JP2006053629A - 電子機器、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

電子機器、制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯性、操作性、状況適応性、静粛性に優れた電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、第1の表示装置202と、第1の表示装置202に近接して配置され、接触した物体の位置情報を取得する入力装置201と、第1の表示装置202に表示するための操作機器の画像及び、入力装置201から入力される位置情報と入力装置201から位置情報が入力された際に出力する信号との対応関係が記述されたインタフェース仕様を保持するインタフェース仕様保持部701と、インタフェース仕様に従って、入力装置201から入力された位置情報を操作機器の出力信号へ変換する変換手段300とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報の入力操作、画面表示が可能な電子機器、電子機器の制御方法及び制御プログラムに関する。
従来の技術によるノートパソコンは、液晶により平面に文字・図等を表示するディスプレイ(LCD)と、並んだスイッチを押すことにより文字を入力可能なキーボードとがヒンジにより回転可能に接続された二つの板状の筐体表面に設けられる。ヒンジ角度を適宜調整して机面に置くことによりキーボードはほぼ机面に平行な面、ディスプレイ(LCD)はユーザに対面するように配置される。ユーザはキーボードによって文字を入力したり、マウスによってカーソルを操作したりする。又、キーボードと同じ筐体面には、指先で撫でることによりカーソルを移動させることができるタッチパッドと呼ばれるポインティングデバイスが設けられることもある。ポインティングデバイスには、タッチパッドの他に、キーボード中央付近に設けられたスティックもある。このスティックに指で力を加えることによりカーソルを移動させることができる(例えば、特許文献1参照)。
又、ディスプレイを2つ備え、2画面の表示が可能な電子表示装置も開示されている。例えば、1の画面で所定のページを表示した場合、他の画面で所定のページの次ページあるいは前ページを表示する技術が開示されている(例えば、特許文献2及び特許文献3参照)。
特開2003−91333号公報(図1) 特開2003−196012号公報(段落番号「0029」〜「0030」、図1) 特開2003−280622号公報(段落番号「0044」〜「0049」、図5)
ノートパソコンは持ち運んで使用する情報機器であり、携帯性の面では、筐体寸法は小さい方が望ましい。しかし、筐体寸法が小さくなれば、ディスプレイの表示面積は狭くなる。又、キーの配列や数が標準から著しく異なるキーボードを搭載することはノートパソコンの汎用性を失わせるため、筐体寸法が小さくなれば、キーボードのキーピッチも小さくなる。このため、ユーザは、筐体が大きく広い画面とデスクトップパソコンとほぼ同じキーピッチを持つフルサイズノートと呼ばれる可搬性に劣るものと、モバイル向けの筐体が小さく持ち運びは容易であるが画面が小さく、キーピッチやタッチパッドの面積が小さくヒューマンインタフェースの劣るものとのどちらか一方を選択し、購入している。このように、従来のノートパソコンでは、携帯性と使いやすさを両立することは困難であった。
又、ノートパソコンにおいて、タッチパッドやスティックによるマウスカーソルの移動は、前者は、画面よりも相当に小さい面内での指の移動によって画面内のマウスカーソルを動かさなければならず、後者は、マウスカーソルの位置を移動させることに対してユーザは指の力で調整しなければならないため、ノートパソコン外部に接続してタッチパッドよりも大きな動きでマウスカーソルを制御可能なマウスよりも劣る。このように、従来のノートパソコンでは、ポインティングデバイスの操作性には限界があった。
又、ノートパソコンは、ユーザが個人の情報処理のために持ち運ぶ場合もあり、ユーザ以外の人間にノートパソコン内部に格納された情報を見せ、あるいはユーザ以外の人間に簡単な操作を行わせる場合もある。このように、ノートパソコンを持ち運んで行く先においてすべてのキーボードのキーを必要としない、あるいは誤入力が懸念され、すべてのキー入力が可能な状態では不都合がある場合が想定される。しかし、従来のノートパソコンでは、状況に応じて入力形態を変化させることは困難であった。
又、従来のノートパソコンでは、キーボードの入力時に打鍵音が発生するため、図書館や学校での授業時など騒音の発生が好ましくない状況でのメモの記録等には不都合であった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、携帯性、操作性、状況適応性、静粛性に優れた電子機器、制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴は、(イ)第1の表示装置と、(ロ)第1の表示装置に近接して配置され、接触した物体の位置情報を取得する入力装置と、(ハ)第1の表示装置に表示するための操作機器の画像及び、入力装置から入力される位置情報と入力装置から位置情報が入力された際に出力する信号との対応関係が記述されたインタフェース仕様と、(ニ)インタフェース仕様に従って、入力装置から入力された位置情報を操作機器の出力信号へ変換する変換手段と、(ホ)出力信号に基づく、データ処理の結果を表示する第2の表示装置とを備える電子機器であることを要旨とする。
又、第1の特徴に係る電子機器は、入力装置の位置情報に対応して、操作機器の表示態様を変化させるための表示制御手段を更に備えてもよい。
又、第1の特徴に係る電子機器は、変換手段によって変換された入力信号を外部へ送信する通信手段を更に備えてもよい。
又、第1の特徴に係る電子機器は、電子機器に内蔵、あるいは接続されたハードウェア部品の位置情報を保持するハードウェア位置情報保持部を更に備え、表示制御手段は前記ハードウェア位置情報保持部の位置情報を参照し、第1の表示装置の位置情報に対応する位置へハードウェア部品の位置を表示してもよい。
又、第1の特徴に係る電子機器は、変換手段によって変換された入力信号に基づき、前記ハードウェア部品に関するデータの処理を行うデータ処理手段を更に備えてもよい。
又、第1の特徴に係る電子機器は、過去に使用された前記インタフェース仕様を一時的に記憶するバッファを更に備えてもよい。
本発明の第2の特徴は、(イ)電子機器の表示画面に操作機器の画像を表示するステップと、(ロ)画像に近接して配置された入力装置に接触した物体の位置情報を取得するステップと、(ハ)操作機器の画像と入力装置の位置情報との対応関係を記述したインタフェース仕様に従って、入力装置から入力された位置情報を操作機器の出力信号へ変換するステップとを含む制御方法であることを要旨とする。
又、第2の特徴に係る制御方法は、使用するインタフェース仕様が、過去に使用されたインタフェース仕様を一時的に記憶するバッファに存在するか否か判断するステップを更に含み、バッファに存在する場合、変換するステップは、バッファに記憶されたインタフェース使用に従って変換してもよい。
本発明の第3の特徴は、電子機器に、(イ)操作機器の画像を表示する手順と、(ロ)画像に近接して配置された入力装置に接触した物体の位置情報を取得する手順と、(ハ)操作機器の画像と入力装置の位置情報との対応関係を記述したインタフェース仕様に従って、入力装置から入力された位置情報を操作機器の出力信号へ変換する手順とを実行させる制御プログラムであることを要旨とする。
本発明によると、携帯性、操作性、状況適応性、静粛性に優れた電子機器、制御方法及び制御プログラムを提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。
本発明の実施の形態では、機械式キーボードに代えて、タッチパネル付ディスプレイを持ち、インタフェース仕様の情報にもとづいて仮想的なキーボードやポインティングデバイスを表示する電子機器について説明する。尚、インタフェース仕様は、アプリケーションソフトウェア毎に、あるいは同一アプリケーションソフトウェアにおいても、ユーザ毎やバージョン毎などに応じて、切り替えて使用することができる。
(電子機器のハードウェア構成)
本発明の実施の形態に係る電子機器(ノートパソコン)1は、図1に示すように、ヒンジ30a、30bによって回転可能に接続された第2の筐体10と第1の筐体20とを備える。第1の筐体20には、圧力を感知するタッチパネルの付いたLCDパネル22が、第2の筐体10には、LCDパネル13が取り付けられている。第1の筐体20を机面に置き、第2の筐体10のLCDパネル13をユーザが見やすいようにヒンジ30a、30bで角度を適宜調整して使用する。第1の筐体20のタッチパネル付LCDパネル22の表面は、第1の筐体20の上面とほぼ同じ高さであり、LCDパネル22と筐体との段差はほぼ無いように組み立てられる。
第2の筐体10と第1の筐体とを閉じたときにはLCDパネル13、22が衝突しないように第2の筐体10側にゴムパッド11a、11bが設けられている。第2の筐体10は、LCDパネル13の他に、無線LANやBluetoothなど無線通信用のアンテナなどを内蔵する。
第1の筐体20は、LCDパネルの他に、マザーボード、HDDなどを内蔵し、ヒンジ30a、30bの軸の中心付近を通る電線の束により二つの筐体間で電力の供給や情報の交換を行う。
タッチパネル付LCDパネル22にはキーボードの画像(仮想キーボード25)が表示され、タッチパネルへの入力は対応する表示画像との関係を判断して、通常のキーボードのキーを押したときに発生するコード等に置き換えられてソフトウェアに伝えられる。このように機械式のキーボードのエミュレーションは、タッチパネル付きLCDパネル22を制御する特別の電子回路によって実装されてもよく、ファームウェア等のソフトウェアによって処理されてもよい。キーボードの画像はユーザがビットマップ画像として作成したものを用いることも可能である。又、後に述べるようにキーボード以外の形式のインタフェースとしてタッチパネル付LCDを用いることもできる。
又、表示されたキーそれぞれの機能と表示はユーザが変更することができ、アプリケーションソフトウェア起動のショートカットアイコン等をそのままキーボードの一部の機能として設定することも可能である。あるいは、日本語キーボードや英語キーボード、五十音順キーボードなど異なる地域におけるキーボードを、ハードウェアを変更することなく、ユーザが切り替えて使うことも可能である。又、テンキーの有無、コントロールキーとシフトキーを左右両方に設けるかどうか、改行キーを縦長にするか横長にするか、ファンクションキーの有無など、ユーザの嗜好や動作させるアプリケーションソフトウェアに合わせたキーボードの配列も可能である。
(電子機器の機能構成)
次に、本発明の実施の形態に係る電子機器の機能構成について、図2〜図4を用いて説明する。
電子機器は、第2の表示装置100と、入力装置付表示装置200と、変換手段300とを備え、オペレーティングシステム(OS)400上で、アプリケーションソフトウェアA500やアプリケーションソフトウェアB600を起動させる。第2の表示装置100は、図1の第2の筐体10に内蔵された表示装置(LCDパネル13)、入力装置付表示装置200は、図1の第1の筐体20に内蔵された表示装置(LCDパネル22)である。入力装置付表示装置200は、入力装置201と第1の表示装置202とを含む。
入力装置201は、第1の表示装置202に近接して配置され、接触した物体(例えば、指や掌などの人体、スタイラス等の器具)の位置情報を取得するタッチパネル等の機器を指す。
本実施形態に係る入力装置201は、感圧式のタッチパネルであるが、感圧式ではなく電磁式のタッチパネルであっても、指に電磁式タッチパネルのスタイラスと同じ機能を持つ装置を装着することにより同様な機能を実現できる。この他、入力装置201は、光センサ、画像センサなどを用いて位置情報を取得することも可能である。
第1の表示装置202は、キーボードなどの操作機器の画像を表示し、第2の表示装置100は、操作機器による出力信号に基づく、データ処理の結果を表示する。尚、第1の表示装置202に表示される「操作機器」とは、仮想画像だけでなく、図15に示すような、カメラなどで取り込んだ実際の画像を含む。第2の表示装置100及び第1の表示装置202は、モニタなどの画面を指し、液晶表示装置(LCD)、発光ダイオード(LED)パネル、エレクトロルミネッセンス(EL)パネル、サーフェースコンダクションエレクトロンエミッタディスプレイ(SED)パネル等が使用可能である。
又、入力装置付表示装置200には、LCDパネル(第1の表示装置202の部分に相当)に光学センサ素子アレイ(入力装置201の部分に相当)が組み込まれた、表示とスキャナの機能を持たせたパネルを用い、パネル表面に触れた指を画像としてセンシングして、タッチパネルとして利用してもよい。このような機能を持つパネルは、例えば、東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社から「インプットディスプレイ」として2003年4月に発表されている。この技術を用いることにより、入力装置201からバーコード等や名刺等の読み込みや読み込んだ画像情報から内容の認識も可能となる。
変換手段300は、OS400のインタフェース切替手段401から受信したインタフェース仕様に従って、入力装置201から入力された位置情報を第1の表示装置202に表示された操作機器の出力信号へ変換する。具体的には、変換手段300は、第1の表示装置202に表示された操作機器画像がキーボードである場合は、入力装置201から入力された位置情報を、入力された位置に表示されたキーのキーコードあるいは文字コードへ変換する。第1の表示装置202に表示された操作機器画像がマウスである場合は、入力装置201の位置情報を、入力された位置のマウスのポインティングデバイス出力信号へ変換する。又、変換手段300は、変換後の信号をOS400のインタフェース切替手段401へ送信する。
OS400は、一般的なキーボードやマウスに相当するインタフェース仕様を一つ以上持ち、そのうちの一つが標準インタフェース仕様(初期インタフェース仕様)402として設定されている。インタフェース仕様には、識別番号、入力装置付表示装置200に表示させるインタフェースの画像、画像上のどの位置に接触すればどの文字を選択することなのかという位置とキーコードの対応表、タッチパッド上を指でどのように撫でるとポインティングデバイスの操作とするか等の接触検知とポインティング動作の対応が記述されている。即ち、インタフェース仕様には、操作機器の画像及び、入力装置から入力される位置情報と入力装置から位置情報が入力された際に出力する信号との対応関係が記述されている。
又、OS400は、インタフェース切替手段401と、インタフェース仕様バッファ403とを備える。
インタフェース切替手段401は、標準インタフェース仕様402、インタフェース仕様バッファ403に保存されているインタフェース仕様、あるいは、アプリケーションソフトウェアのインタフェース切替手段501、502から受信したインタフェース仕様のうち、どれか1のインタフェース仕様を変換手段300に送信する。又、インタフェース切替手段401は、インタフェース画像(操作機器画像)情報を第1の表示装置202へ送信する。又、インタフェース切替手段401は、変換手段300から受信した変換後の信号をアプリケーションソフトウェア500、600へ送信する。
尚、インタフェース切替手段401は、図示のようにOSの機能として実現されていてもよく、あるいは、OSとキーボード及びポインティングデバイスを接続する情報の経路に付加的なソフトウェアとして挿入されていてもよい。又、BIOSに組み込まれていてもよい。
インタフェース仕様バッファ403は、過去に使用されたインタフェース仕様を一時的に記憶する。インタフェース仕様バッファ403は、インタフェース仕様のすべてを記憶してもよいし、仕様の一部を記憶してもよい。
OS400と同様に、アプリケーションソフトウェアもそれぞれの動作に適した一つ以上のインタフェース仕様を有し、インタフェース仕様が複数個あるときには、アプリケーションソフトウェア内部での処理により、どのインタフェース仕様を用いるかを決定する。図2では、アプリケーションソフトウェアA500のインタフェース切替手段501は、複数のインタフェース仕様(インタフェース仕様AA502及びインタフェース仕様AB503)のうち、いずれか1のインタフェース仕様をOS400のインタフェース切替手段401へ送信する。同様に、アプリケーションソフトウェアB600のインタフェース切替手段601は、複数のインタフェース仕様(インタフェース仕様BA602及びインタフェース仕様BB603)のうち、いずれか1のインタフェース仕様をOS400のインタフェース切替手段401へ送信する。
又、アプリケーションソフトウェア500、600から送信した画面出力情報は、OS400を介して、第2の表示装置100へ送信される。
アプリケーションソフトウェアのインタフェース仕様は、電子機器1のユーザが任意に変更することができ、又、複数のインタフェース仕様の中で、どれを標準インタフェース仕様とするかを指定できる。
尚、特別なインタフェース仕様を持たないアプリケーションソフトウェアの場合には、OSがデフォルトで用意している標準的なインタフェースを利用するため、機械式のキーボードを持つ従来の技術によるノートパソコン用に開発されたソフトウェアであっても本発明のノートパソコンにおいて動作させることができる。
次に、電子機器の機能構成として、標準インタフェース仕様とインタフェース仕様バッファが変換手段300と同じハードウェアに構成される場合について、図3を用いて説明する。
ここでは、変換手段300は専用のハードウェアとして作成されており、インタフェース仕様バッファ403aと読込専用の標準インタフェース仕様402aの記録領域も同じハードウェア内に組み込まれている。この場合、本実施形態に係る入力装置付表示装置200に対応したOS400がインストールされていない場合でも、変換手段300は、入力装置201から受信した信号の変換を行うことができる。
尚、変換手段300とインタフェース仕様バッファ、標準インタフェース仕様を記憶する記憶装置は一つの半導体チップ上に形成されていてもよく、複数の半導体チップに分割されていてもよい。
(電子機器のCPU制御)
次に、変換手段300、インタフェース切替手段401、501、601などがソフトウェアによって実現されている場合について説明する。
図4は、インタフェース切替モジュール700a、変換モジュール700b、アプリケーションモジュール700c、表示制御モジュール700d、通信モジュール700e、データ処理モジュール700fをCPU700に内蔵する構成とした電子機器を示す。これらのモジュールは、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにおいて、所定のプログラム言語を利用するための専用プログラムを実行することにより実現することができる。
インタフェース切替モジュール700aは、上述したインタフェース切替手段401、501、502と同様の機能であるので、ここでは説明を省略する。
変換モジュール700bは、上述した変換手段300と同様の機能であるので、ここでは説明を省略する。
アプリケーションモジュール700cは、各種アプリケーションソフトウェアを実行する。
表示制御モジュール(表示制御手段)700dは、第1の表示装置202に操作機器の画像を表示し、第2の表示装置100に操作機器による操作後のデータ出力を表示する。又、表示制御モジュール700dは、入力装置201の位置情報に対応して、第1の表示装置202に表示された操作機器の表示態様を変化させる。例えば、後述する図10に示す電子機器1のように、第1の表示装置202に仮想鍵盤42が表示されている場合、指で触った部分の仮想鍵盤42の色を変化させる。あるいは、図14に示す電子機器1のように、第1の表示装置202に表示されたゲーム用インタフェース画面62の操作レバーを指で触った箇所に沿って移動するように画像を変化させる。又、表示制御モジュール700dは、図18に示すように、ハードウェア位置情報保持部703の位置情報を参照し、第1の表示装置202の位置情報に対応する位置へハードウェア部品の位置を表示する。
通信モジュール(通信手段)700eは、変換モジュール700bによって変換された入力信号を外部へ送信する。具体的には、通信モジュール700eは、無線LANやBluetoothなど無線通信用のアンテナ、有線LANやIEEE1394、USB、電話回線等の通信機器を制御する。例えば、図15に示す電子機器1のように、第2の表示装置100に消防用の無人機に取り付けられたカメラ画像65が映し出され、第1の表示装置202に表示された操作インタフェース画面67により、消防用の無人機を操作する場合、通信モジュール700eは、入力装置201から取得した操作信号を現実に存在する消防用の無人機へ送信する。又、通信モジュール700eは、消防用無人機に取り付けられた温度・歪み・トルク等を測定するセンサ出力や各部の電力等のエネルギー消費量、消防用無人機の物理的な特性などを受信する。あるいは、図16に示す電子機器1のように、第1の表示装置202に電話用インタフェース画面71が表示されている場合、入力装置201から取得した接触信号に基づき、該当する電話番号へ電話回線をつなぐ。
データ処理モジュール(データ処理手段)700fは、変換モジュール700bによって変換された入力信号に基づき、ハードウェア部品に関するデータの処理を行う。例えば、データ処理モジュール700fは、電子機器に周辺機器が接続されている場合、入力装置201から取得した信号に基づき、キャッシュに残っているデータの処理や周辺機器の接続解除処理を行う。ここで、「周辺機器」とは、コネクタやカードスロットに接続される機器であり、外付けHDDなどが挙げられる。例えば、図17に示す電子機器1のように、第1の筐体20に外付けHDD82が接続され、第1の表示装置202にHDDアイコン81が表示されている場合、指でHDDアイコン81に接触してコネクタを抜く方向、即ち、第1の筐体20の右側面方向に接触した点を移動させると、データ処理モジュール700fは、キャッシュに残っているデータを外付けHDD82に保存し、外付けHDD82の接続解除処理を行う。
又、図4に示すように、CPU700には、インタフェース仕様保持部701、バッファ装置702、ハードウェア位置情報保持部703、プログラム保持部704が接続される。
インタフェース仕様保持部701は、第1の表示装置202に表示するための操作機器の画像及び、入力装置から入力される位置情報と入力装置から位置情報が入力された際に出力する信号との対応関係が記述されたインタフェース仕様(OSのインタフェース仕様や各アプリケーションソフトウェアのインタフェース仕様を含む)を保持する。
バッファは、過去に使用されたインタフェース仕様を一時的に記憶する。このようなバッファは、独立した記憶装置(バッファ装置702)として設けられてもよく、電子機器のメインメモリ、あるいはハードディスクの領域の一部(バッファ領域)として設けられてもよい。電子機器のメインメモリ上にバッファを設ける場合やハードディスクの空き要領が少ない場合など、バッファのサイズを小さくしたいときには、インタフェース仕様のすべてではなく、一部のみをバッファに格納する。
ハードウェア位置情報保持部703は、電子機器に内蔵、あるいは接続されたハードウェア部品の位置情報を保持する。この位置情報を参照することにより、例えば、図18に示す電子機器1のように、第1の表示装置202にハードウェア部品配置画面85を表示することができる。
尚、インタフェース仕様保持部701及びハードウェア位置情報保持部703は、データを保存する記録媒体である。記録媒体は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、ハードディスクやフレキシブルディスク等の磁気ディスク、コンパクトディスク等の光学ディスク、ICチップ、カセットテープなどが挙げられる。このような記録媒体によれば、データの保存、運搬、販売などを容易に行うことができる。
プログラム保持部704は、インタフェース切替処理、変換処理などを処理制御装置(CPU)700に実行させるための制御プログラムを保存する。この制御プログラムを読み出すことにより、インタフェースモジュール700a、変換モジュール700b、アプリケーションモジュール700c、表示制御モジュール700d、通信モジュール700e、データ処理モジュール700fが作成され、電子機器に処理を実行させることができる。プログラム保持部704は、例えば、RAM、ROM、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ICチップ、カセットテープなどの記録媒体である。このような記録媒体によれば、制御プログラムの保存、運搬、販売などを容易に行うことができる。
尚、上述したインタフェース切替モジュール(インタフェース切替手段)700a、変換モジュール(変換手段)700b、表示制御モジュール(表示制御手段)700d、通信モジュール(通信手段)700e、データ処理モジュール(データ処理手段)700fは、CPU700によって動かされるソフトウェアとして構成される他、専用のハードウェアとして作成されてもよく、CPUがメモリや周辺機器を制御するためのチップセットと呼ばれる素子に内蔵されてもよい。
(電子機器の制御方法)
次に、電子機器の起動時の動作について、図2を参照しながら、図5を用いて説明する。
まず、図5(a)のステップS101において、電子機器の電源が投入されると、ステップS102において、OSの持つ初期設定用の標準インタフェース仕様402が変換手段300に設定される。その後、ステップS103において、第1の表示装置202にインタフェース仕様に記述されたキーボード等の操作機器の画像を表示する。そして、変換手段300は、入力装置(タッチパネル)201への入力から、キーコード等への変換を開始する。即ち、ステップS104に示すように、入力装置(タッチパネル)201に指が接触した場合、接触した箇所の位置情報を取得し、ステップS105に示すように、標準インタフェース仕様402に従って、入力装置(タッチパネル)201から入力された位置情報を操作機器の出力信号へ変換する。
一方、図5(b)に示すような順序で起動時の動作を行ってもよい。図5(b)では、ステップS201において、電子機器の電源が投入されると、まず、第1の表示装置202にインタフェース仕様に記述されたキーボード等のインタフェース画像を表示する。その後、ステップS203において、OSの持つ初期設定用の標準インタフェース仕様402が変換手段300に設定される。そして、変換手段300は、入力装置(タッチパネル)101への入力から、キーコード等への変換を開始する。ステップS204及びS205は、ステップS104及びS105と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図5(a)に示す順序によると、インタフェース仕様の画像が表示されたときには、すでに変換手段300の設定が終了しているので、表示からユーザの入力開始までの時間が短い。しかし、変換手段300にインタフェース仕様が設定されたことがタッチパネル入力の変換開始のトリガとすると、画像が表示されていない第1の表示装置202に誤った入力をする危険がある。このため、変換開始の指示をOSから変換手段300に与えるか、変換手段300が変換開始までに時間待ちをしなければならない。
一方、図5(b)に示す順序によると、変換手段300がインタフェース仕様を受け入れてから直ちにタッチパネル入力の変換を開始しても、画像が表示されていない第1の表示装置202に誤った入力をすることがないという利点がある。
次に、電子機器において、アプリケーションソフトウェアを起動したときの動作について、図2を参照しながら、図6(a)を用いて説明する。
まず、ステップS301において、アプリケーションソフトウェアが起動されると、ステップS302において、変換手段300は、タッチパネルへの入力をキーコード等に変換することを停止する。そして、ステップS303において、OS400が第1の表示装置202にアプリケーションソフトウェアの標準インタフェース画像を表示し、ステップS304において、アプリケーションソフトウェアに指示されたインタフェース仕様を変換手段300に設定する。その後、ステップS305において、変換手段300は、再びタッチパネル入力の変換動作を開始し、タッチパネルへの入力がアプリケーションに伝えられるようになる。尚、第1の表示装置202へのアプリケーションソフトウェア画面の表示は、タッチパネルへの入力変換を停止してから再び開始されるまでのどのタイミングで行なわれてもよい。即ち、ステップS303とステップS304とは、その順序が逆でも構わない。
次に、複数のアプリケーションソフトウェアを使用しているとき、アプリケーションソフトウェアを切り替えたときの動作を、図2を参照しながら、図6(b)を用いて説明する。
まず、ステップS401において、アプリケーションソフトウェアが切り替えられると、ステップS402において、変換手段300は、タッチパネルへの入力をキーコード等に変換することを停止する。そして、ステップS403において、OS400が第1の表示装置202に、切り替え後のアプリケーションソフトウェアが直前に使用していた、即ち、切り替え後のアプリケーションソフトウェアが最後にユーザに使用されていたときの入力環境のインタフェース画面を表示する。そして、ステップS404において、切り替え後のアプリケーションソフトウェアが直前に使用していたインタフェース仕様を変換手段300に設定する。その後、ステップS405において、変換手段300は、再びタッチパネル入力の変換動作を開始し、タッチパネルへの入力がアプリケーションソフトウェアに伝えられるようになる。尚、第1の表示装置202へのアプリケーションソフトウェア画面の表示は、タッチパネルへの入力変換を停止してから再び開始されるまでのどのタイミングで行なわれてもよい。即ち、ステップS403とステップS404とは、その順序が逆でも構わない。
次に、アプリケーションソフトウェアの起動や切替において、バッファを利用した場合のインタフェース仕様を読み込み動作について、図7を用いて説明する。尚、インタフェース仕様は、アプリケーションソフトウェアや周辺機器の動作状況によってOSが自動的に切り替えてもよく、ユーザの要望に応じてOSが切り替えてもよい。
ここでは、インタフェース仕様バッファが、図3に示すように、変換手段300と同じハードウェアに存在する場合について説明する。
まず、アプリケーションソフトウェアの起動(ステップS501)や切替(ステップS502)が行われると、ステップS503において、アプリケーションソフトウェアは、OS経由でインタフェース仕様の識別番号を変換手段300へ送信する。ここで、「インタフェース仕様の識別番号」とは、インタフェース仕様毎に一意に割り振られた番号のことである。
ステップS504において、変換手段300は、識別番号に対応するインタフェース仕様がインタフェース仕様バッファ403a内にあるか否か判断する。ある場合は、ステップS505へ進み、インタフェース仕様バッファ403a内のインタフェース仕様を使用する。一方、インタフェース仕様バッファ403a内に存在しなければ、ステップS506へ進む。
ステップS506において、アプリケーションソフトウェアは、OS経由で、インタフェース仕様を変換手段300へ送信する。ステップS507において、変換手段300は、インタフェース仕様バッファ403aに空き領域があるか否か判断する。空き領域がある場合は、ステップS508に進む。一方、空き領域がない場合は、ステップS509へ進み、インタフェース仕様バッファ403a内で最も古い、すなわち最も長く使用されていないインタフェース仕様をバッファから削除して空き領域を作る。
そして、ステップS508において、新しく入手したインタフェース仕様をインタフェース仕様バッファ403aへ保存し、ステップS505において、インタフェース仕様バッファ403a内のインタフェース仕様を使用する。その後、ステップS510において、変換手段300は、再びタッチパネル入力の変換動作を開始し、タッチパネルへの入力がアプリケーションソフトウェアに伝えられるようになる。
尚、ステップS509において、最も古いインタフェース仕様を検索するため、バッファ内のインタフェース仕様の情報には最後に当該インタフェース仕様を使用した時刻や、インタフェース仕様を使用した順番等が記憶される。
又、ここでは、図7に示す構成を例に取り、変換手段300がインタフェース仕様バッファ403aにアクセスする方法について説明したが、図2に示す構成の電子機器では、OSのインタフェース切替手段401がインタフェース仕様バッファ403にアクセスすることにより、同様の機能を実現することができる。
次に、上述したインタフェース仕様の詳細について、図8を用いて説明する。インタフェース仕様は、それぞれ一意の識別番号を有し、操作機器の画像(キーボード画像やポインティングデバイス画像)、操作機器の画像と入力装置の位置情報との対応関係(位置/キーコード対応情報や押位置/ポインティングデバイス操作対応情報)、コネクタ類の筐体表面の位置などを示すハードウェア位置情報などの複数の項目を有する。
ここで、例えば、OSが持つ標準インタフェース仕様にアプリケーションソフトウェアの持つインタフェース仕様を合成する場合について説明する。具体的には、OS内のインタフェース仕様バッファ403a上にOSの標準インタフェース仕様402を複製し、そこにアプリケーションソフトウェアのインタフェース仕様を合成して、新しいインタフェース仕様を構成する。
このとき、インタフェース仕様に含まれるそれぞれの項目には優先度が付されており、数値が大きいほど優先的に適用されるとする。即ち、複数のインタフェース仕様を合成する際には、それぞれの項目は、優先度が高いものが採用される。
図8の例では、足し合わせたバッファ上のインタフェース仕様に新たな識別番号[1]を割り振り、例えば、キーボード画像は、OSの標準インタフェース仕様における優先度が3、アプリケーションソフトウェアにおける優先度が5であるので、アプリケーションソフトウェアのキーボード画像が用いられる。
インタフェース仕様の合成には、このような優先度を考慮した足し合わせの他に、アプリケーションソフトウェアの持つインタフェースを、優先度を考慮せずに重ねて、上書きするということも可能である。又、アプリケーションソフトウェアのインタフェース仕様が有さない項目、例えば、ハードウェア位置情報については、OSの標準インタフェース仕様がそのまま用いられる。図8において、アプリケーションソフトウェアが有するインタフェース仕様は、ハードウェア位置情報が含まれていない場合である。
又、インタフェース仕様に含まれる各項目には、当該項目を使用しないという情報が含まれる場合と、当該項目がインタフェースに含まれない場合がある。例えば、キーボードを用いず、ポインティングデバイスのみを用いるアプリケーションソフトウェアでは、キーボードの情報は使用しないという情報が書き込まれている。
(アプリケーションソフトウェアの実施例)
上述した電子機器を用いて、様々なアプリケーションソフトウェアについて図9〜16を用いて説明する。図9〜16に示す電子機器1は、ヒンジ30a、30bによって回転可能に接続された第2の筐体10と第1の筐体20とを備える。第1の筐体20には、圧力を感知するタッチパネルの付いたLCDパネル22が、第2の筐体10には、LCDパネル13が取り付けられている。
−インターネットブラウザ−
図9は、インターネットブラウザとして電子機器を使用するときの入力インタフェースの実施例である。図9では、サイトをアクセスした履歴を戻って表示するアイコン(back)、履歴を進んで表示するアイコン(forward)、あるページにおいて画面を上下にスクロールさせるアイコン(up及びdown)、ホームに戻るアイコン(home)、より複雑な入力を行う際に使用する仮想キーボードを表示させるためのアイコン(keyboard)などが、第1の筐体20側の表示画面に表示される。
−楽器−
図10は、第1の筐体20側の表示画面に、ピアノ等の楽器に用いられる仮想鍵盤42、仮想弦41、仮想パーカッション43を表示した実施例である。音楽関連のソフトウェアとの連携により作曲等の楽譜入力を容易にすると共に、仮想鍵盤42により音楽を演奏するなど楽器として、電子機器を利用することができる。スピーカとマイクは図示省略している。このとき、第2の筐体10側の表示画面に演奏の進行とともに移動する楽譜(演奏位置表示カーソル)を表示させたり、接触した仮想鍵盤42の色を押した強さに応じて変化させたり、次に接触すべき(弾くべき)仮想鍵盤42の色を変えて表示するといったことをしてもよい。又、仮想鍵盤42以外にも太鼓のアイコン(仮想パーカッション43)を叩くと音を発生させたり、複数の線(仮想弦41)上を指で接触しつつ、指でタッチパネルに接触しながら線を横切る動作により弦楽器の演奏状況を入力したりするなど、従来の機械式のキーボードでは実現のできない特殊な入力にも対応できる。
従来、音楽データの入力には画面に表示された鍵盤の位置にポインティングデバイスのポインタを合わせてクリックしたり、五線譜上にポインティングデバイスにより音符を配置したりすることにより入力を行っているが、一度に入力可能な音符は一つであるため作業性が悪く、音符の長さをクリックなどのタイミングにより入力することは非常に難しい。又、パソコンに外付けの鍵盤を周辺機器として取り付けて音楽データの入力をすることも行われているが、到底モバイル用途に適するものではなく、相当広さの機器の設置空間が要求される。本実施例によれば、外付けの入力装置を用いることなく、実際の楽器に近い入力形態を実現でき、しかも状況に応じて鍵盤、弦、打楽器などさまざまな入力形態を自在に切り替えることが可能である。特に、複数の楽器による演奏にかかわる音楽データの入力には有効である。音の強さに関しては、タッチパネルへの入力を多段階にわたる接触の強さの情報としてソフトウェアに入力すればよい。尚、電子機器が、通信機能を備えていれば、演奏の状況をインターネット等で通信することにより、複数の人数での演奏も可能である。
−編集−
図11は、動画や音の編集を行う実施例である。図11では、第1の筐体20側の表示画面に編集インタフェース画面46を表示し、第2の筐体10側の表示画面に動画編集画面45を表示する。
従来のビデオ編集装置においては、動画の表示を進めたり戻したりするためのジョグダイヤルや音声のミキシング用のレバーが提供されているが、同様な入力形態を電子機器上で実現することができる。
−DJ−
図12は、第1の筐体20側の表示画面に仮想ターンテーブル52、仮想ミキサ51を表示し、第2の筐体10側の表示画面に音楽データ名50を表示し、HDD内にデジタルデータとして蓄えられた楽曲をスクラッチして演奏させる実施例である。ユーザにより選択された、あるいはソフトウェアによりランダムに選択された複数の音楽データを、仮想ターンテーブル52を放射状に区切った領域に割り当て、各領域を指等で接触しながらこする動作により、各音楽データのスクラッチを行う。仮想ターンテーブル52画像の半径長さや位相位置により、各領域に対応する音楽データを認識することができる。
機械的なターンテーブルにおいては、一つの楽曲に対して一つのターンテーブルが必要であるが、本実施例によれば、一つの円盤状の操作により複数の楽曲の操作を行うことができる。このため、例えば、従来、両手を用いなければできなかった操作が、片手でも複数の指を使用することにより可能になる。又、従来、同時に両腕で操作できる機械式のターンテーブルの個数は2つまでであったが、本実施例では、同時に3曲以上のスクラッチも可能となる。
−絵画−
図13は、電子機器を用いて絵を作成する実施例である。第1の筐体20側の表示画面に、パレットと絵の具の画像(仮想パレット57、仮想絵の具60)を表示し、第2の筐体10側の表示画面に、描画領域55を表示する。仮想絵の具60の画像を指で接触することにより絵の具を選択し、仮想パレット57上の指で接触した場所に、一定量の仮想絵の具59が置かれる。又、仮想パレット57上にある複数の色の仮想絵の具59を指でなでることにより色の混合が行われるが、指で混ぜる場所と時間に応じて色の混合の度合いは異なる。例えば、赤と青の仮想絵の具60を選択し、仮想パレット57上の赤の絵の具すべてと、青の絵の具の一部を短時間混ぜる操作をすると、おおむね赤寄りの紫色だが赤と青の原色もまだらに残った仮想絵の具58を仮想パレット57上に作り出すことができる。この色を選択して線を描画すると赤紫に描画方向の筋状に赤と青がところどころに混じった線を描くことができる。線を描画するときにはブラシや鉛筆やコンパスなどのさまざまな種類の描画方法を選ぶことができるが、第2の筐体10側の表示画面上では、選択した描画方法に対応するポインタ56を表示し、ブラシであればブラシの先端が選択した色のポインタとなる。
−ゲーム−
図14は、電車の運行の模擬を題材としたゲームのインタフェースの実施例である。第2の筐体10側の表示画面に、ゲーム画面61を表示し、第1の筐体20側の表示画面に、ゲームにより要求されるアナログ的な入力のゲーム用インタフェース画面62を表示する。このゲーム用インタフェース画面62の上を指等で接触したり、指等で接触しながら接触位置を移動させたりすることにより、表示された各種レバー等の操作を行う。図示した電車運行関連のゲームのほかにも、フライトシミュレータや仮想的なロボットの操作など、ゲーム毎に適したインタフェースを、実体のある周辺機器を接続することなく実現できる。本実施例は、パソコンの他、携帯可能なゲーム専用機等に適用することにより、もともと周辺機器の接続が難しい小型の筐体においても種々のゲームに適したインタフェースを提供することができる。
−マスタースレーブ−
図15(a)は、消防用の無人機をパソコンにより遠隔操作する実施例である。パソコンと無人機の接続は有線でおこなってもよいし、無線LANやBluetooth等、実体のある電線を用いない方法でもよい。
第2の筐体10側の表示画像は、無人機の画像あるいは無人機に取り付けられたカメラによるカメラ画像65を表示し、第1の筐体20側の表示画像は、無人機を操作する操作インタフェース画面67を表示する。ユーザは、第2の筐体10側の表示画像を見ながら、第1の筐体20側の表示画像に表示された無人機と同じ構造の操作インタフェース画面67を指等で接触しながら動かすことにより、電子機器の操作インタフェース画面67をマスター、実体のある無人機をスレーブとして動作させることができる。
図15(a)に示す消防用の無人機は、車両の上に回転軸が3つの腕が取り付けられ、先端から水を放射するが、各回転軸や車両の運転を実体に近い画像として表示された操作インタフェース画面67により操作し、水の圧力等は仮想的なスライダにより制御する。
又、全体の構成を含んだ画像を用いた操作インタフェース画面67での操作の精度に問題がある場合には、例えば、精度よく操作したい部位付近を指等で接触しつつ動かして範囲を指定することにより、図15(b)に示すように、適宜画像を拡大することができる。このため、作業用の手袋等により指先の感覚がにぶくなっているときにも精度の高い操作が実現できる。
又、無人機の各関節あるいは構造部材に加えられる力や火災現場において上昇するであろう各部の温度は無人機に取り付けられたセンサにより測定される。電子機器はこの測定値を受信し、操作インタフェース画面67に表示された無人機の画像に、例えば、高温部は赤く、低温部は青く表示する。又、電子機器は、実際の無人機の各部に加わった力を受信し、温度の高低と同様に色の変化などにより表示する。
更に、力によって、無人機の構造部材が変形した場合には、操作インタフェース画面における画像を変形させることにより、ユーザに視認させることができる。又、棒状の部材の先端が、その直径の10分の1程度変形した場合のように、実際の変形量をそのまま操作インタフェース画面67に反映してもユーザに認識されにくいときは、変形量を例えば10倍にして、直径の1倍の距離だけ棒の先端が動くように操作インタフェース画面67を表示するなど、変形量の拡大表示をすることができる。又、事前に設定された値を超える過大な力が加わったり、許容温度以上に温度が上昇した場合には、警告表示の文字を操作インタフェース画面67に表示したり警告音を発生したりしてもよい。
又、第2の筐体10側の表示画面に表示されているカメラ画像や操作の状況は、時間情報と同時にHDDなどの記録装置に録画、記録される。又、操作される実体のある無人機が複数台あるときには、電子機器側でどの無人機を操作するのか切り替えることができ、無人機の構造が異なるときには、操作インタフェース画面67に表示される画像は各構造にあわせて変更される。
又、図15に示す電子機器は、第2の筐体10と第1の筐体20を閉じたときに鍵をかけられるようにシリンダ錠68を備える。これは、災害現場や工事現場においては、電子機器の使用中や運搬中あるいは、夜間に放置された場合に、落下等により振動や衝撃を受ける可能性が高いので、衝撃等により筐体が開く脆いディスプレイ面が露出する可能性があるからである。又、シリンダ錠68を備えることにより、電子機器のセキュリティ性を高めることができる。
図15に示す実施例のような消防用の無人機以外にも、工場・発電所・工事現場・災害現場等での無人機の操作、医療現場における手術用マニピュレータの操作、映画撮影やスポーツ中継等に用いられる遠隔操作可能な移動カメラの操作、講演会場においてカーテン開閉・照明の強さ調整・スクリーンの上げ下げ・マイク音量の調整、倉庫や書庫でのマニピュレータ等による物品の取り出し、などに本実施例の電子機器を用いることができる。
−IP電話−
図16は、ネットワーク回線経由で通話をおこなうIP電話の実施例である。第1の筐体20側の表示画面は、通常の電話機のインタフェースを模擬する画像(電話用インタフェース画面71)を表示し、第2の筐体10側の表示画面は、通話している相手の情報や、回線の状態、通話時間などが表示される。電子機器は、電話用インタフェース画面71から入力した接触信号に基づき、該当する電話番号へ電話回線をつなぐ。
以上の実施例により説明したように、本実施例に係る電子機器によると、従来、困難であったアナログ的な入力を容易に実施することができる。即ち、本実施例に係る電子機器によると、マウスやジョイスティックあるいは目的に応じた特殊なハードウェアを接続することなく、状況に応じて最適なさまざまな入力形態を実現でき、入力形態を自由に切り替えたり、機械的な入力装置では実現不可能な入力操作を行うことができる。又、第2の筐体10と第1の筐体20の間にヒンジ30a、30bを備えることにより、入力インタフェース画面と出力画面との角度を入力形態毎に最適に調整することができる。
(ハードウェア位置情報の利用の実施例)
次に、上述した電子機器を用いて、ハードウェア位置情報を利用した場合の実施例について図17及び図18を用いて説明する。図17及び図18に示す電子機器1は、ヒンジ30a、30bによって回転可能に接続された第2の筐体10と第1の筐体20とを備える。第1の筐体20には、圧力を感知するタッチパネルの付いたLCDパネル22が、第2の筐体10には、LCDパネル13が取り付けられている。
−コネクタ−
USBやモデム、LANなどの周辺機器を接続するためのコネクタは、第1の筐体20の側面に設けられている。コネクタを抜く前には、キャッシュ等に残っているデータを書き出したり通信の終了などを指示したりするために、ユーザはオペレーティングシステムの用意した「ハードウェアの安全な取り外し」等の処理を行うのが一般的である。
図17は、外付けHDD82を接続した実施例である。コネクタ付近の表示画面にコネクタに接続されたHDDを示すHDDアイコン81を表示させ、指等でアイコンに接触してコネクタを抜く方向、即ち、第1の筐体20の右側面方向に接触した点を移動させることにより終了処理の開始を指示する。又、アイコンをタップする、即ち、アイコンに接触した指を動かさないですぐにタッチパネルから離すとHDDに保存されたファイルやフォルダの一覧を第2の筐体10側の表示画面に表示する。周辺機器の種類を示すアイコンのかわりに、周辺機器等の終了を意味するボタン、コネクタの形の画像、コネクタに接続された周辺機器を示す文字などの表示を用いてもよい。処理が終了すると、コネクタを物理的に抜いても良いことが、アイコン画像の変化などにより、コネクタ付近の表示画面に表示される。
この機能のように、ハードウェアの位置情報を表示することにより、ユーザは、どの周辺機器を取り外すのかということを直感的に認識しやすくなる。例えば、ユーザが外部HDDの作業を終了する場合、ドライブの名前から判断して終了処理を行うよりも、実体の外部HDD付近に表示されたアイコンから判断して終了処理を行うほうが、操作を誤りにくくなり、情報の喪失や外部記録装置の破損等のリスクを低減することができる。
−故障箇所−
図18は、電子機器に内蔵されたハードウェア部品の位置情報を表示する実施例である。第1の筐体20側の表示装置は、ハードウェア部品配置画面85を表示する。
又、ハードウェアに不具合が発生したとき、電子機器が全く動作不能になった場合以外は、ハードウェア部品配置画面85を表示して、どの位置に実装されている何という名前の部品で不具合が発生したのか(故障発生箇所86)を表示する。ユーザは、この情報と、筐体表面の体感温度が極端に上昇したり、部品が格納されている付近で異音が発生していたり、あるいは異臭が発生していたり、といったユーザが自ら体感可能な情報と照らし合わせて、すぐに電源を切ったほうがよいのか、ある程度の時間は継続して使用できそうなのかなど、発生した不具合がどの程度重大なものであるのかを判断することが容易になる。図15において説明したような火災現場や災害現場の劣悪な環境で電子機器が用いられるときには、このような判断を行うことは非常に重要である。
(作用及び効果)
従来のノートパソコンやPDA等の電子機器においては表示画面やキーボードサイズの問題から携帯性と操作性・視認性は相反する。
本実施形態に係る電子機器1によると、ユーザの嗜好などに応じて入力するための画面が変更可能であるため、携帯性、操作性、視認性に優れた電子機器を提供することができる。
又、従来のノートパソコンにおいて、タッチパッドやスティックによるマウスカーソルの移動は、ノートパソコン外部に接続してタッチパッドなどよりも大きな動きでマウスカーソルを制御可能なマウスよりも劣る。
本実施形態に係る電子機器1によると、第1の表示装置202全体をいわゆるタッチパッドとして使用できるため、ポインティングデバイスの操作性が向上する。
又、従来のノートパソコンにおいて、外付けのマウスを使用においては、ノートパソコン内蔵のタッチパッドよりも広い面積が使えるため操作はしやすいものの、両手で入力することが普通であるキーボードから右手あるいは左手で操作するマウスまで水平方向に腕を大きく動かさなければならないという問題がある。
本実施形態に係る電子機器1によると、第1の表示装置202の画面内に操作に必要な入力画面が表示されるため、腕を動かす負担が軽減できる。
又、従来のノートパソコンにおいて、マウスによる操作が難しいときには、ジョイスティックやゲームパッド、あるいはソフトウェアに特化したハードウェアを外付けの入力装置として取り付けなければならない。このようなハードウェアは、ややもすれば汎用性に欠け、使用頻度が低くなりがちであるため、ユーザにとっては装置導入のための費用の効果が小さい。又、あまり使用頻度の高くない装置が製造されることは、環境の汚染や資源の消費においても好ましくない。
本実施形態に係る電子機器1によると、外付けの入力装置も、第1の表示装置202の画面内に表示することができる。このため、余計な費用、環境の汚染や資源の消費等が発生しない。
又、従来のノートパソコンにおいて、電磁式あるいは感圧式のタッチパネルをLCDと重ねて設けることにより、画面に直接触れることで画面上の位置の入力をすることができるノートパソコンも製品化されているものの、文字を入力しながらその編集にポインティングデバイスを用いるとき、ユーザはキーボードから画面までの比較的長い距離を重力方向に腕を頻繁に動かさなければならず、キーボードとポインティングデバイスの両方を頻繁に操作する場合には不適当である。
本実施形態に係る電子機器1によると、第1の表示装置202の画面内に操作に必要な入力画面が表示されるため、腕を動かす負担が軽減できる。
又、従来のノートパソコンにおいては、ソフトウェア的なキーボードを画面に表示させて仮想的なキーに接触することにより文字の入力を行うことも可能である。しかし、キーボードは机の面にほぼ平面的に、ディスプレイの表示面は机の面から角度をつけてユーザに向けて配置することから容易に分かるとおり、入力に適した面の角度と、見ることに適した面の角度は異なり、一枚のディスプレイにタッチパネルの機能を付加して入力の環境を改善することには限界がある。
本実施形態に係る電子機器1によると、二つの表示装置を備えることにより、入力環境を改善することができる。
又、従来のノートパソコンにおいて、ノートパソコンを持ち運んで行く先においてすべてのキーボードのキーを必要としない、あるいは誤入力が懸念され、すべてのキー入力が可能な状態では不都合がある場合が想定される。又、従来のノートパソコンにおいて、キーボードの無い、外見上矩形の筐体にディスプレイと電源スイッチ等必要最小限の入力装置を備えた携帯型のパソコンも存在するが特定の状況にのみハードウェアを適応させることは機器の汎用性を低下させ、機器を携帯して訪問した先での突然の作業内容の変化への対応に不都合が生じる可能性がある。
本実施形態に係る電子機器1によると、状況に応じて入力装置の形態を変化させることができ、状況適応性を向上させることができる。
又、従来のノートパソコンでは、キーボードの入力時に打鍵音が発生するため図書館や学校での授業時など騒音の発生が好ましくない状況でのメモの記録には不都合であった。
本実施形態に係る電子機器1によると、タッチパネル等を用いることにより入力時に打鍵音が発生しないため、静粛性を向上させることができる。
又、従来のノートパソコンには機能を拡張するためにUSBやカードスロットといったようなコネクタやスロットが設けられている。これらのインタフェースに接続された外付の光ディスクドライブやHDD、メモリーカード等をパソコンから取り外すときにはキャッシュ等に残留している処理されていないデータを周辺機器にすべて書き出す等の終了処理が必要である。そのため、ユーザはオペレーティングシステムの用意した「ハードウェアの安全な取り外し」等の処理を行うが、取り外そうとしている周辺装置が接続されている物理的なコネクタやスロットの位置と、ソフトウェア上の操作で装置を特定するためのドライブ名などの名前の対応をユーザが認識しなければならず、複数の周辺機器が接続されているときにはユーザの誤った認識によりソフトウェア的に終了処理をしたものとは異なる周辺機器を物理的に取り出してしまい、データを喪失したり周辺機器として接続していた記録装置の破損等のリスクがあるという問題がある。
本実施形態に係る電子機器1によると、第1の表示装置202に表示されたアイコンに接触することなどにより、変換手段300によって変換された入力信号に基づき、ハードウェア部品に関するデータの処理を行うことができる。例えば、電子機器に外付けHDDが接続されている場合、HDDのアイコンを第1の表示装置202に表示し、HDDアイコンに指で接触することにより、キャッシュに残っていたデータを外付けHDDに保存することができる。この電子機器によると、ハードウェア部品に対して様々な処理を行うことができ、特に、データの喪失や周辺機器の破損等を防止することができる。
又、本実施形態に係る電子機器1は、バッファを備えるため、記憶されている仕様と同じ仕様が使用されようとしたときには、インタフェース仕様情報のすべてをアプリケーションソフトウェアから受け取らず、識別番号と一致するインタフェース仕様がバッファにあれば、バッファ内の仕様を使用することができる。このため、インタフェース切替処理を軽減し、切替時間短縮と情報処理に費やされる消費電力を低減することができる。
又、本実施形態に係る電子機器1は、入力装置201の位置情報に対応して、操作機器の表示態様を変化させることができる。例えば、操作機器として鍵盤の画像が表示されている場合、指が触れた箇所の画像の色を変化させることができる。このため、より現実空間に近い、リアルな操作機器の画像を表示することができる。
又、本実施形態に係る電子機器1は、変換された入力信号を外部へ送信する通信手段(通信モジュール700eやアンテナなど)を備えることができる。例えば、第2の表示装置100にカメラ画像を表示し、第1の表示装置202にカメラ画像に映し出された機械の操作レバーの画像を表示する場合、操作レバーに対応した入力信号を実際の機械に送信し、制御することができる。このため、現実空間に存在する物体を容易に制御することができる。
又、本実施形態に係る電子機器1は、電子機器に内蔵、あるいは接続されたハードウェア部品の位置情報を保持するハードウェア位置情報保持部703を備えることができる。このため、第1の表示装置202にハードウェア部品の位置を表示することができ、ユーザは、ハードウェア構成を容易に視認でき、ハードウェア部品に故障があった場合などに、早急に対応することができる。
又、本実施形態に係る電子機器1は、インタフェース仕様を切り替えることにより、特定の作業に最低限必要なキーのみを仮想キーとしてタッチパネル付表示装置に表示させ、不必要なキーに触れてユーザが意図しない動作をすることを防止できる。又、電子機器の操作に対するユーザの権限と、表示させるキーボード配列を対応させ、特定の用途に用いるパソコンの一般ユーザと管理者の権限をより明確に分けることができる。特に、不特定多数の用に供される、例えば、交通機関の案内のシステムや、インターネットカフェで提供される端末などのセキュリティを高めることにも有効である。又、本実施形態に係る電子機器1によると、機械式のキーボードでは対応できない多様なインタフェースを実現することができる。
(その他の実施の形態)
本発明は上記の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、本発明の実施の形態において、電子機器1としてノートパソコンを例示したが、これに限らず、パーソナルコンピュータ(PC)、電子手帳、PDA、携帯電話などの情報機器に適用しても構わない。
又、図4において、インタフェース切り替えモジュール700a、変換モジュール700bなどを一つの処理制御装置(CPU)内にあるとして説明したが、それらが二つあるいはそれ以上の処理制御装置に分かれていても構わない。その際はそれらの処理制御装置間でデータのやりとりが行えるようにバスなどで装置間を接続しているとする。
又、図4において、インタフェース仕様保持部701、ハードウェア位置情報保持部703などを異なる記憶装置として説明したが、一つの記憶装置にこれらの情報を保持することとしてもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本実施形態に係る電子機器の斜視図である。 本実施形態に係る電子機器の機能構成ブロック図である。 本実施形態に係る電子機器の他の機能構成ブロック図である。 本実施形態に係る電子機器のCPU機能構成ブロック図である。 本実施形態に係る電子機器の起動時の動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る電子機器のアプリケーションソフトウェア起動時の動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る電子機器のインタフェース仕様取得動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る電子機器のインタフェース仕様の一例を示す図である。 本実施形態に係る電子機器を特定の目的に使用した例である(その1)。 本実施形態に係る電子機器を特定の目的に使用した例である(その2)。 本実施形態に係る電子機器を特定の目的に使用した例である(その3)。 本実施形態に係る電子機器を特定の目的に使用した例である(その4)。 本実施形態に係る電子機器を特定の目的に使用した例である(その5)。 本実施形態に係る電子機器を特定の目的に使用した例である(その6)。 本実施形態に係る電子機器を特定の目的に使用した例である(その7)。 本実施形態に係る電子機器を特定の目的に使用した例である(その8)。 本実施形態に係る電子機器を特定の目的に使用した例である(その9)。 本実施形態に係る電子機器を特定の目的に使用した例である(その10)。
符号の説明
1…電子機器
10…第2の筐体
13…LCD
20…第1の筐体
22…タッチパネル付LCD
100…第2の表示装置
201…入力装置
202…第1の表示装置
300…変換手段
401、501、502…インタフェース切替手段
700…CPU
700a…インタフェース切替モジュール
700b…変換モジュール
700c…アプリケーションモジュール
700d…表示制御モジュール
700e…通信モジュール
700f…データ処理モジュール
701…インタフェース仕様保持部
702…バッファ装置
703…ハードウェア位置情報保持部
704…プログラム保持部

Claims (9)

  1. 第1の表示装置と、
    前記第1の表示装置に近接して配置され、接触した物体の位置情報を取得する入力装置と、
    前記第1の表示装置に表示するための操作機器の画像及び、前記入力装置から入力される位置情報と前記入力装置から位置情報が入力された際に出力する信号との対応関係が記述されたインタフェース仕様と、
    前記インタフェース仕様に従って、前記入力装置から入力された位置情報を前記操作機器の出力信号へ変換する変換手段と、
    前記出力信号に基づく、データ処理の結果を表示する第2の表示装置と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記入力装置の位置情報に対応して、前記操作機器の表示態様を変化させるための表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記変換手段によって変換された入力信号を外部へ送信する通信手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 電子機器に内蔵、あるいは接続されたハードウェア部品の位置情報を保持するハードウェア位置情報保持部を更に備え、
    前記表示制御手段は前記ハードウェア位置情報保持部の前記位置情報を参照し、前記第1の表示装置の前記位置情報に対応する位置へ前記ハードウェア部品の位置を表示することを特徴とする請求項2又は3に記載の電子機器。
  5. 前記変換手段によって変換された入力信号に基づき、前記ハードウェア部品に関するデータの処理を行うデータ処理手段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 過去に使用された前記インタフェース仕様を一時的に記憶するバッファを更に備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 電子機器の表示画面に操作機器の画像を表示するステップと、
    前記表示画面に近接して配置された入力装置に接触した物体の位置情報を取得するステップと、
    前記操作機器の画像及び、前記入力装置から入力される位置情報と前記入力装置から位置情報が入力された際に出力する信号との対応関係が記述されたインタフェース仕様に従って、前記入力装置から入力された位置情報を前記操作機器の出力信号へ変換するステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
  8. 使用するインタフェース仕様が、過去に使用されたインタフェース仕様を一時的に記憶するバッファに存在するか否か判断するステップを更に含み、
    前記バッファに存在する場合、前記変換するステップは、前記バッファに記憶されたインタフェース仕様に従って変換することを特徴とする請求項7に記載の制御方法。
  9. 電子機器に、
    操作機器の画像を表示画面に表示する手順と、
    前記表示画面に近接して配置された入力装置に接触した物体の位置情報を取得する手順と、
    前記操作機器の画像及び、前記入力装置から入力される位置情報と前記入力装置から位置情報が入力された際に出力する信号との対応関係が記述されたインタフェース仕様に従って、前記入力装置から入力された位置情報を前記操作機器の出力信号へ変換する手順と
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。

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