JP2006103541A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. エンジンの出力を第１電動機および伝達部材へ分配する差動機構と該伝達部材から駆動輪への動力伝達経路に設けられた第２電動機とを有する差動部と、前記動力伝達経路の一部を構成し変速機として機能する変速部とを備えた車両用駆動装置の制御装置であって、
   前記エンジンから前記駆動輪への動力伝達経路を、動力伝達可能状態と動力伝達遮断状態とに選択的に切り換える係合装置と、
   該係合装置による前記動力伝達可能状態への切換えを選択するための駆動ポジションと該係合装置による前記動力伝達遮断状態への切換えを選択するための非駆動ポジションとに切り換える切換装置と、
   該切換装置が前記非駆動ポジションへ切り換えられているときには、前記エンジンの回転速度が所定エンジン回転速度以上とならないように回転制御するエンジン回転制御手段と
   を、含むことを特徴とする車両用駆動装置の制御装置。
2. 前記エンジン回転制御手段は、エンジンの出力を制御することにより前記エンジンの回転速度が所定エンジン回転速度以上とならないように回転制御するものであり、
   前記切換装置が前記非駆動ポジションへ切り換えられているときには、前記第１電動機および前記第２電動機を無負荷状態とする電動機制御手段を更に含むものである請求項１の車両用駆動装置の制御装置。
3. エンジンの出力を第１電動機および伝達部材へ分配する差動機構と該伝達部材から駆動輪への動力伝達経路に設けられた第２電動機とを有する差動部と、前記動力伝達経路の一部を構成し変速機として機能する変速部とを備えた車両用駆動装置の制御装置であって、
   前記エンジンから前記駆動輪への動力伝達経路を、動力伝達可能状態と動力伝達遮断状態とに選択的に切り換える係合装置と、
   該係合装置による前記動力伝達可能状態への切換えを選択するための駆動ポジションと該係合装置による前記動力伝達遮断状態への切換えを選択するための非駆動ポジションとに切り換える切換装置と、
   該切換装置が前記非駆動ポジションへ切り換えられているときには、前記第１電動機および前記第２電動機を無負荷状態とする電動機制御手段と
   を、含むことを特徴とする車両用駆動装置の制御装置。
4. 前記変速部は有段式自動変速機であるとともに、前記係合装置は該有段式自動変速機の変速段を成立させるために用いられるものであり、
   前記切換装置が前記非駆動ポジションへ切り換えられているときには、該係合装置により該有段式自動変速機が動力伝達遮断状態とされるものである請求項１乃至３のいずれか１の車両用駆動装置の制御装置。
5. 前記差動機構は、該差動機構を差動状態とロック状態とに選択的に切り換えるための差動状態切換装置を備え、
   前記切換装置が前記非駆動ポジションへ切り換えられているときには、前記差動状態切換装置により前記差動機構が差動状態とされるものである請求項１乃至４のいずれか１の車両用駆動装置の制御装置。
6. 前記切換装置が前記非駆動ポジションから前記駆動ポジションへ切り換えられたとき、前記エンジンから前記駆動輪への動力伝達経路を動力伝達可能状態とする前記係合装置がその相対回転速度が抑制された状態で係合されるように、前記第１電動機および／または第２電動機が制御されるものである請求項３乃至５のいずれか１の車両用駆動装置の制御装置。