JP2006102953A - 印字ヘッド及びタグラベル作成装置 - Google Patents

印字ヘッド及びタグラベル作成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装置の大型化を招くことなく、印字つき無線タグラベルを作成する。
【解決手段】タグラベル作成装置2は、IC回路部151とアンテナ152タグ側アンテナとを備えた無線タグ回路素子Toを備えた感熱テープ101に所定の印字を行う印字素子10、アンテナ152と無線通信を行うアンテナ14、及びアンテナ14と印字素子10とが設けられたヘッド本体201を有する印字ヘッド200を有し、信号処理回路22及び高周波回路21の送信部32によって、IC回路部151の無線タグ情報にアクセスするアクセス情報を生成し、印字ヘッド200のアンテナ14を介しアンテナ152に送信し、IC回路部151の無線タグ情報へのアクセスを行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、外部より無線通信を介し無線タグ情報の読み取り又は書き込みを行う際に併せて印字を行うための印字ヘッド、及びこれを用いたタグラベル作成装置に関するものである。
小型の無線タグとリーダ(読み取り装置)/ライタ(書き込み装置)との間で非接触で情報の読み取り/書き込みを行うRFID(Radio Frequency Identification)システムが知られている。無線タグに備えられた無線タグ回路素子は、所定の無線タグ情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されて情報の送受信を行うアンテナとを備えており、無線タグが汚れている場合や見えない位置に配置されている場合であっても、リーダ/ライタ側よりIC回路部の無線タグ情報に対してアクセス(情報の読み取り/書き込み)が可能であり、商品管理や検査工程等の様々な分野において実用が期待されている。
このような無線タグは、通常、ラベル状の素材上に無線タグ回路素子を設けて形成され、このタグラベルが例えば各種書類・物品の分類・整理のために対象物品等に貼り付けられることが多い。またこのとき、内部に記憶された無線タグ情報とは別に、その無線タグ情報に関連した情報をラベルに印字しておくようにすれば、ユーザ側から上記関連情報をラベル上で視認でき何かと便利である。このため、従来、そのような観点からのタグラベル作成装置が既に提唱されている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術では、所定間隔で長方形状のラベル片(RFIDラベル)が貼り付けられた帯状のタグテープ(台紙)がタグテープロール(ラベル用紙)から繰り出され、搬送路を搬送される際に、各ラベル片に内蔵された無線タグ回路素子のタグ側アンテナに対し、装置側で生成した所定の無線タグ情報が装置側アンテナから送信され、タグ側アンテナに接続されたIC回路部(ICチップ)に順次書き込まれる。ラベル片はその後搬送方向下流側に搬送され、印字ヘッドによって、上記書き込まれた無線タグ情報に対応した印字情報がRFIDラベル表面に印字されて、印字付きの無線タグラベルが完成するようになっている。
特開2003−132330号公報(段落番号0013〜0041)
しかしながら、上記従来技術においては、タグ側アンテナと通信を行う装置側アンテナと印字ヘッドとが別々に設けられており、装置側アンテナにて無線タグ情報の通信を行った後に印字ヘッド位置まで搬送して印字を行うようになっているため、装置の大型化を招いていた。
本発明の目的は、装置の大型化を招くことなく、印字つき無線タグラベルを作成できる印字ヘッド及びこれを用いたタグラベル作成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、誘電体部を備えたヘッド本体と、このヘッド本体に設けられた印字素子と、前記ヘッド本体の誘電体部に設けられ、情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されたタグ側アンテナとを備えた無線タグ回路素子の前記タグ側アンテナと無線通信を行うヘッド側アンテナとを有し、前記無線タグ回路素子を備えた被印字媒体に、所定の印字を行うことを特徴とする。
本願第1発明においては、誘電体部を備えたヘッド本体に印字素子とヘッド側アンテナを設けることで、印字ヘッド部分とアンテナ部分とを一体化して1つのヘッドとしている。これにより、印字ヘッドとアンテナとを別々に設ける従来構造のようにラベル作成装置の大型化を招くことなく、印字付き無線タグラベルを作成することができる。
第2の発明は、上記第1発明において、前記ヘッド本体の誘電体部を、高誘電率の物質(絶縁物も含む)で構成したことを特徴とする。
これにより、同一のアンテナ機能を確保するために必要なヘッド本体大きさが小さくなるので、さらに印字ヘッドの小型化を図れる。
第3の発明は、上記第1又は第2発明において、前記印字素子として発熱素子を備えたサーマルヘッドであることを特徴とする。
発熱素子でインクリボンのインクを被印字媒体に熱転写したり、感熱型の被印字媒体に直接加熱を行って所定の印字を行うことができる。
第4の発明は、上記第3発明において、前記ヘッド本体をセラミックで構成したことを特徴とする。
印字ヘッドとしてサーマルヘッドを用いる場合に通常基板として用いられるセラミックでヘッド本体を構成することで、サーマルヘッドとアンテナの基板を確実に共通化できる。
第5の発明は、上記第1又は第2発明において、前記印字素子として圧電素子を備えたインクジェットヘッドであることを特徴とする。
圧電素子でノズルからのインクの噴射を制御することで、所定の印字を行うことができる。
第6の発明は、上記第5発明において、前記ヘッド本体をピエゾ素子で構成したことを特徴とする。
印字ヘッドとしてインクジェットヘッドを用いる場合に通常基板として用いられるピエゾ素子でヘッド本体を構成することで、インクジェットヘッドの基板(振動板)とアンテナの基板を確実に共通化できる。
第7の発明は、上記第1乃至第6発明のいずれか1つにおいて、前記ヘッド側アンテナは、前記ヘッド本体の一方側に位置するマイクロストリップアンテナ素子と、前記ヘッド本体の他方側に位置する地板とを備え、マイクロストリップアンテナとして機能することを特徴とする。
これにより、マイクロストリップアンテナ素子及び地板を備えたマイクロストリップアンテナのアンテナ素子側への指向性を利用し、対象となる無線タグ回路素子に対し無線タグ情報の読み取り又は書き込みを行うことができる。また、ヘッド本体(基板)に高誘電率の誘電体を用いることで、さらに小型化が可能である。
上記目的を達成するために、第8の発明は、所定の情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されたタグ側アンテナとを備えた無線タグ回路素子を備えた被印字媒体に所定の印字を行う印字素子と、前記無線タグ回路素子の前記タグ側アンテナと無線通信を行うヘッド側アンテナと、前記ヘッド側アンテナ及び前記印字素子とが設けられ、誘電体部を備えたヘッド本体とを有する印字ヘッドと、前記IC回路部の無線タグ情報にアクセスするアクセス情報を生成し、前記ヘッド側アンテナを介して前記タグ側アンテナに送信し、前記IC回路部の前記無線タグ情報へのアクセスを行う情報アクセス手段とを有することを特徴とする。
情報アクセス手段で生成したアクセス情報を、印字ヘッドのヘッド側アンテナを介しタグ側アンテナに送信することでIC回路部の無線タグ情報の読み取り又は書き込みを行うとともに、併せて印字ヘッドの印字素子で被印字媒体に所定の印字を行う。このようにして通信済みのタグを備えた印字済み媒体を用いて印字付き無線タグラベルを作成することができる。
このとき、従来の印字ヘッド部分とアンテナ部分とを一体化して1つの印字ヘッドとしていることにより、印字ヘッドとアンテナとを別々に設ける従来構造に比べ、設置のために必要なスペースを縮小することができるので、タグラベル作成装置の小型化を図ることができる。
第9の発明は、上記第8発明において、前記印字ヘッドは、前記ヘッド側アンテナの偏波方向が前記被印字媒体の搬送方向と略平行となるように配置されていることを特徴とする。
これにより、ヘッド側アンテナによりタグ側アンテナで受信できる電界強度を大きくすることができ、タグ側アンテナとの確実な送受信が可能となる。
第10の発明は、上記第9発明において、前記ヘッド側アンテナは、その電磁波放射面が前記印字素子と同じ側になるように、前記ヘッド本体に配置されていることを特徴とする。
これにより、搬送される被印字媒体に対して印字ヘッドで印字と書込みをほぼ同時に行うことができる。
第11の発明は、上記第10発明において、前記ヘッド側アンテナは、前記印字素子より前記被印字媒体の搬送方向における下流側となるように、前記ヘッド本体に設けられていることを特徴とする。
これにより、上流側の印字素子の印字動作時の発熱等により被印字媒体の無線タグ回路素子に損傷が発生していないかどうかを、下流側のヘッド側アンテナにて確認することが可能となる。
第12の発明は、上記第9乃至第11発明のいずれか1つにおいて、前記ヘッド側アンテナの給電点を前記ヘッド本体の一方側近傍に配置し、前記印字素子を前記ヘッド本体の他方側近傍に配置したことを特徴とする。
アンテナ給電点を印字素子から離れた位置に配置することにより、印字素子に流す電流によるヘッド側アンテナへのノイズ混入の可能性を低減することができる。
第13の発明は、上記第8乃至第12発明のいずれか1つにおいて、前記印字ヘッドは、前記印字素子へ印字制御信号を伝送する配線を備えており、この配線が、前記ヘッド側アンテナの少なくとも一部を兼ねていることを特徴とする。
印字素子への配線がヘッド側アンテナを兼ねる(又はその一部、エレメントまたは配線を兼ねる)ことにより、その分ヘッド側アンテナを省略でき、印字ヘッドを小型化することができる。
第14の発明は、上記第8乃至第13発明のいずれか1つにおいて、アクセス対象となる無線タグ回路素子の搬送位置を検出する位置検出手段と、前記情報アクセス手段による前記アクセス情報の送信後、前記位置検出手段の検出結果に基づき、前記無線タグ回路素子が前記印字素子の位置を搬送方向に通過した後に、アクセス成否確認信号を前記ヘッド側アンテナを介して前記タグ側アンテナに送信するアクセス確認手段とを有することを特徴とする。
無線タグ回路素子が印字素子を通過した後に、データのベリファイを行うことにより、印字素子の発熱等により無線タグ回路素子に損傷が発生していないかどうかを確実に検知することができる。
本発明によれば、印字ヘッド部分とアンテナ部分とを一体化して1つのヘッドとするので、ラベル作成装置の大型化を招くことなく、印字付き無線タグラベルを作成することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の印字ヘッドを備えたタグラベル作成装置が適用される無線タグ生成システムを表すシステム構成図である。
図1に示すこの無線タグ生成システム1において、タグラベル作成装置2は、有線あるいは無線による通信回線3を介してルートサーバ4、端末5、汎用コンピュータ6、及び複数の情報サーバ7に接続されている。
図2は、上記タグラベル作成装置2の詳細構造を表す概念的構成図である。
図2において、タグラベル作成装置2の装置本体8には、凹所としてのカートリッジホルダ部(図示せず)が設けられ、このホルダ部に、カートリッジ100(無線タグ回路素子カートリッジ)が着脱可能に取り付けられている。
装置本体8は、カートリッジ100を嵌合させる上記カートリッジホルダ部を備えるとともに外郭を構成する筐体9と、被印字媒体としての感熱テープ(タグテープ)101に所定の印字(印刷)を行う印字素子10、及び感熱テープ101に備えられる無線タグ回路素子To(詳細は後述)との間でUHF帯等の高周波を用いて無線通信により信号の送受を行うアンテナ14(ヘッド側アンテナ)を備えた本実施形態の印字ヘッド200と、感熱テープ101に印字ヘッド200による印字及び上記アクセスを行った後の印字済みタグラベル用テープ110をテープ送りするためのテープ送りローラ駆動軸12と、その印字済みタグラベル用テープ110を所定のタイミングで所定の長さに切断しラベル状の無線タグラベルT(詳細は後述)を生成するカッタ15と、搬出口16へ無線タグラベルTを案内するガイド18Aに設けられ、無線タグラベルTの有無を検出する排出センサ18とを有している。
一方、装置本体8はまた、上記印字ヘッド200のアンテナ14を介し上記無線タグ回路素子Toへアクセスする(読み取り又は書き込みを行う)ための高周波回路21と、無線タグ回路素子Toから読み出された信号を処理するための信号処理回路22と、前述したテープ送りローラ駆動軸12を駆動するカートリッジ用モータ23と、このカートリッジ用モータ23の駆動を制御するカートリッジ駆動回路24と、上記印字素子10への通電を制御する印刷駆動回路25と、上記カッタ15を駆動して切断動作を行わせるソレノイド26と、そのソレノイド26を制御するソレノイド駆動回路27と、上記高周波回路21、信号処理回路22、カートリッジ駆動回路24、印刷駆動回路25、ソレノイド駆動回路27等を介し、タグラベル作成装置2全体の動作を制御するための制御回路30とを有する。
制御回路30は、いわゆるマイクロコンピュータであり、詳細な図示を省略するが、中央演算処理装置であるCPU、ROM、及びRAM等から構成され、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行うようになっている。またこの制御回路30は、入出力インターフェイス31を介し例えば通信回線に接続され、この通信回線に接続された前述のルートサーバ4、他の端末5、汎用コンピュータ6、及び情報サーバ7等との間で情報のやりとりが可能となっている。
図3は、カートリッジ100の詳細構造を説明するための説明図である。
この図3において、カートリッジ100は、筐体100Aと、この筐体100A内に配置され帯状の上記感熱テープ101が巻回された第1ロール102と、上記感熱テープ101をカートリッジ100外部方向にテープ送りするテープ送りローラ107と、感熱テープ101の搬送方向を転向させつつ搬送を行うガイドローラ120とを有している。
第1ロール102は、リール部材102aの周りに、長手方向に複数の上記無線タグ回路素子Toが所定の等間隔で順次形成された帯状の(例えば無線タグ回路素子Toが印字側から見えないよう所定の色に着色された)上記感熱テープ101を巻回している。
第1ロール102に巻き回される感熱テープ101はこの例では3層構造となっており(図3中部分拡大図参照)、外側に巻かれる側(図3中右側)よりその反対側(図3中左側)へ向かって、剥離紙101a、適宜の粘着材からなる粘着層101b、PET(ポリエチレンテレフタラート)等から成るベースフィルム101cの順序で積層され構成されている。ベースフィルム101cの表面には熱により発色する感熱剤が塗布されている。
ベースフィルム101cの裏側(図3中右側)には、情報を更新可能に(書き換え可能rewritableに)記憶するIC回路部151が一体的に設けられており、これに接続するように情報の送受信を行うアンテナ152(タグ側アンテナ)が形成され、これらによって無線タグ回路素子Toが構成されている。このとき、K矢視概念(上面)図に示すように、無線タグ回路素子Toはテープ101の幅方向一方側(図中下側)に偏るように配置されており、印字ヘッド200通過時の破損防止等に配慮されている。またアンテナ152はテープ走行方向と略平行となるように延設されている。
ベースフィルム101cの裏側(図3中右側)には、上記無線タグ回路素子Toを内包するように設けた上記粘着層101bによって上記剥離紙101aがベースフィルム101cに接着されている。なお、この剥離紙101aは、最終的にラベル状に完成した無線タグラベルTが所定の商品等に貼り付けられる際に、これを剥がすことで粘着層101bにより当該商品等に接着できるようにしたものである。
テープ送りローラ107は、カートリッジ100外に設けた例えばパルスモータである上記カートリッジ用モータ23(前述の図2参照)の駆動力が上記テープ送りローラ駆動軸12に伝達されることによって回転駆動される。
上記構成のカートリッジ100が上記タグラベル作成装置2のカートリッジホルダ部に装着されローラホルダ(図示せず)が離反位置から当接位置に移動されると、感熱テープ101が印字ヘッド200とプラテンローラ108との間に狭持されるとともに、テープ送りローラ107とサブローラ109との間に狭持される。そして、カートリッジ用モータ23(図2等を参照)の駆動力によるテープ送りローラ駆動軸12の駆動に伴い、テープ送りローラ107、サブローラ109、及びプラテンローラ108が同期して回転し、第1ロール102から感熱テープ101が繰り出され、搬送転向ロール120で方向を転向された後、印字ヘッド200側へと供給される。
印字ヘッド200に供給された感熱テープ101に対し、まず複数の印字素子10(この例では発熱素子)により印字が行われる。印字素子10は、各素子ごとに上記印刷駆動回路25(図2等を参照)により通電されることで、感熱テープ101のベースフィルム101cの表面に印字を印刷する。すなわちこの場合はサーマルヘッドとしての機能を果たす。
その後、前述のアンテナ14を介し無線タグ情報へのアクセス(情報書き込み/読み取り)が行われ、印字済タグラベル用テープ110として形成された後、カートリッジ100外へと搬出される。
図4(a)は、図2に示した上記印字ヘッド200の詳細構造を表す拡大側断面図であり、図4(b)は図4(a)中E方向から見た矢視下面図である。なお図4(a)は図4(b)中IVA−IVA′断面による横断面図に相当している。
これら図4(a)及び図4(b)において、印字ヘッド200は、高誘電率の物質(絶縁物も含む。この例ではセラミック基板)からなるヘッド本体201を有している。なお、ヘッド本体201は上記印字素子10やアンテナ14を設けるための誘電体部を備えていれば、誘電体部でない部分があってもよい。
このヘッド本体201の上記セラミック基板領域の一方側(テープ側、図4(a)中下側)のうち、テープ搬送方向上流側(図4(a)中右側)には凸部(グレーズ)202が形成されており、この凸部202上に複数(この例では8個)の上記印字素子10が設けられ、給電線203により給電側に対して並列に接続されている。このとき、凸部202はテープ101の幅方向全域にわたって設けられるのではなく、少なくとも幅方向一方側端部(この例では両端部)に凸部202のない空白領域(平坦領域)Sを設けており、前述したようにテープ101幅方向一方側に偏在配置した無線タグ回路素子Toはこの空白領域Sを通過するようになっており、これによって凸部202及び印字素子10による接触でIC回路部151及びアンテナ152に悪影響を及ぼすのを防止するよう図られている。また、ヘッド本体201を挟んで上記印字素子10及び給電線203と反対側(反テープ側、図4(a)中上側)は上記印字素子10に係わるアース線204が設けられている。なお、耐久性を持たせるため、通常さらに印字素子10を覆うように図示されていないが保護層が設けられている。
また、上記セラミック基板領域の一方側のうち、テープ搬送方向下流側(図4(a)中左側)には、マイクロストリップアンテナ型の上記アンテナ14が設けられている。このアンテナ14は、ヘッド本体201のセラミック基板領域のテープ搬送方向下流側(図4(a)中左側)のうちテープ側(図4(a)中下側)に位置するマイクロストリップアンテナ素子14Aと、ヘッド本体201を挟んで反テープ側(図4(a)中上側)に位置しアース電極として機能する地板14Bとを備えており、これによって、その電磁波放射面が上記印字素子10と同じ側(図4(a)中下側)になりかつその偏波面が図4(a)に示すようにテープ搬送方向(図4(a)中左右方向)に対し略平行となるように配置されている。このときの共振周波数fは、光速をc、基板の比誘電率をεr(例えばセラミックではεr=10程度)、アンテナの長さをaとして、
f=c/(2a(εr)1/2) …(式1)
で表される。
また、アンテナ素子14A及び地板14Bは、テープ101の幅方向ほぼ全域にわたって(幅方向両端部にまで)電波を照射できるように配置されており、アンテナ14の給電線14Cはテープ搬送方向下流側(印字素子10と反対側の図4(a)及び図4(b)中左側)端部近傍に接続されている。
図5は、上記高周波回路21の詳細機能を表す機能ブロック図である。この図5において、高周波回路21は、上記印字ヘッド200のアンテナ14を介し無線タグ回路素子Toに対して信号を送信する送信部32と、アンテナ14により受信された無線タグ回路素子Toからの反射波を入力する受信部33と、送受分離器34とから構成される。
送信部32は、制御回路30からの制御信号(搬送波発生指令信号)に応じ、無線タグ回路素子ToのIC回路部151の無線タグ情報にアクセスする(この例では書き込み、後述の変形例では読み取りも含む)ための搬送波を発生させる水晶振動子35、PLL(Phase
Locked Loop)36、及びVCO(Voltage Controlled Oscillator)37と、上記信号処理回路22から供給される信号に基づいて上記発生させられた搬送波を変調(この例では信号処理回路22からの「TX_ASK」信号に基づく振幅変調)する送信乗算回路38(但し振幅変調の場合は増幅率可変アンプ等を用いてもよい)と、その送信乗算回路38により変調された変調波(無線タグ情報)を、制御回路30からの「TX_PWR」信号によって増幅率を決定し増幅する可変送信アンプ39とを備えている。そして、上記発生される搬送波は、好適にはUHF帯の周波数を用いており、上記送信アンプ39の出力は、送受分離器34を介してアンテナ14に伝達されて無線タグ回路素子ToのIC回路部151に供給される。なお、無線タグ情報は上記のように変調した信号に限られず、単なる搬送波のみの場合もある。
受信部33は、アンテナ14により受信された無線タグ回路素子Toからの反射波と上記発生させられた搬送波とを掛け合わせる受信第1乗算回路40と、その受信第1乗算回路40の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第1バンドパスフィルタ41と、この第1バンドパスフィルタ41の出力を増幅して第1リミッタ42に供給する受信第1アンプ43と、上記アンテナ14により受信された無線タグ回路素子Toからの反射波と上記発生された後に移相器49により位相が90°遅れた搬送波とを掛け合わせる受信第2乗算回路44と、その受信第2乗算回路44の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第2バンドパスフィルタ45と、この第2バンドパスフィルタ45の出力を入力するとともに増幅して第2リミッタ46に供給する受信第2アンプ47とを備えている。そして、上記第1リミッタ42から出力される信号「RXS−I」及び第2リミッタ46から出力される信号「RXS−Q」は、上記信号処理回路22に入力されて処理される。
また、受信第1アンプ43及び受信第2アンプ47の出力は、RSSI(Received Signal Strength Indicator)回路48にも入力され、それらの信号の強度を示す信号「RSSI」が信号処理回路22に入力されるようになっている。このようにして、本実施形態のタグラベル作成装置2では、I−Q直交復調によって無線タグ回路素子Toからの反射波の復調が行われる。
図6は、上記無線タグ回路素子Toの機能的構成を表す機能ブロック図である。この図6において、無線タグ回路素子Toは、タグラベル作成装置2側の上記印字ヘッド200のアンテナ14とUHF帯等の高周波を用いて非接触で信号の送受信を行う上記アンテナ152と、このアンテナ152に接続された上記IC回路部151とを有している。
IC回路部151は、アンテナ152により受信された搬送波を整流する整流部153と、この整流部153により整流された搬送波のエネルギを蓄積し駆動電源とするための電源部154と、上記アンテナ152により受信された搬送波からクロック信号を抽出して制御部155に供給するクロック抽出部156と、所定の情報信号を記憶し得るメモリ部157と、上記アンテナ152に接続された変復調部158と、上記整流部153、クロック抽出部156、及び変復調部158等を介して上記無線タグ回路素子Toの作動を制御するための上記制御部155とを備えている。
変復調部158は、アンテナ152により受信された上記タグラベル作成装置2のアンテナ14からの通信信号の復調を行うと共に、上記制御部155からの応答信号に基づき、アンテナ152より受信された搬送波を変調反射する。
制御部155は、上記変復調部158により復調された受信信号を解釈し、上記メモリ部157において記憶された情報信号に基づいて返信信号を生成し、上記変復調部158により返信する制御等の基本的な制御を実行する。
図7(a)及び図7(b)は、上述のようにして無線タグ回路素子Toの情報書き込み及び印字済タグラベル用テープ110の切断が完了し形成された無線タグラベルTの外観の一例を表す図であり、図7(a)は上面図(すなわちベースフィルム101c側から見た図)、図7(b)は下面図(すなわち剥離紙101a側から見た図)である。また図8は、図7(a)中VIII−VIII′断面による横断面図である。
これら図7(a)、図7(b)、及び図8において、無線タグラベルTは、図3を用いて前述した3層構造になっており、ベースフィルム101c側(図8中上側)よりその反対側(図8中下側)へ向かって、ベースフィルム101c、粘着層101b、剥離紙101aで3層を構成している。そして、前述のように、ベースフィルム101cの裏側に設けたアンテナ152及びベースフィルム101cあるいは粘着層101b内(図ではベースフィルム101c内)に設けたIC回路部151を備え上記印字ヘッド200により情報書き込み済の無線タグ回路素子Toが、ラベルTの幅方向一方側(図8中右側)に偏在配置されているとともに、ベースフィルム101cの表面に印字ヘッド200の印字素子10によって印字R(この例では無線タグラベルTの種類を示す「RF−ID」の文字)が印刷されている。ベースフィルム101cの表面には加熱により発色する感熱剤が塗布されている。
図9は、上述したようなタグラベル作成装置2による無線タグ回路素子ToのIC回路部151の無線タグ情報へのアクセス(読み取り又は書き込み)に際して、上記した端末5又は汎用コンピュータ6に表示される画面の一例を表す図である。
図9において、この例では、タグラベルの種別(アクセス周波数及びテープ寸法)、無線タグ回路素子Toに対応して印刷された印字文字R、その無線タグ回路素子Toに固有のIDであるアクセス(読み取り又は書き込み)ID、上記情報サーバ7に記憶された物品情報のアドレス、及び上記ルートサーバ4におけるそれらの対応情報の格納先アドレス等が前記端末5又は汎用コンピュータ6に表示可能となっている。そして、その端末5又は汎用コンピュータ6の操作によりタグラベル作成装置2が作動されて、ベースフィルム101cに上記印字文字Rが印刷されると共に、IC回路部151に上記書き込みID及び物品情報等の情報が書き込まれる(又はIC回路部151に予め記憶された物品情報等の無線タグ情報が読みとられる)。
なお、上記のような読み取り又は書き込みの際、生成された無線タグラベルTのIDとその無線タグラベルTのIC回路部151から読みとられた情報(又はIC回路部151に書き込まれた情報)との対応関係は、前述のルートサーバ4に記憶され、必要に応じて参照できるようになっている。
図10は、上述した無線タグラベルTの作成、すなわち、感熱テープ101を搬送し印字ヘッド200の印字素子10で所定の印字を行いつつアンテナ14で無線タグ情報の書き込みを行って印字済タグラベル用テープ110とした後、この印字済タグラベル用テープ110を無線タグ回路素子Toごとに切断し無線タグラベルTとする際に、制御回路30によって実行される制御手順を表すフローチャートである。
この図10において、まずステップS105において、ラベル作成装置2の書き込み操作が行われるとこのフローが開始される。そして、上記端末5又は汎用コンピュータ6を介して入力操作された、無線タグ回路素子Toへと書き込むべき無線タグ情報、及びこの無線タグ情報に対応して印字ヘッド10により無線タグラベルTへ印字すべき印字情報が、通信回線3及び入出力インターフェイス31を介し読み込まれる。
その後、ステップS110において、無線タグ回路素子Toから応答がなく、リトライ(再試行)を行った回数をカウントする変数M,N、及び通信良好か不良かを表すフラグFを0に初期化する。
そして、ステップS115において、カートリッジ駆動回路24に制御信号を出力し、カートリッジ用モータ23の駆動力によってテープ送りローラ107を回転駆動させる。これにより、第1ロール102から感熱テープ101が繰り出される(繰り出された感熱テープ101は印字ヘッド200の印字及び情報書き込み(詳細は後述)の後印字済タグラベル用テープ110としてテープ送りローラ107へ供給され、カートリッジ100外方向へと搬送される)。
その後、ステップS120に移り、感熱テープ101所定値C(例えば、印字ヘッド200によって先行する無線タグ回路素子Toの情報書き込み及び印字領域に対する印刷が終了し、次の印刷開始位置が印字ヘッド200にほぼ対向する位置に到達するだけの搬送距離)だけ搬送されたかどうかを判断する。このときの搬送距離判定は、例えば、上記感熱テープ101に設けた適宜の識別用マークを別途設けた公知のテープセンサで検出することにより行えば足りる。判定が満たされたら、ステップS200に移る。
ステップS200では印字・タグ情報書き込み処理を行い、印字ヘッド200の印字素子10により、感熱テープ101の無線タグ回路素子Toに対応する印字領域に印字Rの印刷を行うとともに、印字ヘッド200のアンテナ14により書き込むためメモリ初期化(消去)した後無線タグ情報を含む送信信号を感熱テープ101上の無線タグ回路素子Toに送信し書き込みを行う(詳細は後述の図11参照)。このステップS200が終了したらステップS125に移る。
ステップS125では、フラグF=0であるかどうかが判定される。書き込み処理が正常に完了していればF=0のまま(後述の図11に示すフローのステップS385参照)であるので、この判定が満たされ、ステップS130に移る。
ステップS130では、上記ステップS200で印字ヘッド200のアンテナ14により無線タグ回路素子Toへ書き込まれた情報と、印字ヘッド200の印字素子10により印字された印字情報との組み合わせが、入出力インターフェイス31及び通信回線3を介し端末5又は汎用コンピュータ6を介して出力され、情報サーバ7やルートサーバ4に記憶される。なお、この記憶データは必要に応じて端末5又は汎用コンピュータ6より参照可能に例えばデータベース内に格納保持される。
その後、ステップS135で、感熱テープ101のうちこの時点で処理対象としている無線タグ回路素子Toに対応する印字領域への印字がすべて完了しているかどうかを確認した後、ステップS140へ移る。
なお、先に述べたステップS125において、何らかの理由で書き込み処理が正常に完了していない場合はF=1とされている(後述の図11に示すフローのステップS385参照)のでS125の判定が満たされず、ステップS137に移り、印刷駆動回路25に制御信号を出力して印字ヘッド200の印字素子10を通電を中止し印字を停止させる。このように印字中途停止によって当該無線タグ回路素子Toが正常品でないことを明らかに表示する。なお、印字中途停止でなく、その旨の警報・注意喚起等の特別の態様の印字を行うようにしてもよい。
このステップS137が終了した後、ステップS140へ移る。
ステップS140では、印字済タグラベル用テープ110がさらに所定量(例えば、対象とする無線タグ回路素子To及びこれに対応する被印字テープ103の印字領域のすべてがカッタ15を所定の長さ(余白量)分越えるだけの搬送距離)だけ搬送されたかどうかを判断する。このときの搬送距離判定も、前述のステップS120と同様、例えばマーキングをテープセンサで検出することにより行えば足りる。判定が満たされたら、ステップS145に移る。
ステップS145では、カートリッジ駆動回路24に制御信号を出力し、カートリッジ用モータ23の駆動を停止して、テープ送りローラ107の回転を停止する。これにより、第1ロール102からの感熱テープ101の繰り出し及び印字済タグラベル用テープ110の搬送が停止する。
その後、ステップS150でソレノイド駆動回路27に制御信号を出力してソレノイド26を駆動し、カッタ15によって印字済タグラベル用テープ110の切断を行う。前述したように、この時点で、例えば処理対象の無線タグ回路素子Toを備えた印字済タグラベル用テープ110のすべてがカッタ15を十分に越えており、このカッタ15の切断によって、無線タグ回路素子Toに無線タグ情報が書き込まれかつこれに対応する所定の印字が行われたラベル状の無線タグラベルTが生成される。その後、ラベル状に生成された無線タグラベルTはガイド18Aで搬出口16へ向かってガイドされつつ、搬出口16から装置2外へと排出される。
図11は、上述のステップS200の詳細手順を表すフローチャートである。
この図11において、まず、ステップS300において、印刷駆動回路25に制御信号を出力し、印字ヘッド200の印字素子10を通電して、感熱テープ101のうち処理対象となる無線タグ回路素子Toに対応する領域に、前述の図10のステップS105で読み込んだ文字、記号、バーコード等の印字Rを印刷させる。
そして、ステップS310において、公知の適宜の手法で書き込み対象の無線タグ回路素子Toに割り当てる識別番号IDを設定する。
その後、ステップS320において、無線タグ回路素子Toのメモリ部157に記憶された情報を初期化する「Erase」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22でアクセス情報としての「Erase」信号が生成されて高周波回路21より印字ヘッド200のアンテナ14を介して書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、そのメモリ部157を初期化する。
次に、ステップS330において、メモリ部157の内容を確認する「Verify」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22でアクセス情報としての「Verify」信号が生成されて高周波回路21より印字ヘッド200のアンテナ14を介して情報書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、返信を促す。その後ステップS340において、上記「Verify」信号に対応して書き込み対象の無線タグ回路素子Toから送信されたリプライ信号を印字ヘッド200のアンテナ14を介して受信し、高周波回路21及び信号処理回路22を介し取り込む。
次に、ステップS350において、リプライ信号に基づき、当該無線タグ回路素子Toのメモリ部157内の情報を確認し、メモリ部157が正常に初期化されたか否かを判定する。
判定が満たされない場合はステップS360に移ってMに1を加え、さらにステップS370においてM=5かどうかが判定される。M≦4の場合は判定が満たされずステップS320に戻り同様の手順を繰り返す。M=5の場合はステップS380に移り、エラー表示信号を入出力インターフェイス31及び通信回線3を介し上記端末5又は汎用コンピュータ6へ出力し、対応する書き込み失敗(エラー)表示を行わせ、このフローを終了する。このようにして初期化が不調でも5回までは再試行が行われる。なお、第1ロール102に巻回した感熱テープ101が全部消費されてなくなった場合も、無線タグ回路素子Toの不存在によって上記S340におけるリプライ信号が受信されないから、ステップS350の判定が満たされず、ステップS380にて上記の表示が行われる。
ステップS350の判定が満たされた場合、ステップS390に移り、所望のデータをメモリ部157に書き込む「Program」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22で書き込みたいID情報を含むアクセス情報としての「Program」信号が生成されて高周波回路21及び印字ヘッド200のアンテナ14を介して情報書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、そのメモリ部157に情報が書き込まれる。
その後、ステップS400において、「Verify」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22でアクセス情報としての「Verify」信号が生成されて高周波回路21及び印字ヘッド200のアンテナ14を介して情報書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、返信を促す。その後ステップS410において、上記「Verify」信号に対応して書き込み対象の無線タグ回路素子Toから送信されたリプライ信号を印字ヘッド200のアンテナ14を介して受信し、高周波回路21及び信号処理回路22を介し取り込む。
次に、ステップS420において、リプライ信号に基づき、当該無線タグ回路素子Toのメモリ部157内に記憶された情報を確認し、前述の送信した所定の情報がメモリ部157に正常に記憶されたか否かを判定する。
判定が満たされない場合はステップS430に移ってNに1を加え、さらにステップS440においてN=5かどうかが判定される。N≦4の場合は判定が満たされずステップS390に戻り同様の手順を繰り返す。N=5の場合は前述したステップS380に移り、同様に上記端末5又は汎用コンピュータ6に対応する書き込み失敗(エラー)表示を行わせ、ステップS385で前述のフラグF=1にして、このフローを終了する。このようにして情報書き込みが不調でも5回までは再試行が行われる。
ステップS420の判定が満たされた場合、ステップS450に移り、「Lock」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22で「Lock」信号が生成されて高周波回路21及び印字ヘッド200のアンテナ14を介して情報書き込み対象の無線タグ回路素子Toに送信され、当該無線タグ回路素子Toへの新たな情報の書き込みが禁止される。これにより、書き込み対象とする無線タグ回路素子Toに係わる印字処理及び無線タグ情報書き込みが完了し、前述のようにして無線タグ回路素子Toが排出され、このフローを終了する。
以上のルーチンにより、カートリッジ100内において、感熱テープ101上の書き込み対象の無線タグ回路素子Toに対して対応する無線タグ情報を書き込むとともに、感熱テープ101の対応する領域に対し上記無線タグ情報に対応した印字Rを印刷することができる。
上記において、高周波回路21の送信部32と信号処理回路22とが、各請求後記載の、IC回路部の無線タグ情報にアクセスするアクセス情報を生成し、ヘッド側アンテナを介してタグ側アンテナに送信し、IC回路部の無線タグ情報へのアクセスを行う情報アクセス手段を構成するとともに、情報アクセス手段によるアクセス情報の送信後、位置検出手段の検出結果に基づき、無線タグ回路素子が印字素子の位置を搬送方向に通過した後に、アクセス成否確認信号(「Verify」信号)をヘッド側アンテナを介してタグ側アンテナに送信するアクセス確認手段をも構成する。
以上のように構成した本実施形態のラベル作成装置2においては、第1ロール102から繰り出された感熱テープ101に対し印字ヘッド200の印字素子10で印字が行われ、さらに印字ヘッド200のアンテナ14により無線タグ情報の書き込みが行われて印字済タグラベル用テープ110となり、このタグラベル用テープ110を用いて無線タグラベルTが生成される。
このとき、本実施形態の印字ヘッド200では、印字機能を果たす印字素子10とアンテナ機能を果たすアンテナ14とをともにヘッド本体201に設けることで一体化し、1つの印字ヘッドとしている。これにより、印字ヘッドとアンテナとを別々に設ける従来構造に比べ、設置のために必要なスペースを縮小することができるので、タグラベル作成装置2の小型化を図ることができる。また、タグラベル作成装置2の製造時に、印字ヘッドとアンテナとの位置合わせを行う必要がなくなり、製造工程を簡略化できるという効果もある。さらに印字位置と書き込み位置が略同一となるので、テープ101上に無線タグ回路素子Toを密に配置できるという効果もある。
このとき特に、アンテナ14の電磁波放射面が印字素子10と同じ側になるように、ヘッド本体201に配置されていることにより、搬送される感熱テープ101に対して印字と書込みをほぼ同時に行うことができる。また、アンテナ14が、印字素子10より感熱テープ101の搬送方向下流側に設けられていることにより、上流側の印字素子10の印字動作時の発熱等により無線タグ回路素子Toに損傷が発生していないかどうかを、下流側のヘッド側アンテナにて確認することが可能となる。特に、図11に示したようにステップS300での印字開始より後のステップS400で「Verify」信号を出力しその応答をステップS410で受信する、すなわち印字後にアクセス成否確認を行うようにすることで、正常な書き込み可否の確認を確実に行うことができる。またアンテナ14の給電線14Cが印字ヘッド200上のテープ搬送方向反対側の印字素子10から離れた位置に配置されていることにより、給電線203を介し印字素子10に流す電流によるアンテナ14へのノイズ混入の可能性を低減することができる。
さらに、アンテナ14は、その偏波方向が感熱テープ101の搬送方向(走行方向)と略平行となるように配置されていることにより、印字ヘッド200のアンテナ14により無線タグ回路路素子Toのアンテナ152で受信できる電界強度を大きくすることができ、確実な送受信が可能となる。また、ヘッド本体201を高誘電率の物質(この例ではセラミック)で構成したことにより、同一のアンテナ機能を確保するために必要なヘッド本体201の大きさを小さくできるので、さらに印字ヘッド302の小型化を図れる効果もある。またアンテナ14を設けるヘッド本体201を、発熱素子を設ける場合に通常その基板として用いられるセラミックで構成することにより、ヘッド本体201とアンテナ14の基板を確実に共通化できる。
また、アンテナ14を、マイクロストリップアンテナ素子14A及び地板14Bを備えたマイクロストリップアンテナとすることにより、アンテナ素子14A側への指向性を利用して、対象となる無線タグ回路素子Toに対し確実性の高い無線タグ情報の書き込み(後述の変形例では読み取り)を行うことができる。また、ヘッド本体201に高誘電率の誘電体(この例ではセラミック)を用いることで、さらに小型化が可能である。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨と技術思想の範囲を逸脱しない範囲でさらに種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(1)印字ヘッド200の設置向きのバリエーション
上記実施形態では、印字ヘッド200を感熱テープ101の搬送経路よりカートリッジ内方側に設けて感熱テープ101に当接させて印字を行ったが、これに限られず、感熱テープ101を挟んで反対側のカートリッジの外方から印字を行っても良い。図12はそのような変形例におけるカートリッジ100′の詳細構造を説明するための説明図であり、上記の図3に対応する図である。図3等と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図12において、カートリッジ100′は、感熱テープ101′(被印字媒体)が巻回された第1ロール(タグテープロール)102′と、この感熱テープ101′をカートリッジ100′外部方向にテープ送りをする上記テープ送りローラ107と、感熱テープ101′の搬送方向を転向させつつ搬送を行う上記ガイドローラ120とを有している。
第1ロール102′は、リール部材102a′の周りに、長手方向に複数の上記無線タグ回路素子Toが順次形成された帯状の透明な上記感熱テープ101′を巻回している。
第1ロール102′に巻き回される感熱テープ101′はこの例では3層構造となっており(図12中部分拡大図参照)、外側に巻かれる側(図12中右側)よりその反対側(図12中左側)へ向かって、PET(ポリエチレンテレフタラート)等から成るベースフィルム101a′、適宜の粘着材からなる粘着層101b′、剥離紙101c′の順序で積層され構成されている。
ベースフィルム101a′の裏側(図12中左側)には、上記IC回路部151が一体的に設けられており、これに接続するように情報の送受信を行う上記アンテナ152が形成され、これらによって無線タグ回路素子Toが構成されている。
ベースフィルム101a′の裏側(図12中左側)には、上記無線タグ回路素子Toを内包するように設けた上記粘着層101b′によって上記剥離紙101c′がベースフィルム101a′に接着されている。なお、この剥離紙101c′は、最終的にラベル状に完成した無線タグラベルTが所定の商品等に貼り付けられる際に、これを剥がすことで粘着層101b′により当該商品等に接着できるようにしたものである。
カートリッジ100′が上記タグラベル作成装置2のカートリッジホルダ部に装着されローラホルダ(図示せず)が離反位置から当接位置に移動されると、感熱テープ101′が印字ヘッド200とプラテンローラ108との間に狭持されるとともに、テープ送りローラ107とサブローラ109との間に狭持される。そして、カートリッジ用モータ23(図2等を参照)の駆動力によるテープ送りローラ駆動軸12の駆動に伴い、テープ送りローラ107、サブローラ109、及びプラテンローラ108が同期して回転し、第1ロール102′から感熱テープ101′が繰り出され、搬送転向ロール120で方向を転向された後、印字ヘッド200側へと供給される。このようにして第1ロール102′から繰り出された感熱テープ101′に対し、印字ヘッド200にて上記実施形態と同様に印字素子10による印字及びアンテナ14による無線タグ情報への情報書き込みが行われ、印字済タグラベル用テープ110′として形成された後、カートリッジ100′外へと搬出される。
カートリッジ100′外へ搬出した後の搬送、カッタ15による切断等については上記と同様であるので説明を省略する。
図13(a)及び図13(b)は、上述のようにして無線タグ回路素子Toの情報書き込み及び印字済タグラベル用テープ110の切断が完了し形成された無線タグラベルT′の外観の一例を表す図であり、図13(a)は上面図(すなわちベースフィルム101a′側から見た図)、図13(b)は下面図(すなわち剥離紙101c′側から見た図)である。また図14は、図13(a)中XIV−XIV′断面による横断面図である。
これら図13(a)、図13(b)、及び図14において、無線タグラベルT′は、3層構造になっており、ベースフィルム101a′側(図14中上側)よりその反対側(図14中下側)へ向かって、ベースフィルム101a′、粘着層101b′、剥離紙101c′で3層を構成している。そして、前述のように、ベースフィルム101a′の裏側に設けたアンテナ152及びベースフィルム101a′あるいは粘着層101b′内(図ではベースフィルム101a′内)に設けたIC回路部151を備え上記印字ヘッド200により情報書き込み済の無線タグ回路素子Toが、ラベルT′の幅方向一方側(図14中右側)に偏在配置されているとともに、ベースフィルム101a′の表面に印字ヘッド200の印字素子10によって印字R(この例では無線タグラベルTの種類を示す「RF−ID」の文字)が印刷されている。ベースフィルム101a′の表面には加熱により発色する感熱剤が塗布されている。
この変形例においても、上記実施形態と同様、印字ヘッド20の小型化によるタグラベル作成装置2の小型化等の効果を得ることができる。
(2)インクリボンを用いた場合
以上においては、感熱型の被印字媒体である感熱テープ101,101′を用い、印字ヘッド200の発熱素子10で加熱するだけで印字を行ったが、これに限られず、通常の被印字媒体に対しインクリボンのインクを印字ヘッド200で熱転写することで所定の印字を行うようにしてもよい。
図15は、上記実施形態において図3に示したカートリッジ100にインクリボンを適用した変形例を表す図である。図3及び図12と同様の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
図15に示すカートリッジ100″において、第1ロール102には、感熱テープ101に相当する通常の(感熱タイプではない)基材テープ101″が巻回されている。この基材テープ101″は図示を省略するが、外側に巻かれる側よりその反対側へ向かって、剥離紙101a、粘着層101b、ベースフィルム101cの順序で積層され構成されている。
また、インクリボン105(熱転写リボン)を繰り出すリボン供給側ロール111と、印字後のリボン105を巻取るリボン巻取りローラ106と、基材テープ101″への印字が終了したインクリボン105を駆動するリボン巻取りローラ駆動軸11とが新たに設けられている。上記第1ロール102より繰り出される基材テープ101″は、その裏面側に配置された上記リボン供給側ロール111及び上記リボン巻取りローラ106で駆動されるリボン105が、上記印字ヘッド200に押圧されることで上記ベースフィルム101cの裏面に当接され、これによって印字素子10の発熱によりベースフィルム101cに熱転写が行われ、所定の印字が行われるようになっている。
なお、前述した図12に示したカートリッジ100′に同様にインクリボンを適用してもよい。
これら変形例によっても、上記実施形態と同様の効果を得る。
(3)無線タグ回路素子より情報読み取りのみを行う場合
上記各実施形態においては、無線タグ回路素子に情報書き込みを行う無線タグの生成システムに適用した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、予め所定の無線タグ情報(タグ識別情報等)が書き換え不可に記憶保持されている読み取り専用の無線タグ回路素子から無線タグ情報を読み取りながら、これに対応する印字を行ってラベルを作成する場合があり、このような場合にも適用可能である。
図16は、この変形例における制御回路30が実行する制御手順を表すフローチャート(上記実施形態の図10に相当)であり、この場合には、図10におけるステップS105に代わるステップS105Aにおいては印字情報のみを読み込み、ステップS110に代わるステップS110AではフラグN,Fのみを0にし、ステップS200に代わるステップS200Aで印字及び無線タグ情報の読み込み処理を行い(詳細は後述の図17参照)、その後ステップS130に代わるステップS130Aで印字情報とその読み込んだ無線タグ情報との組み合わせを保存する。
図17は、上記ステップS200Aの印字・読み込み処理の詳細手順を表すフローチャートである。
図17において、まず、ステップS510において、印刷駆動回路25に制御信号を出力し、印字ヘッド200の印字素子10を通電して、感熱テープ101(又は101′)のうち処理対象となる無線タグ回路素子Toに対応する印字領域に、前述の図16のステップS105Aで読み込んだ文字、記号、バーコード等の印字Rを印刷させる。
そして、ステップS501において、無線タグ回路素子Toに記憶された情報を読み出す「Scroll All ID」コマンドを信号処理回路22に出力する。これに基づき信号処理回路22で無線タグ制御情報としての「Scroll
All ID」信号が生成されて高周波回路21及び印字ヘッド20のアンテナ14を介して読み取り対象の無線タグ回路素子Toに送信され、返信を促す。
次に、ステップS502において、上記「Scroll All ID」信号に対応して読み取り対象の無線タグ回路素子Toから送信されたリプライ信号(タグID情報等を含む無線タグ情報)を印字ヘッド200のアンテナ14を介して受信し、高周波回路21及び信号処理回路22を介し取り込む。
次に、ステップS503において、上記ステップS502で受信したリプライ信号に誤りがないか否かを公知の誤り検出符号(CRC符号;Cyclic Redundancy Check等)を用いて判定する。
判定が満たされない場合はステップS504に移ってNに1を加え、さらにステップS505においてN=5かどうかが判定される。N≦4の場合は判定が満たされずステップS501に戻り同様の手順を繰り返す。N=5の場合はステップS506に移り、エラー表示信号を入出力インターフェイス31及び通信回線3を介し上記端末5又は汎用コンピュータ6へ出力し、対応する読み取り失敗(エラー)表示を行わせた後、ステップS507でフラグF=1としてこのルーチンを終了する。このように、情報読み取りが不調でも5回までは再試行が行われることにより、読み取り信頼性の確保上、万全を期すことができる。
ステップS503の判定が満たされた場合、印字処理、及び読み取り対象とする無線タグ回路素子Toからの無線タグ情報の読み取りが完了し、このルーチンを終了する。
以上のルーチンにより、カートリッジ内の読み取り対象の無線タグ回路素子Toに関し、対応する印字処理と、IC回路部の無線タグ情報(タグ識別情報等)の読み出しとを行うことができる。
この変形例においても、読み取り専用の無線タグ回路素子から無線タグ情報を読み取りながら、これに対応する印字を行ってラベルを作成する場合について、上記実施形態同様、1つの印字ヘッド200で印字機能とアンテナ機能との両方を行うので、従来構造に比べ設置のために必要なスペースを縮小し、タグラベル作成装置2の小型化を図れる等の同様の効果を得る。
(4)アンテナ配線構造等のバリエーション
(4−1)印字素子への配線を斜めにした場合
図18は、この変形例による印字ヘッド200−1の詳細構造を表す下面図であり、前述した実施形態の図4(b)に相当する図である。上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
図18において、この印字ヘッド200−1では、先の図4では略長方形平板形状であったマイクロストリップアンテナ素子14Aの4隅の一つ(図18中右下側)を斜めに切り欠いた形状とし、その切り欠いた部分に沿うように、各印字素子10への給電線203をすべて略平行に斜めに延設している。これにより、これらアンテナ素子14A、給電線203、印字素子10等の配置に必要なスペースをテープ長手方向(図18中左右方向)に低減できるので、さらに小型化した印字ヘッド200−1を実現できる。
(4−2)逆Fアンテナを用いた場合
図19(a)は、この変形例による印字ヘッド200−2の詳細構造を表す下面図(前述した実施形態の図4(b)に相当する図)であり、図19(b)は図19(a)中I方向からみた矢視図であり、図19(c)は図19(a)中H方向からみた矢視側面図である。上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
これら図19(a)〜図19(c)に示すように、この印字ヘッド200−2では、印字機能側(図中右側)については図4とほぼ同一の構成としながら、アンテナ機能側(図中左側)について、パッチアンテナを鏡面対称の対称面から略半分にしたものに相当するいわゆる逆F字型の逆Fアンテナ14−2としたものである。
アンテナ14−2は、ヘッド本体201のセラミック基板領域のテープ搬送方向下流側(図19(a)中左側)のうちテープ側(図19(b)及び図19(c)中上側)に位置するマイクロストリップアンテナ素子14A−2と、ヘッド本体201を挟んで反テープ側(図19(b)及び図19(c)中下側)に位置しアース電極として機能する地板14B−2とを備えており、これによって、その電磁波放射面が上記印字素子10と同じ側(図19(c)中上側)になりかつその偏波面がテープ搬送方向(図19(c)中左右方向)に対し略平行となるように配置されている。
また、この例では、アンテナ素子14A−2及び地板14B−2は、この例ではテープ101の幅方向半分程度の領域(図19(a)における下半分)において電波を照射できるように配置され、アンテナ14−2の給電線14C−2はテープ搬送方向下流側(印字素子10と反対側の図19(a)及び図19(c)中左側)に接続されている。
本変形例によれば、逆Fアンテナを用いることでさらに印字ヘッド200−2を容易に小型化することができる。
なお、上記逆Fアンテナのほかに、いわゆるスロットアンテナを用いても良い。
(4−3)変形ダイポールアンテナを用いる場合
図20(a)は、この変形例による印字ヘッド200−3の詳細構造を表す側面図であり、図20(b)は、図20(a)中J方向から見た下面図(前述した実施形態の図4(b)に相当する図)である。上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
これら図20(a)及び図20(b)において、この印字ヘッド200−3では、印字機能側(図中右側)については図4とほぼ同等の構成としながら、アンテナ機能側(図中左側)について、変形ダイポールアンテナ14−3としたものである。
アンテナ14−3は、通常の直線状のダイポールアンテナを略蛇行形状となるように屈曲変形させた2つのダイポールアンテナエレメント14Dを、ヘッド本体201のセラミック基板領域のテープ搬送方向下流側(図20(a)及び図20(b)中左側)のうちテープ側(図20(a)中下側)に配置して構成されている。これによって、その電磁波放射面が上記印字素子10と同じ側(図20(a)中下側)になりかつその偏波面がテープ搬送方向(図20(a)中左右方向)に対し略平行となるように配置されており、またアンテナ14−3の給電点14Eはテープ搬送方向下流側(印字素子10と反対側の図20(a)及び図20(B)中左側)に接続されている。
本変形例によっても、上記実施形態と同様の効果を得る。
(4−4)印字素子への配線をアンテナに兼用した場合
図21は、この変形例による印字ヘッド200−4の詳細構造を表す下面図であり、前述した実施形態の図4(b)に相当する図である。上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
この図21において、この印字ヘッド200−4では、印字機能側(図中右側)については図4とほぼ同等の構成、すなわち7個の印字素子10を凸部202上に設けて給電線203により電力供給を行うようにしながらも、1個の印字素子についてはその給電線を略蛇行形状とし、アンテナ機能側(図中左側)に備えられた変形モノポールアンテナ14Fに接続してトラップ部203′としたものである。
トラップ部203′は、蛇行パターンによるインダクタンスと蛇行パターン相互間の空間からなる浮遊容量による静電容量で共振し、タグ書込み周波数の電流を阻止するトラップとして動作することとなる。モノポールアンテナアンテナ14Fは、通常の直線状のモノポールアンテナを略蛇行形状となるように屈曲変形させ、ヘッド本体201のセラミック基板領域のテープ搬送方向下流側(図21中左側)のうちテープ側に配置して構成されており、上記トラップ部203′とともにこの印字ヘッド200−4のアンテナ14−4を構成している。このような構成によって、アンテナ14−4は、その電磁波放射面が上記印字素子10と同じ側(図21中手前側)になりかつその偏波面がテープ搬送方向に対し略平行となるように配置されており、またアンテナ14−4の給電点14Gはテープ搬送方向下流側(印字素子10と反対側の図21中左側)に位置している。
なお、印刷駆動回路25の出力側には、タグ書込み周波数の回り込みを防止するためのコイルLが接続されており、また高周波回路の出口側には発熱体である印字素子10への電流が高周波回路21に回り込むのを阻止するためのコンデンサCが接続されている。
上記において、給電線203′が、各請求項記載の、印字素子へ印字制御信号を伝送し、ヘッド側アンテナの少なくとも一部を兼ねる配線を構成する。
本変形例によれば、印字素子10への配線であるアンテナ部203′がアンテナを兼ねることにより、その分アンテナ14の構成を省略又は簡略化できるので、印字ヘッド200−4をさらに小型化できる効果がある。
なお、上記のように配線がアンテナそのものを兼ねなくても、アンテナの一部、又はエレメントや配線を兼ねるように構成してもよい。この場合も、その兼用している部分により上記小型化の効果を得ることができる。
(4−5)ヘッド端部に印字素子を設けた場合
図22(a)は、この変形例による印字ヘッド200−5の詳細構造を表す側面図であり、図22(b)はその上面図であり、図22(c)はその下面図であって前述した実施形態の図4(b)に相当する図である。上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
これら図22(a)〜(c)において、この印字ヘッド200−5では、凸部22を省略し、印字素子10をヘッド本体201のテープ101搬送方向上流側(図22中右側)端部においてテープ101側(図22中下側)からテープ101と反対側(図22中上側)に跨るように(但しテープ101に少なくとも当接するように)設けられている。
また、ヘッド本体201のテープ101側(図22中下側)では、略長方形平板形状の地板14Bの4隅の一つ(図22(b)中右下側)を斜めに切り欠いた形状とし、その切り欠いた部分に沿うように、各印字素子10への給電線203をすべて略平行に斜めに延設している。
本変形例によれば、アンテナ14より印字素子10を大きく遠くへ離すことができるので、印字素子10の印字動作によるアンテナ電界の影響を大きく低減することができる。
(4−6)インクジェットヘッド
図23は、この変形例による印字ヘッド200−6の概念的構成を表す斜視図である。
図23において、この変形例は、印刷機能部分を、印字素子として圧電素子を備えたインクジェットヘッドとしたものであり、高誘電体(例えばピエゾ素子)材質よりなる略直方体状のヘッド本体201内に複数のインクジェットノズル205を形成し、各ノズル205内に印刷駆動回路25からの信号で駆動される印字素子(圧電素子、図示せず)を設け、この圧電素子でノズル205からのインクの噴射を制御することで、所定の印字を行う。また、ヘッド本体201の上面にアンテナ14を設けている。
本変形例によれば、印字ヘッドとしてインクジェットヘッドを用いる場合に通常基板として用いられるピエゾ素子でヘッド本体201を構成することで、インクジェットヘッドの基板(振動板)とアンテナ14の基板を確実に共通化できる。そしてこのとき、ピエゾ素子のような高誘電体にアンテナ14を設けることでアンテナを小型化できる。
なお、上記において、インクの流路やキャビティ、ノズルについては、誘電体でなく、ステンレス等の金属で構成してもよい。すなわち少なくともアンテナ部分に誘電体の基板が形成されていれば足りるものである。
(5)その他
(A)無線タグ回路素子Toの印字素子10通過を確実に検出した後にアクセスする場合
すなわち、図11において、ステップS320以降による無線タグ情報書き込みを行う前に、例えば感熱テープ101(又は基材テープ101′)に設けた適宜の識別子(マーキング)等をセンサで検出し(=位置検出手段)、その検出信号によって無線タグ回路素子Toが印字素子10を確実に通過したことかどうかを判定し、この判定が満たされた場合にのみ、ステップS320以降へ移行し「Erase」「Verify」「Program」「Verify」信号等を送信するようにしてもよい。
この場合、高周波回路21の送信部32と信号処理回路22とが、情報アクセス手段によるアクセス情報の送信後、位置検出手段の検出結果に基づき、無線タグ回路素子が印字素子の位置を搬送方向に通過した後に、アクセス成否確認信号(「Verify」信号)をヘッド側アンテナを介してタグ側アンテナに送信するアクセス確認手段を構成する。
本変形例においては、無線タグ回路素子Toが印字素子10を確実に通過した後に、データのベリファイ(図11のステップS400参照)を行うことになる結果、印字素子(発熱素子)10の発熱等により無線タグ回路素子Toに損傷が発生していないかどうかを確実に検知できるという効果を得る。
(B)カットを行わない場合
以上においては、印字及び無線タグ回路素子Toへのアクセス(読み取り又は書き込み)の終了したテープ110,110′をカッタ15で切断してタグラベルT,T′を作成した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、ラベルに対応した所定の大きさに予め分離されたラベル台紙(いわゆるダイカットラベル)がロールから繰り出されるテープ上に連続配置されているような場合には、カッタ15で切断しなくても、テープが排出口16から排出されてきた後にラベル台紙(アクセス済みの無線タグ回路素子Toが備えられかつ対応する印字がなされたもの)のみをテープから剥がしてタグラベルT,T′を作成しても良い。この場合も同様の効果を得る。
なお、以上で用いた「Scroll
All ID」信号」「Erase」信号、「Verify」信号、「Program」信号等は、EPC globalが策定したAuto−ID仕様に準拠しているものとする。EPC globalは、流通コードの国際機関である国際EAN協会と、米国の流通コード機関であるUniformed Code Council(UCC)が共同で設立した非営利法人である。なお、他の規格に準拠した信号でも、同様の機能を果たすものであればよい。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明の一実施形態の印字ヘッドを備えたタグラベル作成装置が適用される無線タグ生成システムを表すシステム構成図である。 タグラベル作成装置の詳細構造を表す概念的構成図である。 カートリッジの詳細構造を説明するための説明図である。 印字ヘッドの詳細構造を表す拡大側断面図、及び図4(a)中E方向から見た矢視下面図である。 高周波回路の詳細機能を表す機能ブロック図である。 無線タグ回路素子の機能的構成を表す機能ブロック図である。 無線タグラベルの外観の一例を表す上面図及び下面図である。 図7(a)中VIII−VIII′断面による横断面図である。 無線タグ情報へのアクセスに際して、端末又は汎用コンピュータに表示される画面の一例を表す図である。 制御回路によって実行される制御手順を表すフローチャートである。 図10のステップS200の詳細手順を表すフローチャートである。 印字ヘッドの設置向きを変えた変形例におけるカートリッジの詳細構造を説明するための説明図である。 無線タグラベルの外観の一例を表す図である。 図13(a)中XIV−XIV′断面による横断面図である。 図3に示したカートリッジにインクリボンを適用した変形例を表す図である。 情報読み取りのみを行う変形例における制御回路が実行する制御手順を表すフローチャートである。 図16のステップS200Aの詳細手順を表すフローチャートである。 印字素子への配線を斜めにした場合変形例による印字ヘッドの詳細構造を表す下面図である。 逆Fアンテナを用いた変形例による印字ヘッドの詳細構造を表す下面図、図19(a)中I方向からみた矢視図、及び図19(a)中H方向からみた矢視側面図である。 変形ダイポールアンテナを用いる変形例による印字ヘッドの詳細構造を表す側面図、及び図20(a)中J方向から見た下面図である。 印字素子への配線をアンテナに兼用した変形例による印字ヘッドの詳細構造を表す下面図である。 ヘッド端部に印字素子を設けた変形例による印字ヘッドの詳細構造を表す側面図、上面図、及び下面図である。 インクジェットヘッドの変形例による印字ヘッドの概念的構成を表す斜視図である。
符号の説明
2 タグラベル作成装置
10 印字素子(発熱素子)
14 アンテナ(ヘッド側アンテナ)
14A マイクロストリップアンテナ素子
14B 地板
14−3 アンテナ(ヘッド側アンテナ)
14−4 アンテナ(ヘッド側アンテナ)
21 高周波回路
22 信号処理回路(情報アクセス手段;アクセス確認手段)
32 送信部(情報アクセス手段;アクセス確認手段)
101 感熱テープ(被印字媒体)
101′ 基材テープ(被印字媒体)
151 IC回路部
152 アンテナ(タグ側アンテナ)
200 印字ヘッド(サーマルヘッド)
200−1〜5 印字ヘッド(サーマルヘッド)
200−6 印字ヘッド(インクジェットヘッド)
201 ヘッド本体(誘電体部)
203′ アンテナ部(配線)
To 無線タグ回路素子

Claims (14)

  1. 誘電体部を備えたヘッド本体と、
    このヘッド本体に設けられた印字素子と、
    前記ヘッド本体の誘電体部に設けられ、情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されたタグ側アンテナとを備えた無線タグ回路素子の前記タグ側アンテナと無線通信を行うヘッド側アンテナとを有し、
    前記無線タグ回路素子を備えた被印字媒体に、所定の印字を行うことを特徴とする印字ヘッド。
  2. 請求項1記載の印字ヘッドにおいて、
    前記ヘッド本体の誘電体部を、高誘電率の物質で構成したことを特徴とする印字ヘッド。
  3. 請求項1又は2記載の印字ヘッドにおいて、
    前記印字素子として発熱素子を備えたサーマルヘッドであることを特徴とする印字ヘッド。
  4. 請求項3記載の印字ヘッドにおいて、
    前記ヘッド本体をセラミックで構成したことを特徴とする印字ヘッド。
  5. 請求項1又は2記載の印字ヘッドにおいて、
    前記印字素子として圧電素子を備えたインクジェットヘッドであることを特徴とする印字ヘッド。
  6. 請求項5記載の印字ヘッドにおいて、
    前記ヘッド本体をピエゾ素子で構成したことを特徴とする印字ヘッド。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項記載の印字ヘッドにおいて、
    前記ヘッド側アンテナは、前記ヘッド本体の一方側に位置するマイクロストリップアンテナ素子と、前記ヘッド本体の他方側に位置する地板とを備え、マイクロストリップアンテナとして機能することを特徴とする印字ヘッド。
  8. 所定の情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されたタグ側アンテナとを備えた無線タグ回路素子を備えた被印字媒体に所定の印字を行う印字素子と、前記無線タグ回路素子の前記タグ側アンテナと無線通信を行うヘッド側アンテナと、前記ヘッド側アンテナ及び前記印字素子とが設けられ、誘電体部を備えたヘッド本体とを有する印字ヘッドと、
    前記IC回路部の無線タグ情報にアクセスするアクセス情報を生成し、前記ヘッド側アンテナを介して前記タグ側アンテナに送信し、前記IC回路部の前記無線タグ情報へのアクセスを行う情報アクセス手段とを有することを特徴とするタグラベル作成装置。
  9. 請求項8記載のタグラベル作成装置において、
    前記印字ヘッドは、前記ヘッド側アンテナの偏波方向が前記被印字媒体の搬送方向と略平行となるように配置されていることを特徴とするタグラベル作成装置。
  10. 請求項9記載のタグラベル作成装置において、
    前記ヘッド側アンテナは、その電磁波放射面が前記印字素子と同じ側になるように、前記ヘッド本体に配置されていることを特徴とするタグラベル作成装置。
  11. 請求項10記載のタグラベル作成装置において、
    前記ヘッド側アンテナは、前記印字素子より前記被印字媒体の搬送方向における下流側となるように、前記ヘッド本体に設けられていることを特徴とするタグラベル作成装置。
  12. 請求項9乃至11のいずれか1項記載のタグラベル作成装置において、
    前記ヘッド側アンテナの給電点を前記ヘッド本体の一方側近傍に配置し、前記印字素子を前記ヘッド本体の他方側近傍に配置したことを特徴とするタグラベル作成装置。
  13. 請求項8乃至12のいずれか1項記載のタグラベル作成装置において、
    前記印字ヘッドは、前記印字素子へ印字制御信号を伝送する配線を備えており、この配線が、前記ヘッド側アンテナの少なくとも一部を兼ねていることを特徴とするタグラベル作成装置。
  14. 請求項8乃至13のいずれか1項記載のタグラベル作成装置において、
    アクセス対象となる無線タグ回路素子の搬送位置を検出する位置検出手段と、
    前記情報アクセス手段による前記アクセス情報の送信後、前記位置検出手段の検出結果に基づき、前記無線タグ回路素子が前記印字素子の位置を搬送方向に通過した後に、アクセス成否確認信号を前記ヘッド側アンテナを介して前記タグ側アンテナに送信するアクセス確認手段とを有することを特徴とするタグラベル作成装置。
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