JP2006052047A - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 物品搬送車が退避箇所に位置するか否かを的確に判断して物品搬送車同士の衝突を回避することができる搬送装置を提供する。
【解決手段】 制御手段14は、接続検出手段25の検出情報並びに装着検出手段26の検出情報に基づいて、いずれの物品搬送車3の被装着部24にも他の物品搬送車3の前記着脱部材23が装着されず、且つ、いずれの物品搬送車3の被接続部24にも接続手段21が接続されていない状態では、複数台の物品搬送車3の全てが走行経路Sを走行可能であると判断し、退避箇所Tに位置する物品搬送車3の被接続部22に接続手段21が接続され、且つ、退避箇所Tに位置する物品搬送車3の着脱部材23が他の物品搬送車3の被装着部24に装着された状態では、退避箇所に位置するものを除く物品搬送車3が走行経路Sを走行可能であると判断する
【選択図】 図2

Description

本発明は、共通する走行経路に沿って移動する複数台の物品搬送車を運転管理する制御手段と、前記走行経路から外れた退避箇所に位置する前記物品搬送車と前記退避箇所とを接続可能で且つ前記物品搬送車と前記退避箇所とが接続された状態であるか否かを検出する接続検出手段を備えた接続手段とが設けられ、前記物品搬送車の夫々に、前記接続手段を接続可能な被接続部と、前記制御手段に設けられた光通信式の制御側通信手段との間で通信可能な車両側通信手段とが備えられ、前記制御手段が、前記制御側通信手段と前記車両側通信手段との間の通信により、複数台の前記物品搬送車を運転管理するように構成されている搬送装置に関する。
上記のような搬送装置は、自動倉庫などに適用されるものであり、例えば、制御側通信手段と車両側通信手段との間の通信により、制御手段にて複数台の物品搬送車を運転管理して1つの走行経路に沿って複数台の物品搬送台車を往復走行させ、走行経路の横側方に設けられた複数の物品移載箇所に対する物品の搬送を複数台の物品搬送車で行うことにより、搬送能力の向上を図るようにしているものがある。
このような搬送装置において、複数台の物品搬送車のうち一部の物品搬送車を、メンテナンス作業や故障のために走行経路から外れた退避箇所に移動させる場合に、従来では、2台の物品搬送車を運転管理する制御手段が、接続検出手段の検出情報に基づいて、いずれの物品搬送車の被接続部にも接続手段が接続されていない状態では、2台の物品搬送車が走行経路を走行可能であると判断し、退避箇所に位置する物品搬送車の被接続部に接続手段が接続された状態では、退避箇所に位置するものを除く物品搬送車が走行経路を走行可能であると判断するように構成され、2台の物品搬送車が走行経路を走行可能であると判断されている状態では、走行経路を走行可能な2台の物品搬送車の運転を衝突しないように管理し、退避箇所に位置する物品搬送車の被接続部に接続手段が接続された状態では、走行経路を走行可能な1台の物品搬送車の運転を走行経路の全範囲にわたって走行するように管理しているものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−267518号公報
しかし、上記従来の搬送装置では、退避箇所に位置するものを除く物品搬送車が走行経路を走行可能であるとの判断を、退避箇所に位置する物品搬送車と退避箇所とを接続手段にて接続することによる接続検出手段の検出情報に基づいて判断しており、接続検出手段の故障や誤検出により、退避箇所に位置する物品搬送車と退避箇所とが接続手段にて接続されていないにも拘らず接続されたと検出されると、制御手段が走行経路に位置している物品搬送車を退避箇所に位置していると判断してしまい、退避箇所に位置すると判断された走行経路に位置する物品搬送車と他の物品搬送車とが衝突する可能性があった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、物品搬送車が退避箇所に位置するか否かを的確に判断して物品搬送車同士の衝突を回避することができる搬送装置を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる搬送装置の第1特徴構成は、共通する走行経路に沿って移動する複数台の物品搬送車を運転管理する制御手段と、前記走行経路から外れた退避箇所に位置する前記物品搬送車と前記退避箇所とを接続可能で且つ前記物品搬送車と前記退避箇所とが接続された状態であるか否かを検出する接続検出手段を備えた接続手段とが設けられ、前記物品搬送車の夫々に、前記接続手段を接続可能な被接続部と、前記制御手段に設けられた光通信式の制御側通信手段との間で通信可能な車両側通信手段とが備えられ、前記制御手段が、前記制御側通信手段と前記車両側通信手段との間の通信により、複数台の前記物品搬送車を運転管理するように構成されている搬送装置において、
前記物品搬送車の夫々に、着脱自在な着脱部材と、他の前記物品搬送車の前記着脱部材を装着可能で且つ他の前記物品搬送車の前記装着部材が装着された状態であるか否かを検出する装着検出手段を備えた被装着部とが備えられ、前記制御手段が、前記接続検出手段の検出情報並びに前記装着検出手段の検出情報に基づいて、いずれの前記物品搬送車の前記被装着部にも他の前記物品搬送車の前記着脱部材が装着されず、且つ、いずれの前記物品搬送車の前記被接続部にも前記接続手段が接続されていない状態では、複数台の前記物品搬送車の全てが前記走行経路を走行可能であると判断し、前記退避箇所に位置する前記物品搬送車の前記被接続部に前記接続手段が接続され、且つ、前記退避箇所に位置する前記物品搬送車の前記着脱部材が他の前記物品搬送車の前記被装着部に装着された状態では、前記退避箇所に位置するものを除く前記物品搬送車が前記走行経路を走行可能であると判断するように構成されている点にある。
すなわち、複数台の物品搬送車の全てが走行可能な状態であれば、物品搬送車の夫々に着脱部材が装着され且つ物品搬送車の被接続部に接続部材が接続されていない状態であり、このうちの1台の物品搬送車をメンテナンス作業や故障のために退避箇所に退避させる場合では、その退避させる物品搬送車から着脱部材を取り外して走行経路を走行可能な物品搬送車の被装着部に装着し、退避箇所に退避させた物品搬送車の被接続部に接続手段を接続して接続手段にて退避箇所に位置する物品搬送車と退避箇所とを接続する。これにより、退避箇所に退避させた物品搬送車は退避箇所に接続されて走行経路を走行できなくなり、退避箇所に位置するものを除く物品搬送車が走行経路を走行可能な状態となる。
つまり、退避させる物品搬送車から着脱部材を取り外して走行経路を走行可能な物品搬送車の被装着部に装着したことを装着検出手段にて検出し、接続手段による退避箇所に位置する物品搬送車と退避箇所との接続との接続を接続検出手段にて検出し、これら装着検出手段の検出情報と接続検出手段の検出情報とに基づいて、退避箇所に位置するものを除く物品搬送車が走行経路を走行可能であるとの判断が行われている。よって、接続検出手段の故障や誤検出により、退避箇所に位置する物品搬送車と退避箇所とが接続手段にて接続されていないにも拘らず接続されたと検出されたとしても、走行経路を走行可能な物品搬送車における被装着部の装着検出手段が退避箇所に位置する物品搬送車に備えられた着脱部材の装着を検出しない限りは、制御手段が走行経路に位置している物品搬送車を退避箇所に位置していると判断しないので、物品搬送車が退避箇所に位置するか否かを的確に判断してこのような不測の事態における物品搬送車同士の衝突を回避することができる。
従って、制御手段は、接続検出手段による退避位置に位置する物品搬送車に対する検出情報と装着検出手段による走行経路を走行可能な物品搬送車に対する検出情報とに基づいて、退避箇所に位置するものを除く物品搬送車が走行経路を走行可能であると判断するように構成されているので、物品搬送車が退避箇所に位置するか否かを的確に判断することができ、もって、物品搬送車が退避箇所に位置するか否かを的確に判断して物品搬送車同士の衝突を回避することができる搬送装置を提供することができるに至った。
また、着脱部材については、退避箇所に退避させる物品搬送車から取り外して走行経路を走行可能な物品搬送車の被装着部に装着するように構成されているので、着脱部材を付け替える際に、作業者は退避箇所に位置する物品搬送車の状態と走行経路を走行可能な物品搬送車の状態を確認することができる。
本発明にかかる第2特徴構成は、第1特徴構成において、複数台の前記物品搬送車が2台の前記物品搬送車であり、前記走行経路上における2台の前記物品搬送車の位置を検出する位置検出手段が設けられ、前記制御手段が、前記位置検出手段の検出情報に基づいて前記走行経路を走行可能な2台の前記物品搬送車の運転を衝突しないように管理する2台管理制御と、前記走行経路を走行可能な1台の前記物品搬送車の運転を前記走行経路の全範囲にわたって走行するように管理する1台管理制御とを行うように構成され、複数台の前記物品搬送車の全てが前記走行経路を走行可能であると判断されている状態では前記2台管理制御を行い、前記退避箇所に位置するものを除く前記物品搬送車が前記走行経路を走行可能であると判断されている状態では前記1台管理制御を行うように構成されている点にある。
すなわち、複数台の物品搬送車の全てが走行経路を走行可能と判断された場合、つまりは、2台の物品搬送車がともに走行経路を走行可能と判断された場合では、その走行経路を一方の物品搬送車の走行範囲と他方の物品搬送車の走行範囲とを重複させながら、2台の物品搬送車の運転を衝突しないように管理して搬送能力を向上させ、退避箇所に位置するものを除く物品搬送車が走行経路を走行可能と判断、つまりは、一方の物品搬送車が退避箇所に位置し他方の物品搬送車が走行経路を走行可能と判断された場合では、他方の物品搬送車を走行経路の全範囲にわたって走行させて搬送能力の低下を抑制させることができる。
そして、2台管理制御において物品搬送車同士の衝突を回避するために物品搬送車どうしを設定間隔以上近づかないようにする車間制御を行なう場合に、1台管理制御で、車間制御における設定間隔を小さく或いは考慮しないことによって退避箇所に位置する物品搬送車近くまで移動することができ、退避箇所と走行経路とを近接した状態で設けても走行経路の全範囲にわたって走行させることができるので、搬送装置をコンパクトに構成することができる。
本発明にかかる第3特徴構成は、第2特徴構成において、前記物品搬送車の夫々に、他方の前記物品搬送車との車間距離を検出する距離検出手段と、この距離検出手段の検出情報に基づいて他方の前記物品搬送車と衝突しないように前記物品搬送車の運転を管理する接近禁止制御及び前記物品搬送車の運転を管理しない接近許容制御を行う車間制御装置とが備えられ、前記車間制御装置が、前記装着検出手段の検出情報に基づいて、他方の前記物品搬送車の前記着脱部材が前記被装着部に装着されていない状態では前記接近禁止制御を行い、他方の前記物品搬送車の前記着脱部材が前記被装着部に装着された状態では前記接近許容制御を行うように構成されている点にある。
すなわち、制御手段とは別に、物品搬送車には距離検出手段の検出情報に基づいて他方の物品搬送車と衝突しないように物品搬送車の運転を管理する接近禁止制御を行う車間制御装置が設けられているので、制御手段の故障により2台の物品搬送車の運転管理を正確に行えなくなったとしても、車間制御装置の接近禁止制御により物品搬送車を他方の物品搬送車との衝突を回避することができる。
しかしながら、制御手段の指令により車間許容制御を行う状態に車間制御装置を切り換えようとしても、車間制御装置は制御手段の指令には影響されない独立した状態で設けられているものでは接近禁止制御から接近許容制御に切り換えられることができないものであるので、制御装置が退避箇所に位置するものを除く物品搬送車が走行経路を走行可能と判断しても車間制御装置は接近禁止制御を行う状態であり、走行経路と退避箇所とを近接した状態で設けると、退避箇所に位置する物品搬送車に対する接近禁止制御により走行経路を全範囲にわたって走行できない場合があった。
そこで、装着検出手段の検出情報に基づいて、他方の物品搬送車の着脱部材が被装着部に装着されていない状態では接近禁止制御を行い、他方の物品搬送車の着脱部材が被装着部に装着された状態では接近禁止制御を行うので、複数台の物品搬送車の全てが走行経路を走行可能であると判断されている状態では接近禁止制御を行って制御手段の故障により2台の物品搬送車の運転管理を正確に行えなくなったとしても、車間制御装置の接近禁止制御により物品搬送車を他方の物品搬送車との衝突を回避することができ、また、退避位置に位置するものを除く物品搬送車が走行経路を走行可能であると判断された状態では接近許容制御を行うことにより退避箇所に位置する物品搬送車近くまで移動することができ、退避箇所と走行経路とを近接した状態で設けることができるので、搬送装置をコンパクトに構成することができる。
以下、本発明にかかる搬送装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この搬送装置は、物品収納棚を設けた自動倉庫などに適応され、図1に示すように、物品移載箇所としてのステーション1の複数にわたる共通する軌道Rに沿って走行する物品搬送車としての荷捌き台車3を複数台設け、それら複数台の荷捌き台車3が、走行経路を往復走行して、複数のステーションの間で物品Bを搬送するように構成されている。
前記軌道Rは、軌道Rの中間部分に位置する走行経路Sとその走行経路Sから長手方向に外れた両端部分に位置する荷捌き台車3の退避用の退避箇所Tとにより、両端部が定められた有端式の直線状に構成されており、軌道Rにおける走行経路Sの左右両側に走行経路Sの長手方向に間隔を隔てて複数の物品移載箇所としてのステーション1が配設されている。
そして、複数のステーションとしては、物品収納棚から出庫する物品Bを搬送する出庫コンベアを備えた出庫用のステーション1、物品収納棚へ入庫する物品Bを搬送する入庫コンベアを備えた入庫用のステーション1、外部から搬入する物品Bを搬送する搬入コンベアを備えた搬入用のステーション1、および、外部へ搬出する物品Bを搬送する搬出コンベアを備えた搬出用のステーション1などを組み合わせて構成されている。
複数台の前記荷捌き台車3として、第1荷捌き台車3aと第2荷捌き台車3bとの2台の荷捌き台車3が設けられており、第1荷捌き台車3aと第2荷捌き台車3bとの夫々には、自己とステーション1との間で物品Bを移載するローラコンベアなどの電動式の移載装置4、軌道Rに沿って配設された有端式の走行レール2上を転動する走行車輪5などが設けられている。
前記走行車輪5は、インバータ式の走行モータ6にて回転駆動する駆動用の走行車輪5と、従動回転自在な従動用の走行車輪5とから構成されている。
また、第1荷捌き台車3aと第2荷捌き台車3bとの夫々には、図2に示すように、走行モータ6を作動させて荷捌き台車3を走行駆動させる走行駆動手段としての走行用インバータ7、移載装置4を作動させる移載用インバータ11、移載装置4における物品Bの状態などを検出するセンサ類12、そのセンサ類12の検出情報を出力するための入出力装置13などが設けられている。
そして、床面などの地上側には、第1荷捌き台車3aと第2荷捌き台車3bとを運転管理する制御手段としての地上側コントローラ14が一つ設けられ、第1荷捌き台車3aと第2荷捌き台車3bとの夫々には、地上側コントローラ14に設けられた制御側通信手段としての制御側光伝送装置16との間で通信可能な車両側通信手段としての車両側光伝送装置17が備えられており、前記地上側コントローラ14が制御側光伝送装置16と車両側光伝送装置17との間の通信により、第1荷捌き台車3aおよび第2荷捌き台車3bにおける走行用インバータ7や移載用インバータ11などの作動を制御して、第1荷捌き台車3aと第2荷捌き台車3bとを運転管理するように構成されている。
また、退避箇所Tの外方側端部の夫々には、荷捌き台車3までの距離を検出することにより、軌道R上における荷捌き台車3の位置を検出する位置検出手段としての位置検出センサ15が設けられており、この位置検出センサ15の検出情報は、地上側コントローラ14に入力されるように構成されている。
このようにして、地上側コントローラ14は、軌道R上における第1荷捌き台車3a及び第2荷捌き台車3bの位置を管理しながら、前記地上側コントローラ14と第1荷捌き台車3aとの間で情報の授受を行うための前記制御側光伝送装置16や地上側コントローラ14と荷捌き台車3との間で情報の授受を行うための前記車両側光伝送装置17等から構成された通信ネットワークを介して、第1荷捌き台車3a及び第2荷捌き台車3bに各種指令情報を与えることにより、第1荷捌き台車3a及び第2荷捌き台車3bの運転を管理するように構成されている。
そして、地上側コントローラ14は、位置検出センサ15の検出情報に基づいて走行経路Rに位置する2台の荷捌き台車3の運転を衝突しないように管理する2台管理制御と、走行経路Sに位置する1台の荷捌き台車3を走行経路Sの全範囲にわたって走行するように管理する1台管理制御とを行うように構成されている。
つまり、2台管理制御では、2台の荷捌き台車3の走行範囲を重複させて、2台の荷捌き台車3の夫々が全てのステーション1に対して物品を移載可能にするように2台の荷捌き台車3の運転を管理している。そして、2台管理制御は、複数のステーションのうちから移載対象のステーション1を指示する搬送要求情報と位置検出センサ15にて検出された2台の荷捌き台車3の位置情報とに基づいて、第1荷捌き台車3aと第2荷捌き台車3bとのいずれかにて移載対象のステーション1の間で物品Bの移載を行う搬送処理と、第1荷捌き台車3aと第2荷捌き台車3bとのうちで搬送処理を実行する荷捌き台車3を選択して引き当てる引当処理とを行うことにより、2台の荷捌き台車3の運転を衝突しないように管理している。
そして、1台管理制御では、図3に示すように、一方の荷捌き台車3が故障やメンテナンス作業のために退避箇所に退避させた状態においては、引当処理を行わずに他方の荷捌き台車3にて全ての搬送処理を行うべく、1台の物品搬送車の運転を走行経路Sの全範囲にわたって走行するように管理されている。
ちなみに、搬送要求情報については、キーボードの人為操作式の入力装置や上位コンピュータにより、地上側コントローラ14に対して入庫、出庫、搬入或いは搬出を行う移載対象のステーション1を指示する搬送要求情報を入力するように構成されている。
そして、地上側コントローラ14は、搬送要求情報に基づく搬送処理としての、物品Bを掬い取るために出庫や搬入を行う移載対象のステーション1まで引き当てた荷捌き台車3を走行させる掬い用の搬送処理と、物品Bを卸すために入庫や搬出を行う移載対象のステーション1まで掬い用の搬送処理を行った後の荷捌き用台車3を走行させる卸し用の搬送処理とを、別の搬送処理として、荷捌き台車3を運転管理するように構成されている。
前記引当処理について説明を加えると、地上側コントローラ14は、掬い用の搬送処理を行うときか、あるいは、卸し用の搬送処理を行うときか、第1荷捌き台車3aおよび第2荷捌き台車3bが現在搬送処理中であるか否か、第1荷捌き台車3aおよび第2荷捌き台車3bが軌道R上のどこに位置するかなどの各種条件に基づいて、第1荷捌き台車3aと第2荷捌き台車3bとのうち、搬送処理を実行するに適した荷捌き台車3を選択して引き当てるように構成されている。
すなわち、掬い用の搬送処理を行うときには、地上側コントローラ14は、2台の荷捌き台車3がともに現在搬送処理中ではない待機中である場合には、第1荷捌き台車3aおよび第2荷捌き台車3bのうち、移載対象のステーション1の近くに位置する荷捌き台車3を掬い用の搬送処理を実行する荷捌き台車3とし引き当てるように構成されている。
また、地上側コントローラ14は、2台の荷捌き台車3が現在搬送処理中の荷捌き台車3と待機中の荷捌き台車3である場合には、待機中の荷捌き台車3が掬い用の搬送処理を行っても現在搬送処理中の荷捌き台車3の邪魔にならないときには、待機中の荷捌き台車3を掬い用の搬送処理を実行する荷捌き台車3として引き当てるように構成されている。
そして、卸し用の搬送処理を行うときには、地上側コントローラ14は、掬い用の搬送処理を実行した荷捌き台車3とは別のもう一台の荷捌き用台車3が待機中であれば、その掬い用の搬送処理を実行した荷捌き用台車3を卸し用の搬送処理を実行する荷捌き台車3として引き当てるように構成されている。
また、地上用のコントローラ14は、掬い用の搬送処理を実行した荷捌き台車3とは別のもう一台の荷捌き用台車が現在搬送処理中である場合には、掬い用の搬送処理を実行した荷捌き台車3が卸し用の搬送処理を実行しても現在搬送処理中のもう一台の荷捌き台車3の邪魔にならないときには、その掬い用の搬送処理を実行した荷捌き台車3を卸し用の搬送処理を実行する荷捌き台車3として引き当てるように構成されている。
このようにして、地上側コントローラ14は、引当処理を行うことにより、搬送要求情報が発生した順序にしたがって、現在搬送処理中である荷捌き台車3を邪魔しない範囲で、発生した搬送要求情報を満たすべく、掬い用又は卸し用の搬送処理を実行する荷捌き台車3を引き当てるように構成されている。
そして、地上側コントローラ14は、引当処理において、待機中の荷捌き台車3に引き当てると現在搬送処理中の荷捌き台車3を邪魔する場合には、待機中の荷捌き台車を搬送処理用の荷捌き台車としての引き当てを行わず現時位置に待機させる待機状態とする。
また、卸し用の搬送処理を実行する荷捌き用台車3が物品Bを卸すために入庫や搬出を行う移載対象のステーション1まで走行する際に、その走行経路の途中に待機中の荷捌き台車3が位置している等により、現在搬送処理中の荷捌き台車3を他方の荷捌き台車3が邪魔する場合には、その他方の荷捌き台車3を邪魔しない位置に移動させる追い出し作動を実行させるように構成されている。
尚、この追い出し作動を実行する際に、例えば図1において、第1荷捌き台車3aにて図面上一番右のステーション1に物品Bを卸す場合では、第2荷捌き台車3bに対して追い出し作動を実行させるのであるが、この場合、第2荷捌き台車3bを退避箇所Tに追い出して待機箇所Tを利用して追い出し作動が実行される。
前記第1荷裁き台車3aおよび第2荷裁き台車3bの夫々には、図2に示すように、他方の荷捌き台車3との車間距離を検出する距離検出手段としての車間距離センサ8と、他方の荷捌き台車3との間で情報を通信するための車両間通信手段としての台車間光伝送装置9と、車間距離センサ8の検出情報に基づいて他方の荷捌き台車3と衝突しないように荷捌き台車3の運転を管理する接近禁止制御及び荷捌き台車の運転を管理しない接近許容制御を行う車間制御装置としてのスレーブコントローラ10とが設けられている。つまり、地上側コントローラ14にて2台管理制御が行われている状態では、接近禁止制御を行うことにより、地上側コントローラ14の故障により荷捌き台車3の運転を正常に管理できなくなった場合でも荷捌き台車3が互いに接触しないように荷捌き台車3の運転を管理することができ、また、地上側コントローラ14にて1台管理制御が行われている状態では、接近許容制御を行うことにより、図1、図3に示すように退避箇所Tを走行経路Sに近設させた場合に退避箇所Tに位置する荷捌き台車3に対する接近禁止制御により走行経路Sの端部まで走行できないということがないように構成されている。
前記接近禁止制御について説明すると、車間距離センサ8の検出情報に基づいて、荷捌き台車3どうしの相対車間距離および相対速度を監視し、荷捌き台車3どうしが衝突する虞がある場合には、2台の荷捌き台車3をともに強制的に停止させることにより、他方の荷捌き台車3と衝突しないように荷捌き台車3の運転を管理するように構成されている。
すなわち、スレーブコントローラ10は、相対車間距離が許容車間距離以下となるか、或いは、相対速度が許容相対速度以上となると、走行モータ6への電力供給を停止させる電力停止手段18を作動させて走行モータ6への電力供給を停止させて、荷捌き台車3を走行停止させるように構成されている。
尚、相対車間距離が許容車間距離以下となるか、或いは、相対速度が許容相対速度以上となると、上記のように2台の荷捌き台車3の夫々において接近禁止処理が行われることにより2台の荷捌き台車3をともに強制的に停止させることができるが、荷捌き台車3に備えられた車間距離センサ8が故障した場合を考慮して、台車間光伝送装置9を用いられて他方の荷捌き台車3から検出情報が伝達され、この台車間光伝送装置にて伝達された検出情報に基づいて電力停止手段18を作動させられるように構成されている。
図1〜3に示すように、退避箇所Tには、退避箇所Tに位置する荷捌き台車3と退避箇所Tとを接続可能な接続手段21と、接続手段21を接続可能な待機台27とが設けられている。また、第1荷捌き台車3aと第2荷捌き台車3bとの夫々には、前記接続手段21を接続可能な被接続部としての接続ソケット22と、着脱自在な着脱部材としての着脱プラグ23と、他方の荷捌き台車3の着脱プラグ23を装着可能な被装着部としての装着ソケット24とが備えられている。尚、接続ソケット22には自車の前記着脱プラグ23を装着可能に構成されている。また、接続手段21は、待機台27と退避箇所Tとの接続、或いは、荷捌き台車3と退避箇所Tとの接続を選択的に行えるように構成されている。
そして、接続手段21には、荷捌き台車3と退避箇所Tとが接続された状態であるか否かを検出する接続検出手段としての接続検出センサ25が備えられ、接続ソケット22には、自車の着脱プラグ23が装着された状態であるか否かを検出する自車プラグ検出センサ28が備えられ、装着ソケット24には、他方の荷捌き台車3の着脱プラグ23が装着された状態であるか否かを検出する装着検出手段としての他車プラグ検出センサ26が備えられている。尚、接続検出センサ25は、接続手段21が待機台27に接続された状態であるか否かも検出できるように構成されている。
前記接続手段21について説明を加える。図1、図2に示すように、2箇所の退避箇所Tにおける第1荷捌き台車3aが存在する側の第1荷捌き台車用の退避箇所Tには、一端側が退避箇所Tに常時接続されて第1荷捌き台車3aに備えられた第1接続ソケット22aに装着可能な第1接続プラグ21aを他端側に備えた接続手段21が設けられ、第2荷捌き台車3bが存在する側の第2荷捌き台車用の退避個所Tには、一端側が退避箇所Tに常時接続されて第2荷捌き台車3bに備えられた第2接続ソケット22bに装着可能な第2接続プラグ21bを他端側に備えた接続手段21が設けられている。
接続手段21の夫々は、対象となる荷捌き台車3が退避箇所Tに位置している状態で退避箇所Tと荷捌き台車3とを接続できる長さで、且つ、荷捌き台車3が退避箇所Tから走行経路Sに一部でも突出していると退避箇所Tと荷捌き台車3とを接続できない長さに構成されている。
そして、第1接続プラグ21aと第2接続プラグ21bとの夫々には、地上側コントローラ14に検出情報を出力する前記接続検出センサ25が備えられており、第1接続プラグ21aが第1接続ソケット22aに装着される或いは第2接続プラグ21bが第2接続ソケット22bに装着されると、接続検出センサ25にて接続ソケット22との接続が検出されてその検出情報が地上側コントローラ14に出力されるように構成されている。
第1荷捌き台車用の退避箇所Tには、接続手段21の第1接続プラグ21aを装着可能な第1待機ソケット27aを備えた待機台27が設けられ、第2荷捌き台車用の退避箇所Tには、接続手段21の第2接続プラグ21bを装着可能な第2待機ソケット27bを備えた待機台27が設けられており、接続手段21を荷捌き台車3に接続しない場合には接続手段21の第1接続プラグ21aや第2接続プラグ21bを待機ソケット27に装着しておけるように構成されている。
そして、第1接続プラグ21aが第1待機ソケット27aに装着される或いは第2接続プラグ21bが第2待機ソケット27bに装着されると、接続検出センサ25にて待機台27との接続が検出されてその検出情報が地上側コントローラに出力されるように構成されている。
前記接続ソケット22について説明を加える。図2、図4に示すように、第1荷捌き台車3aに備えられた第1接続ソケット22aは、自車に備えられた第1着脱プラグ23aを着脱自在に装着され、第2荷捌き台車3bに備えられた第2接続ソケット22bは、自車に備えられた第2着脱プラグ23bを着脱自在に装着されている。
そして、第1接続ソケット22aと第2接続ソケット22bとの夫々には、スレーブコントローラ10に検出情報を出力する前記自車プラグ検出センサ28が備えられており、第1着脱プラグ23aの第1接続ソケット22aへの装着や、第2着脱プラグ23bの第2接続ソケット22aへの装着により、他車プラグ検出センサ26にて自車の着脱プラグ23の装着が検出されてその検出情報がスレーブコントローラ10に出力されるように構成されている。
装着ソケット24について説明を加える。図2、図4に示すように、第1荷捌き台車3aには、第2荷捌き台車3bの第2着脱プラグ23bを装着可能な第1装着ソケット24aが備えられ、第2荷捌き台車3bには、第1荷捌き台車3aの第1着脱プラグ23aを装着可能な第2装着ソケット24bが備えられている。
そして、第1装着ソケット24aと第2装着ソケット24bとの夫々には、地上側コントローラに検出情報を出力する前記他社プラグ検出センサ26が備えられており、第2着脱プラグ23bの第1装着ソケット24aへの装着や、第1着脱プラグ23aの第2装着ソケット24bへの装着により、他社プラグ検出センサ26にて他社の着脱プラグ23の装着が検出されてその検出情報がスレーブコントローラ10に入力されるように構成されている。
スレーブコントローラ10は、他車プラグ検出センサ26の検出情報に基づいて、他方の荷捌き台車3の着脱プラグ23が装着ソケット24に装着されていない状態では前記接近禁止制御を行い、他方の荷捌き台車3の着脱プラグ23が装着ソケット24に装着された状態では前記接近許容制御を行うように構成されている。つまり、前記他車プラグ検出センサ26から検出情報が入力されないと、他方の荷捌き台車3の着脱プラグ23が装着ソケット24に装着されていない状態と判断して接近禁止制御を行い、前記他車プラグ検出センサ26から検出情報が入力されると、他方の荷捌き台車3の着脱プラグ23が装着ソケット24に装着された状態と判断して接近許容制御を行うように構成されている。そして、スレーブコントローラ10に入力された他車プラグ検出センサ26の検出情報並びに自車プラグ検出センサ28の検出情報は、スレーブコントローラ10から地上側コントローラ14に出力され、通信ネットワークを介して地上側コントローラ14に入力される。
地上側コントローラ14は、接続検出センサ25の検出情報並びに他社プラグ検出センサ26の検出情報に基づいて、いずれの荷捌き台車3の装着ソケット24にも他の荷捌き台車3の着脱プラグ23が装着されず、且つ、いずれの荷捌き台車3の接続ソケット22にも接続手段21が接続されていない状態では、複数台の荷捌き台車3の全てが走行経路Sを走行可能であると判断し、退避箇所Tに位置する荷捌き台車3の接続ソケット22に接続手段21が接続され、且つ、退避箇所Tに位置する荷捌き台車3の着脱プラグ23が他の荷捌き台車3の装着ソケット24に装着された状態では、退避箇所Tに位置するものを除く荷捌き台車3が走行経路Sを走行可能であると判断するように構成されている。
そして、地上側コントローラ14は、複数台の荷捌き台車3の全てが走行経路Sを走行可能であるか、退避箇所Tに位置するものを除く荷捌き台車3が走行経路Sを走行可能であるかを判断するにあたり、上記した接続検出センサ25の検出情報並びに他社プラグ検出センサ26の検出情報に加えて、自車プラグ検出センサ28の検出情報に基づいても判断している。
すなわち、図4(イ)に示すように、いずれの荷捌き台車3の装着ソケット24にも他の荷捌き台車3の着脱プラグ23が装着されず、且つ、いずれの荷捌き台車3の接続ソケット22にも自車の着脱プラグ23が装着され、尚且つ、いずれの待機台27にも接続手段21が接続されている状態では、複数台の荷捌き台車3の全てが走行経路Sを走行可能であると判断するように構成されている。
また、図4(ロ)、(ハ)に示すように、退避箇所Tに位置する荷捌き台車3の装着ソケット24に他車の着脱プラグ23が装着されず、退避箇所Tに位置する荷捌き台車3の接続ソケット22に自車の着脱プラグ23が装着されずに接続部材21が接続され、且つ、走行経路Sを走行可能な荷捌き台車3の接続ソケット22に自車の着脱プラグ23が装着され、装着ソケット24に他車の着脱プラグ23が装着され、走行経路を走行可能な荷捌き台車3に対応した接続手段21が待機台27に接続されている状態では、退避箇所Tに位置するものを除く荷捌き台車3が走行経路Sを走行可能であると判断するように構成されている。
そして、地上側コントローラ14は、複数台の荷捌き台車3の全てが走行経路Sを走行可能であると判断されている状態では前記2台管理制御を行い、退避箇所Tに位置するものを除く荷捌き台車3が走行経路Sを走行可能であると判断されている状態では前記1台管理制御を行うように構成されている。
つまり、地上側コントローラ14は、2つの自車プラグ検出センサ28の夫々からの検出情報が入力され、且つ、2つの他車プラグ検出センサ26の夫々から検出情報が入力されず、2つの接続検出センサ25から待機台27との接続による検出情報が入力された状態では、複数台の荷捌き台車3の全てが走行経路Sを走行可能であると判断して前記2台管理制御を行うように構成されている。
また、地上側コントローラ14は、一方の自車プラグ検出センサ28と他車プラグ検出センサ26とからの検出情報が入力され、他方の荷捌き台車3の自車プラグ検出センサ28と他車プラグ検出センサ26とからの検出情報が入力されず、一方の接続検出センサ25から待機台27との接続により出力される検出情報が入力され、他方の接続検出センサ25から荷捌き台車3との接続により出力される検出情報が入力された状態では、退避箇所Tに位置するものを除く荷捌き台車3が走行経路Sを走行可能であると判断されている状態では前記1台管理制御を行うように構成されている。
尚、複数台の荷捌き台車3の全てが走行経路Sを走行可能であるかの判断、退避箇所Tに位置するものを除く荷捌き台車3が走行経路Sを走行可能であるかの判断がいずれもなされていない状態では、2台の荷捌き台車の主回路が切り操作されて運転が停止するように構成されている。
次に、2台の荷捌き台車3を運転管理していた状態から、メンテナンス作業や故障により1台を退避箇所に退避させて残る一台を運転管理する状態への切り換えを説明する。
尚、後述する方法は切り換え方法の1つに過ぎず、図4(イ)に示す状態から図4(ロ)、(ハ)に示す状態に切り換えられる方法であればよいものである。
第1荷捌き台車3aと第2荷捌き台車3bを運転管理していた状態、つまりは、地上側コントローラ14にて2台管理制御が行われている状態では、図4(イ)に示すように、第1着脱プラグ23aは第1荷捌き台車3aの第1接続ソケット22aに装着され、第2着脱プラグ23bは第2荷捌き台車3bの第2接続ソケット22bに装着され、接続手段21の第1接続プラグ21aと第2接続プラグ21bとは夫々対応する待機台27の第1待機ソケット27aと第2待機ソケット27bとに装着されている。
そして、第1荷捌き台車3aを退避箇所Tに退避させる場合には、ます、第1荷捌き台車3aの第1着脱プラグ23aを第1接続ソケット22aから取り外して第2荷捌き台車3bの第2装着ソケット22bに装着する。これにより2台の荷捌き台車3の主回路が切り操作され且つ接近禁止制御から接近許容制御に切り換えられる。その後、第1荷捌き台車3aを退避箇所Tに移動させ、第1接続プラグ21aを第1待機ソケット27aから取り外して第1荷搬送車3aの第1接続ソケット21aに装着させて接続手段21にて第1荷捌き台車3aと退避箇所Tとを接続する。これにより2台管理制御から1台管理制御に切り換えられ且つ2台の荷捌き台車の主回路が入り操作される。
また、第2荷捌き台車3bを退避箇所Tに退避させる場合も同様に、ます、第2荷捌き台車3bの第2着脱プラグ23bを第2接続ソケット22bから取り外して第1荷捌き台車3aの第1装着ソケット24aに装着する。これにより2台の荷捌き台車3の主回路が切り操作され且つ接近禁止制御から接近許容制御に切り換えられる。その後、第2荷捌き台車3bを退避箇所Tに移動させ、第2接続プラグ21bを第2待機ソケット27bから取り外して第2荷搬送車3bの第2接続ソケット21bに装着させて接続手段21にて第2荷捌き台車3bと退避箇所Tとを接続する。これにより2台管理制御から1台管理制御に切り換えられ且つ2台の荷捌き台車の主回路が入り操作される。
〔別実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、物品搬送車3の夫々に、距離検出手段8と車間制御装置10とを備えて、制御手段14と車間制御装置10とで2台の物品搬送車3の運転を管理するように構成したが、車間制御装置10を設けずに制御手段14のみで2台の物品搬送車の運転を管理するように構成してもよい。
(2) 上記実施の形態では、距離検出手段8を2台の物品搬送車3の夫々に備えたが、距離検出手段8を一方の物品搬送車3にのみ備えて構成してもよい。
つまり、物品搬送車3の夫々に、車間制御装置10と、他方の物品搬送車3との間で情報を通信するための車両間通信手段9とを備え、2台の物品搬送車3の一方に距離検出手段8を備えて、一方の物品搬送車3において距離検出手段8にて検出された検出情報を車両間通信手段9を用いて他方の物品搬送装置3の車両制御装置10に入力されるように構成してもよい。
(3) 上記実施の形態では、制御手段14として複数台の物品搬送車3を一元管理する1つの地上側コントローラにて構成したが、複数台の物品搬送車3の夫々に車体側コントローラを備えて、この複数の車体側コントローラにて制御手段14を構成してもよく、また、複数の車体側コントローラと地上側コントローラとで制御手段14を構成してもよい。
(4) 上記実施の形態では、走行経路Sの側方に物品移載箇所1を配設して、1台管理制御を行なう場合には運転管理する1台の物品搬送車3にてすべての物品移載箇所1に対して物品Bの移載を可能としたが、退避箇所Tの側方にその退避箇所に退避する物品搬送車3の専用の物品移載箇所を設けてもよい。
つまり、2台管理制御、1台管理制御のいずれにおいても、一方の物品搬送車3にて、走行経路Sと一方の退避箇所Tとの側方に設けた物品移載箇所1に物品Bを移載可能とし、他方の物品搬送車3にて、走行経路Sと他方の退避箇所Tとの側方に設けた物品移載箇所1に物品Bを移載可能とするように構成してもよい。
(5) 上記実施の形態では、2台管理制御において、2台の物品搬送車3の走行範囲を重複させて、2台の物品搬送車3の夫々が全ての物品移載箇所1に対して物品Bを移載するように2台の物品搬送車3の運転を管理したが、2台管理制御において、2台の物品搬送車3の走行範囲を重複しないようにして、物品移載箇所1に対して2台の物品搬送車3いずれかにて物品Bの移載を可能として、1台管理制御においてその運転管理する物品搬送車3にて走行経路Sの側方に位置する全ての物品移載箇所1に対して物品Bを移載可能に構成してもよい。
(6) 上記実施の形態では、位置検出手段15として、退避箇所Tの外方側端部の夫々に位置検出センサを備えて、物品搬送車3までの距離を検出することにより走行経路Sにおける物品搬送車3の位置を検出するように構成したが、位置検出手段として2台の物品搬送車3の夫々にエンコーダ設けて、そのエンコーダの検出情報に基づいて走行経路Sにおける物品搬送車3の位置を検出して、その検出情報を車両側通信手段17と制御側通信手段18との間の通信により制御装置14に通信するように構成してもよい。
(7) 上記実施の形態では、複数台の荷捌き台車3の全てが走行経路Sを走行可能であるか、退避箇所Tに位置するものを除く荷捌き台車3が走行経路Sを走行可能であるかを判断するにあたり、接続検出手段25の検出情報と装着検出手段26の検出情報と自車プラグ検出センサ28の検出情報とに基づいて判断するように構成したが、接続検出手段25の検出情報と装着検出手段26の検出情報とで判断するように構成してもよい。
つまり、退避箇所Tに位置する物品搬送車3の被接続部22に接続手段21が接続され、且つ、退避箇所Tに位置する物品搬送車3の着脱部材23が他の物品搬送車3の被装着部24に装着された状態では、退避箇所Tに位置するものを除く物品搬送車3が走行経路Sを走行可能であると判断して1台管理制御を行い、それ以外の状態では、退避箇所Tに位置するものを除く物品搬送車3が走行経路Sを走行可能であると判断されている状態であると判断して1台管理制御を行うように構成してもよい。
(8) 上記実施の形態では、複数台の物品搬送車として、物品搬送車を2台設けたが、3台以上設けてもよい。
(9) 上記実施の形態では、物品搬送車3を荷捌き台車としたが、物品搬送車3としては、物品移載箇所としての収納棚に対して物品を移載可能なスタッカークレーンでもよく、他の物品搬送車でもよい。
搬送装置の平面図 搬送装置の制御ブロック図 1台が待機箇所に待機している状態を示す搬送装置の平面図 搬送装置の2台管理制御と1台管理制御との切り換え作用図
符号の説明
3 物品搬送車
8 距離検出手段
10 車間制御装置
14 制御手段
15 位置検出手段
16 制御側通信手段
17 車両側通信手段
21 接続手段
22 被接続部
23 着脱部材
24 被装着部
25 接続検出手段
26 装着検出手段
S 走行経路
T 退避箇所

Claims (3)

  1. 共通する走行経路に沿って移動する複数台の物品搬送車を運転管理する制御手段と、前記走行経路から外れた退避箇所に位置する前記物品搬送車と前記退避箇所とを接続可能で且つ前記物品搬送車と前記退避箇所とが接続された状態であるか否かを検出する接続検出手段を備えた接続手段とが設けられ、
    前記物品搬送車の夫々に、前記接続手段を接続可能な被接続部と、前記制御手段に設けられた光通信式の制御側通信手段との間で通信可能な車両側通信手段とが備えられ、
    前記制御手段が、前記制御側通信手段と前記車両側通信手段との間の通信により、複数台の前記物品搬送車を運転管理するように構成されている搬送装置であって、
    前記物品搬送車の夫々に、着脱自在な着脱部材と、他の前記物品搬送車の前記着脱部材を装着可能で且つ他の前記物品搬送車の前記装着部材が装着された状態であるか否かを検出する装着検出手段を備えた被装着部とが備えられ、
    前記制御手段が、前記接続検出手段の検出情報並びに前記装着検出手段の検出情報に基づいて、いずれの前記物品搬送車の前記被装着部にも他の前記物品搬送車の前記着脱部材が装着されず、且つ、いずれの前記物品搬送車の前記被接続部にも前記接続手段が接続されていない状態では、複数台の前記物品搬送車の全てが前記走行経路を走行可能であると判断し、前記退避箇所に位置する前記物品搬送車の前記被接続部に前記接続手段が接続され、且つ、前記退避箇所に位置する前記物品搬送車の前記着脱部材が他の前記物品搬送車の前記被装着部に装着された状態では、前記退避箇所に位置するものを除く前記物品搬送車が前記走行経路を走行可能であると判断するように構成されている搬送装置。
  2. 複数台の前記物品搬送車が2台の前記物品搬送車であり、
    前記走行経路上における2台の前記物品搬送車の位置を検出する位置検出手段が設けられ、
    前記制御手段が、前記位置検出手段の検出情報に基づいて前記走行経路を走行可能な2台の前記物品搬送車の運転を衝突しないように管理する2台管理制御と、前記走行経路を走行可能な1台の前記物品搬送車の運転を前記走行経路の全範囲にわたって走行するように管理する1台管理制御とを行うように構成され、複数台の前記物品搬送車の全てが前記走行経路を走行可能であると判断されている状態では前記2台管理制御を行い、前記退避箇所に位置するものを除く前記物品搬送車が前記走行経路を走行可能であると判断されている状態では前記1台管理制御を行うように構成されている請求項1記載の搬送装置。
  3. 前記物品搬送車の夫々に、他方の前記物品搬送車との車間距離を検出する距離検出手段と、この距離検出手段の検出情報に基づいて他方の前記物品搬送車と衝突しないように前記物品搬送車の運転を管理する接近禁止制御及び前記物品搬送車の運転を管理しない接近許容制御を行う車間制御装置とが備えられ、
    前記車間制御装置が、前記装着検出手段の検出情報に基づいて、他方の前記物品搬送車の前記着脱部材が前記被装着部に装着されていない状態では前記接近禁止制御を行い、他方の前記物品搬送車の前記着脱部材が前記被装着部に装着された状態では前記接近許容制御を行うように構成されている請求項2記載の搬送装置。
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