JP2006040108A - 認証装置および認証方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 認証データを記録した媒体をわざわざ取り出すこともなく、また媒体を紛失する機会も少なく、短時間でバイオメトリクスデータの照合を行う。
【解決手段】 バイオメトリクスデータとして虹彩118を読み取る場合に、非バイオメトリクスIDを記録した無線ICチップ117を眼鏡119のブリッジに貼着しておく。これにより、センサ部102のバイオメトリクスデータ読取部115により虹彩118を読み取る際に、非バイオメトリクスID読取部114により無線ICチップ117から非バイオメトリクスIDを同時に読み取ることができ、利用者としての入力行為そのものが一回で済み、非バイオメトリクスIDが一致した場合に、バイオメトリクスデータの照合を行うので、バイオメトリクスデータの照合を1:1で短時間で行うことができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、非バイオメトリクスIDとバイオメトリクスデータの両方を用いて認証を行う認証装置およびその認証方法に関するものである。
現在、認証のセキュリティ性を高めるために指紋や虹彩といった、バイオメトリクスデータの認証結果を用いて錠開錠を行うシステムがあり、これらの技術により、開錠または施錠時に鍵を物理的に鍵穴へ挿入することなく、開錠または施錠を行うことができ、利便性が向上している。また、バイオメトリクスデータの認証は、利用者が複数の場合には、本人とその複数の1:nの認証となり、一般的に時間がかかると言われている。このため、あらかじめ利用者のバイオメトリクスデータをICカードなどの媒体へ記憶し、開錠時にICカード内のバイオメトリクスデータを機器へ入力し、利用者のバイオメトリクスデータとの照合を行うことにより、認証時間を短縮したシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、バイオメトリクスデータを無線ICカードに記憶しておき、認証装置は、携帯無線端末に入力されたバイオメトリクスデータとICカードに記憶されたバイオメトリクスデータとを基に認証を行い、利用者は、バイオメトリクスデータを記憶した無線ICカードを財布やバッグに収納したままでも本人確認操作を行うことができ、ユーザの操作を軽減するようなシステムも提案されている(例えば、特許文献2参照)。さらに、利用者が自身のIDを発声したときの声紋情報と予め登録された声紋情報との照合を行い、高いセキュリティ性を維持しつつ利用者にかかる入力負荷を軽減させた装置も知られている(例えば、特許文献3参照)。
特許第2904604号公報(第2−3頁、図1) 特開2003−85498号公報(第12−13頁、図2) 特開2002−24182号公報(第4−6頁、図1)
しかしながら、従来技術のような、ICカードなどの媒体を用いてバイオメトリクス認証の時間を短縮しようとするシステムでは、媒体そのものを鞄やポケットなどから取り出して機械へ入力しなければならないという行為が必要である。また、媒体を紛失した場合には、システムのサービス全体を利用できない状況が発生するという問題がある。また、ICカードのデータを無線で通信できるようにして、ICカードそのものを財布やバッグから取り出す必要をなくしたシステムでは、ICカードを常に携行する必要があるため、万一盗難にあったり、どこかに置き忘れたりした場合には、システムのサービスを十分に享受できないという問題がある。さらに、利用者が自身のIDを発声することは、他人にIDが知られることになり、セキュリティ上の問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、バイオメトリクスデータを用いて認証を行うシステムにおいて、認証データを記録した記録媒体をわざわざ取り出すこともなく、また、記録媒体を携行するという意識を持つことなく、さらに記録媒体を紛失する機会も少なく、短時間でバイオメトリクスデータの照合を行うことができる認証装置およびその方法を提供することを目的とするものである。
本発明の認証装置は、予め取得した利用者のバイオメトリクスデータと利用者のID情報である非バイオメトリクスIDとを登録してある登録手段と、利用者のバイオメトリクスデータを取得するバイオメトリクスデータ取得手段と、利用者の非バイオメトリクスIDを記録した記録媒体から非バイオメトリクスIDを読み取る非バイオメトリクスID読取手段と、前記バイオメトリクスデータ取得手段は前記非バイオメトリクスID読取手段の近傍に配置され、前記記録媒体に記録されている前記非バイオメトリクスIDと前記登録手段に登録されている前記非バイオメトリクスIDとを照合して一致した場合、前記バイオメトリクスデータ取得手段で取得した前記利用者のバイオメトリクスデータを前記登録手段に登録されているバイオメトリクスデータと照合する照合手段とを備えた構成を有している。
この構成により、バイオメトリクスデータ取得手段が非バイオメトリクスID読取手段の近傍に配置されているので、バイオメトリクスデータの取得と非バイオメトリクスIDの読み取りとを一括して行うことができ、利用者としての入力行為そのものが一回で済むとともに、入力の際に非バイオメトリクスIDを記録した媒体をわざわざ取り出すこともなく、媒体を携行するという意識を持つことなく、媒体を紛失する機会も少ないので利便性が向上し、非バイオメトリクスIDが一致した場合に、バイオメトリクスデータの照合を行うので、バイオメトリクスデータの照合を1:1で短時間で行うことができる。
また、本発明の認証装置は、予め取得した利用者のバイオメトリクスデータと利用者のID情報である非バイオメトリクスIDとを登録してある登録手段と、利用者のバイオメトリクスデータを取得するバイオメトリクスデータ取得手段と、利用者の非バイオメトリクスIDを記録した記録媒体から非バイオメトリクスIDを読み取る非バイオメトリクスID読取手段と、前記記録媒体は利用者の生体的特徴の近傍の身体部分または装身具に装着され、前記記録媒体に記録されている前記非バイオメトリクスIDと前記登録手段に登録されている前記非バイオメトリクスIDとを照合して一致した場合、前記バイオメトリクスデータ取得手段で取得した前記利用者のバイオメトリクスデータを前記登録手段に登録されているバイオメトリクスデータと照合する照合手段とを備えた構成を有している。なお、生体的特徴とは、指紋や虹彩といったバイオメトリクス認証における照合用のパラメータを取得することのできる生体の部位のことである。
この構成により、非バイオメトリクスIDを記録している記録媒体が利用者の生体的特徴の近傍の身体部分または装身具に装着されているので、バイオメトリクスデータの取得と非バイオメトリクスIDの読み取りとを一括して行うことができ、利用者としての入力行為そのものが一回で済むとともに、入力の際に非バイオメトリクスIDを記録した媒体をわざわざ取り出すこともなく、媒体を携行するという意識を持つことなく、媒体を紛失する機会も少ないので利便性が向上し、非バイオメトリクスIDが一致した場合に、バイオメトリクスデータの照合を行うので、バイオメトリクスデータの照合を1:1で短時間で行うことができる。
また、本発明の認証装置は、予め取得した利用者のバイオメトリクスデータと利用者のID情報である非バイオメトリクスIDとを登録してある登録手段と、利用者のバイオメトリクスデータを取得するバイオメトリクスデータ取得手段と、利用者の非バイオメトリクスIDを記録した記録媒体から非バイオメトリクスIDを読み取る非バイオメトリクスID読取手段、前記バイオメトリクスデータ取得手段は前記非バイオメトリクスID読取手段の近傍に配置され、前記記録媒体は利用者の生体的特徴の近傍の身体部分または装身具に装着され、前記記録媒体に記録されている前記非バイオメトリクスIDと前記登録手段に登録されている前記非バイオメトリクスIDとを照合して一致した場合、前記バイオメトリクスデータ取得手段で取得した前記利用者のバイオメトリクスデータを前記登録手段に登録されているバイオメトリクスデータと照合する照合手段とを備えた構成を有している。
この構成により、バイオメトリクスデータ取得手段が前記非バイオメトリクスID読取手段の近傍に配置され、非バイオメトリクスIDを記録している記録媒体が利用者の生体的特徴の近傍の身体部分または装身具に装着されているので、バイオメトリクスデータの取得と非バイオメトリクスIDの読み取りとを一括して行うことができ、利用者としての入力行為そのものが一回で済むとともに、入力の際に非バイオメトリクスIDを記録した媒体をわざわざ取り出すこともなく、媒体を携行するという意識を持つことなく、媒体を紛失する機会も少ないので利便性が向上し、非バイオメトリクスIDが一致した場合に、バイオメトリクスデータの照合を行うので、バイオメトリクスデータの照合を1:1で短時間で行うことができる。
また、本発明の認証装置は、利用者のバイオメトリクスデータを取得する生体的特徴が虹彩の場合、前記記録媒体が眼鏡またはイヤリングに装着されていることを特徴とする。この構成により、利用者は、入力の際に非バイオメトリクスIDを記録した媒体をわざわざ取り出すこともなく、また、媒体を携行するという意識を持つことなく、媒体を紛失する機会も少ない。
また、本発明の認証装置は、利用者のバイオメトリクスデータを取得する生体的特徴が指紋または静脈パターンの場合、前記記録媒体が爪、指輪または時計バンドに装着されていることを特徴とする。この構成により、利用者は、入力の際に非バイオメトリクスIDを記録した媒体をわざわざ取り出すこともなく、また、媒体を携行するという意識を持つことなく、媒体を紛失する機会も少ない。
また、本発明の認証方法は、利用者からバイオメトリクスデータを取得するステップと、利用者のバイオメトリクスデータを取得する生体的特徴の近傍に配置された記録媒体から利用者の非バイオメトリクスIDを読み取るステップと、前記読み取った非バイオメトリクスIDと予め登録されている非バイオメトリクスIDとを照合するステップと、前記照合の結果が一致した場合、前記取得した利用者のバイオメトリクスデータを予め登録されているバイオメトリクスデータと照合するステップとを備えたことを特徴とする。
この方法により、バイオメトリクスデータの取得と非バイオメトリクスIDの読み取りとを一括して行うことができ、利用者としての入力行為そのものが一回で済むとともに、入力の際に非バイオメトリクスIDを記録した媒体をわざわざ取り出すこともなく、媒体を携行するという意識を持つことなく、媒体を紛失する機会も少ないので利便性が向上し、非バイオメトリクスIDが一致した場合に、バイオメトリクスデータの照合を行うので、バイオメトリクスデータの照合を1:1で短時間で行うことができる。
本発明は、バイオメトリクスデータの取得対象となる利用者の生体的特徴部分の近傍に、非バイオメトリクスIDを記録した媒体を装着し、利用者のバイオメトリクスデータの読み取りと、媒体に記憶された非バイオメトリクスIDの読み取りとを一括して行うようにしたものであり、利用者としての入力行為そのものが一回で済むとともに、入力の際に非バイオメトリクスIDを記録した媒体をわざわざ取り出すこともなく、また、媒体を携行するという意識を持つことなく、媒体を紛失する機会も少ないので利便性が向上し、さらに、非バイオメトリクスIDが一致した場合に、バイオメトリクスデータの照合を行うので、バイオメトリクスデータの照合を1:1で短時間で行うことができるという効果を有する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態における認証装置の構成を示している。図1において、認証装置は、ECU(Electronic Control Unit)101、センサ部102、データベース103、負荷104により構成されている。負荷104は、例えば、この認証装置の認証結果を用いて扉の施錠/開錠装置である。ECU101は、CPU105、非バイオメトリクスID読取用インタフェース106、バイオメトリクスデータ読取用インタフェース107、人センサ用インタフェース108、外部通信用インタフェース109、負荷通信用インタフェース110を備えている。また、照合手段であるCPU105は、制御ブロック111、通信ブロック112、RAM113を備えている。RAM113は、制御ブロック111における処理用データが格納されるエリアであり、センサ部102で取得した非バイオメトリクスID、バイオメトリクスデータ、人検知データなどが記憶される。RAM113には、取得したデータが一つのエリアに連続的に記憶される場合と、複数のエリアに同時に並行に記憶される場合とがある。CPU105は、RAM113の他にも、制御ブロック111が利用するプログラムを格納するROMを備えている。センサ部102は、非バイオメトリクスID読取部114、バイオメトリクスデータ読取部115、人センサ116を備えている。以下、それぞれの構成要素について説明する。
制御ブロック111は、通信ブロック112およびRAM113と接続されており、通信ブロック112に対して、利用者の非バイオメトリクスIDおよびバイオメトリクスデータを要求し、要求したデータの受信を行う。制御ブロック111はまた、通信ブロック112に対して、データベース103上の、非バイオメトリクスID、バイオメトリクスデータを要求し、要求したデータの受信を行う。制御ブロック111はまた、通信ブロック112を介してセンサ部102から受信した非バイオメトリクスIDおよびバイオメトリクスデータと、通信ブロック112を介してデータベース103から受信した非バイオメトリクスIDおよびバイオメトリクスデータとを照合する。照合が一致して認証が合格した場合は、制御ブロック111は、通信ブロック112に負荷104に対する制御命令を出力する。
通信ブロック112は、非バイオメトリクスID読取用インタフェース106、バイオメトリクスデータ読取用インタフェース107、人センサ用インタフェース108、外部通信用インタフェース109、負荷通信用インタフェース110と接続されている。通信ブロック112は、制御ブロック111からの「利用者の非バイオメトリクスID」の要求に対し、非バイオメトリクスID読取用インタフェース106を介し、非バイオメトリクスID読取部114を用いて、利用者の非バイオメトリクスIDを取得し、制御ブロック111への応答を行う。通信ブロック112はまた、制御ブロック111からの「利用者のバイオメトリクスデータ」の要求に対し、バイオメトリクスデータ読取用インタフェース107を介し、バイオメトリクスデータ読取部115を用いて、利用者のバイオメトリクスデータを取得し、制御ブロック111への応答を行う。さらに、通信ブロック112は、制御ブロック111からの「データベース上の非バイオメトリクスIDまたはバイオメトリクスデータ」の要求に対し、外部通信用インタフェース109を介し、データベース103から、非バイオメトリクスIDまたはバイオメトリクスデータを取得し、制御ブロック111への応答を行う。さらに、通信ブロック112は、人センサ用インタフェース108を介し、人センサ116において、利用者が非バイオメトリクスIDあるいはバイオメトリクスデータの少なくともいずれか一方を入力しようとすることを検知し、この検知結果を制御ブロック111へ伝達する。
図2はデータベース103内における非バイオメトリクスID201とバイオメトリクスID202とのリンクテーブル103aを示している。非バイオメトリクスID201は、シーケンシャルに配置され、非バイオメトリクスID201の1つは、少なくとも1つ以上のバイオメトリクスID202にリンクされて、どのバイオメトリクスIDとリンクしているかが容易に分かるように配置されており、非バイオメトリクスIDを認証すべきバイオメトリクスIDのインデックスとして使用することができる。
図3はデータベース103内におけるバイオメトリクスID301とバイオメトリクスデータ302のリンクテーブル103bを示しており、バイオメトリクスID301は、バイオメトリクスデータ302と1:1でリンクしている。バイオメトリクスデータ読取部115で読み取られた利用者のバイオメトリクスデータは、このリンクテーブル103bによりバイオメトリクスID301に変換され、図2のリンクテーブル103aにより非バイオメトリクスIDに対応付けられる。
また、リンクテーブル103bには、各バイオメトリクスID301およびバイオメトリクスデータ302について、関係しているバイオメトリクスIDが、1つ以上の非バイオメトリクスIDにリンクされているか、または全く非バイオメトリクスIDにはリンクされてないかを示すためのフラグ303を備えている。このフラグ303は、記録媒体から読み取った非バイオメトリクスIDがデータベース103に登録されていない未登録のものであった場合に、後述する図7の1:nバイオメトリクスデータ照合処理(ステップS718)において使用される。
図4(a)は本実施の形態において、バイオメトリクスデータとして虹彩118を読み取る場合に、非バイオメトリクスIDを記録した記録媒体である無線ICチップ117を眼鏡119のブリッジに貼着した例を示している。無線ICチップ117は、RFID(Radio Frequency Identification)として用いられるもので、眼鏡119のレンズ枠、鼻当て、つる等に貼着してもよく、これらの中に埋め込むようにしてもよい。これにより、図4(b)に示すように、センサ部102のバイオメトリクスデータ読取部115により虹彩118を読み取る際に、非バイオメトリクスID読取部114により無線ICチップ117から非バイオメトリクスIDを同時に読み取ることができる。なお、無線ICチップ117は、電源を内蔵したアクティブ型よりも電源を内蔵しないパッシブ型の方が小型軽量であるため好ましい。また、無線ICチップ117と非バイオメトリクスID読取部114までの距離は、使用する電波の周波数や出力、アンテナなどにより数ミリから数センチまでの範囲があるため、虹彩118の至近距離である眼鏡119以外にも、虹彩118に近いイヤリングなどにも無線ICチップ117を装着することができる。
図5(a)は本実施の形態において、バイオメトリクスデータとして指紋120または指静脈パターンを読み取る場合に、非バイオメトリクスIDを記録した無線媒体である無線ICチップ117を爪121に貼着した例を示している。無線ICチップ117は、爪121を切削して作った穴に入れて接着剤等で封入してもよく、無線ICチップ117を接着した差し爪を用いてもよい。これにより、図5(b)に示すように、センサ部102のバイオメトリクスデータ読取部115で指紋120または指静脈パターンを読み取る際に、非バイオメトリクスID読取部114で無線ICチップ117から非バイオメトリクスIDを同時に読み取ることができる。なお、無線ICチップ117は、指紋120または指静脈パターンの至近距離である爪121以外にも、指紋120または指静脈パターンに近い指輪や腕時計バンドなどにも装着することができる。
図6(a)は本実施の形態において、バイオメトリクスデータとして掌静脈122または掌紋を読み取る場合に、非バイオメトリクスIDを記録した記録媒体である無線ICチップ117を時計バンド123に装着した例を示している。これにより、図6(b)に示すように、センサ部102のバイオメトリクスデータ読取部115で掌静脈122または掌紋を読み取る際に、非バイオメトリクスID読取部114で無線ICチップ117から非バイオメトリクスIDを同時に読み取ることができる。なお、無線ICチップ117は、掌静脈122または掌紋の至近距離である腕時計バンド123以外にも、掌静脈122または掌紋に近い指輪やリストリングなどにも装着することができる。
バイオメトリクスデータとして声紋を取得対象とする場合は、非バイオメトリクスIDを記録した無線ICチップを眼鏡やイヤリング、ネックレスなどの顔に近い部分に装着する装身具に装着することになる。要は、利用者がバイオメトリクスデータを入力しようとした時に、同時に非バイオメトリクスIDの情報を取得できる位置に無線ICチップ117が配置されていればよい。
次に、このように構成された非バイオメトリクスIDとバイオメトリクスIDとを一括して照合する認証システムの動作について図7を用いて説明する。本実施の形態においては、図8に示すように、利用者のバイオメトリクスデータは、すべてデータベース103に登録されているが、利用者の非バイオメトリクスIDは登録されている場合といない場合とがあり、また、利用者が装着した無線ICチップ117には、利用者の登録済の非バイオメトリクスIDおよび未登録(新規)の非バイオメトリクスIDが記録されている場合といない場合とがあるので、それぞれのケースについて以下の実施例に分けて説明する。
実施例1は、利用者のバイオメトリクスデータおよび非バイオメトリクスIDがデータベース103に登録済であり、利用者が装着した無線ICチップ117には、自身の登録済の非バイオメトリクスIDおよび未登録(新規)の非バイオメトリクスIDの両方が記録されている場合である。
実施例2は、利用者のバイオメトリクスIDおよび非バイオメトリクスIDがデータベース103に登録済であり、利用者が装着した無線ICチップ117には、自身の登録済の非バイオメトリクスIDは記録されているが、未登録(新規)の非バイオメトリクスIDは記録されていない場合である。
実施例3は、利用者のバイオメトリクスIDおよび非バイオメトリクスIDがデータベース103に登録済であり、利用者が装着した無線ICチップ117には、自身の登録済の非バイオメトリクスIDは記録されていないが、未登録(新規)の非バイオメトリクスIDは記録されている場合である。
実施例4は、利用者のバイオメトリクスIDおよび非バイオメトリクスIDがデータベース103に登録済であり、利用者が装着した無線ICチップ117には、自身の登録済の非バイオメトリクスIDも未登録(新規)の非バイオメトリクスIDも記録されていない場合である。
実施例5は、利用者のバイオメトリクスIDはデータベース103に登録済で、利用者の非バイオメトリクスIDは未登録であり、利用者が装着した無線ICチップ117には、他人の登録済の非バイオメトリクスIDおよび自身の未登録(新規)の非バイオメトリクスIDが記録されている場合である。
実施例6は、利用者のバイオメトリクスIDはデータベース103に登録済で、利用者の非バイオメトリクスIDは未登録であり、利用者が装着した無線ICチップ117には、他人の登録済の非バイオメトリクスIDが記録されているが、自身の未登録(新規)の非バイオメトリクスIDは記録されていない場合である。
実施例7は、利用者のバイオメトリクスIDはデータベース103に登録済で、利用者の非バイオメトリクスIDは未登録であり、利用者が装着した無線ICチップ117には、自身の登録済の非バイオメトリクスIDは記録されていないが、自身の未登録(新規)の非バイオメトリクスIDは記録されている場合である。
実施例8は、利用者のバイオメトリクスIDはデータベース103に登録済で、利用者の非バイオメトリクスIDは未登録であり、利用者が装着した無線ICチップ117には、自身の登録済の非バイオメトリクスIDも未登録(新規)の非バイオメトリクスIDも記録されていない場合である。
以下、図7を用いて各実施例の動作手順について説明する。
(実施例1)
手順1) 動作開始前は、常時、人センサ116のチェックをステップS701にて行い、利用者が、バイオメトリクスデータを入力しようとしてセンサ部102に近づいた初期動作のときに、ステップS702にてセンサ部反応ありと判断し、ステップS703へ進む。
手順2) ステップS703にて、非バイオメトリクスID読取部114で非バイオメトリクスIDの読み取りを行い、ステップS704へ進む。
手順3) ステップS704にて、非バイオメトリクスIDの読み取りができたかの判断を行い、読み取りができた場合にはステップS705へ、読み取りができなかった場合にはステップS716へ進む。この実施例1では、無線ICチップ117には、登録済および未登録の非バイオメトリクスIDが記録されているので、ステップS705へ進む。
手順4) ステップS705にて、ステップS703で読み取った非バイオメトリクスIDとデータベース103内の非バイオメトリクスIDとを照合して、読み取った非バイオメトリクスIDがデータベース103に登録済のものであるかを確認し、ステップS706へ進む。
手順5) ステップS706にて、ステップS703で読み取った非バイオメトリクスIDが登録済のものであれば、ステップS707へ進み、登録済のものでなければ、ステップS716へ進む。この実施例1では、ステップS707へ進む。
手順6) ステップS707にて、バイオメトリクスデータ読取部115にて利用者のバイオメトリクスデータの読み取りを行い、ステップS708へ進む。
手順7) ステップS708にて、バイオメトリクスデータの読み取りができたかの判断を行い、読み取りができた場合には、ステップ709、読み取りができなかった場合には、ステップS715へ進む。この実施例1では、読み取りができたものとして、ステップS709へ進む。
手順8) ステップS709において、ステップS703で読み取った非バイオメトリクスIDをインデックスとして対応するバイオメトリクスデータを選択設定し、ステップS710へ進む。
手順9) ステップS710にて、ステップS707で読み取った利用者のバイオメトリクスデータと、S709で選択設定されたインデックス先のデータベース103上にあるバイオメトリクスデータとを1:1で照合し、ステップS711へ進む。
手順10) ステップS711にて、照合一致ならばステップS712へ進み、照合不一致ならば、ステップS718へ進む。この実施例1では、照合が一致したものとして、ステップS712へ進む。
手順11) ステップS712にて、照合が一致している場合は照合OKの出力を行い、ステップS713へ進む。
手順12) ステップS713にて、ステップS703での非バイオメトリクスIDの読み取りにおいて、新規に得られた非バイオメトリクスIDの有無を確認し、新規の未登録非バイオメトリクスIDがあれば、ステップS714へ進み、無ければ処理を終了する。この実施例1では、ステップS714へ進む。
手順13) ステップS714にて、ステップS703での非バイオメトリクスIDの読み取りにおいて、読み取られた非バイオメトリクスIDのうち、未登録の非バイオメトリクスIDを、ステップS711で照合一致したバイオメトリクスデータに対応するバイオメトリクスIDへのインデックスとして更新する。また、他のバイオメトリクスデータのインデックスとして登録されているにも関わらず、ステップS703で取得された非バイオメトリクスIDについては、ステップS707またはステップS716のいずれか一方で取得したバイオメトリクスデータのインデックスとしてデータベース103のリンクテーブル103aを更新する。
(実施例2)
次に、実施例2の動作手順について説明する。
手順1) 実施例1の手順1から手順11(ステップS701からステップS712)までと同様である。
手順2) ステップS713にて、ステップS703での非バイオメトリクスIDの読み取りにおいて、新規に得られた非バイオメトリクスIDの有無を確認し、新規非バイオメトリクスIDがあれば、ステップS714へ進み、無ければ処理を終了する。この実施例2では、無線ICチップ117には未登録(新規)のバイオメトリクスIDが記録されていないので、ここで処理を終了する。
(実施例3)
次に、実施例3の動作手順について説明する。
手順1) 実施例1の手順1から手順4(ステップS701からステップS705)までと同様である。
手順2) ステップS706にて、ステップS703で読み取った非バイオメトリクスIDが登録済のものであれば、ステップS707へ進み、登録済のものでなければ、ステップS716へ進む。この実施例3では、読み取ったのは未登録の非バイオメトリクスIDなので、ステップS716へ進む。
手順3) ステップS716にて、利用者のバイオメトリクスデータの読み取りを行い、ステップS717へ進む。
手順4) ステップS717にて、バイオメトリクスデータの読み取りができたかの判断を行い、読み取りができた場合には、ステップ718、読み取りができなかった場合には、ステップS715へ進む。この実施例3では、読み取りができたものとして、ステップS718へ進む。
手順5) ステップS718にて、ステップS716で読み取った利用者のバイオメトリクスデータと、図4のフラグ303を参照してデータベース103上にある非バイオメトリクスIDのインデックス先となっていないすべてのバイオメトリクスデータとの1:nの照合を行い、ステップS719へ進む。
手順6) ステップS719にて、照合一致ならばステップS712へ進み、照合不一致ならば、ステップS720へ進む。この実施例3では、照合が一致しないものとして、すなわちインデックス先となっていないバイオメトリクスデータの中には該当するものがないとして、ステップS720へ進む。
手順7) ステップS720にて、ステップS716で読み取った利用者のバイオメトリクスデータと、図4のフラグ303を参照してデータベース103上にある非バイオメトリクスIDのインデックス先となっているすべてのバイオメトリクスデータとの1:nの照合を行い、ステップS721へ進む。
手順8) ステップS721にて、照合一致ならばステップS712へ進み、照合不一致ならば、ステップS715へ進む。この実施例3では、照合が一致したものとして、すなわちインデックス先となっているバイオメトリクスデータの中には該当するものがあったとして、ステップS712へ進む。
手順9) 以下実施例1の手順11(ステップS712)以降と同様である。
(実施例4)
次に、実施例4の動作手順について説明する。
手順1) 実施例1の手順1から手順2(ステップS701からステップS703)までと同様である。
手順2) ステップS704にて、非バイオメトリクスIDの読み取りができたかの判断を行い、読み取りができた場合にはステップS705へ、読み取りができなかった場合にはステップS716へ進む。この実施例4では、利用者の無線ICチップ117には、利用者の登録済および未登録の非バイオメトリクスIDの両方とも記録されていないので、非バイオメトリクスIDを読み取ることができず、ステップS716へ進む。
手順3) 実施例3の手順3から手順8(ステップS716からステップS712)までと同様である。
手順4) ステップS712にて、照合が一致している場合は照合OKの出力を行い、ステップS713へ進む。
手順5) ステップS713にて、この実施例4では、未登録(新規)の非バイオメトリクスIDを読み取ることができないので、そのまま処理を終了する。
(実施例5)
次に、実施例5の動作手順について説明する。
手順1) 実施例1の手順1から手順9(ステップS701からステップS710)までと同様である。
手順2) ステップS711にて、照合一致ならばステップS712へ進み、照合不一致ならば、ステップS718へ進む。この実施例5では、他人のバイオメトリクスとの照合になるので、不一致となり、ステップS718へ進む。
手順3) ステップS718にて、ステップS716で読み取った利用者のバイオメトリクスデータと、データベース103上にある非バイオメトリクスIDのインデックス先となっていないかどうかを前述したフラグを参照して、登録済の非バイオメトリクスIDとリンク関係の全くないすべてのバイオメトリクスデータとの1:nの照合を行い、ステップS719へ進む。
手順4) ステップS719にて、照合一致ならばステップS712へ進み、照合不一致ならば、ステップS720へ進む。この実施例5では、照合が一致したものとして、ステップS712へ進む。
手順5) 以下実施例1の手順11(ステップS712)以降と同様である。
(実施例6)
次に、実施例6の動作手順について説明する。
手順1) 実施例5の手順1から手順4(ステップS701からステップS712)までと同様である。
手順2) ステップS712にて、照合OK出力を行い、ステップS713へ進む。
手順3) ステップS713にて、この実施例6では、未登録(新規)の非バイオメトリクスIDを読み取ることができないので、そのまま処理を終了する。
(実施例7)
次に、実施例7の動作手順について説明する。実施例7と実施例3とは、データベース103に利用者の非バイオメトリクスIDが登録されているかいないかの相違だけであり、両者とも無線ICチップ117からは未登録の非バイオメトリクスIDのみが読み取られる。
手順1) 実施例3の手順1から手順5(ステップS701からステップS719)までと同様である。
手順2) 実施例5の手順4(ステップS719)以降と同様である。
(実施例8)
次に、実施例8の動作手順について説明する。実施例8と実施例4とは、データベース103に利用者の非バイオメトリクスIDが登録されているかいないかの相違だけであり、両者とも無線ICチップ117からは登録済および未登録の非バイオメトリクスIDの両方とも読み取られない。
手順1) 実施例4の手順1から手順2(ステップS701からステップS716)までと同様である。
手順2) 実施例3の手順3から手順5(ステップS716からステップS719)までと同様である。
手順3) ステップS719にて、照合一致ならばステップS712へ進み、照合不一致ならばステップS720へ進む。この実施例8ではステップS712へ進む。
手順4) ステップS712にて、照合OK出力を行い、ステップS713へ進む。
手順5) ステップS713にて、この実施例8では、未登録(新規)の非バイオメトリクスIDを読み取ることができないので、そのまま処理を終了する。
以上、本発明の8つの実施例について、非バイオメトリクスIDを記録する媒体として無線チップを用いた場合を例に説明したが、非バイオメトリクスIDを記録する媒体は、無線媒体に限らず、例えばバーコードや二次元バーコードなどの表示情報によって非バイオメトリクスIDを記録したものでもよく、この場合には、表示情報を光学スキャナやカメラなどで取得することで、媒体に記憶された非バイオメトリクスIDと、データベース内の非バイオメトリクスIDとを照合することができる。
以上説明したように、本発明に係る認証装置および方法は、利用者としての入力行為そのものが一回で済み、入力の際に非バイオメトリクスIDを記録した記録媒体をわざわざ取り出すこともなく、また、記録媒体を携行するという意識を持つことなく、記録媒体を紛失する機会も少なく、短時間で認証を行うことができるという効果を有し、非バイオメトリクスIDとバイオメトリクスデータの両方を用いて認証を行う認証装置およびその方法等として有用であり、キャッシュディスペンサー、自動現金預払機、建物や施設への入退出管理、乗り物のエントリ制御やエンジン始動制御等への用途にも適用することができる。
本発明の実施の形態における認証装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態における認証装置の非バイオメトリクスIDとそれに対応したバイオメトリクスデータのデータ構造図 本発明の実施の形態における認証装置のバイオメトリクスIDとバイオメトリクスデータのデータ構造図 (a)本発明の実施の形態における非バイオメトリクスIDを記録した無線ICチップを装着した眼鏡の図、(b)非バイオメトリクスIDとバイオメトリクスデータを同時に読み取る際の模式図 (a)本発明の実施の形態における非バイオメトリクスIDを記録した無線ICチップを爪に装着した指の図、(b)非バイオメトリクスIDとバイオメトリクスデータを同時に読み取る際の模式図 (a)本発明の実施の形態における非バイオメトリクスIDを記録した無線ICチップを装着した掌の図、(b)非バイオメトリクスIDとバイオメトリクスデータを同時に読み取る際の模式図 本発明の実施の形態における認証装置の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態におけるデータベースに登録されたデータおよび無線ICチップに記録されたデータの内容を示す一覧図
符号の説明
101 ECU
102 センサ部
103 データベース
104 負荷
105 CPU
106 非バイオメトリクスID読取用インタフェース
107 バイオメトリクスデータ読取用インタフェース
108 人センサ用インタフェース
109 外部通信用印手フェース
110 負荷通信用インタフェース
111 制御ブロック
112 通信ブロック
113 RAM
114 非バイオメトリクスID読取部
115 バイオメトリクスデータ読取部
116 人センサ
117 無線ICチップ(無線媒体)
118 虹彩
119 眼鏡
120 指紋
121 爪
122 掌静脈
123 時計バンド

Claims (6)

  1. 予め取得した利用者のバイオメトリクスデータと利用者のID情報である非バイオメトリクスIDとを登録してある登録手段と、利用者のバイオメトリクスデータを取得するバイオメトリクスデータ取得手段と、利用者の非バイオメトリクスIDを記録した記録媒体から非バイオメトリクスIDを読み取る非バイオメトリクスID読取手段と、
    前記バイオメトリクスデータ取得手段は前記非バイオメトリクスID読取手段の近傍に配置され、
    前記記録媒体に記録されている前記非バイオメトリクスIDと前記登録手段に登録されている前記非バイオメトリクスIDとを照合して一致した場合、前記バイオメトリクスデータ取得手段で取得した前記利用者のバイオメトリクスデータを前記登録手段に登録されているバイオメトリクスデータと照合する照合手段とを備えたことを特徴とする認証装置。
  2. 予め取得した利用者のバイオメトリクスデータと利用者のID情報である非バイオメトリクスIDとを登録してある登録手段と、利用者のバイオメトリクスデータを取得するバイオメトリクスデータ取得手段と、利用者の非バイオメトリクスIDを記録した記録媒体から非バイオメトリクスIDを読み取る非バイオメトリクスID読取手段と、
    前記記録媒体は利用者の生体的特徴の近傍の身体部分または装身具に装着され、
    前記記録媒体に記録されている前記非バイオメトリクスIDと前記登録手段に登録されている前記非バイオメトリクスIDとを照合して一致した場合、前記バイオメトリクスデータ取得手段で取得した前記利用者のバイオメトリクスデータを前記登録手段に登録されているバイオメトリクスデータと照合する照合手段とを備えたことを特徴とする認証装置。
  3. 予め取得した利用者のバイオメトリクスデータと利用者のID情報である非バイオメトリクスIDとを登録してある登録手段と、利用者のバイオメトリクスデータを取得するバイオメトリクスデータ取得手段と、利用者の非バイオメトリクスIDを記録した記録媒体から非バイオメトリクスIDを読み取る非バイオメトリクスID読取手段と、
    前記バイオメトリクスデータ取得手段は前記非バイオメトリクスID読取手段の近傍に配置され、前記記録媒体は利用者の生体的特徴の近傍の身体部分または装身具に装着され、
    前記記録媒体に記録されている前記非バイオメトリクスIDと前記登録手段に登録されている前記非バイオメトリクスIDとを照合して一致した場合、前記バイオメトリクスデータ取得手段で取得した前記利用者のバイオメトリクスデータを前記登録手段に登録されているバイオメトリクスデータと照合する照合手段とを備えたことを特徴とする認証装置。
  4. 利用者のバイオメトリクスデータを取得する生体的特徴が虹彩の場合、前記記録媒体が眼鏡またはイヤリングに装着されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の認証装置。
  5. 利用者のバイオメトリクスデータを取得する生体的特徴が指紋または静脈パターンの場合、前記記録媒体が爪、指輪または時計バンドに装着されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の認証装置。
  6. 利用者からバイオメトリクスデータを取得するステップと、利用者のバイオメトリクスデータを取得する生体的特徴の近傍に配置された記録媒体から利用者の非バイオメトリクスIDを読み取るステップと、前記読み取った非バイオメトリクスIDと予め登録されている非バイオメトリクスIDとを照合するステップと、前記照合の結果が一致した場合、前記取得した利用者のバイオメトリクスデータを予め登録されているバイオメトリクスデータと照合するステップとを備えたことを特徴とする認証方法。
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