JP2006033124A - トンネル障害通知装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいて、回線障害発生時のトンネル障害の検出を高速化し、ネットワークの負荷を低減する。
【解決手段】 Core#B−Tail End間の回線障害が発生すると、Core#Bのルータは、上流のCore#Aに対して、回線単位の障害発生を通知するHelloメッセージを送信し、Core#Aのルータは、そのメッセージを受けて、上流のHead Endに対して障害通知のHelloメッセージを送信する。Head Endのルータは、そのメッセージを受信すると、障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断処理を行い、復旧通知のHelloメッセージを受信するまでトンネルの設定を待ち合わせる。
【選択図】図2

Description

本発明は、モバイルIP(Internet Protocol )ネットワークやVOIP(Voice over Internet Protocol)のようなリアルタイムアプリケーション等、トラフィックエンジニアリングを適用し、回線リソース(帯域)を予約して信頼性の高いサービスを提供するIPネットワークにおいて、トンネル障害を通知する装置および方法に関する。
トンネル技術は、あるプロトコルで記述されたパケットを別のプロトコルでカプセル化して通信を行う技術である(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、1つの物理回線上に複数のトンネルを構築することが可能である。RFC3209(非特許文献1)には、LSP(Label-Switched Paths)トンネルに対する資源予約プロトコル(Resource ReSerVation Protocol ,以下RSVPという)の拡張について記述されている。
RSVPによってIPパケットの高速伝送のためにトンネル技術を利用した伝送を実施している場合において、ネットワーク上に予約されたトンネル(帯域)が回線障害となった場合、RSVPは、回線配下に存在する全トンネルに対して、切断メッセージを隣接ノードに向けて送信する。この際に、トンネル開始ノードであるHead Endが切断メッセージを受信した場合は、受信した切断メッセージを元に該当トンネルの切断処理を行う。トンネルが現用・予備構成を持っている場合は、トンネル切断時にトンネル切り替えを行う。
図25は、4つのルータからなるIPネットワークの構成例を示している。図25のルータ11および14は、それぞれトンネル開始ノード(Head End)および終了ノード(Tail End)のルータであり、ルータ12および13は、開始ノードと終了ノードの間でIPパケットを中継する中継ノード(Core#AおよびCore#B)のルータである。
図26は、図25のIPネットワークにおけるトンネルの構成例を示している。Head End−Core#A間、Core#A−Core#B間、およびCore#B−Tail End間は、100Mの帯域を持つ物理回線21、22、および23によりそれぞれ接続されており、これらの回線上に1Mの帯域を持つn個のトンネル1〜nが確立されている。
このネットワーク構成においてCore#B−Tail End間の回線障害が発生した場合、図27に示すように、Core#Bは、上流のCore#Aに対してトンネルn個分の障害通知(切断メッセージ)を送信する(ステップ31)。Core#Aは、Core#Bからのトンネルn個分の切断メッセージを受けて、上流のHead Endに対してトンネルn個分の切断メッセージを送信する。
Head Endは、トンネル毎に切断メッセージを受信した契機に、障害発生トンネルの切断処理を行う(ステップ32−1〜32−n)。また、Head Endの隣接ノードであるCore#Aには障害が発生していないため、Explicitで定義トンネルの再確立を行う。ここで、「Explicitで」とは、トンネルの経路を明示的に指定することを意味する。回線障害が復旧していない場合は、Core#Bにおいて設定NGとなってしまうが、Tail Endから設定OKが返送されるまでは、繰り返しトンネル再確立が行われる。
図28は、8つのルータからなる別のIPネットワークの構成例を示している。図28のルータ41および46は、それぞれHead EndおよびTail Endのルータであり、ルータ42〜45、47、および48は、中継ノード(Core#A、Core#B、Core#C、Core#D、Core#E、およびCore#F)のルータである。
このネットワーク構成において、トンネルの高速障害切り替えであるFast Rerouteが実装されている場合、従来技術では現用系と予備系の開始点が一致するノード(Point of Local Repair,PLR)であるCore#Aにおいて、現用トンネルと予備トンネルの切り替えが行われる。
現用トンネルは、Core#A、Core#B、Core#C、およびCore#Dを経由し、予備トンネルは、Core#A、Core#E、Core#F、およびCore#Dを経由する。例えば、Core#Aの隣接ノードであるCore#Bに障害が発生した場合、Core#Aが予備系側にトンネルを切り替えることができる。
RSVPのHello機能は、隣接ノードとHelloメッセージを一定周期で送受信し、お互いのRSVPプロトコルが正常状態(サービス状態)であることを確認し合う機能である。Helloメッセージは、各ノードの回線単位でやりとりされる。送受信の周期は、Hello Intervalタイマと呼ばれ、このタイマがタイムアウトした場合、Helloメッセージ(Request)が送信される。
例えば、ノードAとノードBの間でHelloメッセージがやりとりされる場合、図29に示すように、ノードAは、ノードBにHelloメッセージ(Request)を送信した後、Hello Intervalタイマをリセットする(ステップ51)。
ノードBは、ノードAからHelloメッセージ(Request)を受信すると、受信したHelloメッセージ(Request)に対してHelloメッセージ(Ack)を返却するので、タイムアウト契機でのHelloメッセージ(Request)の送信は不要となる。そこで、Hello Intervalタイマをリセットする(ステップ52)。また、Hello Lifeタイマもリセットする(ステップ53)。
Hello Lifeタイマの時間内にHelloメッセージ(Request)あるいはHelloメッセージ(Ack)を受信しなかった場合、隣接ノードに障害が発生したものとみなされる。ノードAは、ノードBからHelloメッセージ(Ack)を受信したとき、Hello Lifeタイマをリセットする(ステップ54)。
特開2002−314582号公報 "RSVP-TE: Extensions to RSVP for LSP Tunnels", RFC3209, 2001
しかしながら、上述した従来の回線障害通知方法には、以下のような問題がある。
(1)ネットワークトポロジによっては、1つの回線配下に大量のトンネルが存在する場合があり、回線障害発生時に大量のトンネル切断が発生する。これにより、大量のトンネル切断メッセージを隣接ノードに通知しなければならず、ネットワーク内に大量のメッセージが流入し、ネットワークの負荷を上げる恐れがある。また、RSVPはUDP(User Datagram Protocol)であるために、到達確認が行えない。大量のトンネル切断時には、パケットロス等の理由によりメッセージが紛失し、トンネル切断が迅速に行えない可能性がある。
(2)回線障害が復旧していない状態であったとしても、Head Endから見た隣接ノード(図25のCore#A)に障害が発生していない場合は、RSVPのプロトコル動作としては、切断したトンネルのためのトンネル設定要求を下流ノードに対して送信する(Explicitで指定されたトンネルのみ)。したがって、回線障害が復旧するまでの間、不要なメッセージがネットワークに流入し、ネットワークの負荷が上がってしまう恐れがある。
(3)Fast Rerouteは、隣接ノードでの障害発生時のみトンネル切り替えが可能である。図28のネットワーク構成の場合、Core#B−Core#C間またはCore#C−Core#D間で障害が発生すると、Fast Rerouteによるトンネル切り替えを行うことができない。
本発明の課題は、回線障害発生時のトンネル障害の検出を高速化し、ネットワークの負荷を低減することである。
本発明のもう1つの課題は、現用系と予備系の開始点が一致するノードの隣接ノード以外で障害が発生した場合でも、Fast Rerouteを行えるようにすることである。
図1は、本発明のトンネル障害通知装置およびトンネル障害処理装置の原理図である。
本発明の第1の局面において、トンネル障害通知装置は、検出手段101および通知手段102を備え、トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害の発生を通知する。検出手段101は、通信ネットワーク内の回線上における障害の発生を検出し、通知手段102は、障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して、障害の発生を回線単位で隣接ノードに通知する。
本発明の第2の局面において、第1の局面におけるトンネル障害通知装置は、格納手段103をさらに備える。格納手段103は、障害が発生した回線の回線情報を格納し、通知手段102は、その回線情報が異常を示すとき、障害の発生を隣接ノードに通知する。
第1および第2の局面におけるトンネル障害通知装置によれば、障害が発生した回線配下の複数のトンネルの切断メッセージが1つに集約されて隣接ノードに通知されるので、トンネル障害を高速に通知することができ、ネットワークの負荷が低減される。
本発明の第3の局面において、トンネル障害通知装置は、受信手段111および通知手段112を備え、トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害の発生を通知する。受信手段111は、通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、第1の隣接ノードから受信する。通知手段112は、受信した障害通知に基づいて、障害の発生を回線単位で第2の隣接ノードに通知する。
本発明の第4の局面において、第3の局面におけるトンネル障害通知装置は、格納手段113をさらに備える。格納手段113は、障害が発生した回線の回線情報を格納し、通知手段112は、その回線情報が異常を示すとき、障害の発生を第2の隣接ノードに通知する。
第3および第4の局面におけるトンネル障害通知装置によれば、第1および第2の局面におけるトンネル障害通知装置の場合と同様に、障害が発生した回線配下の複数のトンネルの切断メッセージが1つに集約されて隣接ノードに通知されるので、トンネル障害を高速に通知することができ、ネットワークの負荷が低減される。
本発明の第5の局面において、トンネル障害通知装置は、受信手段121および制御手段122を備え、トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害が発生したとき、トンネルの切断処理を行う。受信手段121は、通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、隣接ノードから受信する。制御手段122は、受信した障害通知に基づいて、複数のトンネルの切断処理を行った後、障害の復旧を通知する復旧通知を受信するまでそれらのトンネルの再確立を待ち合わせる。
本発明の第6の局面において、第5の局面におけるトンネル障害通知装置は、格納手段123および回線管理手段124をさらに備える。格納手段123は、通信ネットワーク内の複数の回線の回線情報を格納し、回線管理手段124は、障害通知を受信したとき、障害が発生した回線の回線情報を正常から異常に変更する。制御手段122は、障害が発生した回線の回線情報が異常に変更されたとき、複数のトンネルの切断処理を行う。
第5および第6の局面におけるトンネル障害処理装置によれば、障害が発生した回線配下のトンネルの再確立は障害が復旧するまで行われないので、不要なトンネルの再確立が抑止され、ネットワークの負荷が低減される。
本発明の第7の局面において、トンネル障害通知装置は、受信手段121および制御手段122を備え、トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害が発生したとき、トンネルの切り替え処理を行う。受信手段121は、通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、隣接ノードから受信する。制御手段122は、受信した障害通知に基づいて、それらのトンネルに含まれる現用トンネルから迂回経路を経由する予備トンネルへの切り替え処理を行う。
本発明の第8の局面において、第7の局面におけるトンネル障害通知装置は、格納手段123および回線管理手段124をさらに備える。格納手段123は、通信ネットワーク内の複数の回線の回線情報を格納し、回線管理手段124は、障害通知を受信したとき、障害が発生した回線の回線情報を正常から異常に変更する。制御手段122は、障害が発生した回線の回線情報が異常に変更されたとき、現用トンネルから予備トンネルへの切り替え処理を行う。
第7および第8の局面におけるトンネル障害処理装置によれば、現用系と予備系の開始点が一致するノードの隣接ノード以外で障害が発生した場合でも、回線単位の障害通知により回線障害を認識できるので、障害が発生した回線を通過する現用トンネルから、その回線を迂回する予備トンネルへの切り替えを行うことができる。
検出手段101は、例えば、後述する図3のルーティング制御モジュール313に対応し、通知手段102および112は、例えば、図3のHello制御モジュール316に対応し、受信手段111および121は、例えば、図3のSession制御モジュール311に対応する。制御手段122は、例えば、図3のSession制御モジュール311に対応し、回線管理手段124は、例えば、図3の回線管理モジュール314に対応する。格納手段103、113、および123は、例えば、ルータ内のメモリに対応する。
本発明によれば、回線障害発生時のトンネル障害を、大量のトンネル切断メッセージを送信することなく、高速に検出することができる。これにより、信頼性の高いサービスを提供することが可能になる。
また、現用系と予備系の開始点が一致するノードの隣接ノード以外で障害が発生した場合でも、Fast Rerouteを行うことが可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本発明における主な改善点は、以下の通りである。
(1)Helloメッセージによる回線単位でのトンネル切断メッセージの送信
従来技術では、回線障害が発生した場合でも、回線配下のトンネル単位に切断メッセージを送信しているが、本発明では回線単位にて切断メッセージを隣接ノードに通知するようにメッセージを集約する。これにより、トンネル障害を高速に通知することができるとともに、ネットワークへの大量のメッセージの流入が抑えられ、ネットワークの負荷を低減させることができる。
(2)不要なトンネル再確立の防止
従来技術では、回線障害が発生している場合でも、トンネル切断後に該当トンネルの再確立を行っている。本発明では、Head Endが障害となった回線を認識し、その回線に対応する復旧通知を受信するまでは、該当回線配下のトンネルの再確立を抑止する。復旧通知は、障害通知と同様に回線単位にて行う。これにより、ネットワークへの不要なメッセージの流入が抑えられ、ネットワークの負荷を低減させることができる。
(3)Fast Rerouteへの適用
従来技術では、現用系と予備系の開始点が一致するノードの隣接ノードにて障害が発生した場合にのみ、Fast Rerouteを適用可能である。本発明では、(1)の障害通知を用いて、現用系と予備系の開始点が一致するノードに回線障害を認識させ、隣接ノード以外の障害発生時においても、Fast Rerouteが機能できるようにする。
図2は、上記改善点を盛り込んだ、回線障害発生時の障害通知シーケンスを示している。図25のネットワーク構成においてCore#B−Tail End間の回線障害が発生した場合、Core#Bは、上流のCore#Aに対して、回線単位の障害発生を通知するHelloメッセージを送信する(ステップ201)。Core#Aは、Core#BからのHelloメッセージを受けて、上流のHead Endに対して障害通知のHelloメッセージを送信する。
Head Endは、Helloメッセージを受信すると、障害が発生したCore#B−Tail End間を通過するトンネルを抽出し(ステップ202)、トンネルの切断処理を行う(ステップ203−1〜203−n)。そして、回線障害が復旧するまでトンネルの設定を待ち合わせる(ステップ204)。
次に、Core#B−Tail End間の回線障害が復旧すると、Core#Bは、上流のCore#Aに対して、回線単位の障害復旧を通知するHelloメッセージを送信する(ステップ205)。Core#Aは、Core#BからのHelloメッセージを受けて、上流のHead Endに対して復旧通知のHelloメッセージを送信する。
Head Endは、Helloメッセージを受信すると、障害が復旧したCore#B−Tail End間を通過するトンネルを抽出し(ステップ206)、Explicitで定義トンネルの再確立を行う。
このような障害通知シーケンスによれば、図27の障害通知シーケンスと比較して、障害通知のための処理数が大幅に軽減される。また、回線障害の復旧通知を受信してからトンネルの設定を行うので、復旧前の不要なトンネル設定処理が削減される。
図3は、本実施形態における各ルータに共通のモジュール構成を示している。図3のルータは、経路管理部301およびRSVP管理部302を備え、RSVP管理部302は、Session制御モジュール311、メッセージ制御モジュール312、ルーティング制御モジュール313、回線管理モジュール314、タイマ制御モジュール315、およびHello制御モジュール316を含む。経路管理部301は、経路を管理する。
RSVP管理部302のSession制御モジュール311は、トンネルの接続、切断、切り替え、Refresh等、トンネル制御全般を行うとともに、RSVPメッセージの受信・送信を実施する。Helloメッセージを受信した場合は、受信したメッセージをHello制御モジュール316に渡す。また、トンネル接続時に回線障害が発生している配下トンネルの接続を抑止する機能を備える。
メッセージ制御モジュール312は、RSVP Session制御メッセージ・オブジェクトの分析、編集、比較を行う。
ルーティング制御モジュール313は、トンネルアドレスについて自局宛判定および出側ルートの特定を実施する。また、Explicitの場合のルート情報の妥当性判定および情報の更新も実施する。また、回線障害の通知を受け付けて、Hello制御モジュール316に通知する。
回線管理モジュール314は、RSVPで使用する回線情報と帯域情報を管理する。また、回線障害発生時のトンネル解放要求も実施する。
タイマ制御モジュール315は、Session制御タイマ(PathのInterval、RefreshのInterval等)を制御する。また、Hello制御モジュール316を周期的に起動する。
Hello制御モジュール316は、Helloメッセージの送受信を行い、メッセージ送信の際に自ノード内に回線障害が発生したか否か、回線障害が復旧したか否かを回線管理モジュール314に問い合わせ、障害/復旧情報をHelloメッセージに付与してメッセージ送信を行う。
また、自ノード内では発生しておらず、受信したHelloメッセージに障害/復旧情報が付与されていた場合には、回線管理モジュール314が管理している回線情報を更新し、イベント駆動にて障害/復旧情報を付与してHelloメッセージ送信を行う。
新たに隣接ノードからの障害情報を回線情報に設定した場合は復旧メッセージを受信するまで、復旧情報を設定した場合は障害メッセージを受信するまでは、更新された回線情報を保持し、その情報に応じたHelloメッセージを一定周期で送信する。また、Helloタイマ(Interval、Life)の制御を実施し、Helloエラー検出時にはトンネル解放を実施する。
経路管理部301およびRSVP管理部302の各モジュールの機能は、ハードウェアまたはソフトウェアにより実現される。ソフトウェアにより実現する場合、ルータ内のメモリに、経路管理部301およびRSVP管理部302に対応するプログラムと、回線情報等のデータが格納され、ルータ内のプロセッサがメモリを利用してプログラムを実行することにより、経路管理部301およびRSVP管理部302の処理を行う。
RSVP管理部302のプログラムは、Session制御モジュール311、メッセージ制御モジュール312、ルーティング制御モジュール313、回線管理モジュール314、タイマ制御モジュール315、およびHello制御モジュール316の各プログラムを含む。
これらのプログラムおよびデータは、通信ネットワークや可搬記録媒体を介してユーザに提供され、情報処理装置を介してルータ内のメモリにロードされる。このとき、提供者の情報処理装置は、プログラムおよびデータを搬送する搬送信号を生成し、通信ネットワーク上の伝送媒体を介してユーザの情報処理装置に送信する。可搬記録媒体としては、メモリカード、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体が用いられる。
次に、図4から図8までを参照しながら、図28のネットワーク構成においてCore#B−Core#C間で回線障害が発生した場合の動作を説明する。
図4に示すように、Head End、Tail End、Core#A、Core#B、Core#C、Core#D、Core#E、およびCore#Fのネットワークアドレスを、それぞれ、X.X.X.X、Y.Y.Y.Y、A.A.A.A、B.B.B.B、C.C.C.C、D.D.D.D、E.E.E.E、およびF.F.F.Fとする。また、Head End−Tail End間の現用トンネルとしてトンネル1およびトンネル2が確立されており、予備トンネルとしてトンネル3およびトンネル4が確立されているものとする。
回線管理モジュール314が回線情報として管理するデータは、Head Endとそれ以外のノードとで保持するデータが異なる。図5は、Head Endに保持される回線情報の例を示している。この回線情報には、トンネルが通過するすべての回線の情報が含まれる。回線識別情報は、回線を一意に識別するための情報であり、回線が接続している2つのノードのネットワークアドレスを含む。回線状態は、回線が正常か異常かを表し、配下トンネルは、回線を通過するすべてのトンネルの識別情報を含む。
Head Endは、Core#B−Core#C間の障害を認識した時点で、“B.B.B.B−C.C.C.C”の回線の回線状態を“正常”から“異常”に更新する。
一方、Head End以外のノード(Core#A、Core#B、Core#C、Core#D、Core#E、Core#F、Tail End)には、図6に示すような回線情報が保持される。この回線情報は“異常”のみの管理を行うために用いられ、回線障害が発生した時に発生した数だけのデータが作成される。したがって、例えば、新たにCore#C−Core#D間で障害が発生した場合は、Head Endの回線情報は図7のようになり、それ以外のノードの回線情報は図8のようになる。
回線障害が復旧したとき、Head Endが保持するデータは“異常”から“正常”に更新される。また、それ以外のノードが保持するデータは削除される。したがって、障害が発生していない定常時には、Head End以外のノードは、図6および8に示すようなデータを保持していない。
また、図5〜8に示した回線情報を用いずに、従来技術でトンネルを確立しているときに保持しているトンネル情報内の回線情報を用いて、回線状態を管理してもよい。従来からこの回線状態の正常/異常を管理している場合は、受信したHelloメッセージを元に回線状態の正常/異常を更新する。回線状態の正常/異常を管理していない場合は、正常/異常を示すフィールドを回線情報に追加すればよい。
次に、図9から図14までを参照しながら、障害通知に用いられるHelloメッセージについて説明する。
図9および10は、それぞれ、RFC3209で規定されているRSVP HelloメッセージおよびRSVP RECORD_ROUTEオブジェクトのフォーマットを示している。図9のRSVP Helloメッセージに含まれるCommon Headerは、図11に示すようなフォーマットを有する。
本実施形態では、定常時は図9のフォーマットでHelloメッセージを送信するが、回線障害発生時には、図9と図10を組み合わせたフォーマットでHelloメッセージを送信する。後者のHelloメッセージのフォーマットは、図12のようになる。
図4のネットワーク構成においてネットワークアドレスB.B.B.B(Core#B)とC.C.C.C(Core#C)間において回線障害が発生した場合、障害を検出したノード(Core#BとCore#C)は、回線障害が発生したネットワークアドレスを図10のRECORD_ROUTEオブジェクトのIPv4Addressに書き込み、図12のフォーマットにて隣接ノードにHelloメッセージを送信する。図12のその他のデータメンバには従来と同様のデータが設定される。
RECORD_ROUTEオブジェクトは、図13に示すように、従来技術ではRSVPのPath/Resvメッセージが転送されたルートを記録する機能として用いられる。Head Endルータ11は、常時RECORD_ROUTEオブジェクトを付与したPathメッセージを送信する。
Coreルータ12、13は、受信したPath/ResvメッセージにRECORD_ROUTEオブジェクトが付与されている場合にRECORD_ROUTEオブジェクトを付与したPath/Resvメッセージを送信する。Tail Endルータ14は、受信したPathメッセージにRECORD_ROUTEオブジェクトが付与されている場合にRECORD_ROUTEオブジェクトを付与したResvメッセージを送信する。
本実施形態では、図14に示すように、このRECORD_ROUTEオブジェクトをRSVP Helloメッセージにも適用する。回線障害を検出したノードは、障害検出時にRECORD_ROUTEオブジェクトを付与したHelloメッセージを送信する。それ以降は、通常通り周期起動にて、RECORD_ROUTEオブジェクトを付与したHelloメッセージを送信する。この動作は、障害が復旧するまで継続する。
この例では、ネットワークアドレス“B.B.B.B”および“C.C.C.C”が書き込まれたRECORD_ROUTEオブジェクトを有するHelloメッセージが送信されている。
RECORD_ROUTEオブジェクトが付与されたHelloメッセージを受信したノードは、第1回目の受信時には、イベント駆動にて同様にRECORD_ROUTEオブジェクトを設定して隣接ノードにHelloメッセージを送信する。2回目以降は、通常通り周期起動にて、RECORD_ROUTEオブジェクトを付与したHelloメッセージを送信する。この動作は、障害が復旧するまで継続する。
次に、本発明の障害通知機能を具備していないノードがネットワーク内に存在する場合の処理について説明する。
この場合、障害が認識されない問題を回避するために、RSVP−TEメッセージのCommon Headerに含まれるFlagsを使用する。Flagsは、RFC3209にて未使用と定義されている。そこで、本発明の障害通知を適用するノードは、Flagsに常時本発明が適用されていることを示すユニークな値(例えば、“3”等)を設定してメッセージを送信する。これにより、本発明が適用されていないノードからは、Flagsにユニークな値が設定されずに(通常は“0”が設定されて)メッセージが送信されてくるため、本発明の適用可否を判断することが可能である。
次に、図15から図19までを参照しながら、障害発生時および復旧時の動作についてより詳細に説明する。
図15は、障害検出時のノード内処理シーケンスを示している。図4のネットワーク構成においてCore#B−Core#C間で回線障害が発生した場合、Core#BおよびCore#Cのルーティング制御モジュール313は、障害を検出し(ステップ1501)、Hello制御モジュール316に障害発生を通知する。
Hello制御モジュール316は、図6のような障害情報データを作成して回線管理モジュール314に転送し(ステップ1502)、回線管理モジュール314は、転送された障害情報データを回線情報としてメモリに格納する。
次に、Hello制御モジュール316は、回線管理モジュール314に対して障害情報があるか否かを問い合わせる(ステップ1503)。回線管理モジュール314は、図6の障害情報データがある場合は、その内容をHello制御モジュール316に通知し、障害情報データがない場合は、その旨をHello制御モジュール316に通知する。
Hello制御モジュール316は、図6の障害情報データを受け取った場合は、図10のRECORD_ROUTEオブジェクトのIPv4Addressに回線障害が発生したネットワークアドレスを書き込む。そして、Session制御モジュール311を介して、図12のフォーマットにてHelloメッセージを隣接ノード(Core#AまたはCore#D)に送信する。この場合、Helloメッセージは、周期起動ではなくイベント駆動で送信される。
障害情報データがない場合は、Session制御モジュール311を介して、図9のフォーマットにてHelloメッセージを隣接ノードに送信する。
イベント駆動でHelloメッセージを送信した後、Hello制御モジュール316は、タイマ制御モジュール315により一定周期で起動され、ステップ1503と同様の処理を繰り返す(ステップ1503)。そして、別回線の障害検出あるいは障害回線の復旧検出がない限り、RECORD_ROUTEオブジェクトを付与したHelloメッセージを送信する。
Head Endにおいて回線障害が検出された場合は、ステップ1502において、回線管理モジュール314は、転送された障害情報データを元に、メモリ内に保持された図5のような回線情報を正常から異常に更新する。
図16は、障害発生を通知するHelloメッセージを受信したときのノード内処理シーケンスを示している。Session制御モジュール311は、Helloメッセージ受信をHello制御モジュール316に通知し、Hello制御モジュール316は、受信したHelloメッセージにRECORD_ROUTEオブジェクトが付与されているか否かをチェックする(ステップ1601)。
RECORD_ROUTEオブジェクトが付与されている場合は、障害発生を認識して、そのオブジェクトを元に障害情報データを作成して回線管理モジュール314に転送し(ステップ1602)、回線管理モジュール314は、転送された障害情報データを回線情報としてメモリに格納する。このとき、受信ノードがHead Endであれば、図5のような回線情報が正常から異常に更新され、それ以外のノードであれば、図6のような回線情報が作成される。
次に、Hello制御モジュール316は、図15のステップ1503および1504と同様の処理を行って、別回線の障害検出あるいは障害回線の復旧検出がない限り、同様のRECORD_ROUTEオブジェクトを付与したHelloメッセージを送信する(ステップ1603および1604)。
前述したように、従来技術では、回線障害が発生している場合でも、トンネル切断後に該当トンネルの再確立を行っている。例えば、Explicitで定義されているトンネルについては、図4のネットワーク構成においてCore#B−Core#C間で回線障害が発生している場合に、Head Endでは、Core#B−Core#C間の障害が発生していることをプロトコル動作上認識できないためである。本実施形態では、Head End内に保持された回線情報を利用して、この問題を回避する。
図17は、図2の障害通知シーケンスにおいて、トンネルの再確立を抑止する処理を示している。Head Endのタイマ制御モジュール315は、Session制御モジュール311によるトンネル確立処理を一定周期で起動し、Session制御モジュール311は、回線管理モジュール314に対して、該当トンネルが通過する回線の状態を問い合わせる。回線管理モジュール314は、回線情報を参照して、該当回線の回線状態をSession制御モジュール311に通知する。
Session制御モジュール311は、受け取った回線状態をチェックし(ステップ1701)、異常であれば、トンネル確立要求を送信せずに、回線状態の問い合わせを繰り返す。そして、回線状態が正常になれば、障害復旧を認識して、下流ノードへトンネル確立要求を送信する(ステップ1702)。
図18は、復旧検出時のノード内処理シーケンスを示している。図4のネットワーク構成においてCore#B−Core#C間で発生していた回線障害が復旧した場合、Core#BおよびCore#Cのルーティング制御モジュール313は、復旧を検出し(ステップ1801)、Hello制御モジュール316に障害復旧を通知する。Hello制御モジュール316は、回線管理モジュール314を介して図6の障害情報データを削除する(ステップ1802)。
次に、Hello制御モジュール316は、図15のステップ1503および1504と同様の処理を行って、Helloメッセージを送信する。この場合、障害情報データがなくなったので、図12のHelloメッセージからRECORD_ROUTEオブジェクトを削除して、図9のフォーマットにてHelloメッセージを隣接ノードに送信する(ステップ1803)。その後、新たな回線障害や復旧の検出がない限り、Helloメッセージを一定周期で送信する(ステップ1804)。
Head Endにおいて復旧が検出された場合は、ステップ1802において、回線管理モジュール314を介して図5の回線情報が異常から正常に更新される。
図19は、障害復旧を通知するHelloメッセージを受信したときのノード内処理シーケンスを示している。Session制御モジュール311は、Helloメッセージ受信をHello制御モジュール316に通知し、Hello制御モジュール316は、受信したHelloメッセージにRECORD_ROUTEオブジェクトが付与されているか否かをチェックする(ステップ1901)。
RECORD_ROUTEオブジェクトが付与されていない場合は、障害復旧を認識して、回線管理モジュール314を介して回線情報を変更する(ステップ1902)。このとき、受信ノードがHead Endであれば、図5のような回線情報が異常から正常に更新され、それ以外のノードであれば、図6のような該当回線の回線情報が削除される。
次に、Hello制御モジュール316は、図15のステップ1503および1504と同様の処理を行って、新たな回線障害や復旧の検出がない限り、同様のHelloメッセージを送信する(ステップ1903および1904)。
このような障害/復旧検出時の動作は高速トンネル障害切り替え方法であるFast Rerouteにも適用可能である。その場合は、上述したHead Endが行う処理をすべてFast Rerouteの現用系と予備系の開始点が一致するノードが実施する。したがって、図4のネットワーク構成の場合は、Core#Aが図5のような回線情報を保持する。これにより、Core#AがCore#B−Core#C間の回線障害を認識して、現用トンネルから予備トンネルに切り替えを行うことができる。
次に、図20から図24までを参照しながら、本発明の障害通知機能を具備していないノードがネットワーク内に存在する場合の処理について、より詳細に説明する。
図20に示すようなネットワーク構成において、ネットワーク上に存在する3つのルータのうち、ルータ#Aおよび#Cが本発明の障害通知機能を具備し、ルータ#Bがこの機能を具備していないものとする。
図21は、これらのルータ間の接続方法を示している。各ルータは複数のスロットを具備し、各スロットは複数の回線位置を有する。ネットワークを構成する際には、一方のルータの1つの回線位置と他方のルータの1つの回線位置がケーブル2101〜2103で物理的に接続される。
各ルータは、公知の技術により、自ルータから隣接ルータに向けてケーブルが接続されている回線位置を特定することが可能である。例えば、ルータ#Aにおいて、ルータ#C向けにケーブル2101が接続されている回線位置は、(slot1,回線2)と認識しており、ルータ#B向けにケーブル2103が接続されている回線位置は、(slot3,回線0)と認識している。ルータ#Bおよび#Cにおいても、同様にして回線位置を認識している。
この場合、ルータ#Aおよび#Cは、それぞれ図22および図23に示すような管理データをメモリ内に保持する。これらの管理データにおいて、“ON”は、回線が本発明の障害通知機能を具備していることを表し、“OFF”は、回線がその機能を具備していないことを表す。ルータ#Aおよび#Cは、隣接ノードからのメッセージ受信時に、図11のCommon Header内のFlagsの値を分析して、管理データの値を更新する。
図24は、このようなメッセージ受信時のフラグ分析シーケンスを示している。本発明の障害通知機能を具備するノードのSession制御モジュール311は、Helloメッセージ送信前、つまりトンネル確立を実施する際に送信されるPathメッセージ、Resvメッセージ等の一連のメッセージを受信したとき、各メッセージのCommon Header内のFlagsに含まれている値をチェックし(ステップ2401)、その値を所定値と比較する(ステップ2402)。
Flagsの値が所定値であれば、発明動作が可能であることをHello制御モジュール316に通知する。これにより、Hello制御モジュール316は、隣接ノードが本発明の障害通知機能を具備していると判断し、回線管理モジュール314を介して、メモリ内の管理データの該当回線の状態を“OFF”から“ON”に更新する(ステップ2403)。これ以降、該当回線については、図15〜19に示した本発明の動作が行われる。
また、Flagsの値が所定値でなければ、Session制御モジュール311は、Hello制御モジュール316に何も通知しない。この場合、管理データの該当回線の状態は“OFF”のままとなり、その回線については従来通りの動作が行われる。
(付記1) トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害の発生を通知するトンネル障害通知装置であって、
前記通信ネットワーク内の回線上における障害の発生を検出する検出手段と、
前記障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して、該障害の発生を回線単位で隣接ノードに通知する通知手段と
を備えることを特徴とするトンネル障害通知装置。
(付記2) 前記障害が発生した回線の回線情報を格納する格納手段をさらに備え、前記通知手段は、該回線情報が異常を示すとき、該障害の発生を前記隣接ノードに通知することを特徴とする付記1記載のトンネル障害通知装置。
(付記3) 前記格納手段は、前記隣接ノードが回線単位での障害通知機能を具備するか否かを示す管理データをさらに格納し、前記通知手段は、該隣接ノードが該障害通知機能を具備するとき、該障害の発生を回線単位で該隣接ノードに通知し、該隣接ノードが該障害通知機能を具備しないとき、前記複数のトンネルの切断メッセージをトンネル単位で該隣接ノードに通知することを特徴とする付記2記載のトンネル障害通知装置。
(付記4) 前記検出手段は、前記回線上における前記障害の復旧を検出し、前記通知手段は、該障害が復旧した回線を通過する複数のトンネルの復旧メッセージを集約して、該障害の復旧を回線単位で前記隣接ノードに通知することを特徴とする付記1または2記載のトンネル障害通知装置。
(付記5) トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害の発生を通知するトンネル障害通知装置であって、
前記通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、該障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して該障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、第1の隣接ノードから受信する受信手段と、
受信した障害通知に基づいて、該障害の発生を回線単位で第2の隣接ノードに通知する通知手段と
を備えることを特徴とするトンネル障害通知装置。
(付記6) 前記障害が発生した回線の回線情報を格納する格納手段をさらに備え、前記通知手段は、該回線情報が異常を示すとき、該障害の発生を前記第2の隣接ノードに通知することを特徴とする付記5記載のトンネル障害通知装置。
(付記7) 前記格納手段は、前記第2の隣接ノードが回線単位での障害通知機能を具備するか否かを示す管理データをさらに格納し、前記通知手段は、該第2の隣接ノードが該障害通知機能を具備するとき、該障害の発生を回線単位で該第2の隣接ノードに通知し、該第2の隣接ノードが該障害通知機能を具備しないとき、前記複数のトンネルの切断メッセージをトンネル単位で該第2の隣接ノードに通知することを特徴とする付記6記載のトンネル障害通知装置。
(付記8) 前記受信手段は、前記回線上で前記障害が復旧したとき、該障害が復旧した回線を通過する複数のトンネルの復旧メッセージを集約して該障害の復旧を回線単位で通知する復旧通知を、前記第1の隣接ノードから受信し、前記通知手段は、受信した復旧通知に基づいて、該障害の復旧を回線単位で前記第2の隣接ノードに通知することを特徴とする付記5または6記載のトンネル障害通知装置。
(付記9) トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害が発生したとき、トンネルの切断処理を行うトンネル障害処理装置であって、
前記通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、該障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して該障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、隣接ノードから受信する受信手段と、
受信した障害通知に基づいて、前記複数のトンネルの切断処理を行った後、該障害の復旧を通知する復旧通知を受信するまで該複数のトンネルの再確立を待ち合わせる制御手段と
を備えることを特徴とするトンネル障害処理装置。
(付記10) 前記通信ネットワーク内の複数の回線の回線情報を格納する格納手段と、前記障害通知を受信したとき、前記障害が発生した回線の回線情報を正常から異常に変更する回線管理手段とをさらに備え、前記制御手段は、該障害が発生した回線の回線情報が異常に変更されたとき、前記複数のトンネルの切断処理を行うことを特徴とする付記9記載のトンネル障害通知装置。
(付記11) トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害が発生したとき、トンネルの切り替え処理を行うトンネル障害処理装置であって、
前記通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、該障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して該障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、隣接ノードから受信する受信手段と、
受信した障害通知に基づいて、前記複数のトンネルに含まれる現用トンネルから迂回経路を経由する予備トンネルへの切り替え処理を行う制御手段と
を備えることを特徴とするトンネル障害処理装置。
(付記12) 前記通信ネットワーク内の複数の回線の回線情報を格納する格納手段と、前記障害通知を受信したとき、前記障害が発生した回線の回線情報を正常から異常に変更する回線管理手段とをさらに備え、前記制御手段は、該障害が発生した回線の回線情報が異常に変更されたとき、前記現用トンネルから予備トンネルへの切り替え処理を行うことを特徴とする付記11記載のトンネル障害通知装置。
(付記13) トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害の発生を通知するトンネル障害通知方法であって、
検出手段が、前記通信ネットワーク内の回線上における障害の発生を検出し、
通知手段が、前記障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して、該障害の発生を回線単位で隣接ノードに通知する
ことを特徴とするトンネル障害通知方法。
(付記14) トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害の発生を通知するトンネル障害通知方法であって、
受信手段が、前記通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、該障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して該障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、第1の隣接ノードから受信し、
通知手段が、受信した障害通知に基づいて、該障害の発生を回線単位で第2の隣接ノードに通知する
ことを特徴とするトンネル障害通知方法。
(付記15) トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害が発生したとき、トンネルの切断処理を行うトンネル障害処理方法であって、
受信手段が、前記通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、該障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して該障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、隣接ノードから受信し、
制御手段が、受信した障害通知に基づいて、前記複数のトンネルの切断処理を行った後、該障害の復旧を通知する復旧通知を受信するまで該複数のトンネルの再確立を待ち合わせる
ことを特徴とするトンネル障害処理方法。
(付記16) トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害が発生したとき、トンネルの切り替え処理を行うトンネル障害処理方法であって、
受信手段が、前記通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、該障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して該障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、隣接ノードから受信し、
制御手段が、受信した障害通知に基づいて、前記複数のトンネルに含まれる現用トンネルから迂回経路を経由する予備トンネルへの切り替え処理を行う
ことを特徴とするトンネル障害処理方法。
(付記17) トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害の発生を通知するプロセッサのためのプログラムであって、
前記通信ネットワーク内の回線上における障害の発生を検出し、
前記障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して、該障害の発生を回線単位で隣接ノードに通知する
処理を前記プロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記18) トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害の発生を通知するプロセッサのためのプログラムであって、
前記通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、該障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して該障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、第1の隣接ノードから受信し、
受信した障害通知に基づいて、該障害の発生を回線単位で第2の隣接ノードに通知する
処理を前記プロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記19) トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害が発生したとき、トンネルの切断処理を行うプロセッサのためのプログラムであって、
前記通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、該障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して該障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、隣接ノードから受信し、
受信した障害通知に基づいて、前記複数のトンネルの切断処理を行った後、該障害の復旧を通知する復旧通知を受信するまで該複数のトンネルの再確立を待ち合わせる
処理を前記プロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記20) トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害が発生したとき、トンネルの切り替え処理を行うプロセッサのためのプログラムであって、
前記通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、該障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して該障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、隣接ノードから受信し、
受信した障害通知に基づいて、前記複数のトンネルに含まれる現用トンネルから迂回経路を経由する予備トンネルへの切り替え処理を行う
処理を前記プロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
本発明のトンネル障害通知装置およびトンネル障害処理装置の原理図である。 本発明の障害通知シーケンスを示す図である。 ルータのモジュール構成を示す図である。 ネットワークアドレスを示す図である。 第1の回線情報を示す図である。 第2の回線情報を示す図である。 第3の回線情報を示す図である。 第4の回線情報を示す図である。 第1のHelloメッセージのフォーマットを示す図である。 RECORD_ROUTEオブジェクトのフォーマットを示す図である。 Common Headerのフォーマットを示す図である。 第2のHelloメッセージのフォーマットを示す図である。 Pathメッセージの送信を示す図である。 RECORD_ROUTEオブジェクトを含むHelloメッセージの送信を示す図である。 障害検出時の処理シーケンスを示す図である。 第1のHelloメッセージ受信時の処理シーケンスを示す図である。 トンネルの再確立を抑止する処理シーケンスを示す図である。 復旧検出時の処理シーケンスを示す図である。 第2のHelloメッセージ受信時の処理シーケンスを示す図である。 2種類のルータからなるネットワーク構成を示す図である。 ルータ間の接続方法を示す図である。 第1の管理データを示す図である。 第2の管理データを示す図である。 フラグ分析シーケンスを示す図である。 第1のネットワーク構成を示す図である。 トンネル構成を示す図である。 従来の障害通知シーケンスを示す図である。 第2のネットワーク構成を示す図である。 従来のHelloメッセージのシーケンスを示す図である。
符号の説明
11、12、13、14、41、42、43、44、45、46、47、48 ルータ
21、22、23 回線
101 検出手段
102、112 通知手段
103、113、123 格納手段
111、121 受信手段
122 制御手段
124 回線管理手段
301 経路管理部
302 RSVP管理部
311 Session制御モジュール
312 メッセージ制御モジュール
313 ルーティング制御モジュール
314 回線管理モジュール
315 タイマ制御モジュール
316 Hello制御モジュール
2101、2102、2103 ケーブル

Claims (4)

  1. トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害の発生を通知するトンネル障害通知装置であって、
    前記通信ネットワーク内の回線上における障害の発生を検出する検出手段と、
    前記障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して、該障害の発生を回線単位で隣接ノードに通知する通知手段と
    を備えることを特徴とするトンネル障害通知装置。
  2. トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害の発生を通知するトンネル障害通知装置であって、
    前記通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、該障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して該障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、第1の隣接ノードから受信する受信手段と、
    受信した障害通知に基づいて、該障害の発生を回線単位で第2の隣接ノードに通知する通知手段と
    を備えることを特徴とするトンネル障害通知装置。
  3. トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害が発生したとき、トンネルの切断処理を行うトンネル障害処理装置であって、
    前記通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、該障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して該障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、隣接ノードから受信する受信手段と、
    受信した障害通知に基づいて、前記複数のトンネルの切断処理を行った後、該障害の復旧を通知する復旧通知を受信するまで該複数のトンネルの再確立を待ち合わせる制御手段と
    を備えることを特徴とするトンネル障害処理装置。
  4. トンネルを用いてパケットを伝送する通信ネットワークにおいてトンネル障害が発生したとき、トンネルの切り替え処理を行うトンネル障害処理装置であって、
    前記通信ネットワーク内の回線上で障害が発生したとき、該障害が発生した回線を通過する複数のトンネルの切断メッセージを集約して該障害の発生を回線単位で通知する障害通知を、隣接ノードから受信する受信手段と、
    受信した障害通知に基づいて、前記複数のトンネルに含まれる現用トンネルから迂回経路を経由する予備トンネルへの切り替え処理を行う制御手段と
    を備えることを特徴とするトンネル障害処理装置。
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