JP2006075687A - 液滴吐出装置、ヘッドのクリーニング方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器 - Google Patents

液滴吐出装置、ヘッドのクリーニング方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】ヘッドのノズル面を清掃部材により払拭する際に、清掃部材によるノズル開口からの液体の引っ張り出しを防ぎ、ノズル面が液体により汚れるのを確実に防止することができる液滴吐出装置、ヘッドのクリーニング方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器を提供すること。
【解決手段】液滴をワークに吐出するための液滴吐出装置10であって、吐出用液体が供給されて液滴を吐出するヘッド11と、ヘッド11のノズル面70に付着している吐出用液体に合体する洗浄用液体610を有する液体洗浄手段600と、ヘッド11のノズル面70と液体洗浄手段600とを相対的に移動することで、ノズル面70に付着している吐出用液体をノズル面70から引き剥がすための移動操作手段601とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、液滴をワークに吐出するための液滴吐出装置、ヘッドのクリーニング方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器に関する。
液滴吐出装置は、描画システムとして用いられることがあり、この描画システムはインクジェット式で液滴をワークに対して吐出するようになっている。この描画システムはたとえばフラットパネルディスプレイのような電気光学素子の製造に用いられることがある。
インクジェット式で液滴を吐出する液滴吐出装置は、液滴を吐出するためのヘッドを有している。このヘッドのノズル面は、必要に応じてクリーニングする必要があり、このためヘッドのクリーニング方法が提案されている(たとえば特許文献1)。
特開2003−270426号公報(第10頁、図18)
この種のヘッドクリーニング装置は、ヘッド内の気泡、ごみあるいは凝固したインク等の異物をノズル開口から外部に放出した後に、ノズル面に対してワイピングシートを押し付けた状態でノズル面をきれいな状態にする。
ところが、ヘッドのノズル面側において各ノズル開口内にはインクのメニスカス(インク境界面)が位置していて、このメニスカスはノズル面に近い位置に形成されている。このために、従来用いられているようなワイピングシートをノズル面に対して押し付けながらノズル面の残留インク等を払拭していくと、各ノズル開口におけるインクのメニスカスを壊して、ノズル開口内のインクをノズル面側に引っ張り出してしまう現象を発生させてしまう。
このことからノズル面のクリーニングを行ったにも関わらず、ノズル面にはノズル開口から掻き出されたインクがさらに付着してしまう。このノズル面に付着したインクは、常にインクジェット式による液滴の吐出に悪影響を及ぼすとは限らないが、ノズル面に残っているインクがノズル開口の近くに付着すれば、それ以降に行うインクジェット式によるインク滴の吐出動作は、インク滴の飛行曲がり現象を発生させてしまう。
また、長時間ノズル面にインクが付着してしまうと、ノズル面を構成しているノズルプレートの腐食にもつながってしまう。
そこで本発明は上記課題を解消し、ヘッドのノズル面を清掃部材により払拭する際に、清掃部材によるノズル開口からの液体の引っ張り出しを防ぎ、ノズル面が液体により汚れるのを確実に防止することができる液滴吐出装置、ヘッドのクリーニング方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器を提供することを目的としている。
上記目的は、第1の発明にあっては、液滴をワークに吐出するための液滴吐出装置であって、吐出用液体が供給されて前記液滴を吐出するヘッドと、前記ヘッドのノズル面に付着している前記吐出用液体に合体する洗浄用液体を有する液体洗浄手段と、前記ヘッドの前記ノズル面と前記液体洗浄手段とを相対的に移動することで、前記ノズル面に付着している前記吐出用液体を前記ノズル面から引き剥がすための移動操作手段と、を備えることを特徴とする液滴吐出装置により、達成される。
第1の発明の構成によれば、ヘッドは、吐出用液体が供給されて液滴を吐出する。液体洗浄手段は、ヘッドのノズル面に付着している吐出用液体に合体する洗浄用液体を有する。
移動操作手段は、ヘッドのノズル面と液体洗浄手段とを相対的に移動することで、吐出用液体をノズル面から引き剥がす。
これにより、ヘッドのノズル面と液体洗浄手段とを相対的に移動させることにより、液体洗浄手段の洗浄用液体は吐出用液体に合体しながら吐出用液体をノズル面から引き剥がすことができる。したがって、従来のようなノズル開口における吐出用液体のメニスカスを壊すことが無く、しかもノズル面は吐出用液体により汚れることが無いので、液滴を吐出する際の液滴の飛行曲がりを防ぐことができる。また液滴がノズル面に付着しないので、ノズル面の腐蝕を確実に防ぐこともできる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記液体洗浄手段は、前記洗浄用液体を収容する収容部と、前記収容部内の前記洗浄用液体を前記ノズル面に付着している前記吐出用液体に合体させる供給部と、を有し、前記供給部は、前記移動操作手段により前記ノズル面に対して相対的に平行に移動されることを特徴とする。
第2の発明の構成によれば、液体洗浄手段の収容部は、洗浄用液体を収容する。供給部は、収容部内の洗浄用液体をノズル面に付着している吐出用液体に合体させる。この供給部は、移動操作手段によりノズル面に対して相対的に平行に移動される。
これにより、供給部はノズル面に対して相対的に平行に移動されるので、ノズル面に付着している吐出用液体に対して供給部からの洗浄用液体を確実に合体させることができる。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明の構成において、前記ノズル面には、前記吐出用液体を撥液する撥液処理が施されていることを特徴とする。
第3の発明の構成によれば、ノズル面には吐出用液体を撥液する撥液処理が施されている。
これにより、ノズル面の撥液処理により、洗浄用液体が吐出用液体に合体してノズル面に付着している吐出用液体をノズル面から引き剥がすのをさらに容易にすることができる。
第4の発明は、第1の発明または第2の発明の構成において、前記吐出用液体は、機能性材料を含む溶液であり、前記洗浄用液体は、前記溶液に使用される溶剤であることを特徴とする。
第4の発明の構成によれば、吐出用液体は、機能性材料を含む溶液であり、洗浄用液体は溶液に使用される溶剤である。
これにより、溶液に使用される溶剤を使用することで、洗浄用液体はヘッド側の吐出用液体やノズル面を異物で汚染することは無い。
第5の発明は、第1の発明または第2の発明の構成において、前記洗浄用液体は、前記ヘッドに供給される前記吐出用液体と同じ液体であることを特徴とする。
第5の発明の構成によれば、洗浄用液体は、ヘッドに供給される吐出用液体と同じ液体を使用することにより、ヘッド側の吐出用液体やノズル面を異物で汚染することは無い。
第6の発明は、第2の発明の構成において、前記洗浄用液体の前記収容部は、前記洗浄用液体の液面の高さ位置を変更する液面高さ位置変更部を有していることを特徴とする。
第6の発明の構成によれば、洗浄用液体の収容部は、液面高さ位置変更部を有している。この液面高さ位置変更部は、洗浄用液体の液面の高さ位置を変更することができる。
これにより供給部は、洗浄用液体をノズル面側の吐出用液体に対して、収容部内の洗浄用液体の残量に応じて液体高さを変えて確実に供給することができる。
第7の発明は、第2の発明または第6の発明の構成において、前記洗浄用液体の前記供給部は、前記洗浄用液体の吐出高さ位置を変更する吐出高さ位置変更部を有していることを特徴とする。
第7の発明の構成によれば、吐出高さ位置変更部が洗浄用液体の吐出高さを変更できる。
これにより、洗浄用液体は、吐出高さを調整することで、ノズル面に付着している吐出用液体に確実に合体できる。
上記目的は、第8の発明にあっては、液滴をワークに吐出する液滴吐出装置のヘッドをクリーニングするクリーニング方法であって、吐出用液体が供給されて前記液滴を吐出する前記ヘッドのノズル面に付着している前記吐出用液体に対して、液体洗浄手段により洗浄用液体を合体させて、移動操作手段により前記ヘッドの前記ノズル面と前記液体洗浄手段とを相対的に移動することで、前記吐出用液体を前記ノズル面から引き剥がすことを特徴とするヘッドのクリーニング方法により、達成される。
これにより、ヘッドのノズル面と液体洗浄手段とを相対的に移動させることにより、液体洗浄手段の洗浄用液体は吐出用液体に合体しながら吐出用液体をノズル面から引き剥がすことができる。したがって、従来のようなノズル開口における吐出用液体のメニスカスを壊すことが無く、しかもノズル面は吐出用液体により汚れることが無いので、液滴を吐出する際の液滴の飛行曲がりを防ぐことができる。また液滴がノズル面に付着しないので、ノズル面の腐蝕を確実に防ぐこともできる。
上記目的は、第9の発明にあっては、ヘッドから液滴をワークに吐出する液滴吐出装置を用いて電気光学装置の製造をする電気光学装置の製造方法であって、吐出用液体が供給されて前記液滴を吐出する前記ヘッドのノズル面に付着している前記吐出用液体に対して、液体洗浄手段により洗浄用液体を合体させて、移動操作手段により前記ヘッドの前記ノズル面と前記液体洗浄手段とを相対的に移動することで、前記吐出用液体を前記ノズル面から引き剥がしてクリーニングし、前記ノズル面をクリーニングした後に、前記ワークに対して前記液滴を吐出することを特徴とする電気光学装置の製造方法により、達成される。
これにより、ヘッドのノズル面と液体洗浄手段とを相対的に移動させることにより、液体洗浄手段の洗浄用液体は吐出用液体に合体しながら液体をノズル面から引き剥がすことができる。したがって、従来のようなノズル開口における吐出用液体のメニスカスを壊すことが無く、しかもノズル面は吐出用液体により汚れることが無いので、液滴を吐出する際の液滴の飛行曲がりを防ぐことができる。また液滴がノズル面に付着しないので、ノズル面の腐蝕を確実に防ぐこともできる。
上記目的は、第10の発明にあっては、ヘッドから液滴をワークに吐出する液滴吐出装置を用いて製造される電気光学装置であって、吐出用液体が供給されて前記液滴を吐出する前記ヘッドのノズル面に付着している前記吐出用液体に対して、液体洗浄手段により洗浄用液体を合体させて、移動操作手段により前記ヘッドの前記ノズル面と前記液体洗浄手段とを相対的に移動することで、前記吐出用液体を前記ノズル面から引き剥がしてクリーニングし、前記ノズル面をクリーニングした後に、前記ワークに対して前記液滴を吐出することにより製造されることを特徴とする電気光学装置により、達成される。
これにより、ヘッドのノズル面と液体洗浄手段とを相対的に移動させることにより、液体洗浄手段の洗浄用液体は吐出用液体に合体しながら吐出用液体をノズル面から引き剥がすことができる。したがって、従来のようなノズル開口における吐出用液体のメニスカスを壊すことが無く、しかもノズル面は吐出用液体により汚れることが無いので、液滴を吐出する際の液滴の飛行曲がりを防ぐことができる。また液滴がノズル面に付着しないので、ノズル面の腐蝕を確実に防ぐこともできる。
第11の発明は、第10の発明の前記電気光学装置を搭載したことを特徴とする。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の液滴吐出装置の好ましい実施形態を示す平面図である。
図1に示す液滴吐出装置10は、描画システムとして用いることができる。この描画システムは、一例としていわゆるフラットパネルディスプレイの一種であるたとえば有機EL(エレクトロルミネッセンス)装置の製造ラインに組み込まれるものである。この液滴吐出装置10は、たとえば有機EL装置の各画素となる発光素子を形成することができる。
液滴吐出装置10は、たとえばインクジェット式描画装置として用いることができる。液滴吐出装置10は、有機EL装置の発光素子を液滴吐出法(インクジェット法)で形成するためのものである。液滴吐出装置10のヘッド(機能液滴吐出ヘッドとも言う)は、有機EL素子の発光素子を形成できる。具体的には、有機EL素子の製造工程において、バンク部形成工程およびプラズマ処理工程を経て、バンク部が形成された基板(ワークの一例)に対して、発光機能材料を導入したヘッドを相対的に走査することにより、液滴吐出装置10は、基板の画素電極の位置に対応して正孔注入/輸送層および発光層の成膜部を形成することができる。
液滴吐出装置10はたとえば2台用意することにより、1台目の液滴吐出装置10が正孔注入/輸送層を形成し、もう1台の液滴吐出装置10はR(赤),G(緑),B(青)の3色の発光層を形成することができる。
図1の液滴吐出装置10はチャンバ12の中に収容されている。チャンバ12は別のチャンバ13を有している。このチャンバ13の中には、ワーク搬出入テーブル14を収容している。ワーク搬出入テーブル14は、ワークWをチャンバ12内へ搬入したりあるいは処理後のワークWをチャンバ12内のテーブル30の上から搬出するためのテーブルである。
図1に示すチャンバ12の中には、ヘッド11のメンテナンスを行うメンテナンス部15を収容している。またチャンバ12の外側には、回収部16を備えている。
メンテナンス部15は、吸引ユニット400、液体洗浄手段600、フラッシングユニット(図示せず)、吐出検査ユニット(図示せず)あるいは重量測定ユニット(図示せず)等を有している。
フラッシングユニットは、ヘッド11から予備的に吐出された吐出用液滴を受けるためのものである。吸引ユニット400は、ヘッド11のノズル面のノズルから液体や気泡を吸引するためのものである。
吐出検査ユニットは、ヘッド11から吐出される吐出用液滴の吐出状態を検査する。重量測定ユニットは、ヘッド11から吐出される液滴の重量を測定する。
回収部16は、たとえば吐出用液滴を回収する液滴回収系とワイピングの後に用いる洗浄用の溶剤を供給する洗浄液供給系を有している。
図1に示す液体洗浄手段600は、メンテナンス部15の中に配置されている。液体洗浄手段600は、後で説明するヘッド11のノズル面に付着している液体に合体するための洗浄用液体を有している。移動操作手段601は、この液体洗浄手段600をヘッド11のノズル面に対して相対的に平行に移動するためのものであり、これによりノズル面に付着している液体をノズル面から引き剥がす。
チャンバ12とチャンバ13は、個別にエアー管理されており、チャンバ12とチャンバ13の中の雰囲気に変動が生じないようになっている。このようにチャンバ12とチャンバ13を用いるのは、たとえば有機EL素子を製造する場合には大気中の水分等を嫌うために大気の影響を排除できるようにするためである。チャンバ12とチャンバ13の中にはドライエアーを連続的に導入して排気することで、ドライエアー雰囲気を維持する。
次に、図1に示すチャンバ12内の構成要素について説明する。
チャンバ12の中には、フレーム20、ヘッド11、キャリッジ19、液体貯留部300、第1操作部21、第2操作部22、テーブル30、ガイド基台17を収容している。
図1のフレーム20はX軸方向に沿って水平に設けられている。ガイド基台17はY軸方向に沿って設けられている。フレーム20はガイド基台17の上方にある。X軸は第1移動軸に相当し、Y軸は第2移動軸に相当する。X軸とY軸は直交しており、Z軸に対しても直交している。Z軸は、図1において紙面垂直方向である。
第1操作部21は、フレーム20に沿ってキャリッジ19とヘッド11を、X軸方向に沿って直線往復移動および位置決めするためのものである。
第2操作部22は、テーブル30を有している。このテーブル30は、図1に示すようなワークWを着脱可能に搭載することもできる。この第2操作部22のテーブル30は、ヘッド11からワークWに対して吐出用の液滴を与える際に、ワークWを保持する。そして第2操作部22は、ワークWをY軸方向に沿ってガイド基台17上を直線移動して位置決めすることができる。
第1操作部21は、キャリッジ19とヘッド11をX軸方向に直線移動して位置決めするためのモータ21Aを有している。このモータ21Aは、たとえば送りねじを用いることにより、キャリッジ19とこのヘッド11をX軸方向に直線移動することができる。モータ21Aは、この回転型の電動モータであってもよいし、リニアモータであってもよい。
第2操作部22のモータ22Aは、テーブル30をガイド基台17に沿ってY軸方向に直線移動して位置決め可能である。モータ22Aはたとえば送りねじを回転する回転型の電動モータを用いることができる。モータ22Aとしては回転型のモータの他にリニアモータを用いることも可能である。
第2操作部22のテーブル30は、搭載面30Aを有している。この搭載面30Aは、図1のZ軸方向に垂直な面である。搭載面30Aは、吸着部30Bを有している。この吸着部30Bは、ワークWを真空吸着により吸着することができるものである。これにより、ワークWは、搭載面30Aに対してずれることなく確実に着脱可能に固定することができる。
次に、図2と図3を参照して、キャリッジ19とヘッド11の構造例について説明する。
図2はキャリッジ19とヘッド11の周りの形状例を示す斜視図であり、図3は、図2のE方向から見た正面図の例である。
キャリッジ19は、図1に示すモータ21AによりX軸方向に移動して位置決め可能である。キャリッジ19はヘッドホルダ61を用いてヘッド11を着脱可能に保持している。
図3に示すように、制御部200の指令によりモータ62が作動すると、ヘッドホルダ61とヘッド11のユニットがZ軸方向に沿って上下動して位置決め可能である。そして、制御部200の指令により、もう1つのモータ63が作動することにより、ヘッド11は、U軸を中心としてθ方向に回転可能になっている。
図2と図3に示すように、ヘッド11はノズルプレート64を有している。ノズルプレート64の下面はノズル面70である。このノズル面70は、複数のノズルのノズル開口121ないし126を有している。ヘッド11は、液体貯留部300に接続されている。この液体貯留部300は、ワークWに吐出するための液体を貯留するものであり、液体貯留部300は機能液貯蔵部ともいう。液体貯留部300内の吐出用液体は、ノズル開口121ないし126からたとえば図4(A)に示す圧電振動子789の作動によりインクジェット式で吐出させることができるのである。
図4(A)は、ヘッド11内に配置されている複数の圧電振動子789の例を示している。この圧電振動子789は、図2に示すヘッド11の各ノズルに対応して1つずつ配列されている。図4(A)の制御部200は、駆動部201に信号を与えることにより、駆動部201は、複数の圧電振動子789の中の任意の圧電振動子を動作させることで、動作された圧電振動子789に対応するノズルの図2に示すノズル開口121ないし126からはインクジェット式で液滴を吐出させることができるようになっている。
次に、液体貯留部300について、図5と図6および図4(B)を参照して説明する。
液体貯留部300は、たとえば図4(B)に示すように複数の液体パック111ないし116と、これらの液体パックを収容している収容体301を有している。液体パック111ないし116は、この例では6つ示しているが、液体パックの数は特に限定されず1つあるいは2つ以上ないし5つ、あるいは7つ以上であっても勿論構わない。
各液体パック111ないし116は、可撓性を有する材料により作られていて、各液体パックには同じ種類もしくは異なる種類の吐出用液体が収容されている。収容体301内は、外部から圧縮空気を入れることにより、液体パック111ないし116を加圧して、各液体パック111ないし116から液体を別々に吐出させることができるようになっている。
図5の各液体パック111ないし116は、ヘッド11の対応するノズル81ないし86に対して、液体供給チューブ91ないし96によりそれぞれ着脱可能に接続されている。液体供給チューブ91の一端部は、液体パック111の接続部111Aに対して着脱可能に接続されている。液体供給チューブ91の他端部は、ヘッド11の接続部81Aに対して着脱可能に接続されている。
同様にして、液体供給チューブ92ないし96の一端部は、各液体パック112ないし116の接続部112Aないし116Aに対して着脱可能に接続されている。液体供給チューブ92ないし96の他端部は、ヘッド11側の接続部82Aないし86Aに対してそれぞれ着脱可能に接続されている。
図5に示すようにヘッド11は、複数のノズル81ないし86を有している。ノズル81ないし86は、それぞれノズル開口121ないし126を有している。各ノズル81は、たとえば図5の紙面垂直方向に沿って数10個若しくは数1000個配列されていて、ノズル列を形成している。その他のノズル82ないし86も、紙面垂直方向に関してノズル列を形成している。ノズル開口121ないし126は、ノズルプレート64のノズル面70に面して形成されている。
このノズル面70は、図5の例ではZ軸方向の下方向Z2に向いている。このように、ノズル面70には、たとえば6つのノズル列(ノズル開口列)が図5の紙面垂直方向に配列されている。
図6は、ヘッド11および液体洗浄手段600および移動操作手段601の構造例を示している。
図6において、ヘッド11の下面にはノズルプレート64がたとえば接着剤により貼り付けられている。ノズルプレート64は、すでに述べたノズル開口121ないし126を有している。ノズルプレート64の下面はノズル面70である。このノズル面70の表面には、撥液処理(撥水処理ともいう)70Aが施されている。この撥液処理70Aとしては、たとえばフッ素樹脂(4フッ化エチレン樹脂)をコーティングすることにより行う。 ノズル面70は、図6ではZ軸方向のZ2方向、すなわち下方向に水平に位置している。
次に、図6に示す液体洗浄手段600は、ヘッド11のノズル面70に付着している吐出用液体4に合体するための洗浄用液体610を収容していて、この洗浄用液体610は吐出用液体4に対して合体させるようになっている。移動操作手段601は、液体洗浄手段600を、主にたとえばX1方向に向かって相対的に移動させることにより、ノズル面70に付着している吐出用液体4をノズル面70からノズル面70には非接触で引き剥がすためのものである。
まず液体洗浄手段600の構造例について説明する。液体洗浄手段600は、収容部615と供給部620を有している。
収容部615の中には、洗浄用液体610が収容されている。収容部615は、たとえば洗浄用液体610が追加可能になるような供給用チューブ(図示せず)を有している。あるいは収容部615は、洗浄用液体610を追加するために、収容部615自体を交換できるようになっている。
収容部615と供給部620の間は、チューブ621により接続されている。このチューブ621の一端部は収容部615の内部に接続されているが、チューブ621の他端部は、供給部620のスリット623の下部に接続されている。このスリット623は、Z軸方向に向いていて、スリット623はノズルとも呼んでいる。スリット623の上端部は、ノズル面70に非接触で対面する位置に位置決めされる。つまりスリット623の上端部は、Z1方向に突出している。
収容部615は、液面高さ位置変更部630を有している。液面高さ位置変更部630は、収容部615を、Z軸方向に沿って移動して位置決め可能である。液面高さ位置変更部630は、モータ624、作動軸625、ガイド部材626を有している。モータ624が作動することにより、作動軸625がZ軸方向に移動し、これによって収容部615は、ガイド部材626に沿ってZ軸方向に移動して位置決め可能である。
このように液面高さ位置変更部630を設けるのは、収容部615内の洗浄用液体610の残量が変化して、液面610AのZ軸方向の位置が変化するのに対応するためである。洗浄用液体610の液面610Aが下がっていけば、収容部615は、Z2方向に持ち上げていくことにより、収容部615内の洗浄用液体610はチューブ621を介して供給部620に対して常に安定して供給することができる。
液面高さ位置変更部630と供給部620は、サポート部材640に対して支持されている。
次に、移動操作手段601について説明する。
移動操作手段601は、上述したように液体洗浄手段600のスリット623を、ノズル面70に対して適切な位置に配置して、そして供給部620のスリット623の両端部をノズル面70に対して非接触方向に相対的に移動させるためのものである。
これによって、スリット623からZ2方向に吐出される洗浄用液体610は、ノズル面70に付着している吐出用液体4に対して合体させて、そしてこのノズル面70の吐出用液体4をノズル面70から引き剥がすことができる。
移動操作手段601は、サポート部材640、ガイド部材641、モータ642、ステージ643、モータ644を有している。ガイド部材641は、Z軸方向に平行に設けられている。このガイド部材641のベース部材641Aは、ステージ643に対してX軸方向に移動して位置決め可能である。たとえば、ベース部材641Aは、ナット646を有している。このナット646は送りねじ645に噛み合っている。送りねじ645はモータ644の作動により回転する。これによって、モータ644が作動すると、ガイド部材641と液体洗浄手段600は、X軸方向に移動して位置決め可能である。
モータ642は、ガイド部材641に対してサポート部材647に対して取り付けられている。このモータ642が作動すると作動軸648がZ軸方向に移動する。サポート部材640は、ガイド部材641のガイド体641Rに沿ってZ軸方向に案内できるようになっている。これによってモータ642が作動して作動軸648がZ軸方向に移動することで、サポート部材640に支持されている液体洗浄手段600はZ軸方向に移動して位置決め可能である。このモータ642、作動軸648、ガイド体641Rは、洗浄用液体の吐出高さ位置変更部698を構成している。このため、供給部620の上端部629のZ軸方向の位置を変更して、洗浄用液体の吐出高さを、ノズル面70のZ軸方向の高さ位置に応じて変更できる。
次に、図6と図7を中心として参照して、液滴吐出装置のヘッドのクリーニング方法について説明する。
図6に示すノズル面70の各ノズル開口121ないし126からは、それぞれ液滴が吐出される。このような液滴の吐出により図1に示すワークWの面には所定の液滴による描画動作が行われる。
そのような描画動作の途中あるいは描画動作が終了すると、図6および図7に示すように、ノズル面70には、インクである吐出用液体4が付着する。この吐出用液体4がノズル面に付着してしまうと、それ以降に行うインク滴の吐出動作はインク滴の飛行曲がり現象を発生させたり吐出不良を生じる。この吐出用液体(インク)4が長時間ノズル面70に付着してしまうと、ノズル面を構成しているノズルプレートの腐食にもつながってしまう。
そこで、このような吐出用液体(インク)4のノズル面70の付着を防ぐために、図6に示す液体洗浄手段600を用いて、ノズル面70に付着している吐出用液体4の引き剥がしを行う。
図6と図7に示すように各ノズル開口121ないし126内に位置しているインク滴(吐出用液体の一例)456は上に凹形状になっているメニスカスを形成している。
まず図6に示す液体洗浄手段600は、サポート部材640とともに、Z1方向に沿って上昇されることにより、スリット623の上端部が、ノズル面70から離れた非接触状態に位置決めされる。その様子は図8(A)に示しており、ノズル面70と上端部629の間には所定のギャップGが形成されている。この状態では、図6の供給部620はノズル面70の端部70RからX2方向に離れた位置にある。このようにして、スリット623の上端部における洗浄用液体610がノズル面70に触れるかどうかの高さ位置まで位置決めする。
次に、図8(B)に示すように、図6に示すモータ644を作動して、ガイド部材641とともに液体洗浄手段600をX1方向にノズル面70に平行になるように移動していく。これによって、スリット623の上端部629から吐出される液体610が、ノズル面70の吐出用液体4に合体して、ノズル面70に付着していた吐出用液体4を引き剥がしていく。
そして図8(C)に示すように、液体洗浄手段600の供給部620が、ノズル面70の下をX1方向に通過していくと、ノズル面70に付着している全ての吐出用液体4が非接触で除去できる。
この場合に、図6のノズル面70は撥液処理70Aが施されているので、この撥液処理70Aは、吐出用液体4がノズル面70から引き剥がされる動作を助けることができる。これによってノズル面70からの吐出用液体4の引き剥がし動作をより確実にすることができる。
図6に示す液体洗浄手段600および移動操作手段601は、ノズル面70のクリーニング装置550を構成している。このクリーニング装置550の液体洗浄手段600の供給部620は、ノズル面70に対して相対的に移動することにより、スリット623により帯状にZ1方向に吐出させた洗浄用液体610を、ノズル面70に付着したインクである吐出用液体4に当接させる。この当接により、洗浄用液体610と吐出用液体4の液体同士の分子間力によって、ノズル面70の上の吐出用液体4がスリット623側の洗浄用液体610に合体する。そして引き続きこの供給部620をX1方向にノズル面70に対して平行に相対的に移動させることにより、洗浄用液体610に取り込まれたインクである吐出用液体4は、表面張力によってスリット623側に留まろうとして、吐出用液体4は容易にノズル面70から引き剥がして供給部620側に取り込むことができる。
このようなノズル面70の吐出用液体4の非接触ワイピング動作ともいうクリーニング動作に使用する洗浄用液体610としては、たとえば描画用のインクに使用されている溶剤を使用するのが好ましい。この溶剤としては、キシレン、アセトン、デカン、ブチルカルビトールアセテート(BCTAC)、エタノールなどを採用することができる。
あるいはこの洗浄用液体610としては、ノズル面70から吐出するインクと同じ種類のものを使用することも勿論できる。
このように、洗浄用液体610としては、インクに使用される溶剤(インクの主な成分)もしくはインクそのものを使用することにより、ノズル面およびヘッド内部への他の種類の物質による汚染を防ぐことができる。
図9は、本発明の別の実施形態を示している。
図9に示す液体洗浄手段600は、図6に示す液体洗浄手段600に比べると、次の点が異なる。液体洗浄手段600には図6に示すような移動操作手段601が設けられてはいない。つまり液体洗浄手段600は、ベース400に対して固定されている。
ノズル面70と液体洗浄手段600との相対的な移動は、ヘッド11側のモータ21Aと図2に示すモータ62を用いる。モータ21Aは、ヘッド11をX軸方向に移動して位置決め可能である。モータ62は、ヘッド11をZ軸方向に移動して位置決め可能である。
これによって、ヘッド11がモータ62によりZ1方向に移動されることにより、図9に示すように供給部620のスリット623の上端部629と洗浄用液体610がノズル面70の吐出用液体4に対して合体できるように位置決めすることができる。
またモータ21Aがヘッド11をX軸のX1方向に移動して、スリット623の上端部629の洗浄用液体610は、ノズル面70に対して平行に移動していくことにより、洗浄用液体610は吐出用液体4を合体して引き剥がすことができる。
なお、液体洗浄手段600のサポート部材640と液面高さ位置変更部630は、図6の有する要素と同じであるのでその説明を用いることにする。また、供給部620と収容部615の構造も、図6の対応する構成要素と同じであるのでその説明を用いる。
本発明の実施形態では、ヘッドのノズル面と液体洗浄手段とを相対的に移動させることにより、液体洗浄手段の洗浄用液体は吐出用液体に合体しながら液体をノズル面から引き剥がすことができる。したがって、従来のようなノズル開口における吐出用液体のメニスカスを壊すことが無く、しかもノズル面は液体により汚れることが無いので、液滴を吐出する際の液滴の飛行曲がりを防ぐことができる。また液滴がノズル面に付着しないので、ノズル面の腐蝕を確実に防ぐこともできる。
本発明の実施形態では、供給部はノズル面に対して相対的に平行に移動されるので、ノズル面に付着している吐出用液体に対して供給部からの洗浄用液体を確実に合体させることができる。
本発明の実施形態では、ノズル面の撥液処理により、洗浄用液体が吐出用液体に合体して吐出用液体をノズル面から引き剥がすのをさらに容易にすることができる。
本発明の実施形態では、ヘッドに供給するべき吐出用液体に使用される溶剤を使用することで、洗浄用液体はヘッド側の吐出用液体とヘッドのノズル面を異物で汚染することは無い。
本発明の実施形態では、洗浄用液体は、ヘッドに供給するべき吐出用液体と同じ液体を使用することにより、ヘッド側の吐出用液体とノズル面を異物で汚染することは無い。
本発明の実施形態では、供給部は、洗浄用液体をノズル面側の吐出用液体に対して、収容部内の洗浄用液体の残量に応じて確実に供給することができる。
上述したように、本発明の実施形態では、ノズル面のクリーニング(ワイピング)時にヘッド内部のインクのメニスカスが、ノズル面側へ掻き出されてしまう現象を確実に防ぐことができる。
これによって、ノズル面には吐出用液体が付着しない。したがって、拭き残した吐出用液体がノズル開口の近くに付着することが無いので、インクジェット式で吐出する液滴が飛行曲がりを起こすことが無くし、吐出不良が防げる。
また長時間ノズル面に吐出用液体が付着するような現象が全く無いので、液滴を吐出していないにも関わらずノズル面が腐食してしまう現象を確実に防ぐことができる。
本発明の液滴吐出装置の実施形態は、電気光学装置(デバイス)を製造するのに用いることができる。この電気光学装置(デバイス)としては液晶表示装置、有機EL(Electro−Luminescence)装置、電子放出装置、PDP(Plasma Display Panel)装置および電気泳動表示装置等が考えられる。なお、電子放出装置は、いわゆるFED(Field Emission Display)装置を含む概念である。さらに、電気光学装置としては、金属配線形成、レンズ形成、レジスト形成および光拡散体形成等を包含する各種装置が考えられる。
図10は、本発明の液滴吐出装置を描画装置として用いて、フラットパネルディスプレイの一種類である有機EL装置の製造に用いる場合の有機EL装置の構造例を示している。有機EL装置701は、基板711、回路素子部721、画素電極731、バンク部741、発光素子751、陰極761(対向電極)、および封止用基板771から構成された有機EL素子702に対して、フレキシブル基板(図示省略)の配線および駆動IC(図示省略)を接続したものである。
有機EL素子702の基板711上には、回路素子部721が形成され、回路素子部721上には、複数の画素電極731が整列している。そして、各画素電極731間には、バンク部741が格子状に形成されており、バンク部741により生じた凹部開口744に、発光素子751が形成されている。バンク部741および発光素子751の上部全面には、陰極761が形成され、陰極761の上には、封止用基板771が積層されている。
有機EL素子702の製造プロセスは、バンク部741を形成するバンク部形成工程と、発光素子751を適切に形成するためのプラズマ処理工程と、発光素子751を形成する発光素子形成工程と、陰極761を形成する対向電極形成工程と、封止用基板771を陰極761上に積層して封止する封止工程とを備えている。
すなわち、有機EL素子702は、予め回路素子部721および画素電極731が形成された基板711(ワークW)の所定位置にバンク部741を形成した後、プラズマ処理、発光素子751および陰極761(対向電極)の形成を順に行い、さらに、封止用基板771を陰極761上に積層して封止することにより製造される。なお、有機EL素子702は、大気中の水分等の影響を受けて劣化しやすいため、有機EL素子702の製造は、ドライエアーまたは不活性ガス(窒素、アルゴン、ヘリウム等)雰囲気で行うことが好ましい。
また、各発光素子751は、正孔注入/輸送層752およびR(赤)・G(緑)・B(青)のいずれかの色に着色された発光層753から成る成膜部で構成されており、発光素子形成工程には、正孔注入/輸送層752を形成する正孔注入/輸送層形成工程と、3色の発光層753を形成する発光層形成工程と、が含まれている。
有機EL装置701は、有機EL素子702を製造した後、有機EL素子702の陰極761にフレキシブル基板の配線を接続するとともに、駆動ICに回路素子部721の配線を接続することにより製造される。
次に、本発明の実施形態の液滴吐出装置10を液晶表示装置の製造に適用した場合について説明する。
図11は、液晶表示装置801の断面構造を表している。液晶表示装置801は、カラーフィルタ802と、対向基板803と、カラーフィルタ802と対向基板803との間に封入された液晶組成物804と、バックライト(図示省略)と、で構成されている。対向基板803の内側の面には、画素電極805と、TFT(薄膜トランジスタ)素子(図示省略)とがマトリクス状に形成されている。画素電極805に対向する位置に、カラーフィルタ802の赤、緑、青の着色層813が配列するようになっている。カラーフィルタ802および対向基板803のそれぞれ内側の面には、液晶分子を一定方向に配列させる配向膜806が形成されており、カラーフィルタ802および対向基板803のそれぞれ外側の面には、偏光板807が接着されている。
カラーフィルタ802は、透光性の透明基板811と、透明基板811上にマトリクス状に並んだ多数の画素(フィルタエレメント)812と、画素812上に形成された着色層813と、各画素812を仕切る遮光性の仕切り814と、を備えている。着色層813および仕切り814の上面には、オーバーコート層815および電極層816が形成されている。
液晶表示装置801の製造方法について説明すると、先ず、透明基板811に仕切り814を作り込んだ後、画素812部分にR(赤)・G(緑)・B(青)の着色層813を形成する。そして、透明アクリル樹脂塗料とスピンコートしてオーバーコート層815を形成し、さらに、ITO(Indium Tin Oxide)から成る電極層816を形成して、カラーフィルタ802を作成する。
対向基板803には、画素電極805とTFT素子を作り込んでおく。次に、作成したカラーフィルタ802および画素電極805が形成された対向基板803に配向膜806の塗布を行った後、これらを貼り合わせる。そして、カラーフィルタ802および対向基板803との間に液晶組成物804を封入した後、偏光板807およびバックライトを積層する。
本発明の液滴吐出装置の実施形態は、上記カラーフィルタのフィルタエレメント(R(赤)・G(緑)・B(青)の着色層813)の形成に用いることができる。また、画素電極805に対応する液体材料を用いることにより、画素電極805の形成にも用いることが可能である。
また、他の電気光学装置としては、金属配線形成、レンズ形成、レジスト形成および光拡散体形成等の他、プレパラート形成を包含する装置が考えられる。上記した液滴吐出装置を各種の電気光学装置(デバイス)の製造に用いることにより、各種の電気光学装置を効率的に製造することが可能である。
本発明の電子機器は、上記電気光学装置を搭載している。この場合、電子機器としては、いわゆるフラットパネルディスプレイを搭載した携帯電話、パーソナルコンピュータの他、各種の電気製品がこれに該当する。
図12は、電子機器の一例である携帯電話1000の形状例を示している。携帯電話1000は、本体部1001と表示部1002を有している。表示部1002は、上述したような電気光学装置であるたとえば有機EL装置701や液晶表示装置801を用いている。
図13は、電子機器の他の例であるコンピュータ1100を示している。コンピュータ1100は本体部1101と表示部1102を有している。表示部1102は、上述したような電気光学装置の一例である有機EL装置701や液晶表示装置801を使用することができる。
本発明の液滴吐出装置の実施形態は、ワークの一例である印刷対象に対して、白黒もしくはカラー印刷(印字)することにも使用できる。この場合には、液体貯留部は、インクカートリッジであり、このインクカートリッジは、1種類もしくは複数種類のインク(たとえばブラック、イエロー、マゼンダ、シアン、ライトシアン、ライトマゼンダ等)を別々に貯留しておく。各インクは液体の一例である。
また上述した実施形態の液滴吐出装置は、インクパックである液体パックがヘッド11とは別の位置に配置されているいわゆるオフキャリッジタイプのものである。しかしこれに限らずヘッド11が搭載されているキャリッジに対して液体パックを搭載するいわゆるオンキャリッジタイプの液滴吐出装置であっても勿論構わない。
本発明の実施形態の液滴吐出装置は、従来用いられているワイピング用のクロス( )でワイピングしたり、ゴムワイパを用いてワイピングするのに比べて次のようなメリットがある。ワイピング用のクロスを用いる方式では、毛管現象により、ノズル開口内のインクを引っ張り出してしまう恐れがある。またゴムワイパ方式では、ワイパ自体の磨耗やダストの混入あるいはノズルプレートの磨耗などの問題も生じてしまう。
これに対して本発明の実施形態は、洗浄用液体をノズル面に付着している吐出用液体に合体させて引き剥がすだけで、ノズル面に対して非接触によりヘッドのクリーニングを行うことができる。このようなことから、上述したような従来の問題は全く生じない。
本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。さらに、上述の各実施形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
本発明の液滴吐出装置の好ましい実施形態を示す平面図。 図1の液滴吐出装置のキャリッジ、ヘッド等を示す斜視図。 図2のキャリッジおよびヘッド等を示す図2におけるE方向から見た正面図。 ヘッドの圧電振動子の例と液体貯留部の構造例を示す図。 液体貯留部およびヘッドの接続例を示す図。 液体洗浄手段および移動操作手段の構造例を示す図。 ノズル面およびスリットの先端部における洗浄用液体の例を示す図。 ノズル面のノズルに付着している液体とスリットの先端部の洗浄用液体の合体例と引き剥がしの例を示す図。 本発明の別の実施形態を示す図。 本発明の液滴吐出装置により製造される有機EL装置の形状例を示す断面図。 本発明の液滴吐出装置により製造される液晶表示装置の構造例を示す断面図。 本発明の実施形態により製造された表示装置を備える電子機器の一例である携帯電話を示す斜視図。 電子機器の別の例であるコンピュータを示す斜視図。
符号の説明
4・・・ノズル面に付着している吐出用液体、10・・・液滴吐出装置、11・・・ヘッド、70・・・ノズル面、121ないし126・・・ノズル開口、456・・・インク滴(吐出用液体の一例)、600・・・液体洗浄手段、601・・・移動操作手段、610・・・洗浄用液体、615・・・収容部、620・・・供給部、630・・・液面高さ位置変更部、698・・・洗浄用液体の吐出高さ変更部

Claims (11)

  1. 液滴をワークに吐出するための液滴吐出装置であって、
    吐出用液体が供給されて前記液滴を吐出するヘッドと、
    前記ヘッドのノズル面に付着している前記吐出用液体に合体する洗浄用液体を有する液体洗浄手段と、
    前記ヘッドの前記ノズル面と前記液体洗浄手段とを相対的に移動することで、前記ノズル面に付着している前記吐出用液体を前記ノズル面から引き剥がすための移動操作手段と、
    を備えることを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記液体洗浄手段は、
    前記洗浄用液体を収容する収容部と、
    前記収容部内の前記洗浄用液体を前記ノズル面に付着している前記吐出用液体に合体させる供給部と、を有し、
    前記供給部は、前記移動操作手段により前記ノズル面に対して相対的に平行に移動されることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記ノズル面には、前記吐出用液体を撥液する撥液処理が施されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記吐出用液体は、機能性材料を含む溶液であり、前記洗浄用液体は、前記溶液に使用される溶剤であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液滴吐出装置。
  5. 前記洗浄用液体は、前記ヘッドに供給される前記吐出用液体と同じ液体であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液滴吐出装置。
  6. 前記洗浄用液体の前記収容部は、前記洗浄用液体の液面の高さ位置を変更する液面高さ位置変更部を有していることを特徴とする請求項2に記載の液滴吐出装置。
  7. 前記洗浄用液体の前記供給部は、前記洗浄用液体の吐出高さ位置を変更する吐出高さ位置変更部を有していることを特徴とする請求項2または請求項6に記載の液滴吐出装置。
  8. 液滴をワークに吐出する液滴吐出装置のヘッドをクリーニングするクリーニング方法であって、
    吐出用液体が供給されて前記液滴を吐出する前記ヘッドのノズル面に付着している前記吐出用液体に対して、液体洗浄手段により洗浄用液体を合体させて、移動操作手段により前記ヘッドの前記ノズル面と前記液体洗浄手段とを相対的に移動することで、前記吐出用液体を前記ノズル面から引き剥がすことを特徴とするヘッドのクリーニング方法。
  9. ヘッドから液滴をワークに吐出する液滴吐出装置を用いて電気光学装置の製造をする電気光学装置の製造方法であって、
    吐出用液体が供給されて前記液滴を吐出する前記ヘッドのノズル面に付着している前記吐出用液体に対して、液体洗浄手段により洗浄用液体を合体させて、移動操作手段により前記ヘッドの前記ノズル面と前記液体洗浄手段とを相対的に移動することで、前記吐出用液体を前記ノズル面から引き剥がしてクリーニングし、
    前記ノズル面をクリーニングした後に、前記ワークに対して前記液滴を吐出することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  10. ヘッドから液滴をワークに吐出する液滴吐出装置を用いて製造される電気光学装置であって、
    吐出用液体が供給されて前記液滴を吐出する前記ヘッドのノズル面に付着している前記吐出用液体に対して、液体洗浄手段により洗浄用液体を合体させて、移動操作手段により前記ヘッドの前記ノズル面と前記液体洗浄手段とを相対的に移動することで、前記吐出用液体を前記ノズル面から引き剥がしてクリーニングし、
    前記ノズル面をクリーニングした後に、前記ワークに対して前記液滴を吐出することにより製造されることを特徴とする電気光学装置。
  11. 請求項10に記載の前記電気光学装置を搭載したことを特徴とする電子機器。
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