JP2006006358A - 携帯用シミ取りスプレー - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡便かつ容易にシミ、汚れ等を除去することができ、シミ抜き剤が皮膚を荒らしたり、布地を傷めたりする虞もない携帯用シミ取りスプレーを提供する。
【解決手段】 シミ取り剤Sを注入した本体部3と、シミ取り剤Sを噴出する噴出部4とから構成されるスプレー容器2内に、シミ取り剤Sとして炭酸水(H2CO3)を注入する。炭酸水(H2CO3)として、水(H2O)に二酸化炭素(CO2)を2.0〜14.0重量%溶解させたもの、又、水素イオン濃度がpH5.0〜13.0のものを使用するのが好ましい。
【選択図】 図1
【解決手段】 シミ取り剤Sを注入した本体部3と、シミ取り剤Sを噴出する噴出部4とから構成されるスプレー容器2内に、シミ取り剤Sとして炭酸水(H2CO3)を注入する。炭酸水(H2CO3)として、水(H2O)に二酸化炭素(CO2)を2.0〜14.0重量%溶解させたもの、又、水素イオン濃度がpH5.0〜13.0のものを使用するのが好ましい。
【選択図】 図1
Description
本発明は、外出等した際に衣服等に付着したシミ、汚れ等を簡便かつ容易に除去できると共に、皮膚、布地等にシミ取り剤が付着しても、皮膚を荒らしたり、布地を傷めたりしない携帯用シミ取りスプレーに関する。
外出等した際に衣服等にシミ、汚れ等が付着した場合、後になって、家庭においてシミ抜き剤等を用いてシミ、汚れ等を除去したり、クリーニング業者に依頼してシミ、汚れ等を除去していたが、既に相当の時間が経過しているため、シミ、汚れ等が衣服等に強固に付着して、完全に除去することはできなかった。
そこで、特許文献1に開示される如く、塗布部7を有するシミ抜き剤収納部2と吸収体を収納する吸収体収納部3とを着脱自在に設けた携帯用シミ抜き具1が提案されている。
この携帯用シミ抜き具1は、外出時にバック等に挿入して携帯することができ、シミ、汚れ等が衣服等に付着した場合に、直ちにシミ、汚れ等を除去することができる。
この携帯用シミ抜き具1は、外出時にバック等に挿入して携帯することができ、シミ、汚れ等が衣服等に付着した場合に、直ちにシミ、汚れ等を除去することができる。
しかし、上記携帯用シミ抜き具1は、シミ、汚れ等を除去する際、吸収体収納部3に収納された吸収体上にシミ、汚れが付着した衣服の部分を載せ、その部分に塗布部7を押圧してシミ抜き剤収納部2からシミ抜き剤を滲み出させ、シミ、汚れ等を除去するため、衣服を着たままシミ抜きするのは容易ではなかった。
又、上記携帯用シミ抜き具1は、シミ抜き剤としてメチルアルコール、アルキルベンゼンスルホネート、次亜塩素酸ソーダ等の溶剤、界面活性剤、酸化還元剤等を使用しているため、シミ抜き剤が皮膚、布地等に付着すると、皮膚を荒らしたり、布地を傷めたりする虞があった。
さらに、シミ、汚れが付着した衣服の部分に塗布部7を押圧してシミ抜き剤収納部2からシミ抜き剤を滲み出させるため、使用時に塗布部7にシミ、汚れが付着し易く、次回使用時に、塗布部7に付着したシミ、汚れが衣服に移って、却って、衣服にシミ、汚れを付着させてしまう虞もあった。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みて為されたものであって、その目的とするところは、衣服を着たまま簡便かつ容易にシミ、汚れ等を除去することができ、シミ抜き剤が皮膚を荒らしたり、布地を傷めたりする虞がなく、さらに、次回使用時に、衣服にシミ、汚れ等が付着する虞もない携帯用シミ取りスプレーを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、シミ取り剤を注入した本体部と、シミ取り剤を噴出する噴出部とから構成されるスプレー容器内に、シミ取り剤として炭酸水を注入したことを特徴とする携帯用シミ取りスプレーである。
前記炭酸水としては、水に二酸化炭素を2.0〜14.0重量%溶解させたものを使用するのが好ましく、又、水素イオン濃度がpH5.0〜13.0のものを使用するのが好ましい。
以下、本発明の携帯用シミ取りスプレーの好適な実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の携帯用シミ取りスプレーの外観斜視図、図2は、本発明の携帯用シミ取りスプレーの使用状態を示す説明図である。
図1は、本発明の携帯用シミ取りスプレーの外観斜視図、図2は、本発明の携帯用シミ取りスプレーの使用状態を示す説明図である。
本発明の携帯用シミ取りスプレー1は、薄肉金属製スプレー容器2内に、水(H2O)に二酸化炭素(CO2)を高圧下で溶解させた炭酸水(H2CO3)をシミ取り剤Sとして注入したものである。
スプレー容器2は、図1に示すように、ステンレス、アルミニウム等の金属材料から成形し、注入した炭酸水(H2CO3)から発生する二酸化炭素(CO2)の圧力に耐えられる程度の肉厚とした本体部3と、充満した二酸化炭素(CO2)の圧力によって炭酸水(H2CO3)を噴出させる噴出部4とから構成され、噴出部4には炭酸水(H2CO3)の噴出方向を規定するノズル41を突設してある。
又、スプレー容器2は、外出時にバック等に挿入して携帯することができる大きさに成形される。それによって、外出時においてシミ、汚れ等が衣服等に付着した場合に、その場で直ちに、シミ、汚れ等を除去することができる。
尚、必ずしも外出時に限らず、家庭、職場等において常時装備しておき、シミ、汚れ等が衣服等に付着した場合に、その場でシミ、汚れ等を除去するようにしてもよい。
尚、必ずしも外出時に限らず、家庭、職場等において常時装備しておき、シミ、汚れ等が衣服等に付着した場合に、その場でシミ、汚れ等を除去するようにしてもよい。
本発明の携帯用シミ取りスプレー1における特徴は、シミ取り剤Sとして炭酸水(H2CO3)を採用し、これを噴出させるようにした点にある。
そして、炭酸水(H2CO3)としては、水(H2O)に二酸化炭素(CO2)を2.0〜14.0重量%、好ましくは5.0〜11.0重量%、特に好ましくは7.0〜9.0重量%溶解させたものを使用する。
そして、炭酸水(H2CO3)としては、水(H2O)に二酸化炭素(CO2)を2.0〜14.0重量%、好ましくは5.0〜11.0重量%、特に好ましくは7.0〜9.0重量%溶解させたものを使用する。
又、炭酸水(H2CO3)としては、水素イオン濃度(pH)が弱酸性から中性に相当するpH5.0以上8.0以下、弱アルカリ性に相当するpH8.0超過11.0以下、又、アルカリ性に相当するpH11.0超過13.0以下のものを使用する。
特には、膨潤作用、洗浄作用が大きくなる弱アルカリ性又はアルカリ性のものを使用するのが好ましく、このような炭酸水(H2CO3)によれば、シミ、汚れ等を除去する効果はより高くなる。
尚、炭酸水(H2CO3)は、通常、弱酸性であるが、水(H2O)に含有されるカルシウム(Ca)、マグネシウム(Ma)イオン等の分量によって、適宜アルカリ性を呈するようになる。
特には、膨潤作用、洗浄作用が大きくなる弱アルカリ性又はアルカリ性のものを使用するのが好ましく、このような炭酸水(H2CO3)によれば、シミ、汚れ等を除去する効果はより高くなる。
尚、炭酸水(H2CO3)は、通常、弱酸性であるが、水(H2O)に含有されるカルシウム(Ca)、マグネシウム(Ma)イオン等の分量によって、適宜アルカリ性を呈するようになる。
本発明の携帯用シミ取りスプレー1は、図2に示すように、衣服5にシミ6が付着した部分の近傍に位置させ、噴出部4を押下することによって、炭酸水(H2CO3)をノズル41からシミ6に向けて噴出する。
この際、衣服5のシミ6が付着した部分の裏側面に、ハンカチ、タオル等を添えておくのが好ましい。
この際、衣服5のシミ6が付着した部分の裏側面に、ハンカチ、タオル等を添えておくのが好ましい。
噴出された炭酸水(H2CO3)は、衣服5のシミ6が付着した部分に到達すると、噴出圧及び炭酸水の発泡圧によって物理的に、又、発泡した炭酸水が布地を膨潤させることによって、シミ6を布地から離反、除去させようとする。
そして、離反、除去されたシミ6は、衣服5のシミ6が付着した部分の裏側面に添えたハンカチ、タオル等に転写される。
そして、離反、除去されたシミ6は、衣服5のシミ6が付着した部分の裏側面に添えたハンカチ、タオル等に転写される。
以上の如く、本発明の携帯用シミ取りスプレー1は、衣服5にシミ6が付着した部分の近傍に位置させ、炭酸水(H2CO3)をノズル41から噴出するだけでシミ、汚れ等を除去することができるから、衣服を着たまま簡便かつ容易にシミ、汚れ等を除去することができる。
又、シミ取り剤Sとして溶剤、界面活性剤等を使用せず、皮膚、布地等に影響を及ぼさない炭酸水(H2CO3)を使用したから、シミ取り剤Sが皮膚、布地等に付着したとしても、特に何等の問題もなく、皮膚を荒らしたり、布地を傷めたりする虞はない。
さらに、炭酸水(H2CO3)をノズル41から噴出することによって、シミ、汚れ等を除去するものであるから、次回使用時に、携帯用シミ取りスプレー1からシミ、汚れが衣服に移って、衣服にシミ、汚れを付着させてしまう虞もない。
又、本発明の携帯用シミ取りスプレー1は、スプレー容器2内に炭酸水(H2CO3)をシミ取り剤Sとして注入したものであるから、構成が簡易であり、製造コストも極めて安価である。
1 携帯用シミ取りスプレー
2 スプレー容器
3 本体部
4 噴出部
41 ノズル
S シミ取り剤
2 スプレー容器
3 本体部
4 噴出部
41 ノズル
S シミ取り剤
Claims (3)
- シミ取り剤を注入した本体部と、シミ取り剤を噴出する噴出部とから構成されるスプレー容器内に、シミ取り剤として炭酸水を注入したことを特徴とする携帯用シミ取りスプレー。
- 前記炭酸水として、水に二酸化炭素を2.0〜14.0重量%溶解させたものを使用することを特徴とする請求項1に記載の携帯用シミ取りスプレー。
- 前記炭酸水として、水素イオン濃度がpH5.0〜13.0のものを使用することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯用シミ取りスプレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004183331A JP2006006358A (ja) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | 携帯用シミ取りスプレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004183331A JP2006006358A (ja) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | 携帯用シミ取りスプレー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006006358A true JP2006006358A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35774246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004183331A Pending JP2006006358A (ja) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | 携帯用シミ取りスプレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006006358A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112010001382T5 (de) | 2009-03-27 | 2012-05-24 | Hitachi High-Technologies Corp. | Pipettierdüse für Autoanalysator, Verfahren zu ihrer Herstellung und Autoanalysator, der sieverwendet |
DE112010001385T5 (de) | 2009-03-27 | 2012-05-24 | Hitachi High-Technologies Corp. | Analyseautomat und Pipettierspitze für einen Analyseautomaten |
KR101802075B1 (ko) | 2016-06-15 | 2017-11-28 | 학교법인혜화학원 | 항아토피성이 우수한 인공 탄산수 |
-
2004
- 2004-06-22 JP JP2004183331A patent/JP2006006358A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE112010001382T5 (de) | 2009-03-27 | 2012-05-24 | Hitachi High-Technologies Corp. | Pipettierdüse für Autoanalysator, Verfahren zu ihrer Herstellung und Autoanalysator, der sieverwendet |
DE112010001385T5 (de) | 2009-03-27 | 2012-05-24 | Hitachi High-Technologies Corp. | Analyseautomat und Pipettierspitze für einen Analyseautomaten |
KR101802075B1 (ko) | 2016-06-15 | 2017-11-28 | 학교법인혜화학원 | 항아토피성이 우수한 인공 탄산수 |
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