位相差を検出する位相差検出装置であって、第1入力信号を2分周した第1分周信号を、第1入力信号の全ての立ち上がりエッジが、第1分周信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのいずれかと対応するように生成し、第1分周信号を反転した第1反転分周信号を更に生成する第1分周器と、第2入力信号を2分周した第2分周信号を、第1分周信号とエッジが対応するように生成し、第2分周信号を反転した第2反転分周信号を更に生成する第2分周器と、第1分周信号及び第2分周信号において対応する立ち上がりエッジ間の位相差を検出する第1位相検出器と、第1反転分周信号及び第2反転分周信号において対応する立ち上がりエッジ間の位相差を検出する第2位相検出器とを備える位相差検出装置を提供する。
第1位相検出器及び第2位相検出器は、検出した位相差に応じたパルス幅を有する位相差信号を出力し、位相差検出装置は、第1位相検出器が出力した位相差信号と、第2位相検出器が出力した位相差信号との論理和を、第1入力信号と第2入力信号との間の位相差を示す信号として出力する論理和回路を更に備えてよい。
第1位相検出器は、第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、第2分周信号の立ち上がりエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、第2分周信号の立ち上がりエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力し、第2位相検出器は、第1反転分周信号の立ち上がりエッジの位相が、第2反転分周信号の立ち上がりエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、第1反転分周信号の立ち上がりエッジの位相が、第2反転分周信号の立ち上がりエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力し、論理和回路は、第1位相検出器が出力する第1位相差信号と、第2位相検出器が出力する第1位相差信号との論理和を出力する第1論理和ゲートと、第1位相検出器が出力する第2位相差信号と、第2位相検出器が出力する第2位相差信号との論理和を出力する第2論理和ゲートとを有してよい。また、第1位相検出器及び第2位相検出器は、位相周波数検出器であってよい。
本発明の第3の形態においては、第1入力信号と第2入力信号との位相差を検出する位相差検出装置であって、第1入力信号のそれぞれのパルスを基準として第1入力信号をN(但しNは2以上の整数)分周したN個の第1分周信号を、前記第1入力信号の全ての立ち上がりエッジが、N個の前記第1分周信号のいずれかの立ち上がりエッジと対応するように生成する第1分周器と、第2入力信号のそれぞれのパルスを基準として第2入力信号をN分周したN個の第2分周信号を、それぞれ対応する第1分周信号とエッジが対応するように生成して出力する第2分周器と、第1分周信号及び第2分周信号のそれぞれの組み合わせに対応して設けられ、対応する第1分周信号の立ち上がりエッジと、対応する第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジとの位相差を検出するN個の位相差検出器とを備える位相差検出装置を提供する。
それぞれの位相検出器は、検出した位相差に応じたパルス幅を有する位相差信号を出力し、位相差検出装置は、N個の位相検出器が出力した位相差信号の論理和を、第1入力信号と第2入力信号との間の位相差を示す信号として出力する論理和回路を更に備えてよい。
それぞれの位相検出器は、対応する第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、対応する第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、対応する第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、対応する第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力し、論理和回路は、N個の位相検出器が出力するN個の第1位相差信号の論理和を出力する第1論理和ゲートと、N個の位相検出器が出力するN個の第2位相差信号の論理和を出力する第2論理和ゲートとを有してよい。それぞれの位相検出器は、位相周波数検出器であってよい。
本発明の第4の形態においては、第1入力信号と第2入力信号との位相差を検出する位相差検出装置であって、第1入力信号をN(但しNは隅数)分周したN/2個の第1分周信号を、第1入力信号の全ての立ち上がりエッジが、N/2個の第1分周信号のいずれかの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジに対応するように生成する第1分周器と、第2入力信号をN分周したN/2個の第2分周信号を、それぞれ対応する第1分周信号とエッジが対応するように生成する第2分周器と、互いに対応する第1分周信号と第2分周信号の組み合わせに対して設けられ、対応する第1分周信号の立ち上がりエッジと第2分周信号の立ち上がりエッジとの位相差を検出するN/2個の第1位相検出器と、互いに対応する第1分周信号と第2分周信号の組み合わせに対して設けられ、対応する第1分周信号の立ち下がりエッジと、対応する第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジとの位相差を検出するN/2個の第2位相差検出器とを備える位相差検出装置を提供する。
それぞれの第1位相検出器及びそれぞれの第2位相検出器は、検出した位相差に応じたパルス幅を有する位相差信号を出力し、位相差検出装置は、N/2個の第1位相検出器が出力した位相差信号、及びN/2個の第2位相検出器が出力した位相差信号の論理和を出力する論理和回路を更に備えてよい。
それぞれの第1位相検出器は、対応する第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、対応する第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、対応する第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、対応する第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力し、それぞれの第2位相検出器は、対応する第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、対応する第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、対応する第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、対応する第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力し、論理和回路は、N/2個の第1位相検出器が出力するN/2個の第1位相差信号、及びN/2個の第2位相検出器が出力するN/2個の第2位相差信号の論理和を出力する第1論理和ゲートと、N/2個の第1位相検出器が出力するN/2個の第2位相差信号、及びN/2個の第2位相検出器が出力するN/2個の第2位相差信号の論理和を出力する第2論理和ゲートとを有してよい。それぞれの第1位相検出器及びそれぞれの第2位相検出器は、位相周波数検出器であってよい。
本発明の第5の形態においては、第1入力信号と第2入力信号との位相差を検出する位相差検出装置であって、第1入力信号のそれぞれのパルスを基準として第1入力信号をN(但しNは2以上の整数)分周したN個の第1分周信号を、第1入力信号の全ての立ち上がりエッジが、N個の第1分周信号のいずれかの立ち下がりエッジと対応するように生成する第1分周器と、第2入力信号のそれぞれのパルスを基準として第2入力信号をN分周したN個の第2分周信号を、それぞれ対応する第1分周信号とエッジが対応するように生成して出力する第2分周器と、第1分周信号及び第2分周信号のそれぞれの組み合わせに対応して設けられ、第1分周信号の立ち下がりエッジと、第2分周信号において対応するエッジとの位相差を検出するN個の位相差検出器とを備える位相差検出装置を提供する。
それぞれの位相検出器は、検出した位相差に応じたパルス幅を有する位相差信号を出力し、位相差検出装置は、N個の位相検出器が出力した位相差信号の論理和を、第1入力信号と第2入力信号との間の位相差を示す信号として出力する論理和回路を更に備えてよい。
それぞれの位相検出器は、対応する第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、対応する第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、対応する第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、対応する第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力し、論理和回路は、N個の位相検出器が出力するN個の第1位相差信号の論理和を出力する第1論理和ゲートと、N個の位相検出器が出力するN個の第2位相差信号の論理和を出力する第2論理和ゲートとを有してよい。それぞれの位相検出器は、位相周波数検出器であってよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図5は、本発明の実施形態に係る位相差検出装置100の構成の一例を示す図である。位相差検出装置100は、与えられる第1入力信号と第2入力信号との位相差を検出する回路であって、第1分周器101、第2分周器102、第1位相検出器103、第2位相検出器104、及び論理和回路107を備える。本例において、位相差検出装置100は、第1入力信号の立ち上がりエッジと、第2入力信号の立ち上がりエッジとの位相差を検出するが、例えば第1入力信号と第2入力信号を反転させて入力することにより、第1入力信号の立ち下がりエッジと、第2入力信号の立ち下がりエッジとの位相差も同様に検出することができる。
図6は、図5に示した位相差検出装置100の動作の一例を示すタイミングチャートである。第1分周器101は、第1入力信号を2分周した第1分周信号を、第1入力信号の全ての立ち上がりエッジが、第1分周信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのいずれかと対応するように生成する。例えば図6に示すように、第1入力信号の第kサイクル(但しkは整数)の立ち上がりエッジのタイミングで立ち上がり、第1入力信号の第k+1サイクルの立ち上がりエッジのタイミングで立ち下がる第1分周信号を生成する。
また、第2分周器102は、第2入力信号を2分周した第2分周信号を、対応する第1分周信号とエッジが対応するように生成する。ここで、第2分周信号を第1分周信号とエッジが対応するように生成するとは、例えば第1入力信号及び第2入力信号における同一のサイクルにおける立ち上がりエッジに基づいて、第1分周信号及び第2分周信号における同一のサイクルにおける同一方向のエッジを生成することを指す。
また、第1分周器101及び第2分周器102は、周知の構成の分周器を用いることができる。例えば、図5に示すように一つのフリップフロップにより構成されてよく、また他の構成によって構成されていてもよい。
第1位相検出器103は、第1分周信号及び第2分周信号において対応する立ち上がりエッジ間の位相差を検出する。ここで、第1分周信号及び第2分周信号において対応する立ち上がりエッジとは、第1入力信号と第2入力信号において位相を比較するべき同一のサイクルの立ち上がりエッジの組み合わせに対応する、第1分周信号及び第2分周信号におけるそれぞれのエッジを指す。本例においては、第1分周信号及び第2分周信号における、同一サイクルの立ち上がりエッジを指す。
第2位相検出器104は、第1分周信号及び第2分周信号において対応する立ち下がりエッジ間の位相差を検出する。ここで、第1分周信号及び第2分周信号において対応する立ち下がりエッジとは、第1入力信号と第2入力信号において位相を比較するべき同一のサイクルの立ち下がりエッジの組み合わせに対応する、第1分周信号及び第2分周信号におけるそれぞれのエッジを指す。本例においては、第1分周信号及び第2分周信号における、同一サイクルの立ち下がりエッジを指す。また図5、11、13、16に示す位相差検出装置100において、位相検出器は、同一方向のエッジ同士を比較したが、例えば入力される分周信号のいずれかが反転されている場合、異なる方向の対応するエッジ同士を比較する。
第1位相検出器103及び第2位相検出器104は、周知の構成の位相検出器を用いることができる。例えば、図1及び図2において説明した位相検出器300と同様の構成であってよく、図7から図10において後述する構成であってもよい。また、第1位相検出器103及び第2位相検出器104は、検出した位相差に応じたパルス幅を有する位相差信号を出力する。論理和回路107は、第1位相検出器103が出力した位相差信号と、第2位相検出器が出力した位相差信号との論理和を、第1入力信号と第2入力信号との間の位相差を示す信号として出力する。
本例において論理和回路107は、第1論理和ゲート105及び第2論理和ゲート106を有し、第1入力信号の位相が第2入力信号の位相より進んでいる場合の位相差を示す信号と、第1入力信号の位相が第2入力信号の位相より遅れている場合の位相差を示す信号とを出力する。
第1位相検出器103は、第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、第2分周信号の立ち上がりエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、第2分周信号の立ち上がりエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力する。また第2位相検出器104も同様に、第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、第2分周信号の立ち下がりエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、第2分周信号の立ち下がりエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力する。
そして、第1論理和ゲート105は、第1位相検出器103が出力する第1位相差信号と、第2位相検出器104が出力する第1位相差信号との論理和を、第1入力信号の位相が第2入力信号の位相より進んでいる場合の位相差を示す信号として出力する。また第2論理和ゲート106は、第1位相検出器103が出力する第2位相差信号と、第2位相検出器104が出力する第2位相差信号との論理和を、第1入力信号の位相が第2入力信号の位相より遅れている場合の位相差を示す信号として出力する。
本例における位相差検出装置100によれば、それぞれの入力信号を分周してそれぞれの位相検出器に入力するため、位相検出器に入力される信号の周波数を低減することができる。このため、位相検出器の動作周波数を超える高周波の入力信号についても位相比較を行うことができる。また、位相検出器において生じるジッタ成分を低減することができる。
また、分周器は、位相検出器より簡易な構成であるため、高周波の信号を位相検出器に入力したときに位相検出器において生じるジッタ成分に比べ、高周波の信号を分周器に入力したときに分周器において生じるジッタ成分は小さくなる。このため、位相差検出装置100において生じるジッタ成分を小さくすることができる。
図7は、第1位相検出器103の構成の一例を示す図である。第1位相検出器103は、論理積回路(110、112)、及び反転バッファ(114、116、118)を有する。本例に示す構成の場合、論理積回路110は、第1分周信号と第2分周信号との位相差と、反転バッファ(114、116、118)における遅延量とに応じたパルス幅の位相差信号を出力し、論理積回路112は、反転バッファ(114、116、118)における遅延量に応じたパルス幅の位相差信号を出力する。これらの出力の差分から、第1分周信号と第2分周信号との位相差を算出することができる。
図8は、第2位相検出器104の構成の一例を示す図である。本例における第2位相検出器104は、図7において説明した第1位相検出器103の構成に加え、第1分周信号を反転させる反転バッファ120、及び第2分周信号を反転させる反転バッファ122を更に有する。このような構成により、それぞれの分周信号の立ち下がりエッジの位相差を検出する。
図9は、第2位相検出器104の構成の他の例を示す図である。本例における第2位相検出器104は、図2において説明した位相検出器300の構成に加え、第1分周信号を反転させる反転バッファ126、及び第2分周信号を反転させる反転バッファ128を更に有する。図9に示すように、第2位相検出器104は、位相周波数検出器であってよい。
この場合、第2位相検出器104は、前述したように、第1分周信号の位相が第2分周信号の位相より進んでいる場合の位相差信号と、第1分周信号の位相が第2分周信号の位相より遅れている場合の位相差信号とを出力する。また、第1位相検出器103も、同様に位相周波数検出器であってよい。例えば、第1位相検出器103は、図2において説明した位相検出器300と同一の構成を有してよい。
図10は、第2位相検出器104の構成の更なる他の例を示す図である。第2位相検出器104は、図10に示すように、周知の位相周波数検出器の入力端に反転バッファを更に設けたものであってよい。
図11は、位相差検出装置100の構成の他の例を示す図である。本例における位相差検出装置100は、第1分周器101、第2分周器102、第1位相検出器103、第2位相検出器104、及び論理和回路107を備える。
図12は、図11に示した位相差検出装置100の動作の一例を示すタイミングチャートである。第1分周器101は、図5に関連して説明した第1分周器101と同様に、第1入力信号を2分周した第1分周信号を生成する。また、第1分周器101は、第1分周信号を反転した第1反転分周信号を更に生成する。
第2分周器102は、図5に関連して説明した第2分周器102と同様に、第2入力信号を2分周した第2分周信号を、第1分周信号と対応して生成する。また、第2分周器102は、第2分周信号を反転した第2反転分周信号を更に生成する。
第1位相検出器103は、図5に関連して説明した第1位相検出器103と同様に、第1分周信号及び第2分周信号において対応する立ち上がりエッジ間の位相差を検出する。つまり、第1分周信号及び第2分周信号における、同一サイクルの立ち上がりエッジの位相差を検出する。そして、第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、第2分周信号の立ち上がりエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅の第1位相差信号を出力し、遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅の第2位相差信号を出力する。
第2位相検出器104は、第1反転分周信号及び第2反転分周信号において対応する立ち上がりエッジ間の位相差を検出する。つまり、第1反転分周信号及び第2反転分周信号における、同一サイクルの立ち上がりエッジの位相差を検出する。そして、第1反転分周信号の立ち上がりエッジの位相が、第2反転分周信号の立ち上がりエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅の第1位相差信号を出力し、遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅の第2位相差信号を出力する。
また、第1論理和ゲート105は、図5に関連して説明した第1論理和ゲート105と同様に、2つの第1位相差信号の論理和を、第1入力信号の位相が第2入力信号の位相より進んでいる場合の位相差を示す信号として出力する。また、第2論理和ゲート106は、図5に関連して説明した第2論理和ゲート106と同様に、2つの第2位相差信号の論理和を、第1入力信号の位相が第2入力信号の位相より遅れている場合の位相差を示す信号として出力する。
本例において説明した構成によっても、図5に関連して説明した位相差検出装置100と同様に、高周波の入力信号の位相差を低ジッタで検出することができる。また、図11に示すように、分周器としてフリップフロップを用い、フリップフロップの正出力と反転出力とを用いることにより、簡易な構成で位相差を精度よく検出することができる。
図13は、位相差検出装置100の構成の更なる他の例を示す図である。本例における位相差検出装置100は、第1分周器142、第2分周器144、N個(但しNは2以上の整数)の位相検出器(140−1〜140−N、以下140と総称する)、及び論理和回路107を備える。
図14は、図13に示した位相差検出装置100の動作の一例を示すタイミングチャートである。本例においては、4個の位相検出器140を備える位相差検出装置100の動作について説明する。また、図5に示した位相差検出装置100は、分周信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジの位相差を検出したが、本例における位相差検出装置100は、それぞれの分周信号の立ち上がりエッジの位相差のみを検出する。
第1分周器142は、第1入力信号のそれぞれのパルスを基準として第1入力信号をN分周したN個の第1分周信号(DDATA11〜DDATA1N、本例においては、DDATA11〜DDATA14)を生成する。例えば、第1入力信号のそれぞれのパルスを基準として第1入力信号を4分周した4個の第1分周信号を生成する場合、第1分周器142は、第4m+1(但しmは整数)サイクルのそれぞれの立ち上がりエッジを起点とするパルスを有する第1分周信号(DDATA11)、第4m+2サイクルのそれぞれの立ち上がりエッジを起点とするパルスを有する第1分周信号(DDATA12)、第4m+3サイクルのそれぞれの立ち上がりエッジを起点とするパルスを有する第1分周信号(DDATA13)、第4m+4サイクルのそれぞれの立ち上がりエッジを起点とするパルスを有する第1分周信号(DDATA14)を生成する。このとき、それぞれの第1分周信号のパルスの立ち下がりエッジは、任意のタイミングであってよい。
第2分周器144は、第1分周器142と同様に、第2入力信号のそれぞれのパルスを基準として第2入力信号をN分周したN個の第2分周信号(DDATA21〜DDATA2N、本例においては、DDATA21〜DDATA24)を、それぞれ対応する第1分周信号とエッジが対応するように生成する。ここで、N個の第2分周信号をN個の第1分周信号とエッジが対応するように生成するとは、例えば第1入力信号及び第2入力信号における同一のサイクルにおける立ち上がりエッジに基づいて、対応する第1分周信号及び第2分周信号における同一のサイクルにおける立ち上がりエッジを生成することを指す。
位相検出器140は、対応する第1分周信号及び第2分周信号のそれぞれの組み合わせに対応してN個設けられる。つまり、位相検出器140は、第1入力信号及び第2入力信号において対応するパルスを基準として生成された第1分周信号及び第2分周信号のそれぞれの組み合わせに対応して設けられる。そして、位相検出器140は、対応する第1分周信号の立ち上がりエッジと、第2分周信号の立ち上がりエッジとの位相差を検出する。それぞれの位相検出器140の構成及び動作は、図5に関連して説明した第1位相検出器103と同様である。
また、論理和回路107は、N個の位相検出器140が出力した位相差信号の論理和を、第1入力信号と第2入力信号との間の位相差を示す信号として出力する。論理和回路107の第1論理和ゲート105は、図5に関連して説明した第1論理和ゲート105と同様に、N個の第1位相差信号の論理和を、第1入力信号の位相が第2入力信号の位相より進んでいる場合の位相差を示す信号として出力する。また、第2論理和ゲート106は、図5に関連して説明した第2論理和ゲート106と同様に、Nの個の第2位相差信号の論理和を、第1入力信号の位相が第2入力信号の位相より遅れている場合の位相差を示す信号として出力する。
このような構成により、それぞれの位相検出器104に入力される信号の周波数を更に低減することができる。このため、より高周波の入力信号の位相比較を行うことができ、また位相検出器104において生じるジッタを更に低減することができる。
図15は、第1分周器142の構成の一例を示す図である。本例における第1分周器142は、第1入力信号を4分周した4個の第1分周信号を生成する。また、第2分周器144も、第1分周器142と同様の構成を有してよい。
第1分周器142は、フリップフロップ(146、148、152)、及び反転バッファ150を有する。フリップフロップ146は、図5に関連して説明した第1分周器101と同様に、第1入力信号を2分周した信号を出力する。フリップフロップ148は、フリップフロップ146が出力する信号を受け取り、当該信号を更に2分周した信号(DDATA11)と、DDATA11を反転した信号(DDATA12)とを出力する。
フリップフロップ152は、フリップフロップ146が出力する信号を反転バッファ150を介して受け取り、当該信号を更に2分周した信号(DDATA12)と、DDATA12を反転した信号(DDATA14)とを出力する。このような構成により、第1入力信号の異なる4つの立ち上がりエッジを基準とした、4個の第1分周信号を生成することができる。また、分周器の他の構成例としては、例えばカウンタ等を用いても、分周信号を生成することができる。
図16は、位相差検出装置100の構成の更なる他の例を示す図である。本例における位相差検出装置100は、第1分周器142、第2分周器144、N/2個(但しNは偶数)の第1位相検出器(103−1〜103−N/2、以下103と総称する)、N/2個の第2位相検出器(104−1〜104−N/2、以下104と総称する)、及び論理和回路107を備える。また、図14に示した位相差検出装置100は、分周信号の立ち上がりエッジの位相差のみを検出したが、本例における位相差検出装置100は、分周信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジの位相差を検出する。
図17は、図16に示した位相差検出装置100の動作の一例を示すタイミングチャートである。本例においては、それぞれ2個の第1位相検出器103及び第2位相検出器104を備える位相差検出装置100の動作について説明する。
第1分周器142は、第1入力信号をN分周したN/2個の第1分周信号(本例においては、DDATA11及びDDATA12)を、第1入力信号の全ての立ち上がりエッジが、N/2個の第1分周信号のいずれかの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジに対応するように生成する。例えば、第1分周器142は、第1入力信号の第4m+1サイクル(但しmは整数)の立ち上がりエッジのタイミングで立ち上がり、第1入力信号の第4m+3サイクルの立ち上がりエッジのタイミングで立ち下がる第1分周信号(DDATA11)と、第1入力信号の第4m+2サイクルの立ち上がりエッジのタイミングで立ち上がり、第1入力信号の第4m+4サイクルの立ち上がりエッジのタイミングで立ち下がる第1分周信号(DDATA12)を生成する。このような動作により、第1入力信号の全ての立ち上がりエッジを、分周信号のいずれかのエッジに対応させる。
第2分周器144は、第2入力信号をN分周したN/2個の第2分周信号を、それぞれ対応する第1分周信号とエッジが対応するように生成する。ここで、N/2個の第2分周信号をN/2個の第1分周信号と対応して生成するとは、例えば第1入力信号及び第2入力信号における同一のサイクルにおける立ち上がりエッジに基づいて、対応する第1分周信号及び第2分周信号における同一のサイクルにおける同一方向のエッジを生成することを指す。
それぞれの第1位相検出器103は、互いに対応する第1分周信号と第2分周信号の組み合わせに対応して設けられ、対応する第1分周信号の立ち上がりエッジと、第2分周信号の立ち上がりエッジとの位相差を検出する。それぞれの第1位相検出器103の構成及び動作は、図5に関連して説明した第1位相検出器103と同様である。例えば、第1位相検出器103−1は、DDATA11の立ち上がりエッジの位相と、DDATA12の立ち上がりエッジの位相とを比較し、位相が進んでいることを示す第1位相差信号、及び位相が遅れていることを示す第2位相差信号を生成する。
それぞれの第2位相検出器104は、互いに対応する第1分周信号と第2分周信号の組み合わせに対して設けられ、対応する第1分周信号の立ち下がりエッジと第2分周信号の立ち下がりエッジとの位相差を検出する。それぞれの第2位相検出器104の構成及び動作は、図5に関連して説明した第2位相検出器104と同様である。
また、論理和回路107は、N/2個の第1位相検出器103が出力した位相差信号、及びN/2個の第2位相検出器104が出力した位相差信号の論理和を出力する。論理和回路107の第1論理和ゲート105は、図5に関連して説明した第1論理和ゲート105と同様に、N/2個の第1位相差信号の論理和を、第1入力信号の位相が第2入力信号の位相より進んでいる場合の位相差を示す信号として出力する。また、第2論理和ゲート106は、図5に関連して説明した第2論理和ゲート106と同様に、N/2個の第2位相差信号の論理和を、第1入力信号の位相が第2入力信号の位相より遅れている場合の位相差を示す信号として出力する。
このような構成により、図13に関連して説明した位相差検出装置100と同様に、それぞれの位相検出器104に入力される信号の周波数を更に低減することができる。このため、より高周波の入力信号の位相比較を行うことができ、また位相検出器104において生じるジッタを更に低減することができる。
図18は、位相差検出装置100を用いたPLL回路200の構成の一例を示す図である。PLL回路200は、位相差検出装置100、チャージポンプ部151、電圧制御発振器162、及び分周器164を備える。
位相差検出装置100は、図5、11、13、16に示したいずれの位相差検出装置100の構成であってもよい。位相差検出装置100には、第1入力信号として、外部から基準クロックが入力され、第2入力信号として、電圧制御発振器162が出力する出力クロックを分周した信号が入力される。分周器164は、出力クロックを分周することにより、出力クロックと基準クロックの周期を略同一にして位相差検出装置100に供給する。
位相差検出装置100は、基準クロックと出力クロックとの位相差に応じた信号をチャージポンプ部151に供給する。チャージポンプ部151は、電流源(153、158)、トランジスタ(154、156)、及びコンデンサ160を有し、位相差検出装置100から与えられる信号に応じてコンデンサ160を充放電し、電圧制御発振器162に供給する制御電圧を調整する。
第1論理和ゲート105が出力する信号は、トランジスタ154のゲート端子に入力され、第1論理和ゲート105が出力する信号のパルス幅に応じて、電流源153で規定される電流でコンデンサ160を充電する。また、第2論理和ゲート106が出力する信号は、トランジスタ156のゲート端子に入力され、第2論理和ゲート106が出力する信号のパルス幅に応じて、電流源158で規定される電流でコンデンサ160を放電する。コンデンサ160の電圧は、制御電圧として電圧制御発振器162に供給される。
上述したように、位相差検出装置100は、高周波の入力信号の位相を比較することができ、また低ジッタで動作することができる。このため、PLL回路200は、高周波且つ低ジッタの出力クロックを生成することができる。また、DLL回路に位相差検出装置100を用いた場合も同様の効果が得られる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以上から明らかなように、本発明によれば、インターリーブにより内部回路の動作周波数を低くすることにより、回路内部で発生するジッタ成分を小さくすることができる。また、より高速の入力信号の位相を比較することができる。
従来の位相検出器300の構成の一例を示す図である。 従来の位相検出器300の構成の他の例を示す図である。 位相検出器300の入出力信号の一例を示す図である。 入力信号の周波数と、位相検出器300において生じるジッタ成分の振幅との関係を示す図である。 本発明の実施形態に係る位相差検出装置100の構成の一例を示す図である。 図5に示した位相差検出装置100の動作の一例を示すタイミングチャートである。 第1位相検出器103の構成の一例を示す図である。 第2位相検出器104の構成の一例を示す図である。 第2位相検出器104の構成の他の例を示す図である。 第2位相検出器104の構成の更なる他の例を示す図である。 位相差検出装置100の構成の他の例を示す図である。 図11に示した位相差検出装置100の動作の一例を示すタイミングチャートである。 位相差検出装置100の構成の更なる他の例を示す図である。 図13に示した位相差検出装置100の動作の一例を示すタイミングチャートである。 第1分周器142の構成の一例を示す図である。 位相差検出装置100の構成の更なる他の例を示す図である。 図16に示した位相差検出装置100の動作の一例を示すタイミングチャートである。 位相差検出装置100を用いたPLL回路200の構成の一例を示す図である。
符号の説明
100・・・位相差検出装置、101・・・第1分周器、102・・・第2分周器、103・・・第1位相検出器、104・・・第2位相検出器、105・・・第1論理和ゲート、106・・・第2論理和ゲート、107・・・論理和回路、110、112・・・論理積回路、114、116、118、120、122、126、128・・・反転バッファ、140・・・位相検出器、142・・・第1分周器、144・・・第2分周器、146、148、152・・・フリップフロップ、150・・・反転バッファ、154、156・・・トランジスタ、151・・・チャージポンプ部、153、158・・・電流源、160・・・コンデンサ、162・・・電圧制御発振器、164・・・分周器、200・・・PLL回路、300・・・位相検出器、310・・・第1フリップフロップ、320・・・第2フリップフロップ、330・・・論理積回路

Claims (20)

  1. 第1入力信号と第2入力信号との位相差を検出する位相差検出装置であって、
    前記第1入力信号を2分周した第1分周信号を、前記第1入力信号の全ての立ち上がりエッジが、前記第1分周信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのいずれかと対応するように生成する第1分周器と、
    前記第2入力信号を2分周した第2分周信号を、前記第1分周信号とエッジが対応するように生成する第2分周器と、
    前記第1分周信号における立ち上がりエッジと、前記第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジとの間の位相差を検出する第1位相検出器と、
    前記第1分周信号における立ち下がりエッジと、前記第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジとの間の位相差を検出する第2位相検出器と
    を備える位相差検出装置。
  2. 前記第1位相検出器及び前記第2位相検出器は、検出した位相差に応じたパルス幅を有する位相差信号を出力し、
    前記位相差検出装置は、前記第1位相検出器が出力した前記位相差信号と、前記第2位相検出器が出力した前記位相差信号との論理和を、前記第1入力信号と前記第2入力信号との間の位相差を示す信号として出力する論理和回路を更に備える
    請求項1に記載の位相差検出装置。
  3. 前記第1位相検出器は、前記第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、前記第2分周信号において対応するエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、前記第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、前記第2分周信号において対応するエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力し、
    前記第2位相検出器は、前記第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、前記第2分周信号において対応するエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する前記第1位相差信号を出力し、前記第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、前記第2分周信号において対応するエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する前記第2位相差信号を出力し、
    前記論理和回路は、
    前記第1位相検出器が出力する前記第1位相差信号と、前記第2位相検出器が出力する前記第1位相差信号との論理和を出力する第1論理和ゲートと、
    前記第1位相検出器が出力する前記第2位相差信号と、前記第2位相検出器が出力する前記第2位相差信号との論理和を出力する第2論理和ゲートと
    を有する請求項2に記載の位相差検出装置。
  4. 前記第1位相検出器及び前記第2位相検出器は、位相周波数検出器である請求項1に記載の位相差検出装置。
  5. 第1入力信号と第2入力信号との位相差を検出する位相差検出装置であって、
    前記第1入力信号を2分周した第1分周信号を、前記第1入力信号の全ての立ち上がりエッジが、前記第1分周信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジのいずれかと対応するように生成し、前記第1分周信号を反転した第1反転分周信号を更に生成する第1分周器と、
    前記第2入力信号を2分周した第2分周信号を、前記第1分周信号とエッジが対応するように生成し、前記第2分周信号を反転した第2反転分周信号を更に生成する第2分周器と、
    前記第1分周信号及び前記第2分周信号において対応する立ち上がりエッジ間の位相差を検出する第1位相検出器と、
    前記第1反転分周信号及び前記第2反転分周信号において対応する立ち上がりエッジ間の位相差を検出する第2位相検出器と
    を備える位相差検出装置。
  6. 前記第1位相検出器及び前記第2位相検出器は、検出した位相差に応じたパルス幅を有する位相差信号を出力し、
    前記位相差検出装置は、前記第1位相検出器が出力した前記位相差信号と、前記第2位相検出器が出力した前記位相差信号との論理和を、前記第1入力信号と前記第2入力信号との間の位相差を示す信号として出力する論理和回路を更に備える
    請求項5に記載の位相差検出装置。
  7. 前記第1位相検出器は、前記第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、前記第2分周信号の立ち上がりエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、前記第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、前記第2分周信号の立ち上がりエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力し、
    前記第2位相検出器は、前記第1反転分周信号の立ち上がりエッジの位相が、前記第2反転分周信号の立ち上がりエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する前記第1位相差信号を出力し、前記第1反転分周信号の立ち上がりエッジの位相が、前記第2反転分周信号の立ち上がりエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する前記第2位相差信号を出力し、
    前記論理和回路は、
    前記第1位相検出器が出力する前記第1位相差信号と、前記第2位相検出器が出力する前記第1位相差信号との論理和を出力する第1論理和ゲートと、
    前記第1位相検出器が出力する前記第2位相差信号と、前記第2位相検出器が出力する前記第2位相差信号との論理和を出力する第2論理和ゲートと
    を有する請求項6に記載の位相差検出装置。
  8. 前記第1位相検出器及び前記第2位相検出器は、位相周波数検出器である請求項5に記載の位相差検出装置。
  9. 第1入力信号と第2入力信号との位相差を検出する位相差検出装置であって、
    前記第1入力信号のそれぞれのパルスを基準として前記第1入力信号をN(但しNは2以上の整数)分周したN個の第1分周信号を、前記第1入力信号の全ての立ち上がりエッジが、N個の前記第1分周信号のいずれかの立ち上がりエッジと対応するように生成する第1分周器と、
    前記第2入力信号のそれぞれのパルスを基準として前記第2入力信号をN分周したN個の第2分周信号を、それぞれ対応する前記第1分周信号とエッジが対応するように生成して出力する第2分周器と、
    前記第1分周信号及び前記第2分周信号のそれぞれの組み合わせに対応して設けられ、対応する前記第1分周信号の立ち上がりエッジと、対応する前記第2分周信号において対応するエッジとの位相差を検出するN個の位相差検出器と
    を備える位相差検出装置。
  10. それぞれの前記位相検出器は、検出した位相差に応じたパルス幅を有する位相差信号を出力し、
    前記位相差検出装置は、前記N個の位相検出器が出力した前記位相差信号の論理和を、前記第1入力信号と前記第2入力信号との間の位相差を示す信号として出力する論理和回路を更に備える
    請求項9に記載の位相差検出装置。
  11. それぞれの前記位相検出器は、対応する前記第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、対応する前記第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、対応する前記第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、対応する前記第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力し、
    前記論理和回路は、
    前記N個の位相検出器が出力するN個の前記第1位相差信号の論理和を出力する第1論理和ゲートと、
    前記N個の位相検出器が出力するN個の前記第2位相差信号の論理和を出力する第2論理和ゲートと、
    を有する請求項10に記載の位相差検出装置。
  12. それぞれの前記位相検出器は、位相周波数検出器である請求項9に記載の位相差検出装置。
  13. 第1入力信号と第2入力信号との位相差を検出する位相差検出装置であって、
    前記第1入力信号をN(但しNは隅数)分周したN/2個の第1分周信号を、前記第1入力信号の全ての立ち上がりエッジが、前記N/2個の第1分周信号のいずれかの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジに対応するように生成する第1分周器と、
    前記第2入力信号をN分周したN/2個の第2分周信号を、それぞれ対応する前記第1分周信号とエッジが対応するように生成する第2分周器と、
    互いに対応する前記第1分周信号と前記第2分周信号の組み合わせに対して設けられ、対応する前記第1分周信号の立ち上がりエッジと、対応する前記第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジとの位相差を検出するN/2個の第1位相検出器と、
    互いに対応する前記第1分周信号と前記第2分周信号の組み合わせに対して設けられ、対応する前記第1分周信号の立ち下がりエッジと、対応する前記第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジとの位相差を検出するN/2個の第2位相差検出器と
    を備える位相差検出装置。
  14. それぞれの前記第1位相検出器及びそれぞれの前記第2位相検出器は、検出した位相差に応じたパルス幅を有する位相差信号を出力し、
    前記位相差検出装置は、前記N/2個の第1位相検出器が出力した前記位相差信号、及び前記N/2個の第2位相検出器が出力した前記位相差信号の論理和を出力する論理和回路を更に備える
    請求項13に記載の位相差検出装置。
  15. それぞれの前記第1位相検出器は、対応する前記第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、対応する前記第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、対応する前記第1分周信号の立ち上がりエッジの位相が、対応する前記第2分周信号において当該立ち上がりエッジと対応するエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力し、
    それぞれの前記第2位相検出器は、対応する前記第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、対応する前記第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する前記第1位相差信号を出力し、対応する前記第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、対応する前記第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する前記第2位相差信号を出力し、
    前記論理和回路は、
    前記N/2個の第1位相検出器が出力するN/2個の前記第1位相差信号、及び前記N/2個の第2位相検出器が出力するN/2個の前記第2位相差信号の論理和を出力する第1論理和ゲートと、
    前記N/2個の第1位相検出器が出力するN/2個の前記第2位相差信号、及び前記N/2個の第2位相検出器が出力するN/2個の前記第2位相差信号の論理和を出力する第2論理和ゲートと、
    を有する請求項14に記載の位相差検出装置。
  16. それぞれの前記第1位相検出器及びそれぞれの前記第2位相検出器は、位相周波数検出器である請求項13に記載の位相差検出装置。
  17. 第1入力信号と第2入力信号との位相差を検出する位相差検出装置であって、
    前記第1入力信号のそれぞれのパルスを基準として前記第1入力信号をN(但しNは2以上の整数)分周したN個の第1分周信号を、前記第1入力信号の全ての立ち上がりエッジが、N個の前記第1分周信号のいずれかの立ち下がりエッジと対応するように生成する第1分周器と、
    前記第2入力信号のそれぞれのパルスを基準として前記第2入力信号をN分周したN個の第2分周信号を、それぞれ対応する前記第1分周信号とエッジが対応するように生成して出力する第2分周器と、
    前記第1分周信号及び前記第2分周信号のそれぞれの組み合わせに対応して設けられ、対応する前記第1分周信号の立ち下がりエッジと、対応する前記第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジとの位相差を検出するN個の位相差検出器と
    を備える位相差検出装置。
  18. それぞれの前記位相検出器は、検出した位相差に応じたパルス幅を有する位相差信号を出力し、
    前記位相差検出装置は、前記N個の位相検出器が出力した前記位相差信号の論理和を、前記第1入力信号と前記第2入力信号との間の位相差を示す信号として出力する論理和回路を更に備える
    請求項17に記載の位相差検出装置。
  19. それぞれの前記位相検出器は、対応する前記第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、対応する前記第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジの位相より進んでいる場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第1位相差信号を出力し、対応する前記第1分周信号の立ち下がりエッジの位相が、対応する前記第2分周信号において当該立ち下がりエッジと対応するエッジの位相より遅れている場合に、当該位相差に応じたパルス幅を有する第2位相差信号を出力し、
    前記論理和回路は、
    前記N個の位相検出器が出力するN個の前記第1位相差信号の論理和を出力する第1論理和ゲートと、
    前記N個の位相検出器が出力するN個の前記第2位相差信号の論理和を出力する第2論理和ゲートと、
    を有する請求項18に記載の位相差検出装置。
  20. それぞれの前記位相検出器は、位相周波数検出器である請求項17に記載の位相差検出装置。
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