JP2006072715A - コンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツ配信システムのサービス範囲を拡大する場合に、ITリソースの増設をより小さく抑える。
【解決手段】クライアント8各々は、ストレージ85と、ストレージ85の一部または全部をリソースプールとしてローカルサーバ6に登録する登録手段と、コンテンツの配信要求をローカルサーバ6に送信する要求手段と、を有する。ローカルサーバ6は、リソースプール管理テーブルとコンテンツ管理テーブルとを記憶する記憶手段と、クライアント8各々からコンテンツの配信要求を受け付ける要求受付手段と、コンテンツを格納しているリソースプールを特定する特定手段と、特定したリソースプールを有するクライアント8にコンテンツの配信指示を送信する配信指示手段と、を有する。
【選択図】 図14

Description

本発明は、コンテンツ配信技術に関する。
近年、ビデオ・オン・デマンド(VOD)や通信カラオケなどに代表されるコンテンツ配信ネットワーク(CDN)に関する技術開発が行われ、様々なコンテンツ配信システムが存在する。特にコンテンツ配信におけるサーバ負荷やトラフィックの分散に関する技術開発は数多く実施されている。例えば、特許文献1には、複数のキャッシュサーバ各々に配置されたビデオデータの断片を、クライアントからのアクセス状況に応じて配置を変更し、キャッシュサーバの負荷の分散化と平準化を図る分散ビデオサーバシステムが記載されている。
特開平9−163353号公報
ところで、コンテンツ配信サービスのサービス範囲を拡大する場合、システムを構成するITリソース設備を増築しなければなない。例えば、サービスの利用者(エンドユーザ)が増加するに従って、地理的・物理的に広範囲にわたって、コンテンツ配信システムのITリソース設備を増築する必要がある。なお、特許文献1では、既存のコンテンツ配信システムにおけるITリソースの有効活用を目的としているが、サービス範囲を拡大する場合に増設するITリソースについては考慮されていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、コンテンツ配信システムに要求されるITリソースの増設をより小さく抑えることにある。
上記課題を解決するために、本発明では、エンドユーザが使用するクライアントのストレージを、コンテンツ配信システムのコンテンツ格納領域(リソースプール)として利用する。
例えば、コンテンツ配信システムであって、コンテンツの配信を指示する配信サーバと、少なくとも1つのクライアントとを有する。そして、クライアント各々は、データを記憶するためのクライアントストレージと、クライアントストレージの一部または全部を、コンテンツを格納するためのリソースプールとして、配信サーバに登録する登録手段と、コンテンツの配信要求を受け付けて、コンテンツの配信要求を配信サーバに送信する要求手段と、を有する。配信サーバは、クライアント各々が登録したリソースプールを管理するためのリソースプール管理テーブルと、コンテンツと当該コンテンツを格納しているリソースプールとを対応付けたコンテンツ管理テーブルと、を記憶する配信サーバ記憶手段と、 クライアント各々から、コンテンツの配信要求を受け付ける要求受付手段と、コンテンツ管理テーブルを読み出して、要求受付手段が受け付けたコンテンツを格納しているリソースプールを特定する特定手段と、特定手段が特定したリソースプールを有するクライアントに、コンテンツの配信指示を送信する配信指示手段と、を有する。
本発明では、エンドユーザが使用するクライアントのストレージを、コンテンツ配信システムのコンテンツ格納領域(リソースプール)として利用することで、ITリソースの増設をより小さく抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用されたコンテンツ配信システムの全体構成図である。図示するように、本実施形態のコンテンツ配信システムは、管理センタ1と、少なくとも1つのローカルドメイン5とを有する。そして、管理センタ1は、管理サーバ2と、ストレージ装置3とを有する。管理サーバ2は、ストレージ装置3に格納されているコンテンツを、各ローカルサーバ6を介してクライアント8に配信する装置である。ストレージ装置3は、管理サーバ2の外部記憶装置であって、コンテンツなどのリポジトリ(倉庫)としての役割を果たす。なお、管理サーバ2は、インターネット4などのドメイン間ネットワーク4により、各ローカルドメイン5のローカルサーバ6またはクライアント8と、接続されている。
なお、コンテンツは、音楽、映像、画像、プログラム、データベース、または、これらを組み合わせた情報(データ)である。具体的なコンテンツの例としては、映画のビデオデータや、カラオケ用の音楽データなどがあげられる。
ローカルドメイン5各々は、ローカルサーバ6と、少なくとも1つのクライアント8と、を有する。ローカルサーバ6は、当該ローカルサーバ6が所属するローカルドメイン5内の各クライアント8を管理し、また、各クライアント8にコンテンツを配信する。クライアント8は、当該クライアント8のストレージ、または、他のクライアント8のストレージに格納されたコンテンツを再生し、出力装置に出力する。なお、ローカルドメイン5内のローカルサーバ6およびクライアント8各々は、ドメイン内ネットワーク7によりそれぞれ接続されている。また、ローカルドメイン5内のローカルサーバ6およびクライアント8各々は、ドメイン内ネットワーク7およびドメイン間ネットワーク4を介して、管理サーバ2および他のローカルドメイン5内の各装置6、8と接続されている。
ローカルドメイン5は、ネットワーク上のコンピュータを管理する所定の単位(領域、エリア)である。例えば、国毎、または、道府県毎にローカルドメイン5を設定することが考えられる。また、インターネットマンション(Internet-ready apartment)を、1つのローカルドメイン5とすることも考えられる。インターネットマンションは、各部屋にインターネットに接続するための設備が備え付けられているマンンションである。インターネットマンションでは、一般的に、マンション内でインターネットと接続したLAN(ドメイン内ネットワーク7)を構築し、各部屋にコンピュータを接続するためのモジュラジャックを配置している。
次に、管理センタ1の管理サーバ2およびストレージ装置3の詳細について説明する。
図2は、管理サーバ2およびストレージ装置3の概略構成図である。
管理サーバ2は、図示するように、コンテンツ管理部21と、顧客情報管理部22と、ローカルサーバ管理部23と、ネットワークインタフェース部24と、ユーザインタフェース部25と、を有する。コンテンツ管理部21は、ストレージ装置3に格納されたコンテンツ管理テーブル31およびオリジナルコンテンツ34を管理する。顧客情報管理部22は、ストレージ装置3に格納された顧客管理テーブル32を管理する。ローカルサーバ管理部23は、ストレージ装置3に格納されたローカルサーバ管理テーブル33を管理する。ネットワークインタフェース部24は、ドメイン間ネットワーク4および各ドメイン内ネットワーク7を介して、ローカルサーバ6など外部システムとデータの送受信を行う。ユーザインタフェース部25は、システム管理者の指示(操作、入力)を受け付け、また、各種のデータを出力装置に出力する。
ストレージ装置3には、管理サーバ2がコンテンツを配信するために必要な情報が記憶されている。ストレージ装置3は、図示するように、コンテンツ管理テーブル31と、顧客管理テーブル32と、ローカルサーバ管理テーブル33と、少なくとも1つのコンテンツ34と、を有する。ストレージ装置3に格納されたコンテンツ34は、本コンテンツ配信システムにおいて、オリジナルなコンテンツである。コンテンツ34は、各クライアント8からの要求に応じて配信され、各クライアント8のストレージに記憶される。なお、コンテンツ管理テーブル31、顧客管理テーブル32、および、ローカルサーバ管理テーブル33については、後述する。
次にローカルサーバ6の詳細について説明する。
図3はローカルサーバ6の概略構成図である。ローカルサーバ6は、図示するように、配信処理部61と、リソース管理部62と、ネットワークインタフェース部63と、記憶部64と、を有する。配信処理部61は、クライアント8からのコンテンツ配信要求を受け付けて、要求されたコンテンツをクライアント8に配信する。リソース管理部62は、記憶部64に記憶された各テーブル641、642を管理する。ネットワークインタフェース部63は、ドメイン内ネットワーク7を介して、同一ローカルドメイン内のクライアント8とデータの送受信を行う。また、ネットワークインタフェース部63は、ドメイン内ネットワーク7およびドメイン間ネットワーク4を介して、管理サーバ2または他のローカルドメイン5の各装置6、8とデータの送受信を行う。記憶部64は、後述するリソースプール管理テーブル641と、ドメイン内コンテンツ管理テーブル642とを有する。
次にクライアント8の詳細について説明する。
図4は、クライアント8の概略構成図である。クライアント8は、図示するように、要求処理部81と、ストレージ管理部82と、ネットワークインタフェース部83と、ユーザインタフェース84と、ストレージ85と、を有する。要求処理部81は、ユーザインタフェース部84を介して入力されたコンテンツ配信要求を受け付けて、ローカルサーバ6にコンテンツを要求する。ストレージ管理部82は、ストレージ85に記憶された各テーブル851、852およびコンテンツ853を管理する。ネットワークインタフェース部83は、ドメイン内ネットワーク7を介して、同一ローカルドメイン5内のローカルサーバ6や他のクライアント8と、データの送受信を行う。また、ネットワークインタフェース部83は、ドメイン内ネットワーク7およびドメイン間ネットワーク4を介して、管理サーバ2や他のローカルドメイン5の各装置6、8と、データの送受信を行う。ユーザインタフェース部84は、当該クライアントを使用するユーザの指示(操作、入力)を受け付け、また、各種のデータを出力装置に出力する。
ストレージ85は、各種のデータを記憶する記憶装置である。本実施形態においては、クライアント8各々は、当該クライアント8が有するストレージ85の一部または全部を、コンテンツを格納するためのリソースプール(コンテンツ格納領域)としてローカルサーバ6に登録(提供)する。ストレージ85の一部または全部をリソースプールとして登録することにより、クライアント8各々は、コンテンツ配信を要求し、配信されたコンテンツを再生することができる。
ストレージ85は、リソースプールとして登録した領域に、ストレージ管理テーブル851と、クライアントコンテンツ管理テーブル852と、コンテンツ853とを有する。クライアント8のストレージ85に格納されたコンテンツ853は、管理センタ1のストレージ装置3に記憶されたオリジナルのコンテンツ34のコピーである。なお、ストレージ管理テーブル851、および、クライアントコンテンツ管理テーブル852については、後述する。なお、ストレージ85は、リソースプール以外の領域には、自クライアント8固有の各種データ(不図示)が格納されている。
以上説明した、管理サーバ2、ローカルサーバ6、および、クライアント8は、いずれも例えば図5に示すようなCPU901と、メモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、キーボードやマウスなどの入力装置904と、ディスプレイやプリンタなどの出力装置905と、ネットワーク接続するための通信制御装置906と、これらの各装置を接続するバス907と、を備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。例えば、管理サーバ2、ローカルサーバ6、および、クライアント8の各機能は、管理サーバ2用のプログラムの場合は管理サーバ2のCPU901が、ローカルサーバ6用のプログラムの場合はローカルサーバ6のCPU901が、そして、クライアント8用のプログラムの場合はクライアント8のCPU901が、それぞれ実行することにより実現される。
なお、管理センタ1のストレージ装置3は、管理サーバ2の外部記憶装置903またはメモリ902として用いられる。また、ローカルサーバ6の記憶部64には、ローカルサーバ6のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。また、クライアント8のストレージ85には、クライアント8のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。
次に、管理サーバ1のストレージ装置3に記憶された各テーブルについて説明する。
図6は、コンテンツ管理テーブル31の一例を示した図である。コンテンツ管理テーブル31は、コンテンツ毎に、コンテンツID61と、コンテンツ名62と、データサイズ63と、コピー上限64と、コピー回数65と、を有する。コンテンツID61は、各コンテンツを識別するための識別情報である。コンテンツ名62は、コンテンツの名称である。データサイズ63は、コンテンツのデータの大きさである。コピー上限64は、コンテンツをローカルドメイン5のクライアント8にコピー可能な(すなわち、配信可能な)最大回数である。コピー回数65は、コンテンツをローカルドメイン5のクライアント8にコピー(配信)した回数である。例えば、コンテンツID61が「C−001」61aのコンテンツは、コンテンツ名62が「ContentA」、データサイズ63が「500Mバイト」、コピー上限64が「3」、コピー回数65が「3」である。
図7は、顧客管理テーブル32の一例を示した図である。顧客管理テーブル32は、顧客毎に、ユーザID71と、ユーザ名72と、所属ドメイン名73と、を有する。ユーザID71は、各ユーザを識別するための識別情報である。ユーザ名72は、ユーザの名称である。所属ドメイン名73は、ユーザ(すなわち、当該ユーサが使用しているクライアント8)が所属しているローカルドメイン5の名称または識別情報である。例えば、ユーザID71が「U−001」71aのユーザは、ユーザ名72が「UserA」で、所属ドメイン名73が「ローカルドメイン1」である。
図8は、ローカルサーバ管理テーブル33の一例を示した図である。ローカルサーバ管理テーブル33は、ローカルサーバ6毎に、サーバID81と、所属ドメイン名82と、所有コンテンツID83と、を有する。サーバID81は、ローカルサーバ6を識別するための識別情報である。所属ドメイン名82は、各ローカルサーバ2が所属するローカル
ドメインの名称または識別情報である。所有コンテンツID83には、対応するローカルドメイン内に存在する各コンテンツのコンテンツIDがそれぞれ設定される。すなわち、所有コンテンツID83には、当該ローカルドメインに所属するクライアント8各々のリソースプールに格納(コピー)されたコンテンツのコンテンツIDが設定される。
図示する例では、サーバID81が「S−001」81aのローカルサーバ6は、所属ドメイン名82が「ローカルドメイン1」で、ローカルドメイン1内に存在するコンテンツID83は「C−001」と「C−003」であることを示している。
次に、ローカルサーバ6の記憶部64に記憶された各テーブルについて説明する。
図9は、リソースプール管理テーブル641の一例を示した図である。リソースプール管理テーブル641は、ローカルドメイン内に存在するクライアント8各々が登録したリソースプールを管理するためのテーブルである。リソースプール管理テーブル641は、リソースプール毎に、リソースプールID91と、ユーザID92と、登録ストレージ容量93と、未使用容量94と、アドレス95と、を有する。リソースプールID91は、リソースプールとして登録したクライアント8の各ストレージ85を識別するための識別情報である。ユーザID92は、ユーザを識別する識別情報である。ユーザID92には、当該リソースプール(ストレージ85)を有するクライアント8を使用するユーザのユーザIDが設定される。登録ストレージ容量93は、リソースプールとして登録したストレージの容量である。未使用容量94は、登録ストレージ容量93の中で、未使用状態のストレージの容量である。
アドレス95は、リソースプールの位置情報である。すなわち、アドレス95には、ネットワーク上のクライアント8のアドレス(例えば、IPアドレス、DNS名)と、当該クライアント8におけるリソースプールの場所とを含む。ローカルサーバ6は、当該アドレス95を用いることによりリソースプールに透過的にアクセスすることができる。このようなアドレス95は、例えば、IP−SANのiSCSI技術を用いることにより実現することができる。なお、アドレス95は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバが動的に設定することとしてもよい。また、ローカルサーバ6が、クライアント8毎にあらかじめ定められたアドレス95を設定することとしてもよい。
図示する例では、リソースプールID91が「P−001」91aのリソースプールは、ユーザID92が「U−001」で、登録ストレージ容量93が「30Gバイト」で、未使用ストレージ容量94が「20Gバイト」である。
図10は、ドメイン内コンテンツ管理テーブル642の一例を示した図である。ドメイン内コンテンツ管理テーブル642は、ローカルドメイン内に存在する各コンテンツが、どのリソースプールに格納されているかを示すテーブルである。ドメイン内コンテンツ管理テーブル642は、コンテンツID101と、当該コンテンツID101のコンテンツが格納されているリソースプールID102と、を有する。図示する例では、コンテンツID101が「C−001」101aのコンテンツは、リソースプールID102が「P−001」のリソースプールに格納されていることを示している。
次に、クライアント8のストレージ85に記憶された各テーブルについて説明する。
図11は、ストレージ管理テーブル851の一例を示す図である。ストレージ管理テーブル851は、ストレージ85に関する情報が記憶されたテーブルである。ストレージ管理テーブル851は、全容量111と、登録ストレージ容量112と、リソースプールID113と、ユーザID114と、を有する。全容量111は、ストレージ85の全記憶容量である。登録ストレージ容量112は、全容量111の中からリソースプールとして登録した記憶容量である。リソースプールID113は、当該クライアント8のリソースプールの識別情報である。ユーザID114は、当該クライアント8を使用するユーザの識別情報である。図示する例では、ストレージ85の全容量111は「120Gバイト」で、登録ストレージ容量112は「30Gバイト」で、リソースプールID113は「P−001」で、ユーザID114は「U−001」である。
図12は、クライアントコンテンツ管理テーブル852の一例を示す図である。クライアントコンテンツ管理テーブル852は、各クライアント8のリソースプールに格納されたコンテンツを管理するテーブルである。クライアントコンテンツ管理テーブル852は、コンテンツ毎に、コンテンツID121と、コンテンツ名122と、データサイズ123とを有する。コンテンツID121と、コンテンツ名122と、データサイズ123は、図6に示すコンテンツ管理テーブル31のコンテンツID61と、コンテンツ名62と、データサイズ63と同様である。図示する例では、リソースプールには、コンテンツID121が「C−001」121a、コンテンツ名122が「ContentA」、データサイズ123が「500Mバイト」のコンテンツが格納されていることを示している。
次に、ストレージ85の一部または全部を、リソースプールとしてローカルサーバ6に登録する処理を説明する。クライアント8各々は、自クライアント8のストレージ85の一部または全部を、リソースプールとして同一のローカルドメイン5内のローカルサーバ6に登録することにより、コンテンツ配信システムが提供するコンテンツの配信を受けることができる。すなわち、ローカルサーバ6は、当該ローカルサーバ6が所属するローカルドメイン5のクライアント8各々からリソースプールの登録を受け付け、各リソースプールを一元管理する。そして、ローカルサーバ6は、受け付けた各リソースプールに、管理センタ1のストレージ装置3(または、他のローカルドメイン5のリソースプール)に格納されたコンテンツを、コピー(または、移動)する。すなわち、ローカルサーバ6に登録された各リソースプールは、当該ローカルドメイン5の各クライアント8にコンテンツを配信するための共通のコンテンツ格納領域である。
図13は、ローカルサーバ6にリソースプールを登録するリソースプール登録処理の処理フローである。まず、クライアント8のストレージ管理部82は、ユーザインタフェース部84を介して入力されたリソースプール登録指示を受け付ける(S131)。ユーザは、入力装置904を用いて、当該ユーザのクライアント8のストレージ85の一部または全部の容量を、リソースプールとして登録するための指示を入力する。
そして、ストレージ管理部82は、受け付けた登録指示に基づいて、指示された容量の領域を、ストレージ85の記憶領域の中からリソースプール用の領域として分割する(すなわち、パーティショニングする)(S132)。そして、ストレージ管理部82は、リソースプールとして分割された領域を所定のフォーマットで初期化する。これにより、ローカルサーバ6は、リソースプールとして分割された領域(以下、「パーティション」)を認識することができる。
そして、ストレージ管理部82は、初期化したパーティションの登録メッセージを、ドメイン内ネットワーク7を介して、ローカルサーバ6に送信する(S133)。なお、登録メッセージには、ユーザインタフェース部84を介して入力された登録ストレージ容量と、当該クライアントを使用するユーザのあらかじめ定められたユーザIDと、を含む。
そして、ローカルサーバ6のリソース管理部62は、クライアント8から登録メッセージを受信し、登録メッセージの内容をリソースプール管理テーブル641(図9参照)に登録する(S134)。すなわち、リソース管理部62は、一意(未使用)のリソースプールIDを特定する。また、リソース管理部62は、DHCPサーバにより動的に設定されたリソースプールのアドレス、または、クライアント8毎にあらかじめ定められたリソースプールのアドレスを特定する。そして、リソース管理部62は、特定したリソースプールID91と、登録メッセージに含まれたユーザID92および登録ストレージ容量93と、特定したアドレス95とを設定したレコードをリソースプール管理テーブル641に追加する。なお、この時点においては、未使用容量94には登録メッセージに含まれる登録ストレージ容量93と同じ容量が設定される。
そして、リソース管理部62は、ドメイン内ネットワーク7を介して、クライアント8に、リソースプール管理テーブル641に設定したリソースプールID91を送信する(S135)。クライアント8のストレージ管理部82は、ストレージ85にストレージ管理テーブル851を作成(または、更新)する(S136)。すなわち、ストレージ管理部82は、全容量111にはあらかじめ定められた容量を、登録ストレージ容量112にはS131において受け付けた容量を、リソースプールID113にはS135において通知されたリソースプールID、ユーザID114にはあらかじめ定められたユーザIDを設定する。
そして、ローカルサーバ6のリソース管理部62は、ドメイン内ネットワーク7およびドメイン間ネットワーク4を介して、管理サーバ2に登録メッセージを送信する(S137)。なお、登録メッセージには、リソースプール管理テーブル641に設定されたユーザID92と、当該ローカルサーバ6が所属するローカルドメイン名とが含まれる。また、リソース管理部62は、当該ローカルサーバ6の所属するローカルドメイン名を記憶部64にあらかじめ記憶しているものとする。
管理サーバ2の顧客情報管理部22は、ローカルサーバ6から登録メッセージを受け付けて、顧客管理テーブル32(図7参照)を更新する(S138)。すなわち、顧客情報管理部22は、登録メッセージに含まれるユーザIDに対応するユーザ名を、ストレージ装置3に記憶された図示しないユーザID対応テーブルから特定する。そして、顧客情報管理部22は、登録メッセージに含まれるユーザID71および所属ドメイン名73と、特定したユーザ名72を設定したレコードを、顧客管理テーブル32に追加する。
以上説明したリソーススプール登録処理により、リソースプールを登録したクライアント8は、コンテンツ配信サービスの提供を受けることができる。
次に、コンテンツの配信処理について説明する。
図14は、要求されたコンテンツが同一のローカルドメイン5内に存在している場合のコンテンツ配信処理を模式的に示した図である。図示する例では、所定のローカルドメイン5に所属するクライアントA8aが、同一ローカルドメイン内に所属するクライアントB8bに格納されたコンテンツを要求する場合を例に、以下説明する。なお、図示するローカルドメイン5は、ローカルサーバ6と、コンテンツを要求する要求元クライアントA8aと、コンテンツを配信する配信元クライアントB8bと、を有するものとする。
まず、クライアントA8aは、入力装置904から入力されたコンテンツの要求を受け付け(S1)、コンテンツ要求メッセージをローカルサーバ6に送信する(S2)。そして、ローカルサーバ2は、コンテンツ要求メッセージを受信し、当該メッセージで要求されたコンテンツの格納場所を、ドメイン内コンテンツ管理テーブル642(図10参照)を参照して検索する(S3)。なお、図示する例では、要求されたコンテンツはクライアントB8bのストレージ85b(リソースプール)に格納されているものとする。そして、ローカルサーバ6は、クライアントA8aに、要求したコンテンツを配信する配信元クライアント(クライアントB8b)を通知する(S4)。また、ローカルサーバ6は、クライアントB8bに対して、要求されたコンテンツを要求元クライアント(クライアントA8a)に配信するよう指示する(S5)。
そして、クライアントB8bは、要求されたコンテンツをストレージ85b(リソースプール)から読み出し、クライアントA8aに配信する(S6、S7)。クライアントA8aは、クライアントB8bからコンテンツを受信するとともに、当該コンテンツを再生して出力装置905に出力する(S8)。すなわち、クライアントA8aは、受信したコンテンツをストレージ85aに格納することなくストリーミングにより再生する。
以上説明したコンテンツ配信処理により、クライアントA8aは、クライアントB8bから要求したコンテンツを受信し、再生する。これにより、クライアントA8aを使用するユーザは、出力装置905に出力されたコンテンツを視聴することができる。この場合、クライアントB8bとクライアントA8aは、同じローカルドメイン5内に所属しているため、クライアントA8aは、受信したコンテンツをストレージ85aに格納しない。このように、同一ローカルドメイン5内のいずれかのクライアント8のストレージ85(リソースプール)に格納されたコンテンツは、同一ローカルドメイン内のクライアント8にドメイン内ネットワーク7を介して配信される。なお、ドメイン内ネットワーク7は、ドメイン間ネットワーク4に比べ、ネットワークトラフィックが少なく、また、コンテンツ配信のためのネットワーク帯域が大きい。そのため、配信側のクライアント8は映像や音楽などの大量データのコンテンツを、ドメイン内ネットワーク7を介して一定の通信速度で配信することができる。また、受信側のクライアント8は、受信したコンテンツをストリーミングにより再生することができる。
図15は、要求されたコンテンツが同一のローカルドメイン5内に存在しない場合であって、かつ、当該コンテンツのコピー回数が上限に達していない場合のコンテンツ配信処理を模式的に示した図である。図示する例では、所定のローカルドメインに所属するクライアントA8aが、同一ローカルドメイン5内に存在しないコンテンツを要求する場合を例に、以下説明する。
まず、クライアントA8aは、入力装置904から入力されたコンテンツの要求を受け付け(S1)、コンテンツ要求メッセージをローカルサーバ6に送信する(S2)。そして、ローカルサーバ6は、コンテンツ要求メッセージをクライアントA8aから受信し、当該要求メッセージで要求されたコンテンツの格納場所を、ドメイン内コンテンツ管理テーブル642(図10参照)を参照して検索する(S3)。図示する例では、要求されたコンテンツは、ローカルドメイン内の各クライアント8のいずれのストレージ85(リソースプール)にも格納されていないものとする。したがって、ローカルサーバ6は、管理サーバ2にコンテンツを要求する(S4)。
管理サーバ2は、ストレージ装置3に格納されたコンテンツ管理テーブル31(図6参照)を参照し、要求されたコンテンツのコピー回数が上限に達しているか否かを判別する(S5)。図示する例では、要求されたコンテンツのコピー回数は、上限に達していないものとする。したがって、管理サーバ2は、要求されたコンテンツをストレージ装置3からコピーすることをローカルサーバ6に通知する(S6)。
ローカルサーバ6は、コピーするコンテンツの格納先のリソースプールを、リソースプール管理テーブル641(図9参照)の未使用容量94を参照して特定する(S7)。図示する例では、ローカルサーバ6は、クライアントA8aのストレージ85aをリソースプールとして特定するものとする。そして、管理サーバ2は、ストレージ装置3からコンテンツを読み出し、ローカルサーバ6が特定したリソースプールにコピー(配信)する(S8)。クライアントA8aは、管理サーバ2からコンテンツを受信し、当該コンテンツをストレージ85aに格納するとともに、当該コンテンツを再生して出力装置905に出力する(S9)。すなわち、クライアントA8aは、受信したコンテンツのストリーミングを行う。
図16は、要求されたコンテンツが同一のローカルドメイン5内に存在しない場合であって、かつ、当該コンテンツのコピー回数が上限に達している場合のコンテンツ配信処理を模式的に示した図である。すなわち、コンテンツを要求した要求元クライアントA8aが、所属するローカルドメインAとは異なるローカルドメインCの移動元クライアントC8cから、コンテンツを移動する場合を例に、以下説明する。なお、図示するS1からS4までの処理は、図15で前述したS1からS4までの処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。
ローカルドメインAのローカルサーバA6aからコンテンツの要求を受け付けた管理サーバ2は、ストレージ装置3に格納されたコンテンツ管理テーブルを参照し、要求されたコンテンツのコピー回数が上限に達しているか否かを判別する(S5)。図示する例では、要求されたコンテンツのコピー回数は、上限に達しているものとする。したがって、管理サーバ2は、ストレージ装置3から要求されたコンテンツをさらにコピーすることができない。そのため、管理サーバ2は、ローカルサーバ管理テーブル33(図8参照)を参照し、要求されたコンテンツを所有するローカルサーバ6(移動元ローカルサーバ)を特定し、特定した移動元ローカルサーバの情報を、ローカルサーバA6aに通知する(S6)。図示する例では、移動元ローカルサーバは、ローカルドメインCのローカルサーバC6cであるものとする。
ローカルドメインAのローカルサーバA6aは、コンテンツの移動先のリソースプールを、リソースプール管理テーブル664(図9参照)の未使用容量94を参照して特定する(S7)。図示する例では、ローカルサーバ6aは、クライアントA8aのストレージ85aのリソースプールを特定するものとする。また、ローカルサーバ6aは、管理センタ2から通知された移動元ローカルサーバであるローカルサーバC6cに、コンテンツの移動を要求するコンテンツ移動メッセージを送信する(S7、S8)。
ローカルドメインCのローカルサーバC6cは、コンテンツ移動要求メッセージを受信し、当該要求メッセージで要求されたコンテンツの格納場所を、ドメイン内コンテンツ管理テーブル642(図10参照)を参照して検索する(S9)。そして、ローカルサーバC6cは、コンテンツを格納しているクライアントC8cに対して、クライアントA8aのリソースプールに、コンテンツを移動するよう指示する(S10)。クライアントC8cは、クライアントA8aのリソースプールに、コンテンツを移動(配信)する(S11、S12)。なお、コンテンツの移動の場合、クライアントC8cは、コンテンツの配信後に、ストレージ85cからコンテンツを削除する。クライアントA8aは、受信したコンテンツを、ストレージ85aのリソースプールに格納するとともに、再生して出力装置905に出力する(S13)。すなわち、クライアントA8aは、受信したコンテンツのストリーミングを行う。
以上、図14から図16で示したコンテンツ配信処理について、図17から図20の処理フローを用いて、詳細に説明する。
図17は、クライアント8が指示を受け付けてから、ローカルサーバ6がローカルドメイン5内に要求されたコンテンツが存在するか否かを判別するまでの処理フローである。
まず、クライアント8の要求処理部81は、ユーザインタフェース部84を介して、コンテンツ一覧の要求を受け付ける(S701)。すなわち、当該クライアント8を使用するユーザは、入力装置904を用いて、コンテンツ一覧の要求指示を入力する。コンテンツ一覧は、管理センタ1のストレージ装置3に記憶されている全てのコンテンツ34のコンテンツIDおよびコンテンツ名の一覧である。そして、要求処理部81は、ドメイン内ネットワーク7を介して、ローカルサーバ6にコンテンツ一覧を要求する(S702)。
ローカルサーバ6の配信処理部61は、クライアント8からコンテンツ一覧の要求を受信すると、ドメイン内ネットワーク7およびドメイン間ネットワーク4を介して、管理サーバ2にコンテンツ一覧を要求する(S703)。管理サーバ2のコンテンツ管理部21は、コンテンツ一覧の要求を受信すると、ストレージ装置3に記憶されたコンテンツ管理テーブル31(図6参照)を読み出す。そして、コンテンツ管理部21は、コンテンツ管理テーブル31の全レコード各々のコンテンツID61およびコンテンツ名62を表示したコンテンツ一覧を作成し、ローカルサーバ6に送信する。
ローカルサーバ6の配信処理部61は、管理サーバ2からコンテンツ一覧を受信すると、ドメイン内ネットワーク7を介して要求元のクライアント6にコンテンツ一覧を転送する(S704)。
クライアント8の要求処理部81は、コンテンツ一覧を受信すると、ユーザインタフェース部84を用いて受信したコンテンツ一覧を出力装置905に出力する(S705)。そして、要求処理部81は、ユーザインタフェース部84を介して入力されたコンテンツの配信指示を受け付ける(S706)。すなわち、ユーザは、クライアント8の出力装置905に出力されたコンテンツ一覧の中から、配信を要求するコンテンツを、入力装置904を用いて指示する。そして、要求処理部81は、指示されたコンテンツの配信要求メッセージを、ドメイン内ネットワーク7を介してローカルサーバ6に送信する(S707)。なお、配信要求メッセージには、指定されたコンテンツのコンテンツIDと、クライアント8を使用するユーザのユーザIDと、が含まれている。
そして、ローカルサーバ6の配信処理部61は、クライアント8から配信要求メッセージを受け付け、記憶部64に記憶されたドメイン内コンテンツ管理テーブル642を読み出す(S708)。そして、配信処理部61は、配信要求メッセージに含まれるコンテンツIDが、ドメイン内コンテンツ管理テーブル642に存在するか否かを判別する(S709)。すなわち、配信処理部61は、要求されたコンテンツが当該ローカルドメイン内5のリソースプールに存在するか否かを判別する。要求されたコンテンツIDがドメイン内コンテンツ管理テーブル642に存在する場合(S709:YES)、配信処理部61は、図18で説明するS800の処理に進む。一方、要求されたコンテンツIDがドメイン内コンテンツ管理テーブル642に存在しない場合(S709:NO)、配信処理部61は、図19で説明するS900の処理に進む。
図18は、要求されたコンテンツIDがドメイン内コンテンツ管理テーブル642に存在する場合(図17のS709:YES)の処理フローである。
ローカルサーバ6の配信処理部61は、ドメイン内コンテンツ管理テーブル642を参照して、図17のS707において要求されたコンテンツIDに対応するリソースプールIDを特定する(S801)。そして、配信処理部61は、リソースプール管理テーブル641(図9参照)を読み出し、特定したリソースプールIDのアドレス95を特定する(S802)。そして、配信処理部61は、要求元クライアント8に、特定したアドレス95を含む配信元情報を、ドメイン間ネットワーク7を介して送信する(S803)。また、配信処理部61は、特定したアドレス95を宛先として、要求したコンテンツを格納しているリソースプールを有するクライアント(以下、「配信元クライアント」)に、コンテンツ配信指示を、ドメイン間ネットワーク7を介して送信する(S804)。なお、コンテンツ配信指示には、要求されたコンテンツIDと、要求元のクライアント8のアドレスが含まれている。配信処理部61は、図17のS707において送信された配信要求メッセージに含まれるユーザIDに対応するアドレス95を、リソースプール管理テーブル641から特定し、要求元のクライアント8の宛先としてコンテンツ配信指示に含めることとしてもよい。
配信元クライアント8の要求処理部81は、ストレージ85のリソースプールに記憶された複数のコンテンツの中から、コンテンツ配信指示に含まれた、要求されたコンテンツIDを有するコンテンツを読み出す。そして、要求処理部81は、読み出したコンテンツを、クライアントにおいて、出力装置に再生出力が可能なデータ形式で、ネットワークインタフェース部83を介して、要求元クライアントに配信する(S805)。
すなわち、要求処理部81は、コンテンツ配信指示に指定された要求元クライアント8のアドレスを宛先として、ドメイン内ネットワーク7を介して要求されたコンテンツを配信する。
要求元クライアント8の要求処理部81は、配信元クライアント8からコンテンツを受信するとともに、当該コンテンツを再生し出力装置905に出力する(S806)。すなわち、要求元クライアント8の要求処理部81は、受信したコンテンツをストレージ85に格納することなくストリーミングによる再生を行う。
図19は、要求されたコンテンツIDがドメイン内コンテンツ管理テーブル642に存在しない場合(図17のS709:NO)の処理フローである。
ローカルサーバ6の配信処理部61は、ドメイン内ネットワーク7およびドメイン間ネットワーク4を介して、管理サーバ2にコンテンツ配信要求を送信する(S901)。なお、コンテンツ配信要求には、図17のS707において送信されたコンテンツIDが含まれている。
そして、管理サーバ2のコンテンツ管理部21は、コンテンツ配信要求を受け付けて、当該コンテンツ配信要求に含まれるコンテンツIDのコピー回数が上限に達しているか否かを判別する(S902)。すなわち、コンテンツ管理部21は、コンテンツ管理テーブル31を読み出し、当該コンテンツIDのコピー上限64とコピー回数65とを特定する。そして、コンテンツ管理部21は、当該コピー上限64の数値とコピー回数65の数値が同じ場合、コピー回数が上限に達していると判別する。図6に示すコンテンツ管理テーブル31の場合、コンテンツIDが「C-001」61aのコピー上限64とコピー回数64は、ともに「3」である。したがって、コンテンツIDが「C-001」61aのコンテンツの場合、コンテンツ管理部21は、コピー回数が上限に達していると判別する。 コピー回数が上限に達している場合(S902:YES)の処理については、図20において後述する。
一方、コンテンツ管理部21は、当該コピー上限の数値64が、コピー回数65の数値より小さい場合、コピー回数が上限に達していないと判別する。図6に示すコンテンツ管理テーブルの場合、コンテンツIDが「C-002」61bのコピー上限は「2」で、コピー回数は「0」である。したがって、コンテンツIDが「C-002」61bのコンテンツの場合、コンテンツ管理部21は、コピー回数が上限に達していないと判別する。
コピー回数が上限に達していない場合(S902:NO)、コンテンツ管理部21は、コンテンツ管理テーブル31に記憶された当該コンテンツIDのデータサイズ63を、ローカルサーバ6に送信する(S903)。ローカルサーバ6の配信処理部61は、コンテンツのデータサイズを受信し、受信したデータサイズに基づいて、コンテンツを格納するリソースプールIDを特定する(S904)。すなわち、配信処理部61は、リソースプール管理テーブル641を参照して、未使用容量94が受信したデータサイズより大きいリソースプールID91を特定する。なお、受信したデータサイズより大きい未使用容量94のリソースプールが複数存在する場合、配信処理部61は、リソースプールIDが最も小さいリソースプールIDを特定するなど、所定の規則によりリソースプールを特定する。そして、配信処理部61は、特定したリソースプールID91のアドレス95を含む配信元情報を、ドメイン内ネットワーク7を介して要求元クライアント8に送信する(S905)。また、配信処理部61は、特定したリソースプールID91のアドレス95を、ドメイン内ネットワーク7およびドメイン間ネットワーク4を介して管理サーバ2に送信する(S906)。
管理サーバ2のコンテンツ管理部21は、要求されたコンテンツをストレージ装置3から読み出し、読み出したコンテンツを送信されたアドレスのリソースプールに配信(コピー)する(S907)。なお、コンテンツ管理部21は、コンテンツ管理テーブル31に記憶された当該コンテンツのコンテンツID61と、コンテンツ名62と、データサイズ63と、をコンテンツとともに前記アドレスのリソースプールに送信する。そして、コンテンツ管理部21は、コンテンツ管理テーブル31を更新する(S908)。すなわち、コンテンツ管理部21は、配信したコンテンツID61のコピー回数65に「1」を加算する。また、ローカルサーバ管理部23は、ローカルサーバ管理テーブル33を更新する(S908)。すなわち、ローカルサーバ管理部23は、要求元のローカルサーバ6のサーバID81に対応する所有コンテンツID83に、配信したコンテンツIDを追加する。
ローカルサーバ6の配信処理部61は、S904において特定したリソースプールIDのクライアント8(以下、「配信元クライアント」)に、管理サーバ2から配信されたコンテンツの配信を指示する(S909)。なお、コンテンツ配信指示には、要求されたコンテンツIDと、要求元のクライアント8のアドレスとが含まれている。
また、ローカルサーバ6のリソース管理部62は、リソースプール管理テーブル641およびドメイン内コンテンツ管理テーブル642を更新する(S909)。すなわち、リソース管理部62は、リソースプール管理テーブル641において、S904で特定したリソースプールID91の未使用容量94から、要求したコンテンツのデータサイズを減算する。また、リソース管理部62は、ドメイン内コンテンツ管理テーブル642に要求したコンテンツID101および特定したリソースプールID102を設定したレコードを追加する。
配信元クライアント8の要求処理部81は、管理サーバ2から配信されたコンテンツをストレージ85のリソースプールに記憶する。そして、配信元クライアント8の要求処理部81は、S909のコンテンツ配信指示に基づいて、配信されたコンテンツを要求元クライアント8に配信する(S910)。また、配信元クライアント8のストレージ管理部82は、クライアントコンテンツ管理テーブル852を更新する。すなわち、ストレージ管理部82は、S907においてコンテンツとともに配信されたコンテンツID、コンテンツ名およびデータサイズを設定したレコードを、クライアントコンテンツ管理テーブル852に追加する。
要求元クライアント8の要求処理部81は、ドメイン内ネットワーク7を介して、配信元クライアント8からコンテンツを受信するとともに、当該コンテンツを再生し出力装置905に出力する(S911)。すなわち、要求元クライアントは、受信したコンテンツをストレージに格納することなくストリーミングによる再生を行う。
なお、図示する例では、配信元クライアント8と要求元クライアント8とは異なるクライアント8である。しかしながら、S904で特定したリソースプールが、要求元クライアントのリソースプールで、配信元クライアント8と要求元クライアント8とが同じクライアントであってもよい。この場合、要求元クライアント(配信元クライアント)は、S910で、管理サーバ2から配信されたコンテンツを格納するともに再生する。
図20は、コピー回数が上限に達している場合(図19のS902:YES)の処理フローである。図示する処理フローでは、コピー回数が上限に達しているため、他のローカルドメインのクライアント8から要求したコンテンツテンツを移動する。
管理サーバ2のローカルサーバ管理部23は、ローカルサーバ管理テーブル33を読み出し、要求されたコンテンツIDを有するローカルサーバ6のサーバID81を特定する(S201)。すなわち、ローカルサーバ管理部23は、ローカルサーバ管理テーブル33の所属コンテンツID83を参照し、要求されたコンテンツIDを有するサーバID81を特定する。そして、ローカルサーバ管理部23は、特定したサーバID81と、コンテンツ管理テーブル31に記憶された当該コンテンツのデータサイズと、を要求元のローカルサーバ6に送信する(S202)。また、ローカルサーバ管理部23は、ローカルサーバ管理テーブル33を更新する。すなわち、ローカルサーバ管理部23は、特定したサーバID81の所有コンテンツID83から要求されたコンテンツIDを削除する。そして、ローカルサーバ管理部23は、要求元のローカルサーバ6のサーバID81の所有コンテンツID83に要求されたコンテンツIDを追加する。
要求元ローカルサーバ6の配信処理部61は、管理サーバ2から要求したコンテンツを有するローカルサーバ6(以下、「移動元ローカルサーバ」)のサーバIDと、コンテンツのデータサイズを受信する。そして、配信処理部61は、受信したデータサイズに基づいて、コンテンツを格納するリソースプールIDを特定する(S203)。すなわち、配信処理部61は、リソースプール管理テーブル641を参照して、未使用容量94が受信したデータサイズより大きいリソースプールID91を特定する。
そして、配信処理部61は、特定したリソースプールID91のアドレス95を含む配信元情報を、ドメイン内ネットワーク7を介して、要求元クライアント8に送信する(S204)。また、配信処理部61は、特定したリソースプールIDのアドレス95と、コンテンツIDとを、ドメイン内ネットワーク7およびドメイン間ネットワーク4を介して移動元ローカルサーバ6に送信する(S205)。
移動元ローカルサーバ6の配信処理部61は、ドメイン内コンテンツ管理テーブル642を参照して、送信されたコンテンツIDに対応するリソースプールIDを特定する。また、配信処理部61は、リソースプール管理テーブル642を読み出し、特定したリソースプールIDのアドレス95を特定する(S206)。そして、配信処理部61は、特定したアドレスを有するクライアント8(以下、「移動元クライアント」)に、コンテンツ配信指示を、ドメイン内ネットワーク7を介して送信する(S207)。なお、コンテンツ配信指示には、要求されたコンテンツIDと、S203において特定したリソースプールIDのアドレスとが含まれている。また、配信処理部61は、ドメイン内コンテンツ管理テーブル642を更新する。すなわち、配信処理部61は、ドメイン内コンテンツ管理テーブル642から、送信されたコンテンツIDおよび特定したリソースプールIDのレコードを削除する。
移動元クライアント8の要求処理部81は、コンテンツ配信指示を受信し、当該指示に含まれるコンテンツをストレージ85のリソースプールから読み出し、ネットワークインタフェース部83を介して、S203において特定されたリソースプールIDのアドレスに位置するクライアントのストレージに移動(送信)する(S208)。
すなわち、要求処理部81は、コンテンツを送信した後、リソースプールから当該コンテンツを削除する。なお、要求処理部81は、クライアントコンテンツ管理テーブル852に記憶された当該コンテンツのコンテンツID121と、コンテンツ名122と、データサイズ123と、をコンテンツとともに送信する。そして、要求処理部81は、コンテンツID121等を送信後、クライアントコンテンツ管理テーブル852から送信したコンテンツID等のレコードを削除する。
要求元ローカルサーバ6の配信処理部61は、S203において特定したリソースプールIDのクライアント8(以下、「配信元クライアント」)に、移動元クライアント8から送信されたコンテンツの配信を指示する(S209)。なお、コンテンツ配信指示には、要求されたコンテンツIDと、要求元のクライアント8のアドレスとが含まれている。
また、要求元ローカルサーバ6のリソース管理部62は、リソースプール管理テーブル641およびドメイン内コンテンツ管理テーブル642を更新する。すなわち、リソース管理部62は、リソースプール管理テーブル641におけるS903で特定したリソースプールID91の未使用容量94から、要求したコンテンツのデータサイズを減算する。また、リソース管理部62は、ドメイン内コンテンツ管理テーブル642に要求したコンテンツID101および特定したリソースプールID102を設定したレコードを追加する。
配信元クライアント8の要求処理部81は、移動元クライアント8から配信されたコンテンツをストレージ85のリソースプールに記憶する。そして、要求処理部81は、S209のコンテンツ配信指示に基づいて、配信されたコンテンツを要求元クライアント8に配信する(S210)。また、ストレージ管理部82は、クライアントコンテンツ管理テーブル852を更新する。すなわち、ストレージ管理部82は、S208においてコンテンツとともに配信されたコンテンツID、コンテンツ名およびデータサイズを設定したレコードを、クライアントコンテンツ管理テーブル852に追加する。
要求元クライアント8の要求処理部81は、ドメイン内ネットワーク7を介して、配信元クライアント8からコンテンツを受信するとともに、当該コンテンツを再生し出力装置905に出力する(S911)。すなわち、要求元クライアントは、受信したコンテンツをストレージ85に格納することなくストリーミングによる再生を行う。
なお、図示する例では、配信元クライアント8と要求元クライアント8とは異なるクライアント8である。しかしながら、S203で特定したリソースプールが、要求元クライアント8のリソースプールで、配信元クライアント8と要求元クライアント8とが同じクライアントであってもよい。この場合、要求元クライアント(配信元クライアント)は、S210で、移動元クライアント8から配信されたコンテンツを格納するともに再生する。
以上で本実施形態について説明した。
上記の実施形態では、エンドユーザが使用するクライアント8のストレージ85を、コンテンツ配信システムのコンテンツ格納領域(リソースプール)として管理および利用することにより、ITリソースの増設をより小さく抑えることができる。すなわち、一般的なコンテンツ配信システムにおいては、サービスの対象範囲を拡大する場合、ローカルドメイン5を次々に設置し、ローカルドメイン5毎にコンテンツを格納するためのストレージ装置を新たに用意する必要があった。しかしながら、本実施形態では、ローカルドメイン5のローカルサーバ6は、コンテンツを格納するためのストレージ装置を有することなく、ローカルドメイン5内の各クライアント8にコンテンツを配信することができる。従って、一般的なコンテンツ配信システムに比べて、より少ないITリソース(ローカルサーバ6)の増設だけで、ローカルドメイン5を構築することができる。
また、本実施形態では、同一ローカルドメイン5内のいずれかのクライアント8のストレージ85(リソースプール)に格納されたコンテンツは、同一ローカルドメイン内の他のクライアント8にドメイン内ネットワーク7介して配信される。そして、他のクライアントは、配信されたコンテンツをストレージ85に記憶することなくストリーミングにより再生する。すなわち、ローカルドメイン5内では、同一のコンテンツを重複して各クライアント8のストレージ85に格納しないため、ストレージ85(リソースプール)の有効活用を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、上記の実施形態では、管理サーバ2または移動元クライアント8は、コピーまたは移動するコンテンツを、ローカルサーバ6を経由せず、直接配信元のクライアント8にコピーまたは移動している。しかしながら、管理サーバ2または移動元クライアント8は、管理サーバ6を経由して、配信元のクライアント8にコンテンツをコピーまたは移動することとしてもよい。
本発明の一実施形態が適用されたシステムの全体構成図。 管理サーバおよびストレージ装置の概略構成図。 ローカルサーバの概略構成図。 クライアントの概略構成図。 各装置のハードウェア構成例を示す図。 コンテンツ管理テーブルの一例を示す図。 顧客管理テーブルの一例を示す図。 ローカルサーバ管理テーブルの一例を示す図。 リソースプール管理テーブルの一例を示す図。 ドメイン内コンテンツ管理テーブルの一例を示す図。 ストレージ管理テーブルの一例を示す図。 クライアントコンテンツ管理テーブルの一例を示す図。 リソースプール登録処理の処理フロー図。 ローカルドメイン内にコンテンツが存在する場合のコンテンツ配信処理を模式的に示す図。 コンテンツをコピーする場合のコンテンツ配信処理を模式的に示す図。 コンテンツを移動する場合のコンテンツ配信処理を模式的に示す図。 コンテンツ配信処理の処理フロー図。 コンテンツ配信処理の処理フロー図。 コンテンツ配信処理の処理フロー図。 コンテンツ配信処理の処理フロー図。
符号の説明
1:管理センタ、2:管理サーバ、21:コンテンツ管理部、22:顧客情報管理部、23:ローカルサーバ管理部、24:ネットワークインタフェース部、25:ユーザインタフェース部、3:ストレージ装置、31:コンテンツ管理テーブル、32:顧客管理テーブル、33:ローカルサーバ管理テーブル、34:オリジナルコンテンツ、4:ドメイン間ネットワーク、5:ローカルドメイン、6:ローカルサーバ、61:配信処理部、62:リソース管理部、63:ネットワークインタフェース部、64:記憶部、7:ドメイン内ネットワーク、8:クライアント、81:要求処理部、82:ストレージ管理部、83:ネットワークインタフェース部、84:ユーサインタフェース部、85:ストレージ

Claims (6)

  1. コンテンツ配信システムであって、
    コンテンツの配信を指示する配信サーバと、少なくとも1つのクライアントとを有し、
    前記クライアント各々は、
    データを記憶するためのクライアントストレージと、
    前記クライアントストレージの一部または全部を、コンテンツを格納するためのリソースプールとして、前記配信サーバに登録する登録手段と、
    コンテンツの配信要求を受け付けて、前記コンテンツの配信要求を前記配信サーバに送信する要求手段と、を有し、
    前記配信サーバは、
    前記クライアント各々が登録したリソースプールを管理するためのリソースプール管理テーブルと、コンテンツと当該コンテンツを格納しているリソースプールとを対応付けたコンテンツ管理テーブルと、を記憶する配信サーバ記憶手段と、
    前記クライアント各々から、前記コンテンツの配信要求を受け付ける要求受付手段と、
    前記コンテンツ管理テーブルを読み出して、前記要求受付手段が受け付けたコンテンツを格納しているリソースプールを特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定したリソースプールを有するクライアントに、前記コンテンツの配信指示を送信する配信指示手段と、を有すること
    を特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 請求項1記載のコンテンツ管理システムであって、
    複数の所定の領域毎に、前記配信サーバおよび前記少なくとも1つのクライアントを有すること
    を特徴とするコンテンツ配信システム。
  3. 請求項2記載のコンテンツ管理システムであって、
    前記複数の所定の領域の、前記配信サーバおよび前記少なくとも1つのクライアントを管理する管理サーバを、さらに有し、
    前記管理サーバは、コンテンツを格納するサーバストレージを有し、
    前記配信サーバの特定手段は、前記コンテンツ管理テーブルに前記要求受付手段が受け付けたコンテンツを格納しているリソースプールが記憶されていない場合、前記管理サーバに前記要求受付手段が受け付けたコンテンツの配信を要求すること
    を特徴とするコンテンツ配信システム。
  4. 請求項3記載のコンテンツ配信システムであって、
    前記管理サーバは、
    コンテンツ毎に、当該コンテンツを各リソースプールに配信可能な上限回数と、当該コンテンツを各リソースプールに既に配信した配信回数と、を含む配信管理テーブルと、配信サーバ毎に、当該配信サーバの識別情報と当該配信サーバが所属する所定の領域の各リソースプールに格納されたコンテンツのリストとを有するサーバ管理テーブルと、を記憶した管理サーバ記憶手段と、
    前記配信サーバからコンテンツの配信要求を受け付けて、前記配信管理テーブルを読み出し、前記配信要求を受け付けたコンテンツの前記上限回数と、前記配信回数とを比較する判別手段と、をさらに有し、
    前記判別手段は、前記上限回数が前記配信回数より少ない場合、前記サーバストレージから前記配信要求を受け付けたコンテンツを配信し、前記上限回数が前記配信回数と同じ場合、前記サーバ管理テーブルを読み出して前記配信要求を受け付けたコンテンツを有する配信サーバの識別情報を、前記配信要求を送信した配信サーバに送信すること
    を特徴とするコンテンツ配信システム。
  5. 請求項3記載のコンテンツ配信システムであって、
    前記配信サーバの前記リソースプール管理テーブルは、リソースプール各々の未使用容量を、さらに有し、
    前記配信サーバの特定手段は、前記コンテンツ管理テーブルに前記要求受付手段が受け付けたコンテンツを格納しているリソースプールが記憶されていない場合、前記リソースプール管理テーブルの各未使用容量に基づいて、前記要求受け付け手段が受け付けたコンテンツを格納するリソースプールを特定すること
    を特徴とするコンテンツ配信システム。
  6. コンテンツの配信を指示する配信サーバと、少なくとも1つのクライアントとを有するコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ配信方法であって、
    前記クライアント各々は、データを記憶するためのクライアントストレージと、クライアント処理部とを有し、
    前記クライアント処理部は、
    前記クライアントストレージの一部または全部を、コンテンツを格納するためのリソースプールとして、前記配信サーバに登録する登録ステップと、
    コンテンツの配信要求を受け付けて、前記コンテンツの配信要求を前記配信サーバに送信する配信要求ステップと、を行い、
    前記配信サーバは、前記クライアント各々が登録したリソースプールを管理するためのリソースプール管理テーブルと、コンテンツと当該コンテンツを格納しているリソースプールとを対応付けたコンテンツ管理テーブルと、を記憶する配信サーバ記憶手段と、サーバ処理部と、を有し、
    前記サーバ処理部は、
    前記クライアント各々から、前記コンテンツの配信要求を受け付ける要求受付ステップと、
    前記コンテンツ管理テーブルを読み出して、前記要求受付ステップにおいて受け付けたコンテンツを格納しているリソースプールを特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにおいて特定したリソースプールを有するクライアントに、前記コンテンツの配信指示を送信する配信指示ステップと、を行うこと
    を特徴とするコンテンツ配信方法。
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