JP2006094447A - 放送受信装置と放送受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】暗号化フラグ情報等を改竄して行われる映像音声信号の不正コピー等の処理を阻止する受信装置を提供する。
【解決手段】放送信号を受信し選局して受信信号を出力するチューナ部45,50,52と、チューナ部の受信信号を復調して映像音声信号を出力する復調部46,51,53と、映像音声信号を暗号化して暗号化映像音声信号を出力する暗号部81と、復調部からの映像音声信号又は暗号部からの暗号化映像音声信号を格納するバッファ部82と、映像音声信号を暗号部で暗号化する場合は、映像音声信号を暗号部で第1容量(mKB)の第1ファイル毎に暗号化して、バッファ部の記憶領域に転送して格納し、映像音声信号を暗号化しない場合は、映像音声信号を第1容量よりも少ない第2容量(nKB(m>n))の複数の第2ファイル毎にバッファ部の記憶領域に第2容量毎にそれぞれ連続して格納するべく制御する制御部73とを有する放送受信装置。
【選択図】図2

Description

この発明は、ネットワーク機能をもつテレビジョン装置等の放送受信装置に関し、特に、ネットワーク経由による映像音声信号の盗聴を排除しうる放送受信装置及び放送受信方法に関する。
周知のように、近年では、テレビジョン放送のデジタル化が推進されている。例えば、日本国内においては、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送及び110度CS(Communication Satellite)デジタル放送等の衛星デジタル放送だけでなく、地上デジタル放送も開始されている。
そして、このようなデジタルテレビジョン放送を受信するデジタル放送受信装置にあっては、映像や音声情報をデジタル信号で扱うことができるため、コンテンツ情報の記録、再生、検索、管理等の処理や電子番組情報の活用も容易に行うことが可能となっている。この例として、特許文献1には、ディジタルテレビ放送から電子番組情報を取得し活用する技術が開示されている。
特開2002−142163号公報。
しかしながら、特許文献1においては、取得したディジタルコンテンツをネットワークを介してどのように利用するかが示されておらず、更に、ネットワークを利用する際に生じる第三者による不正なデータ利用の脅威に対する対策が何ら示されていないという問題がある。
本発明は、暗号化フラグ情報等を改竄して行われる映像音声信号の不正コピー等の処理を阻止する受信装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明に係る放送受信装置は、放送信号を受信し選局して受信信号を出力するチューナ部と、前記チューナ部の前記受信信号を復調して映像音声信号を出力する復調部と、前記映像音声信号を暗号化して暗号化映像音声信号を出力する暗号部と、前記復調部からの映像音声信号又は前記暗号部からの前記暗号化映像音声信号を格納するバッファ部と、前記映像音声信号を前記暗号部で暗号化する場合は、前記映像音声信号を前記暗号部で第1容量(mKB)の第1ファイル毎に暗号化して、前記バッファ部の記憶領域に転送して格納し、前記映像音声信号を暗号化しない場合は、前記映像音声信号を前記第1容量よりも少ない第2容量(nKB(m>n))の複数の第2ファイル毎に前記バッファ部の記憶領域に前記第2容量毎にそれぞれ連続して格納するべく制御する制御部とを具備することを特徴とする放送受信装置である。
上記した放送受信装置においては、チューナで受信した映像音声情報等を、例えば、デジタル放送信号として暗号化する場合は、例えば、mKB毎に分割し暗号化して、インタフェース部や制御部内のバッファ領域等に連続して転送する。一方、例えば、アナログ地上波等の映像音声信号であり、暗号化しないのであれば、例えば、これより小さいnKB(m>n)のバッファ領域に連続して転送する。
このような暗号化の有無に応じて、ファイルサイズを異ならせて、装置内を映像音声信号情報を転送させることにより、以下のように不正コピーの防止を行うものである。すなわち、例えば、不正な使用者が、放送受信装置内の不正コピーを行うために、放送受信装置内部に電子的にアクセスしてフラグ情報を書き換えたとしても、既に、ファイルサイズは、暗号化の有無に応じて決定されており、放送受信装置内のファイルサイズ自体は変更することができない。このような状態で、フラグ情報を暗号有から暗号なしに書き換えると、mKBのファイルが連続して、バッファのnKB(m>n)の各領域に書き込まれることとなる。この結果、バッファの不足している領域分のファイルが破壊されることとなるため、例えば、ファイルのヘッダ情報が破壊されることで、通常の再生を行うことができなくなる。従って、不正な使用者が上記したフラグ情報を書き換えるという方法を行っても映像音声信号は正常に再生することができないので、例えば、著作権を保護しなければならないデジタル放送の映像音声信号の不正コピーを防止することが可能となるものである。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<本発明に係るネットワーク機能を備えたテレビジョン装置>
初めに、本発明に係るネットワーク機能を備えたテレビジョン装置の一例を図面を用いて以下に説明する。図2は、本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン放送受信装置の構成の一例を示すブロック図、図3は、本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン放送受信装置のリモートコントローラの一例を示すブロック図である。
すなわち、デジタルテレビジョン放送受信装置11は、主として、薄型のキャビネット12と、このキャビネット12を起立させて支持する支持台13とから構成されている。そして、キャビネット12には、例えば液晶表示パネル等でなる平面パネル型の映像表示器14、スピーカ15、操作部16、リモートコントローラ17から送信される操作情報を受ける受光部18等が設置されている。
又、このデジタルテレビジョン放送受信装置11には、例えばSD(Secure Digital)メモリカード、MMC(Multimedia Card)及びメモリスティック等のメモリカード、又、更に、例えば契約情報等の記録されたメモリカード(ICカード)等のメモリカード19が着脱可能となっている。これらのメモリカード19に対して番組や写真等の情報の記録再生が行なわれたり、情報の記録再生が行なわれるようになっている。
又、このデジタルテレビジョン放送受信装置11は、第1のLAN(Local Area Network)端子21、第2のLAN端子22、USB(Universal Serial Bus)端子23及びi.Link端子24を備えている。
このうち、第1のLAN端子21は、LAN対応HDD専用ポートとして使用されるもので、接続されたNAS(Network Attached Storage)であるLAN対応のHDD25に対して、イーサネット(登録商標)により情報の記録再生を行なうために使用される。
このように、LAN対応HDD専用ポートとしての第1のLAN端子21を設けることにより、他のネットワーク環境やネットワーク使用状況等に影響されることなく、HDD25に対してハイビジョン画質による番組の情報記録を安定して行なうことができる。
又、第2のLAN端子22は、イーサネット(登録商標)を用いた一般的なLAN対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ26を介して、LAN対応のHDD27、PC(Personal Computer)28、HDD内蔵のDVD(Digital Versatile Disk)レコーダ29等の機器を接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
なお、DVDレコーダ29については、第2のLAN端子22を介して通信されるデジタル情報が制御系のみの情報であるため、デジタルテレビジョン放送受信装置11との間でアナログの映像及び音声情報を伝送するために、専用のアナログ伝送路30を設ける必要がある。
更に、この第2のLAN端子22は、ハブ26に接続されたブロードバンドルータ31を介して、例えばインターネット等のネットワーク32に接続し、そのネットワーク32を介してPC33や携帯電話34等と情報伝送を行なうために使用される。
又、上記USB端子23は、一般的なUSB対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ35を介して、携帯電話36、デジタルカメラ37、メモリカードに対するカードリーダ/ライタ38、HDD39、キーボード40等のUSB機器を接続し、これらのUSB機器と情報伝送を行なうために使用される。
更に、上記i.Link端子24は、例えばAV−HDD41、D(Digital)−VHS(Video Home System)42等をシリアル接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
図2は、上記したデジタルテレビジョン放送受信装置11の主要な信号処理系を示している。すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ43で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子44を介して衛星デジタル放送用のチューナ45に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。
そして、このチューナ45で選局された放送信号は、PSK(Phase Shift Keying)復調器46に供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、信号処理部47に出力される。
又、地上波放送受信用のアンテナ48で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子49を介して地上デジタル放送用のチューナ50に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。
そして、このチューナ50で選局された放送信号は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器51に供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、上記信号処理部47に出力される。
又、上記地上波放送受信用のアンテナ48で受信した地上アナログテレビジョン放送信号は、入力端子49を介して地上アナログ放送用のチューナ52に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。そして、このチューナ52で選局された放送信号は、アナログ復調器53に供給されてアナログの映像信号及び音声信号に復調された後、上記信号処理部47に出力される。
ここで、上記信号処理部47は、PSK復調器46及びOFDM復調器51からそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理、例えば、MPEG2のデコード処理を施し、グラフィック処理部54及び音声処理部55に出力している。
更に、グラフィック処理部54は、信号処理部47から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(On Screen Display)信号生成部57で生成されるOSD信号を重畳して出力する機能を有する。このグラフィック処理部54は、信号処理部47の出力映像信号と、OSD信号生成部57の出力OSD信号とを選択的に出力すること、又、両出力をそれぞれ画面の半分を構成するように組み合わせて出力することができる。
そして、グラフィック処理部54から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部58に供給される。この映像処理部58は、入力されたデジタルの映像信号を、上記映像表示器14で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、映像表示器14に出力して映像表示させるとともに、出力端子59を介して外部に導出させる。
又、上記音声処理部55は、入力されたデジタルの音声信号を、上記スピーカ15で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ15に出力して音声再生させるとともに、出力端子60を介して外部に導出させる。
ここで、このデジタルテレビジョン放送受信装置11は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部61によって統括的に制御されている。この制御部61は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、上記操作部16からの操作情報を受け、又は、リモートコントローラ17から送出された操作情報を上記受光部18を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部61は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)62と、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)63と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ64とを利用している。
又、この制御部61は、カードI/F(Interface)65を介して、上記メモリカード19が装着可能なカードホルダ66に接続されている。これによって、制御部61は、カードホルダ66に装着されたメモリカード19と、カードI/F65を介して情報伝送を行なうことができる。更に、上記制御部61は、図示しないカードI/Fとカードホルダとを介して、図示しない第2のメモリカードが装着可能に接続されている。これにより、制御部61は、第2のメモリカードと情報伝送を行なうことができる。
又、上記制御部61は、通信I/F69を介して第1のLAN端子21に接続されている。これにより、制御部61は、第1のLAN端子21に接続されたLAN対応のHDD25と、通信I/F69を介して情報伝送を行なうことができる。この場合、制御部61は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を有し、第1のLAN端子21に接続されたLAN対応のHDD25にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てて制御している。
更に、上記制御部61は、通信I/F70を介して第2のLAN端子22に接続されている。これにより、制御部61は、第2のLAN端子22に接続された各機器(図1参照)と、通信I/F70を介して情報伝送を行なうことができる。
又、上記制御部61は、USB I/F71を介して上記USB端子23に接続されている。これにより、制御部61は、USB端子23に接続された各機器(図1参照)と、USB I/F71を介して情報伝送を行なうことができる。
更に、上記制御部61は、i.Link I/F72を介してi.Link端子24に接続されている。これにより、制御部61は、i.Link端子24に接続された各機器(図1参照)と、i.Link I/F72を介して情報伝送を行なうことができる。
更に、映像音声信号の転送処理を制御する転送制御部73と、信号処理部47から出力する映像音声信号の暗号処理・復号処理を行う暗号復号部81と、暗号復号部81からの出力を受ける、例えば、制御部61内に含まれるバッファ部82とを有している。なお、バッファ部82は、インタフェース69乃至72に含まれるものであってもよく、独立しているものでも可能である。更に、上記制御部61は、ネットワーク上の記録再生処理を行う記録再生機器を登録する登録部80を有している。
図3は、上記リモートコントローラ17の外観を示している。このリモートコントローラ17には、主として、電源キー17a、入力切換キー17b、衛星デジタル放送チャンネルのダイレクト選局キー17c、地上波放送チャンネルのダイレクト選局キー17d、クイックキー17e、カーソルキー17f、決定キー17g、番組表キー17h、ページ切換キー17i、faceネット(ナビゲーション)キー17j、戻るキー17k、終了キー17l、青,赤,緑,黄のカラーキー17m、チャンネルアップダウンキー17n、音量調整キー17o、メニューキー17p等が設けられている。
<データ転送処理>
次に、上記したデジタルテレビジョン放送受信装置において、不正な第三者によるフラグ情報改竄に対するセキュリティを向上させるためのデータ転送処理について、図4のフローチャートを用いて詳細に説明する。
すなわち、例えば、テレビジョン放送受信装置11や、又、チューナ等を内蔵したハードディスクレコーダ等のデジタル機器において、不正な第三者によるデジタル機器内の映像音声信号のファイルのフラグ情報の改竄が知られている。これは、デジタル機器の信号経路の途中、例えば、信号処理部47の出力段において、各ファイルデータの暗号化の有無を示すフラグ情報を改竄し、『暗号有』から『暗号なし』へと書き換えることで、暗号化すべき例えばデジタル放送の映像音声信号を、暗号部復号部81で暗号化せずに、そのまま、バッファ部82に転送させる手法が問題となっている。
これに対して、本発明に係るデータ転送処理によれば、暗号化すべき映像音声信号を、第1容量(例えばmKB)で転送し、バッファ部82でこの第1容量毎に格納する。暗号化しない映像音声信号を、第2容量(例えばnKB(m>n))で転送し、バッファ部82でこの第2容量毎に格納する。これにより、途中でフラグ情報を改竄して暗号部復号部81の暗号化を免れても、図5に示すように、ファイルサイズが第1容量(例えばmKB)でバッファ部82に転送され、第2容量(例えばnKB(m>n))毎に格納されるので、ファイルが一部破壊されるため、例えば、ヘッダ部等の管理情報が破壊されることとなり、正常な再生ができなくなることにより、不正使用者の不正な複写処理を阻止するものである。
ここで、図5のデータD1からデータD2の転送は、暗号化すべき映像音声信号を第1容量(例えばmKB)で転送し、バッファ部でも第1容量(例えばmKB)で格納した場合である。図5のデータD3からデータD4の転送は、暗号化しない映像音声信号を第2容量(例えばnKB(m>n))で転送し、バッファ部でも第2容量(例えばnKB(m>n))で格納した場合である。更に、図5のデータD5からデータD6の転送は、暗号化すべき映像音声信号を第1容量(例えばmKB)で転送し、不正使用者のフラグ情報の改竄により、暗号部復号部81の暗号化を免れたが、ファイルサイズまでは変更することができず、バッファ部では第2容量(例えばnKB(m>n))で格納したことにより、mKBの各ファイルの一部が破壊されて、正常な再生を行うことができなくなり、これにより、不正な複写処理を防止することができた場合を示している。ここで、第1容量(例えばmKB)と第2容量(例えばnKB(m>n))との値は、第1容量が第2容量より大きければ、このような不正使用の防止効果を期待することができる。
すなわち、本発明に係るデータ転送処理は、図4のフローチャートにおいて、制御部61のプログラムによる動作において、又は、転送制御部73のプログラムによる動作において、以下の転送処理が行われるものである。ユーザの指定に応じて、転送される対象となるコンテンツ(映像音声信号)ファイルと、転送先となるネットワーク上の機器等が特定される(S1)。次に、転送が要求されたコンテンツファイルの暗号の有無を決定する。
ここで、暗号化の有無を判断する基準としては、コンテンツファイル(映像音声信号)が放送信号に基づくものであるとき、例えば、デジタル放送信号に基づくファイルを暗号化することが好適である。同様に、アナログ放送信号に基づくファイルを暗号化しないことが好適である。同様に、アナログ信号として外部から与えられた映像音声信号に基づくファイルを暗号化しないことが好適である。同様に、与えられたアナログ信号やアナログ放送信号に基づく映像音声信号でも、例えば、CGMSAやマクロビジョン等のコピー制御情報を含んでいる映像音声信号を、暗号化することが好適である。
制御部61又は転送制御部73が暗号化するものと判断すると、映像音声信号は、暗号化を行うことを示すフラグ情報を生成する(S2)。そして、暗号の有無に応じてファイルサイズを、例えば、暗号有mKB,暗号なしnKB(m>n)のように決定する(S3)。そして、決定したファイルサイズ毎に、コンテンツファイルを分割して、暗号復号部81に転送される(S4)。ここで、各ファイルのヘッダ情報として暗号化有無のフラグ情報をそれぞれ含むことが好適である。暗号復号部81では、フラグ情報に応じて、コンテンツファイルを暗号化する(S5)。そして、暗号化された又は暗号化されないコンテンツファイルが、制御部61に含まれるバッファ部82の記憶領域に、図5に示すようにフラグ情報に応じたサイズ毎に格納される(S6)。
すなわち、図5のデータD3からデータD4の転送においては、暗号化しない映像音声信号を第2容量(例えばnKB(m>n))で転送し、バッファ部でも第2容量(例えばnKB(m>n))で格納した場合、データD5からデータD6の転送においては、暗号化すべき映像音声信号を第1容量(例えばmKB)で転送し、不正使用者のフラグ情報の改竄により、暗号部復号部81の暗号化を免れたが、ファイルサイズまでは変更することができず、バッファ部では第2容量(例えばnKB(m>n))で格納したことにより、mKBの各ファイルの一部が破壊されて、正常な再生を行うことができなくなり、これにより、不正な複写処理を防止することができた場合を示している。その後、制御部61又は転送制御部73の働きにより、各コンテンツファイルが、バッファ部82の各領域の各ファイルをインタフェース69乃至72を介して、ネットワーク上の所定の装置に送信される(S7)。ここで、所定の装置とは、ユーザによりファイルの転送が指定された記録装置等であるが、上述した登録部80において、このデジタルテレビジョン放送受信装置11の記録装置に登録された装置であってもよい。
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン放送受信装置とこれを中心に構成されるネットワークシステムの一例を概略的に説明する説明図。 本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン放送受信装置の構成の一例を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン放送受信装置のリモートコントローラの一例を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン放送受信装置のコンテンツ転送処理の一例を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン放送受信装置の転送処理の一例を説明する説明図。
符号の説明
11…デジタルテレビジョン放送受信装置、12…キャビネット、13…支持台、14…映像表示器、15…スピーカ、16…操作部、17…リモートコントローラ、18…受光部、19…メモリカード、21…第1のLAN端子、22…第2のLAN端子、23…USB端子、24…i.Link端子、25…HDD、26…ハブ、27…HDD、28…PC、29…DVDレコーダ、30…アナログ伝送路、31…ブロードバンドルータ、32…ネットワーク、33…PC、34…携帯電話、35…ハブ、36…携帯電話、37…デジタルカメラ、38…カードリーダ/ライタ、39…HDD、40…キーボード、41…AV−HDD、42…D−VHS、43…アンテナ、44…入力端子、45…チューナ、46…PSK復調器、47…信号処理部、48…アンテナ、49…入力端子、50…チューナ、51…OFDM復調器、52…チューナ、53…アナログ復調器、54…グラフィック処理部、55…音声処理部、57…OSD信号生成部、58…映像処理部、59…出力端子、60…出力端子、61…制御部、62…ROM、63…RAM、64…不揮発性メモリ、65…カードI/F、66…カードホルダ、67…カードI/F、68…カードホルダ、69…通信I/F、70…通信I/F、71…USB I/F、72…i.Link I/F、73…転送制御部、80…登録部、81…暗号部・復号部、82…バッファ部。

Claims (14)

  1. 放送信号を受信し選局して受信信号を出力するチューナ部と、
    前記チューナ部の前記受信信号を復調して映像音声信号を出力する復調部と、
    前記映像音声信号を暗号化して暗号化映像音声信号を出力する暗号部と、
    前記復調部からの映像音声信号又は前記暗号部からの前記暗号化映像音声信号を格納するバッファ部と、
    前記映像音声信号を前記暗号部で暗号化する場合は、前記映像音声信号を前記暗号部で第1容量の第1ファイル毎に暗号化して、前記バッファ部の記憶領域に転送して格納し、前記映像音声信号を暗号化しない場合は、前記映像音声信号を前記第1容量よりも少ない第2容量の複数の第2ファイル毎に前記バッファ部の記憶領域に前記第2容量毎にそれぞれ連続して格納するべく制御する制御部とを具備することを特徴とする放送受信装置。
  2. ネットワークを介して外部の記録装置と通信を行う通信部と、
    前記通信部が通信を行うネットワーク上の前記記録装置の一つを、前記復調部が出力する前記映像音声信号を記録する記録装置として登録する登録部とを更に有しており、
    前記制御部は、前記バッファ部に格納された前記映像音声信号又は前記暗号化映像音声信号を、前記通信部を用いて、前記登録部が登録したネットワーク上の記録装置に記録するべく制御することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  3. 前記復調部が復調した前記映像音声信号をMPEGデコードして、デコードされた信号を前記暗号部又は前記バッファ部に供給するMPEGデコード部を更に具備する請求項1記載の放送受信装置。
  4. 前記制御部は、前記復調部が復調した前記映像音声信号を暗号化するかどうかの判断結果に応じたフラグ情報を前記映像音声信号に追加することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  5. 前記制御部は、前記チューナ部が受信した放送信号がデジタル放送信号であるとき、前記映像音声信号を暗号化するべきものと判断することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  6. 前記制御部は、前記チューナ部が受信した放送信号がデジタル放送信号、又は、コピー制御情報を含むアナログ放送信号であるとき、前記映像音声信号を暗号化するべきものと判断することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  7. 前記制御部は、予めユーザにより設定された設定条件と、前記チューナ部が受信した放送信号の種類とに基づいて、前記映像音声信号を暗号化するべきかどうかを判断することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  8. 放送信号を受信し選局して受信信号を出力し、
    前記受信信号を復調して映像音声信号を出力し、
    前記映像音声信号を暗号化して暗号化映像音声信号を出力し、
    前記映像音声信号を暗号化する場合は、前記映像音声信号を第1容量の第1ファイル毎に暗号化して、記憶領域に転送して格納し、前記映像音声信号を暗号化しない場合は、前記映像音声信号を前記第1容量よりも少ない第2容量の複数の第2ファイル毎に記憶領域に前記第2容量毎にそれぞれ連続して格納するべく制御することを特徴とする放送受信方法。
  9. ネットワーク上の記録装置の一つを前記映像音声信号を記録する記録装置として登録し、
    前記記憶領域に格納された前記映像音声信号又は前記暗号化映像音声信号を前記登録された前記記録装置に記録するべく制御することを特徴とする請求項8記載の放送受信方法。
  10. 前記復調した映像音声信号をMPEGデコードして、デコードされた信号を暗号化に供し、又は、前記記憶領域に格納するべく制御することを特徴とする請求項8記載の放送受信方法。
  11. 前記復調した前記映像音声信号を暗号化するかどうかの判断結果に応じたフラグ情報を前記映像音声信号に追加することを特徴とする請求項8記載の放送受信方法。
  12. 前記受信した放送信号がデジタル放送信号であるとき、前記映像音声信号を暗号化するべきものと判断することを特徴とする請求項8記載の放送受信方法。
  13. 前記受信した放送信号がデジタル放送信号、又は、コピー制御情報を含むアナログ放送信号であるとき、前記映像音声信号を暗号化するべきものと判断することを特徴とする請求項8記載の放送受信方法。
  14. 予めユーザにより設定された設定条件と、前記放送信号の種類とに基づいて、前記映像音声信号を暗号化するべきかどうかを判断することを特徴とする請求項8記載の放送受信方法。
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