JP2006023365A - 光量調整装置及びこれを用いたプロジェクタ装置 - Google Patents

光量調整装置及びこれを用いたプロジェクタ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 プロジェクタ装置などに於いて、熱の影響による光量調節羽根の変形を抑制し、変形によってその作動が損なわれることがなく、常に正確な光量の調整を可能にし、その為の構造も簡単で加工も容易である光量調整装置とこれを用いたプロジェクタ装置の提供。
【解決手段】 光源からの光が通過する光路開口を有する基板と、先端部が上記光路開口に臨み基端部を上記基板に開閉自在に支持した羽根部材と、上記羽根部材を開閉動する駆動手段とを有し、前記羽根部材は前記光路開口に臨む先端部が互いに重なり合った複数の羽根部材で構成する。上記羽根部材は基端部から先端部の方向に所定長さの線条リブを有する扁平板で構成し、この各羽根部材に形成された前記線条リブは互いに略平行する複数の突起条であり、且つ、互いに交差し重なり合う。この羽根部材の先端部中央にはタボ状突起を形成している。そして前記羽根部材は圧延成形による金属板で構成し、前記線条リブは圧延方向と略一致するように構成する。
【選択図】 図8

Description

本発明はブラウン管、液晶パネルなどの像形成手段で形成した映像に光源からの光を照射し、投光レンズなどでスクリーン上に投写する際の、画像の明るさを調整する光量調整装置及びこれを用いたプロジェクタ装置に関する。
一般にこの種の投写装置はブラウン管(CRT)或いは液晶パネル等の像形成部で文字、映像などの画像を形成し、これにハロゲンランプなどの光源からの光を照射し、投影レンズでスクリーンに投写する装置として広く知られている。そして、文字画像などの静止画をスクリーンに投写して各種プレゼンテーションに用いられ、或いは映像などの動画をスクリーンに投写するホームシアター等として用いられている。
プレゼンテーション用、映像鑑賞用いずれの用途にあっても使用する環境が明るい部屋であるのか、暗い部屋であるのかによって視聴者の視覚に与える影響は大きく、例えば明るい部屋で画像の輝度が低いと鮮明な画像が得られず、逆に暗い部屋で輝度が高いと眩しく感ずる。これと同時に順次変化する画像の輝度が例えば暗い画面から明るい画面に変化するなど大きな輝度変化が長時間繰り返されると目に疲労や光学的な刺激を及ぼす恐れがある。特にプロジェクタ装置として高輝度が要求されるプレゼンテーション仕様の装置をホームシアター用に使用すると眩しく、使用者は目の疲れを感ずる。
従ってスクリーン上に投射する画像の明るさは適正に調整する必要があり、暗い部屋で投写する場合には光量を小さく抑制し、明るい部屋では光量を大きくするように調整することが要求される。これと同様に映像などの連続した画面が明暗激しく変化する場合、例えば画像が数十分の1秒毎に変化する映像で画像輝度が明暗激しく変化すると視聴者は目の疲れと同時に光による刺激を受け、身体に与える影響が問題となる。従って、使用者の目に与える刺激を和らげるように連続する画像のコマ毎に光量を調節する必要がある。
従来このような光量の調整には、例えば特許文献1に開示されているように光源からの光をダイクロイックミラーでR、G、B三原色に分岐して液晶などの像形成パネルに照射する際に、この光源とダイクロックミラーとの間に光量絞り装置を配置している。同特許文献のプロジェクタ装置は光源ランプからの光をダイクロイックミラーなどの分光器でR、G、B三原色に分光し、この三原色の光をそれぞれ液晶パネルから成る像形成パネルに照射し、パネルを通過した光を集光して投影レンズで外部のスクリーン上に投写している。
そして像形成の手段としては液晶パネルの他ブラウン管で走査線を発光する方法(CRTプロジェクタ)或いはR、G、B三原色のビーム光を微細なミラー面で走査光に変換するデジタル映像方法(デジタルライトプロセッシングプロジェクタ)等が知られている。そしてこの光量絞り装置は光源からミラーに至る光路に光軸中心を一致させた光路開口を有する基板を配置し、この基板の光路開口周縁に複数枚の羽根を順次重ね合わせてそれぞれ回動自在に配置している。
そして各羽根の輪郭縁部は互いに鱗状に重なり合うように光路開口の周縁に所定間隔で取付けられ、各羽根の先端部が光路開口に臨むように配置され、それぞれの羽根を基端部を中心に回動すると先端部が光路開口を大口径から小口径に覆う構造がカメラ装置などの光量調整装置として広く知られている。
特開2003−241311号公報
このようなカメラなどの撮影装置で知られる羽根部材を光路開口に臨ませて光量調節する構造をプロジェクタなどの投写装置に用いると新たに次の問題が生ずる。
通常プロジェクタ装置では光源ランプから光を画像形成ディバイスに照射し、このディバイスで形成した像をスクリーンに投影する為、光源ランプの熱がこのランプと画像形成ディバイスとの間に配置する羽根部材に影響を及ぼす。特に最近プロジェクタ装置の明るさと小型化が要求され光源ランプとしては高輝度なメタルハイライドランプ、高圧水銀ランプなどが使用されランプの近傍は200度程度の高温となる。この為羽根部材としてカメラ装置で多く用いられる合成樹脂フィルムは変形が著しく使用できない。従って羽根部材はSUSなどの金属薄板を使用するがこの金属板も厚さが0.3mm以上にすると光軸方向に装置の厚みが増すとともに羽根自重により作動負荷が大きく作動斑となるなどの問題がある。
そこで本発明者はSUSから成る金属圧延材料を羽根形状に打抜き成形してプロジェクタ装置内に組込んだ処、図10に示すように羽根の光路開口に臨む先端部が湾曲変形した。この変形で光量の調節が不能となり、また複数枚を重ね合わせた羽根構造では開閉動作の不能をもたらす結果となった。また図10に示す羽根部材の湾曲変形は羽根材料を金属の圧延材を用いた場合、その圧延方向に大きく反り返る変形となることが判明した。
従って本発明は、プロジェクタ装置などの光量調節羽根が光源などの熱の影響による変形を抑制し、常に正確な光量の調整と、変形によって羽根部材の作動が損なわれることがなく、その為の構造も簡単で加工も容易である光量調整装置とこれを用いたプロジェクタ装置の提供を課題としている。更に複数枚の羽根を互いに重なり合うように光路開口に臨ませる場合に、重なり合う羽根の線条リブが互いに交差するように配置することで羽根部材の開閉は一層円滑となる等の効果を奏するものである。
光源からの光が通過する光路開口を有する基板と、先端部が上記光路開口に臨み基端部を上記基板に開閉自在に支持した少なくとも1つの羽根部材と、上記光路開口の口径を調整するよう上記羽根部材を開閉動する駆動手段とを備え、上記羽根部材は基端部から先端部の方向に所定長さの線条リブを有する扁平板で構成される光量調整装置において、前記羽根部材は前記光路開口に臨む先端部が互いに重なり合った複数の羽根部材で構成され、この各羽根部材に形成された前記線条リブは互いに交差するように重なり合わされている。また、前記羽根部材の線条リブは互いに略平行する複数の突起条であり、前記光路開口に臨む内側縁部に基端部から先端部に渡って形成され、この羽根部材の先端部中央にはタボ状突起を形成している。尚、前記羽根部材は圧延成形による金属板で構成され、前記線条リブは圧延方向と略一致する方向に形成している。更に、先端部が互いに重なり合って上記光路開口に臨み基端部を上記基板に回動自在に支持された複数の羽根部材と、上記各羽根部材と連結され上記基板の光路開口の周囲に回動自在に支持されたリング状の伝動部材と、この伝動部材を駆動する駆動手段とを備える。
光源と、この光源からの光を像形成パネルを介してスクリーン上に投写する投写手段と、
上記光源と像形成パネルとの間に配置し、上記光源からの光が通過する光路開口を有する基板と、先端部が上記光路開口に臨み基端部を上記基板に開閉自在に支持した少なくとも1つの羽根部材と、上記光路開口の口径を調整するよう上記羽根部材を開閉動する駆動手段とを備え、前記駆動手段は前記像形成パネルによる画像の輝度変化に応じて前記羽根部材を開閉する制御手段を設ける。
本発明は先端部を光路開口に臨ませる羽根部材に基端部から先端部の方向に所定長さの線条リブを形成したものであるから光源ランプなどの熱が羽根に及んでも羽根先端部が反り返る変形はこのリブによって抑制される。従って羽根部材の形状が基端部から先端部に細長い形状であっても変形によって光量が変化したり、羽根の運動が妨げられる恐れが少ない。また線条リブを略平行な複数の突起状にすることによってかかる効果も顕著となる。
更に複数枚の羽根を互いに重なり合うように光路開口に臨ませる場合に、重なり合う羽根の線条リブが互いに交差するように配置することで羽根部材の開閉は一層円滑となる等の効果を奏するものである。
以下図示の実施の形態に基づいて本発明を詳述する。
まず本発明の光量調整装置を採用することが可能なプロジェクタ装置について説明すると、図1はそのシステム構成を示す説明図であり、図2はプロジェクタ装置の内部構造の一例を示す概念図である。
一般にプロジェクタへの画像入力の方法としてはRGB信号、コンポーネント信号、ハイビジョン信号、ビデオ信号等があり、RGB信号は例えばコンピュータの画像出力端子からプロジェクタに信号を送る場合であり、コンポーネント信号はDVDプレーヤ、ハイビジョン信号はハイビジョンテレビなどのチューナ、ビデオ信号はビデオデッキなどの出力端子とプロジェクタ装置とを接続する。そしてこのようなプロジェクタ装置は種々のものが知られているがその一例として図2に画像形成部(画像形成手段)として液晶パネルを用いた場合のレイアウト構成を示す。
図2に示すHはプロジェクタ、Sは画像を投影する為のスクリーンである。プロジェクタHには投写のための光源1が備えられ、メタルハイライドランプ、高圧水銀ランプ、NSHランプ、キセノンランプ、VIPランプ等の光源ランプが適用される。そして光源1から射出された光は対物面の反射鏡2によって、ほぼ平行光として反射され、例えばレンズアレーの一種であるインテグレータレンズからなるフィルタ3で有害不要な赤外線や紫外線をカットした後、光量調整装置Eにより最適な明るさに光量調整される。この光は液晶パネルへの集光効率と周辺光量比を改善するインテグレータレンズ4を通過し、反射ミラー12aによりほぼ直角に折り曲げられる。この光は分光ミラーによってR、G、B三原色に分岐されるが、まずG光とR光を透過させB光のみを反射させる特性を持ったダイクロイックミラー10aにより反射分離されたB光は、さらに反射ミラー12bを介して集光レンズ5aに導かれ平行光に集光されて液晶パネル8aを透過しB光の画像として合成プリズム11に至るように構成されている。
また、1段目のダイクロイックミラー10aを透過したG光とR光は、R光を透過させG光を反射させる特性を持った2段目のダイクロイックミラー10bにより反射分離されたG光は、集光レンズ5bで平行光に集光され液晶パネル8bを透過しG光の画像として合成プリズム11に至る。さらに2段目のダイクロイックミラー10bを透過したR光は、2枚の反射ミラー12c、12dを介して集光レンズ5cに導かれ平行光に集光されて液晶パネル8cを透過しR光の画像として合成プリズム11に至る。そこで合成プリズム11にはR、G、B三原色が1つに合成されカラー画像として投影レンズ9に導かれ、この投影レンズ9で適宜拡大され前方のスクリーンSに投写される。
また、光量調整装置Eにより適宜な明るさに絞り込まれた光はハーフミラー(若しくはダイクロイックミラー)50により光の一部が分光され、その光は集光レンズ60を介し光センサ(例えば、ホトダイオード)70により受光される。そして、光センサ(例えば、ホトダイオード)70の出力信号が後述する図9の光量調整回路により本体装置のCPUにより検出時点の光量値をダイレクトに捕らえ適性な光量と比較し、その比較結果に基づき光量調整装置Eを駆動制御することで温度変化による検出ズレを抑え適正な光量調整を行う様にしている。
次に、図3に基づいて上述の光源1とフィルタ3と光量調整装置Eとの配置関係について説明する。図3において、1は光源、2は反射鏡、3はフィルタ、Eは光量調整装置を示している。そこで光源1から射出された光束は、反射鏡2で反射集光された状態で、図示のようにフィルタ3に照射される。フィルタ3は先に説明した様に赤外線や紫外線をカットすると共に、中央部に光を透過させる矩形領域3aを形成するように、矩形領域外の表面には反射コーティングが施してある。従って光源1からの光は矩形領域3aでスクリーン投写に不要な周辺光をカットされて光量調整装置Eに照射される。この光量調整装置Eの光路開口510は、羽根部材200が全開放時の開口径より大きく、また羽根部材200の最大開口径は前記の矩形領域3aを透過する領域より小さく設定されている。
次に、上述の光源1からフィルタ3を介してインテグレータレンズ4に至る光路の中に配置される光量調整装置Eについて説明する。
この光量調整装置Eは光源1からの光が通過する光路開口510を有する基板(後述の500)と、この光路開口510に先端部が臨むように基板に取付けられた羽根部材200と、この羽根部材200を開閉動する伝動部材400と、この伝動部材400を作動する駆動手段700とから構成される。
そこでまず羽根部材200について説明すると、羽根部材200は光路開口510に臨んで開口径を大小に変更し通過する光量を調整する。従って、羽根部材200は基板に形成した開口を過ぎるように偏平な板部材で形成し、基端部を基板の開口の周縁に軸支して回動自在に取付けるか、ガイドで支持して摺動自在に取付ける。羽根部材200は合成樹脂をフィルム状に成形した素材を適宜形状に打抜き成形しても良いが、前述のようにプロジェクタ装置の光源ランプは200度程度に及ぶ高温である為、熱による温度変化の少ない材料を使用する。
図示のものはステンレス綱、SK綱などの金属の圧延綱を打抜き成形し、表面にクロムメッキ、ニッケルメッキ等の光沢メッキを施し、熱を吸収しないような表面処理を施してある。また形状は基端部を基板に支持して先端部を光路開口510に臨ませるように細長形状に形成され先端部は開口面積を所定の設計値に変化させるような形状に形成する。
通常羽根部材を1枚で構成するときには先端部に円形孔を形成してこの孔で光量を絞る。羽根部材を2枚で構成するときには先端部に半円形状の孔をそれぞれに形成し、この2枚の羽根を反対方向に回転させることによって孔径が大小に変化するようにする。羽根部材を3枚以上で構成するときには光路開口510の周縁に等間隔に配置し、その羽根周縁は隣接する羽根相互が重なり合うような形状にする。図示のものは6枚の羽根部材200を図7、8に示す形状で順次重ね合わせ、羽根の先端中央部に略々円形状の開口径を形成する。そして各羽根部材の基端部には後述する基板の支持ピン530に嵌合する嵌合孔210と伝動部材400に係合するスリット孔220が設けてある。
尚、図示の羽根部材200にはそれぞれ重なり合う先端部に突起230が形成してあるが、これは重なり合う羽根部材相互の摩擦を軽減して開閉時の動作音を小さくするのと、小さな駆動力で円滑な動作を得る為である。
そこで本発明は、羽根部材200が熱による温度変形で湾曲しないように以下の構成を採用したものである。
羽根部材200の変形は図10に示すように細長形状の基端から先端の方向で弓状に図10(c)の状態に湾曲する。この湾曲は圧延綱の場合、羽根の基端から先端の方向と圧延方向が一致すると更に著しい変形となる。またこの図10(c)の状態の湾曲変形は重なり合う羽根同士が干渉して開閉動作に支障を及ぼし、遮る光量に影響を及ぼす。そこで羽根部材200の基端から先端の方向に所定長さの線条リブを形成する。この線条リブはプレス加工、図示のものは羽根の打抜成形と同時に凹凸状の溝を形成して構成する。図7には羽根部材200の光路開口510に臨む内側周縁に沿って線条リブ240を形成した場合を、また図8には羽根部材の基端から先端に平行する複数の線条リブ250を形成した場合をそれぞれ示す。
図7に示す羽根部材200には同図(a)のように6枚構成で互いに重なり合う羽根の光路開口510に臨む内側周縁に基端から先端に延びる線条リブ240が一体に形成してある。この線条リブ240は先に説明した圧延綱を羽根形状に打抜き成形する際に内側周縁に同図(c)に示す折曲げ加工を施したものである。
このように羽根の内側周縁に線条リブ240を形成したのは光路開口510で通過する光を規制(絞り口径を形成)するのはこの羽根内側周縁であり、湾曲による影響が大きい部位である為である。同時に羽根の内側側縁に形成した線条リブ240は同図(a)に示すように重なり合う各羽根部材の線条リブ240は互いに交差し、この交差は羽根の開閉動作の全領域でこの関係が成り立つようにしてある。これは羽根が全開姿勢から全閉姿勢に摺れ合って移動する過程で重なり合う羽根のリブが常に交差する為、その運動は干渉することなく円滑にする。尚、羽根の基端から先端に延びる線条リブ240の長さは羽根の形状に応じて熱によって最も変形し易い部位に形成すれば良いが図示のものはその全長に亘って形成してある。
次に図8には図7のものと同様に6枚構成の羽根部材200を示し、各羽根部材は互いに隣接する側縁が上下に重なり合い、金属の圧延綱で形成してある。そこで各羽根部材には打抜成形時に複数の線条リブ250が形成してある。このリブは羽根の基端から先端に至る細長形状の長手方向に形成してあり、同時に圧延方向と一致する方向に形成してある。これはこれ等の方向で熱によって弓状に湾曲することが多く、これを防止する為である。また、略平行に複数のリブを形成したのは羽根全域に亘って変形を防止する為と互いに重なり合う羽根の端縁がリブの山部に引っ掛かるのを防止する為である。上記複数の線条リブ250は図7のものと同様、重なり合う羽根のリブと交差する方向に形成してあり、この交差関係は羽根の開閉いずれの姿勢でも互いに交差するようになっている。
次に図4に従って基板および羽根を駆動する機構について説明する。
上述の羽根部材200は互いに対向する一対の基板間に支持され、この基板に形成した光路開口を大小口径に調節する。基板は地板500と押え板100で構成され、地板500には羽根を開閉動する伝動部材400と、駆動モータ700が取り付けられている。つまり、円板形状など適宜形状の基板(以下地板という)に羽根部材200と、この羽根部材200を開閉する伝動部材400と、この伝動部材400を駆動する駆動モータ700をそれぞれ取付け、この地板500に押え板100を取付ける。従って上記各構成部品は地板500と押え板100との間に収容保持されることとなる。
前記地板500は中央に光路開口510を形成し、その光路開口510の外側同心円上に凹溝520を設けその溝底に突起ガイドレール525を形成し、伝動部材400を回動自在に支持する。さらにその外側同心円上の等分割された位置にそれぞれ植設された羽根部材200の回転中心となる支軸530と、それぞれの支軸530の近傍で光量調整手段(羽根部材)200の作動を妨げることが無い位置に押え板100をネジ止めするための止め孔550と、外部に突出した駆動モータ700を支持するための止め孔542と逃げ孔544及び作動レバー600の後述する作動ピン620が貫通する扇形スリット546を形成した支持部540を備えている。尚、図中同一形状で示す支軸530は同一機能を有しており符号は省略している。
伝動部材400は、中央に開口410を有し、地板500の凹溝520に回動可能に嵌合されている。また羽根部材200を揺動するためにリング平面上で円周等分割された位置に植設された作動ピン420と、地板500の支持部540側に突出したアーム430と、そのアーム430の先端部にスリット孔440を形成し、後述する作動レバー600の作動ピン620が嵌合する。羽根部材200は、複数枚(図示のものは6枚)の羽根部材から構成され、各羽根部材の端部に地板500の支軸530と嵌合し回動自在となる嵌合孔210と、伝動部材400の作動ピン420が嵌合するスリット孔220と、図示の様に積層される各羽根部材先端部に相互の羽根部材を所定の間隔で支える突起230とを備えている。尚、図4に示す同一形状は同一機能を有しており符号は省略している。
押え板100は、中央に地板500の光路開口510と同等径の光路開口110を有したリング形状に形成され、伝動部材400と羽根部材200を地板500に対し回動可能に保持及び保護するために地板500から一定の間隔を保って地板500に固定するための取付け部120と、伝動部材400の作動ピン420の逃げ用スリット孔130と、地板500の支軸530の逃げ孔140を形成している。作動レバー600は一端に駆動モータ700の支軸710に嵌合固定する嵌合孔610と、他端先端部に形成された作動ピン620を有し、作動ピン620は伝動部材400のスリット孔440に嵌合し駆動モータ700の駆動を伝動部材400に伝達する。
駆動モータ700は、図5で説明すると前述の作動レバー600と外部中央で嵌合する回転軸710と、回転軸710が貫通するマグネットロータ720と、マグネットロータ720を回転可能に支持する回転軸方向上下又は左右に二分割されたコイル枠730と、コイル枠730の外周に巻廻された伝導コイル740と、外部との磁気的影響をカットするヨーク750と、カバー770、780と、カバー770と一体成形され、地板500に固定支持される固定部760を備えている。この他、駆動モータ700としては種々の電磁モータが採用可能であるが、図示のものはマグネットロータ720の周囲にその磁極方向と直交する方向に励磁コイルを巻回し、励磁コイルに電流を印加して生起した磁界でマグネットロータ720を所定角度回転させる。そして印加する電流の方向で時計方向か反時計方向かに回転させる。
上記コイル枠730には駆動コイルと制動コイルを巻回し反対方向の電流を印加することによって、駆動コイルで回転したロータを制動コイルで停止することも可能であり、また上記コイル枠730には1個所若しくは数個所にPH(光センサ)を埋設することによってロータの磁極(磁界)を検出してロータの角波位置を検出することも可能である。従って羽根部材200は、駆動コイルへの通電によって所定方向に回転し、その角度位置をPH(光センサ)で検出し制動コイルへの通電によって所定の位置に正確に停止され、羽根部材200によって形成された口径に光量が大小調整されることとなる。
保護カバー300は、押え板100で覆われず露出する伝動部材400のアーム430と作動レバー600の作動ピン620の連結関係を保護するもので、止めねじ310により地板500に駆動モータ700と共に取付けられる。
次に、図4のような6枚の羽根部材で構成される光量調整ユニット部の組立工程を説明する。最初に地板500の凹溝520に伝動部材400を図4で示す状態位置で嵌め込みセットする。そしてその上から羽根部材200の第1の光量調整羽根部材A1を対向する位置にある地板500の支軸530に嵌合孔210を嵌合すると共に伝動部材400の作動ピン420にスリット孔220を嵌め込み、以下同様に順次上に重ねる様に第2の光量調整羽根部材A2、第3の光量調整羽根部材A3、第4の光量調整羽根部材A4、第5の光量調整羽根部材A5と重ね合せ、第6の光量調整羽根部材A6を同様に第5の光量調整羽根部材A5の上に重ね合せた際に、図示の様に羽根の先端部が第1の光量調整羽根部材A1の下に入れ込むように重ね合せる。
つまり図4に示すように光量調整用の羽根部材を6枚の組合せで構成する場合には地板(基板)500に1枚目の羽根A1の基端部を支軸530aに支持し、先端部を光路開口510に臨ませる。次に2枚目の羽根A2を支軸530bに支持し、先端部を光路開口510に臨ませる。この時1枚目の羽根A1の外側縁部の上に2枚目の羽根A2の内側縁部を重ね合せる(図4参照)。同様に2枚目の羽根A2の上に3枚目を、3枚目の羽根A3の上に4枚目、4枚目の羽根A4の上に5枚目の羽根A5を重ね合せる。そして最後の6枚目の羽根A6の内側縁部は5枚目の羽根A5の上に重ね、外側縁部は1枚目の羽根A1の下に重ね合わせる。すると1枚目から順次上に積み重ねた羽根は最後の羽根の一側縁が1枚目の羽根の下に重ねられることとなり複数の羽根は互いに組み合わされて結束状態に結合する。従って、装置に衝撃など外力が及んでも羽根がバタついて羽根相互の隙間から光が進入する恐れがない。
次に、上から押え板100を図示の状態で止めねじ160により6箇所をねじ止めして光量調整ユニット部を完成させる。つまり各羽根部材は地板500と押え板100との間に開閉(回動)自在に支持されることとなり、基板はそれぞれ扁平部材である地板500と押え板100とで構成されることとなる。また駆動モータ700の組立工程について図5で説明すると、最初に予め支軸710と焼結成形のマグネットロータ720をインサート成形で一体化したロータを外周凹溝に伝導コイル740が巻廻された上下若しくは左右二分割のコイル枠730により回動可能に包み込み、カバー770とカバー780で挟み込んだ状態でヨーク750を嵌合させた後に、支軸710の適宜位置に作動レバー600を嵌合固定して駆動モータ700を完成させる。
そして、図4で示すように地板500の駆動モータ700の支持部540に位置する伝動部材400のスリット孔440に、駆動モータ700に取付けられた作動レバー600の作動ピン620を嵌め込むと共に、保護カバー300を支持部540に対し伝動部材400と相対する反対面から、止めねじ310により駆動モータ700の固定部760と共に地板500に取付け固定することにより図5で示す光量調整装置Eが完成する。
地板500及び押え板100には少なくともその一方に羽根の運動を規制する案内面が設けられ、この面に沿って羽根が開閉運動するように構成する。この案内面は前記支軸の周縁部(近傍)に形成した第1案内面と前記光路開口の周縁部に形成された第2案内面とを備え、この第1案内面と第2案内面との間に光路の方向と直交する方向に一方が高く他方が低くなるような高低差を形成する。この高低差は基板表面を傾斜した平面或いは段差面に形成することによって構成する。これによって各羽根部材は光路の方向に所定角度傾斜して開閉することとなる。
従って地板500と押え板100には、第1案内面と第2案内面は一方を高く形成したときには他方は低く形成する。図6(b)に従って羽根部材200の組み込み状態について説明すると、まず光路開口510を形成する凹溝520の円周縁部で羽根部材200に接触する先端部が、地板500の平面基準X−Xに対し高さh1だけ突出し、また支軸530を植設する部分で羽根部材200に接触する段部が、平面基準X−Xに対し高さh2(h2>h1)だけ突出している。
一方、前記地板500の円周縁部の突出先端部に対峙し、絞り加工で形成された規制突起150で羽根部材200に接触する先端部が、平面基準X−Xに平行な押え板100の平面基準Y−Yに対し高さh3だけ突出し、また支軸530が嵌合する絞り加工で形成された逃げ孔140で羽根部材200に接触する先端部が、平面基準Y−Yに対し高さh4(h4>h3)だけ突出している。ここで任意の平面は、3点が決まれば定まるから、各光量調整羽根部材の平面を決定する第1点目は羽根部材が接する支軸530を植設する部分の段部で、第2点目は同羽根部材の縁部が接する地板500の円周縁部の突出先端部、第3点目は手前の羽根部材平面に接する同羽根部材の縁部である。
従って、羽根部材200の各光量調整羽根部材は地板500の平面基準X−Xに対し、傾き方向は異なるが、絶対値は等しい傾斜αだけ傾いた姿勢で地板500にセットされ、それぞれ異なる平面上で回動動作する。この結果、羽根部材200の各光量調整羽根部材の6枚は密着すること無く間隔は一様ではないが、ある間隔を隔て保持され回動することになり、各光量調整羽根部材同士の接触部分が激減し、作動時に互いの面が密着して擦れることで発生する騒音を抑えることが出来る。
次に上述した光量調整装置Eを駆動する制御回路の一例を図9に基づいて説明をする。
そこで、まず図9により光量調整装置Eの光量調整回路Dの回路構成について説明する。図中、INはプロジェクタの図示せぬコントロール回路から出力された光量調整信号の入力端子、OUTは光量調整装置Eの作動時の光量調整レベルに応じた光量調整レベル信号の出力端子、+Vは光量調整回路Dの印加電圧、Gは接地端子、Q1乃至Q3は作動増幅器、PH(光電センサ70)は図5で示した光量調整装置Eにおける駆動モータ700のマグネットロータ720に対峙した位置に配設され、該マグネットロータ720の回転位置を磁気特性の変化により光量調整位置を検知する光センサである。
L1は図5で説明した駆動コイル、L2は制動コイル、C0は前記駆動コイルL1の両端間に接続され駆動コイルL1への駆動電流供給開始直後の変化を抑え、光量調整装置Eの光量調整速度を落すためのコンデンサC0<バイパスフィルタ(ハイパスフィルタ)>である。尚、他の抵抗、コンデンサについては光量調整回路Dを適正に作動させるように個々に適宜配置すれば良い。そして、その光量調整装置Eの駆動制御について説明すると、まずプロジェクタHのコントロール回路から投影する画像の光量を調整するための光量調整信号が入力端子INに入力される。一方、PH(光電センサ70)によりその時点での光量調整装置Eの光量調整レベル信号が検出され作動増幅器Q3で増幅され出力されている。
この結果、この二つの光量調整信号と光量調整信号とが回路点E1において比較され、その電位差により作動増幅器Q1及び作動増幅器Q2の電位差分に相当する正負いずれかの駆動電流が駆動コイルL1に流れ図5の駆動モータ700が回転される。この際に、制動コイルL2にマグネットロータ720の回転に伴って変化する磁気特性により、その変化量に応じた制動電流が制動コイルL2に流れマグネットロータ720の回転に制動をかけると共に、PH(光電センサ70)の検出値を変化し、先の回路点E1の電位差が無くなったところで駆動モータ700の回転が停止し、羽根部材200はその位置に停止する。
この駆動に際し、駆動コイルL1の両端間に接続されたコンデンサC0<バイパスフィルタ(ハイパスフィルタ)>により駆動コイルL1への駆動電流の立ち上がり変化が抑えられる。これによって、駆動開始直後の駆動モータ700の回転は除々に増大し、羽根部材200は緩やかに作動し、作動音が軽減される。
以上説明した光量調整装置Eを図2に示すプロジェクタ装置に採用した場合の光量制御について説明する。
前述の光量調整手段は使用する環境の明るさに応じて光量を調整するように制御する場合、或いは連続する投影画像の輝度変化に応じて制御する場合がある。前者の環境の明るさに応じて光量調整をする場合はプロジェクタ装置にラインセンサ、CCDセンサ、などの光電センサを設けて外部光を検出する。この光電センサの取付位置はプロジェクタ装置の外崖ケースにセンサを取付けて部屋の明るさを検出するか、予め定めた輝度のテスト画像をスクリーンに投射し、スクリーンから反射した光をプロジェクタに内蔵した光電センサで検出するかいずれかの方法を採る。
そして光電センサで電気的に検出した光量に基づいて光量調整する。この光量調整は例えば外部光の検出値と予め定めた基準値とを比較し、CPUなどの演算回路で光量の絞り量を算出して光量調整信号を光量調整装置に伝達する。一方投影画像の輝度変化に応じて光量調整する場合は例えば前述の像形成部に伝達される画像信号から輝度を算出し基準値と比較して光量調整信号を光量調整装置に伝達する。
光量調整装置では前述のように励磁コイル(駆動コイルと制動コイル)に電流が印加され、所定の位置に羽根部材が移動する。かかる過程で本発明は基板(上述の地板及び押え板)の光路開口にそれぞれ等間隔若しくは所定間隔で配置された複数の羽根部材はそれぞれ基端部を支軸に回動自在に支持され、基板に形成された羽根案内面に沿って回動することとなる。この回動によって各羽根部材の先端部は光路開口に臨み、その開口径を大小に形成することとなる。このとき、各羽根部材は羽根案内面が光路方向と直交する方向に高低差を有する傾斜面若しくは段差に形成されている為光路方向に所定角度傾斜して回動する。
本願発明に係わるプロジェクタ装置のシステム構成を示す説明図。 本願発明に係わるプロジェクタ装置の概略構成図。 本願発明に係わる光量調整装置のレイアウト説明図。 図3の装置における組立分解斜視図。 図4の装置の側断面を示す説明図。 本発明に係わる光量調整装置の説明図であり、同図(a)は光量調整装置の組込み状態を示す側断面図。同図(b)は光量調整装置の一部の拡大を示す説明図。 図5の装置の羽根部材を示す斜視図であり、同図(a)は羽根部材の重ね合わせ状態の説明図。同図(b)は羽根部材の形状を示す説明図。同図(c)は羽根部材の側面断面図。 図7の羽根部材と異なる構造を示す説明図であり、同図(a)は羽根部材の重ね合わせ状態の説明図。同図(b)は羽根部材の形状を示す説明図。同図(c)は羽根部材の側面断面図。 本願発明に係る光量調整装置を駆動する光量調整回路図。 従来の光量調整装置における羽根部材の説明図であり、同図(a)は羽根部材の重ね合わせ状態の説明図。同図(b)は羽根部材の形状を示す説明図。同図(c)は羽根部材の側面断面図。
符号の説明
1 光源
2 反射鏡
3 フィルタ
4 インテグレータレンズ
5a、5b 集光レンズ
8 液晶パネル
9 投影レンズ
10a、10b ダイクロイックミラー
11 合成プリズム
12a、12b、12c、12d 反射ミラー
50 ハーフミラー(ダイクロイックミラー)
60 集光レンズ
100 押え板(保持板)
200 光量調整手段(羽根部材)
300 保護カバー
400 伝動部材(作動リング)
500 地板(基板)
510 光路開口
600 作動アーム
700 駆動手段(駆動モータ)
C0 コンデンサ<バイパスフィルタ(ハイパスフィルタ)>
D 光量調整回路
E 光量調整装置
H プロジェクタ
PH 光センサ(光電センサ70)
S スクリーン

Claims (9)

  1. 光源からの光が通過する光路開口を有する基板と、
    先端部が上記光路開口に臨み基端部を上記基板に開閉自在に支持した少なくとも1つの羽根部材と、
    上記光路開口の口径を調整するよう上記羽根部材を開閉動する駆動手段とを備え、
    上記羽根部材は基端部から先端部の方向に所定長さの線条リブを有する扁平板で構成されていることを特徴とする光量調整装置。
  2. 前記羽根部材は前記光路開口に臨む先端部が互いに重なり合った複数の羽根部材で構成され、
    この各羽根部材に形成された前記線条リブは互いに交差するように重なり合わされていることを特徴とする請求項1記載の光量調整装置。
  3. 前記羽根部材の線条リブは互いに略平行する複数の突起条であることを特徴とする請求項1又は2記載の光量調整装置。
  4. 前記羽根部材の線条リブは前記光路開口に臨む内側縁部に基端部から先端部に渡って形成された突起条であることを特徴とする請求項1又は2記載の光量調整装置。
  5. 前記羽根部材は前記光路開口に臨む内側縁部に基端部から先端部に線条リブが形成され、
    この羽根部材の先端部中央にはタボ状突起が形成されていることを特徴とする請求項1記載の光量調整装置。
  6. 前記羽根部材は圧延成形による金属板で構成され、前記線条リブは圧延方向と略一致する方向に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5に記載の光量調整装置。
  7. 光源からの光が通過する光路開口を有する基板と、
    先端部が互いに重なり合って上記光路開口に臨み基端部を上記基板に回動自在に支持された複数の羽根部材と、
    上記各羽根部材と連結され上記基板の光路開口の周囲に回動自在に支持されたリング状の伝動部材と、
    この伝動部材を駆動する駆動手段とを備え、
    上記各羽根部材は基端部から先端部の方向に所定長さの線条リブを有し、
    この線条リブは略平行する複数の突起条で構成され、
    上記羽根部材は上記線条リブが互いに交差するように重ね合わされていることを特徴とする光量調整装置。
  8. 光源と、
    この光源からの光を像形成パネルを介してスクリーン上に投写する投写手段と、
    上記光源と像形成パネルとの間に配置され、
    上記光源からの光が通過する光路開口を有する基板と、
    先端部が上記光路開口に臨み基端部を上記基板に開閉自在に支持した少なくとも1つの羽根部材と、
    上記光路開口の口径を調整するよう上記羽根部材を開閉動する駆動手段とを備え、
    上記羽根部材は基端部から先端部の方向に所定長さの線条リブを有する扁平板で構成されていることを特徴とするプロジェクタ装置。
  9. 前記駆動手段は前記像形成パネルによる画像の輝度変化に応じて前記羽根部材を開閉する制御手段を備えていることを特徴とする請求項8記載のプロジェクタ装置。
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