JP2006082733A - 自動車用ホイール - Google Patents

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Hiroyuki Kida
博之 木田
Takahiko Jinno
貴彦 神野
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Abstract

【課題】 自動車用ホイールの意匠性向上を制限している、***部からさらに表面側へ突起する突起環部を設けることなく、ホイールディスクに充分な剛性を確保でき、優れた耐久性を発揮し得る自動車用ホイールを提案する。
【解決手段】
***部17に突起環部が省略されていると共に、該意匠部に、ディンプル型の椀状曲成部20(又は、ドーム型の椀状曲成部)が千鳥格子状に複数配設されたホイールディスク3を備えた構成としたから、該突起環部が形成されていなくとも、走行中に掛かる横Gによる曲げ力に充分に抗し得る高い剛性を有し、優れた耐久性を発揮できる。そして、突起環部を有する従来構成に比して意匠部16の領域が拡大すること、および、該意匠部16に椀状曲成部20が配設されていることから、特異的かつ斬新な意匠性を発揮し得る。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ホイールディスクをホイールリムに内嵌してなる自動車用ホイールに関するものである。
自動車用ホイールにあって、例えば、スチール製のものは、車軸のハブに連結される内側の円領域からなるハブ取付部と、該ハブ取付部よりも外側の環状領域からなる意匠部と、該ハブ取付部と意匠部間に表面側へ***する環状の***部とが同心状に形成されたホイールディスクを、ホイールリムに内嵌してなる構成が一般的である。ここで、通常のスチール製自動車用ホイールのホイールディスクには、前記***部に、該***部と同心の円環状にさらに表面側へ突起する突起環部が設けられており、***部と突起環部とから、いわゆるハット部が構成されている。このハット部を構成する突起環部は、ホイールディスクに所望の剛性を確保するためのものであり、自動車の走行中に受ける様々な負荷に抗して、充分な耐久性を発揮できるようになっている。特に、自動車の走行中に横Gが掛かる場合には、ホイールディスクに比較的大きな曲げ力が作用する。この曲げ力に対して、前記***部が高い剛性を発揮して変形を抑制できることにより、優れた耐久性が確保されている。
一方、このようなスチール製の自動車用ホイールは、スチール板からプレス加工により成形されるホイールディスクを、別工程で成形されたホイールリムに内嵌して製造する、いわゆる2ピースタイプのものが主流である。このホイールディスクの意匠部は、径方向の環幅が比較的狭い環状領域となっているため、新しい意匠性を付加することに限界がある。このため、スチール製の自動車ホイールには、意匠性を高めるためのホイールキャップが装着されることが一般的である。
このようなスチール製の自動車用ホイールに装着するホイールキャップにあっては、例えば特許文献1のように、キャップ表面の全域にディンプルを設けた構成が提案されている。かかる構成のホイールキャップは、自動車の走行中に、ホイール表面の空気抵抗を低減させることを目的としている。ところで、このようなホイールキャップは、樹脂製が主流であり、装着された自動車用ホイールの剛性や強度を向上させることはなく、当該自動車用ホイールの耐久性に何ら影響を及ぼさない。すなわち、ディンプルを設けたホイールキャップにあっても、意匠性の向上作用に、空気抵抗の低減作用を付加しただけのものである。
公開実用新案昭60−60301号公報
上述したように、スチール製の自動車用ホイールにあっては、充分な耐久性を確保するために高い剛性を発揮し得る突起環部を***部に備えた構成となっている。そして、この突起環部が存在することにより、ホイールディスクの意匠部が比較的狭い領域に限られることから、意匠性に限界が生じている。ところが、この突起環部を形成せずに、ホイールディスクに所望の剛性を発揮させることは難しく、結果として、スチール製の自動車用ホイールの意匠性は、主にホイールキャップに依存することとなっていた。尚、ホイールディスクの厚みを増加することにより、剛性を向上することは可能であるが、重量増加することから、自動車用ホイールとしては好ましくない。また、このホイールキャップは、自動車用ホイールに適切に接合できることが必要であることから、ホイール表面側へ突起する突起環部がホイールキャップ形状を限定する要因ともなっている。
本発明は、自動車用ホイールの意匠性向上を制限している、表面側へ円環状に突起する突起環部を設けることなく、ホイールディスクに充分な剛性を確保でき、優れた耐久性を発揮し得る自動車用ホイールを提案するものである。
本発明の第一発明としては、ハブ取付部と意匠部と***部とが形成されたホイールディスクを、ホイールリムに内嵌してなる自動車用ホイールにおいて、前記***部には、さらに表面側へ突起する円環状の突起環部が省略されていると共に、該意匠部には、表面側で椀状に窪み、かつ背面側で突出するディンプル型の椀状曲成部が、千鳥格子状に複数配設されているホイールディスクを備えているものである。また、第二発明としては、ハブ取付部と意匠部と***部とが形成されたホイールディスクを、ホイールリムに内嵌してなる自動車用ホイールにおいて、前記***部には、さらに表面側へ突起する円環状の突起環部が省略されていると共に、該意匠部には、表面側で椀状に突出し、かつ背面側で窪むドーム型の椀状曲成部が、千鳥格子状に複数配設されているホイールディスクを備えているものである。
このような第一発明及び第二発明の両構成にあっては、その形状効果により局部的に高剛性化する椀状曲成部を、意匠部に千鳥格子状に複数配設することにより、ホイールディスクが全体的に、上述した横Gによる曲げ力に充分に抗し得る高い剛性を発揮できるものとなり、***部からさらに表面側へ突起する突起環部を形成しなくとも、優れた耐久性を発揮できることとなり得る。尚、これら本構成のホイールディスクには、従来は通常に設けられていた形状のハット部が無い。
ここで、千鳥格子状に椀状曲成部を配設した意匠部の作用効果について詳述する。
上述した従来の、***部に突起環部が形成された構成にあっては、ホイールディスクに曲げ力が作用すると、該突起環部の剛性により該曲げ力に抗することとなるから、この突起環部に応力集中が生じる。このため、この突起環部の境界域に局部的に歪みが発生し、この歪みが弾性限界を越えると亀裂や塑性変形等を生じ、ここが当該自動車用ホイールの耐久性能となる。一方、本発明の構成にあっては、突起環部が形成されていないことから、ホイールディスクに作用した曲げ力は、局部的に高い剛性を有する複数の椀状曲成部によって、該椀状曲成部の形成されている領域に分散される。このため、各椀状曲成部との境界に、分散した応力に応じて歪みが生じることとなり、椀状曲成部が配設された意匠部全体として見ると歪み量は小さくなる。これは、ホイールディスク全体としてみると、単純に従来構成から突起環部を省略した構成(椀状曲成部が形成されていないもの)に比して、同じ曲げ力が作用した場合にもその変形が抑制されることとなる。したがって、より大きな曲げ力が作用しなければ、前記した亀裂や塑性変形等を生じる弾性限界に到達しないこととなり、ホイールディスクの耐久性が向上する。さらに、この椀状曲成部が、意匠部に千鳥格子状に配設されることにより、曲げ力を分散して受ける作用に優れ、より高い耐久性を発揮でき得ることとなる。而して、本発明の構成は、***部に突起環部が形成されていなくとも、自動車用ホイールに要する充分な耐久性を発揮することができ得る。
また、スチール製の自動車用ホイールにあっては、意匠部に飾り孔が複数設けられている構成が良く知られている。この飾り孔は、意匠性の向上とブレーキの冷却性向上との役割を有している。上記したように、従来構成から突起環部を省略しただけの構成では、曲げ力が作用した場合に、飾り孔の周囲に応力が集中し、比較的小さな曲げ力によりここで弾性限界を超えてしまう。これに対して、本発明の構成は、千鳥格子状に複数配設された椀状曲成部により、飾り孔周囲に集中する応力を分散し緩和することができ、より高い曲げ力に抗し得ることとなる。
さらにまた、***部に突起環部を設けないことから、該意匠部は、該突起環部を備えた構成に比して、その環状領域の径方向環幅が広がり、該環状領域が拡大されたものとできる。そして、この拡大された意匠部が、椀状曲成部を千鳥格子状に配設されたものとなっていることから、従来のスチール製自動車用ホイールにない、特異的かつ斬新な意匠性を発揮するものとなる。さらには、この意匠部が、上述したように高い耐久性を有するものであることから、飾り孔の形状や断面形状等を変更可能とする自由度が高まり、多彩な組合せによって一層高い意匠性を発揮できるという優れた利点も有する。
また、本発明の構成は、***部からさらに表面側へ突起する突起環部が省略されていることから、当該自動車用ホイールに装着するホイールキャップの形状制約を緩和させることともなるから、これまでにない意匠性を有する多彩な形状のホイールキャップを装着することも可能となる。
このような自動車用ホイールにあって、椀状曲成部が、椀状全域で略等厚状に形成されている構成が提案される。かかる構成により、椀状曲成部がほぼ均一な剛性分布となることから、当該椀状曲成部内に局部的な応力集中が生じることを防止できる。したがって、上述した、曲げ力が作用した場合にあって、その応力をほぼ均一に分散し得るという作用が適正に生じることとなるため、充分な耐久性を発揮できるという本発明の作用効果が一層向上する。尚、椀状曲成部の厚みは、これ以外の意匠部の厚みとほぼ同等のレベルに形成されることが、応力の分散をさらに適正化でき、好適である。
また、上述した自動車用ホイールにあって、椀状曲成部が、意匠部の表面に対する最大変位点までの変位量を、該意匠部の厚みに比して、約1.0〜3.0倍となるように形成された構成が提案される。かかる構成により、椀状曲成部がその形状効果により充分に高い剛性を有するものとなるから、上述したように曲げ力が作用した場合にあって、複数の椀状曲成部に応力が適正に分散されることとなり、充分な耐久性を発揮できるという本発明の作用効果が一層高まる。ここで、変位量が、意匠部の厚みの約1.0倍より小さいと、椀状曲成部の剛性が不充分となり、これ以外の意匠部に作用する応力が大きくなり、耐久性を充分に発揮できないことともなる。一方、約3.0倍より大きいと、当該椀状曲成部を成形する加工工程にあって加工量が大きくなり、椀状曲成部内に局部的に薄肉部位が形成され易く、上記したように不均一な剛性分布となり、耐久性を充分に発揮できないことともなる。尚、この椀状曲成部の変位量にあっては、応力の分散が一層適正化され、高い耐久性を発揮し得るように、意匠部の厚みの約1.2倍〜2.5倍として形成されることが好適である。
さらにまた、上述した自動車用ホイールにあって、椀状曲成部が、意匠部との境界周縁で、該意匠部の表面に対して約120度〜160度の折れ角により形成されている構成が提案される。本発明の椀状曲成部は、表面側又は背面側で窪む(又は突出する)形状であるから、意匠部表面から形状変化する境界周縁で応力集中を生じ易い。この境界周縁の折れ角をかかる範囲とすることにより、応力集中を緩和すると共に、応力が作用して変形した場合に、高い復元力を発揮し得る形状効果を発揮することができる。そして、上述した曲げ力に対して、ホイールディスクがしなやかに変形するものとなる。
本発明にあって、第一発明は、***部からさらに表面側へ突起する突起環部が省略されていると共に、該意匠部に、表面側で椀状に窪み、かつ背面側で突出するディンプル側の椀状曲成部が千鳥格子状に複数配設されているホイールディスクを備えた構成である。一方、第二発明は、前記第一発明同様に突起環部が省略されていると共に、意匠部に、表面側で椀状に突出し、かつ背面側で窪むドーム型の椀状曲成部が、千鳥格子状に複数配設されているホイールディスクを備えた構成である。これら両構成としたことにより、ホイールディスクが全体的に、上述した横Gによる曲げ力に充分に抗し得る高い剛性を発揮できるものとなり、***部に突起環部を形成しなくとも、優れた耐久性を発揮できるものとなる。そして、従来構成に比して意匠部の領域が拡大すること、および、該意匠部に椀状曲成部が配設されていることから、特異的かつ斬新な意匠性を発揮するものとなる。
また、上記した椀状曲成部が、椀状全域で略等厚状に形成されている構成とした場合にあっては、曲げ力が作用した場合に、その応力をほぼ均一に分散し得るという作用が適正に生じ、充分な耐久性を発揮できるという本発明の作用効果が一層向上する。
また、椀状曲成部が、意匠部の表面に対する最大変位点までの変位量を、該意匠部の厚みに比して、約1.0〜3.0倍となるように形成された構成とした場合にあっては、椀状曲成部が充分に高い剛性を有するものとなり、曲げ力が作用した場合に、複数の椀状曲成部に応力が適正に分散されることとなり、充分な耐久性を発揮できるという本発明の作用効果が一層高まる。
さらにまた、椀状曲成部が、意匠部との境界周縁で、該意匠部の表面に対して約120度〜160度の折れ角により形成されている構成とした場合にあっては、この境界周縁に生じる応力集中を緩和すると共に、応力が作用して変形した場合に、高い復元力を発揮し得る形状効果を有するため、繰り返し作用する曲げ力に対して高い耐久性を発揮できる。
本発明の一実施形態例を添付図面を用いて詳述する。
図1は、本発明にかかる自動車用ホイール1の正面図であり、図2はその斜視図である。この自動車用ホイール1は、スチール板から成形されたホイールリム2とホイールディスク3とを嵌合して成る、いわゆる2ピースタイプのスチール製ホイールである。この自動車用ホイール1は、ホイールリム2のドロップ部24の内周面に、ホイールディスク3の外周縁に形成されたディスクフランジ部11(図3参照)を嵌め合わせた後、アーク溶接、スポット溶接、レーザー溶接等の様々な溶接方法によって、該ディスクフランジ部11の周端縁をホイールリム2に接合することにより一体化されたものである。
ここで、ホイールリム2にあっては、両側の開口縁にタイヤのサイドウォール部(図示省略)を支持するリムフランジ部25a,25bが形成され、該リムフランジ部25a,25bに、タイヤのビードを着座させるビードシート部27a,27bが夫々に連成されている。さらに、ホイール表面側(意匠面側)のビードシート部27aと、ホイール裏面側のビードシート部27bとの間には、タイヤ装着時にタイヤのビードを落とすためのドロップ部24が設けられている。
次に、本発明の要部にかかるホイールディスク3について説明する。
ホイールディスク3には、中心に形成されたハブ孔12と、その径方向外側に位置して周方向に互いに均等間隔で設けられた四個のボルト孔13と、裏面に車軸のハブが接合されるハブ取付面(図示省略)とを備えた、内側の円領域からなるハブ取付部15が設けられている。そして、このハブ取付部15の外側に、該ハブ取付部15の円領域と同心状の環状領域を成す意匠部16が設けられている。この意匠部16は、ハブ取付部15の外周縁から表面側へ立ち上がる環状の***部17を介して該ハブ取付部15に連成されており、環内側から環外側に向かって裏方向に緩やかに傾斜する形状となっている。尚、***部17も、ハブ取付部15及び意匠部16と同心状に形成されている。また、この意匠部16の外周縁には、ホイール軸方向と略平行なディスクフランジ部11(図3参照)が連成されている。
この意匠部16には、周方向に互いに均等間隔で略楕円状の飾り孔18が五個設けられている。そして、各飾り孔18の間の領域に、それぞれ五個の椀状曲成部20が千鳥格子状に配設されている。この椀状曲成部20は、表面側で椀状に窪み、かつ背面側で突出するディンプル型に形成されている。ここで、椀状曲成部20にあっては、図3のように、最も深い位置における深さhを、意匠部16の厚みtに対して約1.0倍〜約3.0倍の範囲とすると共に、意匠部16との間の境界周縁21における折れ角θを、約120度〜約160度の範囲としている。
このような自動車用ホイール1のホイールディスク3は、四つ角を円弧状とした略正方形のスチール製平板を、所定の加工工程に従ってプレス加工することによって成形される(図示省略)。このプレス加工としては、従来のスチール製自動車用ホイールのホイールディスクを成形する方法と同様の加工工程で成形できる。すなわち、前記スチール製平板を、その中央の円状領域を円形凹部とする受け皿状に形成した後、ハブ取付部15、***部17,意匠部16の形状を形成する絞り加工を行い、さらにディスクフランジ部11を形成するリストライク加工を行うことにより、ホイールディスク3を成形する。ここで、絞り加工は複数回に分けて行うことが一般的であり、本実施形態例にあっても同様にしている。そして、所定の絞り加工工程において、所定径寸法の球面形状を有する曲成部形成用パンチ(図示省略)を、意匠部16に押圧することにより、上述した椀状曲成部20を形成する。このように、本発明にかかるホイールディスク3は、プレス成形用の金型を変更するだけで、ほぼ同じ工程により成形することができるものであるから、自動車用ホイールの生産工程を繁雑化することなく製造可能であるという優れた利点もある。
ここで、一般的な従来構成のスチール製自動車用ホイール71を図7に示す。この従来構成の自動車用ホイール71は、内側の円領域からなるハブ取付部15の外周縁から表面側に立ち上がる***部77に、さらに表面側へ突起する突起環部75が円環状に設けられており、該突起環部75の外側に環状領域を成す意匠部76が連成されている。この***部77と突起環部75とから、いわゆるハット部79が構成されている。また、この意匠部76には、周方向に互いに均等間隔で円形状の飾り孔78が複数形成されている。この従来構成に比して、上述した本実施形態例の自動車用ホイール1は、***部17に突起環部75が形成されていない。このため、本構成の意匠部16は、従来構成の意匠部76に比して、環状領域の径方向の環幅が広く、該環状領域が拡大している。そして、この意匠部16には、従来構成に存在しない椀状曲成部20が形成されている。
このように、本実施形態例の自動車用ホイール1は、従来構成に具備されている突起環部75を形成せず、かつ、椀状曲成部20を千鳥格子状に複数配設した意匠部16を備えている構成である。すなわち、本ホイールディスク3は、***部17の形成されている領域が、従来構成の通常設けられていたハット部79と異なる形状となっている。かかる構成は、***部77に突起環部75を省略した形状となっていても、意匠部16の椀状曲成部20により、ホイールディスク3が充分に高い剛性を有し、優れた耐久性を発揮し得るものとなっている。
以下に、具体的な実施例により、この作用効果を明らかにする。
(実施例1)
実施例1としては、上述したように、意匠部16に椀状曲成部20が千鳥格子状に複数配設されてなる構成の自動車用ホイール1である(図1,図2参照)。ここで、ホイールサイズは、リム径が13inchのものとしている。また、この自動車用ホイール1は、ホイールリム2にホイールディスク3を内嵌して、アーク溶接にて接合して形成されている。そして、このホイールディスク3の意匠部16には、千鳥格子状に椀状曲成部20が形成されており、この椀状曲成部20は、半径18mmの球面部分から成る椀状であると共に、その深さhが意匠部16の厚みtに対して約1.5〜2.0倍の範囲となるように形成されている(図3参照)。さらに、この椀状曲成部20の、意匠部16との境界周縁21では、該椀状曲成部20と意匠部16との折れ角θを約150度となるようにしている。このホイールディスク3の厚みは約2.7mmであり、当該自動車用ホイール1の重量は約4.5kgである。尚、椀状曲成部20は、ほぼ均一な厚みとなっており、その厚みはこれ以外の意匠部16の厚みよりも僅かに薄くなっているだけでほぼ同等である。
(実施例2)
実施例2としては、図4に示すように、上記実施例1に飾り孔18を設けていない構成の自動車用ホイール41であり、ハブ取付部15の外側に設けられた環状領域からなる意匠部46の全域に、椀状曲成部20が千鳥格子状に配設されている。さらに、この自動車用ホイール41は、上記した実施例1と同じ重量となるように、ホイールディスク43の厚みを約2.3mmとしている。尚、この自動車用ホイール41は、ホイールディスク43の厚みを薄くし、かつ飾り孔18を設けていない意匠部46全域に椀状曲成部20を配した以外は、上記実施例1と同じ構成及び同じ形状であり、その説明は省略する。
(比較例1)
比較例1としては、図5に示すように、上記実施例1の意匠部16に、椀状曲成部20を配設していない構成の自動車用ホイール51である。この自動車用ホイール51は、ハブ取付部15の外側に設けられた環状領域からなる意匠部56に、上記実施例1と同様の略楕円状の飾り孔18が周方向に互いに均等間隔で五個配設されている。このホイールディスク53の厚みは約2.9mmであり、当該自動車用ホイール51の重量は約4.5kgである。尚、この自動車用ホイール51は、ホイールディスク53の厚みを厚くし、かつ意匠部56に椀状曲成部20を設けていないこと以外は、上記実施例1と同じ構成及び同じ形状であり、その説明は省略する。
(比較例2)
比較例2としては、図6に示すように、上記した比較例1に飾り孔18を設けていない構成の自動車用ホイール61であり、すなわち上記実施例2の意匠部46に椀状曲成部20を配設してないものである。このホイールディスク63の厚みは約2.3mmである。尚、この自動車用ホイール61は、ホイールディスク63の意匠部66に飾り孔18を設けていないこと以外は、上記実施例2と同じ構成及び形状であり、その説明は省略する。
(比較例3)
比較例3としては、図7に示すように、一般的な従来構成の自動車用ホイール71である。この従来構成の自動車用ホイール71は、上述したように、ハブ取付部15の外側に両面側へ***する***部77に、さらに表面側へ突起する突起環部75が形成されており、該突起環部75の外側に環状領域からなる意匠部76が形成されているものである。そして、この意匠部76には、複数の円形状の飾り孔78が周方向に互いに均等間隔で形成されており、上記した実施例1,2のような椀状曲成部20は配設されていない。この自動車用ホイール71のホイールディスク73は、その厚みを約2.7mmとしている。この従来構成の自動車用ホイール71は、***部77に突起環部75が形成されていること、及び、複数の飾り孔78が配設され、かつ椀状曲成部20が配設されていない意匠部76を備えていること以外は、上記実施例1と同じ構成及び形状であり、その説明は省略する。
上述した実施例1,2の各自動車用ホイール1,41と、比較例1,2,3の自動車用ホイール51,61,71とを、回転曲げ耐久試験(試験方法JIS D 4103)により評価した。この回転曲げ耐久試験は、一定速度で回転するホイールのハブ取付面に一定の曲げモーメントを与え、所定回転回数を経過後、亀裂や塑性変形の有無、及びボルトの緩みが生じていないことを確認することにより耐久性を評価する試験である。この結果を図8に示す。さらに図8には、この回転曲げ耐久試験中に、一定曲げモーメントを負荷した場合に、該曲げモーメントを負荷するモーメントアームの負荷位置における撓み量δも測定し、その結果も並記している。ここで、曲げモーメントの大きさは、1.0kN・mとし、回転回数は40万回とした。
図8に示すように、全ての自動車用ホイール1,41,51,61,71は、回転曲げ耐久試験において、上記曲げモーメント及び回転回数では亀裂は生じなかった。しかし、比較例1,2の自動車用ホイール51,61では、ハブ取付部15と***部17との境界で塑性変形を生じた形跡が見られた。
一方、この回転曲げ耐久試験中の最大撓み量δは、飾り孔18を配設しない実施例2の自動車用ホイール41が、椀状曲成部20を配設していない比較例2の自動車用ホイール61に比して、約20%低くなった。すなわち、椀状曲成部20を千鳥格子状に配設する構成とすることにより、ホイールディスク43の剛性が向上していることを確認した。この剛性向上分は、ホイールディスクの厚みに換算すると、約0.3mm以上の効果となる。また、飾り孔18を配設した実施例1の自動車用ホイール1は、同じく飾り孔18を備え、かつ椀状曲成部20が配設されていない比較例1の自動車用ホイール51に比して、最大撓み量δが約5%低くなっており、剛性が向上していることを確認した。この実施例1のホイールディスク3は、ホイールディスク53に比して厚みが約0.2mm薄肉化していることから、飾り孔18が配設されている場合にあっても、ホイールディスクの厚みに換算して約0.2mm以上の剛性向上効果がある。さらに、この実施例1の自動車用ホイール1は、***部77に突起環部75を備えた従来構成の自動車用ホイール71と、ほぼ同じ最大撓み量δとなり、同じ剛性を有していることが確認された。
この回転曲げ耐久試験により、椀状曲成部20を千鳥格子状に配設することの有用性が明らかとなった。すなわち、実施例2と比較例2との比較及び、実施例1と比較例1との比較により、椀状曲成部20によってホイールディスク43の剛性が向上し、充分な耐久性を発揮できることが確認できた。また、実施例1と比較例3とを比較することにより、意匠部16に千鳥格子状に椀状曲成部20を配設することによって、従来構成のように突起環部75を形成しなくとも、実施例1のホイールディスク3は、該従来構成のホイールディスク73とほぼ同じ剛性を発揮し、充分な耐久性を有することが確認できた。
さらに、上述した実施例1の自動車用ホイール1と比較例1の自動車用ホイール51とについて、FEM解析手法を用いて検証した。ここで、FEM解析には、対称構造に二分割できる所定直径線Lで各ホイールディスクを分割し、その片方(半分)を用いている。また、FEM解析では、ホイールの回転を計算上正確に想定することが難しいことから、曲げモーメントを、ハブ取付部のハブ孔及びボルト孔で把持した状態から、所定角度毎の半径方向に沿って外側に負荷した場合について、夫々に解析計算することによって、上記した回転曲げ耐久試験の解析として仮定している。この解析計算により所定角度毎に計算した歪み量は、どれもほぼ同様の傾向を示したため、これらの代表的な結果を図9及び図10に例示する。図9に示した解析結果は、図中の二分割する直径線L上に沿って、飾り孔18方向に一定の曲げモーメントを作用させた場合のものである。この図9では、各部位毎に表した色の濃淡によって、各部位に作用する応力の大小を表しており、色の濃い部位ほど大きな応力が作用していることを示している。実施例1の自動車用ホイール1のホイールディスク3では、図9(イ)に示すように、意匠部16に、飾り孔18間で椀状曲成部20を避けるようにして、比較的大きな応力が分散して作用していることが分かる。一方、比較例1の自動車用ホイール51のホイールディスク53では、図9(ロ)に示すように、飾り孔18の周縁に部分的に比較的大きな応力が作用している。また、図9に示す各部位A〜G毎に、その応力値から歪み量を算出し、比較例1の歪み量に対する実施例1の歪み量の割合を求めた結果を図10に示している。尚、歪み量の割合は、各部位A〜Gのホイール表面側と裏面側とについて夫々に求めている。この図10に示すように、各部位A〜Gにおいて、実施例1の自動車用ホイール1は、比較例1に比して、部分的に歪み量が大きく生じているところもあるが、全体的には歪み量が小さくなる傾向が表われている。したがって、このFEM解析の結果からも、意匠部16に千鳥格子状に配設した椀状曲成部20による剛性向上効果が確認できた。尚、図9(イ)及び図9(ロ)では、FEM解析ソフトの都合上、同じレベルの濃淡色では、図9(ロ)の方が作用する応力値が大きいこととなっている。すなわち、それぞれの最も濃色域では、図9(ロ)の方が高い応力の作用する状態となっている。
上述した回転曲げ耐久試験及びFEM解析結果から、実施例1の自動車用ホイール1にあっては、千鳥格子状に椀状曲成部20を配設した意匠部16を備えることにより、従来構成のように***部に突起環部を配設することなく、ホイールディスク3が充分に高い剛性を発揮できるものであることが明らかとなった。そして、この自動車用ホイール1は、走行中の横Gにより作用する曲げ力に対して、高い耐久性を発揮できるものである。一方、意匠性にあっても、突起環部が配設された従来構成に比して、意匠部が広い領域となっていると共に、椀状曲成部20が千鳥格子状に配設されていることから、スチール製の自動車用ホイールの意匠性を向上することができる。また、突起環部が省略されていることから、ホイールキャップを装着する構成とした場合にあっても、該ホイールキャップの形状や装着方法等の自由度が高まり、従来にない意匠性を発揮し得る多彩なホイールキャップを設計することも可能となる。
また、本発明にかかる実施例1の自動車用ホイール1及び実施例2の自動車用ホイール41にあっては、意匠面16に、裏面側に突成する椀状曲成部20が配設されていることから、自動車に装着された場合にあって、ホイールディスク3及びホイールディスク43の裏面と、ブレーキディスク(図示省略)との間に形成される空間の容積が比較的小さくなる。このため、自動車の走行中には、ブレーキ及び自動車用ホイール1,41が回転することにより、この空間の空気圧が増加する傾向が強く生じることから、ホイール外側の空気圧との圧力差が生じ、当該空間内の空気がホイール外へ排気され易くなる。したがって、優れたブレーキ冷却性能を発揮できるという優れた利点も有する。
さらに、本実施例1の自動車用ホイール1は、上述したように、ホイールディスク3の厚みを薄肉化することが可能であるから、軽量化と材料費の低減とを行い得るという優れた利点も有する。また、ホイールディスク3を成形する加工工程にあっても、薄い厚みのスチール製平板から成形することができるため、プレス加工の成形性も向上する。また、このホイールディスク3は、金型を変更するだけで、従来構成と同じ加工工程で成形可能であるため、比較的容易に製造することができ得る。
上述した実施例1の自動車用ホイール1にあっては、13inchサイズに適用したものであるが、これより大きなサイズのホイールにも適用可能である。そして、ホイールのサイズや厚みに応じて、椀状曲成部20の大きさ(球面径、深さh、折れ角θ等)を様々に設定することができる。また、飾り孔の形状が異なるものにあっても、同様の作用効果を発揮でき得る。
上述した実施形態例にあっては、実施例1のように椀状に窪むディンプル型の椀状曲成部20を意匠部16に配設した構成であるが、この他の構成として、図11のように、表面側に椀状に突出し、かつ裏面側に窪むドーム型の椀状曲成部80を、意匠部86に千鳥格子状に配設した構成とすることもできる。ここで、椀状曲成部80は、意匠部86の表面からの高さhを、意匠部86の厚みtに対して約1.0倍〜約3.0倍の範囲とすると共に、意匠部86との間の境界周縁21における折れ角θを、約120度〜約160度の範囲としている。この椀状曲成部80が配設されたホイールディスク83から構成されてなる自動車用ホイール81にあっても、上述した実施例1とほぼ同様の作用効果を発揮することができる。但し、上述したブレーキ冷却性能については、実施例1の自動車用ホイール1と同レベルの性能を発揮し得ない。尚、この自動車用ホイール81は、意匠部86にドーム型の椀状曲成部80を設けたこと以外は、上記実施例1と同じ構成及び形状であり、その説明は省略する。
本発明にあっては、上述した実施形態例に限定されるものではなく、その他の構成についても、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更可能である。例えば、スチール製の自動車用ホイールにあって、ハブ取付部の外側にスポーク形状の意匠部が形成されている構成にも適用可能である。また、スチール製だけでなく、アルミニウム合金板からプレス加工等により成形されるアルミニウム合金製の自動車用ホイールにあっても、この椀状曲成部を千鳥格子状に配設することにより、そのホイールディスクの剛性を向上することができ、薄肉化に従い軽量化することも可能となる。
実施例1の自動車用ホイール1の平面図である。 自動車用ホイール1の斜視図である。 自動車用ホイール1の意匠部16の断面を表す説明図である。 実施例2の自動車用ホイール41の斜視図である。 比較例1の自動車用ホイール51の斜視図である。 比較例2の自動車用ホイール61の斜視図である。 比較例3の自動車用ホイール71の平面図である。 回転曲げ耐久性試験の評価結果を表す図表である。 (イ)実施例1の自動車用ホイール1のFEM解析結果を表す解析図、及び(ロ)比較例1の自動車用ホイール51のFEM解析結果を表す解析図である。 FEM解析から得た、比較例1の自動車用ホイール51の歪み量に対する、実施例1の自動車用ホイール1の歪み量の割合を表す図表である。 本発明にかかる、他の自動車用ホイール81を表す部分断面図である。
符号の説明
1 自動車用ホイール
3 ホイールディスク
15 ハブ取付部
16 意匠部
17 ***部
20 椀状曲成部
75 突起環部


Claims (5)

  1. 車軸のハブに連結される内側の円領域からなるハブ取付部と、該ハブ取付部よりも外側の環状領域からなる意匠部と、ハブ取付部と意匠部間に表面側へ***する環状の***部とが同心状に形成されたホイールディスクを、ホイールリムに内嵌してなる自動車用ホイールにおいて、
    前記***部には、さらに表面側へ突起する円環状の突起環部が省略されていると共に、該意匠部には、表面側で椀状に窪み、かつ背面側で突出するディンプル型の椀状曲成部が、千鳥格子状に複数配設されているホイールディスクを備えていることを特徴とする自動車用ホイール。
  2. 車軸のハブに連結される内側の円領域からなるハブ取付部と、該ハブ取付部よりも外側の環状領域からなる意匠部と、ハブ取付部と意匠部間に表面側へ***する環状の***部とが同心状に形成されたホイールディスクを、ホイールリムに内嵌してなる自動車用ホイールにおいて、
    前記***部には、さらに表面側へ突起する円環状の突起環部が省略されていると共に、該意匠部には、表面側で椀状に突出し、かつ背面側で窪むドーム型の椀状曲成部が、千鳥格子状に複数配設されているホイールディスクを備えていることを特徴とする自動車用ホイール。
  3. 椀状曲成部が、椀状全域で略等厚状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車用ホイール。
  4. 椀状曲成部が、意匠部の表面に対する最大変位点までの変位量を、該意匠部の厚みに比して、約1.0〜3.0倍となるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動車用ホイール。
  5. 椀状曲成部が、意匠部との境界周縁で、該意匠部の表面に対して約120度〜160度の折れ角により形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自動車用ホイール。


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