JP2006081282A - 保持脚体 - Google Patents

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Abstract

【課題】二次電池を電源とした光学機器等の電子機器を持ち運びやすくすること。
【解決手段】本発明の保持脚体(三脚10)は、電池により駆動する電子機器(カメラ12)を保持する保持脚体において、電子機器を支持する支持台14と、支持台14に設けられ、電池を充電するための充電回路24と、支持台14に接続されると共に、中空部を備える中空脚部(第1脚部16)と、中空部に設けられ、電池を装着可能な電池装着部82と、電源に接続されて、充電回路24に電力を供給するプラグと、を有するものである。中空脚部16の側壁は、通気孔が設けられていても良い。また、中空脚部の内壁に、熱伝達弾性体が設けられていても良い。さらに、中空脚部の外壁に、らせん状のフィンが設けられていても良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラまたはビデオ等の電子機器を保持する保持脚体に関する。
従来より、カメラまたはビデオ等の光学機器を安定して保持するために、一脚または三脚などの保持脚体が用いられている(例えば、特許文献1参照)。一方、最近では、カメラまたはビデオ等の光学機器の自動化、高性能化およびディジタル化が進んでいる。このため、これらの光学機器の電力消費量は多くなっている。
これらの光学機器の電源として、光学機器の使用場所の制限の少なさ等を考慮して、ニッケル水素電池またはリチウムイオン電池等の二次電池(充電式電池)が用いられている。通常、光学機器の使用によってエネルギーが消費された(放電された)二次電池は、専用の充電器によって充電される。すなわち、放電された二次電池が充電器に装着され、充電器のプラグが家庭用の交流電源(コンセント)等に接続されて、電源からその二次電池に電力が供給される。
特開2004−28146号公報(要約、図22等)
出張先または旅行先等で、二次電池を電源とした光学機器を保持脚体に保持して使用する場合、保持脚体および充電器の双方を用意しなければならない。このため、携行荷物が増えてしまうという問題がある。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、二次電池を電源とした光学機器等の電子機器を持ち運びやすくすることを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の保持脚体は、電池により駆動する電子機器を保持する保持脚体において、電子機器を支持する支持台と、支持台に設けられ、電池を充電するための充電回路と、支持台に接続されると共に、中空部を備える中空脚部と、中空部に設けられ、電池を装着可能な電池装着部と、電源に接続されて、充電回路に電力を供給するプラグと、を有するものである。
本発明によれば、電池を充電する充電機能を備えたコンパクトな保持脚体が得られる。このため、二次電池を電源とした光学機器等の電子機器が、持ち運びやすくなる。
中空脚部を2本以上備える構成を採用することができる。この構成によって、電池装着部が2箇所以上備えられ、2つの電池を充電回路に対して並列に接続することができる。この結果、複数の電池を同時に充電できると共に、充電する複数の電池のうち、1つの電池の充電特性が劣化したとしても、他の電池の充電に悪影響を及ぼすことがない。
中空脚部の他に、支持台に接続される脚部を備える構成を採用することができる。この構成によって、電子機器を安定した状態で保持することができる。
脚部の内部に、プラグと充電回路とを電気的に接続するときの中継となる端子を有する構成を採用することができる。この構成によって、プラグと充電回路とを容易に接続することができる。
中空脚部の側壁に通気孔が設けられている構成を採用することができる。この構成によって、充電に伴って中空脚部の内部に発生した熱を、この通気孔を介して中空脚部の外部に効率良く放出することができると共に、デザイン性を向上させることができる。
中空脚部の内壁に熱伝達弾性体が設けられている構成を採用することができる。この構成によって、電池の外壁と熱伝達弾性体とを密着させることができる。このため、充電に伴って電池に発生した熱を、この熱伝達弾性体を介して、電池の外壁から中空脚部の内壁に効率良く伝えることができる。この結果、充電に伴って中空脚部の内部に発生した熱を、中空脚部の外部に効率良く放出することができる。
中空脚部の外壁にらせん状のフィンが設けられている構成を採用することができる。この構成によって、中空脚部の外壁の表面積を増大させることができる。このため、充電に伴って中空脚部の内部に発生した熱を、このフィンを介して中空脚部の外部に効率良く放出することができる。併せて、このフィンを、中空脚部のキャップとの係合部とすることができる。
プラグを脚部の内部に設ける構成を採用することができる。この構成によって、保持脚体をコンパクトにすることができ、二次電池を電源とした光学機器等の電子機器が、持ち運びやすくなる。
プラグは、脚部の先端に設けられ、脚部の内部を閉じるキャップを脚部から取り外すと、脚部から押し出される構成を採用することができる。この構成によって、ワンタッチで、脚部からプラグを出したり、脚部にプラグを収納したりすることが可能となる。
中空脚部の先端に設けられ、中空脚部の内部を閉じる第1キャップと、脚部の先端に設けられ、脚部の内部を閉じる第2キャップとは、互いに識別可能に構成されていても良い。この構成によって、電池を装着する中空脚部と、プラグを連結する、または、プラグが収納されている脚部とを、第1キャップまたは第2キャップを取り外さずに判断することができる。
中空脚部を2本、脚部を1本備え、中空脚部が脚部を中心として並列となるように、かつ、プラグが中空脚部で覆われるように、折りたたみ可能に構成されていても良い。中空脚部と脚部とが並列となるように折りたためる構成によって、保持脚体の薄型化が可能になる。また、折りたたんだときに、プラグが中空脚部で覆われるような構成によって、脚部に収納されたプラグを保護することができる。この結果、プラグの腐食、または、プラグへの塵芥の付着を抑えることができる。
他の発明の保持脚体は、電池により駆動する電子機器を保持する保持脚体において、電子機器を支持する支持台と、支持台に接続される第1脚部、第2脚部および第3脚部を備える脚体と、第1脚部に設けられた充電回路と、支持台に設けられ、電池を装着可能な電池装着部と、電源に接続されて充電回路に電力を供給するプラグと、を有するものである。
本発明によれば、電池を充電する充電機能を備えたコンパクトな保持脚体が得られる。このため、二次電池を電源とした光学機器等の電子機器が、持ち運びやすくなる。
他の発明の保持脚体は、電池により駆動する電子機器を保持する保持脚体において、電子機器を支持する支持台と、支持台に接続されると共に、大径中空体と小径中空体を備え、大径中空体の内部に小径中空体を出し入れすることによって伸縮可能な少なくとも1つの脚部と、小径中空体の側壁に設けられた電池出入口と、電池を充電するための充電回路と、電源に接続されて充電回路に電力を供給するプラグと、を有し、脚部の内部に電池を装着し、脚部を縮めた状態で、電池の充電を行うものである。
本発明によれば、電池を充電する充電機能を備えたコンパクトな保持脚体が得られる。このため、二次電池を電源とした光学機器等の電子機器が、持ち運びやすくなる。また、保持脚体の脚部を伸縮式とすることができると共に、簡易に脚部の内部に電池を装着することができる。
本発明によれば、二次電池を電源とした光学機器等の電子機器を持ち運びやすくすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の各実施の形態に係る保持脚体について説明する。
(第1の実施の形態)
まず、図1から図13を参照しながら、本発明の第1の実施の形態に係る保持脚体としての三脚10について説明する。
図1は、三脚10の外観図である。図2は、三脚10を縦方向に切断した際の断面図である。三脚10は、電子機器の一例であるデジタルカメラ(以下、単に「カメラ」という。)12を支持する支持台14と、支持台14にそれぞれ一方の端部で接続されている第1脚部16、第2脚部18および第3脚部20を有する脚体22と、電源に接続され、後述する充電回路24に電力を供給するプラグ26(図12参照)と、を備えている。
支持台14は、基台30と、カメラ12を載置する雲台32と、カメラ12を嵌め込むカメラ固定ネジ34と、雲台32を回動させるボール継手35と、ボール継手35の回動を許容または抑止する雲台固定ネジ36とを備えている。
基台30は、中央にボール継手35の球体部38が挿入される半球状の凹部40を備えた略円板形状を有している。また、基台30の底面42には、脚体22を構成する第1脚部16、第2脚部18および第3脚部20の一方の端部が接続されている。
図3は、基台30を底面42の方向から見たときの外観図である。第1脚部16、第2脚部18および第3脚部20は、図3に示すように、それぞれ第1接続部44、第2接続部46および第3接続部48で、回動軸50と回動軸受52を介して基台30の底面42に接続されている。第1脚部16、第2脚部18および第3脚部20は、それぞれ独立して基台30の底面42の径方向に回動可能となっている。また、三脚10は、第1接続部44、第2接続部46および第3接続部48と回動軸50との摩擦が大きくなるように構成されている。このため、三脚10の使用者が脚体22を動かして所望の開度に設定後、脚体22は勝手に動いてしまうことはない。なお、基台30等に脚体22の回動を抑止する回動ロック機構を設けて、脚体22の所望の開度での固定を、より確実なものとしても良い。
雲台32は、図1に示すように、略長方形板形状を有しており、その内部に、電力の供給を受けて二次電池等の電池56を充電する充電回路24を備えている。なお、充電回路24は、雲台32の内部以外の、例えば、基台30の内部またはボール継手35の内部に設けても良い。
雲台32のカメラ12を載置する面(以下、「カメラ載置面」という。)58の中心には、雲台32から突出するようにカメラ固定ネジ34が設けられている。このカメラ固定ネジ34は、その外壁にらせん状のネジ山が形成されている。一方、カメラ12の底面60にはネジ穴が設けられている。このネジ穴をカメラ固定ネジ34に嵌め込み、カメラ12の底面60とカメラ載置面58とが接触するまでカメラ12を回転させることによって、カメラ12を三脚10に確実に保持することができる。
なお、第1の実施の形態に係る三脚10では、カメラ12の底面60に設けられたネジ穴と雲台32に設けられたカメラ固定ネジ34とを係合させて、カメラ12を三脚10に固定したが、これに代えて、雲台32をカメラ12の動作に影響を与えない程度の磁場を発生するマグネットから構成し、カメラ12の底面60の少なくとも一部を磁性体から構成し、磁力によってカメラ12を雲台32に固定しても良い。また、雲台32のカメラ載置面58を、ゴムあるいは布等の滑りにくい材質で構成したり、または、凹凸もしくは突起部を設ける等の滑りにくい形状としたりすることによって、カメラ12を自重で雲台32に保持させても良い。
ボール継手35は、ステンレス等の金属から構成されており、球体部38と、球体部38と一体に形成された軸部62とを備えている。軸部62の球体部38側と反対の端部は、雲台32の底面66の中央に接続されている。なお、カメラ固定ネジ34、雲台32および軸部62のうち、全部または任意の2つは、一体に形成されていても良い。
ボール継手35は、基台30の凹部40内で、一定の範囲内で三次元的に回動自在となっている。このため、撮影時の状況に応じて、雲台32に保持されたカメラ12の向きを変更および設定することができる。
雲台固定ネジ36は、ネジ部70とつまみ部72とを備えている。ネジ部70は、一端がつまみ部72に接続されており、他端の端面74が球面の凹部形状を有している。三脚10に保持されたカメラ12が被写体の方向に向けられた状態で、つまみ部72が回転されて雲台固定ネジ36がボール継手35に接触すると、ネジ部70の端面74がボール継手35の球体部38の表面を押さえてボール継手35を固定する。このように、雲台固定ネジ36がボール継手35を押さえることによって、カメラ12は被写体の方向に向いた状態で固定される。
一方、ネジ部70の端面74がボール継手35の球体部38の表面を押さえている状態で、つまみ部72を先程とは反対方向に回転させると、ネジ部70の端面74がボール継手35の球体部38の表面から離れて、ボール継手35が回動自在になる。こうして、カメラ12は、方向の変更が可能な状態となる。
なお、第1の実施の形態に係る三脚10では、雲台固定ネジ36で表面を押さえることによってボール継手35を固定しているが、これに代えて、ボール継手35の球体部38の表面と基台30の凹部40の表面との摩擦力が大きくなるようにボール継手35および/または基台30を構成し、雲台固定ネジ36の配置を省略しても良い。この場合、ボール継手35を、カメラ12の使用者の力では動くが、カメラ12の自重では動かないように構成する必要がある。また、ボール継手35自体を重くすることによって、カメラ12の使用者の力では動くが、カメラ12の自重では動かないようにしても良い。
図4は、支持台14の変形例を示す図である。第1の実施の形態に係る三脚10では、ボール継手35が、基台30の凹部40内で、一定の範囲内で三次元的に回動自在に構成されている。これに代えて、図4に示すように、鉛直面内および水平面内でそれぞれ独立に回動自在となる継手76を用いて、カメラ12の向きを変更できるようにしても良い。
脚体22は、第1脚部16、第2脚部18および第3脚部20の3つの脚部から構成されている。第1の実施の形態に係る三脚10では、文字通り脚部が3つ設けられているが、これに代えて、脚部を2つまたは4つ以上有する保持脚体であっても良い。
図5は、第1脚部16(第3脚部20)の断面図である。第1脚部16は、図5に示すように、中空部80を備える中空脚部であり、略円柱形状を有している。なお、第1脚部16の形状は、略円柱形状に限定されない。例えば、当該形状は、略角柱形状、略円錐台形状、略角錐台形状または略弓形状等であっても良い。中空部80には、電池56が装着可能な電池装着部82と、その電池装着部82に装着された電池56の片方の極(例えば、正極)を充電回路24と電気的に接続するコイルスプリング84と、が設けられている。コイルスプリング84を設けることによって、電池56の片方の極と充電回路24とを確実に導通させることができる。なお、コイルスプリング84に代えて、他の弾性導電体、例えば、金属製の板バネまたは導電性ゴム等を設けても良い。
また、第1脚部16は、基台30の底面42と接続されている端部とは反対側の端部に、中空部80を開閉する第1キャップ86を備えている。この第1キャップ86は、電池装着部82に装着された電池56のもう片方の極(例えば、負極)を接地するコイルスプリング88と、第1脚部16の内壁に設けられたネジ山90と係合するネジ山92と、を備えている。なお、コイルスプリング84と同様に、コイルスプリング88に代えて、他の弾性導電体を設けても良い。
ここで、第1キャップ86によって中空部80が閉じられており、かつ、電池装着部82に電池56が装着されていない状態から、電池56を電池装着部82に装着するまでの手順について、簡単に説明する。
まず、第1キャップ86を回動して、第1脚部16から第1キャップ86を取り外す。次に、電池56の正極を奥側に、負極を手前側にした状態で、電池56を第1脚部16の中空部80に挿入する。次に、第1キャップ86を第1脚部16に嵌め込み、先程とは反対の方向に第1キャップ86を回動する。この結果、電池56は、電池装着部82に装着される。この状態で、充電回路24に電力が供給されれば、電池56は充電される。なお、第1の実施の形態に係る三脚10では、第1脚部16の電池装着部82に装着される電池56の数は1つであるが、これに代えて、2つ以上の電池56を直列に装着するように第1脚部16を構成しても良い。
なお、第1の実施の形態に係る三脚10では、装着される電池56の両極側にコイルスプリング84,88が配置されるように構成されているが、これに代えて、どちらか一方の極側のみにコイルスプリングを配置しても良い。また、装着される電池56の両極側に金属端子を設け、コイルスプリング84,88を設けなくても良い。
図6および図7は、第1キャップ86の変形例を示す断面図である。第1の実施の形態に係る三脚10では、第1キャップ86を第1脚部16にネジ係合させることによって装着しているが、これに代えて、第1脚部16と第1キャップ86とをヒンジ機構を介して接続し、第1キャップ86を第1脚部16に嵌め込むように構成しても良い(図6参照)。また、第1脚部16と第1キャップ86との開口端同士を磁力によって接合するように構成しても良い(図7参照)。
図6に示すように、第1脚部16と第1キャップ86とをヒンジ機構を介して接続し、第1キャップ86を第1脚部16に嵌め込むような構成を採用することによって、第1脚部16に対して第1キャップ86を片手で着脱できると共に、第1キャップ86を紛失するおそれが、ほとんどなくなる。また、図7に示すように、第1脚部16と第1キャップ86との開口端同士を磁力によって接合するような構成を採用することによって、第1脚部16に対して第1キャップ86を手早く着脱できる。
また、第1脚部16は、軽量で強度があり熱伝達性が高いアルミニウムまたはマグネシウム合金等の金属から形成されている。第1脚部16が熱伝達性の高い材質から形成されているので、充電に伴って第1脚部16の内部に発生した熱を、第1脚部16の外部に効率良く放出することができる。
図8から図10は、第1脚部16の変形例を示す断面図である。第1の実施の形態に係る三脚10では、第1脚部16が熱伝達性の高い材質から形成されているが、これに代えて、または、これと併せて、第1脚部16の側壁に通気孔98が設けられている構成にしても良い(図8参照)。また、第1脚部16の内壁に、熱伝達率が高く弾力がある熱伝達弾性体100が設けられている構成にしても良い(図9参照)。さらに、第1脚部16の外壁にらせん状のフィン102が設けられている構成にしても良い(図10参照)。また、これらの変形例の構成を任意に組み合わせても良いし、さらに、これらの変形例の構成を任意に組み合わせたものを、第1の実施の形態に係る三脚10の第1脚部16に適用しても良い。
図8に示すように、第1脚部16の側壁に通気孔98が設けられている構成を採用することによって、充電に伴って第1脚部16の内部に発生した熱を、この通気孔98を介して第1脚部16の外部に効率良く放出することができると共に、デザイン性を向上させることができる。さらに、この通気孔98を介して、第1脚部16の内部に電池56が装着されているか否かを視認することができる。
また、図9に示すように、第1脚部16の内壁にゴムシート等の熱伝達弾性体100が設けられている構成を採用することによって、電池56の外壁と熱伝達弾性体100とを密着させることができる。このため、充電に伴って電池56に発生した熱を、この熱伝達弾性体100を介して、電池56の外壁から第1脚部16の内壁に効率良く伝えることができる。この結果、充電に伴って第1脚部16の内部に発生した熱を、第1脚部16の外部に効率良く放出することができる。
また、図10に示すように、第1脚部16の外壁にらせん状のフィン102が設けられている構成を採用することによって、第1脚部16の外壁の表面積を増大させることができる。このため、充電に伴って第1脚部16の内部に発生した熱を、このフィン102を介して第1脚部16の外部に効率良く放出することができる。併せて、このフィン102を、第1脚部16の第1キャップ86との係合部(ネジ山)とすることができる。
図11は、第2脚部18の断面図である。図12は、プラグ26を備える接続コード110の外観図である。第2脚部18は、図11に示すように、第1脚部16とは異なり、電池56を挿入することができない構造を有する脚部であり、略円柱形状を有している。第2脚部18は、その内部にプラグ26と充電回路24とを電気的に接続するときの中継となる導電性の端子112を備えている。
その端子112は、充電回路24の電源との接続部が第2脚部18内に引き出されたものと等価である。端子112は、後述する接続ターミナル114の2つの凸部116に対応するような2つの凹部118を備えている。なお、第2脚部18の形状は、第1脚部16と同様に、略円柱形状に限定されない。例えば、第2脚部18の形状は、略角柱形状、略円錐台形状、略角錐台形状または略弓形状等であっても良い。
また、第2脚部18は、基台30の底面42と接続されている端部とは反対側の端部に第2キャップ120を備えている。この第2キャップ120は、第2脚部18の内壁に設けられたネジ山122と係合するネジ山124とを備えており、回動させることによって第2脚部18に対して着脱できるように構成されている。
接続コード110は、図12に示すように、プラグ26と、プラグ26に接続されている配線128と、配線128に接続されている接続ターミナル114とを備えている。プラグ26は、2つの電源接続部130を備えている。この電源接続部130は、家庭用の交流電源(コンセント)、自動車内の電源または発電機等と電気的に接続可能な形状を有している。接続ターミナル114は、第2脚部18の内部の端子112の2つの凹部118と電気的に接続可能な2つの凸部116を有している。接続ターミナル114の2つの凸部116以外の箇所の少なくとも一部は、磁性体から構成されている。また、端子112の2つの凹部118以外の箇所の一部にはマグネットが設けられている。このため、接続ターミナル114と端子112とは、磁力によって強力に吸着され、この結果、接続ターミナル114の2つの凸部116と端子112の2つの凹部118とを、確実に導通させることができる。
なお、第1の実施の形態に係る三脚10では、それぞれ、接続ターミナル114には凸部116が、端子112には凹部118が設けられているが、これに代えて、それぞれ、接続ターミナル114には凹部が、端子112には凸部が設けられていても良い。また、第1の実施の形態に係る三脚10では、端子112の方にマグネットが設けられているが、これに代えて、接続ターミナル114の方にマグネットが設けられていても良い。また、第1の実施の形態に係る三脚10では、磁力によって接続ターミナル114と端子112とを吸着しているが、これに代えて、接続ターミナル114の凸部116の大きさを、端子112の凹部118の大きさよりほんの少しだけ大きくして、マグネットを設けずに、接続ターミナル114を端子112に嵌め込んだときの凸部116と凹部118との押圧力によって、接続ターミナル114と端子112とを確実に導通させても良い。
ここで、第2キャップ120が第2脚部18に取り付けられており、かつ、電池装着部82に電池56が装着されている状態から、電池56が充電されるまでの手順について、簡単に説明する。
まず、第2キャップ120を回動して、第2脚部18から第2キャップ120を取り外す。次に、接続コード110の接続ターミナル114を、第2脚部18の内部の端子112に吸着させる。次に、プラグ26をコンセント等の電源に差し込む。この結果、電力が、電源から、プラグ26、配線128、接続ターミナル114、端子112および充電回路24を順次経由して、電池56に供給される。なお、電池56を充電する詳細な仕組みについては、後述する。
なお、第1の実施の形態に係る三脚10では、第2キャップ120を第2脚部18にネジ係合させることによって装着しているが、これに代えて、第2脚部18と第2キャップ120とをヒンジ機構を介して接続し、第2キャップ120を第2脚部18に嵌め込むように構成しても良いし、第2キャップ120と端子112とを磁力で吸着させることによって、第2キャップ120を第2脚部18に取り付けるように構成しても良いし、第2キャップ120に、端子112の2つの凹部118に対応する2つの凸部を設けて、第2キャップ120を端子112に嵌め込むことによって、第2キャップ120を第2脚部18に取り付けるように構成しても良い。
第3脚部20は、第1脚部16の構成と同様に構成された中空脚部である(図5参照。なお、第3脚部の符号は、かっこ内と対応している)。すなわち、第3脚部20は、一方の端部が基台30の底面42と接続されている。また、第3脚部20は、図5に示すように、中空部132と、中空部132に設けられた、電池56が装着可能な電池装着部134と、基台30の底面42と接続されている端部とは反対側の端部に設けられた中空部132を開閉する第3キャップ138とを備えている。このため、電池装着部134に電池56を装着することができ、2つの電池56を充電回路24に対して並列に接続することができる。この結果、複数の電池56を同時に充電できると共に、充電する電池56のうち1つの電池56の充電特性が劣化したとしても、他の電池56の充電に悪影響を及ぼすことがない。
次に、充電回路24を用いて電池56を充電する方法について説明する。
まず、充電回路24が、充電開始時の電池56の温度を検出する。次に、充電回路24が、電源から供給された電力を電池56に供給する。このとき、充電回路24が電池56に流す電流値は、充電時間に対する電池56の温度上昇の変化に基づいて随時制御されている。この制御は、充電回路24に予め記憶されている効率的な充電における充電時間に対する電池の温度上昇の変化と、実際の充電時間に対する電池56の温度上昇の変化とを比較することによって行われる。
すなわち、実際の充電時間に対する電池56の温度上昇の変化が、効率的な充電における充電時間に対する電池の温度上昇の変化より小さいときには、電池56に流す電流値を大きくし、実際の充電時間に対する電池56の温度上昇の変化が、効率的な充電における充電時間に対する電池の温度上昇の変化より大きいときには、電池56に流す電流値を小さくする。このため、短時間で、かつ、電池56の余分な温度上昇を防いだ充電が可能となる。
充電は、電池56が所定の温度となったとき、電池56が所定の電圧になったとき、または、所定の充電時間が経過したとき等を検出して終了する。
(第2の実施の形態)
次に、図13から図15を参照しながら、第2の実施の形態に係る三脚140について説明する。第2の実施の形態に係る三脚140では、主に第2脚部142およびプラグ144が、第1の実施の形態に係る三脚10と相違する。したがって、主に第2脚部142およびプラグ144について説明する。
図13は、一部を断面図とした第2の実施の形態に係る三脚140の脚体146付近の外観図である。第2の実施の形態に係る三脚140では、図13に示すように、プラグ144は、脚部である第2脚部142の内部に設けられている。プラグ144が第2脚部142の内部に設けられているため、プラグ144を紛失するおそれがほとんどない。また、三脚140は、より携行性に優れたものとなる。
配線148は、一端でプラグ144に接続されており、他端で雲台32の内部に設けられている充電回路24と電気的に接続されている。プラグ144をコンセント等の電源に差し込むときには、第2キャップ120を第2脚部142から取り外し、プラグ144を第2脚部142から引き出す。
図14は、第2脚部142を変形した第1の変形例に係る第2脚部150を示す一部を断面図とした外観図である。この第2脚部150は、図14に示すように、側壁にプラグレバー151が設けられている脚部である。プラグレバー151は、第2脚部150の側壁に形成された略J字状の溝152に沿って動かされる。第2脚部150の内部に設けられたプラグ144の背面にはコイルバネ154が接続されており、コイルバネ154に復元力が発生していない状態で、第2脚部150からプラグ144の電源接続部156が突出しないように、第2脚部150が構成されている。このとき、プラグレバー151は、溝152の一端152aに配置される。
第2キャップ120を第2脚部150から取り外し、プラグレバー151を溝152の一端152aから他端152bに移動させることによって、プラグ144の電源接続部156は、第2脚部150から突出されて電源に接続可能な状態となる。なお、この第1の変形例では、第2キャップ120を第2脚部150から取り外してプラグ144の電源接続部156を第2脚部150から突出させたが、これに代えて、第2キャップ120に電源接続部156の形状に対応する2つの孔を設けて、第2キャップ120を第2脚部150に取り付けたままプラグ144の電源接続部156を第2脚部150から突出させても良い。また、第2キャップ120を設けず、第2脚部150の先端に電源接続部156の形状に対応する2つの孔を設けて、この2つの孔からプラグ144の電源接続部156を第2脚部150から突出させても良い。
図15は、第2脚部142を変形した第2の変形例に係る第2脚部160を示す一部を断面図とした外観図である。この第2脚部160は、図15に示すように、その内部に、プラグ144と、プラグ144の背面に接続されたコイルバネ162とが設けられている脚部である。コイルバネ162に復元力が発生していない状態で、第2脚部160から電源接続部156が突出するように、第2脚部160が構成されている。
すなわち、第2キャップ120を第2脚部160の基台30と接続されていない方の端部から取り外すと、プラグ144は、第2脚部160の当該端部から押し出されるように構成されている。このため、ワンタッチで、第2脚部160からプラグ144を出したり、第2脚部160にプラグ144を収納したりすることが可能となる。プラグ144が第2脚部160から押し出された状態で、プラグ144の電源接続部156は、電源に接続可能となっている。
また、プラグ144は、第2脚部160の内部に押し込まれ、第2キャップ120が第2脚部160に取り付けられることによって、第2脚部160の内部に収納される。三脚140は、プラグ144が第2脚部160の内部に収納された状態で、三脚としての使用が可能となる。プラグ144を第2脚部160の内部に押し込み、それから第2キャップ120を第2脚部160に取り付けること代えて、第2キャップ120でプラグ144を第2脚部160の内部に押し込みながら、第2脚部160に第2キャップ120を取り付けても良い。
また、第1の実施の形態に係る三脚10および第2の実施の形態に係る三脚140では、第1キャップ86と、第2キャップ120とは、互いに識別可能に構成されていることが好ましい。この構成によって、電池56を装着する第1脚部16と、プラグ26を連結する第2脚部18、または、プラグ144が収納されている第2脚部142,150,160とを、第1キャップ86または第2キャップ120を取り外さずに判断することができる。互いに識別可能な構成としては、例えば、第1キャップ86と第2キャップ120との外観色を相違させたり、あるいは、第1キャップ86と第2キャップ120との外観形状を相違させたりすること等が挙げられる。
(第3の実施の形態)
次に、図16から図18を参照しながら、第3の実施の形態に係る三脚170について説明する。第3の実施の形態に係る三脚170では、主に脚体174が、第1の実施の形態に係る三脚10と相違する。したがって、主に脚体174について説明する。
図16は、第3の実施の形態に係る三脚170を折りたたんだときの外観図である。図17は、図16の三脚170の脚体174を開いたときの外観図である。図18は、第2脚部176に収納されるプラグ144の方向を変更した変形例を示す第2脚部176の外観図である。第3の実施の形態に係る三脚170では、図16に示すように、第1脚部182、第2脚部176および第3脚部184は、略四角柱形状を有している。また、この三脚170は、第1脚部182、第2脚部176および第3脚部184が、第2脚部176を中心に並列されるように折りたたむことが可能である。このため、折りたたんだときに、三脚170の薄型化が可能となる。
第2脚部176の側壁の内側には、プラグ186が収納されており、このプラグ186を押し倒すことによって、プラグ186が第2脚部176から出現する。このため、プラグ186の収納および取り出しを容易に行うことができる。なお、プラグ186が収納されるときのプラグ186の向きは、限定されない。図17に示すプラグ186の向きでも良いし、図18に示すプラグ186の向きでも良い。図18に示すプラグ186は、回動機構189を介して回動されながら押し倒されて、第2脚部176から出現する。
ただし、プラグ186が第2脚部176から出現された状態で、電源接続部188が第1脚部182または第3脚部184の外側に配置されるように、プラグ186の押し倒される部分の長さを構成する必要がある。プラグ186が第2脚部176から出現された状態で、電源接続部188が第1脚部182または第3脚部184の外側に配置されるようにプラグ186の押し倒される部分の長さを構成しないと、第1脚部182または第3脚部184が邪魔となって、プラグ186をコンセント等の壁電源に差し込むことができなくなってしまう。
なお、第2脚部176に電池装着部を設けて、第1脚部182または第3脚部184の外側の側壁の内部にプラグ186を収納するようにしても良い。この場合には、プラグ186が収納されている第1脚部182または第3脚部184の外側の側壁を、コンセント等の電源に近づけることが可能となるため、プラグ186の押し倒す領域を小さくすることができる。
また、第2脚部176におけるプラグ186の収納位置は、三脚170を折りたたんだときに、第2脚部176に収納されたプラグ186が第1脚部182で覆われるように設定されている。このため、三脚170を折りたたんだときに、第2脚部176に収納されたプラグ186を保護することができる。この結果、プラグ186の電源接続部188の腐食、または、プラグ186の電源接続部188への塵芥の付着を抑えることができる。
なお、第2脚部176におけるプラグ186の収納位置は、三脚170を折りたたんだときに、第2脚部176に収納されたプラグ186が第3脚部184で覆われる位置であっても良い。また、三脚170を折りたたんだときに、第1脚部182の、第2脚部176と隣接する側壁の内部にプラグ186を収納するようにしても良いし、第3脚部184の、第2脚部176と隣接する側壁の内部にプラグ186を収納するようにしても良い。すなわち、三脚170を折りたたんだときに、脚部182,176,184に収納されたプラグ186が、他の脚部182,176,184によって覆われるようにすれば良い。
なお、脚部182,176,184にプラグ186を収納する構成に代えて、雲台32の底面66に充電回路24に電気的に接続されている端子112を設け、この端子112に、接続コード110の接続ターミナル114を接続する構成にしても良い。このように、雲台32の底面66に端子112を設けることによって、接続コード110を端子112に接続する作業が行い易くなる。
(第4の実施の形態)
次に、図19および図20を参照しながら、第4の実施の形態に係る三脚190について説明する。第4の実施の形態に係る三脚190では、主に雲台192および第1脚部194が、第1の実施の形態に係る三脚10と相違する。したがって、主に雲台192および第1脚部194について説明する。
図19は、第4の実施の形態に係る三脚190の一部を断面図とした外観図である。第4の実施の形態に係る三脚190では、図19に示すように、電池装着部196が雲台192に設けられ、充電回路24が第1脚部194に設けられている。このため、他の実施の形態に係る三脚10,140,170と比較して、多数の電池56を充電することができる。また、第1脚部194には充電回路24が設けられ、電池装着部82が設けられていないため、電池56の装着口および取出口となっていた第1キャップ86は不要となる。なお、接続コード110を雲台192に接続するようにして、中空脚部としての第2脚部198および/または中空脚部としての第3脚部200の内部に電池56を装着するように三脚190を構成しても良い。この構成によって、更に多くの電池56を同時に充電することができる。
雲台192は、電池装着部196が設けられた本体部202と、本体部202を覆う蓋部204とを備えている。この本体部202は、電池56が並列に複数個(例えば、4個)装着できるように構成されている。蓋部204は、カメラ固定ネジ34が蓋部204の中央に設けられた孔206を通過してから本体部202に嵌め込まれる。なお、この孔206の内壁にネジ山を設けて、孔206とカメラ固定ネジ34とを係合させながら、蓋部204を回転させて本体部202に近づけるように蓋部204を構成しても良い。
充電回路24への給電は、第1の実施の形態に係る三脚10と同様に、接続コード110を第2脚部198の内部に設けられた端子112に接続することによって行われる。これに代えて、第2の実施の形態に係る三脚140と同様に、第2脚部198の内部に設けられたプラグ144によって給電しても良いし、第3の実施の形態に係る三脚170と同様に、第2脚部198の側壁の内側に設けられたプラグ144によって給電しても良い。
図20は、雲台192の変形例である雲台208を示す外観図である。この雲台208は、図20に示すように、側面から電池56を装着できるように構成されている。このため、蓋部204の設置を省略することができる。なお、雲台208の電池56が装着できる側面の数は、1つから4つの範囲で任意に設定できる。
(第5の実施の形態)
次に、図21から図24を参照しながら、第5の実施の形態に係る三脚210について説明する。第5の実施の形態に係る三脚210では、主に脚体212が、第1の実施の形態に係る三脚10と相違する。したがって、主に脚体212について説明する。
図21は、第5の実施の形態に係る三脚210の外観図である。図22は、図21の三脚210の第1脚部214の断面図である。第5の実施の形態に係る三脚210は、図21に示すように、第1脚部214、第2脚部216および第3脚部218からなる脚体212を備えている。第1脚部214は、大径中空体220と、小径中空体221とを備えている。また、第1脚部214は、その内部に電池装着部222を備えている中空脚部である。
大径中空体220は、図22に示すように、一方の端部が開放されており、他方の端部が封止されている略円筒形状を有している。この封止されている端部で、大径中空体220は、基台30の底面42に接続されている。また、封止されている端部の内側には、電池装着部222に装着された電池56の片方の極(例えば、正極)が接触する電極端子224が設けられている。この電極端子224は、雲台32の内部に配置されている充電回路24と電気的に接続されている。大径中空体220の開放されている端部では、大径中空体220の先端がわずかに内側に折り曲げられて形成された大径体突出部226が設けられている。
小径中空体221は、一方の端部が開放されており、他方の端部が封止されている中空の略円筒形状を有している。小径中空体221の封止されている端部の内側には、電池装着部222に装着された電池56のもう片方の極(例えば、負極)が接触する電極端子228が設けられている。この電極端子228は、接地されている。小径中空体221の開放されている端部では、小径中空体221の先端がわずかに外側に折り曲げられて形成された小径体突出部230が設けられている。また、小径中空体221の側壁には、電池56の出し入れ口232が設けられている。
小径中空体221の外径は、大径中空体220の内径よりも少しだけ小さくなっている。また、大径中空体220と小径中空体221とは、図22に示すように、それぞれの開放されている端部同士で、大径中空体220が小径中空体221の外側になるように嵌合されている。そして、第1脚部214は、大径中空体220の内部に小径中空体221を出し入れすることによって伸縮可能に構成されている。
なお、第2脚部216および第3脚部218も、第1脚部214と同様に構成されている中空脚部である。また、充電回路24への給電は、雲台32の底面66に設けられた端子112に接続される接続コード110によって行われる。上述の構成によって、第5の実施の形態に係る三脚210では、脚体212を伸縮式とすることができると共に、簡易に脚体212の内部(電池装着部222)に電池56を装着することができる。
図23は、図21の三脚210の第1脚部214を伸ばしたときの断面図である。第1脚部212を伸ばしたときには、図23に示すように、大径中空体220の大径体突出部226と小径中空体221の小径体突出部230とが接触して、大径中空体220から小径中空体221が外れないように構成されている。
図24は、図21の三脚210の第1脚部214を縮めたときの断面図である。第1脚部214は、図24に示すように、縮めたときに小径中空体221に装着された電池56の正極部が電極端子224に衝突して、それ以上縮まらないように構成されている。電池56の充電は、この第1脚部214を縮めた状態で行われる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形実施可能である。例えば、各実施の形態に係る三脚10,140,170,190,210は、電子機器の一例としてカメラ12を固定するものであるが、これに代えて、ビデオカメラ、カメラ付き携帯電話または懐中電灯等を固定するものであっても良い。
本発明は、デジタルカメラ等の電子機器を保持する保持脚体に利用することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る三脚の一部を断面図とした外観図である。 図1の三脚の断面図である。 図1の三脚の基台を底面の方向から見たときの外観図である。 図1の三脚の支持台の変形例を示す図である。 図1の三脚の第1脚部(第3脚部)の断面図である。 図1の三脚の第1キャップの変形例を示す断面図である。 図1の三脚の第1キャップの他の変形例を示す断面図である。 図1の三脚の第1脚部の変形例を示す断面図である。 図1の三脚の第1脚部の他の変形例を示す断面図である。 図1の三脚の第1脚部の他の変形例を示す断面図である。 図1の三脚の第2脚部の断面図である。 図1の三脚のプラグを備える接続コードの外観図である。 本発明の第2の実施の形態に係る三脚の外観図である。 図13の三脚の第2脚部の第1の変形例を示す一部を断面図とした外観図である。 図13の三脚の第2脚部の第2の変形例を示す一部を断面図とした外観図である。 本発明の第3の実施の形態に係る三脚の折りたたんだ状態での外観図である。 図16の三脚の脚体の開脚した状態での外観図である。 図16の三脚の第2脚部の変形例を示す外観図である。 本発明の第4の実施の形態に係る三脚の外観図である。 図19の三脚の雲台の変形例を示す外観図である。 本発明の第5の実施の形態に係る三脚の外観図である。 図21の三脚の第1脚部の断面図である。 図21の三脚の第1脚部を伸ばしたときの断面図である。 図21の三脚の第1脚部を縮めたときの断面図である。
符号の説明
10 三脚
12 カメラ
14 支持台
16 第1脚部(中空脚部)
18 第2脚部(脚部)
20 第3脚部(中空脚部)
22 脚体
24 充電回路
26 プラグ
30 基台
32 雲台
34 カメラ固定ネジ
35 ボール継手
36 雲台固定ネジ
56 電池
80 中空部
82 電池装着部
86 第1キャップ
110 接続コード
112 端子
120 第2キャップ
132 中空部
134 電池装着部
138 第3キャップ
140 三脚
142 第2脚部(脚部)
150 第2脚部(脚部)
170 三脚
176 第2脚部(脚部)
182 第1脚部(中空脚部)
184 第3脚部(中空脚部)
190 三脚
194 第1脚部(脚部)
198 第2脚部(中空脚部)
200 第3脚部(中空脚部)
210 三脚
214 第1脚部(中空脚部)
216 第2脚部(中空脚部)
218 第3脚部(中空脚部)

Claims (13)

  1. 電池により駆動する電子機器を保持する保持脚体において、
    上記電子機器を支持する支持台と、
    上記支持台に設けられ、上記電池を充電するための充電回路と、
    上記支持台に接続されると共に、中空部を備える中空脚部と、
    上記中空部に設けられ、上記電池を装着可能な電池装着部と、
    電源に接続されて、上記充電回路に電力を供給するプラグと、
    を有することを特徴とする保持脚体。
  2. 前記中空脚部を2本以上備えることを特徴とする請求項1記載の保持脚体。
  3. 前記中空脚部の他に、前記支持台に接続される脚部を備えることを特徴とする請求項1または2記載の保持脚体。
  4. 前記脚部の内部に、前記プラグと前記充電回路とを電気的に接続するときの中継となる端子を有することを特徴とする請求項3記載の保持脚体。
  5. 前記中空脚部の側壁に通気孔が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の保持脚体。
  6. 前記中空脚部の内壁に熱伝達弾性体が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の保持脚体。
  7. 前記中空脚部の外壁に、らせん状のフィンが設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の保持脚体。
  8. 前記プラグを前記脚部の内部に設けることを特徴とする請求項3記載の保持脚体。
  9. 前記プラグは、前記脚部の先端に設けられ、前記脚部の内部を閉じるキャップを前記脚部から取り外すと、前記脚部から押し出される構成であることを特徴とする請求項8記載の保持脚体。
  10. 前記中空脚部の先端に設けられ、前記中空脚部の内部を閉じる第1キャップと、前記脚部の先端に設けられ、前記脚部の内部を閉じる第2キャップとは、互いに識別可能に構成されていることを特徴とする請求項3、4、8または9のいずれか1項記載の保持脚体。
  11. 前記中空脚部を2本、前記脚部を1本備え、前記中空脚部が前記脚部を中心として並列となるように、かつ、前記プラグが前記中空脚部で覆われるように、折りたたみ可能に構成されていることを特徴とする請求項9記載の保持脚体。
  12. 電池により駆動する電子機器を保持する保持脚体において、
    上記電子機器を支持する支持台と、
    上記支持台に接続される第1脚部、第2脚部および第3脚部を備える脚体と、
    上記第1脚部に設けられた充電回路と、
    上記支持台に設けられ、上記電池を装着可能な電池装着部と、
    電源に接続されて上記充電回路に電力を供給するプラグと、
    を有することを特徴とする保持脚体。
  13. 電池により駆動する電子機器を保持する保持脚体において、
    上記電子機器を支持する支持台と、
    上記支持台に接続されると共に、大径中空体と小径中空体を備え、上記大径中空体の内部に上記小径中空体を出し入れすることによって伸縮可能な少なくとも1つの脚部と、
    上記小径中空体の側壁に設けられた電池出入口と、
    上記電池を充電するための充電回路と、
    電源に接続されて上記充電回路に電力を供給するプラグと、
    を有し、
    上記脚部の内部に上記電池を装着し、上記脚部を縮めた状態で、上記電池の充電を行うことを特徴とする保持脚体。
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