JP2006034564A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】発射装置により発射された遊技球が、発射領域を通過する以前に球戻り防止部材に衝突することの少ない弾球遊技機を提供する。
【解決手段】発射装置により発射された遊技球を遊技領域Aへと案内する発射領域5の出口5a付近に、該発射領域5への遊技球の戻りを防止する球戻り防止手段12を設け、該球戻り防止手段12は、発射装置から発射された遊技球が近づいた際に格納されて発射領域5を開放し、該発射領域5を開放した後、所定のタイミングで前記球戻り防止部材13を突出して前記発射領域5を閉鎖する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、弾球遊技機、詳しくは球戻り防止部材を備えた弾球遊技機に関する。
弾球遊技機(いわゆるパチンコ機)は、遊技領域を区画すると共に、発射装置から打ち出される遊技球を前記遊技領域へと導く外側ガイドレールと内側ガイドレールとの間に形成された発射領域を備えている。そして、前記発射領域を通して遊技盤の遊技領域に遊技球を打ち出すことにより、該遊技領域に備えた多数の遊技釘や遊技球誘導部材(例えばステージや天通路等)などにより遊技球が転動しつつ流下し、所定の入賞口に遊技球が入賞することで所定の演出がなされ、かつ賞球を得ることにより遊技を楽しむものである。
弾球遊技機の場合、遊技中において、前記遊技領域に打ち出された遊技球が、遊技釘などに当たって跳ね返され、発射領域方向へと戻る場合がある。
そこでこのような球戻りを防止するため、従来から前記内側ガイドレールの上端には、球戻り防止部材を備えていた。
従来、この種の球戻り防止部材を備えた弾球遊技機として、例えば特許文献1に開示の先行技術を始め種々の形態のものが知られている。
特許文献1に開示の技術を始めとする先行技術には、内側ガイドレールの上端部に、弾性を有する薄肉平板状の球戻り防止部材を備え、該球戻り防止部材によって、常時発射領域の出口近傍を塞ぐように配設したものが一般的であり、発射装置により発射された遊技球は、この球戻り防止部材に衝突すると共に、該球戻り防止部材の弾性に抗して押し退けて発射領域の出口から遊技領域へと放出される。
特開2003−159389号公報
球戻り防止部材は、遊技領域に一旦放出された遊技球が発射領域へと戻るものを防止するものであるため、この発射領域へと戻ってきた遊技球が球戻り防止部材に衝突することは目的とするところではある。
しかし、上述の先行技術の球戻り防止部材構造では、発射領域の出口近傍にて、該発射領域の出口近傍を常時塞ぐように配設しているものであるため、遊技領域から発射領域へと戻ってくる遊技球が衝突するだけではなく、遊技球を発射する度に、発射された遊技球が球戻り防止部材に常に衝突するため、その頻度や衝突の強さによっては球戻り防止部材が変形若しくは破損する虞があった。
また、このような変形や破損が発生することにより、球戻り防止部材としての機能を発揮できなくなるため交換を強いられ、交換作業手間を要し作業コストが掛かるばかりか、交換作業を行っている間は遊技機の使用ができないという不都合も生じる。
このような問題が発生していた要因は、上述の球戻り防止部材の構造にあり、発射領域へと戻ってきて球戻り防止部材に衝突する遊技球よりも、発射装置から発射された遊技球が球戻り防止部材に衝突する割合の方が高い構成となっていたことにある。
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的とするところは、発射装置により発射された遊技球が、発射領域を通過する以前に球戻り防止部材に衝突することの少ない弾球遊技機を提供することにある。
このような目的を達成するために、第1の発明は、発射装置により発射された遊技球を遊技領域Aへと案内する発射領域5と、前記発射領域5の上端に開放された出口5a付近に設けられ、該発射領域5への遊技球の戻りを防止する球戻り防止手段12とを設け、前記球戻り防止手段12は、前記発射領域5内に出没可能に構成されている球戻り防止部材13と、発射装置から発射された遊技球が球戻り防止部材13に近づいた際に前記球戻り防止部材13を格納して発射領域5を開放し、該発射領域5を開放した後、所定のタイミングで前記球戻り防止部材13を突出して前記発射領域5を閉鎖する球戻り防止部材出没機構14とを備えたことを特徴とする弾球遊技機としたことである。
本発明によれば、遊技領域Aに放出された遊技球が、該遊技領域Aから発射領域5へと戻ろうとする時にのみ衝突する構成であるため、球戻り防止部材13への衝突頻度が先行技術と比して極めて減少する。従って、球戻り防止部材13の変形・破損が大きく低減され、球戻り防止部材13の保護を図ることになる。また、球戻り防止部材13の交換も少なくなり、メンテナンスの負担が軽減できるばかりか、コスト低減にも繋がる。
第2の発明は、第1の発明において、球戻り防止部材出没機構14は、球戻り防止部材13の発射装置寄りに球通過検出部19を備え、発射装置により発射された遊技球の通過を、前記球通過検出部19により検出した際に球戻り防止部材13を格納して発射領域5を開放し、前記球通過検出部19による遊技球通過検出後、所定時間経過したタイミングで前記球戻り防止部材13を突出して前記発射領域5を閉鎖することを特徴とする弾球遊技機としたことである。
本発明によれば、発射された遊技球の通過検出を球戻り防止部材13の発射装置寄りに備えた球通過検出部19により行うものとしたため、発射された遊技球の検出が正確になし得ると共に球戻り防止部材13の出没作動が正確になし得る。
第3の発明は、第1の発明において、球戻り防止部材出没機構14は、球戻り防止部材13の発射装置寄りに第1の球通過検出部19aを備えると共に、前記球戻り防止部材13の遊技領域A寄りに第2の球通過検出部19bを備え、発射装置により発射された遊技球の通過を、前記第1の球通過検出部19aにより検出した際に球戻り防止部材13を格納して発射領域5を開放し、該遊技球が第2の球通過検出部19bを通過した際に前記球戻り防止部材13を突出して前記発射領域5を閉鎖することを特徴とする弾球遊技機としたことである。
本発明によれば、球戻り防止部材13を挟んでその前後に球通過検出部19a,19bを備えたため、さらに球戻り防止部材13の出没作動が正確になし得る。
第4の発明は、第1の発明において、球戻り防止部材出没機構14は、発射装置に連動して球戻り防止部材13を出没操作し、遊技球の発射から所定時間経過したタイミングで球戻り防止部材13を格納して発射領域5を開放し、さらに所定時間経過したタイミングで球戻り防止部材13を突出して前記発射領域5を閉鎖することを特徴とする弾球遊技機としたことである。
本発明によれば、特別な球通過検出部を遊技盤1に備えなくとも、球戻り防止部材13の出没作動が正確になし得る。
第5の発明は、第1の発明において、遊技停止状態の検出時に、球戻り防止部材13を発射領域5内に突出させて発射領域5を閉鎖することを特徴とする弾球遊技機としたことである。
本発明によれば、遊技停止状態の時には球戻り防止部材13が発射領域5内に突出している。従って、このような状態では発射領域5が閉鎖されて遊技を行うことができないので不正な遊技を防止できる。
本発明によれば、発射装置から発射された遊技球を発射領域から遊技領域へと放出する時には衝突することなく、遊技球の衝突頻度を抑制した球戻り防止部材を備えた弾球遊技機を提供できた。
以下、本発明の一実施形態を実施例1乃至6に基づいて説明する。なお、実施例1乃至6は本発明の一例にすぎずなんらこれに限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。なお、本発明は、球封入式の弾球遊技機をも対象とする。
図1は、本発明を適用した弾球遊技機(パチンコ機ともいう)を構成する遊技盤1の一例を示す概略図で、内側ガイドレール3その他の種々の遊技部材を遊技盤ベース2に備えて遊技盤1が構成されており、例えば図示しない発射装置のハンドルのレバーを時計方向に回転させることにより、例えば内蔵する発射ソレノイドを作動させて、前記内側ガイドレール3と外側ガイドレール4との間の発射領域5を介して遊技球を遊技領域Aに打ち出す。
前記発射領域5は、発射装置により発射された遊技球を遊技領域Aへと案内する領域で、該発射領域5の上端に開放された出口5a付近には、前記遊技球が近づいた際に格納させて発射領域5の出口5a付近を開放し、その後所定のタイミングで突出させて前記出口5a付近を閉鎖する球戻り防止手段12が備えられている。
また、本実施例では特に限定されないが、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や、投影機からの動画又は静止画を、反射板で屈折して表示させる投影型画像表示装置などの表示装置を配設することも可能である。その他の遊技部材としては、例えば前記表示装置の変動表示を起動すると共に、大当たりとするか否かの抽選処理を起動するチューリップ式の普通電動役物からなる始動口6、大当たり時に開放するアタッカと称する第一種特別電動役物の大入賞口7、一般入賞口となる左右の入賞口8、遊技球誘導部材としてのステージ9や天通路10等、遊技領域Aでの入賞を逃したアウト球を排出するアウト口11、遊技盤ベース2に打たれている図示しない多数の遊技釘などが一例として挙げられる。なお、遊技盤ベース2、若しくは内側ガイドレール3などの遊技部材等は透明部材若しくは非透明部材で構成されている。
本発明は、球戻り防止手段12に新規有用な特徴的構造を有するものであるため、以下、球戻り防止手段12についての説明に留め、その他の構成については特に限定解釈されないため詳細な説明は省略する。
球戻り防止手段12は、球戻り防止部材13と、球戻り防止部材出没機構14とで構成されている。
球戻り防止部材13は、例えば発射領域5の出口5a付近にて出没(突出・格納)可能に配設されている非磁性体からなる円筒状のピンで、遊技球よりも僅かに小径に形成されて前記発射領域5の出口5a付近の領域幅方向Wの略中央に位置している。
球戻り防止部材13は、前記発射領域5の出口5a付近の底面(遊技盤ベース2の表面2a)に埋設されている球戻り防止部材出没機構14に一体的に取り付けられ、前記発射領域5の出口5a付近の底面2aに設けられた円筒状の孔2bから、発射領域5の長さ方向を鉛直方向に横切るようにして前記発射領域5内に出没可能に備えられている。
すなわち、この球戻り防止部材13は、突出時には発射領域5の高さ領域Hに収まる長さで、格納時には、その先端面13aが発射領域5の底面5aと段差のない同一平面上に位置するように、該底面5a内方に収まる長さに設計される。
なお、本実施例では、球戻り防止部材13の一実施例として円筒状のピンをもって説明するが、発射領域5の出口5a付近にて、遊技領域Aから発射領域5方向へと戻る遊技球の侵入を防止する構成を有しているものであればよく、例えば発射領域5の領域幅方向Wと比して僅かに幅狭に形成された平面視矩形の平板状部材など任意の形状の部材が採用可能で、本発明の範囲内で設計変更可能である。
球戻り防止部材出没機構14は、発射装置から発射された遊技球が球戻り防止部材13に近づいた際に前記球戻り防止部材13を格納して発射領域5を開放し、該発射領域5を開放した後、所定のタイミングで前記球戻り防止部材13を突出して前記発射領域5を閉鎖する機構である。
例えば本実施例では、プランジャ式ソレノイド15と、発射領域5の所定領域(通過領域)を遊技球が通過したことを検出する球通過検出部19とで構成されている。
プランジャ式ソレノイド15は、ソレノイドコイル16と、該ソレノイドコイル16の励磁・消磁作用の切り換えにより往復運動する図示しないプランジャ(可動鉄芯)と、該プランジャの先端に備えたロッド(シャフト)17とで構成されている周知構成のものが採用される。すなわち、通電される(励磁される)と図示しないバネ部材に抗してプランジャが前進し、通電解除される(消磁される)とバネ部材の戻り力によりプランジャが後退する構成である。
そして、前記ロッド17の先端に前記球戻り防止部材13が一体的に取り付けられている。
前記プランジャ式ソレノイド15は、本実施例では、前記発射領域5の出口5a付近の底面2aに埋設したケーシング18内に収納保持されている。そして、該ケーシング18の先端には、プランジャ17の先端に取り付けられた球戻り防止部材13を収容かつ出没可能な円筒状の凹部18bが形成され、該凹部18bの底部にはプランジャ17が挿通可能な挿通孔18cが形成されている。また、ケーシング18は、その先端面18aが、発射領域5の底面5aと段差のない同一平面上に位置するように配設される。
なお、ケーシング18は図示例では概略を示し、この図示形状に限定されるものではなく、またケーシングを備えることなく、遊技盤1内に直接このプランジャ式ソレノイド15を埋設固定する構成を採用することも可能である。
また、球戻り防止部材13を出没させる機構としては、本実施例に何等限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で他の周知出没機構を採用することができる。
球通過検出部(発射球検出スイッチともいう)19は、発射装置から発射された遊技球が発射領域5の所定領域を通過したことを検出するもので、その検出された信号は遊技球通過判定手段(メインCPU)66に送られ、遊技球の通過を判定すると、前記プランジャ式ソレノイド(球戻り防止ソレノイドともいう)15の励磁・消磁操作を切り換える信号を該プランジャ式ソレノイド15へと送り、励磁・消磁作用の切り換えによってプランジャを往復運動(球戻り防止部材13の突出・格納処理)させる。
球通過検出部19は、例えば本実施例では、非接触にて遊技球の通過を検出する非接触型の検出部で、反射型の光センサを採用している。
また、球通過検出部19は、例えば発射領域5の底面5aに、該底面5aと検出面20とが同一平面となるように埋設されている。
なお、球通過検出部19は、反射型に限らず、透過型(遮断型)の光センサ(赤外線センサ)であってもよい。
具体的には、スルーパスセンサ、フォトインタラプタなどが一例として挙げられる。
また、球通過検出部19は、非接触型に限らず接触型を採用することも本発明の範囲内であり、適宜設計変更可能である。
本実施例では、前記球通過検出部19を、球戻り防止部材13の発射装置寄り(上流側)と遊技領域A寄り(下流側)に夫々一つずつ計2箇所備えるものとしている。前記上流側の球通過検出部を第1の球通過検出部19a、下流側の球通過検出部を第2の球通過検出部19bという。
この場合において、上流側の球通過検出部19aと下流側の球通過検出部19bとは、発射領域5を通過する遊技球の軌道上に位置するように配設される。
なお、さらに具体的には、図2に示すように、球戻り防止部材13の上流側と下流側の双方に備えられる第1及び第2の球通過検出部19a,19bは、球戻り防止部材13から夫々遊技球二つずつ分離れた位置に一つずつ備えている。
球戻り防止手段12における球戻り防止部材13の出没作動時に実行される駆動処理を、図10に示すフローチャートに基づいて以下説明する。
まず、第1の遊技球通過検出部19aで遊技球が通過されたか否かを検出する(S30)。
遊技球の通過を検出すると、球戻り防止部材13の格納処理が実行される(S31)。
ここで、遊技球の検出がなされないと処理を終了する。
そして、次に第2の遊技球通過検出部19bで遊技球が検出されたか否かを検出する(S40)。
遊技球の通過を検出すると、球戻り防止部材13の突出処理が実行される(S41)。
ここで、遊技球の検出がなされないと、第1の遊技球通過検出部19aで遊技球を検出してから所定時間経過したか否かを判定する(S50)。
そして、前記所定時間を経過していると判定された場合には、球戻り防止部材の突出処理を実行する(S41)。
また、所定時間経過していないと判定された場合には所定時間を経過するまで判定(S50)を繰り返す。
なお、所定時間経過していないと判定された場合には、異常判定処理を行い、球戻り防止部材の駆動処理を終了させるか、若しくは遊技を停止するものとしてもよい。
上述した駆動処理の流れを具体的に説明すると、本実施例では、第1の球通過検出部に19aより遊技球の通過を検出すると、その検出信号が遊技球通過判定手段(メインCPU)66に送られ、該判定手段66によって遊技球の通過を判定すると、前記プランジャ式ソレノイド(球戻り防止ソレノイドともいう)15のソレノイドコイル16を消磁させる信号を送り、消磁作用により図示しないバネ部材の戻り力によりプランジャと共にロッド17を後退させる。これにより、球戻り防止部材13が格納処理され発射領域5が開放される。
そして、その後、第2の球通過検出部19bにより遊技球の通過を検出すると、その検出信号が遊技球通過判定手段(メインCPU)66に送られ、該判定手段66によって遊技球の通過を判定すると、前記プランジャ式ソレノイド(球戻り防止ソレノイドともいう)15のソレノイドコイル16を励磁させる信号を送り、励磁作用によりプランジャと共にロッド17が図示しないバネ部材に抗して前進する。これにより、球戻り防止部材13が突出処理され発射領域5を閉鎖する。
また、球通過検出部19は、前記球戻り防止部材13の発射装置寄りに少なくとも一つ備えられていればよく、これによれば球通過検出部19の設置数量減少となり、コストの低廉化が図れる。
この場合、球通過検出部19で遊技球の通過を検出すると、その検出信号が遊技球通過判定手段(メインCPU)66に送られ、該判定手段66によって遊技球の通過を判定すると、前記プランジャ式ソレノイド(球戻り防止ソレノイドともいう)15のソレノイドコイル16を消磁させる信号を送り、消磁作用により図示しないバネ部材の戻り力でプランジャと共にロッド17を後退させる。これにより、球戻り防止部材13が格納処理され発射領域5が開放される。そして、遊技球通過判定手段(メインCPU)66により、前記球通過検出部19による検出後、所定時間経過したタイミングで、前記プランジャ式ソレノイド(球戻り防止ソレノイドともいう)15のソレノイドコイル16を励磁させる信号を送り、励磁作用によりプランジャと共にロッド17が図示しないバネ部材に抗して前進する。これにより、球戻り防止部材13が突出処理され発射領域5を閉鎖するものとする。
また、球戻り防止部材13の発射装置寄りに、複数個の球通過検出部19…を、発射領域5を通過する遊技球の軌道上に位置するように配設されるものとしてもよい。
このような構成を採用する場合、第1の球通過検出部に19aより遊技球の通過を検出すると、その検出信号が遊技球通過判定手段(メインCPU)66に送られ、該判定手段66によって遊技球の通過を判定すると、前記プランジャ式ソレノイド(球戻り防止ソレノイドともいう)15のソレノイドコイル16を消磁させる信号を送り、消磁作用により図示しないバネ部材の戻り力でプランジャ17を後退させる。これにより、球戻り防止部材13が格納処理され発射領域5が開放される。そして、その後、第2の球通過検出部19bにより遊技球の通過を検出すると、その検出信号が遊技球通過判定手段(メインCPU)66に送られ、該判定手段66によって遊技球の通過を判定すると、前記プランジャ式ソレノイド(球戻り防止ソレノイドともいう)15のソレノイドコイル16を励磁させる信号を送り、励磁作用によりプランジャ17が図示しないバネ部材に抗して前進する。これにより、球戻り防止部材13が突出処理され発射領域5を閉鎖するものとする。
次に本実施例の弾球遊技機の制御系について説明する。図9は、本実施例の弾球遊技機の制御系のブロック図である。
遊技制御手段としての主制御回路60は、制御手段であるメインCPU66、メインROM(読み出し専用メモリ)68、メインRAM(読み書き可能メモリ)70を備えている。この主制御回路60は、遊技の進行を制御する。
メインCPU66には、メインROM68、メインRAM70等が接続されており、このメインROM68に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。このように、このメインCPU66には、後述する各種の手段として機能することとなる。
メインROM68には、メインCPU66により遊技機の動作を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、乱数抽選によって大当たり判定をする際に参照される大当たり判定をする際に参照される大当たり判定テーブルや、演出を選択する際に参照される演出条件選択テーブル等の各種のテーブルも記憶されている。
なお、本実施例では、プログラム・テーブル等を記憶する媒体としてメインROM68を用いるように構成したが、これに限らず、制御手段を備えたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ハードディスク装置、CD−ROM及びDVD−ROM、ROMカートリッジなどの記憶媒体に記録されていてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にこれらのプログラムをダウンロードしてメインRAM70等に記録されるものでもよい。さらに、プログラムの夫々が別々の記憶媒体に記録されていても良い。また、本実施例においては、メインCPU66、メインROM68及びメインRAM70を別々に設けたが、これらが一体となっているワンチップマイコンを使用しても良い。
メインRAM70は、メインCPU66の一時記憶領域として種々のフラグ、カウンタ、タイマ、データの値を記憶する機能を有する。
また、この主制御回路60は、電源投入時においてリセット信号を生成する初期リセット回路64、後述する副制御回路200に対してコマンドを出力するためのコマンド出力ポート72を備えている。また、これらの初期リセット回路64、コマンド出力ポート72は、メインCPU66に接続されている。
また、主制御回路60には、I/O71を介して各種の装置が接続されており、例えば、V・カウントスイッチ102、カウントスイッチ104、一般入賞口スイッチ106、通過ゲートスイッチ114、始動入賞口スイッチ116、始動口ソレノイド118、大入賞口ソレノイド120、シーソーソレノイド122、バックアップクリアスイッチ124、球戻り防止ソレノイド(球戻り防止部材出没機構のプランジャ式ソレノイド)15、発射球検出スイッチ(球通過検出部)19が接続されている。
V・カウントスイッチ102は、遊技盤1上に備えられた大入賞口7における特定領域に設けられている。このV・カウントスイッチ102は、大入賞口7における特定領域を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
カウントスイッチ104は、大入賞口7における特定領域とは異なる一般領域に設けられている。このカウントスイッチ104は、大入賞口7における一般領域を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
一般入賞口スイッチ106は、遊技盤1上に備えられた一般入賞口8に設けられている。この一般入賞口スイッチ106は、各一般入賞口8を遊技球が通過した場合に所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
通過ゲートスイッチ114は、遊技盤1上に備えられた球通過検出器に設けられている。この通過ゲートスイッチ114は、球通過検出器を遊技球が通過した場合に所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
始動入賞口スイッチ116、遊技盤上に備えられた始動口6に設けられている。この始動入賞口スイッチ116は、始動口6に遊技球が入賞した場合に所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
始動口ソレノイド118は、リンク部材を介して始動口6に設けられた羽根部材に接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、羽根部材を駆動させ、始動口6を開放状態又は閉鎖状態とする。
大入賞口ソレノイド120は、シャッタに接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、シャッタを駆動させ、大入賞口7を開放状態又は閉鎖状態とする。
シーソーソレノイド122は、板状態でシャッタ内部に設けられているシーソーに接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、シーソーを変位させ、そのシーソーの傾斜を変更する。このシーソーが傾斜された結果、大入賞口7内の特定領域を通過し易くなるように、又は一般領域を通過し易くなるように切り替えることとなる。
バックアップクリアスイッチ124は、遊技機の前面側に供えられると共に、I/O71を介してメインCPU66に接続されており、電断時等におけるバックアップデータを遊技場の管理者の操作に応じてクリアする機能を有する。
球戻り防止ソレノイド(プランジャ式ソレノイド)15は、遊技盤ベース2内に埋設されており、メインCPU66から供給される駆動信号(励磁又は消磁)に応じて、プランジャと共にロッド17を往復運動させ、そのロッド17先端に取り付けられている球戻り防止部材13を発射領域5内に出没作動させる。
発射球検出スイッチ(球通過検出部)19は、発射領域5内の遊技盤ベース表面2aに配設されており、発射球(発射領域5を通過する遊技球)の通過を検出した場合、所定の検出信号を主制御回路60に供給する。
主制御回路60には、払出・発射制御回路126が接続されている。
この払出・発射制御回路126には、遊技球の払出を行う払出装置128、遊技球の発射を行う発射装置130が接続されている。また、払出・発射制御回路126はカードユニット300と接続されており、払出・発射制御回路126とカードユニット300は、カードユニット300に挿入されたCRカードに係るデータを送受信する。
この払出・発射制御回路126は、主制御回路60から供給される賞球制御コマンド、カードユニット300から供給される球貸制御信号を受け取り、払出装置128に対して所定の信号を送信することにより、払出装置128に遊技球を払い出させる。また、払出・発射制御回路126は、発射装置130に対して発射信号を供給することにより、遊技球を発射させる制御を行う。
なお、払出装置128は、発射(投入)された遊技媒体が所定の領域を通過することにより遊技媒体を払い出す払出手段の一例として採用されている。
また、発射装置130には、発射モータ、タッチセンサ等の遊技球を発射させるための装置が備えられている。発射ハンドルが遊技者によって握持され、かつ時計回り方向へ回動操作されたときには、その回動角度に応じて発射モータに電力が供給され、上皿に貯留された遊技球が発射モータにより遊技盤に順次発射される。なお、このような発射装置130は、遊技者の操作に応じて遊技媒体を発射(投入)する遊技媒体投入手段の一例として採用されている。
さらに、コマンド出力ポート72には、副制御回路200が接続されている。この副制御回路200は、主制御回路60からコマンド出力ポート72を介してコマンド入力ポート201に供給される各種のコマンドに応じて、可変表示装置における表示制御、スピーカ46から発生させる音声に関する制御、保留ランプ、普通図柄保留ランプ、装飾ランプを含むランプ132の制御等を行う。
なお、本実施例においては、主制御回路60から副制御回路200に対してコマンドを供給すると共に、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を供給できないように構成したが、これに限らず、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を送信できるように構成しても問題ない。
演出制御手段としての副制御回路200は、可変表示制御手段としてのサブCPU206、記憶手段としてのプログラムROM208、ワークRAM210、液晶表示装置(LCD)32における表示制御を行うための画像制御回路250、スピーカ46から発生させる音声に関する制御を行う音声制御回路230、保留ランプ(図示せず)、装飾ランプ(図示せず)を含むランプ132の制御を行うランプ制御回路240から構成されている。
副制御回路200は、主制御回路60からの指令に応じて遊技の進行に応じた演出を実行する。
また、本実施例では、この副制御回路200に演出操作手段が接続されている。
演出操作手段は、遊技に関する演出表示をする液晶表示装置の前記演出表示の態様を変化させるもので、通常、液晶表示装置が、図柄可変表示などの遊技態様を表示しているが、演出操作部の演出操作ボタンを押すことにより、その信号が副制御回路200に供給され、前記遊技態様における、例えばキャラクタや背景画面の切り換え、リーチ発生時の演出選択画面での操作、遊技情報(大当たり履歴表示や回転数表示)画面への切り換えなどが行える。
サブCPU206には、プログラムROM208、ワークRAM210等が接続されている。サブCPU206は、このプログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。特に、サブCPU206は、主制御回路60から供給される各種のコマンドに従って、副制御回路200の制御を行う。サブCPU206は、後述する各種の手段として機能することとなる。
プログラムROM208には、サブCPU206により遊技機の遊技演出を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、演出に関する決定を行うためのテーブル等の各種のテーブルも記憶されている。
また、プログラムROM208には、演出パターンが複数種類記憶されている。この演出パターンは、演出表示の進行に関するものである。演出表示は、識別情報の可変表示に応じて実行されるものである。
なお、本実施例においては、プログラム、テーブル等を記憶する記憶手段としてプログラムROM208を用いるように構成したが、これに限らず、制御手段を備えたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えばハードディスク装置、CD−ROM及びDVD−ROM、ROMカートリッジ等の記憶媒体に記憶されていても良い。もちろん、記憶手段としてメインROM68を用いても良い。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にこれらのプログラムをダウンロードし、ワークRAM210等に記録されるものでもよい。さらに、プログラムの夫々が別々の記憶媒体に記録されていても良い。
また、本実施例において、メインCPU66及びメインROM68を含む主制御回路60と、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路200と、を別々に構成したが、これに限らず、メインCPU66及びメインROM68を含む主制御回路60のみで構成してもよく、この場合には、上述したプログラムROM208に記憶されているプログラムをメインROM68に記憶させ、メインCPU66により実行されるように構成してもよい。もちろん、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路200のみで構成するようにしてもよく、この場合には、上述したメインROM68に記憶されているプログラムをプログラムROM208に記憶させ、サブCPU206により実行されるように構成してもよい。
ワークRAM210は、サブCPU206の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。例えば、演出パターンを選択するための演出表示選択用乱数カウンタ等各種の変数等が位置付けられている。
なお、本実施例においては、サブCPU206の一時記憶としてワークRAM210を用いているが、これに限らず、読み書き可能な記憶媒体であればよい。
画像制御回路250は、例えば可変表示制御手段としての画像データプロセッサ(以下、VDPと称する。)、各種の画像データを記憶する画像データROM、画像データを画像信号として変換するD/Aコンバータ、電源投入時においてリセット信号を生成する初期リセット回路から構成されている。
上述したVDPは、サブCPU206、画像データが記憶されている画像データROM、画像データを画像信号に変換するD/Aコンバータ、初期リセット回路と接続されている。このVDPは、いわゆるスプライト回路、スクリーン回路、及びパレット回路等の回路を含み、液晶表示装置32に画像を表示させるための種々の処理を行うことができる装置である。
画像データROMには、識別情報を示す識別情報画像データ、背景画像データ、演出用画像データ、普通図柄を示す普通図柄画像データ等の各種の画像データが別個に記憶されている。
VDPは、サブCPU206から供給される画像表示命令に応じて、画像データROMから各種の画像データを読み出し、液晶表示装置32に表示させる画像データを生成する。VDPは、生成した画像データをD/Aコンバータに供給する。このD/Aコンバータは、画像データを画像信号として変換し、所定のタイミングでこの画像信号を液晶表示装置に供給することにより、液晶表示装置に画像を表示させる。
音声制御回路230は、音声に関する制御を行う音源IC、各種の音声データを記憶する音声データROM、音声信号を増幅するための増幅器(以下、AMPと称する。)から構成されている。
この音源ICは、サブCPU206、初期リセット回路、音声データROM、AMPと接続されている。この音源ICは、スピーカ46から発生させる音声の制御を行う。
音源ICは、サブCPU206から供給される音声発生命令に応じて、音声データROMに記憶されている複数の音声データから一つの音声データを選択する。また、音源ICは、選択された音声データを音声データROMから読み出し、音声データを所定の音声信号に変換し、その音声信号をAMPに供給する。AMPは、音声信号を増幅させ、スピーカ46から音声を発生させる。
ランプ制御回路240は、ランプ制御信号を供給するためのドライブ回路、複数種類のランプ装飾パターン等が記憶されている装飾データROMから構成されている。
「変形例」
球戻り防止部材出没機構14は、発射装置に連動して球戻り防止部材13を発射領域5内に出没操作するものとすることも可能である。
すなわち、遊技球の発射から所定時間経過したタイミングで球戻り防止部材13を格納して発射領域5を開放し、さらに所定時間経過したタイミングで球戻り防止部材13を突出して前記発射領域5を閉鎖するように遊技球通過判定手段(メインCPU)66にて制御することで球戻り防止部材13の出没操作を行う。なお、球戻り防止部材13と球戻り防止部材出没機構(球通過検出部19を除く)14については前記実施例1と同様である。
これによれば、別途球通過検出部を遊技盤に備えなくとも、球戻り防止部材13の出没作動が正確になし得る。
また、遊技停止状態の検出時には、球戻り防止部材13を発射領域5内に突出させて発射領域5を閉鎖するものとすることができる。すなわち、遊技停止状態の検出信号をメインCPU66が受けると、球戻り防止部材出没機構14のプランジャ式ソレノイド15へと励磁信号を送り、励磁作用によりプランジャと共にロッド17が図示しないバネ部材に抗して前進する。これにより、球戻り防止部材13が突出処理され発射領域5を閉鎖する。
遊技停止状態としては、例えば、(1)球切れ時、下皿満タン時、通路球切れ時、(2)払出し(過払い、未払い出し)異常時、(3)玉抜き時、(4)リトライ処理の異常、(5)計数スイッチの異常、(6)受信異常などにより停止されている状態が考えられる。これによれば、遊技停止状態の時には球戻り防止部材13が発射領域5内に突出して発射領域5が閉鎖されているため、遊技を行うことができないので不正な遊技を防止できる。
図4は、本発明弾球遊技機の実施例2を示し、前記球戻り防止手段12の他の実施の形態である。
本実施例では、球戻り防止部材13が外側ガイドレール4の側面4aから発射領域5の出口5a付近にて、発射領域5を水平方向に横切るように出没可能に構成したもので、ケーシング18を外側ガイドレール4の外方に備え、該ケーシング18内に球戻り防止部材出没機構14のプランジャ式ソレノイド15を組み込んだものである。球通過検出部19などその他の構成及び作用効果は実施例1と同様であるためその説明は省略する。
図5は、本発明弾球遊技機の実施例3を示し、前記球戻り防止手段12の他の実施の形態である。
本実施例では、外側ガイドレール4内方にて、基端側13bを支点として水平方向に回動可能に備えた平板状の球戻り防止部材(フラップ)13を、外側ガイドレール4の側面4aから発射領域5の出口5a付近に出没可能に構成したものである。この場合における球戻り防止部材13の出没機構には、図示しないがステッピングモータなどの周知の機構が採用可能である。すなわち、本実施例では、図示しないステッピングモータが外側ガイドレール4の外方(発射領域5外)にて遊技盤ベース2内に埋設されるものとしている。
本実施例によれば、第1の球通過検出部19aを遊技球が通過したことを検出すると、球戻り防止部材13を外側ガイドレール4の内方に格納し、第2の球通過検出部19bを遊技球が通過したことを検出すると、球戻り防止部材13を発射領域5へと突出させる。なお、球戻り防止部材13は、格納時に外側ガイドレール4の側面4aと同一平面となるように構成されるのが好ましい。
その他の構成及び作用効果は実施例1と同様であるためその説明は省略する。
図6は、本発明弾球遊技機の実施例4を示し、前記球戻り防止手段12の他の実施の形態である。
本実施例では、基端側13b付近を支点として水平方向に回動可能に備えた平板状の球戻り防止部材(フラップ)13を、内側ガイドレール3の先端位置から発射領域5の出口5a付近に出没可能に構成したものである。
この場合における球戻り防止部材13の出没機構は、内側ガイドレール3の先端に出没機構収容空間3aを形成し、該空間3a内に位置する球戻り防止部材13の基端側13bにプランジャ式ソレノイド15のロッド17の先端に備えた押圧部15aの先端を一体的に固定し、該ロッド15の往復作動によって球戻り防止部材13を水平方向に回動させて発射領域5内に出没可能に構成している。
本実施例によれば、球戻り防止部材13の出没機構を内側ガイドレール4側に配置するものとしても収容空間3a内に収容して外部からは視認できないため外観的美観を損ねず、かつ遊技の邪魔にもならない。なお、球戻り防止部材13や球戻り防止部材出没機構14などは図示した本実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で他の周知構成が適用可能である。
その他の構成及び作用効果は実施例1と同様であるためその説明は省略する。
図7は本発明弾球遊技機の実施例5を示し、前記球戻り防止手段12の他の実施の形態である。図7(a)は、発射領域5の閉鎖状態、(b)は開放状態を示す。
本実施例では、半円板状に形成した球戻り防止部材13が、その回転中心を外側ガイドレール4の外方に位置させ、外側ガイドレール4外方から発射領域5内へと出没可能に構成している。この場合における球戻り防止部材13の出没機構には、図示しないステッピングモータなどの周知の機構が採用可能である。すなわち、本実施例では、図示しないステッピングモータが外側ガイドレール4の外方(発射領域5外)にて配置されるものとしている。外側ガイドレール4の出没領域には半円板状の球戻り防止部材13が出没可能な切欠き4bが形成されており、発射領域5への突出時にはその切欠き4bから球戻り防止部材13の一部が突出し、格納時には、その突出していた一部が外側ガイドレール4の外方に格納される。
その他の構成及び作用効果は実施例1と同様であるためその説明は省略する。
図8は本発明弾球遊技機の実施例6を示し、前記球戻り防止手段12の他の実施の形態である。
本実施例では、球通過検出部19として透過型(遮断型)の光センサ(赤外線センサ)を用いた実施の一例である。本実施例では、実施例1と同様に球戻り防止部材13の発射領域寄り(上流側)と遊技領域寄り(下流側)に夫々球通過検出部(第1の球通過検出部19a・第2の球通過検出部19b)が設けられている。図に示している第1の球通過検出部19aと第2の球通過検出部19bとの間隔は概略であってこれに限定されるものではなく、任意に設計変更可能である。
第1の球通過検出部19aを構成する発光部21と受光部22の間を遊技球が通過すると、光が遮断されて遊技球の通過を検出し、球戻り防止部材13の格納処理が実行される。そして、第2の球通過検出部19bを構成する発光部21と受光部22の間を遊技球が通過すると、光が遮断されて遊技球の通過を検出し、球戻り防止部材13の突出処理が実行される。なお、その他の構成及び作用効果は実施例1と同様であるためその説明は省略する。
本発明弾球遊技機における遊技盤の一実施形態を示す概略図。 実施例1における球戻り防止手段の一実施形態を示す拡大平面概略図。 球戻り防止手段の作動状態を示す概略断面図で、(a)は球戻り防止部材の格納状態を示し、(b)は球戻り防止部材の突出状態を示す。 実施例2における球戻り防止手段の一実施形態を示す拡大平面概略図。 実施例3における球戻り防止手段の一実施形態を示す拡大平面概略図。 実施例4における球戻り防止手段の一実施形態を示す拡大平面概略図。 実施例5における球戻り防止手段の一実施形態を示す拡大平面概略図で、(a)は、発射領域5の閉鎖状態、(b)は開放状態を示す。 実施例6における球戻り防止手段の一実施形態を示す拡大平面概略図。 本発明弾球遊技機の制御系のブロック図。 球戻り防止部材の駆動処理を示すフローチャート図。
符号の説明
A:遊技領域
3:内側レール
5:発射領域
12:球戻り防止手段
13:球戻り防止部材
14:球戻り防止部材出没機構
15:プランジャ式ソレノイド
19:球通過検出部

Claims (5)

  1. 発射装置により発射された遊技球を遊技領域へと案内する発射領域と、
    前記発射領域の上端に開放された出口付近に設けられ、該発射領域への遊技球の戻りを防止する球戻り防止手段とを設け、
    前記球戻り防止手段は、前記発射領域内に出没可能に構成されている球戻り防止部材と、
    発射装置から発射された遊技球が球戻り防止部材に近づいた際に前記球戻り防止部材を格納して発射領域を開放し、該発射領域を開放した後、所定のタイミングで前記球戻り防止部材を突出して前記発射領域を閉鎖する球戻り防止部材出没機構とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 球戻り防止部材出没機構は、球戻り防止部材の発射装置寄りに球通過検出部を備え、
    発射装置により発射された遊技球の通過を、前記球通過検出部により検出した際に球戻り防止部材を格納して発射領域を開放し、前記球通過検出部による遊技球通過検出後、所定時間経過したタイミングで前記球戻り防止部材を突出して前記発射領域を閉鎖することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 球戻り防止部材出没機構は、球戻り防止部材の発射装置寄りに第1の球通過検出部を備えると共に、前記球戻り防止部材の遊技領域寄りに第2の球通過検出部を備え、
    発射装置により発射された遊技球の通過を、前記第1の球通過検出部により検出した際に球戻り防止部材を格納して発射領域を開放し、該遊技球が第2の球通過検出部を通過した際に前記球戻り防止部材を突出して前記発射領域を閉鎖することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  4. 球戻り防止部材出没機構は、発射装置に連動して球戻り防止部材を出没操作し、
    遊技球の発射から所定時間経過したタイミングで球戻り防止部材を格納して発射領域を開放し、さらに所定時間経過したタイミングで球戻り防止部材を突出して前記発射領域を閉鎖することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  5. 遊技停止状態の検出時に、球戻り防止部材を発射領域内に突出させて発射領域を閉鎖することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。


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