JP2006108485A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】暗電流および消費電力が増大するのを抑制しながら、電子の転送効率の低下を抑制することが可能な固体撮像装置を提供する。
【解決手段】この固体撮像装置は、n型シリコン基板8のn型不純物領域12の深さよりも大きく、かつ、n型不純物領域10の深さよりも小さい深さを有するn型中間不純物領域11を含む電荷蓄積領域を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、固体撮像装置に関し、特に、半導体基板に形成された不純物領域を含む固体撮像装置に関する。
従来、半導体基板に形成された不純物領域を含む固体撮像装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示された固体撮像装置では、半導体基板の表面から所定の深さの領域に電子を蓄積するポテンシャルの凹部を形成するためのn型不純物領域(電荷蓄積領域)を形成するとともに、そのn型不純物領域よりも深さの小さい領域に、n型不純物領域の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有するn型不純物領域を形成することによって、ポテンシャルの凹部の深さを増大させることにより電子の蓄積量を増大させている。すなわち、上記特許文献1では、電荷蓄積領域が、半導体基板の表面に形成されたn型不純物領域およびn型不純物領域の2つの不純物領域からなるとともに、半導体基板の表面側に不純物濃度の高いn型不純物領域が配置されている。この特許文献1に開示された固体撮像装置では、電子の転送時に半導体基板の表面近傍に存在するホールに電子が再結合することにより電子の転送効率が低下する場合がある。この場合には、n型不純物領域またはn型不純物領域の少なくともいずれか一方の不純物濃度を増加させれば、電子を蓄積するポテンシャルの凹部の位置を半導体基板の表面からより深い位置へ遠ざけることが可能であるので、電子の転送時に半導体基板の表面近傍に存在するホールに電子が再結合するのが抑制される。これにより、電子の転送効率の低下が抑制される。
特開2001−291859号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された固体撮像装置において、半導体基板の表面側(浅い側)に位置するn型不純物領域の不純物濃度を増加させる場合には、半導体基板の表面における不純物濃度が増加することに起因して半導体基板の表面のポテンシャルが増加するので、ゲート電圧によって半導体基板の表面に生じる電界が大きくなるという不都合がある。これにより、半導体基板の表面における電界により、より多くの熱励起した電子が引き出されるので、暗電流が増大するという問題点がある。また、上記特許文献1に開示された固体撮像装置において、半導体基板の表面とは反対側(深い側)に位置するn型不純物領域の不純物濃度を増加させる場合には、曲率が大きく、かつ、幅の広いポテンシャルの凹部が形成されるので、そのポテンシャルの凹部に蓄積される電子を転送するために大きなゲート電圧が必要になるという不都合がある。これにより、消費電力が増大するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、暗電流および消費電力が増大するのを抑制しながら、電子の転送効率の低下を抑制することが可能な固体撮像装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の一の局面における固体撮像装置は、半導体基板と、半導体基板の主表面から第1の深さを有する第1導電型の第1不純物領域と、第1不純物領域の第1の深さよりも大きい第2の深さを有するとともに、第1不純物領域の不純物濃度よりも低い不純物濃度を有する第1導電型の第2不純物領域と、半導体基板の第1不純物領域の第1の深さよりも大きく、かつ、第2不純物領域の第2の深さよりも小さい第3の深さを有する第1導電型の第3不純物領域とを含む電荷蓄積領域とを備えている。
この一の局面による固体撮像装置では、上記のように、半導体基板の第1不純物領域の第1の深さよりも大きく、かつ、第2不純物領域の第2の深さよりも小さい第3の深さを有する第1導電型の第3不純物領域を、電荷蓄積領域に設けることによって、第3不純物領域を設けない場合に比べて、電荷蓄積領域の第1導電型の不純物濃度を増加させることができるので、電子が蓄積されるポテンシャルの凹部を半導体基板の主表面からより深い位置へ遠ざけることができる。これにより、電子の転送時に半導体基板の主表面近傍に存在するホールに電子が再結合するのを抑制することができるので、電子の転送効率の低下を抑制することができる。また、半導体基板の第1不純物領域よりも深い領域に第3不純物領域を形成することにより電荷蓄積領域の第1導電型の不純物濃度を増加させることによって、半導体基板の主表面側(浅い側)に位置する第1不純物領域の不純物濃度を増加させることにより電荷蓄積領域の第1導電型の不純物濃度を増加させる場合に比べて、半導体基板の主表面における不純物濃度が増大するのを抑制することができる。これにより、第1不純物領域の不純物濃度を増加させる場合に比べて、半導体基板の主表面のポテンシャルが増大するのを抑制することができるので、ゲート電圧によって半導体基板の主表面に生じる電界が大きくなるのを抑制することができる。このため、半導体基板の主表面における電界により、熱励起した電子の引き出される量が増大するのを抑制することができるので、暗電流が増大するのを抑制することができる。また、半導体基板の第2不純物領域よりも浅い領域に第3不純物領域を形成することにより電荷蓄積領域の第1導電型の不純物濃度を増加させることによって、第3不純物領域よりも深さの大きい第2不純物領域の不純物濃度を増加させることにより電荷蓄積領域の第1導電型の不純物濃度を増加させる場合に比べて、電子が蓄積されるポテンシャルの凹部の曲率および幅が増大するのを抑制することができる。これにより、ポテンシャルの凹部に蓄積された電子を転送するのに必要なゲート電圧が増大するのを抑制することができるので、消費電力の増大を抑制することができる。
上記一の局面による固体撮像装置において、好ましくは、第3不純物領域は、第1不純物領域の不純物濃度よりも低く、かつ、第2不純物領域の不純物領域よりも高い不純物濃度を有する。このように構成すれば、第1不純物領域の深さよりも大きい深さを有する第3不純物領域が第1不純物領域の不純物濃度よりも低い不純物濃度を有するように構成することによって、容易に、半導体基板の主表面における不純物濃度が増大するのを抑制することができる。また、第2不純物領域の深さよりも小さい深さを有する第3不純物領域が第2不純物領域の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有するように構成することによって、容易に、電子が蓄積されるポテンシャルの凹部の曲率および幅が増大するのを抑制することができる。
上記一の局面による固体撮像装置において、好ましくは、第3不純物領域は、半導体基板の主表面において最大の不純物濃度を有する。このように構成すれば、第3不純物領域が半導体基板の主表面より深い位置において最大の不純物濃度を有する場合に比べて、電子が蓄積されるポテンシャルの凹部の曲率および幅が増大するのをより抑制することができる。
上記一の局面による固体撮像装置において、好ましくは、半導体基板に形成され、複数の画素を分離するための複数の第2導電型のチャネルストップ領域をさらに備え、第1導電型の第1不純物領域および第1導電型の第3不純物領域は、半導体基板の第2導電型のチャネルストップ領域以外の領域に形成されている。このように構成すれば、第1不純物領域および第3不純物領域を形成する際に、第1不純物領域および第3不純物領域の第1導電型の不純物が第2導電型のチャネルストップ領域に導入されるのを抑制することができる。これにより、第1導電型の不純物が第2導電型のチャネルストップ領域に導入されることに起因して、チャネルストップ領域を介して隣接する画素間のポテンシャル障壁の高さが小さくなるのを抑制することができるので、所定の画素からチャネルストップ領域を介して隣接する別の画素に電子が流出するのを抑制することができる。
上記一の局面による固体撮像装置において、好ましくは、第1導電型の第1不純物領域と、第2導電型のチャネルストップ領域との間の領域には、第1導電型の第3不純物領域が形成されている。このように構成すれば、第1導電型の第3不純物領域により、第2導電型のチャネルストップ領域から第1導電型の電荷蓄積領域に印加される電界を低減することができる。これにより、第2導電型のチャネルストップ領域からの電界に起因してチャネル幅が短くなる現象(狭チャネル効果)を抑制することができるので、電子の転送効率の低下をより抑制することができる。
上記一の局面による固体撮像装置において、好ましくは、第3不純物領域に含有される第1導電型の不純物の質量数は、第1不純物領域に含有される第1導電型の不純物の質量数よりも小さい。このように構成すれば、第3不純物領域に含有される第1導電型の不純物は、第1不純物領域に含有される第1導電型の不純物よりも熱拡散されやすくなるので、半導体基板の同じ領域に、第1不純物領域の含有する第1導電型の不純物と、第3不純物領域の含有する第1導電型の不純物とを導入した後、熱処理を行えば、容易に、半導体基板の第1不純物領域よりも深い領域に第3不純物領域を形成することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による固体撮像装置の全体構成を示した概略図である。図2は、図1に示した一実施形態による固体撮像装置の撮像部および蓄積部の構造を説明するための平面図である。図3は、図2に示した固体撮像装置の撮像部の50−50線に沿った断面図である。図4は、図2に示した固体撮像装置の撮像部の100−100線に沿った断面図である。図1〜図4を参照して、本実施形態では、フレームトランスファ型の固体撮像装置に本発明を適用した例について説明する。
本実施形態によるフレームトランスファ型の固体撮像装置は、図1に示すように、撮像部1と、蓄積部2と、水平転送部3と、出力部4とを備えている。撮像部1は、光の入射により光電変換を行うために設けられている。また、撮像部1は、図2に示すように、光電変換機能を有する複数の画素5がマトリクス状に配置された構成を有する。また、撮像部1は、生成した電子(電荷)を蓄積するとともに、蓄積部2に転送する機能を有する。蓄積部2は、撮像部1から転送された電子を蓄積するとともに、水平転送部3(図1参照)に転送する機能を有する。水平転送部3は、蓄積部2から転送された電子を順次出力部4に転送する機能を有する。出力部4は、水平転送部3から転送された電子を電気信号として出力する機能を有する。
また、撮像部1および蓄積部2では、図2に示すように、約0.4μmの幅を有する複数のゲート電極6が約0.6μmの間隔を隔てて設けられている。また、1つの画素5内に、それぞれ、3本のゲート電極6が設けられている。また、撮像部1の3本のゲート電極6には、それぞれ、電子を転送するための3相のクロック信号CLK1〜CLK3が入力されるとともに、蓄積部2の3本のゲート電極6には、それぞれ、電子を転送するための3相のクロック信号CLK4〜CLK6が入力される。撮像部1では、この3相のクロック信号CLK1〜CLK3により、同一の画素5内の3本のゲート電極6が1回ずつオン状態にされることによって、同一の画素5内の所定のゲート電極6下の領域に蓄積した電子を、同一の画素5内の所定のゲート電極6以外のゲート電極6下の領域に順次転送するように構成されている。また、電子の転送方向と直交する方向に沿って配置された隣接する2つの画素5間には、p型チャネルストップ領域7が電子の転送方向に沿って延びるように設けられている。
また、撮像部1では、図3および図4に示すように、n型シリコン基板8の表面から約2μm〜約4μmの深さを有するとともに、約1015cm−3の不純物濃度を有するp型不純物領域9が形成されている。なお、n型シリコン基板8は、本発明の「半導体基板」の一例である。また、n型シリコン基板8の表面から約0.5μm〜約1.0μmの深さを有するとともに、約5×1015cm−3〜約5×1016cm−3の不純物濃度(ピーク濃度)を有するn型不純物領域10が形成されている。なお、このn型不純物領域10は、本発明の「第2不純物領域」の一例である。また、n型不純物領域10の表面上には、図4に示すように、所定の間隔を隔てて、複数のp型チャネルストップ領域7が形成されている。
ここで、本実施形態では、隣接する2つのp型チャネルストップ領域7間のn型シリコン基板8の表面から約0.3μm〜約0.5μmの深さを有するとともに、約1016cm−3〜約1017cm−3の不純物濃度(ピーク濃度)を有するn型中間不純物領域11が形成されている。また、隣接する2つのp型チャネルストップ領域7間のn型シリコン基板8の表面から約0.1μm〜約0.3μmの深さを有するとともに、約1017cm−3〜約1018cm−3の不純物濃度(ピーク濃度)を有するn型不純物領域12が形成されている。
すなわち、本実施形態では、n型不純物領域12よりも深く、かつ、n型不純物領域10よりも浅い領域に、n型不純物領域12の不純物濃度(約1017cm−3〜約1018cm−3)よりも低く、かつ、n型不純物領域10の不純物濃度(約5×1015cm−3〜約5×1016cm−3)よりも高い不純物濃度(約1016cm−3〜約1017cm−3)を有するn型中間不純物領域11が形成されている。また、本実施形態では、n型不純物領域10と、n型中間不純物領域11と、n型不純物領域12とによって、n型の電荷蓄積領域が形成されている。なお、n型中間不純物領域11は、本発明の「第3不純物領域」の一例であり、n型不純物領域12は、本発明の「第1不純物領域」の一例である。
また、本実施形態では、n型不純物領域12は、n型不純物としてAs(ヒ素)を含有しているとともに、n型不純物領域10およびn型中間不純物領域11は、n型不純物として、As(ヒ素)よりも小さい質量数を有するP(リン)を含有している。また、n型中間不純物領域11は、n型シリコン基板8の表面において最大の不純物濃度を有するように構成されている。また、n型中間不純物領域11は、n型不純物領域12を覆うように形成されているとともに、p型チャネルストップ領域7の側面に接触するように形成されている。これにより、n型不純物領域12とp型チャネルストップ領域7との間の領域には、n型中間不純物領域11が形成されている。また、n型シリコン基板8、p型不純物領域9、n型不純物領域10、n型中間不純物領域11およびn型不純物領域12によって、電子が蓄積されるポテンシャルの凹部から溢れ出た電子がn型シリコン基板8側に抜かれる縦型オーバーフロードレイン構造が形成されている。また、n型シリコン基板8のp型チャネルストップ領域7と、n型中間不純物領域11と、n型不純物領域12との上には、SiOからなるゲート絶縁膜13が形成されている。また、ゲート絶縁膜13上には、上記した複数のゲート電極6が形成されている。また、蓄積部2(図2参照)は、上記した撮像部1と同様の構造を有している。
本実施形態では、上記のように、n型不純物領域12の深さよりも大きく、かつ、n型不純物領域10の深さよりも小さい深さを有するとともに、n型不純物領域12の不純物濃度よりも低く、かつ、n型不純物領域10の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有するn型中間不純物領域11を、撮像部1および蓄積部2の電荷蓄積領域に設けることによって、n型中間不純物領域11を設けない場合に比べて、電荷蓄積領域のn型の不純物濃度を増加させることができるので、電子が蓄積されるポテンシャルの凹部をn型シリコン基板8の表面からより深い位置へ遠ざけることができる。これにより、電子の転送時にn型シリコン基板8の表面近傍に存在するホールに電子が再結合するのを抑制することができるので、電子の転送効率の低下を抑制することができる。
また、本実施形態では、n型シリコン基板8のn型不純物領域12よりも深い領域にn型不純物領域12の不純物濃度よりも低い不純物濃度を有するn型中間不純物領域11を形成することにより電荷蓄積領域のn型の不純物濃度を増加させることによって、n型シリコン基板8の表面側(浅い側)に位置するn型不純物領域12の不純物濃度を増加させることにより電荷蓄積領域のn型の不純物濃度を増加させる場合に比べて、n型シリコン基板8の表面における不純物濃度が増大するのを抑制することができる。これにより、n型不純物領域12の不純物濃度を増加させる場合に比べて、n型シリコン基板8の表面のポテンシャルが増大するのを抑制することができるので、ゲート電圧によってn型シリコン基板8の表面に生じる電界が大きくなるのを抑制することができる。このため、n型シリコン基板8の表面における電界により、熱励起した電子の引き出される量が増大するのを抑制することができるので、暗電流が増大するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、n型シリコン基板8のn型不純物領域10よりも浅い領域にn型不純物領域10の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有するn型中間不純物領域11を形成することにより電荷蓄積領域のn型の不純物濃度を増加させることによって、n型中間不純物領域11よりも深さの大きいn型不純物領域10の不純物濃度を増加させることにより電荷蓄積領域のn型の不純物濃度を増加させる場合に比べて、電子が蓄積されるポテンシャルの凹部の曲率および幅が増大するのを抑制することができる。これにより、ポテンシャルの凹部に蓄積された電子を転送するのに必要なゲート電圧が増大するのを抑制することができるので、消費電力の増大を抑制することができる。
また、本実施形態では、n型不純物領域12とp型チャネルストップ領域7との間の領域にn型中間不純物領域11を形成することによって、p型チャネルストップ領域7からn型の電荷蓄積領域に印加される電界を低減することができる。これにより、p型チャネルストップ領域7からの電界に起因してチャネル幅が短くなる現象(狭チャネル効果)を抑制することができるので、電子の転送効率の低下をより抑制することができる。
図5〜図9は、本発明の一実施形態による固体撮像装置の製造プロセスを説明するための断面図である。次に、図3〜図9を参照して、本発明の一実施形態によるフレームトランスファ型の固体撮像装置の製造プロセスについて説明する。
まず、図5に示すように、n型シリコン基板8に、注入エネルギ:約60keV〜約2000keV、ドーズ量:約1×1011cm−2〜約1×1012cm−2の条件下で、B(ボロン)をイオン注入する。この後、約800℃〜約1200℃で約1時間〜約10時間の熱処理を行うことにより、B(ボロン)を熱拡散させるとともに電気的に活性化させる。これにより、n型シリコン基板8の表面から約2μm〜約4μmの深さを有するとともに、約1015cm−3の不純物濃度を有するp型不純物領域9が形成される。
次に、図6に示すように、n型シリコン基板8に、注入エネルギ:約100keV〜約200keV、ドーズ量:約1×1011cm−2〜約1×1012cm−2の条件下で、P(リン)をイオン注入する。この後、約800℃〜約1200℃で約10分間〜約5時間の熱処理を行うことにより、P(リン)を熱拡散させるとともに電気的に活性化させる。これにより、n型シリコン基板8の表面から約0.5μm〜約1.0μmの深さを有するとともに、約5×1015cm−3〜約5×1016cm−3の不純物濃度を有するn型不純物領域10が形成される。次に、図7に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、p型チャネルストップ領域7が形成される領域以外の領域を覆うように、レジスト膜14を形成する。このレジスト膜14をマスクとして、n型シリコン基板8に、B(ボロン)をイオン注入する。これにより、n型不純物領域10の所定領域に複数のp型チャネルストップ領域7が所定の間隔を隔てて形成される。この後、レジスト膜14を除去する。
次に、本実施形態では、図8に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、n型不純物領域12が形成される領域以外の領域を覆うように、レジスト膜15を形成する。そして、このレジスト膜15をマスクとして、n型シリコン基板8に、注入エネルギ:約40keV〜約100keV、ドーズ量:約1×1012cm−2〜約1×1013cm−2の条件下で、As(ヒ素)をイオン注入する。次に、図9に示すように、図8の工程と同じレジスト膜15をマスクとして、n型シリコン基板8に、注入エネルギ:約40keV〜約100keV、ドーズ量:約1×1011cm−2〜約1×1012cm−2の条件下で、P(リン)をイオン注入する。この後、約800℃〜約1200℃で約10分間〜約5時間の熱処理を行うことにより、注入したAs(ヒ素)およびP(リン)を熱拡散させるとともに電気的に活性化させる。これにより、隣接する2つのp型チャネルストップ領域7間のn型シリコン基板8の表面から約0.1μm〜約0.3μmの深さを有するとともに、約1017cm−3〜約1018cm−3の不純物濃度(ピーク濃度)を有するn型不純物領域12が形成される。また、隣接する2つのp型チャネルストップ領域7間のn型シリコン基板8の表面から約0.3μm〜約0.5μmの深さを有するとともに、約1016cm−3〜約1017cm−3の不純物濃度(ピーク濃度)を有するn型中間不純物領域11が形成される。なお、上記の熱処理の際、As(ヒ素)よりも小さい質量数を有するP(リン)は、熱拡散されやすいので、As(ヒ素)よりも深く、かつ、広い領域に熱拡散される。これにより、n型中間不純物領域11は、n型不純物領域12を覆うように形成されるとともに、p型チャネルストップ領域7の側面に接触するように形成される。このため、n型不純物領域12とp型チャネルストップ領域7との間の領域には、n型中間不純物領域11が形成される。また、この熱処理の際、n型中間不純物領域11のP(リン)は、n型シリコン基板8の表面に集まるので、n型中間不純物領域11のP(リン)の濃度は、n型シリコン基板8の表面において最大となる。
最後に、図3に示したように、CVD法を用いて、全面を覆うように、SiOからなるゲート絶縁膜13を形成した後、ゲート絶縁膜13上に約0.4μmの幅を有する複数のゲート電極6を約0.6μmの間隔を隔てて形成する。上記のようにして、図3および図4に示した本実施形態によるフレームトランスファ型の固体撮像装置が形成される。
本実施形態では、上記のように、n型不純物領域12およびn型中間不純物領域11をn型シリコン基板8のp型チャネルストップ領域7以外の領域に形成することによって、n型不純物領域12のn型不純物であるAs(ヒ素)と、n型中間不純物領域11のn型不純物であるP(リン)とをイオン注入する際に、レジスト膜15によりAs(ヒ素)およびP(リン)がp型チャネルストップ領域7にイオン注入されるのを抑制することができる。これにより、As(ヒ素)およびP(リン)がp型チャネルストップ領域7にイオン注入されることに起因して、p型チャネルストップ領域7を介して隣接する画素5間のポテンシャル障壁の高さが小さくなるのを抑制することができるので、所定の画素5からp型チャネルストップ領域7を介して隣接する別の画素5に電子が流出するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、n型中間不純物領域11を形成するためにP(リン)をイオン注入する際に、n型不純物領域12のAs(ヒ素)をイオン注入する工程と同じレジスト膜15をマスクとして、イオン注入を行うことによって、n型中間不純物領域11を形成するためのレジスト膜を別途形成する必要がないので、製造プロセスが複雑化するのを抑制することができる。
(実施例)
次に、上記実施形態による効果を確認するために行った比較シミュレーション(実施例および比較例)について説明する。具体的には、n型シリコン基板のn型不純物領域の深さよりも大きく、かつ、n型不純物領域の深さよりも小さい深さを有するとともに、n型不純物領域の不純物濃度よりも低く、かつ、n型不純物領域の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有するn型中間不純物領域を形成することによる効果を確認するために行った比較シミュレーションについて説明する。
まず、上記実施形態と同様にして、実施例によるフレームトランスファ型の固体撮像装置を作製する場合のシミュレーションを行った。すなわち、実施例では、図3および図4に示した上記実施形態によるフレームトランスファ型の固体撮像装置と同様の構造を有するフレームトランスファ型の固体撮像装置を作製する場合のシミュレーションを行った。なお、この実施例によるシミュレーションでは、n型不純物領域のAs(ヒ素)を注入エネルギ:60keV、ドーズ量:2.2×1012cm−2の条件下でイオン注入するものとして設定した。また、n型中間不純物領域のP(リン)を注入エネルギ:80keV、ドーズ量:3×1011cm−2の条件下でイオン注入するものとして設定した。また、n型不純物領域のP(リン)を注入エネルギ:150keV、ドーズ量:5×1011cm−2の条件下でイオン注入するものとして設定した。次に、n型中間不純物領域を形成しないこと以外は上記実施例と同様にして、比較例によるフレームトランスファ型の固体撮像装置を作製する場合のシミュレーションを行った。すなわち、比較例では、隣接する2つのp型チャネルストップ領域間のn型不純物領域よりも浅い領域に、n型不純物領域のみが形成された構造を有するフレームトランスファ型の固体撮像装置を作製する場合のシミュレーションを行った。
そして、実施例および比較例による固体撮像装置のn型シリコン基板の表面からの深さに対するポテンシャルの変化をシミュレーションにより計算した。その結果が図10に示されている。また、実施例および比較例による固体撮像装置のn型シリコン基板の表面からの深さに対する不純物濃度の変化をシミュレーションにより計算した。その結果が図11に示されている。また、実施例による固体撮像装置のn型不純物領域にイオン注入するAs(ヒ素)と、n型中間不純物領域にイオン注入するP(リン)と、n型不純物領域にイオン注入するP(リン)とについて、それぞれ、n型シリコン基板の表面からの深さに対する濃度の変化をシミュレーションにより計算した。その結果が図12に示されている。
図10を参照して、実施例では、比較例に比べて、ポテンシャルの凹部の底部のn型シリコン基板の表面からの深さX1が0.011μm大きくなることが判る。すなわち、実施例では、比較例に比べて、電子が蓄積されるポテンシャルの凹部をn型シリコン基板の表面から0.011μm深い位置へ遠ざけることができることが判った。これは、図11に示すように、実施例では、n型不純物領域およびn型不純物領域に加えて、n型中間不純物領域を形成することによって、比較例に比べてn型シリコン基板の表面近傍の不純物濃度が増加されたことに起因すると考えられる。また、図12を参照して、n型中間不純物領域にイオン注入されるP(リン)は、n型不純物領域にイオン注入されるAs(ヒ素)よりも深く、かつ、n型不純物領域にイオン注入されるP(リン)よりも浅い領域に導入されることが判った。また、図12から、n型中間不純物領域にイオン注入されるP(リン)は、n型不純物領域にイオン注入されるAs(ヒ素)のピーク濃度(約2.0×1017cm−3)よりも低く、かつ、n型不純物領域にイオン注入されるP(リン)のピーク濃度(約1.1×1016cm−3)よりも高いピーク濃度(約1.6×1016cm−3)を有することが判った。また、図12から、n型中間不純物領域にイオン注入されるP(リン)は、n型シリコン基板の表面において最大の濃度(約1.6×1016cm−3)となることが判った。
次に、n型不純物領域のAs(ヒ素)、n型中間不純物領域のP(リン)、およびn型不純物領域のP(リン)の注入量を変化させることにより、n型不純物領域のAs(ヒ素)の濃度と、n型中間不純物領域のP(リン)の濃度と、n型不純物領域のP(リン)の濃度とをそれぞれ変化させることによって、ポテンシャルの凹部の底部のn型シリコン基板の表面からの深さX1を変化させた固体撮像装置を作製する場合のシミュレーションを行った。そして、各固体撮像装置について、n型シリコン基板の表面のポテンシャルをシミュレーションにより計算した。このように計算されたn型シリコン基板の表面のポテンシャルと、ポテンシャルの凹部の底部のn型シリコン基板の表面からの深さX1との関係が図13に示されている。
図13を参照して、n型中間不純物領域のP(リン)を増加させることによりポテンシャルの凹部の底部の深さX1を増加させた場合のn型シリコン基板の表面のポテンシャルの増加率(傾き)は、n型不純物領域のAs(ヒ素)を増加させることによりポテンシャルの凹部の底部の深さX1を増加させた場合のn型シリコン基板の表面のポテンシャルの増加率(傾き)よりも小さいことが判る。これにより、n型中間不純物領域のP(リン)を増加させることによりポテンシャルの凹部をn型シリコン基板の表面から遠ざける場合には、n型不純物領域のAs(ヒ素)を増加させることによりポテンシャルの凹部をn型シリコン基板の表面から遠ざける場合に比べて、n型シリコン基板の表面のポテンシャルの増加量を低減することができることが判った。このため、n型中間不純物領域のP(リン)を増加させることによりポテンシャルの凹部をn型シリコン基板の表面から遠ざける場合には、n型不純物領域のAs(ヒ素)を増加させることによりポテンシャルの凹部をn型シリコン基板の表面から遠ざける場合に比べて、ゲート電圧によってn型シリコン基板の表面に生じる電界が大きくなるのを抑制することが可能であるので、n型シリコン基板の表面の電界により引き出される熱励起した電子(暗電流)を低減することができると考えられる。したがって、n型中間不純物領域のP(リン)を増加させることによりポテンシャルの凹部をn型シリコン基板の表面から遠ざける方が、n型不純物領域のAs(ヒ素)を増加させることによりポテンシャルの凹部をn型シリコン基板の表面から遠ざけるのに比べて、暗電流の増大を抑制しながら、電子の転送効率の低下を抑制するために好ましいと考えられる。なお、図13から、n型中間不純物領域のP(リン)を増加させることによりポテンシャルの凹部をn型シリコン基板の表面から遠ざける場合には、n型不純物領域のP(リン)を増加させることによりポテンシャルの凹部をn型シリコン基板の表面から遠ざける場合と、n型シリコン基板の表面のポテンシャルの増加率がほぼ同等になることも判った。
なお、今回開示された実施形態および実施例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態および実施例の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、フレームトランスファ型の固体撮像装置に本発明を適用した例について説明したが、本発明はこれに限らず、フレームトランスファ型以外の固体撮像装置にも本発明を適用することが可能である。
また、上記実施形態では、SiOからなるゲート絶縁膜を形成したが、本発明はこれに限らず、SiO以外の材料を含むゲート絶縁膜を形成してもよい。たとえば、SiN膜や、SiO膜およびSiN膜を含む多層膜などによってゲート絶縁膜を形成してもよい。
また、上記実施形態では、CVD法を用いて、ゲート絶縁膜を形成したが、本発明はこれに限らず、CVD法以外のプロセスによりゲート絶縁膜を形成してもよい。たとえば、熱酸化法などによりゲート絶縁膜を形成してもよい。
本発明の一実施形態による固体撮像装置の全体構成を示した概略図である。 図1に示した一実施形態による固体撮像装置の撮像部および蓄積部の構造を説明するための平面図である。 図2に示した固体撮像装置の撮像部の50−50線に沿った断面図である。 図2に示した固体撮像装置の撮像部の100−100線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態による固体撮像装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 本発明の一実施形態による固体撮像装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 本発明の一実施形態による固体撮像装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 本発明の一実施形態による固体撮像装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 本発明の一実施形態による固体撮像装置の製造プロセスを説明するための断面図である。 実施例および比較例による固体撮像装置のn型シリコン基板の表面からの深さに対するポテンシャルの変化を示した相関図である。 実施例および比較例による固体撮像装置のn型シリコン基板の表面からの深さに対する不純物濃度の変化を示した相関図である。 型不純物領域、n型中間不純物領域およびn型不純物領域のn型シリコン基板の表面からの深さに対する不純物濃度の変化を示した相関図である。 型不純物領域、n型中間不純物領域およびn型不純物領域の不純物濃度をそれぞれ変化させた場合のn型シリコン基板表面のポテンシャルの変化を示した相関図である。
符号の説明
1 撮像部
2 蓄積部
5 画素
7 p型チャネルストップ領域
8 n型シリコン基板(半導体基板)
10 n型不純物領域(第2不純物領域)
11 n型中間不純物領域(第3不純物領域)
12 n型不純物領域(第1不純物領域)

Claims (6)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の主表面から第1の深さを有する第1導電型の第1不純物領域と、前記第1不純物領域の第1の深さよりも大きい第2の深さを有するとともに、前記第1不純物領域の不純物濃度よりも低い不純物濃度を有する第1導電型の第2不純物領域と、前記半導体基板の前記第1不純物領域の第1の深さよりも大きく、かつ、前記第2不純物領域の第2の深さよりも小さい第3の深さを有する第1導電型の第3不純物領域とを含む電荷蓄積領域とを備えた、固体撮像装置。
  2. 前記第3不純物領域は、前記第1不純物領域の不純物濃度よりも低く、かつ、前記第2不純物領域の不純物領域よりも高い不純物濃度を有する、請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記第3不純物領域は、前記半導体基板の主表面において最大の不純物濃度を有する、請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記半導体基板に形成され、複数の画素を分離するための複数の第2導電型のチャネルストップ領域をさらに備え、
    前記第1導電型の第1不純物領域および前記第1導電型の第3不純物領域は、前記半導体基板の前記第2導電型のチャネルストップ領域以外の領域に形成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記第1導電型の第1不純物領域と、前記第2導電型のチャネルストップ領域との間の領域には、前記第1導電型の第3不純物領域が形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 前記第3不純物領域に含有される第1導電型の不純物の質量数は、前記第1不純物領域に含有される第1導電型の不純物の質量数よりも小さい、請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
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