JP2006092584A - Recording disk cartridge - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、フレキシブルな記録ディスクメディアを複数備えた記録ディスクカートリッジに関する。 The present invention relates to a recording disk cartridge provided with a plurality of flexible recording disk media.
従来、ポリエステルシートなどのフレキシブルな素材からなる円盤状の支持体の両面に磁性層を形成したフレキシブルな磁気ディスクメディアが知られている。この磁気ディスクメディアは、磁気テープに比べるとデータへのアクセスが速いというメリットがある一方で、記録面積が小さいことから記憶容量が小さいというデメリットがある。 Conventionally, a flexible magnetic disk medium in which a magnetic layer is formed on both sides of a disk-shaped support made of a flexible material such as a polyester sheet is known. This magnetic disk medium has a merit that access to data is faster than a magnetic tape, but has a demerit that a storage capacity is small due to a small recording area.
このようなフレキシブルな磁気ディスクメディアのデメリットを解決するため、従来、一つのカートリッジケースに複数枚の磁気ディスクメディアを収納した磁気ディスクカートリッジが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、複数枚の磁気ディスクメディアをその中心孔側から一体に支持するセンタコアの一端を、磁気ディスクドライブのスピンドルで磁気的に吸着することで各磁気ディスクメディアを同時に回転させる構造であるため、このように同時に回転する複数枚の磁気ディスクメディアに複数の磁気ヘッドをそれぞれ別々にアクセスさせることによって、データの転送速度の向上なども図ることが可能となっている。
しかしながら、前記した特許文献1の磁気ディスクカートリッジでは、センタコアの一端を磁気ディスクドライブのスピンドルに磁気的に吸着させるだけの構造であるため、磁気ディスクメディアの枚数を増やすことによりその軸方向における長さが大きくなると、その回転動作が不安定になるといった問題があった。 However, since the magnetic disk cartridge disclosed in Patent Document 1 has a structure in which one end of the center core is only magnetically attracted to the spindle of the magnetic disk drive, the length in the axial direction can be increased by increasing the number of magnetic disk media. There is a problem that the rotational movement becomes unstable as the value of becomes large.
そこで、本発明は、記録ディスクメディアの枚数を増やしたとしても、その回転動作を安定させることができる記録ディスクカートリッジを提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a recording disk cartridge that can stabilize the rotational operation even when the number of recording disk media is increased.
前記した課題を解決するため、本発明の記録ディスクカートリッジは、フレキシブルな複数の記録ディスクメディアと、これらの記録ディスクメディアを一体に回転させるために記録ディスクメディアを保持する回転体と、前記記録ディスクメディアおよび前記回転体を回転可能に収容するとともに、前記回転体の一端を外部に露出させるための開口部を有したカートリッジケースとを備える記録ディスクカートリッジであって、前記回転体を前記カートリッジケースに設けたベアリングで回転自在に支持したことを特徴とする。 In order to solve the above-described problems, a recording disk cartridge of the present invention includes a plurality of flexible recording disk media, a rotating body that holds the recording disk media for rotating these recording disk media, and the recording disk. A recording disk cartridge comprising: a cartridge case that rotatably accommodates a medium and the rotating body, and has an opening for exposing one end of the rotating body to the outside, wherein the rotating body is placed in the cartridge case It is characterized by being rotatably supported by a provided bearing.
このような構造によれば、複数の記録ディスクメディアを一体に回転させる際において、これらの記録ディスクメディアを保持する回転体がドライブのスピンドルによって支持されるとともに、記録ディスクカートリッジ内のベアリングによっても回転自在に支持されているので、記録ディスクメディアの枚数を増やしたとしても、その回転動作を安定させることができる。 According to such a structure, when a plurality of recording disk media are rotated together, the rotating body that holds these recording disk media is supported by the spindle of the drive and also rotated by a bearing in the recording disk cartridge. Since it is supported freely, its rotational operation can be stabilized even if the number of recording disk media is increased.
また、前記した記録ディスクカートリッジとしては、前記ベアリングを、少なくとも前記回転体の一端側に設けたことを特徴とするものであってもよい。 The recording disk cartridge described above may be characterized in that the bearing is provided at least on one end side of the rotating body.
このような構造によれば、ベアリングが回転体の一端側、すなわちカートリッジケースの開口部側に設けられるので、この開口部から侵入してくる塵埃をベアリングによって抑制することができる。 According to such a structure, since the bearing is provided on one end side of the rotating body, that is, on the opening side of the cartridge case, dust entering from the opening can be suppressed by the bearing.
また、前記した記録ディスクカートリッジとしては、前記回転体の一端側に設けたベアリングに、前記カートリッジケース内への塵埃の侵入を防止するシール部材を設けたことを特徴とするものであってもよい。 Further, the recording disk cartridge described above may be characterized in that a seal member for preventing dust from entering the cartridge case is provided on a bearing provided on one end side of the rotating body. .
このような構造によれば、例えばベアリング内部を通ってカートリッジケース内に侵入してくる塵埃を、シール部材によって塞き止めることができる。 According to such a structure, for example, dust entering the cartridge case through the inside of the bearing can be blocked by the seal member.
また、前記した記録ディスクカートリッジとしては、前記回転体が、前記記録ディスクメディアごとに設けられるセンタコアを、互いに相対回転不能となる状態で積層することで構成されていることを特徴とするものであってもよい。 Further, in the recording disk cartridge described above, the rotating body is configured by stacking center cores provided for each of the recording disk media in a state in which they cannot be rotated relative to each other. May be.
このような構造によれば、記録ディスクメディアごとに設けられるセンタコアを単に積層していく構造であるため、記録ディスクメディアとセンタコアのセットを増減するだけで、容易に記録ディスクメディアの枚数を変更することができる。 According to such a structure, since the center core provided for each recording disk medium is simply stacked, the number of recording disk media can be easily changed by simply increasing / decreasing the set of recording disk media and center core. be able to.
本発明によれば、複数の記録ディスクメディアを一体に回転させる際において、これらの記録ディスクメディアを保持する回転体がドライブのスピンドルによって支持されるとともに、記録ディスクカートリッジ内のベアリングによっても回転自在に支持されているので、記録ディスクメディアの枚数を増やしたとしても、その回転動作を安定させることができる。 According to the present invention, when a plurality of recording disk media are rotated together, the rotating body that holds these recording disk media is supported by the spindle of the drive and is also rotatable by a bearing in the recording disk cartridge. Since it is supported, even if the number of recording disk media is increased, the rotation operation can be stabilized.
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態においては、記録ディスクメディアの一例として磁気ディスクメディアを採用した場合について説明する。
図1は、一実施形態に係る磁気ディスクカートリッジの分解斜視図であり、図2は、一実施形態に係る磁気ディスクカートリッジの外観斜視図の(a)シャッタを閉じた状態、および(b)シャッタを開けた状態を示し、図3は、上プレートの内面を示す斜視図であり、図4は、磁気ディスクドライブに装填した磁気ディスクカートリッジの図2(b)におけるIV−IV断面図であり、図5は、図4の部分拡大図であり、図6は、磁気ディスクメディアの積層構造を示す分解斜視図である。なお、以下の説明において、上下は、磁気ディスクカートリッジの典型的な使用状態を基準とし、便宜上磁気ディスクメディアの面に垂直な方向を上下と称する。
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings as appropriate. In this embodiment, a case where a magnetic disk medium is employed as an example of a recording disk medium will be described.
FIG. 1 is an exploded perspective view of a magnetic disk cartridge according to an embodiment. FIG. 2 is an external perspective view of the magnetic disk cartridge according to the embodiment. FIG. 3 is a perspective view showing the inner surface of the upper plate, and FIG. 4 is a sectional view taken along the line IV-IV in FIG. 2B of the magnetic disk cartridge loaded in the magnetic disk drive. FIG. 5 is a partially enlarged view of FIG. 4, and FIG. 6 is an exploded perspective view showing a laminated structure of magnetic disk media. In the following description, the upper and lower directions are based on the typical usage state of the magnetic disk cartridge, and the direction perpendicular to the surface of the magnetic disk medium is referred to as the upper and lower directions for convenience.
図1に示すように、記録ディスクカートリッジの一例である磁気ディスクカートリッジ1は、下壁を構成する下プレート10と、複数枚、例えば4枚のインナプレート20と、上壁を構成する上プレート30とを順に積層し、これらを4つのネジ91で締結して固定することでカートリッジケース2(図2(a)参照)が構成されている。そして、下プレート10とインナプレート20の間、インナプレート20同士の間、およびインナプレート20と上プレート30の間のそれぞれには磁気ディスクメディア41が配置されている。磁気ディスクメディア41は中央に開口部41aを有する円盤形状であり、開口部41aの縁に金属製のセンタコア(回転体)42が貼り付けられている。そして、センタコア42同士がスペーサ(回転体)43,43´により係合して5枚の磁気ディスクメディア41(この積層・一体化された磁気ディスクメディア41をディスクスタック40とする)を一体に回転するようになっている。
As shown in FIG. 1, a magnetic disk cartridge 1 which is an example of a recording disk cartridge includes a
各インナプレート20は、平板状の主プレート21の外周縁に上下のプレートと当接するリブ22が形成されている。インナプレート20の図1における右手前側の一部は、磁気ヘッド63(図4参照)が磁気ディスクメディア41上に移動しやすいように切欠23を形成している。この切欠23の部分は、前記したリブ22が形成されておらず、そのためインナプレート20を積み重ねると、図2(a)に示すようにカートリッジケース2の側面に開口部3が形成される。
Each
この開口部3は、ディスクスタック40と同軸に回動するシャッタ4により開閉される。シャッタ4は、図1に示すように下ロータ51と上ロータ52とを組み合わせることにより構成されている。
The opening 3 is opened and closed by a shutter 4 that rotates coaxially with the
次に、各部材についてより詳細に説明する。
下プレート10は、主として略正方形の主プレート11の外周縁に、インナプレート20のリブ22の下面側と当接するリブ12と、側壁13が形成されて構成されている。側壁13は、主プレート11の1つの角(図1においては手前側の角)から所定の範囲、例えば一辺の3分の1程度の範囲に立設されており、およそインナプレート20を積み重ねた高さで形成されている。
Next, each member will be described in more detail.
The
主プレート11の側壁13に連なる一方の一辺11a(図1における右手前側の一辺)から主プレート11の中心に向かう扇形の部分は、一段低くなった凹部14aを形成し、外周縁にはリブ12が形成されずに開口14となっている。これにより、磁気ヘッド63がカートリッジケース2内に侵入することを容易にしている。
主プレート11の側壁13に連なる他の一辺11b(図1における左手前側の一辺)の中央略3分の1の範囲は、後記する下ロータ51のギヤ51fが露出できるようにリブ12が形成されずに開口15となっている。また、当該他の一辺11b側の側壁13の外側には、開口15に連なって下プレート10の外周に沿った溝13aが形成されている。溝13aは、磁気ディスクドライブのシャッタオープンギヤ67(図2(a)参照)がギヤ51fに係合すべく図2(a)の矢印Arで示す方向へ侵入して開口15へ入り込む通路となっている。
A fan-shaped portion from one
前記したリブ12は、下プレート10の主プレート11の外周縁のうち、側壁13、開口14,15を除く全周にわたり、上方へ突出するように形成されている。
下プレート10の主プレート11の中央には、最下層の磁気ディスクメディア41に設けられるセンタコア42を露出させるための円形の開口部16が形成されている。開口部16の上側の縁には、下ロータ51の中央に形成された中央開口部51cが外嵌するリブ17が全周にわたって形成されている。そして、このリブ17は、その外周面で下ロータ51を回動自在に支持するとともに、その内周面で後記する下側ベアリングB2を支持している。
また、下プレート10の主プレート11の上面(内面)において、下ロータ51の外周縁に対応する位置には、円形状の下ロータ支持溝18が形成されている。この下ロータ支持溝18は、下ロータ51の外周縁において下方へ向けて形成されるリブ51d(図4参照)と係合することで、下ロータ51を磁気ディスクメディア41と同軸で回動自在に支持する。
また、下プレート10の主プレート11の四つの角部には上下に貫通して、雌ネジが形成されたネジ孔19が形成されている。
The
In the center of the
A circular lower
In addition, screw holes 19 are formed in the four corners of the
インナプレート20の主プレート21は、およそ正方形をなしており、正方形の4つの角部のうち一つの角に相当する部分が磁気ディスクメディア41より一回り大きい円弧の形状(円弧部24)となっている。そして、円弧部24に連なる一辺(図1における右手前側)に前記した切欠23が扇形に形成されている。前記したリブ22は、主プレート21の外周縁のうち、円弧部24および切欠23を除く全周にわたり、上下に突出して形成されている。そして、主プレート21の中央には、上方のセンタコア42を露出して、下方のセンタコア42との連結を可能にするための中央開口部21cが形成されている。
また、主プレート21の3つの角部には、上下に貫通してネジ91のネジ軸部91aが挿通される孔29が形成されている。
The
In addition, holes 29 are formed in the three corners of the
上プレート30は、下プレート10とおよそ対称に形成されている。図3に示すように、上プレート30は、およそ正方形の主プレート31に、前記した凹部14aに対応する凹部34と、リブ17に対応するリブ37と、下ロータ支持溝18に対応する上ロータ支持溝38が形成されている。なお、上プレート30の主プレート31の中央には、開口は形成されず、側壁13に対応する側壁も形成されていない。
そして、上プレート30の主プレート31の外周縁には、下方に突出するリブ32が、凹部34を除く全周にわたって形成されている。さらに、リブ37の内側には、後記する上側ベアリングB1を固着するための取付用リブ30aが円筒状に形成されている。
また、上プレート30の主プレート31の四つの角部には、ネジ91のネジ軸部91aが貫通する孔39が形成されている。
The
A
In addition, at the four corners of the main plate 31 of the
下ロータ51は、およそ磁気ディスクメディア41と同じリング状の下ロータプレート51aに中央開口部51c、切欠51e、リブ51d、およびギヤ51fが形成され、下ロータプレート51aの外周縁にシャッタプレート51bが立設されて構成されている。中央開口部51cは、リブ17に外嵌する円形に形成され、切欠51eは、凹部14aに対応する扇形に形成される。また、リブ51dは、下ロータ支持溝18に対応して下ロータプレート51aの下面の外周縁に下方に向けて設けられている。
シャッタプレート51bは、開口部3(図2(a)参照)とディスクスタック40とを遮断する遮蔽部材であり、切欠51eに隣接して下ロータプレート51aの外周縁に沿って立設されている。ギヤ51fは、シャッタ4(図2(a)参照)を、磁気ディスクカートリッジ1の外部から開閉操作するために係合される部分であり、下ロータプレート51aの外周に、シャッタプレート51bに隣接して所定の範囲に形成されている。
In the
The shutter plate 51b is a shielding member that blocks the opening 3 (see FIG. 2A) and the
上ロータ52は、下ロータ51とおよそ対称に構成されている。すなわち、下ロータプレート51aと同様な上ロータプレート52aからなり、上ロータプレート52aには、上プレート30のリブ37に外嵌する中央開口部52cと、凹部34に対応する切欠52eと、上ロータ支持溝38に対応するリブ52dとが形成されている。また、上ロータプレート52aの外周縁の切欠52eに隣接する部分には、下ロータ51のシャッタプレート51bに対応して、シャッタ溝52bが形成されている。シャッタ溝52bと、シャッタプレート51bの上端縁が係合することで、下ロータ51と上ロータ52は一体に回動するようになっている。
上ロータ52は、中央開口部52cが上プレート30のリブ37に外嵌するとともにリブ52dが上ロータ支持溝38に係合することで上プレート30に回動自在に支持されている。なお、上ロータ52は、係止部材53により上プレート30からの脱落が防止されている。係止部材53は、リブ37(図3参照)に内挿される筒部53aと、筒部53aの一端に形成されたフランジ53bを有し、筒部53aが上ロータ52の下側から中央開口部52cに挿通され、リブ37に超音波溶着または接着剤などにより固定されている。
The
The
図5に示す拡大断面図のように、下ロータ51の上面、インナプレート20の上下の両面、および上ロータ52の下面は、磁気ディスクメディア41と対向する面であり、それぞれ磁気ディスクメディア41に対向する部分にわたってライナ49が貼り付けられている。
ライナ49は、例えばポリエステル繊維やレーヨン/ポリエステル混紡繊維などの不織布などからなる。
As shown in the enlarged sectional view of FIG. 5, the upper surface of the
The
次に、下プレート10と、インナプレート20と、上プレート30の積層構造について説明する。
下プレート10のリブ12は、図5に示すように内側が外側に対して一段高く形成されて雄型段部12aを形成している。そして、インナプレート20のリブ22は、最外周で下方に突出した雌型段部22aを形成しており、雄型段部12aの外周と雌型段部22aの内周が嵌合可能になっている。また、ネジ91(図1参照)により下プレート10、インナプレート20、および上プレート30を締結したときには、雄型段部12aの上面と、インナプレート20の下面の対応する部分が密着する設定となっている。このように、下プレート10のリブ12と、インナプレート20のリブ22は、いわゆる印籠嵌合しているため、外部からカートリッジケース2内への塵埃の侵入が防止されている。
同様にして、インナプレート20同士、およびインナプレート20と上プレート30も印籠嵌合により積層されている。すなわち、インナプレート20の上側は、内側が一段高くなった雄型段部22bが形成され、上プレート30のリブ32は、最外周で一段下側に突出した雌型段部32aが形成されている。そして、インナプレート20の雄型段部22bと、上に隣接するインナプレート20の雌型段部22aが印籠嵌合し、また、インナプレート20の雄型段部22bと、上プレート30の雌型段部32aが印籠嵌合して積層されている。このようにして、リブ12,22,32は互いに印籠嵌合して、外部からカートリッジケース2へ塵埃が入ることを防止している。また、下プレート10、インナプレート20、上プレート30の積層と同時にカートリッジケース2の側壁が構成される。
Next, a laminated structure of the
As shown in FIG. 5, the
Similarly, the
また、前記した雌型段部22aおよび雄型段部22bは、ともに主プレート21からライナ49の厚みより高く突出している。そのため、インナプレート20にライナ49を貼り付けてアセンブリにした後に、このアセンブリを作業台などに置いたとしても、ライナ49が作業台に接することが無く、したがってライナ49が塵埃などで汚染されることがない。
The
このようなインナプレート20の積層によるカートリッジケース2の構成は、磁気ディスクメディア41の枚数の変更を容易にする。側壁13の高さ変更や、シャッタプレート51bの高さ変更は要するが、主としてインナプレート20の枚数を変更するだけで、カートリッジケース2内に形成される磁気ディスクメディア41の収容部の数を変更できるからである。
Such a configuration of the cartridge case 2 by stacking the
次に、磁気ディスクメディア41およびその積層構造について説明する。
磁気ディスクメディア41は、例えばポリエステルなどの樹脂シートに磁性塗料を両面に塗布したものである。
Next, the
The
図6に示すように、センタコア42は、金属板をプレスにより絞り成形して略ハット状にしたものである。すなわち、主として円形の底板42aと、底板42aの外周縁から立ち上がる低い円筒状の側壁42bと、側壁42bの上端から外径方向に広がるフランジ42cとから構成されている。底板42aの中心には、センタホール42dが形成され、周縁部にはセンタホール42dを中心に60°間隔で6つの小孔42eが形成されている。
As shown in FIG. 6, the
スペーサ43は、隣接するセンタコア42の間に介装されて、センタコア42同士の間隔を保持するとともに、隣接するセンタコア42相互間の回転を係止して、積層された磁気ディスクメディア41が一体になって回転するように機能する。スペーサ43は、樹脂をリング状に成形した本体部43aと、本体部43aに圧入された金属製のピン43bとから構成される。本体部43aには、ピン43bが圧入される小径孔部43cと、小径孔部43cと同軸で僅かに大径である大径孔部43dとからなる貫通孔hが、センタコア42の小孔42eと対応する位置に6つ形成されている。この6つの貫通孔hは、隣接するもの同士の上下が逆になっている。つまり、大径孔部43dが上側に位置する貫通孔h1の両隣の貫通孔h2は、大径孔部43dが下側に位置するように配置されている。
各小径孔部43cには、上側と下側からピン43bが圧入され、ピン43bの一端は大径孔部43dと小径孔部43cの境目に位置し、他端は小径孔部43cの外側へ突出している。大径孔部43dは、隣接するスペーサ43のピン43bの先端の逃げとしての機能を果たす。
The
A
このようなスペーサ43は、図5に示すように、隣接するセンタコア42の間に介装される。スペーサ43の下側に突出したピン43bは、スペーサ43の下側のセンタコア42の小孔42eに入り、下側のセンタコア42との相対回転を係止する。下側のセンタコア42のさらに下にスペーサ43がある場合には、下側のスペーサ43における大径孔部43dに入り込むことで、スペーサ43のセンタコア42に対する浮き上がりを防止している。スペーサ43の上側に突出したピン43bは、スペーサ43の上側のセンタコア42の小孔42eに入り、上側のセンタコア42との相対回転を係止する。上側のセンタコア42のさらに上にスペーサ43がある場合には、ピン43bの先端は、上側のスペーサ43における大径孔部43dに入り込む。
Such a
なお、最上層のセンタコア42は、上側に回転係止すべきセンタコアが無いため、その上には下側にのみピン43bを突出させた、厚みの薄いトップスペーサ43´が配置される。
Since the
以上のように積層された磁気ディスクメディア41、つまりディスクスタック40は、連結軸(回転体)44、圧縮コイルばね(弾性部材)46、上側ベアリングB1および下側ベアリングB2により、安定した回転支持がなされている。
図5に示すように、連結軸44は、積層されたセンタコア42の相互間の中心の振れを少なくするとともに、圧縮コイルばね46を保持するためのものであり、軸部44aおよびばね保持部44cからなる。軸部44aは、センタコア42のセンタホール42dに挿通可能な円柱形状からなり、センタコア42のセンタホール42d(詳しくは、図6に示すセンタホール42dの回りに上方へ突出するように形成されたフランジ部)に、センタコア42の中心軸方向において摺動自在に係合している。また、軸部44aは、その上端部が上側ベアリングB1によって回転自在に支持されている。ばね保持部44cは、有底円筒を伏せた形状からなり、軸部44aとばね保持部44cの間の円筒状の空間に圧縮コイルばね46が配置される。なお、連結軸44の長さは任意的であるが、本実施形態では、下から2層目のセンタコア42まで届く長さであり、最下層のセンタコア42のセンタホール42dは、磁気ディスクドライブのスピンドル65が侵入できるように開いている。
The
As shown in FIG. 5, the connecting
上側ベアリングB1は、リング状に形成されるインナレースB11と、このインナレースB11よりも大径のリング状に形成されるアウタレースB12と、インナレースB11の内周面やアウタレースB12の外周面に適宜形成された凹部に収容されるベアリングボールB13とによって主に構成されている。そして、この上側ベアリングB1は、そのアウタレースB12の外周面が前記した上プレート30の取付用リブ30aの内周面に固着され、かつ、インナレースB11の内周面が連結軸44の軸部44aの上端部に固着されることによって、上プレート30に対して連結軸44が回転自在となるように連結軸44を支持している。なお、インナレースB11と連結軸44との固着方法は、接着剤による接着や圧入など、どのような方法を利用してもよい。
The upper bearing B1 is appropriately formed on an inner race B11 formed in a ring shape, an outer race B12 formed in a ring shape larger in diameter than the inner race B11, and an inner peripheral surface of the inner race B11 and an outer peripheral surface of the outer race B12. It is mainly composed of a bearing ball B13 accommodated in the formed recess. In the upper bearing B1, the outer peripheral surface of the outer race B12 is fixed to the inner peripheral surface of the mounting
下側ベアリングB2は、上側ベアリングB1よりも大径となるベアリングであって、上側ベアリングB1の中心軸と同軸となるように配設されるインナレースB21、アウタレースB22およびベアリングボールB23を主に備えている。ここで、これらのインナレースB21、アウタレースB22およびベアリングボールB23は、上側ベアリングB1と略同様の構造となっている。そして、下側ベアリングB2は、そのアウタレースB22の外周面が前記した下プレート10のリブ17の内周面に固着され、かつ、インナレースB21の内周面が最下層に位置するセンタコア42の側壁42bに固着されることによって、下プレート10に対してセンタコア42が回転自在となるようにセンタコア42を支持している。
The lower bearing B2 is a bearing having a diameter larger than that of the upper bearing B1, and mainly includes an inner race B21, an outer race B22, and a bearing ball B23 arranged so as to be coaxial with the central axis of the upper bearing B1. ing. Here, the inner race B21, the outer race B22 and the bearing ball B23 have substantially the same structure as the upper bearing B1. The lower bearing B2 has a side wall of the
圧縮コイルばね46は、一端(上端)が連結軸44のばね保持部44cに保持され、他端(下端)が最上層のセンタコア42の上面に当接することで、積層されたセンタコア42を下側ベアリングB2へ付勢するとともに、連結軸44を上側ベアリングB1へ付勢している。これにより、積層されたセンタコア42は、カートリッジケース2の中でがたつくことが防止されるとともに、圧縮コイルばね46の上端と連結軸44との間や、圧縮コイルばね46の下端と最上層のセンタコア42との間に所定の摩擦力(係合力)が発生することによって連結軸44とセンタコア42の積層体とが相対回転不能な状態で連結されることとなる。さらに、このように連結軸44とセンタコア42との間に圧縮コイルばね46を設けることによって、例えばスペーサ43の高さ方向における寸法誤差によって最上層のセンタコア42の上下方向における位置が変化したとしても、その変位を吸収することができる。また、この他にも、各センタコア42の底板42aの厚みの寸法誤差や、連結軸44の上端部(上側ベアリングB1に固着される部分)からばね保持部44cの底面までの長さの寸法誤差が吸収されることとなる。なお、本実施形態では、圧縮コイルばね46を設ける構造としたが、本発明はこれに限定されず、後記する構造(図7参照)のように圧縮コイルばね46を省略することもできる。
One end (upper end) of the
磁気ディスクカートリッジ1に対し、データの記録、再生を行う磁気ディスクドライブは、図4に示すように、スピンドル65により、ディスクスタック40を回転させる。スピンドル65は、磁力により最下層のセンタコア42を吸着するとともに、センタコア42のセンタホール42dに入り込むことで、ディスクスタック40との軸合わせをする。なお、この際、図4、図5に示すように、ベアリングB1,B2によって支持されている各磁気ディスクメディア41は、下ロータ51とインナプレート20、上下のインナプレート20同士、またはインナプレート20と上ロータ52の各間に形成される空間の中央に位置する。
磁気ディスクドライブの磁気ヘッド63は、スイングアーム62の先端に設けられている。磁気ヘッド63は、各磁気ディスクメディア41の両面に配置されている。
As shown in FIG. 4, the magnetic disk drive that records and reproduces data with respect to the magnetic disk cartridge 1 rotates the
A
以上のような磁気ディスクカートリッジ1は、図2(a)に示すように、不使用時は、シャッタ4を図中左回りに回動させて開口部3を閉塞しておくことで、内部への塵埃の侵入を防止することができる。そして、使用時には、図2(b)に示すように磁気ディスクドライブに装填する際に、磁気ディスクドライブのシャッタオープンギヤ67が、溝13aに嵌って案内されてギヤ51fと噛合し、シャッタ4を図中右回りへ回動させる。
As shown in FIG. 2A, the magnetic disk cartridge 1 as described above is moved to the inside by closing the opening 3 by rotating the shutter 4 counterclockwise in the figure when not in use. Intrusion of dust can be prevented. In use, as shown in FIG. 2B, when the magnetic disk drive is loaded, the shutter
そして、図5に示すように、スピンドル65が最下層に位置するセンタコア42へ向かって、このセンタコア42を磁気的に吸着する。このように最下層のセンタコア42を吸着したスピンドル65を回転させると、ベアリングB1,B2の中心軸を中心にして、ディスクスタック40が安定して回転することとなる。その後、アクチュエータ61により駆動されることでスイングアーム62が回動して、磁気ヘッド63が磁気ディスクメディア41の上に移動される。
Then, as shown in FIG. 5, the
磁気ヘッド63で、磁気ディスクメディア41にデータを記録する場合には、図示せぬ制御回路により磁気ヘッド63へ信号を送ることで磁気ディスクメディア41にデータが記録され、磁気ディスクメディア41からデータを再生する場合には、磁気ディスクメディア41上の磁界変化を磁気ヘッド63で検知して、信号が出力される。
このとき、ライナ49が適宜磁気ディスクメディア41に触れることで磁気ディスクメディア41上の塵埃が除去される。
磁気ディスクカートリッジ1の使用後は、磁気ヘッド63がカートリッジケース2から退避した後、磁気ディスクカートリッジ1をイジェクトすることで、シャッタオープンギヤ67によりギヤ51fが駆動されてシャッタ4が開口部3を閉じる。
When data is recorded on the
At this time, the dust on the
After the magnetic disk cartridge 1 is used, after the
以上によれば、本実施形態において、次のような効果を得ることができる。
最上層のセンタコア42に圧縮コイルばね46の付勢力によって連結される連結軸44と、最下層のセンタコア42とが磁気ディスクカートリッジ1内のベアリングB1,B2によって回転自在に支持されているので、磁気ディスクメディア41の枚数を本実施形態のように5枚に増やしたとしても、その回転動作を安定させることができる。
According to the above, the following effects can be obtained in the present embodiment.
Since the connecting
下プレート10の開口部16の周縁に形成されるリブ17と、最下層のセンタコア42とに跨るように下側ベアリングB2を設けたので、この下側ベアリングB2によって開口部16から侵入してくる塵埃を抑制することができる。
Since the lower bearing B2 is provided so as to straddle the
連結軸44と最上層のセンタコア42との間に圧縮コイルばね46を設けることで、スペーサ43の高さ方向における寸法誤差などを吸収することができるので、その設計や組立作業を容易に行うことができる。
By providing a
磁気ディスクカートリッジ1は、複数の磁気ディスクメディア41を有することから、複数の磁気ヘッド63で同時にデータにアクセスすることで、データ転送を高速で行うことができる。
また、インナプレート20を積み上げていくことでカートリッジケース2が構成されるために、磁気ディスクメディア41を異なる枚数にする仕様変更が容易である。そして、磁気ディスクカートリッジ1の組立時には、磁気ディスクメディア41をインナプレート20や、下プレート10に組み付けた下ロータ51上に載せて取り扱うことができるため、磁気ディスクメディア41に触れる機会を減らし、品質をより安定させることができる。
そして、インナプレート20は、下プレート10もしくはインナプレート20の上に積層され、固定されていることから、磁気ディスクメディア41との平行性を高くでき、磁気ディスクメディア41の回転を安定させることができ、磁気ディスクメディア41の高速回転、ひいてはデータ転送の高速化も可能となる。
Since the magnetic disk cartridge 1 has a plurality of
In addition, since the cartridge case 2 is configured by stacking the
Since the
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されることなく適宜変形して実施することが可能である。例えば、前記実施形態においては、記録ディスクメディアとして磁気ディスクメディア41を適用したが、光によりデータを記録する光ディスクメディアの場合にも同様に適用することができる。
また、前記実施形態においては、下プレート10、インナプレート20、上プレート30をネジ91により締結固定したが、接着、溶着により一体に固定することも可能である。
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be appropriately modified and implemented. For example, in the above-described embodiment, the
Moreover, in the said embodiment, although the
前記実施形態では、下側ベアリングB2を、インナレースB21、アウタレースB22、ベアリングボールB23で構成したが、本発明はこれに限定されず、例えばインナレースB21とアウタレースB22との隙間を塞ぐためのシール部材を設けてもよい。これによれば、カートリッジケース2の下側の開口部16から内部への塵埃の侵入を防止することができる。なお、シール部材は、リング状に形成して、ベアリングボールB23を挟むように(ベアリングボールB23の両側に)配設するのが望ましいが、少なくともベアリングボールB23の片側に配設されていればよい。
In the above embodiment, the lower bearing B2 is constituted by the inner race B21, the outer race B22, and the bearing ball B23. However, the present invention is not limited to this. A member may be provided. According to this, it is possible to prevent dust from entering from the
前記実施形態では、圧縮コイルばね46を設けることによって、センタコア42の積層体と連結軸44とを圧縮コイルばね46の付勢力に基づく摩擦力で相対回転不能に連結させる構造としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、センタコア42と連結軸44を一体に接合させることで、センタコア42の積層体と連結軸44とを相対回転不能に連結させてもよい。このような構造によれば、前記実施形態(図5参照)で設けていた圧縮コイルばね46や圧縮コイルばね46を保持するためのばね保持部44cが不要となるので、その分部品点数の削減によるコストの低減や連結軸44の形状の単純化を図ることができる。
In the embodiment, the
また、この図7に示す構造のように、下プレート10側に設ける下側ベアリングとして前記実施形態(図5参照)よりも厚さの小さな下側ベアリングB4を採用し、この下側ベアリングB4を下プレート10の開口部16のケース内側に形成した段部10aに設けるようにしてもよい。これによれば、インナレースB41とアウタレースB42との隙間が狭い通路を介して外部に開口することとなるので、塵埃がケース内に侵入し難くなり、ケース内の防塵性が向上することとなる。
Further, as in the structure shown in FIG. 7, a lower bearing B4 having a thickness smaller than that of the above-described embodiment (see FIG. 5) is adopted as a lower bearing provided on the
前記実施形態(図5参照)では、上側ベアリングB1のインナレースB11と連結軸44とを固着するようにしたが、本発明はこれに限定されず、図8に示すように、上側ベアリングB1のアウタレースB12と連結軸44とを固着するようにしてもよい。なお、この場合は、上プレート30の取付用リブ30aを上側ベアリングB1のインナレースB11の内径と略同じ大きさに形成し、かつ、連結軸44の上端部をアウタレースB12の外径まで広げるように形成する必要がある。
In the embodiment (see FIG. 5), the inner race B11 of the upper bearing B1 and the connecting
また、この図8に示した形態や前記実施形態(図5参照)では、インナレースやこれより大径となるアウタレースなどを有するベアリングを採用しているが、本発明はこれに限定されず、例えば図9に示すように、同じ径となるリング状のプレートB51,B52を同軸となるように合わせ、これらの間にベアリングボールB53を設けたような対面型のベアリングB5を採用してもよい。 Further, in the embodiment shown in FIG. 8 and the embodiment (see FIG. 5), a bearing having an inner race or an outer race having a larger diameter is adopted, but the present invention is not limited to this. For example, as shown in FIG. 9, a face-to-face type bearing B5 in which ring-shaped plates B51 and B52 having the same diameter are aligned so as to be coaxial and a bearing ball B53 is provided therebetween may be employed. .
また、前記した各実施形態(図5,図7等参照)では、連結軸44を設ける構造としたが、本発明はこれに限定されず、図10に示すように、連結軸44を設けない構造としてもよい。具体的に、この構造においては、係止部材53の筒部53aの反対側に、取付用リブ53cを形成し、この取付用リブ53cとトップスペーサ43´との間にベアリングB6を設けることによって、ディスクスタック40が二つのベアリングB2,B6によって回転自在に支持されるようになっている。
In each of the above-described embodiments (see FIGS. 5 and 7, etc.), the
1 磁気ディスクカートリッジ
2 カートリッジケース
10 下プレート
16 開口部
30 上プレート
30a 取付用リブ
40 ディスクスタック
41 磁気ディスクメディア
42 センタコア
43 スペーサ
43´ トップスペーサ
44 連結軸
44a 軸部
44c ばね保持部
B1 上側ベアリング
B2 下側ベアリング
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Magnetic disk cartridge 2
Claims (4)
これらの記録ディスクメディアを一体に回転させるために記録ディスクメディアを保持する回転体と、
前記記録ディスクメディアおよび前記回転体を回転可能に収容するとともに、前記回転体の一端を外部に露出させるための開口部を有したカートリッジケースとを備える記録ディスクカートリッジであって、
前記回転体を前記カートリッジケースに設けたベアリングで回転自在に支持したことを特徴とする記録ディスクカートリッジ。 Multiple flexible recording disc media,
A rotating body for holding the recording disk medium to rotate these recording disk media integrally;
A recording disk cartridge comprising a cartridge case that rotatably accommodates the recording disk medium and the rotating body and has an opening for exposing one end of the rotating body to the outside,
A recording disk cartridge, wherein the rotating body is rotatably supported by a bearing provided in the cartridge case.
前記ベアリングを、少なくとも前記回転体の一端側に設けたことを特徴とする記録ディスクカートリッジ。 The recording disk cartridge according to claim 1,
A recording disk cartridge, wherein the bearing is provided at least on one end side of the rotating body.
前記回転体の一端側に設けたベアリングに、前記カートリッジケース内への塵埃の侵入を防止するシール部材を設けたことを特徴とする記録ディスクカートリッジ。 The recording disk cartridge according to claim 2,
A recording disk cartridge, wherein a seal member for preventing dust from entering the cartridge case is provided on a bearing provided on one end of the rotating body.
前記回転体は、
前記記録ディスクメディアごとに設けられるセンタコアを、互いに相対回転不能となる状態で積層することで構成されていることを特徴とする記録ディスクカートリッジ。 A recording disk cartridge according to any one of claims 1 to 3,
The rotating body is
A recording disk cartridge comprising: a center core provided for each of the recording disk media, stacked in a state in which relative rotation is impossible.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004272872A JP2006092584A (en) | 2004-09-21 | 2004-09-21 | Recording disk cartridge |
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