JP2006098765A - 画像表示装置、画像表示システム、画像出力機器、及び画像表示装置のリフレッシュレート設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 静止画コンテンツを表示してもフリッカにより画像品質が著しく低下することがなく、動画コンテンツを表示してもティアリングにより観察者に不快感を与えることのない、画像表示装置、画像表示システム、及び画像出力機器の提供。
【解決手段】画像形成手段21及び制御手段22を備えた画像表示装置5において、制御手段22は、入力する画像情報が動画コンテンツであるか、静止画コンテンツであるかを判定するコンテンツ判定部113と、画像情報が動画コンテンツであると判定されたら、前記画像形成手段21による出力画像のリフレッシュレートを、この動画コンテンツのレートに同期するように設定し、画像情報が静止画コンテンツであると判定されたら、画像形成手段21による出力画像のリフレッシュレートを、この静止画コンテンツのレートよりも高くなるように設定するリフレッシュレート設定部224とを備える。
【選択図】 図5
【解決手段】画像形成手段21及び制御手段22を備えた画像表示装置5において、制御手段22は、入力する画像情報が動画コンテンツであるか、静止画コンテンツであるかを判定するコンテンツ判定部113と、画像情報が動画コンテンツであると判定されたら、前記画像形成手段21による出力画像のリフレッシュレートを、この動画コンテンツのレートに同期するように設定し、画像情報が静止画コンテンツであると判定されたら、画像形成手段21による出力画像のリフレッシュレートを、この静止画コンテンツのレートよりも高くなるように設定するリフレッシュレート設定部224とを備える。
【選択図】 図5
Description
本発明は、画像表示装置、画像表示システム、画像出力機器、及び画像表示装置のリフレッシュレート設定方法に関する。
パーソナルコンピュータ(PC)に付属している画像表示装置には静止画や動画が表示されるが、いずれの場合も画像を高品質で表示することが求められる。
静止画コンテンツについては、画面のちらつき(フリッカ)が問題となることが多く、これを防止するために、静止画コンテンツのレート60Hzよりも画像表示装置による出力画像のリフレッシュレートを高くすること、例えば、72Hz、85Hzとすることが一般的に行われている。
一方、動画コンテンツについては、動画コンテンツのフレームレートとリフレッシュレートや、フレームレートと画像メモリへの書込み、読出しのタイミング等が重要となり、これらにずれがあると、ティアリングという現象が表示画像に生じることがある(特許文献1参照)。
例えば、NTSC方式の動画コンテンツでは、フレームレートが30Hzであり、インターレース走査であることを考えれば、動画コンテンツのレートは60Hzとなるが、出力画像のリフレッシュレートを前記の72Hzとした場合、動画コンテンツのフレーム切替と、出力画像のリフレッシュレートが同期していないため、前のフレームの画像と次のフレームの画像が重なってずれが生じるということがあり、そのずれがどの程度の周期で表示されるかによっては、観察者にとって不快に感じることがある。
静止画コンテンツについては、画面のちらつき(フリッカ)が問題となることが多く、これを防止するために、静止画コンテンツのレート60Hzよりも画像表示装置による出力画像のリフレッシュレートを高くすること、例えば、72Hz、85Hzとすることが一般的に行われている。
一方、動画コンテンツについては、動画コンテンツのフレームレートとリフレッシュレートや、フレームレートと画像メモリへの書込み、読出しのタイミング等が重要となり、これらにずれがあると、ティアリングという現象が表示画像に生じることがある(特許文献1参照)。
例えば、NTSC方式の動画コンテンツでは、フレームレートが30Hzであり、インターレース走査であることを考えれば、動画コンテンツのレートは60Hzとなるが、出力画像のリフレッシュレートを前記の72Hzとした場合、動画コンテンツのフレーム切替と、出力画像のリフレッシュレートが同期していないため、前のフレームの画像と次のフレームの画像が重なってずれが生じるということがあり、そのずれがどの程度の周期で表示されるかによっては、観察者にとって不快に感じることがある。
そこで、本発明の目的は、静止画コンテンツを表示してもフリッカにより画像品質が著しく低下することがなく、動画コンテンツを表示してもティアリングにより観察者に不快感を与えることのない、画像表示装置、画像表示システム、画像出力機器、及び画像表示装置のリフレッシュレート設定方法を提供することにある。
本発明の画像表示装置は、入力される画像情報に応じて光学像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段を含む装置全体を制御する制御手段とを備えた画像表示装置であって、前記制御手段は、入力する画像情報が動画コンテンツであるか、静止画コンテンツであるかを判定するコンテンツ判定部と、前記画像情報が動画コンテンツであると判定されたら、前記画像形成手段による出力画像のリフレッシュレートを、この動画コンテンツのレートに同期するように設定し、前記画像情報が静止画コンテンツであると判定されたら、前記画像形成手段による出力画像のリフレッシュレートを、この静止画コンテンツのレートよりも高くなるように設定するリフレッシュレート設定部とを備えていることを特徴とする。
ここで、動画コンテンツのレートは、例えば、NTSC方式の場合、フレームレートが30Hzであり、インターレース走査であることを考えるとその倍の60Hzと考えればよく、PAL方式の場合、フレームレートが25Hzであり、インターレース走査であることを考えると50Hzであると考えればよく、出力画像のリフレッシュレートは映像方式に応じて、60Hz、50Hz等に設定すればよい。
この発明によれば、コンテンツ判定部及びリフレッシュレート設定部を備えていることにより、画像情報のコンテンツの種別に応じて適宜リフレッシュレートを変更することができるため、フリッカやティアリング等によって表示画像の品質が低下することがなく、観察者に不快感を与えることがない。
この発明によれば、コンテンツ判定部及びリフレッシュレート設定部を備えていることにより、画像情報のコンテンツの種別に応じて適宜リフレッシュレートを変更することができるため、フリッカやティアリング等によって表示画像の品質が低下することがなく、観察者に不快感を与えることがない。
本発明では、前述したコンテンツ判定部は、画像情報の動画又は静止画の判定を、該画像情報を含むファイル形式で判定するのが好ましい。
具体的には、コンピュータで読み取り可能な画像ファイル形式によって判定することができ、例えば、拡張子が「.JPG」であれば静止画コンテンツであると、拡張子が「.MPG」であれば動画コンテンツであると判定すればよい。
この発明によれば、ファイル形式、特に拡張子の符号のみでコンテンツの種別を判定することができるため、コンテンツ判定部による処理の簡素化を図ることができ、制御手段への処理に伴う負荷を軽減することができる。
具体的には、コンピュータで読み取り可能な画像ファイル形式によって判定することができ、例えば、拡張子が「.JPG」であれば静止画コンテンツであると、拡張子が「.MPG」であれば動画コンテンツであると判定すればよい。
この発明によれば、ファイル形式、特に拡張子の符号のみでコンテンツの種別を判定することができるため、コンテンツ判定部による処理の簡素化を図ることができ、制御手段への処理に伴う負荷を軽減することができる。
本発明の画像表示システムは、画像出力機器と、この画像出力機器から出力された画像情報に基づいて、光学像を形成する画像表示装置とを備えた画像表示システムであって、前記画像表示装置は、入力した画像情報に応じて光学像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段を含む装置全体を制御する制御手段とを備え、前記画像出力機器は、前記画像表示装置に出力する画像情報が、動画コンテンツであるか静止画コンテンツであるかを判定するコンテンツ判定手段と、動画コンテンツであると判定されたら、動画再生フラグ情報を生成し、静止画コンテンツであると判定されたら、静止画再生フラグ情報を生成するフラグ情報生成手段と、動画コンテンツであると判定されたら、その動画コンテンツのレートを取得する動画レート取得手段と、生成されたフラグ及び/又は取得された動画コンテンツのレートを、前記画像表示装置に出力するフラグ/レート出力手段とを備え、前記画像表示装置の制御手段は、前記画像出力機器から出力されたフラグ情報の種別を判定するフラグ判定部と、動画再生フラグ情報であると判定されたら、前記画像形成手段への出力画像のリフレッシュレートを、前記動画レート取得手段で取得された動画コンテンツのレートに同期するように設定し、静止画再生フラグ情報であると判定されたら、前記画像形成手段への出力画像のリフレッシュレートを、この静止画コンテンツのレートよりも高くなるように設定するリフレッシュレート設定部とを備えていることを特徴とする。
画像出力機器としては、演算処理機能を具備するものを採用するのが好ましく、例えば、コンピュータを採用するのが好適である。
この発明によれば、画像出力機器がコンテンツ判定手段、フラグ情報生成手段、動画レート取得手段を備え、画像表示装置がフラグ判定部及びリフレッシュレート設定部を備えていることにより、コンテンツ判定等の複雑な処理をコンピュータ等の高度な演算能力を有する機器で行い、画像表示装置側ではフラグ判定による簡単な処理でリフレッシュレートを設定することができるため、複雑な処理を画像出力機器及び画像表示装置で按分することができ、両者の処理上の負担を軽減することができる。
この発明によれば、画像出力機器がコンテンツ判定手段、フラグ情報生成手段、動画レート取得手段を備え、画像表示装置がフラグ判定部及びリフレッシュレート設定部を備えていることにより、コンテンツ判定等の複雑な処理をコンピュータ等の高度な演算能力を有する機器で行い、画像表示装置側ではフラグ判定による簡単な処理でリフレッシュレートを設定することができるため、複雑な処理を画像出力機器及び画像表示装置で按分することができ、両者の処理上の負担を軽減することができる。
本発明の画像出力機器は、前記の画像表示システムに係る発明を構成するものであり、画像情報を出力して画像表示装置上に光学像を形成する画像出力機器であって、前記画像表示装置に出力する画像情報が、動画コンテンツであるか静止画コンテンツであるかを判定するコンテンツ判定手段と、動画コンテンツであると判定されたら、動画再生フラグ情報を生成し、静止画コンテンツであると判定されたら、静止画再生フラグ情報を生成するフラグ情報生成手段と、動画コンテンツであると判定されたら、その動画コンテンツのレートを取得する動画レート取得手段と、生成したフラグ情報及び/又は取得された動画コンテンツのレートを、前記画像表示装置に出力するフラグ/レート出力手段とを備えていることを特徴とする。
本発明の画像表示装置は、前記の画像表示システムに係る発明を構成するものであり、入力される画像情報に応じて光学像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段を含む装置全体を制御する制御手段とを備えた画像表示装置であって、前記制御手段は、画像出力機器から出力された画像情報が、動画コンテンツであるか静止画コンテンツであるかを表すフラグ情報の種別を判定するフラグ判定部と、動画再生フラグ情報であると判定されたら、前記画像形成手段への出力画像のリフレッシュレートを、この動画コンテンツのレートに同期するように設定し、静止画再生フラグ情報であると判定されたら、前記画像形成手段への出力画像のリフレッシュレートを、この静止画コンテンツのレートよりも高くなるように設定するリフレッシュレート設定部とを備えていることを特徴とする。
このような画像出力機器及び画像表示装置によれば、前記の画像表示システムに係る発明を構成することが可能となり、両者が協働することによって、画像表示システムによる効果を奏することができる。
このような画像出力機器及び画像表示装置によれば、前記の画像表示システムに係る発明を構成することが可能となり、両者が協働することによって、画像表示システムによる効果を奏することができる。
本発明の画像表示装置のリフレッシュレート設定方法は、入力する画像情報に応じて光学像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段を含む装置全体を制御する制御手段とを備えた画像表示装置上で実行され、入力される画像情報に応じて、前記画像形成手段のリフレッシュレートを、前記制御手段により設定する画像表示装置のリフレッシュレート設定方法であって、前記制御手段が、入力する画像情報が動画コンテンツであるか、静止画コンテンツであるかを判定するコンテンツ判定ステップと、前記画像情報が動画コンテンツであると判定されたら、前記画像形成手段による出力画像のリフレッシュレートを、この動画コンテンツのレートに同期するように設定し、前記画像情報が静止画コンテンツであると判定されたら、前記画像形成手段による出力画像のリフレッシュレートを、この静止画コンテンツのレートよりも高くなるように設定するリフレッシュレート設定ステップとを実行することを特徴とする。
また、本発明の画像表示装置のリフレッシュレート設定方法は、入力される画像情報に応じて光学像を形成する画像形成手段、及びこの画像形成手段を含む装置全体を制御する制御手段を備えた画像表示装置の前記制御手段上で実行され、前記画像情報に応じて前記画像形成手段のリフレッシュレートを設定する画像表示装置のリフレッシュレート設定方法であって、前記制御手段が、前記画像情報が、動画コンテンツであるか静止画コンテンツであるかを表すフラグ情報の種別を判定するフラグ判定ステップと、動画再生フラグ情報であると判定されたら、前記画像形成手段への出力画像のリフレッシュレートを、この動画コンテンツのレートに同期するように設定し、静止画再生フラグ情報であると判定されたら、前記画像形成手段への出力画像のリフレッシュレートを、この静止画コンテンツのレートよりも高くなるように設定するリフレッシュレート設定ステップとを実行することを特徴とする。
ここで、前述した本発明の画像表示装置のリフレッシュレート設定方法は、画像出力機器の演算処理手段や、画像表示装置の制御手段で実行することのできるプログラムとして実現することができ、さらには、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても実現することができる。
このような本発明のリフレッシュレート設定方法によれば、前述した画像表示装置及び画像表示システムと同様の作用及び効果を享受できるうえ、プログラムとして実現したり、このプログラムを記録した記録媒体として実現したりすることによって、種々の画像表示装置及び画像出力機器で本発明を実行することが可能となるため、汎用性が大幅に向上する。
このような本発明のリフレッシュレート設定方法によれば、前述した画像表示装置及び画像表示システムと同様の作用及び効果を享受できるうえ、プログラムとして実現したり、このプログラムを記録した記録媒体として実現したりすることによって、種々の画像表示装置及び画像出力機器で本発明を実行することが可能となるため、汎用性が大幅に向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1には本発明の第1実施形態に係るプロジェクションシステムが示されている。このプロジェクションシステムは、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ1と、プロジェクタ2と、これらを接続する画像出力系ケーブル3及びデータ入出力系ケーブル4とを備えて構成され、パーソナルコンピュータから出力される画像情報を、画像出力系ケーブル3を介してプロジェクタ2に出力し、スクリーン等に拡大投射するシステムである。
コンピュータ1及びプロジェクタ2を接続する画像出力系ケーブル3としては、例えば、アナログRGB等のVGAケーブルやDVI等のデジタルケーブル等を用いることができる。
また、データ入出力系ケーブル4としては、RS232CやUSB等のシリアルケーブルを用いることができる。
〔第1実施形態〕
図1には本発明の第1実施形態に係るプロジェクションシステムが示されている。このプロジェクションシステムは、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ1と、プロジェクタ2と、これらを接続する画像出力系ケーブル3及びデータ入出力系ケーブル4とを備えて構成され、パーソナルコンピュータから出力される画像情報を、画像出力系ケーブル3を介してプロジェクタ2に出力し、スクリーン等に拡大投射するシステムである。
コンピュータ1及びプロジェクタ2を接続する画像出力系ケーブル3としては、例えば、アナログRGB等のVGAケーブルやDVI等のデジタルケーブル等を用いることができる。
また、データ入出力系ケーブル4としては、RS232CやUSB等のシリアルケーブルを用いることができる。
コンピュータ1は、汎用のコンピュータであり、CPU11及びハードディスク12を備えて構成され、図1では図示を略したが、このコンピュータ1には、キーボード、マウス等の入力デバイスや、ディスプレイ、プリンタ等の出力デバイスが接続されている。
CPU11は、OS上で展開実行される、デコード部111、画像データ生成部112、コンテンツ判定部113、フラグ情報生成部114、動画レート取得部115、及び通信制御部116を備えて構成される。尚、コンピュータ1が具備する記憶装置としては、前記のハードディスク12に限定されるものではなく、書込可能なフラッシュメモリ等の種々のメモリカードを採用することができる。
CPU11は、OS上で展開実行される、デコード部111、画像データ生成部112、コンテンツ判定部113、フラグ情報生成部114、動画レート取得部115、及び通信制御部116を備えて構成される。尚、コンピュータ1が具備する記憶装置としては、前記のハードディスク12に限定されるものではなく、書込可能なフラッシュメモリ等の種々のメモリカードを採用することができる。
デコード部111は、ハードディスク12内に記録された画像情報をデコードする部分であり、例えば、動画コンテンツであるMPEGファイルや、静止画コンテンツであるJPEGファイルを読み取り、RGBデータや色差データに変換する部分である。
画像データ生成部は、デコード部111で変換されたRGBデータ等をアナログRGBやDVIの画像フォーマットに変換する部分であり、所定の画像フォーマットに変換されたデータは画像出力系ケーブル3を介してプロジェクタ2に出力される。
画像データ生成部は、デコード部111で変換されたRGBデータ等をアナログRGBやDVIの画像フォーマットに変換する部分であり、所定の画像フォーマットに変換されたデータは画像出力系ケーブル3を介してプロジェクタ2に出力される。
コンテンツ判定部113は、ハードディスク12から読み出される画像ファイルが動画ファイルであるか、静止画ファイルであるかを判定する部分であり、具体的には、読み出されたファイルの拡張子に基づいて判定している。例えば、動画コンテンツであるMPEGファイルの場合、ファイル拡張子は「.MPG」であり、静止画コンテンツであるJPEGファイルの場合、ファイル拡張子は「.JPG」であり、コンテンツ判定部113は、この拡張子に基づいて、動画であるか否かを判定する。尚、この他にも動画コンテンツには「.AVI」等があり、静止画コンテンツには「.GIF」等があるが、これらのファイル形式もコンピュータ1上で再生ソフト等をインストールしておけば、動画であるか、静止画であるかを判定することができる。
フラグ情報生成部114は、コンテンツ判定部113で判定された結果に応じて、フラグ情報を生成する部分であり、例えば、動画再生コンテンツであれば、DI(Dynamic Image)、静止画再生コンテンツであれば、SI(Static Image)といったフラグ情報を生成する。
動画レート取得部115は、コンテンツ判定部113で対象ファイルが動画コンテンツであると判定されたら、この動画ファイルに書き込まれた動画レートを取得する部分である。
動画レート取得部115は、コンテンツ判定部113で対象ファイルが動画コンテンツであると判定されたら、この動画ファイルに書き込まれた動画レートを取得する部分である。
MPEGファイルは、図2に示されるように、シーケンス層SH(Sequence Header)と、GOP層GOP(Group Of Pictures)とが交互に繰り返された構成を具備している。シーケンス層SHは、画面フォーマット等を指定する情報であり、本例では各GOP層の先頭に付けることにより、途中からの再生を可能としている。GOP層GOPは、画面グループの最小単位を構成する部分であり、動画コンテンツはこのGOP層GOPに記録されている。
このようなMPEGファイルの構成において、動画レート取得部115は、MPEGファイルのシーケンス層SHにおいて記録された種々の画面フォーマット情報SHC、HS、VS、PAR、PR、BR…のうち、PR(Picture Rate)に記録された情報PRを参照してピクチャーレートを取得する。本例では、このMPEGファイルからNTSC方式に合わせた60Hz(ピクチャ数/秒)の動画コンテンツのレートを取得することができる。
このようなMPEGファイルの構成において、動画レート取得部115は、MPEGファイルのシーケンス層SHにおいて記録された種々の画面フォーマット情報SHC、HS、VS、PAR、PR、BR…のうち、PR(Picture Rate)に記録された情報PRを参照してピクチャーレートを取得する。本例では、このMPEGファイルからNTSC方式に合わせた60Hz(ピクチャ数/秒)の動画コンテンツのレートを取得することができる。
通信制御部116は、USB等のシリアル伝送系のデータ入出力系ケーブル4を介してデータをプロジェクタ2に出力する部分であり、フラグ情報生成部114で生成された動画再生フラグ情報、静止画再生フラグ情報、及び動画レート取得部115で取得された動画コンテンツのレート情報をプロジェクタ2に出力するフラグ/レート出力手段として機能する。尚、この通信制御部116には、プロジェクタ2から出力された応答信号等も入力され、プロジェクタ2からの応答信号をトリガとして、CPU11は画像データ等の出力を行うようになっている。
プロジェクタ2は、投射画像を形成する画像形成手段21と、この画像形成手段21を制御する制御手段としてのMPU22と、スキャンコンバータ23とを備えて構成される。
画像形成手段21は、図示を略したが、光源と、この光源から射出された光束を画像情報に応じて変調する光変調装置と、この光変調装置で変調された光束を拡大投射する投射光学系とを備えて構成される。光変調装置としては、液晶パネル、マイクロミラーにより光変調を行うデバイス等を利用することができる。また、光変調装置を複数用いた三板式の画像形成手段を採用することも可能であり、この場合、3枚の光変調装置の前段に、光源光をRGB三色の色光に分離するダイクロイックミラーを組み合わせた色分離光学系を設け、3枚の光変調装置の後段に各色光について変調された光束を合成するクロスダイクロイックプリズム等の色合成光学系が配置される。尚、本例では、光変調装置として液晶パネルを採用している。
画像形成手段21は、図示を略したが、光源と、この光源から射出された光束を画像情報に応じて変調する光変調装置と、この光変調装置で変調された光束を拡大投射する投射光学系とを備えて構成される。光変調装置としては、液晶パネル、マイクロミラーにより光変調を行うデバイス等を利用することができる。また、光変調装置を複数用いた三板式の画像形成手段を採用することも可能であり、この場合、3枚の光変調装置の前段に、光源光をRGB三色の色光に分離するダイクロイックミラーを組み合わせた色分離光学系を設け、3枚の光変調装置の後段に各色光について変調された光束を合成するクロスダイクロイックプリズム等の色合成光学系が配置される。尚、本例では、光変調装置として液晶パネルを採用している。
制御手段としてのMPU22は、画像データ処理部221、通信制御部222、フラグ判定部223、及びリフレッシュレート設定部224を備えて構成される。
画像データ処理部221は、画像出力系ケーブル3を介して入力するアナログRGBやDVI等の画像フォーマットをデジタルRGBフォーマットに変換する部分であり、このように変換することにより、MPU22での処理が可能となる。
通信制御部222は、コンピュータ1の通信制御部116と同様の構造であり、通信制御部116から送られてきたフラグ情報及び/又は動画コンテンツのレート等の情報をフラグ判定部223及びリフレッシュレート設定部224に出力する。
画像データ処理部221は、画像出力系ケーブル3を介して入力するアナログRGBやDVI等の画像フォーマットをデジタルRGBフォーマットに変換する部分であり、このように変換することにより、MPU22での処理が可能となる。
通信制御部222は、コンピュータ1の通信制御部116と同様の構造であり、通信制御部116から送られてきたフラグ情報及び/又は動画コンテンツのレート等の情報をフラグ判定部223及びリフレッシュレート設定部224に出力する。
フラグ判定部223は、コンピュータ1のフラグ情報生成部114で生成されたフラグ情報から、コンピュータ1より出力される画像データが動画コンテンツなのか、静止画コンテンツなのかを判定する部分である。
リフレッシュレート設定部224は、フラグ判定部223の判定結果に基づいて、画像形成手段21から出力される出力画像のリフレッシュレートを設定する部分である。
具体的には、画像データが静止画コンテンツであると判定されていた場合、その静止画コンテンツのレート、一般的にはNTSC方式の場合60Hzと設定されているが、これよりも高いリフレッシュレート、例えば、72Hzや85Hzに設定する。
リフレッシュレート設定部224は、フラグ判定部223の判定結果に基づいて、画像形成手段21から出力される出力画像のリフレッシュレートを設定する部分である。
具体的には、画像データが静止画コンテンツであると判定されていた場合、その静止画コンテンツのレート、一般的にはNTSC方式の場合60Hzと設定されているが、これよりも高いリフレッシュレート、例えば、72Hzや85Hzに設定する。
一方、画像データが動画コンテンツであると判定された場合、通信制御部222を介して入力される動画レートに基づいて、画像形成手段21から出力される出力画像のリフレッシュレートをこれに同期するように設定する。例えば、動画コンテンツのレートが60Hzであれば、これに合わせてリフレッシュレートも60Hzに設定する。このリフレッシュレート設定部224で設定された設定情報は、スキャンコンバータ23に送られる。
スキャンコンバータ23は、ある周波数の信号を、他のスキャン周波数の信号へと変更する機能を有し、所定の周波数の画像データを、一旦ビデオメモリにサンプリングし、出力する際に周波数を変更することにより、リフレッシュレートを変更することができる。
スキャンコンバータ23は、ある周波数の信号を、他のスキャン周波数の信号へと変更する機能を有し、所定の周波数の画像データを、一旦ビデオメモリにサンプリングし、出力する際に周波数を変更することにより、リフレッシュレートを変更することができる。
次に、前述した構造のプロジェクションシステムの作用を図3及び図4に示されるフローチャートに基づいて説明する。尚、図3はコンピュータ1側の処理、図4はプロジェクタ2側の処理が示されているが、これらは協働しているので、以下の説明では、コンピュータ1側の処理をCS1…で表し、プロジェクタ2側の処理をPS1…で表すこととする。
(1)コンピュータ1を操作して画像ファイルを再生しようとすると、図3に示すように、デコード部111は、ハードディスク12に記録された「○○.MPG」、「○○.JPG」等のファイルを読み出して、デコードを開始する(CS1)。読み出しに際して、コンテンツ判定部113は、ファイルの拡張子の部分から動画ファイルであるか否かを判定する(処理CS2:コンテンツ判定ステップ)。
(1)コンピュータ1を操作して画像ファイルを再生しようとすると、図3に示すように、デコード部111は、ハードディスク12に記録された「○○.MPG」、「○○.JPG」等のファイルを読み出して、デコードを開始する(CS1)。読み出しに際して、コンテンツ判定部113は、ファイルの拡張子の部分から動画ファイルであるか否かを判定する(処理CS2:コンテンツ判定ステップ)。
(2)コンテンツ判定部113が静止画ファイルであると判定した場合、フラグ情報生成部114は、例えば、静止画再生コンテンツを表すフラグ情報「SI」を生成し(処理CS3:フラグ情報生成ステップ)、通信制御部116を介して、プロジェクタ2にこのフラグ情報を送信する(処理CS4:フラグ/レート出力ステップ)。
(3)コンテンツ判定部113が動画ファイルであると判定した場合、フラグ情報生成部114は、例えば、動画再生コンテンツを表すフラグ情報「DI」を生成する(処理CS5:フラグ情報生成ステップ)。続けて、動画レート取得部115は、読み出されたMPEGファイルのシーケンス層SHに記録されたピクチャーレート情報から動画コンテンツのレートを取得する(処理CS6:動画レート取得ステップ)。生成されたフラグ情報及び取得された動画レートは、通信制御部116を介してプロジェクタ2に送信される(処理CS7:フラグ/レート出力ステップ)。
(3)コンテンツ判定部113が動画ファイルであると判定した場合、フラグ情報生成部114は、例えば、動画再生コンテンツを表すフラグ情報「DI」を生成する(処理CS5:フラグ情報生成ステップ)。続けて、動画レート取得部115は、読み出されたMPEGファイルのシーケンス層SHに記録されたピクチャーレート情報から動画コンテンツのレートを取得する(処理CS6:動画レート取得ステップ)。生成されたフラグ情報及び取得された動画レートは、通信制御部116を介してプロジェクタ2に送信される(処理CS7:フラグ/レート出力ステップ)。
(4)コンピュータ1側での上記処理中、プロジェクタ2の通信制御部222は、フラグ情報を含むフラグ信号の入力を監視する(処理PS1)。フラグ信号の入力が検出されたら、フラグ判定部223は、入力したフラグ情報が動画再生コンテンツを表すフラグ情報であるか、静止画再生コンテンツを表すフラグ情報であるかを判定する(処理PS2:フラグ判定ステップ)。
(5)フラグ情報が静止画再生コンテンツであると判定された場合、リフレッシュレート設定部224は、静止画コンテンツのレートが60Hzであれば、リフレッシュレートを72Hzや85Hzに設定し、設定されたリフレッシュレートに基づいて、スキャンコンバータ23を制御して静止画用リフレッシュレートに変更する(処理PS3:リフレッシュレート設定ステップ)。
(5)フラグ情報が静止画再生コンテンツであると判定された場合、リフレッシュレート設定部224は、静止画コンテンツのレートが60Hzであれば、リフレッシュレートを72Hzや85Hzに設定し、設定されたリフレッシュレートに基づいて、スキャンコンバータ23を制御して静止画用リフレッシュレートに変更する(処理PS3:リフレッシュレート設定ステップ)。
(6)一方、フラグ情報が動画再生コンテンツであると判定された場合、リフレッシュレート設定部224は、通信制御部222に入力した動画コンテンツのレートを取得し(処理PS4)、取得したレートに基づいて、リフレッシュレートの同期設定を行う(処理PS5:リフレッシュレート設定ステップ)。具体的には、動画コンテンツのレートが60Hzであれば、リフレッシュレート設定部224は、リフレッシュレートを60Hzに設定し、設定されたリフレッシュレートに基づいて、スキャンコンバータ23を制御して動画用リフレッシュレートに変更する。
(7)リフレッシュレートの設定が終了したら、通信制御部222は、その旨の応答信号をコンピュータ1の通信制御部116に送信出力する(処理PS6)。
(7)リフレッシュレートの設定が終了したら、通信制御部222は、その旨の応答信号をコンピュータ1の通信制御部116に送信出力する(処理PS6)。
(8)図3に戻って、上記プロジェクタ2におけるリフレッシュレート設定の間、コンピュータ1の通信制御部116は、応答信号の入力を監視する(処理CS8)。
(9)応答信号の入力が検出されたら、デコード部111はMPEGファイルやJPEGファイルに基づいて、RGBデータや色差データへの変換を行う(処理CS9)。
(10)さらに、画像データ生成部112は、デコードされたRGBデータや色差データをアナログRGBやDVIの画像フォーマットに変換して、画像出力系ケーブル3を介してプロジェクタ2に出力する。
(11)プロジェクタ2の画像データ処理部221は、図4に示すように、コンピュータ1から出力された画像データのフォーマットをデジタルRGBに変換して画像形成手段21に出力し、画像形成手段21は、この画像データに基づいて画像出力を行う(処理PS7)。尚、画像データはシリアルデータとしてプロジェクタ2供給され、コンテンツが終了するまで、画像出力が行われる。
(9)応答信号の入力が検出されたら、デコード部111はMPEGファイルやJPEGファイルに基づいて、RGBデータや色差データへの変換を行う(処理CS9)。
(10)さらに、画像データ生成部112は、デコードされたRGBデータや色差データをアナログRGBやDVIの画像フォーマットに変換して、画像出力系ケーブル3を介してプロジェクタ2に出力する。
(11)プロジェクタ2の画像データ処理部221は、図4に示すように、コンピュータ1から出力された画像データのフォーマットをデジタルRGBに変換して画像形成手段21に出力し、画像形成手段21は、この画像データに基づいて画像出力を行う(処理PS7)。尚、画像データはシリアルデータとしてプロジェクタ2供給され、コンテンツが終了するまで、画像出力が行われる。
(12)再び図3に戻って、デコード部111が動画又は静止画コンテンツが終了したと判定したら(処理CS12)、通信制御部116は、コンテンツ終了信号を生成し、データ入出力系ケーブル4を介してプロジェクタ2に終了信号を出力する(処理CS13)。
(13)通信制御部222は、上記コンピュータ1の処理の間、終了信号の入力を監視していて(処理PS8)、終了信号が入力されると、動画又は静止画コンテンツが終了した旨を画像データ処理部221に出力する。画像データ処理部221は、これに基づいて、画像データの処理を終了する。
(14)画像データ処理部221の処理が終了したら、通信制御部222は、その旨の応答信号をコンピュータ1に送信する(処理PS9)。
(15)コンピュータ1の通信制御部116は、この応答信号の入力を監視していて、応答信号の入力が確認されたら、画像再生の処理全体を終了する。
(13)通信制御部222は、上記コンピュータ1の処理の間、終了信号の入力を監視していて(処理PS8)、終了信号が入力されると、動画又は静止画コンテンツが終了した旨を画像データ処理部221に出力する。画像データ処理部221は、これに基づいて、画像データの処理を終了する。
(14)画像データ処理部221の処理が終了したら、通信制御部222は、その旨の応答信号をコンピュータ1に送信する(処理PS9)。
(15)コンピュータ1の通信制御部116は、この応答信号の入力を監視していて、応答信号の入力が確認されたら、画像再生の処理全体を終了する。
以上のように、このようなプロジェクションシステムによれば、コンピュータ1側で再生する画像情報に応じて、自動的にプロジェクタ2のリフレッシュレートが変更され、静止画では、高リフレッシュレートにしてフリッカの発生を防止することができ、動画では、動画コンテンツのレートに同期させることでティアリング等の画像の乱れが生じることを防止することができ、極めて高品質の投射画像を提供することのできるプロジェクションシステムとすることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。尚、以下の説明では既に説明した部分と同一の部分等についてはその説明を省略又は簡略する。
前述の第1実施形態は、プロジェクションシステムとして構成され、コンピュータ1とプロジェクタ2をケーブル3、4で接続した構成を採用していた。このため、コンピュータ1からプロジェクタ2に画像データを送信する場合、画像データ通信系に適合させるように画像データの変換が必要とされていた。
これに対して、図5に示されるように、第2実施形態に係るプロジェクタ5は、コンピュータにおけるデコード、コンテンツ判定、動画レート取得等の機能がプロジェクタ5内部に内蔵されている点が相違する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。尚、以下の説明では既に説明した部分と同一の部分等についてはその説明を省略又は簡略する。
前述の第1実施形態は、プロジェクションシステムとして構成され、コンピュータ1とプロジェクタ2をケーブル3、4で接続した構成を採用していた。このため、コンピュータ1からプロジェクタ2に画像データを送信する場合、画像データ通信系に適合させるように画像データの変換が必要とされていた。
これに対して、図5に示されるように、第2実施形態に係るプロジェクタ5は、コンピュータにおけるデコード、コンテンツ判定、動画レート取得等の機能がプロジェクタ5内部に内蔵されている点が相違する。
プロジェクタ5は、ハードディスク12、制御手段としてのMPU52、画像形成手段21、及びスキャンコンバータ23を備えて構成される。尚、この第2実施形態に係るプロジェクタ5の記憶装置も、ハードディスク12に限定されるものではなく、フラッシュメモリ等を採用してもよい。
このプロジェクタ5では、ハードディスク12から読み出された動画又は静止画ファイルがデコード部111でデコードされると、そのまま、スキャンコンバータ23を介して画像形成手段21に出力されるようになっている。
コンテンツ判定部113による動画又は静止画の判定や、動画レート取得部115による動画コンテンツのレート取得や、リフレッシュレート設定部224によるリフレッシュレートの設定は第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
このプロジェクタ5では、ハードディスク12から読み出された動画又は静止画ファイルがデコード部111でデコードされると、そのまま、スキャンコンバータ23を介して画像形成手段21に出力されるようになっている。
コンテンツ判定部113による動画又は静止画の判定や、動画レート取得部115による動画コンテンツのレート取得や、リフレッシュレート設定部224によるリフレッシュレートの設定は第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
このようなプロジェクタ5によれば、動画又は静止画コンテンツを表示する機能がプロジェクタ5に内蔵されているため、動画又は静止画の再生を簡便かつ効率よく行うことができる。
また、プロジェクタ5の入力側にDVIやVGA等の入力端子が設けられていれば、これらの入力端子から入力される動画又は静止画コンテンツを、CPU52を介して画像形成手段21により表示することができるため、DVDプレーヤやビデオデッキ等の画像出力機器を接続することにより、動画、静止画の判定をしながら、適切なリフレッシュレートで画像表示することができる。
また、プロジェクタ5の入力側にDVIやVGA等の入力端子が設けられていれば、これらの入力端子から入力される動画又は静止画コンテンツを、CPU52を介して画像形成手段21により表示することができるため、DVDプレーヤやビデオデッキ等の画像出力機器を接続することにより、動画、静止画の判定をしながら、適切なリフレッシュレートで画像表示することができる。
尚、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく以下に示すような変形をも含むものである。
前記実施形態では、画像表示装置としてプロジェクタ2、5を使用していたが、これに限られない。すなわち、画像表示装置として薄型ディスプレイ、特に薄型液晶ディスプレイに本発明を採用してもよい。
前記第1実施形態では、コンピュータ1及びプロジェクタ2をケーブル3、4で接続していたが、プロジェクタにコンピュータ挿入用のスロットを設けておき、これにコンピュータを装着するようにしてもよい。この場合、コンピュータ及びプロジェクタはコネクタ等により接続されているため、第1実施形態の場合と同様の通信系によって通信されることとなる。
前記実施形態では、画像表示装置としてプロジェクタ2、5を使用していたが、これに限られない。すなわち、画像表示装置として薄型ディスプレイ、特に薄型液晶ディスプレイに本発明を採用してもよい。
前記第1実施形態では、コンピュータ1及びプロジェクタ2をケーブル3、4で接続していたが、プロジェクタにコンピュータ挿入用のスロットを設けておき、これにコンピュータを装着するようにしてもよい。この場合、コンピュータ及びプロジェクタはコネクタ等により接続されているため、第1実施形態の場合と同様の通信系によって通信されることとなる。
前記第1実施形態では、画像出力系ケーブル3及びデータ入出力系ケーブル4が別々になっていたが、近年のデジタル通信用のケーブルであれば、画像出力系のケーブルに同時にデータ入出力の通信系を設けることもできる。これにより、コンピュータ及びプロジェクタ間の接続ケーブルが削減され、接続作業を簡単にすることができる。
その他、本発明の侍史の際の具体的な構造及び形状等は本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
その他、本発明の侍史の際の具体的な構造及び形状等は本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
本発明は、前述した液晶プロジェクタに利用できるように、バックライト付きの液晶テレビジョンや液晶テレビジョンシステムにも利用することができる。
1…コンピュータ(画像出力機器)、2、5…プロジェクタ(画像表示装置)、21…画像形成手段、22、52…MPU(制御手段)、113…コンテンツ判定部、114…フラグ情報生成部、115…動画レート取得部(動画レート取得手段)、116…通信制御部(フラグ/レート出力手段)、223…フラグ判定部、224…リフレッシュレート設定部
Claims (7)
- 入力する画像情報に応じて光学像を形成する画像形成手段と、
この画像形成手段を含む装置全体を制御する制御手段とを備えた画像表示装置であって、
前記制御手段は、
入力する画像情報が動画コンテンツであるか、静止画コンテンツであるかを判定するコンテンツ判定部と、
前記画像情報が動画コンテンツであると判定されたら、前記画像形成手段による出力画像のリフレッシュレートを、この動画コンテンツのレートに同期するように設定し、
前記画像情報が静止画コンテンツであると判定されたら、前記画像形成手段による出力画像のリフレッシュレートを、この静止画コンテンツのレートよりも高くなるように設定するリフレッシュレート設定部とを備えていることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置において、
前記画像判定部は、前記画像情報の動画又は静止画の判定を、該画像情報を含むファイル形式で判定することを特徴とする画像表示装置。 - 画像出力機器と、この画像出力機器から出力された画像情報に基づいて、光学像を形成する画像表示装置とを備えた画像表示システムであって、
前記画像表示装置は、
入力した画像情報に応じて光学像を形成する画像形成手段と、
この画像形成手段を含む装置全体を制御する制御手段とを備え、
前記画像出力機器は、
前記画像表示装置に出力する画像情報が、動画コンテンツであるか静止画コンテンツであるかを判定するコンテンツ判定手段と、
動画コンテンツであると判定されたら、動画再生フラグ情報を生成し、静止画コンテンツであると判定されたら、静止画再生フラグ情報を生成するフラグ情報生成手段と、
動画コンテンツであると判定されたら、その動画コンテンツのレートを取得する動画レート取得手段と、
生成したフラグ情報及び/又は取得された動画コンテンツのレートを、前記画像表示装置に出力するフラグ/レート出力手段とを備え、
前記画像表示装置の制御手段は、
前記画像出力機器から出力されたフラグ情報の種別を判定するフラグ判定部と、
動画再生フラグ情報であると判定されたら、前記画像形成手段への出力画像のリフレッシュレートを、前記動画レート取得手段で取得された動画コンテンツのレートに同期するように設定し、
静止画再生フラグ情報であると判定されたら、前記画像形成手段への出力画像のリフレッシュレートを、この静止画コンテンツのレートよりも高くなるように設定するリフレッシュレート設定部とを備えていることを特徴とする画像表示システム。 - 画像情報を出力して画像表示装置上に光学像を形成する画像出力機器であって、
前記画像表示装置に出力する画像情報が、動画コンテンツであるか静止画コンテンツであるかを判定するコンテンツ判定手段と、
動画コンテンツであると判定されたら、動画再生フラグ情報を生成し、静止画コンテンツであると判定されたら、静止画再生フラグ情報を生成するフラグ情報生成手段と、
動画コンテンツであると判定されたら、その動画コンテンツのレートを取得する動画レート取得手段と、
生成したフラグ情報及び/又は取得された動画コンテンツのレートを、前記画像表示装置に出力するフラグ/レート出力手段とを備えていることを特徴とする画像出力機器。 - 入力される画像情報に応じて光学像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段を含む装置全体を制御する制御手段とを備えた画像表示装置であって、
前記制御手段は、
入力する画像情報が、動画コンテンツであるか静止画コンテンツであるかを表すフラグ情報の種別を判定するフラグ判定部と、
動画再生フラグ情報であると判定されたら、前記画像形成手段への出力画像のリフレッシュレートを、この動画コンテンツのレートに同期するように設定し、
静止画再生フラグ情報であると判定されたら、前記画像形成手段への出力画像のリフレッシュレートを、この静止画コンテンツのレートよりも高くなるように設定するリフレッシュレート設定部とを備えていることを特徴とする画像表示装置。 - 入力する画像情報に応じて光学像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段を含む装置全体を制御する制御手段とを備えた画像表示装置上で実行され、入力される画像情報に応じて、前記画像形成手段のリフレッシュレートを、前記制御手段により設定する画像表示装置のリフレッシュレート設定方法であって、
前記制御手段が、
入力する画像情報が動画コンテンツであるか、静止画コンテンツであるかを判定するコンテンツ判定ステップと、
前記画像情報が動画コンテンツであると判定されたら、前記画像形成手段による出力画像のリフレッシュレートを、この動画コンテンツのレートに同期するように設定し、
前記画像情報が静止画コンテンツであると判定されたら、前記画像形成手段による出力画像のリフレッシュレートを、この静止画コンテンツのレートよりも高くなるように設定するリフレッシュレート設定ステップとを実行することを特徴とする画像表示装置のリフレッシュレート設定方法。 - 入力される画像情報に応じて光学像を形成する画像形成手段、及びこの画像形成手段を含む装置全体を制御する制御手段を備えた画像表示装置の前記制御手段上で実行され、前記画像情報に応じて前記画像形成手段のリフレッシュレートを設定する画像表示装置のリフレッシュレート設定方法であって、
前記制御手段が、
前記画像情報が、動画コンテンツであるか静止画コンテンツであるかを表すフラグ情報の種別を判定するフラグ判定ステップと、
動画再生フラグ情報であると判定されたら、前記画像形成手段への出力画像のリフレッシュレートを、この動画コンテンツのレートに同期するように設定し、
静止画再生フラグ情報であると判定されたら、前記画像形成手段への出力画像のリフレッシュレートを、この静止画コンテンツのレートよりも高くなるように設定するリフレッシュレート設定ステップとを実行することを特徴とする画像表示装置のリフレッシュレート設定方法。
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JP2004285122A JP2006098765A (ja) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | 画像表示装置、画像表示システム、画像出力機器、及び画像表示装置のリフレッシュレート設定方法 |
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-
2004
- 2004-09-29 JP JP2004285122A patent/JP2006098765A/ja not_active Withdrawn
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