JP2006071727A - 駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】モノカラーの画像形成速度をフルカラーの画像形成速度よりも速くしても、装置を大型にすることなく、安定した画像を得ること。
【解決手段】駆動モータ100cに駆動される感光体ドラム1cと、駆動モータ100dに駆動される感光体ドラム1dと、駆動モータ100cの駆動トルクを感光体ドラム1dに付与するための駆動トルク付与手段と、を有し、前記駆動トルク付与手段は、所定の駆動トルクでスリップを発生するトルクリミッタ150を有することを特徴とする。
【選択図】 図7
【解決手段】駆動モータ100cに駆動される感光体ドラム1cと、駆動モータ100dに駆動される感光体ドラム1dと、駆動モータ100cの駆動トルクを感光体ドラム1dに付与するための駆動トルク付与手段と、を有し、前記駆動トルク付与手段は、所定の駆動トルクでスリップを発生するトルクリミッタ150を有することを特徴とする。
【選択図】 図7
Description
本発明は、駆動装置、駆動装置を備えた機器及び画像形成装置に関するものである。
インライン型カラー画像形成装置において、現像剤の浪費や感光体ドラムの寿命の問題を解決するため、感光体ドラムと現像器を別々に制御するものがある。別々に制御することで、モノカラー時に一色(例えばブラック)以外の色の現像ローラの回転を停止させたり、現像ローラを感光体ドラムから退避させたりして、所望の色以外は現像を行わないようにしている。
また、インライン特有の複数色の色ズレ対策として、各色独立のモータで感光体ドラムの回転を制御する方法が採用されてきている。そして両者の組み合わせを低コストで実現するためには、各色1つのモータで感光体ドラムと現像器を駆動し、現像駆動に回転、停止を制御するクラッチを入れ、また現像ローラを感光体ドラムから退避させる機構を入れる方法がある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
一方、一般的にカラー画像形成装置とモノクロ画像形成装置のプリント速度を比較すると、カラー画像形成装置の方が遅い。これは、プリント速度が決まる大きな要因として、トナーの転写材への定着性が挙げられる。即ち、カラー画像は、トナーを複数重ね合わせて得られるため、モノカラー画像に比べてより定着性が必要となる。よって、定着器の能力が同じ場合、プリント速度を遅くすることで、カラー画像の定着性を十分に確保する必要がある。
このように、カラー画像形成装置においては、定着性のより厳しいカラー画像が転写材へ定着できるように、プリント速度を遅めの速度に合わせるのが一般的である。しかし、定着器に余裕があるモノカラー時は、プリント速度をできるだけ速くしたほうが、ユーザーにとってメリットは大きい。このため、モノカラーのプリント速度をフルカラーのプリント速度より速く設定するものもある。
しかしながら上記従来例では以下の問題点がある。
通常、モータを選定する際、耐久による負荷アップなどを考慮した最大の負荷トルクを算出し、それにマージンを加えたトルクが出せるようなモータを採用する。よって、フルカラーのプリント速度とモノカラーのプリント速度が同じ機械においては、フルカラー(またはモノカラー)の速度においてトルクが満足できるようなモータを選定していた。
ここで、モータの出力トルクは、モータの回転数が上がるにつれて、下がる特性を持つ。このため、この機械でモノカラーのプリント速度をフルカラーのプリント速度より規定値よりも速くすると、モノカラー時のモータの出力トルクが不足する場合がある。モータの出力トルクが不足すると、安定した回転が得られなくなり、ジャムや画像不良などの問題が発生する場合がある。
これを解決するために、単純にモータの出力トルクを上げようとすると、モータのサイズを大きくすることにつながる。すると装置本体サイズが大きくなり、又はコストアップ等のデメリットがある。
本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、モノカラーの画像形成速度をフルカラーの画像形成速度よりも速くしても、装置を大型にすることなく、安定した画像を得ることを目的とする。
前記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、第一駆動源に駆動される第一被駆動手段と、第二駆動源に駆動される第二被駆動手段と、前記第一駆動源の駆動トルクを前記第二被駆動手段に付与するための駆動トルク付与手段と、を有し、前記駆動トルク付与手段は、所定の駆動トルクでスリップを発生する駆動トルク制限手段を有することを特徴とする。
本発明は、上述の如き構成と作用とを有するので、モノカラーの画像形成速度をフルカラーの画像形成速度よりも速くしても、装置を大型にすることなく、安定した画像を得ることができる。
〔第1実施形態〕
図を用いて本発明の実施形態について説明する。説明においては、画像形成装置、プロセスカートリッジ、画像形成時又は非画像形成時の現像ローラ周りの構成及び動作、について説明をした後、本発明の特徴となる駆動トルク付与手段について説明する。
図を用いて本発明の実施形態について説明する。説明においては、画像形成装置、プロセスカートリッジ、画像形成時又は非画像形成時の現像ローラ周りの構成及び動作、について説明をした後、本発明の特徴となる駆動トルク付与手段について説明する。
(画像形成装置の構成)
図1を用いて画像形成装置の構成を説明する。図1は画像形成装置の全体構成を示す断面図である。
図1を用いて画像形成装置の構成を説明する。図1は画像形成装置の全体構成を示す断面図である。
図1に示すカラー画像形成装置Aは、垂直方向に並設された4個の感光体ドラム(像担持体)1(1a、1b、1c、1d)を備えている。感光体ドラム1は、モータからの動力の伝達によって反時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電手段2(2a、2b、2c、2d)、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1上の静電潜像を形成するスキャナユニット3(3a、3b、3c、3d)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像ユニット4(4a、4b、4c、4d)、感光体ドラム1上のトナー像を転写材Sに転写させる静電転写装置としての転写ローラ12、転写後の感光体ドラム1表面に残った転写残トナーを除去するクリーニング手段6(6a、6b、6c、6d)等が配設されている。ここで、感光体ドラム1と帯電手段2、現像ユニット4、クリーニング手段6は一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)を形成している。以下、感光体ドラム1から順に詳述する。
感光体ドラム1は、例えば直径30mmのアルミシリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC感光体)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に不図示の駆動モータからの駆動力が伝達されることにより、反時計周りに回転駆動される。
帯電手段2としては、接触帯電方式のものを使用することができる。帯電部材は、ローラ状に形成された導電性ローラであり、このローラを感光体ドラム1表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。
スキャナユニット3は、感光体ドラム1の略水平方向に配置され、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光が、スキャナモーター(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9(9a、9b、9c、9d)に照射される。ポリゴンミラー9に反射した画像光は、結像レンズ10(10a、10b、10c、10d)を介して帯電済みの感光体ドラム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構成している。
現像ユニット4はそれぞれイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの各色のトナーを図示時計方向に回転する現像ローラ(現像手段)40の外周に塗布し、且つトナーに電荷を付与する。そして現像ユニット4は、静電潜像が形成された感光体ドラム1と対向した現像ローラ40に現像バイアスを印加することにより、静電潜像に応じて感光体ドラム1上にトナー現像を行う。
静電転写ベルト11は、すべての感光体ドラム1a、1b、1c、1dに対向して接し、循環移動するように配設される。静電転写ベルト11は、1011〜1014Ω・cmの体積固有抵抗を持たせたフィルム状部材で構成される。この静電転写ベルト11は、垂直方向に4軸でローラに支持され、図中左側の外周面に転写材Sを静電吸着して感光体ドラム1に転写材Sを接触させるべく循環移動する。これにより、転写材Sは静電転写ベルト11により転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像を転写される。
静電転写ベルト11は、周長約700mm、厚み150μmのベルトであり、駆動ローラ13、従動ローラ14a、14b、テンションローラ15の4本のローラにより掛け渡され、図の矢印方向に回転する。これにより、上述した静電転写ベルト11が循環移動して転写材Sが従動ローラ14a側から駆動ローラ13側へ搬送される間にトナー像を転写される。
この静電転写ベルト11の内側に当接し、4個の感光体ドラム1a、1b、1c、1dに対向した位置に転写ローラ12(12a、12b、12c、12d)が並設される。これら転写ローラ12から正極性の電荷が静電転写ベルト11を介して転写材Sに印可され、この電荷による電界により、感光体ドラム1に接触中の転写材Sに、感光体ドラム1上の負極性のトナー像が転写される。
給送部16は、画像形成部に転写材Sを給送搬送するものであり、複数枚の転写材Sが給送カセット17に収納されている。画像形成時には給送ローラ18(半月ローラ)、レジストローラ対19が画像形成動作に応じて駆動回転し、給送カセット17内の転写材Sを1枚毎分離給送するとともに、転写材S先端はレジストローラ対19に突き当たり一旦停止し、ループを形成した後静電転写ベルト11の回転と画像書出し位置の同期をとって、レジストローラ対19によって静電転写ベルト11へと給送されていく。
定着手段20は、転写材Sに転写された複数色のトナー画像を定着させるものであり、回転する加熱ローラ21aと、これに圧接して転写材Sに熱及び圧力を与える加圧ローラ21bとからなる。すなわち、感光体ドラム1上のトナー像を転写した転写材Sは、定着手段20を通過する際に定着ローラ対21(21a、21b)で搬送されるとともに、定着ローラ対21によって熱及び圧力を与えられる。これによって複数色のトナー像が転写材S表面に定着される。
(画像形成装置の動作)
以上の構成により、画像形成装置は、画像形成時に以下のように動作をする。
以上の構成により、画像形成装置は、画像形成時に以下のように動作をする。
プロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dが、画像形成タイミングに合わせて順次駆動され、その駆動に応じて感光体ドラム1a、1b、1c、1dが、反時計回り方向に回転駆動される。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対応するスキャナユニット3が順次駆動される。
この駆動により、帯電手段2は感光体ドラム1の周面に一様な電荷を付与し、スキャナユニット3はその感光体ドラム1周面に画像信号に応じて露光を行って感光体ドラム1周面上に静電潜像を形成する。現像ユニット4内の現像ローラ40は、静電潜像の低電位部にトナーを転移させて感光体ドラム1周面上にトナー像を形成(現像)する。
最上流の感光体ドラム1の周面上に形成されたトナー像の先端が、静電転写ベルト11との対向点に回転搬送されてくるタイミングで、その対向点に転写材Sの画像形成開始位置が一致するように、レジストローラ対19が回転を開始して転写材Sを静電転写ベルト11へ給送する。
転写材Sは、静電吸着ローラ22と静電転写ベルト11とによって挟み込むようにして静電転写ベルト11の外周に圧接し、かつ静電転写ベルト11と静電吸着ローラ22との間に電圧を印加することにより、誘電体である転写材Sと静電転写ベルト11の誘電体層に電荷を誘起し、転写材を静電転写ベルト11の外周に静電吸着するように構成している。これにより、転写材Sは静電転写ベルト11に安定して吸着され、最下流の転写部まで搬送される。このように搬送されながら転写材Sは、各感光体ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電界によって、各感光体ドラム1のトナー像を順次転写される。
4色のトナー像を転写された転写材Sは、ベルトの駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11から曲率分離され、定着手段20に搬入される。転写材Sは、定着手段20で上記トナー像を熱定着された後、排出ローラ対23によって、排出部24から画像面を下にした状態で本体外に排出される。
(プロセスカートリッジ7)
プロセスカートリッジ7について図2及び図3により詳細に説明する。図2及び図3はトナーを収納したプロセスカートリッジ7の主断面及び斜視図を示している。尚、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各プロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dは同一構成である。
プロセスカートリッジ7について図2及び図3により詳細に説明する。図2及び図3はトナーを収納したプロセスカートリッジ7の主断面及び斜視図を示している。尚、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各プロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dは同一構成である。
ここで、プロセスカートリッジとは、感光体ドラム1と、少なくとも感光体ドラム1に作用するプロセス手段(帯電手段、現像ローラ、クリーニング手段)の1つを備えたものをいう。
本実施形態のプロセスカートリッジ7は、感光体ドラム1と、帯電手段2及びクリーニング手段6を備えた感光体ドラムユニット50、及び感光体ドラム1上の静電潜像を現像する現像ローラ40を有する現像ユニット4に分かれている。
感光体ドラムユニット50は、感光体ドラム1が軸受(ベアリング)31(31a、31b)を介して、ドラム枠体51に回転自在に取り付けてられている。感光体ドラム1の周上には、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させるための帯電手段2、及び感光体ドラム1上に残った現像剤(トナー)を除去するためのクリーニングブレード60が配置される。
クリーニングブレード60によって感光体ドラム1表面から除去された残留トナーは、トナー送り機構52によってドラム枠体51の図2中左方に設けられた廃トナー室53に順次送られる。そして図中後方の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することにより、感光体ドラム1を画像形成動作に応じて図示反時計回りに回転駆動させる。
現像ユニット4は、感光体ドラム1と接触して矢印Y方向に回転する現像ローラ40と、トナーが収容されたトナー容器41と、現像枠体45とから構成される。
現像ローラ40は軸受部材を介して回転自在に現像枠体45に支持される。また現像ローラ40の周上には、現像ローラ40と接触して矢印Z方向(図中時計回り)に回転するトナー供給ローラ43と、現像ブレード44とがそれぞれ配置されている。一方、トナー容器41内には収容されたトナーを撹拌するとともに、トナー供給ローラ43に搬送するためのトナー搬送機構42が設けられている。
そして現像ユニット4は、現像ユニット4の両端に取り付けられた軸受部材47、48の支持軸49を回動中心として、感光体ドラムユニット50に対して揺動自在に支持されている。支持軸49においては、ピン49a、49bによって留められている。
また、プロセスカートリッジ7の装着方向奥側には、加圧バネ54(図2参照)が配設されている。加圧バネ54は、感光体ドラムユニット50と現像ユニット4とを離間するように圧縮して配設されている。このため、プロセスカートリッジ7を画像形成装置本体に装着しない状態においては、支持軸49を中心にして、現像ローラ40が感光体ドラム1に当接することになる。
現像ユニット4のトナー容器41には、現像ローラ40を感光体ドラム1から離間させる際に画像形成装置A本体の離接手段80(後述)が当接するためのリブ46が一体的に設けられている。
(画像形成時又は非画像形成時の現像ローラ40周りの構成及び動作)
画像形成時に現像ローラ40を感光体ドラム1に当接し現像を行うための構成、及び、非画像形成時に現像ローラ40を感光体ドラム1から離間し現像を行なわないための構成について説明する。これに関して、離接手段80の構成及び動作と、クラッチ92を含めた駆動機構の構成及び動作について説明する。
画像形成時に現像ローラ40を感光体ドラム1に当接し現像を行うための構成、及び、非画像形成時に現像ローラ40を感光体ドラム1から離間し現像を行なわないための構成について説明する。これに関して、離接手段80の構成及び動作と、クラッチ92を含めた駆動機構の構成及び動作について説明する。
(離接手段80)
まず、図4及び図5を用いて、現像ローラ40を感光体ドラム1に対して離間又は当接させる離接手段80の説明をする。
まず、図4及び図5を用いて、現像ローラ40を感光体ドラム1に対して離間又は当接させる離接手段80の説明をする。
図4に示すように、離接手段80は、イエロー、マゼンタ、シアン用の離接手段80xと、ブラック用の離接手段80yとから構成される。離間手段80xには、現像ユニット4a、4b、4cのリブ46a、46b、46cとそれぞれ当接する離間板80a、80b、80cが配設され、離接手段80yには、現像ユニット4dのリブ46dと当接する離間板80dが配設される。また、離接手段80x、80yはそれぞれ、回転軸89に付帯されるカム81x、81yの回転によって鉛直方向に上下動が行われる。
このように離接手段80を有することで、プロセスカートリッジ7の感光体ドラム1と現像ローラ40とは、画像形成の状態に応じて適切に接離される。図4及び図5を用いて説明する。
画像形成が行われない待機状態においては、離接手段80の離接手段80x、80yは上がった状態にある。このため、現像ユニット4a、4b、4c、4dのリブ46a、46b、46c、46dは加圧バネ54(図2参照)の付勢力に抗して押し上げられている。この結果、現像ローラ40a、40b、40c、40dは、感光体ドラム1a、1b、1c、1dから離間した状態にある(図5(a)参照)。
フルカラープリント時においては、回転軸89とともにカム81x、81yが時計回りに回転する。このときのカム81x、81yの形状は、離接手段80x、80yを下げるような形状となっている。このため、回転軸89の回転により離接手段80x、80yが下降し、離間板80a、80b、80c、80dが下がる。
すると、現像ユニット4a、4b、4c、4dのリブ46a、46b、46c、46dは、離間板80a、80b、80c、80dからの押し上げを解除されることとなる。このとき、現像ユニット4の加圧バネ54(図2参照)の付勢力によって、現像ユニット4は、支持軸49を軸として回動する。このため、現像ローラ40a、40b、40c、40dは、感光体ドラム1a、1b、1c、1dと当接した状態になる(図5(b)参照)。
モノカラープリント時においては、回転軸89とともにカム81x、81yが反時計回りに回転する。このときのカム81x、81yの形状は、離接手段80xを上げたままに保ち、80yを下げるような形状となっている。このため、回転軸89の回転により離接手段80xは上昇したまま離接手段80yのみが下降し、離間板80dのみが下がる。
すると、現像ユニット4dのリブ46dのみが、離間板80dからの押し上げを解除されることとなる。このため、現像ローラ40a、40b、40cが感光体ドラム1a、1b、1cから離間した状態のまま、現像ローラ40dのみが感光体ドラム1dに当接した状態になる(図5(c)参照)。
(クラッチ92を含めた駆動機構)
次に、図4及び図6を用いて、現像ローラ40を駆動する駆動モータ100から駆動を伝達・解除するクラッチ92を含めた駆動機構の説明をする。
次に、図4及び図6を用いて、現像ローラ40を駆動する駆動モータ100から駆動を伝達・解除するクラッチ92を含めた駆動機構の説明をする。
図6に示すように、各色のプロセスカートリッジ7に配設される感光体ドラム1には、同軸にギア110(110a、110b、110c、110d)が付帯される。また、現像ローラ40には、同軸にギア120(120a、120b、120c、120d)が付帯される。ギア110とギア120との間には、駆動モータ100(100a、100b、100c、100d)の駆動軸101(101a、101b、101c、101d)が配設され、ギア110及びギア120にかみ合う。
ギア120には、クラッチ92(92a、92b、92c、92d)が付帯され、クラッチ92にはそれぞれスイッチ93(93a、93b、93c、93d)が付帯される。スイッチ93は、切換部材91の凹部に保持され、切換モータ90の駆動により上下に移動する。クラッチ92を繋ぐことで駆動軸101からの駆動力をギア120に伝達し、現像ローラ40を回転させる。このため、クラッチ92が切れている時は、駆動軸101からの駆動力はギア120に伝達されず、現像ローラ40は回転しない。スイッチ93は、初期状態においてはクラッチ92の中央に位置し、ギア120への駆動伝達は切れた状態にある。このような構成により、クラッチ92はプリントの態様に応じて以下のように動作する。
フルカラープリント時においては、切換モータ90の軸が時計回りに回転する。すると図4において切換部材91が上に移動し、クラッチ92a、92b、92c、92dのスイッチ93a、93b、93c、93dは全て上に移動する。
ここで、クラッチ92a、92b、92c、92dは、スイッチ93が上に移動すると繋がるように構成されている。このため、全てのクラッチ92a、92b、92c、92dは繋がり、現像ローラ40a、40b、40c、40dは全て回転することとなる。
モノカラープリント時においては、切換モータ90の軸が反時計回りに回転する。すると図4において切換部材91が下に移動し、クラッチ92a、92b、92c、92dのスイッチ93a、93b、93c、93dは全て下に移動する。
ここで、クラッチ92dはスイッチ93が下に移動すると繋がり、クラッチ92a、92b、92cはスイッチ93が下に移動すると切れた状態のままになるように構成されている。このため、クラッチ92dは繋がるが、クラッチ92a、92b、92cは切れた状態のままになり、現像ローラ40dのみが回転することとなる。
(離接手段80とクラッチ92の動作)
図4に示すように、カム81と切換部材91とが回転軸89により連結されているため、上述した離接手段80及びクラッチ92の動作は連動する。即ち、切換モータ90を駆動すると、その軸の回転方向により、切換部材91が上下に移動する。これに伴い、クラッチ92の93も上下に移動する。一方、切換部材91の移動に伴って回転軸89が回転する。するとカム81x、81yが回転することにより、離接手段80x、80yも上下に移動する。
図4に示すように、カム81と切換部材91とが回転軸89により連結されているため、上述した離接手段80及びクラッチ92の動作は連動する。即ち、切換モータ90を駆動すると、その軸の回転方向により、切換部材91が上下に移動する。これに伴い、クラッチ92の93も上下に移動する。一方、切換部材91の移動に伴って回転軸89が回転する。するとカム81x、81yが回転することにより、離接手段80x、80yも上下に移動する。
本実施形態においては、切換モータ90はステッピングモータを使用しており、2段階に回転する。切換モータ90の回転方向は、フルカラープリント時、モノカラープリント時によって変化する。
フルカラープリント時には、まず、切換モータ90が時計回りに第1段階まで回転する。すると、切換部材91が上に移動し、上述のようにクラッチ92のスイッチ93が入って現像ローラ40が回転する。
次に切換モータ90が時計回りに第2段階まで回転する。すると、カム81x、81yに持ち上げられていた離接手段80x、80yが下がることにより、現像ローラ40a、40b、40c、40dが感光体ドラム1a、1b、1c、1dと当接する。
プリント終了後、まず、切換モータ90を第1段階まで戻すと、離接手段80x、80yが上がって現像ローラ40a、40b、40c、40dが感光体ドラム1a、1b、1c、1dから離間する。次に、切換モータ90を初期状態まで戻すと、クラッチ92が中央に戻って切れた状態になり、現像ローラ40の回転が停止する。
モノカラープリント時には、まず、切換モータ90が反時計回りに第1段階まで回転する。すると、切換部材91が下に移動し、上述のようにクラッチ92dのスイッチ93dのみが入って現像ローラ40dのみが回転する。
次に切換モータ90が反時計回りに第2段階まで回転する。すると、カム81yに持ち上げられていた離接手段80yのみを下げることにより、現像ローラ40dのみが感光体ドラム1dと当接する。
プリント終了後、まず、切換モータ90を第1段階まで戻すと、離接手段80yが上がって現像ローラ40dが感光体ドラム1dから離間する。次に、切換モータ90を初期状態まで戻すと、クラッチ92が中央に戻って切れた状態になり、現像ローラ40の回転が停止する。
このように、現像作動タイミングに合わせて現像ローラ40が感光体ドラム1に当接する。このため、非画像形成時における現像ローラ40と感光体ドラム1とが摺擦することによる表層の削れを軽減することができる。
尚、感光体ドラム1a、1b、1c、1dと静電転写ベルト11は、常に定位置に固定されていて、画像形成時においては両方とも回転駆動されている。また、感光体ドラム1が静電転写ベルト11の搬送ローラの役割も果たすため、画像形成の精度や、静電転写ベルト11及び転写材Sの搬送精度を損なうことがない。
(駆動トルク付与手段)
次に、本実施形態の特徴的な構成である、駆動トルク付与手段について説明する。本実施形態の駆動トルク付与手段は、モノカラープリント時において感光体ドラム1dの回転速度を速くした場合に不足する駆動トルクを、感光体ドラム1cの駆動軸111cを介して受け取るものである。
次に、本実施形態の特徴的な構成である、駆動トルク付与手段について説明する。本実施形態の駆動トルク付与手段は、モノカラープリント時において感光体ドラム1dの回転速度を速くした場合に不足する駆動トルクを、感光体ドラム1cの駆動軸111cを介して受け取るものである。
以下の説明において、プロセスカートリッジ7cの感光体ドラム1c側の負荷トルクをT1cとし、現像ローラ40c側の負荷トルクをT2cとする。また、駆動モータ100cの出力トルクをTmcとし、駆動モータ100dの出力トルクをTmdとする。
(駆動トルク付与手段の構成)
図7は、プロセスカートリッジ7c及び7dの駆動部を下方から見た斜視図である。図7に示すように、駆動トルク付与手段は、ギア110cと同じ軸111cに付帯されたトルクリミッタ150と、トルクリミッタ150に連結されたギア151と、ギア110dと同じ軸111dに付帯されたギア152と、ギア151とギア152との間に配設され、駆動トルクを伝達するための電磁クラッチ160とを有する。
図7は、プロセスカートリッジ7c及び7dの駆動部を下方から見た斜視図である。図7に示すように、駆動トルク付与手段は、ギア110cと同じ軸111cに付帯されたトルクリミッタ150と、トルクリミッタ150に連結されたギア151と、ギア110dと同じ軸111dに付帯されたギア152と、ギア151とギア152との間に配設され、駆動トルクを伝達するための電磁クラッチ160とを有する。
ここで、トルクリミッタ150の設定トルクTtは、ブラック色の感光体ドラム1dの負荷トルクT1dよりも小さく設定する。即ち、Tt<T1dの関係を満たす。
電磁クラッチ160には、ギア151とかみ合う伝達ギア160aと、ギア152とかみ合う伝達ギア160bと、が付帯される。電磁クラッチ160の電源が切れると、伝達ギア160aと伝達ギア160bとの連結が解除され、電磁クラッチ160の電源が入ると、伝達ギア160aと伝達ギア160bとが連結される。
ここで、電磁クラッチ160の電源を切った状態においては、トルクリミッタ150の設定トルクTtにトルクが至らない。このため、駆動モータ100cからの出力トルクTmcを受けて、ギア151はスリップすることなく回転する。この時のギア151の周速度をV1とする。また、電磁クラッチ160の電源を入れた状態においては、トルクリミッタ150の設定トルクTt以上にトルクがかかり、ギア151はスリップしながら回転する。この時のギア151の周速度をV2とする。本実施形態においては、V1>V2の関係になるように設定する。
これについて次に具体的に説明する。図7に示すように、ギア110cと同軸のギア151よりも、ギア110dと同軸のギア152の直径を小さく構成する。電磁クラッチ160の伝達ギヤ160aと160bは、同じ直径とした。
このとき、感光体ドラム1cと感光体ドラム1dとは同じ回転速度で回転するため、ギア110c及びギア110dとは同じ周速度V1で回転する。そして、ギア151とギア152の直径の差により、ギア151は、周速度V1よりも遅い周速度V2で回転することとなる。このように設定することで、V1>V2の関係になる。
(画像形成時の動作について)
以上の構成により、画像形成時の動作は次のようになる。
以上の構成により、画像形成時の動作は次のようになる。
フルカラープリント時には、電磁クラッチ160の電源は切られており、伝達ギア160aと伝達ギア160bとの連結は解除されている。このため、駆動トルク付与手段によるトルク付与は行われないが、以下の条件を満たしている。
フルカラープリント時には、全ての感光体ドラム1a、1b、1c、1d及び全ての現像ローラ40a、40b、40c、40dが回転駆動され、現像ローラ40は感光体ドラム1に当接している。
この時、駆動モータ100c、100dの出力トルクは、プロセスカートリッジ7c、7dの負荷トルクよりも大きく設定されている。即ち、次の関係を満たしている。
Tmc>T1c+T2c、
Tmd>T1d+T2d
Tmd>T1d+T2d
モノカラープリント時における、駆動トルク付与手段の付与動作について説明する。
まず、全ての駆動モータ100a、100b、100c、100dを駆動すると、感光体ドラム1a、1b、1c、1dが回転する。この時、電磁クラッチ160の電源は切られているため、トルクリミッタ150でのスリップは生じない。このため、ギア110cと同軸のギア151は、周速度V1で回転している。
次に、電磁クラッチ160の電源が入ると、伝達ギア160aと伝達ギア160bとが連結される。ここで、前述のようにトルクリミッタ150の設定トルクTtは、伝達ギア160aを通じて受ける感光体ドラム1dの負荷トルクT1dよりも小さく設定されている(Tt<T1d)。このため、トルクリミッタ150においてスリップを生じる。
このとき、駆動モータ100cの出力トルクTmcのうち、トルクリミッタ150の設定トルクTtが、電磁クラッチ160を通じてギア151からギア152へと分配されることとなる。尚、上記のトルクの関係を満たすことにより、電磁クラッチ160の伝達ギア160aの回転速度は、駆動モータ100dにより決定することができる。
ここで、モノカラープリント時の画像形成速度を、フルカラープリント時よりも速くする場合について説明する。
モノカラープリント時に、画像形成速度を速くしても、プロセスカートリッジ7の負荷トルクはほとんど変わらない。しかしながら、駆動モータ100dの回転速度が速くなることに伴い、駆動モータ100dの出力トルクTmd1は小さくなる(Tmd1<Tmd)。このとき、プロセスカートリッジ7dの負荷トルクよりも、出力トルクTmd1が小さくなってしまう場合がある(Tmd1<T1d+T2d)。
このような場合においても、本実施形態においては、前述のように、駆動モータ100cからトルクリミッタ150の設定トルクTtが付与され、必要なトルクを確保する。即ち、次の関係式を満たす。
Tmd1+Tt>T1d+T2d
このように、プロセスカートリッジ7dの負荷トルク以上のトルクによって、感光体ドラム1d及び現像ローラ40dを駆動することができる。このため、常に安定した回転を得ることができ、トルクが不足することによるジャムや画像不良などの問題を防止することができる。
尚、このとき、プロセスカートリッジ7cの感光体ドラム1cをも安定して駆動するためには、フルカラープリント時よりも速い回転速度で回転させたときの駆動モータ100cの出力トルクTmc1を、少なくとも、感光体ドラム1cの負荷トルクT1cとトルクリミッタ150の設定トルクTtの和よりも大きく設定することが必要である(Tmc1>T1c+Tt)。感光体ドラム1dの回転速度と同様に速い速度で感光体ドラム1cを回転するときには、駆動モータ100cの回転速度が速くなり、これに伴い駆動モータ100cの出力トルクTmc1は小さくなるからである。
〔第2実施形態〕
図を用いて本発明の実施形態について説明する。前述の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図を用いて本発明の実施形態について説明する。前述の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
(駆動トルク付与手段)
本実施形態の特徴的な構成である、駆動トルク付与手段について説明する。本実施形態の駆動トルク付与手段は、モノカラープリント時において感光体ドラム1dの回転速度を速くした場合に不足する駆動トルクを、定着手段20の定着ローラ対21の回転軸211を介して受け取るものである。
本実施形態の特徴的な構成である、駆動トルク付与手段について説明する。本実施形態の駆動トルク付与手段は、モノカラープリント時において感光体ドラム1dの回転速度を速くした場合に不足する駆動トルクを、定着手段20の定着ローラ対21の回転軸211を介して受け取るものである。
まず、定着手段20の周辺について説明する。定着手段20は駆動モータ200によって動力を付与される。駆動モータ200の駆動軸201はギア210とかみ合い、ギア210の回転軸211は定着ローラ対21(図1参照)と連結している。
(駆動トルク付与手段の構成)
図8は、定着手段20及びプロセスカートリッジ7dの駆動部を上方から見た斜視図である。図8に示すように、駆動トルク付与手段は、定着ローラ対21のギア210の回転軸211と同じ軸に付帯されたトルクリミッタ170と、トルクリミッタ170に連結されたギア171と、ギア110dと同じ軸111dに付帯されたギア173と、ギア171とギア173との間配設され駆動トルクを伝達するギア172とを有する。
図8は、定着手段20及びプロセスカートリッジ7dの駆動部を上方から見た斜視図である。図8に示すように、駆動トルク付与手段は、定着ローラ対21のギア210の回転軸211と同じ軸に付帯されたトルクリミッタ170と、トルクリミッタ170に連結されたギア171と、ギア110dと同じ軸111dに付帯されたギア173と、ギア171とギア173との間配設され駆動トルクを伝達するギア172とを有する。
ここで、駆動モータ200の出力トルクをTme、定着手段20の負荷トルクをTe、定着手段20トルクリミッタ170の設定トルクをTu、駆動モータ200により定まるトルクリミッタ170のスリップなしで回転したときのギア171の周速度をV3、駆動モータ100dにより定まるギア172の周速度をV4及び負荷トルクをTvとするとき、次の関係式を満たすように構成する。
V3>V4、
Tu<Tv、
Tme>Te+Tu
Tu<Tv、
Tme>Te+Tu
この構成により、プロセスカートリッジ7dの回転速度を駆動モータ100dによって制御できる状態のまま、プロセスカートリッジ7dに、定着手段20の駆動モータ200側からトルクTuを付与することができる。
本実施形態の構成によれば、プロセスカートリッジ7の駆動部周りを小さく構成することができる。プロセスカートリッジ7の駆動部周りの部分は機械レイアウトに影響を与えやすいため、当該部分を小さく構成することで、装置の小型化を図ることができる。
また、プロセスカートリッジ7の駆動モータ100と、定着手段20の駆動モータ200とを同様の構成のモータを使用すれば、量産効果により低コストのモータを使用することができるため、低コストの装置を作ることができる。
〔他の実施形態〕
前述の実施形態においては、感光体ドラム1dの回転軸111dに対して、隣接する駆動モータからトルクを付与する構成としたが、これに限るものではなく、駆動トルク付与手段の構成は、トルクを付与すべき装置一般に用いることができる。
前述の実施形態においては、感光体ドラム1dの回転軸111dに対して、隣接する駆動モータからトルクを付与する構成としたが、これに限るものではなく、駆動トルク付与手段の構成は、トルクを付与すべき装置一般に用いることができる。
A …画像形成装置
S …転写材
1c …感光体ドラム(像担持体:第一被駆動手段)
1d …感光体ドラム(像担持体:第二被駆動手段)
20 …定着手段(第一被駆動手段)
21 …定着ローラ対(第一被駆動手段)
40c …現像ローラ(現像手段:第二被駆動手段)
92 …クラッチ
100c …駆動モータ(第一駆動源)
100d …駆動モータ(第二駆動源)
150 …トルクリミッタ(駆動力制限手段)
151 …ギア(第一ギア)
152 …ギア(第二ギア)
160a …伝達ギア(第二ギア)
170 …トルクリミッタ(駆動力制限手段)
171 …ギア(第一ギア)
172 …ギア(第二ギア)
200 …駆動モータ(第一駆動源)
S …転写材
1c …感光体ドラム(像担持体:第一被駆動手段)
1d …感光体ドラム(像担持体:第二被駆動手段)
20 …定着手段(第一被駆動手段)
21 …定着ローラ対(第一被駆動手段)
40c …現像ローラ(現像手段:第二被駆動手段)
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100c …駆動モータ(第一駆動源)
100d …駆動モータ(第二駆動源)
150 …トルクリミッタ(駆動力制限手段)
151 …ギア(第一ギア)
152 …ギア(第二ギア)
160a …伝達ギア(第二ギア)
170 …トルクリミッタ(駆動力制限手段)
171 …ギア(第一ギア)
172 …ギア(第二ギア)
200 …駆動モータ(第一駆動源)
Claims (5)
- 第一駆動源に駆動される第一被駆動手段と、
第二駆動源に駆動される第二被駆動手段と、
前記第一駆動源の駆動トルクを前記第二被駆動手段に付与するための駆動トルク付与手段と、を有し、
前記駆動トルク付与手段は、所定の駆動トルクでスリップを発生する駆動トルク制限手段を有することを特徴とする駆動装置。 - 前記駆動トルク付与手段は、
前記駆動トルク制限手段に付帯される第一ギアと、
前記第一ギアとかみ合い前記第二駆動源に駆動される第二ギアと、を有することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。 - 前記第二被駆動手段は複数配設され、
前記第二被駆動手段の少なくとも一つはクラッチを介して前記第二駆動源からの駆動伝達が接続又は切断されることを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。 - 前記第一駆動源により前記第一ギアが回転される場合の周速度は、前記第二ギアの周速度よりも大きくなるように設定し、
前記駆動力制限手段の設定トルクは、前記第二ギアの負荷トルクよりも小さくなるように設定し、
前記第一駆動源の出力トルクは、前記駆動力制限手段の設定トルクと前記第一被駆動手段の負荷トルクとの和よりも大きくなるように設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の駆動装置。 - 複数の像担持体と、該像担持体に当接することでトナー像を形成する複数の現像手段と、前記トナー像を転写材に定着させる定着手段と、前記像担持体及び前記現像手段を駆動する駆動装置と、を有する画像形成装置において、
前記駆動装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の駆動装置であって、
前記第一被駆動手段は、前記複数のうちの一つの像担持体又は前記定着手段であり、
前記第二被駆動手段は、前記像担持体と異なる一つの像担持体であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004251929A JP2006071727A (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | 駆動装置及び画像形成装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010156791A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
CN103116258A (zh) * | 2011-11-16 | 2013-05-22 | 柯尼卡美能达商用科技株式会社 | 定影装置及图像形成装置 |
-
2004
- 2004-08-31 JP JP2004251929A patent/JP2006071727A/ja active Pending
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JP4674635B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2011-04-20 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
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US8843010B2 (en) | 2011-11-16 | 2014-09-23 | Konica Minolta, Inc. | Fixation unit and image forming apparatus |
CN103116258B (zh) * | 2011-11-16 | 2015-07-08 | 柯尼卡美能达商用科技株式会社 | 定影装置及图像形成装置 |
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