JP2006118733A - 空気調和機 - Google Patents

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Junji Hayashi
淳二 林
Hiroyuki Takeuchi
裕幸 武内
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】空気調和機の露付防止運転において、減圧装置を絞ることより室内機能力を低下させるため、冷凍能力を著しく低下させるとともに、室内熱交換器が凍結する可能性があった。
【解決手段】露付条件においては、室外ファン回転数(R)を減速させることによる凝縮温度上昇での能力低下を、蒸発温度上昇による冷媒循環量増加でカバーすることにより、著しい能力低下を起こさずに露付防止運転ができる空気調和機を提供するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、露付き防止制御装置を搭載した空気調和機に関する。
従来、空気調和機の露付き防止制御装置においては、膨張弁を絞ることによる室内熱交換器の能力低減により露付を防止しているものがあった。
例えば、特許文献1記載の発明に係る空気調和装置の運転制御装置では室内機の吸い込み湿度によって吐出冷媒温度の制御目標値を変化することにより能力を高く維持していた。
以下に、従来の空気調和機の露付き防止制御装置について説明する。
図11は従来の空気調和機の露付き防止制御装置である。4は圧縮機で、5は室外熱交換器で、7は電動膨張弁であり、1の室内熱交換器とを順次接続している。
17は、冷房運転時に室内熱交換器1における冷媒の蒸発温度を検出する蒸発温度検出手段であり、10は、冷房運転時に室外熱交換器5における冷媒の凝縮温度を検出する凝縮温度検出手段であり、蒸発温度検出手段17と凝縮温度検出手段10の出力を受け、そのときの最適な冷凍効果を与える吐出冷媒温度の最適温度を演算する演算手段18と、吐出冷媒温度を検出する吐出温度検出手段19と、吐出温度検出手段19の出力を受け、演算手段18で演算された最適温度を吐出冷媒温度の制御目標値として電動膨張弁7の開度を制御する開度制御手段20とを設けたものである。
21は変更手段であり、湿度検出手段22で検出される吸込空気の湿度が所定値よりも高くなると吐出冷媒温度の制御目標値が最適温度よりも一定値だけ高い値に変更されるので、吐出冷媒温度の制御目標値に適合する吸入冷媒温度も高くなり、それに応じて電動膨張弁7の開度が絞られて、吸入冷媒の過熱度が高くなるように制御される。
すなわち、室内熱交換器1の出口側の冷媒状態が乾き側に維持され、室内熱交換器1の能力が低減して露付が防止されていた。
特開平4−98049号公報
しかしながら、前記従来の構成では、膨張弁を絞ることにより室内熱交換器1の出口側の冷媒状態を乾き側に維持されるため、実際には室内熱交換器1の能力が著しく低下するとともに、室内熱交換器1を有効に活用できないことから蒸発温度が低下し、室内熱交換器1が凍結するという欠点があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、露付き条件における冷却性能を著しく低下させることなく露付きを防止させる空気調和機の制御装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の露付防止制御装置は、蒸発器と室内ファンとを有する室内機と凝縮器と室外ファンとを有する室外機とから構成された空気調和機に
おいて、露付条件検出手段と凝縮温度検出手段と室外ファン回転数制御手段と室外ファン回転数記憶装置とを有し、前記露付条件検出手段で露付条件が検出されない場合には、室外ファン回転数は目標の凝縮温度(Tc1)を目指して前記室外ファン回転数制御手段により増減回転する一方、前記露付条件検出手段で露付条件が検出された場合には、前記室外ファン回転数記憶装置により、現在の室外ファン回転数(R)を記憶し、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した回転数よりも所定の回転数(R1)を減速して蒸発温度を上昇させた後、前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)以下であることを監視させ、負荷変動により前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)を超えた場合には、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した現在の室外ファン回転数(R)へ戻り、前記目標の凝縮温度(Tc1)以下で再度前記室外ファン回転数を減速させ、また、前記目標凝縮温度よりも所定の温度だけ低い温度(Tc3)以下になった場合には、前記室外ファン回転数記憶装置の記憶する回転数(R)をリセットし、凝縮温度が限界温度(Tc4)を超えた場合には、室外ファンを最強回転させて、再度現在の室外ファン回転数(R)を記憶することを特徴としており、露付運転中は凝縮温度上昇による能力低下を蒸発温度上昇による冷媒循環量増加でカバーすることにより、著しい能力低下を起こさないことを目的とする。
本発明の空気調和機の露付き防止制御装置は、露付防止運転中に著しい能力低下を起こすことなく室内機での露付を防ぎ、また室内熱交換器を凍結させることなく快適な空間を提供することができる。
第1の発明は、蒸発器と室内ファンとを有する室内機と凝縮器と室外ファンとを有する室外機とから構成された空気調和機において、露付条件検出手段と凝縮温度検出手段と室外ファン回転数制御手段と室外ファン回転数記憶装置とを有し、前記露付条件検出手段で露付条件が検出されない場合には、室外ファン回転数は目標の凝縮温度(Tc1)を目指して前記室外ファン回転数制御手段により増減回転する一方、前記露付条件検出手段で露付条件が検出された場合には、前記室外ファン回転数記憶装置により、現在の室外ファン回転数(R)を記憶し、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した回転数よりも所定の回転数(R1)を減速して蒸発温度を上昇させた後、前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)以下であることを監視させ、負荷変動により前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)を超えた場合には、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した現在の室外ファン回転数(R)へ戻り、前記目標の凝縮温度(Tc1)以下で再度前記室外ファン回転数を減速させ、また、前記目標凝縮温度よりも所定の温度だけ低い温度(Tc3)以下になった場合には、前記室外ファン回転数記憶装置の記憶する回転数(R)をリセットし、凝縮温度が限界温度(Tc4)を超えた場合には、室外ファンを最強回転させて、再度現在の室外ファン回転数(R)を記憶することにより、露付防止運転中に著しい能力低下を起こすことなく室内機での露付を防ぎ、また室内熱交換器を凍結させることなく快適な空間を提供することができる。
第2の発明は、蒸発器と室内ファンとを有する室内機と凝縮器と室外ファンとを有する室外機とから構成された空気調和機において、露付条件検出手段と凝縮温度検出手段と室外ファン回転数制御手段と室外ファン回転数記憶装置と計時手段とを有し、前記露付条件検出手段で露付条件が検出されない場合には、室外ファン回転数は目標の凝縮温度(Tc1)を目指して室外ファン回転数制御手段により増減回転する一方、前記露付条件検出手段で露付条件が検出されてから、前記計時手段によって計時される時間(t)が所定の時間(t1)以上経過した場合には、前記室外ファン回転数記憶装置により、現在の室外ファン回転数(R)を記憶し、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した回転数よりも所定の回転数(R1)を減速して蒸発温度を上昇させた後、前記目標の凝縮温度(Tc1)よ
りも所定の温度だけ高い温度(Tc2)以下であることを監視させ、負荷変動により前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)を超えた場合には、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した現在の室外ファン回転数(R)へ戻り、前記目標の凝縮温度(Tc1)以下で再度前記室外ファン回転数を減速させ、また、前記目標凝縮温度よりも所定の温度だけ低い温度(Tc3)以下になった場合には、前記室外ファン回転数記憶装置の記憶する回転数をリセットし、凝縮温度が限界温度(Tc4)を超えた場合には、室外ファンを最強回転させて、再度現在の室外ファン回転数(R)を記憶することにより、露付防止運転中に著しい能力低下を起こすことなく室内機での露付を防ぎ、また室内熱交換器を凍結させることなく快適な空間を提供することができる。
第3の発明は、蒸発器と室内ファンとを有する室内機と凝縮器と室外ファンとを有する室外機とから構成された空気調和機において、室内湿度検出手段と凝縮温度検出手段と室外ファン回転数制御手段と室外ファン回転数記憶装置と計時手段とを有し、前記室内湿度検出手段で検出される室内湿度(h)が所定の湿度(h1)以下の場合には、室外ファン回転数は目標の凝縮温度(Tc1)を目指して室外ファン回転数制御手段により増減回転する一方、前記室内湿度検出手段で検出される室内湿度(h)が所定の湿度(h1)を超えてから、前記計時手段によって計時される時間(t)が所定の時間(t1)以上経過した場合には、前記室外ファン回転数記憶装置により、現在の室外ファン回転数(R)を記憶し、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した回転数よりも所定の回転数(R1)を減速して蒸発温度を上昇させた後、前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)以下であることを監視させ、負荷変動により前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)を超えた場合には、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した現在の室外ファン回転数(R)へ戻り、前記目標の凝縮温度(Tc1)以下で再度前記室外ファン回転数を減速させ、また、前記目標凝縮温度よりも所定の温度だけ低い温度(Tc3)以下になった場合には、前記室外ファン回転数記憶装置の記憶する回転数をリセットし、凝縮温度が限界温度(Tc4)を超えた場合には、室外ファンを最強回転させて、再度現在の室外ファン回転数(R)を記憶することにより、露付防止運転中に著しい能力低下を起こすことなく室内機での露付を防ぎ、また室内熱交換器を凍結させることなく快適な空間を提供することができる。
第4の発明は、蒸発器と室内ファンとを有する室内機と凝縮器と室外ファンとを有する室外機とから構成された空気調和機において、室内湿度検出手段と凝縮温度検出手段と室外ファン回転数制御手段と室外ファン回転数記憶装置と計時手段と室内温度検出手段とを有し、前記室内温度検出手段で検出される室内温度(Tin)が所定の温度(Tin)以下の場合、または前記室内湿度検出手段で検出される室内湿度(h)が所定の湿度(h1)以下の場合には、室外ファン回転数は目標の凝縮温度(Tc1)を目指して室外ファン回転数制御手段により増減回転する一方、前記室内温度検出手段で検出される室内温度(Tin)が所定の温度(Tin)を超え、且つ前記室内湿度検出手段で検出される室内湿度(h)が所定の湿度(h1)を超えてから、前記計時手段によって計時される時間(t)が所定の時間(t1)以上経過した場合には、前記室外ファン回転数記憶装置により、現在の室外ファン回転数(R)を記憶し、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した回転数よりも所定の回転数(R1)を減速して蒸発温度を上昇させた後、前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)以下であることを監視させ、負荷変動により前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)を超えた場合には、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した現在の室外ファン回転数(R)へ戻り、前記目標の凝縮温度(Tc1)以下で再度前記室外ファン回転数を減速させ、また、前記目標凝縮温度よりも所定の温度だけ低い温度(Tc3)以下になった場合には、前記室外ファン回転数記憶装置の記憶する回転数をリセットし、凝縮温度が限界温度(Tc4)を超えた場合には、室外ファンを最強回転させて、再度現在の室外ファン回転数(R)を記憶することにより、露付防止運転中に著しい能力低下を起こすことなく室内機での
露付を防ぎ、また室内熱交換器を凍結させることなく快適な空間を提供することができる。
第5の発明は、蒸発器と室内ファンとを有する室内機と凝縮器と室外ファンとを有する室外機とから構成された空気調和機において、室内湿度検出手段と凝縮温度検出手段と室外ファン回転数制御手段と室外ファン回転数記憶装置と計時手段と室内温度検出手段と室外温度検出手段とを有し、前記室外温度検出手段で検出される室外温度(Tout)が所定の温度(Tout)を超えた場合、または前記室内温度検出手段で検出される室内温度(Tin)が所定の温度(Tin)以下の場合、または前記室内湿度検出手段で検出される室内湿度(h)が所定の湿度(h1)以下の場合には、室外ファン回転数(R)は目標の凝縮温度(Tc1)を目指して室外ファン回転数制御手段により装置増減回転する一方、前記室外温度検出手段で検出される室外温度(Tout)が所定の温度(Tout)以下で、且つ前記室内温度検出手段で検出される室内温度(Tin)が所定の温度(Tin)を超え、且つ前記室内湿度検出手段で検出される室内湿度(h)が所定の湿度(h1)を超えてから、前記計時手段によって計時される時間(t)が所定の時間(t1)以上経過した場合には、前記室外ファン回転数記憶装置により、現在の室外ファン回転数(R)を記憶し、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した回転数よりも所定の回転数(R1)を減速して蒸発温度を上昇させた後、前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)以下であることを監視させ、負荷変動により前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)を超えた場合には、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した現在の室外ファン回転数(R)へ戻り、前記目標の凝縮温度(Tc1)以下で再度前記室外ファン回転数を減速させ、また、前記目標凝縮温度よりも所定の温度だけ低い温度(Tc3)以下になった場合には、前記室外ファン回転数記憶装置の記憶する回転数をリセットし、凝縮温度が限界温度(Tc4)を超えた場合には、室外ファンを最強回転させて、再度現在の室外ファン回転数(R)を記憶することにより、露付防止運転中に著しい能力低下を起こすことなく室内機での露付を防ぎ、また室内熱交換器を凍結させることなく快適な空間を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は第1の実施の形態における空気調和機の制御装置の一例であり、図2は第1の実施の形態における空気調和機の露付運転時のフローを示す。
図1において、蒸発器31と、室内ファン32とを有する室内機33は、圧縮機34と、凝縮器35と、室外ファン36と、減圧装置37とを有した室外機38と環状に接続されている。室内機33は露付条件検出手段39を、室外機38は凝縮温度検出手段40と室外ファン回転数制御手段41と室外ファン回転数記憶装置42とをそれぞれ有している。
以上のように構成された調和機の制御装置について、以下その動作を説明する。
圧縮機34から吐出した高圧ガス冷媒は凝縮器35で室外ファン36により熱交換されて液化し、減圧装置37で減圧された後に室内機33へ送られる。室内機33では蒸発器31で室内ファン32により熱交換されて低圧ガス化して再度圧縮機34へ戻る。このとき、室外ファン回転数制御手段41にて室外ファン回転数を増減して凝縮器35の温度を所定の温度へ保つため、常に快適な空調状態に保っている。負荷変動により室内機の湿度が上昇し露付条件になった場合には、露付防止運転に突入するが、詳細な動作については、図2の露付運転時のフローチャートを参照しながら説明する。
通常運転しているSTEP1からSTEP2で露付条件検出手段39が露付条件を検出すれば、STEP3で室外ファン回転数記憶装置42が現在の室外ファン回転数(R)を記憶し、STEP4で室外ファン回転数(R)よりも所定の回転数(R1)だけ減速し、STEP5で露付制御突入時の回転数以上にならないように突入時回転数復帰カウンタを設定する。STEP6で凝縮温度検出手段40により凝縮温度(Tc)を検出し、STEP7で凝縮温度(Tc)が目標の凝縮温度よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)を超えたかの判定(以下過負荷判定とする)を行い、過負荷と判断された場合は、STEP8にて、凝縮温度(Tc)が、限界温度(Tc4)を超えたかの判定(限界判定)を行い、限界温度を超えていた場合は、STEP9で、室外ファン回転数(R)を通常制御中の最大値に設定し、STEP3へ戻る。また、STEP8で凝縮温度(R)が限界温度以下であった場合は、STEP10にて突入時回転数復帰判定を行い、回転数が復帰していない場合は、STEP11にて室外ファン回転数を復帰させ回転数復帰カウンタを更新し、回転数がすでに復帰している場合は回転数変更せずそれぞれSTEP6へ戻る。
尚、STEP7過負荷判定されなかった場合は、STEP12へ進み、凝縮温度(Tc)が目標凝縮温度(Tc1)未満であるかを判断する。凝縮温度が目標凝縮温度以上の場合はSTEP6へ戻り、目標凝縮温度未満の場合は、STEP13にて、凝縮温度(Tc)が、軽負荷温度(Tc3)を未満であるかの判定(軽負荷判定)を行い、軽負荷と判定された場合は、STEP14にて室外ファン回転数記憶装置の記憶内容をクリアしSTEP3へ戻る。また、軽負荷判定されなかった場合においては、STEP15にて、突入時回転数復帰判定を行い、回転数がすでに突入時の回転数に復帰している場合は、STEP4へ戻り、復帰していない場合にはSTEP6へ戻る。以上のサイクルを繰り返すことにより、露付防止運転中に著しい能力低下を起こすことなく室内機での露付を防ぎ、また室内熱交換器を凍結させることなく快適な空間を提供できるとともに、負荷変動による過負荷状態においても対応可能な空気調和器を提供することができる。
(実施の形態2)
図3は第2の実施の形態における空気調和機の制御装置の一例であり、図4は第2の実施の形態における空気調和機の露付運転時のフローを示す。
なお、すでに実施の形態で説明したものについては、同一符号を記し、詳細な説明は省略することとする。
図3において、43は計時手段であり露付条件検出手段39が露付条件を検出したときにタイマを起動させ、所定の時間経過した時点で露付運転に突入するものであり、第1の実施の形態と比べて、できる限り通常運転を行い冷凍性能,除湿性能を確保するものである。
(実施の形態3)
図5は第3の実施の形態における空気調和機の制御装置の一例であり、図6は第3の実施の形態における空気調和機の露付運転時のフローを示す。なお、すでに実施の形態で説明したものについては、同一符号を記し、詳細な説明は省略することとする。
図5において、44は室内湿度検出手段であり室内湿度(h)が所定の湿度を超えた場合にタイマを起動させ、所定の時間経過した時点で露付運転に突入するものであり、突入後の動作については、第1の実施の形態と同一のものである。
(実施の形態4)
図7は第4の実施の形態における空気調和機の制御装置の一例であり、図8は第4の実施の形態における空気調和機の露付運転時のフローを示す。
なお、すでに実施の形態で説明したものについては、同一符号を記し、詳細な説明は省略することとする。
図7において、45室内温度検出手段であり、室内湿度(h)が所定の湿度を超え、且つ室内温度(Tin)が所定の温度を未満の場合にタイマを起動させ、所定の時間経過した時点で露付運転に突入するものであり、突入後の動作については、第1の実施の形態と同一のものである。
(実施の形態5)
図9は第5の実施の形態における空気調和機の制御装置の一例であり、図10は第2の実施の形態における空気調和機の露付運転時のフローを示す。
なお、すでに実施の形態で説明したものについては、同一符号を記し、詳細な説明は省略することとする。
図3において、46は外気温度検出手段であり室内湿度(h)が所定の湿度を超え、且つ室内温度(Tin)が所定の温度を超え、且つ外気温度が所定の温度以下の場合にタイマを起動させ、所定の時間経過した時点で露付運転に突入するものであり、突入後の動作については、第1の実施の形態と同一のものである。
本発明の空気調和機の制御装置は、露付き条件における冷却性能を著しく低下させることなく露付きを防止させる空気調和機の制御装置を提供することができるので、分離型の空気調和機だけでなく一体型の空気調和機にも適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態1における空気調和機の露付運転時のフローチャート 本発明の実施の形態2における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態2における空気調和機の露付運転時のフローチャート 本発明の実施の形態3における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態3における空気調和機の露付運転時のフローチャート 本発明の実施の形態4における空気調和機の構成図 本発明の実施の形態4における空気調和機の露付運転時のフローチャート 本発明の実施の形態5における電気端子の斜視図 本発明の実施の形態5における他の電気端子の斜視図 従来の空気調和機の構成図
符号の説明
1、31 室内熱交換器
32 室内ファン
33 導電線接続部
4、34 圧縮機
5、35 室外熱交換器
36 室外ファン
7、37 減圧装置
38 室外機
39 露付条件検出手段
10、40 凝縮温度検出手段
41 室外ファン回転数制御手段
42 室外ファン回転数記憶装置
43 計時手段
44 室内湿度検出手段
45 室内温度検出手段
46 外気温度検出手段
17 蒸発温度検出手段
18 演算手段
19 吐出温度検出手段
20 開度制御手段
21 変更手段
Tc 凝縮温度
Tc1 目標の凝縮温度
Tc2 目標の凝縮温度よりも所定の温度だけ高い温度
Tc3 目標の凝縮温度よりも所定の温度だけ低い温度
Tc4 限界温度
R 室外ファン回転数
R1 所定の回転数
t 計時される時間
t1 所定の時間
h 室内湿度
h1 所定の室内湿度
Tin 室内温度
Tin1 所定の室内湿度
Tout 室外温度
Tout1 所定の室外温度

Claims (5)

  1. 蒸発器と室内ファンとを有する室内機と凝縮器と室外ファンとを有する室外機とから構成された空気調和機において、露付条件検出手段と凝縮温度検出手段と室外ファン回転数制御手段と室外ファン回転数記憶装置とを有し、前記露付条件検出手段で露付条件が検出されない場合には、室外ファン回転数は目標の凝縮温度(Tc1)を目指して前記室外ファン回転数制御手段により増減回転する一方、前記露付条件検出手段で露付条件が検出された場合には、前記室外ファン回転数記憶装置により、現在の室外ファン回転数(R)を記憶し、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した回転数よりも所定の回転数(R1)を減速して蒸発温度を上昇させた後、前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)以下であることを監視させ、負荷変動により前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)を超えた場合には、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した現在の室外ファン回転数(R)へ戻り、前記目標の凝縮温度(Tc1)以下で再度前記室外ファン回転数(R)を減速させ、また、前記目標凝縮温度よりも所定の温度だけ低い温度(Tc3)以下になった場合には、前記室外ファン回転数記憶装置の記憶する回転数(R)をリセットし、凝縮温度が限界温度(Tc4)を超えた場合には、室外ファンを最強回転させて、再度現在の室外ファン回転数(R)を記憶することを特徴とした空気調和機。
  2. 蒸発器と室内ファンとを有する室内機と凝縮器と室外ファンとを有する室外機とから構成された空気調和機において、露付条件検出手段と凝縮温度検出手段と室外ファン回転数制御手段と室外ファン回転数記憶装置と計時手段とを有し、前記露付条件検出手段で露付条件が検出されない場合には、室外ファン回転数は目標の凝縮温度(Tc1)を目指して室外ファン回転数制御手段により増減回転する一方、前記露付条件検出手段で露付条件が検出されてから、前記計時手段によって計時される時間(t)が所定の時間(t1)以上経過した場合には、前記室外ファン回転数記憶装置により、現在の室外ファン回転数(R)を記憶し、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した回転数よりも所定の回転数(R1)を減速して蒸発温度を上昇させた後、前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)以下であることを監視させ、負荷変動により前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)を超えた場合には、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した現在の室外ファン回転数(R)へ戻り、前記目標の凝縮温度(Tc1)以下で再度前記室外ファン回転数を減速させ、また、前記目標凝縮温度よりも所定の温度だけ低い温度(Tc3)以下になった場合には、前記室外ファン回転数記憶装置の記憶する回転数(R)をリセットし、凝縮温度が限界温度(Tc4)を超えた場合には、室外ファンを最強回転させて、再度現在の室外ファン回転数(R)を記憶することを特徴とした空気調和機。
  3. 蒸発器と室内ファンとを有する室内機と凝縮器と室外ファンとを有する室外機とから構成された空気調和機において、室内湿度検出手段と凝縮温度検出手段と室外ファン回転数制御手段と室外ファン回転数記憶装置と計時手段とを有し、前記室内湿度検出手段で検出される室内湿度(h)が所定の湿度(h1)以下の場合には、室外ファン回転数は目標の凝縮温度(Tc1)を目指して室外ファン回転数制御手段により増減回転する一方、前記室内湿度検出手段で検出される室内湿度(h)が所定の湿度(h1)を超えてから、前記計時手段によって計時される時間(t)が所定の時間(t1)以上経過した場合には、前記室外ファン回転数記憶装置により、現在の室外ファン回転数(R)を記憶し、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した回転数よりも所定の回転数(R1)を減速して蒸発温度を上昇させた後、前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)以下であることを監視させ、負荷変動により前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)を超えた場合には、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した現在の室外ファン回転数(R)へ戻り、前記目標の凝縮温度(Tc1)以下で再度前記
    室外ファン回転数を減速させ、また、前記目標凝縮温度よりも所定の温度だけ低い温度(Tc3)以下になった場合には、前記室外ファン回転数記憶装置の記憶する回転数をリセットし、凝縮温度が限界温度(Tc4)を超えた場合には、室外ファンを最強回転させて、再度現在の室外ファン回転数(R)を記憶することを特徴とした空気調和機。
  4. 蒸発器と室内ファンとを有する室内機と凝縮器と室外ファンとを有する室外機とから構成された空気調和機において、室内湿度検出手段と凝縮温度検出手段と室外ファン回転数制御手段と室外ファン回転数記憶装置と計時手段と室内温度検出手段とを有し、前記室内温度検出手段で検出される室内温度(Tin)が所定の温度(Tin1)以下の場合、または前記室内湿度検出手段で検出される室内湿度(h)が所定の湿度(h1)以下の場合には、室外ファン回転数は目標の凝縮温度(Tc1)を目指して室外ファン回転数制御手段により増減回転する一方、前記室内温度検出手段で検出される室内温度(Tin)が所定の温度(Tin1)を超え、且つ前記室内湿度検出手段で検出される室内湿度(h)が所定の湿度(h1)を超えてから、前記計時手段によって計時される時間(t)が所定の時間(t1)以上経過した場合には、前記室外ファン回転数記憶装置により、現在の室外ファン回転数(R)を記憶し、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した回転数よりも所定の回転数(R1)を減速して蒸発温度を上昇させた後、前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)以下であることを監視させ、負荷変動により前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)を超えた場合には、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した現在の室外ファン回転数(R)へ戻り、前記目標の凝縮温度(Tc1)以下で再度前記室外ファン回転数を減速させ、また、前記目標凝縮温度よりも所定の温度だけ低い温度(Tc3)以下になった場合には、前記室外ファン回転数記憶装置の記憶する回転数をリセットし、凝縮温度が限界温度(Tc4)を超えた場合には、室外ファンを最強回転させて、再度現在の室外ファン回転数(R)を記憶することを特徴とした空気調和機。
  5. 蒸発器と室内ファンとを有する室内機と凝縮器と室外ファンとを有する室外機とから構成された空気調和機において、室内湿度検出手段と凝縮温度検出手段と室外ファン回転数制御手段と室外ファン回転数記憶装置と計時手段と室内温度検出手段と室外温度検出手段とを有し、前記室外温度検出手段で検出される室外温度(Tout)が所定の温度(Tout1)を超えている場合、または前記室内温度検出手段で検出される室内温度(Tin)が所定の温度(Tin1)未満の場合、または前記室内湿度検出手段で検出される室内湿度(h)が所定の湿度(h1)以下の場合には、室外ファン回転数は目標の凝縮温度(Tc1)を目指して室外ファン回転数制御手段により装置増減回転する一方、前記室外温度検出手段で検出される室外温度(Tout)が所定の温度(Tout1)以下で、且つ前記室内温度検出手段で検出される室内温度(Tin)が所定の温度(Tin1)を超え、且つ前記室内湿度検出手段で検出される室内湿度(h)が所定の湿度(h1)を超えてから、前記計時手段によって計時される時間(t)が所定の時間(t1)以上経過した場合には、前記室外ファン回転数記憶装置により、現在の室外ファン回転数(R)を記憶し、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した回転数よりも所定の回転数(R1)を減速して蒸発温度を上昇させた後、前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)以下であることを監視させ、負荷変動により前記目標の凝縮温度(Tc1)よりも所定の温度だけ高い温度(Tc2)を超えた場合には、前記室外ファン回転数記憶装置が記憶した現在の室外ファン回転数(R)へ戻り、前記目標の凝縮温度(Tc1)以下で再度前記室外ファン回転数を減速させ、また、前記目標凝縮温度よりも所定の温度だけ低い温度(Tc3)以下になった場合には、前記室外ファン回転数記憶装置の記憶する回転数をリセットし、凝縮温度が限界温度(Tc4)を超えた場合には、室外ファンを最強回転させて、再度現在の室外ファン回転数(R)を記憶することを特徴とした空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115111791A (zh) * 2022-06-24 2022-09-27 深圳市酷凌时代科技有限公司 冷水机、冷凝器的积灰检测方法、装置及可读存储介质

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