JP2006109529A - 量子暗号通信システム及びそれに用いる量子暗号鍵配布方法、通信装置並びにそれに用いる暗号通信方法 - Google Patents
量子暗号通信システム及びそれに用いる量子暗号鍵配布方法、通信装置並びにそれに用いる暗号通信方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 基地局1と基地局2との間で量子暗号のプロトコルによって量子暗号の共有鍵K1を生成し、基地局2と基地局3との間で量子暗号の共有鍵K2を生成する。基地局2は量子暗号の共有鍵K2を使って量子暗号の共有鍵K1自体を暗号化し、バーナム暗号文201を基地局3へ送信する。基地局3では基地局2から送られてきたバーナム暗号文201を、量子暗号の共有鍵K2を使って復号化することで量子暗号の共有鍵K1を得る。
【選択図】 図1
Description
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成し、
前記第2の通信装置と前記第3の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2の共有鍵を生成するとともに、
前記第2の通信装置が前記第2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後に前記第3の通信装置へ送信し、
前記第3の通信装置がその暗号化された前記第1の共有鍵を前記第2の共有鍵を使って復号化し、
前記第1の通信装置が前記第3の通信装置に送信する平文または前記第3の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信している。
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成し、
前記第2の通信装置から前記第Nの通信装置の間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2から第N−1の共有鍵をそれぞれ生成するとともに、
前記第2の通信装置が前記第2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後に前記第3の通信装置へ送信し、
前記第3から第N−1の通信装置がそれぞれ前記第2から第N−2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵を復号化しかつその復号化した前記第1の共有鍵自体を前記第3から第N−1の共有鍵を使ってそれぞれ暗号化した後に前記第4から第Nの通信装置へ送信し、
前記第Nの通信装置が前記第N−1の通信装置で暗号化された前記第1の共有鍵を前記第N−1の共有鍵を使って復号化し、
前記第1の通信装置が前記第Nの通信装置に送信する平文または前記第Nの通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信している。
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1及び第2の共有鍵を生成し、
前記第2の通信装置と前記第3の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第3の共有鍵を生成し、
前記第2の通信装置と前記第4の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第4の共有鍵を生成するとともに、
前記第2の通信装置が前記第3の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後に前記第3の通信装置へ送信し、
前記第2の通信装置が前記第4の共有鍵を使って前記第2の共有鍵自体を暗号化した後に前記第4の通信装置へ送信し、
前記第3の通信装置が前記第2の通信装置で暗号化された前記第1の共有鍵を前記第3の共有鍵を使って復号化し、
前記第4の通信装置が前記第2の通信装置で暗号化された前記第2の共有鍵を前記第4の共有鍵を使って復号化し、
前記第1の通信装置が前記第3の通信装置に送信する平文または前記第3の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信し、
前記第1の通信装置が前記第4の通信装置に送信する平文または前記第4の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第2の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信している。
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成し、
前記第1の通信装置と前記第3の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2の共有鍵を生成し、
前記第2の通信装置とそれに隣り合う次段の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第3の共有鍵を生成し、
前記第3の通信装置とそれに隣り合う次段の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第4の共有鍵を生成するとともに、
前記第2の通信装置が前記第3の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後にそれに隣り合う次段の通信装置へ送信し、
前記第3の通信装置が前記第4の共有鍵を使って前記第2の共有鍵自体を暗号化した後にそれに隣り合う次段の通信装置へ送信し、
前記第2の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第2の通信装置で暗号化された前記第1の共有鍵を前記第3の共有鍵を使って復号化し、
前記第3の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第3の通信装置で暗号化された前記第2の共有鍵を前記第4の共有鍵を使って復号化し、
前記第1の通信装置が前記第2の通信装置の隣り合う次段の通信装置に送信する平文または前記第2の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信し、
前記第1の通信装置が前記第3の通信装置の隣り合う次段の通信装置に送信する平文または前記第3の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第2の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信している。
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置と前記第3の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置において前記第2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後に前記第3の通信装置へ送信する手順と、
前記第3の通信装置においてその暗号化された前記第1の共有鍵を前記第2の共有鍵を使って復号化する手順と、
前記第1の通信装置において前記第3の通信装置に送信する平文または前記第3の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信する手順とを備えている。
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置から前記第Nの通信装置の間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2から第N−1の共有鍵をそれぞれ生成する手順と、
前記第2の通信装置において前記第2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後に前記第3の通信装置へ送信する手順と、
前記第3から第N−1の通信装置において前記第2から第N−2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵を復号化しかつその復号化した前記第1の共有鍵自体を前記第3から第N−1の共有鍵を使ってそれぞれ暗号化した後に前記第4から第Nの通信装置へ送信する手順と、
前記第Nの通信装置において前記第N−1の通信装置で暗号化された前記第1の共有鍵を前記第N−1の共有鍵を使って復号化する手順と、
前記第1の通信装置が前記第Nの通信装置に送信する平文または前記第Nの通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信する手順とを備えている。
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1及び第2の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置と前記第3の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第3の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置と前記第4の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第4の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置において前記第3の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後に前記第3の通信装置へ送信する手順と、
前記第2の通信装置において前記第4の共有鍵を使って前記第2の共有鍵自体を暗号化した後に前記第4の通信装置へ送信する手順と、
前記第3の通信装置が前記第2の通信装置で暗号化された前記第1の共有鍵を前記第3の共有鍵を使って復号化する手順と、
前記第4の通信装置が前記第2の通信装置で暗号化された前記第2の共有鍵を前記第4の共有鍵を使って復号化する手順と、
前記第1の通信装置が前記第3の通信装置に送信する平文または前記第3の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信する手順と、
前記第1の通信装置が前記第4の通信装置に送信する平文または前記第4の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第2の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信する手順とを備えている。
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成する手順と、
前記第1の通信装置と前記第3の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置とそれに隣り合う次段の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第3の共有鍵を生成する手順と、
前記第3の通信装置とそれに隣り合う次段の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第4の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置が前記第3の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後にそれに隣り合う次段の通信装置へ送信する手順と、
前記第3の通信装置が前記第4の共有鍵を使って前記第2の共有鍵自体を暗号化した後にそれに隣り合う次段の通信装置へ送信する手順と、
前記第2の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第2の通信装置で暗号化された前記第1の共有鍵を前記第3の共有鍵を使って復号化する手順と、
前記第3の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第3の通信装置で暗号化された前記第2の共有鍵を前記第4の共有鍵を使って復号化する手順と、
前記第1の通信装置が前記第2の通信装置の隣り合う次段の通信装置に送信する平文または前記第2の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信する手順と、
前記第1の通信装置が前記第3の通信装置の隣り合う次段の通信装置に送信する平文または前記第3の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第2の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信する手順とを備えている。
第1の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成する手段と、
前記第1の通信装置が前記第1の共有鍵を使って暗号化して送信する、前記第1の通信装置と第2の通信装置との間で生成された第2の共有鍵を受信する手段と、
前記第1の共有鍵を使って前記第2の共有鍵を復号化する手段と、
前記第2の通信装置との間で前記第2の共有鍵を用いて平文を送受信する手段とを備えている。
第1の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成する手段と、
前記第1の通信装置と第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて生成された第2の共有鍵により前記第1の通信装置で暗号化されて前記第2の通信装置に中継された前記第1の共有鍵を用いて前記第2の通信装置との間で平文を送受信する手段とを備えている。
第1の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成する手段と、
第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2の共有鍵を生成する手段と、
前記第2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化して前記第2の通信装置へ送信する手段とを備えている。
前記通信装置が、
第1の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成するステップと、
前記第1の通信装置が前記第1の共有鍵を使って暗号化して送信しかつ前記第1の通信装置と第2の通信装置との間で生成された第2の共有鍵を受信するステップと、
前記第1の共有鍵を使って前記第2の共有鍵を復号化するステップと、
前記第2との間で前記第2の共有鍵を用いて平文を送受信するステップとを実行している。
前記通信装置が、
第1の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成するステップと、
前記第1の通信装置と第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて生成された第2の共有鍵により前記第1の通信装置で暗号化されて前記第2の通信装置に中継された前記第1の共有鍵を用いて、前記第2の通信装置との間で平文を送受信するステップとを実行している。
前記共有鍵の中継装置が、
前記第1の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成するステップと、
前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2の共有鍵を生成するステップと、
前記第2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化して前記第2の通信装置へ送信するステップとを実行している。
11,13〜17,
21〜28,31,
33〜37,41〜43 量子暗号通信器
12,32 データ送受信器
101,102,
104〜109 光ファイバ
103 通信路
Claims (14)
- 少なくとも、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とを有し、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成し、
前記第2の通信装置と前記第3の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2の共有鍵を生成するとともに、
前記第2の通信装置が前記第2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後に前記第3の通信装置へ送信し、
前記第3の通信装置がその暗号化された前記第1の共有鍵を前記第2の共有鍵を使って復号化し、
前記第1の通信装置が前記第3の通信装置に送信する平文または前記第3の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信することを特徴とする量子暗号通信システム。 - 少なくとも、第1の通信装置と、第2から第N−1(Nは3以上の正の整数)の通信装置と、第Nの通信装置とを有し、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成し、
前記第2の通信装置から前記第Nの通信装置の間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2から第N−1の共有鍵をそれぞれ生成するとともに、
前記第2の通信装置が前記第2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後に前記第3の通信装置へ送信し、
前記第3から第N−1の通信装置がそれぞれ前記第2から第N−2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵を復号化しかつその復号化した前記第1の共有鍵自体を前記第3から第N−1の共有鍵を使ってそれぞれ暗号化した後に前記第4から第Nの通信装置へ送信し、
前記第Nの通信装置が前記第N−1の通信装置で暗号化された前記第1の共有鍵を前記第N−1の共有鍵を使って復号化し、
前記第1の通信装置が前記第Nの通信装置に送信する平文または前記第Nの通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信すること特徴とする量子暗号通信システム。 - 少なくとも、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3及び第4の通信装置とを有し、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1及び第2の共有鍵を生成し、
前記第2の通信装置と前記第3の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第3の共有鍵を生成し、
前記第2の通信装置と前記第4の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第4の共有鍵を生成するとともに、
前記第2の通信装置が前記第3の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後に前記第3の通信装置へ送信し、
前記第2の通信装置が前記第4の共有鍵を使って前記第2の共有鍵自体を暗号化した後に前記第4の通信装置へ送信し、
前記第3の通信装置が前記第2の通信装置で暗号化された前記第1の共有鍵を前記第3の共有鍵を使って復号化し、
前記第4の通信装置が前記第2の通信装置で暗号化された前記第2の共有鍵を前記第4の共有鍵を使って復号化し、
前記第1の通信装置が前記第3の通信装置に送信する平文または前記第3の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信し、
前記第1の通信装置が前記第4の通信装置に送信する平文または前記第4の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第2の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信することを特徴とする量子暗号通信システム。 - 少なくとも、第1の通信装置と、第2及び第3の通信装置とを有し、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成し、
前記第1の通信装置と前記第3の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2の共有鍵を生成し、
前記第2の通信装置とそれに隣り合う次段の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第3の共有鍵を生成し、
前記第3の通信装置とそれに隣り合う次段の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第4の共有鍵を生成するとともに、
前記第2の通信装置が前記第3の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後にそれに隣り合う次段の通信装置へ送信し、
前記第3の通信装置が前記第4の共有鍵を使って前記第2の共有鍵自体を暗号化した後にそれに隣り合う次段の通信装置へ送信し、
前記第2の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第2の通信装置で暗号化された前記第1の共有鍵を前記第3の共有鍵を使って復号化し、
前記第3の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第3の通信装置で暗号化された前記第2の共有鍵を前記第4の共有鍵を使って復号化し、
前記第1の通信装置が前記第2の通信装置の隣り合う次段の通信装置に送信する平文または前記第2の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信し、
前記第1の通信装置が前記第3の通信装置の隣り合う次段の通信装置に送信する平文または前記第3の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第2の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信することを特徴とする量子暗号通信システム。 - 少なくとも、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3の通信装置とからなる量子暗号通信システムに用いる量子暗号鍵配布方法であって、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置と前記第3の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置において前記第2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後に前記第3の通信装置へ送信する手順と、
前記第3の通信装置においてその暗号化された前記第1の共有鍵を前記第2の共有鍵を使って復号化する手順と、
前記第1の通信装置において前記第3の通信装置に送信する平文または前記第3の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信する手順とを有することを特徴とする量子暗号鍵配布方法。 - 少なくとも、第1の通信装置と、第2から第N−1(Nは3以上の正の整数)の通信装置と、第Nの通信装置とからなる量子暗号通信システムに用いる量子暗号鍵配布方法であって、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置から前記第Nの通信装置の間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2から第N−1の共有鍵をそれぞれ生成する手順と、
前記第2の通信装置において前記第2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後に前記第3の通信装置へ送信する手順と、
前記第3から第N−1の通信装置において前記第2から第N−2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵を復号化しかつその復号化した前記第1の共有鍵自体を前記第3から第N−1の共有鍵を使ってそれぞれ暗号化した後に前記第4から第Nの通信装置へ送信する手順と、
前記第Nの通信装置において前記第N−1の通信装置で暗号化された前記第1の共有鍵を前記第N−1の共有鍵を使って復号化する手順と、
前記第1の通信装置が前記第Nの通信装置に送信する平文または前記第Nの通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信する手順とを有することを特徴とする量子暗号鍵配布方法。 - 少なくとも、第1の通信装置と、第2の通信装置と、第3及び第4の通信装置とからなる量子暗号通信システムに用いる量子暗号鍵配布方法であって、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1及び第2の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置と前記第3の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第3の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置と前記第4の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第4の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置において前記第3の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後に前記第3の通信装置へ送信する手順と、
前記第2の通信装置において前記第4の共有鍵を使って前記第2の共有鍵自体を暗号化した後に前記第4の通信装置へ送信する手順と、
前記第3の通信装置が前記第2の通信装置で暗号化された前記第1の共有鍵を前記第3の共有鍵を使って復号化する手順と、
前記第4の通信装置が前記第2の通信装置で暗号化された前記第2の共有鍵を前記第4の共有鍵を使って復号化する手順と、
前記第1の通信装置が前記第3の通信装置に送信する平文または前記第3の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信する手順と、
前記第1の通信装置が前記第4の通信装置に送信する平文または前記第4の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第2の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信する手順とを有することを特徴とする量子暗号鍵配布方法。 - 少なくとも、第1の通信装置と、第2及び第3の通信装置とからなる量子暗号通信システムに用いる量子暗号鍵配布方法であって、
前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成する手順と、
前記第1の通信装置と前記第3の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置とそれに隣り合う次段の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第3の共有鍵を生成する手順と、
前記第3の通信装置とそれに隣り合う次段の通信装置との間で前記量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第4の共有鍵を生成する手順と、
前記第2の通信装置が前記第3の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化した後にそれに隣り合う次段の通信装置へ送信する手順と、
前記第3の通信装置が前記第4の共有鍵を使って前記第2の共有鍵自体を暗号化した後にそれに隣り合う次段の通信装置へ送信する手順と、
前記第2の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第2の通信装置で暗号化された前記第1の共有鍵を前記第3の共有鍵を使って復号化する手順と、
前記第3の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第3の通信装置で暗号化された前記第2の共有鍵を前記第4の共有鍵を使って復号化する手順と、
前記第1の通信装置が前記第2の通信装置の隣り合う次段の通信装置に送信する平文または前記第2の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第1の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信する手順と、
前記第1の通信装置が前記第3の通信装置の隣り合う次段の通信装置に送信する平文または前記第3の通信装置の隣り合う次段の通信装置が前記第1の通信装置に送信する平文を前記第2の共有鍵を用いて共有鍵方式にて暗号化して送信する手順とを有することを特徴とする量子暗号鍵配布方法。 - 量子暗号通信を行う通信装置であって,
第1の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成する手段と、
前記第1の通信装置が前記第1の共有鍵を使って暗号化して送信する、前記第1の通信装置と第2の通信装置との間で生成された第2の共有鍵を受信する手段と、
前記第1の共有鍵を使って前記第2の共有鍵を復号化する手段と、
前記第2の通信装置との間で前記第2の共有鍵を用いて平文を送受信する手段とを有することを特徴とする通信装置。 - 量子暗号通信を行う通信装置であって、
第1の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成する手段と、
前記第1の通信装置と第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて生成された第2の共有鍵により前記第1の通信装置で暗号化されて前記第2の通信装置に中継された前記第1の共有鍵を用いて前記第2の通信装置との間で平文を送受信する手段とを有することを特徴とする通信装置。 - 第1の通信装置と第2の通信装置との間で暗号通信を行う際の共有鍵を、前記第1の通信装置と前記第2の通信装置との間で共有させるために前記共有鍵の中継を行う共有鍵の中継装置であって、
第1の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成する手段と、
第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2の共有鍵を生成する手段と、
前記第2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化して前記第2の通信装置へ送信する手段とを有することを特徴とする共有鍵の中継装置。 - 量子暗号通信を行う通信装置に用いる暗号通信方法であって、
前記通信装置が、
第1の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成するステップと、
前記第1の通信装置が前記第1の共有鍵を使って暗号化して送信しかつ前記第1の通信装置と第2の通信装置との間で生成された第2の共有鍵を受信するステップと、
前記第1の共有鍵を使って前記第2の共有鍵を復号化するステップと、
前記第2との間で前記第2の共有鍵を用いて平文を送受信するステップとを実行することを特徴とする暗号通信方法。 - 量子暗号通信を行う通信装置に用いる暗号通信方法であって、
前記通信装置が、
第1の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成するステップと、
前記第1の通信装置と第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて生成された第2の共有鍵により前記第1の通信装置で暗号化されて前記第2の通信装置に中継された前記第1の共有鍵を用いて、前記第2の通信装置との間で平文を送受信するステップとを実行することを特徴とする暗号通信方法。 - 第1の通信装置と第2の通信装置との間で暗号通信を行う際の共有鍵を、第1の通信装置と第2の通信装置との間で共有させるために中継する共有鍵の中継装置に用いる共有鍵の中継方法であって、
前記共有鍵の中継装置が、
前記第1の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第1の共有鍵を生成するステップと、
前記第2の通信装置との間で量子暗号のプロトコルによって微弱光を用いて第2の共有鍵を生成するステップと、
前記第2の共有鍵を使って前記第1の共有鍵自体を暗号化して前記第2の通信装置へ送信するステップとを実行することを特徴とする共有鍵の中継方法。
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