JP2006042522A - ワイヤーハーネスのクランプ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 配索の位置精度を向上させ、回転体とワイヤーハーネスとの接触を確実に防止するワイヤーハーネスのクランプ構造を提供する。
【解決手段】 ワイヤーハーネスのクランプ構造は、複数のクランプ台22を有するタイミングチェーンカバー21と、タイミングチェーンカバー21に隣接し、クランクシャフトとの間で回転力の授受を行ないながら回転するクランクシャフトプーリ31と、複数のクランプ台22の各々に取り付けられ、ワイヤーハーネス57を固定する樹脂クランプ61とを備える。複数のクランプ台22は、タイミングチェーンカバー21に一体に形成されている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、一般的には、ワイヤーハーネスのクランプ構造に関し、より特定的には、プーリ等、回転体の近傍に位置して配索されるワイヤーハーネスのクランプ構造に関する。
従来のワイヤーハーネスのクランプ構造に関して、たとえば、特開平10−196615号公報には、取り付け工程の手間とコストとを低減するとともに、クリップの供回りを防止することを目的としたワイヤーハーネスの取り付け装置が開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示されたワイヤーハーネスの取り付け装置は、自動車のアクスルハウジングに取り付けられる薄板状の保持部材と、保持部材に互いに間隔を隔てて取り付けられる複数のクリップとを備える。ワイヤーハーネスは、そのクリップによって自動車のアクスルハウジングの表面に沿って固定される。また別に、特許文献1には、ワイヤーハーネスを、アクスルハウジングに溶接されたボルトに締め付ける取り付け構造が開示されている。
また、特開2002−165341号公報には、ワイヤーハーネスをクリップにて取り付ける際の誤取り付けを防止するワイヤーハーネス取り付け構造が開示されている(特許文献2)。特許文献2に開示されたワイヤーハーネス取り付け構造は、オルタネータに取り付けられるオルタネータブレースと、オルタネータブレースのブラケット部に取り付けられ、ワイヤーハーネスを支持するクリップとを備える。
特開平10−196615号公報 特開2002−165341号公報
上述の特許文献に開示されたワイヤーハーネスのクランプ構造では、ワイヤーハーネスを直接、固定するクリップ部材と、そのクリップ部材を、ワイヤーハーネスを這わせる部材に取り付けるための部材とが別々に設けられている。この場合、部品点数が多くなって、部品コストの増大や取り付け工数の増加といった問題が発生する。
また、ワイヤーハーネスをケーシングの表面に沿って配索する際に、ケーシングを止め付けるためのボルト類にブラケットを共締めし、そのブラケットにワイヤーハーネスを固定するためのクリップ部材を設ける場合がある。この場合、上述の問題に加えて、ボルトの締め付け時にブラケットが供回りするため、ブラケットの固定位置がばらついてしまう。
この際、ワイヤーハーネスの経路が内燃機関のプーリやそのプーリに掛けられるベルトの近傍に位置すると、ブラケットの固定位置のばらつきによって、ワイヤーハーネスが回転するプーリや駆動するベルトに接触するおそれが生じる。また、このような接触をなくすため、ワイヤーハーネスを這わせる経路を遠回りにしたり、ワイヤーハーネスとクリップ部材との固定を高精度に行なうといった方法も考えられる。しかしながら、いずれの方法にしても厳しい検査体制が必要となり、製造コストの増大を招く。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、配索の位置精度を向上させ、回転体とワイヤーハーネスとの接触を確実に防止するワイヤーハーネスのクランプ構造を提供することである。
この発明に従ったワイヤーハーネスのクランプ構造は、複数の取り付け部を有する、回転機器のケーシングと、ケーシングに隣接し、回転機器との間で回転力の授受を行ないながら回転する回転体と、複数の取り付け部の各々に取り付けられ、ワイヤーハーネスを固定するクリップ部材とを備える。複数の取り付け部は、ケーシングに一体に形成されている。なお、複数の取り付け部がケーシングに一体に形成されているとは、複数の取り付け部が、ケーシングに対してひとつになっており、分けられない関係になっていることを指す。
このように構成されたワイヤーハーネスのクランプ構造によれば、複数の取り付け部はケーシングに一体に形成されているため、クリップ部材は、ケーシングとは別に設けられた部材を介することなく、ケーシングに直接、取り付けられる。このため、その別に設けられた部材のケーシングに対する取り付け誤差やその部材の変形によって、ワイヤーハーネスの位置精度が低下するということがない。また、取り付け部は複数、設けられているため、ワイヤーハーネスを所望の経路上に沿って確実に固定することができる。これらの理由から、ワイヤーハーネスを、ケーシングに隣接する回転体に接触しない位置に、正確に位置決めすることができる。また、クリップ部材は、ケーシングの取り付け部に直接、取り付けられるため、部品コストや製造コストの削減を図ることができる。
また、回転体は、クランクシャフトプーリ、オルタネータプーリ、ウォータポンププーリ、パワーステアリングプーリおよびエアコンコンプレッサプーリのいずれかである。このように構成されたワイヤーハーネスのクランプ構造によれば、これらのプーリやプーリに掛けられるベルトと、ワイヤーハーネスとが接触することを防止できる。
また好ましくは、複数の取り付け部には、それぞれ孔が形成されている。クリップ部材は、その孔に差し込まれることによって、複数の取り付け部に取り付けられる。このように構成されたワイヤーハーネスのクランプ構造によれば、クリップ部材をケーシングの取り付け部に、容易かつ確実に固定することができる。これにより、クランプ構造の信頼性を向上させるとともに、クリップ部材の取り付け時の作業性を向上させることができる。
また好ましくは、孔は、長径を有する長孔である。その長径は、回転体から離れる方向に沿って延びている。このように構成されたワイヤーハーネスのクランプ構造によれば、ケーシングに対するクリップ部材の取り付け位置を、回転体から離れる方向に調整することができる。これにより、回転体とワイヤーハーネスとが接触することを、さらに確実に防止できる。
以上説明したように、この発明に従えば、配索の位置精度を向上させ、回転体とワイヤーハーネスとの接触を確実に防止するワイヤーハーネスのクランプ構造を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1におけるワイヤーハーネスのクランプ構造が用いられたエンジンを示す分解組立図である。図2は、図1中の矢印IIから見たエンジンを示す正面図である。図1中では、エンジンを構成する部品の一部が省略されて描かれており、図2中では、図1中で省略された部品についても描かれている。
図1を参照して、エンジン10は、互いに固定されたシリンダブロック15とシリンダヘッド17とを備える。シリンダブロック15およびシリンダヘッド17の前面には、それぞれ、クランクシャフト12およびカムシャフト11が突出している。クランクシャフト12およびカムシャフト11には、それぞれ、クランクスプロケット14およびカムスプロケット18が設けられており、これらのスプロケットの間には、タイミングチェーン13が掛けられている。このような構成により、クランクシャフト12から出力された回転力が、タイミングチェーン13を介してカムシャフト11に伝達される。
シリンダブロック15およびシリンダヘッド17の前面には、タイミングチェーン13を覆うように、たとえばアルミニウム合金から形成されたタイミングチェーンカバー21が取り付けられる。タイミングチェーンカバー21には、オイルポンプシール33が組み込まれた状態で、クランクシャフト12が挿通される開口部21hが形成されている。開口部21hから突出するクランクシャフト12には、クランクシャフトプーリ31が取り付けられる。
タイミングチェーンカバー21には、ウォータポンプガスケット35、ウォータポンプ34が順に取り付けられるウォータポンプ取り付け座21cが形成されている。ウォータポンプ34のシャフトには、ウォータポンププーリ32が取り付けられ、ウォータポンププーリ32が回転することによって、ウォータポンプ34からエンジン10の各部位に冷却水が強制循環される。
図1および図2を参照して、エンジン10の前面には、さらに、エアコンコンプレッサプーリ38、オルタネータプーリ40およびパワーステアリングポンプ(以下、P/Sポンプとも呼ぶ)プーリ39が設けられている。
エアコンコンプレッサプーリ38は、図示しないエアコンコンプレッサのシャフトに接続されており、エアコンコンプレッサプーリ38が回転することによって、冷媒ガスの吸入、圧縮および吐出が行なわれる。また、オルタネータプーリ40は、図示しないオルタネータのシャフトに接続されており、オルタネータプーリ40が回転することにより、発電が行なわれる。また、P/Sポンププーリ39は、図示しないP/Sポンプのシャフトに接続されており、P/Sポンププーリ39が回転することにより、ステアリングのアシストトルクが発生し、ステアリング操作力が軽減される。
クランクシャフトプーリ31、エアコンコンプレッサプーリ38、ウォータポンププーリ32およびオルタネータプーリ40の間には、補機駆動用ベルト41が掛けられている。このような構成により、クランクシャフト12から出力された回転力は、補機駆動用ベルト41を介して、エアコンコンプレッサプーリ38、ウォータポンププーリ32およびオルタネータプーリ40に伝達され、クランクシャフトプーリ31とともにこれらのプーリが回転する。
また、クランクシャフトプーリ31およびP/Sポンププーリ39の間には、P/Sポンプ駆動用ベルト42が掛けられている。このような構成により、クランクシャフト12から出力された回転力は、P/Sポンプ駆動用ベルト42を介してP/Sポンププーリ39に伝達され、クランクシャフトプーリ31とともにP/Sポンププーリ39が回転する。
図3は、図2中のクランクシャフトプーリおよびエアコンコンプレッサプーリが設けられた位置を拡大して示す正面図である。図3を参照して、タイミングチェーンカバー21は、タイミングチェーン13を覆い、表面23aを有するカバー部23と、表面23aの周縁から突出する複数のクランプ台22とから構成されている。たとえば、タイミングチェーンカバー21がアルミニウム合金から形成されている場合、カバー部23およびクランプ台22はいずれも、アルミニウム合金から形成されている。また、タイミングチェーンカバー21が鋳鉄や板金から形成されている場合には、カバー部23およびクランプ台22はいずれも、鋳鉄や板金から形成されている。つまり、クランプ台22は、タイミングチェーンカバー21に一体に形成されている。
タイミングチェーンカバー21は、カバー部23に止め付けられたボルト25によって、シリンダブロック15に対して固定されている。表面23aの直上には、クランクシャフトプーリ31が位置している。クランプ台22は、クランクシャフトプーリ31の直下からずれた位置に設けられている。クランプ台22は、表面23aの周縁からクランクシャフトプーリ31のほぼ半径方向に向かって延びるように形成されている。クランプ台22は、クランクシャフトプーリ31の周方向に間隔を隔てた複数箇所に設けられている。
シリンダブロック15の前面には、クランクシャフトプーリ31とエアコンコンプレッサプーリ38との間、クランクシャフトプーリ31とエンジン搭載治具59との間を通るように、レベルセンサ用ワイヤーハーネス57(以下、単にワイヤーハーネス57とも呼ぶ)が這わされている。ワイヤーハーネス57の一方端57mは、エンジン10のメインワイヤーハーネス56に接続されており、ワイヤーハーネス57の他方端57nは、オイルレベルセンサ58に接続されている。
複数のクランプ台22には、それぞれ、樹脂クランプ61が取り付けられている。樹脂クランプ61によって、ワイヤーハーネス57の複数箇所が、シリンダブロック15の前面上の所定位置に固定されている。ワイヤーハーネス57は、クランクシャフトプーリ31の外周面から所定の距離だけ隔てた位置であって、クランクシャフトプーリ31に接触しない位置に位置決めされている。
図4は、図3中のIV−IV線上に沿ったタイミングチェーンカバーの断面図である。図5は、図4中の矢印Vから見たタイミングチェーンカバーの底面図である。図4および図5を参照して、クランプ台22は、表面23aから連なるクランプ座22aと、クランプ座22aの反対側に位置し、シリンダブロック15に向い合う裏面22bとを有する。クランプ台22には、クランプ座22aから裏面22bにまで貫通する円形の孔22hが形成されている。
樹脂クランプ61は、把持部63および係止部64から構成されている。把持部63には、ワイヤーハーネス57を挟み込んだ状態で固定する開口部62が形成されている。係止部64は、錨状の断面形状を有する。係止部64が、把持部63がクランプ座22a上に当接するまで、孔22hに圧入されると、係止部64の端部が裏面22bに引っ掛かる。これにより、一度取り付けられた樹脂クランプ61が、クランプ台22から外れることを防止している。
なお、樹脂クランプ61の形状は、図4中に示す形状に限定されず、たとえば、クランプ台22に対して係止される係止部に対して、結束用のバンドを用いてワイヤーハーネス57が固定される形状であっても良い。
この発明の実施の形態1におけるワイヤーハーネスのクランプ構造は、複数の取り付け部としてのクランプ台22を有する、回転機器としてのクランクシャフト12(タイミングチェーン13、クランクスプロケット14)のケーシングとしてのタイミングチェーンカバー21と、タイミングチェーンカバー21に隣接し、クランクシャフト12との間で回転力の授受を行ないながら回転する回転体としてのクランクシャフトプーリ31と、複数のクランプ台22の各々に取り付けられ、レベルセンサ用ワイヤーハーネス57を固定するクリップ部材としての樹脂クランプ61とを備える。複数のクランプ台22は、タイミングチェーンカバー21に一体に形成されている。
本実施の形態におけるワイヤーハーネスのクランプ構造は、内燃機関としてのエンジン10に用いられている。回転体としてのクランクシャフトプーリ31は、そのエンジン10から出力された回転力によって回転する。ワイヤーハーネス57は、エンジン10を構成する電子機器としてのオイルレベルセンサ58の電気的な接続を行なう。
このように構成された、この発明の実施の形態1におけるワイヤーハーネスのクランプ構造によれば、クランプ台22をタイミングチェーンカバー21に一体に形成することによって、タイミングチェーンカバー21とは別体のクランプ台を設ける必要がなくなる。これにより、その別体のクランプ台の取り付け誤差や変形等によって、ワイヤーハーネス57の位置決め精度が低下するということがない。このため、ワイヤーハーネス57を所定の位置に精度良く固定して、ワイヤーハーネス57とクランクシャフトプーリ31とが接触することを防止できる。また、別体のクランプ台を設けていないため、部品コストや組立てコストの削減を図ることができる。また、別体のクランプ台をタイミングチェーンカバー21を固定するボルト25によって共締めした場合には、そのボルトの緩みが問題となるが、本実施の形態ではそのような問題が生じることもない。
本実施の形態においてワイヤーハーネスのクランプ構造を適用したエンジン10では、その外側に露出するように多数の回転体が設けられる。したがって、エンジン10にワイヤーハーネスを配索する場合には、その回転体の近傍に経路を取らざるを得ず、ワイヤーハーネスと回転体とが接触する危険性が増大する。そこで、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンに挙げられる内燃機関に、ワイヤーハーネスの位置決めを正確に行なうことができる本発明を、有効に利用することができる。
なお、本実施の形態では、タイミングチェーンカバー21にクランプ台22が一体に形成されている場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ウォータポンプ34のケーシングに、樹脂クランプ61が取り付けられるクランプ台が一体に形成されていても良いし、図示されていないエアコンコンプレッサやP/Sポンプ、オルタネータなどのケーシングにクランプ台が一体に形成されていても良い。この場合、これらのケーシングに隣接して回転するプーリと、樹脂クランプによりクランプ台に固定されるワイヤーハーネスとが接触することを防止できる。
また、タイミングチェーンカバー21の近傍に位置して、クランクシャフトプーリ31との間でベルトが掛けられるアイドラプーリやベルトテンショナー用プーリが設けられていても良い。本実施の形態では、ワイヤーハーネス57を精度良く位置決めすることができるため、この場合、ワイヤーハーネス57が、そのアイドラプーリやベルトテンショナー用プーリと接触する心配が払拭される。
(実施の形態2)
図6は、この発明の実施の形態2におけるワイヤーハーネスのクランプ構造が用いられたエンジンを示す正面図である。図中では、図3と比較して、同一またはそれに相当する部材には同じ参照番号が付されている。本実施の形態におけるワイヤーハーネスのクランプ構造は、実施の形態1におけるワイヤーハーネスのクランプ構造と比較して基本的には、同様の構造を備える。以下、重複する構造については説明を繰り返さない。
図6を参照して、本実施の形態では、クランプ台22のそれぞれに長孔22jが形成されている。長孔22jは、クランクシャフトプーリ31から離れる方向、つまりクランクシャフトプーリ31の半径方向に延びる長径を有する。このような構成により、樹脂クランプ61は、クランクシャフトプーリ31の半径方向に位置調整されながら、クランプ台22に取り付けられる。
このように構成された、この発明の実施の形態2におけるワイヤーハーネスのクランプ構造によれば、実施の形態1に記載の効果と同様の効果を得ることができる。加えて、クランクシャフトプーリ31とワイヤーハーネス57との間の距離が近すぎる場合には、樹脂クランプ61の位置を長孔22jの長径方向に沿って移動させ、両者の間の距離を大きくとることができる。これにより、クランクシャフトプーリ31とワイヤーハーネス57との接触をより確実に防止することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1におけるワイヤーハーネスのクランプ構造が用いられたエンジンを示す分解組立図である。 図1中の矢印IIから見たエンジンを示す正面図である。 図2中のクランクシャフトプーリおよびエアコンコンプレッサプーリが設けられた位置を拡大して示す正面図である。 図3中のIV−IV線上に沿ったタイミングチェーンカバーの断面図である。 図4中の矢印Vから見たタイミングチェーンカバーの底面図である。 この発明の実施の形態2におけるワイヤーハーネスのクランプ構造が用いられたエンジンを示す正面図である。
符号の説明
12 クランクシャフト、13 タイミングチェーン、14 クランクスプロケット、21 タイミングチェーンカバー、22 クランプ台、22h 孔、22j 長孔、31 クランクシャフトプーリ、32 ウォータポンププーリ、38 エアコンコンプレッサプーリ、39 パワーステアリングポンププーリ、40 オルタネータプーリ、57 レベルセンサ用ワイヤーハーネス、61 樹脂クランプ。

Claims (4)

  1. 複数の取り付け部を有する、回転機器のケーシングと、
    前記ケーシングに隣接し、前記回転機器との間で回転力の授受を行ないながら回転する回転体と、
    前記複数の取り付け部の各々に取り付けられ、ワイヤーハーネスを固定するクリップ部材とを備え、
    前記複数の取り付け部は、前記ケーシングに一体に形成されている、ワイヤーハーネスのクランプ構造。
  2. 前記回転体は、クランクシャフトプーリ、オルタネータプーリ、ウォータポンププーリ、パワーステアリングプーリおよびエアコンコンプレッサプーリのいずれかである、請求項1に記載のワイヤーハーネスのクランプ構造。
  3. 前記複数の取り付け部には、それぞれ孔が形成されており、
    前記クリップ部材は、前記孔に差し込まれることによって、前記複数の取り付け部に取り付けられる、請求項1または2に記載のワイヤーハーネスのクランプ構造。
  4. 前記孔は、長径を有する長孔であり、前記長径は、前記回転体から離れる方向に沿って延びている、請求項3に記載のワイヤーハーネスのクランプ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012076647A (ja) * 2010-10-04 2012-04-19 Kawasaki Heavy Ind Ltd 長尺物の支持構造
JP2016128655A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 いすゞ自動車株式会社 ワイヤーハーネスの干渉回避構造及びワイヤーハーネスの干渉回避方法

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