JP2006035704A - 記録ヘッド、記録装置、及び、記録システム - Google Patents

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Abstract


【課題】高画質な画像を記録することができる記録ヘッド、記録装置、及び、記録システムを実現することにある。
【解決手段】画像を媒体に記録するための記録ヘッドであって、画像を記録するために前記媒体に転写される記録剤、を担持するための記録剤担持部と、前記画像の画像情報に基づいて、前記記録剤担持部に前記記録剤を担持させるためのアクティブ素子と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、記録ヘッド、記録装置、及び、記録システムに関する。
プリンタ等の記録装置として、画像の画像情報に基づいた、薄膜トランジスタ(TFT)等のアクティブ素子の制御、により、トナー等の記録剤を記録用紙等の媒体に転写して、媒体に画像を記録する装置が、知られている。
このような記録装置の一例としては、記録剤供給(収容)装置を、アパチャ電極体を介して媒体に対向させ、記録剤供給(収容)装置内の記録剤の、アパチャ電極体中の通過、非通過、を、画像の画像情報に基づいてアクティブ素子により制御し、記録剤を当該画像情報に応じて媒体に転写して、媒体に画像を記録する装置が挙げられる(特許文献1参照)。
また、他の例としては、記録剤供給(収容)装置を、媒体を介して電極に対向させ、当該電極の電位を、画像の画像情報に基づいてアクティブ素子により制御し、記録剤供給(収容)装置内の帯電した記録剤を当該画像情報に応じて媒体に転写して、媒体に画像を記録する装置が挙げられる(特許文献2参照)。
特開平11−78104号公報 特開平7−152232号公報
ところで、上述した二つの例に係る記録装置においては、次のような課題がある。特許文献1に示したアパチャ(開口部)による方式では、高解像化を図るとアパチャの狭小化により、目詰まりを起しやすくなる。したがって、高速高解像でありながら信頼性の高い製品を実現することは困難であった。また、特許文献2に示した方式では、記録剤供給(収容)装置自体が媒体に対向するため、前述した制御に反して、記録剤供給(収容)装置内の記録剤が媒体に付着してしまう蓋然性が高い。そして、かかる事象が生じた場合には、前記画像情報に応じた画像が媒体に記録されず、その画質に劣化が生ずることとなる。また、媒体を介して電界を与えるため、記録剤を制御する電圧の大部分が媒体に加わるので、非常に高い電圧(数百V)をTFTに印加することが必要とされ、現実的なプロセス及びサイズのTFT素子では実現不可能であった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、高画質な画像を記録することができる記録ヘッド、記録装置、及び、記録システムを実現することにある。
主たる本発明は、画像を媒体に記録するための記録ヘッドであって、画像を記録するために前記媒体に転写される記録剤、を担持するための記録剤担持部と、前記画像の画像情報に基づいて、前記記録剤担持部に前記記録剤を担持させるためのアクティブ素子と、を有することを特徴とする記録ヘッドである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
画像を媒体に記録するための記録ヘッドであって、画像を記録するために前記媒体に転写される記録剤、を担持するための記録剤担持部と、前記画像の画像情報に基づいて、前記記録剤担持部に前記記録剤を担持させるためのアクティブ素子と、を有することを特徴とする記録ヘッド。
かかる記録ヘッドによれば、高画質な画像を記録することが可能となる。
また、前記アクティブ素子は、薄膜トランジスタであることとしてもよい。
かかる場合には、記録剤担持部に記録剤をすばやく担持させることが可能となる。
また、前記記録剤担持部及び前記アクティブ素子を複数組有しており、複数組の、前記記録剤担持部及び前記アクティブ素子、の各々は、前記画像の画素に対応していることとしてもよい。
また、前記記録剤は、所定の極性に帯電しており、前記アクティブ素子は、前記画像の画像情報に基づいて、前記所定の極性とは逆の極性に前記記録剤担持部を帯電させて、該記録剤担持部に前記記録剤を担持させることとしてもよい。
また、前記アクティブ素子は、前記媒体に前記記録剤を転写させる際に、前記記録剤担持部を前記所定の極性に帯電させて、前記記録剤担持部に担持されている前記記録剤を該記録剤担持部から引き離すこととしてもよい。
かかる場合には、記録剤をより適切に媒体に転写させることが可能となる。
また、前記記録ヘッドは、前記記録剤担持部として、前記画像の画像情報に基づいて前記記録剤を担持する第一記録剤担持部と、前記媒体に対向する第二記録剤担持部と、前記第一記録剤担持部から前記第二記録剤担持部までの記録剤の移動経路となる第三記録剤担持部と、を有し、前記アクティブ素子は、前記画像の画像情報に基づいて、前記第一記録剤担持部に前記記録剤を担持させた後に、該記録剤を前記第一記録剤担持部から前記第三記録剤担持部を経由して前記第二記録剤担持部まで移動させ、前記第二記録剤担持部に移動した前記記録剤を該第二記録剤担持部から引き離すこととしてもよい。
かかる場合には、第一記録剤担持部に誤って担持されてしまった記録剤が、最終的に、第二記録剤担持部に担持されないようにするために、その移動を抑止する方策を採ることが可能となる。
また、前記記録ヘッドは、湾曲しており、前記第一記録剤担持部から前記第二記録剤担持部へ向かう方向が、前記第一記録剤担持部から前記第三記録剤担持部へ向かう方向に沿わないこととしてもよい。
かかる場合には、第二記録剤担持部に担持された記録剤を、媒体に、より適切に転写させることが可能となる。
また、前記記録剤担持部は移動可能であり、前記アクティブ素子が、前記画像の画像情報に基づいて、前記記録剤担持部に前記記録剤を担持させた後に、前記記録剤を担持している前記記録剤担持部が前記媒体に対向する位置に移動し、前記アクティブ素子が、前記位置に移動した前記記録剤担持部、に担持されている前記記録剤を該記録剤担持部から引き離すこととしてもよい。
かかる場合には、アクティブ素子により実行される制御が単純化される。
また、前記記録ヘッドは、その表面に前記記録剤担持部を有する円柱形状の部材であり、該記録ヘッドが回転することにより、前記記録剤を担持している前記記録剤担持部が前記位置に移動することとしてもよい。
かかる場合には、前記効果を有する記録ヘッド、すなわち、アクティブ素子により実行される制御が単純化された記録ヘッド、が簡易な方法で実現される。
また、前記アクティブ素子は、薄膜トランジスタであり、かつ、該薄膜トランジスタは、有機トランジスタであることとしてもよい。
かかる場合には、記録ヘッドを簡易に製造することが可能となる。
また、前記アクティブ素子は、薄膜トランジスタであり、かつ、前記薄膜トランジスタは、低温多結晶シリコンからなることとしてもよい。
かかる場合には、高精細な薄膜トランジスタを有する記録ヘッドを簡易に製造することが可能となる。
また、画像を媒体に記録するための記録ヘッドであって、画像を記録するために前記媒体に転写される記録剤、を担持するための記録剤担持部と、前記画像の画像情報に基づいて、前記記録剤担持部に前記記録剤を担持させるためのアクティブ素子と、を有し、前記アクティブ素子は、薄膜トランジスタであり、前記記録剤担持部及び前記アクティブ素子を複数組有しており、複数組の、前記記録剤担持部及び前記アクティブ素子、の各々は、前記画像の画素に対応しており、前記記録剤は、所定の極性に帯電しており、前記アクティブ素子は、前記画像の画像情報に基づいて、前記所定の極性とは逆の極性に前記記録剤担持部を帯電させて、該記録剤担持部に前記記録剤を担持させ、前記アクティブ素子は、前記媒体に前記記録剤を転写させる際に、前記記録剤担持部を前記所定の極性に帯電させて、前記記録剤担持部に担持されている前記記録剤を該記録剤担持部から引き離し、前記記録ヘッドは、前記記録剤担持部として、前記画像の画像情報に基づいて前記記録剤を担持する第一記録剤担持部と、前記媒体に対向する第二記録剤担持部と、前記第一記録剤担持部から前記第二記録剤担持部までの記録剤の移動経路となる第三記録剤担持部と、を有し、前記アクティブ素子は、前記画像の画像情報に基づいて、前記第一記録剤担持部に前記記録剤を担持させた後に、該記録剤を前記第一記録剤担持部から前記第三記録剤担持部を経由して前記第二記録剤担持部まで移動させ、前記第二記録剤担持部に移動した前記記録剤を該第二記録剤担持部から引き離し、前記薄膜トランジスタは、低温多結晶シリコンからなることを特徴とする記録ヘッドも実現可能である。
このようにすれば、既述の殆どの効果を奏するため、本発明の目的がより有効に達成される。
また、画像を媒体に記録するための記録ヘッドであって、画像を記録するために前記媒体に転写される記録剤、を担持するための記録剤担持部と、前記画像の画像情報に基づいて、前記記録剤担持部に前記記録剤を担持させるためのアクティブ素子と、を有する記録ヘッド、を備えたことを特徴とする記録装置も実現可能である。
かかる記録装置によれば、高画質な画像を記録することが可能となる。
また、前記記録剤を所定の極性に帯電させるための帯電部材と、前記媒体を介して前記記録ヘッドに対向する位置に設けられ、前記媒体に前記記録剤を転写させる際に、前記所定の極性とは逆の極性に帯電する逆帯電部と、を備え、 前記帯電部材は、前記記録剤を、前記所定の極性に帯電させ、前記アクティブ素子は、前記画像の画像情報に基づいて、前記所定の極性とは逆の極性に前記記録剤担持部を帯電させて、該記録剤担持部に前記所定の極性に帯電している前記記録剤を担持させ、前記媒体に前記記録剤を転写させる際に、前記アクティブ素子は、前記記録剤担持部を前記所定の極性に帯電させて、前記記録剤担持部に担持されている前記記録剤を該記録剤担持部から引き離し、かつ、前記逆帯電部は、前記所定の極性とは逆の極性に帯電して、前記記録剤を前記媒体の方向に向かわせることとしてもよい。
かかる場合には、記録剤をより適切に媒体に転写させることが可能となる。
また、前記記録ヘッドは、前記記録剤担持部として、前記画像の画像情報に基づいて前記記録剤を担持する第一記録剤担持部と、前記媒体に対向する第二記録剤担持部と、前記第一記録剤担持部から前記第二記録剤担持部までの記録剤の移動経路となる第三記録剤担持部と、を有し、前記アクティブ素子は、前記画像の画像情報に基づいて、前記第一記録剤担持部に前記記録剤を担持させた後に、該記録剤を前記第一記録剤担持部から前記第三記録剤担持部を経由して前記第二記録剤担持部まで移動させ、前記第二記録剤担持部に移動した前記記録剤を該第二記録剤担持部から引き離し、前記媒体は、記録用紙であり、該記録用紙を供給するための供給部を有し、前記記録ヘッドの表面長さは、前記供給部によって供給可能な前記記録用紙、の最小長さよりも、短いこととしてもよい。
かかる場合には、記録ヘッドを小さくすることができるため、小型化された記録装置を実現することが可能となる。
また、コンピュータ、及び、このコンピュータに接続可能な記録装置であって、画像を媒体に記録するための記録ヘッドであって、画像を記録するために前記媒体に転写される記録剤、を担持するための記録剤担持部と、前記画像の画像情報に基づいて、前記記録剤担持部に前記記録剤を担持させるためのアクティブ素子と、を有する記録ヘッド、を備えた記録装置、を有する記録システムも実現可能である。
かかる記録システムによれば、高画質な画像を記録することが可能となる。
===記録装置の全体構成例===
次に、図1を用いて、記録装置としてプリンタ10を例にとって、その概要について説明する。図1は、プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。なお、図1には、矢印にて上下方向を示しており、例えば、給紙トレイ94は、プリンタ10の下部に配置されており、定着ユニット90は、プリンタ10の上部に配置されている。また、図1においては、記録ヘッド40Yの下部から上部へ向かう方向(以下、記録ヘッド40Yの縦方向とも呼ぶ)を、矢印yで示している。
本実施の形態に係るプリンタ10は、図1に示すように、4つの記録ユニット15Y、15M、15C、15K、定着ユニット90、供給部の一例としての給紙ユニット92、搬送ローラ98を有し、さらに、不図示のユーザへの報知手段をなし液晶パネルでなる表示ユニット、及び、これらのユニット等を制御しプリンタとしての動作を司る制御ユニット100(図2)を有している。
記録ユニット15Y、15M、15C、15Kは、記録剤の一例としてのトナーTを用いて、媒体の一例としての記録用紙Pに画像を記録する機能を有している。記録ユニット15Y、15M、15C、15Kは、それぞれ、イエロー(Y)トナーT、マゼンタ(M)トナーT、シアン(C)トナーT、ブラック(K)トナーTで、記録用紙Pに画像を記録する。記録ユニット15Y、15M、15C、15Kの構成は同様であるので、以下、記録ユニット15Yについて説明する。
記録ユニット15Yは、図1に示すように、トナー収容部20Yと、トナー供給ローラ30Yと、帯電部材の一例としての規制ブレード35Yと、記録ヘッド40Yと、逆帯電部の一例としての背面電極50Yと、を有している。
トナー収容部20Yは、イエロー(Y)トナーTを収容する。このトナー収容部20Yに収容されているトナーTは、従来一般的に使用されている乾式トナーである。
トナー供給ローラ30Yは、円柱形状の部材であり、トナー収容部20Yに収容されているトナーTを記録ヘッド40Yに供給する。このトナー供給ローラ30Yは、その下部がトナー収容部20Y内のトナーTと接触するように、設けられており、かつ、記録ヘッド40Yの下部に対向している。また、トナー供給ローラ30Yは、不図示のトナー供給ローラ支持部によって、回転自在に支持されている。
規制ブレード35Yは、トナー供給ローラ30Yにその長手方向に沿って当接して、トナー供給ローラ30Y上のトナーTを、所定の極性の一例としての負の極性に帯電させる。この規制ブレード35Yは、ウレタンゴム等の弾性体からなり、不図示の規制ブレード支持部材により支持されている。なお、当該規制ブレード35Yは、トナー供給ローラ30Yに当接して、トナーTの層厚を規制する機能をも発揮する。
記録ヘッド40Yは、規制ブレード35Yにより負の極性に帯電され、かつ、トナー供給ローラ30Yにより供給されたトナーT、を、その表面42Yで担持し、担持されたトナーTを記録用紙Pに転写して、当該記録用紙Pに画像を記録する。記録ヘッド40Yの詳細については後述する。
背面電極50Yは、記録用紙Pを介して記録ヘッド40Yの上部に対向する位置に設けられている。この背面電極50Yは、記録ヘッド40Yに担持されたトナーTが記録用紙Pに転写される際にトナーTを記録用紙Pの方に適切に向かわせるために、前記所定の極性(負の極性)とは逆の極性(正の極性)に帯電する。背面電極50Yには、記録ヘッド40Yに担持されたトナーTが記録用紙Pに転写される際に、不図示の直流電源により、例えば、+500Vの電圧が印加される。
また、定着ユニット90は、記録用紙P上に記録された画像(トナー像)を記録用紙Pに融着させて永久像とするためのものである。
給紙ユニット92は、記録ユニット15Y、15M、15C、15Kに記録用紙Pを供給するためのものである。この給紙ユニット92は、給紙トレイ94と、給紙ローラ96と、を有しており、記録用紙Pは、給紙ローラ96により、給紙トレイ94から、記録ユニット15Y、15M、15C、15Kに供給される。
搬送ローラ98は、給紙ユニット92により記録ユニット15Y、15M、15C、15Kに供給された記録用紙P、を搬送するためのものである。
===制御ユニットの構成例===
次に、制御ユニット100の構成例について図2を参照しつつ説明する。
制御ユニット100は、図2に示すようにメインコントローラ101と、ユニットコントローラ102とで構成され、メインコントローラ101には画像の画像情報(画像信号)及び制御信号が入力され、この画像情報(画像信号)及び制御信号に基づく指令に応じてユニットコントローラ102が前記各ユニット等を制御して画像を記録する。
メインコントローラ101は、インターフェイス112を介してホストコンピュータと接続され、このホストコンピュータから入力された画像情報(画像信号)を記憶するための画像メモリ113を備えている。ユニットコントローラ102は、前記各ユニット等(記録ユニット15Y、15M、15C、15K、定着ユニット90、給紙ユニット92、搬送ローラ98、表示ユニット)と電気的に接続され、それらが備えるセンサからの信号を適宜受信して、各ユニット等の状態を検出しつつ、メインコントローラ101から入力される信号に基づいて、各ユニットを制御する。
===記録ヘッドの構成例===
次に、図3及び図4を用いて、記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kの構成例について説明する。図3は、記録ヘッド40Yの表面42Yを示した模式図である。図4は、記録ヘッド40Yの主要構成要素の電気的接続を説明するための説明図である。なお、図3においては、ピクセル回路400の配置を明示するために、便宜上、実際のピクセル回路400の数よりも少ない数のピクセル回路400が示されている。また、図3においては、図1と同様、記録ヘッド40Yの縦方向を矢印yで示すと共に、当該縦方向に垂直な方向(当該方向を、以下、記録ヘッド40Yの横方向とも呼ぶ)を、矢印xで示している。なお、記録ヘッド40Yの横方向は、図1においては、紙面を貫く方向に相当する。
また、前述したとおり、プリンタ10には、4つの記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kが設けられているが、各記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kの構成は同様であるので、以下、記録ヘッド40Yについて説明する。
記録ヘッド40Yは、薄い平板であり、図3に示すように、その表面42Yに、ピクセル回路400と、ゲートドライバ445(図2)と、ゲートライン450と、ソースドライバ455(図2)と、ソースライン460と、を有している。
ピクセル回路400は、その主要構成要素として、図4に示すように、記録剤担持部の一例としてのピクセル電極410と、アクティブ素子の一例としての薄膜トランジスタ(以下、TFT(Thin Film Transistor)420とも呼ぶ)と、保持容量(コンデンサ)430と、を有している。ピクセル回路400は、図3に示すように、記録ヘッド40Yの表面42Yに格子状に複数設けられており、複数のピクセル回路400の各々は、前記画像の画素に対応している。換言すれば、記録ヘッド40Yは、ピクセル電極410、TFT420、及び、保持容量(コンデンサ)430を複数組有しており、複数組の、ピクセル電極410、TFT420、及び、保持容量(コンデンサ)430、の各々は、前記画像の画素に対応している。本実施の形態に係る記録ヘッド40Yにおいては、ピクセル回路400が、約42μmのピッチで配置されており、したがって、解像度(1インチあたりの画素数)は約600dpiとなっている。
ここで、記録ヘッド40Yに設けられているピクセル回路400の数について、考察する。先ず、前記横方向xに並んでいるピクセル回路400の数に着目すると、本実施の形態においては、記録ヘッド40Yの横方向xにおける表面幅Wを、前述した給紙ユニット92によって供給可能な記録用紙Pの最大幅(すなわち、給紙ユニット92によって供給可能な記録用紙Pのうち最も大きい記録用紙Pの紙幅)に対応させており、したがって、記録ヘッド40Yの横方向xに並んでいるピクセル回路400の数は、前記記録用紙Pの最大幅に前述した解像度(1インチあたりの画素数、600dpi)を乗じた値となる。例えば、前記記録用紙Pの最大幅が210mm(8.27インチ、A4版の紙幅)であれば、約5000個のピクセル回路400が前記横方向xに並ぶこととなる。
一方、記録ヘッド40Yの縦方向yに並んでいるピクセル回路400の数に着目すると、本実施の形態においては、記録ヘッド40Yの縦方向yにおける表面長さLが、前述した給紙ユニット92によって供給可能な記録用紙Pの最小長さ(すなわち、給紙ユニット92によって供給可能な記録用紙Pのうち最も小さい記録用紙Pの紙長さ)よりも短くなっており、したがって、記録ヘッド40Yの縦方向yに並んでいるピクセル回路400の数は、前記記録用紙Pの最小長さに前述した解像度(1インチあたりの画素数、600dpi)を乗じた値よりも小さくなる。例えば、前記記録用紙Pの最小長さが148mm(5.83インチ、はがきサイズの紙長さ)であれば、約3500個よりも少ない数のピクセル回路400が前記縦方向yに並ぶこととなる(本実施の形態においては、3000個のピクセル回路400が前記縦方向yに並んでいることとする)。
なお、記録ヘッド40Yが、その下部がトナー供給ローラ30Yに対向し、かつ、その上部が記録用紙Pを介して背面電極50Yに対向するように、配置されていること、については既に説明したが、より具体的には、前記縦方向yに並んでいる約3000個のピクセル回路400のうちの最下部に位置するピクセル回路400(前記縦方向yにおいて、1行目のピクセル回路400)が、トナー供給ローラ30Yに対向し、かつ、前記縦方向yに並んでいる約3000個のピクセル回路400のうちの最上部に位置するピクセル回路400(前記縦方向yにおいて、約3000行目のピクセル回路400)が、記録用紙Pを介して背面電極50Yに(または、記録用紙Pに)対向する。
本明細書においては、便宜上、前記最下部に位置し、トナー供給ローラ30Yに対向する約5000個のピクセル回路400を第一ピクセル回路402と呼び、当該第一ピクセル回路402に備えられているピクセル電極410、TFT420を、それぞれ、第一記録剤担持部の一例としての第一ピクセル電極412、第一TFT422と呼ぶ。また、前記最上部に位置し、記録用紙Pを介して背面電極50Yに対向する約5000個のピクセル回路400を第二ピクセル回路404と呼び、当該第二ピクセル回路404に備えられているピクセル電極410、TFT420を、それぞれ、第二記録剤担持部の一例としての第二ピクセル電極414、第二TFT424と呼ぶ。また、その他のピクセル回路400を第三ピクセル回路406と呼び、当該第三ピクセル回路406に備えられているピクセル電極410、TFT420を、それぞれ、第三記録剤担持部の一例としての第三ピクセル電極416、第三TFT426と呼ぶ。なお、図3においては、1行目の9個のピクセル回路400が第一ピクセル回路402に相当し、6行目の9個のピクセル回路400が第二ピクセル回路404に相当し、2〜5行目の36個のピクセル回路400が第三ピクセル回路406に相当する。
次に、ピクセル回路400の前述した主要構成要素の各々について説明する。
ピクセル電極410は、画像を記録用紙Pに記録するために当該記録用紙Pに転写されるトナーT、を担持する役割を果たす。より具体的には、ピクセル電極410は、TFT420や保持容量(コンデンサ)430の後述する作用により、帯電したトナーTの極性(負の極性)とは逆の極性(正の極性)に帯電し、トナーT、ピクセル電極410間のクーロン力により、トナーTを引き付けて該トナーTを担持する。このピクセル電極410は、図4に示すように、TFT420のドレインに電気的に接続されている。
TFT420は、保持容量(コンデンサ)430と協働して、ピクセル電極410に前記トナーTを担持させる役割を果たす。より具体的には、TFT420は、後述するように、保持容量(コンデンサ)430と協働して、帯電したトナーTの極性(負の極性)とは逆の極性(正の極性)にピクセル電極410を帯電させて、ピクセル電極410にトナーTを担持させる。このTFT420は、例えば、低温多結晶シリコンからなるNchトランジスタであり、ゲートG、ソースS、ドレインDを有している。図4に示すように、ゲートGは、ゲートライン450に、ソースSは、ソースライン460に、ドレインDは、ピクセル電極410と保持容量(コンデンサ)430に、それぞれ電気的に接続されている。
保持容量(コンデンサ)430は、TFT420と協働して、ピクセル電極410に前記トナーTを担持させる役割を果たす。より具体的には、保持容量(コンデンサ)430は、後述するように、TFT420と協働して、帯電したトナーTの極性(負の極性)とは逆の極性(正の極性)にピクセル電極410を帯電させて、ピクセル電極410にトナーTを担持させる。この保持容量(コンデンサ)430は、図4に示すように、その一端がTFT420のドレインDに、かつ、他端が、基準電位BE(本実施の形態においては、20V)に、電気的に接続されている。
また、ゲートドライバ445は、ユニットコントローラ102内の記録ヘッド駆動制御回路104(図2)から送られてくる制御信号に基づいて、ゲートライン450を介して、TFT420のゲートGに所定の電圧を印加する。ゲートドライバ445は、記録ヘッド駆動制御回路104と、ゲートライン450とに、電気的に接続されている。
また、ゲートライン450は、図3に示すように、その方向が記録ヘッド40Yの横方向xに沿うように、複数設けられており、ゲートライン450の数は、記録ヘッド40Yの縦方向yに並んだTFT420(ピクセル回路400)の数(本実施の形態においては、約3000個)と一致している。そして、ゲートライン450の各々には、前記横方向xに並んだTFT420のゲートGが電気的に接続されている。すなわち、本実施の形態においては、約5000個のTFT420の各々のゲートGが一つのゲートライン450に電気的に接続されている。
したがって、ゲートドライバ445は、一つのゲートライン450を介して、約5000個のTFT420の各々のゲートGに所定の電圧を印加することができる。
ソースドライバ455は、前記記録ヘッド駆動制御回路104から送られてくる制御信号に基づいて、ソースライン460を介して、TFT420のソースSに所定の電圧を印加する。ソースドライバ455は、記録ヘッド駆動制御回路104と、ソースライン460とに、電気的に接続されている。
また、ソースライン460は、図3に示すように、その方向が記録ヘッド40Yの縦方向yに沿うように、複数設けられており、ソースライン460の数は、記録ヘッド40Yの横方向xに並んだTFT420(ピクセル回路400)の数(本実施の形態においては、約5000個)と一致している。そして、ソースライン460の各々には、前記縦方向yに並んだTFT420のソースSが電気的に接続されている。すなわち、本実施の形態においては、約3000個のTFT420の各々のソースSが一つのソースライン460に電気的に接続されている。
したがって、ソースドライバ455は、一つのソースライン460を介して、約3000個のTFT420の各々のソースSに所定の電圧を印加することができる。
前述したとおり、TFT420と保持容量430は、互いに協働して、帯電したトナーTの極性(負の極性)とは逆の極性(正の極性)にピクセル電極410を帯電させて、ピクセル電極410にトナーTを担持させる。ここでは、単一のピクセル回路400に着目して、この仕組みについて説明する。
ゲートドライバ445が、ゲートライン450を介して、TFT420のゲートGに電圧Vghを印加すると、ソースS、ドレインD間に電流が流れ、TFT420が導通状態となる(すなわち、TFT420が、ONの状態になる)。ここで、ゲートドライバ445は、TFT420に対するスイッチの役目を果たし、当該役目を果たすために、ゲートGに2種類の電圧Vgh、Vgl(電圧Vghは、電圧Vglよりも高い)を印加することができるようになっている。すなわち、ゲートドライバ445が、TFT420のゲートGに電圧Vghを印加したときには、TFT420が導通状態(ONの状態)となり、TFT420のゲートGに電圧Vglを印加したときには、TFT420が非導通状態(OFFの状態)となる。
そして、かかるTFT420の導通状態で、ソースSの電位が前述した基準電位BEよりも高い場合には、前述した保持容量(コンデンサ)430のピクセル電極410側(ドレインD側)の電位が、当該保持容量(コンデンサ)430の基準電位BE側の電位よりも高くなるから、ピクセル電極410が正の極性に帯電する。したがって、ゲートドライバ445によりTFT420のゲートGに電圧Vghが印加される際に、ソースドライバ455によりTFT420のソースSに前記基準電位BEよりも高い電圧が印加されれば、TFT420と保持容量430とが協働することにより、ピクセル電極410は正の極性に帯電し、トナーT、ピクセル電極410間のクーロン力により当該ピクセル電極410に負帯電のトナーTが担持される。特許文献2のように記録用紙Pを介在させてトナーTを担持する場合と異なり、直接、トナーTを担持するので低電圧でも距離が近く、必要なクーロン力を生じさせることができる。
なお、ソースSの電位が前述した基準電位BEよりも低い場合には、前述した保持容量(コンデンサ)430のピクセル電極410側(ドレインD側)の電位が、当該保持容量(コンデンサ)430の基準電位BE側の電位よりも低くなるから、ピクセル電極410が負の極性に帯電する。したがって、ゲートドライバ445によりTFT420のゲートGに電圧Vghが印加される際に、ソースドライバ455によりTFT420のソースSに前記基準電位BEよりも低い電圧が印加されれば、TFT420と保持容量430とが協働することにより、ピクセル電極410は負の極性に帯電することとなる。ピクセル電極410が負の極性に帯電した場合には、ピクセル電極410と負帯電のトナーTとの間に反発力が働くから、当該ピクセル電極410には、負帯電のトナーTが担持されず、当該トナーTは、ピクセル電極410から引き離されることとなる。
このように、ソースドライバ455は、TFT420等の作用、すなわち、ピクセル電極410にトナーTを担持させたり、ピクセル電極410からトナーTを引き離したりする作用、を制御する役目を果たす。そして、当該役目を果たすために、ソースSに、前記基準電位BEよりも高い2種類の電圧Vsm、Vshと、前記基準電位BEよりも低い1種類の電圧Vslを印加することができるようになっている。
なお、本実施の形態においては、電圧Vsmは40V、電圧Vshは30V、電圧Vslは10Vである。また、ソースドライバ455がTFT420のソースSに電圧Vsmを印加したときと電圧Vslを印加したときのいずれの場合においても、ピクセル電極410は正の極性に帯電するが、電圧Vsmは電圧Vshよりも高いため、電圧Vsmが印加された際には、電圧Vshが印加される場合に比べて、ピクセル電極410がより強く正の極性に帯電する。なお、電圧Vsmと電圧Vshの使い分けについては、後に詳述する。
===記録装置の動作例===
次に、このように構成された記録装置としてのプリンタ10の動作について、図5乃至図8を用いて説明する。図5は、ピクセル回路400(ピクセル電極410、TFT420)、ゲートライン450、及び、ソースライン460に付した番号を示す図である。図6乃至図8は、ピクセル電極410にトナーTが担持されている様子を示す模式図である。
なお、本項においては、プリンタ10の動作の一例として、縦方向3画素×横方向3画素からなる微小な正方形を、図3に示された記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kを用いて、記録用紙Pに記録する例について説明する。また、以降の説明を分かり易くするために、ピクセル回路400(ピクセル電極410、TFT420)には、#11〜#19、#21〜#29、#31〜#39、#41〜#49、#51〜#59、#61〜#69の番号を、ゲートライン450には、#10、#20、#30、#40、#50、#60の番号を、ソースライン460には、#01〜#09の番号を、図5に示すように、それぞれ付すこととする
まず、不図示のホストコンピュータからの画像情報(画像信号)及び制御信号がインターフェイス(I/F)112を介してプリンタ10のメインコントローラ101に入力されると、このメインコントローラ101からの指令に基づくユニットコントローラ102の制御によりトナー供給ローラ30Y、30M、30C、30Kが回転する。トナー収容部20Y、20M、20C、20Kに収容され、かつ、トナー供給ローラ30Y、30M、30C、30Kに接触しているトナーTは、トナー供給ローラ30Y、30M、30C、30Kの回転に伴って、規制ブレード35Y、35M、35C、35Kの当接位置に至り、該当接位置を通過する際に、層厚が規制されるとともに、負極性の電荷が付与される。層厚が規制され、負極性の電荷が付与されたトナー供給ローラ30Y、30M、30C、30K上の負帯電トナーTは、トナー供給ローラ30Y、30M、30C、30Kのさらなる回転によって、記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kの前記第一ピクセル回路402に対向する対向位置に至る。
ここで、記録ヘッド40Yの第一ピクセル回路402に備えられている第一TFT422が、前記画像情報(画像信号)に基づいて、第一ピクセル電極412を正の極性に帯電させて、第一ピクセル電極412に負帯電イエロー(Y)トナーTを担持させる。本実施の形態においては、縦方向3画素×横方向3画素からなる微小な正方形を記録用紙Pに記録するから、先ず、第一TFT422は、横方向xに並んだ3つの第一ピクセル電極412(#14〜#16番の第一ピクセル電極412)を正の極性に帯電させて、図6に示すように、これらの第一ピクセル電極412に負帯電イエロー(Y)トナーTを担持させる。
より具体的には、初期状態ではゲートドライバ445により、すべてのゲートGに電圧Vglを印加する。かかる際に、すべてのTFT420が、ソースラインと非導通状態(OFFの状態)になっている。次に、記録ヘッド駆動制御回路104から送られてくる制御信号に基づいて、ゲートドライバ445が、#10番のゲートライン450を介して、#11〜#19番の第一TFT422の各々のゲートGに電圧Vghを印加すると共に、ソースドライバ455が、#01〜#09番のソースライン460を介して、#14〜#16番の第一TFT422の各々のソースSに電圧Vshを、#11〜#13、#17〜#19番の第一TFT422の各々のソースSに電圧Vslを、それぞれ印加する。このことにより、#14〜#16番の第一TFT422は、#14〜#16番の第一ピクセル電極412を正の極性に帯電させ、#11〜#13、#17〜#19番の第一TFT422は、#11〜#13、#17〜#19番の第一ピクセル電極412を負の極性に帯電させる。したがって、#14〜#16番の第一ピクセル電極412のみに負帯電イエロー(Y)トナーTが担持されることとなる。その後、#11〜#19番の第一TFT422の各々のゲートGに電圧Vglを印加する。#11〜#19番の第一TFT422はすべてソースラインと非導通状態(OFFの状態)になり、所定の電位は保持され継続的に負帯電イエロー(Y)トナーTが担持される。
次に、TFT420は、第一ピクセル電極412に担持された負帯電イエロー(Y)トナーTを、当該第一ピクセル電極412から、第一ピクセル電極412から第二ピクセル電極414までの負帯電イエロー(Y)トナーTの移動経路となる第三ピクセル電極416を経由して、第二ピクセル電極414まで移動させる。
かかる際に、TFT420は、先ず、#14〜#16番の第一ピクセル電極412に担持された負帯電イエロー(Y)トナーTを、一行先の第三ピクセル電極416、すなわち、#24〜#26番の第三ピクセル電極416に移動させる。より具体的には、記録ヘッド駆動制御回路104から送られてくる制御信号に基づいて、ゲートドライバ445が、#20番のゲートライン450を介して、#21〜#29番の第三TFT426の各々のゲートGに電圧Vghを印加すると共に、ソースドライバ455が、#01〜#09番のソースライン460を介して、#24〜#26番の第三TFT426の各々のソースSに電圧Vsmを、#21〜#23、#27〜#29番の第三TFT426の各々のソースSに電圧Vslを、それぞれ印加する。その後、#21〜#29番の第三TFT426の各々のゲートGに電圧Vglを印加する。#21〜#29番の第三TFT426はすべてソースラインと非導通状態(OFFの状態)になり、所定の電位はそれぞれ保持される。さらに、ゲートドライバ445が、#10番のゲートライン450を介して、#11〜#19番の第一TFT422の各々のゲートGに電圧Vghを印加すると共に、ソースドライバ455が、#01〜#09番のソースライン460を介して、#11〜#19番の第一TFT422の各々のソースSに電圧Vslを印加する。その後、#11〜#19番の第一TFT422の各々のゲートGに電圧Vglを印加する。#11〜#19番の第一TFT422はすべてソースラインと非導通状態(OFFの状態)になり、所定の電位は保持される。このことにより、#24〜#26番の第三TFT426は、#24〜#26番の第三ピクセル電極416を正の極性に強く帯電させ、#14〜#16番の第一TFT422は、#14〜#16番の第一ピクセル電極412を負の極性に帯電させる。したがって、#14〜#16番の第一ピクセル電極412に担持された負帯電イエロー(Y)トナーTが、図7に示すように、一行先の第三ピクセル電極416、すなわち、#24から#26番の第三ピクセル電極416に移動することとなる。
なお、上記においては、ソースドライバ455が、#01〜#09番のソースライン460を介して、#24〜#26番の第三TFT426の各々のソースSに電圧Vsmを、#21〜#23、#27〜#29番の第三TFT426の各々のソースSに電圧Vslを、それぞれ印加することとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、#21〜#29番の第三TFT426の各々のソースSに電圧Vsmを印加することとしてもよい。すなわち、#14〜#16番の第一ピクセル電極412に担持された負帯電イエロー(Y)トナーTを、#24〜#26番の第三ピクセル電極416に適切に移動させる観点(1行の平行移動)からすると、#21〜#23、#27〜#29番の第三TFT426の各々のソースSの電圧は、電圧Vsmでも、電圧Vslでも構わない。しかしながら、#11〜#13、#17〜#19番の第一ピクセル電極412に、負帯電イエロー(Y)トナーTが、誤って担持されてしまった場合に、当該負帯電イエロー(Y)トナーTの、一行先の第三ピクセル電極416への移動を抑止することを考慮すると、#21〜#23、#27〜#29番の第三TFT426の各々のソースSの電圧は電圧Vslである方がより望ましい。
また、負帯電イエロー(Y)トナーTの第三ピクセル電極416への移動完了のタイミングで、ゲートドライバ445は、#20番のゲートライン450を介して、#21〜#29番の第三TFT426の各々のゲートGに電圧Vghを印加すると共に、ソースドライバ455は、#04〜#06番のソースライン460を介して、#24〜#26番の第三TFT426の各々のソースSに電圧Vshを印加する。このことにより、ソースSの電位がVsmからVshに変化し、#24〜#26番の第三ピクセル電極416の強い正帯電状態が、より弱い(通常の)正帯電状態に移行することとなる。
さらに、上記と同様の原理で、TFT420は、#24〜#26番の第三ピクセル電極416に移動した負帯電イエロー(Y)トナーTを#34〜#36番の第三ピクセル電極416に移動させ、#34〜#36番の第三ピクセル電極416に移動した負帯電イエロー(Y)トナーTを#44〜#46番の第三ピクセル電極416に移動させ、#44〜#46番の第三ピクセル電極416に移動した負帯電イエロー(Y)トナーTを#54〜#56番の第三ピクセル電極416に移動させ、最終的には、#54〜#56番の第三ピクセル電極416に移動した負帯電イエロー(Y)トナーTを#64〜#66番の第二ピクセル電極414に移動させる(図8)。
次に、第二TFT424が、前述した背面電極50Yと協働して、第二ピクセル電極414に移動し、かつ、当該第二ピクセル電極414に担持された負帯電イエロー(Y)トナーTを、記録用紙Pに転写する。
より具体的には、記録ヘッド駆動制御回路104から送られてくる制御信号に基づいて、ゲートドライバ445が、#60番のゲートライン450を介して、#61〜#69番の第二TFT424の各々のゲートGに電圧Vghを印加すると共に、ソースドライバ455が、#01〜#09番のソースライン460を介して、#61〜#69番の第二TFT424の各々のソースSに電圧Vslを印加する。このことにより、#64〜#66番の第二TFT424は、#64〜#66番の第二ピクセル電極414を負の極性に帯電させる。一方、当該第二ピクセル電極414に記録用紙Pを介して対向している背面電極50Yは、背面電極駆動制御回路から送られてくる制御信号に基づいて、正の極性に強く帯電する。したがって、第二TFT424は、#64〜#66番の第二ピクセル電極414に担持された負帯電イエロー(Y)トナーTを、当該第二ピクセル電極414から引き離し、背面電極50Yは、#64〜#66番の第二ピクセル電極414に担持された負帯電イエロー(Y)トナーTを、記録用紙Pの方向に向かわせることとなる。そして、記録用紙Pに向かった負帯電イエロー(Y)トナーTは記録用紙Pに付着し、負帯電イエロー(Y)トナーTが記録用紙Pに転写される。なお、記録用紙Pは、給紙ローラ96により、給紙トレイ94から供給される。
このようにして、縦方向3画素×横方向3画素からなる微小な正方形のうちの、一行分が、イエロー(Y)トナーTで記録用紙Pに記録される。そして、上記の処理が、さらに二回繰り返されて、縦方向3画素×横方向3画素からなる微小な正方形が、イエロー(Y)トナーTで記録用紙Pに記録されることとなる。なお、かかる際には、記録用紙Pは、搬送ローラ98により、順次、一行分ずつ搬送される。また、この例では、一行単位での搬送を示したが、もちろん複数行(面単位)での同時搬送も望ましい。その場合は、各行の搬送手順が時間的にオーバーラップした並列処理となる。
さらに、上記の処理が、第2色目(マゼンタ)、第3色目(シアン)、及び、第4色目(ブラック)について、各々の記録ヘッド40M、40C、40K毎に順次実行されることにより、フルカラーの画像(微小な正方形)が記録用紙Pに記録されることとなる。記録用紙Pに記録されたフルカラーの画像は、定着ユニット90によって加熱加圧されて記録用紙Pに融着され、当該フルカラーの画像が記録された記録用紙Pは、最終的に、不図示の排紙部に排出される。
なお、上記においては、画像の画像情報に基づいてトナーTを担持する第一ピクセル電極412と、画像情報に基づいて第一ピクセル電極412にトナーTを担持させる第一TFT422が、トナー供給ローラ30Y、30M、30C、30Kに対向する、記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kの最下部、に位置することとしたが、これに限定されるものではない。例えば、当該第一ピクセル電極412と第一TFT422が、トナー供給ローラ30Y、30M、30C、30Kに対向しない位置(前記最下部よりも上側)に配置されていることとしてもよい。かかる場合には、TFT420が、記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kの最下部に位置するピクセル電極410から前記第一ピクセル電極412の手前までトナーTを移動させ、その後、第一TFT422が、画像情報に基づいて第一ピクセル電極412に当該トナーTを担持させることとなる。
===本実施の形態に係る記録ヘッド、記録装置等の有効性について===
背景技術の項で説明したとおり、プリンタ等の記録装置として、画像の画像情報に基づいた、薄膜トランジスタ(TFT)等のアクティブ素子の制御、により、トナー等の記録剤を記録用紙等の媒体に転写して、媒体に画像を記録する装置が、知られている。
このような記録装置の一例としては、記録剤供給(収容)装置を、アパチャ電極体を介して媒体に対向させ、記録剤供給(収容)装置内の記録剤の、アパチャ電極体中の通過、非通過、を、画像の画像情報に基づいてアクティブ素子により制御し、記録剤を当該画像情報に応じて媒体に転写して、媒体に画像を記録する装置が挙げられる(特許文献1参照)。
また、他の例としては、記録剤供給(収容)装置を、媒体を介して電極に対向させ、当該電極の電位を、画像の画像情報に基づいてアクティブ素子により制御し、記録剤供給(収容)装置内の帯電した記録剤を当該画像情報に応じて媒体に転写して、媒体に画像を記録する装置が挙げられる(特許文献2参照)。
しかしながら、上述した二つの例に係る記録装置においては、次のような課題がある。特許文献1に示したアパチャ(開口部)による方式では、高解像化を図るとアパチャの狭小化により、目詰まりを起しやすくなる。従って高速高解像でありながら信頼性の高い製品を実現することは困難であった。また、特許文献2に示した方式では、記録剤供給(収容)装置自体が媒体に対向するため、前述した制御に反して、記録剤供給(収容)装置内の記録剤が媒体に付着してしまう蓋然性が高くなる。例えば、当該制御の切り替えタイミング等で、かかる事象が生じ易くなる。そして、かかる事象が生じた場合には、画像情報に応じた画像が媒体に記録されず、その画質に劣化が生ずることとなる。また、媒体を介して電界を与えるため、記録剤を制御する電圧の大部分が媒体に加わるので、非常に高い電圧(数百V)をTFTに印加することが必要とされ、現実的なプロセス及びサイズのTFT素子では実現不可能であった。
一方、上記実施の形態に係る記録装置(プリンタ10)は、画像を記録するために記録用紙Pに転写されるトナーT、を担持するためのピクセル電極410と、前記画像の画像情報に基づいてピクセル電極410にトナーTを担持させるためのTFT420と、を有する記録ヘッド40Y、40M、40C、40K、を備えているから、画像情報に基づいてピクセル電極410に担持されたトナーTのみを、記録用紙Pに対向させることができる。そのため、当該記録装置(プリンタ10)においては、アクティブ素子による制御に反してトナーTが記録用紙Pに付着してしまう上述した問題は発生せず、低い電圧をTFTに印加することで実現可能となった。したがって、画像情報に応じた画像が記録用紙Pに確実に記録され、延いては、高画質な画像が記録用紙Pに記録されることとなる。
===その他の実施の形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る記録ヘッド等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
上記実施の形態においては、記録装置としてフルカラーのプリンタ10を例にとって説明したが、本発明は、モノクロプリンタにも適用可能である。また、プリンタだけでなく、プロッター、複写機、ファクシミリなど、各種の記録装置に適用可能である。
また、上記実施の形態においては、媒体として、記録用紙Pを例にとって説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、当該媒体は、トナーを記録用紙に転写する際の媒体となる所謂中間転写媒体であってもよい。すなわち、記録ヘッドが画像を記録用紙に直接記録するのではなく、記録ヘッドが、一旦、中間転写媒体に画像を記録し、中間転写媒体に記録された画像が、最終的に、記録用紙に記録されるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、記録剤として乾式トナーTを例にとって説明したが、帯電可能な記録剤であればどのようなものを用いてもよい。例えば、液体トナーやインク等を用いてもよい。液体トナーやインクを用いた場合には、撥液性を利用した帯電液滴搬送の形態となる。
また、上記実施の形態においては、アクティブ素子として、薄膜トランジスタ(TFT420)を例にとって説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、薄膜ダイオード(TFD)であってもよい。
ただし、TFT420の優れたスイッチング性能により、ピクセル電極410にトナーTをすばやく担持させることが可能となる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
また、上記実施の形態において、前記記録剤担持部は、ピクセル電極410であることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、記録剤担持部は、ピクセル電極410と、これを保護するための酸化シリコン等からなる薄い保護膜と、で構成されることとしてもよい。また、配線領域(ゲートライン、ソースライン)を含めた記録ヘッド全体で、電荷のリーク、荷電トナーとの電荷の相殺を防ぐ目的や表面の平坦性や滑らかさの為に酸化シリコン等の保護膜を付けることも望ましい。
また、上記実施の形態においては、記録ヘッド駆動制御回路104は、ユニットコントローラ102に設けられていることとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kに設けられていることとしてもよい。また、当該記録ヘッド駆動制御回路104や前述したゲートドライバ445及びソースドライバ455を、低温多結晶シリコンで構成することとしてもよい。
また、上記実施の形態において、TFT420は、記録用紙PにトナーTを転写させる際に、ピクセル電極410を負の極性に帯電させて、ピクセル電極410に担持されている負帯電トナーTをピクセル電極410から引き離すこととしたが、これに限定されるものでない。例えば、記録用紙PにトナーTを転写させる際に、ピクセル電極410を負の極性に帯電させないこととしてもよい(すなわち、正の極性に帯電した背面電極50Yと負帯電トナーTとのクーロン力のみにより、負帯電トナーTを記録用紙Pに付着させる)。
ただし、トナーTをより適切に記録用紙Pに転写させることが可能となる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
また、上記実施の形態において、記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kは平板であることとした(かかる場合には、第一ピクセル電極412から第二ピクセル電極414へ向かう方向が、第一ピクセル電極412から前記第三ピクセル電極416へ向かう方向に沿っている)が、これに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kは湾曲しており、第一ピクセル電極412から第二ピクセル電極414へ向かう方向が、第一ピクセル電極412から前記第三ピクセル電極416へ向かう方向に沿わないこととしてもよい。
記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kが、かかる構成を有する場合には、図9に示されるように、記録用紙Pの画像記録面と当該記録用紙Pに対向する第二ピクセル電極414のトナー担持面とが平行になるように、記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kを配置することができる。したがって、かかる場合には、第二ピクセル電極414に担持されたトナーTを、記録用紙Pに、より適切に転写させることが可能となる点で、メリットが生じる。なお、図9は、他の例に係る記録ヘッド40Yを備えた記録ユニット15Yを示した図である。
また、上記実施の形態において、記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kは、ピクセル電極410として、画像の画像情報に基づいてトナーTを担持する第一ピクセル電極412と、記録用紙Pに対向する第二ピクセル電極414と、第一ピクセル電極412から第二ピクセル電極414までのトナーTの移動経路となる第三ピクセル電極416と、を有し、TFT420は、前記画像の画像情報に基づいて、第一ピクセル電極412にトナーTを担持させた後に、当該トナーTを第一ピクセル電極412から第三ピクセル電極416を経由して第二ピクセル電極414まで移動させ、第二ピクセル電極414に移動したトナーTを該第二ピクセル電極414から引き離すこととしたが、これに限定されるものではない。
例えば、記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kにおいて、ピクセル電極410は移動可能であり、TFT420が、画像の画像情報に基づいて、ピクセル電極410にトナーTを担持させた後に、トナーTを担持しているピクセル電極410が記録用紙Pに対向する位置に移動し、TFT420が、前記位置に移動したピクセル電極410、に担持されているトナーTを該ピクセル電極410から引き離すこととしてもよい。
上記を簡易に実現する記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kの構成について、図10を用いて説明する。図10は、他の例に係る記録ヘッド40Yを備えた記録ユニット15Yを示した図である。当該記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kは、その表面42Y、42M、42C、42Kにピクセル電極410(ピクセル回路400)を有する円柱形状の部材である。さらに、当該記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kは、不図示の記録ヘッド支持部により回転自在に支持されており、記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kの回転に伴ってピクセル電極410(ピクセル回路400)が移動可能となるように、構成されている。
そして、トナー供給ローラ30Y、30M、30C、30K上の負帯電トナーTが記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kのピクセル電極410に対向する対向位置に至ると、TFT420が、前記画像情報(画像信号)に基づいて、ピクセル電極410に負帯電トナーTを担持させる。負帯電トナーTを担持しているピクセル電極410は、記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kが回転することにより、記録用紙Pに対向する位置に移動する。TFT420は、当該位置に移動したピクセル電極410、に担持されているトナーTを該ピクセル電極410から引き離し、背面電極50Y、50M、50C、50Kは、当該トナーTを記録用紙Pの方向に向かわせる。このことにより、記録用紙Pに向かった負帯電トナーTは記録用紙Pに付着し、負帯電トナーTが記録用紙Pに転写される。
ここで、図1(または、図9)に示された記録ヘッド40Y、40M、40C、40K及び図10に示された記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kの各々のメリットについて、双方を比較しながら考察する。
上記から明らかなように、双方の相違点としては、画像の画像情報に基づいてトナーTを担持するピクセル電極410から記録用紙Pに対向するピクセル電極410までのトナーTの移動経路となるピクセル電極410の有無、を挙げることができる。すなわち、図1(または、図9)に係る例においては、トナーTが記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kの表面(ピクセル電極410)上を移動するのに対し、図10に係る例においては、トナーTは、記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kの表面(ピクセル電極410)上を移動せず、ピクセル電極410(ピクセル回路400)と一体的に移動する。
したがって、図10に係る例においては、画像の画像情報に基づいてトナーTを担持するピクセル電極410から記録用紙Pに対向するピクセル電極410までトナーTを移動させるための、TFT420による制御、が省略されるため、TFT420により実行される制御が単純化される点を、メリットとして挙げることができる。
一方、図1(または、図9)に係る例においては、トナーTが記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kの表面(ピクセル電極410)上を移動する構成を有しているから、前述したとおり、第一ピクセル電極412に誤って担持されてしまったトナーTが、最終的に、記録用紙Pに対向する第二ピクセル電極414に担持されないようにするために、その移動を抑止する方策を採ることが可能となる点を、メリットとして挙げることができる。
また、上記実施の形態において、薄膜トランジスタ(TFT420)は、低温多結晶シリコンからなることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、薄膜トランジスタ(TFT420)は、アモルファスシリコンからなることとしてもよい。ただし、上述したような高精細な薄膜トランジスタ(TFT420)を有する記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kを簡易に製造することが可能となる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。なお、図9や図10に係る例においては、薄膜トランジスタ(TFT420)が、上述したような無機トランジスタではなく、有機トランジスタである場合に、以下のメリットが生ずる。すなわち、有機トランジスタは低温多結晶シリコンからなるトランジスタよりも優れた可撓性を有するから、図9や図10に示された記録ヘッド40Y、40M、40C、40Kを簡易に製造することが可能となる。
===記録システムの構成例===
次に、本発明に係る実施の形態の一例である記録システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図11は、記録システムの外観構成を示した説明図である。記録システム700は、コンピュータ702と、表示装置704と、プリンタ706と、入力装置708と、読取装置710とを備えている。コンピュータ702は、本実施形態ではミニタワー型の筐体に収納されているが、これに限られるものではない。表示装置704は、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やプラズマディスプレイや液晶表示装置等が用いられるのが一般的であるが、これに限られるものではない。プリンタ706は、上記に説明されたプリンタが用いられている。入力装置708は、本実施形態ではキーボード708Aとマウス708Bが用いられているが、これに限られるものではない。読取装置710は、本実施形態ではフレキシブルディスクドライブ装置710AとCD−ROMドライブ装置710Bが用いられているが、これに限られるものではなく、例えばMO(Magneto Optical)ディスクドライブ装置やDVD(Digital Versatile Disk)等の他のものであっても良い。
図12は、図11に示した記録システムの構成を示すブロック図である。コンピュータ702が収納された筐体内にRAM等の内部メモリ802と、ハードディスクドライブユニット804等の外部メモリがさらに設けられている。
なお、以上の説明においては、プリンタ706が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710と接続されて記録システムを構成した例について説明したが、これに限られるものではない。例えば、記録システムが、コンピュータ702とプリンタ706から構成されても良く、記録システムが表示装置704、入力装置708及び読取装置710のいずれかを備えていなくても良い。
また、例えば、プリンタ706が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710のそれぞれの機能又は機構の一部を持っていても良い。一例として、プリンタ706が、画像処理を行う画像処理部、各種の表示を行う表示部、及び、デジタルカメラ等により撮影された画像データを記録した記録メディアを着脱するための記録メディア着脱部等を有する構成としても良い。
このようにして実現された記録システムは、システム全体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。 図1のプリンタ10の制御ユニットを示すブロック図である。 記録ヘッド40Yの表面42Yを示した模式図である。 記録ヘッド40Yの主要構成要素の電気的接続を説明するための説明図である。 ピクセル回路400(ピクセル電極410、TFT420)、ゲートライン450、及び、ソースライン460に付した番号を示す図である。 ピクセル電極410にトナーTが担持されている様子を示す模式図である。 ピクセル電極410にトナーTが担持されている様子を示す模式図である。 ピクセル電極410にトナーTが担持されている様子を示す模式図である。 他の例に係る記録ヘッド40Yを備えた記録ユニット15Yを示した図である。 他の例に係る記録ヘッド40Yを備えた記録ユニット15Yを示した図である。 記録システムの外観構成を示した説明図である。 図11に示した記録システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 プリンタ
15Y、15M、15C、15K 記録ユニット
20Y、20M、20C、20K トナー収容部
30Y、30M、30C、30K トナー供給ローラ
35Y、35M、35C、35K 規制ブレード
40Y、40M、40C、40K 記録ヘッド
42Y、42M、42C、42K 表面
50Y、50M、50C、50K 背面電極
90 定着ユニット 92 給紙ユニット
94 給紙トレイ 96 給紙ローラ
98 搬送ローラ 100 制御ユニット
101 メインコントローラ 102 ユニットコントローラ
104 記録ヘッド駆動制御回路 112 インターフェイス
113 画像メモリ
400 ピクセル回路 402 第一ピクセル回路
404 第二ピクセル回路 406 第三ピクセル回路
410 ピクセル電極 412 第一ピクセル電極
414 第二ピクセル電極 416 第三ピクセル電極
420 TFT 422 第一TFT
424 第二TFT 426 第三TFT
430 保持容量(コンデンサ) 445 ゲートドライバ
450 ゲートライン 455 ソースドライバ
460 ソースライン 700 記録システム
702 コンピュータ 704 表示装置
706 プリンタ 708 入力装置
708A キーボード 708B マウス
710 読取装置
710A フレキシブルディスクドライブ装置
710B CD−ROMドライブ装置
802 内部メモリ
804 ハードディスクドライブユニット
T トナー
P 記録用紙

Claims (16)

  1. 画像を媒体に記録するための記録ヘッドであって、
    画像を記録するために前記媒体に転写される記録剤、を担持するための記録剤担持部と、
    前記画像の画像情報に基づいて、前記記録剤担持部に前記記録剤を担持させるためのアクティブ素子と、
    を有することを特徴とする記録ヘッド。
  2. 請求項1に記載の記録ヘッドにおいて、
    前記アクティブ素子は、薄膜トランジスタであることを特徴とする記録ヘッド。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の記録ヘッドにおいて、
    前記記録剤担持部及び前記アクティブ素子を複数組有しており、
    複数組の、前記記録剤担持部及び前記アクティブ素子、の各々は、前記画像の画素に対応していることを特徴とする記録ヘッド。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の記録ヘッドにおいて、
    前記記録剤は、所定の極性に帯電しており、
    前記アクティブ素子は、前記画像の画像情報に基づいて、前記所定の極性とは逆の極性に前記記録剤担持部を帯電させて、該記録剤担持部に前記記録剤を担持させることを特徴とする記録ヘッド。
  5. 請求項4に記載の記録ヘッドにおいて、
    前記アクティブ素子は、前記媒体に前記記録剤を転写させる際に、前記記録剤担持部を前記所定の極性に帯電させて、前記記録剤担持部に担持されている前記記録剤を該記録剤担持部から引き離すことを特徴とする記録ヘッド。
  6. 請求項5に記載の記録ヘッドにおいて、
    該記録ヘッドは、前記記録剤担持部として、
    前記画像の画像情報に基づいて前記記録剤を担持する第一記録剤担持部と、前記媒体に対向する第二記録剤担持部と、
    前記第一記録剤担持部から前記第二記録剤担持部までの記録剤の移動経路となる第三記録剤担持部と、を有し、
    前記アクティブ素子は、
    前記画像の画像情報に基づいて、前記第一記録剤担持部に前記記録剤を担持させた後に、該記録剤を前記第一記録剤担持部から前記第三記録剤担持部を経由して前記第二記録剤担持部まで移動させ、前記第二記録剤担持部に移動した前記記録剤を該第二記録剤担持部から引き離すことを特徴とする記録ヘッド。
  7. 請求項6に記載の記録ヘッドにおいて、
    該記録ヘッドは、湾曲しており、
    前記第一記録剤担持部から前記第二記録剤担持部へ向かう方向が、前記第一記録剤担持部から前記第三記録剤担持部へ向かう方向に沿わないことを特徴とする記録ヘッド。
  8. 請求項5に記載の記録ヘッドにおいて、
    前記記録剤担持部は移動可能であり、
    前記アクティブ素子が、前記画像の画像情報に基づいて、前記記録剤担持部に前記記録剤を担持させた後に、前記記録剤を担持している前記記録剤担持部が前記媒体に対向する位置に移動し、
    前記アクティブ素子が、前記位置に移動した前記記録剤担持部、に担持されている前記記録剤を該記録剤担持部から引き離すことを特徴とする記録ヘッド。
  9. 請求項8に記載の記録ヘッドにおいて、
    該記録ヘッドは、その表面に前記記録剤担持部を有する円柱形状の部材であり、
    該記録ヘッドが回転することにより、前記記録剤を担持している前記記録剤担持部が前記位置に移動することを特徴とする記録ヘッド。
  10. 請求項7及び請求項9に記載の記録ヘッドにおいて、
    前記アクティブ素子は、薄膜トランジスタであり、かつ、
    該薄膜トランジスタは、有機トランジスタであることを特徴とする記録ヘッド。
  11. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の記録ヘッドにおいて、
    前記アクティブ素子は、薄膜トランジスタであり、かつ、
    前記薄膜トランジスタは、低温多結晶シリコンからなることを特徴とする記録ヘッド。
  12. 画像を媒体に記録するための記録ヘッドであって、
    画像を記録するために前記媒体に転写される記録剤、を担持するための記録剤担持部と、
    前記画像の画像情報に基づいて、前記記録剤担持部に前記記録剤を担持させるためのアクティブ素子と、
    を有し、
    前記アクティブ素子は、薄膜トランジスタであり、
    前記記録剤担持部及び前記アクティブ素子を複数組有しており、
    複数組の、前記記録剤担持部及び前記アクティブ素子、の各々は、前記画像の画素に対応しており、
    前記記録剤は、所定の極性に帯電しており、
    前記アクティブ素子は、前記画像の画像情報に基づいて、前記所定の極性とは逆の極性に前記記録剤担持部を帯電させて、該記録剤担持部に前記記録剤を担持させ、
    前記アクティブ素子は、前記媒体に前記記録剤を転写させる際に、前記記録剤担持部を前記所定の極性に帯電させて、前記記録剤担持部に担持されている前記記録剤を該記録剤担持部から引き離し、
    前記記録ヘッドは、前記記録剤担持部として、
    前記画像の画像情報に基づいて前記記録剤を担持する第一記録剤担持部と、前記媒体に対向する第二記録剤担持部と、
    前記第一記録剤担持部から前記第二記録剤担持部までの記録剤の移動経路となる第三記録剤担持部と、を有し、
    前記アクティブ素子は、
    前記画像の画像情報に基づいて、前記第一記録剤担持部に前記記録剤を担持させた後に、該記録剤を前記第一記録剤担持部から前記第三記録剤担持部を経由して前記第二記録剤担持部まで移動させ、前記第二記録剤担持部に移動した前記記録剤を該第二記録剤担持部から引き離し、
    前記薄膜トランジスタは、低温多結晶シリコンからなることを特徴とする記録ヘッド。
  13. 画像を媒体に記録するための記録ヘッドであって、画像を記録するために前記媒体に転写される記録剤、を担持するための記録剤担持部と、前記画像の画像情報に基づいて、前記記録剤担持部に前記記録剤を担持させるためのアクティブ素子と、を有する記録ヘッド、
    を備えたことを特徴とする記録装置。
  14. 請求項13に記載の記録装置において、
    前記記録剤を所定の極性に帯電させるための帯電部材と、
    前記媒体を介して前記記録ヘッドに対向する位置に設けられ、前記媒体に前記記録剤を転写させる際に、前記所定の極性とは逆の極性に帯電する逆帯電部と、を備え、
    前記帯電部材は、前記記録剤を、前記所定の極性に帯電させ、
    前記アクティブ素子は、前記画像の画像情報に基づいて、前記所定の極性とは逆の極性に前記記録剤担持部を帯電させて、該記録剤担持部に前記所定の極性に帯電している前記記録剤を担持させ、
    前記媒体に前記記録剤を転写させる際に、前記アクティブ素子は、前記記録剤担持部を前記所定の極性に帯電させて、前記記録剤担持部に担持されている前記記録剤を該記録剤担持部から引き離し、かつ、前記逆帯電部は、前記所定の極性とは逆の極性に帯電して、前記記録剤を前記媒体の方向に向かわせることを特徴とする記録装置。
  15. 請求項14に記載の記録装置において、
    前記記録ヘッドは、前記記録剤担持部として、
    前記画像の画像情報に基づいて前記記録剤を担持する第一記録剤担持部と、前記媒体に対向する第二記録剤担持部と、
    前記第一記録剤担持部から前記第二記録剤担持部までの記録剤の移動経路となる第三記録剤担持部と、を有し、
    前記アクティブ素子は、
    前記画像の画像情報に基づいて、前記第一記録剤担持部に前記記録剤を担持させた後に、該記録剤を前記第一記録剤担持部から前記第三記録剤担持部を経由して前記第二記録剤担持部まで移動させ、前記第二記録剤担持部に移動した前記記録剤を該第二記録剤担持部から引き離し、
    前記媒体は、記録用紙であり、
    該記録用紙を供給するための供給部を有し、
    前記記録ヘッドの表面長さは、前記供給部によって供給可能な前記記録用紙、の最小長さよりも、短いことを特徴とする記録装置。
  16. コンピュータ、及び、
    このコンピュータに接続可能な記録装置であって、画像を媒体に記録するための記録ヘッドであって、画像を記録するために前記媒体に転写される記録剤、を担持するための記録剤担持部と、前記画像の画像情報に基づいて、前記記録剤担持部に前記記録剤を担持させるためのアクティブ素子と、を有する記録ヘッド、を備えた記録装置、
    を有する記録システム。
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