JP2006072687A - 投入コイン検知方法、投入コイン検知装置および遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
実際のコインが投入されたことを検知する検知構造を有してコインの検出精度を向上する。さらに、不正行為を無効にする検知構造を有してコインの誤カウントを実行させない。
【解決手段】
コインを1枚ずつ投入させる投入口に投入されたコインを自重により転動させて内方に導くコイン通路を設け、このコイン通路と直交する該コイン通路内の断面長手方向の少なくとも両側にコイン通路の外部より臨ませた独立した複数の検知片が前記投入口に投入されたコインの通過に伴って全て動いたことを検知したときのみコインの投入と検知するコイン検知方法である。
【選択図】 図13

Description

この発明は、例えばスロットマシンなどの遊技機に利用されるようなメダルや硬貨などのコインの不正投入を防止する検知方法に関し、さらに詳しくは投入コインの不正防止対策を高めた投入コイン検知方法、投入コイン検知装置および遊技機に関する。
従来、スロットマシンの投入口の内方にはコインの真偽選別と投入枚数を計数するためのコイン選別装置(コインセレクタ)が内蔵されている。このコイン選別装置に対しては、一般に「糸つり」と呼ばれる、糸をつけたコインをコイン検知センサ上で往復運動させることによりコインを計数した値(コインカウント)を増加させる不正操作が知られている。その不正対策として、通常、図25に示すように、第1センサ251と第2センサ252の光軸をコイン通路253に沿って2個並べ、コイン254が各光軸を遮光することによってコイン254の進行方向を検出すると共に、図26のタイムチャートに示すように、両センサ251,252の出力時間、位相差(検知時間T261〜T264および、その加減算により求められる時間)を検出して、コインの真偽判定・通過コインの枚数を計数する方法が用いられている。
しかし、一般に「セル」と呼ばれる図27に示すような特殊な先端形状を有する樹脂製の細長いセル板255を投入口から挿入し、そのセル板255をコインが上流側から下流側へと通過されたかの如く動かしてコイン通路253に並列配置された両センサ251,252の光軸を遮光させ、続いて光軸から外れた遮光しない位置に移動させてからセル板255を引き戻す回転運動を行わせることにより、図26のタイムチャートに表されるセンサ出力を模倣し、コインの投入を行わずにコインカウントを増加させる不正行為が問題になっている。
このような不正行為を防止する開示例として、特許文献1に示すように、コイン通路を通過する適正コインを拘束する位置に向けて先端部を出没させる突起部材を設け、その動きを検出することでセル板等の不正装置の挿入を検知するものが知られている。この場合は、セル板等の不正装置が挿入されている状態が一定時間(例えば10秒)以上続いて、突起部材が「突出状態」から長時間「没入状態」にあることを検出したとき不正と判定している。
しかし、このような不正防止構造だけでは未だ十分に対処できないのが現状である。例えば、前記突起部材の先端を二又などに分岐してコイン通路に突出させてコインの通過を検知するように構成した場合、セル板を短時間の範囲で挿入操作して突起部材の両突出端のうち、一方を没入させれば双方の突出端が共に没入してコインの通過と誤検知し、不正行為が可能になってしまう。
このほか、近年、セルの先端部に赤外線LEDを設置し、そのLEDの点灯/消灯を周期的に繰り返すことにより、センサを誤検知させるという不正機能を持たせた不正装置も登場している。これは不正の実施に熟練を必要とせず、短時間にコインカウントが増加するため大きな問題となっている。
このため、直接センサにアクセスする不正装置の利用を防止するには、不正装置の挿入対策を考えるだけでなく、投入されたコインを計数するコインカウント時に実際のコインが通過されていることを正確に監視する検知構造およびその検知制御が必要である。
特許第3441803号公報
そこで、この発明は実際のコインが投入されたことを検知する検知構造および検知制御を有してコイン通過時の検出精度を向上し、さらに不正行為を無効にする検知構造を有することによりコインの誤カウントを実行させない投入コイン検知方法、投入コイン検知装置および遊技機を提供することを目的とする。
この発明は、コインを1枚ずつ投入させる投入口に投入されたコインを自重により転動させて内方に導くコイン通路を設け、このコイン通路と直交する該コイン通路内の断面長手方向の少なくとも両側にコイン通路の外部より臨ませた独立した複数の検知片が前記投入口に投入されたコインの通過に伴って全て動いたことを検知したときのみコインの投入と検知する投入コイン検知方法であることを特徴とする。
ここで検知片とは、コインが投入されたことを検知するものであり、例えば回動自由に軸支したレバーをバネで付勢してレバーの先端をコイン通路に臨ませれば構成することができる。この検知片を臨ませる方向はコイン通路と直交する断面長手方向の両側の通路空間に向く方向であればよく、取付けの容易なコイン厚さ方向から臨ませるのが適している。
この発明によると、コイン通路の通路空間に検知片の一部を臨ませておいて、コインが投入された時、その投入されて降下するコインに検知片が接触して変位することによりコインが投入されたことを検知する。この場合、コイン通路と直交する断面長手方向の少なくとも両側に検知片を臨ませることにより、断面長手方向の空間領域に渡って全て検知することができる検知領域を構築することができる。
従って、コインの直径に近い大きさの物体が通過した場合にのみ全ての検知片が動作し、その全検知片の動作状態を検知することによって通過物の大きさを知ることができる。このため、全検知片が動いたことを検知するようにすれば、実際のコインが投入されたときのみコインの投入と検知することができ、セル等の不正装置を挿入操作しても検知片の全部を動作させることはできず、コインカウント数を増大させる不正行為を的確に防止することができる。
ことに、不正装置の大きさは、通路内の幅方向(コイン直径方向)の全てに設置された複数の検知片の設置間隔と同じか、それ以上とする必要があり、大きな不正装置を挿入口に挿入して動かすことは極めて困難である。
この発明の別の構成では、投入口に投入されたコインを自重により1枚ずつ転動させて内方に導くコイン通路を設け、前記コイン通路の通路空間に向けて該コイン通路の外部より出没自在に付勢突出させた独立した検知片を、前記コイン通路と直交する該コイン通路内の断面長手方向の少なくとも両側に臨ませて配設し、前記複数の検知片が前記通路空間の内方から通路空間の外方に全て退避移動したことを検知する検知手段を備えたことを特徴とする投入コイン検知装置である。
この発明によると、コイン通路を通過するコインの通過に伴ってコイン通路に臨ませた複数の検知片の全てが退避移動する機械的な検知構造を該コイン通路の断面長手方向の空間に配設してコインの通過を検知するため、ここを通過するコインが全ての検知片を押し退けて退避移動させたとき有効と判定し、コインの通過と確認することができる。このように、コインの大きさを有する物の通過だけを検知する構成である。
従って、不正装置を用いても検知片の全部を退避移動させることはできず、仮に細長いセル等の不正装置が用いられても一部の検知片だけが退避移動するためコインカウント数を増大させることはできず、投入口からの様々な細工(ゴト行為)を無効にして不正行為を的確に防止することができる。
この発明の別の構成では、投入口に投入されたコインを自重により1枚ずつ転動させて内方に導くコイン通路と、前記コイン通路の通路空間に向けて該コイン通路の外部より出没自在に付勢突出させた検知片を独立して該コイン通路と直交するコイン通路内の断面長手方向の少なくとも両側の通路空間に臨ませて配設し、前記投入口にコインが投入された時、そのコインに押されて前記独立した複数の検知片が通路空間の内方から通路空間の外方へと全て退避移動したことを検知する第1検知手段と、前記第1検知手段より後段の通路位置に配設されてコインの通過を検知する第2検知手段と、前記第1検知手段が検知した検知時刻と第2検知手段が検知した検知時刻とを比較して求めた時間差による検知情報、または前記第1検知手段が検知した検知回数と第2検知手段が検知した検知回数とを比較して求めた回数差による検知情報とから不正行為の有無を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする投入コイン検知装置である。
この発明によると、複数の検知片の動きを検知することによりコイン通路と直交する該コイン通路内の断面長手方向の通路空間を全検知領域とする第1検知手段を備えているため、この第1検知手段によって全検知領域を通過するコインの投入か、部分的に検知領域を通過する不正装置の挿入かを区別して実際のコインが投入されたことを検知することができる。さらに、第1検知手段が検知するコイン通路の前段の検知位置と第2検知手段が検知する後段の検知位置との検知の有無および前段の検知位置から後段の検知位置までの通路長さに応じた通過時間を監視することにより正確にコインか否かを判定することができる。このように、第1検知手段の検知情報に加えて、第2検知手段の検知情報を加味することによってコインの通過か、セルや糸つりなどの不正装置の挿入か、あるいはセンサに直接アクセスする赤外線LEDのような不正装置かを高精度に区別できる。さらに、様々な不正行為が試みられても不正行為を完全排除してコインカウント数を誤検知しないため信頼性の高い不正防止機能を維持することができる。
この発明の別の構成では、前記検知片は前記コイン通路のコイン厚さ方向の通路空間に向けて該コイン通路の外部より独立して出没自在に付勢突出させ、かつ該コイン通路と直交するコイン通路内の断面長手方向の両側に並列して臨ませたことを特徴とする。
この発明によると、コイン通路の内部空間に対する機械的な検知領域を構成する場合に該コイン通路内の断面長手方向の両側に並列して検知片を臨ませているため、2個の検知片だけで通路内の全検知領域を検知することができ、必要最小限の検知構成になる。また、コインの通過時はコインが円形であるため、その円形中央部を避けた両側が同時に接触する検知構造になり、両検知片がコインに押されて移動する検知動作が同期して正確になる。
このように構成された投入コイン検知装置を備えた遊技機を用いれば、高い不正防止機能を有することから信頼性の高い遊技機として運用することができる。
この発明によると、コインカウント数を不正に増大させる投入口の内部空間への不正行為を無効にする不正防止技術の高い検知構造を有しているため、投入口に対する不正行為を完全に防止することができる信頼性の高い利用が図れる。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明する。
図面は遊技機の一例として遊技ホールに設置されるスロットマシンを示し、図1において、このスロットマシン11は接客面としての前面上部にパネル12とリール部13を有し、前面中央の幅方向に3個の並列するストップボタン14を有し、その左側にスタートレバー15と掛け数設定ボタン16を、右側に清算ボタン17とコイン(メダル)Cを1枚ずつ投入するための投入口18とを有し、これらの前面下部に下皿20を有している。
そして、遊技者がスロットマシン11を遊技利用するときに、前記投入口18にコインCが1枚ずつ投入される。投入されたコインCは内部で選別され、有効と選別された正規のコインCは内部に取込まれ、無効と選別された不適合の大きさのコイン類はコイン返却通路(図2参照)26を介して下皿20へと返却させる選別機能を有している。また、遊技者が遊技を中止するために清算ボタン17を押下操作した場合もコインCは下皿20へと返却される。
図2はスロットマシン11の前面扉11aを片開き式に開口した扉の内部構造を示し、この開口されたスロットマシン本体11b側には、外周面の絵柄の位置を回転・停止させて遊技利用を行う。例えば、3列のリール部13を上部に設置し、下部中央にコインの取込み、および払い出し用のコイン払出装置21を設置し、その左側に電源装置22を設置し、右側にオーバフロータンク23を設置している。
一方、前面扉11a側には、内面上部より下部にかけてリールカバー24と、コインの適否を選別するコイン選別装置(コインセレクタ)25と、コイン返却通路26と、返却口27とをこの順に有している。
上述のコインセレクタ25は、図3および図4に示すように、平面視コの字状の基板28と、開閉板29とを備え、開閉板29側の支軸30を基板28側の軸受部31,31に軸支すると共に、バネ32により開閉板29を常時基板28側に付勢し、これら基板28と開閉板29との両者によりコイン通路33を形成している。
このコイン通路33は前述の投入口18に接続対応する入口34と下方の出口35とを有するL字状に形成され、入口34から下方に延びる縦辺部L1と、斜め下方に延びて出口35に至る横辺部L2と、これら両辺部L1,L2を湾曲状に連通接続する湾曲部L3とを備えている。
また、図5に示すように基板28裏側の支軸36を支点として揺動可能な可動ガイド板37を設け、この可動ガイド板37のガイド部38を基板28の開口部39から図3、図4に示すようにコイン通路33の上部に臨設し、このガイド部38でコインCの上端側を搬送方向にガイドするように構成している。
さらに、上述の可動ガイド板37には図5に示すように基板28の裏側に位置する排出部材としてのブロッカー40を一体に折り曲げ形成し、このブロッカー40の下端ブロック部40aをコイン通路33下流側の開口部33aから該コイン通路33に出没可能に構成している。
また、上述の基板28の裏側にはソレノイド41で駆動される可動板42を設け、この可動板42の遊端42aを可動ガイド板37の上端37aに対向させ、ソレノイド41のON時に可動板42の遊端42aで可動ガイド板37の上端37aを押圧して、そのガイド部38でコインCの上端側を搬送ガイドすると共に、ブロッカー40の下端ブロック部40aをコイン通路33の開口部33aから裏面側に後退させ、有効と選別された正規のコインはコイン払出装置21へ搬送し、無効と選別された不適合の大きさのコイン類は開閉板29の排出口29aから排出して、外部の返却口27に返却するように構成している。
ソレノイド41のOFF時にはガイド部38によりコインCの上端側の搬送ガイドを解除すると共に、ブロッカー40の下端ブロック部40aをコイン通路33の開口部33aからコイン通路33側へ突出させて、受入れを中止させている。
前記コイン通路33の横辺部L2は、該横辺部L2の上下に対設される可動ガイド板37と通路の下面を形成する案内プレート33bとの上下に平行する平行間隔により直径の小さなコインを通路外に排除する外形選別を実施し、正規の大きさのコインのみを通過させて計数するように構成している。
従って、出口35からは遊技機専用に設けられた一定の大きさの円板形状を有する適正な大きさのコインCのみが受入れられる。この出口35の直前部においてコイン通路33を形成する基板28の通路壁には、コイン通路33の横辺部L2を通過するコインCを探知して計数する第1センサS1と第2センサS2とを、この通路方向に順に取付けている。
これらのセンサS1,S2は投受光してコインCの通過を検知する光学式検知センサで構成することができ、コインCがコイン通路33に沿って下流側に移動し、このコインCが両センサS1,S2の光軸をこの順に遮ることで、コインCの通過を検出する。具体的には、コインの進行方向を検出すると共に、センサ出力時間、位相差、出力順位などを検出し、コインの真偽判定・通過コイン枚数の計数を実施するため、適正なコインの直径より小さくなるように配置された2つのセンサS1,S2を有している。
ところで、投入口18に投入されたコインCを自重により1枚ずつ転動させて内方に導くコイン通路33の入口34から下方に延びる縦辺部L1には、不正対策手段を兼ねた投入コイン検知装置43を配設している。
この投入コイン検知装置43は、図4〜図7に示す。ここで図4は基板28の内面を示した正面図であり、図5は基板28の外面を示した背面図である。このうち、図5のA−A線矢視断面図を図6に表し、図5のB−B線矢視断面図を図7に表している。
このように、横方向に並列して配設される左右の独立した検知レバー44,45と、これらの両検知レバー44,45を付勢するコイルバネ46と、そのレバーの動きを検知する第3センサS3とを組合せて構成される。
前記検知レバー44,45は、基板28の縦辺部L1の背面側に沿って水平に架設した支軸47に検知レバー44,45の上端部を軸支し、該レバー下側の先端部を回動自由にコイルバネ46により付勢して、該検知レバー44,45と対応するコイン通路33の縦辺部L1の壁面を開口した左右の開口窓48,49より内方のコイン通路33の通路空間に向けて出没自在に付勢突出させている。
この場合、前記検知レバー44,45の先端部は、コイルバネ46に付勢されて常時基板28の外方(背面側)から内方のコイン通路33に向けて斜め下向きに軽く付勢突出させ、先端部は対向する開閉板29の内面に当接して受け止められている。
そして、投入口18にコインCが投入された時は、図8〜図10に示すように、図8ではコインが投入された基板28の内面を示した正面図であり、このうち図8のA−A線矢視断面図を図9に表し、図8のB−B線矢視断面図を図10に表している。
このとき、左右に独立した個々の検知レバー44,45は投入口18より降下するコインCの降下力を受けて、コイン通路33の外方へと押し戻されて退避移動し、略垂直に降下するコインCの通過を許容している。コインCの通過後は再び両検知レバー44,45はコイルバネ46の付勢力により先端部がコイン通路33内に臨んで次の通過コインと接触可能な元の突出位置に前進する。
前記支軸47にはコイルバネ46を巻回しており、この支軸47を基準に該コイルバネ46の一端を一方の検知レバー44に係止して付勢力を与え、他端を他方の検知レバー45に係止して付勢力を与えている。これにより、両検知レバー44,45をそれぞれ同付勢力に設定してコイン通路33側に付勢支持している。このときのコイルバネ46の付勢力はコインの通過時に、その降下力により両検知レバー44,45が通路から外方に退避して没するように設定し、その荷重(トルク)はコインCの質量・速度などより決定する。
さらに、並列する検知レバー44,45はそれぞれ第1分岐片44a,45aと第2分岐片44b,45bとからなる逆V字形を有しており、これらの逆V字形の屈曲部分を回動支点に前記支軸47により軸支し、分岐した逆V字形の第1分岐片44a,45aをコイン接触検知用に通路内に臨ませ、第2分岐片44b,45bを遮光用に通路外の基板28の背面側に延出させている。そして、コインCの通過時に第1分岐片44a,45aが押し戻され、その動きと同時に第2分岐片44b,45bも同方向に回転移動し、これらの第2分岐片44b,45bの動きに基づいて後述するレバー検知用の第3センサS3の光軸を遮光動作するように設けている。
前記第3センサS3は、第2分岐片44b,45bを挟む一方の位置に投光素子S31を配設し、他方の位置に受光素子S32を配設して第2分岐片44b,45bの動きを光学式に検知する構成を有している。この場合、第1分岐片44a,45aがコイン通路33内に臨んでいる状態では、投光素子S31からの光軸が第2分岐片44b,45bによって遮光される回転角度に設定している。これに対し、第1分岐片44a,45aがコイン通路33から外方に押し戻された退避状態では、第2分岐片44b,45bが光軸の遮光位置より退避移動して投光素子S31からの光軸が受光素子S32に受光される回転角度に設定している。
このような第3センサS3を設けることにより、コインCが投入口18に投入された時は、第1分岐片44a,45aがコインCにより押し戻され、これに連動して第2分岐片44b,45bが変位して遮光状態から透光状態になったことを第3センサS3が検知することによって、コインCが投入されたことを検知する。
この場合、コイン通路33と直交する該コイン通路33内の断面長手方向の両側に検知レバー44,45を臨ませることにより、断面長手方向の全空間領域に渡ってコインの大きさを検知する検知領域を構築している。従って、コインCの直径に近い大きさの物体が通過した場合にのみ両検知レバー44,45が同時に動いたことを検知する。このため、実際のコインが投入されたときのみコインの投入と検知することができる。
それゆえ、図11〜図13に示すように、図11では不正装置50が挿入された基板28の内面を示した正面図であり、このうち図11のA−A線矢視断面図を図12に表し、図11のB−B線矢視断面図を図13に表している。
例えば、L形を有するセル板などの不正装置50が用いられても両検知レバー44,45のうち、図においては左側の検知レバー44だけを動作させて、右側の検知レバー45を動作させることはできず、この結果、左側の検知レバー44だけが第3センサS3の透光を許容し、右側の検知レバー45は遮光状態のままである。このため、不正装置50を操作してもコインカウント数を増大させることはできず、またコイン径と同じ寸法を持つ不正装置50を用いることも考えられるが、この場合はコイン通路33内で不正装置50の動きがとれなくなる。従って、特殊な不正装置50を用いても不正行為を的確に防止することができる。
さらに、前記投入コイン検知装置43に以下の構成を加えることにより、より不正防止効果を高めることが可能である。
図14はコインセレクタ25からコイン払出装置21へのコイン取込経路を示し、このコイン取込経路はコインセレクタ25の出口35と、コイン払出装置21のコインホッパ51との間を出口シュート52で接続したものであり、この出口シュート52は方向変換用に約90度湾曲させ、その上面を開放したU字溝を有し、ここにコインCを1枚ずつ立姿で転動させて搬送する。この場合、コインCの進行方向をコインセレクタ25内の進行方向Xに対し、約90度ターンさせた方向YでコインCをコインホッパ51へと搬送して貯留させる。
さらに、この出口シュート52には、図15に示すように、コインセレクタ25で取込んだコインを検知するコイン取込検知装置53を配設している。このコイン取込検知装置53は横型検知レバー54と、コイルバネ55と、第4センサS4とから構成される。
前記横型検知レバー54はへの字形を有し、そのへの字形の中央屈曲部を支軸56で水平方向に軸支して一側に延びる第1水平片54aを出口シュート52の側面開口部57より通路に直交させ、他側に延びる第2水平片54bを第4センサS4の縦方向の光軸を遮光可能に水平方向に回動自由に軸支している。
通常、待機状態では支軸56に巻回されたコイルバネ55の一端を第1水平片54aが出口シュート52の通路に直交する方向に付勢している。このときのコイルバネ55の付勢力は、図16に示すように、コインCの通過時に、そのコインの降下力により第1水平片54aがコインに押されて該出口シュート52の通路から外方に退避するように設定し、その荷重(トルク)はコインCの質量・速度などにより決定される。
このため、横型検知レバー54の動きは、出口シュート52の通路内を立姿で転動して来たコインCの降下力を受けたとき、コイルバネ55の付勢力に抗して通路外へと回動し、コインCの通過を許容する。このコインCの通過後は再び横型検知レバー54がコイルバネ55の付勢力により復帰し、第1水平片54aが出口シュート52内に直交して次のコインと交差する元の突出位置に回動復帰する。
前記コイン取込検知装置53の構成は、このような構成に限らず、例えば図17に示すように、出口シュート171のU字溝の通路172と交差する方向に光軸孔173,174を隔てて投光素子S171と受光素子S172を対設し、これらの両素子S171,S172間に光軸を横貫させて設け、この光軸をコインが遮光することにより、コインCの通過と検知するように構成することができる。また、センサの種類としてはコの字形のフォトセンサや、マイクロスイッチや近接センサなどを用いることも可能である。
図18はコインセレクタ25の制御回路ブロック図を示し、制御部181には第1〜第4センサS1〜S4とタイマTが接続される。そして、検知位置の異なる第1〜第4センサS1〜S4の幾つかを組合せた検知情報と、これに対応したタイマTによるコイン監視時間の経過情報に基づいて、制御部181は適正なコインの取込みか、不正行為が行われているかを区別することができる。これにより、不適な検知情報を完全に排除し、正確なコインの検知情報のみを取得するものである。
このように構成されたコインセレクタ25のコインの選別動作と共に実行されるコインの計数処理および制御動作を図19のタイムチャートおよび図20のフローチャートを参照して説明する。
遊技者がスロットマシン11の投入口18にコインCを投入すると、投入されたコインCは下方のコインセレクタ25へと導かれる(ステップn1)。
コインセレクタ25へ導かれたコインCは、基板28と開閉板29とから構成されるコイン通路33を通り、投入コイン検知装置43の位置を通過する。
この投入コイン検知装置43では、コインCが無い状態では、左右の検知レバー44,45は動作せず、両検知レバー44,45の第2分岐片44b,45bが第3センサS3の光軸を遮光したハイレベル(HI)状態(図19参照)にて待機している。
この投入コイン検知装置43の位置にコインCが来ると、両検知レバー44,45の第1分岐片44a,45aは、コインCに押されてコイン通路33に突出した状態から没する方向に回動する。このとき、第2分岐片44b,45bも回動し、第3センサS3の光軸を遮光したハイレベル(HI)状態から透光可能なローレベル(LO)状態に変化する。
続いて、コインCが投入コイン検知装置43の位置を通過すると、コイルバネ46の付勢力により、両検知レバー44,45は再びコイン通路33に突出するように回動復帰し、第2分岐片44b,45bが第3センサS3の光軸を透光可能なローレベル(LO)状態から遮光したハイレベル(HI)状態に変化する。このように第3センサS3の出力により、コインCが通過したか否かの有無を検知することができる。
その後、コインCはコイン通路33の小径コイン排除用に設けられた横辺部L2の上下に対設される可動ガイド板37と案内プレート33bとの上下の対向間隔によりガイドされながら通過し、ここで直径の小さなコインを排除する外形選別が実施される。そして、正規の大きさのコインのみが取込み方向に通過し、このとき第1センサS1と第2センサS2がコインの通過を確認し、通過したコイン数を計数する。
この場合、前後に並んだ第1センサS1と第2センサS2は、その2つの光軸がコインの直径よりも小さくなる間隔に配置している(図25および図26参照)。このため、始めは投入口18に近い位置の第1センサS1が検知し、続いて投入口18から遠い位置の第2センサS2が検知して、両者がコインCを検知する。ついで、コインCの転動に伴い第2センサS2のみが検知し、最後に両センサS1,S2の検知が終了するという順序を確認することにより制御部181はコインの流下方向が正常か否かを判断する。
さらに、制御部181は第1センサS1のみが検知している時間T1、両センサS1,S2が検知している時間T2が規定の時間であるか否かを判定する。前記規定の時間はコインCの流下速度などから決定され、例えば、T1>5(ms),T2<100(ms)である。この決定された値に基づいて規定の時間か否かを判定することができる(ステップn2)。
ここで、投入コイン検知装置43の第3センサS3がコインCの流下を検知しても、その後の第1センサS1と第2センサS2に至るまでに前記した外径寸法による選別が行われて、磨耗した直径の小さなコインは排除されてしまうため、必ずしも第1センサS1,第2センサS2へ流下するとは限らない。
そのため、第3センサS3の制御は、第1センサS1と第2センサS2でのコインカウント数NCが一定数β枚(例えば10枚)まで増加する間に(ステップn3)、第3センサS3の光軸が遮光されたハイレベル(HI)状態のまま変化がない(検知レバー44,45が動作しない)場合を異常とする(ステップn4)。
前記制御部181は、第2センサS2の光軸が検知完了(第2センサS2の立ち上りを検知)したことにより、コインカウント数NCを1枚増加し、コインカウント数NCがβ枚に達するまで、第3センサS3の光軸を監視する(ステップn5)。
コインカウント数NCがβ枚に達するまで、第3センサS3の光軸が遮光状態のままであった場合には、セルなどによる不正装置50が実施されていると判断できる。
また、第3センサS3の光軸が透光されたローレベル(LO)の状態であっても、透光状態の時間TAが規定時間α(例えば5秒)を超えた場合には、セルなどによる不正装置50が使用されているか、コイン通路33でのコイン詰まりなどが発生していると判断できる。
制御部181は異常発生と判断した場合は、警報ランプ、アラーム、エラー表示などの出力手段により報知、およびスロットマシン11の動作を停止させるなどの対応が可能である(ステップn6)。
また、図21のタイムチャートにも示すように、コインカウント数NCがβ枚に達する前に、前記第3センサS3の光軸が、透光(LO)状態に変化し(ステップn7)、その出力時間TAが規定時間α内である場合は、コインカウント数NCをリセットする(ステップn8)。
これにより、不正行為の実施を困難にすると共に、万一不正が試みられた場合でも、その不正行為を無効にすることができる。ことに、投入コイン検知装置43では通路内部での検知領域を広めて異物の挿入に対する検知機能を高めているため、図11〜図13に基づいて前述したように、セル等の不正装置50が挿入された場合には、不正装置50により左側の検知レバー44のみがコイン通路33から没するように回動し、該レバー44の左側の第2分岐片44bが第3センサS3の光軸を遮らなくなるが、もう一方の右側の検知レバー45はコイン通路33に突出したままであり、該レバー45の右側の第2分岐片45bは第3センサS3の光軸を遮光したままである。
このため、不正装置50の大きさは、通路幅方向(コイン直径方向)の両端に設置された両検知レバー44,45の設置間隔と同じか、それ以上とする必要があり、大きな不正装置50を第1センサS1および第2センサS2の位置まで挿入し、動作させることは極めて困難である。
次に、コインセレクタ25の第1センサS1と第2センサS2と、コイン取込検知装置53の第4センサS4を用いた検知情報に基づいてコインの計数処理および制御動作したときの図22、図24のタイムチャートおよび図23のフローチャートを参照して説明する。
前記図20に示したフローチャートのステップn1〜n3で説明したように、投入されたコインCはコインセレクタ25においてコインCの計数がなされる(ステップn11〜n13)。
前記コインセレクタ25により計数されて出口35を通過したコインCは、出口シュート52の通路内を転動して第4センサS4の検知位置へと流下する。このとき、制御部181は第2センサS2がコインCを検知した時点からタイマをスタートして計時開始する(ステップn14)。
このコインCが第4センサS4の位置に達すると、コインCに横型検知レバー54の第1水平片54aが押されて、これと一体の第2水平片54bが回転動作する。これにより、第4センサS4の光軸は透光(HI)状態から遮光(LO)状態へと変化する。
続いてコインCが第4センサS4を通過すると、コイルバネ55により、横型検知レバー54の第1水平片54aは再び出口シュート52の通路内に突出するように回転し、第4センサS4は遮光(LO)状態から再び透光(HI)状態に変化する。これにより、コインCが流下したか、否かの有無を検知することができる(ステップn15)。
ここで、第4センサS4の制御は、図22に示すように、第1センサS1と第2センサS2でコインの通過を確認した後、第4センサS4の監視時間γ(例えば3秒)の間の第4センサS4の光軸の有無を監視し、コイン通過枚数の検知は実施しない。
第2センサS2の光軸が検知完了(第2センサS2の立ち上りを検知)したことにより、コインカウント数NCを増加し、監視タイマTDをリセットし、該監視タイマTDによりコインCが第2センサS2から第4センサS4に至るまでの経過時間を計測し(ステップn16)、監視タイマTDが第4センサS4の監視時間γに達するまで第4センサS4の光軸の監視を実施する(ステップn17)。
前記監視時間γまでの間に第4センサS4の光軸が遮光(LO)状態になる場合は正常な動作である(ステップn19)。反対に、前記監視時間γの間に第4センサS4の光軸が透光(HI)状態のままの場合は、セルなどによる不正や、出口シュート52でのコイン詰まりなどの異常が発生したと判断し、警報ランプ、アラーム、エラー表示などの出力手段により報知、およびスロットマシン11の動作を停止させるなどの対応ができる(ステップn18)。
これにより、不正の実施を困難にすると共に、万一不正が試みられた場合でも、その不正行為を無効にしてコインの計数機能を保護することができる。また、第4センサS4を何らかの手法により誤動作させ、常に遮光状態にするなどの不正が行われたとき、このような不正を防止するため、第4センサS4の検出時間TBが、規定値(検出時間)δ以下であるか否かの監視条件を上記制御に加えることも可能である。
ここで、予め規定される第4センサS4の監視時間γおよび第4センサS4の検出時間δは、コインの流下速度、第2センサS2と第4センサS4間の距離などから決定され、例えば、γ=3(ms),δ=150(ms)である。この決定された値に基づいて規定の時間か否かを判定することができる。
上述のように、投入口の付近に投入コイン検知装置を備え、コインセレクタの出口側に第1センサと第2センサを備えた場合は、両検知手段が離れて構成されるため、入口と出口の広い範囲で不正装置の検出が可能になる。また、コイン取込検知装置を出口シュートに備えた場合は、コインセレクタで計数されたコインは外形選別などにより排除されないため、必ずコイン取込検知装置へと流下する。従って、コインの計数情報が正確であり、不正装置の検出精度が向上する。
この発明の構成と、上述の実施例の構成との対応において、
この発明の検知片および第1検知手段は、実施例の左検知レバー44と、右検知レバー45とに対応し、
以下同様に、
検知手段および判定部は、制御部181に対応し、
第2検知手段は、第1センサS1と第2センサS2に対応し、
遊技機は、スロットマシン11に対応するも、
この発明は上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、投入コイン検知装置43をコイン取込検知装置53の位置に構成することも可能である。
スロットマシンを示す正面図。 スロットマシンの前面扉を開けた内面状態を示す斜視図。 コインセレクタの外観斜視図。 コインセレクタの基板の内面を示す正面図。 コインセレクタの基板の外面を示す背面図。 図5のA−A線矢視断面図。 図5のB−B線矢視断面図。 コイン投入時の基板の内面を示す正面図。 図8のA−A線矢視断面図。 図8のB−B線矢視断面図。 不正装置が挿入操作された時の基板の内面を示す正面図。 図11のA−A線矢視断面図。 図11のB−B線矢視断面図。 出口シュートの位置関係を示す斜視図。 コイン取込検知装置の待機状態を示す斜視図。 コイン取込検知装置のコイン検知状態を示す斜視図。 コイン取込検知装置の他の実施例を示す斜視図。 投入コイン検知装置の制御回路ブロック図。 投入コイン検知装置のセンサ別のタイムチャート。 投入コイン検知装置の処理動作を示すフローチャート。 投入コイン検知装置のセンサ別に枚数を監視するタイムチャート。 コイン取込検知装置のセンサ別のタイムチャート。 コイン取込検知装置の処理動作を示すフローチャート。 コイン取込検知装置のセンサ別に枚数を監視するタイムチャート。 従来の並列したセンサ構造による検知動作を示す説明図。 従来のセンサ構造によるタイムチャート。 従来のセンサ構造に対する不正装置の使用状態を示す説明図。
符号の説明
11…スロットマシン
18…投入口
25…コインセレクタ
33…コイン通路
43…投入コイン検知装置
44、45…検知レバー
44a,45a…第1分岐片
44b,45b…第2分岐片
S1…第1センサ
S2…第2センサ
S3…第3センサ
C…コイン

Claims (5)

  1. コインを1枚ずつ投入させる投入口に投入されたコインを自重により転動させて内方に導くコイン通路を設け、このコイン通路と直交する該コイン通路内の断面長手方向の少なくとも両側にコイン通路の外部より臨ませた独立した複数の検知片が前記投入口に投入されたコインの通過に伴って全て動いたことを検知したときのみコインの投入と検知する投入コイン検知方法。
  2. 投入口に投入されたコインを自重により1枚ずつ転動させて内方に導くコイン通路を設け、
    前記コイン通路の通路空間に向けて該コイン通路の外部より出没自在に付勢突出させた独立した検知片を、前記コイン通路と直交する該コイン通路内の断面長手方向の少なくとも両側に臨ませて配設し、
    前記複数の検知片が前記通路空間の内方から通路空間の外方に全て退避移動したことを検知する検知手段を備えた投入コイン検知装置。
  3. 投入口に投入されたコインを自重により1枚ずつ転動させて内方に導くコイン通路と、
    前記コイン通路の通路空間に向けて該コイン通路の外部より出没自在に付勢突出させた検知片を独立して該コイン通路と直交するコイン通路内の断面長手方向の少なくとも両側の通路空間に臨ませて配設し、前記投入口にコインが投入された時、そのコインに押されて前記独立した複数の検知片が通路空間の内方から通路空間の外方へと全て退避移動したことを検知する第1検知手段と、
    前記第1検知手段より後段の通路位置に配設されてコインの通過を検知する第2検知手段と、
    前記第1検知手段が検知した検知時刻と第2検知手段が検知した検知時刻とを比較して求めた時間差による検知情報、または前記第1検知手段が検知した検知回数と第2検知手段が検知した検知回数とを比較して求めた回数差による検知情報とから不正行為の有無を判定する判定手段と、
    を備えた投入コイン検知装置。
  4. 前記検知片は前記コイン通路のコイン厚さ方向の通路空間に向けて該コイン通路の外部より独立して出没自在に付勢突出させ、かつ該コイン通路と直交するコイン通路内の断面長手方向の両側に並列して臨ませた
    請求項2または3記載の投入コイン検知装置。
  5. 請求項2〜4記載のいずれかの投入コイン検知装置を備えた遊技機。
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