JP2006061457A - 蛍光内視鏡及び蛍光内視鏡プローブ装置 - Google Patents

蛍光内視鏡及び蛍光内視鏡プローブ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 様々な要因の病変部の判断に及ぼす影響を軽減することができ、粘膜層、粘膜下層における微細な早期癌を精度良く検出できる蛍光内視鏡と蛍光内視鏡プローブ装置。
【解決手段】 挿入部の先端から励起光3を照射し、生体Sからの蛍光を検出する蛍光内視鏡において、励起光3を発する励起用光源と、励起光3を挿入部先端に導いて照射する励起光照射光ファイバ11と、挿入部先端の先端面内において励起光照射光ファイバ11から等距離Dに配置され、生体からの蛍光41 、42 を受光する複数の蛍光検出光ファイバ12、13と、蛍光検出光ファイバ12、13で受光した蛍光41 、42 各々のスペクトル情報を得る検出手段と、その検出手段で検出された蛍光各々のスペクトル情報を比較する比較手段とを有する蛍光内視鏡。
【選択図】 図5

Description

本発明は、蛍光内視鏡及び蛍光内視鏡プローブ装置に関し、特に、消化管内壁の早期癌診断に適した蛍光内視鏡及び蛍光内視鏡プローブ装置に関するものである。
従来、自家蛍光を利用した癌検出には、特許文献1、特許文献2のものが知られている。何れも、組織に投光して戻った自家蛍光強度を既知の状態の組織と比較して判定するものである。しかしながら、この方式では、スペクトル変化の要因に、病変部と正常部の差異以外にも、両者の個体差、状態差(温度、水分、その他)等も混入してしまうという問題点がある。また、実質的に生体表層付近の情報しか得ることができない。さらに、微細な早期癌を検出することは困難であるという問題もある。
米国特許第4,930,516号明細書 特表2002−518664号公報 米国特許第6,630,673号明細書 "SPIE"Vol.1599(1991),pp.273〜283
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、消化管内壁の近接した複数個所のからの自家蛍光スペクトルを対照することにより、様々な要因によるスペクトル変化が病変部の判断に及ぼす影響を軽減することができ、粘膜層、粘膜下層における微細な早期癌を精度良く検出できる蛍光内視鏡と蛍光内視鏡プローブ装置を提供することである。
上記目的を達成する本発明の蛍光内視鏡は、挿入部の先端から励起光を照射し、生体からの蛍光を検出する蛍光内視鏡において、
励起光を発する励起用光源と、前記励起用光源からの励起光を挿入部先端に導いて照射する励起光照射光ファイバと、挿入部先端の先端面内において前記励起光照射光ファイバから等距離に配置され、生体からの蛍光を受光する複数の蛍光検出光ファイバと、前記複数の蛍光検出光ファイバで受光した蛍光各々のスペクトル情報を得る検出手段と、前記検出手段で検出された蛍光各々のスペクトル情報を比較する比較手段とを有することを特徴とするものである。
本発明のもう1つの蛍光内視鏡は、挿入部の先端から励起光を照射し、生体からの蛍光を検出する蛍光内視鏡において、
挿入部先端に配置され、生体からの蛍光を受光する蛍光検出光ファイバと、
励起光を発する励起用光源と、挿入部先端の先端面内において前記蛍光検出光ファイバから等距離に配置され、前記励起用光源からの励起光を挿入部先端に導いて照射する複数の励起光照射光ファイバと、
前記複数の励起光照射光ファイバの中で、前記励起用光源からの励起光を挿入部先端に導く光ファイバを時系列で切り換える切り換え手段と、前記蛍光検出光ファイバで時系列で受光した蛍光各々のスペクトル情報を得る検出手段と、前記検出手段で検出された蛍光各々のスペクトル情報を比較する比較手段とを有することを特徴とするものである。
本発明の蛍光内視鏡プローブ装置は、蛍光内視鏡のプローブ挿通口へ挿入されるプローブを備え、前記プローブの先端から励起光を照射し、生体からの蛍光を前記プローブで検出する蛍光内視鏡プローブ装置において、
励起光を発する励起用光源と、前記励起用光源からの励起光を前記プローブ先端に導いて照射する励起光照射光ファイバと、前記プローブ先端の先端面内において前記励起光照射光ファイバから等距離に配置され、生体からの蛍光を受光する複数の蛍光検出光ファイバと、前記複数の蛍光検出光ファイバで受光した蛍光各々のスペクトル情報を得る検出手段と、前記検出手段で検出された蛍光各々のスペクトル情報を比較する比較手段とを有することを特徴とするものである。
本発明のもう1つの蛍光内視鏡プローブ装置は、蛍光内視鏡のプローブ挿通口へ挿入されるプローブを備え、前記プローブの先端から励起光を照射し、生体からの蛍光を前記プローブで検出する蛍光内視鏡プローブ装置において、
前記プローブ先端に配置され、生体からの蛍光を受光する蛍光検出光ファイバと、
励起光を発する励起用光源と、前記プローブ先端の先端面内において前記蛍光検出光ファイバから等距離に配置され、前記励起用光源からの励起光を挿入部先端に導いて照射する複数の励起光照射光ファイバと、
前記複数の励起光照射光ファイバの中で、前記励起用光源からの励起光を挿入部先端に導く光ファイバを時系列で切り換える切り換え手段と、前記蛍光検出光ファイバで時系列で受光した蛍光各々のスペクトル情報を得る検出手段と、前記検出手段で検出された蛍光各々のスペクトル情報を比較する比較手段とを有することを特徴とするものである。
生体の自家蛍光のスペクトルには個体差があり、また、同一個体においても、部位、観察日時、体調等様々な要因に影響を受ける可能性がある。本発明においては、近接する複数の部位で励起光で同時に励起された自家蛍光を測定して、その結果を相互に比較するので、このような様々な要因によるスペクトル変化が病変部の判断に及ぼす影響を軽減することができ、測定精度を向上することができる。
以下に、本発明の蛍光内視鏡及び蛍光内視鏡プローブ装置の原理から説明する。
図1は、本発明の原理を説明するための図であり、消化管の内壁の表層部の断面図が示されている。消化管の内壁の表層部Sは、表面側から粘膜層Aとその下層の粘膜下層Bとから構成される。この粘膜層Aの厚さは、器官や部位によっても異なるが0.3〜1.5mm程度である。
このような表層部Sに例えば光ファイバ1を経て波長約400nmの励起光3を照射すると、粘膜層Aを経た励起光3が粘膜下層Bのコラーゲン等を励起して、図2に示すような波長450nm〜600nmのスペクトル分布の自家蛍光4が生じ、略U字状の経路5を経て近接した光ファイバ2によりその蛍光4が受光される。光ファイバ2には、蛍光4だけでなく励起光3も受光される。
ここで、略U字状の経路5について説明する。励起光3や自家蛍光4はこの略U字状の経路5から離れる方向にも進むが、光ファイバ2の受光位置から見ると、確率的にこの経路5の範囲内で散乱した励起光3、蛍光4のみが光ファイバ2の受光位置に達する。この略U字状の経路5については、照射位置と受光位置の間隔(光ファイバ1先端と光ファイバ2先端の間隔)が広くなれば、その達する深さもより深くなる特性を持っている(特許文献3、非特許文献1)。
この略U字状の経路5中の組織に病変部7、特に早期癌(粘膜上皮細胞で発生する。)があると、核の肥大化、新生血管等により吸収や散乱が大きくなり、その結果スペクトルに変化が生じる。
したがって、略U字状の経路5中に病変部7が存在すると、光ファイバ2に達する自家蛍光4のスペクトルが変化する。このスペクトルを同じ表層部Sの病変部が存在しない別の正常部分での受光スペクトルと比較することにより病変部が識別される。
以下、この原理に基づく本発明の蛍光内視鏡と蛍光内視鏡プローブ装置を実施例に基づいて説明する。
図3は、本発明に基づく蛍光内視鏡プローブ装置を備えた内視鏡システムの1実施例の全体の構成を示す図であり、図4に、その内視鏡の先端部の断面図(a)と先端部を正面から見た部品配置を示す図(b)とプローブ先端の光ファイバの配置を示す図(c)を示す。
この内視鏡システムは、本発明に基づく蛍光内視鏡プローブ9が取り付け取り外し可能になっている内視鏡10を備えている。なお、プローブ9を内視鏡10に一体に取り付けてもよい。その場合は、全体が蛍光内視鏡となる。プローブ9内には、図4(a)と(c)から明らかなように、3本の光ファイバ11、12、13が配置されており、その中、光ファイバ11は励起光照射光ファイバであり、光ファイバ12と13は蛍光検出光ファイバであり、プローブ9の先端において、励起光照射光ファイバ11を中心にそれから等しい間隔で蛍光検出光ファイバ12、13が配置されている。光ファイバ12と13は光ファイバ11を中心に必ずしも対称に配置される必要はない。
励起光照射光ファイバ11の後端には、蛍光観察用光源装置14が接続されている。蛍光観察用光源装置14の中には、波長λ≒400nmの励起光を出す光源としてのLD15と、その励起光を励起光照射光ファイバ11の後端に集光する集光光学系17と、励起光を遮断するシャッター16とが配置されていて、シャッター16を開くと、LD15からの励起光が励起光照射光ファイバ11に導入される。なお、LD15の代わりに、ランプと波長λ≒450nm以上の光をカットするフィルターとの組み合わせの光源を用いてもよい。
蛍光検出光ファイバ12、13の後端にはそれぞれ検出器181 、182 がそれぞれ励起光カットフィルター191 、192 を介して接続されている。励起光カットフィルター191 、192 としては、波長λ≒450nm以下の光をカットするフィルターを用いる。また、検出器181 、182 は、蛍光検出光ファイバ12、13で受光した自家蛍光のスペクトル情報が得られる検出装置が用いられる。
検出器181 と182 で得られたそれぞれのスペクトル情報は信号処理装置20に入力され、その信号処理結果はモニタ21等の出力される。
以上は、本発明に基づく蛍光内視鏡プローブ装置の構成要素であるが、内視鏡10には、その他に、白色観察光学系37を備え、その白色観察光学系37で得られた観察像はCCD38上に結像され、その映像信号は信号線39を経て信号処理装置20に入力され、モニタ21上に表示される。そのような観察像を得るために、内視鏡10には、白色照明用光源装置32が付属しており、その白色照明用光源装置32内の白色光源としてのキセノンランプ33から出た白色照明光は、白色照明用光源装置32内の集光光学系35で白色照明用光ファイバー束31後端に集光され、その中に導入される。白色照明用光ファイバー束31は内視鏡10の先端近傍に至る間に2つの光ファイバー束31に分けられ、それぞれの先端に配置した白色照明光学系36を経て広い観察対象を照明する。なお、白色照明用光源装置32内のキセノンランプ33と集光光学系35の間にはシャッター34が配置されており、このシャッター34の開閉によって白色照明用光のオン・オフが制御される。
ところで、図4(b)には、内視鏡10の先端部を正面から見た場合の各部品の配置例が示されている。上記内視鏡10の先端近傍で2つに分けられた光ファイバー束31からの白色照明光は白色照明光学系36を経て白色照明窓a,cから照明する。また、白色観察光学系37は符号bの位置には配置され、プローブ9は白色照明窓a,cに対して白色観察光学系37の位置とは反対のプローブ挿通口dを通して、蛍光観察のときにその先端が対象の生体組織(表層部)Sに押し付けられる。
このような本発明の蛍光内視鏡プローブ装置を備えた内視鏡システムにおいて、図5(a1)に示すように、プローブ9先端における励起光照射光ファイバ11と蛍光検出光ファイバ12、13との中心間間隔を等しくDとした場合、蛍光検出光ファイバ12、13それぞれで受光される蛍光41 、蛍光42 が生体組織(表層部)S内で通る略U字状の経路51 、52 は等しい形状、深さとなり、図5(a1)に示すように、両経路51 、52 中に病変がない正常の場合は、検出器181 、182 で得られるそれぞれ蛍光41 、蛍光42 のスペクトルは、図5(a2)に示すように略等しくなる。したがって、信号処理装置20で検出器181 、182 から得られた両スペクトル信号を比較することにより、正常部であると判定される。
これに対して、図5(b1)に示すように、一方の略U字状の経路52 中の何れかの位置に病変部7があると、図1で説明したように、吸収・散乱に変化が生じ、蛍光42 のスペクトルが経路51 を経た蛍光41 のスペクトルから変化する。そのため、図5(b2)に示すように、検出器181 、182 で得られるそれぞれ蛍光41 、蛍光42 のスペクトルは、相互に異なったものとなる。そのため、信号処理装置20で検出器181 、182 から得られた両スペクトル信号を比較することで、病変部7があると判定される。
このように、本発明によると、同じ生体組織(表層部)Sの近接する複数の異なる部分から受光した自家蛍光スペクトルと比較することにより、精度の良い病変部検出が可能になる。
図6は、本発明に基づく蛍光内視鏡プローブ装置を備えた内視鏡システムの第2の実施例のプローブ先端の光ファイバの配置と病変部検出の原理を示す図であり、図6(a)にプローブ先端の側面図、図6(b)にプローブ先端の配置図に示す。この実施例は、第1の実施例(図3〜図5)では1種類の間隔Dでは検出できる深さ範囲が限られるので、異なる複数の間隔D1 、D2 の蛍光検出光ファイバ121 、122 、131 、132 を配置する実施例である。図6(a)、(b)に示すように、本実施例のプローブ9先端には、1本の励起光照射光ファイバ11と4本の蛍光検出光ファイバ121 、122 、131 、132 が配置され、励起光照射光ファイバ11と蛍光検出光ファイバ121 、131 とは中心間間隔を等しくD1 とし、励起光照射光ファイバ11と蛍光検出光ファイバ122 、132 とは中心間間隔を等しくD2 とし(D1 <D2 )、少なくとも励起光照射光ファイバ11と蛍光検出光ファイバ121 と蛍光検出光ファイバ122 とは一列に、また、励起光照射光ファイバ11と蛍光検出光ファイバ131 と蛍光検出光ファイバ132 とは一列に配置されており、蛍光検出光ファイバ121 、122 、131 、132 後端各々には、それぞれ図示を省いた検出器181 、182 と同様な検出器1811、1821、1812、1822が励起光カットフィルター191 、192 と同様な励起光カットフィルター1911、1921、1912、1922を介して接続されている。
このような配置であるので、プローブ9先端における励起光照射光ファイバ11と蛍光検出光ファイバ121 、131 との間には略等しい形状、深さの略U字状の経路511、512が、また、励起光照射光ファイバ11と蛍光検出光ファイバ122 、132 との間には略等しい形状、深さの略U字状の経路521、522が形成され、経路521、522は経路511、512よりより深いものとなる。
このような配置において、図5の実施例と同様の理由で、蛍光検出光ファイバ121 と131 を経たそれぞれ蛍光411と412をそれぞれ検出器1811と1812でスペクトル信号に変換して、信号処理装置20で両スペクトル信号を比較することにより、略U字状の経路511、512中にある病変部が検出でき、また、蛍光検出光ファイバ122 と132 を経たそれぞれ蛍光421と422をそれぞれ検出器1821と1822でスペクトル信号に変換して、信号処理装置20で両スペクトル信号を比較することにより、略U字状の経路521、522中にある病変部が検出できる。
したがって、図6(a)の病変部71 は、略U字状の経路512中に位置するので、蛍光検出光ファイバ121 と131 を経たそれぞれ蛍光411と412のスペクトルを比較することで検出でき、それより深い病変部72 は、略U字状の経路522中に位置するので、蛍光検出光ファイバ122 と132 を経たそれぞれ蛍光421と422のスペクトルを比較することで検出できる。また、病変部73 は、略U字状の経路12と経路22の両方にかかるので、蛍光検出光ファイバ121 と131 を経たそれぞれ蛍光411と412のスペクトルを比較すること、及び、蛍光検出光ファイバ122 と132 を経たそれぞれ蛍光421と422のスペクトルを比較することの両方で検出できる。
なお、本実施例のプローブ9先端の蛍光検出光ファイバは4本とし、励起光照射光ファイバ11との間隔を2種類D1 、D2 としたが、蛍光検出光ファイバの本数を増やし、励起光照射光ファイバ11との間隔を3種類以上にしてもよい。
以上のような構成であるので、この実施例によると、深さ方向の病変部検出範囲が広がると共に、複数の間隔での病変部の検出結果からおおよその病変部の位置が推定できるようになる。
図7に、本発明に基づく蛍光内視鏡プローブ装置を備えた内視鏡システムの第3の実施例の図6と同様の図を示す。この実施例は、励起光照射光ファイバ41を中心にそれから等しい間隔で複数(図の場合は3本)の蛍光検出光ファイバ42、43、44が配置されてなる同様の組91 、92 、93 が複数プローブ9先端に配置され、各々の組91 、92 、93 の励起光照射光ファイバ41の後端には、図3の場合と同様な蛍光観察用光源装置14が接続され、また、各々の組91 、92 、93 の蛍光検出光ファイバ41〜44の後端各々には、それぞれ図示を省いた検出器181 、182 と同様な検出器181 、182 、183 が励起光カットフィルター191 、192 と同様な励起光カットフィルター191 、192 、193 を介して接続されている。
各々が検出ヘッドを構成する複数の組91 、92 、93 がプローブ9先端に組み込まれているので、他点同時検出が可能になり、検出効率が上がる。さらには、図7(a)に示すように、特定の組91 の励起光照射光ファイバ41の直下に病変部7が位置する場合でも、その組91 だけでは病変部7を検出できないが、組91 、92 、93 間での蛍光検出光ファイバ42、43、44からの蛍光41 、42 、43 のスペクトルを比較することにより病変部7が検出できる。したがって、このような位置の病変部7も検出でき、検出もれを減少させることができる。
図8に、本発明に基づく蛍光内視鏡プローブ装置を備えた内視鏡システムの第4の実施例の主要構成部(a)とその動作(b)、(c)を示す。この実施例は、プローブ9の先端に規則的に光ファイバ5111〜51nmを配置するが、励起光照射光ファイバ、蛍光検出光ファイバ何れも特定はしておかないで、使用時に任意に選択して決められるようにした例である。図8(a)に示すように、図3の場合と同様の蛍光観察用光源装置14と、複数の検出器181 〜184 (図の場合は4個)とを用意しておき、それぞれを光ファイバ11、521 〜524 で複数入力ポート、複数出力ポートを持つ光スイッチ50の複数入力ポートの別々のポートに接続しておく。一方、プローブ9の先端に規則的(図の場合は、縦横等間隔のn行m列のマトリックス状)にn×m本の光ファイバ5111〜51nmを配置し、それらの後端を光スイッチ50の複数出力ポートの別々のポートに接続しておく。
このような配置であるので、図8(b)に示すように、最初は、光スイッチ50を操作して、光ファイバ5122に蛍光観察用光源装置14を接続し、光ファイバ5122を等間隔で取り囲む位置の光ファイバ5112、5121、5123、5132に各々検出器181 、182 、183 、184 を接続して、光ファイバ5122を中心とする位置の病変部の検出を行い、次いで、図8(c)に示すように、蛍光観察用光源装置14に接続する光ファイバを5123に切り換え、検出器181 、182 、183 、184 に接続する光ファイバをそれぞれ光ファイバ5113、5122、5124、5133に切り換えることで、光ファイバ5123を中心とする位置の病変部の検出を行うことができ、同様にそれぞれ接続する光ファイバを切り換えて病変部検出位置を任意に移動させることができる。
この場合は、励起光照射光ファイバと蛍光検出光ファイバとの中心間間隔もマトリックスの行間あるいは列間の距離を単位として任意に選択できると共に、図7の場合のような複数の組を同時に作って他点同時検出を可能にすることもできる。
ここで、複数入力ポート、複数出力ポートを持つ光スイッチ50としては、光通信等で用いるMEMS光スイッチ、機械式光スイッチ、導波路型光スイッチ等の多チャンネル光スイッチを用いることができる。
図9に、本発明に基づく蛍光内視鏡プローブ装置を備えた内視鏡システムの第5の実施例の主要構成部(a)とプローブ先端の光ファイバの配置を示す図(b)を示す。この実施例は、以上の実施例とは反対に、1本の蛍光検出光ファイバ61を中心に等間隔で複数の励起光照射光ファイバ62、63、64を配置し、1台の蛍光観察用光源装置14から励起光を入射させる光ファイバを時系列的に例えば光ファイバ62→光ファイバ63→光ファイバ64と切り換え、それに同期して1台の検出器18で蛍光検出光ファイバ61で受光された蛍光のスペクトル情報を時分割で取得し、それら時分割で取得したスペクトル情報を比較することで病変部を識別する例である。この例では、1台の蛍光観察用光源装置14から複数の光ファイバ701 、702 、703 に同時に励起光が導入され、各光ファイバ701 、702 、703 はそれぞれシャッター711 、712 、713 を介して励起光照射光ファイバ62、63、64に接続されており、シャッター711 、712 、713 を選択的に順に開くことで、励起光を光ファイバ62→光ファイバ63→光ファイバ64へと順に入射させることができる。なお、このシャッター711 、712 、713 としては、例えば光通信等で用いる1×2光スイッチを用いることができる。
なお、以上の説明では、受光した蛍光のスペクトル情報が得られる検出器18、181 、182 、183 、184 、1811、1821、1812、1822の詳細は説明しなかったが、分光検出可能な検出装置ならば何れのものも使用可能である。例示をすると、リニアアレイスペクトロメータ、分散型分光器、フィルタ方式分光検出器、干渉式フーリエ分光器等がある。各々を簡単に説明すると、リニアアレイスペクトロメータは、分光プリズムや分光回折格子の分光面にCCDやダイオードアレイからなるリニアアレイ検出器を配置して同時に各波長域の強度を検出して分光スペクトル情報を出力するものである。分散型分光器は分光プリズムや分光回折格子である波長分散素子を回転走査して受光素子で波長毎の強度を検出するものである。フィルタ方式分光検出器は、透過波長域の異なる複数のフィルタを並列配置し、各々のフィルタに測定光を同時にあるいは時分割で入射させて波長域毎の強度を検出するものである。干渉式フーリエ分光器は、マイケルソン干渉計の可動鏡を移動させながら測定光を入射させてインターフェログラムを取得して、そのインターフェログラムをフーリエ変換することで分光スペクトル情報を得るものである。
以上、本発明の蛍光内視鏡及び蛍光内視鏡プローブ装置をその原理と実施例に基づいて説明してきたが、それら実施例に限定されず種々の変形が可能である。
本発明の原理を説明するための図である。 自家蛍光のスペクトル分布を示す図である。 本発明に基づく蛍光内視鏡プローブ装置を備えた内視鏡システムの1実施例の全体の構成を示す図である。 図3の内視鏡の先端部の断面図と先端部を正面から見た部品配置を示す図とプローブ先端の光ファイバの配置を示す図である。 図3の実施例の作用を説明するための図である。 本発明に基づく蛍光内視鏡プローブ装置を備えた内視鏡システムの第2の実施例のプローブ先端の光ファイバの配置と病変部検出の原理を示す図である。 本発明に基づく蛍光内視鏡プローブ装置を備えた内視鏡システムの第3の実施例の図6と同様の図である。 本発明に基づく蛍光内視鏡プローブ装置を備えた内視鏡システムの第4の実施例の主要構成部とその動作を示す図である。 本発明に基づく蛍光内視鏡プローブ装置を備えた内視鏡システムの第5の実施例の主要構成部とプローブ先端の光ファイバの配置を示す図である。
符号の説明
S…表層部
A…粘膜層
B…粘膜下層
1…光ファイバ
2…光ファイバ
3…励起光
4…自家蛍光
1 、42 、411、412、421、422…蛍光
5、51 、52 、511、512、521、522…略U字状の経路
7、71 、72 、73 …病変部
9…蛍光内視鏡プローブ
1 、92 、93 …組
10…内視鏡
11…励起光照射光ファイバ
12、13、121 、122 、131 、132 …蛍光検出光ファイバ
14…蛍光観察用光源装置
15…LD
16…シャッター
17…集光光学系
18、181 、182 、183 、184 、1811、1821、1812、1822…検出器
191 、192 、193 、1911、1921、1912、1922…励起光カットフィルター
20…信号処理装置
21…モニタ
31…白色照明用光ファイバー束
32…白色照明用光源装置
33…キセノンランプ
34…シャッター
35…集光光学系
36…白色照明光学系
37…白色観察光学系
38…CCD
39…信号線
41…励起光照射光ファイバ
42、43、44…蛍光検出光ファイバ
50…光スイッチ
5111〜51nm…光ファイバ
61…蛍光検出光ファイバ
62、63、64…励起光照射光ファイバ
701 、702 、703 …光ファイバ
711 、712 、713 …シャッター
a,c…白色照明窓
b…白色観察光学系
d…プローブ挿通口

Claims (22)

  1. 挿入部の先端から励起光を照射し、生体からの蛍光を検出する蛍光内視鏡において、
    励起光を発する励起用光源と、前記励起用光源からの励起光を挿入部先端に導いて照射する励起光照射光ファイバと、挿入部先端の先端面内において前記励起光照射光ファイバから等距離に配置され、生体からの蛍光を受光する複数の蛍光検出光ファイバと、前記複数の蛍光検出光ファイバで受光した蛍光各々のスペクトル情報を得る検出手段と、前記検出手段で検出された蛍光各々のスペクトル情報を比較する比較手段とを有することを特徴とする蛍光内視鏡。
  2. 前記挿入部先端の先端面内において、前記励起光照射光ファイバに対して等距離に配置された複数の蛍光検出光ファイバを備え、さらに、前記励起光照射光ファイバに対して前記距離とは異なる別の等距離に配置された別の複数の蛍光検出光ファイバを備えていることを特徴とする請求項1記載の蛍光内視鏡。
  3. 前記挿入部先端の先端面内において、前記励起光照射光ファイバと前記複数の蛍光検出光ファイバとからなる組が複数配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の蛍光内視鏡。
  4. 前記励起光照射光ファイバと前記複数の蛍光検出光ファイバ間の距離が全ての組で等しいことを特徴とする請求項3記載の蛍光内視鏡。
  5. 前記挿入部先端の先端面内において、複数の光ファイバを規則的に配置し、その複数の光ファイバ中の何れか1つに任意に切り換えて前記励起用光源に接続すると共に、その複数の光ファイバ中の別の複数に任意に切り換えて前記検出手段に接続できる接続切り換え手段を備えることを特徴とする請求項1記載の蛍光内視鏡。
  6. 前記接続切り換え手段が光スイッチからなることを特徴とする請求項5記載の蛍光内視鏡。
  7. 前記検出手段が、リニアアレイスペクトロメータであることを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載の蛍光内視鏡。
  8. 前記検出手段が、分散型分光器であることを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載の蛍光内視鏡。
  9. 前記検出手段が、フィルタ方式分光検出器であることを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載の蛍光内視鏡。
  10. 前記検出手段が、干渉式フーリエ分光器であることを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載の蛍光内視鏡。
  11. 挿入部の先端から励起光を照射し、生体からの蛍光を検出する蛍光内視鏡において、
    挿入部先端に配置され、生体からの蛍光を受光する蛍光検出光ファイバと、
    励起光を発する励起用光源と、挿入部先端の先端面内において前記蛍光検出光ファイバから等距離に配置され、前記励起用光源からの励起光を挿入部先端に導いて照射する複数の励起光照射光ファイバと、
    前記複数の励起光照射光ファイバの中で、前記励起用光源からの励起光を挿入部先端に導く光ファイバを時系列で切り換える切り換え手段と、前記蛍光検出光ファイバで時系列で受光した蛍光各々のスペクトル情報を得る検出手段と、前記検出手段で検出された蛍光各々のスペクトル情報を比較する比較手段とを有することを特徴とする蛍光内視鏡。
  12. 蛍光内視鏡のプローブ挿通口へ挿入されるプローブを備え、前記プローブの先端から励起光を照射し、生体からの蛍光を前記プローブで検出する蛍光内視鏡プローブ装置において、
    励起光を発する励起用光源と、前記励起用光源からの励起光を前記プローブ先端に導いて照射する励起光照射光ファイバと、前記プローブ先端の先端面内において前記励起光照射光ファイバから等距離に配置され、生体からの蛍光を受光する複数の蛍光検出光ファイバと、前記複数の蛍光検出光ファイバで受光した蛍光各々のスペクトル情報を得る検出手段と、前記検出手段で検出された蛍光各々のスペクトル情報を比較する比較手段とを有することを特徴とする蛍光内視鏡プローブ装置。
  13. 前記プローブ先端の先端面内において、前記励起光照射光ファイバに対して等距離に配置された複数の蛍光検出光ファイバを備え、さらに、前記励起光照射光ファイバに対して前記距離とは異なる別の等距離に配置された別の複数の蛍光検出光ファイバを備えていることを特徴とする請求項12記載の蛍光内視鏡プローブ装置。
  14. 前記プローブ先端の先端面内において、前記励起光照射光ファイバと前記複数の蛍光検出光ファイバとからなる組が複数配置されていることを特徴とする請求項12又は13記載の蛍光内視鏡プローブ装置。
  15. 前記励起光照射光ファイバと前記複数の蛍光検出光ファイバ間の距離が全ての組で等しいことを特徴とする請求項14記載の蛍光内視鏡プローブ装置。
  16. 前記プローブ先端の先端面内において、複数の光ファイバを規則的に配置し、その複数の光ファイバ中の何れか1つに任意に切り換えて前記励起用光源に接続すると共に、その複数の光ファイバ中の別の複数に任意に切り換えて前記検出手段に接続できる接続切り換え手段を備えることを特徴とする請求項12記載の蛍光内視鏡プローブ装置。
  17. 前記接続切り換え手段が光スイッチからなることを特徴とする請求項16記載の蛍光内視鏡プローブ装置。
  18. 前記検出手段が、リニアアレイスペクトロメータであることを特徴とする請求項11から17の何れか1項記載の蛍光内視鏡プローブ装置。
  19. 前記検出手段が、分散型分光器であることを特徴とする請求項12から17の何れか1項記載の蛍光内視鏡プローブ装置。
  20. 前記検出手段が、フィルタ方式分光検出器であることを特徴とする請求項12から17の何れか1項記載の蛍光内視鏡プローブ装置。
  21. 前記検出手段が、干渉式フーリエ分光器であることを特徴とする請求項12から17の何れか1項記載の蛍光内視鏡プローブ装置。
  22. 蛍光内視鏡のプローブ挿通口へ挿入されるプローブを備え、前記プローブの先端から励起光を照射し、生体からの蛍光を前記プローブで検出する蛍光内視鏡プローブ装置において、
    前記プローブ先端に配置され、生体からの蛍光を受光する蛍光検出光ファイバと、
    励起光を発する励起用光源と、前記プローブ先端の先端面内において前記蛍光検出光ファイバから等距離に配置され、前記励起用光源からの励起光を挿入部先端に導いて照射する複数の励起光照射光ファイバと、
    前記複数の励起光照射光ファイバの中で、前記励起用光源からの励起光を挿入部先端に導く光ファイバを時系列で切り換える切り換え手段と、前記蛍光検出光ファイバで時系列で受光した蛍光各々のスペクトル情報を得る検出手段と、前記検出手段で検出された蛍光各々のスペクトル情報を比較する比較手段とを有することを特徴とする蛍光内視鏡プローブ装置。
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