JP2006099577A - 金銭処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 屋外等に設置される本体装置に取り付けられる金銭処理装置の防水性を向上させる。
【解決手段】 本発明の金銭処理装置によれば、表扉3の上端部内側に設けたパッキン305によって金銭処理装置の内部に水分が浸入するのが防止されるとともに、その水分が、溝部312と枠カバー302により形成される樋構造によって積極的に外部に送出される。このため、屋外等に設置される給油ポンプに金銭処理装置を組み込んでも、その防水性を確保することができる。また、この樋構造によって水分がいったん流れだすと、その表面張力によって水分が積極的に排出側に引き込まれるように流されるため、仮にパッキン305が多少劣化した状態でも、その水分を内部に浸透させることなく排除することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、本体装置に組み込まれて所定の金銭処理を行う金銭処理装置に関する。
例えばガソリンスタンドなどでは、給油した量に応じて現金の入出金処理を行うが、特にセルフサービス方式のガソリンスタンドにおいては、ガソリンの給油から清算までを利用者自身が行うことになっている。そのため、利用者は、その給油を行う場所において給油から清算までの全ての操作をできることが望ましい。しかし、現金の入出金処理を行う部分に関しては、給油ポンプの大きさがある程度決まっているため、その中に、紙幣および硬貨を取り扱う装置を組み込むスペースに制約がある。
そこで、従来の給油ポンプでは、紙幣の入出金処理を行う紙幣処理装置のみが搭載されており、小額の釣銭があるとき、または硬貨による清算を行う場合には、別の場所に併設された清算機もしくは店内で釣銭の清算を行うようにしている。
その清算機などには、釣銭処理を行うことができる硬貨処理装置が設けられていて、入金された硬貨の金種を判別し、判別された金種に応じて収納するとともに、収納された硬貨の中から該当する金種および枚数分の硬貨が釣銭として払い出しできるようになっている。このような硬貨処理装置は、流通している硬貨の全金種を取り扱うことができるもので、例えばスーパーマーケットなどで用いられているキャッシュドロアと連動して動作する釣銭機と同様な機器構成が採用されている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、現金の入出金処理は、紙幣のみならず硬貨の釣銭の清算まで同じ給油ポンプの場所にて行うことが要望されているが、給油ポンプに搭載される従来の金銭処理装置は、スペースの関係で紙幣処理装置のみであって、硬貨処理装置を一緒に組み込むことができないため、清算をするのに場所を変えなければならず、煩わしい。このため、硬貨処理装置も小型化してこの金銭処理装置に組み込めるようにすることが要請されている。
そして、このように紙幣処理装置と硬貨処理装置を一緒に組み込んだ装置が実現されると、利用者がその給油から清算までの全ての操作を行えるようになるが、一方で、金銭を取り扱う装置全体が屋外に配置されることになる。このため、雨天のときの防水機能を確保する必要性が生じる。
従来は、このような装置において防水性を高めるために、装置本体と前面扉との間に形成される隙間にこれを水密にシールする防水パッキンを配置するなどの方法がとられていた(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−351136号公報(図3) 特開2001−109926号公報(図3)
しかしながら、このようなパッキンのみのシールではその耐久性が懸念され、装置の断続的な使用によってパッキンが劣化すると、防水機能が著しく低下してしまう。このため、パッキンを定期的に交換しなければならず、非常に煩わしいといった問題が生じる。
なお、このような硬貨処理装置の防水性の問題は、給油ポンプに搭載される金銭処理装置のみならず、屋外に設置される自動販売機や両替機その他の金銭処理装置にも同様に生じるものである。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、屋外等に設置される本体装置に取り付けられる金銭処理装置の防水性を向上させ、より好ましくは、コンパクトな構成でこれを実現できる金銭処理装置を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、接客面を有する筐体内に金銭処理機構を備え、前記接客面が本体装置に露出される状態で組み込まれ、前記接客面に設けられた貨幣投入口から貨幣が投入されると、前記本体装置と協働して所定の金銭処理を行う金銭処理装置において、前記接客面に開閉可能に設けられた扉と、前記扉の周縁部にその奥側で対向するように設けられたパネル枠と、前記扉および前記パネル枠の少なくとも一方に設けられ、前記扉が閉められた際に前記扉と前記パネル枠との間隙に密着して介装され、前記扉を伝った水分の内部への浸入を阻止するシール部材と、前記扉を伝って流入し、前記シール部材に塞き止められた水分を外部に送出するための樋構造と、を備えたことを特徴とする金銭処理装置が提供される。
このような金銭処理装置では、扉が閉められた際に、この扉とパネル枠との間隙に密着するシール部材によって、雨水等の水分が金銭処理装置の内部に浸入するのが防止されるとともに、シール部材によって塞き止められた水分が、樋構造によって外部に送出される。このとき、樋構造によって水分がいったん流れだすと、その水分は積極的に排出側に引き込まれるように流される。
本発明の金銭処理装置によれば、シール部材によって水分が金銭処理装置の内部に浸入するのが防止されるとともに、その水分が樋構造によって積極的に外部に送出される。このため、屋外等に設置される本体装置に取り付けられる金銭処理装置の防水性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、セルフサービス方式のガソリンスタンドに設置される給油ポンプに搭載するようにした金銭処理装置を例に図面を参照して詳細に説明する。図1は金銭処理装置の外観を示す説明図である。
この金銭処理装置1は、紙幣処理装置と硬貨処理装置とを筐体2内に収容して構成され、その接客面(正面)が給油ポンプ(本体装置)に露出される状態で組み込まれ、ガソリンを所定量単位で販売する際に現金の入出金処理を行う機能を有する。
金銭処理装置1は、筐体2の正面の上部に、表扉3が開閉可能に設けられている。表扉3には錠4が設けられ、保守作業を行うとき以外は施錠しておくことができるようになっている。筐体2の中には、正面から見て左側に紙幣処理装置、右側に硬貨処理装置が収容されている。このため、表扉3の下方の左側には、紙幣を入出金することができる紙幣投入口および紙幣出金口が配置されており、これら紙幣投入口および紙幣出金口は、使用時に利用者によって開閉されるカバー5によって覆われている。表扉3の下方の右側には、硬貨を入出金することができる硬貨投入口201および硬貨払出口が配置されており、その硬貨払出口は、使用時に利用者によって開閉されるカバー6によって覆われている。
この給油ポンプは屋外に設置されるため、金銭処理装置1の筐体2には、雨天時等に内部に水が浸入するのを防止するための所定の防水構造が設けられている。この防水構造の詳細については後述する。
次に、金銭処理装置に収容されている紙幣処理装置の構成について説明する。図2は紙幣処理装置の概要を示す内部側面図である。
紙幣処理装置100は、その前面下部に紙幣を1枚ずつ投入する紙幣投入口101を有し、この紙幣投入口101の奥に紙幣投入センサ102が配置されている。この紙幣投入センサ102は、投入された紙幣を取り込むための図示しない取り込みローラを駆動するモータ103および取り込まれた紙幣を搬送するための入金紙幣搬送部を駆動するモータ104に連動しており、紙幣の投入を検知した場合に、取り込みローラおよび入金紙幣搬送部を動作させるよう構成されている。紙幣投入センサ102の下流側には、入金紙幣鑑別部105が配置されている。この入金紙幣鑑別部105は、複数のセンサを備えていて、入金紙幣搬送部によって搬送される紙幣が通過する間に紙幣の真贋判定および金種の識別を行う。紙幣投入センサ102と入金紙幣鑑別部105とは、入金紙幣鑑別部105による紙幣の鑑別が始まると、紙幣の後端が紙幣投入センサ102を抜けるような位置関係になっていて、紙幣投入センサ102が紙幣を検知できなくなった時点で、モータ103は停止され、次の紙幣を取り込まないようにしている。ここで、搬送されてきた紙幣がこの入金紙幣鑑別部105によって正貨と判断されなかった場合、その紙幣は、モータ103,104を逆転動作させることにより、紙幣投入口101へ返却される。
入金紙幣搬送部は、モータ106によって駆動されて紙幣を垂直方向に搬送する垂直紙幣搬送部に連絡されている。この垂直紙幣搬送部の下部近傍には、紙幣の通過をゲートの動きによって検出する通過センサ107が配置されており、入金紙幣鑑別部105によって正貨と判断された紙幣の通過を検出する。
垂直紙幣搬送部は、その上端が混合紙幣収納庫108に接続され、中間部が千円紙幣収納庫109に接続され、下端近傍が出金リジェクト庫110および出金保留部111に接続されている。垂直紙幣搬送部の中間部には、搬送されてきた紙幣を混合紙幣収納庫108の方向へ向かわせるか千円紙幣収納庫109の方向へ向かわせるかを切り換えるゲート112を備え、混合紙幣収納庫108および千円紙幣収納庫109の入口には、紙幣の通過を検出する通過センサ113,114がそれぞれ配置されている。
混合紙幣収納庫108は、二千円、五千円および一万円の高額紙幣を混合して収納するためのもので、これらの紙幣は、釣銭として再利用されることはない。千円紙幣収納庫109は、最小額の千円紙幣を収納するためのもので、収納されている千円は、釣銭として払い出される紙幣に利用される。このため、千円紙幣収納庫109に隣接して、モータ、複数のローラなどから構成される紙幣繰出部115と、ゲート112と通過センサ114との間の搬送通路に配置された出金紙幣鑑別部116とを備えている。
混合紙幣収納庫108と千円紙幣収納庫109との間には、これらの紙幣収納動作および出金時における収納紙幣の紙幣繰出部115への付勢動作を行うようにした共通の駆動源としてのモータ117と、紙幣収納動作および付勢動作における可動部の上死点および下死点を検知するための位置検知センサ118,119とを備えている。
垂直紙幣搬送部の下端近傍に接続された出金搬送部には、千円紙幣収納庫109から繰り出されてきた紙幣の通過を検知する通過センサ120を備え、その下流側には、搬送されてきた紙幣を出金リジェクト庫110の方向へ向かわせるか出金保留部111の方向へ向かわせるかを切り換えるゲート121を備え、出金リジェクト庫110の入口には、紙幣の通過を検出する通過センサ122が配置されている。出金リジェクト庫110は、千円紙幣収納庫109から繰り出されてきた紙幣が出金紙幣鑑別部116による鑑別の結果、例えば複数枚重なった状態の紙幣であったり千円以外の金種の紙幣であるなど出金に不適切な紙幣であった場合に、そのような紙幣を収納しておくためのものである。出金保留部111は、千円紙幣収納庫109から1枚ずつ繰り出された紙幣を必要枚数になるまで一時的に保留しておくものであって、釣銭に必要な枚数の紙幣が溜まったら、それらの紙幣は、モータ106によって駆動される出金搬送部によって紙幣出金口123へまとめて束搬送される。この出金保留部111と紙幣出金口123との間には、出金紙幣の通過および利用者による出金紙幣の引き抜きを検知する通過センサ124と、紙幣出金口123に設けられてその開閉を行うシャッタ125とを備えている。出金保留部111では、保留された紙幣の束を出金搬送部の搬送ベルトへ押し付けることによって紙幣出金口123の方へ搬送するようにしている。そのため、出金保留部111は、搬送ベルトへの紙幣の押し付けを行う出金紙幣押圧部126を備えている。この出金紙幣押圧部126は、入金紙幣の取り込みに用いられるモータ103を駆動源とし、そのモータ103の逆転動作に連動するカム機構により保留されている紙幣に対して接離する方向に往復移動できるようになっている。その出金紙幣押圧部126の紙幣押圧状態および退避状態における位置は、接離方向に配置された位置センサ127,128によって感知されるように構成されている。
この紙幣処理装置100は、さらに、混合紙幣収納庫108の収納紙幣の有無を検知するセンサ129、千円紙幣収納庫109の収納紙幣の有無および満杯状態を検知するセンサ130,131、出金リジェクト庫110の収納紙幣の有無を検知するセンサ132、および出金保留部111の収納紙幣の有無を検知するセンサ133を備えている。
次に、硬貨処理装置の構成について説明する。図3は、硬貨処理装置の概要を示す内部側面図である。
硬貨処理装置200は、その前面下部に硬貨投入口201を有し、この硬貨投入口201の奥に、投入された硬貨を上方に搬送するリフタ部202、リフタ部202の搬送通路の中間に設けられて硬貨の真贋を判別するとともに金種を識別する硬貨識別部203、識別された硬貨を搬送しつつ金種ごとに振り分ける硬貨振分部204、振り分けられた硬貨を金種ごとに収容する硬貨収容部205、硬貨収容部205から硬貨を出金制御する払出機構部206、および硬貨収容部205から出金された硬貨を前面下部に設けられた硬貨払出口207に搬送する出金硬貨搬送部208を備えている。
硬貨投入口201の近傍には、投入された硬貨を引き込んでリフタ部202に受け渡すローラ209が設けられている。このローラ209は、モータ210および図示しない動力伝達部によって駆動される。モータ210は、硬貨投入口201の近傍に設けられた検知センサ211が貨幣の投入を検知することにより駆動される。また、硬貨投入口201の近傍には、硬貨投入口201を閉じることが可能なシャッタ212とこれを駆動するソレノイド213が設けられている。このシャッタ212は、通常は開放されており、装置内部で故障や詰まり等の問題が発生した場合など予め定める条件に基づいて硬貨投入口201を閉じ、硬貨の投入を禁止する。
リフタ部202は、垂直方向に配置された図示しない複数のプーリと搬送ベルト214とを有し、最上部に配置されたプーリがモータ215によって駆動されることにより、硬貨投入口201に投入された硬貨を上方へ搬送する。リフタ部202の搬送通路の中間には、上記硬貨識別部203およびリジェクトゲート216が配置されている。このリジェクトゲート216は、ソレノイド217により駆動され、硬貨識別部203にて正貨として識別できなかった硬貨を捕捉してリジェクト用のシュート218に引き渡す。シュート218の下端部には、このシュート218を落下した硬貨を検知する検知センサ219が設けられており、検知センサ219の出力を用いて硬貨がリジェクトされたことを確認できるようになっている。シュート218を介して落下した硬貨は、出金硬貨搬送部208によって硬貨払出口207に搬送されて返却される。
硬貨振分部204は、金種ごとの複数の振分ゲート220が硬貨収容部205の上方に水平方向(奥行方向)に並設され、これらの振分ゲート220に対向して搬送ベルト221が配置されている。搬送ベルト221は、硬貨処理装置の前面側(図の左側)と奥側(図の右側)とに配置されたプーリに掛け渡されており、硬貨処理装置の前面側のプーリに直結された駆動プーリに、タイミングベルトなどを介してモータ222の動力が伝達されるように構成されている。搬送ベルト221は、リフタ部202により上方に搬送されてきた硬貨を受け取って奥側へ搬送する。そして、硬貨が硬貨識別部203にて判別された金種に対応した振分ゲート220に到達する前に、その金種に対応した振分ゲート220が、スライド移動して搬送通路を遮断する。すなわち、最前部の振分ゲート220の手前の搬送通路には、硬貨が搬送されてきたことを検知する検知センサ224が設けられている。この検知センサ224が硬貨を検知したことをトリガとして、その硬貨に対応する金種の振分ゲート220が開放されるようになっている。これにより、その硬貨は、その振分ゲート220から硬貨収容部205の対応する金種の釣銭チューブ内に落下し、釣銭チューブ内で硬貨の厚み方向に積み重ねられた状態で収納される。また、各振分ゲート220の近傍には、各振分ゲート220を通過して硬貨収容部205に収容される硬貨を検知するコイルセンサ223がそれぞれ設けられている。このコイルセンサ223は、フェライトコアに磁気コイルを組み込んで構成されている。そして、このコイルセンサ223の出力を用いて各振分ゲート220を通過した硬貨の数をカウントできるようになっている。
硬貨収容部205は、上下に延びるように設けられた釣銭チューブ等を奥行方向に複数並設した2つの硬貨収容カセット225,226から構成されている。手前側の硬貨収容カセット225は、その手前から1円,10円,100円をそれぞれ収容する3つの釣銭チューブを有し、奥側の硬貨収容カセット226は、その手前から5円,50円,500円をそれぞれ収容する3つの釣銭チューブと、さらにその奥側(図の右側)に配置されたオーバフロー庫を有する。各釣銭チューブは、その上端で対応する金種の振分ゲート220につながっている。各釣銭チューブの上端部には、硬貨が満杯になったことを検知する満杯検知センサ227が設けられている。そして、釣銭チューブが満杯になってオーバフローした硬貨は、オーバフロー庫に金種混合状態で収容される。硬貨収容カセット225の上下方向中央の手前側には、硬貨処理装置200にこの硬貨収容カセット225がセットされたことを検知する検知センサ228が設けられており、硬貨収容カセット226の上下方向中央の奥側には、硬貨処理装置200にこの硬貨収容カセット226がセットされたことを検知する検知センサ229が設けられている。
払出機構部206は、各釣銭チューブの下部に設けられた払出板をモータ230の駆動力によって動作制御し、選択された金種の釣銭チューブに積層収納された最下位の硬貨を1枚ずつ払い出す。すなわち、この払出機構部206には、硬貨の払出動作時に出金したい金種を指定するソレノイド231が各釣銭チューブに対応して設けられている。硬貨収容カセット225の下部手前側には、払出板等の位置検知を行う検知センサ232が設けられている。ソレノイド231は、払出動作をするときに、出金すべき金種に対応したものだけが動作して釣銭チューブからの硬貨の払い出しを行い、硬貨収納動作時および払出動作時で出金すべきでない金種に対応したものは、動作しない。
出金硬貨搬送部208は、払出機構部206の下部に配置されて奥行方向に延び、各釣銭チューブから払い出された硬貨を硬貨払出口207まで搬送する搬送ベルト233、プーリおよびモータ234が配置されている。搬送ベルト233の下面には、各釣銭チューブに対応した位置にコイルセンサ235が設けられ、いずれの釣銭チューブから必要金種の硬貨が確実に払い出されたことを検知できるようになっている。払い出された硬貨は、搬送ベルト233に載せて搬送され、硬貨払出口207より出金される。
次に、金銭処理装置の防水構造について詳細に説明する。図4は金銭処理装置の正面図であり、図5は金銭処理装置のシール部材の配置を表す説明図である。また、図6は図4のA−A矢視断面図であり、図7は図4のB−B矢視断面図であり、図8は図7のC−C矢視断面図である。さらに、図9は図4のD−D矢視断面図であり、図10は図4のE−E矢視断面図である。
図4に示すように、金銭処理装置1の筐体2においては、表扉3がその内側に設けられたヒンジ301を中心に回動して開閉されるようになっている。
また、表扉3の図の左側を除く周縁に沿ってこれを取り囲むように、筒状の枠カバー302が配設されている。この枠カバー302は、接客面の一部を構成する。表扉3の図の左側の周縁からは、その後方に配置されたパネル枠303の一部が延出しており、そのパネル枠303の部分の前面には、表扉3の開放部側の周縁に対向するように帯状のパッキン304(第2のパッキン)が配設されている。
また、図5に便宜的に示すように、筐体2の接客面の裏側には、表扉3の裏側の上端縁および下端縁に沿って長尺状のパッキン305、306(シール部材)がそれぞれ貼着されており、また、接客面の下半部の裏側にも、枠カバー302の内周縁に沿って長尺状のパッキン307、308が配設されている。さらに、表扉3と枠カバー302との間には、ステンレス製の板バネからなるシール板309が設けられている。
図6に示すように、筐体2の内部には、表扉3の周縁部にその奥側で対向するように長方形枠形状のパネル枠303が配設されており、その内周縁が前方にボス状に突出している。また、パネル枠303の上端部前面に沿って水切り板310が設けられている。この水切り板310は、パネル枠303のボス部311の先端から所定長さ上方に延びており、そのボス部311の先端縁とともにパッキン305との当接面を形成している。パネル枠303は、枠カバー302との間に包囲された空間Sを形成する。
一方、表扉3の裏面上部には、その周端縁に沿って上述したパッキン305が貼着されており、表扉3が閉められた際には、このパッキン305がパネル枠303のボス部311および水切り板310の先端に押し付けられて弾性変形しつつ密着し、表扉3と枠カバー302との隙間から水分が流入した場合には、その水分を塞き止めて内部への浸入を阻止する。また、同図に示すように、表扉3が閉められた際には、パッキン305,パネル枠303および水切り板310によって形成された溝部312により樋構造が形成され、パッキン305に塞き止められた水分が、この樋構造を伝って外方(図6の手前側:図4の矢印参照)に送出される。
なお、表扉3の下端部は、その直下の接客面の部分にやや被さるように構成されているため、特に樋構造は設けられていないが、そのパッキン306に沿って上述のような樋構造を設けるようにしてもよい。
図7および図8に示すように、表扉3のヒンジ301側(図4の右側)にある枠カバー302の内側壁には、その上記溝部312の延長線上の位置に横孔313が設けられており、表扉3の上端縁に沿った溝部312と枠カバー302内に形成された空間Sとを連通させている。そして、この溝部312と枠カバー302により樋構造が構成されている。
図9に示すように、表扉3のヒンジ301側にあるパネル枠303に沿って上記シール板309が設けられている。このシール板309は、断面L字状の板バネからなり、その一側面がパネル枠303に沿ってねじ接合されており、他の部分が枠カバー302と表扉3との隙間に延びて、パネル枠303と表扉3との隙間を外方から弾性的に覆っている。このシール板309は、表扉3が開閉される際に弾性変形して、その一部が常に表扉3の角部に当接するように動作し、パネル枠303と表扉3との隙間を外部からシールする。
また、枠カバー302の内側の側壁とシール板309とにより形成された断面三角形状の空間領域314により、前面から流入した水分を下方に送出する樋構造(第2の樋構造)が構成されている。
図4に戻り、筐体2の接客面の下部には、枠カバー302の下端部に連通して内部の水分を外部に流出させるための排水孔315が設けられている。したがって、溝部312および枠カバー302を通って送出された水分は、この排水孔315を介して外部に排出される。
また、図10に示すように、表扉3が閉められた際には、表扉3の開放部側の端縁がパッキン304を押圧するように密着するため、表扉3を伝った水分の内部への浸入が阻止される。
以上に説明したように、本実施の形態の金銭処理装置1によれば、表扉3の上端部内側に設けたパッキン305によって金銭処理装置1の内部に水分が浸入するのが防止されるとともに、その水分が、溝部312と枠カバー302により形成される樋構造によって積極的に外部に送出される。このため、屋外等に設置される給油ポンプに金銭処理装置1を組み込んでも、その防水性を確保することができる。また、この樋構造によって水分がいったん流れだすと、その表面張力によって水分が積極的に排出側に引き込まれるように流されるため、仮にパッキン305が多少劣化した状態でも、その水分を内部に浸透させることなく排除することができる。
また、枠カバー302の内部を樋構造に利用したため、樋構造のための領域を別途設ける必要がなくなり、金銭処理装置1の小型化の要請に応えることができる。
さらに、表扉3のヒンジ301側のシールには、パッキンではなく板バネを用いたため、表扉3の開閉時の磨耗等による劣化を防止することができ、そのシール機能を長期間確保することができる。
なお、本実施の形態では、図6に示したようにパッキン305を表扉3側に設け、図10に示したようにパッキン304をパネル枠303側に設けた例を示したが、これらのパッキンは、扉側またはパネル枠側のどちらに設けてもよいし、双方に設けることもできる。
金銭処理装置の外観を示す説明図である。 紙幣処理装置の概要を示す内部側面図である。 硬貨処理装置の概要を示す内部側面図である。 金銭処理装置の正面図である。 金銭処理装置のシール部材の配置を表す説明図である。 図4のA−A矢視断面図である。 図4のB−B矢視断面図である。 図7のC−C矢視断面図である。 図4のD−D矢視断面図である。 図4のE−E矢視断面図である。
符号の説明
1 金銭処理装置
2 筐体
3 表扉
100 紙幣処理装置
101 紙幣投入口
105 入金紙幣鑑別部
108 混合紙幣収納庫
109 千円紙幣収納庫
111 出金保留部
123 紙幣出金口
200 硬貨処理装置
201 硬貨投入口
202 リフタ部
203 硬貨識別部
204 硬貨振分部
205 硬貨収容部
206 払出機構部
207 硬貨払出口
208 出金硬貨搬送部
301 ヒンジ
302 枠カバー
303 パネル枠
304,305,306,307,308 パッキン
309 シール板
310 水切り板
311 ボス部
312 溝部
313 横孔
314 空間領域
315 排水孔
S 空間

Claims (8)

  1. 接客面を有する筐体内に金銭処理機構を備え、前記接客面が本体装置に露出される状態で組み込まれ、前記接客面に設けられた貨幣投入口から貨幣が投入されると、前記本体装置と協働して所定の金銭処理を行う金銭処理装置において、
    前記接客面に開閉可能に設けられた扉と、
    前記扉の周縁部にその奥側で対向するように設けられたパネル枠と、
    前記扉および前記パネル枠の少なくとも一方に設けられ、前記扉が閉められた際に前記扉と前記パネル枠との間隙に密着して介装され、前記扉を伝った水分の内部への浸入を阻止するシール部材と、
    前記扉を伝って流入し、前記シール部材に塞き止められた水分を外部に送出するための樋構造と、
    を備えたことを特徴とする金銭処理装置。
  2. 前記扉の周縁を囲むように設けられて前記接客面の一部を構成するとともに、前記パネル枠との間に包囲された空間を形成する枠カバーを備え、
    前記樋構造は、前記扉と前記枠カバーとの隙間から流入した水分を、前記枠カバーに沿って外部に送出するように構成されたことを備えたことを特徴とする請求項1記載の金銭処理装置。
  3. 前記扉のヒンジが前記扉の内側に設けられ、
    前記シール部材は、少なくとも、前記扉の裏面上部に沿って配設されたパッキンと、前記ヒンジ側の扉の側部に設けられて、前記パネル枠と前記扉との隙間を外方から弾性的に覆ってシールするシール板とからなること、
    を特徴とする請求項2記載の金銭処理装置。
  4. 前記樋構造は、
    前記扉の上端部において、前記パッキンと前記パネル枠によって形成された溝部と、
    前記枠カバーにおいて前記溝部の延長線上に形成された横孔と、
    前記扉に隣接して上下に延び、前記横孔に連通する前記枠カバーの内部と、
    により構成されたことを特徴とする請求項3記載の金銭処理装置。
  5. 前記接客面に、前記枠カバーの下端部に連通して内部の水分を外部に排出させるための排水孔が設けられたことを特徴とする請求項4記載の金銭処理装置。
  6. 前記シール板と前記枠カバーの間の間隙により、第2の樋構造が形成されたことを特徴とする請求項3記載の金銭処理装置。
  7. 前記パネル枠の前記扉の開放部側の端縁に対向する面に、前記扉が閉められた際に前記扉と前記パネル枠との間隙に密着して介装され、前記扉を伝った水分の内部への浸入を阻止する第2のパッキンが設けられたことを特徴とする請求項4記載の金銭処理装置。
  8. 前記筐体内に紙幣処理装置と硬貨処理装置とを一体に備え、
    前記紙幣処理装置は、前面下部に設けられた紙幣投入口から入金された紙幣を鑑別する入金紙幣鑑別部と、上部に配置されて特定の1つの金種を除く全ての金種の前記紙幣を一括して混合収納する第1の金庫と、前記第1の金庫の下部に隣接して配置され、前記特定の1つの金種の前記紙幣を収納したり、収納されている前記紙幣を釣銭として繰り出すことができるリサイクル機能を持った第2の金庫と、前記第2の金庫の下部に配置されて前記第2の金庫から繰り出された前記紙幣を出金に必要な枚数に達するまで保留し、保留された前記紙幣を前面下部に設けられた紙幣出金口へ一括して出金する出金保留部とを備え、
    前記硬貨処理装置は、上下に延びるように設けられ、奥行方向に複数並設された釣銭チューブと、前記釣銭チューブの手前側に並ぶように上下に延設され、前面下部に設けられた硬貨投入口から投入された硬貨を上方に搬送するリフタ部と、前記リフタ部を構成する搬送通路の中間に設けられ、搬送される硬貨を識別する硬貨識別部と、前記リフタ部の上端部近傍から前記釣銭チューブの上方を奥行方向に延び、前記リフタ部から前記硬貨を受け取って搬送し、対応する釣銭チューブに振り分ける硬貨振分部と、前記釣銭チューブの下方に奥行方向に延び、いずれかの釣銭チューブから出金された硬貨を前面下部に設けられた硬貨払出口に搬送する出金硬貨搬送部とを備えたこと、
    を特徴とする請求項4記載の金銭処理装置。
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