JP2006063950A - 内接歯車式オイルポンプ - Google Patents

内接歯車式オイルポンプ Download PDF

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勝也 田上
Yosuke Hori
洋祐 堀
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Abstract

【課題】 小型化に好適な内接歯車式オイルポンプを提供する。
【解決手段】 互いに噛合いして回転することにより吸入ポートP1から作動油を吸入して吐出ポートP2から吐出する外歯の内側ギヤ3と内歯の外側ギヤ2と、前記内側ギヤ3および外側ギヤ2の両端面に接触して前記内側ギヤ3と外側ギヤ2との間に回転に伴ない容積が増減する作動室Rを画成し、作動室Rが拡大する領域に連通させて吸入ポートP1を備え、作動室Rが減少する領域に連通させて吐出ポートP2を備えるポンプボデー5およびポンプカバー6と、前記外側ギヤ2の少なくとも容積縮小領域または容積拡大領域の外周面に接触して外側ギヤ2を回転可能に軸受け支持する支持部材28と、前記外側ギヤ2の前記支持部材28と対抗する外周位置に接触して、外側ギヤ2を支持部材28側に付勢しつつ外側ギヤ2を回転方向に駆動する駆動手段30と、を備えるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車用の内接歯車式オイルポンプに関するものである。
従来から自動車の自動変速機等に作動油を供給する内接歯車式のオイルポンプは一般に知られている(特許文献1参照)。これは、内側に位置する外歯ギヤ(以下、内側ギヤという)を駆動軸により回転駆動することにより、噛合っている内歯ギヤ(以下、外側ギヤという)を同方向に回転させて吸入口から導入した作動液を吐出口へ送出すよう作動する。
実願昭61−173039号公報
しかしながら、上記従来例のような内接歯車式オイルポンプでは、ポンプ駆動軸に内側ギヤを駆動する機能に加えて、吐出油圧により内側ギヤおよび外側ギヤに生じる油圧反力を支持してオイルポンプの内側ギヤおよび外側ギヤの位置決めする機能を受け持つため、そのシャフト径をある程度確保する必要があり、必然的にポンプ径が大きくなり、搭載性を低下させる一方、ポンプ吐出効率の向上にも限界があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、小型化に好適な内接歯車式オイルポンプを提供することを目的とする。
本発明は、互いに噛合いして回転することにより吸入ポートから作動油を吸入して吐出ポートから吐出する外歯の内側ギヤと内歯の外側ギヤと、前記内側ギヤおよび外側ギヤの両端面に接触して前記内側ギヤと外側ギヤとの間に回転に伴ない容積が増減する作動室を画成し、作動室が拡大する領域に連通させて吸入ポートを備え、作動室が減少する領域に連通させて吐出ポートを備えるポンプボデーおよびポンプカバーと、前記外側ギヤの少なくとも容積縮小領域または容積拡大領域の外周面に接触して外側ギヤを回転可能に軸受け支持する支持部材と、前記外側ギヤの前記支持部材と対抗する外周位置に接触して、外側ギヤを支持部材側に付勢しつつ外側ギヤを回転方向に駆動する駆動手段と、を備える。
したがって、本発明では、外側ギヤの少なくとも容積縮小領域または容積拡大領域の外周面を支持部材に接触させて外側ギヤを回転可能に軸受け支持し、外側ギヤの前記支持部材と対抗する外周位置に接触する駆動手段により外側ギヤを支持部材側に付勢しつつ外側ギヤを回転方向に駆動するようにしたため、支持部材と駆動手段とで外側ギヤを位置決めしつつ回転駆動でき、内側ギヤを回転可能に支持する支持軸には内側ギヤの位置決め支持機能のみを受持たせればよく、必要最小限の軸径とでき、内側ギヤおよび外側ギヤを小型化してオイルポンプの小径化が可能であり、ポンプ効率を向上させることができる。
以下、本発明のオイルポンプの一実施形態を図〜図に基づいて説明する。図1は、本発明を適用したオイルポンプを自動車の自動変速機に作動油を供給するオイルポンプに適用した断面図、図2はオイルポンプの拡大断面図、図3はオイルポンプの正面図である。
図1において、オイルポンプ1は、外部から回転駆動される内歯の外側ギヤ2と、これと噛合する外歯の内側ギヤ3と、この両ギヤ2、3を回転自在に収納するギヤ室を形成するハウジング4よりなるもので、ハウジング4は互いに接合されたポンプボデー5とポンプカバー6により形成している。自動変速機は、ポンプインペラ11とタービンランナ12とステータ13とロックアップクラッチ14を備えるトルクコンバータ10と、遊星歯車式の多段変速機構15よりなり、多段変速機構15は入力軸16を除き図示を省略してある。トルクコンバータ10のコンバータカバーは17、図示しないが、エンジンのクランクシャフトにドライブプレートを介して連結されている。
図2〜図3に示すように、ポンプボデー5の一側面には、両ギヤ2,3を回転自在に収納する略円形で一定の深さの凹部20を形成し、凹部20の底面には凹部20の中心に対し、両ギヤ2,3の間の偏心量と同じ量だけ自動変速機の入力軸16に対して円周方向に偏心させて、中心孔21を形成している。ポンプカバー6は平坦な一側面により両ギヤ2,3を収納した凹部20を覆うようにポンプボデー5にボルト止めされ、ポンプカバー6とポンプボデー5の凹部20により両ギヤ2,3を収納するギヤ室Gを形成している。ポンプカバー6にも、前記中心穴21に対向する位置に中心穴22を備え、両中心穴21、22に挿入される支持軸23により内側ギヤ3を回転自在に支持する。
前記ギヤ室Gを構成する内壁面は、前記外側ギヤ2の外周面に自動変速機の入力軸16に近い内周側から摺接する保持領域25と、保持領域25の内径よりも大径に形成して前記外側ギヤ2の外周面との間に隙間をもってベルト30を収容し、自動変速機の入力軸16側から遠い外周側および円周方向両側に位置させて形成したベルト収容領域26とで構成している。前記保持領域25とベルト収容領域26との間(保持領域25の両端)には、ギヤ室Gを外部に連通させる一対の溝27A、27Bを形成している。前記保持領域25と溝27A、27Bで囲まれる部分は、支持部材28としてポンプボデー5から突出させている。
前記外側ギヤ2の外周面には、円周上に駆動ベルト30の突起31(コグ)と係合する無数の窪み32を配列して備える。前記無数の窪み32は、外側ギヤ2の側面には露出させないようにしており、外側ギヤ2の側面がポンプボデー5の凹部20の底面およびポンプカバー6との接触幅を減少させることがないため、両ギヤ2、3の側面よりの作動液の漏れを防止するシール性能を確保している。前記ギヤ室Gの保持領域25にその外周面を摺接させて保持した外側ギヤ2には、無数の突起31(コグ)を備えるコグベルト(駆動ベルト)30を巻掛け、その巻掛け端は前記両溝27A、27B内を経由させてポンプ室Gの外部に引出して、外部の駆動プーリに巻掛けている。従って、外部の駆動機構により外部の駆動プーリを回転駆動すると、駆動ベルト30を介してオイルポンプ1の外側ギヤ2を保持領域25に摺接させながら回転駆動し、外側ギヤ2と噛合っている内側ギヤ3も軸回りに回転されるよう構成している。
前記外部の駆動機構としては、図1に示すように、トルクコンバータ10のポンプインペラ11と一体となったインペラハブ11Aで形成され、このインペラハブ11Aの先端にプーリ7を結合し、前記駆動ベルト30をこのプーリ7に巻掛けて構成している。前記インペラハブ11Aは、自動変速機のミッションケースC1の前端の軸受け部材C2に回転自在に支持されている。前記プーリ7とオイルポンプ1の外側ギヤ2とに巻掛けた駆動ベルト30は、図示しないが、軸受け部材C2に設けた一対の溝とミッションケースC1前端に固定されて自動変速機の通路要素を形成し且つポンプボデー4を構成するフロントプレートC3に設けた溝とに収容される。
前記オイルポンプ1は、図1に示すように、ミッションケースC1の前端に固定されたフロントプレートC3の外側(トルクコンバータ10側)に配置されており、ミッションケースC1の前端にコンバータハウジングC4を固定した際には、コンバータハウジングC4と前記フロントプレートC3とで画成される空間に配置される。なお、コンバータハウジングC4とミッションケースC1との間、および、コンバータハウジングC4と軸受け部材C3との間、には夫々シールリングを配置して外部からは密閉されており、ミッションケースC1内とは、図示しない孔等により連通されている。
図3に示すように、内側ギヤ3と外側ギヤ2との間の空間は、ポンプボデー5の凹部20底面とポンプカバー6とで画成され、互いに噛合する各歯により内側ギヤ3の外周に沿った多数の作動室Rに仕切られ、各作動室Rは両ギヤ2,3の回転とともに移動しながら容積を増減させる。そして、両ギヤ2,3のピッチ線の接触位置(図中の支持軸23の水平方向左側位置)から両ギヤ2,3の回転方向で180度にわたる範囲には回転に伴い作動室Rの容積が次第に増大する吸入領域が形成され、またピッチ線の接触位置から回転方向と逆向きに180度にわたる範囲には回転に伴い作動室Rの容積が次第に減少する吐出領域が形成されている。
前記ポンプボデー5の凹部20の底面には、吸入領域に対応する角度範囲に沿って吸入ポートP1が形成され、吐出領域に沿って吐出ポートP2が形成されている。前記吸入ポートP1および吐出ポートP2は中心穴21の偏心方向と直角な方向において中心孔21を挟んで内周側および外周側に位置するように構成される。これら吸入ポートP1および吐出ポートP2は、ポンプボデー5側のみでなく、ポンプカバー6側にも配置することが望ましく、その場合には、ポンプカバー6内の給排通路を形成して、前記ポンプボデー5の給排通路と連通させて構成する。
トルクコンバータ10のインペラハブ11Aにより駆動プーリ7が回転駆動され、駆動ベルト30を介して内接歯車式オイルポンプ1が作動された状態では、外側ギヤ2には、図4に示すように、内側ギヤ2に対する駆動反力F1(図中下方へ作用)と、駆動ベルト30の張力による押付け力F2(図中下方へ作用)と、吐出ポートP2に連なる各作動室R内に加わる吐出圧力による油圧反力F3(図中下方へ作用)とが作用する。これら作用力F1〜F3は、外側ギヤ2の駆動および位置決めに対する作用力であり、いずれも外側ギヤ2を支持部材28へ押付ける押付け力となり、支持部材28との軸受け面(保持領域25)で受持たれる。
一方、内側ギヤ3には、外側ギヤ2よりの駆動力F1(図中上方へ作用)と、吐出ポートP2に連なる各作動室R内に加わる吐出圧力による油圧反力F4(図中上方へ作用)とが作用する。前記駆動力F1および油圧反力F4は、内側ギヤ3を図中上方へ押上げるよう作用するものであるが、内側ギヤ3と外側ギヤ2との噛合い部を経由して部分的に外側ギヤ2に伝達されて、外側ギヤ2から支持部材28に作用する押付け力を緩和する。内側ギヤ3に作用する残りの押上げ力は剪断力として支持軸23に作用し、支持軸23に受持たれる。従って、支持軸23に作用する作用力は、従来の内側ギヤを駆動する場合に比較して軽減されており、シャフト径を小径化できる。
以上説明したオイルポンプ1においては、吸入ポートP1を支持軸23の位置より半径方向外側に配置し、吐出ポートP2を支持軸23の位置より半径方向内側に配置したものについて説明したが、これら吸入ポートP1と吐出ポートP2を互いに入替えて配置するものであってもよい。
この場合においては、外側ギヤ2には、図5に示すように、内側ギヤ3に対する駆動反力F1(図中上方へ作用)と、駆動ベルト30の張力による押付け力F2(図中下方へ作用)と、吐出ポートP2に連なる各作動室R内に加わる吐出圧力による油圧反力F3(図中上方へ作用)とが作用する。これら作用力F1〜F3は、外側ギヤ2の駆動および位置決めに対する作用力であり、押付け力F2から駆動反力F1と油圧反力F3とを差引いた作用力が外側ギヤ2を支持部材28へ押付ける押付け力となり、支持部材28との軸受け面25で受持たれる。このため、支持部材28と外側ギヤ2との接触圧は大幅に軽減される。
一方、内側ギヤ3には、外側ギヤ2よりの駆動力F1(図中下向きへ作用)と、吐出ポートP2に連なる各作動室R内に加わる吐出圧力による油圧反力F4(図中下向きへ作用)とが作用する。前記駆動力F1および油圧反力F4は、内側ギヤ3を図中下方へ押下げるよう作用するものであるが、内側ギヤ3と外側ギヤ2との噛合い部を経由して部分的に外側ギヤ2に伝達されて、外側ギヤ2から支持部材28に作用する押付け力を増加させる。内側ギヤ3に作用する残りの押下げ力は剪断力として支持軸23に作用し、支持軸23に受持たれる。従って、支持軸23に作用する作用力は、従来の内側ギヤを駆動する場合に比較して軽減されており、シャフト径を小径化できる。
前者の吸入・吐出ポートP1、P2の配置では、油圧反力F3と押付け力Fとが共に支持部材28に作用するため、支持部材28の軸受け面25の軸受け性能の強化を必要とするが、吐出圧力が然程大きくない場合には、この構造であってもよく、高圧の吐出圧力を必要とする場合には、後者の吸入・吐出ポートP1、P2の配置として、油圧反力F3と押付け力Fとを互いに相殺させて支持部材28に作用する作用力を軽減することができる。いずれの場合においても、内側ギヤ3の支持軸23には、主に油圧反力F4に対する支持力を持つのみでよいため、その径を小径化でき、オイルポンプ1の内外ギヤ2、3を小型化でき、ポンプ効率を向上させることが可能である。
なお、上記実施形態において、オイルポンプ1として、歯面同士の接触により吸入ポートP1と吐出ポートP2との間のシールを行うトロコイド歯車を用いるものについて説明したが、図示はしないが、内外歯車同士の間に三日月形のフィラーピース(クレセント)を備える形式の内接歯車ポンプを用いるものであってもよい。
また、上記実施形態において、自動変速機用のオイルポンプ1を一例として説明しているが、自動車用の他のオイルポンプ、例えば、エンジンのオイルポンプ等に適用するものであってもよい。
さらに、上記実施形態において、オイルポンプ1の駆動手段として、外側ギヤ2に巻掛ける駆動ベルト30を用いるものについて説明しているが、図示しないが、外側ギヤを支持部材に付勢しつつ外側ギヤを回転させるものであればよく、例えば、支持部材と対向する位置に接触する駆動ローラであってもよい。
本実施形態においては、以下に記載する効果を奏することができる。
(ア)互いに噛合いして回転することにより吸入ポートP1から作動油を吸入して吐出ポートP2から吐出する外歯の内側ギヤ3と内歯の外側ギヤ2と、前記内側ギヤ3および外側ギヤ2の両端面に接触して前記内側ギヤ3と外側ギヤ2との間に回転に伴ない容積が増減する作動室Rを画成し、作動室Rが拡大する領域に連通させて吸入ポートP1を備え、作動室Rが減少する領域に連通させて吐出ポートP2を備えるポンプボデー5およびポンプカバー6と、前記外側ギヤ2の少なくとも容積縮小領域または容積拡大領域の外周面に接触して外側ギヤ2を回転可能に軸受け支持する支持部材28と、前記外側ギヤ2の前記支持部材28と対抗する外周位置に接触して、外側ギヤ2を支持部材28側に付勢しつつ外側ギヤ2を回転方向に駆動する駆動手段30と、を備えるようにした。このため、支持部材28と駆動手段30とで外側ギヤ2を位置決めしつつ回転駆動でき、内側ギヤ3を回転可能に支持する支持軸23には内側ギヤ3の位置決め支持機能のみを受持たせればよく、必要最小限の軸径とでき、内側ギヤ3および外側ギヤ2を小型化してオイルポンプ1を小径化することが可能となり、ポンプ効率を向上させることができる。
(イ)支持部材28により、外側ギヤ2の容積拡大領域の外周面に接触して外側ギヤ2を回転可能に軸受け支持させ、駆動手段30は、外側ギヤ2の前記支持部材28と対抗する外周位置に接触して、外側ギヤ2を支持部材28側に付勢しつつ外側ギヤ2を回転方向に駆動するように構成すると、支持部材28と外側ギヤ2との接触面圧を減少させることができ、高圧タイプの内接歯車式オイルポンプとできる。
(ウ)駆動手段30として、外側ギヤ2の支持部材28と接触していない外周に巻掛けて外側ギヤ2を支持部材28に押付けつつ回転方向に巻掛け駆動するようにすると、オイルポンプ1をその駆動部分、例えば、トルクコンバータ10のインペラハブ11A等から分離した位置に配置することができ、そのサイズや構造も簡単化することができる。
(エ)外側ギヤ2の外周面に、巻掛け駆動手段30に係合する複数の凹部32を備え、前記巻掛け駆動手段としてのベルト30は、前記外側ギヤ2の外周面の複数の凹部32に係合する係合突起31(コグ)を備えるようにすると、ベルト30と外側ギヤ2との滑りを解消できるとともに、外側ギヤ2のポンプボデー5およびポンプカバー6と接触する端面の接触幅を減少させることがなく、端面シール性能を阻害しない。
本発明の一実施形態を示す内接歯車式オイルポンプを備える自動変速機の概略断面図。 同じく内接歯車式オイルポンプの拡大断面図。 同じく内接歯車式オイルポン部の正面図。 内接歯車式オイルポンプに作用する作用力を説明する説明図。 内接歯車式オイルポンプの第2実施例に作用する作用力を説明する説明図。
符号の説明
G ギヤ室
P1 吸入ポート
P2 吐出ポート
1 オイルポンプ
2 外側ギヤ
3 内側ギヤ
4 ハウジング
5 ポンプボデー
6 ポンプカバー
7 駆動プーリ
10 トルクコンバータ
20 凹部
25 保持領域
26 ベルト収容領域
28 支持部材
30 駆動ベルト

Claims (4)

  1. 互いに噛合いして回転することにより吸入ポートから作動油を吸入して吐出ポートから吐出する外歯の内側ギヤと内歯の外側ギヤと、
    前記内側ギヤおよび外側ギヤの両端面に接触して前記内側ギヤと外側ギヤとの間に回転に伴ない容積が増減する作動室を画成し、作動室が拡大する領域に連通させて吸入ポートを備え、作動室が減少する領域に連通させて吐出ポートを備えるポンプボデーおよびポンプカバーと、
    前記外側ギヤの少なくとも容積縮小領域または容積拡大領域の外周面に接触して外側ギヤを回転可能に軸受け支持する支持部材と、
    前記外側ギヤの前記支持部材と対抗する外周位置に接触して、外側ギヤを支持部材側に付勢しつつ外側ギヤを回転方向に駆動する駆動手段と、を備えることを特徴とする内接歯車式オイルポンプ。
  2. 前記支持部材は、前記外側ギヤの容積拡大領域の外周面に接触して外側ギヤを回転可能に軸受け支持し、
    前記駆動手段は、外側ギヤの前記支持部材と対抗する外周位置に接触して、外側ギヤを支持部材側に付勢しつつ外側ギヤを回転方向に駆動することを特徴とする請求項1に記載の内接歯車式オイルポンプ。
  3. 前記駆動手段は、外側ギヤの支持部材と接触していない外周に巻掛けて外側ギヤを支持部材に押付けつつ回転方向に巻掛け駆動するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内接歯車式オイルポンプ。
  4. 前記外側ギヤの外周面には、巻掛け駆動手段に係合する複数の凹部を備え、前記巻掛け駆動手段は、前記外側ギヤの外周面の複数の凹部に係合する係合突起を備えることを特徴とする請求項3に記載の内接歯車式オイルポンプ。
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