JP2006109877A - 歩行器 - Google Patents

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Tadashi Iura
忠 井浦
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洋 酒井
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【課題】手動操作可能かつ立ち上がりの際には自動的にブレーキが掛かるように構成されたブレーキ機構を備えた歩行器を提供すること。
【解決手段】前輪及び後輪を具備してなる車体フレーム上に手摺部と支持部を設け、側面視において車体フレームと手摺部間には後方に開口した凹部空間が形成されるよう構成するとともに、平面視において後方側から進入可能にコ字状に構成してなる歩行器において、ブレーキレバーの前方回動でブレーキがロックされ、後方回動でブレーキが解除されるよう構成するとともに、このブレーキレバーを前記凹部空間を貫くように配置してなるブレーキ機構を具備した。
【選択図】図2

Description

本発明は、歩行器におけるブレーキ機構に関するものである。
従来から病院などで、単独での歩行が困難な高齢者あるいは患者などがベッドを離れる際に使用する機器として歩行器がある。これには、各種ブレーキが設けられている。
このブレーキには、使用者が手動でブレーキを掛けられるものや立ち上がる際に体重を掛けることによってブレーキが掛かるよう構成されたものがる。
このブレーキを備えたものとして、歩行器の中段に具えた支え腕部の基端部側に支点軸を設けて、該支え腕部を下方に向けて揺動可能に備え、車輪に近接するフレームの下部に取付け軸を設けて、ブレーキレバーを上下動可能に取り付け、このブレーキレバーと上記支え腕部との間を連結する連結杆を介して、支え腕部に加わる荷重により生ずる該腕部の揺動を上記ブレーキレバーに伝達させ、該レバーに設けたブレーキ部を車輪に圧接させて歩行器にブレーキを掛けられるようにするとともに、非荷重時の支え腕部とブレーキレバーを非作動位置に回避させておく復帰ばねを設けてなる起立式歩行器がある(特許文献1参照)。
しかしながら、この歩行器で歩行している際にブレーキを掛けて、停止したい場合に、必ず、両側の支え腕部に体重を掛けておかなければブレーキが掛からず、立ち上がる際には便利であるが、歩行中のブレーキ操作には問題がある。
特開2000−279号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、手動操作可能かつ立ち上がりの際には自動的にブレーキが掛かるように構成されたブレーキ機構を備えた歩行器を提供することである。
請求項1の発明は、前輪及び後輪を具備してなる車体フレーム上に手摺部と支持部を設け、側面視において車体フレームと手摺部間には後方に開口した凹部空間が形成されるよう構成するとともに、平面視において後方側から進入可能にコ字状に構成してなる歩行器において、ブレーキレバーの前方回動でブレーキがロックされ、後方回動でブレーキが解除されるよう構成するとともに、このブレーキレバーを前記凹部空間を貫くように配置してなるブレーキ機構を具備したことを特徴とする。
請求項1の発明は、前輪及び後輪を具備した車体フレーム上に手摺部と支持部を設け、平面視においてコ字状に構成された歩行器としている。そのため、ベッドサイドなどから立ち上がる際には手摺部を持って立ち上がることができる。また、立ち上がった時には支持部で上体が支持できるので立ち上がりにも歩行時にも安定して使用できるように構成されている。
また、ブレーキレバーを前方回動させることによってブレーキが掛かり、ブレーキレバーを後方回動させることによってブレーキ解除されるよう構成するとともに車体フレームと手摺部間に形成される凹部空間を貫くようにブレーキレバーを配置してブレーキ機構が構成されている。そのため、この歩行器をベッドサイドに近づけるだけでマットレスあるいはベッドフレームがブレーキレバーを前方回動させ、自動的にブレーキを掛けることができる。そして、このブレーキが掛かった状態から、立ち上がる際には掴み易い高さに手摺部が位置するので立ち上がりも容易に行える。さらに、立ち上がった後、立位状態になったときには上体を支持する支持部が備えられているので、使用者の状態に合わせ非常に使いやすい歩行器とすることができた。
そして、歩行中停止する際にも、上記のように構成されたブレーキを操作できるように構成されており、安全に使用できるようになっている。
前輪及び後輪を具備してなる車体フレーム上に手摺部と支持部を設け、側面視において車体フレームと手摺部間には後方に開口した凹部空間が形成されるよう構成するとともに、平面視において後方側から進入可能にコ字状に構成してなる歩行器において、ブレーキレバーの前方回動でブレーキがロックされ、後方回動でブレーキが解除されるよう構成するとともに、このブレーキレバーを前記凹部空間を貫くように配置してなるブレーキ機構を具備させる。
本発明に係るブレーキ機構1を備えた歩行器2は、走行可能に車輪3,4が具備された車体フレーム5と、立ち上がり時の把持部となる手摺部6と、歩行時に上体を支持する支持部7とから主に構成されている。
以下、各部の構成を図面に基づいて詳述する。
まず、車体フレーム5について説明する。この車体フレーム5は、後方側が開放するように平面視において略々コ字状に構成されたメインパイプ8を備えている。このメインパイプ8の左右のそれぞれ中間部には支柱取付部材9,9が固着されている。この支柱取付部材9,9にはそれぞれ支柱10,10が立設状態で止着されている。また、後端部にはブラケット11,11が固着されており、このブラケット11,11に後輪3,3が回転自在に取り付けられている。さらに、前方部には旋回自在なキャスター型の前輪4,4が軸承されている。このようにして構成された車体フレーム5の支柱取付部材9,9後部にはブレーキ機構1の取付部となるブラケット12,12が固着されている。
次に、前記車体フレーム5上に取り付けられる手摺部6,6について説明する。この手摺部6は前記支柱10に外嵌する支持パイプ13に固着されており、後方側に突出するように設けられている。本実施例では、U字状の手摺パイプ14を固着して手摺部6としている。なお、前記支持パイプ13には複数の空孔部13a,13a,・・・が穿たれており、支柱10に設けた雌ねじ部10aとこの空孔部13aをあわせ、ネジ部材15により上下の摺動を拘束することによって、手摺部6の高さを調節できるように構成している。このように構成された左右一対の手摺部6,6は車体フレーム5の支柱10,10にそれぞれ取り付けられている。
次に、支持部7について説明する。
この支持部7は、前記手摺部6,6の上方に設けられ、後方側が開放するように略々コ字状に構成されている。まず、前記支持パイプ13,13に逆L字状の取付パイプ16,16が固着されている。この取付パイプ16,16の上部にはナット部材16a,16aがそれぞれ固着されている。そして、この取付パイプ16,16に挿通される支持パイプ18,18上端部に平面視においてL字状の把持パイプ19,19を取り付けている。この把持パイプ19,19上には上体を支持するためにクッション性の良いサポート部材20,20が止着されている。また、把持パイプ19,19の前部は使用者が把持して使用できるようにサポート部材20,20から前方に突出した状態となっている。なお、前記支持パイプ18,18には、それぞれ複数の空孔部18a,18a,・・・が穿たれており、前記ナット部材16a,16aに螺着したボルト部材17,17によって高さ調節自在となっている。
上記のように構成された歩行器2には、以下に説明するブレーキ機構1,1が具備されている。
このブレーキ機構1は、上記ブラケット12に軸着されたプレート21を備えている。このプレート21には、ブレーキレバー22が固着されるとともに、他方側には空孔部21aが穿たれている。また、このプレート21には係止軸21bが固着されており、プレート21固定部に取り付けたスプリング部材23の一端部を係止している。なお、このスプリング部材23の他端部はブラケット12に接しており、ブレーキレバー22を後方回動する方向に付勢している。また、24は規制軸であり、プレート21の回動規制を行うものである。
そして、プレート21の空孔部21aにはブレーキ軸25が枢支されており、ブラケット11に設けた空孔部11aを通るように取り付けられている。
さらに、前記手摺部6の手摺パイプ14には、ロック片26が固着されており、ブレーキレバー22をこのロック片26に掛止することによってブレーキを掛けた状態で保持可能に構成されている。
このように構成されたブレーキ機構1は、ブレーキレバー22が後方回動された状態では、ブレーキ軸25が前方に引き出された状態となり、ブレーキが解除された状態となっている。
逆に、ブレーキレバー22を前方に回動させるとプレート21も回動され、ブレーキ軸25が後方に押し出され、ブレーキ軸25端部が後輪3に接触しブレーキが掛かるように構成されたものとなっている。
なお、上記のブレーキ機構1は、左右両側にそれぞれ具備されている。
第5図は別のブレーキ機構1を示すものである。このブレーキ機構1はブラケット12内に回動自在に軸着されたプレート27を備えている。また、ブラケット11にはブレーキ片28が回動自在に軸承されている。そして、このプレート27とブレーキ片28を連動杆29で連結している。また、車体フレーム5のメインパイプ8上には筒体30が固着されており、この筒体30には作動プレート31が回動自在な状態となるよう取り付けられている。そして、この作動プレート31と前記プレート27とをピン32で軸承している。さらに、作動プレート31にはブレーキレバー22が固着されている。
このように構成されたブレーキ機構1は、ブレーキレバー22が後方回動された状態では、作動プレート31の下部が前方回動した状態となり、プレート27は時計回りの方向に回動している。このとき、連動杆29が後輪3側に押し出され、ブレーキ片28が後輪3から離間した状態となり、ブレーキ解除された状態となっている。
逆に、ブレーキレバー22を前方回動すると、作動プレート31の下部が後方回動した状態となり、プレート27は反時計回りの方向に回動され、作動プレート31とプレート27が死点越えした状態となっている。このとき、連動杆29が前方に引き出され、ブレーキ片28が後輪3に接触する状態となり、ブレーキが掛かるように構成されている。なお、前述したように作動プレート31とプレート27が死点越えした状態なので、ロック片26を設けなくてもブレーキを掛けた状態で保持することができる。
なお、上記のブレーキ機構1は、左右両側にそれぞれ具備されている。
上記のようにブレーキレバー22を後方回動させた状態でブレーキ解除され、ブレーキレバー22を前方回動した状態でブレーキが掛かるように構成されたブレーキ機構1とするとともに、車体フレーム5と手摺部6間に後方側に開口した凹部空間Sを設け、この空間S内を前記ブレーキレバー22が貫くように配することで次のような効果がある。
これは、ベッドサイドに使用者Uが端座位の姿勢を取り、この歩行器2を近づけるとブレーキレバー22がマットレスMの端部あるいはベッドフレームに接触して、自動的にブレーキが掛かった状態をつくりだせることである。したがって、ブレーキを掛けずに不用意に立ち上がって転倒してしまうといった危険性を無くすことができるものである。
また、本発明が具備された歩行器2には、端座位の姿勢時には立ち上がり介助できる手摺部6と、歩行時に上体を支持する支持部7が別個に設けられており、それぞれの姿勢で使用しやすい高さに構成されている。
このように、本発明の歩行器2は、前輪4及び後輪3を具備した車体フレーム5上に手摺部6と支持部7を設け、平面視においてコ字状に構成された歩行器2としている。そのため、ベッドサイドなどから立ち上がる際には手摺部6を持って立ち上がることができるようになっている。また、立ち上がった時には支持部7で上体が支持できるので立ち上がりにも歩行時にも安定して使用できるように構成されている。
また、ブレーキレバー22を前方回動させることによってブレーキが掛かり、ブレーキレバー22を後方回動させることによってブレーキ解除されるよう構成するとともに車体フレーム5と手摺部6間に形成される凹部空間Sを貫くようにブレーキレバー22を配置してブレーキ機構1が構成されている。そのため、この歩行器2をベッドサイドに近づけるだけでマットレスMあるいはベッドフレームがブレーキレバー22を前方回動させ、自動的にブレーキを掛けることができるようになっている。そして、このブレーキが掛かった状態から、立ち上がる際には掴み易い高さに手摺部6が位置するので立ち上がりも容易に行える。さらに、立ち上がった後、立位状態になったときには上体を支持する支持部7が備えられているので、使用者Uの状態に合わせ非常に使いやすい歩行器2とすることができた。
そして、歩行中停止する際にも、上記のように構成されたブレーキを操作できるように構成されており、安全に使用できるようになっている。
本発明に係るブレーキ機構を備えた歩行器の全体側面図 その全体正面図 その全体平面図 ブレーキ機構を示す要部側面図 (a)ブレーキを解除した状態を示す側面図 (b)ブレーキを掛けた状態を示す側面図 別のブレーキ機構を示す要部側面図 (a)ブレーキを解除した状態を示す側面図 (b)ブレーキを掛けた状態を示す側面図 使用状態説明図
符号の説明
1 ブレーキ機構
2 歩行器
3 後輪
4 前輪
5 車体フレーム

Claims (1)

  1. 前輪及び後輪を具備してなる車体フレーム上に手摺部と支持部を設け、側面視において車体フレームと手摺部間には後方に開口した凹部空間が形成されるよう構成するとともに、平面視において後方側から進入可能にコ字状に構成してなる歩行器において、ブレーキレバーの前方回動でブレーキがロックされ、後方回動でブレーキが解除されるよう構成するとともに、このブレーキレバーを前記凹部空間を貫くように配置してなるブレーキ機構を具備したことを特徴とする歩行器。
JP2004297191A 2004-10-12 2004-10-12 歩行器 Pending JP2006109877A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101307223B1 (ko) 2013-02-04 2013-09-16 이환희 체형에 따라 하중분산과 운동성 조작이 가능한 개인 맞춤형 보행보조기
JP2014231326A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 学校法人明星学苑 ロック付きキャスターならびに該キャスターを適用した歩行器及び椅子
US9221433B2 (en) 2010-10-18 2015-12-29 Thomas F. Dunlap Safety braking system for a hand-pushed rollator
JP2016007241A (ja) * 2014-06-20 2016-01-18 日本発條株式会社 歩行補助器
WO2017007135A1 (ko) * 2015-07-06 2017-01-12 이환희 하박거치대가 구비된 노약자용 보행보조기

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