JP2006035840A - スクリーン印刷用スキージ保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】研究室等において、燃料電池等の薄膜電極の膜厚や線幅を高精度に形成するために、スクリーン枠またはスクリーン印刷装置に固定し、スキージの傾きを所望角度に保持し、手動で直線的にスキージを移動させて印刷するためのスキージ保持装置を提供する。
【解決手段】スキージホルダと、1対の保持装置本体と、1対の滑動レールとからなり、印刷時におけるスキージホルダを拘束するためのホルダ拘束機構を備え、該スキージホルダを保持装置本体に装着するためのホルダ装着手段と、該スキージホルダを印刷方向に対して所望角度に傾きを設定するための角度設定手段と、該スキージホルダをスクリーン版に対して所望高さに設定するための高さ設定手段と、待機中の該スキージホルダをスクリーン版の上方に退避させるための上方退避手段と、保持装置本体を滑動レールに沿って直線的に滑らかに動かすための直線滑動手段とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、実験室や研究室において、燃料電池やリチウムイオン電池や色素増感太陽電池等の薄膜電極を形成するために、スクリーン印刷用のスクリーン枠に固定し、スキージの傾きを所望角度に保持して、手動で直線的にスキージを移動させて印刷するためのスキージ保持装置に関するものである。
従来より、手動でスクリーン印刷を行う場合は、スキージーホルダにウレタンゴム等の弾性体からなるスキージやセラミックスキージ、金属スキージ等を持着し、矩形のスクリーン枠に張設したスクリーン紗に画像パターンを製版したスクリーン版や、エッチング等の技法により画像パターンをくり抜いたメタルマスク版(以下、総称してスクリーン版と言う)に、インクやペースト、スラリー等の粘性印刷材料を供給した後、印刷作業者がスキージホルダを掴み、スキージをスクリーン版に押圧しながら印刷方向に摺動させ、粘性印刷材料を摺り込み、被印刷物上(以下、ワークと言う)に粘性印刷材料の薄膜を形成している。
東京都立産業技術研究所編「スクリーン印刷技術とその応用」平成9年度分野別専門研修テキスト(平成9年6月)では、インク膜厚及び印刷線幅に影響する主要因として、印刷速度、スキージ硬度、スキージ角度、インク粘度、及びスキージ押圧力が提示されているが、これらの主要因の中でも、印刷作業者が印刷成果に及ぼす人的要因として印刷速度、スキージ角度、及びスキージ押圧力があげられている。
しかしながら、従来の印刷方法では、スキージホルダの傾きを印刷方向に対して一定の角度に保持し、スクリーン版に一定の力で押圧し、印刷方向に一定の速度で摺動させるという上記の人為的要因を満たすためにはかなりの熟練を要するため、熟練していない作業者が印刷薄膜の膜厚や線幅を一定に制御することは困難であった。
また、粘性印刷材料の自動供給機構とスキージの自動送り機構とを備えた半自動スクリーン印刷装置や、さらに、ワークの自動送給機構を備えた自動スクリーン印刷装置では、上記の人為的要因を一定に保つことが可能であるものの、装置が重厚でコストが高額となる。しかも、成分や含有量をパラメーターとして変化させた数種類の粘性印刷材料を少ない枚数だけ印刷する場合には、スクリーン版や自動供給機構の洗浄作業に手間を要したり、粘性印刷材料に無駄が生じたりして適さない。
東京都立工業技術センター編 「機能性スクリーン印刷」 中小企業技術者短期講習テキスト 昭和63年10月6日 東京都立産業技術研究所編 「スクリーン印刷技術とその応用」平成9年度分野別専門研修テキスト 平成9年6月
本発明は以上の事情を背景としてなされたものであり、その目的とするところは、実験室や研究室において、燃料電池、リチウムイオン電池、及び色素増感太陽電池等の薄膜電極の膜厚や線幅を高精度に形成するために、スクリーン枠またはスクリーン印刷装置に固定し、スキージの傾きを所望角度に保持し、手動で直線的にスキージを移動させて印刷するためのスキージ保持装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係るスキージ保持装置は、スクリーン印刷用のスキージを持着したスキージホルダの傾きを所望角度に保持して、手動で直線的にスキージホルダを移動させ印刷するためのスキージ保持装置であって、スキージを持着したスキージホルダと、スキージホルダを装着し印刷方向に滑動自在な1対の保持装置本体と、印刷方向に平行に設けられた1対のスライドレール部を備えた滑動レールとからなり、印刷時におけるスキージホルダを拘束するためのホルダ拘束機構を備え、該スキージホルダを保持装置本体に装着するためのホルダ装着手段と、該スキージホルダを印刷方向に対して所望角度に傾きを設定するための角度設定手段と、該スキージホルダをスクリーン版に対して所望高さに設定するための高さ設定手段と、印刷していない時(以下、待機中と言う)の該スキージホルダをスクリーン版の上方に退避させるための上方退避手段と、保持装置本体を滑動レールに沿って直線的に滑らかに動かすための直線滑動手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、滑動レールが、印刷方向の端部でスキージホルダを退避させ留め置くための端部留置手段を備えても良く、また、保持装置本体が、待機中上方に退避しているスキージホルダをスクリーン版に押圧するためのホルダ押圧手段を備えても良い。さらに、滑動レールが、スクリーン枠またはスクリーン印刷装置に固定するための装置固定手段を備えても良く、また、滑動レールが装置固定手段を備えず、スクリーン枠またはスクリーン印刷装置に直に組み込み備えられていても良い。
以下、本発明に係るスキージ保持装置の特徴を詳しく説明する。スキージホルダにウレタンゴム等の弾性体からなるスキージや、セラミックスキージ、金属スキージ等を持着する方式は、特に限定するものではなく従来より採用されている各種の方式を採用することが可能である。例えば、段部を設けた2枚の挟持板からなるスキージホルダに、矩形のスキージの上部を嵌め込み、挟持板をネジで締め付ける方式でもよい。
ホルダ装着手段は、スキージホルダまたは保持装置本体のどちらか一方に設けた突出部と、他方に設けた受け部とを係合し、突出部を受け部に納置して、スキージホルダを保持装置本体に装着する。ホルダ装着手段を大分類すると、スキージホルダに突出部を設けた場合と受け部を設けた場合との2つの分類があり、さらに、スキージホルダを保持装置本体に装着した際の、スキージホルダの自由度に応じてそれぞれの大分類をさらに3つの小分類に分けることができる。
図8はスキージホルダに突出部を、保持装置本体に受け部を設けた場合を、突出部の形状を半円方形(長方形の平行する短辺を半円とした形状)としてホルダ装着手段の概念を例示したものである。第1の小分類はXY平面において、突出部が受け部に対して自由度を持たず、固定化されるものである。突出部の着脱は、突出部あるいは受け部をZ方向に移動及び復帰させることで行なわれる。第2の小分類はXY平面において、突出部が受け部に対して一方向への自由度を持つものである。突出部の着脱は、その方向に突出部を移動することで行なわれる。ただし、第2の小分類において、突出部を受け部に装着した後、突出部または受け部に設けた押え具等の機構により、着脱方向への自由度を拘束するものは第1の小分類に属する。第3の小分類はXY平面において、突出部が受け部に対して多方向への自由度を持つものである。突出部の着脱は、突出部を受け部の上に置くことで行なわれる。ただし、第3の小分類においても、突出部を受け部に装着した後、突出部または受け部に設けた押え具等の機構により、着脱方向への自由度を拘束するものは、残された自由度により第1あるいは第2の小分類に属する。
次に、図9はスキージホルダに受け部を、保持装置本体に突出部を設けた場合を、突出部の形状を半円方形としてホルダ装着手段の概念を例示したものである。第1の小分類はXY平面において、受け部が突出部に対して自由度を持たず、固定化されるものである。受け部の着脱は、突出部あるいは受け部をZ方向に移動及び復帰させることで行なわれる。第2の小分類はXY平面において、受け部が突出部に対して一方向への自由度を持つものである。受け部の着脱は、その方向に受け部を移動することで行なわれる。ただし、第2の小分類において、受け部を突出部に装着した後、突出部または受け部に設けた押え具等の機構により、着脱方向への自由度を拘束するものは第1の小分類に属する。第3の小分類はXY平面において、受け部が突出部に対して多方向への自由度を持つものである。受け部の着脱は、受け部を突出部の上に置くことで行なわれる。ただし、第3の小分類においても、受け部を突出部に装着した後、突出部または受け部に設けた押え具等の機構により、着脱方向への自由度を拘束するものは、残された自由度により第1あるいは第2の小分類に属する。
第1の小分類では、スキージホルダがXY平面で自由度を持たないため、既にホルダ拘束機構を具備した構造となっている。しかしながら、第2及び第3の小分類では、スキージホルダがXY平面で自由度を持つため、印刷時においてそれらの自由度を拘束しスキージホルダを安定させるために、ホルダ装着手段はホルダ拘束機構を備えなければならない。ホルダ拘束機構は、スキージホルダを所望角度傾け下方に押圧して印刷方向に移動する際に作用する構造であれば特に限定するものではないが、例えば図8及び図9の下段(印刷時)に示すような構造がある。
図8と図9とにおいては、突出部の形状を半円方形として例示したが、突出部と受け部の形状は特に限定するものではなく、上記3つの小分類のいずれかでスキージホルダを保持装置本体に装着し、印刷時に所望角度を保持するという目的を果たせる形状であれば、その形状を特に限定するものではない。
角度設定手段は、スキージホルダの傾きを印刷方向に対して所望角度に設定するためのものであり、その機構を分類すると図10および図11に示す通りである。図10と図11とは別の角度から見た組み図であり、スキージホルダ側の装着手段を突出部とし、保持ブロック側の装着手段を受け部としており、所定角度ごとに複数の穴(またはネジ穴)を穿設(または螺設)した扇形の角度調整板を角度調整具とし、ネジ穴(または穴)を角度調整される具(以後、被角度調整具という)として、両者を係合しローレットネジで締め付け固定する方式の角度設定手段を例示している。
図において、角度調整具を設ける部位により、スキージホルダ側の装着手段、保持ブロック側の装着手段、スキージホルダ、保持ブロックの4つに分類でき、さらに被角度調整具を設ける部位により、スキージホルダ側の装着手段、保持ブロック側の装着手段、スキージホルダ、保持ブロックの4つに分類でき、それぞれの組み合わせで角度設定手段を実施することが可能である。
以下順に説明する。(1a)は、角度調整板を保持ブロック側の装着手段に設け、ネジ穴をスキージホルダ側の装着手段に設けており、スキージホルダに嵌合されたスキージホルダ側の装着手段を、保持ブロックに結合された保持ブロック側の装着手段に装着し、ローレットネジで締め付け固定している。ここで、スキージホルダ側の装着手段は、スキージホルダに嵌合された状態では回転せず、スキージホルダに対してXY平面で固定化されている。このような状態では、スキージホルダとスキージホルダ側の装着手段とを結合された一体のものとみなしても良い。また、保持ブロック側の装着手段も、保持ブロックに対してXY平面で固定化されている。このような状態では、保持ブロックと保持ブロック側の装着手段とを結合された一体のものとみなしても良い。上記のように考えると、角度調整板を保持ブロック側の装着手段に設け、ネジ穴をスキージホルダに設けた(4b)と(1a)とは同様の機構であり、角度調整板を保持ブロックに設け、ネジ穴をスキージホルダ側の装着手段に設けた(3a)や、角度調整板を保持ブロックに設け、ネジ穴をスキージホルダに設けた(6a)も、(1a)と同様の機構であると言える。
次に(1b)は、角度調整板をスキージホルダ側の装着手段に設け、穴を保持ブロック側の装着手段に設けており、スキージホルダに嵌合されたスキージホルダ側の装着手段を、保持ブロックに結合された保持ブロック側の装着手段に装着し、ローレットネジで締め付け固定している。ここで、スキージホルダ側の装着手段は、スキージホルダに対してXY平面で固定化されており、スキージホルダとスキージホルダ側の装着手段とを結合された一体のものとみなしても良い。また、保持ブロック側の装着手段も、保持ブロックに対してXY平面で固定化されており、保持ブロックと保持ブロック側の装着手段とを結合された一体のものとみなしても良い。そこで、角度調整板をスキージホルダ側の装着手段に設け、穴を保持ブロックに設けた(3b)と(1b)とは同様の機構であり、角度調整板をスキージホルダに設け、穴を保持ブロック側の装着手段に設けた(4a)や、角度調整板をスキージホルダに設け、穴を保持ブロックに設けた(6b)も、(1b)と同様の機構であると言える。
次に(2a)は、角度調整板をスキージホルダに設け、穴をスキージホルダ側の装着手段に設けており、スキージホルダに嵌合されたスキージホルダ側の装着手段を、保持ブロックに結合された保持ブロック側の装着手段に装着し、ローレットネジで締め付け固定している。ここで、スキージホルダ側の装着手段は、保持ブロック側の装着手段に装着された状態では回転せず、特に印刷時においてはスキージとスクリーン版との摩擦力により印刷方向とは逆の方向に付勢され、保持ブロック側の装着手段に対してXY平面で固定化されている。
次に(2b)は、角度調整板をスキージホルダ側の装着手段に設け、ネジ穴をスキージホルダに設けており、スキージホルダに嵌合されたスキージホルダ側の装着手段を、保持ブロックに結合された保持ブロック側の装着手段に装着し、ローレットネジで締め付け固定している。ここで、スキージホルダ側の装着手段は、保持ブロック側の装着手段に装着された状態では回転せず、特に印刷時においてはスキージとスクリーン版との摩擦力により印刷方向とは逆の方向に付勢され、保持ブロック側の装着手段に対してXY平面で固定化されている。
次に(5a)は、角度調整板を保持ブロックに設け、ネジ穴を保持ブロック側の装着手段に設けており、スキージホルダに嵌合されたスキージホルダ側の装着手段を、保持ブロックに回動自在に軸着された保持ブロック側の装着手段に装着し、ローレットネジで締め付け固定している。ここで、スキージホルダ側の装着手段は、スキージホルダに嵌合された状態では回転せず、スキージホルダに対してXY平面で固定化されている。また、保持ブロック側の装着手段に装着された状態でも回転せず、特に印刷時においてはスキージとスクリーン版との摩擦力により印刷方向とは逆の方向に付勢され、保持ブロック側の装着手段に対してXY平面で固定化されている。
さらに(5b)は、角度調整板を保持ブロック側の装着手段に設け、穴を保持ブロックに設けており、スキージホルダに嵌合されたスキージホルダ側の装着手段を、保持ブロックに回動自在に軸着された保持ブロック側の装着手段に装着し、ローレットネジで締め付け固定している。ここで、スキージホルダ側の装着手段は、スキージホルダに対してXY平面で固定化されている。また、保持ブロック側の装着手段に装着された状態でも回転せず、特に印刷時においてはスキージとスクリーン版との摩擦力により印刷方向とは逆の方向に付勢され、保持ブロック側の装着手段に対してXY平面で固定化されている。
以上、スキージホルダ側の装着手段を突出部とし、保持ブロック側の装着手段を受け部として角度設定手段の機構を説明したが、スキージホルダ側の装着手段を受け部とし、保持ブロック側の装着手段を突出部としても、角度設定手段の機構を同様に分類することができる。
また、角度設定手段の方式には、角度調整具を角度調整板、被角度調整具をネジ穴(または穴)とし、両者を係合しローレットネジで締め付け固定する方式する以外にも多数の方式があり、その方式を特に限定するわけではなく、所定角度で設けたギザギザや突起、穴等を有する角度調整具を、被角度調整具に対して所望角度で固定する方式であれば良い。
図12に角度設定手段の方式をいくつか例示する。(1)は所望角度でギザギザを有する歯車状の角度調整具を、爪を有する被角度調整具で固定する方式であり、(2)は所望角度でピン穴を有する円盤状の角度調整具を、ピンを有する被角度調整具で固定する方式であり、(3)は底面に放射状のギザギザを有する角度調整具に、同様のギザギザ面を有する被角度調整具を押し当てて固定する方式である。
また、これまで説明および例示してきた角度設定手段は、角度調整具が被角度調整具に対して所望角度で固定される方式であるが、スキージホルダに傾きが必要とされるのは印刷時であることから、印刷時におけるスキージとスクリーン版との摩擦力によりスキージホルダが印刷方向に傾くことを利用し、印刷時におけるスキージホルダの最大傾き角度をストッパーにより規定する方式であっても良い。
最大傾き角度をストッパーにより規定する方式の角度設定手段の機構を、上記と同様に分類すると図13および図14に示す通りである。図13と図14とは別の角度から見た組み図であり、スキージホルダ側の装着手段を突出部とし、保持ブロック側の装着手段を受け部としており、所定角度ごとに複数の穴を穿設した扇形の角度調整板を角度調整具とし、ピン溝を被角度調整具として、ピンを介して最大傾き角度を規定する方式の角度設定手段を例示する。
ここで、スキージホルダの最大傾き角度を規定する方式には、上記以外にも多数の方式があり、その方式を特に限定するわけではなく、所定角度で設けたギザギザや突起、穴等を有する角度調整具を、被角度調整具に対して所望の最大傾き角度で規定する方式であれば良い。
保持部の態様は、ホルダ装着手段の1つの態様と角度設定手段の1つの態様とを組み合わせることで実現され、その具体的な態様には各種のものがあり、ここで特にそれらの態様を限定するものではない。
高さ設定手段は、印刷時におけるスキージホルダの高さを調整するものであり、図15に示すように、下限当接部に回転自在に垂設されると共に、保持部に螺挿されたネジ機構を回転することにより、下限当接部に対して保持部が上下に移動する構造であり、保持部と下限当接部との間隔を所望に設定することを可能としている。間隔を設定する機構は特に限定するものではなく、図中のネジ機構の他、歯止め機構、ラック・ピニオン機構等を採用することが可能である。
上方退避手段は、待機中に、スキージホルダを装着した保持部を上方に退避させ、スキージをスクリーン版から離すためのものであり、その方式は図15に示すように、下限当接部をスライドブロック部に対してバネを用いて上方に弾発付勢する方式と、図16に示すように、スライドレール部をスクリーン印刷装置に対してバネを用いて上方に弾発付勢する方式とがある。
ホルダ押圧手段の態様は、印刷時に、保持部を下方に押圧するためのグリップまたは手の平ボタンである。傾いたスキージホルダを手で掴んで押圧するよりも、上部に突き出たグリップを握って押圧したり、手の平ボタンを手の平で押圧する方が、スキージホルダを印刷方向に滑動させる際の作業者の体勢が安定し操作性が良くなる。図15においては、手の平ボタンをネジ機構の頭部に設けることにより、ネジ機構が螺挿された保持部に押圧力を伝えている。
直線滑動手段は、保持装置本体のスライドブロック部と滑動レールのスライドレール部とからなり、保持装置本体をスライドレール部に沿って印刷方向に滑らかに動かすものである。スライドブロック部の態様は、スライドボールベアリング機構を用いたリニアガイドブロックやスライドガイドブロック、ボールスプラインブロック等、および滑り摩擦抵抗の少ない(潤滑性のよい)無給油ブシュや無給油スライドブロック、無給油ガイドレール用のスライドブロック等がある。
端部留置手段は、スライドレール部の端部に設けたキャッチ機構により保持装置本体を留め置くものであり、さらに保持装置本体が端部留置手段に当ったときに衝撃を和らげる衝撃吸収機構を備えてもよい。端部留置手段の態様としては、例えば、ボールキャッチ、スナップ錠、マグネットキャッチ、扉止めストッパー、ローラーキャッチ、プッシュラッチ等があり、また、衝撃吸収機構としては、スプリング、油空圧を利用したショックアブソーバー、ゴムやゲル等の弾性体がある。
装置固定手段の方式としては、例えば、ネジ止め、スナップ錠、ファスナー、マグネットキャッチ等があるが、特にこれらに限定するものではなく、レール固定部をスクリーン枠またはスクリーン印刷装置に固定する作用を持てばよい。
請求項1に係るスクリーン印刷用のスキージ保持装置においては、スキージホルダの印刷方向への傾きを一定に保つことができ、インク膜厚及び印刷線幅に影響する主要因の1つであるスキージ角度を、手動スクリーン印刷においても制御することが可能である。
また、両手でスキージホルダを握持し傾きを一定に保つことに注意を払いながら、印刷速度とスキージ押圧力とを制御する従来の手動スクリーン印刷法に比べて、スキージホルダまたはホルダ押圧手段を下方に押し付けながら印刷速度とスキージ押圧力とを制御する方が、制御要因が少なく、印刷速度とスキージ押圧力とを容易に制御することが可能である。特に印刷方向に傾いたスキージホルダを手で掴んで下方に押し付けるよりも、上部に設けたホルダ押圧手段を握持し押し付ける方式や、手の平で押し付ける方式の方が作業性が良く、さらに容易に印刷速度とスキージ押圧力とを制御することが可能である。
燃料電池やリチウムイオン電池や色素増感太陽電池等の薄膜電極では、その膜厚や線幅が電気的特性に大きく影響するため、実験室や研究室においては高精度に薄膜電極等を形成しなければならない場合、自動スクリーン印刷装置や半自動スクリーン印刷装置を使用していたが、手動スクリーン印刷装置にスキージ保持装置を装着することで、安価に省スペースに少印刷材料で高精度に薄膜電極等を形成することが可能である。
以下、本発明の一実施例のスクリーン印刷用スキージ保持装置について図面を参照しながら説明する。図1はスキージ保持装置の斜視図であり、図3は保持装置本体の正面図、側面図及び背面図であり、図5は構成手段と構成部品との関係を示す図である。スキージ保持装置は、矩形のスクリーン枠に平行に装着された1対の滑動レールと、滑動レール上を滑動自在に移動する1対の保持装置本体と、スキージホルダとからなっている。
図2に示すように、スキージホルダは、段部と2つの半円溝とを設けた1対のアルミ合金製の挟持板で、ウレタンゴム製の矩形のスキージと、スキージの両側に設けたステンレス製の補強板と、2本のステンレスパイプとを挟持し、ネジで締め付けられている。ここで、挟持板の外側にはみ出したステンレスパイプ部分がホルダ装着手段の突出部となっている。
次いで、保持装置本体を説明する。2本の昇降シャフトが圧入されたシャフトホルダがスライドブロックにネジで固定され、バネを介して下限当接板が昇降シャフトに遊貫されており、下限当接板には高さ調整ネジが回転自在に垂設されている。保持部にはリニアブシュが接着され、昇降シャフトをリニアブシュに挿通し、上下方向に移動可能であると共に、高さ調整ネジが螺挿され、高さ調整ネジを回転することにより、下限当接板に対して保持部が高さ調整可能になっている。また、高さ調整ネジの頭部にはホルダ押圧ノブが螺着固定されており、ホルダ押圧ノブを押圧することで、下限当接板がシャフトホルダに当接するまで、バネに抗して保持部が下方に移動可能である。
保持ブロックには、上部が大きく面取りされたU溝と横溝とが刻設されており、所望角度に多数の面取り穴が穿設された扇形の角度調整板が、横溝に納置されネジで固定されている。また、1対の拡開可能なスキージホルダ受け具が、U溝の半円部の中心軸上に回動可能に軸着されており、スキージホルダ受け具の頭部には、1対でU形となる切り欠き部と、角度調整板の面取り穴に係合する角度設定ネジ穴と、1対のスキージホルダ受け具を結合するための結合ネジ穴とが設けられている。
スキージホルダを保持装置本体に装着する方法は、先ず、スキージホルダ受け具を所望の角度に拡開し、角度調整板の面取り穴とスキージホルダ受け具の角度設定ネジ穴とを係合し、角度固定ネジで締め付け固定する。次いで、スキージホルダのスキージ側のステンレスパイプをU溝に嵌め込み装着する。待機中のスキージホルダは、バネにより上方に弾発付勢され退避しており、自重により鉛直方向に付勢している。また、印刷時には、スキージとスクリーン版との摩擦力によりスキージホルダは印刷方向に傾き、スキージホルダ受け具頭部のU形切り欠き部に、他方のステンレスパイプが引っ掛かり遊びが拘束され、ホルダ押圧ノブを押圧してもスキージホルダは所望の角度を保持したまま外れなくなる。
往復印刷する場合は、図4に示すように、片道印刷ごとに印刷方向に従って対応するスキージホルダ受け具で他方のステンレスパイプを拘束することになるが、片道印刷のみの場合は、対応するスキージホルダ受け具のみを角度固定ネジで締め付け固定し、スキージホルダを装着した後、他方のステンレスパイプを残りのスキージホルダ受け具で挟持し、1対のスキージホルダ受け具を結合ネジで結合してもよい。このとき、他方のステンレスパイプの遊びが拘束され、スキージホルダは固定される。
次いで、滑動レールを説明する。矩形板状のレール固定板にガイドレールがネジで固定され、ボール機構で滑動自在のスライドブロックが挿通されている。ガイドレールの両端部外側にプッシュ式のマグネットキャッチが配設され、ガイドレールの端部においてスライドブロックを磁着保持可能となっている。スライドブロックがマグネットキャッチに突き当たったときには、プッシュ式の内臓スプリングが衝撃を吸収し、また、マグネットキャッチから外すときは、ワンプッシュした後の内臓スプリングの突き出し力を利用して容易に外すことが可能である。レール固定板は、スクリーン枠に設けられたネジ穴にローレットネジで固定され、スキージ保持装置がスクリーン枠に装着される。
図6は第2の実施例のスキージ保持装置の斜視図である。スキージホルダ及び保持装置本体の構造は第1の実施例における構造と同じである。第2の実施例では、スクリーン枠の上面にガイドレールを一体に設け、そのガイドレールに沿って保持装置本体が滑動可能となっている。
図7は第3の実施例のスキージ保持装置の斜視図である。スキージホルダ及び保持装置本体の構造は第1の実施例における構造と同じである。第3の実施例では、スクリーン印刷装置の上面にガイドレールを一体に設け、そのガイドレールに沿って保持装置本体が滑動可能となっている。
なお、上述したものはあくまでも本発明の一実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々の変更が加えられ得るものである。
本発明に係るスクリーン印刷用スキージ保持装置は、特定の手動スクリーン印刷装置のスクリーン枠に対してのみ装着可能なのではなく、一般の手動スクリーン印刷装置でも、レール固定部を固定するための装置固定手段をスクリーン枠に追加工できるものであれば、容易に装着することができる。
特に、燃料電池やリチウムイオン電池や色素増感太陽電池等の薄膜電極の膜厚や線幅を高精度に形成するに当り、省スペース、少ロット印刷、少印刷材料が要求される実験室や研究室において、スクリーン印刷の熟練者でなくとも、従来に比べ膜厚や線幅をより高精度に形成することが可能となる。
第1の実施例であるスキージ保持装置の斜視図である。 第1の実施例のスキージホルダの組み図である。 第1の実施例の保持装置本体の正面図、側面図及び背面図である。 第1の実施例における、往復印刷と片道印刷とのスキージホルダ受け具の違いを示した図である。 第1の実施例の構成手段と構成部品との関係を示した図。 第2の実施例であるスキージ保持装置の斜視図である。 第3の実施例であるスキージ保持装置の斜視図である。 ホルダ装着手段の概念を示した図である。 ホルダ装着手段の概念を示した図である。 固定方式の角度設定手段の概念を示した組み図である。 固定方式の角度設定手段の概念を示した組み図である。 固定方式の角度設定手段の方式例を示した組み図である。 最大傾き角度規定方式の角度設定手段の概念を示した組み図である。 最大傾き角度規定方式の角度設定手段の概念を示した組み図である。 スキージ保持装置の全体斜視図である。 スキージ保持装置の全体斜視図である。
符号の説明
1 スキージ保持装置
10 スキージホルダ
1000 挟持板
1001 スキージ
1002 ステンレスパイプ
11 保持装置本体
110 保持部
1100 保持ブロック
1101 スキージホルダ受け具
1102 角度調整板
1103 角度固定ネジ
1104 リニアブッシュ
111 昇降部
1110 高さ調整ネジ
1111 昇降シャフト
1112 シャフトガイド
1113 ホルダ押圧ノブ
112 下限当接部
1120 下限当接板
1121 バネ
113 スライドブロック部
1130 シャフトホルダ
1131 スライドブロック
12 滑動レール
120 スライドレール部
1200 ガイドレール
121 レール固定部
1210 マグネットキャッチ
1211 レール固定板
1212 ローレットネジ
2 手動スクリーン印刷装置
3 スクリーン枠
31 スクリーン版
40 ホルダ装着手段
400 突出部
401 受け部
402 ホルダ拘束機構
41 角度設定手段
410 角度調整具
411 被角度調整具
42 高さ設定手段
420 ネジ機構
421 歯止め機構
422 ラック・ピニオン機構
43 ホルダ押圧手段
430 グリップ
431 手の平ボタン
44 上方退避手段
45 直線滑動手段
450 スライドボールベアリング機構
451 無給油機構
46 端部留置手段
460 キャッチ機構
461 衝撃吸収機構
47 装置固定手段

Claims (6)

  1. スクリーン印刷用のスキージを持着したスキージホルダの傾きを所望角度に保持して、手動で直線的にスキージホルダを移動させ印刷するためのスキージ保持装置であって、スキージを持着したスキージホルダと、スキージホルダを装着し印刷方向に滑動自在な1対の保持装置本体と、印刷方向に平行に設けられた1対のスライドレール部を備えた滑動レールとからなり、印刷時におけるスキージホルダを拘束するためのホルダ拘束機構を備え、該スキージホルダを保持装置本体に装着するためのホルダ装着手段と、該スキージホルダを印刷方向に対して所望角度に傾きを設定するための角度設定手段と、該スキージホルダをスクリーン版に対して所望高さに設定するための高さ設定手段と、印刷していない時(以下、待機中と言う)の該スキージホルダをスクリーン版の上方に退避させるための上方退避手段と、保持装置本体を滑動レールに沿って直線的に滑らかに動かすための直線滑動手段とを備えていることを特徴とするスキージ保持装置。
  2. 滑動レールが、印刷方向の端部でスキージホルダを退避させ留め置くための端部留置手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のスキージ保持装置。
  3. 保持装置本体が、待機中上方に退避しているスキージホルダをスクリーン版に押圧するためのホルダ押圧手段を備えていることを特徴とする請求項1または2記載のスキージ保持装置。
  4. 滑動レールが、スクリーン枠またはスクリーン印刷装置に固定するための装置固定手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし3記載のスキージ保持装置。
  5. 請求項1ないし3記載のスキージ保持装置における滑動レールを備えていることを特徴とするスクリーン枠。
  6. 請求項1ないし3記載のスキージ保持装置における滑動レールを備えていることを特徴とするスクリーン印刷装置。
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