JP2006082525A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アプリケーションボードの拡張性に優れ且つ色ズレが生じない高品質でセキュリティー管理が行き届いた画像形成措置を実現する。
【解決手段】 プロセスカートリッジをもつ画像形成装置であって、同期検出手段で検出された同期検知信号から主走査ライントリガー信号と副走査有効領域トリガー信号を生成する転送トリガー信号生成手段と、転送トリガー信号生成手段で生成された主走査ライントリガー信号と副走査有効領域トリガー信号から主走査ライン同期信号と副走査有効領域信号を生成し、主走査ライン同期信号と副走査有効領域信号に同期して画像情報を露光手段に転送し、アプリケーションボードから転送される画像情報の印刷モードに応じてカートリッジに搭載された記憶手段に記憶されている情報から主走査ライントリガー信号の周期を可変させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は画像形成装置、特に画像書き込み手段として半導体レーザを使用した画像形成装置に関する。
従来、コンピュータの出力装置として利用される複写機、ファクシミリ装置、レーザプリンタ等の画像処理装置は、コントローラの高メモリ容量化、高速処理化、高画質化、高機能化、低価格化が急速に進み、いわゆる白黒印字による2値印字だけでなく、多値画像データを2値画像データに変換し、その変換後の印字データを出力する方法が採用されていた。
また、解像度と中間調再現性をより高いレベルで両立する技術としてのパルス幅変調方式が提案され、実用化されていた。しかし、この技術では電子写真の特性上、良好な中間調画像を得るには数ドットまとめてパルス幅変調を行う必要があるが、文字や線画等を印字する場合の解像度が低下してしまうという問題があった。
そこで、写真等の中間調画像を印字する場合と、文字線画等のテキスト(2値)画像を印字する場合とで解像度が異なるプリンタが提案されていた。この技術は、テキスト画像印字は300dpi、多値画像印字時はパルス幅変調を用いて150dpiとして印字を行うものであり、テキスト画像はすべて2値画像メモリに書かれ、イメージ画像は多値画像メモリに描かれ、それぞれの画像は重ねて出力されることで文字画像部分もイメージ画像部分も高い品質を得るというものであった。しかし、この技術では、画像間における解像度の相異が問題となり、文字の輪郭部分、あるいは文字とイメージとの境界で隙間が生じたり、見た目が不自然な画像になってしまう場合があった。
このような問題に対し、特許文献1に記載の「画像形成装置」が提示されている。この技術によれば、2値画像データと多値画像データとが混在する場合、1画像当たり4ビットで構成されているフレームメモリでは、2値画像の白黒を表す2値画像データとして下位1ビットの2値「0」と「1」とを割り当て、多値画像データとして残りの2〜15(1画素当たり0/13〜13/13の14値の画像濃度)を割り当ててデータを展開し、2値画像と多値画像との境界部分が明瞭になるようにするものであった。
また、プリンタ機能、スキャナ機能、複写機機能、およびファクシミリ機能とが複合化された多機能型画像形成装置が提案されている。この各機能は独自の制御プログラムを有しており、その各制御プログラムには互換性がない。したがって、各機能を複合化するためには、制御プログラムのソフト面、ハード面の変更、交換が生じ、システムの構築に手間がかかり、しかも装置が複雑化、高コスト化になる欠点が生じていた。
特にカラー複写機では、スキャナー部での読み取り特性と、プリンタ部での出力特性との相異が発生し、またCRTではそのモニタ特性の違いによって表示、読み取り、印刷の各色が異なるために、各装置に画像データがリニアな特性となるよう補正回路が組み込まれていた。したがって、上記各機能を複合化する場合には、補正回路を各機能に搭載しなければならず、装置が高コスト、大型化するという問題が懸念されていた。
このような問題に対し、特許文献2に記載の「複合型画像形成装置」が提示されている。
この技術によれば、システムユニットとしてホストコンピュータが装備され、汎用バスにプリンタ、スキャナ、ファクシミリ、および複写機の各機能を有する画像処理端末が接続されるものである。これらの各画像処理端末が汎用バスを共有していることから、必要に応じてシステムの拡張が可能となる。また、各画像処理端末からのデータ要求に基づいて画像処理端末がホストコンピュータに接続される。さらに、画像処理端末から入力される画像データに応じて画質補正され、接続される画像端末に応じて補正データを変更することで複数の画像処理端末の画質補正に対応するものである。
また、カラー印刷を行う多色画像形成装置として、例えばイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の印刷を行う画像形成ユニットが配設され、各色の印刷を順次行うタンデム方式の多色画像形成装置が知られている。この装置では、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)のトナーを転写材としての用紙に順次転写してカラー画像を形成させるため、各色の画像形成装置の配設位置の精度が重要となる。これは、その精度が悪いと形成される画像に位置ずれが生じ、印刷品質の低下をもたらすことになるからである。
このカラー画像の位置ずれを防止するため、装置に検知手段を配設し、転写材の通過を検出してプリンタ機構を駆動させ、画像転写のタイミングを計る技術が提案されていた。また、複数の画像形成ユニットの最初のユニットのレーザ書き込み系で、転写材に標識像を書き込み、その後の形成ユニットに配設された検出器で転写材に書き込まれた標識像を検出して画像を転写するタイミングを図ることで画像のずれを防止する技術が提案されていた。
しかし、提案されていたこれらの技術では、転写材の搬送方向、つまり副走査方向の色ずれは防止できるが、副走査方向と直交する主走査方向や斜め方向の色ずれは防止することができなかった。
この問題に関し、特許文献3に記載の「多色画像記録装置」が提示されている。この装置の技術では、タンデム方式のカラープリンタの副走査方向、主走査方向、斜め方向の位置合わせを電気的に行うもので、この方法によれば機械的精度、組立、調整に要する時間を低減することができ、低コスト化を可能にするというものであった。また、画像の副走査方向の重ね合わせを精度よく行うことで、高画質の多色画像記録装置を実現するものであった。
また、近年、トナー節約モード等のコストダウン機能付プリンタが一般的に使用されている。このコストダウン機能付プリンタは、操作者がクライアントPCからの入力で、プリンタのトナー節約、省エネ、用紙節約モードを選択可能に設計されている。しかし、この技術では、例えばトナー節約モードへのプリンタドライバの切り替えは、プリンタに接続しているクライアントPCを用いて行わなければならかった。
さらに、複数のクライアントPCがネットワークで連結され、1台のプリンタを共有している場合、接続されているクライアントPCそれぞれが、トナー節約モードへの切り替えをしなければならなかった。
この問題に関し、特許文献4に記載の「画像形成装置、プロセスカートリッジおよび設定値記憶媒体」が提示されている。この技術による画像形成装置は、画像形成条件を変更させる設定値変更トリガが記録されたプロセスカートリッジが着脱可能な装置構成となっており、プロセスカートリッジからの設定値変更トリガを検知する検知手段と、記憶手段に予め記録されている設定値を設定値変更トリガに対応する設定値に変更する変更手段とを有している。
この提案された画像形成装置によれば、設定値変更トリガが記録されたプロセスカートリッジ、あるいは設定値変更が記録された記憶媒体を使用することで、このプロセスカートリッジあるいは記憶媒体を装着するだけで画像形成装置をトナー節約モード、省エネモード、両面印刷モード等を容易に設定でき、操作者はこれらのモード設定を面倒な操作なしに実施することができる。
特開平7−38752号公報 特開平8−149241号公報 特許第3353629号公報 特開2002−2069号公報
しかし、これらの従来の方法による画像形成装置では、補正データを操作者が入力しなければならない、あるいはハード部分を増設しなければならない等、低コスト化または小型化を実現させることができなかった。また、プロセスカートリッジ等の装置を利用しても、画像形成装置のメモリには予め設定条件が格納されており、メモリの有効活用をすることができなかった。さらに、適正でないプロセスカートリッジがセットされると、低品質な画像が形成されるという問題が発生し、場合によってはトナー飛散が生じる等の不具合が発生していた。
本発明の課題は、アプリケーションボードの拡張性に優れ、且つ色ずれが生じない高品質な画像を形成させることができる画像形成措置を提供する事を目的とする。
請求項1記載の発明は、少なくとも1つの感光体と、前記感光体に静電潜像を走査露光する少なくとも1つの露光手段と、該露光手段の同期を検出する少なくとも1つの同期検出手段と、少なくとも1つ以上の作像部材とがカートリッジ化された画像形成装置であって、前記同期検出手段で検出された同期検知信号から主走査ライントリガー信号と副走査有効領域トリガー信号を生成する転送トリガー信号生成手段と、該転送トリガー信号生成手段で生成された前記主走査ライントリガー信号と副走査有効領域トリガー信号から主走査ライン同期信号と副走査有効領域信号を生成し、該主走査ライン同期信号と副走査有効領域信号に同期して画像情報を前記露光手段に転送し、アプリケーションボードから転送される画像情報の印刷モードに応じて前記カートリッジに搭載された記憶手段に記憶されている情報から主走査ライントリガー信号の周期を可変させることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記記憶手段に記憶された画像情報は、前記アプリケーションボードから転送される画像情報の画素密度と前記露光手段の露光密度に応じて、前記主走査ライントリガー信号の周期を可変させる情報であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記転送トリガー信号生成手段が前記主走査ライントリガー信号の周期を可変させる期間は、前記アプリケーションボードからの前記副走査有効領域信号が少なくとも有効領域を示す期間であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、画像形成装置本体に、各色のLD露光位置の違いを補正する画像遅延手段を持たず、アプリケーションボード、例えば、プリンタコントローラ、コピアアプリ、FAXアプリ等にその機能を持たせ各色の画像情報を転送するタイミングを本体側より通知させることで、画像メモリを有効活用することができ、システム全体のコストダウンを図ることができる。
請求項2の発明によれば、アプリケーションボードが、例えばプリンタコントローラの場合、画素密度は1200dpi、600dpi、あるいは300dpiである。また、コピアアプリは600dpi、FAXアプリでは16本/mmと多岐にわたる。
そこで、LD書込密度を1200dpi固定とし、主、副走査の画素密度をLDB(LDコントロールボード)でダブリングさせ、アプリボードとのI/FをLDBからのXDPSYNC(同期検知信号)をアプリボードから転送される画像情報の画素密度に応じて可変させることで、1主走査ライン同期信号で1ライン分の画像情報を転送するという簡単、明瞭なI/Fとすることができる。
さらに、プロセスカートリッジに内蔵された不揮発メモリに、画素密度に応じた1主走査ライン同期信号に対する画像情報のライン数を予め書込み、それを基にLDBからのXDPSYNCを生成させる構成を取ったことにより、品質の確保されたプロセスカートリッジでしか正常な出力画像を得ることができないため、適性でないカートリッジがセットされることによる画像の低下を防止することができ、常に出力画像品質を保全することが可能となる。
請求項3の発明によれば、アプリケーションボードから出力されるXIPUFGTのアサート期間のみ、画素密度と書込密度の合わせ込み処理を実施することで、次の印刷ジョブが直ぐに発生しても、直ちに対応することが可能となる。
図1には、本発明の画像形成装置の一実施形態の構成が示されている。この装置は、搬送ベルトに沿って画像形成部が並んだ一般的なタンデムタイプといわれるカラー画像形成装置の構成例である。
本装置は、主に転写紙1を搬送する搬送ベルト2、搬送ベルト2を所定の速度で移動させるための搬送ローラ3および4、転写紙を収納する給紙トレイ5、およびイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)各色の画像を形成する画像形成部100、画像形成部100の各色の画像形成部を露光する露光部8、転写部120、定着器13、およびレジストセンサ14とから構成されている。
ここで、本装置の動作概要について説明する。
各々異なる色(イエロー:Y、マゼンタ:M、シアン:C、ブラック:K)の画像を形成する画像形成部100が、転写紙1を搬送する搬送ベルト2に沿って搬送方向上流から下流に一列に配設されている。搬送ベルト2は、その一方が駆動回転する駆動ローラであり、他方が従動回転する従動ローラである搬送ローラ3および4によって架設されており、搬送ローラの回転により矢印方向に回転駆動される。
搬送ベルト2の下部には、転写紙1が収納された給紙トレイ5が配設されている。給紙トレイ5に収納された転写紙1のうち最上位置にある転写紙は、画像形成時に給紙され、途中レジストセンサ14により各ユニットとのタイミングが取られ、静電吸着によって搬送ベルト2上に吸着される。吸着された転写紙1は、画像形成部100の第1の画像形成部(イエロー)101に搬送され、ここでイエローの画像形成が実行される。
第1の画像形成部(イエロー)101は、感光体ドラム6Yと、感光体ドラム6Yの周囲に配置された帯電器7Y、露光器8、現像器9Y、および感光体クリーナ10Yとから構成されている。感光体ドラム6Yの表面は、帯電器7Yで一様に帯電された後、露光器8によりイエローの画像に対応したレーザ光11Yで露光され、静電潜像が形成される。
形成された静電潜像は現像器9Yで現像され、感光体ドラム6Y上にトナー像が形成される。このトナー像は、感光体ドラム6Yと搬送ベルト2上の転写紙1とに接する位置(転写位置)で転写器12Yによって転写され、転写紙1上に単色(イエロー)の画像が形成される。転写が終了した感光体ドラム6Yは、感光体ドラム6Y表面に残った不要なトナーを感光体クリーナ10Yによってクリーニングされ、次の画像形成に備える。
このように、第1の画像形成部101で単色(イエロー)を転写された転写紙1は、搬送ベルト2によって第2の画像形成部(マゼンタ)102に搬送される。第2の画像形成装置102は、第1の画像形成装置101と同様、感光体ドラム6Mと、感光体ドラム6Mの周囲に配置された帯電器7M、露光器8、現像器9M、および感光体クリーナ10Mとから構成されている。感光体ドラム6Mの表面は、帯電器7Mで一様に帯電された後、露光器8によりマゼンダの画像に対応したレーザ光11Mで露光され、静電潜像が形成される。
形成された静電潜像は現像器9Mで現像され、感光体ドラム6M上にトナー像が形成される。このトナー像は、感光体ドラム6Mと搬送ベルト2上の転写紙1とに接する位置(転写位置)で転写器12Mによって転写され、転写紙1上に重ねて転写される。転写が終了した感光体ドラム6Mは、感光体ドラム6M表面に残った不要なトナーを感光体クリーナ10Mによってクリーニングされ、次の画像形成に備える。
第2の画像形成部102でマゼンダが転写された転写紙1は、搬送ベルト2によって第3の画像形成部(シアン)103に搬送される。第3の画像形成装置103は、第1の画像形成装置101、第2の画像形成装置102と同様、感光体ドラム6Cと、感光体ドラム6Cの周囲に配置された帯電器7C、露光器8、現像器9C、および感光体クリーナ10Cとから構成されている。感光体ドラム6Cの表面は、帯電器7Cで一様に帯電された後、露光器8によりシアンの画像に対応したレーザ光11Cで露光され、静電潜像が形成される。
形成された静電潜像は現像器9Cで現像され、感光体ドラム6C上にトナー像が形成される。このトナー像は、感光体ドラム6Cと搬送ベルト2上の転写紙1とに接する位置(転写位置)で転写器12Cによって転写され、転写紙1上に重ねて転写される。転写が終了した感光体ドラム6Cは、感光体ドラム6C表面に残った不要なトナーを感光体クリーナ10Cによってクリーニングされ、次の画像形成に備える。
第3の画像形成部103でシアンが転写された転写紙1は、搬送ベルト2によって第4の画像形成部(ブラック)104に搬送される。第4の画像形成装置104は、第1の画像形成装置101、第2の画像形成装置102、および第3の画像形成装置103と同様、感光体ドラム6Kと、感光体ドラム6Kの周囲に配置された帯電器7K、露光器8、現像器9K、および感光体クリーナ10Kとから構成されている。感光体ドラム6Kの表面は、帯電器7Kで一様に帯電された後、露光器8によりシアンの画像に対応したレーザ光11Kで露光され、静電潜像が形成される。
形成された静電潜像は現像器9Kで現像され、感光体ドラム6K上にトナー像が形成される。このトナー像は、感光体ドラム6Kと搬送ベルト2上の転写紙1とに接する位置(転写位置)で転写器12Kによって転写され、転写紙1上に重ねて転写される。転写が終了した感光体ドラム6Kは、感光体ドラム6K表面に残った不要なトナーを感光体クリーナ10Kによってクリーニングされ、次の画像形成に備える。
このように、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの第1の画像形成装置101から第4の画像形成装置104によりカラー画像が転写紙1に形成される。次に、カラー画像が形成された転写紙1は、搬送ベルト2から剥離され、定着器13で定着された後、排紙される。
図2および図3には、本発明を利用した画像形成装置の他の実施例の構成例が示されている。
この実施例は、作像部材がカートリッジ化された実施例で、図2はプロセスカートリッジ201の拡大構成、図3には図2のプロセスカートリッジが組み込まれた画像形成装置300全体の構成図が示されている。
図2のプロセスカートリッジ(イエロー)201の構成を説明する。
なお、画像形成装置300には、イエロー、マゼンダ、シアン、およびブラックの各プロセスカートリッジ301〜304が組み込まれており、各プロセスカートリッジは同様の構成となっている。
プロセスカートリッジ301は、主に感光体ユニット200Aと、現像ユニット200Bとで構成されている。なお、200Aと200Bは一体的な構造となっていてもよい。
感光体ドラム206は、図示しない駆動装置により時計方向に回転され、その表面は帯電ローラ207により、所定の電位に帯電される。また、帯電ローラ207には、クリーニングローラ207Bが配設され、帯電ローラ207の表面の汚れを清掃する。一様に帯電された感光体ドラム206は、図示しない光学ユニットより光ビームLで露光され、潜像が形成される。
現像ユニット200Bは、現像ケース240の開口から一部露出させるように配設された現像ローラ241、搬送スクリュウ242および243、現像ドクタ244、トナー濃度センサ245が装備され、図3のトナー収納容器350からのトナー供給が可能な構成になっている。
現像ケース240には、磁性キャリア及びマイナス帯電のトナーを含む二成分現像剤(以下、単に現像剤という)が内包されている。この現像剤は搬送スクリュウ242および243により撹拌搬送されながら摩擦帯電された後、現像ローラ241の表面に担持される。
次に、現像ローラ241の表面に担持された現像剤は、現像ドクタ244によって、その層厚が規制され、感光体ドラム206対向する現像位置に搬送される。そこで感光体ドラム206上に形成された静電潜像にトナーが付着される。このトナー付着動作により、感光体ドラム206に所定の色トナー像が形成される。
現像によってトナーを消費した現像剤は、現像ローラ241の回転に伴って現像ケース240内に戻される。現像ケース241内の現像剤のトナー濃度は、トナー濃度センサ245で検知され、必要に応じて、図3に示されているトナー収納容器350からスクリュウ243の上部のスペースにトナーが補給される。
このプロセスカートリッジ200には、それを画像形成装置本体300に対して着脱する際の基準として、感光体ドラム206両端部のフランジに設けた図示しない穴を位置決め主基準部として設けられ、また感光体ドラム206の手前側と奥側に図示しない位置決め従基準部がフレームにそれぞれ設けられている。感光体ユニット200Aが画像形成装置本体300に装着される際、それらの基準部と本体に設けた係合部により、感光体ユニット200Aを所定の装着位置に確実に位置決めができるように形成されている。
感光体ドラム206は、これの上方に配設された転写ユニットの中間転写ベルト302に接触して転写位置としての転写ニップを形成する。感光体ドラム206上に現像されたトナーは、中間転写ベルト302上に転写され、転写されずに感光体206に残されたトナーは、クリーニングブレード210Bにより除去され、トナー搬送オーガ210Cにより、図示しない収容部に搬送される。
なお、上記実施形態では、タンデム型のカラーレーザプリンタの場合について説明したが、本発明は、黒トナーを用いるトナー像形成部を1組備えたモノクロのレーザプリンタにも適用できるものである。また、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置にも適用できる。
図4には、本発明を利用した画像形成装置に係わる光学ユニットの構成図が示されている。図4の構成図により、その構成および動作を説明する。
LDユニットBK431およびLDユニットY432からの光ビームはシリンダレンズCYL_BK433、CYL_Y434を通り、反射ミラーBK435および反射ミラーY436によってポリゴンミラー437の下方面に入射し、ポリゴンミラー437が回転することにより光ビームを偏向し、fθレンズBKC438およびfθレンズYM439を通り、第1ミラーBK440および第1ミラーY441によって折り返される。
一方、LDユニットC442およびLDユニットM443からの光ビームは、CYL_C444およびCYL_M445を通り、ポリゴンミラー437の上方面に入射し、ポリゴンミラー437が回転することにより光ビームを偏向し、fθレンズBKC438およびfθレンズYM439を通り、第1ミラーC446および第1ミラーM447によって折り返される。
主走査方向の書き出し位置より上流側にシリンダミラーCYM_BKC448およびCYM_YM449さらにはセンサBKC450およびセンサYM451が備わっており、fθレンズBKC438およびfθレンズYM439を通った光ビームがCYM_BKC448およびCYM_YM449によって反射集光されて、センサBKC450およびセンサYM451に入射するような構成となっている。これらのセンサは、主走査方向の同期を取るための同期検知センサである。
また、LDユニットBK431およびLDユニットC432からの光ビームでは、共通のCYM_BKC448ならびにセンサBKC450を使用している。LDユニットY432およびLDユニットM443についても同様である。同じセンサに2色の光ビームが入射することとなるので、各色の光ビームのポリゴンミラー437への入射角を異なるようにすることで、それぞれの光ビームがセンサに入射するタイミングを変え、時系列的にパルス列として出力されるようになっている。図4に示されているように、BKとCおよびYとMは逆方向に走査される。
なお、2色に対して共通の同期検知センサからの出力を各色成分に分離する方法については、従来色々な方法が提案されていることから、本実施例の説明では省略する。
図5には、本実施形態の画像形成装置の制御回路を示すブロック図が示されている。
また、図6から図8には、図5の制御回路のタイミングチャートが示されている。
コピアアプリ500は、本画像形成装置が印字するべき画像データを色毎にタイミング_Y生成回路502、タイミング_M生成回路504、タイミング_C生成回路503、およびタイミング_K生成回路505に転送する。
また、同期分離(Y)507、同期分離(M)508は、前述の図4に記載されているセンサYM451の出力から各同期信号に分離する回路で、同様に同期分離(C)509、同期分離(K)510は、センサBKC450の出力から各同期信号に分離する回路である。更にLDB(Y)511はLDユニットY532に内蔵されており、同様にLDB(M)512はLDユニットM543、LDB(C)513はLDユニットC542、LDB(K)514はLDユニットBK531にそれぞれ内蔵されている。
次に、図6のタイミングチャートを説明する。
同期分離(Y)507からDETP_Y、同期分離(M)508からDETP_M、同期分離(C)509からDETP_C、同期分離(K)510からDETP_Kが出力される。DETP_Y、DETP_M、DETP_C、DETP_Kはそれぞれ非同期信号となる。これは、YM側とCK側で同一のミラー面を使用していないことや、各LDユニットから出射するLD光の位置が異なることによる。
しかし、図6のXで示された期間は、各DETPのアサートエッジが来ない期間も存在し、その光学系の部品精度から導き出すことができる。LDB(Y)は、DETP_YからYのLDの書込クロックで同期を取った信号DPSYNC_Yを基準選択回路506に出力する。同様に、LDB(M)512はDPSYNC_M、LDB(C)513はDPSYNC_C、LDB(K)514はDPSYNC_Kを出力する。基準選択回路506はY,M,C,KのDPSYNCを任意に選択し、そのDPSYNCの任意の期間にCNT_LD(基準信号)を生成する。
タイミング_Y生成回路502は、レジストセンサ501から出力されるXSTARTをCNT_LDまで遅延し、PFGDLY_Yの設定ライン数分DPSYNC_Yでカウントを行い、XFSYNC_Yをアサートし、XWRSYNC_Yと共に、コピアアプリ500に転送する。
その他のXFSYNC_Mも同様に、CNT_LDからPFGDLY_Mの設定ライン数分DPSYNC_Mでカウントすることでアサートする。また、XFSYNC_CはCNT_LDからPFGDLY_Cの設定ライン数分DPSYNC_Cでカウントすることでアサートし、XFSYNC_KはCNT_LDからPFGDLY_Kの設定ライン数分DPSYNC_Kでそれぞれアサートし、XWRSYNC_M、XWRSYNC_C、XWRSYNC_Kと共に、コピアアプリ500に転送される。
コピアアプリ500は、各色のXFSYNCからXIPUFGTを生成し、XWRSYNCからはXIPULSYCを生成し、これらに同期してIPUDATを各色に対応したLDBに返し、コピアアプリ500からの画像情報の露光が行われる。図7には、そのタイミングチャートが示されている。この例では、アプリ側の画素密度と画像形成装置側の書込密度が同一である場合を示している。
本実施例では、コピアアプリ(コピアアプリケーションボード)500を接続した例について説明を行ったが、コピアアプリがプリンタコントローラやFAXアプリに交換または増設しても、同様のI/Fとすることで、容易に画像形成が可能となる。例えば、増設する場合は、アプリを選択する選択信号を設け、選択されていないアプリの出力をHi−zとすることで、対応することができる。
また、コピアアプリ、プリンタコントローラ、FAXアプリの3種類のアプリケーションの場合、そのアプリケーションの機能の違いから、画像情報の画素密度が異なる。例えば、プリンタコントローラは、1200,600,300dpiが主流であるが、コピアアプリでは600dpi、FAXアプリではdpi系の解像度ではなく本/mmの解像度が主流となり、画素密度は多岐にわたる。
そこで、画像形成装置がこれらに対応するには、ポリゴンモーターの回転速度やLDを点灯する周波数をその都度可変制御する必要がある。画像形成装置の書込密度を、画素密度の最小公倍数の1200dpiとし、この画素密度と書込密度の違いを、ラインメモリ等を使用し、ダブリングする方法が一般的に用いられている。しかし、このような構成にすると、アプリボードと画像形成装置の間に前述した不整合が発生し、そのI/Fもまちまちとなる。
そこで本発明では、固定化されたDETP信号を基準とし、画素密度によりライン間引きを行い、アプリ側から出力される主走査ライン同期信号(XIPULSYC)の基になるXWRSYNCを生成することで、1つのXWRSYNCに対して1ラインのデータをアプリ側に転送するというシンプル且つ誰でも理解可能なI/Fを実現している。
図8には、アプリ側の画素密度が書込密度の1/2の場合、即ち画素密度が600dpi,書込密度が1200dpiの例のタイミングチャートが示されている。
ここで前述した画素密度と書込密度が同一の時と異なるのは、各色に対応したタイミング生成回路において、XFSYNCをアサートしてからXLDSYNCを基に1/2間引きを行いXWRSYNCとしアプリボードに出力される。
アプリボードは、これらのXFSYNC,XWRSYNCが入力されると、それらを基にXIPUFGT、XIPULSYC、IPUDATを1:1となるよう転送を開始する。XIPUFGTは、所定のライン数分の画像情報の転送を完了すると、XIPUFGTをネゲートする。
前述のタイミング生成回路は、XIPUFGTがネゲートされると、XWRSYNCの間引き処理を中止し、通常のタイミングに戻し、次の画像形成待ちとなる。ここで、LDBはラインメモリを使用しダブリング処理で1200dpi化を実施し、感光体ドラムに露光を行う。
その他の画素密度に関しても、本方式を応用することで対応可能となる。また、FAXアプリで用いられる16本/mm系の密度に関しては、dpi換算すると406dpiとなり、ポリゴンモータと微調は必要となるが、タイミング生成回路は画素密度400dpi時に近似させ、3倍のダブリング処理を行うことで対応可能となる。
本実施例では、カートリッジ内に不揮発性メモリ201を搭載した、プリント基板を組み込んでいる。この不揮発性メモリには、上述したアプリ側の画素密度と画像形成装置側の書込密度により、XLDSYNC1ラインに何ラインのXWRSYNCを出力させるかの情報が予め記憶されている。この情報を基に前述した図5に示された制御回路が動作を実行し、適正な画像露光が行われる。
よって、適正な品質を保証することができないカートリッジには、本情報を開示,公開しないことで、適正な画像露光が行うことができなくなり、劣悪商品を排除することが可能となる。
なお、本実施例では不揮発性メモリボードを使用したが、不揮発性メモリボードの変わりに、ICチップを搭載した接触型のプリント基板、あるいは非接触型ICチップを搭載したプリント基板や非接触型ICカードを搭載してもよい。
本発明の画像形成装置の第1の実施形態の構成図である。 プロセスカートリッジ(イエロー)201の構成例を示す図である。 プロセスカートリッジが組み込まれた画像形成装置300全体構成を示す図である。 本発明の画像形成装置の実施形態の光学ユニットの構成図である。 制御回路の構成例を示す図である。 図5の制御回路の信号動作を示すタイミングチャートである。 図5の制御回路の信号動作を示すタイミングチャートである。 図5の制御回路の信号動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
2 搬送ベルト
3、4 搬送ローラ
5 給紙トレイ
6、6Y 感光ドラム
8 露光部
120 転写部
13 定着部
14 レジストセンサ

Claims (3)

  1. 少なくとも1つの感光体と、前記感光体に静電潜像を走査露光する少なくとも1つの露光手段と、該露光手段の同期を検出する少なくとも1つの同期検出手段と、少なくとも1つ以上の作像部材とがカートリッジ化された画像形成装置であって、
    前記同期検出手段で検出された同期検知信号から主走査ライントリガー信号と副走査有効領域トリガー信号を生成する転送トリガー信号生成手段と、該転送トリガー信号生成手段で生成された前記主走査ライントリガー信号と副走査有効領域トリガー信号から主走査ライン同期信号と副走査有効領域信号を生成し、該主走査ライン同期信号と副走査有効領域信号に同期して画像情報を前記露光手段に転送し、アプリケーションボードから転送される画像情報の印刷モードに応じて前記カートリッジに搭載された記憶手段に記憶されている情報から主走査ライントリガー信号の周期を可変させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記憶手段に記憶された画像情報は、前記アプリケーションボードから転送される画像情報の画素密度と前記露光手段の露光密度に応じて、前記主走査ライントリガー信号の周期を可変させる情報であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記転送トリガー信号生成手段が前記主走査ライントリガー信号の周期を可変させる期間は、前記アプリケーションボードからの前記副走査有効領域信号が少なくとも有効領域を示す期間であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008040155A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び光走査装置を備えた画像形成装置

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