JP2006018356A - オブジェクト配備操作システム、オブジェクト配備システム及び方法 - Google Patents

オブジェクト配備操作システム、オブジェクト配備システム及び方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 分散オブジェクトシステムにおけるオブジェクトの配備において、ユーザが多様な通信方式を選択できる。
【解決手段】 クライアントのインストール操作部200がオブジェクトの配備を要求する際に、サーバ側の配備システム210におけるプロトコルを判定し、判定したプロトコルが配備システム210に固有である場合、第一の接続部201がサーバスタブ202を介してシステム接続オペレーションの要求をサーバ側に送信する。サーバの第一の接続サービス部211はサーバスケルトン212を介して要求を受信し、システム接続オペレーションの要求を呼び出す。セッションの開始後、第一の接続部221は接続スタブ221等を介してオブジェクトの配備要求を送信する。第一の接続サービス部221は、接続スケルトン223等を介して配備要求を受信して所定の形式に変換し配備システム210に対して配備を依頼する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、分散オブジェクトシステムにおけるオブジェクトを配備するためのシステム及び方法に関する。
システムの機能を分割し、ネットワーク上のコンピュータにオブジェクトを分散配置して使用する分散オブジェクト技術が知られている。
分散オブジェクトを形成し、形成した分散オブジェクトを分散オブジェクトシステムにインストールするシステムの一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1のシステムでは、オブジェクトのプログラム又は利用者は、そのコードの中に通信インタフェース部分のみを書き込む。インストレーション手段は、そのようなコンポーネントを読み込んで、オブジェクトの実行場所となるコンポーネントと、オブジェクトリクエストブローカ機構を介して会話状態を保持する。ここで、構築される通信帯域では、コンポーネント通信制御インタフェースによってオブジェクト転送経路が成立する。サーバは、インストレーション手段から送信された分散オブジェクトを受信し、そのオブジェクトリファレンスを作成して、レジストレーションサービス手段に登録する。
特開平09−54685号公報(第9〜11頁、第3図)
しかし、上記のようなシステムでは、分散オブジェクトをシステムにインストールする際に、ユーザやシステム管理者が要件に応じた自由な通信技術、伝送制御プロトコルなどの会話手段を選択できないという第1の問題点がある。
また、第2の問題点は、従来のインストール方法では、分散オブジェクトの送信元と送信先とが1対1の関係と定義され、デプロイメント用オブジェクトを送信した先が当該オブジェクトの実行マシンとされており、デプロイメント用オブジェクトを複数のコンピュータにインストールすることについて考慮されていないことである。
また、第3の問題点は、オブジェクトが配備されたコンピュータ群とそれらにアクセスするクライアント間における通信経路を各コンピュータの負荷状況に応じて制御することについて考慮されていないことである。
また、第4の問題点は、インストール対象となる複数のサーバに対して、デプロイメント(配備)用オブジェクトの計画的なインストールや、オブジェクト配備システムが起点となって自律的にインストール(配備)/アンインストール(配備解除)の処理を行うことができないということである。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、分散オブジェクトシステムにおけるオブジェクトの配備において、オペレータや管理者等のユーザが多様な通信方式を選択できるシステム及び方法等を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、コンピュータ群に対してオブジェクトを配備するのに好適なシステム及び方法等を提供することである。
また、本発明の他の目的は、オブジェクトが配備されたコンピュータ群とクライアント間における通信経路を負荷状況に応じて制御することができるシステム及び方法等を提供することである。
また、本発明の他の目的は、コンピュータ群に対して計画的なオブジェクトの配備を可能とすることである。
また、本発明の他の目的は、オブジェクト配備システムが自律的にコンピュータ群に対してオブジェクトの配備や配備解除を行うことができるシステム及び方法等を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点に係るオブジェクト配備操作システムは、
分散オブジェクトシステムにおけるオブジェクトの配備を要求するためのオブジェクト配備操作システムであって、
オブジェクトの配備を要求するクライアント側の配備操作手段と、
前記配備操作手段によるオブジェクトの配備要求を受けて、サーバ側のオブジェクト配備システムにおけるプロトコルを判定する判定手段と、
前記判定手段により判定されたプロトコルが前記オブジェクト配備システムに固有のものである場合、サーバ側との接続を確立するためのシステム接続オペレーションの要求を送信する手段と、
前記システム接続オペレーションが呼び出され、サーバ側とのセッションが開始した後、前記配備操作手段によるオブジェクトの配備要求を送信する要求送信手段と、
を備えることを特徴とする。
前記判定手段により判定されたプロトコルが前記オブジェクト配備システムに固有のものでない場合、標準プロトコルに従って、前記配備操作手段によるオブジェクトの配備要求をサーバ側に送信する手段をさらに備えてもよい。
また、この発明の第2の観点に係るオブジェクト配備システムは、
分散オブジェクトシステムにおけるオブジェクトを配備するためのオブジェクト配備システムであって、
オブジェクトの配備を要求する際に当該オブジェクト配備システムにおけるプロトコルを判定し、判定されたプロトコルが当該オブジェクト配備システムに固有のものである場合、サーバ側との接続を確立するためのシステム接続オペレーションを要求し、セッションが開始した後、オブジェクトの配備を要求するクライアントからの、前記システム接続オペレーションの要求を受信して、当該システム接続オペレーションを呼び出す手段と、
前記システム接続オペレーションが呼び出され、クライアント側とのセッションが開始した後、前記クライアント側から受信したオブジェクトの配備要求を所定の形式に変換し、変換されたオブジェクトの配備要求に基づいて、オブジェクト配備オペレーションを呼び出す手段と、
を備えることを特徴とする。
前記クライアントは前記システム接続オペレーションの要求を送信するスタブを有してもよく、
前記スタブのオブジェクトリファレンスを、クライアントが参照可能なレジストリサービスに登録する登録手段をさらに備えてもよい。
前記クライアントは前記システム接続オペレーションの要求を送信するスタブを有してもよく、
前記スタブを前記クライアントへアップロードする手段を備えてもよい。
オブジェクトの配備先のコンピュータ群を示すリソース情報が記憶される記憶手段と、
オブジェクトの配備先となるコンピュータ群を指定し、当該コンピュータ群を示すリソース情報を前記記憶手段に登録する手段と、
前記リソース記憶手段に登録されたコンピュータ群にオブジェクトを配備する手段と、
を備えてもよい。
前記記憶手段に記憶されている前記リソース情報が示すコンピュータ群から、特定のオブジェクトの配備先のコンピュータ群を選択する手段と、
前記選択されたコンピュータ群と、前配特定のオブジェクトと、当該オブジェクトの予約動作期間と、が対応付けられたタスク予約情報を生成し、前記記憶手段に登録する手段と、
前記記憶手段に記憶される前記タスク予約情報に基づいて、コンピュータ群にオブジェクトを所定期間だけ配備する手段と、
を備えてもよい。
前記記憶手段に記憶されたタスク予約情報を指定する手段と、
前記指定されたタスク予約情報について、リソースの追加と解放の少なくとも一方に関する追加予約情報を追加して前記記憶手段に登録する追加登録手段と、
を備えてもよい。
前記追加登録手段により前記タスク情報に追加される前記追加予約情報は、動作期間の情報を含んでもよい。
オブジェクトの配備先となる各コンピュータの負荷状況を示す負荷状況情報を受信する手段と、
前記追加登録手段により前記タスク情報に追加される前記追加予約情報に、リソースの追加や解放の実行を当該配備システムが判断することを示す属性情報が設定されている場合、前記負荷状況情報と前記追加予約情報に基づいて、オブジェクトの配備とオブジェクトの配備解除の少なくとも一方を行う手段と、
をさらに備えてもよい。
オブジェクトが配備された各コンピュータについての前記負荷状況情報に基づいて、各前記コンピュータに対するリクエストを振り分けて、負荷を分散する手段をさらに備えてもよい。
当該配備システムが属するネットワークと異なる他のネットワークに属する配備システムと接続する手段をさらに備えてもよい。
また、この発明の第3の観点に係るオブジェクト配備方法は、
分散オブジェクトシステムにおけるオブジェクトを配備するためのオブジェクト配備方法であって、
クライアント側において、オブジェクト配備操作部がオブジェクトの配備を要求する際に、サーバ側のオブジェクト配備システムにおけるプロトコルを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより判定されたプロトコルがサーバ側のオブジェクト配備システムに固有のものである場合、サーバ側との接続を確立するためのシステム接続オペレーションの要求をサーバ側に送信するステップと、
サーバ側において、前記システム接続オペレーションの要求を受信して、当該システム接続オペレーションを呼び出すステップと、
前記システム接続オペレーションが呼び出され、クラアイントとサーバのセッションが開始した後、クライアント側からオブジェクトの配備要求を送信するステップと、
サーバ側で、前記クライアント側からオブジェクトの配備要求を受信し、当該配備要求を所定の形式に変換し、変換された配備要求に基づいて、オブジェクト配備オペレーションを呼び出すステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、分散オブジェクトシステムにおけるオブジェクトの配備において、オペレータや管理者等のユーザが多様な通信方式を選択できる。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの物理的構成図である。図示されるように、本システムは、ネットワークを介して接続される複数のコンピュータ101、ルーティングサーバ103、ルータ機器107等を備える。コンピュータ101、ルーティングサーバ103、ルータ機器107等は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含む制御部、ハードディスク装置等を含む記憶部、通信制御部等をそれぞれ具備している。コンピュータ102のROMや記憶部等にはCPUが実行する制御プログラムやオブジェクト(データとそれを操作するプログラムコード(メソッド)をカプセル化したもの)等が記憶されている。
なお、分散オブジェクトシステムにおいて、ネットワークに接続される各コンピュータ101では分散オブジェクトを処理するプロセスが、同一マシン内のメモリ空間で、あるいはネットワークに存在している二台以上のマシンのメモリ空間で、互いに通信できる。一般的には、オブジェクトの実態はサーバ側プロセスに常駐し、クライアントからのオペレーション要求に応答するように機能する。
図2は本発明の第1の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの論理的構成図の一例である。コンピュータ101のCPUがROMや記憶部等に記憶されている制御プログラム又はネットワークを介して取得した制御プログラムを実行することにより、インストール操作部200、第一の接続部201、サーバスタブ202、配備システム210、オブジェクト実行部240、第一の接続サービス部211、サーバスケルトン212、接続スケルトン223、接続スタブ221、第二の接続部230、第二の接続サービス部231、レジストリサービス部220等を実現する。
例えば、インストール操作部200、第一の接続部201、サーバスタブ202、接続スタブ221、第二の接続部230はクライアント側のコンピュータ101において実現され、配備システム210、第一の接続サービス部211、サーバスケルトン212、接続スケルトン223、第二の接続サービス部231はサーバ側のコンピュータ101において実現され、オブジェクト実行部240はオブジェクトが配備されるコンピュータ101において実現され、レジストリサービス部220は、接続スタブ221等のオブジェクトリファレンス等が登録されるコンピュータ101において実現される。
インストール操作部200は、オブジェクトの配備(インストール)を要求するためのものであり、例えばシステム管理ツール等の一部として機能する。
第一の接続部201は、サーバスタブ202や接続スタブ221とリンクして、インストール操作部200がサーバの配備システム210に接続できるように機能する。
サーバスタブ202と接続スタブ221は、第一の接続部201にリンクする。サーバスタブ202は、リクエストをサーバ側の分散オブジェクトシステムに適した形式でサーバ側に伝達するための処理を行う。接続スタブ221は、オブジェクト配備のリクエストをサーバ側に伝達するための処理を行う。
配備システム210は、分散オブジェクトを、実行するマシンへ配備(インストール)するために適した構成にカスタマイズして管理等し、オブジェクトをオブジェクト実行部240に配備等する。
オブジェクト実行部240は、分散オブジェクトの実体がプロセスとして機能するものである。
第一の接続サービス部211は、サーバスケルトン212、接続スケルトン223とリンクして、配備システム210がインストール操作部200からの接続を受け付けるための接続受信処理を行う。
サーバスケルトン212は、サーバスタブ202からのリクエストを分散オブジェクトシステムに適した形式で受信し、接続受信処理を担う第一の接続サービス部211に処理依頼する。
サーバスケルトン212と接続スケルトン223は、第一の接続サービス部211にリンクする。サーバスケルトン212は、サーバスタブ202に対応し、クライアントからのリクエストを配備システム210側の分散オブジェクトシステムに適した形式で受信して第一の接続サービス部211に渡すための処理を行う。接続スケルトン223は、接続スタブ221に対応し、クラアイントからのオブジェクト配備のリクエストを第一の接続サービス部211に渡すための処理を行う。
レジストリサービス部220は、オブジェクトリファレンスが登録される。
接続スタブ221は、例えばレジストリサービス部220に位置してもよい。この場合、例えば、第1の接続サービス部211が、ネットワーク100上の特定のコンピュータ101におけるレジストリサービス部220に接続スタブ221の情報を登録することによって、クライアントからの参照点として公開するようにしてもよい。
また、例えば、インストール操作部200が配備システム210にアクセスする以前は、接続スタブ221は、第一の接続サービス部211の中に位置し、インストール操作部200からの通信が開始されると、第一の接続サービス部211によりサーバスケルトン212を介してサーバスタブ202にアップロードされて、第一の接続部201にリンクされるようにしてもよい。
第二の接続部230は、通信プロトコルとして国際的に標準とされる規格や業界で標準的な規格に沿った通信方式を採用し、第一の接続部201、サーバスタブ202、接続スタブ221で構成する通信実行手段に代わってサーバ側と接続するための機能を有する。
第二の接続サービス部231は、通信プロトコルとして国際的に標準とされる規格や業界で標準的な規格に沿った通信方式を採用し、第一の接続サービス部211、サーバスケルトン212、接続スケルトン223で構成する通信実行手段に代わって、クライアント側と接続するための機能を有する。
第二の接続部230は、インストール操作部200においてオペレータや管理者等のユーザにより採用されたプロトコル固有の方法で第二の接続サービス部231との接続経路を指定して、配備などのオペレーション命令や伝送パスを確立する。
次に、第1の実施形態に係る分散オブジェクトシステムにおけるオブジェクト配備処理について図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、ネットワーク上の一のコンピュータ101におけるインストール操作部200は、ユーザによる入力操作に応じて、オブジェクトを配備するコンピュータ102(サーバ)のホスト名やIPアドレス、通信ポート番号等の情報を含む接続アドレス情報を入力する(ステップA1)。なお、接続アドレス情報は、例えば、オブジェクトを配備する複数のサーバ群を包含したサーバグループ名やドメイン名などの情報を含んでいてもよい。
次に、インストール操作部200は、入力した接続アドレス情報を解析して接続用通信プロトコルを選択する(ステップA2)。そして、インストール操作部200は、選択されたプロトコルが配備システム210に固有なプロトコルであるかを判定する(ステップA3)。
そして、選択されたプロトコルが配備システム210に固有な通信手段であると判定した場合(ステップA3:YES)、インストール操作部200は、サーバへのアクセス先として第一の接続部211にパスを張り、これに応じて、第一の接続部211は、接続アドレス情報をもとにサーバスタブ202経由で、他のコンピュータ101(サーバ)におけるサーバスケルトン212とネットワークを介して接続し、第一の接続サービス部211とのセッションを開始する(ステップS4)。サーバスタブ202とサーバスケルトン212は、第一の接続部201と第一接続サービス部211の接続を開始し、終了させる役割を果たす。
第一の接続サービス部211は、配備システム210にアタッチし、第一の接続部201からの接続要求を監視している。なお、第一の接続部201は通常、配備システム210とは異なるメモリ空間、異なるマシンに位置するが、これに限定されず、例えば同一のマシンにあってもよい。
第一の接続部201と第一の接続サービス部211とのセッションが開始されると、次に、オペレーション呼び出しの準備処理を行う(ステップA5)。オペレーション呼び出しには、クライアント・サーバ間のオペレーションインタフェースを規定した分散オブジェクトを用いる。この分散オブジェクトの接続スタブ221は、例えば第一の接続部201に予めリンクされている。
なお、他の方法により接続スタブ201を用意してもよい。例えば、接続スタブ221が予め第一の接続部201にリンクされておらず、第一の接続サービス部211に保管されている場合には、例えば、配備システム210が起動する初期処理で第一の接続サービス部211がレジストリサービス220に登録してもよい。この時点で接続スタブ221は任意のクライアントから参照可能となる。例えば、クライアントプログラムにより実現される第一の接続部201は、レジストリサービス部220に登録された接続スタブ221のオブジェクト参照を、現在使用中の分散オブジェクトシステム固有の方式に従ってルックアップする。ルックアップが完了すると、第一の接続部201のプロセス空間にローディングされて、オペレーションインタフェースを介した配備オペレーションが呼び出し可能状態となる。
また、接続スタブ221が第一の接続サービス部211の中に保管されている場合には、例えば、サーバスタブ202とサーバスケルトン212のセッション開始時に、そのセッションにより第一の接続サービス部211が接続スタブ221を第一の接続部201に転送してもよい。第一の接続部201は、接続スタブ221の受信が完了した時点で自身のプロセス空間に動的にローディングする。
なお、第一の接続サービス部211は、異なる複数の第一の接続部201と同時に接続を確立できる。しかし、第一の接続部201は、1つの第一の接続サービス部211としか接続できない。インストール操作部200は、異なるコンピュータ102に存在する接続サービス部(第一の接続サービス部211、第二の接続サービス部231)との複数の接続を有することが可能である。
オペレーション呼び出しの準備が完了すると、次に、インストール操作部200と配備システム210間で配備オペレーション用セッションを開始する(ステップA6)。以降、このセッションを用いて、分散オブジェクトを配備するための配備システムへの各種操作等が行われ、オブジェクトが指定されたマシンに配備される(ステップA7)。
また、ステップA3で、選択されたプロトコルが配備システム210に固有な通信手段ではないと判定された場合(ステップA3:NO)、インストール操作部200がリンクする他の標準通信プロトコルを利用できるかを判定する(ステップA8)。このとき、他の標準通信プロトコルを利用できず、インストール操作部200が認識できるプロトコルの範疇を超えている場合には(ステップA8:NO)、エラーとして終了する(ステップA10)。また、他の標準通信プロトコルを利用できると判定された場合(ステップA8:YES)、第二の接続部230がそのプロトコルに適したメッセージ電文を構築して第二の接続サービス部231に送信することによりセッションを開設する(ステップA9)。以降、このセッションを用いて、分散オブジェクトを配備するための配備システムへの各種操作が行われる(ステップA7)。
以上説明したように、この第1の実施形態では、配備システム210が提供する分散コンポーネントオブジェクトの配備方式(プロトコル)だけでなく、オペレータや管理者等のユーザが多様な通信プロトコルを選択できるように構成されている。ユーザが通信プロトコルを選択できることから、開発者が独自に用途に応じて機能を拡張したプラグイン可能なコネクタやアダプタを作成して拡張性が高い管理アーキテクチャを実現することが可能となる。
(第2の実施形態)
図4は本発明の第2の実施形態に係る分散オブジェクト配備システムの物理的構成図である。図示されるように、本システムでは、配備システムのプログラムを格納するコンピュータ420と、コンピュータ420とネットワークを介して接続される、操作プログラムを格納するコンピュータ410と、ネットワークを介してコンピュータ420と接続されるクラスタA430、クラスタB440を備える。ここでクラスタとは、コンピュータの集合体を1つの論理的な単位としてグループ化したものである。クラスタA430は、例えば、複数のコンピュータ431(431a、431b、431c、431d)等を含む。クラスタB440は、例えば、複数のコンピュータ431(431d、431e、431f、431g)等を含む。上記の各コンピュータ410、420、431は、CPU、ROM、RAM等を含む制御部、ハードディスク装置等を含む記憶部、通信制御部等をそれぞれ具備しており、ROMや記憶部等にはCPUが実行する制御プログラムやオブジェクト等が記憶されている。
なお、コンピュータ410における操作プログラムとコンピュータ420における配備システムのプログラムを同一のコンピュータ(コンピュータ410又は420)が有するようにしてもよい。また、コンピュータ410とコンピュータ420が接続されるネットワークと、コンピュータ420とクラスタA430、クラスタB431が接続されるネットワークと、が同一であってもよい。また、クラスタAとクラスタBがそれぞれ有するコンピュータやコンピュータ数は一例であり、これに限定されない。
図5は本発明の第2の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの論理的構成図の一例である。本システムは、コンピュータ410においてCPUがROMや記憶部等に記憶されている制御プログラム等を実行することにより実現されるインストール操作部500、コンピュータ420においてCPUがROMや記憶部等に記憶されている制御プログラム等を実行することにより実現される配備システム510を備える。
インストール操作部500は、配備システム510に会話的に命令の実行を要求するものであり、第1の実施形態におけるインストール操作部200と原理的に同等な動作フローによって、後述する接続サービス部511と通信する。この接続機能の他に、配備システム510に加わる機能に応じてインストール操作の項目も増える。
配備システム510は、接続サービス部511と、配備部512と、クラスタ管理部520と、記憶部530と、を備える。さらに、クラスタ管理部520は、リソース登録部521と、タスク作成部522と、タスク予約部523と、スケジュール登録部524と、を含む。また、記憶部530は、リソース記憶部531と、タスク計画記憶部532と、を含む。
接続サービス部511は、第1の実施形態における第一の接続サービス部211や第二の接続サービス部231と同様の機能を有し、要求受付監視処理を実行する。
配備部512は、第1の実施形態における配備システム210とほぼ同様の機能を有する。コンポーネントオブジェクトを配備先のサーバコンピュータにおけるオブジェクト実行部に展開してオブジェクトを活性化させる点は第1の実施形態と同一であるが、記憶部530に格納されたサーバコンピュータに関する情報に従ってオブジェクトを配備する点で第1の実施形態と相違する。
リソース登録部521は、コンポーネントオブジェクトを動作させるサーバコンピュータ(配備先のコンピュータ)に関する情報を入力し、グループ化されたコンピュータ群(クラスタ)に関する情報を出力してリソース記憶部531に格納する。
タスク作成部522は、タスクとなるコンポーネントオブジェクトと、その処理対象クラスタと、を対応付けて出力する。なお、クラスタの一覧は、リソース記憶部531から読み込む。
タスク予約部523は、タスク作成部522による出力データ(オブジェクトと、クラスタと、を対応づけたもの)に、そのタスクを開始する時間と停止する時間を示す時刻情報を加えてタスク予約情報を生成し、タスク計画記憶部532に格納する。
スケジュール登録部524は、タスク予約部523により登録された、既に予約済みのタスクに対してリソースの追加や解放を行う。
次に、第2の実施形態に係る分散オブジェクト配備システムにおける動作について図6を参照して説明する。
まず、インストール操作部500と配備システム510は第1の実施形態と同様にして接続処理を行い、接続済みの状況において、インストール操作部500が、配備システム510に配備オペレーションを要求し、この要求に応じて、配備システム510が、最初に配備可能なコンピュータ資源をクラスタ単位で登録する(ステップB1)。例えば、「クラスタA=サーバC1、サーバC2」、「クラスタB=サーバC3」の値が入力され、リソース記憶部531に記憶される。
次に、配備システム510は、コンポーネントオブジェクトの処理タスクを作成する(ステップB2)。また、作成したタスクを実行するクラスタ名をリソース記憶部531から取得する。そして、作成したタスクの情報(タスクID等)と、取得したクラスタ名、当該クラスタに処理依頼するコンポーネント名、開始/終了時刻の情報を入力してタスク予約情報を生成して登録することにより、予約を実行する(ステップB3)。入力値は例えば「タスク1=買い物コンポーネント、10:00〜16:30、クラスタA」等のようになる。また、タスク予約情報はタスク計画記憶部532に記憶される。
また、配備システム510は、コンポーネントオブジェクトの実行マシン構成を変更する場合には、登録済みタスクをタスク計画記憶部532から読み込み、コンピュータリソースの追加、解放などを行う。即ち、配備システム510は、タスク計画記憶部532の登録データの中から対象となるタスクを選択し(ステップB4)、必要な入力を行って、登録内容を更新する(ステップB5)。例えば、あるタスクについてリソースを追加する場合には、対象となるタスク予約情報を指定し、そのタスクについて、追加のクラスタ名と開始/終了時刻を入力する(例えば、「タスク1=買い物コンポーネント、13:00〜14:30、クラスタB」)。入力値は追加予約情報としてタスク計画記憶部532に追加記憶される。これにより、タスク計画に関する情報がタスク計画記憶部532に登録され、必要に応じて変更される。
そして、配備システム510における配備部512が、タスク計画記憶部532に登録されているタスク予約情報に従って、該当時刻(タスク予約情報に設定されている開始時間)になるとコンポーネントをクラスタ配下のサーバコンピュータに配備する処理を開始する(ステップB6)。また、該当時刻(タスク予約情報に設定されている終了時間)になると、配備部512はオブジェクトの配備を解除する処理を行う。
以上説明したように、この第2の実施形態によれば、コンポーネントオブジェクトを複数のサーバコンピュータ(クラスタ)に配備することができる。また、配備システム内で分散コンポーネントオブジェクトをサーバコンポーネントに配備する機能と、配備可能なサーバコンピュータを管理する機能と、が分離して構成されるため、コンピュータシステムを統合することによる運用コストを削減することができる。また、コンポーネントオブジェクトの動作期間も設定できるため、計画的にコンピュータ資源を割り当てることができ、加えて資源のスケジュール予約機能により予測可能な負荷に対する業務継続性を維持できる。
(第3の実施形態)
図7は本発明の第3の実施形態に係るオブジェクト配備システムの物理的構成図である。図示されるように、本システムでは、ネットワークを介して接続される、操作プログラムを格納するコンピュータ710と、配備システムのプログラムを格納するコンピュータ720と、クラスタA730と、クラスタB740と、を備える。クラスタA730は、例えば、コンピュータ731(731a、731b、731c等)と、負荷分散装置732を含む。クラスタB740は、例えば、コンピュータ731(731b、731c等)を含む。クラスタB740は、例えばクラスタA730に統合されている。本システムの構成は、負荷分散装置732を備える点以外は第2の実施形態とほぼ同様である。
図8は本発明の第3の実施形態に係るオブジェクト配備システムの論理的構成図の一例である。なお、本システムの構成要素のうち、第2の実施形態と同じもの(例えば、インストール操作部500、接続サービス部511等)についてはその説明を省略する。
配備システム810は、接続サービス部511と、クラスタ管理部820と、記憶部830と、配備部813と、負荷情報受信部814と、負荷振分要求部815と、を含む。
接続サービス部511は第2の実施形態と同様である。
クラスタ管理部820は、第2実施形態と同様のリソース登録部521とタスク作成部522とタスク予約部523と、スケジュール登録部824を備える。スケジュール登録部824は、第2の実施形態におけるスケジュール登録部524の機能に加えて、配備システム810の判断により配備処理の開始と終了を行うためのパラメータ(追加パラメータ)を入力・設定する機能を備える。
また、記憶部830は、第2の実施形態とリソース記憶部531と、タスク計画記憶部832と、を含む。タスク計画記憶部832に登録されるタスク予約情報は、第2の実施形態においてタスク計画記憶部532登録されるタスク予約情報に、追加のパラメータ(属性情報)のフィールドをさらに加えたデータ構造を有する。
配備部813は、第2の実施形態における配備部512の機能に加えて、負荷情報受信部814の指示のもとに、分散コンポーネントオブジェクトの配備や配備解除を行うことで、稼働するコンポーネントリソースを追加、縮退させる。
負荷情報受信部814は、サーバコンピュータの負荷上昇・下降を示す情報を負荷監視部821から受け取り、それらの負荷状況に応じて、自律的に、稼働させるサーバコンピュータ台数を判断して配備部813にリソースのスケールアップ、スケールダウンを要求する。
負荷振分要求部815は、サーバコンピュータのスケールアップが困難な状況下において、負荷情報受信部814等がサーバコンピュータの負荷不均衡状態を検出した場合に、過負荷な状態にあるサーバコンピュータへのクライアントアクセスの流入を制限し、低負荷な状態にあるサーバコンピュータへクライアントアクセスの流入を増加させるような各コンピュータの重み付け値を示すバランス調整構成情報を生成し、生成した情報を負荷分散装置732に送信・設定することで動的な負荷分散を実施する。
また、本実施形態では、クラスタA及びクラスタBにおける各コンピュータ731等は、CPU使用率や空きメモリ量などのコンピュータリソース負荷情報を負荷情報受信部814に送信する負荷監視部821を備える。
負荷分散装置732は、クライアントからサーバにアクセスする経路をサーバコンピュータの負荷状況に応じて動的に切り替えて負荷分散を行う。例えば、ロードバランサ、L4/L7スイッチ等の装置を用いてもよく、また、負荷分散を行うプログラムを一のコンピュータ731に格納して実行してもよい。
次に、第3の実施形態に係る分散オブジェクト配備システムにおけるオブジェクト配備処理について図9を参照して説明する。
まず、配備システム810には初期予約分として10:00から16:30までクラスタAのコンピュータに割り当てるようなタスク予約情報が作成され登録されていることとする。配備システム810は、このタスクに対して、スケールアップに備えたコンピュータ資源の追加予約を行う(ステップC1)。このとき、入力値は例えば「タスク1=買い物コンポーネント、OnDemand、クラスタB」のように、クラスタBに、スケールアップ対象であることを示すOnDemandパラメータを添える。
そして、配備システム810に登録されたタスク1が10:00に開始され、ある時刻に、クラスタAにおけるサーバコンピュータS1が過負荷を検出したこととする。すると、コンピュータS1における負荷監視部821は、配備システム810の負荷情報受信部814へ負荷上昇を通知する(ステップC2)。負荷上昇を認識した負荷情報受信部814は、サーバコンピュータをスケールアップするために、クラスタBへコンポーネントオブジェクトの配備を配備部813に命じる。
そして、ある時刻に、例えばクラスタBのサーバコンピュータS2だけが過負荷であることの通知を受けた場合(ステップC3)、負荷情報受信部814は、負荷振分要求部815に負荷均衡を処理するように命じ、再構築した振り分け構成を負荷分散装置732に設定する(例えば、負荷分散装置732に、「サーバS1、S3→流入増、S2→流入減」を設定する)。後に、全てのサーバコンピュータにおいて低負荷を検出した場合には、サーバコンピュータのコンポーネント配備解除(例えば、クラスタBにおける1台のサーバの配備解除)を指示する(ステップC4)。さらに、低負荷検出があれば、ステップC4と同様にして、クラスタBの他のサーバコンピュータのコンポーネント配備解除を指示する(ステップC5)。
以上説明したように、この第3の実施形態によれば、配備システムとサーバコンピュータが情報を共有するように構成されているため、分散コンポーネントオブジェクトの処理対象コンピュータを自律的にスケールアップ及びスケールダウンできる。これにより、稼働率改善による運用コストが削減される。また、予期しない負荷に対する業務継続性が向上する。
また、本実施形態によれば、コンポーネントオブジェクトが操作する各コンピュータの負荷を監視できるように構成されているため、コンピュータ資源の応答時間の低下に応じて、負荷を別のサーバにコンピュータに自動的に振り分けることができ、サーバコンピュータ群を1つのシステムと捉えた場合に、協調的に稼働するサーバに対する安定的でかつ一元的なアクセスポイントを提供することができる。
(第4の実施形態)
図10は本発明の第4の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの概要図である。図示されるように、本実施形態に係る分散オブジェクトシステムは、第3の実施形態に分散オブジェクトシステムが2つ以上ネットワークを介して接続される構成を有する。本実施形態に係るシステムは、第3の実施形態にかかるシステムを1つのホスティング環境と呼称すると、例えば、ホスティング環境A、ホスティング環境B、ホスティング環境Cの3つのホスティング環境を備える。
各ホスティング環境における配備システム1020は、第3の実施形態における配備システム810とほぼ同様の機能・構成を有するが、他のホスティング環境に接続するための接続部1022と、他のホスティング環境から接続されるための接続サービス部1023と、を備える点が相違する。接続部1022と接続サービス部1023は、第1の実施形態における接続部(第一の接続部、第二の接続部)と接続サービス部(第一の接続サービス部、第二の接続サービス部)同様の機能・構成を有する。互いの配備システム1020は、各々の管理下に置くサーバマシンやコンポーネントオブジェクトのライフサイクル状態(各サーバマシンの負荷状況や各オブジェクトの配備・解除状況等)を自己診断、他己診断等しながら、同時に、配備システム1020が別の配備システム1020と連鎖されていくことで、地理的には分散しているサーバマシンやコンポーネントオブジェクトの情報を相互に共有したグリッドシステムが形成される。各ホスティング環境の構成、各構成要素の処理機能は、第3の実施形態とほぼ同様である。
このオブジェクト配備システムの管理者あるいは分散コンポーネントオブジェクト(サーバ側アプリケーションプログラム)の管理者等のユーザは、コンピュータに格納される操作プログラムを起動することにより実現される操作部1010を用い、オブジェクトの配備を制御する。具体的には、ユーザは例えばホスティング環境Aの中のネットワーク、サーバコンピュータ、アプリケーションなどの収容計画や事前計画の設定を行う。この際、別のホスティング環境B、ホスティング環境Cにおけるマシンも連携リソースに加えて、配信システム1020に設定・登録する。このような他のホスティング環境についてもリソースに追加する場合には、セキュリティを保持するため認証機構を用いてユーザの認証を行ってもよい。そして、このような連携についての設定が完了すると、ホスティング環境Aの配備システム1020は、ホスティング環境Bとホスティング環境Cの両方に含まれるサーバコンピュータを第3の上述のような任意のタイミング(予約時間や配信システムの判断により決定されるタイミング等)で利用することができる。
例えばある時点で一のホスティング環境(例えば、ホスティング環境A)において現在稼働中のサーバコンピュータの処理負荷の上昇を検出した場合、あるいは、何らかの障害を検出するなどにより処理を継続することが困難だと判断した場合、そのホスティング環境の配備システム1020は、接続部1022を介して他のホスティング環境(例えば、ホスティング環境B)の接続サービス部1023へ接続する。接続が確立されて準備が整うと、ホスティング環境Aの配備システム1020は、ホスティング環境Bの配備システムへコンポーネントオブジェクトの追加配備を要求する。これに応じて、ホスティング環境Bの配備システムは、直ちに、当該ホスティング環境下のサーバコンピュータの中からマシンを割り当ててコンポーネントを配備する。クライアント端末からのアクセスは、2つのホスティング環境のマシンに振り分けられるため、業務を継続することができる。
このように複数の接続部を有する配備システムの特徴は、接続する他のホスティング環境の用途、例えば、プロジェクトや部門などの間で情報資源を融通、共有できる。これは、配備システムに登録されたタスク情報や負荷情報、さらにコンピュータ構成とコンピュータ自身のリソース情報などが配備システム間で相互に参照し合えるからである。このようなグリッド化されたシステムでは、分散コンポーネントオブジェクトをグローバルな位置で動作させることを可能にし、大規模かつ膨大な処理コストと時間を必要とする計算プログラムを僅かな時間で完了させることができる。さらに、資源管理の面からみると、各管理クラスタあるいはドメイン、部門、組織によって別々に管理されている資源の統合と把握も容易に実現できる。
以上説明したように、本発明によれば、相互に連結されたアプリケーションサーバのクラスタ間で分散オブジェクトを配備する装置や、サーバクラスタ間のジョブ調整や各サーバの負荷を監視する運用管理ミドルウェアなどの用途に適用できる。また、ホスティングサービスやハウジングサービスを提供するインターネットデータセンタ事業者にも適用可能である。
なお、この発明のシステムは、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、上述の動作を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体(FD、CD−ROM、DVD等)に格納して配布し、該プログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行するコンピュータ101、410、420、710、720、731、732等を構成してもよい。また、インターネット等のネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置に格納しておき、例えばコンピュータにダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OSが分担又はOSとアプリケーションの共同により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロード等してもよい。
本発明の第1の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの物理的構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの論理的構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの処理動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの物理的構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの論理的構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの処理動作を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの物理的構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの論理的構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの処理動作を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態に係る分散オブジェクトシステムの概要図である。
符号の説明
101、410、420、431、710、720、731 コンピュータ
103 ルーティングサーバ
107 ルータ機器
200、500 インストール操作部
201 第一の接続部
202 サーバスタブ
210、510、810、1020 配備システム
240 オブジェクト実行部
211 第一の接続サービス部
212 サーバスケルトン
223 接続スケルトン
221 接続スタブ
230 第二の接続部
231 第二の接続サービス部
220 レジストリサービス部
430、730 クラスタA
440、740 クラスタB
511 接続サービス部
512、813 配備部
520、820 クラスタ管理部
521 リソース登録部
522 タスク作成部
523 タスク予約部
524、824 スケジュール登録部
530、830 記憶部
531 リソース記憶部
532 タスク計画記憶部
814 負荷情報受信部
815 負荷振分要求部
820 クラスタ管理部
832 タスク計画記憶部
1022 接続部
1023 接続サービス部

Claims (13)

  1. 分散オブジェクトシステムにおけるオブジェクトの配備を要求するためのオブジェクト配備操作システムであって、
    オブジェクトの配備を要求するクライアント側の配備操作手段と、
    前記配備操作手段によるオブジェクトの配備要求を受けて、サーバ側のオブジェクト配備システムにおけるプロトコルを判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定されたプロトコルが前記オブジェクト配備システムに固有のものである場合、サーバ側との接続を確立するためのシステム接続オペレーションの要求を送信する手段と、
    前記システム接続オペレーションが呼び出され、サーバ側とのセッションが開始した後、前記配備操作手段によるオブジェクトの配備要求を送信する要求送信手段と、
    を備えることを特徴とするオブジェクト配備操作システム。
  2. 前記判定手段により判定されたプロトコルが前記オブジェクト配備システムに固有のものでない場合、標準プロトコルに従って、前記配備操作手段によるオブジェクトの配備要求をサーバ側に送信する手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のオブジェクト配備操作システム。
  3. 分散オブジェクトシステムにおけるオブジェクトを配備するためのオブジェクト配備システムであって、
    オブジェクトの配備を要求する際に当該オブジェクト配備システムにおけるプロトコルを判定し、判定されたプロトコルが当該オブジェクト配備システムに固有のものである場合、サーバ側との接続を確立するためのシステム接続オペレーションを要求し、セッションが開始した後、オブジェクトの配備を要求するクライアントからの、前記システム接続オペレーションの要求を受信して、当該システム接続オペレーションを呼び出す手段と、
    前記システム接続オペレーションが呼び出され、クライアント側とのセッションが開始した後、前記クライアント側から受信したオブジェクトの配備要求を所定の形式に変換し、変換されたオブジェクトの配備要求に基づいて、オブジェクト配備オペレーションを呼び出す手段と、
    を備えることを特徴とするオブジェクト配備システム。
  4. 前記クライアントは前記システム接続オペレーションの要求を送信するスタブを有し、
    前記スタブのオブジェクトリファレンスを、クライアントが参照可能なレジストリサービスに登録する登録手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載のオブジェクト配備システム。
  5. 前記クライアントは前記システム接続オペレーションの要求を送信するスタブを有し、
    前記スタブを前記クライアントへアップロードする手段を備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載のオブジェクト配備システム。
  6. オブジェクトの配備先のコンピュータ群を示すリソース情報が記憶される記憶手段と、
    オブジェクトの配備先となるコンピュータ群を指定し、当該コンピュータ群を示すリソース情報を前記記憶手段に登録する手段と、
    前記リソース記憶手段に登録されたコンピュータ群にオブジェクトを配備する手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載のオブジェクト配備システム。
  7. 前記記憶手段に記憶されている前記リソース情報が示すコンピュータ群から、特定のオブジェクトの配備先のコンピュータ群を選択する手段と、
    前記選択されたコンピュータ群と、前配特定のオブジェクトと、当該オブジェクトの予約動作期間と、が対応付けられたタスク予約情報を生成し、前記記憶手段に登録する手段と、
    前記記憶手段に記憶される前記タスク予約情報に基づいて、コンピュータ群にオブジェクトを所定期間だけ配備する手段と、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載のオブジェクト配備システム。
  8. 前記記憶手段に記憶されたタスク予約情報を指定する手段と、
    前記指定されたタスク予約情報について、リソースの追加と解放の少なくとも一方に関する追加予約情報を追加して前記記憶手段に登録する追加登録手段と、
    を備えることを特徴とする請求項7に記載のオブジェクト配備システム。
  9. 前記追加登録手段により前記タスク情報に追加される前記追加予約情報は、動作期間の情報を含む、
    ことを特徴とする請求項8に記載のオブジェクト配備システム。
  10. オブジェクトの配備先となる各コンピュータの負荷状況を示す負荷状況情報を受信する手段と、
    前記追加登録手段により前記タスク情報に追加される前記追加予約情報に、リソースの追加や解放の実行を当該配備システムが判断することを示す属性情報が設定されている場合、前記負荷状況情報と前記追加予約情報に基づいて、オブジェクトの配備とオブジェクトの配備解除の少なくとも一方を行う手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項8又は9に記載のオブジェクト配備システム。
  11. オブジェクトが配備された各コンピュータについての前記負荷状況情報に基づいて、各前記コンピュータに対するリクエストを振り分けて、負荷を分散する手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項10に記載のオブジェクト配備システム。
  12. 当該配備システムが属するネットワークと異なる他のネットワークに属する配備システムと接続する手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項6乃至12のいずれか1項に記載のオブジェクト配備システム。
  13. 分散オブジェクトシステムにおけるオブジェクトを配備するためのオブジェクト配備方法であって、
    クライアント側において、オブジェクト配備操作部がオブジェクトの配備を要求する際に、サーバ側のオブジェクト配備システムにおけるプロトコルを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより判定されたプロトコルがサーバ側のオブジェクト配備システムに固有のものである場合、サーバ側との接続を確立するためのシステム接続オペレーションの要求をサーバ側に送信するステップと、
    サーバ側において、前記システム接続オペレーションの要求を受信して、当該システム接続オペレーションを呼び出すステップと、
    前記システム接続オペレーションが呼び出され、クラアイントとサーバのセッションが開始した後、クライアント側からオブジェクトの配備要求を送信するステップと、
    サーバ側で、前記クライアント側からオブジェクトの配備要求を受信し、当該配備要求を所定の形式に変換し、変換された配備要求に基づいて、オブジェクト配備オペレーションを呼び出すステップと、
    を備えることを特徴とするオブジェクト配備方法。
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