JP2006047334A - プロジェクタ装置およびズーム制御方法 - Google Patents

プロジェクタ装置およびズーム制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 投影環境の変化に応じてズーム倍率等を適切な設定に自動的に変更することができるプロジェクタ装置を実現する。
【解決手段】 投影光学系30が投影したスクリーン面上の画像部分から反射する表示光量と、スクリーン面上の画像以外の部分から反射する環境光量とを検出するエリアセンサー21を備え、該検出した表示光量と環境光量との比であるコントラスト値が所定の範囲内の値となるように、投影光学系30のズーム倍率を変動させることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロジェクタ装置およびズーム制御方法に関する。
従来のプロジェクタ装置では、投影環境の明るさに対して投影画像のコントラストが直接的に影響を受けるために、スクリーンの周囲が明るくなると投影画像のコントラストが低下して見辛くなる。このため、使用者がプロジェクタ装置のズーム倍率を適宜変更して投影画像を小画面化することにより、コントラストを上げている。そして、電動ズームを備えたプロジェクタ装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。また、ズーム倍率以外にもランプ光量や絞り等の画像に影響する他の調整項目があり、適宜調整する必要がある。それらの調整項目の設定を簡易に行うための従来技術として、NECビューテクノロジー社のデジタルシネマ用プロジェクタ装置に備わる「レンズメモリ機能」と呼ばれるものが知られている。この「レンズメモリ機能」では、レンズシフト、ズームおよびフォーカスのレンズ状態を映像入力信号に対応させて予め調整しておくことにより、種々の映像ソース(画面アスペクト、解像度等)に応じてレンズ状態を即座に切り替えている。
特開2002−131604号公報 特開2001−194572号公報
しかし、上述した従来の電動ズームを備えたプロジェクタ装置では、使用者が投影環境の変化に応じて、適宜、リモコン等を操作してズーム倍率を調整しているので、作業負担が大きい。さらに、ズーム倍率と共にランプ光量や絞り等の他の調整項目を併せて個別に調整しているので、調整に時間がかかる。また、周囲環境が比較的暗い中でリモコンを操作すること自体が不便で非常に難しい。また、上記した「レンズメモリ機能」では、投影する映像ごとに、予め調整項目別に設定内容を登録しておく必要があるので、実際の投影環境の変化に対して適切な設定となるとは限らず、投影環境の変化に対応する目的には不向きである。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、投影環境の変化に応じてズーム倍率等を適切な設定に自動的に変更することができるプロジェクタ装置およびズーム制御方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係るプロジェクタ装置は、入力される画像情報に応じた画像をスクリーンに対して投影するプロジェクタ装置において、照明光を射出する光源手段と、前記光源手段が射出した照明光を、入力された画像情報に応じて変調し投影光を生成する空間変調手段と、前記空間変調手段で生成された投影光を投影する投影光学手段と、前記投影光学手段が投影したスクリーン面上の画像部分から反射する表示光量と、スクリーン面上の画像以外の部分から反射する環境光量とを検出する光量検出手段と、前記投影光学手段が画像を投影する際のズーム倍率を変動させるズーム変動手段とを有し、前記ズーム変動手段は、前記光量検出手段で検出した表示光量と環境光量との比であるコントラスト値が所定の範囲内の値となるように、前記投影光学手段のズーム倍率を変動させることを特徴としている。
本発明に係るプロジェクタ装置においては、前記ズーム変動手段は、環境光が明るくなった場合、または、投影光が暗くなった場合に、ズーム倍率を縮小方向に変動させることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタ装置においては、前記ズーム変動手段は、環境光が暗くなった場合、または、投影光が明るくなった場合に、ズーム倍率を拡大方向に変動させることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタ装置においては、前記光量検出手段はエリアセンサーであり、前記ズーム変動手段は、前記エリアセンサーによって投影画像の境界部分を少なくとも撮像して、コントラストを検出することを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタ装置においては、前記ズーム変動手段の動作開始を操作者が指示することが可能なキャリブレーションスイッチを更に有し、前記ズーム変動手段は、前記キャリブレーションスイッチが押下された後に前記投影光学手段のズーム倍率を変動させることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタ装置においては、前記投影光学手段が投影する投影光の光束を制限可能な絞り制御手段と、前記光源手段が射出する照明光の光量を制御可能な光量制御手段と、前記光量検出手段で検出した表示光量と環境光量との比であるコントラスト値が所定の範囲内の値となるように、前記ズーム変動手段と前記絞り制御手段と前記光源制御手段とを連係して動作させる制御手段とを更に有することを特徴とする。
本発明に係るズーム制御方法は、請求項1または5に記載のプロジェクタ装置におけるキャリブレーションに係るズーム制御方法であって、前記光源手段を消灯する第1のステップと、前記光源手段が消灯した状態でスクリーン面から反射する第1の光量を前記光量検出手段で測定する第2のステップと、前記光源手段を点灯する第3のステップと、前記光源手段が点灯した状態で前記投影光学手段が投影したスクリーン面上の画像部分から反射する第2の光量を、前記光量検出手段で測定する第4のステップと、前記検出した第1の光量と第2の光量との比からコントラスト値を求める第5のステップと、前記第5のステップで求めたコントラスト値が所定の範囲内の値より小さい場合には、前記ズーム変動手段によって前記投影光学手段のズーム倍率を縮小する方向に変動させ、前記第5のステップで求めたコントラスト値が所定の範囲内の値より大きい場合には、前記ズーム変動手段によって前記投影光学手段のズーム倍率を拡大する方向に変動させる第6のステップとを含むことを特徴としている。
本発明に係るズーム制御方法においては、前記第1から第6のステップは、前記プロジェクタ装置の電源が投入された後に動作することを特徴とする。
本発明に係るズーム制御方法においては、前記所定の範囲内の値は、電源投入後に前記第5のステップで求めたコントラスト値であることを特徴とする。
本発明に係るズーム制御方法においては、前記第1から第6のステップは、前記キャリブレーションスイッチが投入された後に動作することを特徴とする。
本発明に係るズーム制御方法においては、前記光量検出手段で検出した表示光量と環境光量との比であるコントラスト値が所定の範囲内の値と等しくなるまで、前記第1から第6のステップを繰り返すことを特徴とする。
本発明に係るズーム制御方法は、請求項6に記載のプロジェクタ装置におけるキャリブレーションに係るズーム制御方法であって、前記コントラスト値が所定の範囲内となるように前記ズーム変動手段を動作させる第1のステップと、前記第1のステップで前記コントラスト値が所定の範囲内にならなかった場合に、前記コントラスト値が所定の範囲内となるように前記絞り制御手段を動作させる第2のステップと、前記第2のステップでも前記コントラスト値が所定の範囲内にならなかった場合に、前記コントラスト値が所定の範囲内となるように前記光源制御手段を動作させる第3のステップとを含むことを特徴としている。
本発明によれば、投影環境の変化に応じてズーム倍率等を適切な設定に自動的に変更することができる。これにより、使用者の負担が減少する。
また、ズーム倍率、照明光量及び投影系絞りを連動して変更するので、効率良くコントラストを調整することができる。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るプロジェクタシステムの光学系の構成を示す断面図である。本プロジェクタ装置1は、色面順次表示方式のプロジェクタであり、また、光変調素子に透過型LCDを用いた単板方式の光学系を備える。
図1において、プロジェクタ装置1は、照明光学系10と投影光学系30を有している。照明光学系10において、ランプ11はR、G、Bの波長成分を含む白色の光源である。ランプ11で発生した光束は、IRカットミラー12によって赤外成分を除去された後に光路の方向を変え、コンデンサーレンズ13を介することによりカラーホイール14まで伝送される。次いで、カラーホイール14に備わる色フィルターにより画像のフレームに同期して時分割で分光処理される。
カラーホイール14で分光処理された、赤色、青色または緑色の各フレームの光は、インテグレーターロッド15およびリレーレンズ16を介することにより拡散処理されて面ムラが除去された後、照明系絞り17によって光線の角度が制約される。照明系絞り17を通過した光は、偏光変換素子18により偏光処理された後、光変調素子である透過型LCD19に到達する。透過型LCD19は、画素単位で透過率を変調することにより、透過する光の明暗を制御する。透過型LCD19を透過した光は、ミラー部20に備わる全反射ミラー20a或いはハーフミラー20bで反射され、投影光学系30に出射される。また、ミラー部20を境にして投影方向とは反対の方向に、反射光量検出用のエリアセンサー21が設けられている。
投影光学系30において、照明光学系10から入射された光は、ズームレンズ32およびフォーカスレンズ33を有する投影レンズ群を通過し、スクリーン41に結像される。投影レンズ群では各レンズ位置を調整することでズーム倍率の調整や合焦位置の調整が行われる。また、投影系絞り31を有し、投影光量を調整すると共に、光線角の制約を行うことによって迷光により生じるフレアの低減を行う。
上記ミラー部20において、全反射ミラー20aとハーフミラー20bは隣り合って設けられており、全反射ミラー20a或いはハーフミラー20bのいずれかを光路上に配置するように、スライド動作が可能となっている。全反射ミラー20aが光路上に挿入されている場合は、透過型LCD19からの全ての照明光が投影される通常の投影状態である。一方、光路上にハーフミラー20bが挿入されている場合は、透過型LCD19からの照明光のほぼ半分の光が投影されると共に、投影レンズ群を経由して戻ってくるスクリーン41の面からの反射光のほぼ半分の光がエリアセンサー21に結像する。エリアセンサー21は、その到達した光量を検出する。
エリアセンサー21とミラー部20間の距離は、透過型LCD19とミラー部20間と同等である。これにより、投影レンズ群を経由して戻ってくるスクリーン41からの反射光がエリアセンサー21上で結像可能となっている。
図2は、上記したプロジェクタ装置1の電気構成を示すブロック図である。
図2において、システム制御マイクロコンピュータ101(以下、制御部101)は、プロジェクタ装置1内の各部を制御する。交流電力入力部102は、商用電源から交流電力を入力する。この交流電力は昇圧回路103によって昇圧された後、定電流駆動回路104へ供給される。定電流駆動回路104は、ランプ11に駆動電流を供給するものであり、制御部101からの制御信号に基づき、ランプ11に供給する駆動電流を制御する。この駆動電流に応じた光量がランプ11により発生される。
カラーホイール駆動機構105は、カラーホイール14を回転駆動するモータを有し、制御部101からの制御信号に基づき、カラーホイール14の駆動制御を行う。カラーホイールフィルター位相検出機構106は、カラーホイール14に備わる色フィルターの位相を検出するセンサを有し、センサ出力信号を制御部101に出力する。制御部101は、このセンサ出力信号に基づき、色フィルターの位相を検出する。色フィルターの位相により、照明光中のR、G、Bの各位相が検出される。
照明系絞り駆動機構107は、照明系絞り17を開閉駆動するモータを有し、制御部101からの制御信号に基づき、照明系絞り17の駆動制御を行う。照明系絞り開口量検出機構108は、照明系絞り17の開口量を検出するセンサを有し、センサ出力信号を制御部101に出力する。制御部101は、このセンサ出力信号に基づき、照明系絞り17の開口量を検出する。照明光の光量は、照明系絞り17の開口量に応じて変動する。
ミラー駆動機構109は、ミラー部20をスライド駆動するモータを有し、制御部101からの制御信号に基づき、ミラー部20の駆動制御を行う。ミラースライド位置検出機構110は、ミラー部20のスライド位置を検出するセンサを有し、センサ出力信号を制御部101に出力する。制御部101は、このセンサ出力信号に基づき、全反射ミラー20a又はハーフミラー20bのいずれが光路上に挿入されているのかを検出する。
投影系絞り駆動機構111は、投影系絞り31を開閉駆動するモータを有し、制御部101からの制御信号に基づき、投影系絞り31の駆動制御を行う。投影系絞り開口量検出機構112は、投影系絞り31の開口量を検出するセンサを有し、センサ出力信号を制御部101に出力する。制御部101は、このセンサ出力信号に基づき、投影系絞り31の開口量を検出する。投影系絞り31の開口量に応じて、投影光の光量が変動すると共に投影光の光線角が制約される。
ズームレンズ駆動機構113は、ズームレンズ32をスライド駆動するモータを有し、制御部101からの制御信号に基づき、ズームレンズ32の駆動制御を行う。ズームレンズ位置検出機構114は、ズームレンズ32の位置を検出するセンサを有し、センサ出力信号を制御部101に出力する。制御部101は、このセンサ出力信号に基づき、ズーム倍率を検出する。ズーム倍率は、ズームレンズ32の位置に応じて変動する。
フォーカスレンズ駆動機構115は、フォーカスレンズ33をスライド駆動するモータを有し、制御部101からの制御信号に基づき、フォーカスレンズ33の駆動制御を行う。フォーカスレンズ位置検出機構116は、フォーカスレンズ33の位置を検出するセンサを有し、センサ出力信号を制御部101に出力する。制御部101は、このセンサ出力信号に基づき、合焦位置を検出する。合焦位置は、フォーカスレンズ33の位置に応じて変動する。
エリアセンサー(投影画面光量検出機構)21は、光量を検出するセンサを有し、センサ出力信号を制御部101に出力する。制御部101は、このセンサ出力信号に基づき、スクリーン41の面からの反射光の光量を検出する。
環境光量検出機構120は、光量を検出するセンサを有し、センサ出力信号を制御部101に出力する。この環境光量検出機構120は、本プロジェクタシステムの周辺の光量を検出するためのものである。制御部101は、該センサ出力信号に基づき、環境光の光量を検出する。なお、本実施形態では、エリアセンサー21が、投影画面光量検出機構と環境光量検出機構120とを兼ねている。
図3は、エリアセンサー21による光量検出を説明するための説明図である。図3に示されるように、スクリーン41の面上には、プロジェクタ装置1からの投影光が照射されるスクリーン投影部分と、プロジェクタ装置1の照明投影画角外であるスクリーン無投影部分とが含まれる。エリアセンサー21は、そのスクリーン投影部分からの反射光の光量を検出する範囲(表示光量レベル検出範囲)と、スクリーン無投影部分からの反射光の光量を検出する範囲(環境光量レベル検出範囲)とを有する。したがって、本エリアセンサー21によれば、1回の測定で、スクリーン投影部分からの反射光の光量(表示光量)と、スクリーン無投影部分からの反射光の光量(環境光量)とを同時に検出することができる。なお、表示光量は、投影光および環境光による反射光量となり、(1)式で表される。
表示光量=投影光量+環境光量 ・・・(1)
上記エリアセンサー21は画素単位で光量を検出する。制御部101は、表示光量レベル検出範囲にある画素の光量検出値を平均して表示光量を算出する。同様に、環境光量レベル検出範囲にある画素の光量検出値を平均して環境光量を算出する。
キャリブレーション・スイッチ130は、本プロジェクタシステムのキャリブレーションの実行を指示するためのスイッチであり、使用者によって操作される。このスイッチ信号は制御部101に出力される。
図4〜図7はスクリーン41での反射輝度のレベルを説明するための図である。図4には、暗黒中でプロジェクタ装置1から投影した光による反射光の輝度レベルが、スクリーン41上の表示位置に対応付けて示されている。図5には、周囲が明るく、プロジェクタ装置1からは何も投影していないときの環境光による反射光の輝度レベルが、スクリーン41上の表示位置に対応付けて示されている。図5に示されるように、周囲が明るく、環境光がスクリーン41に到達するときには、黒レベルが浮いてしまう黒浮き現象が発生する。
次に、図6には、周囲が明るい中でプロジェクタ装置1から投影した光による反射光の輝度レベルが、スクリーン41上の表示位置に対応付けて示されている。図6に示されるように、図5に示された環境光による黒レベルの浮きの上に、図4の暗時投影画像による反射輝度が加算された反射輝度レベルとなっている。この状態では、投影画像の白い部分の反射輝度は黒浮きにより上がるが、投影画像の黒い部分の反射輝度も同様に上がるため、コントラストを意味する白い部分の反射輝度と黒い部分の反射輝度の比率は結果的に低下する。
図7には、図6に示される投影画像をズーム倍率の変更により縮小して投影した光による反射光の輝度レベルが、スクリーン41上の表示位置に対応付けて示されている。図7に示されるように、環境光による黒浮きのレベルは変わらないが、縮小ズームによる集光効果によって投影画像の白い部分の反射輝度レベルが上がるため、図6の状態よりもコントラストが高くなる。これにより、投影画像は小さくなるが、コントラストのアップにより図6の状態よりも見やすくなる。
次に、上述したプロジェクタ装置1のコントラスト補正に係る動作を説明する。
図8は、本実施形態に係るプロジェクタ装置1の制御部101が行うコントラスト補正シーケンスのメインフロー図である。
図8において、制御部101は、コントラスト補正シーケンスの起動条件が合致しているか否かを判断する(ステップS101)。コントラスト補正シーケンスの起動条件は、ユーザによって予め選択されている起動モードが自動モードか手動モードかによって異なる。自動モードが選択されている場合、制御部101は、プロジェクタ装置1の電源が投入されたとき、映像入力ソースが変わったとき又はある一定時間間隔で環境光量を検出して前回の検出光量から著しく変化したときに、コントラスト補正シーケンスを開始する。一方、手動モードが選択されている場合、制御部101は、キャリブレーション・スイッチ130が使用者によって押されたときに、コントラスト補正シーケンスを開始する。
コントラスト補正シーケンスの起動条件が合致していない場合は、全反射ミラー20aを光路に挿入するようにスライドさせて処理を終了する(ステップS102)。
コントラスト補正シーケンスの起動条件が合致している場合、制御部101は、コントラスト補正シーケンスを開始する(ステップS103)。次いで、制御部101は、初期設定を行う(ステップS104)。この初期設定では、ランプ光量と照明系絞りに係る基準値が、使用者によって予め選択的に設定されている画像トーンに関するモード(リビングモード;明るさ優先、シネマモード;黒浮き防止優先)に基づき設定される。具体的には、コントラスト補正シーケンスの起動時点において、明るさ優先の場合、ランプ光量を上げ、照明系絞りを開けるように各制御値が設定されている。一方、黒浮き防止優先の場合にはランプ光量を下げ、照明系絞りを絞り込むように各制御値が設定されている。このコントラスト補正シーケンス起動時点での各制御値をランプ光量と照明系絞りの各基準値とする。
また、エリアセンサー21が、投影光学系30を介してスクリーン41からの反射輝度を検出できるように、投影系絞り31を初期設定する。この初期値には、前回使用時の最終設定値、例えば画像トーンに関するモードに応じた値或いは使用者の意図により設定された値を使用する。また、ズーム倍率およびフォーカス制御値は、コントラスト補正シーケンスの起動時点で設定されている値、具体的には使用者によって設定済みの暗時状態での設定値を基準とする。
次いで、制御部101は、ミラー駆動機構109に制御信号を出力し、光路上にハーフミラー20bを挿入する(ステップS105)。
次いで、制御部101は、図9に示されるコントラスト計測シーケンスを起動する(ステップS106)。
図9において、制御部101は、先ず、照明系絞り17の現状の制御値をメモリに保存する(ステップS201)。保存した制御値は、現状に復帰させるときに使用する。次いで、照明系絞り17を全閉に駆動する(ステップS202)。この状態では照明光は遮光されており、プロジェクタ装置1からは何も光を投影していない状態になっている。
次いで、制御部101は、非表示部について図10に示される投影画面光量の検出処理を行う(ステップS203)。図10の処理では、カラーホイールフィルター位相検出機構106によりカラーホイール14に備わる色フィルターの位相を検出し、これにより、照明光中のR、G、Bの各位相の検出を行う。この位相検出信号に基づいてエリアセンサー21からの出力を取り込み、R、G、Bの各位相ごとにスクリーン41の面からの反射光の光量を検出する。先ず、Rの位相を検出した時に(ステップS301)、Rの光量が検出される(ステップS302)。次いで、Gの位相を検出した時に(ステップS303)、Gの光量が検出される(ステップS304)。次いで、Bの位相を検出した時に(ステップS305)、Bの光量が検出される(ステップS306)。次いで、それら検出したR、G、Bの各光量から輝度信号値を計算する(ステップS307)。この輝度信号値は、環境光量に相当する。
図9に戻り、制御部101は、該輝度信号値を環境光量測定値としてメモリに保存する(ステップS204)。次いで、上記ステップS201で保存しておいた照明系絞り17の制御値をメモリから読み出し、この読み出した制御値に基づき照明系絞り17の状態を以前の状態に戻す(ステップS205)。
次いで、制御部101は、表示部についての投影画面光量の検出処理を行う(ステップS206)。この処理では、スクリーン41の面上に均一な白色を表示するように、透過型LCD19を駆動制御する。そして、上記した図10の処理により輝度信号値を計算する。この輝度信号値は、表示光量に相当する。次いで、制御部101は、該輝度信号値を表示光量測定値としてメモリに保存する(ステップS207)。
図8に戻り、制御部101は、図11に示されるコントラスト値計算処理を行う(ステップS107)。図11の処理では、先ず、環境光量測定値および表示光量測定値をメモリから読み出す(ステップS401、S402)。次いで、(2)式によりコントラスト値を計算する(ステップS403)。
コントラスト計算値C=表示光量測定値/環境光量測定値 ・・・(2)
図8に戻り、制御部101は、該コントラスト計算値が目標許容範囲内にあるか否かを判断する(ステップS108)。この判断の結果、目標許容範囲内にあれば、ステップS102に進み、全反射ミラー20aを光路に挿入するようにスライドさせて処理を終了する。一方、目標許容範囲内になければ、図12に示されるコントラスト調整制御シーケンスを起動する(ステップS109)。
図12において、制御部101は、先ず、コントラスト計算値が目標許容最大値より大きいか否かを判断する(ステップS501)。この判断の結果、目標許容最大値より大きい場合には、図13に示されるコントラストダウン調整制御シーケンスを起動し(ステップS502)、コントラストを下げるための調整を行う。
図13において、コントラストダウン調整制御シーケンスでは、制御部101は、先ず、ズーム倍率が拡大限界になっているか否かを判断する(ステップS601)。この判断の結果、拡大限界とはなっていない場合には、ズーム倍率が拡大する側に、ズームレンズ32を1ステップ分駆動する(ステップS602)。これにより、ズーム倍率が1ステップ分拡大し、その分投影光が暗くなるので、コントラストが下がる。
一方、ズーム倍率が拡大限界である場合には、ランプ光量が最小光量になっているか否かを判断する(ステップS603)。この判断の結果、最小光量とはなっていない場合には、ランプ11の発光量が減少する側に、定電流駆動回路104を1ステップ分駆動する(ステップS604)。これにより、ランプ光量が1ステップ分減少し、その分投影光が暗くなるので、コントラストが下がる。
一方、ランプ光量が最小光量である場合には、投影系絞り31が絞り切りになっているか否かを判断する(ステップS605)。この判断の結果、絞り切りとはなっていない場合には、投影系絞り31が閉じる側に1ステップ分駆動する(ステップS606)。これにより、投影系絞り31が1ステップ分小絞りとなり、その分投影光が暗くなるので、コントラストが下がる。
一方、投影系絞り31が絞り切りである場合には、これ以上、コントラストを下げることができないので、コントラストの制御範囲外であることを使用者に報知するための表示を行う。例えば、表示用LEDを点灯する(ステップS607)。次いで、全反射ミラー20aを光路に挿入するようにスライドさせて処理を終了する(ステップS608)。
上記ステップS602、S604、S606の処理後には、制御部101は、リターン処理により、図12のコントラスト調整制御シーケンスもリターンして図8に戻り、ステップS106のコントラスト計測シーケンスを起動してコントラストの再計測を行う。
上記したようにコントラスト計算値が目標値許容範囲より大きい場合、図13のコントラストダウン調整制御シーケンスにより、先ず、ズーム倍率が拡大限界に達するまで、1ステップずつズーム倍率を拡大させながらコントラストの計測を繰り返し、コントラスト計算値が目標値許容範囲内に入れば調整完了とする。しかし、ズーム倍率を拡大限界にしてもまだコントラスト計算値が目標値許容範囲より大きい場合は、次にランプ光量が最小になるまで、1ステップずつランプ光量を減少させながらコントラストの計測を繰り返し、コントラスト計算値が目標値許容範囲内に入れば調整完了とする。これでもまだコントラスト計算値が目標値許容範囲より大きい場合は、最後に投影系絞りが絞り切りになるまで、1ステップずつ投影系絞りを絞りながらコントラストの計測を繰り返し、コントラスト計算値が目標値許容範囲内に入れば調整完了とする。
他方、上記図12のステップS501の判断の結果、コントラスト計算値が目標許容最大値より大きくない場合(つまり、コントラスト計算値が目標値許容範囲より小さい場合)には、図14に示されるコントラストアップ調整制御シーケンスを起動し(ステップS503)、コントラストを上げるための調整を行う。
図14において、コントラストアップ調整制御シーケンスでは、制御部101は、先ず、投影系絞り31が開放になっているか否かを判断する(ステップS701)。この判断の結果、開放とはなっていない場合には、投影系絞り31が開く側に1ステップ分駆動する(ステップS702)。これにより、投影系絞り31が1ステップ分大絞りとなり、その分投影光が明るくなるので、コントラストが上がる。
一方、投影系絞り31が開放である場合には、ランプ光量が最大光量になっているか否かを判断する(ステップS703)。この判断の結果、最大光量とはなっていない場合には、ランプ11の発光量が増大する側に、定電流駆動回路104を1ステップ分駆動する(ステップS704)。これにより、ランプ光量が1ステップ分増大し、その分投影光が明るくなるので、コントラストが上がる。
一方、ランプ光量が最大光量である場合には、ズーム倍率が縮小限界になっているか否かを判断する(ステップS705)。この判断の結果、縮小限界とはなっていない場合には、ズーム倍率が縮小する側に、ズームレンズ32を1ステップ分駆動する(ステップS706)。これにより、ズーム倍率が1ステップ分縮小し、その分投影光が明るくなるので、コントラストが上がる。
一方、ズーム倍率が縮小限界である場合には、これ以上、コントラストを上げることができないので、コントラストの制御範囲外であることを使用者に報知するための表示を行う。例えば、表示用LEDを点灯する(ステップS707)。次いで、全反射ミラー20aを光路に挿入するようにスライドさせて処理を終了する(ステップS708)。
上記ステップS702、S704、S706の処理後には、制御部101は、リターン処理により、図12のコントラスト調整制御シーケンスもリターンして図8に戻り、ステップS106のコントラスト計測シーケンスを起動してコントラストの再計測を行う。
上記したようにコントラスト計算値が目標値許容範囲より小さい場合、図14のコントラストアップ調整制御シーケンスにより、先ず、投影系絞りが開放になるまで、1ステップずつ投影系絞りを開きながらコントラストの計測を繰り返し、コントラスト計算値が目標値許容範囲内に入れば調整完了とする。しかし、投影系絞りを開放にしてもまだコントラスト計算値が目標値許容範囲より小さい場合は、次にランプ光量が最大になるまで、1ステップずつランプ光量を増大させながらコントラストの計測を繰り返し、コントラスト計算値が目標値許容範囲内に入れば調整完了とする。これでもまだコントラスト計算値が目標値許容範囲より小さい場合は、最後にズーム倍率が縮小限界に達するまで、1ステップずつズーム倍率を縮小させながらコントラストの計測を繰り返し、コントラスト計算値が目標値許容範囲内に入れば調整完了とする。
次いで、制御部101は、上記したコントラストのアップ/ダウン調整および計測を繰り返し、コントラスト計算値が目標許容範囲内に入ればステップS102に進み、全反射ミラー20aを光路に挿入するようにスライドさせて処理を終了する。
なお、上記したコントラスト値に係る目標許容範囲は、予めプロジェクタ装置1に設定しておいてもよく、或いは、プロジェクタ装置1の電源投入後に、表示光量および環境光量を測定して上記した(2)式により算出したコントラスト計算値に基づき、自動的に設定するようにしてもよい。
上述したように本実施形態によれば、スクリーン面上の画像部分から反射する表示光量と、スクリーン面上の画像以外の部分から反射する環境光量とを検出し、該検出した表示光量と環境光量との比であるコントラスト値が所定の範囲内の値となるように、コントラストダウンまたはコントラストアップさせる調整を行う。この調整はズーム倍率、ランプ光量または投影系絞りを変動させる。これにより、投影環境の変化に応じてズーム倍率等を適切な設定に自動的に変更することができ、使用者の負担が減少する。
また、コントラスト調整の際には、ズーム倍率、ランプ光量及び投影系絞りを連動して変更するので、効率良く調整することができる。
また、照明光源の光量(ランプ光量)の調整のみでなく、投影時のズーム倍率を変えることにより、投影環境が明るいときには小さな画面サイズとして投影画面の明るさ及びコントラストを上げ、一方、投影環境が暗いときには大きな画面サイズとして投影画面の明るさ及びコントラストを下げることができる。これにより、対応可能な投影環境の範囲が広くなり、大きな環境変化にも柔軟に対応することができる優れたプロジェクタ装置を提供することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、上記(2)式に示されるように、スクリーン41上の投影部分の白のレベルと無投影部分の黒のレベルの比でコントラスト計算値を表したが、黒のレベルとしてプロジェクタ装置1からの投影による黒色表示を用い、投影時のフレア等による黒浮き成分をコントラスト計算値に含めるようにしてもよい。
また、投影画面光量検出機構および環境光量検出機構として、フォトダイオードなどを利用してもよい。フォトダイオードの場合は、プロジェクタ装置1から照明光を投影しないことで環境光量を測定し、また、照明光を投影することで表示光量を測定することができる。また、環境光量検出機構は、投影画面光量検出機構と分けて別途用意しても良い。環境光量検出機構を別途装備すれば、投影画像を切り替えることなく環境の変化を常時監視することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の一実施形態に係るプロジェクタシステムの光学系の構成を示す断面図である。 同実施形態に係るプロジェクタ装置1の電気構成を示すブロック図である。 エリアセンサー21による光量検出を説明するための説明図である。 スクリーン41での反射輝度のレベルを説明するための図である。 スクリーン41での反射輝度のレベルを説明するための図である。 スクリーン41での反射輝度のレベルを説明するための図である。 スクリーン41での反射輝度のレベルを説明するための図である。 図2に示すプロジェクタ装置1の制御部101が行うコントラスト補正シーケンスのメインフロー図である。 コントラスト計測シーケンスのフロー図である。 投影画面光量の検出処理のフロー図である。 コントラスト値計算処理のフロー図である。 コントラスト調整制御シーケンスのフロー図である。 コントラストダウン調整制御シーケンスのフロー図である。 コントラストアップ調整制御シーケンスのフロー図である。
符号の説明
1…プロジェクタ装置、10…照明光学系、11…ランプ、12…IRカットミラー、13…コンデンサーレンズ、14…カラーホイール、15…インテグレーターロッド、16…リレーレンズ、17…照明系絞り、18…偏光変換素子、19…透過型LCD、20…ミラー部、20a…全反射ミラー、20b…ハーフミラー、21…エリアセンサー、30…投影光学系、31…投影系絞り、32…ズームレンズ、33…フォーカスレンズ、41…スクリーン、101…システム制御マイクロコンピュータ(制御部)、102…交流電力入力部、103…昇圧回路、104…定電流駆動回路、105…カラーホイール駆動機構、106…カラーホイールフィルター位相検出機構、107…照明系絞り駆動機構、108…照明系絞り開口量検出機構、109…ミラー駆動機構、110…ミラースライド位置検出機構、111…投影系絞り駆動機構、112…投影系絞り開口量検出機構、113…ズームレンズ駆動機構、114…ズームレンズ位置検出機構、115…フォーカスレンズ駆動機構、116…フォーカスレンズ位置検出機構、120…環境光量検出機構、130…キャリブレーション・スイッチ。

Claims (12)

  1. 入力される画像情報に応じた画像をスクリーンに対して投影するプロジェクタ装置において、
    照明光を射出する光源手段と、
    前記光源手段が射出した照明光を、入力された画像情報に応じて変調し投影光を生成する空間変調手段と、
    前記空間変調手段で生成された投影光を投影する投影光学手段と、
    前記投影光学手段が投影したスクリーン面上の画像部分から反射する表示光量と、スクリーン面上の画像以外の部分から反射する環境光量とを検出する光量検出手段と、
    前記投影光学手段が画像を投影する際のズーム倍率を変動させるズーム変動手段と、を有し、
    前記ズーム変動手段は、
    前記光量検出手段で検出した表示光量と環境光量との比であるコントラスト値が所定の範囲内の値となるように、前記投影光学手段のズーム倍率を変動させることを特徴とするプロジェクタ装置。
  2. 前記ズーム変動手段は、
    環境光が明るくなった場合、または、投影光が暗くなった場合に、ズーム倍率を縮小方向に変動させることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  3. 前記ズーム変動手段は、
    環境光が暗くなった場合、または、投影光が明るくなった場合に、ズーム倍率を拡大方向に変動させることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  4. 前記光量検出手段はエリアセンサーであり、
    前記ズーム変動手段は、
    前記エリアセンサーによって投影画像の境界部分を少なくとも撮像して、コントラストを検出することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  5. 前記ズーム変動手段の動作開始を操作者が指示することが可能なキャリブレーションスイッチを更に有し、
    前記ズーム変動手段は、
    前記キャリブレーションスイッチが押下された後に前記投影光学手段のズーム倍率を変動させることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  6. 前記投影光学手段が投影する投影光の光束を制限可能な絞り制御手段と、
    前記光源手段が射出する照明光の光量を制御可能な光量制御手段と、
    前記光量検出手段で検出した表示光量と環境光量との比であるコントラスト値が所定の範囲内の値となるように、前記ズーム変動手段と前記絞り制御手段と前記光源制御手段とを連係して動作させる制御手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  7. 請求項1または5に記載のプロジェクタ装置におけるキャリブレーションに係るズーム制御方法であって、
    前記光源手段を消灯する第1のステップと、
    前記光源手段が消灯した状態でスクリーン面から反射する第1の光量を前記光量検出手段で測定する第2のステップと、
    前記光源手段を点灯する第3のステップと、
    前記光源手段が点灯した状態で前記投影光学手段が投影したスクリーン面上の画像部分から反射する第2の光量を、前記光量検出手段で測定する第4のステップと、
    前記検出した第1の光量と第2の光量との比からコントラスト値を求める第5のステップと、
    前記第5のステップで求めたコントラスト値が所定の範囲内の値より小さい場合には、前記ズーム変動手段によって前記投影光学手段のズーム倍率を縮小する方向に変動させ、
    前記第5のステップで求めたコントラスト値が所定の範囲内の値より大きい場合には、前記ズーム変動手段によって前記投影光学手段のズーム倍率を拡大する方向に変動させる第6のステップと、
    を含むことを特徴とするズーム制御方法。
  8. 前記第1から第6のステップは、前記プロジェクタ装置の電源が投入された後に動作することを特徴とする請求項7に記載のズーム制御方法。
  9. 前記所定の範囲内の値は、電源投入後に前記第5のステップで求めたコントラスト値であることを特徴とする請求項8に記載のズーム制御方法。
  10. 前記第1から第6のステップは、前記キャリブレーションスイッチが投入された後に動作することを特徴とする請求項7に記載のズーム制御方法。
  11. 前記光量検出手段で検出した表示光量と環境光量との比であるコントラスト値が所定の範囲内の値と等しくなるまで、前記第1から第6のステップを繰り返すことを特徴とする請求項7に記載のズーム制御方法。
  12. 請求項6に記載のプロジェクタ装置におけるキャリブレーションに係るズーム制御方法であって、
    前記コントラスト値が所定の範囲内となるように前記ズーム変動手段を動作させる第1のステップと、
    前記第1のステップで前記コントラスト値が所定の範囲内にならなかった場合に、前記コントラスト値が所定の範囲内となるように前記絞り制御手段を動作させる第2のステップと、
    前記第2のステップでも前記コントラスト値が所定の範囲内にならなかった場合に、前記コントラスト値が所定の範囲内となるように前記光源制御手段を動作させる第3のステップと、
    を含むことを特徴とするズーム制御方法。

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