JP2006055256A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 第一種及び第二種パチンコ遊技機の複合機において、第一種特別遊技終了直後に、遊技者に不利益を与えない形で休憩時間を与えることを可能にした手段の提供。
【解決課題】 第一種及び第二種パチンコ遊技機の複合機において、更に、遊技者により操作可能な一時停止指示手段(一時停止ボタン11)と、前記一時停止指示手段(一時停止ボタン11)の操作により、前記識別情報の変動を所定時間一時停止させる一時停止手段(一時停止判定実行手段133)とを有する複合機。
【選択図】 図13

Description

複数の特別遊技移行契機を備えたパチンコ遊技機に関する。
いわゆる第一種パチンコ遊技機は、特別図柄始動口への遊技球の入賞に基づき、画像表示装置上で特別図柄が変動し、所定時間経過後に停止し、当該停止図柄が特定配列の場合に「大当たり」となり、遊技者にとって有利な特別遊技に移行する。そして、特別遊技終了後、特別図柄始動口に入賞していながら始動開始条件が成立するまで待機していた保留に基づく図柄変動が開始する。特に特別遊技後は、長い特別遊技時間の間に、保留は上限(例えば4個)に達するため、特別遊技直後、休憩をとりたい場合であっても、当該保留に基づく図柄変動のすべてが終了した後でないと休憩をとることができない。更に、当該保留に基づく図柄変動で「大当たり」となった場合、更に長い時間休憩をとることができないという状況に陥る。
ところで、上記第一種パチンコ遊技機にいわゆる第二種パチンコ遊技機を組み込んだ、いわゆる複合機というものが検討されている。そして、前記複合機においては、第一種特別遊技状態と第二種特別遊技状態をとり得、これらの状態をどのような条件でどのようなタイミングで発生させるか等につき、様々な提案がされている。
そのような提案の中で、主として第一種特別遊技状態が終了した直後に、第二種特別遊技移行のチャンスを付与するというものが存在する。例えば、第二種特別遊技直後にチャンスタイム{例えば、時間短縮中、確率変動中、所定の特別図柄変動動作回数(例えば、第一種特別遊技終了後5回転)}を設け、当該チャンスタイム中は、通常時は殆ど開閉しない第二種特別遊技と関連した大入賞口が開閉し易くなり、その結果、通常時と比較して第二種特別遊技に移行し易くなるという遊技内容が提案されている。
特開2003−62266
このような第一種特別遊技後にチャンスタイムを設けているような場合には、上記休憩をとることがますます困難になる。即ち、第一種特別遊技終了直後は、大抵、保留球は上限に達している。そして、第一種特別遊技後に休憩をとろうと考える場合、すべての保留に基づく図柄変動が終了するまで、ハンドルから手を離した状態でそのままその場所に待機する必要がある。手を離した状態にする理由は、更なる保留を生じさせないようにするためであり、また、その場所に待機する理由は、当該保留球に基づき、再度第一種特別遊技が開始される場合もあり、この場合には、再びハンドルを操作する必要があるからである。しかしながら、前記のように、チャンスタイムが、第一種終了直後の場合には、この期間、ハンドルから手を離すということは、第二種特別遊技移行の条件である特定領域への遊技球の流入ができなくなるため、当該期間の少なくとも一部の期間、第二種特別遊技移行のチャンスを放棄する結果となる。特に、チャンスタイムが、第一種特別遊技終了直後の所定回数の図柄変動の期間だけ(特に、第一種特別遊技終了直後の保留が終了するまで)という遊技内容の場合、第二種特別遊技移行のチャンスを相当又は殆ど放棄する事態となる。このような場合、遊技者にとっての不利益が著しく大きくなる。他方、遊技球を打ち続けた場合、チャンスタイム中は第二種特別遊技に移行し易いので、当該特別遊技が介在すると、更に長い時間休憩をとることができなくなる。
本発明(1)は、遊技者にとって有利な第一の特別遊技への移行に関係する第一の入賞口(第一始動口5)と、
前記第一の入賞口(第一始動口5)に遊技球が流入したことに基づいて、当選乱数及び演出内容決定乱数を取得する第一の乱数取得手段(当たり乱数取得手段112a、変動態様決定乱数取得手段114a)と、
前記当選乱数に基づき、第一の特別遊技へ移行させるか否かを決定する第一の特別遊技移行決定手段(第一当たり判定手段112)と、
前記当選乱数及び前記演出決定乱数に基づき、識別情報の変動内容及び確定識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段(特別図柄表示内容決定手段114)と、
識別情報を表示可能な識別情報表示手段(画像表示装置4)と、
決定した識別情報の前記変動内容及び前記確定識別情報に従い、識別情報を所定時間変動させた後前記確定識別情報で停止するよう制御する識別情報表示制御手段(表示制御装置180)と、
打球が入賞し易い開状態をなす第一の状態と入賞し難い閉状態をなす第二の状態に変化可能な第一の可変入賞口(第一大入賞口7)と、
前記確定識別情報が特定の態様となった場合に、前記第一の可変入賞口(第一大入賞口7)を前記第一の状態に制御して第一の特別遊技を実行する第一の特別遊技実行手段(第一特別遊技制御手段113)と、
を有する第一の特別遊技部(第一種特別遊技判定実行手段110)、
遊技者にとって有利な第二の特別遊技への移行に関係する第二の入賞口(第二始動口6)と、
前記第二の入賞口(第二始動口6)に遊技球が流入したことに基づいて、開閉抽選乱数を取得する第二の乱数取得手段(開閉抽選乱数取得手段122b)と、
前記第一の可変入賞口(第一大入賞口7)と同一又は別の、打球が入賞し易い開状態をなす第一の状態と入賞し難い閉状態をなす第二の状態に変化可能な、特定領域(特定領域入賞検出装置8b)を有する第二の可変入賞口(第二大入賞口8)と、
前記開閉抽選乱数に基づいて、前記第二の可変入賞口(第二大入賞口8)の開閉抽選を行う開閉抽選手段(第二大入賞口開閉抽選手段122c)と、
前記開閉抽選に当選した場合に、前記第二の可変入賞口(第二大入賞口8)を開閉するよう制御する可変入賞口開閉制御手段(第二大入賞口開閉制御手段122f)と、
前記開閉動作に基づき、前記第二の可変入賞口(第二大入賞口8)の前記特定領域(特定領域入賞検出装置8b)に遊技球が流入した場合に、前記第一及び前記第二の可変入賞口と同一(第一大入賞口7及び第二大入賞口8)又は別の、打球が入賞し易い開状態をなす第一の状態と入賞し難い閉状態をなす第二の状態に変化可能な第三の可変入賞口(第一大入賞口7)を前記第一の状態に制御して第二の特別遊技を実行する第二の特別遊技実行手段(第二特別遊技制御手段123)と、
を有する第二の特別遊技部(第二種特別遊技判定実行手段120)、
とを有するパチンコ遊技機であって、
更に、遊技者により操作可能な一時停止指示手段(一時停止ボタン11)と、
前記一時停止指示手段(一時停止ボタン11)の操作により、前記識別情報の変動を所定時間一時停止させる一時停止手段(一時停止判定実行手段133)と、
を有するパチンコ遊技機である。
本発明(2)は、更に、遊技者により操作可能な一時停止解除指示手段(一時停止解除ボタン12)を有する、前記発明(1)のパチンコ遊技機である。
本発明(3)は、前記開閉抽選に当選して前記第二の可変入賞口(第二大入賞口8)を開閉させる際、前記開閉から所定時間、前記識別情報の変動を強制的に一時停止させる強制一時停止手段(強制一時停止判定実行手段131)を更に有する、前記発明(1)又は(2)のパチンコ遊技機である。
本発明(4)は、前記開閉抽選に当選して前記第二の可変入賞口(第二大入賞口8)を開閉させる際、前記開閉から所定時間、前記識別情報の変動開始を強制的に禁止する、強制変動開始禁止手段(強制一時停止判定実行手段131)を更に有する、前記発明(1)〜(3)のいずれか一つのパチンコ遊技機である。
本発明(5)は、前記パチンコ遊技機は、前記第一の特別遊技状態及び前記第二の特別遊技状態に加え、第一の遊技状態(時間短縮遊技状態)及び第二の遊技状態(通常遊技状態)を採り得るものであり、
前記開閉抽選手段(第二大入賞口開閉抽選手段122c)は、前記第一の遊技状態(時間短縮遊技状態)の場合には、前記第二の遊技状態(通常遊技状態)の場合と比較して高確率で当選するような開閉抽選を行う、前記発明(1)〜(4)のいずれか一つのパチンコ遊技機である。
本発明(6)は、前記第一の遊技状態(時間短縮遊技状態)は、前記第一の特別遊技状態後に移行する時間短縮遊技状態である、前記発明(5)のパチンコ遊技機である。
本発明(7)は、前記一時停止指示手段(一時停止ボタン11)は、前記第一の遊技状態(時間短縮遊技状態)で有効である、前記発明(5)又は(6)のパチンコ遊技機である。
本発明(1)によれば、従来の第一種パチンコ遊技機と従来の第二種パチンコ遊技機との複合機という、従来の単独のパチンコ遊技機と比較して、より頻繁に特別遊技が発生する可能性があるパチンコ遊技機において、特に、識別情報の変動に遊技者が遊技の一時停止を希望する場合には、遊技者の指示に基づき、当該識別情報の変動が一時停止するので、従来機種のように、当該識別情報の変動及び保留情報の変動終了まで待たなくとも、休憩をとることが可能となる。
本発明(2)によれば、上記発明(1)の効果に加えて、遊技者の指示に基づき、一時停止させた識別情報の変動が再開されるので、所定時間経過しなくても遊技を再開でき、時間の無駄を防止することが可能になる。
本発明(3)によれば、上記発明(1)及び上記発明(2)の効果に加えて、第二の可変入賞口の開閉から所定時間、識別情報の変動が強制的に一時停止されるので、第二の特別遊技に移行するかの確認等に集中することが可能になる。
本発明(4)によれば、上記発明(1)〜(3)の効果に加えて、第二の可変入賞口の開閉から所定時間、識別情報の変動開始が強制的に禁止されるので、第二の特別遊技に移行するかの確認等に集中することが可能になる。
本発明(5)によれば、上記発明(1)〜(4)の効果に加えて、第二の可変入賞口の開閉抽選を、第一の遊技状態と第二の遊技状態とで異なった確率で行うので、第一の遊技状態時と第二の遊技状態時では、第二の特別遊技の移行の確率も変わり、遊技内容に興趣性を与えることが可能となる。
本発明(6)によれば、上記発明(5)の効果に加え、第二の可変入賞口の開閉抽選を、第一の特別遊技状態後に移行する時間短縮遊技状態時に高確率で行うので、遊技者は、第一の特別遊技終了後、時間短縮遊技という有利な状態に加え、第二の特別遊技に移行し易いという別の有利な状態を獲得することができ、その結果、遊技内容に更に興趣性を付与することが可能となる。
本発明(7)によれば、上記発明(5)又は上記発明(6)の効果に加え、一時停止可能なタイミングを、第一の遊技状態の際に限定することにより、みだりに一時停止させることによるホール側の稼働率低下を防止すると共に、特に第一の特別遊技の終了後に限定することにより、当該終了直後に休憩をとることを希望する遊技者の要求を満足させることも可能になる。
以下、本発明の各用語の意義と共に、本発明の最良形態につき説明する。但し、あくまで最良の形態であり、本発明が適用可能なパチンコ遊技機、各手段が存在する場所や機能等、各種処理に関しての各ステップの順序、フラグのオン・オフのタイミング、各ステップの処理を担う手段名等につき、以下の態様に限定されるものではない。
まず、請求項1における「第一の特別遊技」とは、例えば、従来の第一種パチンコ遊技機における特別遊技を挙げることができ、識別情報表示手段上で識別情報が特定の態様となった場合に、可変入賞口が、打球が入賞し難い閉状態をなす第二の状態から打球が入賞し易い開状態をなす第一の状態に変化する遊技をいい、例えば、所定個数の入賞があるまで又は所定時間が経過するまで開放しつづけるという動作を所定回数繰り返すような遊技内容をいう。「第二の特別遊技」とは、例えば、従来の第二種パチンコ遊技機における特別遊技を挙げることができ、可変入賞口内の特定領域に打球が入賞したことを契機として行われる、可変入賞口が、打球が入賞し難い閉状態をなす第二の状態から打球が入賞し易い開状態をなす第一の状態に変化する遊技をいい、例えば、所定数の入賞があるまで又は所定回数の開閉動作が行われるまで(若しくは所定時間経過まで)開閉を行うという動作を所定回数繰り返すような遊技内容をいう。「開状態」とは、可変入賞口が開放している状態をいい、「閉状態」とは、可変入賞口が閉鎖している状態のみならず、前記の開状態と比較して入賞し難い状態をいう。尚、「第一の可変入賞口」、「第二の可変入賞口」及び「第三の可変入賞口」は、これらの複数が同一でもすべてが別々であってもよい。例えば、以下の最良形態においては、第一の可変入賞口と第三の可変入賞口が同一である。「識別情報」とは、例えば、特別図柄と称されるものを挙げることができ、遊技者が視覚的に識別可能な一切の表示情報を指し、例えば、液晶による図柄(数字やキャラクタ等)やLED等のランプ(7セグやドット)を挙げることができる。「入賞し易い第一の状態」とは、例えば、可変入賞口の開放状態を指し、「入賞し難い第二の状態」とは、例えば、可変入賞口の閉鎖状態を指す。「識別情報を所定時間変動」の「所定時間」とは、特に限定されず、選択された変動内容により変わるものである。「特定の態様」とは、例えば、当たり図柄をいう。「所定時間一時停止させる」の「所定時間」とは、特に限定されず、常に一定であっても(例えば5分)、遊技者が適宜選択できる(例えば1分、3分、5分)ような形であってもよい。「一時停止」とは、例えば、一時停止指示又は強制一時停止指示があった時点での識別情報の変動状態を、一時停止解除指示又は強制一時停止解除指示があるまで維持することをいう。尚、当該識別情報の変動を一時停止させても、又は、当該識別情報の変動を延長するような形を採ってもよい。「入賞」とは、必ずしも賞球を伴うことを意味せず、対象物(例えば、振分装置、各種入賞口、通過口)内に入った場合に何らかの利益を生む可能性があることを示す概念である。請求項3及び請求項4における「所定時間」とは、例えば、第二の可変入賞口に遊技球が入賞しないことが確認されるまで、第二の可変入賞口に遊技球が入賞したことが確認され、かつ、当該遊技球が通常領域に流入したことが確認されるまで、及び、第二の特別遊技が終了するまで、を挙げることができる。請求項5における「第一の遊技状態」及び「第二の遊技状態」とは、第一の特別遊技状態及び第二の特別遊技状態以外の遊技状態をいい、例えば、第一の遊技状態は、時間短縮遊技状態であり、第二の遊技状態は、通常遊技状態をいう。
以下、本発明を実施するための最良の形態につき説明する。図1を参照しながら、本最良形態に係るパチンコ遊技機の外観構成につき説明する。まず、図1に、本パチンコ遊技機の正面図を示す。遊技盤1は、前枠に形成された収容枠に保持されており、当該前枠は、外枠に対して回動可能に固定されている構成を採っている。該遊技盤1には、内レール及び外レールにより区画された遊技領域が形成されており、この遊技領域に、遊技者に対してメッセージを告知するメッセージ表示部4−1及び特別図柄の表示を行う特別図柄表示部4−2を有する画像表示装置4、第一の特別遊技と関連した、打球の流入を検知可能なセンサが取り付けられている第一始動口5、第二の特別遊技と関連した、打球の流入を検知可能なセンサが取り付けられている第二始動口6、第一の特別遊技と第二の特別遊技中に所定条件下で開放又は開閉を行う第一大入賞口7、第二の特別遊技移行契機となる開閉動作を行う第二大入賞口8、遊技効果ランプとしてのサイドランプ10、いずれの入賞口にも入賞しなかった打球を遊技領域外に排出するためのアウト口9が設けられている。尚、図からも理解できるように、第二大入賞口8と画像表示装置4とは一体化しているが、相互の動作に影響を与えないように設計されている。
図2は、該パチンコ遊技機の背面であり、主制御装置(メイン基盤)100、表示制御装置(サブ基盤180、賞球払出機構50(賞球タンク51、賞球レール53、賞球払出装置55)、賞球制御装置170などが、前枠裏面(遊技側と反対側)に設けられている。
次に、図3のブロック図を参照しながら、本最良形態に係る各構成要素につき説明する。主制御装置100は、第一種特別遊技の移行条件を満足している場合に第一特別遊技実行フラグを発生させ、満足しなくなった場合に前記フラグを消滅させる第一種特別遊技判定実行手段110と、第二種特別遊技の移行条件を満足している場合に第二特別遊技実行フラグを発生させ、満足しなくなった場合に前記フラグを消滅させる第二種特別遊技判定実行手段120と、第一種の遊技と関連した特別図柄の変動時間を管理する変動時間管理手段130と、第一種の遊技と関連した特別図柄に関する停止図柄や変動態様についての情報等を表示制御装置180側に送信する表示内容情報送信手段140と、各種入賞口への遊技球の入賞に基づき所定の賞球を賞球払出装置170が行うように制御する賞球払出制御手段150とを有している。以下、各要素につき更に詳述する。
第一種特別遊技判定実行手段110は、第一始動口5へ遊技球が入賞したか否かを判定する第一始動口入賞判定手段111と、前記入賞に基づき第一特別遊技実行フラグを発生させるか否かを判定する第一当たり判定手段112と、前記フラグを受けて第一大入賞口7を駆動して第一特別遊技を実行する第一特別遊技制御手段113と、第一種の遊技と関連した特別図柄に関する停止図柄や変動態様を決定する特別図柄表示内容決定手段114と、第一始動口5への遊技球の入賞に基づく図柄変動の条件を満足していない場合に、所定数(例えば4個)を上限として当該入賞に基づく図柄変動の条件を満足するまで、一時的に保留制御する保留情報制御手段115とを有している。以下、各要素につき更に詳述する。
まず、第一当たり判定手段112は、第一始動口5への遊技球の入賞に基づき、乱数取得条件を満足しているときに当たり乱数を取得する当たり乱数取得手段112aと、取得した当たり乱数が当たりであるか否かを判定するために用いる当たり判定テーブル112bと、当たりと判定された場合に第一特別遊技実行フラグをオンにし、第一特別遊技が終了した場合に第一特別遊技実行フラグをオフにする第一特別遊技実行フラグ制御手段112cとを有している。
次に、特別図柄表示内容決定手段114は、特別図柄の変動態様、即ち、特別図柄の変動が開始してから変動が終了するまでの内容や時間を決定する変動態様決定手段114aと、変動終了後の停止図柄を決定するための停止図柄決定手段114bとを有している。変動態様決定手段114は、更に、第一始動口5への遊技球の入賞に基づき、乱数取得条件を満足しているときに変動態様決定乱数を取得する変動態様決定乱数取得手段114aと、取得した変動態様決定乱数に基づき変動態様を決定するために用いる変動態様決定テーブル114aとを有している。
更に、保留情報制御手段115は、当該保留に係る変動開始条件を満足するまで保留情報を記録するための保留情報記録手段115bを有している。
次に、第二種特別遊技判定実行手段120は、第二始動口6へ遊技球が入賞したか否かを判定する第二始動口入賞判定手段121と、前記入賞に基づき第二特別遊技実行フラグを発生させるか否かを判定する第二当たり判定手段122と、前記フラグを受けて第一大入賞口7を駆動して第二特別遊技を実行する第二特別遊技制御手段123とを有している。以下、各要素につき更に詳述する。
まず、第二当たり判定手段122は、現在の遊技状況、即ち、通常遊技中・特別遊技中・時短遊技中か否かを確認し、更には現在どのようなフラグがオンであるかを確認する遊技状況確認手段122aと、第二始動口6への遊技球の入賞に基づき、乱数取得条件を満足しているときに開閉抽選乱数を取得する開閉抽選乱数取得手段122bと、前記取得した乱数に基づき、第二特別遊技移行契機となる第二大入賞口8を開閉するか否かの決定を行う第二大入賞口開閉抽選手段122cと、前記開閉を行う場合、第一特別遊技に関連した特別図柄の変動を強制的に一時停止させるための強制一時停止フラグのオン・オフを制御する強制一時停止フラグ制御手段122dと、前記開閉を行う場合、第一特別遊技に関連した特別図柄の変動開始を禁止するための図柄変動開始禁止フラグのオン・オフを制御する図柄変動開始禁止フラグ制御手段122eと、前記開閉抽選で当選した場合に第二大入賞口8を所定回数(例えば1回又は2回)開閉するよう制御する第二大入賞口開閉制御手段122fと、第二大入賞口8内の特定領域8bを遊技球が通過した場合に第二特別遊技実行フラグをオンにし、第二特別遊技が終了した場合に第二特別遊技実行フラグをオフにする第二特別遊技実行フラグ制御手段122gとを有している。
ここで、第二大入賞口開閉抽選手段122cは、更に、通常時に参照される通常時抽選テーブル122cと、時短時に参照される時短時抽選テーブル122cとを有している。例えば、通常時は、60000分の1で抽選を行い、時短時は、1.003分の1で抽選を行う。尚、開閉に際しては、例えば、抽選確率だけでなく、羽の開放時間も、通常時は0.1秒と短く設定し、時短時は1.8秒と長く設定する。
変動時間管理手段130は、第一特別遊技に係る特別図柄の変動を強制的に一時停止させるか否かを判定し実行する、具体的には、特別図柄変動中に第二大入賞口8を開閉させる際には、前記変動を強制的に一時停止させる強制一時停止判定実行手段131と、強制的に一時停止した特別図柄の変動を解除するか否かを判定し実行する、具体的には所定のタイミング(例えば、第二大入賞口8の開閉の際に、遊技球の入賞が無かったことが確認された場合)で一時停止を解除する強制一時停止解除判定実行手段132と、第一特別遊技に係る特別図柄の変動を一時停止させるか否かを判定し実行する、具体的には、所定タイミングで遊技者が一時停止を希望した場合に前記変動を一時停止させる一時停止判定実行手段133と、一時停止した特別図柄の変動を解除するか否かを判定し実行する、具体的には遊技者が一時停止解除を希望した場合に一時停止を解除する一時停止解除判定実行手段134と、強制一時停止・一時停止の際に、強制一時停止フラグ・一時停止フラグをオンにし、これらの解除の際に、強制一時停止フラグ・一時停止フラグをオフにする一時停止フラグ制御手段135と、第一特別遊技に係る特別図柄の変動時間を管理するタイマ136とを有している。
次に、主制御装置100の周辺機器につき詳述する。まず、第一大入賞口7は、第一大入賞口ソレノイド7a及び第一入賞検出装置7bとを有している。当該ソレノイド7aの駆動により、第一特別遊技及び第二特別遊技の際の開放及び開閉動作を行い、当該検出装置7bにより、特別遊技中の遊技球の入賞個数がカウント可能となる。尚、本最良形態においては、第一特別遊技中、第一大入賞口7は、一ラウンド当たり、遊技球が所定数(例えば10個)又は所定時間(例えば30秒)経過まで開放し続けるものとし、当該ラウンドを所定回数(例えば15回)繰り返し、また、第二特別遊技中、第一大入賞口7は、一ラウンド当たり、遊技球が所定数(例えば10個)又は所定回数(例えば18回)経過まで開閉し続ける。次に、第二大入賞口8は、第二大入賞口ソレノイド8a及び第二入賞検出装置8bとを有している。ここで、第二入賞検出装置8bは、特定領域(いわゆる「Vゾーン」と称される当たり領域)の入賞を検出する特定領域入賞検出装置8bと、通常領域(外れ領域)の入賞を検出する通常領域入賞検出装置8bとを有している。当該ソレノイド8aの駆動により、第二特別遊技移行の契機となる開閉動作を行い、当該検出装置8bにより、当該開閉動作に基づき入賞した遊技球が、当たりか外れかの判定が可能となる。次に、第一始動口5は、第一特別遊技移行と関係した始動口であり、当該始動口に入賞した場合、検出信号が主制御装置100側に送信される。第二始動口6は、第二特別遊技移行と関係した始動口であり、当該始動口に入賞した場合、検出信号が主制御装置100側に送信される。賞球払出装置170は、主制御装置100の賞球払出制御手段150からの指令に基づき、所定個数の賞球を払い出すものである。各種遊技効果ランプ(サイドランプ10)は、例えば、特別図柄が変動している際に点滅したり、いわゆるリーチアションの際に激しく点滅したり、賞球払出の際に一時的に点灯する等、演出効果を高めることを含め遊技全体の効果を高めるためのランプである。表示制御装置180は、主制御装置100からの表示内容情報(例えば、特別図柄変動に関する変動態様や停止図柄)を受信するための表示内容情報受信手段181と、主制御装置100からの前記表示内容情報に基づき画像表示装置4上での特別図柄の表示内容を制御する特別図柄表示制御手段182とを有している。ここで、特別図柄表示制御手段182は、変動態様に関する画像データが記録されている変動内容記録手段182aと、主制御装置100側からの指令に基づき、画像表示装置4上で行われている変動態様の一時停止・一時停止解除を行う一時停止制御手段182bとを有している。画像表示装置4は、「休憩タイムをとる場合には10秒以内に一時停止ボタンを押してください」とか「休憩タイム、あと30秒」といったメッセージを表示するメッセージ表示部4−1と、特別図柄の変動及び確定図柄を表示する特別図柄表示部4−2と有している。一時停止ボタン11は、遊技者により押圧可能に構成されたボタンであり、当該ボタンを押すことにより、押圧検出信号が発生し、当該信号が主制御装置100側に送信される。同様に、一時停止解除ボタン12も、遊技者により押圧可能に構成されたボタンであり、当該ボタンを押すことにより、押圧検出信号が発生し、当該信号が主制御装置100側に送信される。尚、本最良形態においては、一時停止ボタン11と一時停止解除ボタン12を別々のものとしたが、一つのボタンで両方の機能を持たせてもよい(例えば、一時停止状態でボタンを押すと、一時停止が解除されるとか、一回押すと一時停止となり、二回押すと一時停止解除になる等)。
次に、本最良形態に係る処理の内、主制御装置100側で行う処理の流れの一例を図4〜図11のフローチャートを参照しながら説明する。まず、図4は、主制御装置100が行う一般的な処理の流れを示したメインフローチャートである。図4に示すように、主制御装置100は、第1種特別遊技決定用乱数取得処理300、第1種特別遊技移行決定処理400、第2種特別遊技移行決定処理500、図柄変動一時停止処理600、一時停止強制解除処理700、第一種特別遊技実行処理800、第二種特別遊技実行処理900、賞球払出処理1000の各処理をループして行っている。そして、各処理の条件が成立した際、当該処理を行うこととし、当該条件が不成立の場合には当該処理をスキップしている。各処理の概要を説明する(以下で詳述されている処理を除く)と、賞球払出処理1000は、すべての入賞口(始動口、大入賞口等)への入賞を受け、賞球払出制御手段150が、賞球払出装置180を駆動して行う、所定個数の賞球払出処理である。
次に、図5を参照しながら、本最良形態に係る第1種特別遊技決定用乱数取得処理300につき説明する。まず、ステップ302で、第一始動口入賞判定手段111が、第一始動口5に入賞したか否かを判定する。ステップ302でYesの場合、ステップ304で、第一種特別遊技判定実行手段110は、保留情報記録手段115bを参照し、保留球が上限(例えば4個)でないか否かを判定する。ステップ304でYesの場合、ステップ306で、当たり乱数取得手段112aが当たり乱数を取得し、また、変動態様決定乱数取得手段114aが変動態様決定乱数を取得し、次の処理(第1種特別遊技移行決定処理400)に移行する。尚、ステップ302及び304でNoの場合も、次の処理(第1種特別遊技移行決定処理400)に移行する。
次に、図6を参照しながら、本最良形態に係る第1種特別遊技移行決定処理400につき説明する。まず、ステップ402で、第一種特別遊技判定実行手段110は、図柄変動開始禁止フラグがオフであるか否かを判定する。ここで、図柄変動開始禁止フラグは、後述の第二種特別遊技移行決定処理500のステップ516で発生するものである。図柄変動開始禁止フラグがオンであるということは、特別図柄非変動中に、第二大入賞口8の開閉が行われている状況か、当該開閉に基づき入賞した球が、第二大入賞口8内のいずれの領域(特定領域及び通常領域)でも検知されていない状況か、又は、第2種特別遊技実行フラグがオンである状況であり、これらのいずれかに該当する場合には、当該状況が解消されるまで第1種特別遊技移行決定処理を行わない主旨である。ステップ402でYesの場合、ステップ404で、第一種特別遊技判定実行手段110は、更に他の変動開始条件(例えば、当該保留球の直前の保留球に係る図柄変動が既に終了しているとか、特別遊技中でないか等)が成立しているか否かを判定する。ステップ404でYesの場合、ステップ406で、第一当たり判定手段112及び特別図柄表示内容決定手段114が、当該保留球に係る当たり乱数を当たり判定テーブル112bを参照して当たりか否かを判定すると共に、当該保留球に係る変動態様決定乱数を変動態様決定テーブル114aを参照して変動態様と停止図柄を決定する。次に、ステップ408で、表示内容情報送信手段140が、決定した前記停止図柄と変動態様に関する情報を表示制御装置180側に送信する。その情報送信を受け、画像表示装置4側で図柄変動を開始することになる。そして、ステップ410で、変動時間管理手段130は、前記決定された変動態様に基づきタイマ136に時間をセットする。
次に、ステップ412で、強制一時停止判定実行手段131が、強制一時停止フラグがオンであるか否かを判定する。ここで、強制一時停止フラグは、後述の第二種特別遊技移行決定処理500のステップ514で発生するものである。強制一時停止フラグがオンであるということは、特別図柄変動中に、第二大入賞口8の開閉が行われている状況か、当該開閉に基づき入賞した球が、第二大入賞口8内のいずれの入賞口でも検知されていない状況か、又は、第2種特別遊技実行フラグがオンである状況であり、これらのいずれかに該当する場合には、当該状況が解消されるまで特別図柄変動を一時停止する主旨である。次に、ステップ412でYesの場合、ステップ414で、強制一時停止判定実行手段131は、タイマ136を一時停止すると共に、ステップ416で、表示内容情報送信手段140は、表示制御装置180側に図柄変動の一時停止信号を送信する。
次に、ステップ412でNoの場合、即ち、強制一時停止フラグがオフである場合、ステップ418で、強制一時停止解除判定実行手段132は、タイマ136が一時停止状態であるか否かを判定する。そして、ステップ418でYesの場合、ステップ420で、強制一時停止解除判定実行手段132は、タイマ136を再スタートすると共に、ステップ422で、表示内容情報送信手段140は、表示制御装置180側に図柄変動の再開信号を送信する。これを受け、画像表示装置4上では、一時停止した(ある時点での変動状態が維持され続けていた)図柄変動が、一時停止した箇所から再び変動を開始することとなる。
次に、ステップ424で、変動時間管理手段130は、ステップ410でセットした所定時間が未到達であるか否かを判定する。ステップ424でYesの場合、後述の図柄変動一時停止処理600と一時停止強制解除処理700に移行する。他方、ステップ424でNoの場合、即ち、所定時間に到達した場合、ステップ426で、表示内容情報送信手段140は、確定停止図柄情報を表示制御装置4側に送信する。そして、ステップ428で、第一当たり判定手段112は、停止図柄が当たりであるか否かを判定し、ステップ428でYesの場合には、ステップ430で、第一種特別遊技実行フラグ制御手段112cは、第一種特別遊技実行フラグをオンにし、次の処理(第二種特別遊技移行決定処理500)に移行する。尚、ステップ402でNoの場合、ステップ404でNoの場合、ステップ428でNoの場合には、次の処理(第二種特別遊技移行決定処理500)に移行し、ステップ418でNoの場合には、ステップ424に移行する。
次に、図7を参照しながら、本最良形態に係る第二種特別遊技移行決定処理500につき説明する。まず、ステップ502で、第二始動口入賞判定手段121は、第二始動口6に入賞したか否かを判定する。ステップ502でYesの場合、ステップ504で、遊技状況確認手段122aが、第二大入賞口開閉抽選を高確率で行う「現在時短遊技中」であるか否かを判定する。ステップ504でYesの場合、ステップ506で、第二大入賞口開閉抽選手段122cは、時短時抽選テーブル122cを参照し、前記第二始動口入賞に基づき取得された乱数が当選しているか否かを判定する。そして、ステップ506でYesの場合、ステップ512に移行する。他方、ステップ504でNoの場合、ステップ508で、遊技状況確認手段122aが、第二大入賞口開閉抽選を低確率で行う「通常遊技中」であるか否か、即ち、特別遊技状態でないか否かを判定する。ステップ508でYesの場合、ステップ510で、第二大入賞口開閉抽選手段122cは、通常時抽選テーブル122cを参照し、前記第二始動口入賞に基づき取得された乱数が当選しているか否かを判定する。そして、ステップ510でYesの場合、ステップ512に移行する。尚、ステップ502、ステップ506、ステップ508及びステップ510でNoの場合には、次の処理(第一種特別遊技実行処理800)に移行する。
次に、ステップ512で、遊技状況確認手段122aが、第一種特別遊技と関係する「特別図柄変動中」であるかを判定する。そして、ステップ512でYesの場合には、ステップ514で、強制一時停止フラグ制御手段122dが、強制一時停止フラグをオンにする。これにより、第二種特別遊技移行に関連した一連の動作(第二大入賞口8の開閉動作中、第二大入賞口8への入賞球がいずれかの領域で検知されるまで、又は、第二種特別遊技の実行中)中、第一種特別遊技に関連した図柄変動が一時停止することになる。他方、ステップ512でNoの場合には、ステップ516で、図柄変動開始禁止フラグ制御手段122eが、図柄変動開始禁止フラグをオンにする。これにより、第二種特別遊技移行に関連した前記一連の動作中、第一種特別遊技に関連した図柄変動が開始しないことになる。次に、ステップ518で、第二大入賞口開閉制御手段122fは、第二大入賞口8を所定回数(例えば1回又は2回)開閉する。そして、ステップ520で、第二当たり判定手段122は、前記開閉動作に基づき第二大入賞口8内に遊技球が入賞したか否かを判定する。ステップ520でYesの場合、ステップ522で、第二当たり判定手段122は、当該遊技球が特定領域8bを通過したか否かを判定する。ステップ522でYesの場合、ステップ524で、第二当たり判定手段122は、第二特別遊技実行フラグをオンにし、次の処理(第一種特別遊技実行処理800)に移行する。他方、ステップ520又はステップ522でNoの場合、ステップ526で、遊技状況確認手段122aが、強制一時停止フラグがオンの状態であるか否かを確認する。そして、ステップ526でYesの場合には、ステップ528で、強制一時停止フラグ制御手段122dが、強制一時停止フラグをオフにし、他方、ステップ526でNoの場合には、ステップ530で、図柄変動開始禁止フラグ制御手段122eが、図柄変動開始禁止フラグをオフにし、次の処理(第一種特別遊技実行処理800)に移行する。
次に、図8を参照しながら、本最良形態に係る図柄変動一時停止処理600につき説明する。まず、ステップ602で、一時停止判定実行手段133は、一時停止ボタン11の有効時間中(例えば、特別遊技終了後の最初の保留球に係る変動開始から所定時間)であるか否かを判定する。ステップ602でYesの場合、一時停止判定実行手段133は、一時停止ボタン11からの入力信号があったか否かを判定する。ステップ604でYesの場合、ステップ606で、一時停止フラグ制御手段135は、一時停止フラグをオンにする。次に、ステップ608で、表示内容情報送信手段140は、表示制御装置180側に図柄変動の一時停止信号を送信する。この信号を受け、画像表示装置4上では、図柄変動が現状よりも先の段階に進まないように、現状の変動状態を維持するような変動内容とすることとなる(実質的に一時停止状態)。次に、ステップ610で、変動時間管理手段130は、変動開始から終了までの残り時間tに5分を足した時間をタイマ136に再設定する。これにより、当該変動時間が5分間延長されることとなる。次に、ステップ612で、変動時間管理手段130は、タイマがt以下になったか否か、即ち、延長した5分間が経過したか否かを判定する。ステップ612でYesの場合、一時停止フラグ制御手段135は、一時停止フラグをオフにする、次に、ステップ616で、表示内容情報送信手段140は、表示制御装置180側に図柄変動の再開信号を送信し、次の処理(一時停止強制解除処理700)に移行する。尚、ステップ602、ステップ604及びステップ612でNoの場合も、次の処理(一時停止強制解除処理700)に移行する。
次に、図9を参照しながら、本最良形態に係る一時停止強制解除処理700につき説明する。まず、ステップ702で、一時停止解除判定実行手段134が、一時停止フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ702でYesの場合、ステップ704で、一時停止解除判定実行手段134は、一時停止解除ボタン12からの入力信号があったか否かを判定する。ステップ704でYesの場合、ステップ706で、変動時間管理手段130は、タイマ136に所定時間としてtを再設定する。即ち、延長した5分間のうちで未経過時間分を減じる。これにより、一時停止が実質的に解除されることになる。次に、ステップ708で、一時停止フラグ制御手段135は、一時停止フラグをオフにする。次に、ステップ710で、表示制御装置180側に図柄変動の再開信号を送信し、次の処理(第一種特別遊技移行決定処理800)に移行する。尚、ステップ702及びステップ704でNoの場合にも、次の処理(第一種特別遊技移行決定処理800)に移行する。
次に、図10を参照しながら、本最良形態に係る第一種特別遊技実行処理800につき説明する。まず、ステップ802で、第一特別遊技制御手段113は、第一種特別遊技実行フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ802でYesの場合、ステップ804で、第一特別遊技制御手段113は、第一大入賞口ソレノイド7aを駆動して第一大入賞口7を開放する。次に、ステップ806で、第一特別遊技制御手段113は、第一大入賞口7に所定数(例えば10球)入賞したか否かを判定する。ステップ806でYesの場合には、ステップ810に移行する。他方、ステップ806でNoの場合には、ステップ808に移行し、第一特別遊技制御手段113は、所定時間(例えば30秒)経過したか否かを判定する。ステップ808でYesの場合には、ステップ810に移行する。次に、ステップ810で、第一特別遊技制御手段113は、大入賞口ソレノイド7aを駆動を停止して第一大入賞口7を閉鎖して当該ラウンドを終了する。次に、ステップ812で、第一特別遊技制御手段113は、所定のラウンド数(例えば15R)を終了したか否かを判定する。ステップ812でYesの場合には、ステップ814で、第一特別遊技実行フラグ制御手段112cは、第一種特別遊技実行フラグをオフにして、次の処理(第二種特別遊技実行処理900)に移行する。尚、ステップ802、ステップ808及びステップ812でNoの場合にも、次の処理(第二種特別遊技実行処理900)に移行する。
次に、図11を参照しながら、本最良形態に係る第二種特別遊技実行処理900につき説明する。まず、ステップ902で、第二特別遊技制御手段123は、第二種特別遊技実行フラグがオンであるか否かを判定する。次に、ステップ902でYesの場合、ステップ904で、第二特別遊技制御手段123は、第一大入賞口ソレノイド7aを駆動して第一大入賞口7を開閉する。次に、ステップ906で、第二特別遊技制御手段123は、第一大入賞口7に所定数(例えば10球)入賞したか否かを判定する。ステップ906でYesの場合には、ステップ910に移行する。他方、ステップ906でNoの場合には、ステップ908に移行し、第二特別遊技制御手段123は、所定回数(例えば18回)開閉動作を行ったか否かを判定する。ステップ908でYesの場合には、ステップ910に移行する。次に、ステップ910で、第二特別遊技制御手段123は、第一大入賞口ソレノイド7aを駆動を停止して第一大入賞口7を閉鎖して当該ラウンドを終了する。次に、ステップ912で、第二特別遊技制御手段123は、所定のラウンド数(例えば15R)を終了したか否かを判定する。ステップ912でYesの場合には、ステップ914で、第二特別遊技実行フラグ制御手段122gは、第二種特別遊技実行フラグをオフにする。次に、ステップ916で、遊技状況確認手段122aは、強制一時停止フラグがオンの状態であるか否かを確認する。そして、ステップ916でYesの場合には、ステップ918で、強制一時停止フラグ制御手段122dが、強制一時停止フラグをオフにし、他方、ステップ916でNoの場合には、ステップ920で、図柄変動開始禁止フラグ制御手段122eが、図柄変動開始禁止フラグをオフにし、次の処理(賞球払出処理1000)に移行する。尚、ステップ902、ステップ908及びステップ912でNoの場合にも、次の処理(賞球払出処理1000)に移行する。
次に、図12を参照しながら、表示制御装置180(サブ)側で行う、本最良形態に係る画像表示処理1100につき説明する。まず、ステップ1102で、特別図柄表示制御手段182が、主制御装置100側から停止図柄と変動態様に関する情報を受信したか否かを判定する。ステップ1102でYesの場合、ステップ1104で、特別図柄表示制御手段182は、受信した情報に対応する変動態様を、変動内容テーブル182aを参照することにより決定し、画像表示装置4上で当該変動態様の演出を開始する。次に、ステップ1106で、一時停止制御手段182bは、主制御装置100側から当該変動態様の演出中に、図柄変動一時停止情報信号を受信したか否かを判定する。ステップ1106でYesの場合、ステップ1108で、一時停止制御手段182bは、画像表示装置4上で現在行われている特別図柄の変動が、現状よりも先の段階に進まないように、現状の変動状態を維持するような変動内容とする(実質的に一時停止状態)。次に、ステップ1110で、一時停止制御手段182bは、主制御装置100側から図柄変動再開信号を受信したか否かを判定する。ステップ1110でYesの場合、ステップ1112で、一時停止制御手段182bは、一時停止した特別図柄の変動を再開する。次に、ステップ1114で、特別図柄表示制御手段182bは、主制御装置100側から確定停止図柄情報を受信したか否かを判定する。ステップ1114でYesの場合、特別図柄表示制御手段182は、画像表示装置4上で、当該確定停止図柄を表示する。尚、ステップ1102、ステップ1110及びステップ1114でNoの場合、次の処理に移行する。また、ステップ1116でNoの場合には、ステップ1114に移行する。
次に、図13〜図15のタイミングチャートを参照しながら、本最良形態の作用につき説明する。まず、図13のタイミングチャートは、遊技者が一時停止ボタンを操作したときになされる、図柄変動の「一時停止」を示したものである。第一段の「第一遊技状態」は、第一種特別遊技(第一特別遊技)に関連したものであり、上段が特別遊技状態、中段が時短遊技状態、下段が通常遊技状態を示している。次に、第二段の「第二遊技状態」は、第二種特別遊技(第二特別遊技)に関連したものであり、上段が特別遊技状態、下段が通常遊技状態を示している。次に、第三段及び第四段の「第一始動口」及び「第二始動口」は、夫々、第一始動口及び第二始動口入賞の有無を示している。次に、第五段の「第一のパターン」とは、休憩タイム中に一時停止ボタンが押され、その後一時停止解除ボタンが押されていない場合の図柄変動時間を示している。他方、第六段の「第二のパターン」とは、休憩タイム中に一時停止ボタンが押され、その後一時停止解除ボタンが押された場合の図柄変動時間を示している。次に、「図柄変動1」は、第一のパターン、即ち、一時停止ボタンが押され一時停止解除ボタンが押されていない場合の図柄変動時間を示している。次に、「図柄変動2」は、第二のパターン、即ち、一時停止ボタンが押され一時停止解除ボタンも押された場合の図柄変動時間を示している。最下欄の「第二大入賞口開閉」は、第二大入賞口が開閉したか否かを示している。
まず、第一のパターンにつき説明する。第一特別遊技に関して「通常遊技状態」である場合に、第一始動口5に入賞(a)すると図柄変動(c)をする。当該図柄変動の際、一時停止ボタン11が押されたが、所定のタイミング(休憩タイム中)に押された訳でないので、当該操作によって図柄変動は一時停止しない。また、当該図柄変動中に、第二始動口6にも入賞したが、第二大入賞口開閉抽選に外れたため、第二大入賞口8は開閉せず、併せて図柄変動も一時停止しない。次に、図柄変動(c)が終了し(外れ)、再度、第一始動口5に入賞(a)し、図柄変動(c)を始める。そして、当該変動後停止した特別図柄が当たりであったため、第一特別遊技が開始する。当該特別遊技の間、第一始動口5に5個の入賞があり、保留上限である4個まで、即ち、a〜aまで保留される。また、第二始動口6にも入賞した(b)が、特別遊技中は開閉抽選を行わないので、当該入賞に基づく第二大入賞口8の開閉は行わない。
次に、特別遊技終了後、最初の図柄変動(c)から所定時間が「休憩タイム」であり、当該時間中に一時停止ボタン11を押すと、所定時間(例えば5分)図柄変動が一時停止する(当該押した時における図柄変動状態が維持される)。第一のパターンにおいては、最初の図柄変動(c)からt秒後に一時停止ボタン11が押されたので、当該図柄変動(c)の時間が延長される。具体的には、当該図柄変動(c)の元々の変動時間(t+t)にtが加算される。そして、一時停止ボタン11を押してからt秒後に、当該図柄変動の一時停止は解除され、残り時間tで残りの演出を行う。
次に、第二のパターンにつき説明する。まず、第一特別遊技に関して「通常遊技状態」である場合に、第一始動口5に入賞(a)すると図柄変動(c)をする。当該図柄変動の際、一時停止ボタン11が押されたが、所定のタイミング(休憩タイム中)に押された訳でないので、当該操作によって図柄変動は一時停止しない。また、一時停止解除ボタン12も押されたが、一時停止状態にはないので、当該操作によって図柄変動は影響を受けない。また、当該図柄変動中に、第二始動口6にも入賞したが、第二大入賞口開閉抽選に外れたため、第二大入賞口8は開閉せず、併せて図柄変動も一時停止しない。次に、図柄変動(c)が終了し(外れ)、再度、第一始動口5に入賞(a)し、図柄変動(c)を始める。そして、当該変動後停止した特別図柄が当たりであったため、第一特別遊技が開始する。当該特別遊技の間、第一始動口5に5個の入賞があり、保留上限である4個まで、即ち、a〜aまで保留される。また、第二始動口6にも入賞した(b)が、特別遊技中は開閉抽選を行わないので、当該入賞に基づく第二大入賞口8の開閉は行わない。
次に、第一のパターンと同様、最初の図柄変動(c)からt秒後に一時停止ボタン11が押されたので、当該図柄変動(c)の時間が延長される。具体的には、当該図柄変動(c)の元々の変動時間(t+t)にtが加算される。ここで、延長されたtが経過する前(t)に一時停止解除ボタン12が押されたので、ただちに一時停止が解除され、残り時間tで残りの演出を行う。
次に、図14のタイミングチャートは、図柄変動中に第二大入賞口8が開閉した際になされる、図柄変動の「強制一時停止」について示したものである。第一遊技の特別遊技状態前は図13と同様であるので、当該特別遊技後の一連の動作につき説明する。特別遊技後、最初の保留球に基づく図柄変動(c)が開始する。そして、開始後t秒後に、第二始動口6に遊技球が入賞し(b)、当該入賞に基づく第二大入賞口の開閉抽選に当選したので、第二大入賞口が開閉する(d)。これを受け、図柄変動はt秒後から強制一時停止状態となる。そして、当該開閉に基づく第二大入賞口への入賞は無かったので、図柄変動の強制一時停止は、tからt秒後(即ち、第二大入賞口の閉鎖直後)に解除され、残り時間(t)図柄変動をして停止する。次に、二つ目の保留球に基づく図柄変動(c)が開始する。そして、開始後t秒後に、第二始動口6に遊技球が入賞し(b)、当該入賞に基づく第二大入賞口の開閉抽選に当選したので、第二大入賞口が開閉する(d)。これを受け、図柄変動はt秒後から強制一時停止状態となる(当該開閉時における図柄変動状態が維持される)。そして、当該開閉に基づく第二大入賞口への入賞はあった(s)ので、当該入賞球が当たり(特定領域)又は外れ(通常領域)のいずれかで検知されるまで、強制一時停止状態を維持するものとする。その後、通常領域での検出が確認された(h)ので図柄変動の強制一時停止は、tからt秒後(即ち、通常領域での検出が確認された直後)に解除され、残り時間(t)図柄変動をして停止する。次に、三つ目の保留球に基づく図柄変動(c)が開始する。そして、開始後t秒後に、第二始動口6に遊技球が入賞し(b)、当該入賞に基づく第二大入賞口の開閉抽選に当選したので、第二大入賞口が開閉する(d)。これを受け、図柄変動はt秒後から強制一時停止状態となる。そして、当該開閉に基づく第二大入賞口への入賞はあった(s)ので、当該入賞球が当たり(特定領域)又は外れ(通常領域)のいずれかで検知されるまで、強制一時停止状態を維持するものとする。その後、特定領域での検出が確認された(k)ので、第二特別遊技に移行し、その間、図柄変動の強制一時停止は継続する。そして、第二特別遊技終了後、即ち、一時停止状態になってからt+t秒後、強制一時停止は解除され、残り時間(t10)図柄変動をして停止する。
次に、図15のタイミングチャートは、図柄変動していないときに第二大入賞口が開閉した際の、図柄変動の「強制図柄変動開始禁止」について示したものである。第一遊技の特別遊技状態前は図13と同様であるので、当該特別遊技後の一連の動作につき説明する。特別遊技後、最初の保留球に基づく図柄変動(c)が開始する。そして、前記変動終了後、次の図柄変動が開始する直前に、第二始動口に第二始動口6に遊技球が入賞し(b)、当該入賞に基づく第二大入賞口の開閉抽選に当選したので、第二大入賞口が開閉する(d)。これを受け、次の図柄変動(c)の開始は強制的に禁止状態となる。そして、当該開閉に基づく第二大入賞口への入賞は無かったので、図柄変動の開始禁止はただちに解除され、図柄変動(c)が開始する。次に、図柄変動(c)が終了した後、次の図柄変動が開始する直前に、第二始動口に第二始動口6に遊技球が入賞し(b)、当該入賞に基づく第二大入賞口の開閉抽選に当選したので、第二大入賞口が開閉する(d)。これを受け、次の図柄変動(c)の開始は強制的に禁止状態となる。そして、当該開閉に基づく第二大入賞口への入賞はあった(s)ので、当該入賞球が当たり(特定領域)又は外れ(通常領域)のいずれかで検知されるまで、強制始動開始禁止状態を維持するものとする。その後、通常領域での検出が確認された(h)ので図柄変動の強制始動開始禁止は解除され、図柄変動(c)が開始する。次に、図柄変動(c)が終了した後、次の図柄変動が開始する直前に、第二始動口に第二始動口6に遊技球が入賞し(b)、当該入賞に基づく第二大入賞口の開閉抽選に当選したので、第二大入賞口が開閉する(d)。これを受け、次の図柄変動(c)の開始は強制的に禁止状態となる。そして、当該開閉に基づく第二大入賞口への入賞はあった(s)ので、当該入賞球が当たり(特定領域)又は外れ(通常領域)のいずれかで検知されるまで、強制始動開始禁止状態を維持するものとする。その後、特定領域での検出が確認された(k)ので、第二特別遊技に移行し、その間、図柄変動の強制始動開始禁止は継続する。そして、第二特別遊技終了後、図柄変動(c)が開始する。
本最良形態によれば、従来の第一種パチンコ遊技機と従来の第二種パチンコ遊技機との複合機という、従来の単独のパチンコ遊技機と比較して、より頻繁に特別遊技が発生する可能性があるパチンコ遊技機において、特に、特別図柄の変動に遊技者が遊技の一時停止を希望する場合には、遊技者の指示に基づき、当該特別図柄の変動が一時停止するので、従来機種のように、当該特別図柄の変動及び保留情報の変動終了まで待たなくとも、休憩をとることが可能となる。
更に、遊技者の指示に基づき、一時停止させた特別図柄の変動が再開されるので、所定時間経過しなくても遊技を再開でき、時間の無駄を防止することが可能になる。
加えて、第二の可変入賞口の開閉から所定時間、特別図柄の変動が強制的に一時停止されるので、第二の特別遊技に移行するかの確認等に集中することが可能になる。
更に、第二の可変入賞口の開閉から所定時間、特別図柄の変動開始が強制的に禁止されるので、第二の特別遊技に移行するかの確認等に集中することが可能になる。
加えて、第二の可変入賞口の開閉抽選を、第一の遊技状態と第二の遊技状態とで異なった確率で行うので、第一の遊技状態時と第二の遊技状態時では、第二の特別遊技の移行の確率も変わり、遊技内容に興趣性を与えることが可能となる。
更に、第二の可変入賞口の開閉抽選を、第一の特別遊技状態後に移行する時間短縮遊技状態時に高確率で行うので、遊技者は、第一の特別遊技終了後、時間短縮遊技という有利な状態に加え、第二の特別遊技に移行し易いという別の有利な状態を獲得することができ、その結果、遊技内容に更に興趣性を付与することが可能となる。
加えて、一時停止可能なタイミングを、第一の遊技状態の際に限定することにより、みだりに一時停止させることによるホール側の稼働率低下を防止すると共に、特に第一の特別遊技の終了後に限定することにより、当該終了直後に休憩をとることを希望する遊技者の要求を満足させることも可能になる。
図1は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。 図2は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の背面図である。 図3は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の構成ブロックである。 図4は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側での主な処理を列記したフローチャートである。 図5は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側での第1種特別遊技決定用乱数取得処理についてのフローチャートである。 図6は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側での第1種特別遊技移行決定処理についてのフローチャートである。 図7は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側での第2種特別遊技移行決定処理についてのフローチャートである。 図8は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側での図柄変動一時停止処理についてのフローチャートである。 図9は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側での一時停止強制解除処理についてのフローチャートである。 図10は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側での第1種特別遊技実行処理についてのフローチャートである。 図11は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側での第2種特別遊技実行処理についてのフローチャートである。 図12は、本最良形態に係るパチンコ遊技機のサブ側での画像表示処理についてのフローチャートである。 図13は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の一時停止ボタン及び一時停止解除ボタンを操作したときの様子を示したタイミングチャートである。 図14は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の強制一時停止及び強制一時停止解除の様子を示したタイミングチャートである。 図15は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の強制図柄変動開始禁止及びその解除の様子を示したタイミングチャートである。
符号の説明
4 画像表示装置
5 第一始動口
6 第二始動口
7 第一大入賞口
8b 特定領域入賞検出装置
11 一時停止ボタン
12 一時停止解除ボタン12
110 第一種特別遊技判定実行手段
112 第一当たり判定手段
112a 当たり乱数取得手段
113 第一特別遊技制御手段
114 特別図柄表示内容決定手段
114a 変動態様決定乱数取得手段
120 第二種特別遊技判定実行手段
122b 開閉抽選乱数取得手段
122c 第二大入賞口開閉抽選手段
122f 第二大入賞口開閉制御手段
123 第二特別遊技制御手段
131 強制一時停止判定実行手段
133 一時停止判定実行手段
180 表示制御装置

Claims (7)

  1. 遊技者にとって有利な第一の特別遊技への移行に関係する第一の入賞口と、
    前記第一の入賞口に遊技球が流入したことに基づいて、当選乱数及び演出内容決定乱数を取得する第一の乱数取得手段と、
    前記当選乱数に基づき、第一の特別遊技へ移行させるか否かを決定する第一の特別遊技移行決定手段と、
    前記当選乱数及び前記演出決定乱数に基づき、識別情報の変動内容及び確定識別情報を決定する識別情報表示内容決定手段と、
    識別情報を表示可能な識別情報表示手段と、
    決定した識別情報の前記変動内容及び前記確定識別情報に従い、識別情報を所定時間変動させた後前記確定識別情報で停止するよう制御する識別情報表示制御手段と、
    打球が入賞し易い開状態をなす第一の状態と入賞し難い閉状態をなす第二の状態に変化可能な第一の可変入賞口と、
    前記確定識別情報が特定の態様となった場合に、前記第一の可変入賞口を前記第一の状態に制御して第一の特別遊技を実行する第一の特別遊技実行手段と、
    を有する第一の特別遊技部、
    遊技者にとって有利な第二の特別遊技への移行に関係する第二の入賞口と、
    前記第二の入賞口に遊技球が流入したことに基づいて、開閉抽選乱数を取得する第二の乱数取得手段と、
    前記第一の可変入賞口と同一又は別の、打球が入賞し易い開状態をなす第一の状態と入賞し難い閉状態をなす第二の状態に変化可能な、特定領域を有する第二の可変入賞口と、
    前記開閉抽選乱数に基づいて、前記第二の可変入賞口の開閉抽選を行う開閉抽選手段と、
    前記開閉抽選に当選した場合に、前記第二の可変入賞口を開閉するよう制御する可変入賞口開閉制御手段と、
    前記開閉動作に基づき、前記第二の可変入賞口の前記特定領域に遊技球が流入した場合に、前記第一及び前記第二の可変入賞口と同一又は別の、打球が入賞し易い開状態をなす第一の状態と入賞し難い閉状態をなす第二の状態に変化可能な第三の可変入賞口を前記第一の状態に制御して第二の特別遊技を実行する第二の特別遊技実行手段と、
    を有する第二の特別遊技部、
    とを有するパチンコ遊技機であって、
    更に、遊技者により操作可能な一時停止指示手段と、
    前記一時停止指示手段の操作により、前記識別情報の変動を所定時間一時停止させる一時停止手段と、
    を有するパチンコ遊技機。
  2. 更に、遊技者により操作可能な一時停止解除指示手段を有する、請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記開閉抽選に当選して前記第二の可変入賞口を開閉させる際、前記開閉から所定時間、前記識別情報の変動を強制的に一時停止させる強制一時停止手段を更に有する、請求項1又は2記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記開閉抽選に当選して前記第二の可変入賞口を開閉させる際、前記開閉から所定時間、前記識別情報の変動開始を強制的に禁止する、強制変動開始禁止手段を更に有する、請求項1〜3のいずれか一項記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記パチンコ遊技機は、前記第一の特別遊技状態及び前記第二の特別遊技状態に加え、第一の遊技状態及び第二の遊技状態を採り得るものであり、
    前記開閉抽選手段は、前記第一の遊技状態の場合には、前記第二の遊技状態の場合と比較して高確率で当選するような開閉抽選を行う、請求項1〜4のいずれか一項記載のパチンコ遊技機。
  6. 前記第一の遊技状態は、前記第一の特別遊技状態後に移行する時間短縮遊技状態である、請求項5記載のパチンコ遊技機。
  7. 前記一時停止指示手段は、前記第一の遊技状態で有効である、請求項5又は6記載のパチンコ遊技機。
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