JP2006059119A - ストレージネットワークの移行方法、管理装置、管理プログラムおよびストレージネットワークシステム - Google Patents

ストレージネットワークの移行方法、管理装置、管理プログラムおよびストレージネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 ストレージ装置またはストレージネットワーク移行をするにあたりシステム管理者の作業負担を軽減することが可能な方法、手段を提供する。
【解決手段】 ストレージネットワーク管理装置300を、管理用ネットワーク430を介して、移行に係るすべてのストレージ装置100およびホスト計算機200と接続した。そのため、ストレージネットワーク管理装置300は、移行に係るストレージ装置100およびホスト計算機200からそのネットワークに係る構成情報、および、ストレージ装置100のデータ領域に係る属性情報を取得することができる。従って、ストレージネットワーク管理装置300は、取得した情報を参照し、異なるネットワーク間をまたがる構成管理情報の移行を制御することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、管理方法が異なる複数のストレージネットワーク間において、そのネットワークに関する管理情報を移行する方法、その移行を管理する装置、プログラム、および、ストレージネットワークシステムに関する。
近年、多くの分野において電子計算機(以下、計算機という)が管理する情報量は、飛躍的に増加し、しかも、その情報およびその情報を記憶するストレージ装置について、高度の信頼性が求められるようになってきた。そこで、その要求を満たす大容量・高信頼ストレージ装置として、多数の単体のディスク装置をアレイ状に冗長構成したRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)が多用されるようになった。また、計算機アプリケーションの多様化に伴い、多種多様の情報が作成、管理されるようになり、さらには、複数の計算機の間でそれらの情報を共有することが多くなった。そこで、RAID等の複数のストレージ装置をネットワークによって接続し、それらを複数の計算機が共有するように構成されたストレージネットワーク(しばしば、SAN(Storage Area Network)とよばれる)の概念が導入され、ストレージネットワークは、現在、金融システム等情報の高信頼管理が求められる分野において、かなり普及するに至っている。
現在、多くのストレージネットワークにおいては、光ファイバケーブルが用いられている。そして、その光ファイバケーブルには、ストレージ装置および計算機が、ファイバチャネル(Fiber Channel:FCと略すことがある)と呼ばれるインタフェース仕様に基づき接続される。なお、ファイバチャネルにおいて定められるインタフェース仕様は、電気的、物理的仕様のみならず、OSI(Open System Interconnection)参照モデルの第3層以下および第4層の一部を含んでいる。このファイバチャネルによるストレージネットワークにおいては、高速(2Gbps)かつ高信頼のデータ転送を実現できるものの、そのためにシステム全体が高価になるという側面がある。
また一方で、近年、SCSI(Small Computer System Interface)のコマンドをIP(Internet Protocol)ネットワーク経由で送受信するためのプロトコルとしてiSCSIが提案され、IETF(Internet Engineering Task Force)などでその標準化が図られている。iSCSIプロトコルを用いると、光ファイバのIPネットワークのほか、在来のイーサネット(登録商標)を使用することができ、安価にストレージネットワークを構築することができるようになる。
このような状況のもと、ストレージネットワークのシステム管理者は、しばしば、そのアプリケーションが求めるデータ容量、データ転送速度、信頼性、運用コスト等に応じてそのシステムが最適のものになるように改良を加える。そのときには、既存のストレージ装置の中に格納されているデータを新しいストレージ装置へ移動させるとともに、そのストレージ装置の論理的な構成情報やアクセス権限の情報、さらには、ストレージネットワークの構成情報を新しいストレージネットワークにおいて新たに設定する必要がある。このような新しいストレージ装置または新しいストレージネットワークへの移行の作業は、システム管理者にとって大きな負担となっている。しかも、最近では、前記したようにファイバチャネルのストレージネットワーク(以下、FCネットワークと略す)とiSCSIのストレージネットワーク(以下、ISCSIネットワークと略す)のようにデータの転送方式が異なるストレージネットワークが存在し、その異なるストレージネットワーク間でのストレージ装置の移行となると、さらに、システム管理者の負担が大きくなる。
特許文献1には、第1のストレージシステムから第2のストレージシステムへのストレージシステム移行技術に関する記載がある。そのストレージシステム移行技術によれば、ストレージシステムの移行を、そのストレージシステムを使用する計算機アプリケーションを動作させたまま行うことができるという。
特表平10−508967号公報(11頁〜29頁、図1〜図4)
しかしながら、特許文献1には、ストレージシステム移行に際するシステム管理者の作業負担の軽減に係る技術の開示や、前記したFCネットワークからiSCSIネットワークへの移行のようにプロトコルが異なるストレージネットワーク間でのストレージシステム移行に係る技術の開示は、行われていない。しかるに、現実に、データの転送方式が異なるストレージネットワーク間でストレージ装置の移行をしようとすると、ストレージ装置の論理的な構成情報やアクセス権限の情報、さらには、ストレージネットワークの構成情報などを移行したり、新規に設定したりするシステム管理者の作業負担が大きいという実態がある。そこで、本発明の課題は、ストレージ装置またはストレージネットワークの移行に際して、システム管理者の作業負担を軽減することが可能な移行方法、管理装置、管理プログラムを提供することにある。
プロトコルが異なるストレージネットワーク間でのストレージシステムの移行が煩雑になるのは、プロトコルによって計算機やストレージ装置を特定する方法が異なるからである。ちなみに、FCネットワークにおいては、計算機やストレージ装置を、FCネットワークに接続されている通信ポートに一意に割り当てられた名前(WWPN(World Wide Port Name)と呼ばれる)によって識別するが、iSCSIネットワークにおいては、計算機やストレージ装置を、その計算機やストレージ装置そのもの(ノード(Node)と呼ばれる)に割り当てられた名前(iSCSI Nameと呼ばれる)によって識別する。そのため、WWPNとiSCSI Nameとの対応付けについては、ポートの構成を含めシステム管理者による対応付けが不可欠である。その対応付けをした上で、システム管理者は、さらに、アクセス権限の情報などを移行させなければならない。本発明の他の課題は、プロトコルが異なる複数のストレージネットワークにまたがってのストレージ装置またはストレージネットワークの移行を制御する管理装置、移行理プログラムおよび移行のためのストレージネットワークシステムを提供することにある。
前記課題の少なくともいずれか一つを解決するために、本発明の一実施態様は、1以上のストレージ装置と、1以上のホスト計算機と、前記ストレージ装置と前記ホスト計算機とを接続する第1のストレージネットワークおよび第2のストレージネットワークと、ストレージネットワーク管理装置と、そのストレージネットワーク管理装置を前記ストレージ装置と前記ホスト計算機とに接続する管理用ネットワークとを備えたストレージネットワークシステムにおいて、ストレージ装置に含まれ、第1のストレージネットワークに接続された第1のデータ領域を、ストレージ装置に含まれ、第2のストレージネットワークに接続された第2のデータ領域へ移行させるストレージネットワークの移行方法であって、前記ストレージネットワーク管理装置が、前記管理用ネットワークを介して前記ストレージ装置および前記ホスト計算機から、そのストレージ装置またはホスト計算機に接続されているストレージネットワークの通信インタフェースに係る情報を取得し、ストレージネットワーク構成情報として記憶する第1のステップと、前記第1のデータ領域を含むストレージ装置が、前記第1のデータ領域および前記第2のデータ領域を識別する情報を入力し、その入力した情報をストレージ構成情報に加えて記憶し、その記憶した情報と前記第1のデータ領域に設定されている属性情報とを前記ストレージネットワーク管理装置へ送信する第2のステップと、前記ストレージネットワーク管理装置が、前記第1のステップにおいて記憶したストレージネットワーク構成情報と、前記第2のステップにおいて前記ストレージ装置から送信された情報とに基づき、前記第1のデータ領域に付された属性情報を前記第2のデータ領域の属性情報に変換する第3のステップと、前記ストレージネットワーク管理装置が、前記第3のステップにおいて変換された属性情報を、前記第2のデータ領域を含むストレージ装置に送信する第4のステップと、前記第2のデータ領域を含むストレージ装置が、前記第4のステップで前記ストレージネットワーク管理装置から送信された属性情報を、前記第2のデータ領域の属性情報として前記ストレージ装置に設定する第5のステップとを実行することを特徴とするストレージネットワークの移行方法とした。
前記実施態様によれば、ストレージネットワーク管理装置および管理用ネットワークを設け、ストレージネットワーク管理装置を、管理用ネットワークを介して、移行に係るストレージ装置およびホスト計算機に接続した。このようにしたことにより、ストレージネットワーク管理装置は、移行に係るストレージ装置およびホスト計算機から、それらが接続されているストレージネットワークに係る構成情報を、人手の介入なしに取得することができる。そのため、システム管理者が、移行元および移行先のストレージ装置のデータ領域を相互に対応付ける情報を入力することにより、ストレージネットワーク管理装置の制御のもとにストレージ装置またはストレージネットワークの移行が実行される。すなわち、システム管理者の作業負担は、大きく軽減される。
データ転送方式のプロトコルが異なる複数のストレージネットワーク間でのストレージ装置またはストレージネットワークの移行に際して、システム管理者の作業負担を軽減することができる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態について、適宜、図1〜図18を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1および図2を用いてストレージ装置およびストレージネットワークの移行について説明する。ここで、図1は、ストレージ装置およびストレージネットワークの移行の様子を模式的に示した図である。また、図2は、同一のストレージ装置内で、ストレージネットワークを移行する様子を模式的に示した図である。
図1において、ストレージ装置100aのデータ領域111は、I/O用通信インタフェース(N1)121に接続され、ホスト計算機200a,200bは、I/O用通信インタフェース(N1)211および通信線403を介して、ストレージ装置100aに接続されている。一方、ストレージ装置100bのデータ領域112は、I/O用通信インタフェース(N2)212に接続され、ホスト計算機200b,200cは、I/O用通信インタフェース(N2)212および通信線404を介して、ストレージ装置100bに接続されている。このような構成において、ストレージ装置100aのデータ領域111のデータをストレージ装置100bのデータ領域112へ移動させる。また、このデータの移動に際して、通信線403で構成されるストレージネットワークから、通信線404で構成されるストレージネットワークへ移行される。
ここで、通信線403および通信線404は、論理的な接続関係を示した論理通信線であり、単に、物理的結線を示したものではない。すなわち、通信線403および通信線404は、ストレージネットワークを介した接続である。なお、これは、図2および図19において同じであり、また、本明細書において単に通信線という場合には、論理通信線を意味する。
このような異なるストレージ装置間でのデータ領域111からデータ領域112への移行においては、データだけでなくネットワーク構成管理情報をも移行する必要がある。そのネットワーク構成管理情報の移行は、移行前のストレージネットワークと移行後のストレージネットワークにおいて、通信プロトコルが同一の場合には、容易に行うことができる。しかし、移行前のストレージネットワークと移行後のストレージネットワークにおいて、通信プロトコルが異なる場合には、簡単に行うことができない。その理由は、通信プロトコルによって、ストレージ装置や計算機を識別する方法が異なるからである。
例えば、図1において、移行前の通信線403で構成されるストレージネットワークがFCネットワークであり、移行後の通信線404で構成されるストレージネットワークがiSCSIネットワークであるとする。この場合、移行前のストレージ装置100aは、ホスト計算機200a,200bをFCネットワークにおけるWWPNなどの識別情報で管理するが、移行後のストレージ装置100bは、ホスト計算機200b,200cをiSCSIネットワークにおけるiSCSI Nameによって管理する。そのため、データ領域を移行するに当たっては、移行前のFCネットワークのネットワーク構成管理情報と、移行後のiSCSIネットワークのネットワーク構成管理情報とを互いに対応付けておく必要がある。そのとき、WWPNとiSCSI Nameとの対応関係を明確にしておくことが重要である。そして、これらの対応関係に基づき、移行後のストレージ装置100bにおいて、ホスト計算機200に対するアクセス制限情報を設定する。
また、データ領域の移動には、図2に示すように、同一のストレージ装置内でデータ領域を移動させる場合もある。ただし、図2の場合、ストレージ装置100とホスト計算機200とをつなぐ通信線は、通信線403から通信線404へと移行している。これらの通信線403,404は、それぞれストレージネットワークを形成するものである。従って、それらのストレージネットワークにおける通信プロトコルが異なる場合には、図1の場合と同様に、移行前と移行後のストレージネットワークについてネットワーク構成管理情報の対応付けが必要であり、アクセス制限情報の設定が必要となる。
本実施形態においては、移行前のストレージネットワークのネットワーク構成管理情報と、移行後のストレージネットワークのネットワーク構成管理情報とに基づき、アクセス制限情報を容易に設定することを可能にするストレージネットワーク管理装置の例、および、そのストレージネットワーク管理装置における移行方法の例を示す。
図3は、本実施形態におけるストレージネットワーク管理装置を適用したストレージネットワークシステムの全体構成例を示した図である。図3において、ホスト計算機200は、ストレージネットワーク400,401を経由してストレージ装置100に接続される。ここで、ストレージネットワーク400,401は、1以上の、例えば、ファイバチャネルやイーサネット(登録商標)などの接続装置からなるネットワークである。
また、ストレージ装置100とストレージネットワーク400,401、および、ホスト計算機200とストレージネットワーク400,401とは、データ入出力用通信線410によって接続される。また、ストレージ装置100は、他のストレージ装置100とデータコピー用ネットワーク420とを介して接続される。データコピー用ネットワーク420およびデータコピー用通信線421は、ストレージネットワーク400と同様、ファイバチャネルやイーサネット(登録商標)などのネットワーク接続装置で構成される。
なお、データコピー用ネットワーク420は、独立したものではなく、ストレージネットワーク400,401を共用する形態であってもよい。
以上のように構成されたストレージネットワークシステムに対して、そのストレージ装置100の移行を管理するストレージネットワーク管理装置300を設ける。ストレージネットワーク管理装置300は、管理用ネットワーク430を介して、移行に係るすべてのストレージ装置100とホスト計算機200とに接続される。管理用ネットワーク430および管理用通信線431は、ストレージネットワーク400と同様、ファイバチャネルやイーサネット(登録商標)などのネットワーク接続装置で構成される。
なお、管理用ネットワーク430は、独立したものではなく、ストレージネットワーク400を共用する形態であってもよい。また、管理用ネットワーク430には、例えば、ストレージネットワークがiSCSIネットワークであった場合にiSCSI NAMEの名前解決をするネームサーバ390が接続される。なお、ネームサーバ390は、他のIPネットワークを介して管理用ネットワーク430に接続されてもよい。
図4は、本実施形態におけるストレージ装置の構成の例を示した図である。ここで、ストレージ装置100は、I/O用通信インタフェース120と、管理用通信インタフェース432と、ストレージコントローラ140と、プログラムメモリ150と、データ領域110とを備えている。
図4において、I/O用通信インタフェース120は、データ入出力用通信線410を介してストレージネットワーク400に接続され、データ領域110へ記憶するデータを入出力する。また、管理用通信インタフェース432は、管理用通信線431を介して管理用ネットワーク430に接続され、ストレージ装置100およびストレージネットワーク400に係る管理情報を入出力する。これらI/O用通信インタフェース120および管理用通信インタフェース432は、ファイバチャネルやイーサネット(登録商標)などのネットワーク入出力装置によって構成される。このとき、I/O用通信インタフェース120の数は、特に制限されることはなく、実施可能な数であればよい。なお、管理用通信インタフェース432は、独立したものではなく、I/O用通信インタフェース120を共用する形態であってもよい。
図4において、ストレージコントローラ140は、ストレージ装置100内における各種の制御を行い、その制御手順は、プログラムメモリ150にプログラムとして格納されている。プログラムメモリ150には、ストレージコントローラ140が処理するプログラムおよびその処理に際し使用されるデータが格納される。本実施形態に係るプログラムおよびデータとしては、ストレージ装置100の構成を管理するストレージ構成管理プログラム151、ストレージ装置100の構成情報であるストレージ構成情報152、データ領域110にアクセスするホスト計算機200のアクセス権限の認証を行うクライアント認証プログラム153、ストレージ装置内あるいは装置間でデータを複製するデータコピープログラム154などのプログラム等がある。なお、プログラムメモリ150は、通常、磁気ディスク、半導体メモリ等で構成される。
一方、データ領域110は、ホスト計算機200がストレージネットワーク400を介してアクセスするデータの記憶領域であり、ホスト計算機200が利用可能な形態に分割された複数の論理データ領域115によって構成される。この場合、論理データ領域115の数およびその容量は、実施可能な任意の数である。なお、本明細書においては、説明の都合上、特に断らない限り、論理データ領域を単にデータ領域と呼ぶ。また、データ領域110は、通常、磁気ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等で構成される。
図5は、本実施形態におけるホスト計算機の構成の例を示した図である。ここで、ホスト計算機200は、I/O用通信インタフェース210と、管理用通信インタフェース432と、入力用インタフェース260と、出力用インタフェース250と、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置220と、磁気ディスクや半導体メモリなどで構成されたメモリ230とを備え、さらに、それらが通信バス270で相互に接続されて構成されている。
図5において、I/O用通信インタフェース120およびは、データ入出力用通信線410を介してストレージネットワーク400に接続され、データ領域110へ記憶するデータを入出力する。また、管理用通信インタフェース432は、管理用通信線431を介して管理用ネットワーク430に接続され、ストレージ装置100およびストレージネットワーク400に係る管理情報を入出力する。これらI/O用通信インタフェース120および管理用通信インタフェース432は、ファイバチャネルやイーサネット(登録商標)などのネットワーク入出力装置によって構成される。なお、I/O用通信インタフェース210および管理用通信インタフェース432は、ファイバチャネルやイーサネット(登録商標)などのネットワーク入出力装置で構成する。また、管理用通信インタフェース432は、独立したものでなく、I/O用通信インタフェース120を共用する形態であってもよい。
一方、入力用インタフェース260は、図示しないキーボードやマウスなどが接続され、利用者がキーインするデータ等を入力する。また、出力用インタフェース250は、図示しないLCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイ等が接続され、演算処理装置220が処理して得られたデータ等を出力する。また、ホスト計算機200は、電子計算機であり、オペレーティングシステムを稼働させ、その稼働環境の下に、データベースや会計プログラムなどのアプリケーションプログラムを稼働させることができる。
図6は、本実施形態におけるストレージネットワーク管理装置の構成の例を示した図である。ここで、ストレージネットワーク管理装置300は、管理用通信インタフェース432と、入力用インタフェース360と、出力用インタフェース350と、CPUなどの演算処理装置320と、磁気ディスクや半導体メモリなどで構成されたメモリ330とを備え、かつ、それらが通信バス370で相互に接続されて構成されている。
図6において、管理用通信インタフェース432は、管理用通信線431を介して管理用ネットワーク430に接続され、ストレージ装置100およびストレージネットワーク400に係る管理情報を入出力する。また、入力用インタフェース360は、図示しないキーボードやマウスなどが接続され、利用者がキーインするデータ等を入力する。さらに、出力用インタフェース350は、図示しないLCDディスプレイ等が接続され、演算処理装置320が処理して得られたデータ等を出力する。
また、メモリ330は、演算処理装置320が処理するプログラムおよびその処理に際し使用されるデータが格納される。本実施形態に係るプログラムおよびデータとしては、ストレージネットワーク400の構成を管理するストレージネットワーク構成管理プログラム331、ストレージネットワーク400の構成情報であるストレージネットワーク構成情報332、ストレージ装置100に構成変更の指示を発信するストレージ構成変更指示プログラム333、ストレージの論理データ領域115へのアクセスを管理するストレージアクセス管理プログラム334等がある。なお、メモリ330は、磁気ディスクや半導体メモリなどで構成される。
なお、ストレージネットワーク管理装置300は、汎用の計算機と同様にオペレーティングシステムを備えており、その稼働環境の下で、ストレージネットワーク構成管理プログラム331およびストレージアクセス管理プログラム334を稼動させる。オペレーティングシステムも、プログラムであり、メモリ330に格納される。
図7は、ストレージ装置が備えるストレージ構成情報の例を示した図であり、(A)は、ストレージ装置S1のストレージ構成情報、(B)は、ストレージ装置S2のストレージ構成情報である。ストレージ構成情報152は、ストレージ装置識別情報1521と、I/O用通信インタフェース識別情報1522と、論理データ領域識別情報1523と、接続先ホスト計算機識別情報1524とを含んで構成される。
ストレージ装置識別情報1521は、ハードウエア製造番号などストレージ装置100を一意に識別するための情報であり、ストレージネットワーク400がFCネットワークの場合には、ストレージ装置識別情報1521としてWWNN(World Wide Node Name)を利用することが多い。
I/O用通信インタフェース識別情報1522は、ストレージ装置識別情報1521によって指定されるストレージ装置100が搭載するI/O用通信インタフェース120を一意に識別するための情報である。ストレージネットワーク400がFCネットワークの場合には、I/O用通信インタフェース識別情報1522としてWWPN(World Wide Port Name)を利用することが多い。また、ストレージネットワーク400がiSCSIネットワーク(IPネットワーク)の場合には、図7(B)に示すように、I/O用通信インタフェース識別情報1522として、IPアドレスやMAC(Media Access Control)アドレスを利用することが多い。
論理データ領域識別情報1523は、ホスト計算機200がアクセスする論理データ領域115を一意に識別するための情報であり、その情報としては、通常、論理ボリューム番号やLUN(Logical Unit Number)が使用される。この論理データ領域識別情報1523で示される論理データ領域115は、I/O用通信インタフェース識別情報1522で示されるI/O用通信インタフェース120に接続する。従って、ホスト計算機200は、I/O用通信インタフェース120を介して、その論理データ領域115へアクセスし、その領域の記憶データを入出力することができる。
接続先ホスト計算機識別情報1524は、論理データ領域識別情報1523によって指定される論理データ領域115に接続可能なホスト計算機200を一意に識別するための情報である。すなわち、論理データ領域識別情報1523によって指定される論理データ領域115に対して、アクセスすることができるホスト計算機200を指定することができる。その接続先ホスト計算機識別情報1524としては、ストレージネットワーク400がFCネットワークの場合には、WWPNを用い、ストレージネットワーク400がiSCSIネットワークの場合には、iSCSI Name、IPアドレスまたはMACアドレスを用いることが多い。
ストレージ構成情報152は、移行する先の論理データ領域識別情報をも備えている。すなわち、ストレージ構成情報152において、移行先の論理データ領域識別情報は、移行元の論理データ領域識別情報に対応させるように、移行先のストレージ装置識別情報1525と、I/O用通信インタフェース識別情報1526と、論理データ領域識別情報1527とを含んでいる。
図7について、さらに、具体的に説明する。
図7(A)において、ストレージ装置STR1は、2個のI/O用通信インタフェース120(WWPN01、WWPN02)を備えている。このうちWWPN01のI/O用通信インタフェース120には、2個の論理データ領域(LUN00、LUN01)が接続されている。そして、論理データ領域LUN00に対して、その接続先ホスト計算機識別情報1524に3個のホスト計算機200(WWPN009、WWPN018、WWPN027)が登録され、論理データ領域LUN00へのアクセスが許可されている。
また、図7(A)に示すように、論理データ領域識別情報1523の論理データ領域(LUN00、LUN01)には、移行先の論理データ領域識別情報が対応付けられている。例えば、ストレージ装置STR001の論理データ領域LUN00に対する移行先の論理データ領域には、ストレージ装置STR004の論理データ領域LUN10が対応付けられている。同様に、ストレージ装置STR001の論理データ領域LUN01に対する移行先の論理データ領域には、同一のストレージ装置STR001の論理データ領域LUN02が対応付けられている。
また、図7(A)のストレージ構成情報152は、FCネットワークにおけるストレージ装置100を例示しているのに対し、図7(B)のストレージ構成情報152は、iSCSIネットワークにおけるストレージ装置100を例示したものとなっている。従って、図7(A)におけるストレージ装置100のI/O用通信インタフェース識別情報1522および接続先ホスト計算機識別情報1524は、FCネットワークにおいてI/O用通信インタフェース120を一意に識別するための番号であるWWPNを用いて表現されている。一方、図7(B)におけるストレージ装置100のI/O用通信インタフェース識別情報1522は、IPアドレスなどIPネットワークの通信インタフェース識別情報で表現され、また、接続先ホスト計算機識別情報1524は、iSCSI Nameで表現されている。
図8は、ストレージネットワーク管理装置が備えるストレージネットワーク構成管理情報の例を示した図である。図8において、ストレージネットワーク構成情報332は、装置識別情報3321と、装置種別情報3322と、管理用通信インタフェース識別情報3323と、I/O用通信インタフェース識別情報3324と、I/Oプロトコル種別情報3325と、I/O用装置識別情報3326とを含んで構成される。
装置識別情報3321は、前記のストレージ装置識別情報1521と同様に、例えば、ハードウエア製造番号や管理用ネットワーク430用のコンピュータ名など、装置に一意に付された識別情報である。また、装置種別情報3322は、ストレージネットワーク400を介し、SCSIプロトコルでデータを入出力する場合の、ネットワーク構成装置の種別を示した情報である。例えば、ホスト計算機200は、SCSIイニシエータであり、ストレージ装置100は、SCSIターゲットである。
管理用通信インタフェース識別情報3323は、ストレージ装置100およびホスト計算機200などストレージネットワーク400を構成する装置の管理用通信インタフェース432を一意に識別するための情報であり、その情報として、通常、IPアドレスが用いられる。また、I/O用通信インタフェース識別情報3324は、ネットワーク構成装置が備えるI/O用通信インタフェース120を一意に識別するための情報であり、その情報として、通常、WWPN、iSCSI Name、IPアドレスまたはMACアドレスが用いられる。
I/Oプロトコル種別情報3325は、ストレージネットワーク400のプロトコルの種別を示す情報であり、例えば、ファイバチャネル(FC)やiSCSIなど、I/O用通信インタフェース識別情報3324で示されるI/O用通信インタフェース120のプロトコル種別を示す。また、I/O用装置識別情報3326は、ネットワーク上でストレージ装置100およびホスト計算機200を一意に識別するための情報であり、その情報としては、FCネットワークのWWNNや、iSCSIネットワークのiSCSI Nameが用いられる。
次に、図9〜図18に示すフローチャートを用いて、本実施形態におけるストレージ装置100およびストレージネットワーク管理装置300の動作について説明する。その中では、まず、図9〜図11において、ストレージ構成管理プログラム151により図8に示したストレージネットワーク構成管理情報332を作成する手順を示す。また、図12において、ストレージ装置100が論理データ領域115を構成し、そのストレージシステムを運用する手順を簡潔に示す。さらに、図13〜図18においては、移行元の論理データ領域から移行先の論理データ領域へデータを移動もしくはコピーするときに、主としてストレージアクセス管理プログラム334により、移行元の論理データ領域に対して接続権限を有するホスト計算機200の情報を、移行先の論理データ領域に対して接続権限を有する接続先ホスト計算機200の情報として登録するための手順を示す。
図9は、ストレージネットワーク管理装置のストレージネットワーク構成管理プログラムにおいて、ストレージネットワーク構成管理情報を作成する手順を示したフローチャートである。
図9において、まず、ストレージネットワーク管理装置300の演算処理装置320(以下、単に、ストレージネットワーク管理装置300という)は、ストレージネットワーク構成情報332を作成するために、ストレージ装置100の移行に係る装置(ストレージ装置100およびホスト計算機200)の管理用通信インタフェース432の識別情報を取得する(ステップS11)。その管理用通信インタフェース432の識別情報は、システム管理者がキーボード等の入力装置から入力する情報であってもよく、ストレージネットワーク管理装置300が従来技術によるSNMP(Simple Network Management Protocol)を用いて管理用ネットワーク430に接続された装置を検出することにより取得した情報であってもよい。そして、その取得した情報を、管理用通信インタフェース識別情報3323に登録する。
次に、ステップS11で取得したすべての管理用通信インタフェース432について、ステップS13からステップS17までの処理を繰り返し、ストレージネットワークの構成情報を取得する(ステップS12)。そのために、まず、ストレージネットワーク管理装置300は、例えば、SNMPなどの従来技術を用い、装置の製造番号などの基本情報を取得する(ステップS13)。そして、その取得した情報を装置識別情報3321および装置種別情報3322に登録する。次に、ストレージネットワーク管理装置300は、FCネットワークに係るファイバチャネル構成情報を取得し(ステップS14)、さらに、iSCSIネットワークに係るiSCSI構成情報を取得する(ステップS15)。なお、ステップS14の詳細手順は、図10において、また、ステップS15の詳細手順は、図11において、後記する。これらステップS14およびステップS15の処理により、I/O用通信インタフェース識別情報3324と、I/Oプロトコル種別情報と3325と、I/O用装置識別情報3326が取得される。そして、以上のようにして取得されたストレージネットワーク構成管理情報を、ストレージネットワーク構成管理情報332に登録する(ステップS16)。なお、ステップS17は、繰り返しの終わりを示すステップである。
図10は、図9のステップS14におけるファイバチャネル構成情報の取得手順を詳細に示したフローチャートである。図10において、ストレージネットワーク管理装置300は、図9のステップS11で登録された管理用通信インタフェース432のうち指定された一つに向けてファイバチャネル構成情報取得要求を発信する(ステップS21)。これを受信したホスト計算機200またはストレージ装置100などのストレージネットワーク構成装置は、自己に接続されたストレージネットワーク400がFCネットワークである場合には、ファイバチャネル構成情報を返信する(ステップS22)。このとき、ストレージネットワーク構成装置は、自己のWWNNをI/O用装置識別情報3326として、また、自己が備えるI/O用通信インタフェース120のWWPNをI/O用通信インタフェース識別情報3324として送信する。一方、ストレージネットワーク構成装置は、自己にファイバチャネルネットワークに接続されていない場合には、空のメッセージを返信する。
次に、ストレージネットワーク管理装置300は、返信された情報が空であるか否かを判定し(ステップS23)、空でない場合には(ステップS23でNO)、I/Oプロトコル種別情報3325にファイバチャネルを示す情報を登録する(ステップS24)。そして、返信されたWWNN,WWPNをメモリ330の一部に確保された一時記憶領域に保存する(ステップS25)。また、ステップS23の判定で、返信された情報が空であった場合には、ステップS24およびステップS25の処理をスキップする。
図11は、図9のステップS15におけるiSCSI構成情報の取得手順を詳細に示したフローチャートである。図11において、ストレージネットワーク管理装置300は、図9のステップS11で登録された管理用通信インタフェース432のうち指定された一つに向けてiSCSI構成情報取得要求を発信する(ステップS31)。または、これらの情報は、iSCSIネットワークに設置されたネームサーバ(iSNSサーバ)390に問い合わせてもよい。
iSCSI構成情報取得要求を受信したストレージネットワーク構成装置は、自己に接続されたストレージネットワーク400がiSCSIネットワークである場合には、iSCSI構成情報を返信する(ステップS32)。または、ステップS31でネームサーバ390に対し、管理用通信インタフェース識別情報3323をもつ装置の構成情報の取得を要求した場合には、iSNSサーバがiSCSI構成情報を返信する。
なお、ステップS32においては、例えば、ストレージネットワーク構成装置に付与されたiSCSI NameをI/O用装置識別情報3326として、また、同装置が備えるI/O用通信インタフェース120のIPアドレスをI/O用通信インタフェース識別情報3324として送信する。また、それらの装置がiSCSIネットワークに接続されない場合は、空のメッセージを返信する。
次に、ストレージネットワーク管理装置300は、返信された情報が空であるか否かを判定し(ステップS33)、空でない場合には(ステップS33でNO)、I/Oプロトコル種別情報3325にiSCSIを示す情報を記録する(ステップS34)。そして、返信されたIPアドレス、iSCSI Nameをメモリ330の一部に確保された一時記憶領域に保存する(ステップS35)。また、ステップS33の判定で、返信された情報が空であった場合には、ステップS34およびステップS35の処理をスキップする。
図12は、ストレージ装置を運用するための一般的な手順を示したフローチャートである。その手順は、ストレージ構成管理プログラム151(図4参照)の一部を構成する。ストレージ装置100のストレージコントローラ140は、そのストレージ構成管理プログラム151において、システム管理者が入力する論理データ領域115を作成するための情報に基づき、論理データ領域115を作成し、さらに、それをシステム管理者の入力指示に従い、I/O用通信インタフェース120に接続する。そして、その論理データ領域115の識別情報を論理データ領域識別情報1523(図7参照)に登録するとともに、その論理データ領域115に接続するI/O用通信インタフェース120の識別情報を、I/O用通信インタフェース識別情報1522に登録する(ステップS41)。
次に、ストレージコントローラ140は、システム管理者が入力する情報に従い、ステップS41で作成した論理データ領域115に対し、アクセス権限を付与するホスト計算機200の識別情報を、接続先ホスト計算機識別情報1524に登録する(ステップS42)。そして、以上のステップS41およびステップS42によって登録された情報をストレージ構成情報152に反映することによって、ストレージ装置100の構成を変更する(ステップS43)。以上により、当該ストレージシステム100の運用を行うことができるようになり、その運用が行われる(ステップS44)。
なお、運用が開始されると、クライアント認証プログラム153(図4参照)においてストレージコントローラ140は、ホスト計算機200が論理データ領域115にデータ入出力要求を送信してきたときには、そのホスト計算機200に対して認証処理を行い、アクセスの可否を判定する。その判定の結果、そのホスト計算機200の識別情報が接続先ホスト計算機識別情報1524に記録されていない場合には、ストレージコントローラ140は、論理データ領域115へのホスト計算機200からのアクセスを拒絶する。
図13は、複数の論理データ領域間でデータを移行するための処理手順を示したフローチャートである。その移行元のストレージ装置100が実行する手順は、ストレージ構成管理プログラム151(図4参照)の一部を構成する。まず、ストレージ装置100のストレージコントローラ140は、システム管理者が入力する情報に従い、移行元とする論理データ領域115を選択し、移行元論理データ領域111とする(ステップS51)。次に、ステップS51で選択された論理データ領域115に対し、システム管理者が入力する情報に従い、移行先となる論理データ領域115を登録し、移行先論理データ領域112とする(ステップS52)。ここで、移行先論理データ領域112は、移行元論理データ領域111と同一のストレージ装置にあってもよく、また、異なるストレージ装置にあってもよい。なお、ステップS52において、システム管理者は、移行先となるストレージ装置識別情報1525と、I/O用通信インタフェース識別情報1526と、論理データ領域識別情報1527を入力する。
以上のステップにおいて入力された情報に基づき、ストレージ装置100のストレージコントローラ140は、移行先論理データ領域112の接続先ホスト計算機200を選定し、登録する(ステップS53)。なお、ステップS53の詳細手順は、図14〜図18の説明として後記する。
以上の手順により登録された移行先のデータ領域識別情報と、接続先ホスト計算機識別情報1527をストレージ構成情報152に反映することによって、移行先のストレージ装置100の構成を変更する(ステップS54)。さらに、データコピープログラム154によって、移行元論理データ領域111のデータを移行先論理データ領域112に移動させる(ステップS55)。
次に、図14〜図16を用いて、移行先論理データ領域112へ接続先ホスト計算機識別情報1524を登録する処理手順について説明する。ここで、図14は、移行先論理データ領域への接続先ホスト計算機識別情報の登録処理において、ストレージネットワーク管理装置が移行元ストレージ装置からストレージ管理情報を取得する手順を示したフローチャートである。また、図15は、移行先論理データ領域への接続先ホスト計算機識別情報の登録処理において、ホスト計算機識別情報を変換する手順を示したフローチャートである。また、図16は、移行先論理データ領域への接続先ホスト計算機識別情報の登録処理において、移行先ストレージ装置がストレージネットワーク管理装置から送信される情報に基づき、移行先論理データ領域へ接続先ホスト計算機識別情報を登録する手順を示したフローチャートである。
図14において、移行元のストレージ装置100は、図12のステップS52において移行先論理データ領域112の情報が登録されると、その登録がされたことを示す通知メッセージをストレージネットワーク管理装置300に送信する(ステップS61)。その通知メッセージには、ステップS51で入力された移行元論理データ領域111のストレージ装置識別情報1521(図7参照)と、I/O用通信インタフェース識別情報1522と、論理データ領域識別情報1523とを添付する。
このとき、ストレージネットワーク管理装置300とストレージ装置100との間で用いられる通信プロトコルには、SNMPやHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)などがある。また、その通信のデータ形式には、既存のMIB(Management Information Base)あるいはCIM(Common Information Model)などが使用される。同様に、通知手段にはSNMPトラップやCIM Indicationなどが使用される。
次に、ストレージネットワーク管理装置300は、ストレージアクセス管理プログラム334において、ストレージネットワーク構成情報332を検索し、通知メッセージに添付されたストレージ装置識別情報1521に該当する装置識別情報を取得する(ステップS62)。そして、通知メッセージに添付されたストレージ装置識別情報1521によって指定されるストレージ装置が備える管理用通信インタフェース識別情報3323を取得する。さらに、ステップS62で取得したストレージ装置100の管理用インタフェース120に向けて、移行元論理データ領域111に登録された接続先ホスト計算機識別情報1524を送信するよう取得要求メッセージを送信する(ステップS63)。この取得要求メッセージには、ステップS61に添付された移行元論理データ領域識別情報であるストレージ装置識別情報1521と、I/O用通信インタフェース識別情報1522と、論理データ領域識別情報1523を添付する。
この取得要求メッセージを受信した移行元のストレージ装置100は、ストレージ構成情報152を検索し、指定された論理データ領域識別情報1523にWWPNまたはiSCSI Nameで登録された接続先ホスト計算機識別情報1524を送信する(ステップS64)。
次に、接続先ホスト計算機識別情報1524を受信したストレージネットワーク管理装置300は、ストレージネットワーク構成情報332を検索し、ホスト計算機200の構成情報を取得し、メモリ330の一部に確保された一時記憶領域に保管する(ステップS65)。そして、ストレージネットワーク管理装置300は、移行元論理データ領域111に登録された移行先論理データ領域識別情報の取得要求をストレージ装置100に送信する(ステップS66)。その取得要求メッセージには、ステップS61のメッセージにより受信した移行元論理データ領域識別情報であるストレージ装置識別情報1521と、I/O用通信インタフェース識別情報1522と、論理データ領域識別情報1523を添付する。
移行元のストレージ装置100は、その取得要求メッセージを受信し、受信した情報に基づき、ストレージ構成情報152を検索し、指定された論理データ領域の移行先に登録されたストレージ装置識別情報1525、I/O用通信インタフェース識別情報1526および論理データ領域識別情報1527を送信する(ステップS67)。
次に、ストレージネットワーク管理装置300は、ステップS67で移行元のストレージ装置100が送信した情報を受信し、その受信した情報に基づき、移行先論理データ領域112を含むストレージ装置100を、ストレージネットワーク構成情報332から検索して一時記憶領域に保管する(図15ステップS71)。なお、この一時記憶領域は、メモリ330の一部に確保された記憶領域である。
以上の手順により、ストレージネットワーク管理装置300は、ステップS62およびステップS65で取得した移行元論理データ領域111のストレージ装置識別情報1521と、I/O用通信インタフェース識別情報1522と、論理データ領域識別情報1523と、接続先ホスト計算機識別情報1524と、ステップS71で取得した移行先論理データ領域112のストレージ装置識別情報1525と、I/O用通信インタフェース識別情報1526と、論理データ領域識別情報1527を保管している状態になる。
次に、図15において、ストレージネットワーク管理装置300は、ストレージアクセス管理プログラム334(図6参照)により、移行先論理データ領域112に接続するホスト計算機200を選定する処理を開始する。まず、ストレージネットワーク管理装置300は、移行元論理データ領域111が接続するI/O用通信インタフェース1522と、移行先論理データ領域112が接続するI/O用通信インタフェース1526のプロトコル種別を比較する(ステップS72)。I/O用通信インタフェース120のプロトコル種別は、すでにストレージネットワーク構成情報332のI/Oプロトコル種別情報3325に保管されており、これを参照すればよい。例えば、移行元論理データ領域111のI/O用通信インタフェース識別情報1522に“WWPN01”が登録されていた場合には、図8に示される通り、そのプロトコル種別は“FC”すなわちファイバチャネルであることがわかる。同様に、I/O用通信インタフェース識別情報1525が“192.168.50.1”であった場合、そのプロトコル種別は“iSCSI”であることがわかる。
ステップS72での判定の結果、移行元および移行先のI/O用通信インタフェース120の種別が同一であった場合には(ステップS72でYES)、移行先論理データ領域112の接続先ホスト計算機識別情報1524には、移行元論理データ領域111の接続先ホスト計算機識別情報1524をそのまま使用するものとし、同接続先ホスト計算機識別情報1524を一時記憶領域に保存する(ステップS74)。なお、この一時記憶領域は、メモリ330の一部に確保された記憶領域である。
一方、ステップS72の判定の結果、移行元および移行先の論理データ領域が接続されたI/O用通信インタフェース120のプロトコル種別が異なると判定された場合には(ステップS72でNO)、さらに、移行元論理データ領域111のI/Oプロトコル種別がファイバチャネルであり、かつ、移行先論理データ領域112のI/Oプロトコル種別がiSCSIであるか否かを判定する(ステップS73)。
ステップS73での判定の結果、移行元論理データ領域111のI/Oプロトコル種別がファイバチャネルであり、かつ、移行先論理データ領域112のI/Oプロトコル種別がiSCSIであった場合には(ステップS73でYES)、ストレージネットワーク管理装置300は、移行元論理データ領域111に登録されたファイバチャネル用の接続先ホスト計算機識別情報1524をiSCSI用のホスト計算機識別情報に変換し、それを移行先論理データ領域112の接続先ホスト計算機識別情報1524として使用する(ステップS75)。例えば、ステップS75の処理では、ファイバチャネル用のWWPNによるホスト計算機識別情報が、iSCSI用のiSCSI Nameによる識別情報に変換される。なお、ステップS75の処理については、図17を用いてさらに詳しく説明する。
また、ステップS73での判定の結果が否であった場合には(ステップS73でNO)、移行元論理データ領域111のI/Oプロトコル種別がiSCSIであり、かつ、移行先論理データ領域112のI/Oプロトコル種別がファイバチャネルであるとして、移行元論理データ領域111に登録されたiSCSI用の接続先ホスト計算機識別情報1524を、ファイバチャネル用のホスト計算機識別情報に変換し、それを移行先論理データ領域112の接続先ホスト計算機識別情報1524として使用する(ステップS76)。
以上の手順により、移行元論理データ領域111に登録されていた接続先ホスト計算機200に基づき、移行先論理データ領域112に登録するためのホスト計算機識別情報が求められたことになる。そこで、図16では、移行先のストレージネットワーク(N2)401上に接続する他のホスト計算機200を、接続先ホスト計算機200に追加した上で、その構成を移行先のストレージ装置100に反映させるまでの処理手順を示す。
ストレージネットワーク管理装置300は、システム管理者が入力する入力情報に基づき、移行先論理データ領域112に登録する接続先ホスト計算機200を追加指定する(S81)。なお、ステップS81の処理については、図18においてさらに詳しく説明する。
以上、ステップS74、ステップS75またはステップS76、および、ステップS81の処理の結果、移行先論理データ領域112に登録する1台または複数の接続先ホスト計算機200の識別情報が一時記憶領域に記憶された状態にある。そこで、ストレージネットワーク管理装置300のストレージアクセス管理プログラム334(図6参照)は、一時記憶されている接続先ホスト計算機200の識別情報を、移行先論理データ領域112に登録するよう、ストレージ構成変更指示プログラム333に依頼する。ストレージ構成変更指示プログラム333は、ストレージネットワーク構成情報332を検索して移行先ストレージ装置100(S2)の管理用通信インタフェース識別情報3323を取得する。さらに、管理用通信インタフェース432に向けて、接続先ホスト計算機識別情報(WWPNまたはiSCSI Name)を送付し、移行先論理データ領域112への登録を要求する(ステップS82)。
移行先論理データ領域112への登録要求を受けた移行先ストレージ装置100(S2)は、要求メッセージに添付された接続先ホスト計算機識別情報1524を指定された論理データ領域115に登録し、かつ、ストレージ構成情報152を更新する(ステップS83)。さらに、ステップS83の完了を通知するため、確認メッセージをストレージネットワーク管理装置300に返信する(ステップS84)。
図17は、図15のステップS75における、FC用ホスト計算機識別情報をiSCSI用のホスト計算機識別情報に変換する処理手順を詳しく示したフローチャートである。図17において、ストレージネットワーク管理装置300は、まず、ストレージアクセス管理プログラム334によって、移行元論理データ領域111に登録された接続先ホスト計算機識別情報をキーとしてストレージネットワーク構成情報332を検索し、そのホスト計算機200の構成情報を取得する(ステップS91)。
図7の例においては、接続先ホスト計算機識別情報としてファイバチャネル用の“WWPN009”が登録されており、これをストレージネットワーク構成情報332から検索すると、“WWPN009”が格納された装置である“HST03”のエントリを得る。次に、同装置がiSCSI用のI/O用通信インタフェース120を備えているかどうか判定する(ステップS92)。図8の例では、ネットワーク構成装置“HST03”は、I/O用通信インタフェース210である“192.168.40.1”を具備しており、かつ、そのI/Oプロトコル種別がiSCSIであるため、次ステップS93へ進行するという流れになる。次の手順においては、そのホスト計算機200が備えるiSCSI用のI/O用通信インタフェース210に対応するI/O用装置識別情報3326を取得する(ステップS93)。図8の例では、“HST03”に相当するホスト計算機200は、iSCSI用には“iSN401”がI/O用装置識別情報として記録されている。以上の処理により、ファイバチャネル用の接続先ホスト計算機200が持つ、iSCSI用のI/O用装置識別情報3326を取得することができる。
図18は、図16のステップS81における、接続先ホスト計算機の追加選択処理手順を詳しく示したフローチャートである。ストレージネットワーク管理装置300のシステム管理者は、本処理手順により、移行先論理データ領域112に接続するホスト計算機200を追加することができる。図18において、ストレージネットワーク管理装置300は、システム管理者が入力する追加ホスト計算機200の数だけステップS102〜ステップS105の処理を繰り返す(ステップS101)。
ストレージネットワーク管理装置300は、まず、システム管理者が入力する接続先ホスト計算機のI/O用装置識別情報3326またはI/O用通信インタフェース識別情報3324の入力を受け付ける(ステップS102)。このとき、ストレージネットワーク管理装置300は、ストレージアクセス管理プログラム334により、入力されたホスト計算機200が、移行先論理データ領域112に接続されたI/O用通信インタフェース120と同一のI/Oプロトコル種別にあたるI/O用通信インタフェース210を格納しているかどうか判定する(ステップS103)。
その判定の結果、プロトコル種別が同一であると判定された場合には(ステップS103でYES)、ストレージネットワーク管理装置300は、入力されたホスト計算機200の追加を許可し、その装置識別情報3326を一時記憶領域に保存する(ステップS104)。なお、この一時記憶領域は、メモリ330の一部に確保された記憶領域である。また、ステップS103における判定で、プロトコル種別が同一でないと判定された場合(ステップS103でNO)には、ステップS104の処理はスキップされる。なお、ステップS105は、繰り返しの終わりを示すステップである。
以上のように、第1の実施形態においては、ストレージ装置100またはストレージネットワーク400の移行をするにあたり、ストレージネットワーク管理装置300および管理用ネットワーク430を設け、管理用ネットワーク430を介して、そのストレージネットワーク管理装置300を移行に係るすべてのストレージ装置100およびホスト計算機200に接続した。そのため、ストレージネットワーク管理装置300は、移行に係るすべてのストレージ装置100およびホスト計算機200からそのネットワークに係る構成情報を取得することができる。そのため、移行元と移行先におけるストレージ装置100およびホスト計算機200の接続関係の対応付けが容易になる。
従って、ストレージ装置100またはストレージネットワーク400を移行するとき、そのストレージネットワークにおけるプロトコルが異なっていても、システム管理者は、移行元および移行先のストレージ装置の論理データ領域115を相互に対応付ける情報を入力するだけで、その移行を行うことができる。しかも、従来とくに面倒とされていた論理データ領域115に対するアクセス権限に関する情報の移行も、このとき同時に行うことができる。結果として、システム管理者の作業負担が大きく低減される。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、適宜、図19〜図22を参照しながら詳細に説明する。
図19は、第2の実施形態におけるストレージネットワークの移行の様子を模式的に示した図である。第2の実施形態においては、ストレージ装置100およびデータ領域110の移行は行わず、ホスト計算機200の移行を行う。また、ホスト計算機200の移行に伴い、ストレージ装置100とホスト計算機を接続する通信線が通信線403から通信線404へと移行される。これは、ストレージネットワーク移行されることを意味する。
すなわち、第2の実施形態においては、図19に示すように、ホスト計算機200aを異なるホスト計算機200bに移行する際に、論理データ領域115が接続するI/O用通信インタフェース122が、移行先ホスト計算機200bに搭載されたI/O用通信インタフェース212と同一のI/Oプロトコル種別となるものを選択し、登録するための手段を示す。
なお、本実施形態においても、第1の実施形態で図3〜図8に示したストレージネットワークのシステム構成は、本実施形態においても同様であるとする。さらに、図9〜図11に示したストレージネットワーク管理装置300における処理手順および図12に示したストレージ装置100の基本的な運用手順も、第1の実施形態と同様である。
図20および図21は、すでに運用中のホスト計算機とは異なる他のホスト計算機に論理データ領域への接続を移行するための処理手順を示したフローチャートである。図20において、ストレージネットワーク管理装置300は、システム管理者が入力する情報に従い、移行元のホスト計算機201に接続されている論理データ領域115の識別情報を入力する(ステップS111)。このステップS111においては、システム管理者は、論理データ領域115のストレージ装置識別情報1521と、I/O用通信インタフェース識別情報1522と、論理データ領域識別情報1523を入力すればよい。入力された情報は、ストレージアクセス管理プログラム334により、メモリ330の一部に確保された一時記憶領域に格納される。
次に、ストレージネットワーク管理装置300は、ストレージアクセス管理プログラム334により、ステップS111で指定されたストレージ装置100の構成情報を、ストレージネットワーク構成情報332から検索して取得し、メモリ330の一部に確保された一時記憶領域に格納する(ステップS112)。さらに、ストレージネットワーク管理装置300は、システム管理者の入力操作に従い、移行先となるホスト計算機200を入力する(ステップS113)。このステップにおいては、システム管理者は、ホスト計算機200の装置識別情報3321または管理用通信インタフェース識別情報3323を入力すればよい。
次に、ストレージネットワーク管理装置300は、ステップS112で入力されたホスト計算機200が接続するストレージ装置100のI/O用通信インタフェース120を選択する(ステップS114)。このステップS114の詳細な処理手順については、図22で説明する。さらに、ストレージネットワーク管理装置300のストレージアクセス管理プログラム334は、ステップS111で入力された論理データ領域115に、ステップS114で選択されたI/O用通信インタフェース120を接続するよう、ストレージ構成変更指示プログラム333に依頼する。そして、ストレージネットワーク管理装置300は、ストレージ構成変更指示プログラム333により、ステップS112で取得したストレージ装置100の管理用通信インタフェース識別情報3323宛てに、I/O用通信インタフェース接続要求メッセージを発信する(ステップS115)。この要求メッセージには、ステップS111の入力による論理データ領域115の識別情報と、ステップS114によるI/O用通信インタフェース識別情報3324を添付する。
次に、図21において、ステップS115においてストレージネットワーク管理装置300が発信した接続要求メッセージを受信したストレージ装置100は、論理データ領域115に要求されたI/O用通信インタフェース120を接続する(ステップS121)。同時に、その結果をストレージ構成情報152に反映する。さらに、その処理が正常終了したことを確認するメッセージをストレージネットワーク管理装置300に送信する(ステップS122)。
次に、ストレージネットワーク管理装置300は、ステップS113で入力されたホスト計算機200を、ステップS111で入力された論理データ領域115に接続するよう、ストレージ構成変更指示プログラム333から要求メッセージを送信する(ステップS123)。この要求メッセージには、後記のステップS131で取得するホスト計算機200の識別情報を添付する。例えば、ファイバチャネル用のWWPNまたはiSCSI Nameを添付する。
ストレージ装置100は、要求メッセージに添付されたホスト計算機200を、論理データ領域115に接続し、同時にストレージ構成情報152の接続先ホスト計算機識別情報1524に登録する(ステップS124)。さらに、この処理が正常終了したことを確認するメッセージをストレージネットワーク管理装置300に送信する(S125)。
図22は、図20のステップS114における、論理データ領域115に接続するI/O用通信インタフェースを求める処理手順を詳細に示したフローチャートである。図22において、ストレージネットワーク管理装置300は、ストレージアクセス管理プログラム334により、ステップS113で入力されたホスト計算機識別情報3321あるいは管理用通信インタフェース識別情報3323をキーとしてストレージネットワーク構成情報332を検索し、ホスト計算機200の構成情報を取得する(ステップS131)。次に、ストレージネットワーク管理装置300は、ステップS112で取得した論理データ領域115に接続されたI/O用通信インタフェース120のI/Oプロトコル種別情報3325と、ステップS131で取得したホスト計算機200が備えるI/O用通信インタフェース210のI/Oプロトコル種別3325が同一であるかどうか判定する(ステップS132)。
例えば、ステップS111(図20参照)において、図7のストレージ装置STR001が備えるI/O用通信インタフェースWWPN01に接続された論理データ領域LUN00が入力されたとする。すると、ステップS112では、図8のストレージ装置STR001のI/O用通信インタフェースWWPN01のI/Oプロトコル種別が“FC”であることがわかる。一方、ステップS113で入力されたホスト計算機200が図8にある“HST03”であったとすると、ステップS113の結果により、そのI/O用通信インタフェース“WWPN09”および“192.168.40.1”のI/Oプロトコル種別がそれぞれ“FC”および“iSCSI”であることがわかる。そして、ステップS132では、これらのI/Oプロトコル種別をそれぞれ比較判定する。
ステップS132の判定において、ホスト計算機移行前に論理データ領域115にすでに接続されていたI/O用通信インタフェース120と、移行後のホスト計算機200に搭載されたI/O用通信インタフェース212のI/Oプロトコル種別が同一であると判定された場合には(ステップS132でYES)、ストレージネットワーク管理装置300は、論理データ領域115に接続されたI/O用通信インタフェース120をそのまま選択し、メモリ330の一部に確保された一時記憶領域に保存する(ステップS134)。
一方、ステップS132の判定において、論理データ領域115にすでに接続されたI/O用通信インタフェース121のI/Oプロトコル種別と、移行先のホスト計算機200に搭載されたI/O用通信インタフェース212のI/Oプロトコル種別がそれぞれ異なると判定された場合には(ステップS132でNO)、ストレージネットワーク管理装置300は、さらに、次の判定を行う。すなわち、ホスト計算機移行前にすでに論理データ領域115に接続されていたI/O用通信インタフェース120のI/Oプロトコル種別が“FC”、すなわち、ファイバチャネルであり、かつ、移行先のホスト計算機200に搭載されたI/O用通信インタフェース212のI/Oプロトコル種別が“iSCSI”であるか否かを判定する(ステップS133)。
ステップS133の判定の結果、論理データ領域115に接続されたI/O用通信インタフェース120のI/Oプロトコル種別がファイバチャネルであり、かつ、移行先のホスト計算機200に搭載されたI/O用通信インタフェース212のI/Oプロトコル種別が“iSCSI”であった場合には(ステップS133でYES)、ストレージネットワーク管理装置300は、その論理データ領域115が格納されたストレージ装置100が搭載するI/O用通信インタフェース120のうち、I/Oプロトコル種別が“iSCSI”に相当するI/O用通信インタフェース120を選択し、メモリ330の一部に確保された一時記憶領域に保存する(ステップS135)。一方、ステップS133の結果、論理データ領域115に接続されたI/O用通信インタフェース120のI/Oプロトコル種別がiSCSIであり、移行先のホスト計算機200に搭載されたI/O用通信インタフェース212のI/Oプロトコル種別がファイバチャネルであった場合には(ステップS133でNO)、ストレージネットワーク管理装置300は、論理データ領域115が格納されたストレージ装置100が搭載するI/O用通信インタフェース120のうち、I/Oプロトコル種別が“FC”に相当するI/O用通信インタフェース120を選択し、メモリ330の一部に確保された一時記憶領域に保存する(ステップS136)。
以上、第2の実施形態は、第1の実施形態のストレージネットワークシステムの構成において、ストレージ装置100が1台だけという特殊な場合に相当する。そのため、図20および図21に示したように、ストレージネットワーク管理装置300のストレージアクセス管理プログラム334が簡単化される結果となっている。その他、本実施形態の作用・効果は、第1の実施形態の作用・効果と同じである。
(実施形態の変形例1)
以上に説明した本発明の第1または第2の実施形態ついての実施形態の変形例として、第1または第2の実施形態のストレージネットワークシステムにおいてストレージネットワーク管理装置300を設けず、ホスト計算機200がストレージネットワーク管理装置300を兼ねる構成にする。
図23は、ホスト計算機がストレージネットワーク管理装置を兼ねる場合のホスト計算機の構成を示した図である。この場合、ホスト計算機200は、図23に示すように、ストレージネットワーク構成管理プログラム331と、ストレージネットワーク構成情報332と、ストレージ構成変更指示プログラム333と、ストレージアクセス管理プログラム334を備える。なお、これらのプログラムの機能および処理手順については第1または第2の実施形態に示したものと同様である。さらに、この実施形態の変形例においては、管理用通信インタフェース432および管理用ネットワーク430を設けず、ストレージネットワーク400が管理用ネットワーク430を兼ねる構成としてもよい。
以上のように、本実施形態の変形例においては、ホスト計算機200がストレージネットワーク管理装置300を兼ね、さらには、ストレージネットワーク400が管理用ネットワーク430を兼ねる。そのため、全体としてのハードウエア資源を節約することができ、ストレージネットワークシステム構築のコストが低減する。
(実施形態の変形例2)
さらに、第1または第2の実施形態についての他の変形例として、第1または第2の実施形態においてストレージ装置100を管理するストレージ管理装置500をさらに設けた構成にする。図24は、第1または第2の実施形態におけるストレージネットワークシステムの構成にストレージ管理装置をさらに設けた構成を示した図である。ここで、ストレージ管理装置500は、ストレージネットワーク管理装置300およびストレージ装置100と、管理用ネットワーク430を通じて相互に通信可能なように構成する。
図25は、本実施形態の変形例におけるストレージ管理装置の構成の例を示した図である。ストレージ管理装置500のハードウエア構成は、図6のストレージネットワーク管理装置300と同様である。また、本実施形態の変形例におけるストレージ管理装置500は、第1または第2の実施形態においてストレージ装置100が備えていたストレージ構成管理プログラム151と、ストレージ構成情報152と、ストレージネットワーク管理装置300が備えていたストレージ構成変更指示プログラム333を備える。また、本実施形態の変形例における各装置およびプログラムの機能、さらに、処理手順については第1または第2の実施形態において示したものと同様である。そして、ここではストレージ構成管理プログラム151とストレージ構成情報152と、ストレージ構成変更指示プログラム333を稼働させる際にはストレージ管理装置500がこれを担当する。
従って、第1の実施形態では移行元論理データ領域111のストレージ装置100において移行元論理データ領域111および移行先論理データ領域112の情報をシステム管理者が入力していた作業を、本実施形態の変形例においては、ストレージ管理装置500において行うことになる。すなわち、移行元論理データ領域111が複数のストレージ装置100に存在するような場合には、第1の実施形態では、複数のストレージ装置100においてシステム管理者の入力作業が必要となるが、本実施形態の変形例においては、ストレージ管理装置500における入力作業で済むことになる。その分、システム管理者の入力作業の負担が軽減される。
本発明の第1の実施形態においてストレージ装置およびストレージネットワークの移行の様子を模式的に示した図である。 本発明の第1の実施形態において同一のストレージ装置内でストレージネットワークを移行する様子を模式的に示した図である。 本発明の第1の実施形態におけるストレージネットワーク管理装置を適用したストレージネットワークシステムの全体構成例を示した図である。 本発明の第1の実施形態におけるストレージ装置の構成の例を示した図である。 本発明の第1の実施形態におけるホスト計算機の構成の例を示した図である。 本発明の第1の実施形態におけるストレージネットワーク管理装置の構成の例を示した図である。 本発明の第1の実施形態におけるストレージ装置が備えるストレージ構成情報の例を示した図であり、(A)は、ストレージ装置S1のストレージ構成情報、(B)は、ストレージ装置S2のストレージ構成情報である。 本発明の第1の実施形態におけるストレージネットワーク管理装置が備えるストレージネットワーク構成管理情報の例を示した図である。 本発明の第1の実施形態におけるストレージネットワーク管理装置のストレージネットワーク構成管理プログラムにおいて、ストレージネットワーク構成管理情報を作成する手順を示したフローチャートである。 図9のステップS14におけるファイバチャネル構成情報の取得手順を詳細に示したフローチャートである。 図9のステップS15におけるiSCSI構成情報の取得手順を詳細に示したフローチャートである。 ストレージ装置を運用するための一般的な手順を示したフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において、複数の論理データ領域間でデータを移行するための処理手順を示したフローチャートである。 移行先論理データ領域への接続先ホスト計算機識別情報の登録処理において、ストレージネットワーク管理装置が移行元ストレージ装置からストレージ管理情報を取得する手順を示したフローチャートである。 移行先論理データ領域への接続先ホスト計算機識別情報の登録処理において、ホスト計算機識別情報を変換する手順を示したフローチャートである。 移行先論理データ領域への接続先ホスト計算機識別情報の登録処理において、移行先ストレージ装置がストレージネットワーク管理装置から送信される情報に基づき、移行先論理データ領域へ接続先ホスト計算機識別情報を登録する手順を示したフローチャートである。 図15のステップS75における、FC用ホスト計算機識別情報をiSCSI用のホスト計算機識別情報に変換する処理手順を詳しく示したフローチャートである。 図16のステップS81における、接続先ホスト計算機の追加選択処理手順を詳しく示したフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるストレージネットワークの移行の様子を模式的に示した図である。 本発明の第2の実施形態において、運用中のホスト計算機とは異なる他のホスト計算機に論理データ領域への接続を移行するための処理手順を示したフローチャートの前半部分である。 本発明の第2の実施形態において、運用中のホスト計算機とは異なる他のホスト計算機に論理データ領域への接続を移行するための処理手順を示したフローチャートの後半部分である。 図20のステップS114における、論理データ領域に接続するI/O用通信インタフェースを求める処理手順を詳細に示したフローチャートである。 本発明の第1または第2の実施形態におけるホスト計算機がストレージネットワーク管理装置を兼ねる場合のホスト計算機の構成を示した図である。 本発明の第1または第2の実施形態におけるストレージネットワークシステムの構成にストレージ管理装置をさらに設けた構成を示した図である。 実施形態の変形例2におけるストレージ管理装置の構成の例を示した図である。
符号の説明
100 ストレージ装置
110 データ領域
120 I/O用通信インタフェース
140 ストレージコントローラ
150 プログラムメモリ
151 ストレージ構成管理プログラム
152 ストレージ構成情報
153 クライアント認証プログラム
154 データコピープログラム
200 ホスト計算機
200 追加ホスト計算機
210 I/O用通信インタフェース
220 演算処理装置
230 メモリ
250 出力用インタフェース
260 入力用インタフェース
270 通信バス
300 ストレージネットワーク管理装置
320 演算処理装置
330 メモリ
331 ストレージネットワーク構成管理プログラム
332 ストレージネットワーク構成情報
333 ストレージ構成変更指示プログラム
334 ストレージアクセス管理プログラム
350 出力用インタフェース
360 入力用インタフェース
370 通信バス
390 ネームサーバ
400 ストレージネットワーク
410 データ入出力用通信線
420 データコピー用ネットワーク
421 データコピー用通信線
430 管理用ネットワーク
431 管理用通信線
432 管理用通信インタフェース
500 ストレージ管理装置

Claims (20)

  1. 1以上のストレージ装置と、1以上のホスト計算機と、前記ストレージ装置と前記ホスト計算機とを接続する第1のストレージネットワークおよび第2のストレージネットワークと、ストレージネットワーク管理装置と、そのストレージネットワーク管理装置を前記ストレージ装置と前記ホスト計算機とに接続する管理用ネットワークとを備えたストレージネットワークシステムにおいて、前記ストレージ装置に含まれ、前記第1のストレージネットワークに接続された第1のデータ領域を、前記ストレージ装置に含まれ、前記第2のストレージネットワークに接続された第2のデータ領域へ移行させるストレージネットワークの移行方法であって、
    前記ストレージネットワーク管理装置が、前記管理用ネットワークを介して前記ストレージ装置および前記ホスト計算機から、そのストレージ装置またはホスト計算機に接続されているストレージネットワークの通信インタフェースに係る情報を取得し、ストレージネットワーク構成情報として記憶する第1のステップと、
    前記第1のデータ領域を含むストレージ装置が、前記第1のデータ領域および前記第2のデータ領域を識別する情報を入力し、その入力した情報を自己のストレージ構成情報に加えて記憶し、その記憶した情報と前記第1のデータ領域に設定されている属性情報とを前記ストレージネットワーク管理装置へ送信する第2のステップと、
    前記ストレージネットワーク管理装置が、前記第1のステップにおいて記憶したストレージネットワーク構成情報と、前記第2のステップにおいて前記ストレージ装置から送信された情報とに基づき、前記第1のデータ領域に付された属性情報を前記第2のデータ領域の属性情報に変換する第3のステップと、
    前記ストレージネットワーク管理装置が、前記第3のステップにおいて変換された属性情報を、前記第2のデータ領域を含むストレージ装置に送信する第4のステップと、
    前記第2のデータ領域を含むストレージ装置が、前記第4のステップで前記ストレージネットワーク管理装置から送信された属性情報を、前記第2のデータ領域の属性情報として自己のストレージ構成情報に加えて記憶する第5のステップと
    を実行することを特徴とするストレージネットワークの移行方法。
  2. 請求項1に記載のストレージネットワークの移行方法において、
    前記第3のステップと前記第4のステップとの間で、前記ストレージネットワーク管理装置が、前記第2のデータ領域の属性情報と同属性の属性情報を入力し、入力した属性情報を前記第2のデータ領域の属性情報に追加する第6のステップ
    を実行することを特徴とするストレージネットワークの移行方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のストレージネットワークの移行方法において、
    前記ストレージネットワークシステムには、前記管理用ネットワークに接続されたストレージ管理装置が含まれ、
    前記ストレージ管理装置は、前記第1のデータ領域を含むストレージ装置に代わり、第2のステップを実行すること
    を特徴とするストレージネットワークの移行方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかの一項に記載のストレージネットワークの移行方法において、
    前記属性情報は、データ領域に設定され、そのデータ領域のアクセス権限を有するホスト計算機の識別情報を含むこと
    を特徴とするストレージネットワークの移行方法。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかの一項に記載のストレージネットワークの移行方法において、
    第1のストレージネットワークの通信プロトコルと、第2のストレージネットワークの通信プロトコルとが異なるプロトコルである
    を特徴とするストレージネットワークの移行方法。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれかの一項に記載のストレージネットワークの移行方法において、
    第1のストレージネットワークの通信プロトコルが、ファイバチャネルに基づく通信プロトコルであり、第2のストレージネットワークの通信プロトコルが、iSCSIに基づく通信プロトコルであり、かつ、
    前記第1のデータ領域に付された属性情報に含まれる前記ホスト計算機の識別情報が、WWPNであり、前記第2のデータ領域に付された属性情報に含まれる前記ホスト計算機の識別情報が、iSCSI Nameであること
    を特徴とするストレージネットワークの移行方法。
  7. 請求項1ないし請求項4のいずれかの一項に記載のストレージネットワークの移行方法において、
    第1のストレージネットワークの通信プロトコルが、iSCSIに基づく通信プロトコルであり、第2のストレージネットワークの通信プロトコルが、ファイバチャネルに基づく通信プロトコルであり、かつ、
    前記第1のデータ領域に付された属性情報に含まれる前記ホスト計算機の識別情報が、iSCSI Nameであり、前記第2のデータ領域に付された属性情報に含まれる前記ホスト計算機の識別情報が、WWPNであること
    を特徴とするストレージネットワークの移行方法。
  8. 1以上のストレージ装置と、1以上のホスト計算機と、前記ストレージ装置と前記ホスト計算機とを接続する第1のストレージネットワークおよび第2のストレージネットワークと、ストレージネットワーク管理装置と、そのストレージネットワーク管理装置を前記ストレージ装置と前記計算機とに接続する管理用ネットワークとを備えたストレージネットワークシステムにおいて、前記ストレージ装置に含まれ、前記第1のストレージネットワークに接続された第1のデータ領域を、前記ストレージ装置に含まれ、前記第2のストレージネットワークに接続された第2のデータ領域へ移行させるデータ領域の移行を管理するストレージネットワーク管理装置であって、
    前記管理用ネットワークを介して前記ストレージ装置および前記ホスト計算機から、そのストレージ装置またはホスト計算機に接続されているストレージネットワークの通信インタフェースに係る情報を取得し、その取得した情報をストレージネットワーク構成情報として記憶し、
    前記第1のデータ領域を含む前記ストレージ装置から送信される前記第1のデータ領域の識別情報、前記第2のデータ領域の識別情報、および、前記第1のデータ領域に設定されている属性情報を受信し、
    前記記憶したストレージネットワーク構成情報と、前記受信した前記第1のデータ領域の識別情報と、前記第2のデータ領域の識別情報とに基づき、前記第1のデータ領域に設定されている属性情報を前記第2のデータ領域の属性情報として変換し、
    前記変換した属性情報を、前記第2のデータ領域を含むストレージ装置に送信する
    ことを特徴とするストレージネットワーク管理装置。
  9. 請求項8に記載のストレージネットワーク管理装置において、
    前記第1のデータ領域に設定されている属性情報を前記第2のデータ領域の属性情報として変換する前に、前記第2のデータ領域の属性情報と同属性の属性情報を入力し、入力した属性情報を前記第2のデータ領域の属性情報に追加すること
    を特徴とするストレージネットワーク管理装置。
  10. 請求項8または請求項9に記載のストレージネットワーク管理装置において、
    前記属性情報は、データ領域に設定され、そのデータ領域のアクセス権限を有するホスト計算機の識別情報を含むこと
    を特徴とするストレージネットワーク管理装置。
  11. 請求項8ないし請求項10のいずれかの一項に記載のストレージネットワーク管理装置において、
    第1のストレージネットワークの通信プロトコルと、第2のストレージネットワークの通信プロトコルとが異なるプロトコルであること
    を特徴とするストレージネットワーク管理装置。
  12. 請求項8ないし請求項10のいずれかの一項に記載のストレージネットワーク管理装置において、
    第1のストレージネットワークの通信プロトコルが、ファイバチャネルに基づく通信プロトコルであり、第2のストレージネットワークの通信プロトコルが、iSCSIに基づく通信プロトコルであり、かつ、
    前記第1のデータ領域に付された属性情報に含まれる前記ホスト計算機の識別情報が、WWPNであり、前記第2のデータ領域に付された属性情報に含まれる前記ホスト計算機の識別情報が、iSCSI Nameであること
    を特徴とするストレージネットワーク管理装置。
  13. 請求項8ないし請求項10のいずれかの一項に記載のストレージネットワーク管理装置において、
    第1のストレージネットワークの通信プロトコルが、iSCSIに基づく通信プロトコルであり、第2のストレージネットワークの通信プロトコルが、ファイバチャネルに基づく通信プロトコルであり、かつ、
    前記第1のデータ領域に付された属性情報に含まれる前記ホスト計算機の識別情報が、iSCSI Nameであり、前記第2のデータ領域に付された属性情報に含まれる前記ホスト計算機の識別情報が、WWPNであること
    を特徴とするストレージネットワーク管理装置。
  14. 1以上のストレージ装置と、1以上のホスト計算機と、前記ストレージ装置と前記ホスト計算機とを接続する第1のストレージネットワークおよび第2のストレージネットワークと、ストレージネットワーク管理装置と、そのストレージネットワーク管理装置を前記ストレージ装置と前記計算機とに接続する管理用ネットワークとを備えたストレージネットワークシステムにおいて、前記ストレージ装置に含まれ、前記第1のストレージネットワークに接続された第1のデータ領域を、前記ストレージ装置に含まれ、前記第2のストレージネットワークに接続された第2のデータ領域へ移行させるデータ領域の移行を管理するストレージネットワーク管理装置におけるストレージネットワーク管理プログラムであって、
    前記ストレージネットワーク管理装置に、
    前記管理用ネットワークを介して前記ストレージ装置および前記ホスト計算機から、そのストレージ装置またはホスト計算機に接続されているストレージネットワークの通信インタフェースに係る情報を取得し、その取得した情報をストレージネットワーク構成情報として記憶するステップと、
    前記第1のデータ領域を含む前記ストレージ装置から送信される前記第1のデータ領域の識別情報、前記第2のデータ領域の識別情報、および、前記第1のデータ領域に設定されている属性情報を受信するステップと、
    前記記憶したストレージネットワーク構成情報と、前記受信した前記第1のデータ領域の識別情報と、前記第2のデータ領域の識別情報とに基づき、前記第1のデータ領域に設定されている属性情報を前記第2のデータ領域の属性情報として変換するステップと、
    前記変換した属性情報を、前記第2のデータ領域を含むストレージ装置に送信するステップと
    を実行させるためのプログラムであることを特徴とするストレージネットワーク管理プログラム。
  15. 請求項14に記載のストレージネットワーク管理プログラムにおいて、
    前記ストレージネットワーク管理装置に、さらに、
    前記第1のデータ領域に設定されている属性情報を前記第2のデータ領域の属性情報として変換するステップの前に、前記第2のデータ領域の属性情報と同属性の属性情報を入力し、入力した属性情報を前記第2のデータ領域の属性情報に追加するステップ
    を実行させるためのプログラムであることを特徴とするストレージネットワーク管理プログラム。
  16. 請求項14または請求項15に記載のストレージネットワーク管理プログラムにおいて、
    前記属性情報は、データ領域に設定され、そのデータ領域のアクセス権限を有するホスト計算機の識別情報を含むこと
    を特徴とするストレージネットワーク管理プログラム。
  17. 請求項14ないし請求項16のいずれかの一項に記載のストレージネットワーク管理プログラムにおいて、
    第1のストレージネットワークの通信プロトコルと、第2のストレージネットワークの通信プロトコルとが異なるプロトコルであること
    を特徴とするストレージネットワーク管理プログラム。
  18. 請求項14ないし請求項16のいずれかの一項に記載のストレージネットワーク管理プログラムにおいて、
    第1のストレージネットワークの通信プロトコルが、ファイバチャネルに基づく通信プロトコルであり、第2のストレージネットワークの通信プロトコルが、iSCSIに基づく通信プロトコルであり、かつ、
    前記第1のデータ領域に付された属性情報に含まれる前記ホスト計算機の識別情報が、WWPNであり、前記第2のデータ領域に付された属性情報に含まれる前記ホスト計算機の識別情報が、iSCSI Nameであること
    を特徴とするストレージネットワーク管理プログラム。
  19. 請求項14ないし請求項16のいずれかの一項に記載のストレージネットワーク管理装置において、
    第1のストレージネットワークの通信プロトコルが、iSCSIに基づく通信プロトコルであり、第2のストレージネットワークの通信プロトコルが、ファイバチャネルに基づく通信プロトコルであり、かつ、
    前記第1のデータ領域に付された属性情報に含まれる前記ホスト計算機の識別情報が、iSCSI Nameであり、前記第2のデータ領域に付された属性情報に含まれる前記ホスト計算機の識別情報が、WWPNであること
    を特徴とするストレージネットワーク管理プログラム。
  20. 第1のデータ領域を含んだ第1のストレージ装置と、
    第2のデータ領域を含んだ第2のストレージ装置と、
    前記第1のデータ領域をアクセスする第1のホスト計算機と、
    前記第1および第2のデータ領域をアクセスする第2のホスト計算機と、
    前記第2のデータ領域をアクセスする第3のホスト計算機と、
    前記第1のストレージ装置、前記第1および第2のホスト計算機が接続された第1のストレージネットワークと、
    前記第2のストレージ装置、前記第2および第3のホスト計算機が接続された第2のストレージネットワークと、
    前記第1および第2のストレージ装置が接続されたデータコピー用ネットワークと、
    前記第1および第2のストレージ装置、並びに、前記第1、第2および第3のホスト計算機から、それらの装置が接続された前記第1または第2のストレージネットワークの通信インタフェースに係る情報を取得し、データ領域の移行を管理するストレージネットワーク管理装置と、
    前記第1および第2のストレージ装置からその構成情報を取得しするとともに、前記第1および第2のデータ領域の識別情報、並びに、前記第1のデータ領域に設定する属性情報を入力し、取得および入力した情報を前記ストレージネットワーク管理装置に送信するストレージ管理装置と、
    iSCSI Nameの名前解決をするネームサーバと、
    前記第1および第2のストレージ装置、前記第1、第2および第3のホスト計算機、前記ストレージ管理装置、前記ストレージネットワーク管理装置、並びに、ネームサーバが接続された管理用ネットワークと
    を備えたことを特徴とするストレージネットワークシステム。
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