JP2006106556A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像形成装置における、プロセスの周方向の濃度ムラの発生源の特定やその補正の方法を得ること。
【解決手段】 帯状の画像パターンを作成し、プロセスの周方向に濃度をIDC(Image Density Contorol)センサで検出し、検出した値をフーリエ変換し、周波数解析することで、濃度ムラの発生原因を特定し、発生原因に関するプロセス条件にフィードバックして濃度ムラの補正したり、特定された発生原因のエレメントをパネル表示して修理時間の短縮を計る。
【選択図】 図6
【解決手段】 帯状の画像パターンを作成し、プロセスの周方向に濃度をIDC(Image Density Contorol)センサで検出し、検出した値をフーリエ変換し、周波数解析することで、濃度ムラの発生原因を特定し、発生原因に関するプロセス条件にフィードバックして濃度ムラの補正したり、特定された発生原因のエレメントをパネル表示して修理時間の短縮を計る。
【選択図】 図6
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置においては画像形成された転写媒体に濃度ムラが発生する問題がある。その原因としては、画像形成手段における像担持体や現像の駆動系の振動によるものや像担持体の電位ムラに起因するものなどが考えられる。
駆動系の振動を防止するため、像担持体ドラムの非駆動側のフランジの外側面に、樹脂シートから成る表面層と発泡樹脂材から成る粘弾性層を一体化した摺動部材を固定して粘弾性層の弾性により表面層をカートリッジに圧接した状態とし、ドラムの回転に伴って粘弾性層の粘性によりドラムに伝達される駆動系の振動並びにドラム自体に加えられる負荷変動による回転速度のムラを解消する構成が提案されている。(例えば、特許文献1)
また、像担持体ドラムの周りに帯電器,露光手段,現像器をそれぞれ複数組み配置したカラー画像形成装置において、前記ドラムの1回転周期中の経時駆動速度変化を駆動ムラとしてとらえて測定記憶し、前記露光手段の露光のタイミングが、記憶された前記駆動ムラに合わせて作動するように制御される構成が提案されている。(例えば、特許文献2)
さらに、像担持体の電位ムラの原因を像担持体の感光層の周方向の厚膜むらや組成ムラ等の製造ばらつきに限定し、像担持体への帯電時の電位ムラを補正するため、帯電条件に電位ムラを打ち消すように電位ムラと逆位相の交流電圧を重畳させて、画像露光前に電位ムラを縮小させる方法が提案されている。(例えば、特許文献3)
特開平8−30058号公報
特開平9−81006号公報
特開2002−207350号公報
また、像担持体ドラムの周りに帯電器,露光手段,現像器をそれぞれ複数組み配置したカラー画像形成装置において、前記ドラムの1回転周期中の経時駆動速度変化を駆動ムラとしてとらえて測定記憶し、前記露光手段の露光のタイミングが、記憶された前記駆動ムラに合わせて作動するように制御される構成が提案されている。(例えば、特許文献2)
さらに、像担持体の電位ムラの原因を像担持体の感光層の周方向の厚膜むらや組成ムラ等の製造ばらつきに限定し、像担持体への帯電時の電位ムラを補正するため、帯電条件に電位ムラを打ち消すように電位ムラと逆位相の交流電圧を重畳させて、画像露光前に電位ムラを縮小させる方法が提案されている。(例えば、特許文献3)
しかしながら、特許文献1の方法では、像担持体の駆動や像担持体以外の駆動系からの振動を押されることができても、像担持体以外の画像形成手段の振動を押さえていないため、像担持体上の画像の濃度ムラは十分には押さえきれない。
特許文献2の方法についても、像担持体の振動に同期して露光をおこなうので潜像の位置ずれによる濃度ムラは発生しないが、画像形成に係る露光手段以外の帯電手段や現像手段の振動の影響は受ける。
特許文献3の方法では、原因を像担持体の画像露光前の電位ムラと限定しているため、帯電器以外のプロセスが原因の濃度ムラ対する補正を行っていないため、十分良好な画像を得られるとは言い難い。
さらに、特許文献3の方法では、像担持体の電位ムラを測定する為に表面電位計を用いているが湿度や温度の影響を受けやすく濃度ムラ補正が不十分な場合もあった。
また、特許文献3の方法では、電位ムラを補正する帯電条件に交流電圧を重畳するが、単なる交流電圧、例えば,SIN波形だと十分に補償できるとは限らない。そこで、十分精確に補償するために電位ムラに合わせた電圧波形を発生させ、その逆位相を重畳すると良いが、電位ムラに合わせた電圧波形を発生させるための手段が必要となり、さらにコストアップの要因になる。
したがって、本発明の目的は、濃度ムラの原因となる帯電、露光、現像、転写等のプロセスを容易に特定し、濃度ムラの原因となるプロセスの条件を補正することで濃度ムラが縮小された良好な画像を大幅なコストアップ無しに安定して得ることができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の目的は、下記構成により達成することができる。
請求項1に係る発明は、
像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段で帯電された像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を転写媒体に転写する転写手段とを有する画像形成装置において、
前記帯電手段、露光手段、現像手段及び転写手段を動作させて前記像担持体又は前記転写媒体にテスト画像を形成させるテスト画像形成モードを設け、
前記テスト画像形成モードにて形成されたテスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された周波数に基づいて画像濃度ムラの発生源を特定する発生源特定手段と、
前記発生源特定手段で特定された画像濃度ムラの発生源の動作を画像濃度ムラを縮小させるように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置である。
像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段で帯電された像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を転写媒体に転写する転写手段とを有する画像形成装置において、
前記帯電手段、露光手段、現像手段及び転写手段を動作させて前記像担持体又は前記転写媒体にテスト画像を形成させるテスト画像形成モードを設け、
前記テスト画像形成モードにて形成されたテスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された周波数に基づいて画像濃度ムラの発生源を特定する発生源特定手段と、
前記発生源特定手段で特定された画像濃度ムラの発生源の動作を画像濃度ムラを縮小させるように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に係る発明は、
像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段で帯電された像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を中間転写体に転写する1次転写手段と中間転写体に転写されたトナー画像を転写媒体に転写する2次転写手段とを有する画像形成装置において、
前記帯電手段、露光手段、現像手段、1次転写手段及び2次転写手段を動作させて前記像担持体、前記中間転写体又は前記転写媒体にテスト画像を形成させるテスト画像形成モードを設け、
前記テスト画像形成モードにて形成されたテスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された周波数に基づいて画像濃度ムラの発生源を特定する発生源特定手段と、
前記発生源特定手段で特定された画像濃度ムラの発生源の動作を画像濃度ムラを縮小させるように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置である。
像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段で帯電された像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を中間転写体に転写する1次転写手段と中間転写体に転写されたトナー画像を転写媒体に転写する2次転写手段とを有する画像形成装置において、
前記帯電手段、露光手段、現像手段、1次転写手段及び2次転写手段を動作させて前記像担持体、前記中間転写体又は前記転写媒体にテスト画像を形成させるテスト画像形成モードを設け、
前記テスト画像形成モードにて形成されたテスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された周波数に基づいて画像濃度ムラの発生源を特定する発生源特定手段と、
前記発生源特定手段で特定された画像濃度ムラの発生源の動作を画像濃度ムラを縮小させるように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項3に係る発明は、
前記制御手段は、前記帯電手段、露光手段、現像手段、転写手段、1次転写手段又は2次転写手段から選ばれる少なくとも1つの手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
前記制御手段は、前記帯電手段、露光手段、現像手段、転写手段、1次転写手段又は2次転写手段から選ばれる少なくとも1つの手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項4に係る発明は、
像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段で帯電された像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を転写媒体に転写する転写手段とを有する画像形成装置において、
前記帯電手段、露光手段、現像手段及び転写手段を動作させて前記像担持体又は前記転写媒体にテスト画像を形成させるテスト画像形成モードを設け、
前記テスト画像形成モードにて形成されたテスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された周波数に基づいて画像濃度ムラの発生源を特定する発生源特定手段と、
前記発生源特定手段で特定された画像濃度ムラの発生源を報知する報知手段を有することを特徴とする画像形成装置である。
像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段で帯電された像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を転写媒体に転写する転写手段とを有する画像形成装置において、
前記帯電手段、露光手段、現像手段及び転写手段を動作させて前記像担持体又は前記転写媒体にテスト画像を形成させるテスト画像形成モードを設け、
前記テスト画像形成モードにて形成されたテスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された周波数に基づいて画像濃度ムラの発生源を特定する発生源特定手段と、
前記発生源特定手段で特定された画像濃度ムラの発生源を報知する報知手段を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項5に係る発明は、
像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段で帯電された像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を中間転写体に転写する1次転写手段と中間転写体に転写されたトナー画像を転写媒体に転写する2次転写手段とを有する画像形成装置において、
前記帯電手段、露光手段、現像手段、1次転写手段及び2次転写手段を動作させて前記像担持体、前記中間転写体又は前記転写媒体にテスト画像を形成させるテスト画像形成モードを設け、
前記テスト画像形成モードにて形成されたテスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された周波数に基づいて画像濃度ムラの発生源を特定する発生源特定手段と、
前記発生源特定手段で特定された画像濃度ムラの発生源を報知する報知手段を有することを特徴とする画像形成装置である。
像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段で帯電された像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を中間転写体に転写する1次転写手段と中間転写体に転写されたトナー画像を転写媒体に転写する2次転写手段とを有する画像形成装置において、
前記帯電手段、露光手段、現像手段、1次転写手段及び2次転写手段を動作させて前記像担持体、前記中間転写体又は前記転写媒体にテスト画像を形成させるテスト画像形成モードを設け、
前記テスト画像形成モードにて形成されたテスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された周波数に基づいて画像濃度ムラの発生源を特定する発生源特定手段と、
前記発生源特定手段で特定された画像濃度ムラの発生源を報知する報知手段を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項6に係る発明は、
前記テスト画像形成モードに切替可能な切替手段を有し、
前記テスト画像形成モードでは、前記切替手段がテスト画像形成モードに切り替えたときに、テスト画像が形成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
前記テスト画像形成モードに切替可能な切替手段を有し、
前記テスト画像形成モードでは、前記切替手段がテスト画像形成モードに切り替えたときに、テスト画像が形成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項7に係る発明は、
前記テスト画像形成モードでは、少なくとも前記像担持体が1回転する間、連続したテスト画像が形成されることを特徴とする請求項1、4、6のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
前記テスト画像形成モードでは、少なくとも前記像担持体が1回転する間、連続したテスト画像が形成されることを特徴とする請求項1、4、6のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項8に係る発明は、
前記テスト画像形成モードでは、少なくとも前記中間転写体が1回転する間、連続したテスト画像が形成されることを特徴とする請求項2又は5のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
前記テスト画像形成モードでは、少なくとも前記中間転写体が1回転する間、連続したテスト画像が形成されることを特徴とする請求項2又は5のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項9に係る発明は、
前記転写手段は、無端回転移動する回転体であり、
前記テスト画像形成モードでは、少なくとも前記転写手段が1回転する間、連続したテスト画像が形成されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
前記転写手段は、無端回転移動する回転体であり、
前記テスト画像形成モードでは、少なくとも前記転写手段が1回転する間、連続したテスト画像が形成されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項1及び2に記載の発明によれば、テスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出することで、大幅なコストアップを伴うことなく周期的濃度ムラを発生させている手段を特定し、そのプロセス条件を補正することで濃度ムラの少ない出力画像を安定して得ることが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1及び2において、テスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの要因を、帯電、露光、現像、転写、1次転写、2次転写の条件のいずれかに特定することで補正方法の特定も可能となる。
請求項4及び5に記載の発明によれば、テスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出することで、周期的濃度ムラを発生させている手段を特定し、特定された手段を表示、発信することでオペレータやホストコンピュータに伝達できるので、短時間で再調整やユニット交換などで濃度ムラ低減が可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、切替手段を操作することでテスト画像形成モードに切り替わり、複雑な設定などの手間なくテスト画像形成を行うことが可能となる。
請求項7の発明によれば、少なくとも像担持体が1回転する間、連続したテスト画像を形成するため、像担持体の周方向全体に渡ってムラ発生の検出が可能となる。
請求項8の発明によれば、少なくとも中間転写体が1回転する間、連続したテスト画像を形成するため、中間転写体の周方向全体に渡って濃度ムラ発生の検出が可能となる。
請求項9の発明によれば、少なくとも転写手段が1回転する間、連続したテスト画像を形成するため、転写手段の周方向全体に渡ってムラ発生の検出が可能となる。
図1は、本発明に係る画像形成装置の構造図である。
この画像形成装置は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部9Y,9M,9C,9Kと、ベルト状の中間転写体6と給紙搬送手段11及び定着装置14と記録材収納部10とからなる。
ここで、記録材は転写媒体と同じ意味を持つ。
イエロー色の画像を形成する画像形成部9Yは、像担持体1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y(露光手段と潜像形成手段を指す)、現像手段4Y、クリーニング手段8Yを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部9Mは、像担持体1M、帯電手段2M、露光手段3M、現像手段4M、クリーニング手段8Mを有する。シアン色の画像を形成する画像形成部9Cは、像担持体1C、帯電手段2C、露光手段3C、現像手段4C、クリーニング手段8Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部9Kは、像担持体1K、帯電手段2K、露光手段3K、現像手段4K、クリーニング手段8Kを有する。
中間転写体6は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されている。
画像形成部9Y,9M,9C,9Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に1次転写手段である1次転写ローラー7Y,7M,7C,7Kにより逐次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。
記録材収納部10には、記録材P(転写媒体)を積層状態で収納してあり、給紙搬送手段11により給紙され、中間ローラ12A,12B,12C,12D、レジストローラ13を経て、2次転写手段である2次転写ローラー7Aに搬送され、記録材P(転写媒体)上にカラー画像が転写される。カラー画像が転写された記録材P(転写媒体)は、定着装置14により定着処理され、排紙ローラ15に挟持されて機外の排紙皿16上に載置される。
本発明の画像濃度ムラ周波数検出手段の一部として機能するセンサ17は光学式反射型センサであるIDC(Image Density Control)センサである。センサは17はY,M,C,Bk、それぞれ4色の濃度を測定する。本例ではセンサ17は定着装置14で定着された記録材上で濃度測定するが、各々像担持体の現像後を測定しても良いし(17CY、17CM、17CC、17CK)、中間転写体6に画像が転写された位置で測定しても良い(17B)。さらに、中間転写体6から画像が記録材P(転写媒体)上に転写された位置で測定しても良い(17A)。測定される場所によって濃度ムラの原因となる手段は限られる。少なくとも、センサが設置されている上流の手段が原因となる。
2次転写ローラー7Aにより記録材P(転写媒体)にカラー画像を転写した後、記録材P(転写媒体)を曲率分離した中間転写体6は、クリーニング手段8Aにより残留トナーが除去される。
5Y,5M,5C,5Kは、現像手段4Y,4M,4C,4Kにそれぞれ新規トナーを補給するトナー補給手段である。
図2は、図1に示した画像形成装置の本発明に係る機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置は、制御部21、記憶部22、印刷部23、通信部24、操作部25からなり、各部はシステムバス26により接続されている。
制御部21は、図示しないCPU(中央処理装置)、制御プログラムを記憶しているROMやワークメモリ等から構成され、システムバス26に接続される各部を総括的に制御する。例えば、操作部25やホストコンピュータ(不図示)から入力された各種設定情報を取り込み、データチェックを行い、予め決められたフォームに変換後、記憶部22に保存する機能を有する。さらに、本発明に係る、テストパターンを作成し、印刷部23の像担持体1,帯電手段2,露光手段3,現像手段4,中間転写体6及び転写手段7でテスト画像を形成するテスト画像形成手段211と、テスト画像の濃度を測定するセンサ17の測定値に基づいて画像濃度ムラ周波数検出手段212と、画像濃度ムラ周波数検出手段212で検出された周波数に基づいて画像ムラ発生源を特定する濃度ムラ発生源特定手段213と、濃度ムラ発生源の動作を制御する制御手段214からなる。
操作部25は図示しないスイッチやLCD表示器などが配されており、スイッチによる画像形成するためのプリンタモード設定(記録紙選択、濃度選択、拡大縮小など)や記録材情報などを入力する機能と本発明のテスト画像形成モードへの切替手段を有する。さらに、表示器には画像形成装置のモードや内部状態が表示される。
記憶部22は、HDD等の不揮発性のメモリで構成される記憶手段からなり、操作部27やホストコンピュータ(不図示)から入力される各種設定情報や画像データ等が記憶される。
印刷部23は、記録材上に画像を形成する画像形成手段であり、像担持体1とその周囲に配置された帯電手段2,露光手段3,現像手段4,転写手段7,センサ17と図示しないクリーニング手段8,給紙搬送手段11,定着装置14,記録材収納部10等からなる。
通信部24は、双方向性通信媒体(不図示)を介してホストコンピュータ(不図示)との通信処理が可能となっており、ホストコンピュータから送信される各種設定情報や画像データ等を受信する。さらにホストPCへは内部状態(ステータス)や本発明に係る濃度ムラ検出結果等を送信する。
図3〜図9を用いて本発明に係る画像形成装置を適用した画像安定化システムの動作の一例を説明する。
(実施の形態1)図3は、本発明に係るテスト画像形成モードにおける、画像形成装置により実行される濃度ムラ補正を含む画像安定化の処理を示すフローチャートである。
ステップS1では、最大濃度を設定するため、イエロー(Y)、マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(Bk)の各色の最大濃度パターンを像担持体1上に記録する。その際、各色、記録幅は20mm、長さは20mm程度でよい。転写媒体上に記録した結果はセンサ17又は17Aで濃度を測定する。測定した濃度値は予め定められた基準値と比較し、その差分を補正テーブルを参照して、現像手段(図1の4Y,4M,4C,4K)を構成する現像ローラーの回転数に変換して、転写媒体上で最適な最大濃度になるように付着トナー量を調整する。
ステップS2では、濃度ムラ補正をおこなう。詳細については図4に記載のフローチャートで後述する。
ステップS3では、濃度ムラ補正が終了した後、階調を合わせるために各色8段階の階調パターンを作成し、階調毎に濃度をセンサで測定する。制御部21の画像処理制御部(不図示)では一色当たり8階調の濃度測定値を参照にして各色別の1次元のルックアップテーブルを修正する階調補正を行う。
ステップS4では、各色(ここではイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色)の濃度ムラ補正と階調補正が終了したかの確認をおこなう。終了している場合(YES)は本補正を完了する。終了していない場合(NO)は、ステップS1に戻り、異なる色についての補正をおこなう。
図4は図3で説明したフローチャートの中で濃度ムラ補正の詳細を示したフローチャートである。
ステップS11では、最大濃度のパターンを幅20mm、長さ220mmで記録し、センサ17で濃度測定し、結果を記憶部22に記憶しておく。長さを220mmにしている理由は本発明に係る中間転写体6の周長が200mmであり、その1周分以上に相当するためである。
ステップ12では、ステップS11で濃度測定した結果、濃度ムラが発生したかを確認判断する。濃度ムラが発生した場合(YES)はステップS13へ、濃度ムラがない場合(NO)はステップS16へ進む。
ここで、濃度ムラについて図5を使って説明する。図5はセンサ17で濃度を測定した結果をグラフで表したものである。X軸は転写媒体に記録された濃度パターンの端からの距離を示している。Y軸はセンサ17の出力、すなわち濃度値に対応する電圧である。本実施の形態では、濃度はパターン長さ220mmまで0.5Vを中心に周期50mmのSIN波形で変動している。
図4に戻って、ステップS13では、濃度ムラ測定結果を周波数解析する。
ここで、濃度ムラの周波数解析について図5と図6を使って説明する。本実施の形態では、プロセス速度は150mm/sであるので図5のX軸を時間軸に変換してフーリエ変換すると図6の結果が得られる。補正対象ピークレベルを超えているピークは3Hzであることがわかる。すなわち濃度ムラは3Hzの周波数で起こっている。
図4に戻って、ステップS14では、上記の方法で濃度ムラ発生の周波数が判明すると、その周波数で動作しているユニットの特定をおこなう。本実施の形態では、3Hzの周波数で動作しているユニットは現像ローラーなので現像手段が濃度ムラ発生の原因であると特定できる。
例として、本実施の形態でのムラ発生源とムラ発生周波数とフィードバック手段の一覧表を図7に示す。
例として、本実施の形態でのムラ発生源とムラ発生周波数とフィードバック手段の一覧表を図7に示す。
図7の実施の形態1は、濃度ムラの発生源400と濃度ムラ発生周波数401、ローラー径402、ローラーの円周403とフィードバック手段404等を概念的に一覧表に示した1例である。本実施の形態では現像手段(図1の4Y,4M,4C,4K)を構成する現像ローラーの線速度が300mm/sであり、帯電手段(図1の2Y,2M,2C,2K)を構成する帯電ローラー、1次転写ローラー(図1の7Y,7M,7C,7K)、2次転写ローラー(図1の7A)、像担時体(図1の1Y,1M,1C,1K)の線速度は150mm/sである。
濃度ムラの発生源が現像ローラーの場合(41)現像ローラー径(402)が31.8mmであるので円周(403)は100mmとなる。線速度を円周で除すると、現像ローラーは1秒間に3回転するので3Hzの濃度ムラ発生周波数(401)で濃度ムラが発生することになる。帯電ローラー(42)から像担時体(45)についても同様の方法でムラ発生周波数は決まる。
濃度ムラの発生源が現像ローラーの場合(41)現像ローラー径(402)が31.8mmであるので円周(403)は100mmとなる。線速度を円周で除すると、現像ローラーは1秒間に3回転するので3Hzの濃度ムラ発生周波数(401)で濃度ムラが発生することになる。帯電ローラー(42)から像担時体(45)についても同様の方法でムラ発生周波数は決まる。
図4に戻って、ステップS15では、この濃度ムラを補正するためにフィードバック手段(図7の404)に記入されている現像ACバイアス(本実施の形態では1KHzのAC電圧)の電圧Vp−pに濃度ムラ測定データから濃度ムラを打ち消す方向に3HzのAC電圧を重畳する。
帯電ローラー(図7の42)による濃度ムラに対しては、同様に帯電ローラー印可電圧Vp−pに2.39HzのACバイアスを逆位相で重畳させる。
1次転写ローラー(図7の43)による濃度ムラに対しては、1次転写電流を1.36HzのAC電圧で変調して濃度ムラを補正する。
2次転写ローラー(図7の44)による濃度ムラに対しては、2次転写電流を0.96HzのAC電圧で変調して濃度ムラを補正する。
像担時体(図7の45)による濃度ムラに対しては、露光電流を0.56HzのAC電圧で変調して濃度ムラを補正する。
なお、フィードバック量については、最初に予め実験等で得られた濃度ムラに応じた値を印可するが、ステップS15からステップS11〜S14、S15のルーチンを繰り返して濃度ムラが収束することを確認する。
ステップS16では、最大濃度の半分の濃度パターンを幅20mm、長さ220mmで記録し、センサ17で濃度測定し、結果を記憶部22に記憶しておく。
以下、ステップS17〜ステップS20は前述のステップS12〜ステップS15と同様の動作を行う。
なお、本実施の形態では、転写媒体Pにテスト画像を形成したが、転写媒体Pに代えて像担持体1又は中間転写体6にテスト画像を形成するようにしても良い。その場合は、センサー17CY、17CM、17CC及び17CK又はセンサ17Bにより濃度検知する。
(実施の形態2)図8は、本発明に係るテスト画像形成モードにおける、画像形成装置により実行される濃度ムラ検出を含む画像安定化の処理を示すフローチャートである。
ステップS31は、図3で説明したステップS1と同様に最大濃度の設定を行う。
ステップS32では、濃度ムラの発生する手段の特定をし、記憶部22に記憶する。詳細については図9において後述する。
ステップS33は、図3ステップS3と同様の動作の階調補正を行うが、ステップS32において濃度ムラが検出された場合はこのステップはスキップする。
ステップ34は、図3のステップS3と同様の動作をする。
ステップS35では、濃度ムラ発生の手段を記憶部22から読み出して操作部25のパネルに表示したり、通信部24を経由してホストPC(不図示)に転送したりする。
オペレータ又はサービスマンは表示を見て濃度ムラ発生の手段であるユニットを交換したり、さらには操作部25から濃度補正コマンドを入力して濃度補正を実行させたりできる。またホストPCでは検出結果を通信回線経由でサービス拠点に連絡することやさらに濃度補正コマンドをサービス拠点から受信したりして遠隔メンテナンスも可能となる。
図9は図8で説明したフローチャートの中で濃度ムラ検出の詳細を示したフローチャートである。
本フローチャートは前述した図4に示す濃度ムラ補正のフローチャートのうちステップS15とステップS20を除いて同様の処理を行っているので各ステップの説明は割愛する。本フローチャートでは補正は行わず、濃度ムラ発生の手段の特定にとどまる。
(実施の形態3)実施の形態1及び2については画像形成装置の調整の一環として組み込まれた一工程であったが、実施の形態3では既に使用中の画像形成装置においてオペレータがパネル(操作部25)から指示をだしたり、ネットワークを経由して外部からの指示を通信部24で受け、濃度ムラの検出を行うことが可能である。本実施の形態を実行して、その結果をパネルに表示してオペレータに対応を指示したり、ネットワークを通じて外部に発信することができる。
図10は、本発明に係るテスト画像形成モードにおける、画像形成装置により実行されるパネル(操作部25)または外部からの指示による濃度ムラ検出を含む画像安定化の処理を示すフローチャートである。
ステップS51では、パネルや外部からの指示で濃度ムラの検出動作を開始する。
以下ステップS52〜ステップS56は図8の濃度ムラ検出を含む画像安定化のフローチャートと同様の処理を行う。
ステップS53の濃度ムラ検出については前述した図9のフローチャートに詳細が示されている。
(実施の形態4)実施の形態1,2及び3では像担持体1に形成されたテスト画像を中間転写体(図1の6)に1次転写ローラー(図1の7Y,7M,7C及び7K)で転写し、さらに、中間転写体6に転写されたテスト画像を2次転写ローラー(図1の7A)で転写媒体に転写する構成であったが、本実施の形態では像担持体1に形成されたテスト画像を直接、転写媒体に転写する構成について説明する。
図11で、本発明に係る画像形成装置の概略構成並びに動作について簡単に説明する。
図11に示した画像形成装置において、コピー開始信号が入力されると像担持体1が帯電手段2により所定の電位になるように帯電される。
一方、原稿台31上におかれた原稿Gに対し原稿照射用ランプ、短焦点レンズアレイ、CCDセンサが一体のユニット32となって原稿を照射しながら走査することにより、その照明走査光の原稿面反射光が、短焦点レンズアレイによって結像されてCCDセンサに入射される。
CCDセンサは受光部、転送部、出力部より構成されている。CCDセンサの受光部において光信号が電荷信号に変えられ、転送部でクロックパルスに同期して順次出力部へ転送され、出力部において電荷信号を電圧信号に変換し、増幅、低インピーダンス化して出力する。得られたアナログ信号は周知の画像処理を行ってデジタル信号に変換してプリンタ部に送られる。
プリンタ部においては、上記の画像信号を受けてON、OFF発光される露光手段3により像担持体1面上に、原稿画像に対応した静電潜像を形成する。
次に、この静電潜像をトナー粒子とキャリア粒子を有するいわゆる2成分現像剤を収容した現像手段4にて現像し、像担持体1上にトナー像を得る。
CCDセンサは受光部、転送部、出力部より構成されている。CCDセンサの受光部において光信号が電荷信号に変えられ、転送部でクロックパルスに同期して順次出力部へ転送され、出力部において電荷信号を電圧信号に変換し、増幅、低インピーダンス化して出力する。得られたアナログ信号は周知の画像処理を行ってデジタル信号に変換してプリンタ部に送られる。
プリンタ部においては、上記の画像信号を受けてON、OFF発光される露光手段3により像担持体1面上に、原稿画像に対応した静電潜像を形成する。
次に、この静電潜像をトナー粒子とキャリア粒子を有するいわゆる2成分現像剤を収容した現像手段4にて現像し、像担持体1上にトナー像を得る。
記録材収納部10には、記録材P(転写媒体)を積層状態で収納してあり、給紙搬送手段11により給紙され、搬送ベルト33に搬送される。
像担持体1上に形成されたトナー像は、転写手段7によって記録材P(転写媒体)上に静電転写される。その後、記録材P(転写媒体)は、静電分離されて定着手段14へと搬送され、転写されたトナー像が熱定着されて画像が出力される。
一方、トナー像転写後の像担持体1面は、クリーナ8によって転写残りトナー等の付着汚染物の除去、そして、像担持体1は繰り返し画像形成に使用される。
本発明の画像濃度ムラ周波数検出手段の一部として機能するセンサ17は定着装置14で定着された記録材P(転写媒体)上で濃度測定するが、各々像担持体1の現像後を測定しても良いし(17C)、像担持体1から画像が記録材P(転写媒体)上に転写された位置で測定しても良い(17A)。測定される場所によって濃度ムラの原因となる手段は限られる。少なくとも、センサが設置されている上流の手段が原因となる。
図11では、単色の画像形成装置について説明したが、複数色の画像形成装置であっても同様の動作を行う。
機能構成については図2で説明したのと同様であり、また動作についても前述したのと同様であるので省略する。
図7の実施の形態4は、実施の形態1で説明したのと同様の一覧表の一例であるが、テスト画像を直接像担持体から記録媒体に転写する構成のため1次転写ローラー43及び2次転写ローラー44に代わり転写ローラー46が濃度ムラの発生源となる。
なお、本実施の形態において、画像形成装置として複写機を例にとり説明したが、例えばレーザープリンタ等のプリンタ装置に対しても適用可能である。
その他、本システムを構成する各構成の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 像担持体
2 帯電手段
3 露光手段
4 現像手段
7 転写手段
17 センサ
21 制御部
22 記憶部
23 印刷部
24 通信部
25 操作部
26 システムバス
2 帯電手段
3 露光手段
4 現像手段
7 転写手段
17 センサ
21 制御部
22 記憶部
23 印刷部
24 通信部
25 操作部
26 システムバス
Claims (9)
- 像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段で帯電された像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を転写媒体に転写する転写手段とを有する画像形成装置において、
前記帯電手段、露光手段、現像手段及び転写手段を動作させて前記像担持体又は前記転写媒体にテスト画像を形成させるテスト画像形成モードを設け、
前記テスト画像形成モードにて形成されたテスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された周波数に基づいて画像濃度ムラの発生源を特定する発生源特定手段と、
前記発生源特定手段で特定された画像濃度ムラの発生源の動作を画像濃度ムラを縮小させるように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段で帯電された像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を中間転写体に転写する1次転写手段と中間転写体に転写されたトナー画像を転写媒体に転写する2次転写手段とを有する画像形成装置において、
前記帯電手段、露光手段、現像手段、1次転写手段及び2次転写手段を動作させて前記像担持体、前記中間転写体又は前記転写媒体にテスト画像を形成させるテスト画像形成モードを設け、
前記テスト画像形成モードにて形成されたテスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された周波数に基づいて画像濃度ムラの発生源を特定する発生源特定手段と、
前記発生源特定手段で特定された画像濃度ムラの発生源の動作を画像濃度ムラを縮小させるように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記帯電手段、露光手段、現像手段、転写手段、1次転写手段又は2次転写手段から選ばれる少なくとも1つの手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段で帯電された像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を転写媒体に転写する転写手段とを有する画像形成装置において、
前記帯電手段、露光手段、現像手段及び転写手段を動作させて前記像担持体又は前記転写媒体にテスト画像を形成させるテスト画像形成モードを設け、
前記テスト画像形成モードにて形成されたテスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された周波数に基づいて画像濃度ムラの発生源を特定する発生源特定手段と、
前記発生源特定手段で特定された画像濃度ムラの発生源を報知する報知手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段で帯電された像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、前記トナー画像を中間転写体に転写する1次転写手段と中間転写体に転写されたトナー画像を転写媒体に転写する2次転写手段とを有する画像形成装置において、
前記帯電手段、露光手段、現像手段、1次転写手段及び2次転写手段を動作させて前記像担持体、前記中間転写体又は前記転写媒体にテスト画像を形成させるテスト画像形成モードを設け、
前記テスト画像形成モードにて形成されたテスト画像で発生する周期的な画像濃度ムラの周波数を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出された周波数に基づいて画像濃度ムラの発生源を特定する発生源特定手段と、
前記発生源特定手段で特定された画像濃度ムラの発生源を報知する報知手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記テスト画像形成モードに切替可能な切替手段を有し、
前記テスト画像形成モードでは、前記切替手段がテスト画像形成モードに切り替えたときに、テスト画像が形成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記テスト画像形成モードでは、少なくとも前記像担持体が1回転する間、連続したテスト画像が形成されることを特徴とする請求項1、4、6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記テスト画像形成モードでは、少なくとも前記中間転写体が1回転する間、連続したテスト画像が形成されることを特徴とする請求項2又は5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記転写手段は、無端回転移動する回転体であり、
前記テスト画像形成モードでは、少なくとも前記転写手段が1回転する間、連続したテスト画像が形成されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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