JP2006059400A - 記録再生装置 - Google Patents

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Hirokazu Yamamoto
浩数 山本
Naosuke Haruna
修介 春名
Yu Uno
結 宇野
Hisaki Furuyama
寿樹 古山
Hiroshi Fujiwara
寛 藤原
Kiyoshi Hayashi
潔 林
Takuya Nomura
琢家 野村
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Abstract

【課題】 複数の記録媒体に対応した記録再生装置において、複数の記録媒体の各々に依存する記録再生処理を、単一の仮想的な記録媒体に対する記録再生処理に集約化して、複数の記録媒体に跨って記録されている映像データの連続的な再生を可能とする。
【解決手段】 映像データをセクタ単位に分割して各セクタに対して仮想的なアドレスを割り当てる記録再生制御部101と、各セクタに割り当てられた仮想的なアドレスと、各セクタに対応する記録媒体上の実アドレスとを対応付けるマッピングテーブル105を作成するセクタリスト変換部104とを備え、各セクタのデータが記録されている記録媒体の実アドレスを、各セクタに対して割り当てられた仮想的なアドレスにより管理する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録再生装置に関し、特に、複数の記録媒体を仮想的な1つの記録媒体として扱い記録再生を行う装置に関するものである。
近年、放送されている番組を録画する装置として、従来のVTR(Video Tape Recorder)に替わってDVD(Digital Versatile Disk)レコーダが普及し始めている。DVDレコーダは、一般的に異なる複数種類の記録媒体に対応し、それぞれの記録媒体に対するデータアクセス、つまりデータ書込み及びデータ読出しを行う書込読出装置を複数有している。例えば、これらの書込読出装置には、DVDドライブやハードディスクドライブ、スマートメディアドライブ等が相当する。
ところで、DVDレコーダでは、番組を録画する際は、ユーザがこれらのドライブから1つを選択し、ユーザの選択したドライブが、該ドライブに装填されている記録媒体に対して記録を行う。また、DVDレコーダでは、番組録画中に、選択したドライブにおける記録媒体の記録領域が無くなった場合は、記録領域の残っている他の記録媒体が存在すれば、自動的に該他の記録媒体に番組の続きを録画することもある。DVDレコーダでは、このようにして記録された番組を再生する際は、複数の記録媒体に対するデータ読出しを制御して再生動作を行う必要がある。
通常、番組が1つの記録媒体のみに記録されている場合は、再生装置は、再生する映像データの情報を1つの記録媒体から取得し、それに基づいて再生制御を行えばよく、したがって、再生装置は、当該記録媒体に対する再生制御系のみを構築するだけでよいものである。
ところが、上記のように複数の記録媒体に跨って記録された番組を再生する際は、特に番組の、記録媒体を跨ぐ「繋ぎ目」に相当する部分では、再生する映像データの情報を複数の記録媒体から取得する必要がある。したがって、複数の記録媒体に対する再生制御を行うことが必要となり、通常の個々の記録媒体に対する再生制御系に加え、複数の記録媒体に対する再生制御系の間での連携を行う機構等も、構築する必要がある。
具体的には、データアクセスの対象とする記録媒体の種類も多岐にわたるため、それぞれの種類の記録媒体に対応するデータアクセスの制御系を複数構築した上で、これらの制御系を連携させる連携機構を、その組み合わせに相当する分だけ用意する必要があり、より複雑な制御系を構築することが求められる。
その上、今後新たに、DVDレコーダなどの記録再生装置に対応する記録媒体が増えることが予想され、それに対応するために、このような記録再生装置における制御系がより複雑となることが予想される。
また、早送り再生や逆方向再生の実行時には、場合によって、記録媒体に対するデータアクセスを、番組の、記録媒体を跨いで記録されている繋ぎ目部分を連続的に跨いで行き来するよう制御することが必要となる可能性もある。このような場合に再生制御に対する負荷がより増大するのは明らかである。
さらには、近年では放送中の番組を録画しながら、既に録画済の番組を同時に再生する同時記録再生機能や追っかけ再生機能を搭載した機器も増えてきている。このような機器では、異なる複数の記録媒体に対して、同時に記録再生制御を行うこととなり、記録媒体に対する記録再生制御系はさらに複雑なものとなる。
したがって、複数種類の記録媒体に対応した記録再生装置では、構築する記録再生制御系を簡単なものとするために、異なる複数の記録媒体に対する記録再生動作を効率的に制御する方法を確立することが重要となる。
異なる複数の記録媒体に跨ったデータの再生制御を行う装置として、従来では、例えば文献1に開示されたような装置がある。
この装置では、CD(Compact Disk)やMD(Mini Disk)等の複数の音楽記録媒体に跨ってシャッフル再生やプログラム再生を行う際の再生制御方法として、各記録媒体に記録されているデータを再生するデータ再生単位、つまりトラックやファイルをリストアップした再生リストを自動的に生成し、その再生リストに付与された、データ再生単位毎の識別情報に基づいて再生制御を行うことにより、記録媒体の違いを意識せずに多様な再生動作を行う方法を実現している。
特開2000−149386号公報
前記のような文献記載の従来の構成では、再生リストで取り扱われるデータ再生単位は、CDやMD等の音楽データにおけるトラックであり、これは、DVD等の映像データにおいてはチャプタ単位に相当する。
従って、DVD等の映像データを再生する際、ユーザからのチャプタ変更要求に対しては、記録媒体の違いを意識せずに、データアクセスの対象となるチャプタを、1つの記録媒体のものから他の記録媒体のものへ移行するチャプタ移行動作を実行することが可能である。
しかしながら、早送り再生や逆方向再生等の特殊再生を含め、一般的な再生処理を行う、映像データの連続的な再生動作が要求される場合には、前記従来の構成では、再生動作中の、あるチャプタの映像データの再生が終了し、次のチャプタの映像データを再生する局面で、一旦次チャプタに相当する映像データの読込が必要となり、画面上の映像が一旦停止することとなる。このため、異なる記録媒体に跨って記録されている映像データを画面上で映像が途切れなく表示する連続的な再生動作を実行することはできないという問題がある。
本発明は、前記のような従来の問題を解決するためになされたもので、複数の記録媒体に対する記録再生の制御を効率的に行うと同時に、複数の記録媒体に跨って記録されている映像データを、記録媒体の違いに拘わらず連続的に再生することのできる記録再生装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明は、複数種類の記録媒体に対するデータの記録及び再生を行う記録再生装置であって、上記各種の記録媒体上の実アドレスを、連続する1種類の仮想的なアドレスと置き換え、該仮想的なアドレスにより、上記各記録媒体に対するデータの記録及び再生を制御する記録再生制御部と、該記録再生制御部からの指示に基づいて、上記各記録媒体に対するデータの書込及び読出を行う記録媒体処理部と、を備えた、ものである。
本願の請求項2に係る発明は、請求項1記載の記録再生装置において、上記記録再生制御部は、記録の対象となるデータをセクタ単位で分割して、各セクタに対して上記仮想的なアドレスを割り当て、上記各記録媒体上の各セクタに対する実アドレスをリスト化した実記録媒体セクタリストと、上記各セクタに割り当てられた仮想的なアドレスをリスト化した仮想記録媒体セクタリストとを参照して、上記各記録媒体に対するデータの記録及び再生を制御する、ものである。
本願の請求項3に係る発明は、請求項2記載の記録再生装置において、上記仮想記録媒体セクタリストを上記実記録媒体セクタリストへ変換するセクタリスト変換部を有する、ものである。
本願の請求項4に係る発明は、請求項2記載の記録再生装置において、上記仮想記録媒体セクタリスト上の仮想アドレスと実記録媒体セクタリスト上の実アドレスとを対応付けるマッピングテーブルを保管するマッピングテーブル保管部を有する、ものである。
本願の請求項5に係る発明は、請求項2記載の記録再生装置において、記録の対象となる一連のデータに対する仮想記録媒体セクタリストを複数保管する仮想記録媒体セクタリスト保管部を有する、ものである。
本願の請求項6に係る発明は、請求項4記載の記録再生装置において、上記マッピングテーブル保管部を、1組の仮想記録媒体セクタリストと実記録媒体セクタリストに対応するマッピングテーブルを複数保存可能としたものである。
本願の請求項7に係る発明は、請求項2記載の記録再生装置において、上記実記録媒体セクタリストを参照して、複数の記録媒体のうちから個々の記録媒体を選択し、上記記録媒体処理部が行う複数の記録媒体に対するデータアクセスを制御する記録媒体選択部を有し、上記記録再生制御部は、上記仮想記録媒体セクタリストを参照して上記記録媒体選択部に対して記録再生の指示を行う、ものである。
本願の請求項1に係る発明によれば、複数種類の記録媒体に対するデータの記録及び再生を行う記録再生装置であって、上記複数の記録媒体上の実アドレスを、連続する1種類の仮想的なアドレスと置き換え、該仮想的なアドレスにより、上記各記録媒体に対するデータの記録及び再生を制御する記録再生制御部を備えたので、複数の記録媒体の各々に依存する記録再生処理が、単一の仮想的な記録媒体に対する記録再生処理に集約化されることとなる。これにより、複数の記録媒体に対する記録再生の制御を効率的に行うと同時に、複数の記録媒体に跨って記録されている映像データを、記録媒体の違いに拘わらず連続的に再生することができる。また、上記記録再生制御部に実装されるソフトウェアアルゴリズムは、単一の記録媒体に対する記録再生制御を行う形式で記述すればよいため、簡単に構築することができるものである。
本願の請求項2に係る発明によれば、請求項1記載の記録再生装置において、記録の対象となるデータをセクタ単位で分割し、各セクタに対して割り当てた仮想的なアドレスと、各記録媒体上の各セクタに対する実アドレスとを対応付けているので、セクタ単位での記録媒体の切り替えが可能となる。
本願の請求項3に係る発明によれば、請求項2記載の記録再生装置において、セクタに割り当てられた仮想的なアドレスのリストである仮想記録媒体セクタリストを、各セクタに対する実アドレスのリストである実記録媒体セクタリストへ変換するセクタリスト変換部を有するので、再生時には、仮想記録媒体セクタリストに対応する実記録媒体セクタリストに基づいて、該リストに挙げられているアドレスのデータを順次読み出すことにより、複数の記録媒体に跨って記録されている映像データを簡単に再生することができる。
本願の請求項4に係る発明によれば、請求項2記載の記録再生装置において、上記仮想記録媒体セクタリスト上の仮想アドレスと実記録媒体セクタリスト上の実アドレスとを対応付けるマッピングテーブルを保管するので、仮想記録媒体セクタリストから実記録媒体セクタリストへの変換を、マッピングテーブルを用いて簡単に行うことができる。
本願の請求項5に係る発明によれば、請求項2記載の記録再生装置において、記録の対象となる一連のデータに対する仮想記録媒体セクタリストを複数保管可能としたので、複数の記録媒体に跨った記録再生の制御を、複数の番組の映像データに対して行うことが可能となる。
本願の請求項6に係る発明によれば、請求項4記載の記録再生装置において、1組の仮想記録媒体セクタリストと実記録媒体セクタリストに対応するマッピングテーブルを複数保管可能としたので、複数の番組の映像データに対応する複数の仮想記録媒体セクタリストを対応する実記録媒体セクタリストへ変換する処理を、各番組の映像データに対応するマッピングテーブルを用いて簡単に行うことができる。
本願の請求項7に係る発明によれば、請求項2記載の記録再生装置において、上記実記録媒体セクタリストを参照して、複数の記録媒体のうちから個々の記録媒体を選択して、複数の記録媒体に対するデータアクセスを制御する記録媒体選択部を備えたので、記録再生装置における対応する記録媒体の変更に伴う影響を、対応する記録媒体に対するデータアクセスを行う記録媒体処理部を切り替える記録媒体選択部のみに留めることができ、このことは、本記録再生装置における制御系全体としての再利用性の向上につながるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による記録再生装置を説明する図である。
本実施の形態1の記録再生装置100は、映像データを取得してセクタ単位で分割してセクタ毎に記録媒体に記録し、各セクタのデータが記録されている記録媒体の実アドレスを、各セクタに対して割り当てられた仮想的なアドレスと対応付けて管理するものであり、これにより、複数の記録媒体に跨って記録されている映像データの連続的な再生を可能としたものである。
すなわち、この記録再生装置100は、記録再生制御部101と、セクタリスト変換部104と、仮想記録媒体セクタリスト保管部115と、マッピングテーブル保管部116と、記録媒体選択部106と、第1の記録媒体処理部107と、第2の記録媒体処理部111とを有している。
以下詳述すると、記録再生制御部101は、ユーザによる録画指令Rrecあるいは再生指令Rplyに基づいて、本記録再生装置100における映像データの記録再生動作を制御するものである。具体的には、この記録再生制御部101は、放送されている番組の映像データVdを記録媒体に記録したり、記録媒体に記録されている番組の映像データを再生したりするための一連のソフトウェアアルゴリズムを実装したものであり、ソフトウェアアルゴリズムは、特定の記録媒体には依存しない形式で記述されている。そして、この記録再生制御部101は、各セクタに対して、本記録再生装置内で定義されている仮想的なアドレスを割り当てて、仮想記録媒体セクタリスト102を作成あるいは更新し、該仮想記録媒体セクタリスト102を参照しながら、記録再生を制御するソフトウェア処理を進めるものである。ここで、仮想記録媒体セクタリスト102は、番組の映像データをセクタ単位に区切った上で各セクタに対応するデータSVdに割り当てた仮想的な記録媒体のアドレスを順次的に並べたものである。但し、そのアドレスは本記録再生装置では仮想的に割り当てられたアドレスであり、実記録媒体上のアドレスとは独立したものである。なお、ここでは、セクタのデータ長は、2キロバイトを想定しているが、これに限るものではない。
セクタリスト変換部104は、記録時には、記録媒体選択部106から通知された実アドレスと、記録再生制御部101により作成された仮想記録媒体セクタリスト102上の仮想アドレスとを参照して、仮想アドレスと実アドレスとを対応付けるマッピングテーブル105を作成あるいは更新し、再生時には、マッピングテーブル105で定義される対応関係に基づいて、仮想記録媒体セクタリスト102から実記録媒体セクタリスト103を作成するものである。ここで、実記録媒体セクタリスト103は、仮想記録媒体セクタリスト102で示されている各セクタに対応するアドレスに対応付けて、同じ形式で、実記録媒体上の、各セクタに対応するアドレスを順次的に並べてなるものである。
仮想記録媒体セクタリスト保管部115は、記録再生制御部101により作成あるいは更新された仮想記録媒体セクタリスト102を保持するものであり、種々の番組に対応する仮想記録媒体セクタリストを複数保管可能なものである。
マッピングテーブル保管部116は、セクタリスト変換部104により作成あるいは更新されたマッピングテーブル105を保持するものであり、種々の番組に対応するマッピングテーブルを複数保管可能なものである。
記録媒体選択部106は、記録時には、記録再生制御部101からの指示に従って、実際に動作させる記録媒体を特定し、第1及び第2の記録媒体処理部107及び111のうちの該当するものに動作指示を行う。また、記録媒体選択部106は、再生時には、実記録媒体セクタリスト103を参照して、実際に動作させる記録媒体を特定し、第1及び第2の記録媒体処理部107及び111のうちの該当するものに動作指示を行い、記録媒体から読み出された映像データRVdを再生表示部に出力するものである。
第1の記録媒体処理部107は、記録媒体(X)110に対して、データの書込処理を行う書込処理部108と、記録媒体(X)110上のデータを読み取る読出処理部109とから構成されている。第2の記録媒体処理部111は、記録媒体(Y)114に対して、データの書込処理を行う書込処理部112と、記録媒体(Y)114上のデータを読み取る読出処理部113とから構成されている。
なお、この実施の形態1の記録再生装置は、第1及び第2の2つの記録媒体処理部を有しているものであるが、実際のDVDレコーダなどの記録再生装置は、DVDレコーダが対応する記録媒体の種類の数に相当する分の記録媒体処理部を有することとなる。
次に動作について説明する。
図2は、実施の形態1の記録再生装置100の、番組を録画する動作のフローを示している。
この実施の形態の記録再生装置100では、ユーザからの番組の録画要求Rrecが発生すると、この録画要求Rrecは記録再生制御部101へと通知される。
すると、記録再生制御部101は、放送されている映像データVdを取得してセクタ単位に分割する。そして記録再生制御部101は、まずはじめに先頭セクタに対して本記録再生装置内で定義された仮想的なアドレスを割り当てて、仮想記録媒体セクタリスト102を作成する(ステップS201)。また、記録再生装置100は、分割した映像データSVdを記録媒体選択部106に出力する。
続いて、記録再生装置100は、ユーザによって選択されている記録媒体を確認し(ステップS202)、記録媒体選択部106にいずれの記録媒体をデータの記録対象とするかを通知する。ここでは、ユーザは記録媒体(X)110が選択しているものとする。記録媒体選択部106は、記録媒体(X)110に対するデータの書込み及び読出しを行う第1の記録媒体処理部107を駆動させ、記録媒体(X)110上にデータの書込可能な領域(空き容量)があるか否かをチェックする(ステップS202a)。書込可能な領域が存在する場合は、第1の記録媒体処理部107は、先頭セクタの映像データSVdを記録媒体(X)110に記録する(ステップS203)。一方、書込可能な領域が存在しない場合は、記録媒体選択部106は第2の記録媒体処理部111を駆動させ、別の記録媒体である記録媒体(Y)114上にデータの書込可能な領域(空き容量)があるかをチェックする(ステップS204)。書込可能な領域が存在する場合は、記録媒体選択部106は、書込の対象とする記録媒体を記録媒体(Y)114に変更し(ステップS205)、第2の記録媒体処理部111は、先頭セクタの映像データSVdを記録媒体(Y)114に記録する(ステップS203)。一方、ステップS204での空き容量のチェックの結果、記録媒体(Y)114上にデータの書込可能な領域(空き容量)が存在しなかった場合は、記録媒体選択部106は、書込不可エラーを記録再生制御部101に通知し(ステップS206)、記録再生制御部101は、番組の録画処理を終了する。
記録媒体選択部106は、上記第記録媒体処理部107あるいは第2の記録媒体処理部111により記録媒体に先頭セクタの映像データが書き込まれた後、先頭セクタの映像データに対応する記録媒体上の実アドレス(書込先の実アドレス)をいずれかの記録媒体処理部から取得し(ステップS207)、実アドレスの情報Radをセクタリスト変換部104へ通知する。この実アドレスは、各記録媒体に固有のアドレスとなっており、記録媒体を識別可能なものである。
セクタリスト変換部104は、先頭セクタに対応する受け取った実アドレスと、仮想記録媒体セクタリスト102における、先頭セクタに割り当てられた仮想アドレスとを参照して、先頭セクタの実アドレスとその仮想アドレスとを対応付けるマッピングテーブル105を生成する(ステップS208)。ただし、先頭セクタ以降のセクタに対する実アドレスと仮想アドレスのマッピング処理など、既にマッピングテーブルが存在する場合には、マッピングの対象としているセクタに対する対応関係を、既存のマッピングテーブルに追記するマッピングテーブルの更新が行われる(ステップS208)。
その後、この記録再生装置100では、先頭セクタに続く次のセクタが存在するか否かの判定が行われ(ステップS208a)、次のセクタが存在する場合は、上記ステップS201からステップS208aまでの処理が行われる。一方、ステップS208aでの判定の結果、次のセクタが存在しない場合は、記録再生制御部101は、作成した仮想記録媒体セクタリスト102を保管部115に格納し(ステップS209)、セクタリスト変換部102が作成したマッピングテーブル105をマッピングテーブル保管部116に保管する(ステップS210)。
図3は、実施の形態1の記録再生装置100の、録画した番組を再生する動作のフローを示している。
この実施の形態の記録再生装置100では、ユーザからの番組の再生要求Rplyが発生すると、この再生要求Rplyは記録再生制御部101へ通知される。
すると、記録再生制御部101は、該当する番組に対応する仮想記録媒体セクタリスト102をその保管部115から検索して抽出し(ステップS301)、さらに、該番組に対応するマッピングテーブル105をその保管部116から検索して抽出する(ステップS302)。
そして、記録再生制御部101は、前記リスト102及びテーブル105を抽出した後、仮想記録媒体セクタリスト102上の仮想アドレスが割り当てられているセクタの映像データの読み出しをセクタリスト変換部104に要求する(ステップS303)。
続いて、セクタリスト変換部104は、抽出された仮想記録媒体セクタリスト102とマッピングテーブル105に基づいて、読出しの対象となっているセクタの実記録媒体セクタリスト103を作成し、読出が要求された映像データの実アドレスを取得する(ステップS304)。なお、先頭セクタ以降のセクタに対する読出し処理など、既に実記録媒体セクタリストが存在する場合には、現在対象としているセクタに対応する実記録媒体上のアドレスをリストに追記する、実記録媒体リストの更新が行われる(ステップS304)。
読出対象セクタに対応する実アドレスが取得された後は、記録媒体選択部106が、取得された実アドレスを参照して、該当する記録媒体を特定する(ステップS305)。 ここでは、読出し対象セクタに対応する映像データが記録媒体(X)110に記録されていることが特定されたものとする。
すると、記録媒体選択部106は、第1の記録媒体処理部107を駆動させ、記録媒体(X)110上の該当する実アドレスXadを参照し、そのアドレスXadに記録されている映像データRVdを読み出して(ステップS306)表示部に出力する。表示部では、この読み出された映像データRVdの表示が行われる。
なお、読出し対象セクタに対応する映像データが記録媒体(Y)114に記録されていることが特定された場合には、記録媒体選択部106は、第2の記録媒体処理部111を駆動させ、記録媒体(Y)114上の該当する実アドレスYadを参照し、そのアドレスYadに記録されている映像データRVdを読み出す(ステップS306)。
その後、セクタリスト変換部104は、仮想記録媒体セクタリスト102に基づいて、読出対象セクタに続く次のセクタの映像データが存在する否かを判定する(ステップS307)。次のセクタの映像データが存在する場合は、記録再生制御部101は、次のセクタに割り当てられている仮想アドレスを特定し(ステップS308)、記録再生装置100の再生処理は、仮想アドレスが特定された映像データの読出しを要求する(ステップS303)。一方、次のセクタの映像データが存在しない場合は、記録再生装置100の再生処理は、終了する。
本実施の形態の記録再生制御部101では、実記録媒体上に記録された映像データの再生は、ステップS303からステップS308の処理を、再生する番組に対応するすべてのセクタに対して行うことによって行われる。
そして、このような番組の映像データの再生処理では、読出しの対象となるセクタに続く次のセクタの映像データが、読出し対象のセクタの映像データが記録されている記録媒体とは別の記録媒体上に記録されているような場合は、参照する実記録媒体リスト103に、各記録媒体に固有のアドレスが付加されているため、記録媒体選択部106は、この固有のアドレスを参照して、駆動させる記録媒体処理部を変更する。これにより異なる複数記録媒体に跨って映像データが記録されている番組の連続的な再生が可能となる。
このように本実施の形態1の記録再生装置100では、映像データをセクタ単位に分割して各セクタに対して仮想的なアドレスを割り当てる記録再生制御部101と、各セクタに割り当てられた仮想的なアドレスと、各セクタに対応する記録媒体上の実アドレスとを対応付けるマッピングテーブル105を作成するセクタリスト変換部104とを備え、各セクタのデータが記録されている記録媒体の実アドレスを、各セクタに対して割り当てられた仮想的なアドレスにより管理するので、複数の記録媒体の各々に依存する記録再生処理が、単一の仮想的な記録媒体に対する記録再生処理に集約化されることとなり、複数の記録媒体に跨って記録されている映像データの連続的な再生が可能となる。また、記録再生制御部101に実装されるソフトウェアアルゴリズムは、単一の記録媒体に対する記録再生制御を行う形式で記述すればよいため、簡単に構築することができるものである。
また、この実施の形態では、1つの記録媒体(X)110に対するデータの書込み及び読出しを行う第1の記録媒体処理部107と、他の種類の記録媒体(Y)114に対するデータの書込み及び読出しを行う第2の記録媒体処理部111とを備え、データ書込みを行う記録媒体処理部を記録媒体における空き容量により、また、データ読出しを行う記録媒体処理部を、各セクタに対応する記録媒体固有の実アドレスに基づいて切り替えるので、記録再生装置100における対応する記録媒体の変更に伴う影響を、記録媒体処理部を切り替える記録媒体選択部106のみに留めることができ、このことは、その制御系全体としての再利用性の向上につながるものである。
本発明に係る記録再生装置は、複数の記録媒体に跨って記録されている映像データの連続的な再生を可能としたものであり、様々な規格が存在するDVDメディアや、ハードディスクドライブ等を搭載するDVDレコーダにおいて、複数メディアに跨る録画やその再生、複数メディアを用いた同時録画再生や追っかけ再生等の機能を実現する上で有用なものである。
本発明の実施の形態1による記録再生装置100を説明する図である。 上記実施の形態1の記録再生装置100の動作を説明する図であり、複数の記録媒体に番組の映像データを記録する動作のフローを示している。 上記実施の形態1の記録再生装置100の動作を説明する図であり、複数の記録媒体に記録された番組の映像データを再生する動作のフローを示している。
符号の説明
100 記録再生装置
101 記録再生制御部
102 仮想記録媒体セクタリスト
103 実記録媒体セクタリスト
104 セクタリスト変換部
105 マッピングテーブル
106 記録媒体選択部
107 第1の記録媒体処理部
108,112 記録処理部
109,113 読出処理部
110 記録媒体(X)
111 第2の記録媒体処理部
114 記録媒体(Y)
115 仮想記録媒体セクタリスト保管部
116 マッピングテーブル保管部
Rad 実アドレス情報
Rply 再生要求
Rrec 録画要求
RVd 読み出された映像データ
SVd セクタ単位の映像データ
Vd 映像データ
Xad 記録媒体(X)に対する実アドレス
Yad 記録媒体(Y)に対する実アドレス

Claims (7)

  1. 複数種類の記録媒体に対するデータの記録及び再生を行う記録再生装置であって、
    上記各種の記録媒体上の実アドレスを、連続する1種類の仮想的なアドレスと置き換え、該仮想的なアドレスにより、上記各記録媒体に対するデータの記録及び再生を制御する記録再生制御部と、
    該記録再生制御部からの指示に基づいて、上記各記録媒体に対するデータの書込及び読出を行う記録媒体処理部と、を備えた、
    ことを特徴とする記録再生装置。
  2. 請求項1記載の記録再生装置において、
    上記記録再生制御部は、
    記録の対象となるデータをセクタ単位で分割して、各セクタに対して上記仮想的なアドレスを割り当て、
    上記各記録媒体上の各セクタに対する実アドレスをリスト化した実記録媒体セクタリストと、上記各セクタに割り当てられた仮想的なアドレスをリスト化した仮想記録媒体セクタリストとを参照して、上記各記録媒体に対するデータの記録及び再生を制御する、
    ことを特徴とする記録再生装置。
  3. 請求項2記載の記録再生装置において、
    上記仮想記録媒体セクタリストを上記実記録媒体セクタリストへ変換するセクタリスト変換部を有する、
    ことを特徴とする記録再生装置。
  4. 請求項2記載の記録再生装置において、
    上記仮想記録媒体セクタリスト上の仮想アドレスと実記録媒体セクタリスト上の実アドレスとを対応付けるマッピングテーブルを保管するマッピングテーブル保管部を有する、
    ことを特徴とする記録再生装置。
  5. 請求項2記載の記録再生装置において、
    記録の対象となる一連のデータに対する仮想記録媒体セクタリストを複数保管する仮想記録媒体セクタリスト保管部を有する、
    ことを特徴とする記録再生装置。
  6. 請求項4記載の記録再生装置において、
    上記マッピングテーブル保管部は、
    1組の仮想記録媒体セクタリストと実記録媒体セクタリストに対応するマッピングテーブルを複数保存可能なものである、
    ことを特徴とする記録再生装置。
  7. 請求項2記載の記録再生装置において、
    上記実記録媒体セクタリストを参照して、複数の記録媒体のうちから個々の記録媒体を選択し、上記記録媒体処理部が行う複数の記録媒体に対するデータアクセスを制御する記録媒体選択部を有し、
    上記記録再生制御部は、上記仮想記録媒体セクタリストを参照して上記記録媒体選択部に対して記録再生の指示を行う、
    ことを特徴とする記録再生装置。
JP2004237646A 2004-08-17 2004-08-17 記録再生装置 Pending JP2006059400A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010198712A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Sharp Corp 記録装置及び記録方法

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JP2010198712A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Sharp Corp 記録装置及び記録方法

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