JP2006024005A - 分散印刷システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザの意図する形式を変更することなく、分散印刷を実現することを目的とする。
【解決手段】 1つの印刷ジョブを複数の分散ジョブに分割し、複数のプリンタを用いて印刷する本発明の分散印刷システムは、印刷ジョブの属性情報を検出し、検出した印刷ジョブの属性をもとに、該印刷ジョブに部単位印刷が指定されている場合には部単位で分割し、部単位印刷が設定されていない場合には頁単位で分割する。
【選択図】 図6
【解決手段】 1つの印刷ジョブを複数の分散ジョブに分割し、複数のプリンタを用いて印刷する本発明の分散印刷システムは、印刷ジョブの属性情報を検出し、検出した印刷ジョブの属性をもとに、該印刷ジョブに部単位印刷が指定されている場合には部単位で分割し、部単位印刷が設定されていない場合には頁単位で分割する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、印刷ジョブを複数のプリンタ又はプリンタ機能を有する複写機等の装置に分散して印刷させる分散印刷システムに関するものである。
従来、複数ページや複数部数の印刷を必要とする1つの印刷ジョブを、ネットワークに接続された複数のプリンタやプリンタ機能を有する複写機等の装置(以下、これらの装置も「プリンタ」と呼ぶ。)などに振り分けて印刷を行う分散印刷システムがある。このような分散印刷システムを用いることにより、複数枚の印刷を高速に実行することができる。
分散印刷システムを開示した文献として、特許文献1が存在している。
特開平9−319533号公報
しかし、従来の分散印刷システムにおいては、分散する単位として、プリンタの処理能力に応じた比率に分けるか、所定の部数単位で分散しており、印刷ジョブを複数の分散ジョブに分割する際に印刷データの属性を考慮していないため、ユーザの意図した結果と異なるものが出力されてしまうことがある。
例えば4頁3部の印刷ジョブに属性として部単位印刷の指定がされている場合に、分散印刷を行わない場合には(1,2,3,4、1,2,3,4)と印刷されるが、これを分散印刷する際に頁ごとに分割し1〜2頁、3〜4頁の2つ分割して分散印刷しようとすると、印刷結果は1〜2頁が3部(1,2,1,2)、3〜4頁が3部(3,4,3,4)として印刷されてしまいユーザの期待する結果と異なってしまう。また、部単位印刷が指定されていない場合4頁3部(1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,4)の印刷ジョブを分散印刷する際に部ごとに分割し、1〜4頁2部(1,1,2,2,3,3,4,4)、1〜4頁1部(1,2,3,4)と2つに分割して分散印刷すると、これもユーザの期待する印刷結果とことなってしまう。
本発明は上記問題点を鑑みて為されたものであり、複数のプリンタまたはプリンタ機能を有する装置により分散して印刷を行う分散印刷システムにおいて、印刷ジョブに部単位印刷が設定されているかに応じて、印刷ジョブの分割方法を制御することにより、ユーザの期待する結果に忠実な出力を行うことを目的とする。
上記目的を達成するために、1つの印刷ジョブを複数の分散ジョブに分割し、複数のプリンタを用いて印刷する本発明の分散印刷システムは、前記印刷ジョブの属性情報を検出する検出手段と、前記検出手段が検出した印刷ジョブの属性をもとに、該印刷ジョブに部単位印刷が指定されている場合には部単位で分割し、部単位印刷が設定されていない場合には頁単位で分割する手段を有する。
本発明によれば、複数のプリンタまたはプリンタ機能を有する装置により分散して印刷を行う分散印刷システムにおいて、印刷ジョブに部単位印刷が設定されているかに応じて、印刷ジョブの分割単位を制御することにより、ユーザの期待する結果に忠実な出力を行うことができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における分散印刷システムの構成を示すブロック図である。図1において、1は本発明における印刷制御装置であるホストコンピュータであり、11は印刷を行おうとするアプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」と呼ぶ。)である。12はアプリケーション11から印刷の要求を受ける仮想的な分散プリンタである。仮想分散プリンタ12の実体は物理プリンタ13〜16となっており、あらかじめ管理者又はユーザ等によって設定されていても、印刷要求を出すときにユーザが随時設定してもよい。本構成では分散先のプリンタとして4台のプリンタが設定されているが、プリンタの台数はこれに限るものではない。またアプリケーション11と分散プリンタ12は同一のパソコン等に実装されている必要はなく、仮想分散プリンタ12はプリントサーバ側、アプリケーション11はプリントのクライアント側に存在していても良い。アプリケーション11から仮想分散プリンタ12へ、メタファイル等の中間ファイル形式でファイルを渡すことにより、中間ファイルから特定のページを切出すことが可能となり、プリンタ障害時の対応方法として、様々な方法が適用できるようになる。
アプリケーションプログラム11が印刷先プリンタとして仮想分散プリンタ12を指定して印刷を行うことにより、本実施の形態で説明される分散印刷処理が実行される。
図2は、本発明における分散印刷システムのホストコンピュータ1の内部構成を説明するブロック図である。同図において、21はシステムバス、22はシステムの制御をつかさどるCPU、23はCPU22で実行させる制御コードが書き込まれているROM、24はRAMである。25は画像管理部であり、RAW形式或いはEMF等の中間ファイルが格納されている。26はジョブ管理部であり、プリンタの状態を監視しており、印刷ジョブが正常に印刷されたか、もしくは途中で障害が起きた場合には何ページまで印刷されたのかといった情報を取得し、障害時には分散印刷部210に報告する。27はユーザがキーオペレーションを行うためのキー入力部、28はCRT等の表示部であり、ジョブ管理の内容を表示させユーザのオペレーションを行わせる。
29はアプリケーション印刷部、210は分散印刷部である。アプリケーション印刷部29は、アプリケーション11より印刷の要求を受けつけ、印刷データを画像管理部25に受け渡し、分散印刷の要求であれば分散印刷部210へ印刷要求をまわす。分散印刷部210はアプリケーション印刷部29より印刷要求を受けると、登録されている分散のアルゴリズムに従って、登録されているプリンタに分散印刷出力する。この際、印刷データは画像管理部25より受け取り、必要であれば印刷データを再構築し、再構築後の印刷データを使用して出力する。211はホストコンピュータ1がプリンタとの通信を行う画像通信部であり、LANのプロトコル制御をつかさどる。212はLAN回線であり、プリンタA13、プリンタB14、プリンタC15、プリンタD16が接続されている。分散印刷部210はアプリケーション印刷部29より分散印刷要求を受けると13〜16のプリンタA〜Dのうちどのプリンタを使い印刷するのか決定する。
図3は、表示部28に出力される分散アルゴリズムの設定画面の一例を示す図である。同図において、31は分散先プリンタとそのプリンタで印刷する割合を設定する設定項目である。
図3に示す例では分散先プリンタとしてプリンタA、プリンタBが設定されており、それぞれ印刷する割合が30%、70%に設定されている。この場合、分散プリンタに投入された印刷ジョブはそのうち30%はプリンタAで印刷し、残りの70%はプリンタBに印刷するように設定される。この設定情報は、分散印刷部210に保存される。
次に、本発明の実施の形態における分散印刷処理動作を説明する。
図4〜図6は本発明の実施の形態における分散印刷処理動作を説明するためのフローチャートである。以下、本フローチャートを参照して、詳細に説明する。
ステップS41でアプリケーション11から分散プリンタ12に印刷ジョブが投入されると、印刷データをアプリケーション印刷部29が受け取り、画像管理部25へ渡し、分散印刷部210へ印刷要求を渡す。ステップS42で分散印刷部210において、該分散プリンタに設定された分散設定を該印刷ジョブの分散設定として設定する。この分散設定は図3の分散アルゴリズムの設定画面を使用してユーザが設定したものである。次にステップS43で該印刷ジョブの属性情報を検出する。本実施例では、部数及び頁数、部単位印刷設定を示す属性を取得する。
ステップS51からが分割単位の決定処理である。ステップS52では、ステップS43で取得した印刷ジョブの属性をもとに、印刷ジョブが複数部指定かつ部単位印刷が指定されている場合にはステップS53に進み、そうでない場合にはステップS54に進む。
ステップS53で、分割単位を部単位に決定する。ステップS54では、分割単位を頁単位に決定する。
次にステップS62で印刷ジョブの分割を開始する。ステップS63で、印刷ジョブの総頁数を取得する。ステップS64で、印刷ジョブに設定された分散設定より、分散先プリンタと分散割合の組のリストを取得する。この情報は図3分散アルゴリズムの設定画面の31で設定されたものである。
次にステップS65で分散割合をもとに各分割単位ごとに投入・印刷する頁または部数を分散先プリンタに割り振る。そして、ステップS66で、印刷ジョブを分割する。
ステップS67では、分割された各分割ジョブを画像通信部211を通して指定された分散先プリンタに投入する。
Claims (1)
- 1つの印刷ジョブを複数の分散ジョブに分割し、複数のプリンタを用いて印刷する分散印刷システムにおいて、
印刷ジョブの属性を検出する手段と、
前記検出手段が検出した該印刷ジョブの属性をもとに、複数部かつ部単位印刷が指定されている場合には部単位でジョブを分割し、それ以外の場合にはページ単位で分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された単位で複数の印刷ジョブを生成する生成手段とを備えたことを特徴とする分散印刷システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004201846A JP2006024005A (ja) | 2004-07-08 | 2004-07-08 | 分散印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004201846A JP2006024005A (ja) | 2004-07-08 | 2004-07-08 | 分散印刷システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006024005A true JP2006024005A (ja) | 2006-01-26 |
Family
ID=35797233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004201846A Withdrawn JP2006024005A (ja) | 2004-07-08 | 2004-07-08 | 分散印刷システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006024005A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011081748A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 印刷システム、印刷方法、および印刷制御装置 |
JP2013105242A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Riso Kagaku Corp | ジョブ分割装置 |
-
2004
- 2004-07-08 JP JP2004201846A patent/JP2006024005A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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