JP2006057096A - ランプ用の蛍光体組成物 - Google Patents
ランプ用の蛍光体組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006057096A JP2006057096A JP2005239985A JP2005239985A JP2006057096A JP 2006057096 A JP2006057096 A JP 2006057096A JP 2005239985 A JP2005239985 A JP 2005239985A JP 2005239985 A JP2005239985 A JP 2005239985A JP 2006057096 A JP2006057096 A JP 2006057096A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphor
- phosphor composition
- luminous efficiency
- lapo
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K11/00—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
- C09K11/08—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials
- C09K11/77—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals
- C09K11/7766—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals containing two or more rare earth metals
- C09K11/7777—Phosphates
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/38—Devices for influencing the colour or wavelength of the light
- H01J61/42—Devices for influencing the colour or wavelength of the light by transforming the wavelength of the light by luminescence
- H01J61/44—Devices characterised by the luminescent material
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Luminescent Compositions (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
【課題】ランプ用の蛍光体組成物を提供する。
【解決手段】蛍光体組成物は、(1−g)[((1−c−a)*Ln,c*Ce,a*A)PO4]xg*GeO2[式中、LnはランタンLa、ガドリニウムGdおよび/またはイットリウムYの群からの少なくとも1つの元素であり、かつAはテルビウムTb、プラセオジムPrおよび/またはユーロピウムEuの群からの少なくとも1つの付活剤であり、ならびに0≦a≦1.0、0≦c≦1.0および0<g≦0.2である]のタイプの単斜晶系結晶構造(モナザイト)の格子を有する。
【選択図】図1
【解決手段】蛍光体組成物は、(1−g)[((1−c−a)*Ln,c*Ce,a*A)PO4]xg*GeO2[式中、LnはランタンLa、ガドリニウムGdおよび/またはイットリウムYの群からの少なくとも1つの元素であり、かつAはテルビウムTb、プラセオジムPrおよび/またはユーロピウムEuの群からの少なくとも1つの付活剤であり、ならびに0≦a≦1.0、0≦c≦1.0および0<g≦0.2である]のタイプの単斜晶系結晶構造(モナザイト)の格子を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、LnPO4:Ce,A[式中、LnはランタンLa、ガドリニウムGdおよび/またはイットリウムYの群からの少なくとも1つの元素であり、かつAはテルビウムTb、プラセオジムPrおよび/またはユーロピウムEuの群からの少なくとも1つの付活剤である]のタイプの単斜晶系結晶構造(モナザイト)の格子を有するランプ用の蛍光体組成物に関する。
蛍光体LaPO4:Ce,Tbは、三波長蛍光ランプにおける極めて効率的な緑色成分として周知である。付活剤イオンのTbおよび補助付活剤イオンのセリウムCeを所望の三価の状態に維持するために、蛍光体の製造は通常、適切な前駆物質または適切なバッチ混合物をわずかに還元性の保護ガス雰囲気中で加熱することにより行われる。こうして得られた蛍光体は自体、空気中約200℃を超える温度まで極めて安定している、つまり該蛍光体はこの温度範囲内では温度が上昇しても発光強度の顕著な低下を示さない。しかしたとえば蛍光体ランプを製造する間に蛍光体層を加熱する際に回避することができないような、空気中で約400℃を超える、明らかに高い温度で熱処理を実施する場合、蛍光体LaPO4:Ce,Tbはその本来の発光効率が低下するのみでなく、同時にまたいわゆる温度消光特性(temperature quenching properties)を獲得する、つまり温度が上昇する際に発光強度はすでに明らかに約200℃を下回る場合にも可逆的に低下する。
空気中で400℃を超える加熱によるLaPO4:Ce,Tbの損傷は、補助付活剤Ceが三価から四価の状態へと部分酸化することにより説明される。この酸化はホスト格子中のアニオンの空位の補助があってのみ可能である(M.V.Hoffmann:J.Electrochem.Soc.118、1508(1971))。従って、最適化された方法の実施により、および/または補助付活剤の濃度の低減により達成することが目標とされる、空位をほとんど有していない、できる限り完全な結晶格子を形成することにより、空気中での熱による損傷を低減することができることが公知である。しかし後者の措置の場合の欠点は、Ce含有率の低減と、励起UV線のための吸収能の低下とが結びついているために、Ce割合を任意で低減することはできないということである。さらに三価のCeイオンを四価のトリウムイオンにより部分置換することによりアニオンの空位がブロックされ、かつCeの酸化をこのことにより防止することができることが公知である。しかし天然のトリウムの放射性によりこのような解決手段は実地では排除される。
M.V.Hoffmann:J.Electrochem.Soc.118、1508(1971)
M.V.Hoffmann:J.Electrochem.Soc.118、1508(1971)
従って本発明の課題は、上記の欠点が改善された蛍光体組成物を提供することである。
上記課題は本発明により、CeイオンをゲルマニウムGeイオンにより少なくとも部分的に置換することにより解決され、その際、(1−g)[((1−c−a)*Ln,c*Ce,a*A)PO4]xg*GeO2のタイプの単斜晶系結晶構造(モナザイト)の格子を有する蛍光体組成物が生じる。この場合、LnはランタンLa、ガドリニウムGdおよび/またはイットリウムYの群からの少なくとも1つの元素であり、かつAはテルビウムTb、プラセオジムPrおよび/またはユーロピウムEuの群からの少なくとも1つの付活剤である。a、cおよびgに関する値は、0≦a≦1.0、0≦c≦1.0および0<g≦0.2の範囲である。
安定化する四価のドープ元素としてのトリウムの使用は、Th4+によるCe3+の部分置換が類似のイオン半径(107もしくは102nm)に基づいて特に有利であることに基づいている。しかしトリウムの放射性により実地での使用は排除されているので、すでにかつて大きな直径のその他の四価のイオンによる置換も試みられた(たとえばハフニウム(78pm)またはジルコニウム(79pm))。しかしいずれの場合にも蛍光体LaPO4:Ce,Tbのための安定化作用は判明しなかった。
意外なことに最も最近の調査において、はるかに小さい四価のGe4+(53pm)によるCe3+の部分置換は、大きな四価のTh4+と類似の安定化作用を生じることが判明した。希土類イオンの合計に対してわずかなGeのドーピングですでに、蛍光体の発光効率の上昇も、温度安定性の明らかな改善も達成することができる。
緑色の波長範囲で放射線を放射する、(1−g)[((1−c−a)*Ln,c*Ce,a*Tb)PO4]xg*GeO2のタイプおよび付活剤AとしてテルビウムTbを有する、(1−g)[((1−c−a)*Ln,c*Ce,a*A)PO4]xg*GeO2のタイプの蛍光体組成物の場合、因子a、cおよびgはできる限り高い発光効率および温度安定性の改善を達成するために、有利には次の値でなくてはならない:
0.05≦a≦0.9、有利には0.1≦a≦0.5、特に0.1≦a≦0.25;
0.05≦c≦0.9、有利には0.1≦c≦0.5;
0<g≦0.1、有利には0<g≦0.05。
0.05≦a≦0.9、有利には0.1≦a≦0.5、特に0.1≦a≦0.25;
0.05≦c≦0.9、有利には0.1≦c≦0.5;
0<g≦0.1、有利には0<g≦0.05。
さらに、CeをGeイオンにより部分的に置換することにより可視放射範囲の光を放射する蛍光体組成物の場合のみでなく、UV範囲で放射する蛍光体組成物の場合にも改善することができることが判明した。
この場合、有利には(1−g)[((1−c)*Ln,c*Ce)PO4]xg*GeO2のタイプおよび付活剤Aを有していない、つまりa=0の(1−g)[((1−c−a)*Ln,c*Ce,a*A)PO4]xg*GeO2のタイプのUV蛍光体組成物は、因子cおよびgに関して次の値を有する:
0.01≦c≦1.0、有利には0.01≦c≦0.5、特に0.01≦c≦0.1;
0<g≦0.1、有利には0<g≦0.05。
0.01≦c≦1.0、有利には0.01≦c≦0.5、特に0.01≦c≦0.1;
0<g≦0.1、有利には0<g≦0.05。
(1−g)[((1−a)*Ln,a*Pr)PO4]xg*GeO2のタイプおよびc=0であり、かつ付活剤AとしてプラセオジムPrを有する(1−g)[((1−c−a)*Ln,c*Ce,a*A)PO4]xg*GeO2のタイプの、Ceを有していない本発明によるUV蛍光体組成物の場合、aおよびgは次の値であるとよい:
0.001≦a≦0.1、有利には0.003≦a≦0.03;
0<g≦0.1、有利には0<g≦0.05。
0.001≦a≦0.1、有利には0.003≦a≦0.03;
0<g≦0.1、有利には0<g≦0.05。
Geドーピングの記載の濃度値、つまり因子gは、相応するゲルマニウム化合物、たとえばバッチ混合物へと秤量される二酸化ゲルマニウムGeO2の量から計算される濃度であると理解される。この場合、加熱の際に実際に、たとえばリン酸ランタン格子中に組み込まれるGeイオンの割合は、そのつどの製造条件に著しく依存することが明らかである。以下に記載する製造条件の場合、この割合はたとえば約10%である。
相応するX線回折図の記録による、Ge4+によるCe3+の部分置換に付随して現れる結晶学的変化の調査によりさらに、Geドーピングを有する本発明による蛍光体組成物の場合、蛍光体組成物のX線回折ピークの相対的な高さは2θ=31.29゜で、2θ=28.70゜での主ピークに対して、50%より少ないことが判明した。これに対してドープされていない試料のピークは2θ=31.29゜で、主ピークに対して65%より大きい高さを有する。
本発明を以下の図面および実施例に基づいて詳細に説明する。
測定図の記載
図1にはGeO2ドープされたLaPO4:Ce,Tb蛍光体組成物の温度消光特性が、ドープされていない対照試料と比較して記載されている。
図1にはGeO2ドープされたLaPO4:Ce,Tb蛍光体組成物の温度消光特性が、ドープされていない対照試料と比較して記載されている。
LaPO4:Ce,Tb中の希土類イオンの合計に対してすでに0.5モル%のドーピングで、空気中600℃で30分の熱処理の後に、温度に依存した光度の低下は、ドープされていない比較蛍光体の場合よりも明らかに少ない。ドープされていない対照試料はたとえば90℃の温度で、室温での出発値に対して強度が30%以上低下する一方で、0.5モル%のGeによりドープされた試料の低下は、この温度で初期の明るさのわずか20%であり、1.0モル%ドープした試料の場合、わずか10%である。
図2には蛍光体組成物中の希土類イオンの合計に対して0〜1モル%の増加するGe含有率を有するLaPO4:Ce,Tb蛍光体組成物の相対的な発光効率の変化が記載されている。
0.08モル%から1.0モル%までの上昇するゲルマニウムの添加により発光効率は約5%上昇する。空気中、600℃で30分間の熱処理の後でも部分置換は発光効率の安定化を生じる:この方法で生じる酸化による損傷は、ドープされていない蛍光体の発光効率を約15%低減する一方で、Geによりドープした試料の発光効率の低下は、熱処理前の未処理の蛍光体と比較して、Ge0.08モル%ではわずか14%であり、かつGe1.0モル%ではさらにわずか5%である。
図3は蛍光体組成物中の希土類イオンの合計に対して0〜10モル%の上昇するGe含有率を有するLaPO4:Ce,Tb蛍光体組成物の相対的な発光効率の変化を示す。
部分置換のための濃度をGe10モル%まで高めた場合、未処理の蛍光体では発光効率の上昇はGe約5モル%でフラットな最大値を生じたが、その一方で熱処理した蛍光体(600℃で30分)の場合、すでに約1モル%で発光効率の飽和が調整される。
図4aおよびbは、蛍光体組成物中で希土類イオンの合計に対してGeを0.05モル%添加した本発明によるLaPO4:Ce,Tb蛍光体組成物およびGeを添加していない蛍光体組成物に関するX線回折図を示す。
Ge4+によるCe3+の部分置換に付随して現れる結晶学的な変化を、たとえば相応するX線回折図により調査すると、Geドープした蛍光体組成物の場合、X線ピークの相対的な高さ(2θ=28.70゜での主反射に対する)は、2θ=31.29゜の角度で44%〜51%で、67%の相対的な高さを有する、ドープされていないLaPO4:Ce,Tbの場合よりも著しく小さいことが明らかである。
Geが0から1モル%(希土類イオンの合計に対する)へと上昇する割合と共に、発光効率は5%まで上昇する。600℃で30分間加熱した後、ドープされていないLaPO4:Ce,Tb試料は発光効率が16%低下したが、ドープされた試料の場合、1モル%までの増加するGe割合を有する発光効率の低下はわずか5%である。
蛍光体組成物を製造するための例
本発明による蛍光体組成物の第一の実施例の製造:
組成:La0.444Ce0.418Tb0.138PO4のLaPO4:Ce,Tb−混合酸化物40gの量を、乳鉢(Moersermuehle)中で十分の数パーセントの少量の適切な融剤(たとえばホウ酸またはアルカリ金属フッ化物)の添加下にGeO2 179mgの量と共に慎重に均質化する。酸化アルミニウムるつぼ中に装入した後、還元性雰囲気中で加熱を行う(1200℃で2時間)。冷却後、蛍光体をるつぼから取り出し、かつ乳鉢中で微粉砕し、かつ引き続きふるい分けする。このようにして組成La0.444Ce0.417Tb0.138PO4x0.01GeO2のGeドープされた蛍光体が形成される。
本発明による蛍光体組成物の第一の実施例の製造:
組成:La0.444Ce0.418Tb0.138PO4のLaPO4:Ce,Tb−混合酸化物40gの量を、乳鉢(Moersermuehle)中で十分の数パーセントの少量の適切な融剤(たとえばホウ酸またはアルカリ金属フッ化物)の添加下にGeO2 179mgの量と共に慎重に均質化する。酸化アルミニウムるつぼ中に装入した後、還元性雰囲気中で加熱を行う(1200℃で2時間)。冷却後、蛍光体をるつぼから取り出し、かつ乳鉢中で微粉砕し、かつ引き続きふるい分けする。このようにして組成La0.444Ce0.417Tb0.138PO4x0.01GeO2のGeドープされた蛍光体が形成される。
比較としての本発明によらない蛍光体組成物の製造:
組成:La0.444Ce0.418Tb0.138PO4のLaPO4:Ce,Tb−混合酸化物40gの量を、乳鉢中で十分の数パーセントの少量の適切な融剤(たとえばホウ酸またはアルカリ金属フッ化物)の添加下に慎重に均質化する。酸化アルミニウムるつぼ中に装入した後、還元性雰囲気中で加熱を行う(1200℃で2時間)。冷却後、蛍光体をるつぼから取り出し、かつ乳鉢中で微粉砕し、かつ引き続きふるい分けする。このようにして組成La0.444Ce0.418Tb0.138PO4のドープされていない蛍光体が形成される。
組成:La0.444Ce0.418Tb0.138PO4のLaPO4:Ce,Tb−混合酸化物40gの量を、乳鉢中で十分の数パーセントの少量の適切な融剤(たとえばホウ酸またはアルカリ金属フッ化物)の添加下に慎重に均質化する。酸化アルミニウムるつぼ中に装入した後、還元性雰囲気中で加熱を行う(1200℃で2時間)。冷却後、蛍光体をるつぼから取り出し、かつ乳鉢中で微粉砕し、かつ引き続きふるい分けする。このようにして組成La0.444Ce0.418Tb0.138PO4のドープされていない蛍光体が形成される。
本発明による蛍光体組成物の別の実施例の製造:
本発明による別の蛍光体の製造は、実施例1に記載されているように行うが、しかし蛍光体を最終的なふるい分けに引き続き希釈したモノエタノールアミン溶液中で洗浄する(脱イオン水1リットル中でモノエタノールアミン(MEA)1.5mlを用いて室温で2時間洗浄し、上澄み液をデカンテーションにより分離し、脱イオン水で後洗浄し、濾別および乾燥する)。
本発明による別の蛍光体の製造は、実施例1に記載されているように行うが、しかし蛍光体を最終的なふるい分けに引き続き希釈したモノエタノールアミン溶液中で洗浄する(脱イオン水1リットル中でモノエタノールアミン(MEA)1.5mlを用いて室温で2時間洗浄し、上澄み液をデカンテーションにより分離し、脱イオン水で後洗浄し、濾別および乾燥する)。
実施例1による本発明による蛍光体組成物はGeO2ドープされていない蛍光体に対して4%高い発光効率を有する。600℃で30分間の熱処理の後で、この蛍光体の発光効率は熱処理していない対照蛍光体をわずか5%下回るのみであり、ひいては同じ方法で熱処理した対照蛍光体よりも10%以上高い。90℃の運転温度の場合、温度処理した、実施例1による本発明による蛍光体は、室温でのその発光効率に対するQE値が90%以上であり、その一方でドープされていない対照蛍光体はこの温度で約30%の発光効率損失を生じる。
実施例2からの本発明による蛍光体組成物は対照蛍光体組成物に対して、実施例1による本発明による蛍光体組成物と同一の利点を有しているが、しかし後者に対して2%高い初期発光効率を有する。
本発明が、蛍光体の化学量論比のわずかな変更とは無関係であることは当業者に自明である。ゲルマニウムを添加する肯定的な影響は製造方法を変更しても、たとえば二重の加熱またはその他の融剤の使用の際にも維持される。これらの変法は全て本発明の内容に従っている。
Claims (5)
- (1−g)[((1−c−a)*Ln,c*Ce,a*A)PO4]xg*GeO2
[式中、LnはランタンLa、ガドリニウムGdおよび/またはイットリウムYの群からの少なくとも1つの元素であり、かつAはテルビウムTb、プラセオジムPrおよび/またはユーロピウムEuの群からの少なくとも1つの付活剤であり、ならびに
0≦a≦1.0、
0≦c≦1.0および
0<g≦0.2
である]のタイプの単斜晶系結晶構造(モナザイト)の格子を有するランプ用の蛍光体組成物。 - 付活剤AがテルビウムTbであり、かつ
0.05≦a≦0.9、
0.05≦c≦0.9および
0<g≦0.1
である、請求項1記載の蛍光体組成物。 - a=0、
0.01≦c≦1.0および
0<g≦0.1
である、請求項1記載の蛍光体組成物。 - 付活剤AがプラセオジムPrであり、かつ
c=0、
0.001≦a≦0.1および
0≦g≦0.1
である、請求項1記載の蛍光体組成物。 - 蛍光体組成物のX線回折ピークの相対的な高さが、2θ=28.70゜での主ピークに対して、2θ=31.29゜で50%より少ない、請求項1から4までのいずれか1項記載の蛍光体組成物。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE102004040686A DE102004040686A1 (de) | 2004-08-20 | 2004-08-20 | Leuchtstoffzusammensetzung für Lampen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006057096A true JP2006057096A (ja) | 2006-03-02 |
Family
ID=35295233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005239985A Pending JP2006057096A (ja) | 2004-08-20 | 2005-08-22 | ランプ用の蛍光体組成物 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7309455B2 (ja) |
EP (1) | EP1627904B1 (ja) |
JP (1) | JP2006057096A (ja) |
CN (1) | CN1757698A (ja) |
AT (1) | ATE360673T1 (ja) |
CA (1) | CA2516037A1 (ja) |
DE (2) | DE102004040686A1 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4423349A (en) * | 1980-07-16 | 1983-12-27 | Nichia Denshi Kagaku Co., Ltd. | Green fluorescence-emitting material and a fluorescent lamp provided therewith |
JP3988337B2 (ja) * | 1999-10-01 | 2007-10-10 | 株式会社日立製作所 | 燐・バナジン酸塩蛍光体およびそれを用いた表示装置並びに発光装置 |
-
2004
- 2004-08-20 DE DE102004040686A patent/DE102004040686A1/de not_active Withdrawn
-
2005
- 2005-08-04 EP EP05016988A patent/EP1627904B1/de not_active Not-in-force
- 2005-08-04 AT AT05016988T patent/ATE360673T1/de not_active IP Right Cessation
- 2005-08-04 DE DE502005000624T patent/DE502005000624D1/de active Active
- 2005-08-09 US US11/199,270 patent/US7309455B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2005-08-16 CA CA002516037A patent/CA2516037A1/en not_active Abandoned
- 2005-08-19 CN CN200510124902.7A patent/CN1757698A/zh active Pending
- 2005-08-22 JP JP2005239985A patent/JP2006057096A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102004040686A1 (de) | 2006-02-23 |
CA2516037A1 (en) | 2006-02-20 |
US7309455B2 (en) | 2007-12-18 |
EP1627904B1 (de) | 2007-04-25 |
US20060038162A1 (en) | 2006-02-23 |
EP1627904A1 (de) | 2006-02-22 |
DE502005000624D1 (de) | 2007-06-06 |
CN1757698A (zh) | 2006-04-12 |
ATE360673T1 (de) | 2007-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Som et al. | The energy transfer phenomena and colour tunability in Y 2 O 2 S: Eu 3+/Dy 3+ micro-fibers for white emission in solid state lighting applications | |
Liang et al. | VUV–UV photoluminescence spectra of strontium orthophosphate doped with rare earth ions | |
Diaz-Torres et al. | Efficient photoluminescence of Dy3+ at low concentrations in nanocrystalline ZrO2 | |
Zhong et al. | Synthesis, structure and luminescence properties of new blue-green-emitting garnet-type Ca 3 Zr 2 SiGa 2 O 12: Ce 3+ phosphor for near-UV pumped white-LEDs | |
JP2007131843A (ja) | シリケート系オレンジ色蛍光体 | |
Li et al. | Energy transfer and luminescence properties of Ba2CaMoO6: Eu3+ phosphors prepared by sol–gel method | |
Pang et al. | Design and achieving mechanism of upconversion white emission based on Yb3+/Tm3+/Er3+ tri-doped KY3F10 nanocrystals | |
Li et al. | Photoluminescence properties and energy transfer of KY1− xLnx (MoO4) 2 (Ln= Sm3+, Eu3+) red phosphors | |
JP2661952B2 (ja) | けい光体の製造方法 | |
JP2001172627A (ja) | 希土類燐酸塩、その製造方法及び希土類燐酸塩蛍光体 | |
Dai et al. | Synthesis and luminescence properties of orange–red-emitting Ca 9 La (VO 4) 7: Sm 3+ phosphors co-doped with alkali metal ions | |
US7652416B2 (en) | Lamp having good maintenance behavior of brightness and color coordinations | |
Ai et al. | Enhanced luminescence performance in double perovskite Na4/5Gd16/15-xMgWO6: xEu3+ red-emitting phosphors for white LEDs through cation modification | |
CN106957651A (zh) | 稀土掺杂发光材料 | |
JPS5943508B2 (ja) | 螢光体 | |
EP2871224B1 (en) | Process for manufacturing silicate phosphors | |
JP2875059B2 (ja) | 改善された輝度を有するランタン・セリウム・テルビウムりん酸塩蛍光体の製造方法 | |
Lakshmanan et al. | Rare earth doped CaSO4 luminescence phosphors for applications in novel displays–new recipes | |
JP2006057096A (ja) | ランプ用の蛍光体組成物 | |
KR20130013136A (ko) | 유로피움 이온을 포함한 적색 형광체 조성물의 제조방법 및 이에 따른 적색 형광체 조성물 | |
JPS60139785A (ja) | 螢光体 | |
Zhang et al. | Combustion synthesis and photoluminescence properties of a novel blue-green-emitting Er3+ and Li+ co-doped LaNbTiO6 | |
JP2012144689A (ja) | シリケート蛍光体およびその製造方法 | |
JP4982812B2 (ja) | 真空紫外光励起用蛍光体 | |
Chiu et al. | The Luminescence Properties and Ce3+→ Tb3+ Energy Transfer of Ca3Y2 (Si3O9) 2 |