JP2006098234A - 回転角度検出装置 - Google Patents

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泰明 辻
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Abstract

【課題】 回転体の多回転角度を高い検出精度で検出することができる回転角度検出装置を提供する。
【解決手段】 ウォーム3を有する回転軸1と、ウォーム3に噛合し、減速回転するウォームホイール4と、ウォームホイール4の回転角度を検出する第1の検出手段5と、回転軸1の回転に連動して回転する大径の平歯車6と、大径の平歯車6に噛合し、増速回転する小径の平歯車7と、小径の平歯車7の回転角度を検出する第2の検出手段8と、第1及び第2の検出手段5,8が検出したそれぞれの回転角度に基づいて回転軸1の回転角度を算出する算出手段9とを備える構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用操舵軸等の回転体の回転角度を検出する回転角度検出装置に関する。
回転角度検出装置は、回転軸に外嵌固定されたウォームと、該ウォームに噛合し、減速回転するウォームホイールと、該ウォームホイールと同軸で一体回転可能に設けられ、一つの直径方向に磁化された円筒形磁石と、該円筒形磁石の回転角度に対して正弦関数の波形で電気信号が出力される磁気センサとを備え、前記ウォーム(回転軸)の4回転が前記ウォームホイールの72°の回転角度に変換され、前記回転軸の多回転角度(±2回転)を検出することができるように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2001−349703号公報
ところが、特許文献1の回転角度検出装置は、ウォームの回転を減速してウォームホイールに伝動し、該ウォームホイールの回転角度を検出するに過ぎないため、高い検出精度が得られないという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は回転体の多回転角度を高い検出精度で検出することができる回転角度検出装置を提供することにある。
第1発明に係る回転角度検出装置は、ウォームを有する回転体と、前記ウォームに噛合し、減速回転するウォームホイールと、該ウォームホイールの回転角度を検出する第1の検出手段とを備えた回転角度検出装置において、前記回転体の回転に連動して回転する第1の歯車と、該第1の歯車に噛合し、増速回転する第2の歯車と、該第2の歯車の回転角度を検出する第2の検出手段と、第1及び第2の検出手段が検出したそれぞれの回転角度に基づいて前記回転体の回転角度を算出する算出手段とを備えていることを特徴とする。
第2発明に係る回転角度検出装置は、前記ウォーム及び第1の歯車は前記回転体に外嵌される円筒部材に並設されていることを特徴とする。
第1発明にあっては、回転体と一体に回転するウォームの回転が減速してウォームホイールに伝動され、該ウォームホイールの回転角度が第1の検出手段により検出されるため、回転体の多回転角度を検出することができる。しかも、回転体の回転に連動して回転する第1の歯車の回転が増速して第2の歯車に伝動され、該第2の歯車の回転角度が第2の検出手段により検出されるため、小さい回転角度を高い精度で検出することができる。この結果、第1及び第2の検出手段が検出したそれぞれの回転角度に基づいて回転体の多回転の回転角度を高精度で検出することができる。また、ウォームを用いてウォームホイールを減速回転させるため、比較的大きな歯車比を得ることができる割にウォームホイールを小形にでき、回転角度検出装置の全体を小形にできる。
第2発明にあっては、ウォーム及び第1の歯車が円筒部材に並設されているため、円筒部材を回転体に外嵌することによりウォーム及び第1の歯車を組込むことができ、組込作業性を改善でき、コストを低減できる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る回転角度検出装置の構成を示す断面図、図2は図1のII−II線の断面図である。
この回転角度検出装置は、回転体としての回転軸1と、該回転軸1に外嵌固定される円筒部材2と、該円筒部材2の外周部に設けられたウォーム3と、該ウォーム3に噛合し、減速回転されるウォームホイール4と、該ウォームホイール4の一側に配置され、ウォームホイール4の回転角度を検出する第1の検出手段5と、円筒部材2にウォーム3と並設される大径の平歯車6(第1の歯車)と、該平歯車6に噛合し、平歯車6よりも増速回転する小径の平歯車7(第2の歯車)と、該平歯車7の回転角度を検出する第2の検出手段8と、第1及び第2の検出手段5,8が検出したそれぞれの回転角度に基づいて回転軸1の回転角度を算出する算出手段9とを備えている。尚、大径の平歯車6が第1の歯車を構成し、小径の平歯車7が第2の歯車を構成している。
回転軸1は円筒部材2の両端部に外嵌されるすべり軸受10,11を介して筒形のハウジング12内に回転自在に支持されている。ハウジング12は、円筒部材2が内嵌される嵌合孔12aと、該嵌合孔12aに対して偏倚した位置の内側に突設された第1及び第2の支持部12b,12cとを有しており、第1の支持部12bにウォームホイール4が回転自在に支持されており、第2の支持部12cに小径の平歯車7が回転自在に支持されている。
ウォーム3とウォームホイール4とは回転中心線が直交しており、歯車比を8:1とし、ウォーム3(回転軸1)の4回転(回転角度1440°)で、ウォームホイール4が1/2回転(回転角度180°)するように構成されている。また、ウォームホイール4の一側面の回転中心部には永久磁石13が設けられている。この永久磁石13はウォームホイール4の一直線となる二つの放射線上にN極とS極とが個別に配されており、N極とS極との中心線位置が回転角度検出の基準位置となるように構成されている。
大径及び小径の平歯車6,7は、歯車比を1:2とし、大径の平歯車6(回転軸1)の1回転(回転角度360°)で、小径の平歯車7が2回転(回転角度720°)するように構成されている。また、小径の平歯車7の一側面の回転中心部には永久磁石14が設けられている。この永久磁石14は小径の平歯車7の一直線となる二つの放射線上にN極とS極とが個別に配されており、N極とS極の中心線位置が回転角度検出の基準位置となるように構成されている。
図3は回転軸等の回転角度と出力値(電圧)との関係を示すグラフである。
第1の検出手段5は、磁気抵抗素子、ホール素子等を有する磁気センサであり、ウォームホイール4の回転中心部で永久磁石13と対向する位置に配設され、ハウジング12に固定されている。この第1の検出手段5が出力する出力信号の第1出力値aはウォームホイール4が0°〜180°(ウォーム3の回転角度は0°〜1440°)回転するまで略リニアに上昇する波形となるように構成されている。
第2の検出手段8は、磁気抵抗素子、ホール素子等を有する磁気センサであり、小径の平歯車7の回転中心部で永久磁石14と対向する位置に配設され、ハウジング12に固定されている。この第2の検出手段8が出力する出力信号の第2出力値bは小径の平歯車7が0°〜180°(大径の平歯車6の回転角度は0°〜90°)に回転するまでリニアに上昇し、大径の平歯車6が0°〜1440°(4回転)する間で、小径の平歯車7が0°〜180°回転、換言すれば大径の平歯車6が0°〜90°回転するつど出力信号が出力され、鋸歯の波形となるように構成されており、第1出力値aと第2出力値bとが交わる交点は16個である。
算出手段9はマイクロプロセッサを用いてなり、第1及び第2の検出手段5,8から出力される出力信号の第1出力値aと第2出力値bとが交わる交点における第1出力値aにより交点の回数を求め、換言すれば回転軸1が90°間隔で回転した粗回転数を算出し、第1出力値aにより算出した粗回転数に、第2の検出手段8から出力される出力信号の第2出力値bを加算することにより、回転軸1の絶対回転角度を算出するように構成されている。また、算出手段9はハウジング12内に配設され、第1及び第2の検出手段5,8が接続されている。
尚、図1において15はハウジング12を静止部材に取着するブラケットである。
以上のように構成された回転角度検出装置は、回転軸1の回転によりウォーム3及び大径の平歯車6が回転し、ウォーム3に噛合するウォームホイール4及び大径の平歯車6に噛合する小径の平歯車7が回転し、ウォームホイール4の回転角度が第1の検出手段5により検出され、小径の平歯車7の回転角度が第2の検出手段8により検出され、第1及び第2の検出手段5,8により検出された回転角度が電気信号に変換されて算出手段9に入力され、該算出手段9により回転軸1の絶対回転角度を算出する。
回転角度の算出を図3のグラフに基づいて説明する。回転軸1(ウォーム3)とウォームホイール4と第1の検出手段5との関係は、回転軸1が1440°(4回転)回転すると、ウォームホイール4が180°(1/2回転)回転し、第1の検出手段5から出力される出力信号の第1出力値aは、回転軸1が0°〜1440°回転するまで略リニアに上昇する波形となる。また、回転軸1(大径の平歯車6)と小径の平歯車7と第2の検出手段8との関係は、回転軸1が90°(1/4回転)回転すると、小径の平歯車7が180°(1/2回転)し、第2の検出手段8から出力される出力信号の第2出力値bは、回転軸1が0°〜90°回転するまでリニアに上昇する波形となり、さらに回転軸1が0°〜90°回転するつど出力される鋸歯の波形となり、第1出力値aと第2出力値bとが交わる交点は16個である。
図4は回転軸1の絶対回転角度を算出する算出手段9の動作内容を示すフローチャートである。電源がオンされた後、算出手段9が算出動作を開始する。第1出力値aと第2出力値bとが第1及び第2の検出手段5,8から算出手段9に取込まれ(S1)、第1出力値aと第2出力値bとが交わる交点があるか否かを判定し(S2)、交点がある場合、第1出力値aは何個目の第2出力値bと交わっているかを演算し(S3)、交点における第2出力値bの出力開始原点を回転軸1の粗回転角度に設定する(S4)。この粗回転角度に第2出力値bにより得られる回転角度を加算することにより、回転軸1の絶対回転角度を算出する(S5)。
例えば、回転軸1が360°(1回転)回転したとき、第1出力値aは、図3において4個目の第2出力値bと交わることになり、この4個目の交点における第2出力値bの出力開始原点が、90°間隔で回転した回転軸1の粗回転角度360°であり、第2出力値bの出力開始原点から回転軸1が90°回転するまでの回転角度が第2出力値bであり、第1出力値aにより算出した粗回転角度360°に第2出力値bにより得られる回転角度を加算することにより、回転軸1の絶対回転角度を算出することができる。
尚、本発明に係る回転角度検出装置は、電動パワーステアリング装置におけるステアリングホイールの操舵角度を検出するのに使用されるが、その使用対象は特に制限されない。
本発明に係る回転角度検出装置の構成を示す断面図である。 図1のII−II線の断面図である。 回転軸等の回転角度と出力値(電圧)との関係を示すグラフである。 本発明に係る回転角度検出装置の回転軸の絶対回転角度を算出する算出手段の動作内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 回転軸(回転体)
2 円筒部材
3 ウォーム
4 ウォームホイール
5 第1の検出手段
6 大径の平歯車(第1の歯車)
7 小径の平歯車(第2の歯車)
8 第2の検出手段
9 算出手段

Claims (2)

  1. ウォームを有する回転体と、前記ウォームに噛合し、減速回転するウォームホイールと、該ウォームホイールの回転角度を検出する第1の検出手段とを備えた回転角度検出装置において、前記回転体の回転に連動して回転する第1の歯車と、該第1の歯車に噛合し、増速回転する第2の歯車と、該第2の歯車の回転角度を検出する第2の検出手段と、第1及び第2の検出手段が検出したそれぞれの回転角度に基づいて前記回転体の回転角度を算出する算出手段とを備えていることを特徴とする回転角度検出装置。
  2. 前記ウォーム及び第1の歯車は前記回転体に外嵌される円筒部材に並設されている請求項1記載の回転角度検出装置。
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Cited By (4)

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