JP2006026018A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋が開くときの勢いによる塵の舞い上げを低減でき、シール部に塵が付着しにくく、また、可動連結部に塵が引っ掛からない電気掃除機を提供する。
【解決手段】電動送風機の吸込側と吸込具に連通して設けられ、掃除機本体から取り外し可能な集塵ケースを備え、集塵ケースは吸込具に連通する吸込口、電動送風機の吸込側に開口部を有する集塵ケース本体2、開口部を開閉する蓋3及び集塵ケースの下部に設けられ集塵ケース本体2と蓋3とを連結する可動連結部11、13を有する電気掃除機において、集塵ケースの蓋3が開放されるときに、蓋3の開放速度を減速する油圧式ダンパー12を備えている。また、蓋3の集塵ケース本体との可動連結部13を集塵ケース本体2の開口面から集塵ケース本体2側にずらしている。
【選択図】図7

Description

本体より取外し可能な集塵ケースを有する電気掃除機に関する。
従来の本体より取外し可能な集塵ケースを有する電気掃除機において、サイクロン方式の集塵ケースの集塵室に溜まった塵廃棄の際に、蓋が可動連結部を中心に開閉する構造となっている。また、蓋には複数のフィルターが取外し可能でメンテナンス可能な構成となっており、高圧損から低圧損のフイルターの取り付け方向が、気流の下流側から上流側となっているのが一般的であった。
また、集塵ケースの蓋の開閉については、ケース本体に軸および蓋体バネで開閉自在に設けた蓋体を固定し軸により回転可能な押しレバーを操作する、尾錠釦バネにより摺動可能な尾錠釦と、バネにより摺動可能な尾錠ストッパーとにより構成して、集塵ケースが掃除機本体に装着されている時には、尾錠ストッパーが尾錠釦を操作不能状態にでき、操作タイミングを規制するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−8295号公報(段落0031〜0033、図7)
従来の電気掃除機は、サイクロン方式等の集塵ケースにおいて、塵廃棄時に蓋が勢いよく開くため塵が舞い上がってしまうという問題があった。
また、蓋の集塵ケースとの可動連結部が塵の落下経路内にあるため、シール部や可動連結部に塵が引っ掛かってしまうという問題があった。また、可動連結部に塵が引っ掛かって溜まった状態のまま蓋を閉めると可動連結部が規定外の打力を受けてしまい可動連結部に不具合が生しるという問題があった。
また、集塵機の蓋に取り付けられる複数のフィルターは、フィルターのセット方向やフィルターのシール方向がそれぞれまちまちで一致していないため、フィルターを取り付ける際に戸惑い易く、一部のフィルターを着け忘れて使用してしまうという問題があった。
また、集塵ケースのフィルターに一様に塵が付着するため、塵詰まりが早く、風量低下が早いという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、蓋が開くときの勢いによる塵の舞い上げを低減でき、シール部に塵が付着しにくく、また、可動連結部に塵が引っ掛からない、フィルターを間違った順番で取り付けることがない、フィルター目詰まりの状態が変わっても風量を一様に確保できる電気掃除機を提供することを目的とする。
この発明に係る電気掃除機は、電動送風機の吸込側と吸込具に連通して設けられ、掃除機本体から取り外し可能な集塵ケースを備え、前記集塵ケースは前記吸込具に連通する吸込口、前記電動送風機の吸込側に開口部を有する集塵ケース本体、前記開口部を開閉する蓋及び前記集塵ケースの下部に設けられ前記集塵ケース本体と蓋とを連結する可動連結部を有する電気掃除機において、前記集塵ケースの前記蓋が開放されるときに、前記蓋の開放速度を減速する減速手段を備えたものである。
この発明によれば、集塵ケースは前記蓋を開けるときに、蓋の開き速度を減速する減速手段を備えたので、蓋がゆっくり開くため、蓋の勢いによる塵の舞い上げを低減することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示す電気掃除機の外観図、図2は同電気掃除機のメンテナンスにおける使用状態を表した電気掃除機本体の斜視図、図3は集塵ケースの斜視図、図4は集塵ケースの側面図、図5は集塵ケースが掃除機本体に収納された状態の断面図、図6は集塵ケースの正面図、図7は集塵ケースの蓋側から見た斜視図、図8は集塵ケースの下面側要部断面図、図9は蓋の開放状態の説明図、図10は集塵ケース内の気流の状態を説明する透視正面図である。
図1において、電気掃除機は、吸込具65が延長管54に取り付けられ、手元ハンドル63とホース継ぎ手5付きのホース64とを介して本体61に連結されている。
図2において、本体61内前方に形成された凹部には集塵ケース1が本体61の蓋66を開いて取外し可能に装着される。本体61の凹部の後方には吸引風を生じさせる電動送風機等が内蔵されている。
図3〜6において、集塵ケース1は、開口部を有する集塵ケース本体2と蓋3を備え、集塵ケース本体2は導入口4を通過した含塵気流を遠心分離する旋回室5、また、旋回室5で遠心分離された塵埃を蓄積するための塵埃室6が形成されている。
蓋3は内部にフィルター部41が保持されており、蓋3の集塵ケース本体2側の上流側の開口部にゴムパッキン51、下流側の開口面にゴムパッキン52が設けられている。
また、集塵ケース1の下部には、集塵ケース本体2と蓋3を連結する可動連結部11、13が設けられている。
集塵ケース本体2の上方には、図5に示すようにハンドル7が形成されており、ハンドル7の後部には、蓋3を開けるためのボタン8a、ロック爪8b、ボタン8aを付勢するスプリング(図示せず)を有する尾錠8が設けられ、蓋3にはロック爪8bに係合するヒンジ2aが設けられている。
また、集塵ケース本体2の旋回室5の風路曲がり部に旋回気流を促進するスクリュー形状部15、旋回室5から集塵室6への連通口16にはセレーション(歯状刻み)16aが設けられている。
なお、図5は集塵ケース1が掃除機の本体の凹部67に装着された状態を示しているが、掃除機本体の吸入口67に集塵ケース本体2の導入口4が、掃除機本体の空気吸入部68を囲む傾斜シール面69に、集塵ケース1の蓋3に当接するように装着されている。
次に、集塵ケース本体2への蓋3の取り付け構造について図7、8により説明する。
図7、8において、可動連結部13は、回転軸20を有し、回転軸20の回転を制動する油が封入された油圧式ダンパー本体27及び軸20に固定された係合部17からなる油圧式ダンパー12と、集塵ケース本体2の下部に設けられ、油圧式ダンパー本体27が支持される支持穴19aを有する油圧式ダンパー支持部19と、蓋3の下部に設けられ、端部に油圧式ダンパー12の回転軸20の係合部17が挿入係合される係合穴18aを有する回転軸部18bが設けられたアーム18とから構成されている。
可動連結部11は、蓋3の下部に設けられ端部に回転軸26aを有するアーム26と、集塵ケース本体2の下部に設けられ回転軸26aを支持する穴を有する支持部25とから構成されている。
そして、アーム18の回転軸部18bは、集塵ケース本体2の油圧式ダンパー支持部19の支持穴19aに挿入され、油圧式ダンパー12の回転軸20の係合部17が、アーム18の回転軸部18bの内側に設けられた係合穴18aに挿入され係合される。一方、アーム26の回転軸26aは集塵ケース本体2の支持部25の支持穴挿入されることにより集塵ケース本体2に蓋3が取り付けられる。
なお、集塵ケース本体2の下部に設けられた有する油圧式ダンパー支持部19の支持穴19aと支持部25の回転穴は、集塵ケース本体2の蓋3側の開口面から所定の距離Lの位置に設けられている。
次に、この発明の実施の形態1係る電気掃除の全体の動作について図1〜3、5、9、10により説明する。
まず、電動送風機75を運転状態にすると、吸込具65から吸引された塵埃を含んだ空気流は延長管64とホース62を通って吸気口67の中へ流入し、集塵ケース1の導入口4を通り、旋回室5へ流入する。旋回室5へ侵入した空気は旋回室5の風路曲がり部のスクリュー形状部15で気流の旋回力が強い旋回渦流となり連通口16に至る。
旋回室5に入った塵埃は、旋回渦流によって発生する遠心力で質量の重い砂ごみ等の塵粒は連通口16を通過して塵埃室6に流入し、また、繊維質の質量の軽い塵埃は気流と一緒になって、塵埃室6に流入する。このとき、連通口16には歯状刻み(セレーション)が設けられてるので気流の剥離部に小さい乱流を発生させる。そして、蓋3のフィルター部41で塵埃を濾過された後、吸入部69を通って電動送風機71に吸引され、排気となって電氣掃除機本体61の外へ排出される。
集塵ケース1内部に溜まった塵埃等を廃棄する際には、掃除機本体61の蓋66を開き、ハンドル7を手で持って集塵ケース1を持ち上げ、掃除機本体61の凹部67から取り外す。次に、図11に示すように集塵ケース1のボタン8aを押すと、蓋3は油圧式ダンパー12により、蓋3がゆっくり開くため、蓋の勢いによる塵の舞い上げが低減される。また、蓋3を集塵ケース本体2との油圧式ダンパー12の回転軸20を集塵ケース本体のの開口面から集塵ケース側に距離Lだけずらしたので、蓋3を開けた際に、蓋3のゴムパッキン51よりも離れた位置に塵が落ちるため、ゴムパッキン部51に塵が付着しにくい。また、可動連結部11、13に塵が引っ掛かることがない。
以上のように、集塵ケース1は蓋3を開けるときに、蓋3の開き速度を減速する減速手段として、油圧式ダンパー12で構成した可動連結部13を備えたので、蓋3がゆっくり開くため、蓋3の勢いによる塵の舞い上げが低減でき、また、蓋3の減速手段を簡単な構成でかつ低コストにすることができる。
また、蓋3の集塵ケース1との可動連結部11、13を集塵ケース1の開口面から集塵ケース1側にずらして備えたので、蓋3を開けた際に、蓋3のゴムパッキン51から離れた位置に塵が落ちるため、ゴムパッキン51に塵が付着しにくく、また、可動連結部11、13に塵が引っ掛からないようにすることができる。
また、旋回室5から集塵室6への連通口16にセレーションを備えたので、気流の剥離部に小さい乱流を発生させるので、流体騒音を低減することができる。
さらに、旋回室5の風路曲がり部にスクリュー形状部15を備えたので、気流の旋回力を強くして、フィルターの塵の引き剥がし効果を促進することができる。
なお、本実施の形態では、油圧式ダンパー12を使用した可動連結部13を片方に用いたが、両方に用いてもよい。また、油圧式ダンパー12の代わりに、図12に示すように弾性体であるゴム22、または、図13に示すようにスプリング23で、回転軸を制動してもよい。
また、実施の形態1では、サイクロン集塵方式について示したが、紙パック集塵方式でもよい。
実施の形態2.
図14はこの発明の実施の形態2を示す電気掃除機の集塵ケースの断面図、図15は集塵ケースの部分拡大断面図、図16は蓋の開放時の動作説明図である。
図14、図15において、実施の形態1の図5と同一または相当部分には同一の符号を付し説明を省略する。
図14、図15において、集塵ケース本体2上部に取り付けられたロック部ケース32内に、ボタン8aと、ボタン8aと一体に形成されたロック爪8b、ロック保持用のストッパー8cを有する尾錠8と、尾錠8をロック方向に付勢するスプリング(図示せず)と、集塵ケース本体2上部の開口部近傍に設けられ、ストッパー8cの係脱を行い、ボール31が転がるボールガイド34を有する蓋開放規制手段であるストッパー係脱部33が設けられている。蓋3には、尾錠8のロック爪8bが係合されるヒンジ2a(図5)が設けられている。
この構成において、集塵ケース1が図14の状態(略水平状態)においては、ボール31が移動しないので、ストッパー8cとボール31が干渉して、スプリングの付勢力を受けているボタン8aのロック爪8bと蓋3ヒンジ2aとは係合したままの状態で、蓋3を開けることができない。
ところが、集塵ケース1内に溜まった塵埃をごみ箱等に捨てる際には、図16のように集塵ケース1を蓋3が開く方向に傾けると、ボール31が、ボールガイド34を転がり、ストッパー8cとボール31は干渉せず、ボタン8aを押してロック爪8bが蓋3のヒンジ2aから外れ、蓋3が自重で開放され塵埃がごみ箱等に捨てられる。
以上のように、集塵ケース1を一定角度以上傾斜させたときに蓋3が開くようにしたので、塵の廃棄方向が下向きになるため、塵の舞い上げを低減することができる。
また、集塵ケース1の傾斜により、移動するボール31が移動することにより、蓋3を開閉する尾錠8を動作可能にするようにしたので、蓋開放規制手段を簡単にすることができる。
実施の形態3.
図17はこの発明の実施の形態3を示す電気掃除機の集塵ケースと蓋に保持されるフィルター部の斜視図、図18は集塵ケースの断面図、図19は蓋の断面図、図20は低圧損フィルターの説明図である。
図17、図18において、実施の形態1の図4と同一または相当部分には同一の符号を付し説明を省略する。蓋3は、蓋枠体35と、この蓋枠体35に積層して保持された低圧損フィルター42、中圧損フィルター43、高圧損フィルター44から構成される。
そして、集塵ケース本体2の導入口4側の気流の上流側から下流側にかけて圧損が低いものから高い順番になるように、すなわち、低圧損フィルター42、中圧損フィルター43、高圧損フィルター44の順に蓋枠体35に挿入されている。また、この順番はメンテナンス頻度の高い順番でもある。また、低圧損フィルター42のフレーム46に、外側に延設された周縁部46a及び取っ手46cと蓋枠体35の係合凸部(図示せず)と係合する係合凹部46bが設けられている。
なお、図18において、気流はメイン風路Aとサブ風路Bを流れる。
次に、蓋3の構成の詳細を図19、図20により説明する。蓋枠体35はの内側に略中間に段差部35aが設けられ、集塵ケース本体2側で、気流の上流側の開口部内面35bと、下流側の開口部内面35bから構成されている。
開口部内面35bの内寸が下流側の開口部内面35bの内寸より大きく、段差部35aの面が気流上流側に正対して設けられている。そして、段差部35aと開口部内面35bにゴムパッキン51が設けられている。
低圧損フィルター42は、図20(a)に示すように、SUSのフィルターシート45とフレーム46からなるが、SUSのフィルターシート45には図20(b)に示すようにフイルターシート45及びメッシュ穴53の表面にフッ素コーティング54が施されている。また、フレーム46の下流側に延設されたフレーム支持枠46dが設けられている。中圧損フィルター43はウレタンであり、上流、下流ともフラットであり、外寸が蓋枠体35の段差部35a(開口部内面35c)の内寸及び低圧損フィルター42のフレーム支持枠46dの内寸より小さい。高圧損フィルター44は、上流側にフランジ47aを有するフレーム47と、フレーム47に保持されたHEPAフィルター部材48からなる。
また、低圧損フィルター42、中圧損フィルター43、高圧損フィルター44の外周部形状はそれぞれ異なっている。
この構成において、低圧損フィルター42、中圧損フィルター43、高圧損フィルター44を蓋枠体35に装着するときは、まず、高圧損フィルター44を蓋枠体35内側に挿入し、高圧損フィルター44のフレーム47のフランジ47aを蓋枠体35内側のゴムパッキン51を介して段差部35aに載置する。次に、中圧損フィルター43を低圧損フィルター42のフレーム支持枠46dの内側に入れて、高圧損フィルター44の上に載置する。そして、低圧損フィルター42の一対の取っ手46cを掴んで蓋枠体35に押し込むと、係合凹部46bが蓋枠体35の凸状係合部と係合して、低圧損フィルター42の周縁部46a、高圧損フィルター44のフランジ47aが蓋枠体35のゴムパッキン51に密着してシールされる。
このとき、低圧損フィルター42、中圧損フィルター43、高圧損フィルター44の外周形状が異なっているので、蓋枠体35に挿入するとき、この順番以外の順番では挿入できない。例えば、中圧損フィルター43を蓋枠体35に一番先に挿入すると、蓋枠体35のの段差部35aの内寸より小さいので、段差部35aに載置できない。また、低圧損フィルター42を蓋枠体35に一番先に挿入しよとしても、低圧損フィルター42の周縁部46aが、蓋枠体35の開口部内面35b内寸より大きいので、蓋枠体35に挿入できない。また、高圧損フィルター44の下流側を上流側に向けて蓋枠体35に挿入すると、高圧損フィルター44が蓋枠体35に全体を挿入することができない。また、高圧損フィルター44の次ぎに、低圧損フィルター42を挿入してしまうと、中圧損フィルター43は、蓋枠体35内に挿入できないで残ってしまう。
このように、低圧損フィルター42、中圧損フィルター43、高圧損フィルター44を気流の上流側から下流側へ積層して蓋枠体35に挿入されており、集塵ケース1を掃除機本体61に装着して運転したとき、図18、図19に示すように上流側から下流側に気流が流れるので、蓋枠体35と各フィルターが軽い係合でも、吸引時には確実にシールされる。
以上のように、蓋枠体35の内周面に、フィルター部41の周縁部を支持する段差部35aを気流の上流側に正対して設け、複数のフィルターを気流の上流側から下流側へ積層して挿入するようにしたので、蓋3と各フィルターが軽い係合でも、吸引時には確実にシールができ、シール信頼性を高くすることができる。
また、複数のフィルターを、気流の上流側から下流側にかけて圧損が低いものから高い順番になるように蓋枠体に挿入するようにしたので、各フィルターのメンテナンスの際の取外し方法が理解し易い。
また、各フィルターを蓋枠体内へ挿入するときに、あらかじめ定められた順番以外の順番では挿入できないように、前記各フィルターの各々の外周縁部形状を変えたので、各フィルターの着脱操作が容易になる。また、間違った順番でフィルターを取り付けることがない。
また、各フィルターの周縁部がシールされるシール方向を統一したので、フィルターが外れてしまったり、塵や風が洩れて異音等が発生することが殆どない。
また、複数のフィルターを、気流の上流側から下流側にかけてメンテナンス頻度の高い順番になるように蓋枠体に挿入するようにしたので、メンテナンス頻度が高い順に取り外せる為、無駄な取外し操作が無くなる。
また、気流の上流側の最前面の低圧損フイルター42をステンレス材で構成したので、フィルター部41の塵の引き剥がし効果が促進される。
また、最前面の低圧損フイルター42のフイルター表面にフッ素コーティングを施したので、フッ素の低摺動性とメッシュ穴53の開口端部のエッジの尖り低減により、低圧損フイルター42に塵が付着しにくくなるとともに、塵が取れ易くなる。
実施の形態4.
図21はこの発明の実施の形態4を示す電動送風機との位置関係を示す電気掃除機の集塵ケースの横断面図である。
図21において実施の形態1の図5、実施の形態3の図18と同一または相当部分には同一の符号を付し説明を省略する。メイン風路Aの気流は旋回室5、集塵室6、蓋3のフィルター部41を経て流出するが、この流出する部分に対向するように電動送風機76の吸込部の略中心を配設し、バイパス風路B気流がフィルター部41から流出する部分を電動送風機76の吸込口から離して配設している。
この構成により、フィルター部41の電動送風機76の吸引口付近に強い気流を当てることができ、フィルター部41に付着した塵の引き剥がし効果が得られる。
また、フィルター部41の目詰まりの少ない状態では、メイン風路Aに対してバイパス風路Bに流れる風量の比率を小さくすることができ、フィルター部41の目詰まりが多くなっていくに従い、バイパス風路Bに流れる風量の比率が大きくなっていくため、フィルタ部41の目詰まりの状態が変わっても掃除機としての吸込風量を一様に確保することができる。
実施の形態5.
図22はこの発明の実施の形態5を示す電動送風機との位置関係を示す電気掃除機の集塵ケースの正面図である。図22において実施の形態1の図5、実施の形態3の図18と同一または相当部分には同一の符号を付し説明を省略する。旋回室5から集塵室6への連通口16の位置を集塵ケース本体2の中心位置より下側に設けている。
この構成により、集塵室6内に旋回気流を発生することができる。
なお、本実施の形態では連通口16位置を集塵ケース本体2の下側に設けたが、連通口16位置を集塵ケース本体2の上側に設けてもよい。
この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の外観図である。 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機のメンテナンスにおける使用状態を表した電気掃除機本体の斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の集塵ケースの斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の集塵ケースの側面図である。 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の集塵ケースが掃除機本体に収納された状態の断面図である。 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の集塵ケースの正面図である。 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の集塵ケースの蓋側から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の集塵ケースの下面側要部断面図である。 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の集塵ケース内の気流状態の説明図である。 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の集塵ケース内の気流状態の説明図である。 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の集塵ケースの蓋の開放状態の説明図である。 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の集塵ケースの斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の集塵ケースの斜視図である。 この発明の実施の形態2を示す電気掃除機の集塵ケースの断面図である。 この発明の実施の形態2を示す電気掃除機の集塵ケースの部分拡大断面図である。 この発明の実施の形態2を示す電気掃除機の集塵ケースの蓋の開放時の動作説明図である。 この発明の実施の形態3を示す電気掃除機の集塵ケースと蓋に保持されるフィルター部の斜視図である。 この発明の実施の形態3を示す電気掃除機の集塵ケースの断面図である。 この発明の実施の形態3を示す電気掃除機の集塵ケースの蓋の断面図である。 この発明の実施の形態3を示す電気掃除機の集塵ケースの蓋の低圧損フィルターの説明図である。 この発明の実施の形態4を示す電動送風機との位置関係を示す電気掃除機の集塵ケースの横断面図である。 この発明の実施の形態5を示す電動送風機との位置関係を示す電気掃除機の集塵ケースの正面図である。
符号の説明
1 集塵ケース、2 集塵ケース本体、3 蓋、4 開口部、5 旋回室、6 集塵室、11、13 可動連結部、12 油圧式ダンパー、15 スクリュー形状部、16 連通口 22 ゴム 23 バネ 31 ボール、35 蓋枠体、35a 段差部、41 フィルター部、42 低圧損フィルター、43 中圧損フィルター、44 高圧損フィルター44、61 掃除機本体、65 吸込具、68 吸込口、75 電動送風機。

Claims (18)

  1. 電動送風機の吸込側と吸込具に連通して設けられ、掃除機本体から取り外し可能な集塵ケースを備え、前記集塵ケースは前記吸込具に連通する吸込口、前記電動送風機の吸込側に開口部を有する集塵ケース本体、前記開口部を開閉する蓋及び前記集塵ケースの下部に設けられ前記集塵ケース本体と蓋とを連結する可動連結部を有する電気掃除機において、 前記集塵ケースの前記蓋が開放されるときに、前記蓋の開放速度を減速する減速手段を備えたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 減速手段は、可動連結部の可動部に油圧式ダンパーを連結して減速することを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 減速手段は、可動連結部の可動部に弾性体を巻装して減速することを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  4. 蓋の集塵ケースとの可動連結部を前記集塵ケースの開口面から集塵ケース側にずらして備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気掃除機。
  5. 集塵ケース内に旋回室と、
    この旋回室からの連通口で接続された集塵室と、
    を備え、
    前記連通口の位置を前記集塵室の上側、または、下側に備えたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  6. 旋回室から集塵室への連通口にセレーションを備えたことを特徴とする請求項5記載の電気掃除機。
  7. 旋回室の風路曲がり部にスクリュー形状部を備えたことを特徴とする請求項5または6記載の電気掃除機。
  8. 旋回室から集塵室へのバイパス風路を備え、
    このバイパス風路の気流出口を電動送風機の吸込口から離して配設したことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の電気掃除機。
  9. 集塵ケースを一定角度以上傾斜させたときに蓋が開くようにする蓋開放規制手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の電気掃除機。
  10. 蓋開放規制手段は集塵ケースの傾斜により移動する移動部材が移動することにより、蓋を開閉する蓋開閉手段を動作可能にする構成としたことを特徴とする請求項9記載の電気掃除機。
  11. 蓋は、開口部を有する蓋枠体と、
    この蓋枠体に保持された複数のフィルターからなるフィルター部と、
    を備え、
    前記蓋枠体の内周面に、前記フィルターの周縁部を支持する支持部を気流の上流側に正対して設け、前記複数のフィルターを前記気流の上流側から下流側へ積層して挿入する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の電気掃除機。
  12. 複数のフィルターを、気流の上流側から下流側にかけて圧損が低いものから高い順番になるように蓋枠体に挿入するようにしたことを特徴とする請求項11記載の電気掃除機。
  13. 気流の上流側の最前面のフイルターをステンレス材で構成したことを特徴とする請求項12記載の電気掃除機。
  14. 最前面のフイルターのSUS材のフイルター表面にフッ素コーティングを施したことを特徴とする請求項13記載の電気掃除機。
  15. 各フィルターを蓋枠体内へ挿入するときに、あらかじめ定められた順番以外の順番では挿入できないように、前記各フィルターの各々の外周縁部形状を変えたことを特徴とする請求項11〜14のいずれかに記載の電気掃除機。
  16. 各フィルターの周縁部がシールされるシール方向を統一したことを特徴とする請求項11〜15のいずれかに記載の電気掃除機。
  17. 複数のフィルターを、気流の上流側から下流側にかけてメンテナンス頻度の高い順番になるように保持枠に挿入するようにしたことを特徴とする請求項11〜16のいずれかに記載の電気掃除機。
  18. 旋回室、連通口及び集塵室を介し蓋のフィルター部から流出する気流の中心と電動送風機の吸込口の中心がほぼ一致するようにしたことを特徴とする請求項11〜17記載の電気掃除機。
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